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CORPORATE BOOK 2011
For the year ended April 30, 2011
伊 藤 園 のあゆ み
経営理念
「お客様第一主義」
1966年の設立以来、
「お客様第一主義」
を経営理念として掲げております。
そして、
全てのお客様を大切にすることが経営の基本となっております。
業界初
1981年 3月
1990年 3月
「缶入りウーロン茶」
を開発、
飲料市場に本格参入
販売開始。飲料市場に本格参入。
業界初のペットボトル入り
緑茶飲料を発売。
売。
飲料市場
飲料市場へ
参入
1989
1977年
年 6月
お茶の直営専門店
営専門店
オープン。
伊藤園の前身である
フロンティア製茶株式会社を
静岡県静岡市に設立。
1966
1985
198
85
「茶十徳」第1号店
1966年 8月
1990
1981
198
81
1977
1989年 2月
1969
缶入り緑茶のネーミングを
缶入り緑茶
「お∼いお茶
「お∼いお茶」
に変更。
1969年 5月
商号を
1985年 2月
「株式会社伊藤園」
に変更。
世界初の緑茶飲料「缶入り煎茶」
の
開発に成功
販売を開始
開発に成功、
販売を開始。
「製品開発理念」
5つのコンセプトに基づき、
お客様
にご満足いただける製品開発を
目指しております。
自然
自然の素材を活かした製品
健康
健康的な生活をサポートする製品
安全
安全で安心して楽しめる製品
良いデザイン
おいしさをストレートに伝えるデザイン
おいしい
幸せを感じるおいしさ
2009年 2月
「お∼いお茶」発売20周年。
2011年 5月
「チチヤス」
を連結子会社化。
2000年 10月
業界に先駆けてホット販売対応
ペットボトル製品を発売。
2001年 5月
「ITO EN (North America) INC.」
を米国本土に設立。
2000
2009
2010
2006
2001
ブランド群の充実
1992
2006年 10月
「タリーズコーヒー」
を
2009年 8月
「TEAS’TEA NEW YORK」
新発売。
連結子会社化。
1992年 9月
「充実野菜」
を発売。
Contents
マネジメントメッセ ージ
P02
連 結 包 括 利 益 計 算 書 / 連 結 キャッシュ・フロ ー 計 算 書 P35
伊藤園の特長
P06
連結株主資本等変動計算書
P36
単 独 営 業 デ ータ
P38
特集 一杯一杯にこだわるタリーズ /「TEAS’TEA」大好評! P14
カテゴリー 情 報( 単 独 )
P16
マー ケットデ ータ
P39
伊 藤 園 の 取り組 み
P20
グル ー プ 情 報
P40
連 結 財 務 ハ イライト
P26
組織図
P41
連 結 財 務レビュー
P28
国内拠点一覧表
P42
事 業 等 のリスク
P30
沿革
P44
連結貸借対照表
P32
株式情報
P46
連結損益計算書
P34
会社概要/役員
P47
ITO EN Corporate Book 2011
01
マ ネ ジ メ ント メッ セ ー ジ
代表取締役会長
本庄 八郎
代表取締役社長
本庄 大介
経営理念
伊藤園は全てのお客様を大切にすることが経営の基本と考えております。
伊藤園の考えるお客様とは、消費者の皆様、株主の皆様、販売先の皆様、仕入先の皆様、金融機関の皆様、
そして地域社会の皆様です。
こうした
「伊藤園と関わりを持たれる全ての方々」
を伊藤園では「お客様」
と位置
づけ、それぞれのお客様のご意見やご要望に真摯に向き合い、常にお客様の立場に立った対応を図ることが
当社経営の根幹と考えてきました。
これからもひたむきにお客様のことを考える
「お客様第一主義」の経営理
念を徹底し、新たな可能性の追求と挑戦を続けてまいります。
02 ITO EN Corporate Book 2011
業績
清涼飲料業界全体は、依然として厳しい状況が続いております。
2011年4月期の事業環境といたしましては、
日本経済は企業収益の改善により個人消費の持ち直しの動
きが一部見られたものの、雇用情勢は依然として厳しく、本格的な回復基調までには及ばない状況でした。清
涼飲料業界におきましては、全国的には記録的な猛暑となり、販売数量は好調に推移したものの、依然として
緩やかな物価下落が続いていることに加え、東日本大震災の影響もあり、
引き続き厳しい状況にあります。
2011年4月期の連結売上高は順調に推移し、前期比5.6%の増加となりました。
このような厳しい状況のなかでも、当社は経営理念であります
「お客様第一主義」
のもと、当社を取り巻く全
てのお客様に対し
「今でもなお、お客様が何を不満に思っていらっしゃるか」を常に考え、
「自然・健康・安全・
良いデザイン・おいしい」の製品開発の基本理念に基づき、お客様にお喜びいただける製品の開発と、お客様
に密着したサービスに努めてまいりました。
また、
「お∼いお茶」
「 天然ミネラル むぎ茶」
「 充実野菜」などの個
別ブランドの一層の強化を図るとともに、ITO EN (North America) INC. との共同開発により、紅茶の新
たなおいしさと香りをご提案した「TEAS TEA NEW YORK(ティーズティーニューヨーク)」や、
タリーズ
コーヒージャパン(株)の圧倒的な品質を受け継いだ缶コーヒー「TULLY S COFFEE BARISTA S
CHOICE(タリーズコーヒー バリスタズ チョイス)」など、グループ内シナジーを積極的に推進し、順調に販
売額を伸ばしました。
この結果、売上高は前期比5.6%増加の3,516億92百万円となりました。
2011年4月期の連結業績につきましては、増収増益となりました。
グループ経営の効率化を目指し、徹底した総コストの低減と、費用対効果の向上を図るとともに、連結子会
社の収益性の改善に努めた結果、営業利益は前期比42.0%増加の176億79百万円、経常利益は前期比
41.5%増加の165億26百万円となりました。
また、当期純利益につきましては、投資有価証券評価損や災害
による損失もありましたが、前期比28.0%増加の76億75百万円となり、2011年4月期の連結業績につきま
しては、増収増益となりました。
ITO EN Corporate Book 2011
03
マ ネ ジ メ ント メッ セ ー ジ
中 長 期 経 営 計 画 について
2012年4月期の連結業績につきましても、増収増益を見込んでおります。
東日本大震災発生以後、放射能汚染や電力供給問題、消費マインドの低迷など、
日本経済に対する悪影響
は長期化することが想定され、当グループを取り巻く環境はより一層厳しいものになると予想されます。
この
ような状況のなか、当グループは今まで以上に
「お客様第一主義」に徹し、お客様にもっとご満足いただける
製品の開発とサービスの向上に努め、
グループ全体のさらなる業績向上に努めてまいります。
また、2011年5
月より新たにグループ会社となりましたチチヤス
(株)
とともに、乳製品関連事業への挑戦や当社の営業力と
チチヤスの技術力を活かした製品開発と展開、チルド製品の積極的な展開など、新規分野への挑戦を推進し
てまいります。
これにより、2012年4月期の連結業績見通しにつきましては、売上高は前期比2.4%増加の
3,600億円、営業利益は前期比1.8%増加の180億円、経常利益は前期比2.9%増加の170億円、当期純利
益は前期比4.2%増加の80億円を見込んでおります。
◆売上高
◆営業利益・営業利益率
(百万円)
(%)
(百万円)
8
16,000
18,000
18,000
6
17,679
12,000
12
200,000
12,000
5.0 5.0 4
8,000
8,000
8
7,675
100,000
6,000
2
4,000
0
0
400,000
(百万円)
◆当期純利益・ROE
営業利益
24,000
営業利益率
300,000
360,000
351,692
0
0
07 08 09 10 11 12
(4月期)
(予想)
07 08 09 10 11 12
(4月期)
(予想)
当期純利益(%)
ROE
7.6 7.8
16
4
0
07 08 09 10 11 12
(4月期)
(予想)
中期経営計画として、2014年4月期に過去最高の営業利益を目指します。
2011年4月期の決算説明会において、中長期経営計画を発表いたしました。
この長期経営ビジョンの達成
に向けて、2014年4月期までの3ヵ年については、具体的に
「既存分野の抜本強化」
「 新たなる成長に向けた
挑戦」
「高利益体質への変革」
を重点項目とする中期経営計画として位置づけております。
これにより、2014年
4月期の連結業績として、売上高は4,000億円以上、営業利益は230億円を目標値としており、過去最高の営業
利益水準になります。
04 ITO EN Corporate Book 2011
配当性向は40%以上を維持してまいります。
また、長期経営ビジョンへの通過点として、連結売上高5,000億円、営業利益率8%と定め、新たなる経営
基盤の確立のため、全社一丸となって推進してまいります。なお、利益配分の方針につきましては、
引き続き株
主の皆様への利益還元を経営上の最重要課題のひとつとして認識しており、安定的な利益配分を基本とし、
連結配当性向40%以上を基準とした継続的な配当を行ってまいります。内部留保につきましては、企業価値
を高めるための投資等に活用し、企業価値の増大、
すなわち株主の皆様の投資価値の増大に努め、将来の事
業発展を通じて積極的に還元させていただく所存です。
◆1株当たり配当金・配当性向
(普通株式)
(円)
1株当たり配当金 (%)
配当性向
160
60
◆1株当たり配当金・配当性向
(優先株式)
(円)
1株当たり配当金 (%)
配当性向
160
60
48
48
120
45
120
30
80
30
80
15
64.1 61.3 40
15
69.3 66.8 40
0
0
45
38
38
0
07
08
09
10
11
12
0
07
(4月期)
(予想)
08
09
10
11
12
(4月期)
(予想)
世界のティーカンパニーを目指してまいります。
これからも、CSRの推進を通じて広く社会に貢献し、緑茶に関しては、飲料とリーフ双方での
「絶対的No.1」
と
なり、
日本国内で1∼2位を争う
「総合飲料メーカー」
としての地位を確立させてまいります。
そして季節、人、場
所、時間を選ばず、
いつもお客様のそばに伊藤園製品があり、
さらに将来的には、
日本の食文化としての
「お茶」
を世界へ発信する
「世界のティーカンパニー」
を目指す、
そのビジョンを描いていきたいと思っております。
2011年7月26日
代表取締役会長
代表取締役社長
ITO EN Corporate Book 2011
05
伊 藤 園 の 特 長
マ ー ケティング 戦 略 の 基 本 は
「お 客 様 第 一 主 義 」
常にお客様のニーズや不満を取り入れる精神は、
創業以来のマーケティング戦略の柱となっております。
経営理念の
「お客様第一主義」
に基づき、消費者の皆様はもちろん、株
主の皆様、販売先の皆様、仕入先の皆様、金融機関の皆様、地域社会の
全 国 営 業 網
皆様と、伊藤園に関わる方々全てをお客様とし、常にお客様を見据え、
200
おります。
消費者の皆様
地域社会の皆様
株主の皆様
拠 点
お互いの利益を生み出し、厚い信頼をいただける関係構築を目指して
【2011年7月末現在】
伊藤園のお客様
金融機関の皆様
26
販売先の皆様
仕入先の皆様
28
中国・
九州地域
拠点
31
06 ITO EN Corporate Book 2011
関西・
四国地域
拠点
中部地域
拠点
お客様の声をとらえる
ルートセールス・システム
当社の「ルートセールス・システム」で
26
は、全国200の営業拠点から、その販売
北海道・
東北地域
網を活かし、お客様のもとへ当社の製品
拠点
をダイレクトにお届けしております。最前
線の営業員が、
お客様を直接訪問するこ
とによるコミュニケーションの構築、売場
伊藤園のルートセールス
提案、更には付加価値の提供を行いなが
ら、
マーケットの生きた情報を肌で感じる
● 納品、陳列
● 売場、
キャンペーン提案
● 情報提供
ことが「ルートセールス」
の特長であり強
みです。
また、直接営業員が製品の納品
を行えないお客様につきましても、店舗を
訪問し、定番商品の売場確保や販売促進
一般小売店
の強化を図る「フィールドマーケティン
グ」
を行い、
お客様と当社を結ぶ架け橋の
43
北関東・
東関東地域
拠点
役割を担いながら、
きめ細かなサービス
ルートセールスマン
さらに、コンビニエンスストア、スー
自動販売機
46
新規営業
東京・
南関東地域
拠点
を提供しております。
パーマーケット、
自動販売機、一般店など
にバランスよく製品を提供することで、
お
● 補充
● メンテナンス
● 商品レイアウト
● 売上、在庫管理
● 情報収集
● 商談
客様がいつでもどこでも購入でき、
ご要
望にお応えできる販売体制を確立してお
ります。
「STILL NOW」の精神
「STILL NOW」
の精神とは、
「今でもなお、
お客様が何を不満に思っていらっしゃるか」
という問題意識を常にもち、製品やサービスを通してお客様の期待にお応えするという姿勢
で、
「お客様第一主義」
を実践するための当社の中心的な考え方です。
営業の現場から絶えず寄せられるお客様のご要望やご不満は、製品開発にも活かされ、
ヒット商品を生み出しています。
当社のルートセールス・システムの根幹は、人と人とのつな
がりにあります。
お客様の満足にお応えできるよう、
お客様をよく知り、
そしてお客様の立場
に立って行動できるよう心掛けています。
さらに、
当社のマーケティング力を支える上で欠かせないシステムとして、
「Voice制度」
が
あります。社員が日頃の営業活動などから肌で感じているアイデアやお客様から頂いたご意
見・ご要望を社内提案できる制度です。
自らの提案内容が商品として具現化されるなど、社
員のモチベーション向上にも貢献しています。
ITO EN Corporate Book 2011
07
伊 藤 園 の 特 長
安 全 か つ 安 定した 調 達と
製品供給
伊藤園にとって当社の製品を安全に、かつ安定して
お客様にお届けすることは最も重要な責務です。
伊 藤 園 の
国 内 荒 茶 取 扱 比 率
26.8
%
宮 崎 県 に 広が る 大 規 模 茶 園
当社は、
長年培ってきた茶産地や茶葉生産者の皆様との関係から、高品質な茶葉を安定的に、
直接仕入れることができます。2010年度は国内荒茶生産量の26.8%を取り扱っております。
原料調達力、厳選仕入、茶産地育成事業、
ファブレス方式
トップブランドである
「お∼いお茶」に
事業」を2001年から開始し、九州地
生産者とともに、
「 お∼いお茶」に最適
は、発売以来一貫して変わらないこだわ
方を中心に生産量を年々増やしており
な原料の栽培を行っております。長年に
りがあります。原 料となる茶 葉は国 産
ます。当社が培ってきた緑茶飲料用茶
わたり、当社と茶葉生産者が真摯に向
100%、香料添加物は一切使用しない、
葉の栽培技術ノウハウを提供し、茶葉
き合ってきたからこそ生まれる強固な
徹底した品質・製造管理で、
自然のままの
おいしさをお客様にお届けしております。
◆緑茶原料の現状
2008年
農産物である茶葉は、その年の天候
や産地、栽培方法で味がわずかながら
2009年
2010年
トン
トン
対前年
増減比率
トン
対前年
増減比率
95,500
86,000
-9.9%
85,000
-1.2%
異なります。当社では確かな品質の茶
荒茶生産量
葉を確 保するため、社員自らが現 地で
輸入量
7,326
5,865
-19.9%
5,906
0.7%
品質を見極め、茶市場や茶葉生産者か
輸出量
1,701
1,958
15.1%
2,232
14.0%
ら直接仕入れを行っております。
国内消費量
102,300
98,500
-3.7%
98,090
-0.4%
23,556
24,320
3.3%
22,761
-6.4%
また、お 茶 の 樹を植えて「お ∼いお
茶」のための茶畑をつくる「茶産地育成
08 ITO EN Corporate Book 2011
伊藤園取扱量
資料:農林水産省、
日本茶業中央会、伊藤園 年度:当社取扱量5月∼4月、
その他1月∼12月
一貫した品質管理体制
絆と、国内荒茶生産量の2割を超える茶
食品を扱う当社にとって品質管理は、
を満たした工 場で製 造し、日頃より情
葉仕入れ実績が、今日の高品質の源泉
企業の存続に関わる最重要事項として認
報を共 有 化するとともに、工 場 担当者
となっております。
識しております。製品の設計、原料、包装
との品質管理会議を行うことにより、さ
飲料製造につきましては、高水準の
材から製造、流通に至るまで、厳しい品質
らに安 全・安 心な製 品づくりを目指し
飲料製造技術を有し、全国に点在して
管理体制を確立しており、製品の安全性
ております。また、全ての飲料製品につ
いる製造委託工場と万全の協力体制を
確保に努めております。
いて、放射線量測定器での検査やモニ
構築しており、製造時には製造ライン及
原料、製品段階では香味や機器分析、
タリングを行い、放 射 性 物 質による汚
び製品ごとの詳細な製造マニュアルに
微生物、残留農薬などの検査を当社の品
染の確認体制を整えております。
基づき、徹 底した品 質 管 理のもとで製
質管理部と製造委託工場の双方が行っ
造しております。日頃の飲料製造を通し
ております。製品は当社の品質管理基準
て、製造委託工場と当社がお互いに高
(飲料製造および茶葉製造ガイドライン)
め合う良きパートナー関係のなかで、新
たな価値を提案し続けてまいります。
トレーサビリティの確保
国産緑茶原料のトレーサビリティ・シ
の確認を行い、法令に適合した安全な
自ら現地に赴き、使用農薬の実態や品
ステムにおいては、茶生産家の栽培管理
原料を使用しております。いずれも社員
質管理体制のチェックをしております。
記録、特に農薬に関する部分を重点的
にチェックしており、最終的にお客様の
トレーサビリティの取り組み(緑茶飲料の基本的な流れ)
お手元に届く緑茶飲料からは、その製品
茶葉生産家
に印字されたロット番号を追跡すれば
製造工場、製造日時、原材料、農家の栽
荒茶工場
培状況まで把握できる仕組みを確立し
ております。
また、当社の野菜飲料の原料において
● 農薬の適正な使用を明記した誓約書
● 栽培している茶園情報・栽培記録
●
●
●
●
荒茶の安全性に対する誓約書・安全保証書
荒茶工場ごとの使用農薬リスト
荒茶製造管理記録
生産者情報
茶の問屋/仲介業者
● 販売する茶の安全性に関する契約書
● 荒茶工場情報
伊藤園静岡相良工場
● 荒茶から飲料用原料に加工する記録
は、海外で生産されたものも使用してお
飲料工場
りますが、
トレーサビリティを確保して
おります。原料については、世界各地の
原料調達先から受理する
「品質保証書」
● 飲料用原料から緑茶飲料を製造する記録
小売店
お客様
による確認と、産地で栽培、加工、管理
ITO EN Corporate Book 2011
09
伊 藤 園 の 特 長
進 化し続 ける
伊 藤 園 のブランド展 開
「自然」
「 健康」
「 安全」
「 良いデザイン」
「おいしい」の
製品開発理念に基づき、製品の研究・開発に努めております。
「お∼いお茶」
茶 系 飲 料
1
No.
No
ブランド
お∼いお茶
1985年、当社は他社に先駆け世界
国産茶葉100%、おいしさと品質の徹
ならではの切り口で、自然のままの味わ
初となる 缶入り煎茶 を発売いたしまし
底した追求により、広く消費者の皆様に
いをご提案し続けております。今後も日
た。その4年後の1989年、現在の主力
愛されるブランドへと成長し、デザイン
本を代表する飲料ブランドとして、名実
ブランドである「お∼いお茶」の販売を
性、機能性、健康性はもとより、季節や
ともにゆるぎない地位を築き上げてま
開始いたしました。発売以来、無香料・
茶種など、伝統ある食文化を持つ日本
いります。
「お∼いお茶」変遷
1989
10 ITO EN Corporate Book 2011
1996
2002
2007
2010
TULLY’
S COFFEE
2009年にはグループ会社であるタリー
ペシャルティコーヒーショップの先駆けと
ズコーヒージャパン
(株)
と共同開発によ
して味と品質への高い評価を得ておりま
り、
初のボトル缶コーヒーを発売し、
その後
す。
今後も、
伊藤園とタリーズコーヒージャ
スタンダードサイズ
(190g)
の缶コーヒー
パン
(株)
それぞれの持ち味を活かした製
も発売いたしました。
「タリーズコーヒー」
品を発売し、
「タリーズコーヒー」
ブランド
は、
全国に約400店舗を構え、
日本でのス
の一層の価値向上を図ってまいります。
TEAS’TEA NEW YORK
「TEAS TEA NEW YORK」は、ITO
す。新たな紅茶飲料ブランドとして、紅茶
EN
(North America)
INC.が北米地域で
の新しいおいしさをご紹介し、
今後も飲料
販売しております茶系飲料ブランドの
製品だけでなくティーバッグやインスタン
「TEAS TEA」
を、香りを楽しむ、
やさしい
ト製品と合わせ、幅広いラインアップを展
味わいの新紅茶 をコンセプトに日本向け
開する
「TEAS TEA NEW YORK」
ブラン
にアレンジし、
2009年より販売しておりま
ドのさらなる定着を図ってまいります。
充実野菜
ビタミンフルーツ
evian
「充実野菜」
をはじめ、野菜100%飲料
完熟した果実のおいしさと、健康性で
2008年より世界約130ヵ国で展開
である
「1日分の野菜」がロングセラー商
評価をいただいております「ビタミンフ
されているグローバルブランド「エビア
品として着実に浸透しております。それ
ルーツ
(栄養機能食品)」は、定番のアイ
ン」の国内での独占販売を開始しており
ぞれの製品の特性に合わせ、選び抜いた
テムに加え、季節ごとの旬の果実を使用
ます。なお一層の強化を図るため、当社
さまざまな野菜を原料として使用してお
した季節限定品も展開するなど、果実本
「ルートセールス」の営業力を活かして
ります。全ての原料において安全性はも
来のおいしさを大切にしております。
全国に販路を拡大
ちろん、それぞれの品種の持つ成分や栄
し 、さらに は 業 務
養素などにも着目し、健康性も徹底的に
用市場の販路開拓
追求しております。
に努めております。
ITO EN Corporate Book 2011
11
伊 藤 園 の 特 長
さらに 進 展 する
伊藤園の海外事業
米国市場での経験と実績は、今後伊藤園の海外事業展開を
進める上での貴重なビジネス・モデルとなりつつあります。
7
世 界 拠 点 網
拠 点
ITO EN (North America) INC.
Ningbo Shunyi Tea
Products Co., Ltd.
Head Office
Mason Distributors, Inc.
Shanghai Research Office
Fujian New Oolong
Drink Co., Ltd.
ITOEN (USA) INC.
ITO EN AUSTRALIA PTY. LIMITED
海外事業戦略につきましては、
「 ITO
ITO EN(North America)
INC.
EN」
ブランドの確立と新しい緑茶市場の
2001年にニューヨークに設立したITO
知度は年々高まっており、特にニューヨー
開拓を進めております。
海外において健康
EN
(North America)
INC.は全米のマス
ク市マンハッタン地区では、
当グループの
志向が高まるなか、
日本の食文化の一つ
マーケット、
ナチュラルフードマーケットを
強みであるルートセールスを導入し、
お客
である緑茶市場を創造するため、ニュー
中心に営業活動を展開し、本物の緑茶の
様に密接した営業活動を行うことで、
着実
ヨーク、
フロリダ、
ハワイに営業拠点を展
紹介とともに、
「ITO EN」
ブランドの確立を
に緑茶飲料の裾野を広げております。
開しております。
また、
オーストラリア、中
図っております。
米国での緑茶に対する認
国には、
原料及び飲料生産拠点があり、
今
後もさらなる積極的な海外事業展開を
図ってまいります。
「ITO EN」ブランドの商 品は
確実に米 国の市 場で浸透し始めております。
12 ITO EN Corporate Book 2011
ITOEN
(USA)
INC.
米国では肥満が健康を脅かす最大の要
遂げ、
緑茶飲料の裾野を広げております。
1987年、ハワイに設立したITOEN
因の一つとして認識されており、
健康を意
また、事業拡大を視野に入れ、2006年
(USA)INC.では、
トロピカルジュースや
識した食生活や運動に対する関心がますま
にはサプリメント製造販売会社である
無糖茶、
コーヒーなどの缶入り飲料を製
す高まる傾向にあります。
日本で認知されて
Mason Distributors, Inc.の株式を取得
造・販売しております。主力商品は、地元
いる緑茶の健康性が米国において徐々に浸
し、
新たにグループ会社となりました。
今後
の人々に根強い人気を持つ「アロハメイ
透し、
各地で需要が高まっております。
現在
はそれぞれの特長を活かし、一層の経営
ド
(トロピカルジュース)」
ですが、近年は
では販売チャネルも広がり、
着実な成長を
基盤の強化・拡大を図ってまいります。
健康志向を反映して茶系飲料の売上が
伸びてきております。
◆ITO EN
(North America)
INC.の売上推移
(千米ドル)
75,000
50,000
40,341
47,872
49,657
08
09
58,875
63,619
67,950
25,000
0
07
10
11
12
(4月期) (予想)
ITO EN AUSTRALIA PTY. LIMITED
中国
当社は、将来の緑茶原料の需要増を見
原料として需要が期待されるほか、
日本に
中国においては、合弁会社2社を主な
越して安定した供給源を確保するために、
も
「伊藤園」
や
「茶十徳」
「
、Tea.Pi.O.」
など
拠点として事業を展開しております。
浙江
日本と風土が似ているオーストラリアのビ
専門店の店頭で、オーストラリア産の日
省にある寧波舜伊茶業有限公司では、茶
クトリア州において、1994年にITO EN
本茶 として販売されております。
園の管理、茶葉の製造等を行い、福建省
AUSTRALIA PTY.LIMITEDを設立し、
茶
また、昨年よりオーストラリア産原料を
にある福建新烏龍飲料有限公司におい
産地育成事業を立ち上げました。
オースト
使用した
「充実野菜:Veggie SHOT」
の
ては、主に中国国内向けの飲料の製造・
ラリアで生産した緑茶は、
オーストラリア
現地での販売をはじめ、飲料事業の拡大
販売を行っております。
国内での販売はもちろん、
主に米国向けの
を図ってまいります。
2011年5月には、上海代表処を開設
し、中国本土におけるリサーチを本格的
に開始いたしました。
今後も、海外における健康志向がます
ます高まるなか、
このような事業展開を
柱に、本格的な海外進出を着実に展開し
オーストラリア ビクトリア州での茶 葉 生産の様 子
てまいります。
ITO EN Corporate Book 2011
13
特 集
一杯一杯に
こだ わるタリー ズ
進化し続ける伊藤園のブランド展開
最高の一杯をご提供するために
コミュニティーカフェの推進
タリーズコーヒーと伊藤園のシナジー効果
タリーズコーヒーは1992年にシアトルで
1997年に国内第1号店を銀座にオープ
当社ではタリーズコーヒージャパン
(株)
生まれたスペシャルティコーヒーショップで
ンし、
現在約400店舗を全国で展開しており
との共同開発製品を販売しております。タ
す。
使用する原料豆は全て世界各国より厳選
ます。路面、
オフィスビル、
ショッピングセン
リーズコーヒーの精神を受け継いだ、缶
した高品質のアラビカ種のみを使用しており
ター、書店、病院内、高速道路など商圏や立
コーヒー、チルドカップコーヒーは、
タリー
ます。新鮮なコーヒーを楽しんでいただくた
地に合ったさまざまなスタイルの店舗展開
ズのバリスタ※が原料から製法に至るまでこ
めに、
国内工場で丁寧に焙煎し、
オーダーを
と、地域社会に根ざしたコミュニティーカ
だわり抜いた、本格的なコクと香りが特長
いただいてから手動型のエスプレッソマシン
フェを推進しております。
です。高品質のアラビカ種のみを厳選した
で、
一杯一杯心を込めて手作りしております。
多様なニーズに応えるくつろぎの空間で、
原料豆を国内で深煎り焙煎し、
しっかりとお
どなたにもご満足いただける最高の一杯
クオリティの高い商品とサービスをご提供い
いしさを引き出しました。
を、ゆったりくつろげる空間とホスピタリ
たします。
今後も当社とタリーズコーヒーのそれぞ
ティ
(おもてなしの心)
と一緒にご提供して
れの持ち味を活かした製 品を発 売し、タ
おります。
リーズコーヒーブランドの一層の価値向上
を図ってまいります。
※バリスタ:職人技を誇る
“コーヒーのプロ”
。
イタリア語でコーヒーを入れる人という意 味 。
● 店 舗 展 開
18
28
九州
店舗
14 ITO EN Corporate Book 2011
12
2011年3月末現在
8
中国
店舗
四国
店舗
54
36
近畿
店舗
中部
店舗
234
14
関東
店舗
東北
店舗
北海道
店舗
「TEAS TEA」
大 好 評!
日本への 逆輸入
ニューヨーク発、
紅茶飲料
「TEAS’TEA」
の特長
ティーバッグ、
インスタント製品も展開
TEAS TEAは、
2002年にニューヨーク市
TEAS TEAブランドは、最先端の都市
「TEAS TEA」から、手軽に本格的な香
の中心街にあるITO EN
(North America)
ニューヨークで生まれ、
日本人向けにやさし
りと味わいを楽しめる、小 容 量のティー
INC.のティーショップから生まれた、
リラック
い味わいにアレンジされた紅茶ブランドで
バッグとインスタント製品も合わせて発売
ス&ヘルシーなイメージのティーブランドで
す。
コンセプトは 香りを楽しむ、
やさしい味
いたしました。伊藤園のお茶と同様に、飲料
す。
日本の健康的な伝統食文化の一つであ
わいの新紅茶 。心地よい香りとやさしい味
と合わせて
「TEAS TEA」
ブランドの強化
るお茶の飲用習慣にも注目が集まってお
わいが特長です。
を図っております。
り、
それとともにさまざまなフレーバーを展
開しているTEAS TEAブランドも浸透し
ております。
2009年5月にラスベガスで開催された
World Tea Expo(世界茶博覧会)
では、
「TEAS TEA Green Jasmine」
が無糖フ
レーバー茶部門にて金賞を受賞するなど、
米
国内でTEAS TEAブランドが受け入れられ
ております。
このようななか、
TEAS TEAを日本にも伝
えるべく、
ITO EN(North America)INC.
と共同開発を行い、
新しいおいしさを提案す
る紅茶飲料を発売いたしました。
ITO EN Corporate Book 2011
15
カ テ ゴ リ ー 情 報( 単 独 )
茶葉
(リーフ)
◆売上高構成比
2011年4月期 売上高:309億62百万円(前期比2.7%増)
当社では原料茶の仕入れ、加工から包装、販売に至るまで、一貫した
生産体制を築くとともに、
常に品質向上を追求し、
茶葉の栽培方法や製
9.4%
茶方法など独自の技術開発にも取り組み、
お客様のニーズに合った製
品のご提案に努めております。少子高齢化や世帯人員の減少、簡便性
志向を受けて、使い勝手の良いミニパック商品や、急須でいれた本格的
なおいしさが手間をかけずに楽しめる高品質なティーバッグ、
インスタ
ント製品の品揃えも強化しております。
日本 茶 飲 料
◆売上高構成比
2011年4月期 売上高:1,589億8百万円
(前期比0.1%増)
繊細な味わいを持つ緑茶は、品質の変化が激しく、飲料化は不可能
とされておりました。
当社は飲料化への強い意志と、長年の研究により、
48.2%
1985年に世界初の緑茶の缶飲料化に成功いたしました。
また、PET緑
茶飲料やホット用PET緑茶飲料の開発といった最先端の飲料製造技
術、
スケールメリットを活かした原料調達力、茶葉のおいしさを引き出
す原料加工技術など、当社独自の基盤をもとに、常に品質向上に取り
組んでおります。
中国 茶 飲 料
◆売上高構成比
2011年4月期 売上高:163億27百万円
(前期比12.7%増)
1979年に中国土産畜産進出口総公司と日本で初めてとなるウーロ
ン茶の輸入代理店契約を結び、1981年には世界初の缶入りウーロン
5.0%
茶飲料の製品化に成功いたしました。
この飲料は、
当時の飲料市場には存在しなかった
「無糖」
という新機
軸を打ち立て、新しい価値を創造いたしました。
また、健康への有用性
の高い緑茶に天然のジャスミンの花で香り付けをしたジャスミン茶な
どもいち早くご紹介しております。
16 ITO EN Corporate Book 2011
野 菜 飲料
◆売上高構成比
2011年4月期 売上高:381億38百万円
(前期比10.6%増)
当社は1992年に
「おいしく」
「飲みやすく」
「手軽に栄養が摂れる」
を
コンセプトに、
にんじんベースで砂糖や食塩を使用せず野菜本来の自然
11.6%
な甘味を引き出し、
果汁を加え飲みやすくした
「充実野菜」
を発売いたし
ました。
また、2004年には厚生労働省で推奨する1日の野菜摂取量
350g分を使用した
「1日分の野菜」
を発売し、
「充実野菜」
とともに野菜
飲料のロングセラー製品となっております。
果実 飲料
◆売上高構成比
2011年4月期 売上高:149億2百万円
(前期比3.0%増)
「ビタミンフルーツ」
シリーズは、果実本来の おいしさ とビタミンC
を補充できる保健機能食品(栄養機能食品)
としてご好評いただいて
4.5%
おります。
これからも、1年を通じてお楽しみいただける定番のアイテ
ムに加え、それぞれの季節ごとに旬のおいしさをお届けする季節限定
品を展開してまいります。
コーヒー 飲 料
◆売上高構成比
2011年4月期 売上高:245億30百万円
(前期比14.9%増)
「TULLY S COFFEE」は、高付加価値缶コーヒーとして、2009年
11月より展開しております。
グループ会社であるタリーズコーヒージャ
7.4%
パン
(株)
のコーヒーに関する高い技術と幅広い知識を持つ
「バリスタ」
が焙煎、抽出方法、
デザインに至るまで監修した、本格的なコクと香り
が特長の缶コーヒーです。
自動販売機でお求めいただける、
おいしさと
機能性を両立した
「W」
シリーズと合わせて、
コーヒー事業のより一層
の強化を図ってまいります。
ITO EN Corporate Book 2011
17
カ テ ゴ リ ー 情 報( 単 独 )
紅茶飲料
◆売上高構成比
2011年4月期 売上高:157億47百万円
(前期比50.4%増)
「TEAS TEA NEW YORK」は、グループ会社であるITO EN
(North America) INC.と共同開発した当社の新紅茶ブランドです。
4.8%
香りを楽しむ、やさしい味わいの新紅茶 をコンセプトとし、
カロリー
やカフェインを抑えた、紅茶の新しいおいしさをご紹介しております。
今後も飲料製品だけでなくティーバッグやインスタント製品と合わ
せ、幅広いラインアップを展開してまいります。
機能性飲料
◆売上高構成比
2011年4月期 売上高:50億58百万円
(前期比2.6%減)
当社では、
アミノ酸、
カルシウム、食物繊維、各種ビタミンなどの、健
康の維持、増進に役立つ成分を配合している飲料や、食物繊維を含
1.5%
有しおなかの調子を整える
「ナタデココ ヨーグルト味」などの特定保
健用食品をご提案しております。今後も素材の研究を進め、健康性を
訴求した健康維持に役立つ製品をご提案いたします。
ミネラルウォーター
◆売上高構成比
2011年4月期 売上高:113億46百万円
(前期比7.8%増)
当社は2008年にダノングループ(本社:フランス)
とナチュラルミ
ネラルウォーター「エビアン」の日本国内における独占販売権の契約
3.4%
を締結し、
ミネラルウォーター事業に本格的に参入いたしました。天
然のカルシウムとマグネシウムのバランスに優れた「エビアン」は、
ミ
ネラル含有量が適度なため、日本人にも飲みやすくおいしい硬水で
す。今後も全国に販路を拡大し、
「エビアン」の健康性を広めるべく、
積極的な販売活動を展開してまいります。
18 ITO EN Corporate Book 2011
その他 飲 料
◆売上高構成比
2011年4月期 売上高:98億27百万円
(前期比12.5%増)
その他飲料においては、炭酸飲料では、当社のロングセラー商品で
自動販売機において根強い人気の「天然水サイダー」や、新たに緑茶
3.0%
の成分のカテキンとビタミンCを含有した、爽快なレモン炭酸飲料な
どを展開しております。また、スポーツ飲料や厳選した素材を使用し
た
「大納言しるこ」
や
「特濃コーンポタージュ」
をはじめとするフード飲
料など、幅広い製品展開と製品力の強化を図っております。
その他
◆売上高構成比
2011年4月期 売上高38億82百万円(前期比4.7%減)
お客様の健康志向の高まりや、忙しい現代人の食事を補うものと
してご好評をいただいているスティックタイプの栄養食品や、グルー
1.2%
プ会社であるMason Distributors, Inc.との共同開発により、
日本
で古くから健康に良いとされてきた食材を使ったサプリメント製品な
ど、
お客様の健康を第一とした製品をお届けしております。
主な連結子会社事業概要
▲
北米事業
▲
▲
▲
タリーズ事 業
2011年4月期 売上高:153億36百万円
(前期比9.9%増)
2011年4月期 売上高:63,619千米ドル
(前期比8.1%増)
タリーズコーヒーは1992年にアメリカのシアトルで生まれた
ITO EN(North America)INC.を2001年にニューヨークに
スペシャルティコーヒーショップで、1997年国内第1号店を銀
設立し、米国での緑茶市場の創造と開拓を進めております。米
座にオープンし、現在約400店舗を全国で展開しております。使
国内でも健康志向が高まるなか、緑茶ティーバッグや無糖茶飲
用する原料豆は全て世界各国より厳選した高品質のアラビカ種
料の紹介とともに
「ITO EN」
ブランドの確立を図っております。
のみを使用し、国内工場で丁寧に焙煎しております。
ドリンク、
2006年には、フロリダ州のサプリメント関連事業を行う
フードメニューを豊富に取り揃え、
ゆったりくつろげる空間で、
ク
「Mason Distributors, Inc.」
の株式を取得し、北米事業のさら
オリティの高い商品とサービスをご提供しております。
なる強化に努めております。
ITO EN Corporate Book 2011
19
伊 藤 園 の 取 り 組 み
CSR
CSR推進基本方針の策定とCSR活動の強化
企業の社会的責任(CSR)のさらなる強化により、経営理念「お客様第一主義」を徹底し、
社会に求められる企業として企業価値を高め、持続的な成長・発展を目指します。
CSR推進基本方針
当社はこれまで、
「お客様第一主義」
の
③
『自然、
健康、
安全、
良いデザイン、
おいし
経営理念のもと、社会と企業の持続的な
い』
をコンセプトに製品を供給する。
成長・発展を目指し、消費者、株主、販売
今後、社会的責任についての国際標準
先、
仕入先、
金融機関、
地域社会、
政府・自
規格(ISO26000)も参考にしつつ、ス
人権
治体、
NGO、
NPO、
及び社員などのステー
テ ー クホ ル ダ ーとの 対 話 を 通 じて 、
労働慣行
クホルダーの信頼に応えてまいりました。
ISO26000で示される7つの中核主題
今期からは、
次のようなCSR推進基本方
(組織統治、
人権、
労働慣行、
環境、
公正な
針を定めて、
CSR活動を強化いたします。
事業慣行、消費者課題、
コミュニティへの
①CSR活動のさらなる強化により、経営
参画及びコミュニティの発展)
にしっかり
理念
『お客様第一主義』
の徹底を図る。
と取り組み、
さらなる社会の持続的発展を
②ステークホルダーの期待に応える企業
ISO26000に示された社会的責任の7つの中核主題
組織統治
環境
公正な事業慣行
消費者課題
コミュニティへの参画及びコミュニティの発展
目指してまいります。
※2 0 1 0 年 1 1月に発 行されたI S O 2 6 0 0 0( 社 会 的 責 任
に関する手引き)を参考にC SRを推 進いたします。
になる。
組 織 統 治(コーポレート・ガバナンス)
経営の透明性、健全性、遵法性の確保や迅速かつ適切な情報開示などを実践することにより、
企業価値の向上を目指します。
コーポレート・ガバナンス体制
当社は監査役会設置会社です。
社内監査役及び社外監査役が取締役会に毎回出席し、
個別案件ごとに客観的かつ公平に監査意見を
述べるとともに、
監査役会での監査方針に従い、
取締役の業務執行を監査しております。
内部統制システム
当社は、
業務の有効性・効率性の向上、
財務報告の信頼性確保、
法令・規範などの遵守、
正当な手続き及び承認による企業資産の確保
を目的として内部統制システムを整備しております。
株主総会
これらの達成と新会社法への対応を目的に、基本方針
選任・解任
を定め、内部監査室が独立的・客観的立場から定期的に
取締役会
【経営・監督】
監査を実施しております。
選任・監督
選任・解任
監査
選任・解任
監査役会
【経営監視】
コンプライアンス委員会
監査
情報開示
(ディスクロージャー)
及び東京証券取引所の定める適時開示規則に従っており
【経営執行】
ます。
また、
当社を理解していただくために、公平性、迅速
経営執行会議
監査
代表取締役
【内部統制】
内部監査室
当社は、CSRを強化していくため、幅広いステークホル
ダーとの対話を行い、
社会と当グループの発展を目指して
まいります。
20 ITO EN Corporate Book 2011
CSR
推進委員会
経営企画部
CSR推進室
法務部
コンプライアンス室
・ 環境委員会
・ 予算委員会
各種
専門委員会 ・ 長期経営計画委員会 ・ 内部統制推進委員会
他
・ 人事制度改善委員会
助言・指導
ステークホルダーとの対話
社外弁護士等
性の観点から積極的な情報開示に努めております。
会計監査人︻経営監視︼
当グループでは、
情報の開示に関して、
金融商品取引法
コンプライアンス
全ての社員が法令および企業倫理を遵守し、
「コンプライアンス企業・伊藤園グループ」の実現を目指します。
コンプライアンス
(法令等遵守)の徹底を目指し、
コンプライアンス体制の整備、
リスク管理体制の整備を行っております。
また、
企業倫理ホットラインを設置し、内部通報や相談、質問などを受け付けて、問題点の改善・再発防止を図っております。
「伊藤園グループ コンプライアンスに対する取組み」
については、伊藤園ホームページをご覧ください。
(http://www.itoen.co.jp/company/compliance/)
コンプライアンス体制
取締役会
調査結果は、
しっかりと
再発防止に役立てられます!
コンプライアンス委員会
公正に調査が
行われます!
企業倫理担当役員
コンプライアンス強化への取り組み
その② 調査
企業倫理担当部署
法務部コンプライアンス室
その③
連絡・報告
調査担当部署
グループ企業連絡会
伊藤園グループ
全国の営業本部及び地区、本社部署・生産
部署等において「コンプライアンスリーダー」
「推進責任者」
を選任し、全社的にさらなる法令
面談、電話、郵送、FAX
e-mailで受け付けています!
伊藤園各部署
通報者の保護と
秘密保持は厳守!
コンプライアンス
担当者(各部署長)
社長・各部長
顧問弁護士
内
部
通
報
その① 通報
通
報
遵守体制を強化します。全社員が一丸となって
違反事案の未然防止・再発防止に努め、
お客様
を大切にし、
かつ社員が働きやすい
「良い会社」
社
外
づくりを目指します。
伊藤園グループ全社員・クローバー※およびお客様
制度の利用が可能なのは正社員にとどまりません!
※クローバー:パートアルバイト
リスク管理体制
当グループは各関連会社に担当部署、
及び担当者を配置し、
定期的に情報交換を行うなどして対応強化に努めております。
公正な事業慣行
当グループは、事業を行う上での法令、社会規範、倫理、社内規程などの遵守を徹底し、公正な競争による事業活動を推進して
おります。具体的には、独占禁止法、不正競争防止法、下請法などの遵守と、自社の知的財産権の保護・活用と社外知的財産権の
尊重などを徹底するとともに、法令教育を行っております。
人権
労 働慣 行
人権を守ることは社会の基本ルール
当社は創業以来、
「 人を人として遇す
社員の能力向上のため、教育制度を充
です。当グループでは、基本的人権を明
る」の理念のもと、学歴や性別にかかわ
実させ、知識や技術力の向上を支援して
記した、行動規範と行動基準を策定し、
らず誰にでも平等にチャンスが与えら
おります。
これらをもとに、セクシャルハラスメント
れ、公正に評価される「実力主義」を採
また、
ワーク・ライフ・バランスの推進を
やパワーハラスメントの根絶、性別・年
用しております。社員一人ひとりがいき
しております。
男女の分け隔てなく育児休
齢・宗 教・人 種などによる差 別を排 除
いきと働くことのできる職 場 環 境をさ
業の活用を図り、
し、働きやすい職 場 環 境の整 備に取り
まざまな制度でサポートしており、福利
次世代育成支援
組んでおります。
厚 生 面だけでなく、全 社員が新しい商
法に基づく認 定
品や販 促 提 案などの幅 広い提 案を行
マーク
(くるみん)
える社内提案制度「VOICE制度」もあ
を取 得しており
ります。
ます。
ITO EN Corporate Book 2011
21
伊 藤 園 の 取 り 組 み
環境への取り組み
社員一人ひとりの環境意識を高めつつ、伊藤園ならではの独自の取り組みを強化しています。
ISO14001 全社全部門取得、CO₂削減などの取り組み
独自の茶殻リサイクルシステム
(環境大臣賞受賞)
当社は、事業を営む上でエネルギーを消費し、CO₂などの温
製造工程で排出される茶殻は、2010年度で43,000トン
室効果ガスや廃棄物などを排出しております。
これら排出物の
(当社推定量)
と年々増加傾向にあります。当社はそれらを肥
削 減 を 行うため 、環 境 マネジ メントシステムの 国 際 規 格
料などにリサイクルするとともに、一部は茶殻リサイクルシス
ISO14001の認証を取得し、環境目標を達成するためのシステ
テムによって、茶殻配合樹脂やダンボールなどに生まれ変わっ
ムを運用しております。
当社はISO14001について、2000年に
ております。この茶 殻リサイクルへの取り組みが 評 価され、
静岡相良工場および中央研究所で認証を取得、2001年には全
2007年には、循環型社会形成推進功労者表彰にて環境大臣
工場に広げました。2007年4月には本社、西新宿ビルおよび台
賞を受賞いたしました。
東浅草ビルにおいて認証を取得しました。
また、2009年3月に
また、2008年の第5回エコプロダクツ大賞では、当社の推
全営業拠点の認証取得が完了し、全社で環境マネジメントシス
進する茶産地育成事業により、茶樹が成長する段階で吸収し
テムに沿った環境保全活動を強化しております。
たCO₂を茶園に長期間固定することが評価され、エコサービ
具体的には「環境中期目標」をたてて、空き容器のリサイク
ス部門において農林水産大臣賞を受賞いたしました。
ル、環境配慮型自動販売機、低公害車の導入、飲料生産時に
このように当社独自の茶殻リサイクルシステムと茶産地育
排出される茶殻・コーヒー殻の堆肥化や肥料化、環境配慮型
成事業の2つの環境に対する取り組みが、社会から評価されて
製品への応用などに積極的に取り組んでおります。また、製造
おります。今後も社員一人ひとりが環境について考え、実践し、
工程の見直しや、商品開発におけるPETボトルの軽量化、
ラベ
一歩ずつ確実に前進できるよう努力してまいります。
ル面積の縮小など環境負荷低減を考えた
設計や、物流・販売体制の効率化によるエ
ネルギー使用量の削減なども含め、省資
源化の取り組みに努めております。
営業拠点に導入された
ハイブリッド車
茶 殻 入り封 筒
従 来と比べ約 30%軽 量 化した
環 境 配 慮 型ペットボトル
消費者課題に関する取り組み
ISO10002( 苦情対応の国際規格)
を活用した
お客様満足向上への取り組み
持・管理をしております。
また、
ホームページを通して取得した情
報は「伊藤園ホームページ プライバシー・ポリシー」に基づき
当社は、2009年ISO10002への適合を自己宣言し、
お客様の
厳正に管理しております。
声を積極的に企業経営に活かし、経営理念である
「お客様第一
当社ホームページには、
「個人情報保護方針」
「プライバシー・
主義」
を徹底して実践しております。
ポリシー」
「 個人情報保護法に基づく公表事項」
を掲載しており
トレーサビリティ
ます。
飲料メーカーである当社の最大の使命は、
「安全な製品をお客
お茶に関する啓発活動(食育)
様にお届けする」
ことです。
そのため、
当社では原材料の生産や調
社内資格制度である
「茶資格(ティーテイスター)制度」
の有資
達、製品の製造における各過程において厳格な品質管理体制を
格者が「お茶の専門家」
として、茶文化の啓発活動や社内外に向
構築しております。
けての情報発信などを積極
特に当社製品の約6割を占める茶葉と日本茶飲料については、
各
的に行っております。
過程におけるトレーサビリティシステムを確立し、
徹底しております。
個人情報の保護
当社ではお客様の個人情報については適正な方法で取得し、
「個人情報の保護に関する法律」などを遵守し、適正な保護・維
22 ITO EN Corporate Book 2011
お茶のおいしい入れ方教室
地域社会とともに
∼コミュニティへの参画及びコミュニティの発展∼
地域とともに成長する伊藤園として、業務を通じてさまざまな活動に取り組んでいます。
地域社会に貢献する茶産地育成事業
当社は日本一の茶取り扱い量があり、持続的な農業の育成と、
響を受けない安定した農業経営が可能となっております。
農業を支える地域社会の価値創出に取り組んでおります。
これに
環境への配慮としては、肥料や農薬の使用は法令などの遵守
よりサプライチェーンの最適化を通じた「持続可能な農業の実
はもちろん、茶園の状態に応じて時期や量を調節するなどして、
現」
「安定した農業の実現と拡大」
「安定した高品質原料の調達」
品質や収穫量の確保と環境負荷の低減を両立させております。
など、
地域社会と当社の双方の利益創出を追求しております。
また、地域の食品残渣や畜産廃棄物を活用し、地域に根ざした循
現在、
日本の農業は生産物価格の乱高下による経営不安、就
環型農業を推進しております。
この茶産地育成事業は、
九州地方
農者の高齢化、後継者不足などにより、危機に瀕しております。
こ
を中心に年々栽培面積と生産量を増やしております。
れは、高品質原料の調達困難化や耕作
地域社会
放棄地の増加という問題にとどまらず、
役割
地 域の多 様な伝 統や魅力の減 退にも
伊藤園
・ 耕作放棄地などを活用した茶園の造成
・ 契約に基づく買い取り
・ 茶栽培、荒茶加工
・ 技術の提供
・ 安定的、持続的な農業経営
・ 原料の安定調達
・ 雇用の創出による地域活性化
・ 原料品質向上
・ 後継者不足の解消
・ 生産の低コスト化による原価低減
与しております。
こうして生産される茶葉
・ 技術向上による生産的、効率的な農業の実現
・ トレーサビリティの確保
は当社が全量を買い取る長期契約を結
・ 耕作放棄地の減少
・ 一貫した品質管理体制の整備
つながっております。
そうした状況に対して当社は2001年
から耕作放棄地などを活用して、大規模
な茶園造成を行っております。
この茶園
ために、生産者へ当社から農業技術を供
価値
では、高品質な茶葉を安定的に生産する
んでおり、生産者は市場価格の変動の影
お∼いお茶新俳句大賞
お茶で日本を美しく。
日本の伝統文化である俳句を
「新俳句」にアレンジし、多くの
当社は2008年から、飲料の売上の一部を寄付し、琵琶湖
方々に楽しんでいただく文化活動です。
このコンテストは「お∼
環境保全活動を支援しております。2010年からは、さらに支
いお茶」
ブランド誕生の1989年にスタートいたしました。
援先を広げ、富士山や日本各地の自然豊かな環境づくりを支
スタート以来、幅広い世代に支持され、第22回の今回も、
援しております。
1 7 0 万 句を超えるご応
この活動では、社員も地域社会の皆様と一緒になって環境
募をいただきました。
これ
や景観保全のためのボランティア活動を行っており、
コミュニ
までに累計2,100万句
ティの発展に貢献しております。
以上の応募をいただき、
日本最大規模の創作公
募コンテストとなってお
ります。
また、入賞作品は
「お∼いお茶」
のパッケー
ジに掲載し、各地域の皆
様に俳句の素晴らしさを
お伝えしております。
東京都が推進している
「海の森」
プロジェクトでの植樹活動
ITO EN Corporate Book 2011
23
伊 藤 園 の 取 り 組 み
R&D
研究開発体制
お茶を含めた多岐にわたる長年の研究成果は、
さまざまな商品開発や製造工程の革新に寄与し続けてきました。
伊藤園中央研究所
永続的な成長が期待される企業にとって、新しい価値を創
型カテキンが、
ヒトの血清コレステロールを低下させることや、
造し続けることこそが成長の原動力であり、当社の研究開発は
体脂肪を低減させることを証明いたしました。また新型インフ
その根本を担っております。おいしさはもちろん、安全性や機
ルエンザの増殖を抑えることも確認しております。
これらの研
能性など、食に対する関心がますます高くなるなかで、日本の
究成果は、学会及び論文として発表いたしました。
伝統文化のなかで用いられてきた緑茶を中心とする、
さまざま
一般製品開発に関しましては、開発部が中心となり、市場調
な素材の可能性を追究すべく、
日々研究を行っております。
査、消費者の動向分析を踏まえた製品開発コンセプトに基づ
中央研究所では、当社製品の香味や安定性及び健康性に
き、原料の加工方法、処方の開発、製造技術の開発などの研究
関する基礎的な研究を行っております。具体的には、飲料に
を行っております。
また茶殻などの廃棄物の有効利用に関する
含まれる味や香りに寄与する成分を同定し、香味の向上を目
研究開発なども行っております。
指した研 究 開 発を行っております。またメタボリックシンド
農業技術に関する研究では、飲料原料として最適な品質の
ロームに代表される生活習慣病の制御に、緑茶や野菜飲料が
原料茶葉を安定的に確保するため、緑茶の栽培、製茶加工に
いかに貢献できるか検証する研究も行っております。
これらの
関する研究や、国内外での茶産地や野菜産地の開発、育成に
研究の一部は大学などの外部研究機関との共同研究で進め
関する研究を進めており、九州地区を中心に茶産地育成事業
ております。
が大きな成果を上げつつあります。また野菜原料の栽培試験
これまでに、緑茶の主要成分であるカテキン、特にガレート
にも取り組んでおります。
● 血清コレステロール低下作用を確認
● 体脂肪低減作用を確認
カテキン
● 抗アレルギー効果のメカニズムを解明
● アレルギー反応軽減効果を確認
● 新型インフルエンザウイルスにも効果があることを確認
緑 茶成 分 に 関 す る
代 表的 な 研 究 成 果
テアニン
緑茶エキス
24 ITO EN Corporate Book 2011
● 脳神経細胞保護作用のメカニズムを解明
● 高齢者の認知症を予防する可能性を確認
● 口腔癌の予防剤として有望であることを確認
財 務 セクション
連 結 財務ハイライト
P26
連 結 財務レビュー
P28
事 業 等のリスク
P30
連 結 貸借対照表
P32
連 結 損益計算書
P34
連 結 包括利益計算書/連結キャッシュ・フロー計算書
P35
連 結 株主資本等変動計算書
P36
単 独 営業データ
P38
マ ー ケットデータ
P39
コ ー ポレ ートデ ータ
グ ル ープ情報
P40
組織図
P41
国 内 拠点一覧表
P42
沿革
P44
株 式 情報
P46
会 社 概要/役員
P47
ITO EN Corporate Book 2011
25
連 結 財 務 ハ イ ラ イト
決算年月
2002.4
2003.4
2004.4
損益状況
売 上 高( 百 万 円 )
204,730
214,808
売 上 原 価 率( % )
50.3
50.2
49.7
15,148
15,694
17,505
営 業 利 益( 百 万 円 )
営 業 利 益 率( % )
239,235
7.4
7.3
7.3
6,753
8,003
8,731
総 資 産( 百 万 円 )
92,773
97,726
102,055
純 資 産( 百 万 円 )
52,508
56,679
62,258
負 債 総 額( 百 万 円 )
40,211
41,046
39,797
196.0
173.0
188.9
自 己 資 本 比 率( % )
56.6
58.0
61.0
負 債 比 率( % )
76.6
72.4
63.9
フリ ー キャッシュ・フロ ー( 百 万 円 )
6,371
9,467
11,584
設 備 投 資 額( 百 万 円 )
1,180
686
481
減 価 償 却 費( 百 万 円 )
1,295
1,261
1,205
13.5
14.7
14.7
7.3
8.4
8.7
29.2
20.4
24.3
当 期 純 利 益( 百 万 円 )
財務状況
流 動 比 率( % )
指標
自 己 資 本 当 期 純 利 益 率 R O E( % )
総資産当期純利益率 ROA(%)
株 価 収 益 率 P E R( 普 通 株 式 )
(倍)
株 価 収 益 率 P E R( 優 先 株 式 )
(倍)
株 価 純 資 産 倍 率 P B R( 普 通 株 式 )
(倍)
­
­
­
3.9
2.9
3.4
株 価 純 資 産 倍 率 P B R( 優 先 株 式 )
(倍)
1 株 当 たり当 期 純 利 益 E P S( 普 通 株 式 )
(円)
­
­
­
148.08
176.43
193.48
1 株 当 たり当 期 純 利 益 E P S( 優 先 株 式 )
(円)
1 株 当 たり 純 資 産 B P S( 普 通 株 式 )
(円)
­
­
­
1,151.36
1,253.27
1,388.04
1 株 当 たり 純 資 産 B P S( 優 先 株 式 )
(円)
1 株 当 たり 配 当 金( 普 通 株 式 )
(円)
­
­
­
40
43
50
1 株 当 たり 配 当 金( 優 先 株 式 )
(円)
­
­
­
配 当 性 向( 普 通 株 式 )
(%)
27.0
24.4
25.8
配 当 性 向( 優 先 株 式 )
(%)
­
­
­
配 当 性 向( 普・優 合 算 )
(%)
­
­
­
(1)2006年3月1日に普通株式1株につき2株の株式分割を行っております。
(2)2007年9月3日を効力発生日として普通株式1株につき0.3株の割合で第1種優先株式の無償割当を行っております。
(3)
「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準」
(企業会計基準委員会平成17年12月9日企業会計基準第5号)及び「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準等の適用指針」
(企業会計
基準委員会平成17年12月9日企業会計基準適用指針第8号)並びに改正後の「自己株式及び準備金の額の減少等に関する会計基準」
(企業会計基準委員会最終改正平成18年8月11日企業会計基準第
1号)及び「自己株式及び準備金の額の減少等に関する会計基準の適用指針」
(企業会計基準委員会最終改正平成18年8月11日企業会計基準適用指針第2号)を適用しております。
売上高・営業利益率
総資産・総資産当期純利益率 ROA
(百万円)
売上高
(%)
営業利益率
400,000
(百万円)
総資産
ROA
(%)
12
200,000
300,000
9
150,000
9
200,000
6
100,000
6
100,000
3
50,000
3
0
02
26 ITO EN Corporate Book 2011
03
04
05
06
07
08
09
10
0
11(4月期)
0
02
03
04
05
06
07
08
09
10
12
0
11(4月期)
(単位:百万円)
2005.4
2006.4
2007.4
2008.4
2009.4
2010.4
2011.4
351,692
263,764
288,077
310,200
328,071
332,847
332,984
49.4
49.3
48.5
48.9
50.8
50.9
50.6
19,710
21,066
22,796
19,236
10,613
12,453
17,679
7.5
7.3
7.3
5.9
3.2
3.7
5.0
10,451
11,685
12,261
10,096
4,765
5,996
7,675
109,921
121,284
137,314
154,687
160,803
179,846
192,462
69,311
77,419
(3)85,936
104,519
99,989
100,455
101,630
40,609
43,865
51,377
50,168
60,814
79,390
90,831
199.4
201.0
164.9
187.1
179.7
168.3
164.4
63.1
63.8
62.6
67.5
62.1
55.8
52.7
58.6
56.7
59.8
48.0
60.9
79.1
89.5
10,116
8,371
-3,421
-9,221
-1,871
10,621
17,581
2,773
4,517
4,320
7,085
2,804
1,868
2,100
1,111
1,232
1,813
2,330
4,287
7,034
9,011
15.9
15.9
15.0
10.6
4.7
6.0
7.6
9.9
10.1
9.5
6.9
3.0
3.5
4.1
22.1
32.0
29.1
22.1
33.9
32.1
24.1
­
­
(2)12.4
17.8
18.0
15.1
3.3
4.8
4.2
2.2
1.5
1.8
1.7
­
­
­
(2)1.3
1.0
1.2
1.3
233.15
(1)130.91
137.59
81.61
35.47
45.44
59.31
­
­
­
­
(2)91.69
45.47
55.41
69.28
1,550.52
(1)869.21
(3)963.71
836.81
800.94
808.37
821.36
­
­
­
(2)845.61
805.94
813.37
826.36
70
(1)
(3)57
47
38
38
38
38
­
­
­
(2)48
48
48
48
30.0
30.2
34.2
46.6
107.1
83.6
64.1
­
­
­
52.3
105.6
86.6
69.3
­
­
­
48.3
106.6
81.4
65.6
1株当たり配当金
(普通株式)
・1株当たり配当金(優先株式)(円)
配当性向(普通株式)(%)
フリーキャッシュ・フロー・設備投資額
(百万円)
フリーキャッシュ・フロー
設備投資額
20,000
(円)
1株当たり配当金
(普通株式)
1株当たり配当金
(優先株式)
80
配当性向
(普通株式)
(%)
120
10,000
60
90
0
40
60
-10,000
20
30
-20,000
0
02
03
04
05
06
07
08
09
10
11(4月期)
02
03
04
05
06
07
08
09
10
0
11(4月期)
ITO EN Corporate Book 2011
27
連 結 財 務 レビュ ー
経 営 成 績 に 関 する 分 析
生産量は8万5千トン(前期比1.2%減)、輸入量は5千
業績
茶葉(リーフ)商品におきましては、手軽にご賞味いた
906トン(前期比0.7%増)
となりました。
だける簡便商品が引き続き好調に推移しております。緑
当連 結 会 計 年 度におけるわが 国 経 済は、企 業 収 益の
茶をはじめ、前年度より好評をいただいておりますティー
改善により個人消費の持ち直しの動きが一部見られたも
ブランド「 T E A S T E A 」ティーバッグや「 香り薫るむぎ
のの、雇用情 勢は依 然として厳しく、本 格 的な回 復 基 調
茶」など各種ティーバッグが好調に推移いたしました。
までは及ばず、引き続き厳しい状況で推移いたしました。
2 0 1 0 年 度の飲 料 市 場は、夏 期の記 録 的な猛 暑によ
また、景気の先行きにつきましては、輸出の持ち直し等に
り、総じて好調に推移いたしました。このような環境のな
より緩やかながらも回復が期待されておりましたが、東日
か、当グループは「自然・健康・安全・良いデザイン・おい
本大震災の影響により不透明感が高まっております。
しい 」を製 品 開 発 の 基 本 理 念 に、積 極 的 な 新 製 品 の 開
清涼飲料業界におきましては、全国的には記録的な猛
発 及び 既 存 製 品 の 改 良に取り組 み 、ブランドの 強 化を
暑となり、販売数量は好調に推移したものの、依然として
図りました。
緩やかな物価下落が続いていることに加え、東日本大震
主力商品であります「お∼いお茶」は、堅調に推移いた
災の影響もあり引き続き厳しい状況にあります。
しました。国 産 茶 葉 1 0 0%にこだわり、茶 産 地 育 成 事 業
このような状況のなか、当社は経営理念であります「お
の推 進などによる 高 品 質 で 高い原 料 調 達力 を背 景
客様第一主義」のもと、当社を取り巻く全てのお客様に対
に、定 番の「お∼いお茶 緑 茶 」
「 濃い味 」に、
「ほうじ茶 」
「 玄 米 茶 」を加えた「お∼いお茶 」シリーズ4品の導 入を
し「今でもなお、お客様が何を不満に思っていらっしゃる
強化し、飲用価値の訴求を図りました。
か」を常に考え、全 社 一 丸となって積 極 的な事 業 活 動を
行ってまいりました。
野 菜 飲 料につきましては、
「1日分の野 菜 」をはじめと
この結果、当連結会計年度の業績は、売上高3,516億
する 紙容器タイプ が好調に推移し、販売額を伸ばしま
92百万円(前期比5.6%増)
となり、利益面におきまして
した。また、紅 茶 飲 料につきましても、フレーバー 紅 茶の
は、各種経費の見直しを行うとともに効率的な経営を行
新たな機 軸として、前 年 度からご好 評いただいておりま
い、営業利益176億79百万円(前期比42.0%増)、経常
す「TEAS TEA NEW YORK」が大変好調に推移して
利 益 1 6 5 億 2 6 百 万円( 前 期比4 1 . 5%増 )、当期 純 利 益
おります。コーヒー飲料におきましても、原料から製法に
76億75百万円(前期比28.0%増)
となりました。
至 るまで 、 圧 倒 的 な 品 質 の「 T U L L Y S C O F F E E
B A R I S T A S C H O I C E 」が、新たにエスプレッソタイプ
セグメント別 業 績
の190g缶2品(フォルテスティーレ・ラテスティーレ)を
リー フ・ドリンク 関 連 事 業
こ の 結 果 、リ ー フ・ドリン ク 関 連 事 業 の 売 上 高 は
発売するなど、引き続き好調に推移いたしました。
3 , 3 3 5 億 4 8 百 万 円( 前 期 比 5 . 2%増 )と、順 調 に推 移
いたしました。
2010年(2010年1月∼12月)の緑茶(荒茶)の国内
売上高
営業利益・営業利益率
(百万円)
(百万円)
360,000
24,000
270,000
当期純利益・ROE
(%)
(百万円)
8
16,000
18,000
6
12,000
12
180,000
12,000
4
8,000
8
90,000
6,000
2
4,000
4
0
営業利益
営業利益率
0
07 08 09 10 11(4月期)
28 ITO EN Corporate Book 2011
07
08
09
10
0
11(4月期)
当期純利益
ROE
0
07
08
09
10
(%)
16
0
11(4月期)
76億75百万円増加し、
「 剰余金の配当」により50億49
その他事業
百万円、
「 自己株式の取得」により5億8百万円それぞれ
減少したことによるものです。
タリーズコーヒージャパン( 株 )などの業 績が 好 調に
推移し、売上高は181億43百万円(前期比13.2%増)
と
なりました。
②キャッシュ・フローの状況
なお、上記、売上高数値については、セグメント間取引
を相殺消去しております。
(イ)営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フローは、197億14百万
財 政 状 態 に 関 する 分 析
円の収入となりました。主な要因といたしましては、増加
①資産、負債及び純資産の状況
減価償却費90億11百万円、仕入債務の増加20億46百
万円であるのに対し、減少要因として売上債権の増加51
要因として税金等調整前当期純利益148億72百万円、
(イ)資産
億97百万円、法人税等の支払額62億45百万円であっ
当連結会計年度末の総資産は1,924億62百万円とな
たことによるものです。
り、前連結会計年度と比較して126億15百万円増加いた
しました。主な資産の変動は、
「 現金及び預金」が51億91
(ロ)投資活動によるキャッシュ・フロー
百万円、
「 受取手形及び売掛金」が50億72百万円、
「リー
投資活動によるキャッシュ・フローは、21億33百万円
ス資産」が49億99百万円それぞれ増加し、
「 投資有価証
の支 出となりました。これは主に、設 備 投 資による支 出
券」が13億57百万円減少したことによるものです。
20億80百万円があったことによるものです。
(ロ)負債
(ハ)財務活動によるキャッシュ・フロー
当連結会計年度末の負債は908億31百万円となり、
財務活動によるキャッシュ・フローは、121億3百万円
前連結会計年度末と比較して114億40百万円増加いた
の支出となりました。これは主にファイナンス・リース債
しました。主な負債の変 動は、
「買掛 金 」が1 9 億 4 4 百 万
務の返済による支出62億7百万円、配当金の支払50億
円、
「リース債務」が49億92百万円、
「 未払費用」が13億
37百万円があったことによるものです。
4 4 百 万円、
「 未 払 法 人 税 等 」が 1 5 億 3 0 百 万円、それぞ
れ増加したことによるものです。
以上の結果、当連結会計年度末の現金及び現金同等
物の残高は、前連結会計年度末と比較して51億91百万
(ハ)純資産
円増加し、239億86百万円となりました。
当連 結 会 計 年 度 末の純 資 産は1 , 0 1 6 億 3 0 百 万円と
なり、前連結会計年度と比較して11億74百万円増加い
たしました。主な純 資 産の変 動は、
「当期 純 利 益 」により
負債総額・ROA
総資産・自己資本比率
連結キャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フロー
(百万円)
(%)
(百万円)
12
200,000
90,000
9
60,000
30,000
負債総額
ROA
120,000
0
07
08
09
10
(%)
(百万円)
投資活動によるキャッシュ・フロー
100
20,000
財務活動によるキャッシュ・フロー
150,000
80
10,000
6
100,000
60
0
3
50,000
40
-10,000
0
11(4月期)
総資産
自己資本比率
0
07
08
09
10
0
11(4月期)
-20,000
07
08
09
10
11
(4月期)
ITO EN Corporate Book 2011
29
事 業 等 の リスク
当グループの経営成績及び財務状態等に重要な影響を及ぼす可能性のあるリスクには、以下のようなものがあります。な
お、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末(2011年4月30日)現在において当グループが判断したもので
あり、事業等のリスクはこれらに限られるものではありません。
(1)国 内 経 済 、消 費 動 向
(4)生 産 体 制
当グループの事業の大部分は、
日本国内において事業展
当グループでは、
グループ内工場で茶葉製品の大部分と、
開しております。
そのため、
日本国内における景気、金融や自
飲料製品の原料製造を行っております。
また、飲料製品の大
然災害などによる経済動向の変動や、
これらの影響を受ける
部分と茶葉製品の一部は、
グループ外の委託工場で製造し
個人消費動向の変動は、
当グループの業績及び財政状態に
ております。
影響を及ぼす可能性があります。
グループ内工場におきましては、生産設備が突発的に
停止することがないよう、定期的に設備点検等を実施して
(2)飲 料 事 業 の 競 争
おります。また委託工場につきましては、不測の事態が発
生した場合に備えて、全国各地に複数の委託工場を確保
当グループの主要事業である飲料製品の市場は、近年
しております。しかしながら、天災等による生産への影響
の消費マインドの冷え込みを背景に、店頭での低価格化
を完全に排除できる保証はなく、不測の事態が発生した
が続き、販売額の伸び悩みが顕著となっており、併せて、
場合には、当グループの業績及び財政状態に影響を及ぼ
キャンペーン等による販売促進活動により、依然として飲
す可能性があります。
料各社の激しい競争が続いております。また、カテゴリー
間でのシェア争いや、消費者の嗜好の変化により、製品の
( 5 )天 候・自 然 災 害
ライフサイクルが短い市場でもあります。
このような市場環境のなか、当グループは緑茶飲料を
当グループの主力製品の原材料は、茶、野菜、果実、
コー
中心としたお客様のニーズに沿った製品の提供や、ルート
ヒー等の農産物であるため、
当グループの主要事業でありま
セールスを中心とするお客様へのサービスに努めた結果、
す茶葉及び飲料製品は、天候や自然災害の影響を受ける可
業績は堅調に推移しております。
能性があります。特に夏季の冷夏や冬季の暖冬の他、台風や
今後も継続してこれらの施策を実施するとともに、市場
長雨などの悪天候が販売に与える影響や、生産地での天候
動向を予測し、競争に打ち勝つ施策を展開してまいります
不良による不作が生じた場合の原材料調達価格の上昇及び
が、
これらの施策が市場環境の変化に十分対応できなかっ
必要量の不足に伴う販売機会損失などが想定されます。
ま
た場合、当グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可
た、地震などの自然災害が想定範囲を超えた場合、本社機
能性があります。
能や生産、物流体制に支障をきたすことが想定されるため、
これら天候・自然災害が、
当グループの業績及び財政状態に
( 3 )原 材 料 、資 材 調 達
当グループの主要事業は、茶系飲料を中心とする飲料製
影響を及ぼす可能性があります。
(6)
『 お ∼ い お 茶 』ブランドへ の 依 存
品でありますが、就農人口の減少や、茶園面積の減少による
茶生産量の減少に加え、飲料用茶葉の需要増大により、当
当連結会計年度の売上高のうち、当社の飲料製品売上
グループが必要とする茶葉の確保が出来ない場合の需給
に占める「お∼いお茶」ブランドの割合は約39%と、高い
関係の悪化や、輸入原料(穀物・野菜等)の高騰により調達
比 率 を占 め ております 。国 内 の 緑 茶 飲 料 市 場 規 模 は
コストが上昇し、原価高の要因となる可能性があります。
3,750億円(2010年1月∼12月 当社調べ)で、当社の
また、当グループの飲料製品の販売数量のうち、
PET
シェアは約39%(当社調べ)
となります。
容器の占める割合はおよそ80%となっており、
PET容器
当グループでは、今後も緑茶飲料市場の成長が期待さ
の原材料である石油価格の高騰により、原価高の要因と
れ、市場の拡大とともに「お∼いお茶」
ブランドも伸長する
なる可能性があります。当グループが今後これらの市場環
ものと予測しておりますが、緑茶飲料市場の激しい競争の
境の変化に対応できなかった場合、当グループの業績及
なか、当グループのシェアが低下することや、緑茶飲料に
び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
代わる製品の登場により、緑茶飲料市場の成長が鈍化し
30 ITO EN Corporate Book 2011
た場合、並びに当グループがこれらの市場環境の変化に
している
「新俳句大賞」の募集により、潜在的なお客様の情
対応できなかった場合、当グループの業績及び財政状態
報も保有しております。
これらお客様の個人情報は、当グ
に影響を及ぼす可能性があります。
ループで管理するほか、一部はグループ外の管理会社に管
理を委託しております。
(7)為 替 動 向
これら個人情報の管理につきましては、法務部コンプライ
アンス室を中心に万全の管理体制を構築しておりますが、
当グループは海外において事業展開を行っております。
今後これらの個人情報が外部に流出するような事態が起き
海外のグループ会社の財務諸表は現地通貨にて作成され
た場合、当グループの信用低下を招き、当グループの業績
ているため、連結財務諸表作成時に円換算することにな
及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
り、為替相場の変動による円換算時の為替レートの変動
が当グループの業績及び財政状況に影響を及ぼす可能性
( 1 1 )食 品 の 安 全 性 、衛 生 管 理
があります。
当グループは、食品の安全性、衛生管理を経営上の最重要
(8)海 外 子 会 社
課題と認識し、食品の安全性、衛生管理のために、当社に品
質管理部を設置しております。品質管理部では自主基準を設
当グループの主 要な海 外 連 結 子 会 社は、米 国ニュー
け、製品の安全性について品質検査を行うとともに、外部委
ヨーク州に、ITO EN(North America)INC.、ハワイ州
託工場にも定期的に立会い検査を実施しております。
また、
に 、I T O E N( U S A )I N C . 、フ ロリダ 州 に 、M a s o n
定期的に開催する品質会議において、当グループ製造担当
D i s t r i b u t o r s , I n c . 、豪 州ビクトリア州 に、IT O E N
者、外部委託工場担当者に検査結果をフィードバックするこ
AUSTRALIA PTY. LIMITEDの各社があり、当連結会
とにより、食の安全性、衛生管理に対する意識向上を図って
計年度末における累計投資総額は144億74百万円とな
おります。
さらに、
これらの活動のほか、原材料に由来する異
ります。また、Mason Distributors, Inc.以外の各社に
物混入、禁止添加物等の使用を防止するための検査も実施
は累積損失があります。
しております。
これら海外連結子会社につきましては、累積損失の解
なお、東日本大震災以後の放射能汚染等の状況を踏まえ、
消を行うために、新規取引先開拓、工場稼働率の向上、コ
全ての飲料製品につきましては、放射線量測定器での検査や
スト削減等の施策を計画しておりますが、
これらの事業計
モニタリングを行い、品質に問題がないことを確認してから
画が達成できなかった場合、当グループの業績及び財政
出荷する体制を整えており、緑茶原料についても必要に応じ
状況に影響を及ぼす可能性があります。
て同様の検査体制を整えております。
国内の直営店で行っている事業につきましては、食品衛生
(9)法 的 規 制 等
法の規制対象となっているものがあります。
これらの事業に
つきましては、法令の遵守に加え、
出店先の衛生基準及び当
当グループが展開する事業は、食品衛生法、製造物責任
社マニュアルに基づいた衛生管理を徹底しております。
法(PL法)、廃棄物処理法等、様々な法的規制を受けており
また、海外レストランにおきましては、米国食品衛生管理法
ます。また、容器包装リサイクル法、米国ハワイ州における
に基づく食品衛生管理の有資格者を常時雇用し、同法のテ
リサイクルのインフラ整備を目的とした飲料特別税等、事
キストブックに基づき運営を行っております。
業形態や所在地によりコスト負担を求める法的規制等もあ
当グループは、過去に食品の安全性、衛生管理に関しまし
ります。
て重大な事故及び訴訟並びに行政指導を受けてはおりませ
当グループでは、総ての法的規制等を遵守していく所存
んが、今後異物混入及び品質・表示不良製品の流通、原材料
であります。今後、法的規制等を遵守することが著しく困難
由来による禁止添加物の使用及び残留農薬問題(連鎖的風
になった場合や、規制の強化によりコスト負担増となった場
評被害を受ける場合を含む)、食中毒等の衛生問題が発生し
合、
当グループの業績及び財政状況に影響を及ぼす可能性
た場合、当グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可
があります。
能性があります。
( 1 0 )顧 客 情 報
( 1 2 )保 有 資 産 の 価 格 変 動
当グループは、ルートセールスや通信販売等の営業取引
保有する土地や有価証券等の資産価値が下落すること
や消費者キャンペーンを含む販売促進活動等を通じて、相
により、当グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす
当数のお客様情報を保有しているほか、当グループで実施
可能性があります。
ITO EN Corporate Book 2011
31
連 結 貸 借 対 照 表
(単位:百万円)
決算年月
2010.4
2011.4
現金及び預金
18,795
23,986
受取手形及び売掛金
34,466
39,538
商品及び製品
資産の部
流動資産
16,072
15,709
原材料及び貯蔵品
7,127
6,607
未収入金
7,992
8,859
繰延税金資産
1,989
2,470
その他
2,084
2,218
貸倒引当金
△ 125
△ 86
流動資産合計
88,402
99,302
28,942
29,819
△ 14,222
△ 15,057
14,720
14,761
7,999
8,623
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物
減価償却累計額
建 物 及 び 構 築 物( 純 額 )
機械装置及び運搬具
減価償却累計額
△ 4,461
△ 5,196
機 械 装 置 及 び 運 搬 具( 純 額 )
3,538
3,426
工 具 、器 具 及 び 備 品
2,991
3,218
△ 2,293
△ 2,474
697
744
13,941
13,968
減価償却累計額
工 具 、器 具 及 び 備 品( 純 額 )
土地
リース資産
減価償却累計額
リ ー ス 資 産( 純 額 )
建設仮勘定
有形固定資産合計
24,967
35,487
△ 5,264
△ 10,740
19,702
24,746
209
44
52,810
57,692
13,944
12,824
144
100
7,465
6,764
無形固定資産
のれん
リース資産
ソフトウエア
その他
2,404
2,089
23,959
21,778
投資有価証券
4,441
3,083
繰延税金資産
1,194
1,610
その他
9,319
9,306
無形固定資産合計
投資その他の資産
貸倒引当金
△ 280
△ 310
投資その他の資産合計
14,674
13,689
固定資産合計
資産合計
32 ITO EN Corporate Book 2011
91,444
93,159
179,846
192,462
(単位:百万円)
決算年月
2010.4
2011.4
25,083
27,027
短期借入金
310
310
リース債務
5,116
7,428
14,243
15,587
未払法人税等
3,532
5,063
賞与引当金
2,573
2,610
その他
1,681
2,384
52,541
60,413
長期借入金
3,457
3,147
リース債務
16,554
19,234
976
976
退職給付引当金
4,268
4,892
その他
1,593
2,167
固定負債合計
26,849
30,418
負債合計
79,390
90,831
資本金
19,912
19,912
資本剰余金
20,259
20,259
利益剰余金
73,095
74,735
自己株式
△ 5,348
△ 4,865
株主資本合計
107,917
110,041
329
68
41
2
土地再評価差額金
△ 6,260
△ 6,260
為替換算調整勘定
△ 1,712
△ 2,333
その他の包括利益累計額合計
△ 7,601
△ 8,523
11
7
128
105
純資産合計
100,455
101,630
負債純資産合計
179,846
192,462
負債の部
流動負債
買掛金
未払費用
流動負債合計
固定負債
再評価に係る繰延税金負債
純資産の部
株主資本
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金
繰延ヘッジ損益
新株予約権
少数株主持分
ITO EN Corporate Book 2011
33
連 結 損 益 計 算 書
(単位:百万円)
決算年月
2010.4
2011.4
売上高
332,984
351,692
売上原価
169,590
177,992
売上総利益
163,393
173,699
販売費及び一般管理費
150,940
156,020
12,453
17,679
受取利息
23
13
受取配当金
41
40
受取賃貸料
48
36
受取保険金
−
67
破損製品等賠償金
50
56
持分法による投資利益
51
58
その他
187
217
営業外収益合計
402
491
支払利息
785
969
為替差損
98
543
リース解約損
33
−
258
130
営業利益
営業外収益
営業外費用
その他
営業外費用合計
経常利益
1,176
1,643
11,679
16,526
特別利益
固定資産売却益
2
−
固定資産受贈益
2
62
ゴルフ会員権退会益
̶
80
その他
̶
0
4
143
特別利益合計
特別損失
固定資産売却損
̶
0
固定資産廃棄損
95
57
188
93
減損損失
災害による損失
80
386
投資有価証券評価損
21
1,009
̶
244
122
−
資産除去債務会計基準の適用に伴う影響額
子会社整理損
その他
特別損失合計
税金等調整前当期純利益
法 人 税 、住 民 税 及 び 事 業 税
法人税等調整額
法人税等合計
少数株主損益調整前当期純利益
少数株主利益
当期純利益
34 ITO EN Corporate Book 2011
2
4
510
1,796
11,173
14,872
5,829
7,793
△ 686
△ 602
5,143
7,191
̶
7,681
33
5
5,996
7,675
連 結 包 括 利 益 計 算 書
(単位:百万円)
決算年月
2010.4
2011.4
少数株主損益調整前当期純利益
その他の包括利益
̶
7,681
その他有価証券評価差額金
繰越ヘッジ損益
為替換算調整勘定
持分法適用会社に対する持分相当額
その他の包括利益合計
̶
̶
̶
̶
̶
̶
△ 238
△ 38
△ 595
△ 48
△ 921
6,759
̶
̶
6,753
5
包括利益
(内訳)
親会社株主に係る包括利益
少数株主に係る包括利益
連 結 キ ャ ッ シ ュ・ フ ロ ー 計 算 書
(単位:百万円)
決算年月
営 業 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ・フ ロ ー
税金等調整前当期純利益
減価償却費
減損損失
のれん償却額
貸 倒 引 当 金 の 増 減 額( △ は 減 少 )
賞 与 引 当 金 の 増 減 額( △ は 減 少 )
退 職 給 付 引 当 金 の 増 減 額( △ は 減 少 )
受取利息及び受取配当金
支払利息
為 替 差 損 益( △ は 益 )
投 資 有 価 証 券 評 価 損 益( △ は 益 )
投 資 有 価 証 券 売 却 損 益( △ は 益 )
売 上 債 権 の 増 減 額( △ は 増 加 )
た な 卸 資 産 の 増 減 額( △ は 増 加 )
資産除去債務会計基準の適用に伴う影響額
そ の 他 の 流 動 資 産 の 増 減 額( △ は 増 加 )
そ の 他 の 固 定 資 産 の 増 減 額( △ は 増 加 )
仕 入 債 務 の 増 減 額( △ は 減 少 )
未 払 消 費 税 等 の 増 減 額( △ は 減 少 )
そ の 他 の 流 動 負 債 の 増 減 額( △ は 減 少 )
その他
小 計 利息及び配当金の受取額
利息の支払額
法人税等の支払額
営 業 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ・フ ロ ー
投 資 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ・フ ロ ー
投資有価証券の取得による支出 投資有価証券の売却による収入
有形及び無形固定資産の取得による支出
長期前払費用の取得による支出
関係会社株式の取得による支出
投 資 そ の 他 の 資 産 の 増 減 額( △ は 増 加 )
投 資 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ・フ ロ ー
財 務 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ・フ ロ ー
長期借入れによる収入
長期借入金の返済による支出
自己株式の取得による支出
自己株式の処分による収入
フ ァ イ ナ ン ス・リ ー ス 債 務 の 返 済 に よ る 支 出
配当金の支払額
少数株主への配当金の支払額
その他の支出
財 務 活 動 に よ る キ ャ ッ シ ュ・フ ロ ー
現金及び現金同等物に係る換算差額
現 金 及 び 現 金 同 等 物 の 増 減 額( △ は 減 少 )
現金及び現金同等物の期首残高
現金及び現金同等物の期末残高
2010.4
2011.4
11,173
7,034
188
939
△ 46
8
588
△ 65
785
25
21
̶
△ 5,879
1,156
−
△ 318
△ 157
2,193
1,576
1,971
443
21,641
70
△ 788
△ 3,731
17,191
14,872
9,011
93
931
△8
37
624
△ 54
969
277
1,009
△0
△ 5,197
734
244
△ 971
25
2,046
1,091
1,426
△ 290
26,873
57
△ 972
△ 6,245
19,714
△ 1,441
̶
△ 4,470
△ 46
△ 902
290
△ 6,569
△ 14
0
△ 2,080
△ 19
̶
△ 19
△ 2,133
3,932
△ 165
△ 502
2
△ 3,975
△ 5,063
△ 52
△5
△ 5,830
15
4,807
13,988
18,795
̶
△ 310
△ 508
1
△ 6,207
△ 5,037
△ 28
△ 13
△ 12,103
△ 285
5,191
18,795
23,986
ITO EN Corporate Book 2011
35
連 結 株 主 資 本 等 変 動 計 算 書
(単位:百万円)
決算年月
2010.4
2011.4
19,912
19,912
19,912
19,912
20,259
20,259
20,259
20,259
72,141
73,095
△ 5,080
5,996
−
△ 25
63
953
73,095
△ 5,049
7,675
△ 969
△ 16
−
1,640
74,735
△ 4,876
△ 5,348
△ 502
−
31
△ 471
△ 5,348
△ 508
969
22
483
△ 4,865
107,435
107,917
△ 5,080
5,996
△ 502
−
5
63
482
107,917
△ 5,049
7,675
△ 508
−
5
−
2,123
110,041
株主資本
資本金
前期末残高
当期末残高
資本剰余金
前期末残高
当期末残高
利益剰余金
前期末残高
当期変動額
剰余金の配当
当期純利益
自己株式の消却
自己株式の処分
土地再評価差額金の取崩
当期変動額合計
当期末残高
自己株式
前期末残高
当期変動額
自己株式の取得
自己株式の消却
自己株式の処分
当期変動額合計
当期末残高
株主資本合計
前期末残高
当期変動額
剰余金の配当
当期純利益
自己株式の取得
自己株式の消却
自己株式の処分
土地再評価差額金の取崩
当期変動額合計
当期末残高
36 ITO EN Corporate Book 2011
(単位:百万円)
決算年月
2010.4
2011.4
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金
前期末残高
270
329
58
58
329
△ 261
△ 261
68
△ 23
41
64
64
41
△ 38
△ 38
2
△ 6,196
△ 6,260
△ 63
△ 63
△ 6,260
−
−
△ 6,260
△ 1,658
△ 1,712
△ 53
△ 53
△ 1,712
△ 621
△ 621
△ 2,333
△ 7,607
△ 7,601
6
6
△ 7,601
△ 921
△ 921
△ 8,523
14
11
△2
△2
11
△4
△4
7
146
128
△ 18
△ 18
128
△ 22
△ 22
105
99,989
100,455
△ 5,080
5,996
△ 502
5
63
△ 15
466
100,455
△ 5,049
7,675
△ 508
5
−
△ 948
1,174
101,630
当期変動額
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
繰延ヘッジ損益
前期末残高
当期変動額
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
土地再評価差額金
前期末残高
当期変動額
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
為替換算調整勘定
前期末残高
当期変動額
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
その他の包括利益累計額合計
前期末残高
当期変動額
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
新株予約権
前期末残高
当期変動額
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
少数株主持分
前期末残高
当期変動額
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
純資産合計
前期末残高
当期変動額
剰余金の配当
当期純利益
自己株式の取得
自己株式の処分
土地再評価差額金の取崩
株主資本以外の項目の当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
ITO EN Corporate Book 2011
37
単 独 営 業 デ ー タ
(単位:百万円)
決算年月
2010.4
2011.4
製品別売上高
茶葉(リーフ)部門
飲料(ドリンク)部門
日本茶飲料
中国茶飲料
野菜飲料
果実飲料
コーヒー飲料
紅茶飲料
機能性飲料
ミネラルウォーター飲料
その他飲料
その他部門
容器別飲料販売数量(千ケース)
缶
PET(2L)
PET(500ml)
PET(小型)
PET(その他)
紙
その他
業態別売上高
スーパー
コンビニエンスストア
自動販売機
その他
地区別売上高
北海道・東北
関東
中部
関西
中国・四国
九州
312,766
30,152
278,541
158,811
14,492
34,495
14,467
21,353
10,467
5,194
10,525
8,732
4,072
177,543
19,881
45,912
55,117
26,624
14,828
13,255
1,922
329,631
30,962
294,787
158,908
16,327
38,138
14,902
24,530
15,747
5,058
11,346
9,827
3,882
193,153
21,915
50,217
61,145
27,383
14,234
16,601
1,655
5.4
2.7
5.8
0.1
12.7
10.6
3.0
14.9
50.4
-2.6
7.8
12.5
-4.7
8.8
10.2
9.4
10.9
2.8
-4.0
25.2
-13.9
111,443
73,874
52,570
74,877
119,378
75,955
53,377
80,920
7.1
2.8
1.5
8.1
29,913
153,881
28,458
36,648
16,042
20,895
32,340
165,248
29,941
39,688
18,171
22,702
8.1
7.4
5.2
8.3
13.3
8.7
◆製品別売上高構成比
◆容器別飲料販売数量構成比
(2011年4月期)
茶葉(リーフ)部門
(2011年4月期)
9.4%
日本茶飲料
48.2%
中国茶飲料
5.0%
◆業態別売上高構成比
10-11増減率(%)
◆地区別売上高構成比
(2011年4月期)
(2011年4月期)
缶
11.3%
スーパー
36.2%
北海道・東北
10.5%
PET(2L)
26.0%
コンビニエンスストア
23.0%
関東
53.6%
PET(500ml)
31.7%
自動販売機
16.2%
中部
9.7%
PET(小型)
14.2%
その他
24.5%
関西
12.9%
野菜飲料
11.6%
果実飲料
4.5%
PET(その他)
7.4%
中国・四国
5.9%
コーヒー飲料
7.4%
紙
8.6%
九州
7.4%
紅茶飲料
4.8%
その他
0.9%
機能性飲料
1.5%
ミネラルウォーター飲料 3.4%
その他飲料
3.0%
その他部門
1.2%
決算年月
2010.4
2011.4
自動販売機保有台数(台)
141,423
149,879
営業拠点数(拠点)
従業員数(人)
38 ITO EN Corporate Book 2011
204
201
5,237
5,278
マ ー ケ ット デ ー タ
飲料市場
暦年
2006
茶系
コーヒー
野菜
果実
炭酸
その他
合計
2007
対前年
増減率
億円
9,182
9,482
1,845
3,596
5,559
6,649
36,315
-1.4%
-0.7%
15.9%
-4.5%
3.2%
2.0%
0.5%
2008
対前年
増減率
億円
9,234
9,566
1,900
3,796
5,819
6,839
37,156
0.6%
0.9%
3.0%
5.6%
4.7%
2.9%
2.3%
2009
億円
対前年
増減率
億円
9,105
9,691
1,562
3,242
5,920
6,639
36,160
-1.4%
1.3%
-17.8%
-14.6%
1.7%
-2.9%
-2.7%
8,701
9,662
1,444
3,056
6,033
6,382
35,277
2010
対前年
増減率
対前年
増減率
億円
-4.4%
-0.3%
-7.6%
-5.7%
1.9%
-3.9%
-2.4%
1.7%
-1.4%
1.7%
2.1%
6.6%
4.6%
2.2%
8,850
9,524
1,468
3,122
6,434
6,680
36,078
茶系飲料市場
暦年
2006
億円
4,150
298
1,474
1,481
1,830
9,234
-5.8%
2.0%
3.7%
-3.5%
7.7%
-1.4%
4,210
267
1,402
1,497
1,805
9,182
緑茶
麦茶
混合茶
中国茶
紅茶
合計
2007
対前年
増減率
億円
2008
対前年
増減率
億円
-1.4%
11.4%
5.1%
-1.1%
1.4%
0.6%
4,020
312
1,444
1,382
1,945
9,105
2009
対前年
増減率
-3.1%
4.6%
-2.0%
-6.7%
6.3%
-1.4%
2010
対前年
増減率
億円
-5.0%
2.6%
-8.0%
-7.4%
0.3%
-4.4%
3,820
320
1,330
1,280
1,951
8,701
対前年
増減率
億円
3,750
345
1,265
1,310
2,180
8,850
-1.8%
7.8%
-4.9%
2.3%
11.7%
1.7%
リーフ市場
暦年
2006
2007
対前年
増減率
国内荒茶生産量(トン)
緑茶リーフ市場(億円)
91,800
◆飲料市場
94,100
-8.2%
-1.5%
3,300
2008
対前年
増減率
3,215
40,000
茶系
野菜
炭酸
コーヒー
果実
その他
5,000
中国茶
紅茶
4,000
30,000
86,000
1.5%
-1.4%
3,170
2010
対前年
増減率
対前年
増減率
85,000
-9.9%
-6.0%
2,980
◆国内荒茶生産量
緑茶
麦茶
混合茶
(億円)
95,500
2.5%
-2.6%
◆茶系飲料市場
(億円)
2009
対前年
増減率
2,897
-1.2%
-2.8%
◆緑茶リーフ市場
(トン)
(億円)
120,000
4,000
90,000
3,000
60,000
2,000
30,000
1,000
3,000
20,000
2,000
10,000
1,000
0
0
06
07
08
09
10
0
06
07
08
09
10
0
06
07
08
09
10
06
07
08
09
10
その他データ(2010年)
◆メーカー別販売数量シェア
◆容器別販売数量構成比
◆業態別販売構成比
A社
28.7%
缶
11%
B社
19.5%
PET2L
27%
スーパー
34%
伊藤園
10.3%
PET500ml
33%
コンビニエンスストア
20%
9.9%
小型PET
14%
自動販売機
35%
8.5%
その他PET
6%
その他
11%
その他
9%
C社
D社
その他
23.1%
市場
注:2010年の数字は一部予測値 資料:伊藤園 年度:1月∼12月
ITO EN Corporate Book 2011
39
グ ル ー プ 情 報
号 : 株式会社 伊藤園
商
(リーフ)
・飲料(ドリンク)
の製造・販売
事業の内容 : 茶葉
所
在
地 : 東京都渋谷区本町3丁目47番10号
設 立 年月日 : 1966年8月22日
資
本
金 : 19,912百万円
決
算
期 : 4月
主な国内関連会社
主な海外関連会社
伊藤園産業株式会社
茶類の製造・販売及び貨物運送取扱事業
静岡県牧之原市坂部3272番地1
1981年5月11日
300百万円
4月
RCダイニング株式会社
カフェレストランの店舗運営
東京都新宿区箪笥町22番地
2010年6月1日
70百万円
4月
ITOEN(USA)INC.
飲料の製造・販売
アメリカ合衆国ハワイ州ホノルル市
1987年7月7日
21,500千US$
4月
株式会社沖縄伊藤園
飲料・茶葉の販売
沖縄県糸満市西崎町4丁目10番地4
1981年8月10日
90百万円
4月
チチヤス株式会社
牛乳・加工乳及び乳飲料の処理加工販売、
発酵乳及び乳酸菌飲料の製造販売
果汁飲料・清涼飲料の製造販売及び
洋生菓子の販売
広島県廿日市市大野337-4
2005年12月1日
(創業1886年6月1日)
100百万円
4月
ITO EN AUSTRALIA PTY. LIMITED
茶葉の製造・販売
オーストラリア ビクトリア州ワンガラッタ市
1994年9月9日
25,700千A$
4月
株式会社伊藤園関西茶業
茶類の製造・販売
兵庫県神戸市須磨区弥栄台3丁目1番4号
1976年4月2日
10百万円
4月
ITO EN(North America)INC.
飲料・茶葉の販売
アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市
2001年5月10日
81,000千US$
4月
タリーズコーヒージャパン株式会社
飲食店の経営、
フランチャイズ展開
東京都新宿区箪笥町22番地
1998年5月12日
100百万円
3月
Mason Distributors, Inc.
サプリメントの製造・販売
アメリカ合衆国フロリダ州マイアミレイク市
1967年4月24日
1,700US$
4月
伊藤園・伊藤忠ミネラルウォーターズ株式会社
ミネラルウォーターの輸入・販売
東京都新宿区箪笥町22番地
2008年4月1日
300百万円
4月
寧波舜伊茶業有限公司
茶葉の製造・輸出・販売
中華人民共和国浙江省餘姚市
1994年9月14日
7,677千元
12月
株式会社グリーンバリュー
自動販売機のメンテナンス、
自動販売機・車両等の購入仲介
東京都新宿区西新宿4丁目28番10号
2010年2月1日
45百万円
4月
福建新烏龍飲料有限公司
飲料の製造・輸出・販売
中華人民共和国福建省福州市
1998年2月25日
21,000千元
12月
40 ITO EN Corporate Book 2011
組 織 図 (2011年 7月末現在)
株主総会
管理本部
監査役会
人事総務本部
取締役会
商品企画本部
監査役
広域法人営業本部
代表取締役会長
広域流通営業本部
副会長
北 海 道・東 北
地域営業本部
代表取締役社長
北 関 東・東 関 東
地域営業本部
経営執行会議
東 京・南 関 東
地域営業本部
地域営業統轄本部
中部
地域営業本部
関 西・四 国
地域営業本部
中 国・九 州
地域営業本部
地域営業管理本部
特販営業本部
静岡相良工場
生産本部
内部監査室
秘書部
商品部
営業企画部
広報部
お客様相談室
広告宣伝部
販売促進部
健康食品部
法務部
経営管理部
財務経理部
情報管理部
業務管理部
環境部
経営企画部
知的財産部
人事部
キャリア開発室
能力開発部
総務部
車輌運行部
商品企画一部
商品企画二部
商品企画三部
管理部
広域法人営業一部
広域法人営業二部
広域法人営業三部
交通営業部
営業管理部
CVS営業一部
CVS営業二部
チルド営業部
量販店営業一部
量販店営業二部
国際一部
国際二部
上海代表処
販売促進部
物流管理部
営業管理部
北海道地区営業部
北東北地区営業部
南東北地区営業部
拠点管理部
上越地区営業部
埼玉東地区営業部
埼玉西地区営業部
栃木地区営業部
茨城地区営業部
千葉中央地区営業部
千葉東地区営業部
北関東量販店部
拠点管理部
東京東地区営業部
東京南地区営業部
東京西地区営業部
東京北地区営業部
甲信地区営業部
神奈川東地区営業部
神奈川西地区営業部
東京量販店部
拠点管理部
静岡地区営業部
中部北地区営業部
中部南地区営業部
北陸地区営業部
中部量販店部
中部営業推進部
拠点管理部
北近畿地区営業部
東近畿地区営業部
西近畿地区営業部
兵庫地区営業部
四国地区営業部
関西量販店部
関西百貨店部
関西営業推進部
拠点管理部
東中国地区営業部
西中国地区営業部
北九州地区営業部
南九州地区営業部
九州量販店部
九州営業推進部
拠点管理部
販売促進部
自販機部
営業管理部
特販一部
特販二部
特販三部
専門店一部
専門店二部
百貨店部
商品企画販促部
営業管理部
管理部
製造管理部
仕入部
第一製造部
第二製造部
第三製造部
飲料原料部
飲料部
物流部
品質管理一部
品質管理二部
開発部
農業技術部
中央研究所
ITO EN Corporate Book 2011
41
国 内 拠 点 一 覧 表 ( 2011年 7 月末現在)
地域営業統轄本部
200拠点
■北海道地区 9拠点
札幌南部支店
〒061-1274
北広島市大曲工業団地7-3-3
TEL 011-370-5111
札幌東部支店
〒003-0835
札幌市白石区北郷5条8-2-1
TEL 011-871-9911
札幌西部支店
〒061-3271
小樽市銭函5-50-7
TEL 0133-72-0811
苫小牧支店
〒053-0001
苫小牧市一本松町7-6
TEL 0144-57-9311
函館支店
〒041-0824
函館市西桔梗町852-7
TEL 0138-48-9911
旭川支店
〒071-8154
旭川市東鷹栖四線10-2-4
TEL 0166-58-4111
帯広支店
〒080-0042
帯広市西十二条北3-1-71
TEL 0155-41-9911
北見営業所
〒090-0056
北見市卸町1-10-1
TEL 0157-66-4111
釧路支店
〒085-0022
釧路市南浜町8-10
TEL 0154-21-7711
■北東北地区 7拠点
青森支店
〒030-0113
青森市第二問屋町3-6-35
TEL 017-739-5711
弘前支店
〒036-8085
弘前市末広2-1-1
TEL 0172-29-1611
八戸支店
〒039-1163
八戸市高州1-8-17
TEL 0178-28-3331
盛岡支店
〒020-0839
盛岡市津志田南2-8-11
TEL 019-638-6324
水沢支店
〒023-0822
奥州市水沢区東中通り2-3-2
TEL 0197-22-4211
秋田支店
〒010-1633
秋田市新屋鳥木町1-83
TEL 018-828-9411
横手支店
〒013-0071
横手市八幡字上長田134-3
TEL 0182-35-1711
■南東北地区 10拠点
仙台南部支店
〒981-1235
名取市名取が丘4-17-26
TEL 022-381-0611
仙台支店
〒981-3133
仙台市泉区泉中央4-27-2
TEL 022-374-3411
仙台東部支店
〒983-0002
仙台市宮城野区蒲生字蓬田前42
TEL 022-388-9511
古川支店
〒989-6105
大崎市古川福沼1-14-1
TEL 0229-21-3251
42 ITO EN Corporate Book 2011
郡山支店
〒963-0547
郡山市喜久田町卸1-13-1
TEL 024-963-1151
川越支店
〒350-1124
川越市新宿町6-22-12
TEL 049-246-1461
柏支店
〒277-0853
柏市吉野沢1-7
TEL 04-7145-7811
会津営業所
〒965-0076
会津若松市高野町大字中沼字
東坂才甲629-3
TEL 0242-37-7311
所沢支店
〒359-0021
所沢市東所沢2-54-12
TEL 04-2945-7733
八千代支店
〒276-0046
八千代市大和田新田672-4
芳賀通運E棟
TEL 047-450-5055
福島支店
〒960-2102
福島市荒井北1-2-9
TEL 024-594-2311
いわき支店
〒970-8034
いわき市平上荒川堀ノ内20-7
TEL 0246-37-1311
山形支店
〒990-0023
山形市松波1-16-40
TEL 023-625-1511
酒田営業所
〒998-0842
酒田市亀ヶ崎6-8-13
TEL 0234-21-1181
新座支店
〒352-0011
新座市野火止1-23-7
TEL 048-480-6811
東松山支店
〒355-0002
東松山市大字東平字藤山前
2447-4
TEL 0493-36-3311
■栃木地区 7拠点
宇都宮東部支店
〒321-3321
芳賀郡芳賀町下高根沢3838-1
TEL 028-687-1611
■東京西地区 6拠点
世田谷支店
〒158-0082
世田谷区等々力8-26-22
TEL 03-5707-0611
■千葉東地区 5拠点
調布支店
〒182-0011
調布市深大寺北町7-26-3
TEL 0424-89-9500
成田支店
〒286-0025
成田市東町779-1
TEL 0476-23-3511
東京西部支店
〒203-0033
東久留米市滝山7-22-15
TEL 0424-72-9111
旭支店
〒289-2505
旭市鎌数9152-6
TEL 0479-62-2511
府中支店
〒183-0005
府中市若松町1-26-17
TEL 042-352-0611
茂原支店
〒297-0032
茂原市東茂原5-6
TEL 0475-25-2411
木更津支店
〒292-0834
木更津市潮見5-6-2
TEL 0438-36-4911
八王子支店
〒193-0834
八王子市東浅川町514-2
TEL 042-661-9411
■上越地区 8拠点
宇都宮西部支店
〒321-0151
宇都宮市西川田町1067-2
TEL 028-636-2671
前橋支店
〒371-0816
前橋市上佐鳥町545-5
TEL 027-265-3351
那須支店
〒329-2732
那須塩原市一区町268-11
TEL 0287-38-2771
伊勢崎支店
〒372-0034
伊勢崎市茂呂町2-2774-4
TEL 0270-50-7911
日光営業所
〒321-1271
日光市並木町20-10
TEL 0288-30-7661
高崎支店
〒370-1201
高崎市倉賀野町3045-1
TEL 027-350-5211
佐野支店
〒327-0004
佐野市赤坂町953-15
TEL 0283-24-2011
渋川支店
〒377-0027
渋川市金井157-1
TEL 0279-22-5211
小山支店
〒323-0823
小山市向原新田98-59
TEL 0285-28-9511
新潟東部支店
〒950-0922
新潟市中央区山二ツ1-3-20
TEL 025-287-8211
太田支店
〒373-0031
太田市脇屋町823-2
TEL 0276-32-6111
新潟西部支店
〒950-2052
新潟市西区寺尾15-5
TEL 025-264-4911
■茨城地区 7拠点
浅草支店
〒111-0032
台東区浅草5-1-13
台東浅草ビル4F
TEL 03-5808-6511
水戸東部支店
〒310-0852
水戸市笠原町字下組652-2
TEL 029-243-0339
墨田支店
〒131-0034
墨田区堤通1-2-8
TEL03-5247-5411
水戸西部支店
〒311-4164
水戸市谷津町字細田1-1
TEL 029-255-0211
葛飾支店
〒124-0013
葛飾区東立石1-3-20
TEL 03-5698-6711
■埼玉東地区 6拠点
日立支店
〒316-0015
日立市金沢町1-12-18
TEL 0294-38-8311
江戸川支店
〒133-0044
江戸川区本一色1-3-15
TEL 03-5678-1011
大宮支店
〒337-0008
さいたま市見沼区春岡3-20-4
TEL 048-687-8661
土浦支店
〒300-0066
土浦市虫掛3434-2
TEL 029-822-6861
川口支店
〒333-0816
川口市差間115-1
TEL 048-296-7311
つくば支店
〒300-3257
つくば市筑穂1-4-1
TEL 029-877-3811
八潮支店
〒340-0808
八潮市緑町1-17-12
TEL 048-999-3301
取手支店
〒302-0034
取手市戸頭4-1-1
TEL 0297-78-9411
春日部支店
〒344-0057
春日部市南栄町12-8
TEL 048-754-9966
鹿嶋支店
〒314-0031
鹿嶋市宮中2049-10
TEL 0299-84-7511
久喜支店
〒346-0016
久喜市久喜東2-45-26
TEL 0480-23-4211
■千葉中央地区 5拠点
東京港南支店
〒108-0075
港区港南5-4-12横浜倉庫7階
TEL 03-5715-7011
千葉支店
〒263-0014
千葉市稲毛区作草部町555-1
TEL 043-285-1191
目黒支店
〒154-0012
世田谷区駒沢4-12-30
TEL 03-3411-8611
■埼玉西地区 5拠点
市川支店
〒272-0004
市川市原木3020
TEL 047-329-7911
品川支店
〒140-0012
品川区勝島1-5-21東神ビル別館
TEL 03-5762-2311
横浜磯子支店
〒235-0045
横浜市磯子区洋光台6-3-5
TEL 045-832-7111
浦和支店
〒336-0033
さいたま市南区曲本1-17-6
TEL 048-839-4112
松戸支店
〒270-2253
松戸市日暮7-447
TEL 047-386-1311
東京大田支店
〒143-0013
大田区大森南5-5-3
TEL 03-3745-0511
横浜泉支店
〒245-0003
横浜市泉区岡津町2100
TEL 045-810-4811
長岡支店
〒940-2121
長岡市喜多町980
TEL 0258-29-3811
上越営業所
〒942-0063
上越市大字下門前字大割790-1
TEL 025-543-7911
熊谷支店
〒360-0017
熊谷市大字小曽根712
TEL 048-526-6001
市原支店
〒290-0059
市原市白金町1-32
TEL 0436-24-6611
■東京東地区 7拠点
中央支店
〒104-0054
中央区勝どき4-7-19月島ビル2階
TEL 03-3536-6811
東京東部支店
〒136-0072
江東区大島6-3-11
TEL 03-3636-2911
江東支店
〒135-0053
江東区辰巳3-20-19
TEL 03-5569-4611
■東京南地区 7拠点
新宿支店
〒160-0023
新宿区西新宿4-28-10
西新宿ビル内
TEL 03-5371-4011
高井戸支店
〒156-0057
世田谷区上北沢5-37-20
TEL 03-5316-9051
港支店
〒108-0071
港区白金台1-4-18
TEL 03-3441-9911
青梅支店
〒205-0001
羽村市小作台4-11-1
TEL 042-579-6911
■東京北地区 6拠点
池袋支店
〒173-0026
板橋区中丸町10-10池袋ビル4F
TEL 03-5966-7511
杉並支店
〒167-0023
杉並区上井草3-5-1
TEL 03-5303-0831
練馬支店
〒177-0035
練馬区南田中4-9-25
TEL 03-5393-5211
板橋支店
〒174-0041
板橋区舟渡1-4-21
TEL 03-5915-2911
荒川支店
〒120-0046
足立区小台2-3-18
TEL 03-5959-7911
足立支店
〒120-0005
足立区綾瀬7-18-8
TEL 03-3605-9911
■甲信地区 6拠点
甲府支店
〒400-0041
甲府市上石田4-8-30
TEL 055-228-9232
山梨東営業所
〒400-0041
甲府市上石田4-8-30
TEL 055-228-9232
松本支店
〒390-0836
松本市高宮北6-35
TEL 0263-27-3881
伊那支店
〒399-4511
上伊那郡南箕輪村8991-1
TEL 0265-71-5171
長野支店
〒381-2213
長野市大字広田225
TEL 026-284-2442
小諸支店
〒384-0093
小諸市和田592-1
TEL 0267-24-2011
■神奈川東地区 7拠点
新横浜支店
〒221-0862
横浜市神奈川区三枚町281-1
TEL 045-382-2833
名古屋西支店
〒453-0856
名古屋市中村区並木1-230
TEL 052-413-2721
滋賀支店
〒524-0033
守山市浮気町228-3
TEL 077-514-0151
横浜港北支店
〒223-0057
横浜市港北区新羽町1961-1
TEL 045-548-0271
名古屋北支店
〒451-0072
名古屋市西区笠取町3-40
TEL 052-528-5960
大津支店
〒520-0005
大津市高砂町11-1
TEL 077-526-8123
川崎支店
〒210-0848
川崎市川崎区京町2-22-4
TEL 044-322-2551
小牧支店
〒485-0012
小牧市小牧原新田字小家前1251-1
TEL 0568-74-1311
■東近畿地区 7拠点
坂出支店
〒762-0002
坂出市入船町2-1-5
TEL 0877-59-0577
湘南支店
〒251-0037
藤沢市鵠沼海岸5-7-13
TEL 0466-34-5551
岐阜支店
〒500-8367
岐阜市宇佐南3-7-3
TEL 058-272-7590
堺支店
〒591-8002
堺市北区北花田町二丁202
TEL 072-255-7311
松山支店
〒790-0062
松山市南江戸2丁目13-14
TEL 089-925-2101
横須賀支店
〒239-0805
横須賀市舟倉2-6-3
TEL 046-833-0039
東濃支店
〒509-5171
土岐市泉北山町5-3
TEL 0572-53-4621
難波支店
〒556-0022
大阪市浪速区桜川3-4-9
TEL 06-6567-6055
新居浜支店
〒792-0050
新居浜市萩生字岸の下1150-4
TEL 0897-31-6650
■神奈川西地区 7拠点
■中部南地区 7拠点
生野支店
〒544-0014
大阪市生野区巽東3-11-20
TEL 06-6758-6230
徳島支店
〒771-0219
板野郡松茂町笹木野字八北開拓1-16
TEL 088-699-8060
横浜緑支店
〒226-0016
横浜市緑区霧が丘2-7-11
TEL 045-924-3131
名古屋南支店
〒476-0003
東海市荒尾町カノ割6-1
TEL 052-689-7910
八尾支店
〒547-0012
大阪市平野区長吉六反1-3-3
TEL 06-6769-5211
町田支店
〒194-0004
町田市鶴間567-4
TEL 042-799-7961
豊田支店
〒471-0838
豊田市緑ヶ丘2-8-1
TEL 0565-74-1321
住之江支店
〒559-0024
大阪市住之江区新北島3-8-38
TEL 06-4702-5711
相模原支店
〒252-0211
相模原市中央区宮下本町3-1-5
TEL 042-700-0921
三河支店
〒446-0075
安城市二本木新町1-1-34
TEL 0566-71-4883
岸和田支店
〒596-0003
岸和田市中井町3-19-19
TEL 0724-41-5510
海老名支店
〒243-0405
海老名市国分南2-49-22
TEL 046-235-4031
豊川支店
〒442-0017
豊川市佐土町84番1
TEL 0533-89-9421
和歌山支店
〒641-0006
和歌山市中島201-3
TEL 073-427-6922
川崎宮前支店
〒216-0015
川崎市宮前区菅生4-17-12
TEL 044-976-6143
四日市支店
〒510-0064
四日市市新正1-11-15
TEL 059-359-0251
■西近畿地区 6拠点
厚木支店
〒243-0021
厚木市岡田3160
TEL 046-227-0821
津支店
〒514-0312
津市香良洲町6360-1
TEL 059-292-7720
小田原支店
〒250-0862
小田原市成田30-1
TEL 0465-39-3221
伊勢支店
〒515-0506
伊勢市植山町字向山258-8
TEL 0596-37-4111
■静岡地区 7拠点
■北陸地区 5拠点
茨木支店
〒567-0865
茨木市横江2-4-50
TEL 072-630-3630
静岡支店
〒420-0009
静岡市葵区神明町85-2
TEL 054-272-8139
富山支店
〒930-0835
富山市上冨居3-1-13
TEL 076-452-0155
大阪鶴見支店
〒538-0041
大阪市鶴見区今津北3-9-24
TEL 06-6964-6211
相良支店
〒421-0516
牧之原市女神21
TEL 0548-54-0388
高岡支店
〒933-0804
高岡市問屋町79
TEL 0766-25-4551
都島支店
〒534-0014
大阪市都島区都島北通1-23-18
TEL 06-6926-3211
浜松支店
〒432-8061
浜松市西区入野町9638-1
TEL 053-445-1565
金沢支店
〒920-8202
金沢市西都1-134
TEL 076-266-4511
寝屋川支店
〒572-0071
寝屋川市豊里町36-21
TEL 072-830-7211
沼津支店
〒410-0872
沼津市小諏訪954-1
TEL 055-922-9999
小松支店
〒923-0021
小松市島田町リ91-1
TEL 0761-23-6801
■兵庫地区 6拠点
伊豆営業所
〒410-2321
伊豆の国市三福220
TEL 0558-75-5311
福井支店
〒910-2167
福井市安原町4-1-4
TEL 0776-41-8430
富士支店
〒417-0057
富士市瓜島町69-2
TEL 0545-57-2655
■北近畿地区 6拠点
神戸東支店
〒658-0023
神戸市東灘区深江浜町103-1
TEL 078-436-2311
京都支店
〒612-8379
京都市伏見区南寝小屋町61番地
TEL 075-603-5381
神戸西支店
〒652-0883
神戸市兵庫区明和通1-2-5
TEL 078-681-8411
■中部北地区 7拠点
京都西支店
〒615-8004
京都市西京区桂畑ヶ田町10
TEL 075-382-0400
尼崎支店
〒660-0806
尼崎市金楽寺町1-5-33
TEL 06-6483-5455
福岡支店
〒812−0863
福岡市博多区金の隈1-21-19
TEL 092-503-0766
名古屋支店
〒466-0059
名古屋市昭和区福江1-16-5
TEL 052-889-3938
福知山支店
〒620-0056
福知山市厚中町130番地2
TEL 0773-24-5411
伊丹支店
〒664-0006
伊丹市鴻池7-1-10
TEL 072-780-3556
福岡東支店
〒813-0062
福岡市東区松島3-10-25
TEL 092-624-0808
名古屋東支店
〒465-0055
名古屋市名東区勢子坊2-1406
TEL 052-701-9911
奈良支店
〒630-8452
奈良市北之庄西町1-6-15
TEL 0742-63-3305
高砂支店
〒676-0074
高砂市梅井3-293-1
TEL 079-458-0617
福岡西支店
〒819-0164
福岡市西区今宿町109-1
TEL 092-805-6040
掛川支店
〒436-0008
掛川市千羽巳ノ新田191-1
TEL 0537-20-0700
梅田支店
〒531-0071
大阪市北区中津5-10-23
TEL 06-6453-9855
淀川支店
〒532-0032
大阪市淀川区三津屋北2-15-28
TEL 06-6889-2120
神戸支店
〒654-0161
神戸市須磨区弥栄台3-1-4
TEL 078-791-2511
■四国地区 6拠点
高松支店
〒761-8071
高松市伏石町2148-7
TEL 087-864-3555
高知支店
〒783-0085
南国市十市字遅越4465-18
(高知みなみ流通団地)
TEL 088-837-3322
■東中国地区 6拠点
岡山支店
〒703-8258
岡山市中区西川原59番地6
TEL 086-270-7710
津山営業所
〒708-0842
津山市河辺682-1
TEL 0868-21-8077
倉敷支店
〒710-0021
倉敷市高須賀168
TEL 086-480-0616
松江支店
〒699-0202
松江市玉湯町大字湯町120-1
TEL 0852-62-8921
鳥取出張所
〒680-0003
鳥取市覚寺48-6
TEL 0857-24-8555
福山支店
〒721-0957
福山市箕島町6576
TEL 084-957-8636
八幡支店
〒807-0856
北九州市八幡西区八枝3-3-1
TEL 093-601-5811
小倉支店
〒802-0012
北九州市小倉北区末広2-19-7
TEL 093-512-5121
久留米支店
〒839-0841
久留米市御井旗崎2-22-12
TEL 0942-45-5951
佐賀支店
〒840-0033
佐賀市光3-12-1
TEL 0952-27-8560
長崎支店
〒856-0815
大村市森園町1585-2
TEL 0957-54-1160
佐世保支店
〒857-0401
佐世保市小佐々町黒石339-45
TEL 0956-41-3331
■南九州地区 8拠点
熊本支店
〒861-8035
熊本市御領6-3-72
TEL 096-380-5010
大分支店
〒870-0911
大分市新貝4-41
TEL 097-503-4121
宮崎支店
〒880-0122
宮崎市大字塩路2860番地3
TEL 0985-37-1871
延岡営業所
〒882-0035
延岡市日の出町2-13-1
TEL 0982-26-7681
都城支店
〒885-0037
都城市花繰町10-2
TEL 0986-46-3711
鹿児島支店
〒891-0108
鹿児島市中山2-49-10
TEL 099-260-1371
■西中国地区 5拠点
出水出張所
〒899-0126
出水市六月田町410-1
TEL 0996-65-7631
広島支店
〒733-0833
広島市西区商工センター 1-6-32
TEL 082-277-6655
霧島営業所
〒899-4462
霧島市国分敷根542
TEL 0995-48-5711
広島東支店
〒736-0083
広島市安芸区矢野東2-31-30
TEL 082-820-4741
広島北支店
〒739-1733
広島市安佐北区口田南3-1-6
TEL 082-841-1345
山口支店
〒753-0871
山口市朝田流通センター 601-33
TEL 083-921-2350
周南支店
〒745-0814
周南市鼓海2丁目118-61
TEL 0834-36-3065
■北九州地区 9拠点
本社 他
本社
〒151-8550
渋谷区本町3-47-10
TEL 03-5371-7111
(代表電話)
西新宿ビル
〒160-0023
新宿区西新宿4-28-10
TEL 03-5371-4011
台東浅草ビル
〒111-0032
台東区浅草5-1-13
TEL 03-5808-6511
関西本部ビル
〒654-0161
神戸市須磨区弥栄台3-1-4
TEL 078-794-1011
神明町ビル
〒420-0009
静岡市葵区神明町85-2
TEL 054-272-8139
静岡相良工場
〒421-0516
牧之原市女神21
TEL 0548-54-0311
ITO EN Corporate Book 2011
43
沿 革
コ ー ポレ ート 関 連
製 品・技 術 関 連
1966
8月 伊藤園の前身であるフロンティア製茶株式
会社を静岡県静岡市に設立。
1968
2月 営業支店第1号として神奈川県横浜市に
「神奈川支店」
(現横浜緑支店)
を開設。
1969
5月 商号を
「株式会社伊藤園」
に変更。
1971
7月 東京都新宿区に本社事務所を移転。
その他
2月 スイス・インダストリアルゲゼルシャフト社
製の高速自動包装機を導入。
茶葉鮮度保持のための真空パック技術を
開発。
1972
1974
5月 静岡県榛原郡相良町
(現牧之原市)「静岡
相良工場」 建設生産体制 集約化。
1977
6月 直営専門店「茶十徳」第1号店 神奈川県
横浜市
。
専門店展開 開始。
1979
8月 中国土産畜産進出口総公司と日本で初め
てウーロン茶の輸入代理店契約を締結。
ウーロン茶の販売を開始。
1981
3月「缶入りウーロン茶」
を開発、販売開始。
飲料市場に本格参入。
1981年3月
「缶入りウーロン茶」
9月 スリランカ直輸入の紅茶を販売開始。
1982
1985
9月 有機肥料による緑茶栽培技術を確立。
包装茶に初めて賞味期限を表示したところ
でも話題になる。
8月 第1回
「伊藤園
開催。
」
1986
9月 静岡県榛原郡相良町(現牧之原市) 最新
鋭設備 導入 「中央研究所」 新設。
1987
7月 米 国
州 海 外 進出 布 石
「ITOEN
(USA)
INC.」 設立。
1988
2月 兵庫県神戸市 「関西本部
」 新設。
1989
2月 世界初の緑茶飲料「缶入り煎茶」
の開発に
成功、
販売を開始。
1985年2月
「缶入り煎茶」
2月「缶入り煎茶」が日本経済新聞社の「日経
年間優秀製品賞」
を受賞。
3月 ウーロン茶を日本に広めた功績で、中国茶
葉進出口公司より表彰。
2月 缶入り煎茶のネーミングを
「お∼いお茶」
に
変更。
1989年2月
「お∼いお茶」
12月 缶 緑 茶のレトルト臭の脱 臭 技 術により、
(社)
日本缶詰協会より逸見(へんみ)賞を
受賞。
1990
3月 業界初のペットボトル入り緑茶飲料を発売
(お いお茶 緑茶1.5L)
。
1992
8月 東京都渋谷区
1993
2月 静岡相良工場内
完成。
1994
9月
44 ITO EN Corporate Book 2011
本社事務所 移転。
9月「充実野菜」
を発売。
培煎加工工場
「ITO EN AUSTRALIA
PTY. LIMITED」 設立。
中国 合弁会社「寧波舜伊茶業有限公司」
設立。
5月 株式公開。
12月 1億4,000万スイス・フランのスイス・フラン
建転換社債を発行。
4月「缶入り緑茶」
の開発で科学技術庁長官賞
を受賞。
6月 1億スイス・フランのスイス・フラン建転換
社債を発行。
コ ー ポレ ート 関 連
製 品・技 術 関 連
1995
1996
その他
10月 第 2 回「ラジ オたんぱ 店 頭 株 式ブ ル ー
チップ賞」優秀賞を受賞。
4月 福島県福島市に緑茶包装工場を新設。
搾りたてジュースといれたてコーヒーの店
「ナチュラルステーション」第1号店を新宿
にオープン。
1997
7月 緑茶ペットボトルの抽出法「ナチュラル・
クリアー製法」により特許取得。
9月 東京証券取引所 市場第二部に上場。
11月 緑茶飲料開発の功績により
「農林水産大臣
賞」
を授賞。
9月 FDA(米国食品医療品局)の承認を受け、
テキサス大学 M.D.アンダーソン ガンセン
ターの臨床試験に協力。
1998
10月 東京証券取引所 市場第一部に指定。
1999
1月 東京証券取引所より
「ディスクロージャー
表彰」
を受賞。
2000
12月 静岡相良工場及び中央研究所において、
ISO14001の認証を取得。
2001
5月 米国本土に連結子会社「ITO EN(North
America)INC.」
を設立。
10月 業界に先駆けホット販売対応ペットボトル
製品を発売。
6月 静岡県榛原郡相良町
(現牧之原市)
に
「中央
研究所新研究棟」
を増設。
2002
3月 ITO EN(North America)INC.がアンテ
ナショップ
「ITO EN New York」「
、会(KAI)」
をオープン。
2000年10月ホット販売対応ペットボトル製品
4月 生産本部においてISO9001の認証を取得。
2004
10月 オーストラリアの
「ITO EN AUSTRALIA
PTY. LIMITED」に荒茶工場を新設、生産
開始。
5月「お∼いお茶 濃い味」、
「 1日分の野菜」を
発売。
2005
2006
12月「茶殻リサイクルシステム」が第2回エコ
プロダクツ大賞(エコサービス部門)で、
農林水産大臣賞を受賞。
6月 米国フロリダ州のサプリメント関連事業を
行う
「Mason Distributors, Inc.」の株
式を取得し、北米事業を強化。
10月 コーヒー事業の拡大に向け
「タリーズコー
ヒー」を展開している「フードエックス・グ
ローブ
(株)」
を連結子会社化。
2006年10月
「タリーズコーヒー」
2007
4月 本社部門ISO14001の認証を取得。
5月「タリーズコーヒー」
ブランドのチルドカップ
コーヒーを発売。
2008
3月 ダノングループ(本社:フランス)
とナチュ
ラルミネラルウォーター「エビアン」
の国内
独占販売権契約を締結。
3月「カテキン緑茶」
(特定保健用食品)
を発売。
4月「フードエックス・グローブ(株)」
と
「タリー
ズコーヒージャパン」が合併し、商号を
「タ
リーズコーヒージャパン株式会社」
に変更。
伊藤園・伊藤忠ミネラルウォーターズ株式
会社を設立。
2009
2010
1月 東京証券取引所より第九回「ディスクロー
ジャー表彰」及び、第二回「個人株主拡大
表彰」
のダブル受賞。
3月 全営業拠点を含む全社全部門で
ISO14001の認証を拡大取得。
2月 自動販売機のメンテナンスや調達等を行う
「
(株)
グリーンバリュー」
を設立。
9月 東京証券取引所 市場第一部に第一種優先
株式上場。
11月「茶産地育成事業∼お茶の樹を植えて地
域に活気∼」が第5回エコプロダクツ大賞
(エコサービス部門)で、農林水産大臣賞
を受賞。
2008年3月
「エビアン」
2月「お∼いお茶」発売20周年。
8月 紅茶ブランド
「TEAS TEA NEW YORK」
を発売。
11月「タリーズコーヒー」ブランドのボトル缶
コーヒーを発売。
10月「 茶 殻リサイクルシステム 」が 第 1 2 回
グリーン購入大賞審査員特別賞を受賞。
5月 飲食店の事業運営を行う
「RCダイニング
株式会社」
を設立。
2011
5月 乳製品分野の強化に向け「チチヤス株式
会社」
を連結子会社化。
ITO EN Corporate Book 2011
45
株 式 情 報
株式数推移(千株)
決算年月
2007.4
2008.4
2009.4
2010.4
2011.4
91,212
̶
2,062
̶
91,212
35,246
2,021
16
91,212
35,246
2,019
21
91,212
35,246
2,008
568
91,212
34,246
1,999
69
決算年月
2007.4
2008.4
2009.4
2010.4
2011.4
資本金
12,655
19,912
19,912
19,912
19,912
発行済株式総数 (普通株式)
(第1種優先株式)
うち自己株式数 (普通株式)
(第1種優先株式)
資本金の推移(百万円)
所有者別単元株主数・持株数・比率
決算年月
2010.4
【普通株式】
(人)
個人その他
81,282
92
39
537
283
82,233
金融機関
証券会社
その他の国内法人
外国法人等
合計
(%)
98.8
0.1
0.0
0.6
0.3
100.0
決算年月
2011.4
(単元)
367,634
150,917
6,208
306,160
81,203
912,122
(%)
(人)
(%)
(単元)
(%)
40.3 83,385
91
16.5
35
0.6
533
33.5
287
8.9
100.0 84,331
98.8
0.1
0.0
0.6
0.3
100.0
372,887
154,403
2,598
306,078
76,156
912,122
40.8
16.9
0.2
33.5
8.3
100.0
2010.4
【第1種優先株式】
(人)
個人その他
66,681
41
14
579
101
67,416
金融機関
証券会社
その他の国内法人
外国法人等
合計
(%)
2011.4
(単元)
98.9
0.0
0.0
0.8
0.1
100.0
175,328
35,222
226
99,298
42,392
352,466
(%)
(人)
(%)
(単元)
(%)
49.7 66,110
34
9.9
16
0.0
568
28.1
87
12.0
100.0 66,815
98.9
0.0
0.0
0.8
0.1
100.0
171,971
26,341
143
99,607
44,406
342,468
50.2
7.6
0.0
29.0
12.9
100.0
普通株式
株価
出来高
第1種優先株式
株価
出来高
(注)自己株式は「個人・その他」の欄に含めて記載しております。
株価チャート
株価
(円)
出来高
(千株)
2,000
30,000
1,000
15,000
0
0
09.1
2
3
4
5
6
7
8
9
10 11 12 10.1 2
3
4
5
6
7
8
9
10 11 12 11.1 2
3
4
5
6
(注)出来高は、立会内取引と立会外取引等の合計です。
1株当たり配当金・配当利回り(優先株式)
1株当たり配当金・配当利回り(普通株式)
1株当たり配当金
配当利回り
(円)
60
(%)
(円)
6
60
1株当たり配当金
配当利回り
38
4
3.2
20
2.1
2.6
2.7
2
20
0
0
11(4月期)
0
10
1.2
07
08
09
(注)配当利回り=1株当たり配当金÷期末株価
46 ITO EN Corporate Book 2011
4.8
40
6
48
5.9
40
(%)
4.2
4.6
4
2
07
08
09
10
0
11(4月期)
会 社 概 要 (2011年4月30日現在)
社 名
本社住所
東京都渋谷区本町3丁目47番10号
電 話
03(5371)7111
役 員 (2011年7月26日現在)
代表取締役会長
本庄 八郎
代表取締役社長
本庄 大介
取締役副会長
荻田 築
商品部担当
取締役副社長
江島 祥仁
地域営業統轄本部長 兼
関西・四国地域営業本部長 兼
設 立
1966年(昭和41年)8月22日
資本金
19,912,300,000円
発行済株式総数
普通株式 91,212,380株
第1種優先株式 34,246,962株
地域営業管理本部長
取締役副社長
橋本 俊治
生産本部長
取締役副社長
渡辺 實
管理本部長 兼 人事総務本部管掌
取締役副社長
本庄 周介
広域流通営業本部長 兼
東京・南関東地域営業本部長
株主数
普通株式 84,331名
専務取締役
下田 淨
特販営業本部長
専務取締役
斎藤 昭一
北関東・東関東地域営業本部長
専務取締役
木村 吉久
専務取締役
社 三雄
商品企画本部長 兼 商品企画管理部長
常務取締役
小林 義雄
北海道・東北地域営業本部長
常務取締役
廣瀬 昭
中国・九州地域営業本部長
常務取締役
田口 寛
中部地域営業本部長
取締役
三國 薫
広域法人営業本部長
取締役
本庄 洋介
取締役
安藤 達
生産本部副本部長 兼 静岡相良工場長
取締役
金山 正巳
広域流通営業本部副本部長
取締役
波岡 修
広告宣伝部長 兼 販売促進部長
取締役
笹谷 秀光
管理本部副本部長 兼 経営企画部長
取締役
中野 悦久
人事総務本部長
常勤監査役
髙橋 實
監査役
高澤 嘉昭
監査役
佐藤 利宏
監査役
高瀬 正行
第1種優先株式 66,815名
上場証券取引所名
東京証券取引所 市場第一部
普通株式 証券コード 2593
第1種優先株式 証券コード 25935
監査法人
有限責任あずさ監査法人
主要取引銀行
りそな銀行、
みずほコーポレート銀行、
三菱東京UFJ銀行、
三井住友銀行
主要取引証券会社
野村證券、
SMBC日興証券、
三菱UFJモルガン・スタンレー証券、
大和証券キャピタル・マーケッツ、
みずほ証券、
シティグループ証券
株主名簿管理人
中央三井信託銀行
問い合わせ先
広報部 TEL: 03(5371)7197
FAX: 03(5371)7264
インターネット
ホームページ
http://www.itoen.co.jp
ITO EN Corporate Book 2011
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