2009年 10月 22日発表報道関係者各位日本ドメイン名事業者協会日本国内のドメイン名に携わる事業者 15社が連携しドメイン名の健全かつ効率的な普及、推進支援を図る「日本ドメイン名事業者協会」を発足 (1)設立背景と目的ここ数年、ドメイン登録業界を取り巻く環境は大きな変革期を迎えています。2010年には ICANN('1)による新しいトップレベルドメイン 2)の申請が大幅に緩和され、IDN― ccTLD(・ 31や g 「.jp」と TLD← υは数百あるいはそれ以上に増加すると見込まれております。国内においても、ならぶ新たな国別トップレベルドメインについて、総務省情報通信審議会のインターネット基「.日本」の導入が決定されました。盤委員会で検討が行われ、 (☆ 一方、ccTLDの登録実数や、ICANNでの発言力などを勘案しますと、日本が他の IT先進国に比べ、ドメインの普及が十分であるとは言い難い状況にあると考えられます。(資料参照) この状況を鑑み、多くのドメイン登録業務を行っている事業者や有識者などから広く意見を ° 募り、日本国内の ICANN公認レジストラ ♪で議論を重ねた結果、ドメイン名の効率的な普及、促進の支援には、日本国内においてドメイン名に携わる事業者が連携して取り組む必要があ「日本ドメイン名事業者協るとの認識を持つにいたり、本日 10月 22日に設立総会を開き、会」を正式に発足いたしました。は今後もレジストリ ∂、レジストラ、代理店などドメインに携わるすべての事業者に対して広く門戸を開放し、活動を行ってまいります。 (2)活動内容「日本国内におけるドメイン名に携わる事業者が連携してドメイン名の効率的な普及、推進の支援を図ることをもつて、国内におけるIT産業の振興に資すること」上記目的を達成するために、以下の活動を行つてまいります。 1.ドメイン名の効率的な普及、推進を支援するための事業の企画。実施 2.ドメイン名に関する関係団体等との連携・交流。支援 3.ドメイン名に関する普及啓発や情報の収集。発信 4.ドメイン名に関する技術者の人材育成支援 5。その他協会の目的を達成するために必要な事業 (3)初年度活動方針初年度は以下の活動を中心に行ってまいります。 1.ICANNその他の国内外の団体に対して事業者として積極的な発言 2.「。日本」レジストリ選定にあたつての意見収集および日本インターネットドメイン名協議会への参加、発言 3.ドメイン事業に関連する情報発信 4.ドメイン利用普及促進と業界全体の活性化 (4)組織形態ならびに体制組織形態は当初任意団体とし、理事長には、GMOインターネット株式会社西山裕之が就任いたしました。事務局は株式会社インターリンク内に設置し、国内の IT産業の振興を資するための様々な活動を行ってまいります。理事西山磯部田中出澤福長横山吉田裕之員人非Б 裕岡1 和子正健吾 GMOインターネット株式会社専務取締役 (理事長 ) バファーストサー株式会社代表取締役 (冨 1理事長 ) さくらインターネット株式会社代表取締役社長 (冨 1理事長 ) 株式会社ライブドア代表取締役社長株式会社 21Company代表取締役社長株式会社インターリンク代表取締役社長株式会社 paperboy&co.取締役副社長監事梅津美恵子 :ドメイントレード株式会社代表取締役 ■関連 URL l.設立趣意書 (別紙 ) 2。日本インターネットドメイン名協議会 http://1dnc.jp/ 3.総務省「21世紀におけるインターネット政策の在り方 http://ww、 v.soumu.go.ip/menu_news/s― news/17065.html ■お問い合わせ先日本ドメイン名事業者協会事務局〒1706035東京都豊島区東池袋 3-11サンシャイン 6035階閉インターリンク内 (担当 :森日、才門) e― mail:[email protected] ■ 参考資料 1.gTLD 国別登録ドメイン数ランキング (2009年 10月 5日 webhosting。 infoより国名登録数順位 68,659,460 アメリカ ) 2 4 ドイツイギリスカナダ 5 中国 6 7 8 9 フランスオーストラリア 3 日本スペインイタリア 10 2.ccTL D男 6,062,526 3,871,779 3,584,926 3,435,262 2,699,980 2,238,735 1,597,138 1,260,141 1,184,187 を惨響昇釧ドメイン名登録数ランキング絡レジストリから登録国名順位 ―数 13,153,969 .de(ドイツ) 12,545,589 .cn(中国 ) 7,904,894 .uk(イギリス) 3 3,564,233 4 .nl(オランダ) 3,020,844 .eu(欧州連合 ) 5 2,402,519 .ru(ロシア) 6 1,874,429 7 .br(プラジル ) 1,745,800 .it(イタリア) 8 1,541,482 .f14(フ 9 ランス ) 1,540,578 10 .au(オーストラリア) 1,343,644 11 .ch(スイス) 1,285,641 12 .ca(カナダ) 1,116,770 .jp(日本) 13 956,427 .be(ベルギー) 14 909,707 .se(スウェーデン) 15 ※登録数が公表されていない ccTLDは除く。￨９“ ■用語集 (*1)ICANN(Internet corporation for Assigned Names and Numbers) インターネット上で使用されるドメイン名や IPアドレスといったアドレス資源の割当管理を行う国際的な非営利団体。gTLDのドメイン登録業務を行うレジストラを公認する権限を持つている。 (*2)トップレベルドメイン v、vw.xXX.COm」の場合、ドットで区切られた 1番右俣1にあるドメインは階層構造をなしており、例えば「、ヘミ「.com」が「トップレψ ルドメイン(TLD)」。 (*3)IDN― ccTLD (Internationalizod domain name― country code Top Level Domain) アルファベットや英数字以外の文字を含む国際化ドメイン名で、かつ国や地域ごとに割り当てられた「.日本」がこれに当たる。トップレベルドメイン(cc・ FLD)を指す。日本では日本語で表記される、 (*4)gTLD (generic Top Level Domain) 一般的な利用を目的として使用されるドメイン名を指す。代表的なトップレベルドメイン(TLD)に「.cOm」「.nct」「.Org」「.inb」「.biZ」などがあり、現在では合計 21種類存在する。 (*5)レジストラ ICANNに認定されているレジストラは、直接、各レジストリと契約を結び、レジストリデータベースにドメンイ情報を登録する事ができる。1つのトップレベルドメインに対して複数存在することができる。 (*6)レジストリ登録されたドメイン名を一元管理する機関。 tt インの元データベースを管理している。 TLDに 1つのレジストリが存在し、各ドメ以上