ス◀ ★スカウトハット〈Scout Hat〉 つば広の帽子。ボーイスカウトの副帽。 以前は、この「スカウトハット」が正帽であったが、 現在は緑色のベレー帽が正帽になっている。 ベーデンパウエルが南アフリカで、ズル人と戦っ た時、つばの広い帽子をかぶっていた。この帽子 は太陽の直射日光から首を守り、ジャングルの中 では木の枝から顔や目を守ることができたことから、ボーイスカウトの正帽として 用いられ、その後世界各地で使用されるようになった。 スカウトハットは頭部の前後左右に凹みをつけ、先端をとがらせ、紐は頭の後ろに 回し、つばの前の上で結ぶ。そして帽章を、その最下部が帽帯(リボン)の上ふち にかかるよう、ハットの正面に付ける。指導者はハットの左横に皮製帽帯の上から 帽章を付けて着用する。 ★スカウトフォーラム〈Scout Forum〉 スカウトの公開討論会。フォーラムは、古代ローマ市にあった集会用の広場の名前 に由来する。 1969 年世界会議において、スカウト運動に少年達の声を反映させる目的で、世界的 な取り組みとして「スカウトフォーラム」を開催していくことが決められた。その 後の世界ジャンボリーにおいてはもちろんのこと、各国連盟で開催されている。 ⇨「フォーラム」参照 ★スカウトプロミス〈Scout Promise〉 ボーイスカウトの「ちかい」のこと。 ★スカウト平和週間〈スカウトヘイワシュウカン〉 1988 年 1 月、オーストラリアで開かれた世界スカウト会議で「平和と人類理解のた めの教育」が決議され、1989 年 2 月 22 日の「創始者の日」・「世界友情の日」を中 心として「スカウト平和週間」を設定し、この問題に的を絞った活動を行うよう勧 められたもの。具体的には、B・P 祭などで、平和と人類理解に関するプログラムを 企画するようなことが勧奨されている。 ★スカウトペース〈Scout Pace〉 はじめ 40 歩を早足であるき、次の 40 歩をかけ足で進み、 これを繰り返す。 スカウトペースは 15 分間に 2km(時速 8km)進まなけ ればならない。これよりも速くても遅くてもいけない。 61
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