『公的年金等の収入金額』が400万円以下の方の申告について

『公的年金等の収入金額』が400万円以下の方の申告について
● 確定申告不要制度について
平成 23 年分の確定申告から、公的年金等の収入金額の合計額が 400 万円以下であり、かつ、公的年金等に係る雑
所得以外の所得金額が 20 万円以下である場合には、所得税について確定申告書の提出は不要となりました。ただし、
所得税の還付を受けるための確定申告書は提出することができます。
(注意) 平成 27 年分以降、源泉徴収の対象とならない外国の法令に基づく公的年金等を受給している人は、確定申告
不要制度の適用はできません。
● 市・府民税の申告について
上記で確定申告書の提出が不要となった方について、市・府民税の申告が必要となる場合があります。
◇ 市・府民税の申告が不要な場合
扶養人数の変更がない場合、かつ、年金から国民健康保険料(税)、後期高齢者医療保険料、介護保険料の引き去り
が行われているなど所得控除の内容に変更がない場合は不要です。
◇ 確定申告は不要だが、市・府民税の申告が必要な場合
公的年金等に係る雑所得以外の所得があれば、20 万円以下でも市・府民税の申告は必要です。
◇ その他、申告をすると市・府民税額が変更になる場合
医療費控除、生命保険料控除など所得控除の追加や変更がある場合、市・府民税の申告をすることができます。
★ 公的年金等の申告について下記の図を参考にご確認ください。
公的年金等の収入金額(2か所以上ある場合は、その合計金額)が400万円以下
いいえ
はい
公的年金等に係る雑所得以外の所得金額が20万円以下である
いいえ
はい
確 定 申 告 が 不 要
公的年金等から所得税が源泉徴収されている
はい
いいえ
所得税の税額を計算すると
還付になる
納税になる
*確定申告は不要
公的年金等以外の所得金額がある(個人年金など)
はい
いいえ
公的年金等の収入金額(2か所以上ある場合は、その合計
金額)が《表》
(裏面)の金額以下になる
いいえ
はい
社会保険料がすべて年金から引き去りになっている
いいえ
はい
医療費控除、生命保険料控除、
扶養控除などを追加する
はい
税務署へ確定申告
大東市へ市・府民税の申告
いいえ
申告の必要なし
《表》
65歳未満の方
65歳以上の方
(昭和25年1月2日以後生まれ)
(昭和25年1月1日以前生まれ)
※2「本人と扶養親族等の合計人数」
(年金支払者から送付された公的年金等
の源泉徴収票に記載された「扶養親族」
・ ※1「公的年金等の収入金額」 ※1「公的年金等の収入金額」
「配偶者」と本人の人数)
(2か所以上ある場合は、その合計金額) (2か所以上ある場合は、その合計金額)
1人
1,050,000 円
1,550,000 円
2人
1,713,334 円
2,110,000 円
3人
2,180,001 円
2,460,000 円
4人
2,646,667 円
2,810,000 円
※3 年金支払者から送付された公的年
金等の源泉徴収票に本人の障害者控除が
記載されている場合
2,166,667 円
2,450,000 円
見 本
平成27年分
公 的 年 金 等 の 源 泉 徴 収 票
支払金額
⇒《表》※1「公的年金等の収入金額」
住所または
支 払 を
居
受ける者
所
氏 名
生年月日
区分
公的年金等の源泉徴収票が2枚以上(2
か所以上から年金をもらわれている)の場
合は、それぞれの支払金額の合計額が《表》
※1「公的年金等の収入額」
大東市×××町○○-○○
大東 一郎
昭和20年 1月 1日
支払金額
源泉徴収税額
円
2,302,480
法 203 条の 3 第1号適用分
円
18,650
《表》※3「本人の障害者控除」
法 203 条の 3 第2号適用分
円
円
「本人特別障害者」又は「本人
法 203 条の 3 第3号適用分
その他障害者」の欄に、印があ
年 金 の 種 別
れば《表》※3に該当
円
円
控除対象配偶者の有無等
本人
特 別
障害者
その他
障害者
有
無
有
*
控除対象扶養親族の数
特定
老人
人
人
その他
人
本人以外の
障害者の数
特別
人 〔
無
社会保険料の金額
その他
人〕
老人控除対象
配偶者の有無
人
円
(摘要)
《表》※2「本人と扶養親族等の合計人数」
支払者
○配偶者「有」に印がある場合
印
東京都千代田区××××××
本人(1 人)+配偶者(1 人)+「控除対象扶養親族の数」欄に記載の人数
厚生労働省×××××
○配偶者「無」に印がある場合(もしくは何も印がない場合)
本人(1 人)+「控除対象扶養親族の数」欄に記載の人数
◆
お問い合わせ 大東市
課税課 市民税グループ 電話072-870-0418