第 19 回ワールドベンチャーキャンプに参加して得られたもの 杉並第 5 団 ベンチャー隊 関戸 陽輔 7 月 23 日から 8 月 3 日までの 12 日間、 「第 19 回ワールドベンチャーキャンプ」に参加し てきました。ワールドベンチャーキャンプは東京連盟が主催する海外派遣事業の一つで、 19 回目をむかえる今回は、アメリカ合衆国カリフォルニア州の Forest Lawn Scout Reservation というキャンプ場へ、指導者 4 人、スカウト 19 人(男子 12 人、女子 7 人)で参 加してきました。 このキャンプ場だけで 2,000 エーカー(2,454,400 坪)の広さがあり、 スイミングプールで の水泳、湖でのカヌーやカヤック、乗馬、アーチェリーや射撃、ロッククライミングや COPE (Challenging Outdoor Personal Experience)、ジップライン、自然観察、クラフトや粘土 細工といった活動できる場所です。 サマーキャンプは、ベンチャリングに所属している 14 歳から 20 歳のアメリカのスカウ ト達が運営しています。日曜日の夜に行うオープニングキャンプファイヤーと金曜日の夜 に行うクロージングキャンプファイヤーと、キャンプファイヤーは 2 回も行われます。キ ャンプファイヤーといっても 9 割が劇という日本とは違いがありました。水曜日はハイク デイとして、サマーキャンプの参加者全員が色々なところにハイクに出かける日となりま す。 また、キャンプ中には自由時間があり、自分の興味のある活動や取りたい章の講習をひ とつのキャンプ場できるといった、日本のキャンプとは違う点も多くありました。私は、 カヤックや乗馬、アーチェリー、ジップライン、ロッククライミングなどをしました。ほ とんどが初めての体験であり、とても楽しかったです。 金曜日の午後に行った TOKYO Afternoon では 3 つに分かれた班ごとに日本料理であるチ ラシずしやそうめんの試食、書道や剣玉などをアメリカのスカウトに体験してもらうこと で、日本の文化を知ってもらうことができたと思います。 今回の派遣にあたっては事前に 5 回の準備集会があり、プログラムや気候、必要な荷物 などについて説明を受けていましたが、行く前では実感がわかず、いざ行ってみて学んだ ことが多くありました。ロサンゼルスは乾燥しているため、1 年を通じて 15 日くらいしか 雨が降らず、朝は、とても肌寒かったこともその一つであり、食文化や生活習慣の違いな どを肌で感じることができ新しい発見もありました。一緒に行った仲間は全員初めて会う スカウトでしたが、キャンプ中に色々話しをするうちに打ち解けて、かけがけのない存在 になりました。今回参加した第 19 回ワールドベンチャーキャンプは、一生忘れることのな い思い出になりました。この経験を忘れることなく、今後の活動に活かしていきたいと思 います。
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