Service Level Agreements on IP Networks DINESH C. VERMA 発表者:以倉 慶子 目次 Ⅰ.INTRODUCTION Ⅱ.COMPONENTS OF SLAs Ⅲ.IP NETWORK ENVIROMENTS Ⅳ.APPROACHES TO SLA SUPPORT Ⅴ.MAPPING APPROACHES TO NETWORK ENVIRONMENTS Ⅵ. CONCLUSION Ⅰ.INTRODUCTION ● Service Level Agreements サービスプロバイダと顧客との間で交わされる サービスの内容、範囲、品質の要求水準、それ らが保障されなかったときのルールなどを決め、 あらかじめ合意すること Ⅱ.COMPONENTS OF SLAs ● SLAの構成要素 ● 性質の説明 – ● 予想性能レベル、信頼性、反応性 – ● 監視者、監視方法、頻度 プロバイダの義務が果たされない場合 – ● 報告されてから解決に着手するまでのタイムリミット サービスレベルの報告と監視プロセス – ● 報告にあたる人、問題報告の形式、ステップ 問題解決と応答のための時間構成 – ● 利用可能な期間、範囲、早い実行 問題報告の手順 – ● サービスの種類、適性 クライアントのクレジットの延長、支払の一部返済 条項や制約の回避 – 不測の事態でサービスが提供されないとき Ⅲ.IP NETWORK ENVIROMENTS SLAは以下の3つの作動環境に提供される。 ● ● ● ネットワーク接続性サービス ホスティングサービス 総合接続性とホスティングサービス これらの環境は、顧客に対して異なったタイプのサービス を提供するプロバイダから成る A. Network Connectivity Service ● ● ● いくつかの電話会社によって大企業に提供される 顧客の異なったサイトへのアクセスリンクを提供する 顧客のネットワークはアクセスルーターでプロバイダーネッ トワークへとつなげられる Customer Network Access Router ISP Network Internet A. Network Connectivity Service ● 一般的な動作と利用性に関係した条項 ● ● ● ● 顧客の任意の2つのアクセスルーター間で、ISPネット ワークを通る毎月の平均遅延は200ミリ毎秒未満 ニューヨーク市内とアメリカ国内のアクセスルーター間 でISPネットワークを通る平均遅延は200ミリ毎秒未満 ニューヨークとロンドンのアクセスルーター間で、大陸横 断リンクのISPネットワークでは平均遅延は250ミリ毎 秒未満 顧客は5分を超えてのISPネットワーク上でアクセス ルーター間の予定外の接続分断はない A. Network Connectivity Service ● ● より良い性能、有用性、および顧客に対する敏感 な顧客サービスを提供することによって、ネット ワーク内の提供者はライバルと、よりよく競争でき る ネットワークの中のリソースは、希望の性能と有用 性目的を満たすために供給されます、その結果、 接続性サービスを受ける顧客の満足に影響を与え ずに、運用コストを下げる B. Hosting Services ● ● 顧客を代表して異なったタイプのサーバをホスティ ングしサポートするオペレータによって提供される Webホスティング会社が個々の会社のサイトを操 作するためにサーバーを提供し管理する ● Verio,SBC Web−hosting Access Router Firewall Load Balancer Internet Hosting Site Server B. Hosting Services ● ● ● プロバイダーをホスティングすることで提供された SLAは、ホスティングされているサーバの稼働時間 と性能に対処する コミュニケーションのクライアント側を超えコントロー ルができない。ネットワークの性能も同様 サービスプロバイダーSLAは特定のサーバのため にサポートされる必要がある持続しているスルー プットか接続要求率の量を指定する B. Hosting Services ● 一般的な動作と利用性の条項 ● ● ● ● どの24時間の周期でも5分以上ホストされているサー バーが使用できなくなることはない 使用不可はネットワーク接続された機械からホスティン グプロバイダーのアクセスルーターへのピングで定義さ れる ホストサーバーは1日に30000のweb要求のトラフィッ クを処理できる ホストアプリケーションは45Mb/s以上の帯域幅でイン ターネットアクセスを提供する プロバイダはすべての時間でアプリケーションを実行し 少なくとも5つのサーバーは利用できることを保証する B. Hosting Services ● 大きいホスティングサービスプロバイダーは、同じ サイトで複数の顧客をホスティングするので、その 結果、1人の顧客のサーバの性能が他の顧客に向 けられた要求で悪影響を受けないことを保証する 責任がある C. Integrated Services ● ● ● サービスプロバイダがネットワークを制御するまと められたサービスを提供する 企業のイントラネットを運用し維持する企業情報技 術部と様々なアプリケーションで提供される IT背景内の性能条項 ● メールサーバーの予定外の休止時間は午前9時から午 後5時の正常な業務日の間の30分の期間を超えない C. Integrated Services ● 別の統合サービスはプロバイダーに対する統合ホ ストと接続性サービスを提供するホスティングサー ビスによって提供される ● ● AT&T 提供されるサービスの本質と性能、有用性目的、 性能レベルモニターのメカニズムは異なっていて も、SLAの他のコンポーネントは、それらの環境に おいて全部で比較的同様である ● IBM Global Services Ⅳ.APPROACHES TO SLA SUPPORT ● ● ● ● SLAはできるかぎり達成されるようにする ネットワークオペレータは入ってくるパケットのタイ プを特定し、ネットワークの性能をモニターする必 要がある SLAが達成されたのか確かめる必要がある 次にあげる3つのアプローチはⅢで説明された環 境の中でSLAをサポートするのに使用される A. Insurance Approach ● SLAをサポートする保険アプローチ 1)サービス目的(性能、有用性、反応性)を特定 2)モニターはサービス目的に同意 3)SLAコンプライアンスの状態について議論 問題がある場合は報告 4)サービスレベルが満たされないとき、クレジット を顧客に発行 5)目的と財政的な影響を考慮して定期的にサービ スレベル目的を変更 B. Provisioning Approach ● SLAを満たすための供給アプローチ 1)サービス目的(性能、有用性、反応性)を特定 し、各顧客に提供 2)システム構成が顧客に使用されることを決定 3)モニターはサービス目的に同意 4)SLAコンプライアンスの状態について議論 問題がある場合は報告 5)サービスレベルが満たされないとき、クレジット を顧客に発行 C. Adaptive Approach 1)サービス目的(性能、有用性、反応性)を特定し て各顧客に提供する 2)システム構成が各顧客に使用されることを決定 3)モニターはサービス目的に同意 4)モニターが目的の可能な違反を示すなら、顧客 構成を再構成してサービス目的のサーバーを 改善 5)SLAコンプライアンスの状態について議論 問題がある場合は報告 6)サービスレベルが満たされないとき、クレジット を顧客に発行 V. MAPPING APPROACHES TO NETWORK ENVIRONMENTS ● Ⅳで議論した3つのアプローチがⅢで議論した3つ の異なった環境でどのように使用されるかに関す るマッピングについて供給する A. Network Connectivity Services ● ● ● ● ● ネットワークSLAでは、SLAサポートする保険アプ ローチは一般的 UUNetなどのISPは自己の法人顧客に提供する接 続性サービスの有用性と反応性で保証する アクセスルーター間の測定基準、損失率で有用性 と反応性を定義する 保険アプローチから供給アプローチへと移行する 時、異なったレベルのサービスと異なる顧客に提 供する必要がある 適応アプローチに近づくために、接続的なサービス プロバイダをネットワークに許容する B. Hosting Services ● SLAはサービスの稼働時間と有用性に対処 ● SLAはホスティングサービスの背景では通常見つ けられない。 – ● ● コロケーションサービスはプロバイダーが物理的な 空間を顧客に提供する一種のホスティングのこと 速度制御デバイスはアクセスリンクの制御ができる – ● アプリケーションの性能はホスティングプロバイダーのコン トールの中に要素がないため 供給アプローチのサポート ネットワーク資源を動的に仕切らなければならない ● 異なった顧客の中で帯域幅の正しい共有に重要な影響 を及ぼす – これにより、適応アプローチへ移行できる C. Integrated Services ● ● ● 統合サービスは、企業のIT部によって提供され、ホ スト環境を制御することができる ほとんどの大企業のIT部によって提供されるSLA は保険アプローチ 供給アプローチへと移行するためのテクニックの組 み合わせの能力がある VI. CONCLUSION ● ● ● IPネットワークでのSLAの概念を支持するアプロー チとテクニックの外観を述べた それぞれの背景での合意をサポートするモデルを 調べた 現在は保険モデルへの傾向があるが、近い将来 動的な計画へと動くだろう
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