東政連ニュース - 東京行政書士政治連盟

平成28年5月号
•特別寄稿 日本行政書士政治連盟 北山孝次 会長
•平成 年度 東京都・国家 予算要望回答
28
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― 国民の福祉に貢献し行政書士の職域拡大のために活動する政治団体 ―
東京行政書士政治連盟
● ADR(裁判外紛争解決手続)の代理権を獲得しよう!
●地域と中小企業を支える専門家としての行政書士制度を確立しよう !
平成 28 年 5 月号 目次
東政連
○平成 28 年度ごあいさつ 東京行政書士政治連盟 会長 田崎敏男…………………… 1
○特別寄稿−日政連の課題と東政連に望むこと
日本行政書士政治連盟 会長 北山孝次 … …………………………………………… 2
○平成 28 年度東京都予算要望に対する回答 … …………………………………………… 4
○平成 28 年度国家予算要望に対する回答 … ……………………………………………… 6
○東政連 第 17 回セミナー 開催報告 … ………………………………………………… 8
○東政連中央支部の活動について … ……………………………………………………… 10
○東政連品川支部の活動について … ……………………………………………………… 11
○「参議院議員片山さつきを励ます会」報告 … ………………………………………… 12
○「小川敏夫と語る民主党躍進の会」報告 … …………………………………………… 12
○「川井しげお都議会議長就任祝賀会」報告 … ………………………………………… 13
○「都議会自民党躍進の集い」報告 … …………………………………………………… 13
○「中川雅治先生を後援する行政書士有志の会」報告 … ……………………………… 14
○「行政書士による竹谷とし子励ます会」報告 … ……………………………………… 14
○常任幹事会報告 … ………………………………………………………………………… 15
○幹事会・支部長会議事録 … ……………………………………………………………… 16
○各委員会報告 … …………………………………………………………………………… 17
○平成 28 年度東京行政書士政治連盟 定時大会 … …………………………………… 18
○新入会員をご紹介します … ……………………………………………………………… 19
平成 28 年度ごあいさつ
東京行政書士政治連盟
会長 田崎敏男
就任一年目の平成 27 年度は、東京行政書士政治連盟(以下「東政連」
という。
)の活動に対し、会員のご理解とご支援、役員各位のご協力をい
ただき会長の任を務めることができました。皆様に厚く感謝と御礼を申
し上げます。その経験を生かして平成 28 年度を新たな決意でスタート
いたしました。
行政書士法制定以来満 65 年、許認可申請の専門家である行政書士に、昨年 12 月に特定行政書
士が誕生し、行政不服申立て代理権が付与され、初めて紛争分野に参入することができる歴史的時
代を迎えましたが、これは、行政書士の社会的責任が一層重く重要になるということでもあります。
東政連は、その責任を担って活動をする会員と、東京都行政書士会(以下「本会」という。
)が
掲げる目標と目的達成のために、全力を挙げて支援し、その達成をもって会員と本会に貢献してま
いりたいと念じております。
もとより東政連は、車に例えれば、本会とは車の両輪であり、本会の目指すものを政治的側面か
らサポートして実現してゆく重要な使命があります。
いま社会は、高齢者が急増し多くの年金受給者が地域に根ざして地道に生活する中で、日常会話
や寄せられる相談など、相続・遺言等について高齢者が重要な課題として捉え、忌避しない意識が
定着してきました。そして、2025 年に 720 万人とも言われる認知症予備軍の高齢者の急増による
成年後見業務の推進、空家等対策特別措置法の制定による空家対策、和食ブームや観光で来日する
外国人の急増と外国人労働者の雇用問題などに取り組む企業など、家庭でも地域でも職場でも当面
する重要な課題が生まれております。
これらの課題には行政書士の業務が包含されており、たいへん重要です。東政連としてその課題
解決に取り組み、会員が目指す業務の政治課題の実現をもって会員と本会、さらに、社会に貢献し
てまいりたいと思います。
さらに今年は、7 月に参議院議員の通常選挙が予定されております。東政連といたしましても、
私たちの目指す法改正と課題の実現のために、推薦した会員議員の方々の再選を目指して全力での
ご支援と、追加で推薦した方の当選を願っております。会員の皆様のご支援、ご協力を何卒よろし
くお願い申し上げます。
皆様のご健勝とご多幸をご祈念申し上げ、新年度のご挨拶といたします。本年度も何卒よろしく
お願い申し上げます。
1
特別寄稿 ─ 日政連の課題と東政連に望むこと
日本行政書士政治連盟
会長 北山孝次
はじめに
昨年 6 月の日本行政書士会連合会(以下、日行連という)の定時総会で、遠
田和夫氏が新会長に、日本行政書士政治連盟(以下、日政連という)定期大会
で、私が新会長に推挙され就任いたしました。その後、それぞれ新執行部が編
成され、新たな取組に邁進することになりました。
一昨年に皆様方のお力添えで成立いたしました行政書士法の一部改正(行政
不服申立代理他)に伴う、
「特定行政書士」創設に向けた取組みが日行連に於
いてなされ、昨年 12 月には特定行政書士が誕生いたしました。
また、日行連では、新たな法改正項目の設定と重要課題が決定される運びと
なり、日政連においてもその決定に従い、事業を推進しています。
日本行政書士政治連盟会長
北山孝次
略歴
1950年 東大阪市生まれ 1984年 行政書士登録 その後
・大阪会 東大阪支部長、
理事、副会長、会長
・日行連 理事、副会長、ADR
推進本部長、相談役、会長
・
(財)行政書士試験研究セン
タ-評議員、副理事長
などを歴任
現在
日政連会長、日行連名誉会
長、大阪会名誉会長
日政連の役割
日政連の役割は、日行連と連携して行政書士の社会的・経済的地位の向上を
期し、行政書士制度の充実・発展と行政書士の権益の擁護を図り、行政の円滑
な推進に寄与するとともに、国民の福祉に貢献するために必要な政治活動を行
うことです。
「行政書士制度における目的規定の整備や会則等の整備」「会費滞納者への対
応」
「試験科目の法定化」
「登録資格の見直し及び研修の義務化」
「一人法人制度」
「両罰規定」などの制度における法改正並びに「ADR 代理権」「聴聞又は弁明
の機会の付与に係る代理手続の制限の解除」「交通事故業務」「行政事件訴訟の出廷陳述権」「家事事件手
続法別表第一に規定する事件に係る家庭裁判所に関する代理」などの業務・職域に関する法改正を目指す
とともに、成年後見制度における行政書士の活用、空家等対策事業推進にあたっての行政書士の活用の推
進を行い、自動車保有関係手続のワンストップサービス(OSS)の適用拡大に係る行政書士法第 19 条及
び同施行規則第 20 条に対する不当な規制緩和に反対しています。
本年も、日政連は、行政書士制度のさらなる発展を目指し、日行連と連携して、積極的に活動してまい
ります。なお一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
日政連の課題 さて、日政連における当面の課題として、前述致しました「法改正」「職域の確保・拡大」以外にも、
次のようなものがあります。
まず、最初に、「組織の効率的運営と財政基
盤の強化」があります。現在の組織率は全国の
行政書士会員数 45,600 名に対して政治連盟加
入会員 32,389 名で加入率は約 71%です。東京
行政書士政治連盟(以下、東政連という)の加
入率は 82%と全国平均を大きく上回っていた
だいておりますが、全国では、加入率 50%を
割る支部(単位会)が 10 支部あり、逆に 90%
を超えている支部が 11 支部あります。できる
だけ日政連の活動を「見える化」して行政書士
2
会会員のための政治連盟であることをご理解頂き、組織率をアップさせていかなければなりません。また、
財政面からも組織のあり方を再検討していかなければなりません。
事務局組織のあり方も、限られた財政の中で、日政連単独の事務局ではなく、各支部で行われているよ
うな方法(本会への事務委託など)により、日行連と日政連が一体となった事務局組織として、事務方か
らも情報の共有を行い、本会と政連がより緊密な連携を図っていく組織づくりを考えなければならないと
考えています。
日政連は、全国組織ではありますが、日行連と同じ組織体系を取る必要は無いであろうと思います。日
行連は、単位会の組織体ですので 47 都道府県から代表を出す理事会の構成が必要条件ですが、日政連は
幹事を全都道府県から出す必要はありません。幹
事の数を少なくし、常任幹事会の役割を強化する
ことや会長、副会長の員数並びに役割(日行連役
員との兼務を含む)を見直すことにより、また、
支部長会を開催をすることにより 47 都道府県の
意見を反映させることができれば、
「組織の効率
的運営と財政基盤の強化」を図っていけるのでは
ないかと考えています。
次に、
「各党議連との連携強化」
「各支部、各地
区活動の強化と活性化」などがありますが、「東
政連に望むこと」の中で申し上げたいと思います。
東政連に望むこと
「東政連に望むこと」に入る前に、現状においても東政連の活発な活動の御蔭で、日政連の活動が行え
ているといっても過言でないことに感謝申し上げる次第です。
日政連の活動の多くは、国会議員の先生とのお付き合いにあります。国会議員会館を中心として、東京
のホテル、会館などでの活動であり、どうしても日政連の役員だけでは対応できない部分を東政連に助け
ていただいているところが多いのです。東京都は衆議院議員、参議院議員、都議会議員、区会議員、市町
村会議員の数にしましても、全国屈指の数になります。行政書士会の会員や日政連の会員数を見ましても
全国会員の 13 〜 14%の会員数を誇ります。東政連が日政連を牽引していっていただくようお願いしな
ければなりません。
東政連を眺めていますと、政連の支部においても活発な政連活動が行われており、政治に関心の高い会
員が多く、何事においても参加率が高く政連活動が組織だって行われています。議員の先生にとっては力
強い支援者であることは間違いありません。
また東京都行政書士会は、地域密着の社会貢献活動や行政書士の認知度向上、社会的地位の向上活動に
積極的に取り組まれています。東政連においても、それらをサポートする活動を東京都議会、各区議会、
市町村議会においてなされています。
「行政書士法遵守と行政書士制度の活用」を図る請願が採択されたり、官公庁からの業務受託なども行
われていることと存じますが、今後、官公庁業務のアウトソーシングが盛んになる中で、その受け皿とし
て、守秘義務の課せられた行政書士にその業
務を委託されるように働きかけ、官公庁業務
の合理化に、社会貢献活動ができる環境づく
りに取り組んでいって頂きたいと存じます。
東政連の果たす役割は、日政連はもとより、
全国の行政書士が目指していかなければなら
ない目標に向かう道標となっていただきたい
とお願い申し上げます。
3
平成 28 年度東京都予算要望に対する回答
平成 27 年 9 月に要望しました平成 28 年度予算要望に対する回答が、都議会自民党、公明党、民主党
より届きました。詳細は下記のとおりです。
要望事項1
「建設業許可に係る手続き(新規、追加、更新、変更)」をはじめとする東京都に対する各種の申請書類・
届出書類等の提出、補正にあたって、当該申請・届出等の窓口となる部署において、申請者・届出者等
の身分確認を徹底されたい。
【都の対応】
建設業許可に係る手続きについて、行政書士法第一条の二「行政書士は、他人の依頼を受け報酬を得て、
官公署に提出する書類その他権利義務又は事実証明に関する書類を作成することを業とする」を踏まえ、
毎年度作成している『建設業許可申請変更の手引』において「申請手続の代理については、法律で、行政
書士又は弁護士に限られています。
上記以外の方が、業としてこれを行うことはできませんので御注意ください」と明記するとともに、建
設業課の申請受付窓口においても『建設業許可の申請にあたり審査を円滑に進めるためのお願い』を作成
し「申請に来られた方を確認するため、身分証明書等で確認をすることがありますので審査前にご提示(ご
用意)してください」と明記の上、担当者がお伝えし、無資格者による申請等の行為を防止するよう努め
ています。
今後も建設業関係団体への様々な情報提供の場を活用し、『建設業許可申請変更の手引』における記載
内容や窓口申請に来られた方々に身分を証明していただく場合があることを周知していきます。
(都市整備局)
要望事項2
中小企業における知的資産経営の普及促進を図るため、「知的資産経営報告書」を融資制度における
企業価値の評価資料として制度化するとともに融資制度の創設を検討されたい。
【都の対応】
特許等の知的財産はもとより、人材、ネットワークなど、財務諸表に現れない知的資産の価値を見極め、
中小企業を適切に支援していくことは重要であると認識しております。
都の制度融資では、信用保証協会と金融機関の協調のもと、与信審査において、知的資産をはじめ、事
業の将来性や発展性など、様々な側面から総合的に判断しています。
また、組織力や人的資産などを活用した新たな事業展開に対して、様々な融資メニューを用意するとと
もに、専門家を活用して経営の革新を実践する企業に対して金利を優遇するなどにより、中小企業の知的
資産経営を支援しております。
平成 28 年度予算額
制度融資預託金 2,747 億円
(産業労働局)
要望事項3
都内公立小中高等学校における「法教育」の実施にあたり、講師として行政書士の任用を促進すると
ともに、法教育実施に要する講師料等の費用の予算の更なる拡充を図られたい。
なお、任用促進と予算の拡充について、区市町村の教育委員会へ通知されたい。
4
【都の対応】
都教育委員会では、「法」に関する教育推進委員会を設置して、行政書士等の法律実務家と連携した授
業を公開するなど、小中高等学校のそれぞれの発達段階に応じた実践的な取り組みを支援しています。
なお、行政書士等の講師は、設置者である教育委員会が学校ごとの実態に応じて予算化しています。今
後とも、各学校における法教育の推進のため、区市町村教育委員会への情報提供に努めます。
(教育庁)
要望事項4
「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律の一部を改正する法律」に係る東京都の運用に
おいて、
「風俗環境保全協議会」を新設する際には、行政書士を専門家、有識者として活用されたい。
【都の対応】
「風俗環境保全協議会」は、今回の法改正により新設されたもので、風俗営業、特定遊興飲食店営業又
は深夜酒類提供飲食店営業の営業所が集中している地域その他特に良好な風俗環境の保全を図る必要があ
るものとして条例で定める地域ごとに、当該地域を管轄する警察署長、当該地域の風俗営業者若しくは特
定遊興飲食店営業の営業所の管理者又は当該酒類提供飲食店営業を営む者、少年指導委員、地域住民等に
より、地域における良好な風俗環境の保全に障害を及ぼすおそれのある事項についての情報を共有し、関
係者の連携の緊密化を図るとともに、地域における良好な風俗環境の保全に対する悪影響を排除するため
に必要な対策について協議を行うことを目的に設置されます。(風営法第 38 条の 4)
協議会では、個人のプライバシーに関わる内容等を取り扱うことも予想されることから、協議会の委員
については、設置目的を踏まえ、必要な者を選任することを考えております。
行政書士の協議会への参加については、協議会の設置目的等を踏まえ、その必要性等について検討して
いきたいと考えます。
(警視庁)
要望事項5
民間賃貸住宅問題に係る相談事業を東京都行政書士会に委嘱されたい。
【都の対応】
都は、都独自の取り組みとして、平成 16 年に「東京における住宅の賃貸借に係る紛争の防止に関する
条例」を定め、賃貸借に関する紛争の未然防止に努めているところです。
この条例は、原状回復等に関する民法などの法律上の原則等を宅地建物取引業者が説明することを義務
づけたもので、条例に違反した場合は報告の聴収や指導、勧告、勧告に従わない場合はその旨を公表する
ものです。
賃貸住宅に関する相談を行うに当たっては、条例違反に対する業者への行政指導や宅建業法違反に対す
る処分を行う必要があるため、都が直接業務を行う必要があります。
(都市整備局)
要望事項6
空家等対策の推進に関する特別措置法の施行に伴い、区市町村が行う空家等対策の円滑な実施のため、
行政書士を活用するよう区市町村へ通知されたい。
【都の対応】
空き家の対策を進めるためには、空き家の立地や住民のニーズなど、地域の実情を把握している区市町
村の役割が重要です。
このため、都は、平成 27 年度から、区市町村が行う実態調査や高齢者等への賃貸を要件にした改修助成、
空家等対策特別措置法に基づく対策計画の作成への財政支援を開始しました。
他自治体の事例も踏まえ、区市町村との連絡会などの場を通じて、要望の主旨を伝えております。
(都市整備局)
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平成 28 年度国家予算要望に対する回答
平成 27 年 10 月に要望しました平成 28 年度国家予算要望に対する回答が、自由民主党東京都支部連合
会より届きました。詳細は下記のとおりです。
【要望事項1】
法務省東京入国管理局本庁舎内での行政書士による無料相談会を隔月に行えるように配慮されたい。
(関係省庁:法務省)
《法務省からの回答》
日本行政書士会連合会及び東京都行政書士会等が主催する在留外国人を対象とした無料相談会に関して
は、平成 23 年 10 月に東京入国管理局の庁舎内において開催したことをきっかけとして、翌年度(平成
24 年度)には、主催者からの要望を受けて、開催日を年 3 回に増やして一部の出張所で実施し、翌平成
25 年度からは、主催者からの要望を受けて、開催日を年 4 回に増やすとともに、管内の全出張所におい
て実施する等、実施回数及び、エリアを共に拡大して開催しております。
御要望については、実施局である東京入国管理局において、これまでの実施状況のほか、各庁舎の施設
構造や事務負担等を踏まえつつ、今後の開催方法(開催場所や開催頻度等)について相談させていただき
ます。
【要望2】
小中学校や、学校以外の地域の教育機関での「法教育」の実施にあたり、講師として行政書士の任用
を促進するとともに、法教育実施に要する外部講師料等の費用のために予算化を図られたい。なお、行
政書士の任用促進について、都道府県の教育委員会に通知されたい。
(関係省庁:文部科学省)
《文部科学省からの回答》
文部科学省としては、学校教育において、児童生徒に社会生活における法やきまりの意義、法に基づく
公正な裁判などについて理解をさせることは重要であると考えており、学習指導要領では、児童生徒の発
達段階に応じて、社会科、道徳、特別活動等で指導することとしております。
また、学校教育において、行政書士などの専門家をはじめとした外部の方々の協力を得ることは、児童
生徒に実感を持って理解をさせたり、児童生徒の興味・関心を高めたりするなど、学習意欲や学習効果を
高める上で有意義なものであり、学習指導要領においても、指導計画の作成等において配慮すべき事項と
して、地域の人々の協力を得ることや外部の各種団体との連携を図ることなどを示しております。
加えて、文部科学省としては、これまで学習指導要領等の趣旨の周知に努めるとともに、法務省等が行
う教員研修や教材開発等に協力して、法教育の充実を図ってきたところです。文部科学省として法教育に
係る取組の予算化は難しいところではありますが、学校の支援の要請と地域・社会や産業界等の支援の提
案を結び付ける「子供と社会の架け橋となるポータルサイト」を開設し、その積極的な活用を各都道府県
教育委員会等に促しているところであり、東京都行政書士会におかれましでも、可能であれば、こちらの
ポータルサイトをご活用いただくなどにより、可能な範囲でのご協力をいただければ幸いです。
今後とも、法教育充実に向けた御協力を、よろしくお願いいたします。
【要望3】
民間賃貸住宅の賃貸借契約をめぐる紛争を防止し、借主の居住の安定及び貸主の経営の合理化を図る
ための相談事業を、今後も積極的に推進するために、賃貸住宅問題相談に関する事業の創設及び予算措
置等を検討されたい。
(関係省庁:国土交通省)
《国土交通省からの回答》
○民間賃貸住宅の賃貸借契約をめぐるトラブルを防止し、借主の居住の安定及び貸主の経営の合理化を図
ることは、重要な課題と認識しております。
○賃貸借契約をめぐるトラブルの未然防止にあたっては、借地借家法等の住宅の賃貸借に特有の法制度や、
原状回復に関する判例についての専門的な知識等、一定の専門性が必要であることから、平成 27 年度
6
より新たに、賃貸住宅関連相談・連携円滑化支援事業を実施しています。
○賃貸住宅関連相談・連携円滑化支援事業については、平成 28 年度予算案においても盛り込まれており、
引き続き、民法改正の動向も踏まえながら、全国の弁護士会や行政書士会等の相談窓口や ADR 機関、
国民生活センター、消費生活センターや民間賃貸住宅に関連する団体等による相談窓口で相談業務に携
わる者を対象とした研修事業を充実させる措置を講じることとしています。
○当該事業を通じて、全国の相談窓口での相談対応の円滑化を図り、より一層の充実に取り組んで参りま
す。
【要望4】
東京五輪特別仕様ナンバープレートに代表される図柄入りナンバープレートの普及のためにも、行政
書士の出張封印制度の対象範囲を拡大し、図柄入りナンバープレートへの交換手続きを含む再交付や番
号変更手続き全般を出張封印の対象とされたい。
(関係省庁:国土交通省)
《国土交通省からの回答》
○自動車の所有者は、道路運送車両法上、自動車登録番号標の交付を受け、自動車に取り付けた上、封印
の取り付けを受けなければ自動車を運行の用に供してはならないこととされている。その際、自動車登
録番号標がその自動車についての真正な自動車登録番号標を表示していることを確保するため、自動車
登録番号標の取付け時に車台番号と登録番号が車検証の内容と同ーであることを確認した上で、封印を
取り付けなければならないこととされている。
○封印は、国土交通大臣が行うほか、道路運送車両法に基づく封印の取り付けを的確に遂行する能力を有
すること等の要件を満たす者に対し委託することができるとされており、ナンバープレート交付代行者
等に委託されている。
○封印は、登録番号標と自動車の対応の真正性を担保する重要な制度であることから、その取付けの委託
は厳格・抑制的に行っている。
○行政書士については、ナンバープレート交付代行者からの委託を受け、個人の所有者の依頼による一部
の手続きについて、自動車保管場所等に出張して行う封印の取り付けが認められている。
○国土交通省では、現在、図柄入りナンバープレートの制度設計を進めているところであり、東京五輪特
別仕様ナンバープレートの交付時期は、新たな大会エンブレムの選考に係る状況を注視しつつ、大会組
織委員会と調整の上、決定することとしている。
○国土交通省としては、今般の要望に関しては、その必要性や効果等も十分に確認しつつ、その取り扱い
につき検討して参りたい。
【要望5】
成年後見制度の利用促進が課題となっているが,専門職後見人として行政書士を積極的に活用された
い。
(関係省庁:法務省)
《法務省からの回答》
1 成年後見人については,家庭裁判所が,成年被後見人の心身の状態並びに生活及び財産の状況,成年
後見人となる者の職業及び経歴並びに成年被後見人との利害関係の有無,成年被後見人の意見その他一
切の事情を考慮、した上で,成年後見人を選任するものとされています(民法第 843 条第 4 項)。
2 法務省としては,個々の成年後見等事件において上記の事情が勘案された上で,適切な成年後見人が
選任されているものと認識しています。
党としての方針
与党において、成年後見制度利用促進法案のほか、死後事務や郵便物の転送等に関する民法等の一部改
正法案を策定している。これらの法案は、成年後見制度の利用促進や後見事務の円滑化を目的としたもの。
成年後見制度利用促進法案では、有識者からなる成年後見制度利用促進委員会を設置することとしてお
り、行政書士の知見も成年後見制度利用促進に有効活用すべきことであり、他の業種とのバランスを図り
つつ、法案成立後に検討を進めていきたい。
もとより、制度の利用を必要としているより多くの方に成年後見制度を利用していただくことは重要な
ことであり、今後とも、成年後見制度の運用をしている家庭裁判所や成年後見制度利用促進事業を行って
いる厚生労働省とも連携して、同制度の普及に努める。
7
東政連 第 17 回セミナー 開催報告
広報委員長 釘田一富
平 成 28 年 3 月 14 日( 月 ) 午 後 6 時 よ り、
永田町の自民党本部 9 階 901 号室にて、土屋正
忠総務副大臣をお迎えして「東京行政書士政治
連盟 第 17 回セミナー」が開催された。
尾﨑昭則総務委員長の司会進行、渡邊淳子総
務担当副幹事長の開会の辞に続き、田崎敏男東
政連会長より開会のご挨拶が有り、セミナー参
加のお礼とセミナー開催の意義についてお話が
有った。続いて、田中元英幹事長よりご挨拶と
講師の土屋正忠総務副大臣の紹介が有り、140
名弱というこれまでにない多くの参加者の中、
セミナーは開催された。
セミナー開始に先立ち、昨年度の同セミナー
の講師でもあり我々行政書士会の仲間でもあ
る、中川雅治参議院議員(東京選挙区)が挨拶に立ち、特定行政書士の活躍を期待するとのお話と、今年
行われる参議院議員選挙に立候補する強い決意と自身の政策についてお話が有った。
その後、土屋正忠総務副大臣によるセミナーが開始された。演題は「時代の変化と行政の課題」とされ
た。ご自身の武蔵野市の職員、市議会議員、市長として経験されたことを振り返って、行政のトップに立
ち、果たしてきた役割を「改革」
「創造」
「変化」という 3 つのキーワードで具体的なエピソードを交え、
乗り越えてこられた行政運営をお話しされた。
「改革」とは、市長に就任された昭和 58 年当時は労働組合が盛隆を極めていた時代であり、公務員の
給与や退職金が現在からは考えられないほどの高額な時代であった。土屋市長は大変な逆風の中議会を説
得し職員の給与削減の条例を成立させることに成功された。このことをきっかけとして地方自治体の特権
が無くなり、その動きは全国に広まっていったとのことである。
「創造」とは、現在では全国で運行されている「コミュニティーバス」の先駆けとして、吉祥寺駅周辺
に全国初の所謂「コミュニティーバス」を開通させたことである。住民の声に耳を傾け、採算上の問題や
永続性、国交省とのタフな交渉を経て、様々な困難に打ち勝ち実現に至った手腕は称賛に値するものであ
る。実現には 5 年の月日を要したというお話であった。
「変化」とは、時代の流れを的確に把握し、住民サービスの充実を実現するための行政運営に努めたこ
とである。現在の「マイナンバー制度」も住民の実態調査や住民基本台帳の整備、住基ネット等の実績を
踏まえ、様々なサービスを取り入れながら、より良い住民サービスを提供するよう努力がなされているの
である、というお話であった。
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土屋正忠総務副大臣のお話は、ご自身の体験に基づくもので、行政のトップとしての考え方や決断力の
必要性等をウイットも交えお話しされ大変に好評であった。また我々行政書士の事にも精通されている様
子が伝わってきて参加者は皆そのお話に引き込まれていき、あっという間のセミナーであったと実感した。
セミナー終了後、ご公務を終えられた同じく行政書士でもある片山さつき参議院議員(全国比例)も駆
けつけてくださり、いつものように行政書士会への力強いエールと、ご自身の選挙に対する政策等のお話
が有った。
最後に、常住豊東京会会長の
ご挨拶が有り、菊地徳治東政連
副会長の閉会の辞により、例年
以上に盛り上がった第 17 回東
政連セミナーは無事に終了と
なった。
9
東政連中央支部の活動について
中央支部長 福島 信
2 月 24 日(水)中央区築地の「さかな道楽」において、自由民主党 辻清人衆議院議員と「語る会」が
開催された。
選挙区にあたる中央、台東、文京 3 区の各支部政治連盟の共催により、辻議員と秘書の方 2 名および
三支部会員 15 名の計 18 名が出席した。午後 6 時に東政連中央支部 福島信支部長より開会の挨拶があり、
続いて同台東支部 渡邊淳子支部長より三支部を代表して挨拶が行われ、この中で、本日の会合の意義が
述べられ、併せて昨年誕生された辻議員のお嬢様へのお祝いが贈呈された。
この「語る会」は「勉強会」と「懇親会」の二部構成で、最初に辻議員からご挨拶をいただいた。辻議
員は衆院選に連続 2 回当選し国際派として党内外で注目を浴び実績を積まれており、国会会期中にもかか
わらず、この会に臨む思いや昨今の政治情勢を熱く語られた。特に「全国的に見ても行政書士の皆様が地
域社会で期待され活躍されるのはもはや(時代の)必然である」と述べられていたことが印象深かった。
「勉強会」では社会問題化している「民泊」を取り上げ、中央支部の石井くるみ会員が資料に沿って説
明し質疑応答が行われた後、辻議員から現状認識と法整備を想定した場合の展望が語られた。
「懇親会」
は私が乾杯の音頭をとり、辻議員はテーブルをこまめに回り出席会員と「膝詰め」で意見交換を楽しまれ
ていた。
今回の「語る会」は 2 回目となるが、3 回目の開催を約束し合い、宮本重則文京支部長の中締めにより
和やかな中で閉会した。
10
東政連品川支部の活動について
品川支部長 小川雅之
4 月 19 日に品川支部定時総会、定時大会が実施されました。定時総会、定時大会では、今年もベテラ
ンの先生から新人の先生まで活発な意見交換がなされ、すべての議案が可決されて終了いたしました。そ
の中で定時総会においては、田村通彦支部長が任期満了し、金子琢哉新支部長が誕生いたしました。今年
の品川支部は、本会の金子、政連の小川の両支部長体制で邁進いたします。さて、東政連品川支部では昨
年度も地元区議、区選出都議、国会議員の先生を支援してまいりました。今年は参議院、来年は都議会と
選挙が続きますので、休むことなく活動を継続いたします。現在品川支部では、平日は終日一般相談対応
の区民相談員として、毎週金曜日の午後には専門相談対応の行政書士相談員として、区からの委嘱を受け
て勤務しております。これらの相談業務が続けられているのは、支部の先輩先生方のご尽力によるもので
あり、支部と品川区、区議会との歴史ある活動が実を結んだ結果です。我々支部相談員は常に区民のため
区役所の一員として、行政書士として、それぞれ区民に寄り添った相談対応を心がけております。今後も
今まで支部が築いてきた区、区議会との信頼関係を継続できるよう、努力は惜しまない所存です。また、
品川区では、今年 4 月より新たな条例が施行されました。それは、23 区初 !「品川区町会および自治会の
活動活性化の推進に関する条例」です。主な事項としては、⑴町会および自治会の役割、⑵区の責務等、
⑶町会および自治会における活動の活性化のための措置、等となります。これはまさに私達行政書士が、
地域のために活躍できる条例とも言えます。品川支部では、恒例となった区民向けの遺言・相続大相談会、
大崎夢さん橋のイベントでの相談会、歴史ある品川宿場祭りでの相談会に加え、今年は商店街、町会、自
治会へ向けた知的資産経営の推進を計画しております。東政連品川支部は、今年も地域に根差した活動と
行政書士業務を実行してまいります。
11
「参議院議員片山さつきを励ます会」報告
副幹事長 渡邊淳子
わが東政連初の会員国会議員である片山さつき参議院議員を励ます会が、3 月 8 日(火)午後 6 時より
ホテルニューオータニ「芙蓉の間」にて開催された。
司会の女優東てるみさんと木内均衆議院議員(比例・北信越ブロック)の開会宣言、片山先生が所属な
さっている志帥会二階俊博会長のご挨拶、引き続き、谷垣禎一自民党幹事長、伊吹文明前衆議院議長、林
幹雄経済産業大臣、河村建夫衆議院議院運営委員長、石破茂地方創生担当大臣、稲田朋美自民党政調会長
のご挨拶でも皆様が片山先生の卓越した行動力を絶賛なさっていた。
そして、
安倍晋三総理大臣のビデオメッセージに続き、片山先生を推薦する 40 近くの団体の代表が登壇、
我らが日政連北山孝次会長の発声による「がんばろ〜コール」、夏の参議院選挙に向けての決起集会さな
がらであった。
深谷隆司自民党最高顧問のご発声での乾杯の後、懇談では片山先生が会場中を駆け回り、支援者の方々
と夏の陣必勝を誓いあい、閉会となった。
「小川敏夫と語る民主党躍進の会」報告
副幹事長 菅 邦博
3 月 24 日(木)午後 6 時 30 分より京王プラザホテル コンコードボールルー
ムに於いて、
「小川敏夫と語る民主党躍進の会」が開催された。小川敏夫参議
院議員の母校である立教大学のブラスバンド部の演奏、体育会応援団によるパ
フォーマンスとチアリーディングで華やかに開幕した会は、はじめに、枝野幸
男衆議院議員(民主党幹事長)が挨拶を述べられた。
続いて、岡田啓連合東京代表の祝辞の後、岡田克也民主党代表が挨拶に立ち、
民主党は 3 日後に民進党となるが変わらぬご支援をお願いしたい旨を述べられ
た。そして、西崎光子都議会議員(生活者ネッ
トワーク)の祝辞の後、小川議員が挨拶に立ち、
安倍首相の政権運営を批判するとともに、参
議院選挙に向けての決意を力強く述べられた。
引き続き、来賓の方々と民主党所属の国会議
員が小川議員を囲み、長妻昭衆議院議員の発
声で乾杯が行われた。
12
「川井しげお都議会議長就任祝賀会」報告
中野支部長 阿部 誠
3 月 2 日(水)午後 6 時 30 分から京王プラザホテルコ
ンコードボールルームにおいて、川井しげお都議会議長就
任祝賀会が開催された。
川井しげお先生は中野区から平成 9 年東京都議会に当選、
現在まで連続 5 期都議会議員を務め、平成 21 年 東京都
議会議員 4 期連続当選、自由民主党幹事長、平成 24 年 東京都議会オリンピック・パラリンピック招致議員連盟会
長、平成 27 年東京都議会第 47 代都議会議長に就任されま
した。また、東京都議会 オリンピック・パラリンピックを
成功させる議員連盟 会長として、舛添都知事と二人三脚で 2020 年の東京オリンピックのゴールへ向かって東京
都議会の取りまとめなど多くの仕事に汗をかかれています。
その議長就任のお祝いは、会場が狭く感じられるほど、国会議員、都会議員、区会議員、区市町村町など議会
関係者、東京都庁の職員、様々な関連団体が集いました。
森喜朗東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長からこれまでの経過と 2020 年に向けての
ご挨拶があり、舛添東京都知事から「世界一の観光都市、東京へ」伝統と革新が交錯しながら、常に新しいスタ
イルを生み出すことで、多様な楽しさを約束する街、東京をシンボライズした「& TOKYO」のブランドロゴのプ
レゼンテーションがありました。様々な制約のあるオリンピックマークに代わり、人々が東京の魅力を発信でき
るマークで「& TOKYO」の前に様々な言葉をいれ東京から発信する参加型の新しい考えのロゴマークです。
川井しげお都議会議長からこれまでの総括と、これからの抱負が熱く語られました。久々の熱気あふれるお祝
いの会でした。
「都議会自民党躍進の集い」報告
広報委員 碓井弘一郎
3 月 28 日(月)午後 6 時 00 分から、京王プラザホテル本館 5 階「コンコードボールルーム」に於いて、東京
都議会自民党「躍進の集い」が開催された。神林茂都議会自民党総務会長の司会進行で、国歌斉唱のあと宇田川
聡史都議会自民党幹事長の挨拶で始まりました。
来賓挨拶として、茂木敏允自民党選挙対策委員長、舛添要一都知事、森喜朗東京オリンピック・パラリンピッ
ク競技大会組織委員会会長のご挨拶があり、先ずは夏の参議院選挙に勝ち、2020 年東京オリンピック・パラリン
ピックを成功させようという強い意志を感じました。
次に壇上に上がった国会議員の紹介が行われ、石原
伸晃経済再生大臣(自民党都連会長)と丸川珠代環境
大臣のご挨拶があり、続いて都連所属の参議院選挙候
補予定者が登壇して各候補予定者が挨拶をし、最後に
中川雅治参議院選挙予定候補が代表して挨拶されまし
た。内田茂都連幹事長の、中川雅治候補を何としても
当選させたいという強い決意の挨拶の後、ガンバロー
コールで大いに盛り上がりました。
そして都議会各会派の議員の紹介と続き、長橋桂一
都議会公明党幹事長の代表挨拶、その後区市町村長、
議長の紹介、各種団体紹介、都議会自民党議員の登壇、
花束贈呈と続き、川井しげお東京都議会議長の乾杯で
歓談に入った。
13
「中川雅治先生を後援する行政書士有志の会」報告
行政書士中川雅治先生の国会議員活動を後援する東京行政書士有志の会 会長 清水 勲
(東政連政策委員長)
参議院議員会館地下 1 階、厳しいセキュリティーの中、受付を済ませて会場に向かう。去る平成 28 年 4
月 7 日(木)午後 2 時から 1 時間、表題の会の発会式が行われた。全 70 名、錚々たる行政書士有志の面々
が B―109 会議室に揃った。
司会の菅東政連副幹事長に始まり、会長の不肖清水の挨拶、続いて田中幹事長により規約と役員の承認
手続き。常住東京会会長、田崎東政連会長の挨拶。更に来賓の北山日政連会長から言葉をいただく。
そして主役、中川雅治参議院議員のご挨拶。冒頭で昨年 6 月の行政書士法改正にまつわる苦労談を話さ
れた。法改正実現までの道のりがいかに険しいものであったかがわかる。中川議員には平素より行政書士
仲間として理解のある改正姿勢で尽力をいただいている。お陰様で力を付けさせていただき、行政書士は
国民の幸福追求に尽力できる資格に育っている。中川議員
に対し感謝の念に堪えない。
その後、
中川議員は約 30 分に渡り国政について話された。
曰く税制、憲法、エネルギー、介護、中小企業、環境問題等々
多岐に渡り講義をされた。いつもながらその見識の高さに
感銘を受ける。残り 10 分を残して全員で記念撮影をして
発会式を終了した。
これからも中川議員が国政の場で益々活躍されることを
期待している。そのためにも、中川議員と有志の会の絆を
より強固なものにすべく決意を新たにした。
「行政書士による竹谷とし子励ます会」報告
励ます会副会長 菅原次郎(東政連新宿支部長)
3 月 5 日(土)新宿にある公明会館で「行政書士による竹谷とし子
励ます会」(以下、「励ます会」という)発会式およびセミナーが開催
されました。竹谷議員は平成 22 年の参議院東京選挙区で初当選され
た後、平成 26 年に行政書士登録を行い、現在も会員議員として行政
書士制度の拡充にも取り組んでいただいております。
第一部の発会式は私の開会挨拶で始まり、田中元英東政連幹事長に
よる規約・役員人事の説明がなされ、細井紗千子励ます会会長(東政
連副会長)の挨拶が行われました。その後、来賓として常住豊東京会
会長、田崎敏男東政連会長、相羽利子日政連幹事長、中嶋義雄都議の挨拶が行われました。
竹谷議員の挨拶ではこれまでの生い立ちから人生を振り返りながら、「誰もが生きてきてよかったと実感できる
支え合う温かな社会」を築くために政治家を志したことをお話しいただきました。その後谷田部智敬新宿支部副
支部長の閉会挨拶で第一部は終了しました。
第二部のセミナー前半では「地方創生と中小企業活性化」をテーマに基調講演を行っていただき、後半では髙
谷桂子武鷹支部会員を交えて「行政書士が行う中小企業支援」をテーマにトークセッションを行いました。
第二部では、知的資産経営はじめ活躍できる可能性のある分野から行政書士が排除されないように働きかけて
いくことが会員議員である自らの役割である、との力強い言葉もいただきました。
当日は 80 名もの有志会員に参加していただき、参加者からもとても有意義であったとの感想が寄せられました。
14
常任幹事会報告
日 時 平成 28 年4月 15 日(金)
午前 10 時~正午
場 所 行政書士会館 3階会議室
日 時 平成 28 年3月8日(火)
午前 10 時~正午
場 所 行政書士会館 3階会議室
議案1 平成 27 年度活動報告について
東政連全体の活動報告、各委員長から活動報告
の説明があった。異議なしで可決承認された。
議案2 平 成 27 年度収支決算報告及び監査報告
について
彦坂財務委員長から、収支決算の決定報告と監
査報告の説明があり、監査においても適正な運営
がなされているとの講評があった旨の話があった。
異議なしで可決承認された。
議案3 平成 28 年大会スローガン(案)について
議案4 平成 28 年大会宣言(案)について
一部修正することで、異議なしで可決承認された。
議案5 平 成 28 年度日政連定期大会の代議員に
ついて
選任は会長一任で異議なしで承認可決された。
議案1 参議院議員選挙の対応について
依頼に基づき、推薦者を決定した。
議案2 平成 28 年度活動計画(案)について
各委員長から活動計画について説明があり、異
議なしで可決された。
議案3 平成 28 年度収支予算(案)について
昨年と比較し、大きく変動があった箇所につい
て説明があったうえで、異議なしで可決された。
協議事項1 平成 28 年大会スローガン(案)につ
いて
協議事項1 平成 28 年度定時大会について
当日の大会次第についての話があり、任務分担
者・招待者等を検討した。
協議事項2 各支部定時大会への出席について
各支部への出席者を決定した。
協議事項3 支部交付活動費の前払いについて
申請があった支部にのみ前払い支給することで
決定した。
協議事項2 平成 28 年大会宣言(案)について
政策委員会で検討することとした。
報告事項1 東 政連セミナーの出席状況・式次第
について
現在の出席者数、当日の進行について報告が
あった。
報告事項1 平成 28 年度収支予算(案)の確定に
ついて
会費収入の確定と、繰越額が確定したことの報
告があった。
報告事項2 平 成 28 年度支部交付特別活動費の
申請受付について
定時大会が終了した後に、交付特別活動費の申
請受付を例年どおり行う旨の報告があった。
報告事項3 平成 28 年度東京都予算要望ヒアリン
グの回答について
報告事項4 平成 28 年度国家予算要望ヒアリング
の回答について
各回答について報告があった。
報告事項5 平成 27 年収支報告書提出について
3月 31 日に東京都選挙管理委員会に提出した
旨の報告があった。
報告事項6 土 屋正忠総務副大臣のパーティーに
ついて
報告事項7 下 村博文衆議院議員のパーティーに
ついて
各パーティーについて、それぞれ参加者の報告
があった。
報告事項8 東政連加入率について
報告事項9 都議会民主党の会派名変更について
民主党から「民進党」に変更があった旨の報告
があった。
報告事項 10 その他
①役員全体研修会の参画について
②次会常任幹事会の開催日について
報告事項2 新聞の広告掲載について
本会と連名で広告掲載された旨の報告があった。
報告事項3 (参考)支部細則の一部改正について
幹事会支部長会に提出する旨の報告があった。
報告事項4 東 政連定時大会における会長表彰に
ついて
2年に一度の表彰者について、基準に従い、支
部長推薦を受けられた方々に対し、表彰する旨の
報告があった。
報告事項5 東 政連未加入者に対する加入促進文
書発送について
登録後5年以下の政連未加入者に対して加入案
内を送る旨の報告があった。
報告事項6 その他
①日政連より議連加入者名簿
②平成 27 年度活動報告提出のお願い
③予算管理月報
15
幹事会・支部長会議事録
日 時 平成 28 年4月 26 日(火)
午前 10 時 30 分~正午
場 所 行政書士会館 地下講堂
日 時 平成 28 年3月 22 日(火)
午前 10 時 30 分~正午
場 所 行政書士会館 地下講堂
議案1 平成 27 年度活動報告について
議案2 平 成 27 年度収支決算報告及び監査報告
について
活動報告、収支決算及び監査について説明があっ
議案1 平成 28 年度活動計画(案)
議案2 平成 28 年度予算(案)について
各委員長から活動計画、予算について説明が
あった。両議案とも幹事会並びに支部長会で承認
た。両議案とも幹事会並びに支部長会で承認可決
された。
議案3 平成 28 年大会スローガン(案)について
幹事会並びに支部長会で承認可決された。
議案4 平成 28 年大会宣言(案)について
修正事項は会長一任で、幹事会並びに支部長会
で承認可決された。
議案5 平成 28 年度日政連定期大会の代議員に
可決された。
報告事項1 参議院議員選挙について
東京選挙区及び全国比例区における推薦者につ
いて報告があった。
報告事項2 平 成 28 年度 東 京都予算要望回答に
ついて
例年より詳細な回答をいただいた旨の報告が
ついて
選任は会長一任で、幹事会並びに支部長会で承
あった。
報告事項3 (参考)支部細則の一部改正について
認可決された。
議案6 幹事の選任について
推薦を待ち選任することで、幹事会並びに支部
長会で承認可決された。
法令集掲載の(参考)支部細則について一部改
正した旨の報告があった。
報告事項4 東 政連未加入者への加入促進文書送
付について
未加入者の約半数をしめる登録後5年以下の会
報告事項1 平成 28 年度収支予算書(案)の確定
について
収支が確定した旨の報告があった。
員に送付した旨の報告があった。
報告事項5 東政連会長表彰について
表彰状、感謝状の対象者の人数等について報告
報告事項2
①平成 28 年度支部交付特別活動費申請受付のご
案内について
②平成 28 年度支部交付活動費(7月支給)の前払
があった。
報告事項6 東 政連第 17 回セミナー開催報告につ
いて
135 名参加され、大変好評だった旨の報告が
いについて
支給要領について報告があった
報告事項3 平成 28 年東京都予算要望ヒアリング
回答について
報告事項4 平成 28 年国家予算要望ヒアリングの
回答について
各要望の回答について報告があった。
報告事項5 平成 27 年収支報告書提出について
東京都選挙管理委員会に提出した旨の報告が
あった。
報告事項6 東政連加入率について
あった。
報告事項7 新聞の広告掲載について
広告掲載をした旨の報告があった。
報告事項8 平 成 28 年定時大会までの会議開催
日程のお知らせ
大会までの日程について報告があった。
4月1日現在の加入率について報告があった。
報告事項7 都議会民主党の会派名変更について
民主党から民進党へ会派名が変更された旨の報
告があった。
報告事項8 政 治活動・選挙活動の注意事項につ
いて
参議院選挙対応についての注意事項等の説明が
あった。
16
各委員会報告
4 月 13 日(水)13:00 〜 15:00
● 総務委員会
3 月 3 日(木)10:00 〜 12:00
行政書士会館 2 階 会議室
議案
行政書士会館 3 階 会議室
(1)監査について
議案
(2)帳簿確認について
(1)東政連セミナーについて
(3)平成 28 年度収支計算書について
(2)未加入者への加入促進文書の送付について
● 政策委員会
3 月 16 日(水)18:30 〜 19:30
行政書士会館 3 階 会議室
2 月 22 日(月)10:00 〜 12:00
議案
(1)東政連セミナーの反省とりまとめについて
行政書士会館 3 階 会議室
議案
(2)平成 27 年度活動報告について
(1)政策委員会の今後の取り組みについて
(2)予 算要望ヒアリングのスケジュールにつ
いて
4 月 7 日(木)10:00 〜 12:00
行政書士会館 3 階 会議室
3 月 16 日(水)10:00 〜 12:00
議案
(1)支部細則改正案事前承認について
行政書士会館 3 階 会議室
議案
(1)平成 27 年度活動報告について
● 広報委員会
(2)大会スローガンについて
2 月 29 日(月)15:00 〜 17:00
(3)大会宣言(案)について
(4)平成 27 年東京都予算要望ヒアリング回答
行政書士会館 3 階 会議室
について
議案
(1)東政連ニュース 3 月号の校正
4 月 5 日(火)10:00 〜 12:00
3 月 25 日(金)15:00 〜 17:00
行政書士会館 3 階 会議室
行政書士会館 3 階 会議室
議案
(1)大会スローガンについて
議案
(2)大会宣言(案)について
(1)東政連ニュース 5 月号の企画
● 国会等選挙対策委員会
● 財務委員会
2 月 24 日(水)10:30 〜 12:30
3 月 29 日(火)16:30 〜 18:00
行政書士会館 3 階 会議室
行政書士会館 3 階 会議室
議案
議案
(1)平成 27 年度活動報告・平成 28 年度活動
(1)各委員会提出の予算検討
計画案について
(2)政策ヒアリングの回答について
(3)会員議員の獲得について
(4)参議院議員選挙について
17
平成28年度
東京行政書士政治連盟 定時大会
■日 時 平成28 年5月 30 日(月)
東京都行政書士会定時総会終了後
■会 場 なかのZERO
〒164-0001
東京都中野区中野2-9-7 ℡03-5340-5000
〔なかの ZERO へのアクセス〕
●JRまたは東京メトロ東西線の中野駅南口から徒歩約8分
● 駐輪場は、西館の地下1階にあります。
※駐車場はございませんので、公共交通機関等でお越しください。
18
新入会員をご紹介します
〈敬称略〉
3 月(25 名)
千代田支部
大 橋 進 一
千代田支部
船 越 友茄子
中 央 支 部
西 川 文 明
港
支
部
井 上 聡
港
部
小麻野 美和子
港
部
中 島 朋 之
港
支
部
広 瀬 竜 也
新 宿 支 部
石 田 真 史
新 宿 支 部
緒 方 宏
新 宿 支 部
五味川 満
台 東 支 部
渡 邉 奈穂子
台 東 支 部
杉 山 実
大 田 支 部
大 薗 州 弘
目 黒 支 部
小 澤 道 明
世田谷支部
富 岡 勉
渋 谷 支 部
藤 川 伸 作
渋 谷 支 部
川 普 一
渋 谷 支 部
中 井 洋 子
豊 島 支 部
渡 部 淳 子
足 立 支 部
川 浦 眞 嗣
足 立 支 部
原 田 由美子
八王子支部
髙 柳 雅 史
国分寺支部
松 田 和 広
立 川 支 部
遠 藤 功
多摩西部支部
橋 立 信 啓
支
支
4 月(61 名)
港
支
部
山 本 敦 子(山口会より転入)
渋 谷 支 部
千代田支部
有 年 正 聡
千代田支部
木 村 彩
千代田支部
橋 口 収
中 央 支 部
海老原 里 佳
中 央 支 部
齋 藤 堅
中 央 支 部
髙 橋 奈津子
中 央 支 部
吉 長 紘 史
港
部
加 藤 伸 也
港
部
中 川 瑞 穂
新 宿 支 部
池 内 一 博
新 宿 支 部
後 藤 信 之
新 宿 支 部
久 松 幸 一
新 宿 支 部
二 上 光 宏
新 宿 支 部
古 井 悠 稀
文 京 支 部
𠮷 岡 真 里
台 東 支 部
篠 原 耕 作
江 東 支 部
山 本 道 夫
品 川 支 部
小 池 由 樹
品 川 支 部
後 藤 則 行
品 川 支 部
前 島 実
大 田 支 部
川 邉 良 平
大 田 支 部
黒 川 真理子
大 田 支 部
藤 田 憲 彦
世田谷支部
玉 置 徹
世田谷支部
田 村 謙一朗
渋 谷 支 部
松 田 純
杉 並 支 部
伊 坂 重 郎
杉 並 支 部
小 濱 昂 介
中 野 支 部
涌 井 誠 人
豊 島 支 部
𠮷 澤 孝 明
板 橋 支 部
沼 澤 雅 裕
板 橋 支 部
林 学 仁
北
部
立 川 悦 史
足 立 支 部
佐 藤 希 枝
足 立 支 部
安 田 明 広
足 立 支 部
山 田 和 彦
足 立 支 部
渡 引 文 男
葛 飾 支 部
今 井 賢 吾
葛 飾 支 部
波賀野 剛 如
江戸川支部
荻 野 真 帆
江戸川支部
新 見 和 正
八王子支部
小 泉 信 隆
八王子支部
佐 藤 元 彦
八王子支部
中 道 健
八王子支部
松 浦 礼 子
府 中 支 部
石 井 沙 織
府 中 支 部
片 山 雄一郎
府 中 支 部
北 原 有機夫
府 中 支 部
堀 井 洋 之
田 無 支 部
玉 川 慶 二
田 無 支 部
堀 江 誠
国分寺支部
國 松 偉公子
町 田 支 部
上 良 典
町 田 支 部
木 村 啓
町 田 支 部
堀 内 将 司
調 布 支 部
井手尾 博 之
調 布 支 部
遠 山 修 慈
多摩西部支部
古 川 浩 規
武 鷹 支 部
竹 内 健 一
支
19
野 村 康 春(千葉会より転入)
支
支
●あとがき
「世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし」千年以上前に在原業平が詠まれた和歌です
が、日本人が桜を愛でる心は今でも変わらないと感じます。その桜の季節も過ぎ、田崎会長の下、東京行
政書士政治連盟の新体制が始まってはや1年になります。
会員の皆様のお役に立ち、愛読される東政連ニュースの作成を目指し、広報委員会一同励んで参りまし
た。表紙もリニューアルされて明るくなり、見出しもついてわかりやすくなったとの感想をいただきまし
た。今後もさらに読みやすい紙面の作成に努めて参りたいと思います。
今夏の参議院選挙を控え、東政連の活動も今後ますます活発になります。これからも会員の皆様に有益
な情報をお伝えさせていただく所存です。よろしくお願いいたします。
(中津原由実子)
20
東政連ニュース 平成 28 年 5 月号
東京行政書士政治連盟
住所 〒153-0042
東京都目黒区青葉台 3-1-6
電話 03-3477-2664
発行責任者 会長 田 崎 敏 男
編集長 釘 田 一 富
編集委員 外 尾 謙 二 西 坂 洋 平
中津原 由実子 碓 井 弘一郎