平成26年度 事業計画の件

第3号報告
平成26年度 事業計画の件
別紙の平成26年度事業計画について報告する。
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別 紙
平成26年度 事業計画
1.計画策定の背景・現状
近年の獣医療・獣医事をめぐる情勢は、中国、ロシアでの口蹄疫の発生、また、中国やベ
トナムを中心にアジア諸国でのHPAIと低病原性鳥インフルエンザ(LPAI)の継続的発生、
さらには、長年、清浄国として地位を保ってきた、日本と同様の島国である台湾での狂犬病
の発生等、わが国周辺のアジア諸国での悪性家畜伝染病や人獣共通感染症の発生は後を絶た
ず、国内へ侵入するリスクは、むしろ増大している状況である。
国民生活の安全・安心を守り、社会経済の発展を図る上で、動物の保健衛生の向上を通じ
ての人獣共通感染症対策や食の安全安心の確保への備えが求められている。
また、東日本大震災に見られるように自然災害の発生時における獣医師に対する獣医療活
動の要請等に応える必要から、今後の不測の事態に備えた獣医療・動物救護支援体制の充実
が求められている。
さらに、犬や猫等の家庭動物が「家族の一員・生活の伴侶」として生活に浸透してきてお
り、これに伴い、社会の一般的な要請として、飼い主に十分配慮した高度な小動物医療が求
められてきている。
一方、生物多様性保全に係る観点では、野生鳥獣の保護をはじめとした自然環境保全対策
の推進が地球的な課題となっている。
これらの人と動物が共存する豊かで健全な社会を形成する上で、動物の健康の確保や動物
の福祉の増進を図ることは基本的な条件であり、動物の診療等を通じた保健衛生の向上、畜
産の振興、そして公衆衛生の向上、動物の福祉の増進への責務を担う獣医師、獣医師会に対
する社会の期待が一層高まっている。
このことに応えていくため、獣医療の専門職である獣医師、獣医師の組織集団としては、
感染症に対する防疫対策の強化、獣医療の充実、動物福祉管理の推進、人材の育成等が求め
られている。
岩手県獣医師会は、
“動物と人の健康は一つ。そして、それは地球の願い。”を活動理念に、
人と動物が共存する豊かで健全な社会の形成に向けて、獣医学術の振興・普及、獣医療・獣
医事の向上、動物の福祉・適正管理、獣医師専門職の人材育成等を推進し、本会の目的の達
成と社会的信頼の維持・向上に努める必要がある。
さらに、岩手県獣医師会は新公益法人改革のもと、昨年4月1日に一般社団法人への移行
をしたところであり、一般法や定款等を遵守し適切な法人運営に努めるとともに、公益目的
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支出計画の確実な実施や会員に対する共益事業、収益事業についても計画的に取り組み、事
業・財政の安定的な法人運営が求められている。
以上の背景・現状を踏まえ、岩手県獣医師会としてこれら社会的要請に応えていくため、
平成26年度においては、実施事業としての公益事業はもとより、その他事業としての収益事
業及び共益事業等について、次の基本方針に基づき取り組んでいくこととする。
2.基本方針
1)獣医学術の振興・普及、獣医療技術等の向上及び情報発信
2)動物の愛護・福祉及び野生鳥獣保護等の推進
3)狂犬病等の人獣共通感染症対策の推進
4)食鳥検査事業の円滑な運営と安全で良質な食鳥肉等の提供
5)社会的な要請に応えうる獣医師専門職の人材育成
6)職域部会・専門委員会活動等の推進による組織体制強化
7)新公益法人制度移行後の適正な法人運営
3.事業別活動内容
1)実施事業(公益事業)
⑴ 獣医学術の振興・普及、獣医療技術等の向上及び情報発信
ア 学術・研究分野及び獣医療、家畜衛生・公衆衛生分野等に従事する獣医師が、日頃
の業務を通じて調査・研究した事例等を学会の場に報告し意見交換を行う獣医学術東
北地区学会及び東北獣医師大会を、仙台市獣医師会の主催、本会等東北地区獣医師会
共催により、10月に宮城県仙台市で開催する。
イ 会員の学会への積極的な発表・報告を促すことにより、専門知識・技術の習得によ
る人材育成につなげ、もって、適切な獣医療技術の提供や公衆衛生等の発展向上に資
するため、上記地区学会・大会及び日本獣医学術学会年次大会における発表者や表彰
者に対する支援を行う。
ウ 会員による獣医学術研究成果である論文や産業動物・小動物の獣医療及び畜産・公
衆衛生等の獣医事等に関する最新情報をホームページ等で会員のみならず広く社会に
発信する。
エ 本県で開催される獣医学術に関する各種研究会・学会等を支援する。
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⑵ 動物の愛護・福祉及び野生鳥獣保護等の推進
ア 動物の愛護と適正な飼養についての関心と理解を深めるため、各支会において、保
健所・動物愛護団体等と連携しながら、動物愛護週間を中心に市民参加の動物愛護・
管理普及イベントを開催する。また、日本獣医師会が主催する「動物感謝デー in
JAPAN」の協賛や岩手県が設置する動物愛護推進協議会や動物愛護推進ボランティ
ア事業に協力する。
イ 捨て犬・捨てねこ防止対策の啓発・推進を目的として、犬・ねこの飼い主及び地域
ねこの管理者等に対して、不妊手術を行った場合に手術料の一部を助成する。
ウ 災害時の動物救護対策として、本会災害時動物救護対策要領に基づく支援体制の整
備を図るため、地域支部における会員ネットワーク体制を構築するためのメーリング
リストを整備する。
エ 動物愛護週間行事等を通じ、動物の愛護・管理に係る個体識別の意義とマイクロチッ
プ装着の効果等を県民及び動物の所有者に広報し、所有者責任の意識高揚とマイクロ
チップの普及啓発を図る。
オ 岩手県と盛岡市との委託契約により、所有者不明の負傷動物について、延命と生存
の機会の拡大や苦痛の軽減を図るための応急治療を行う。また、幼傷病野生鳥獣の一
次救護としての応急治療を行い野生復帰に繋げるとともに、野生動物保護・自然環境
保全に関する専門知識・技術修得のための研修会を関係団体と共催する。
⑶ 狂犬病等の人獣共通感染症対策の推進
ア 昨年度、会員動物病院の協力を得て実施した、犬の登録及び狂犬病予防注射に関す
るアンケート調査結果を踏まえ、会員動物病院における飼い主に対する意識啓発への
取り組みを強化するとともに、ラジオ等のマスメディアによる飼い主及び県民への効
果的な狂犬病予防意識の普及啓発を行う。
イ 支会、責任担当獣医師及び指定獣医師が緊密な連携を図ることにより、狂犬病予防
注射業務を円滑に実施するとともに、狂犬病予防注射の実施率向上対策等について、
市町村・保健所との連絡会議等を通じ連携を強化する。
ウ 狂犬病予防注射指定獣医師等を対象に、狂犬病等の人獣共通感染症に関する最新の
科学的知見や発生状況、診断方法及び発生時の防疫対策等をテーマとした研修会を開
催し、
本会が組織的に実施する公益事業としてそれら感染症に対するリスクに備える。
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2) その他事業(収益・共益事業)
⑴ 食鳥検査事業の円滑な運営と安全で良質な食鳥肉等の提供
ア 食鳥検査事業が円滑に運営されるよう、行政及び食鳥処事業者との緊密な連携を
図っていく。
イ より安全で良質な食鳥肉が提供されるよう、検査員の専門研修や精密検査体制の充
実に努める。
ウ 関係農場での疾病予防対策に有効に活用され、疾病の少ない食鳥が生産されるよ
う、食鳥検査結果のフィードバック体制の充実に努める。
エ 高(低)病原性鳥インフルエンザ対策において、食鳥検査現場での簡易検査(スク
リーニング検査)体制等の充実強化を図り、安全性を含め食鳥処理場から被害が拡大
しないよう早期発見等に努める。
オ 行政機関及び関係団体が企画・実施する食品衛生(食鳥肉衛生を含む。)、食育関係
事業等について、効果的に推進されるよう協力等を行う。
⑵ 社会的な要請に応えうる獣医師専門職の人材育成
ア 産業動物分野においては、単に産業動物の診療にとどまらず、畜産経営の効率化と
生産性の向上等飼い主等の要請に応えるとともに、畜産物生産における衛生管理や動
物用抗菌性物質のリスク管理等人の健康、公衆衛生にも密接に関わることから、獣医
療に関する実践的な技術や畜産食品の公衆衛生上に関連する知識を高めるための研
修、さらに農場経営等に関する知識を持った管理獣医師の育成等を図るための研修機
会を設ける。
イ 小動物分野においても同様に、小動物の診療にとどまらず、小動物の飼い主等に対
する保健衛生指導、さらに狂犬病等の人と動物の共通感染症の動物を取り巻く問題に
も取り組むとともに、動物看護士等とのチーム医療の充実に努める等、動物医療の質
を高めるために専門的且つ幅広い知識の修得を目的とした研修の機会を設ける。
ウ 畜産・家畜衛生及び公衆衛生分野においては、人と動物の健康も同一であるとする
「One Health」の考え方から、動物性食品の安全・安心の確保や人獣共通感染症対
策等の共通課題も多いことから、相互の連携強化を図り、家畜衛生、公衆衛生及び研
究等の行政に関わる上で必要な専門知識・技術の修得を目的とした研修の機会を設け
る。
⑶ 職域部会・専門委員会活動等の推進による組織体制強化
ア 獣医師や獣医療の果たす役割に対する社会的期待が従来にも増して高まってきてお
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り、獣医療・獣医事に係る諸課題について関連する部会等で協議・検討を行い、施策
の方向性についてとりまとめる。また、各専門委員会についても所掌する分野の諸課
題について調査・研究を行い、対応方針を示し本会・支会事業の運営に効果的に反映
させていく。
イ 口蹄疫、高病原性鳥インフルエンザ等の家畜伝染病の大規模な発生に対する危機管
理体制強化のため、家畜飼養農家に対する本病に関する注意喚起、飼養衛生管理の確
認・指導及び診療における家畜の異常所見時の家畜保健衛生所への迅速な通報等、「発
生予防」、「早期の発見・通報」、「迅速・的確な初動対応」の3点に重点を置き、有事
の際の協力・連携を図る。
ウ 離職や定年退職等により、獣医事に従事していない獣医師の人材資源を社会に還元
し、産業動物分野及び公務員分野及び民間分野への再就職等を支援するため、獣医師
の求人・求職情報の一元化を図る「獣医師人材情報窓口」を設置し、本会ホームペー
ジ上で情報提供する。
エ 高齢化社会の進展及び女性の社会進出は、本会についても同様であり、今後の組織
基盤の維持・強化や事業活性化には、将来の会員構成の変化、男女共同参画を見据え
た法人運営が求められることから、今年度、高齢会員並びに女性会員が参加・活躍で
きる組織をめざす為の意見交換会等を開催する。
オ 災害時の会員安否確認システム導入については、昨年度、危機管理委員会が実施し
た会員アンケート調査によると、システムの必要性や参加希望が回答の5割程度とい
う結果であったことから、費用対効果等の面から民間が運営しているシステムへの参
加は見合わせることとする。一方、同システムに替わる体制整備として、上記アン
ケート調査に於いても地域ごとの会員安否確認体制の構築が必要とする意見・要望も
多かったことから、今年度、日常の構成会員に対する獣医療・獣医事等に関する電子
媒体による情報提供体制の整備も含め、災害時危機管理体制の強化を図るため、メー
リングリストによる支会と会員間のネットワーク体制を構築する。
カ 東日本大震災に係る被災動物等の救護活動については、3年間にわたり応急治療・
訪問診療・医療相談を中心に実施してきているが、被災地における獣医療提供体制に
ついては復旧・復興が進んでいることから、今後に於いては、動物愛護推進協議会・
動物愛護推進員活動とも連携し、必要な被災者の自立支援を行う。
キ 獣医師の待遇改善活動については、これまで関係機関・団体に対する働きかけを行っ
てきており、特に公務員獣医師の待遇改善については、初任給調整手当を中心に成果
が認められてきている。今後に於いても、獣医療・獣医事提供に対する社会的要請に
即した人材確保を図るため、関係職域部会の意向も踏まえ必要な要請を行っていく。
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3) 新公益法人制度移行後の適正な法人運営
本会は、新公益法人改革のもと、昨年4月1日に一般社団法人へ移行した。
今後については、これまで以上に一般法や定款等を遵守した、自主・自律的な法人運営
が求められることから、公益目的支出計画の確実な実施や会員に対する共益事業、収益事
業の計画的な取り組みと適切な財政運営に努めるとともに、「ガバナンス」、「コンプライ
アンス」及び「ディスクロージャー」を重視した法人運営を推進する。
4.支会による地域活動
1)盛岡支会
⑴ 動物の愛護・福祉及び野生鳥獣保護等の普及啓発の促進
・動物愛護週間行事に於ける普及啓発事業
犬猫慰霊祭:9月に岩手県県央保健所犬猫保護センター(盛岡市三ツ割)に於いて
開催し、同センターに保護されたもののやむを得ない理由により処分された犬猫を供
養し命の大切さを普及・啓発
・動物愛護フェスティバル:9月23日㈫“馬っこパークいわて”にて開催
獣医師会(県央3支会)、及び参加団体による催事を通して、人と動物が共生し命
の大切さを育む社会の普及・啓発
無料健康相談、躾教室、犬・猫譲渡会、狂犬病予防広報及び盲導・介助災害救助犬
紹介等の催事
・マイクロチップ(MC)装着促進
フェスティバル会場に於いて、MC普及を目的に平成20年より無料装着デモを行っ
てきたが、平成26年度(30頭)に於いても引き続き実施
・岩手県動物愛護推進員(動物愛護推進ボランティア)推薦
・野生動物保護等事業
岩手県応急治療業務への支援・協力
幼傷病野生鳥獣応急治療業務指定獣医師の推薦及び負傷動物応急治療業務指定獣医
師の推薦
⑵ 狂犬病予防対策の推進事業
・責任担当・指定獣医師による予防注射の実施体制・実効性の確保
狂犬病予防注射指定獣医師は盛岡班23名、雫石班2名の体制で予防対策の推進。
・月例会等を通じて注射実施・登録率向上に向けて保健所・市町村との協議・連携
・狂犬病予防注射計画頭数:14,500頭
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⑶ 講習会、研修会開催による獣医師専門職の人材育成
・盛岡・岩手支会合同産業動物講習会開催
・野生動物保護等講習会開催
2)岩手支会
⑴ 動物の愛護・福祉及び野生鳥獣保護等の普及啓発の推進
・動物愛護フェスティバル事業
動物のいのちの大切さと人体に危害を加えないよう、躾、管理の普及及び啓発を目
的に盛岡・岩手・紫波三支会、動物愛護推進行政機関及び動物愛護団体と合同で開催
する本事業に協賛する。
・動物愛護普及啓発進事業
市町村、他団体等と合同で行う動物愛護関連行事を共催する。
・犬猫慰霊祭及び畜霊祭
県央保健所が中心となり盛岡・紫波・岩手支会、盛岡市保健所及び一般参列者によっ
て行なわれる犬・ねこの慰霊祭と支会会員等から病性鑑定に依頼された産業動物等の
慰霊と供養のため中央家畜保健衛生所が行う家畜慰霊祭を共催する。
⑵ 狂犬病予防対策の推進事業
・狂犬病予防ワクチン接種の支援
狂犬病予防注射指定獣医師数:14名
狂犬病予防注射頭数(頭)
区分
八幡平市
滝沢市
岩手町
葛巻町
計
計画頭数
1,300
2,400
900
400
5,000
⑶ 狂犬病予防会議
市町村担当者との連携を図るため岩手県中央保健所が主催する本会議に共催する。
⑷ 獣医医事・部会等事業
・学会参加促進事業
県外で開催される東北三学会及び年次大会に私費で参加した会員の参加費として、
一律1万円を助成する。
・講習会、研修会開催による獣医師専門職の人材育成
支会会員が各種学会等で発表した演題や外部講師による各種症例等をテーマに開催
する。開催は岩手県中央家畜衛生協議会、岩手県獣医師会畜産・家畜衛生部会、他支
会との共催で実施する。
・合同講習会:平成26年11月
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⑸ 職域部会・専門委員会活動の推進と獣医医療に係る課題への対応
・岩手県中央家畜保健衛生所及び岩手県中央家畜衛生協議会が実施する家畜衛生事業の
支援をする。
・家畜伝染病予防事業に協力
・自衛防疫で実施する予防注射事業に協力 ⑹ 福利厚生事業
会員の慶弔に関する事項について、支会内規に基づき交付する。
3)紫波支会
⑴ 獣医学術の振興・普及、獣医療技術の向上及び情報発信
・獣医学術地区学会への派遣助成等の検討
⑵ 動物の愛護・福祉及び野生鳥獣保護等の普及啓発の推進
・動物愛護週間等における普及啓発事業
・動物愛護週間フェスティバル実施
・訪問交流会への協力
⑶ 狂犬病予防対策の推進事業
・狂犬病予防のため地区市町村との連携
・狂犬病予防普及啓発事業
・狂犬病予防注射予定頭数:2,900頭
⑷ 講習会、研修会開催等による獣医師専門職の人材育成
・支会研修会の開催
・獣医学術地区学会等への派遣促進
⑸ 職域部会・専門委員会活動の推進と獣医療に係る課題への対応
・各種研修会への参加要請
・専門委員会会議等への派遣
⑹ 福利厚生事業
・総会後懇親会開催
4)岩手大学支会
⑴ 獣医学術の振興・普及、獣医療技術の向上及び情報発信
・東北地区三学会発表
⑵ 動物の愛護・福祉及び野生鳥獣保護等の普及啓発の推進
・東日本大震災に係わる被災動物支援活動
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⑶ 講習会、研修会開催等による獣医師専門職の人材育成
・新任教員による講演会の開催
・退官教授による最終講義の共催
5)花巻支会
⑴ 獣医学術の振興・普及、獣医療技術の向上及び情報発信
・獣医学術に関する講習研修会の開催
・ちょうしんきニュースの発行(年2回以上発行)
⑵ 動物の愛護・福祉及び野生鳥獣保護等の普及啓発の推進
・動物愛護週間等における普及啓発事業
・花卷地区、北上地区の小学校に於いて動物ふれあい授業の実施。
・動物慰霊祭の実施 ⑶ 狂犬病予防対策の事業の推進
・市町担当者と狂犬病予防注射指定獣医師との連携を図る。
・狂犬病予防注射指定獣医師研修会への積極的参加。
⑷ 講習会、研修会開催等による獣医師専門職の人材育成
・支会研修会開催
・県南四支会合同講習会への参加 ⑸ 学術臨床研修部会、公衆衛生部会、及び情報宣伝厚生部会の活動推進
⑹ 平成26年度事業計画及び収支予算書の本部との一体性確保
6)水沢支会
⑴ 動物の愛護・福祉及び野生鳥獣保護等の普及啓発の推進
・動物愛護に関する普及啓発事業
動物愛護フェスティバルの開催、
伴侶(ペット)動物慰霊祭、犬の飼い方教室 ・幼傷病野生鳥獣応急治療業務支援
⑵ 狂犬病予防対策の推進事業
・狂犬病予防注射指定獣医師協議会を通じて円滑に推進する
⑶ 講習会、研修会開催等による獣医師専門職の人材育成
・研修会開催
・「しょども」発行事業
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⑷ 福利厚生事業
・歓迎会事業
・レクリエーション事業 7)一関支会
⑴ 動物の愛護・福祉及び野生鳥獣保護等の普及啓発の推進
・幼傷病野生鳥獣応急治療業務支援
⑵ 狂犬病予防対策の推進事業
・狂犬病予防注射指定獣医師協議会を通じて円滑に推進する
・動物愛護に関する普及啓発事業
動物愛護フェスティバルの開催、伴侶(ペット)動物慰霊祭の開催、
犬の飼い主マナーアップ推進活動 ⑶ 講習会、研修会開催等による獣医師専門職の人材育成
・講習会・研修会の開催
⑷ 福利厚生事業
・祝年会の開催
8)遠野支会
⑴ 動物の愛護・福祉及び野生鳥獣保護等の普及啓発の推進
・動物愛護週間等における普及啓発事業
動物慰霊祭の開催、動物愛護フェスティバルの開催(上閉伊気仙地方動物愛護管理
事業実行委員会の活動強化)
・幼病傷野生鳥獣応急治療業務の支援
・負傷動物応急治療業務の支援
・東日本大震災に係る被災動物支援活動
⑵ 狂犬病予防対策の推進事業
・狂犬病予防注射事業のさらなる推進(登録・接種率の向上)
・狂犬病予防注射指定獣医師研修会への積極的参加
・狂犬病予防注射指定獣医師連絡協議会の円滑な運営
⑶ 講習会、研修会開催等による獣医師専門職の人材育成
・支会講習会の開催
・県南四支会合同講習会の開催と積極的参加
・関係機関団体が主催する獣医療講習会等への積極的参加
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・獣医学術地区学会等への派遣助成
⑷ 家畜衛生・公衆衛生に関する事業に対する協力
・岩手県南家畜衛生推進協議会における事業推進及び連携強化
・岩手県南家畜保健衛生所による家畜衛生防疫対策活動への協力
⑸ 地域畜産振興事業への参加協力
9)宮古支会
⑴ 動物の愛護・福祉及び野生鳥獣等の普及啓発の推進
・動物愛護週間等における普及啓発事業
動物慰霊祭の開催、動物愛護フェスティバルの開催、しつけ教室の開催、
犬の散歩マナー向上キャンペーンの開催
・幼病傷野生鳥獣応急治療業務の支援
・負傷動物応急治療業務の支援
・東日本大震災に係る被災動物支援活動
⑵ 狂犬病予防対策の推進事業
・狂犬病予防注射事業のさらなる推進(登録・接種率の向上)
・狂犬病予防注射指定獣医師研修会への積極的参加
・狂犬病予防注射指定獣医師連絡協議会の円滑な運営
⑶ 講習会、研修会開催等による獣医師専門職の人材育成
・支会講習会の開催
・関係機関団体が主催する獣医療講習会等への積極的参加
・獣医学術地区学会等への派遣助成
⑷ 家畜衛生・公衆衛生に関する事業に対する協力
・岩手県中央家畜衛生推進協議会における事業推進及び連携強化
・岩手県中央家畜保健衛生所による家畜衛生予防対策活動への協力
⑸ 地域畜産振興事業への参加協力
10)久慈支会
⑴ 動物の愛護・福祉及び野生鳥獣保護等の普及啓発の推進
・動物愛護週間等における普及啓発事業
映画上映会 :9月 久慈市文化会館「アンバーホール」
動物慰霊祭 :9月 久慈市
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⑵ 狂犬病予防対策の推進事業
・狂犬病予防注射指定獣医師数:6名
・狂犬病予防注射計画頭数:3,500頭
⑶ 講習会、研修会開催による獣医師専門職の人材育成
・久慈・二戸支会合同研修会 8月 軽米町
・支会研修会 1月 久慈市
11)二戸支会
⑴ 動物愛護週間等における普及啓発事業
・動物愛護フェスティバル :9月 二戸地区合同庁舎
・動物慰霊祭 :9月 二戸地区合同庁舎
・動物ふれあい写真コンクール:9月 二戸市「ニコア」
・犬の散歩マナー向上運動 :5月、10月
・愛犬のしつけ教室 :6月、7月、9月、10月
・動物ふれあい教室 :7月、10月
・動物ふれあい訪問活動 :6月
・命の授業 :10月
⑵ 狂犬病予防対策の推進事業
・狂犬病予防注射指定獣医師数:5名
・狂犬病予防注射計画頭数:3,500頭
⑶ 講習会、研修会開催による獣医師専門職の人材育成
・二戸・久慈支会合同研修会 8月 軽米町
・支会研修会 1月 ― 85 ―