平成24年度 - 全国ビルメンテナンス協会

■平成24年度事業報告
大項目
中項目
Ⅰ 調査研
究事業
1 建築物維持管
理の研究に関
する事業
No
事業内容
1 清掃の環境負荷軽減に関する研 (1)清掃資機材に関する研究
究事業
①「清掃廃液処理ガイドライン作成ワーキンググループ」を開催し、平成19年に策定したガイドライン「建築物清掃作業における廃液処理」の改訂
作業に着手した。なお、改訂版の発刊は平成25年秋頃を目標としている。
②ガイドラインの改訂に伴い、会員企業を対象として平成25年1月に「ワックスの剥離洗浄等における廃液処理調査」のアンケートを実施し、調査
結果は日本環境管理学会の第26回研究発表会にて発表した。
2 病院環境衛生管理に関する研究 (1) 病院清掃の基本的な作業基準に関する研究
事業
病院の各室の清掃に関して、感染制御の観点から適切な作業手順を策定し、病院清掃従事者研修用テキストの改訂に際し、手順や使用資機材
の選定などに反映した。
(2) 感染制御を考慮した清掃技術に関する研究
①室内における微生物汚染状況と有効な除去方法等について、平成22年度委託研究の結果を基に検討した。
②病院清掃に関するスキルアップセミナーとして、病院清掃従事者研修の進め方(7/30)、病院清掃管理のインスペクション(8/20)、業務案内書・
標準作業書の作り方(9/25)、病院清掃管理業務の作業計画(10/23)、感染防止対策(11/27)を企画し、大阪で開催した。
③病院清掃関係書籍に関するチラシを関係セミナーで配付する等の広報を行った。
④病院の環境管理に関する講習として、ソリューションビジネスセミナーを企画し、東京で10/27、大阪で11/17に開催した。
⑤吐瀉物処理マニュアルを頒布した。
⑥病院清掃従事者研修用テキストの改定を行い、頒布した。
3 病院環境衛生管理に関する調査 (1)医療機関以外における在宅医療廃棄物の廃棄実態調査
事業
医療機関以外の場所において不適切に廃棄された在宅医療廃棄物の廃棄実態調査を行った。また、継続的に実態を把握するため、平成25年6
月から7月にかけて調査を実施するための検討を行った。
(2)在宅医療廃棄物による針刺し防止啓発パンフレットの作成
在宅医療廃棄物による針刺し防止啓発パンフレットを会員・行政機関等をはじめ、広く一般社会に配布し注意喚起を行った。
4 広域災害対策に関する調査事業 (1)広域災害対策に関する調査
2 建築物維持管
理の研究及び
助成に関する
事業
5
東日本大震災被災地のビルメンテナンス企業の被災後の状況を調査(岩手県3社・宮城県3社・福島県3社・茨城県2社・東京都4社)し、今後起こ
りうる広域災害への対応を検討するための基礎データを収集した。
(2)広域災害対策に関する報告書
東日本大震災を教訓として、大地震等広域災害の発生に備えビルメンテナンス企業が備えるべき対策項目を整理し、上記実態調査とともに報告
書として取りまとめた。
ビルメンテナンスに関する研究委 (1)日本環境管理学会への委託研究
託事業
日本環境管理学会に昨年度に引き続き、下記の研究を委託した。
①ビルメンテナンス・グランドデザインに基づく研究課題の抽出
②ビルメンテナンスと建物長寿命化の関連性に関する研究
③ビルメンテナンスの契約実態の分析と契約のあり方に関する研究
6 日本環境管理学会研究活動支援 (1)日本環境管理学会への活動協力
事業
7
ビルメンテナンスを主要な研究テーマの一つとする唯一の学会である日本環境管理学会に対して、①学会役員の派遣 ②学会研究活動への協
力(研究発表会への後援;5月24日~25日江戸川総合区民ホール) ③学会支部活動への協力 ④事務局態勢への協力 ⑤学会運営への経済
的協力等を通じて、その活動に協力した。
建築物維持管理分野に関する研 (1)維持管理学術分野に関する研究促進事業
究促進事業
大学・研究機関等に所属する研究者及び大学生等に対して、維持管理研究の助成の募集・審査を行い、研究助成選考委員会にて審査を行っ
た結果、平成24年度は一般分野2名に助成した。
①建物内のカーペットの汚れに関する実態調査(代表研究者:垣鍔直)
②FM管理手法に基づく有料老人ホームの清掃品質管理手法に関する研究(代表研究者:杉田洋)
(2)地区協会及び会員企業の研究促進
①(公財)日本建築衛生管理教育センター主催の建築物環境衛生管理全国大会(当協会関係者:4題発表)及び日本環境管理学会主催の第26
回研究発表会(当協会関係者:1題発表)への応募促進を図った。
②日本環境管理学会の協力のもと、業界の応募者の求めに応じて研究活動を支援した。
大項目
中項目
No
事業内容
8 維持管理分野の研究に関する表 (1)維持管理分野の研究に関する表彰
彰事業
Ⅱ 建築物
衛生法
関連事
業
3 建築物衛生法
の普及啓発に
関する事業
9
表彰選考委員会にて審査を行い、学術・技術の進歩に寄与した優秀な者として、平成23年度ビルメンテナンス研究発表賞の優秀賞1名、ビルメ
ンテナンス事例発表賞の最優秀賞1名を7月27日に表彰した。
建築物衛生法への理解促進を図 (1)維持管理基準の理解促進
る事業
下記書籍及びリーフレットに基づき、維持管理基準順守に向けての普及・啓発に努めた。
①IPMに基づくねずみ・害虫管理の進め方の頒布
(2)登録制度の理解促進
下記登録証及びリーフレットに基づき、登録制度の普及・啓発に努めた。
①事業登録証の頒布
②安心・安全な建物の管理のために~建築物衛生法と事業登録制度の配布
(3)改正事項の検討
建築物衛生法の信頼性を高めるための改正に向けて、国立保健医療科学院の厚生労働科学研究に協力するとともに、関係団体と連携を図りな
がら、改正要望事項の取り纏めを行った。
(4)建築保全業務共通仕様書・同積算基準の改訂協力
国土交通省の委託を受け、(一財)建築保全センターが実施した「建築保全業務共通仕様書・同積算基準」の改訂のため、同センターが設置した
「建築保全業務共通仕様書等編集作業部会(清掃分科会)」に専門委員を派遣し改訂に協力した。
10 厚生労働大臣指定団体としての (1)技術上の基準の設定
事業
建築物衛生法の中央協議会等において、技術上の基準を設定し、下記書籍の普及・啓発を行った。
①建築物清掃技術基準の頒布
②建築物飲料水貯水槽清掃技術基準の頒布
③建築物におけるねずみ・昆虫等防除技術基準の頒布
④簡易な水質検査の手引き
(2)登録業者への業務指導
①登録業者の求めに応じて指導を行った。
②特定建築物・登録営業所の立入検査結果を報告した。
(3)福利厚生施設の提供
①ホームページを活用した福利厚生施設の提供を行った。
(4)その他
①登録研修機関である地区協会への支援を行った。
大項目
Ⅱ 建築物
衛生法
関連事
業
中項目
No
事業内容
4 登録研修機関 11 従事者研修の企画・実施に関す (1)指定団体及び登録研修機関事業の実施
る事業
建築物衛生法第12条の6における厚生労働大臣指定団体、及び同法施行規則に基づく登録研修機関として、地区協会及び中央協議会と連携
としての事業
し、指定団体事業及び従事者研修事業を実施した。
①研修運営会議(地区協会)を5月9・10・13日の3日間に分けてテレビ会議で開催した。
②空気調和用ダクト管理中央協議会((一社)日本空調システムクリーニング協会)は、開催されなかった。
③貯水槽管理中央協議会((公社)全国建築物飲料水管理協会、全国管工事業協同組合連合会、(公財)日本建築衛生管理教育センター)は、
開催されなかった。
④排水管清掃中央協議会((一社)全国管洗浄協会)を開催し、団体事務局において協議し、テキストを改訂した。
⑤害虫防除業中央協議会((公社)日本ペストコントロール協会)(計3回)及び作業部会(計4回)を開催した。
(2)研修教材の普及・啓発
①清掃作業従事者研修用テキスト1・2を頒布した。
②清掃作業従事者研修用DVD1・2を頒布した。
③清掃作業従事者研修指導教本を頒布した。
④空気調和用ダクト清掃作業従事者研修用テキストを頒布した。
⑤貯水槽清掃作業従事者研修用テキストを頒布した。
⑥排水管清掃作業従事者研修用テキストを頒布した。
⑦防除作業従事者研修用テキストを頒布した。
(3)清掃作業従事者研修の実施
①厚生労働大臣指定団体および登録研修機関として、地区協会の協力により企業講師研修の新規を39都道府県で41回開催し657名が修了、
再講習を41都道府県で43回開催し、1273名が修了した。登録研修を9県で16回開催し、367名が修了した。
②企業講師研修を修了した企業講師による企業内研修の証明事業を行った。
(4)空気調和用ダクト清掃作業従事者研修の実施
①厚生労働大臣登録研修機関として、(一社)日本空調システムクリーニング協会と協調し、登録研修を7都道府県で7回開催し、33名が修了し
た。
(5)貯水槽清掃作業従事者研修の実施
①厚生労働大臣登録研修機関として、地区協会の協力により登録研修を8県で9回開催し、412名が修了した。
(6)排水管清掃作業従事者研修の実施
①厚生労働大臣登録研修機関として、(一社)全国管洗浄協会と協調し、登録研修を9都道府県で11回開催し、116名が修了した。
(7)防除作業従事者研修の実施
①厚生労働大臣登録研修機関として、地区協会の協力により登録研修を7県で7回開催し、143名が修了した。
(8)登録機関の講師研修の実施
①協会講師・登録講師講習会(清掃)をテレビ会議にて2回開催し(8/3、4/19)、161名が修了した。
②防除作業従事者研修会指導者講習会を10/4に開催し、本会から18名が参加した。
12 従事者研修のテキストの作成・頒 (1)技術向上の促進
布事業
下記書籍に基づき、清掃技術向上に向けての普及・啓発に努めた。
①ビルクリーニング作業計画実践教室を頒布した。
②清掃管理業務積算・見積りマニュアルを頒布した。
③貯水槽清掃作業契約書・仕様書を頒布をした。なお、改訂は見合わせた。
④教育の意義と顧客満足度を頒布した。
⑤清掃作業計画シリーズを頒布した。
⑥(一社)温水洗浄便座工業会とともに、温水洗浄便座を対象とした清掃マニュアルを策定し、頒布した。
大項目
Ⅱ 建築物
衛生法
関連事
業
Ⅲ 普及啓
発事業
中項目
No
事業内容
4 登録研修機関 13 登録研修機関(地区協会)支援事 (1)登録研修機関の地区協会支援事業
業
従事者研修の実施登録機関となっている27都道府県協会に対して、本会と同等レベルを保持するようカリキュラムやテキスト利用などの支援を
としての事業
行った。
(2)従事者研修実態調査
企業講師研修及び登録研修の企画立案のため、地区協会を対象として実態調査を行った。なお、会員企業を対象とした実態調査は、厚生労働
省健康局生活衛生課よりモデルカリキュラムの課長通知の発出があったため、調査項目を整理して次年度行うこととし、本年度は見合わせた。
5 監督者講習会 14 監督者講習等の開催支援事業 (1)日本建築衛生管理教育センター事業への協力
等に関する事
(公財)日本建築衛生管理教育センターが行う建築物環境衛生管理技術者講習並びに監督者講習の開催実施に協力するとともに、同センターの
業
地区事務局として登録機関事業等の運営に協力した。
6 病院施設の衛 15 (一財)医療関連サービス振興会 (1) 院内清掃サービスマーク制度への協力
への協力事業
(一財)医療関連サービス振興会からの委託を受け、以下の事業を実施した。
生管理に関す
①第55回~第57回の認定申請書の受付及び要件審査を行った。
る事業
②平成24年度および平成25~26年度の実地調査員の推薦を地区本部の協力のもと行った。また、実地調査に関し各地区本部の協力のもと連
絡・調整事務を行った。
③実地調査員研修の開催に向け、各地区本部の協力のもと会場の手配・日程調整を行い、当日の運営に協力した。
(2) 説明会の企画協力と実施
サービスマーク申請事業者を対象とした説明会を東北地区(4月23日・15名)、九州地区(5月9日・23名)、東京地区(5月17日・56名)、近畿地区
(5月20日・13名)で開催するとともに、地区協会が開催する説明会に対する運営協力を行った。
7 建築物の保全 16 環境保護施策への対応に関する (1) ビル省エネルギー推進への対応
事業
1)平成25年4月に環境省より公募された「平成25年度節電・CO2削減のための実践促進モデル事業」における「設備運用の最適化」分野に、ビル
管理に関する
メンテナンスの新たなビジネスモデルとして期待されるソフトESCO事業を展開するためのモデル事業として、「業務用建築物における運用改善によ
事業
るCO2削減促進モデル事業」を提案、38件の応募の中から採択された5件の内の一つに選ばれ、次年度同事業を実施することとなった。
2)建築物エネルギーマネジメント業務の契約書・仕様書について検討を行い、次年度実施する環境省のモデル事業の実施結果を通じて、ソフト
ESCO事業を基軸とした新たな省エネビジネスの契約書・仕様書について、引きつづき次年度検討を行うこととした。
3)建築物エネルギーマネジメント業務説明会について検討を行い、第14回不動産ソリューションフェアにおいて「ビルのコスト削減と省エネル
ギー」をテーマとしたセミナーを企画し、(公社)福岡県ビルメンテナンス協会の協力を得て、運用改善によるビルの省エネルギー効果とそれを実践
するための設備管理技術の重要性について、ビルオーナー等へ広く情報を発信した。
4)(一社)北海道ビルメンテナンス協会と共催で、『北海道「2012年冬・ビルの節電・省エネ・省コスト」セミナ-』を開催し、運用改善による省エネル
ギー及び電力使用量ピークカット等に関する情報提供に努め、定員を超える約140名の参加を得た。
(2) ビル省エネ診断技術者資格制度への対応
1)ビル省エネルギー診断技術の普及を図るため(一財)省エネルギーセンターが認定する「ビル省エネ診断技術者資格制度」の運営に協力し、東
京・大阪・福岡開催において団体申込特別受講料受付を実施した。また、同制度を広く普及するため、制度に関する無料説明会を同センターと共
催で実施した。
2)ビル省エネ技術者を育成する教育事業について、(一社)日本ビルエネルギー総合管理技術協会との協議会を開催し、次年度の実施に向けて
検討を行った。
(3)月刊ビルメンテナンス誌等を通じて、ビルの省エネルギー技術、省エネルギー新製品等の情報を発信した。
17 建築物の保全管理業務の資質
向上に関する事業
(1)設備総合管理業務の資質向上
1)北陸地方整備局からの依頼を受け、同整備局が開催した保全講習会に講師を派遣し、保全計画の必要性とその効果や保全業務品
質の確保等、保全の重要性や適正な保全業務品質を得るためのポイント等について、官公庁の施設管理担当職員、契約担当職員等へ
の理解促進を図った。
2)国土交通省の委託を受け、(一財)建築保全センターが実施した「建築保全業務共通仕様書・同積算基準」の改訂のため、同セン
ターが設置した「建築保全業務共通仕様書等編集作業建築部会」「同電気設備部会」「同機械設備部会」「同昇降機部会」の各部会
に専門委員を派遣し改訂に協力した。
3)(一財)建築保全センターが、ビルメンテナンス関係者向けに編集、発行する「2013年版 建築保全手帳」の作成に協力すると共
に、ビルメンテナンス企業からの購入受付を行う等、販売促進に協力した。
18 エレベーター閉じ込め救出制度 エレベーター閉じ込め救出制度の円滑な運用を図るため、(一財)建築物管理訓練センターと協力し、同センターの技能士コース実施地区(東
への対応事業
京・大阪)において2月22日に「エレベーター基礎研修」を開催した。
大項目
Ⅲ 普及啓
発事業
中項目
No
8 建築物の安全 19 防犯・防災に関する研究事業
確保に関する
事業
事業内容
(1)危機管理への対応
建築物内の防犯・防火を中心とする施設警備業務における危機管理対策として、ビルメンテナンスにおける、BCP(事業継続計画)についてのガ
イドライン作成のための検討を行った。東日本大震災調査を参考として作業を進めた結果、全国協会、都道府県協会が災害を受けた場合に、素
早い復旧による会員サービス回復のためのBCPとは何か、その対応のあり方を含め、会員企業に有益なBCPを構築していくことを目指すこととし、
その作業に着手した。
20 警備防災関係法令への対応事業 (1)警備防災関係法令の周知
警備業法令及び消防法令等を遵守した適正な警備防災業務の実施を推進するため、法令の改正状況、通達の施行状況等を速やかに把握し、
周知に努めた。特に、平成24年6月25 日付の警察庁からのプール監視業務に係る通達については、業界に与える影響を把握するためアンケート
を実施した。
(2)警備防災関係情報の収集
諸制度の運用に係る諸問題への対応や参考事項等について、警察庁、消防庁、関係団体等との連携を密にして情報収集に努め、広く一般に周
知した。
21 警備防災関係団体への対応事業 (1)警察庁及び(一社)全国警備業協会との情報交換
警察庁及び(一社)全国警備業協会との間で、警備業に係る課題について意見交換等を行った。
(2)消防庁及び防災関連団体との連携
消防庁及び防災関連団体との連携を取り、建築物の防災における課題について、情報を収集した。
(3)国土交通省及び関連団体への協力
国土交通省の委託を受け、(一財)建築保全センターが実施した「建築保全業務共通仕様書・同積算基準」の改訂のため、同センターが設置した
「建築保全業務共通仕様書等編集作業部会(施設警備分科会)」に専門委員を派遣し改訂に協力した。
9 就労の支援に 22 就労支援に関する事業
関する事業
(1)障がい者就労支援マニュアルの普及
「障がい者就労支援マニュアル」を印刷・頒布を行った。
(2)障がい者就労支援マニュアル清掃実務編(仮称)の作成協力
エルチャレンジが進める「障がい者就労支援マニュアル清掃実務編(仮称)」の作成及び普及活動に協力した。
(3)障がい者支援のあり方に関する検討
各企業が障がい者を雇用するにあたり、就労支援スタッフの養成といったサポートする体制の構築に向けた検討を行った。
(4)地方アビリンピック大会種目採用支援
47都道府県にて行われている障害者技能競技大会(地方アビリンピック大会)において、地区協会と連携しビルクリーニング種目の採用に向け協
力した。
(5)刑務所内受刑者職業訓練の支援
刑務所において受刑者職業訓練(ビルハウスクリーニング科)事業に協力を行っている地区本部・地区協会の状況把握に努めるとともに、各地区
の共通課題に対し、必要に応じ、法務省と協議を行うとしていたが、特に課題が寄せられなかったため、行わなかった。
10 国際交流事業 23 世界ビルサービス連盟事業運営 (1)世界のビルサービス事業者との技術・情報交換
協力に関する事業
以下の会議等に出席し、日本の状況を説明すると共に世界ビルサービス連盟(略称:WFBSC)の事業運営について協力した。
①2012年8月世界連盟理事との電話会議
②2012年10月世界連盟理事会(ブラジル・クリチーバ)
③2013年3月世界連盟理事会(イタリア・ローマ)
(2)世界に向けた建築物環境衛生関係情報の発信
WFBSCによる「持続可能性(サステナビリティ)」をテーマとしたアンケート調査に協力し、日本の対応について発信した。
24 世界大会対応に関する事業
(1)第19回世界ビルメンテナンス大会開催支援
2012年10月10日~13日に、ブラジル・クリチーバ市で開催された、第19回世界大会について、参加者の募集を行った。
日本からは31名が参加し、海外の同業者との交流を促進し、経営・技術情報交換を行うことにより、大会運営に協力した。
(2)第19回世界ビルメンテナンス大会関係情報の発信
大会報告書を作成し、月刊「ビルメンテナンス」やホームページを通じて、大会の概況等について情報を発信した。
(3)第20回世界ビルメンテナンス大会(米・ニューヨーク)
次回大会に関する情報を収集し、次年度の参加募集についてより多くの参加者を募うための検討を行った。
(4)第21回大会の開催国について、世界連盟理事会にて、日本での開催が推挙されたため、当会の理事会に諮り、当会創立50周年事業と合わせ
ながら日程や場所、費用についての検討を次年度より準備に取りかかることとした。
大項目
中項目
No
事業内容
25 アジアビルメンテナンス連盟事業 (1)アジアビルメンテナンス連盟事業運営支援
運営に関する事業
26 その他国際交流に関する事業
アジアビルメンテナンス連盟(略称:ABMA)の事業運営に協力するため、電子メール等により情報交換を行った。
(2)アジアビルメンテナンス連盟サイト運営支援
同サイトの運営に協力した。
(3)アジアビルメンテナンス大会開催支援
2013年5月に上海にて開催される予定であった、第4回アジア大会について、電子メール等により情報収集を行うなど、運営に協力したが、大会
は延期(時期未定)となった。
(1)諸外国視察団への視察協力
韓国協会に、従事者研修用テキストなどの紹介を行った。
また、ベトナムの事業者の訪問を受け、知識や技能等についての相互協力を行うことを確認した。
(2)英語版サイトによる情報発信
英語版サイトを通じて、日本のビルメンテナンス事情について、海外の事業者向けに情報発信を行った。
Ⅳ キャン 11 こども絵画コ 27 こども絵画コンクールに関する事 (1)絵画コンクールの企画・検討
業
例年同様、各省庁・関係団体の後援を得て、3つの大臣賞等表彰の機会拡大を図った。
ペーン
ンクール事業
(2)共催・協賛の募集
事業
①地区協会、関係諸団体に対し、本キャンペーンの賛同を広げ、25団体より協賛を得、32協会より共催を得た。
②47都道府県協会と共催体制を構築し、各都道府県におけるコンクール実施(広報促進・審査・表彰等)を促進した。
(3)ポスター、チラシ、ホームページ等による絵画募集の広報を以下のとおり行った。
①全国の小学校・支援学校・市町村教育委員会へのポスター等での広報
②加盟協会所属会員・地区協会へのポスター等での広報
③キッザニア施設でのチラシによる広報
④ホームページによる広報
⑤新聞・雑誌・テレビ局等へのニュースリリースによる広報
(4)応募作品は9,691点に上った。
(5)美術関係者等を審査員に迎え絵画の審査を行い、大臣賞を含む573名の入賞と、学校賞20校を決定した。
(6)優秀な絵画の表彰及び展示
①優秀作品の表彰及び展示を行った。
②参加者全員に、参加賞を送付した。
12 環境教育支援 28 環境教育支援に関する事業
事業
(1)こども職業体験施設「キッザニア」におけるキャンペーン活動
①クロージングアクティビティとして行われるスイーピングパレードをスポンサー提供した。
②スイーピングパレードに伴う、衣装・道具・楽曲の提供または補完を図った。
③キッザニア施設内にあるリーフレットコーナーを利用し、業務内容及び社会的意義を伝える小冊子を設置し広報した。
④スポンサー特典を最大限活用して、ビルメンキッズデーを実施した。
(2)こども向け小冊子の普及、検討
1)園児及び小学校低学年を対象とし、絵本「そらくんのビルたんけん」を次のとおり頒布した。
①キッザニアを利用した頒布
②当協会・地区協会等イベントを利用した頒布
なお、本冊子の改訂について検討し、高学年向け職業紹介冊子の原稿を制作した。
2)小学校施設内清掃を対象とした「学校清掃マニュアル」頒布を行った。
(3)ビルメンテナンス業務グッズの頒布・販売について
これまでに製作してきたビルメンこども絵画コンクール参加賞の各グッズを、ビルメンテナンス業務を広く一般に紹介するノベルティグッズとして再
製作し、各都道府県協会のさまざまな催事で利用してもらうために実費販売の検討を行ったが、投資対効果を鑑みた結果、実行を見送り、本事業
を廃止することとした。
大項目
中項目
No
事業内容
Ⅳ キャン 13 キャンペーン 29 クリーン&エコビルキャンペーン
の推進に関する事業
ペーン
推進事業
事業
30 こども向けイベントの実施事業
(1) クリーン&エコビルキャンペーンの検討
「建築物環境衛生週間」の制定に向けて検討した結果、構築までの課題や費用を鑑み、時期尚早と判断し、実行を見送り、本事業を廃止するこ
ととした。ただし、本事業の基礎として考えられていた各地協会の社会事業への協働については、次年度以降検討していくこととした。
(1)ビルメン・キッズデーの実施
キッザニア東京を利用したイベントを一般の方々及び会員企業従事者を対象に開催し、1000名程度の来場者を迎え業界イメージアップ活動を
行った。
31 ビルメンテナンスに関する各種情 (1)情報配信サービスを利用したビルメンテナンス情報の発信と関連団体イベントへの業界宣伝
報発信事業
本会各委員会の事業活動において、一般社会に広報すべき各種情報(イベント、調査研究データ等)を、マスメディアへの配信サービスを通じ
て、全国の新聞、雑誌等のメディアに向けて広く発信した。また、不動産ソリューションフェア及び洗浄展イベントに参加し、業界宣伝を通してビルメ
ンテナンス事業の認知向上を図った。
(2)ビルメンテナンス業を巡る、制度についての理解促進を深めるために、国土交通省後援のもと「保全業務マネジメントセミナー」を開催した。本セ
ミナーは、適正な保全業務の契約に向けて、保全業務の計画・実施・評価・改善の各段階において業務発注者の適正な保全業務の実施方法等
の情報提供を趣旨とするもので、国及び地方自治体の発注担当者約300名が参加した。また、本セミナーにてアンケートを実施した結果、多数の
意見が寄せられ、次年度以降に反映し、継続して実施することとした。
なお、本セミナー実施に付属して、国等の施設へ直接赴き、品質評価を行った。
(3)対外宣伝・広告
「ビルメン記者クラブ」等業界紙誌との交流を促進するとともに、関係新聞・雑誌等への広告掲載を通して本会の公益活動を広く社会に宣伝した。
14 ビルメン
32 ビルメンヒューマンフェアの実施
事業
ヒューマン
フェア推進事
業
(1)「ビルメンヒューマンフェア'13」の開催準備
平成25年10月開催される「ビルメンヒューマンフェア’13」に関して、行事・催事内容について、フェア企画調整部会を立ち上げ準備を行った。
大項目
中項目
No
事業内容
Ⅴ 教育・ 15 技能検定事業 33 ビルクリーニング技能検定に関す (1)試験問題の作成
る事業
中央職業能力開発協会との間で試験問題作成に係る業務委託契約を締結し、実施要領、採点基準および試験問題等を適切に作成した。
資格事
(2)受検案内及び申請受付
業
当会ホームページにおいて、6月27日に実施公示するとともに、受検案内およびPRポスター等を作成し、平成24年度ビルクリーニング技能検定
試験の周知に努めた。平成24年度の受検申請者数は、前期試験が105名、後期試験が2,911名であった。
(3)水準調整の実施
厚生労働省、中央職業能力開発協会指導のもと、9月26日に全国水準調整会議を開催した。今回は、試験問題作成委員、9地区の首席技能検
定委員及び副首席技能検定委員が出席し、公平かつ厳正な技能検定実施に向けて採点方法等の調整を行った。また、9地区においては、地区
ごとに水準調整会議を実施し、各地区の技能検定委員に対し、技能検定委員向けDVDを利用しながら水準調整に係る指導を行った。
(4)試験の実施
1)前期試験について
7月29日に学科試験のみを2地区2会場 (東京、大阪) において実施した。受検者105名に対し、合格者は34名 (合格率32.4%) であった。
2)後期試験について
実技作業試験は12月11日から2月2日にかけて、また学科試験および実技ペーパーテストを2月3日に9地区10会場 (札幌、仙台、東京、名古
屋、金沢、大阪、広島、香川、福岡) において実施した。受検者2,911名に対し、合格者は1,651名 (合格率56.7%、ビルクリーニング技能士累計
50,207名) であった。
3) ビルクリーニング技能検定試験業務に関する平成24 年度の内部監査を5月28日に実施した。
(5)技能検定実施に係る整備・普及
1)技能検定受検資格に係る認定職業訓練施設の拡充
ビルクリーニング技能検定受検資格に係る認定職業訓練施設の拡大を図るべく、職業技術校を訪問した。
2)ビルクリーニング技能検定制度及び試験内容に関する見直しの検討
検定委員会において、ビルクリーニング技能検定実技作業試験の資機材変更に伴う試験問題等の変更について検討を行った。
3)資機材変更に伴う実技作業試験課題のDVD制作
ビルクリーニング技能検定実技作業試験の資機材変更に伴う作業手順の変更に対応すべく、実技作業試験採点用のDVDを制作した。
(6)厚生労働省・職業能力開発事業への対応
1)合格証書及び技能士章の再交付
平成24年度は、72名の技能士より合格証書および技能士章の再交付申請を受け付け、再交付を行った。
2)技能検定試験問題漏洩に係る再発防止対策
局長通知「技能検定試験問題等の漏洩に係る再発防止の再徹底について」を受け、秘密資料取扱手順書の作成及び検定委員、事務局員等
を対象に秘密資料の取扱いに関する教育を通信教育で行った。
34 ビル設備管理技能検定に関する (1)平成24年度の検定試験に係る事業
事業
1)試験実施地区(2地区)ごとに水準調整会議を開催した。試験問題作成委員を実施地区に派遣し、公平かつ厳正な技能検定実施に向けて採点
方法等の調整を行った。
2)1級及び2級実技作業試験については、東京 (7月19日) と近畿 (8月2日~3日)の2地区で実施した。学科試験(1級・2級)及び1級実技ペーパー
テストについては、8月5日に東京と近畿の2地区で実施した。平成24年度の受検者は、1級11名、2級46名に対し、合格者は1級3名(合格率
27.3%)、2級15名(同33.6%)であった。
3)中央職業能力開発協会との間で試験問題作成に係る業務委託契約を締結し、実施要領、採点基準および試験問題等を適切に作成した。
(2)平成25年度の検定試験に係る事業
1)平成25年度ビル設備管理技能検定実施について、2月20日より当協会のホームページに公示した。また、受検案内および受検申請書を試験
実施地区本部に配布し、また、各都道府県協会を通じ、会員企業に対しPRチラシを配布した。
2)平成25年4月23日から5月13日を期間として、平成25年度検定試験の受検申請受付を1級、2級とも東京および近畿の2地区本部を窓口に行う
とともに、「ビルメンアビリティセンター」を利用したネット申請による受付を行った。平成25年度の受検申請者数は、1級が2地区合計で14名、2級が2
地区合計で71名であった。
3) ビル設備技能検定試験業務に関する平成24 年度の内部監査を5月28日に実施した。
(3)技能検定実施に係る整備・普及
1)ビル設備管理に関する教育についての見直しを検討した。
(4)厚生労働省・職業能力開発事業への対応
1)平成24年度は、1級技能士1名と2級技能士1名より合格証書および技能士章の再交付申請を受け付け、再交付を行った。
2)技能検定試験問題漏洩に係る再発防止対策
局長通知「技能検定試験問題等の漏洩に係る再発防止の再徹底について」を受け、秘密資料取扱手順書の作成及び検定委員、事務局員等
を対象に秘密資料の取扱いに関する教育を通信教育で行った。
大項目
中項目
No
事業内容
Ⅴ 教育・ 16 病院清掃受託 35 病院清掃受託責任者講習の企画 学識者及び厚生労働省並びに(一財)医療関連サービス振興会の協力を得て「病院清掃受託責任者講習実施委員会」を設置、講習の運営に関す
に関する事業
る次の諸事項について検討し、実施計画を策定した。
資格事
責任者講習事
〈平成24年度病院清掃受託責任者講習に係る事項〉
業
業
(1)H24年度病院清掃受託責任者講習の実施内容
①H24年度講習の開催内容
②H24年度考査問題の作成
③H24年度考査の採点、合否判定
④H24年度修了者の決定
⑤H24年度フリーディスカッション質疑応答集、補助資料など配付資料の見直し・情報追加
(2) 病院清掃受託責任者講習講師への対応
①H24年度受託責任者講習のメディカル・ナース講師への講義依頼
②H24年度講師講習会の開催、H23年度開催状況を踏まえたH24年度講習のすすめ方や最新情報の伝達
(3) 病院清掃受託責任者講習に関する調査
①H24年度病院清掃受託責任者講習受講者へのアンケート調査実施・分析
②H24年度の考査採点結果を統計処理の上、習得状況の把握、過去との比較検討の実施
〈平成25年度病院清掃受託責任者講習に係る事項〉
(4) 病院清掃受託責任者講習の計画
①H25年度講習の開催計画
②H25年度考査問題の作成開始
③H25年度フリーディスカッション、質疑応答集、補助資料などの配付資料の見直し検討(改訂は行わず一部補助資料の記載事項を修正)
(5) 病院清掃受託責任者講習講師への対応
①H25年度受託責任者講習のメディカル・ナース講師、行政講師への講義依頼
地区本部の推薦に基づく業界内講師の委嘱
②H25年度講師講習会の計画(平成24年度の開催状況の報告、平成25年度講習のすすめ方の伝達、平成24年度受講者アンケートの結果報
告、最新情報などを内容とする)
36 病院清掃受託責任者講習の実施 前項企画に基づいて以下の事業を実施した。
に関する事業
〈平成24年度病院清掃受託責任者講習に係る事業〉
(1)講習会の実施
①受講決定通知・テキストの受講者への送付
②新規講習及び再講習の開催(9地区で11開催、修了者は新規講習で1,430名、再講習で1,444名)
(2)業界内講師への対応
①講師の養成方法の検討
②講師講習会における講習会開催状況の報告
③各地区における水準調整会議の開催
〈平成25年度病院清掃受託責任者講習に係る事業〉
(1)病院清掃受託責任者講習の周知
①ビルメン誌への同梱、地区協会を通じて全会員に平成25年度の講習案内を配付した。
②平成25年度再講習該当者への講習案内の直接送付
③各地区本部より希望者への講習案内の送付
④ホームページに講習案内、ダウンロード可能な申請書の掲載
(2)病院清掃受託責任者講習の申請受付
①各地区本部における申請受付(新規:601名、再講習:854名)。
②オンライン申請受付(新規:776名、再講習:713名)。
大項目
Ⅴ 教育・
資格事
業
中項目
No
事業内容
37 病院清掃管理業務の向上に関す (1) 関係法令への対応
る事業
17 品質評価資格 38 建築物清掃管理評価資格者1級
に関する事業
者の育成及び
評価制度推進
事業
①業務委託に関する医療関係法令の情報収集に努めた。
②関係省庁との連携に努め、会員企業等への関係法令等の連絡をビルメン誌や、ホームページに掲載、周知に図った。
(2) 医療関連サービスマーク制度の普及・啓発
①サービスマーク認定事業者の広報を行った。
②サービスマーク制度及び病院清掃受託責任者講習の広報・周知を図った。
(3) 病院清掃の従事者研修の促進
①病院清掃従事者研修の促進を図るため、病院清掃従事者研修用テキストを改訂した。
②従事者研修事業の実施体制に向けて検討した。
(1)1級登録者への対応
1)1級登録更新講習会の実施計画を企画した。
2)1級登録講習会等の実施
①2月に7会場(北海道(2/20)・東京(2/18)・中部北陸(2/6)・近畿(2/27)・中国(2/28)・四国(2/19)・九州(2/21))で1級登録更新講習会を開催
②開催地区首席講師等の水準調整1/30と2/6に開催(TV)した。
3)受講後の対応
①登録更新者(1級登録者)への登録証の交付を行った。
39 建築物清掃管理評価資格者2級 (1)2級P新規資格取得申請者への対応
(作業品質)に関する事業
1)事前課題・修了課題の内容を検討し、講習会の実施計画を企画した。
2)講習会等を下記のとおり実施した。
①9~10月に6会場(北海道(人数不足のため開催中止)・東京(10/4~5)・関東甲信越(10/9~10)・中部北陸(10/4~5)・近畿(9/18~19)・
中国(10/16~17)・九州(沖縄,10/29~30))で講習会を開催した。
②開催地区首席講師等の水準調整を9/4に開催(TV会議)した。
③開催地区講師の地区水準調整を開催した。
④講習修了審査を実施した。
3)修了課題の実施
①修了課題審査を実施した。
4)資格取得後の対応
①全審査合格者への資格証書の交付を行った。
②実績報告書の受理を行った。
(2)2級P登録者・2級P資格者への対応
1)登録更新・登録申請の内容を検討し、登録講習会の実施計画を企画した。
2)登録講習会等の実施
①2月に4会場(東京(2/18)・中部北陸(2/6)・近畿(2/25)・中国(2/26))で登録講習会を開催した。
②開催地区首席講師等の水準調整を通信で行った。
3)受講後の対応
①登録更新者(2級P登録者)への登録証の交付を行った。
②登録申請者(2級P資格者)への修了証の交付を行った。
(3)教材の充実
①清掃管理業務インスペクションガイドブックPを頒布した。
大項目
中項目
No
事業内容
Ⅴ 教育・ 17 品質評価資格 40 建築物清掃管理評価資格者2級
(組織品質)に関する事業
資格事
者の育成及び
業
評価制度推進
事業
(1)2級M新規資格取得申請者への対応
1)事前課題・修了課題の内容を検討し、講習会の実施計画を企画した。
2)講習会等を下記のとおり実施した。
①10月に5会場(東京(10/15~16)・関東甲信越(10/22~23)・中部北陸(10/11~12)・近畿(10/9~10)・中国(11/8~9))で講習会を開催し
た。
②開催地区首席講師等の水準調整を9/4に開催(TV)した。
③開催地区講師の地区水準調整を開催した。
④講習修了審査を実施した。
3)修了課題の実施
①修了課題審査を実施した。
4)資格取得後の対応
①全審査合格者への資格証書の交付を行った。
(2)教材の充実
①清掃管理業務インスペクションガイドブックMを改訂増刷し、頒布した。
41 登録インスペクターの育成に関す (1)登録インスペクターの活用促進
る事業
登録インスペクターの資質向上及び社会・企業における活用促進を図るため、以下の事業を実施した。
①第4回ベスト・インスペクター賞の企画・募集を行った。
②ホームページにおける登録インスペクターの名簿公開を行った。
③インスペクター制度宣伝チラシの配布を行った。
④インスペクター活用実態の調査・情報収集を行った。
42 設備管理評価資格者制度に関す (1)設備管理評価資格者制度に関する事業
る事業
設備管理評価資格者制度の発足を検討するとともに、設備管理評価セミナーの企画・立案を行った。
(2)教材の充実
①設備管理業務インスペクションガイドブックの頒布を行った。
(3)設備管理評価セミナーの開催
①12月に2会場(東京(12/6~7)・近畿(12/11~12))で開催した。
②修了者に修了証を交付した。
(4)インスペクター体験講習会
①建築物清掃管理評価資格者2級(作業品質)講習会の体験講習会について検討したが、開催は見送った。
43 品質評価制度の推進に関する検 (1)評価センター設置に関する事業
討
建築物維持管理業務のユーザー及び事業者、政府関係機関、学識者による建築物維持管理業務の第三者評価機関設立に関する検討会を開
催し、検討すべき課題・目標を以下のとおりまとめ、次年度以降、これらの課題・目標に対する契約者双方の認識を把握するため、ビルメンテナン
スユーザー及び会員企業にアンケート調査を実施し、協会経営戦略との整合性を図りながら、引き続き検討を行うこととした。
①インスペクターによる自主検査を標準仕様にすることについて
②評価センター(仮称)による作業結果の公式評価(社会標準)を契約に活用することについて
③評価センター(仮称)による優良品質事業者の認定について
(2)評価のあり方に関する事業
当協会が策定した品質評価手法について、社会のニーズを反映した評価手法・項目とするための検討を行った。
(3)インスペクター制度の広報
保全業務マネジメントセミナーに参加した官公庁施設の保全業務発注者等の要望に応じ、当該官公庁施設にインスペクターを派遣し、作業品質
の点検手法の実演をはじめインスペクター業務の紹介を行い、インスペクション業務の理解促進、インスペクターの活用に関する宣伝に努めた。
18 教育研修基盤 44 資格・講習総合運用システムの運 (1)ビルメンアビリティセンターの運用向上
用事業
各種資格講習において、受講者へのサービス向上及びキャリア形成を支援するために、資格制度総合運用システム「アビリティセンター」の運用
整備に関する
の向上に努め、活用を促進した。
事業
大項目
教育研修基盤
整備に関する
中項目
No
事業
45 教育研修基盤整備に関する事業 (1)教育研修共通課題の検討
事業内容
建築物の環境向上を担う人材育成を目的に、資格試験・講習、訓練・セミナーの円滑な運営を図るべく、教育研修事業戦略に基づき、講師の確
保・養成に向けた実施体制の構築に向けて検討を開始した。
1)協会認定講師制度の構築
2)講師確保と育成に向けた環境整備
(2)(一財)建築物管理訓練センターとの協働
建築物の環境向上を担う人材育成及び指導者の確保と育成を中心に、建築物管理訓練センターとの間で教育研修事業の協働を行った。
大項目
中項目
No
事業内容
Ⅵ 伝達媒 19 印刷媒体に関 46 「ビルメンテナンス誌」の発行に関 建築物維持管理の品質・技術の向上に寄与し、居住環境の快適性と安全性の確保を図るために、会員はじめ建築物所有者、ユーザー、官公庁
する事業
に、建築物維持管理業の経営・技術に関する理論・知識・技法・情報などを、514~525号の12号で幅広く提供した。今年度も東日本大震災への対
体運営
する事業
応として、被災学校への清掃用具支援活動の最終報告および電力問題への節電・省エネ対策などの関連情報や、世界ビルサービス連盟の活動
事業
や研究報告並びに同連盟主催の第19回世界ビルメンテナンス大会(ブラジル大会)の概要を掲載した。また、(財)ビル管理教育センター(現・(公
社)日本建築衛生管理教育センター)主催の建築物衛生管理全国大会における斯業関連の研究報告や本会のビルメンテナンス研究助成事業に
よる研究報告の概要を掲載した。
本誌の販路拡大策として、前年同様、本誌等刊行物販促のために事業宣伝リーフレット「25年度試験・講習総合案内」への購読案内の掲載と、
本会および関連団体の展示会やセミナー等参加者に見本誌を配布し、購読者の確保に努めた。また、2回予定の本誌との広告タイアップセミナー
は、「最新IT活用セミナー・パート2」(平成25年4月5日)、「医療環境における衛生&安全管理セミナー」(同5月23日)を東京で開催、受講者は合
わせて150名に上った。
20 電子媒体に関 47 全国協会サイトの運用及び推進 一般社会に対し、種々のビルメンテナンス情報を提供し、建築物環境の向上への理解を促進するために以下を実施した。
に関する事業
(1)全協公式サイト(http://www.j-bma.or.jp)を通じ、協会事業・時事問題・イベント等の最新情報を常時更新し、新鮮な情報提供を行った。また、
する事業
ビルメンテナンス業務の社会的重要性の理解を深めるための情報を提供した。
(2)こども達に向けたビルメンテナンスサイト(キッズビルメン http://www.kids-bma.jp)を通じ、広くビルメンテナンス業の認知・イメージ向上及び
居住環境・学校環境等に役立つ情報の提供を図った。
(3)英語版サイト(http://www.j-bma.or.jp/jbma_eng/)、アジアビルメンテナンス連盟サイト(http://www.asiabma.net/)を通じ、諸外国に対し協会
活動、ビルメンテナンス情報を提供した。
(4)本会主催の資格・講習の情報を広く発信するサイト(ビルメンアビリティセンター http://study.j-bma.or.jp)を通じ、資格等の重要性を広く広報
し、受検・受講の機会拡大を図った。
48 BM情報ランドサイトの運用及び サイトユーザーがBM情報ランド(http://www.bmisland.net)の情報を取得しやすくするための環境作りに努め、安心してサイト閲覧できるよう、各サ
推進に関する事業
イトコンテンツの充実を図った。
BM情報ランド推進協議会メンバーを中心とし、建築物の運営・管理・維持・環境分野における各団体の事業や取組、催し物について、BM情報ラ
ンドサイト(http://www.bmisland.net)を通じて、広く広報を行った。また、運用及び情報内容の充実を図った。
(1)ビルメンテナンス・ビルマネジメント情報の充実
①維持会員及び賛助会員と協力し情報の充実を図った。
②業界ニュース・イベント情報を随時更新し情報を充実させた。
(2)BM情報ランドサイトの認知向上
①サイトのアクセス数や認知度を向上することに努めるため、サーチエンジンに上位表示されるためにサイトのキーワード対策等を行った。
②ユーチューブに清掃方法の動画を掲載し、BM情報ランドサイトに誘導するための方策を実施した。
(3)BM情報ランド推進協議会の運営
BM情報ランド推進協議会維持会員を中心に、以下の通り運営した。
①BM情報ランド会議およびBM情報ランド編集会議を開催した。
②BM情報ランド編集会議を開催し、コンテンツの見直しを行った。
③バナー広告の募集を強化し事業収入の拡大に努めた。
④上記対応を種々図ったが、サーバー攻撃後のアクセス数は伸びず、今後のBM情報ランド運営について、BM情報ランド維持会員を中心とした
BM情報ランド会議にて検討した結果、BM情報ランドサイトを閉鎖することとした。なお、BM情報ランド維持会員の今後の交流については維持して
いくこととした。
収 人材育 21 セミナー等開 49 職業訓練・セミナーの企画・運営 (1)セミナーの企画運営
に関する事業
建築物維持管理業務の品質を向上させるために、技術管理、労務管理、法制度など、マネジメント技法を学び、ホワイトカラー層の能力開発、人
成事業
催に関する事
材育成を目的として、能力開発セミナー/経営労務セミナー/製品技術セミナー/試験対策講座/業務支援セミナー等の各種研修会や職業訓
業
練を実施した。
(2)関係諸団体事業への協力
(一財)建築物管理訓練センター等が行う講習・セミナー事業等の運営に協力した。
(3)出版物の製作
新入社員向け研修に資する書籍「新入社員研修テキスト・ビルメンテナンスを理解するために(仮称)」の検討を行った。
大項目
中項目
No
事業内容
共 経営基 22 経営基盤安定 50 経営問題に関する事業
盤等支
化推進事業
援事業
51 契約制度改善に関する事業
52 ビルメン賠償保険の斡旋に関す
る事業
53 災害復興支援事業
54 実態調査の実施事業
(1)入札制度を含めた経営問題の対応
ビルメンテナンス業における経営問題の根幹に関わる入札制度を含めた契約問題について対応を進め、各方面からの情報を入手するとともに、
会員に対する情報発信に努め、公契約条例の概要と判断資料をまとめた。また、(一財)建設物価調査会が実施した建築保全業務の技術者等賃
金調査に協力した。その結果、平成25年度建築保全業務労務単価の公表において、より実態に即した結果が反映された。
(2)税制・年金等の諸問題への対応
ビルメンテナンス業に関わる税制について、当面する税制問題の研究を行い、業界に特に影響を及ぼす税制要望事項をまとめ関係方面への陳
情に努めた。また、最低賃金の見直しや厚生年金の適用対象拡大に関する動向に注視した。
(3)危機対策室
危機対策に関連する情報の収集に努めた。
(4)人材育成への対応
厚労省委託事業として「ビルメンテナンス業のキャリアマップ、職業能力評価シートの導入・活用マニュアル」が、経営労働委員会及び会員各社の
協力により検討され、受託先の三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)によって企画・製作された。本マニュアルは会員各社に配布される。
(1)契約制度改善に向けた対応
契約制度改善に向けて各方面から情報を入手することに努めた。
(2)契約実態調査の実施
適正な品質と価格の関係を確保し、官公庁の一般競争入札におけるダンピング防止策等の研究に資するため、各地区協会の協力を得て、平成
24年9月に「業務委託の入札制度に関するアンケート調査」を実施、調査結果をフィードバックした。また、次年度調査のための内容検討を行った。
(1)特定退職金共済・生命共済への加入勧奨
(一財)全国中小企業共済財団と締結している特定退職金共済・生命共済について、会員の加入を勧奨した。
(2)賠償保険への加入勧奨
(一財)全国中小企業共済財団と協約を締結している「ビルメンテナンス賠償共済保険」、㈱損害保険ジャパンと締結している「ビルメンテナンス業
総合賠償責任保険」及びAIU保険会社と締結している「事業総合賠償責任保険」について、会員の加入を勧奨した。
(3)AIU保険会社と締結している「ビルメン業務災害総合保険」について、会員の加入を勧奨した。
(1)自然災害等による被害発生時の対応
1)会員企業並びに地区本部、連携協会被害時の対応
①被害発生時の連絡網の整備として協会内イントラネットシステムを利用した「安否確認」の試行を行った。
②災害対策準備預金を積み立て、業界が被災した場合の資金面での備えを強化した。
2)全国協会事務局が被害時の対応
①食料や災害対策用品の常備と入れ替えを行った。
(1) 第43回実態調査の実施
①平成24年6月22日~8月22日の期間で、会員企業を対象としたアンケート調査を実施した。サンプル数は本社2,435(回収率43.6%)、支社・営
業所393(回収率47.3%)であった。なお、今回の回収率44.1%は、前回より2.4ポイント下回った。
②調査結果を「ビルメンテナンス情報年鑑2013」の書籍に「第43回実態調査報告データ集」としてまとめ、回答のあった会員に配布するとともに、
官公庁や関係団体、大学・研究機関、図書館、報道機関に送付し、業界への理解促進と普及啓発を図った。
(2) 調査票回収率向上策の検討・実施
質問項目および回収率の向上に向けた検討を行い、各地区協会の要請に基づき「地区協会版 実態調査報告」を提供した。
55 その他印刷媒体の発行に関する (1) ビルメン情報年鑑の発行
事業
2010年に創刊した年鑑の第4号(2013年版)として、業界有識者による「日本のエネルギー事情」と「平成24年度保全業務マネジメントセミナー概
要報告」の2つの巻頭業界トピックスをはじめ、第43回実態調査結果の概要、そのほか業務・教育・協会関係の各種データなどを登載し、刊行し
た。
(2) 事業宣伝リーフレット「25年度試験・資格総合案内」の製作・頒布
本会発行の書籍や講習・資格、セミナーなどの行事を業界外にも広く知らしめるための事業宣伝リーフレットを製作し、会員企業はじめ本会主催
セミナーの受講者などに広く頒布した。
大項目
中項目
No
事業内容
共 経営基 23 労働対策・雇 56 労働災害防止に関する事業
盤等支
用推進事業
援事業
(1)労働安全衛生大会実施の奨励
労働安全衛生大会開催運営費の一部補助を行った。
(2)重点地区および収支改善指導特別地区への指導
労災保険収支改善推進事業における重点地区および収支改善指導特別地区への指導を行った。
(3)労働災害発生報告システムの運用
各地の労働災害について情報共有を図るため、労働災害発生報告システムを運用を開始し、重大災害については、事例をフィードバックするこ
とにより、災害の防止に努めた。
(4)地区本部収支改善対策会議の開催
労働災害発生時の報告の在り方を全面的に見直し、労災保険収支改善を図るための会議を開催した。
(5)労災保険収支改善推進員の委嘱並びに活動
①労災保険収支改善推進会議を開催し、労災防止に努めた。
②労働安全衛生教育の推進手法の検討、業務災害・通勤災害の把握と防止対策の指導、安全パトロール、リスクアセスメント、労働災害発生報
告システム等の普及に努めた。
(6)厚生労働省への資料要望
ビルメンテナンス業における労働災害保険収支状況等に関する資料について厚生労働省へ早期入手を求め、とりまとめた上で、各都道府県協
会へ公表した。
(7)他団体との労災保険収支改善に関する対応
全国ガラス外装クリーニング協会連合会との労災保険収支改善を目的とした会議を開催し、相互に抱える事故事例の発表や情報交換を行った。
(8)書籍関係
労働関係書籍の販売促進を行った。
57 労働安全衛生・労災保険活動に (1)労働安全衛生標語の募集
関する表彰事業
管 協会基 24 広報伝達
盤等整
備
58 「全国協会ニュース」の発行
59 協会内ITネットワークの構築・運
営
25 対外協力
60 関係団体への運営協力
①従業員の労働安全衛生意識の高揚を目的とする、労働安全衛生(業務災害、通勤災害、健康保持増進を含む)に関する標語の募集および顕
彰を行うとともに、入選作品については、機関誌等を通じて広く啓発活動に努めた。
(2)労災保険収支改善優良地区協会の表彰
労災保険の収支改善に優良な実績をあげた地区協会の表彰を行った。
(3)緑十字賞の推薦
労働安全衛生に関する長年の功績による緑十字候補者を各都道府県協会に募り、選定の上、中央労働災害防止協会に推薦を行った。
(1)全国協会ニュースの定期発行
会員に対して本会事業や有用な情報を、迅速・確実に伝えるため、以下の体裁で「全国協会ニュース」(ペーパー版:毎月1回、WEB版:毎月1
回)を発行するとともに、記事サマリーを会員企業に電子メール(メルマガ)で配信した。
①ペーパー版:A4判・見開き4ページ
②WEB版:ペーパー版の内容を「地区協会サイト」に掲載
③メールマガジン版:記事サマリーを電子メールで配信
(1)組織内グループウェアの維持・運用
役員・職員を対象としたグループウェアの効率的・経済的なシステムの維持・運用に努めた。
(2)地区協会サイトの使い勝手の向上と利活用の促進
連携会員への情報の充実を図った。
(3)会員向けサイトの構築
組織強化(会員増強)戦略に向けた検討を行った。
(1)行事の後援、協賛
関係機関・団体の依頼要請に基づいて、行事・イベントなどの後援及び協賛、事業協力を行った。
(2)委員の派遣
関係機関・団体の依頼要請に基づいて、役員や委員の派遣を行うなど、関係の団体の運営、事業に協力した。
(3)関係団体への加盟
関係の深い団体等に会員等として加盟し、当該団体への協力・協働を図った。
大項目
中項目
管 協会基 26 組織運営
盤等整
備
No
事業内容
61 公益認定法人としての対応
(1)内閣府・公益認定委員会との連絡・手続
公益認定委員会の指導の下、公益法人としての適正な運営に心がけ、適宜必要な措置を行った。
(2)公益法人会計の適正な処理
公益認定委員会の指導の下、公益法人会計の適正な処理を心がけるとともに、適宜必要な措置を行った。
62 組織の強化及び円滑化に関する (1)協会経営戦略の構築
施策
ビルメンテナンス協会に求められる社会的・公益的なニーズを検討・発見し、その事業化を図ることによって、会員サービスを向上させるとともに、
会員であることの有意性確保に向けた持続的な組織経営戦略の構築を計画、会員減少の速度を緩和するとともに、全協50周年に向けた会員増強
プロジェクトとしてコンサルタントを交えて経営戦略について検討を行い、当協会を取り巻く環境やユーザーのユーザーを始め関係団体を含めた今
後の展望について基本的な戦略の構築を行った。。
(2)地区本部組織体制の変革
公益法人移行を契機に長年検討してきた地区本部体制の変革・具体化を、事業・予算・組織・事務運営など全般にわたって検討を行い、「地区
本部運営規程」「地区本部事務処理規程」の改正を行うと共に経理的な面についても地区本部ごとの平準化を検討し、円滑な全協事業の推進、
地区内における連絡・調整に努めた。
(3)組織運営に関わる会議の開催
協会運営に関わる下記の会議を開催した。
①定時社員総会
②定例理事会
③業務執行会議
④執行委員会
⑤地区本部会議
(4)連携会員への組織運営協力依頼
連携会員である都道府県協会との連携を深め、代議員の選出、会費の徴収をはじめ、正会員への情報の伝達など、組織の基盤的運営の円滑
化を図った。
(5)事務局の強化
①個人情報管理における教育をはじめ、会員サービスの向上のための各種教育の充実を図った。
②地区本部組織体制の変革に伴う地区本部事務局の強化のため、事務局長や経理担当者へのセミナーを開催し、体制強化に努めた。
63 会員名簿等
(1)会員名簿システムの整備と運用
連携会員の協力を得て、会員名簿の運用に努めた。
(2)平成24年度版会員名簿の発行
上記(1)の名簿システムに基づき、平成24年度版会員名簿を発行した。
(3)会員証の発行
新入会会員に会員証を発行するとともに、会員の求めに応じて会員証を発行した。
(4)会員証明書の発行
会員の求めに応じて全国協会会員であることの証明を行った。
(5)入会案内、協会案内パンフレットの配布
入会を促進するための媒体として発行する入会案内及び協会案内のパンフレットの広報に努めた。
64 表彰に関する施策
(1)協会功労者等の表彰
定時総会に合わせ、協会功労者と常勤役職員永年勤続者、技能検定委員に対する表彰の他、叙勲・褒章・大臣表彰被表彰者の顕彰を行った。
(2)叙勲・褒賞者の推薦
環境衛生分野及び技能検定分野における本協会での功績を検討し、適宜、厚生労働省に候補者の推薦を行った。
(3)職業能力開発事業に関する表彰
技能検定に協力したビルクリーニング技能検定委員の功績に対し、厚生労働省へ3名を推薦したところ、受章の栄に浴した。
(4)その他の表彰等
上記表彰等の他、他団体等からの要請に基づいて表彰候補者の推薦を行った。