m-FILTER MailAdviser FAQ 集

m-FILTER MailAdviser
FAQ 集
(LastUpdate 2013/08/09)
・本マニュアルに関する著作権は、デジタルアーツ株式会社へ独占的に帰属します。デジタルアーツ株式会社
が事前に承諾している場合を除き、形態および手段を問わず本マニュアルまたはその一部を複製することは禁
じられています。
・本マニュアルの作成にあたっては細心の注意を払っていますが、本マニュアルの記述に誤りや欠落があって
もデジタルアーツ株式会社はいかなる責任も負わないものとします。
・本マニュアルおよびその記述内容は予告なしに変更されることがあります。
・本マニュアルは2013年7月現在の情報をもとに作成されたものです。今後、価格の変更、仕様の変更、バー
ジョンアップ等により、内容の全部もしくは一部に変更が生じる可能性があります。
・本マニュアルに記載の会社名・商品名・ロゴマーク等は各社の日本および他国における商標または登録
商標です。
目次
1
2
製品概要 .......................................................................................................................................... 6
1.1
m-FILTER MailAdviser とは、どういう製品ですか? ........................................................... 6
1.2
導入するまでにどれくらいの期間が必要でしょうか? ............................................................ 6
1.3
どのようにしたら使えますか? ................................................................................................ 6
1.4
対応 OS、メールソフト等の一覧はありますか? .................................................................... 6
導入について ................................................................................................................................... 8
2.1
PC 以外に必要な機器や、他に購入が必要なソフトはありますか? ....................................... 8
2.2
既存のメールサーバーの設定を変更する必要がありますか? ................................................. 8
2.3
導入に際して、SE 対応などが必要ですか? ............................................................................ 8
2.4
インストール作業は Power Users 以上の権限で行う必要がありますか? ............................. 8
2.5
評価版から製品版への切り替えはどのように行いますか? .................................................... 8
2.6
エンドユーザーへソフトウェアを配布するにあたり、予め、社内システム管理者が各種設定
値のデフォルト値を変更しておくことは可能ですか? ............................................................ 8
2.7
SMTP-AUTH(送信時の認証)を行っている環境でも m-FILTER MailAdviser を利用できま
すか?......................................................................................................................................... 8
2.8
SMTP には TCP25 番以外のポートを利用している環境でも m-FILTER MailAdviser を利用
できますか?.............................................................................................................................. 8
2.9
サブミッションポート(TCP587)を利用した SMTP のメール送信にも対応していますか?
.................................................................................................................................................... 9
2.10
SSL/TLS で暗号化されたメールでもポップアップすることができますか? ......................... 9
2.11
1 台の PC で 2 つ以上のメールアドレス(アカウント)を利用している場合、m-FILTER
MailAdviser を使用できますか? ............................................................................................. 9
2.12
Web メールには対応していますか? ........................................................................................ 9
2.13
ウイルス対策ソフトによる動作制限はありますか? ............................................................... 9
2.14
Outlook とその他のメールソフトの環境では、m-FILTER MailAdviser を利用する上での違
いはありますか? ...................................................................................................................... 9
3
製品仕様について .......................................................................................................................... 11
3.1
送信メールの添付ファイル数、サイズによる利用制限はありますか? ................................ 11
3.2
送信メールの宛先アドレス数(To/Cc/Bcc)による利用制限はありますか? .................. 11
3.3
送信メールの件名、本文の文字数による利用制限はありますか? ....................................... 11
3.4
3 つのタブ(添付ファイル/宛先/本文)の表示順は変更可能ですか? ............................. 11
3.5
組織名、ポップアップ対象外アドレス、ポップアップ必須アドレス、検知キーワードの設定
数に制限はありますか? ......................................................................................................... 11
3.6
添付ファイルを暗号化することは可能ですか? ..................................................................... 11
3.7
送信履歴による宛先チェックの機能がありますが、どのように実現されていますか? ...... 11
3.8
送信履歴による宛先チェックの機能は何のためにあるのですか? ....................................... 11
3.9
送信履歴から送信済みの宛先アドレスを削除したいのですが可能ですか? ......................... 12
3
3.10
設定画面で設定することができる組織名に関して、あるひとつの組織名に対して複数の宛先
ドメインに割り当てることは可能ですか? ............................................................................ 12
3.11
ポップアップ画面でメールを編集することは可能ですか? .................................................. 12
3.12
HTML メールの本文は、HTML 表示形式を維持したまま、ポップアップ画面(本文タブ)で
表示されますか? .................................................................................................................... 12
3.13
ポップアップ画面を一定時間、表示したままにすると、タイムアウトエラーが発生しません
か? .......................................................................................................................................... 12
3.14
中国語選択時に使用される字体は何ですか? ........................................................................ 12
3.15
m-FILTER MailAdviser ではどのようなログを保存していますか? ................................... 12
3.16
日本語ドメインは使用できますか? ....................................................................................... 13
3.17
ラベル連携機能が有効になっている場合、ラベルを付与できないファイル(テキストファイ
ルや、zip ファイル等)を添付した時、添付ファイル名の下に“[LabelInfo] ラベルなし”と表
示されますが、この表示を消すことはできますか? ............................................................. 13
3.18
アップデートまたは修正インストールの際に設定値の上書き更新することができますか? 13
3.19
社内システム管理者が設定したファイルを、自動更新機能を利用してエンドユーザーに配布
している場合にも、エンドユーザーが独自の設定を行う事は可能ですか? ......................... 13
3.20
自動更新機能を用いてお知らせ表示を設定しています。表示するお知らせを変更したいので
すが、お知らせ表示機能以外の設定に手を加えずに変更を行う事は可能ですか? .............. 13
4
トラブルシューティング ................................................................................................................ 14
4.1
画像を本文内に挿入して送信した際、ポップアップ画面の本文の内容が実際に送信したメー
ル本文と異なっているように見えます。................................................................................ 14
4.2
m-FILTER MailAdviser をインストール後、メールソフトを起動する際に「MailMonitor.exe」
(又は「MailAdviser.exe」)というプログラムがウイルス対策ソフトに検知されるようになり
ました。 ................................................................................................................................... 14
4.3
McAfee のウイルス対策ソフトをインストールして以来、Outlook 上で送信エラーが出るよう
になりました。 ........................................................................................................................ 14
4.4
送信をキャンセルしたら変なメッセージが表示されました。 ............................................... 14
4.5
Bcc に設定したメールアドレスが Bcc に表示されないことがあります。............................. 14
4.6
Outlook で MAPI 通信を使用しています。msg ファイルから送信しようとし、ポップアップ
画面でキャンセルした場合に、他のメーラーで同じ内容のメールが受信できてしまいます。
.................................................................................................................................................. 14
4.7
Office アプリからメールを作成して送信を行った場合、ポップアップ画面が表示されません
でした。 ................................................................................................................................... 15
4.8
標準のメーラーとして Outlook 利用しています。Office アプリからメールを作成して送信ボ
タンを押下し、ポップアップ画面が表示されている時、ローカル上の Office ファイルが開け
ません。 ................................................................................................................................... 15
4.9
m-FILTER MailAdviser をインストール後、以前からスタートアップに登録してあったメー
ルソフトの起動に失敗するようになりました。 ..................................................................... 15
4
4.10
メールソフトに Outlook を使っています。ある時からポップアップ表示されなくなりました。
.................................................................................................................................................. 15
4.11
SecureCube / Mail Adviser をタスクトレイから終了しても、Outlook からメールを送信する
とポップアップが表示されます。........................................................................................... 17
4.12
「スタートアップ」
(※)に登録されていないのに「SecureCube / Mail Adviser」が自動起動
します。 ................................................................................................................................... 18
4.13
メールソフトに Windows Live Mail を使っています。メール送信キャンセルを行った後、新
たにメールを送信しようとすると送信待ち状態が続きメールを送信できないことがあります。
.................................................................................................................................................. 18
4.14
Windows Update 実行直後、メールを送信してもポップアップが上がりません。 ............. 18
4.15
ラベルが付与された Microsoft Office ファイルにもかかわらず、添付ファイルタブで
“[LabelInfo] ラベルなし”と表示されます。 ...................................................................... 18
4.16
「公開情報」ラベルが付与されたファイルにもかかわらず、添付ファイルタブで“[LabelInfo]”
のみが表示され、
「公開情報」という文言の表示がありません。 ......................................... 18
4.17
ラベルを付与した PDF ファイルにもかかわらず、添付ファイルタブで“[LabelInfo] ラベルな
し”と表示されます。 ............................................................................................................. 19
4.18
アップデートまたは修正インストールの際に設定ファイル自動更新機能を有効にしましたが、
m-FILTER MailAdviser の起動後に設定ファイルが自動更新されません。 ........................ 19
5
6
申し込み・契約等について ............................................................................................................ 20
5.1
試しに使ってみたいのですが、どうしたらよいですか? ...................................................... 20
5.2
詳しい話を聞きたいのですが、どうしたらよいですか? ...................................................... 20
サポートについて .......................................................................................................................... 21
6.1
サポートの時間や方法について教えてください。 ................................................................. 21
6.2
導入後のサポートにはオンサイトサポートメニューはありますか? .................................... 21
5
1
製品概要
1.1
m-FILTER MailAdviser とは、どういう製品ですか?
メール誤送信防止ソリューション m-FILTER MailAdviser は、メール送信者のパソコン上で
動作する、スタンドアロン型のソフトウェアです。
m-FILTER MailAdviser のコンセプトは、メールの送信者に、その場で"気付き"を与えること。
誤送信のチェック作業を上司やメールゲートウェイ製品などの第三者の手に委ねるのではな
く、その場で送信者自身による再確認を促すことで、より確実性を高めるのが狙いです。これ
により、誤送信をさらに一歩手前で効果的に防ぐことができます。
また、"使える"ソリューションであり続けるために、あらゆる誤送信パターンを想定し、ユー
ザーにとってストレスのない使い勝手や画面デザインを徹底追求しており、対策の持続性にま
で配慮して設計しています。
1.2
導入するまでにどれくらいの期間が必要でしょうか?
インストーラーの実行開始から 1 分程度でインストールが完了し、その直後に自動起動します。
Outlook Add-in の場合はメールソフトの再起動が必要です。PC の再起動は不要です。
1.3
どのようにしたら使えますか?
m-FILTER MailAdviser を起動すると、PC デスクトップ右下のタスクにメールアイコンが表
示されます。この状態でメールを送信すると、m-FILTER MailAdviser によって送信が一旦
停止され、同時に送信内容が記載されたポップアップ画面が表示されます。送信内容に注意す
べき点があると判断された場合には、警告アイコンが表示されます。表示された警告アイコン
をクリックすることにより、再度メールが送信可能な状態になります。
1.4
対応 OS、メールソフト等の一覧はありますか?
2012 年 2 月現在での対応 OS、動作確認済みのメールソフトは以下のとおりです。
【対応 OS】
Microsoft Windows XP SP3
Microsoft Windows Vista SP2
Microsoft Windows 7 SP1
(OS の言語環境は日本語、英語、中国語(簡体字)に対応)
※ただし、32bitOS のみの対応となります。
※Windows 7 の XP モード上での動作はサポート対象外となります。
6
【動作確認済みメールソフト】
Microsoft Office Outlook
2003
Microsoft Office Outlook
2007
Microsoft Office Outlook
2010
Outlook Express
Ver.6
Windows Mail
Ver.6
Windows Live Mail
2011
Mozilla Thunderbird
Ver.3.1.10
Becky! Internet Mail
Ver.2.56.05
AL-Mail
Ver.1.13a
EdMax
Ver.3.14
Shuriken
Ver.2010tr02
Sylpheed
Ver.3.1.1
秀丸メール(鶴亀メール)
Ver.5.62
Eudora
Ver.6.2J rev.42
(上記メールソフトは標準設定にて動作確認済みのものです)
※ただし、Outlook を含む 64bit のメールソフトには対応しておりません。
7
2
導入について
2.1
PC 以外に必要な機器や、他に購入が必要なソフトはありますか?
特にございません。
2.2
既存のメールサーバーの設定を変更する必要がありますか?
不要です。
m-FILTER MailAdviser は、クライアント PC 上において送信されるメールを監視し、ポップ
アップ画面を表示させますので、メールサーバーには影響を与えません。
2.3
導入に際して、SE 対応などが必要ですか?
SE 対応は必要ありません。
基本的には、クライアント PC 上にて本製品をインストールしていただくだけでご利用いただ
けます。その際、ご利用のメールソフト(メーラー)の設定変更も必要なく、非常に手軽にご
導入いただけます。また、お客様自身で円滑に導入ができるように、マニュアル等、各種ドキ
ュメントをご用意しております。
2.4
インストール作業は Power Users 以上の権限で行う必要がありますか?
はい。インストール作業に加え、評価版としてご利用された m-FILTER MailAdviser に、ご
購入いただいたライセンスファイルを登録する際にも、Power Users 以上の権限が必要となり
ます。
2.5
評価版から製品版への切り替えはどのように行いますか?
評価版ご利用の方は、タスクバーの「SecureCube / Mail Adviser」アイコンを右クリックし、
「Setting」を選択してください。その後、設定画面から、ご購入時に弊社よりご提供いたし
ますライセンスファイルを登録してください。
2.6
エンドユーザーへソフトウェアを配布するにあたり、予め、社内システム管理者が各種設定値
のデフォルト値を変更しておくことは可能ですか?
事前に変更しておくことが可能です。
詳細については、ソフトウェアに同梱された管理者マニュアルをお読みください。
2.7
SMTP-AUTH(送信時の認証)を行っている環境でも m-FILTER MailAdviser を利用できま
すか?
特に問題なくご利用可能です。
2.8
SMTP には TCP25 番以外のポートを利用している環境でも m-FILTER MailAdviser を利用
できますか?
25 番ポート以外でも動作することを確認しています。
8
実際に 25 番ポート以外を利用される場合は、事前に評価版でご確認ください。
2.9
サブミッションポート(TCP587)を利用した SMTP のメール送信にも対応していますか?
対応しております。
2.10 SSL/TLS で暗号化されたメールでもポップアップすることができますか?
基本的には、m-FILTER MailAdviser は、暗号化されたメールには対応しておりません。理
由としては、暗号化された後のメールの内容を、メール送信の途中に介在する m-FILTER
MailAdviser がチェックすることができないためです。
ただし、ご利用のメールソフトが Microsoft Office Outlook(以降 Outlook)であればポップ
アップが可能です。
m-FILTER MailAdviser は、Outlook に対しては、
「アドイン」としてその機能を搭載いたし
ます。つまり、メールが暗号化される前に、Outlook 上のアドインがメールをチェックできる
ため、ポップアップを行うことが可能になります。
SSL/TLS の利用が必須である gmail のアカウントなどには、Outlook を使って接続すること
をお勧めいたします。
2.11 1 台の PC で 2 つ以上のメールアドレス(アカウント)を利用している場合、m-FILTER
MailAdviser を使用できますか?
使用できます。
m-FILTER MailAdviser は送信元メールアドレス(アカウント)による利用制限は行ってい
ません。
2.12 Web メールには対応していますか?
対応しておりません。
m-FILTER MailAdviser は動作確認済みメールソフトでのみ動作します。
2.13 ウイルス対策ソフトによる動作制限はありますか?
一部のウイルス対策ソフトにて動作制限があることを確認しております。
詳細については、下記の文書を参照してください。
▽既知の制限事項について
※ダウンロード URL:
http://download.daj.co.jp/user/mailadviser/V1/document/?page=dl&series=mfMA1_known
_restriction.pdf
2.14 Outlook とその他のメールソフトの環境では、m-FILTER MailAdviser を利用する上での違
いはありますか?
9
前述の SSL/TLS 環境でのポップアップ対応に加えて、Outlook をご利用の場合にのみ、メー
ルの送信を一定時間保留する「遅延送信機能」が利用できます。
また、
ウイルス対策ソフトによる動作制限も Outlook 環境では対象外となっています。(本 FAQ
2.13, 既知の制限事項について.pdf 参照)
10
3
製品仕様について
3.1
送信メールの添付ファイル数、サイズによる利用制限はありますか?
添付ファイル数、サイズ等での利用制限はありません。
ただし、お客様がご利用されているメールサーバー自身にそのような利用制限があることもご
ざいますので、ご確認のうえご利用ください。
3.2
送信メールの宛先アドレス数(To/Cc/Bcc)による利用制限はありますか?
宛先アドレス数による利用制限はありません。
ただし、宛先アドレス数が多くなりますと、誤送信を起こしやすくなります。
そのため送信前に、m-FILTER MailAdviser による念入りな確認をお勧めします。
3.3
送信メールの件名、本文の文字数による利用制限はありますか?
件名、本文の文字数による利用制限はありません。
3.4
3 つのタブ(添付ファイル/宛先/本文)の表示順は変更可能ですか?
現在のバージョンでは、変更はできかねます。
3.5
組織名、ポップアップ対象外アドレス、ポップアップ必須アドレス、検知キーワードの設定数
に制限はありますか?
組織名、ポップアップ対象外アドレス、ポップアップ必須アドレス、検知キーワードの設定数
に、制限はありません。
3.6
添付ファイルを暗号化することは可能ですか?
現在のバージョンでは、添付ファイルの暗号化機能はございません。
3.7
送信履歴による宛先チェックの機能がありますが、どのように実現されていますか?
m-FILTER MailAdviser 内部において、送信履歴期間(デフォルト 30 日間)以内に送信され
たことのある宛先アドレスを管理しています。送信履歴期間の間未送信の宛先は、次回送信時
に送信履歴に存在しない宛先として警告されます。
メールソフト(メーラー)の送信履歴ではなく、m-FILTER MailAdviser 内の送信履歴です
ので、ご注意ください。
3.8
送信履歴による宛先チェックの機能は何のためにあるのですか?
日頃からやり取りしている相手と間違えて、同姓人物のメールアドレスをメールソフトのオー
トコンプリート機能やアドレス帳から呼び出してしまった場合に、同姓人物への送信が送信履
歴期間(デフォルト 30 日間)以内になければ、誤選択してしまったことに気付くことができ
ます。
11
3.9
送信履歴から送信済みの宛先アドレスを削除したいのですが可能ですか?
削除できません。送信履歴期間(デフォルト 30 日間)の間未送信であれば自動削除されます。
3.10 設定画面で設定することができる組織名に関して、あるひとつの組織名に対して複数の宛先ド
メインに割り当てることは可能ですか?
可能です。ただし、ポップアップ画面上ではドメインの数だけ、組織名が表示されます。
3.11 ポップアップ画面でメールを編集することは可能ですか?
不可能です。編集機能はございません。
ポップアップ後に再編集が必要となった場合、一度送信をキャンセルし、メールソフトで再編
集してください。
3.12 HTML メールの本文は、HTML 表示形式を維持したまま、ポップアップ画面(本文タブ)で
表示されますか?
HTML 表示形式は無効化されます。メールに含まれている本文のテキスト情報をポップアッ
プ画面で表示します。メールソフトの仕様や設定によっては、本文情報を含む HTML 構造の
情報として表示されることがあります。
3.13 ポップアップ画面を一定時間、表示したままにすると、タイムアウトエラーが発生しません
か?
m-FILTER MailAdviser の送信ボタン/キャンセルボタンを押下したタイミングで、メール
ソフトよりタイムアウトエラーが表示されることがあります。
タイムアウトエラーは、
(1)メールソフト側のタイムアウト設定値
※サーバーからの応答待ち時間
(2)メールサーバー側のタイムアウト設定値 ※クライアントからの応答待ち時間
のそれぞれが要因となって発生します。
多くの場合、メールサーバー側よりもメールソフト側のタイムアウト時間のほうが短めに設定
されているようです。タイムアウトエラーが頻発する場合は、まずはお使いのメールソフトの
設定値を見なおしてください。
3.14 中国語選択時に使用される字体は何ですか?
現在のバージョンでは、簡体字のみ対応しております。
3.15 m-FILTER MailAdviser ではどのようなログを保存していますか?
予め管理者がログ保存機能を有効にしておくことにより、エンドユーザーがメールを送信 /
キャンセルした回数や、ポップアップ画面にて OK / 送信 / キャンセルの各ボタンを押下する
12
までの時間をイベントログとして保存することが可能です。本製品の導入効果を測定したい場
合などにご利用ください。
3.16 日本語ドメインは使用できますか?
使用できません。
3.17 ラベル連携機能が有効になっている場合、ラベルを付与できないファイル(テキストファイル
や、zip ファイル等)を添付した時、添付ファイル名の下に“[LabelInfo] ラベルなし”と表
示されますが、この表示を消すことはできますか?
消すことはできません。
3.18 アップデートまたは修正インストールの際に設定値の上書き更新することができますか?
アップデートまたは修正インストールのタイミングで、ユーザーが利用している設定値を上書
き更新することができます。ユーザーへ配布するインストーラーに組み込む設定ファイルに対
して、編集禁止設定を行っておくことで上書き更新が実行されます。
なお、設定ファイル自動更新機能を使用している場合にはアップデートまたは修正インストー
ルのタイミングでの上書き更新はできません。
3.19 社内システム管理者が設定したファイルを、自動更新機能を利用してエンドユーザーに配布し
ている場合にも、エンドユーザーが独自の設定を行う事は可能ですか?
可能です。ただし、システム管理者が編集禁止を設定した項目について、エンドユーザーが編
集・禁止することはできません。
3.20 自動更新機能を用いてお知らせ表示を設定しています。表示するお知らせを変更したいのです
が、お知らせ表示機能以外の設定に手を加えずに変更を行う事は可能ですか?
可能です。以下の手順で行ってください。
(1) 管理者ツールを使用して、表示したいお知らせを設定・保存し、設定ファイルの入ったフ
ォルダを作成してください。(SecureCube_Mail_Adviser_Admin_Manual(Japanese).pdf
参照)
(2) 作成したフォルダ内の “notificationmessage.xml “ のみを、自動更新用サーバーの設定フ
ァイルに上書き保存してください。
13
4
トラブルシューティング
4.1
画像を本文内に挿入して送信した際、ポップアップ画面の本文の内容が実際に送信したメール
本文と異なっているように見えます。
HTML 形式やリッチテキスト形式で本文に画像を貼り付けてメールを送信した際、メール作
成画面での本文内容とポップアップ画面での本文内容が異なって見える場合があります。ただ
し、この場合でもメール本文の内容が変更されて送信されることはないのでご安心ください。
4.2
m-FILTER MailAdviser をインストール後、メールソフトを起動する際に「MailMonitor.exe」
(又は「MailAdviser.exe」)というプログラムがウイルス対策ソフトに検知されるようになり
ました。
m-FILTER MailAdviser を動作させるのに必要なプログラムです。ウイルス対策ソフトにブ
ロックされないよう、実行許可(例外設定)を行ってください。
4.3
McAfee のウイルス対策ソフトをインストールして以来、Outlook 上で送信エラーが出るよう
になりました。
本製品は Outlook においてアドインとして動作し、
メールの送信前にポップアップする仕組み
であるため、メール送信中のエラーとの関連性は低いと考えられます。
McAfee の以下サイトを参考に対応していただくよう、お願いいたします。
(http://www.mcafee.com/Japan/mcafee/support/faq/answer_f_mail.asp?wk=ET-00004)
4.4
送信をキャンセルしたら変なメッセージが表示されました。
メッセージはメールソフトが出力しています。
キャンセルによって、m-FILTER MailAdviser がメールソフトとメールサーバー間のコネク
ションを切断します。多くのメールソフトでメールサーバー側の異常を示すメッセージを表示
しますが、実際には異常は発生していません。仕様であり、特に問題はありません。
4.5
Bcc に設定したメールアドレスが Bcc に表示されないことがあります。
To や Cc と同一アドレスを Bcc に設定すると発生する事があります。
メールソフト(Thunderbird など)が同一アドレスを 1 回にまとめて送信しようとすることが原
因となります。同一アドレスは一箇所(To, Cc, Bcc)のみにして送付すると当該事象は回避でき
ます。
4.6
Outlook で MAPI 通信を使用しています。msg ファイルから送信しようとし、ポップアップ
画面でキャンセルした場合に、他のメーラーで同じ内容のメールが受信できてしまいます。
Outlook の仕様となります。
保存されている msg ファイルを開いて、送信しようとした場合に、ポップアップ画面でキャ
ンセルをすると、同じ内容のメールが受信ボックスに保管されます。MAPI 通信を使用してい
る場合、受信ボックスの内容が Exchange サーバー側と同期するため、メール内容が Upload
14
されます。
この Exchange サーバーから POP 等でメールを受信できる環境である場合、Upload された
メールの内容を受信できてしまうため、新しいメールが受信されたように見えます。このメー
ルは自分のメールボックスから外に出ていないため、実際の宛先には送信されていません。ま
た、送信されていないため、差出人や送信日時の記載がありません。
4.7
Office アプリからメールを作成して送信を行った場合、ポップアップ画面が表示されませんで
した。
Office アプリの種類(Word、Excel、PowerPoint 等)やバージョンによっては、ポップアッ
プ表示されない、添付ファイルが開けない等の事象が発生する場合があります。ファイルを添
付して送信する場合は、メーラーのメール作成画面から行ってください。
4.8
標準のメーラーとして Outlook 利用しています。Office アプリからメールを作成して送信ボ
タンを押下し、ポップアップ画面が表示されている時、ローカル上の Office ファイルが開け
ません。
Office アプリの種類やバージョンによっては、添付ファイルと同種のファイルに関連付けされ
たローカル上の Office ファイルやメッセージファイルが開けない場合があります。ファイル
を添付して送信する場合は、メーラーのメール作成画面から行ってください。
4.9
m-FILTER MailAdviser をインストール後、以前からスタートアップに登録してあったメー
ルソフトの起動に失敗するようになりました。
プログラムの起動から完了までに時間を必要とするメールソフト、または、高負荷で起動が遅
い PC 環境で発生する傾向があります。
頻発する場合には、メールソフトまたは「SecureCube / Mail Adviser」をスタートアップか
ら登録解除してください。
4.10 メールソフトに Outlook を使っています。
ある時からポップアップ表示されなくなりました。
Outlook の異常終了やバージョンアップ失敗等、Outlook 側の問題で m-FILTER MailAdviser
が無効化されるケースを確認しております。無効化によって、ポップアップ表示されなくなり
ます。この場合、単純に m-FILTER MailAdviser を再インストールしても本事象は解消され
ないため、以下の手順をお試しください。なお、本手順は管理者権限で実行してください。
<Outlook 2007 の場合>
まずは[方法 1]の操作を行ってください。それでも解決できない場合は、[方法 2]の操作を行っ
てください。
[方法 1]
(3) Outlook 画面上部のメニューの「ツール(T)」に「Mail Adviser Setting」の表示がないこ
とを確認してください。その後、「セキュリティ センター(S)」を選択してください。
15
(4) 「セキュリティ センター」の画面で「アドイン」を選択してください。
(※)
(5) アドインの一覧の中の「無効なアプリケーション アドイン」に「NRI SecureTechnologies
SecureCube / Mail Adviser」があることを確認してください。確認できた場合、
「管理」
のプルダウンから「使用できないアイテム」を選択し、
「設定(G)」ボタンを押下してくだ
さい。
(6) 「使用できないアイテム」の画面で「アドイン: nri securetechnologies securecube / mail
adviser (moamonitor.dll)」を選択し、
「有効にする(E)」ボタンを押下してください。続け
て「閉じる(C)」ボタンを押下します。
(7) Outlook を終了してください。
(8) Outlook を起動して、
「ツール(T)」に「Mail Adviser Setting」の表示があることを確認し
てください。その後、テスト送信をして、正常にポップアップされることを確認してくだ
さい。
[方法 2]
(1) Outlook 画面上部のメニューの「ツール(T)」に「Mail Adviser Setting」の表示がないこ
とを確認してください。その後、「セキュリティ センター(S)」を選択してください。
(2) 「セキュリティ センター」の画面で「アドイン」を選択してください。(※)
(3) アドインの一覧の中の「無効なアプリケーション アドイン」に「NRI SecureTechnologies
SecureCube / Mail Adviser」があることを確認してください。確認できた場合、
「管理」
のプルダウンから「COM アドイン」を選択し、「設定(G)」ボタンを押下してください。
(4) 「COM アドイン」の画面で「NRI SecureTechnologies SecureCube / Mail Adviser」を
選択し、
「削除(R)」ボタンを押下してください。続けて「OK」ボタンを押下します。
(5) Outlook を終了してください。また、SecureCube / Mail Adviser が起動中の場合は、こち
らも終了してください。
(6) SecureCube / Mail Adviser に付属のマニュアルを参照して、修正インストールを実施し
てください(アンインストール・再インストールの手順でも可)
。
(7) Outlook を起動して、
「ツール(T)」に「Mail Adviser Setting」の表示があることを確認し
てください。その後、テスト送信をして、正常にポップアップされることを確認してくだ
さい。
※ Outlook 2010 の場合、Outlook 画面上部のメニューの「ファイル」>「オプション」を選
択します。
「Outlook のオプション」 画面が表示されますので「アドイン」を選択してく
ださい。
※ Outlook 2003 の場合、Outlook 画面上部のメニューの「ヘルプ」>「バージョン情報」を
選択します。
「Microsoft Office Outlook のバージョン情報」画面が表示されますので「使
用できないアイテム」を選択してください。その後、前記[方法1]の(3)以降を実行して下
さい。
16
4.11 SecureCube / Mail Adviser をタスクトレイから終了しても、Outlook からメールを送信する
とポップアップが表示されます。
本製品は Outlook においてアドインとして動作しているため、タスクトレイから終了しても本
製品は終了しません。Outlook 使用時に本製品を終了したい場合は、アンインストールをする
か、以下の手順が必要となります。
<Outlook 2003 の場合>
レジストリの変更を行います。
(1) Outlook 画面上部のメニューの「ツール(T)」に「Mail Adviser Setting」の表示があるこ
とを確認してください。
(2) デスクトップの 「スタート」 > 「ファイル名を指定して実行」 を選択してください。
(3) 「名前」に [ regedit ] と入力して「OK」を押下してください。
(4) 「HKEY_LOCAL_MACHINE」>「SOFTWARE」>「Microsoft」>「Office」>「Outlook」
>「Addins」>「MoaMonitor.OlkAddin」>「LoadBehavior」をダブルクリックしてくだ
さい。
(5) 「値」に[2]を入力して「OK」を押下してください。
(6) Outlook を再起動してください。
(7) Outlook 画面上部のメニューの「ツール(T)」に「Mail Adviser Setting」の表示がないこ
とを確認してください。
<Outlook 2007 の場合>
Outlook の設定の変更を行います。
(1) Outlook 画面上部のメニューの「ツール(T)」に「Mail Adviser Setting」の表示があるこ
とを確認してください。その後、「セキュリティ センター(S)」を選択してください。
(2) 「セキュリティ センター」の画面で「アドイン」を選択してください。(※)
(3) ア ド イ ン の 一 覧 の 中 の 「 ア ク テ ィ ブ な ア プ リ ケ ー シ ョ ン ア ド イ ン 」 に 「 NRI
SecureTechnologies
SecureCube / Mail Adviser」があることを確認してください。確認
できた場合、
「管理」のプルダウンから「COM アドイン」を選択し、
「設定(G)」ボタンを
押下してください。
(4) 「COM アドイン」の画面の「NRI SecureTechnologies SecureCube / Mail Adviser」の
チェックをはずして「OK」ボタンを押下してください。
(5) Outlook を再起動してください。
(6) Outlook 画面上部のメニューの「ツール(T)」に「Mail Adviser Setting」の表示がないこ
とを確認してください。
※ Outlook 2010 の場合、Outlook 画面上部のメニューの「ファイル」>「オプション」を選
択します。
「Outlook のオプション」 画面が表示されますので「アドイン」を選択してく
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ださい。
4.12 「スタートアップ」
(※)に登録されていないのに「SecureCube / Mail Adviser」が自動起動
します。
バージョン 1.3.0 以降、
「スタートアップ」に登録されていなくても、自動起動するような仕
様となっています。スタートアップを無効するためには、以下の手順が必要となります。
(1) デスクトップの 「スタート」 > 「ファイル名を指定して実行」 を選択してください。
(2) 「名前」に [msconfig] と入力して「OK」を押下してください。
(3) 「スタートアップ」タブの「MailMonitor」のチェックをはずして「OK」ボタンを押下し
てください。
(4) 「システム構成」のダイアログについて「再起動」を押下してください。
(5) 再起動後、タスクトレイに「SecureCube / Mail Adviser」がないことを確認してください。
※ 「スタート」>「全てのプログラム」>「スタートアップ」
4.13 メールソフトに Windows Live Mail を使っています。メール送信キャンセルを行った後、新
たにメールを送信しようとすると送信待ち状態が続きメールを送信できないことがあります。
Windows Live Mail の設定でサーバー認証を ON にしている場合、本事象がまれに発生する
ことを確認しています。メールソフトを再起動した後、メールを再送信してください。
4.14 Windows Update 実行直後、メールを送信してもポップアップが上がりません。
Windows Update を実行した後、PC を再起動せずにメールを送信した場合に、ポップアップ
が上がらなかったという事象が報告されています。現状、再現性を確認できない事象ですが、
念のため、Windows Update 時は画面メッセージに従って PC の再起動を行うようにしてくだ
さい。
4.15 ラ ベル が付与 され た Microsoft Office フ ァイルに もか かわら ず、添 付フ ァイ ルタブ で
“[LabelInfo] ラベルなし”と表示されます。
Microsoft Office がインストールされていない場合や、適切なバージョンの Microsoft Office
がインストールされていないクライアント PC 環境で発生します。Microsoft Office をインス
トールするか、Microsoft Office 互換機能パックをインストールしてください。
4.16 「公開情報」ラベルが付与されたファイルにもかかわらず、添付ファイルタブで“[LabelInfo]”
のみが表示され、
「公開情報」という文言の表示がありません。
古いバージョンの「SecureCube / Labeling」で付与した「公開情報」ラベルの場合に上記の
事象が発生します。本製品の仕様となります。
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4.17 ラベルを付与した PDF ファイルにもかかわらず、添付ファイルタブで“[LabelInfo] ラベル
なし”と表示されます。
PDF ファイルはラベル連携機能の対象外となります。
4.18 アップデートまたは修正インストールの際に設定ファイル自動更新機能を有効にしましたが、
m-FILTER MailAdviser の起動後に設定ファイルが自動更新されません。
設定ファイル自動更新機能が無効となっている PC において、アップデートまたは修正インス
トールによって本機能を有効にすることはできません。有効にするためには、以下の手順が必
要となります。
[1 台の PC を 1 人のインストール権限を持つユーザーが使用している場合]
(1) 設定ファイル自動更新機能を有効にした設定ファイルをインストーラーに組み込みます
(2) PC を使用しているユーザーのアカウントで PC にログインします
(3) m-FILTER MailAdviser をアンインストールします
(4) (1)のインストーラーを用いて m-FILTER MailAdviser をインストールします
[1 台の PC をインストール権限を持たないユーザー、又は複数のユーザーが使用している場合]
(1) 設定ファイル自動更新機能を有効にした設定ファイルをインストーラーに組み込みます
(2) PC のインストール権限を持つユーザーアカウントで PC にログインします
(3) (1)のインストーラーを用いて m-FILTER MailAdviser を修正インストールします
(4) 各ユーザーがログイン後に、インストール先フォルダに存在する MailAdviser.ini(※1)
を%appdata%¥MailAdviser¥MailAdviser.ini に上書きします。
(※1) (例)C:¥Program Files¥NRI SecureTechnologies¥SecureCube_Mail_Adviser¥M
ailAdviser.ini
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5
申し込み・契約等について
5.1
試しに使ってみたいのですが、どうしたらよいですか?
下記ホームページより m-FILTER MailAdviser 評価版をダウンロードすることができます。
ぜひご利用いただけますようお願いします。
http://www.daj.jp/bs/ma/trial/
5.2
詳しい話を聞きたいのですが、どうしたらよいですか?
弊社担当よりご説明を行わせていただきますので、下記アドレスまでご連絡いただきますよう
お願いいたします。
デジタルアーツ株式会社 m-FILTER MailAdviser 担当
TEL:03-5220-3090
オンラインフォーム:https://sec2.daj.co.jp/bs/contact/
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6
サポートについて
6.1
サポートの時間や方法について教えてください。
(1)メールによる Q&A 対応
m-FILTER MailAdviser のご利用に関するお問い合わせ(例:インストール方法、画面操作、
不具合検知 等)について、弊社サポートセンターがお問い合せフォームにて対応させていた
だきます。
(2)最新版アップデートの提供
最新版アップデートを無償でご提供いたします。
6.2
導入後のサポートにはオンサイトサポートメニューはありますか?
弊社によるオンサイトサポートは行っておりません。
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