平成27年度 事業計画書 - 一般財団法人 宮崎県建築住宅センター

平成27年度
事業計画書
一般財団法人宮崎県建築住宅センター
【基本方針】
当センターの設立目的である「住宅等の質の向上と安全性の確保を図るとともに、
住まいづくりに関する情報の提供及び相談並びに知識の普及を通じて、県民が安全
で安心して暮らせる地域社会の形成に寄与すること」を目指し、県民の安全で安心
できる住まいづくりの総合支援機関として、建築確認及び検査に関する業務や住宅
性能評価に関する業務等を「迅速」「丁寧」「適正」に執行していく。
また、ワンストップ利用の更なる活用促進を図るとともに、業務拡大に向けた新
たなサービスメニューの創設や審査・検査体制の充実、国の住宅政策関連委託事業
の導入等、多様な事業に取り組むこととする。
加えて、一般財団法人としての公益目的支出計画による公益目的事業の着実な推
進に取り組むこととする。
平成27年度は、これらの基本方針を踏まえ以下の事業を実施する。
【事業計画】
1.住まいづくり支援事業
(1)建築確認検査業務
建築基準法に基づく宮崎県知事指定確認検査機関として、建築確認及び完了
検査に係る業務を行う。
(2)住宅瑕疵担保責任保険等業務
特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律に基づく指定保険法人か
らの委託を受け、各保険法人の提供する保険に係る業務を行う。
①
住宅保証機構(株)との委託契約により、宮崎県下の統括事務機関として、
まもりすまい保険等を利用する住宅事業者の届出受付、保険加入住宅の申込
受付、現場検査等の業務を行う。
②
住宅保証機構(株)との委託契約により、すまい給付金制度の対象となる住
宅要件に関する検査業務を行う。
③
ハウスプラス住宅保証(株)との委託契約により、ハウスプラス住宅保険の
現場検査業務を行う。
(3)住宅金融支援機構適合証明業務
独立行政法人住宅金融支援機構との業務協定に基づき、証券化支援事業(フ
ラット35)に係る適合証明業務及び機構融資事業に係る住宅の審査等の業務
を行う。
また、同機構から委託を受け、災害復興住宅融資等に係る住宅の工事審査業
務を行う。
(4)住宅性能評価等業務
住宅の品質確保の促進等に関する法律に基づく登録住宅性能評価機関として
以下の性能評価関連業務を行う。
①住宅性能評価業務
住宅の品質確保の促進等に関する法律に基づく住宅性能表示制度による日
本住宅性能表示基準等に基づく住宅の性能に関する評価業務を行う。
②長期優良住宅技術的審査業務
長期優良住宅の普及の促進に関する法律に基づき長期優良住宅等建築等計
画申請に係る認定基準への適合に関する技術的審査業務を行う。
③低炭素建築物技術的審査業務
都市の低炭素化の促進に関する法律に基づき、低炭素建築物新築等計画申
請に係る認定基準への適合に関する技術的審査業務を行う。
④現金取得者向け新築対象住宅証明業務
すまい給付金制度の対象となる住宅要件に関する審査業務を行う。
⑤地域型住宅ブランド化事業補助金交付申請受付業務
国土交通省関係の補助事業である地域型住宅ブランド化事業補助金の交付
申請の受付及び申請内容の審査を行う。
⑥木材利用ポイント申請受付業務
林野庁の木材利用ポイント事業におけるポイント発行申請の受付等に関す
る業務を行う。
⑦リフォーム業務品質審査業務
一般社団法人ベターライフリフォーム協議会への入会を希望するリフォー
ム事業者について、同協議会が定めたリフォーム業務品質基準の審査業務を
行う。
⑧省エネ住宅ポイント業務
省エネ住宅ポイント発行申請の受付・審査業務を行う。
(5)介護保険等住宅改修審査業務
関係市町(宮崎市及び国富町)との委託契約により、介護保険等住宅の改修
工事に係る技術審査業務を行う。
(6)耐震診断等判定業務
県内の既存建築物の安全性の確保を図るため、その耐震診断や耐震改修計画
に関し、建築物の耐震改修の促進に関する法律に基づく耐震診断及び耐震改修
の技術的指針に則り耐震性能評価に対する技術的判定業務を行う。
(7)昇降機等定期検査報告書報告代行業務
県内に設置された昇降機等の所有者から依頼のある、建築基準法第12条の
規定に基づく定期検査報告制度に係る昇降機等定期検査報告書について、その
内容の形式審査や取りまとめを行い、所管特定行政庁への報告を代行する業務
を行う。
(8)図書販売業務
独立行政法人住宅金融支援機構が実施する証券化支援事業(フラット35)
を活用する県民の利便性向上を図るため、フラット35に係る木造住宅工事仕
様書(住宅金融支援機構監修)等の販売業務を行う。
2.公益目的事業
(1)耐震化リフォーム推進事業
県民の命を守る住宅耐震化を促進するため、耐震診断費用の自己負担相当額
の助成や情報提供、耐震診断後のリフォーム相談等の業務を行う。