植物工場 - 新川電機株式会社

植物工場
高効率 完全人工光型 植物工場技術のご案内
株式会社森久エンジニアリング
株式会社
和郷
AmiX株式会社
Version 13
会社概要
株式会社森久エンジニアリング
株式会社和郷
住
住 所:(東京事務所)
所:
兵庫県神戸市中央区港島南町1丁目5番2
神戸キメックセンタービル6F
東京都千代田区内幸町1-1-1
Tel:0789-58-6010
帝国ホテルタワー11階C-5
資本金:
5,550万円
Tel : 03-3504-0544
設立:
2001年5月24日
(本社)
代表取締役: 森 一生
千葉県香取市新里1020
事業内容:
Tel : 0478-78-5501
植物工場トータルエンジニアリング
会社の特色: 三菱電機㈱先端技術総合研究所と高効率型植
資本金: 2000万円
物工場システムの 技術供与契約を締結し、裾
設 立 : 1996年6月15日
野の広い技術力の上に立脚した開発 と最先
代表取締役:木内
端技術の研究を行っている。また、植物工場
事業内容:農産物生産、加工流通、販売、リサイクル、小
に係わる最適光源の研究開発のため、三菱電
博一
売、農水産物輸出入など
機照明㈱との共同開発を実施している。今後
主要取引先:オイシックス株式会社、サミット株式会社、
の目標として人工土壌の開発、空調などの効
コープネット事業連合、株式会社ダイエー、
率化などを含めた次世代植物工場の開発があ
パルシステム生活協同組合連合会、
る。
らでぃっしゅぼーや株式会社、など(50音
主要取引先: 株式会社イトーヨーカ堂、株式会社東急ハ
順、敬称略)
ンズ、独立行政法人都市再生機構、三菱電機
株式会社など(50音順、敬称略)
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植物工場とは
1.
植物工場の定義
植物工場は、施設内で植物の生育環境(光、温度、湿度、二酸化炭素濃度、
養分、水分等)を制御して栽培を行う施設園芸のうち、環境及び生育のモニタ
リングを基礎として、高度な環境制御と生育予測を行うことにより、野菜等の
植物の周年・計画生産が可能な栽培施設である。
*農林水産省、経済産業省発行「植物工場の事例集」より抜粋
2.
植物工場の種類
(照明方式)
◇ 完全人工光型
(栽培方式)
水耕栽培型
*
人工土壌型
◇太陽光併用型
*衛生面・効率面では水耕による完全人工光型が優れています。
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完全人工光型植物工場の特徴
安全性
完全無農薬栽培
安定供給
季節や天候などに左右されず大量の野菜を安定価格で
計画的に供給できる。
生菌数・害虫
露地野菜に比較して生菌数が非常に少ない。
害虫の混入が少ない。
(生菌数
300/g
露地は1,000,000/g以上)
品質
最適条件で栽培するため栄養価が露地栽培に比べ高く
なる傾向。
収穫回転数
毎日の連続収穫が可能。
連作障害が無い。(露地レタスは1~2年に一回のみ収
穫)
土地収穫性
多段栽培が可能であるため高効率
(12段の場合は露地栽培の12倍)
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当社システムの特徴:照明技術
光を漏らさない放物線型反射板構造でランプ本数が少ない上に高い照度。
1日当たり約10時間の照明で高効率栽培ができます。
よって夜間電力時間帯を活用し、低コスト栽培を実現します。
またこれまで不可能とされた結球レタスの栽培が可能です。
135mol (10,000ルクス)
338mol以上 (25,000ルクス以上)
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各種野菜・果物の光飽和点(参考)
25,000ルクス
(338mol)以上
が理想
http://www.iwasaki.co.jp/product/applied_optics_field/plant_raising_system/plant-factory01_4.html
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当社システムの特徴:コスト低減効果
植物工場のランニングコストで最も大きな比重を占めるのは電力費用です。
弊社は、非常に効率的な放物線型反射板による照明システムと空調システムにより
ランニングコスト(電気代)を大幅に低減することを可能としました。
(単位:千円)
120,000
生産能力160万株/年
としてのランニングコスト比較
100,000
その他
運賃
人件費
照明費
空調費
80,000
60,000
40,000
20,000
0
他の蛍光灯プラント
弊社システム
えれふぁーむ
電気代は、従来の植物工場の1/3
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植物工場の特徴: 蛍光灯とLEDとの比較
弊社蛍光灯方式とLED方式他のコストパフォーマンス比較
No,2~6の数値は高辻先生著植物工場とLED」より引用。
順
位
光源
ランプ価格
(円/W)
寿命
(時間)
18,000
No.1は弊社の見解です。
光束効
(lm/W)
1
弊社蛍光灯
HF86W
15
2
一般白色蛍光灯
FL40W
15
12,000
80
3
白色冷陰極管
CCFL(10W)
15
50,000
65
4
メタハラランプ
MHL(150W)
500
10,000
100
5
高圧ナトリウム
ランプ(180W)
400
24,000
140
6
白色LED
600
60,000
100
( 10時間/日のみ照射)
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評価
最も高効率
最も多い
量産の実績が無い
まだ将来技術
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当社システムの特徴:重量
最適な照明環境は、重量の乗った野菜を育てます。(栽培日数は同じ)
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栽培フロー
[ラインの流れ]
生育 20数日間
育苗 20数日間
栽培パネル(リーフ)
育苗パネル
生育パネル
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当社システムの特徴:空調及びその他の技術
・局所空調による、多段栽培エリア内温度ムラの抑制と効率的空調の
実現(空調のランニングコスト低減)
・養液殺菌技術(非常に低い生菌数の実現)
・ユニバーサルデザイン(高齢者や障害者の作業に対応)
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当社システム
栽培ベッドイメージ
栽培ベッドイメージ図(多段方式)
中心と端の栽培ムラが無い照明システム
上部と下部の温度差が無い空調システム
照明ユニッ
ト
独自の照明及び
空調システムに
よりムラのない
均等な成長
水耕栽培ベッド
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一般生菌数検査
一般露地野菜の1/3000以
下の生菌数を実現しまし
た。
生菌数
300以下
一般露地野菜
生菌数
1,000,000/g
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当社システムの特徴:栽培実績野菜、果物の品目-1
・結球レタス
・レタス類 (リーフレタス、フリルレタス、コスレタス、サンチュ
など)
・ほうれん草
・イチゴ(開発中)
・カクテルきゅうり
・ミニトマト
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当社システムの特徴:栽培実績野菜、果物の品目-2
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完全人工光型植物工場の特徴
太陽光併用型との比較
完全人工光型
野菜生産能力
(リーフレタス
360 ton/年
550坪) (太陽光併用型の12倍)
生菌数
少ない
300/g
(製薬無菌室技術応用)
害虫の混入
野菜コスト
収穫野菜の均一性
極めて少ない
(完全閉鎖型工場)
商品によっては露地野菜と
同等
均一している
太陽光併用型
30 ton /年
多い 1,000,000/g
(微生物なども発生)
虫が混入する
(ネット、ハエ取り紙のみ)
防ぐには農薬使用が必要
露地栽培同等
ばらつき大きい
(人工光使用により)
(太陽の照度、日長の変化など)
一年中安定栽培
猛暑(高温障害)、 厳冬(低
温障害) により影響を受ける
重量のある野菜
安定性
(完全断熱密閉型)
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植物工場の特徴:環境負荷低減効果
植物工場と一般露地栽培の比較
環境問題
植物工場
露地栽培
長距離輸送による影響
(CO2、燃料問題)
消費地/加工場の近くに工場設置
し、輸送を最短にすることが可能
遠隔地よりの輸送により大きな
ガソリン消費やCO2が大量発生
農薬・肥料による土壌汚
染
発生しない
農薬・肥料の大量使用により土壌
汚染が発生する (土壌残留農
薬)
水資源枯渇問題
(節水性)
水の使用は最小限(露地の約
1/10の使用量と言われていま
す)
農薬を除去するために大量の
水を使用する (栄養も失われ
る)
地球資源枯渇問題
(肥料の大量使用)
肥料投与は最小限とする
肥料の大量使用によりリン鉱石な
ど地球資源の枯渇につながる
食物廃棄問題
廃棄部分は少ない
(食物の最大限の利用)
芯、下葉など相当の部分が廃棄
(もったいない、廃棄コストも発
生)
電力エネルギー問題
発電所の夜間電力を効果的
利用する
に
考慮せず
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主な実績
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施工事例
木田屋商店小浜野菜工場
Greenland(福井県小浜市)
2013年1月15日竣工
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施工事例
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実証プラント(千葉大キャンパス)
農林水産省 植物工場 実証・展示・研修事業 千葉大学拠点
葉キャンパス)での植物実証栽培の状況①
結球レタス植物工場
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逆瀬川
都市型市民農園
(植物工場と市民農園の融合)
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大型植物工場のイメージ
某所で計画中のSプロジェクト
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植物工場と障害者
障害者対応型植物工場のご提案
近年障害者の方々の雇用の必要性は非常に重要なものとなっており各企業の大きな課
題でもあります。ところがますますITハイテク化する工業、きつい重労働の農業、き
め細かいサービスが要求される商業などその雇用には厳しい現実があります。
工業
・産業のIT化による高度な
知識が要求される
農業
・草むしりなどの重労働
・栽培の長年の知識、経験
商業/サービス業
・IT化ときめ細かいサービス
そこで障害者対応型植物工場
提案いたします。
植物工場
・新しい6次産業
(農・工・商業の融合)
・高度なIT技術や重労働は
ほとんど無い
・わずかな訓練と指導に
より短時間で作業ができる
ようになる。
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まとめ
・結球レタスなど多種な野菜の栽培技術
・電気代低減による大きなコストダウン
・完全無農薬野菜の供給
・極めて生菌数の少ない野菜の供給
・大量の野菜の安定確保
・おいしく栄養価の高い野菜の供給(予防医学的効果)
・地球環境への貢献(節水、CO2削減等)
・社会への貢献(地域雇用創出、障害者、高齢者雇用)
を実現します。
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