財務処理db ≪導入・更新≫ Version 6.116 Version 6.116 ≪導入・更新

【バージョンアップ変更点概要】
経理上手くんdbNL
経理上手くんdbNL (Vers 4.008
4.008)
●財務処理db ≪導入・更新≫ Version 6.116
当プログラムは、マイクロソフト社のサポート対応終了に伴い、Windows XP 搭載機へのインストールは不可となっ
ています。
≪導入・更新≫
消費税改正バージョンアップ前に枝番の取消や科目の消費税属性などを変更してマスター修復が必要にな
っていた会社を自動バージョンアップ後にマスター修復を行うと、“マスターの再集計が必要です”とメッ
セージが表示されて先に進めなくなっていたのを修正しました。
≪登録・入力≫
償却上手くんdbNL新規出荷に伴う対応を行いました。
新規会社登録・修正・削除において以下の対応を行いました。
会社コード変更時に“過年度チェック中に障害が発生しました”とメッセージが表示され、会社コードの
変更が出来なかったのを修正しました。
新規会社登録で、システム管理者以外でログインして登録中のユーザに対して公開しないマスターを作成
すると“過年度チェック中に障害が発生しました”とメッセージが表示されるのを修正しました。
設定ボタンをアイコンから名称表示に変更しました。
仕訳入力において以下の対応を行いました。
仕訳入力画面のオプションより減価償却dbマスターから仕訳作成が可能です。(財務処理dbマスター
と共存している場合のみ)
あらかじめ減価償却db「財務仕訳作成」業務を行ってから選択してください。
検索項目で金額のみ指定、摘要のみ修正で検索一覧を開いて、ダブルクリックで仕訳修正に移った時にそ
れ以前に入力していた摘要が複写される場合があったのを修正しました。
伝票入力で同一伝票の87行目から金額が修正できなかったのを修正しました。
元帳検索において以下の対応を行いました。
仕訳入力と元帳検索を同時に起動している時に、元帳検索で仕訳挿入、仕訳追加、貸借修正画面を開いた
状態で仕訳入力の追加・修正を行うと、元帳検索でエラーになることがあったのを修正しました。
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【バージョンアップ変更点概要】
元帳検索で仕訳挿入、仕訳追加、貸借修正中に仕訳入力等に切り替えて一括終了した時には下記のメッセ
ージを表示し一括終了しないようにしました。
元帳検索画面起動時に、数秒程度「仕訳訂正」画面が表示されていたのを修正しました。
元帳検索画面で、相手科目にカーソルをおいて、印刷を押すと、指定している科目ではなく、相手科目の
元帳が印刷されてしまっていたのを修正しました。
税処理区分が既定以外の場合、発生のない枝番まで表示される場合があったのを修正しました。
科目別日別残高表において以下の対応を行いました。
年間日別集計表において印刷時、前年累計欄に決修月が加算されていなかったのを修正しました。
年間日別集計表において印刷時、当期累計欄に前期の決修月が2倍された金額が加算されていたのを修正
しました。
年間日別集計表において印刷時、日付欄に数字が入る場合があったのを修正しました。
≪通信・移動≫
財務マスターコピー
メディアからのコピーは、財務マスターのみがコピーの対象となります。
転送元でリムーバブルメディアを選択した時に下記のメッセージを表示します。
顧問先へマスター&データ送信・移動
消費税申告書や勘定科目内訳書等と同様に、マスター入替時に減価償却db部分は転送除外します。
会計事務所へマスター&データ送信・移動
消費税申告書や勘定科目内訳書等と同様に、マスター入替時に減価償却db部分は転送除外します。
マスター&データ抽出
消費税申告書や勘定科目内訳書等と同様に、マスター入替時に減価償却db部分は転送除外します。
※新規登録時も減価償却dbマスターは転送されません。
●共通処理db
共通処理db ≪db導入・
db導入・設定
導入・設定≫
設定≫ Version 1.233
バックアップ・リストア
バックアップ・リストア業務の大幅改良を行いました。
・リストア業務の大幅改良を行いました。
従来のマスターエリア、dbマスターエリアの個別バックアップ・リストアを1業務に合体しました。
(業務メニューの変更)
バックアップメディアの種類によっては増分バックアップ方式を採用し、バックアップ時間の短縮と
バックアップデータの容量縮小を行いました。
USBメモリ
週1回フルバックアップを行い、次週までは増分バックアップで、7日分保存できます。
DVD-RAM
従来通り、毎回フルバックアップを行います。
※バックアップ・リストアの改良については、4ページ以降の“バックアップ・リストア業務の改良内容”
“バックアップ・リストア業務の改良内容”を参
“バックアップ・リストア業務の改良内容”
照してください。
2
【バージョンアップ変更点概要】
償却上手くんdbNL新規出荷に伴う対応を行いました。
バックアップ・リストアにおいて以下の対応を行いました。
「財務dbのみ」や「減価償却dbのみ」の復元処理に対応しました。
※詳細は11ページ以降の“バックアップ・リストアについて”を参照してください。
DISK側のマスターとリストアするマスターの事業期間がずれている場合、警告表示するように対応し
ました。
財務処理dbの会社選択画面、登録済み会社一覧において、そのマスターが財務のみ、減価償却のみ、財務
&減価償却の同居のいずれであるか判別できるように、表示を追加しました。
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バックアップ・リストア業務の改良内容
バックアップ改良概要
ックアップ改良概要
マスターバックアップ(db、従来システム)、のバックアップ関連の業務を一本化し、業
務の選択や操作を簡素化いたしました。
また、バックアップ方法を見直し、バックアップ処理時間を大幅に短縮しました。
◎業務メニュー変更
「バックアップ・リストア」業務に名称変更しました。
また、過年度マスター保存(dbマスタ用)は単独業務にしました。
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フルバックアップと増分バックアップ
初回はデータのフルバックアップを行い、2 日目以降はデータの追加・変更した部分のみバ
ックアップを行います。
(増分バックアップ)
その為、バックアップとメディアへのコピー時間が大幅に短縮されます。
フルバックアップ
増分バックアップ
メディアへコピー
バックアップ保存回数
DVDDVD-RAM
USB メモリ
毎日
週 1 回(起算は日曜日)
なし
全コピー
1日
フルバックアップから 1 週間以内
増分コピー
7日
1 日目(USB メモリの場合)
データ
フルバックアップ
バックアップ時間
2 日目
データ
※
増分バックアップ
バックアップ時間
3 日目
増分バックアップ
データ
※
バックアップ時間
※追加・変更データのみバックアップ対象となります。
日曜日
フルバックアップ
データ
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USB メモリを交互に使用した場合
月
火
水
木
月から水
金
土
水から金
FULL
---
迄の差分
---
迄の差分
---
バックアップ
USB①
復元可能日
バックアップ
月
月
月・水
バックアップ
月・水
月・水・金
火から水
月・水・金
木から土
FULL
---
---
迄の差分
---
迄の差分
バックアップ
USB②
復元可能日
バックアップ
---
火
火
火・木
バックアップ
火・木
※復元可能日とは、メディアに保存された日単位で復元することが出来ます。
差分バックアップ日の復元は、差分データのみの復元ではありません。
指定日の該当マスターが復元対象となります。
(USB メモリの場合は最大 7 日分で、日曜日にリセットされます)
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火・木・土
処理画面説明
USBメモリ・DVD
マスターを USB メモリまたは DVD-RAM へバックアップします。
①
②
③
④
画面説明
①
②
③
④
項
目
バックアップ元情報
バックアップ先情報
その他設定
処理履歴
ファンクションキー説明
項
目
プレビュー F4
印刷 F5
設定 F6
エラー詳細 F9
バックアップ
処理終了
End
F12
詳
細
バックアップの設定を表示しています。
変更する場合は、設定 F6 で行ってください。
バックアップ処理履歴を表示しています。
正常にバックアップが行われていなければ、
「結果」欄に
「異常終了」と表示されます。
異常終了した場合、エラー詳細 F9 で確認してください。
詳
細
バックアップを行った保存内容をプレビュー表示します。
バックアップを行った保存内容を印刷します。
各バックアップ関連の設定を指定します。
バックアップ時にエラーが表示した場合、エラー内容を表示さ
せます。
バックアップを開始します。
設定 F6 と同様の内容が表示されます。確認後、F12 でバック
アップが開始されます。
業務を終了します。
4/7
バックアップ
USB メモリ・DVD にバックアップを行います。
必ず他のアプリケーションを完全に終了させた状態で行ってください。
項
目
バックアップ元サーバー
バックアップ元デバイス
バックアップ先デバイス
保存オプション
マスタ種別
汎用データのバックアップ
詳細設定
詳
細
バックアップを行うサーバーを指定します。
(dbマスター)
バックアップを行うサーバーを指定します。
(db以外)
バックアップ先(バックアップを行う)デバイスを指定します。
リムーバブルメディアのデバイスを選択してください。
マスターの「当期&過年度」または「当期のみ」を設定します。
マスター全体
マスター全体をバックアップします。
業種指定
業種指定でバックアップします。
会社指定
会社を指定してバックアップします。
ICS システムに関係するデータのみでなく、Word や PDF 等の
事務所の汎用的なデータもバックアップが可能です。
汎用データも同時にバックアップを行う場合、チェックを付け
ます。
保存世代数とバックアップ対象フォルダを指定してください。
「転送先のメディアが不足した場合」の動作を設定します。
・保存データを全て削除
自動的に保存済データを削除してバックアップデータを保
存します。
・処理を中断する
処理を中断して、終了します。
・確認メッセージを表示する
確認メッセージを表示させ、
バックアップ済データを削除
して処理を続行するかの選択
です。
いいえの場合は、処理を中断
します。
※保存データを削除しても容量不足になった場合は処理が中断
されます。
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管理者業務
バックアップ処
理時に会社名を
表示する
バックアップ処理中に、会社名を表示する場
合、チェックを付けてください。
※内容は設定 F6 と同じです。
リストア
バックアップデータからマスターをリストア(復帰)させます。
項
目
リストア元デバイス
リストア先デバイス
リストア先サーバー
リストア元データ日時
マスター種別
詳
細
リストア元(バックアップを行った)デバイスを指定します。
リムーバブルメディアのデバイスを選択してください。
リストアを行うデバイスを指定します。
(db以外)
リストアを行うサーバーを指定します。
(db)
復元データの日時を指定します。
マスター全体
マスター全体をリストアします。
業種指定
業種指定でリストアします。
会社指定
会社を指定でリストアします。
※「マスター全体」及び「業種指定」は、管理者権限のユーザーIDでのみ選択可能です。
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汎用データ(Word や PDF 等)のリストア(復帰)を行います。
汎用データ
汎用データのバックアップを行っている場合のみリストア可能です。
項
目
保存先デバイス
保存済みデータ
リストア
詳
細
バックアップを行ったデバイスを指定します。
リムーバブルメディアのデバイスを選択してください。
保存済の日時を指定してください。
リストアを開始します。汎用データの保存場所を指定して
ください。保存は.lzh 形式で圧縮されています。
7/7
バックアップ・リストアについて
Ⅰ 改良内容
1) リストア
財務dbマスターの中に減価償却マスターが作成されます。
年度単位でリストアする場合、「財務dbマスター」・「減価償却dbマスター」個別にリストア
することが可能です。
【リストア処理⽅法】
財務dbと減価償却dbを作成している場合
会社指定で「db法人」を選択し、「リストア開始」を押し
ます。
をクリックして、各事業年度分を展開します。
リストアする事業年度にチェックします。
各事業年度右に表⽰している “○” はバックアップデータ
のマスター種別・状態を表⽰しています。
財
消
○
○
→
○
→
財務マスター
消費税非連動マスター
(消費税非連動マスターは会計事務所用
の為、上⼿くんでは処理できません)
減
は減価償却マスターを作成している場合に“○”が
付きます。
はい・・・財務・減価償却マスターを消去して復元します。
いいえ・・・処理を中断します。
詳細・・・財務のみ⼜は減価償却のみ復元します。
※バックアップデータ側に財務マスターと減価償却マスター
が存在しないと詳細ボタンは表⽰されません。
1
詳細を押すと、「財務法人マスターを復元する」「減価償却
マスターを復元する」の選択が表⽰されます。
復元するマスターにチェックを⼊れて、“OK”を押してくだ
さい。
○復元時には下記の制限があります。
バックアップデータ
財務&減価償却
DISK側
財務&減価償却
復元⽅法
復元される箇所
財務&減価償却
財務&減価償却
財務のみ
財務&減価償却
減価償却のみ
財務&減価償却
財務&減価償却
財務
財務&減価償却
財務&減価償却
財務&減価償却
減価償却
財務&減価償却
財務&減価償却
財務
財務&減価償却
財務
財務
財務のみ
財務&減価償却
減価償却
財務&減価償却
減価償却
減価償却
減価償却のみ
財務&減価償却
⾚字・・・復元される箇所 ⻘字・・・DISK側の状態
DISK側にマスター(財務・減価償却)が存在しない場合は、バックアップデータがそのまま
復元されます。
2) その他改良内容
全年度分を選択して復元した場合、DISK側の同⼀コードマスター(全年分)を削除して復元するよ
うに改良しました。
復
元
2