平成26年度版 家づくり優遇制度ガイド

家づくり
優遇制度ガイド
平成26年度版
新築のための優遇制度
リフォームのための優遇制度
エコ設備のための優遇制度
被災地・被災者のための優遇制度
LIXILの設計・申請・適合サポート
2
平成26年7月31日改訂 ・右下囲み内の日付を変更
平成26年度版
家づくり優遇制度ガイド
I N D E X
優遇制度情報の徹底活用のすすめ…………………………………………………… 3
エコ設備のための優遇制度
平成27年の消費税再増税と改正省エネの猶予期間の終了に備える年……………… 5
家づくりに関する税制優遇タイムスケジュール… ……………………………………… 7
補助金・優遇税制・優遇ローンを使いこなそう… ……………………………………… 9
新築のための優遇制度
民生用燃料電池導入支援補助金… ………………………………… 51
エコ設備
定置用リチウムイオン蓄電池導入支援事業費補助金………………… 52
住宅・ビルの革新的省エネ技術導入促進事業費補助金
(HEMS機器導入支援事業)………………… 53
住宅取得等資金の贈与非課税の特例………………………………… 15
被災地・被災者のための優遇制度
相続時精算課税選択の特例………………………………………… 16
住まいの復興給付金…………………………………………………… 55
住宅ローン減税… ……………………………………………………… 56
登録免許税等の免税措置…………………………………………… 56
被災地・被災者
震災非課税制度… …………………………………………………… 56
災害復興住宅融資
(建設)
… ………………………………………… 57
木材利用ポイント
(新築・増築)
… ……………………………………… 57
地域型住宅ブランド化事業… ………………………………………… 57
税制
ローン
住宅ローン減税
(一般・認定住宅)
……………………………………… 17
長期優良住宅・低炭素住宅新築等特別税額控除(投資型)
… ……… 18
登録免許税、
不動産取得税、
固定資産税、
譲渡に係る特例等… …… 19
フラット35S… …………………………………………………………… 20
総合
木材
すまい給付金…………………………………………………………… 21
長期優良住宅
地域型住宅ブランド化事業… ………………………………………… 25
木材利用ポイント
(新築)
………………………………………………… 23
住宅のゼロ・エネルギー化推進事業… ………………………………… 27
省エネ
ネット
・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業………………………………… 28
住宅・建築物省CO2先導事業… ……………………………………… 29
リフォームのための優遇制度
住宅ローン減税
(リフォーム)
… ………………………………………… 31
総合
民間住宅活用型住宅セーフティネット整備推進事業… ……………… 32
長期優良住宅化リフォーム推進事業…………………………………… 33
木材
木材利用ポイント
(リフォーム)
…………………………………………… 35
省エネ改修促進税制(ローン型)
… …………………………………… 37
省エネ改修所得税特別控除(投資型)
………………………………… 38
省エネ
既築住宅における高性能建材導入促進事業………………………… 39
住宅のゼロ・エネルギー化推進事業(リフォーム)
… …………………… 41
ネット
・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業(リフォーム)
…………………… 42
耐震改修促進税制(投資型)
… ……………………………………… 43
耐震
耐震診断・改修補助事業… …………………………………………… 44
バリアフリー改修促進税制(ローン型)
… ……………………………… 45
バリアフリー改修所得税特別控除(投資型)
…………………………… 46
1
バリアフリー
介護保険住宅改修費支給・… ………………………………………… 47
LIXILの設計・申請・適合サポート
スーパーストロング構造体バリュー……………………………………… 61
プレミアムバリュー… …………………………………………………… 61
スマートスケルトン… …………………………………………………… 61
トップランナー基準適合サポート………………………………………… 61
LIXILの
サポート
外皮計算サポート… …………………………………………………… 61
通風・創風設計サポート………………………………………………… 62
認定低炭素住宅適合サポート… ……………………………………… 62
バリュータス……………………………………………………………… 62
フラット35S申請サポート………………………………………………… 62
住宅性能証明書サポート… …………………………………………… 62
本書は一戸建て住宅に対する国の優遇制度を紹介するガイドブックです。
会員様がご利用になれる優遇制度をできる限り網羅しました。
なかには応募
期間が終了した補助制度も掲載していますが、
来年度も同様の補助が行わ
れると見込まれるものを参考として掲載しています。来年、制度決定後にす
ぐ対応するための準備の参考にしていただければと思います。
また、地域の優遇制度については、本書には掲載しておりません。会員様ご
高齢者向け返済特例制度……………………………………………… 48
自身で都道府県や市町村役場にご確認のうえ、
お客様へいつでも提案でき
(コラム)
中古+リフォームでフラット35を利用できます… ……………… 49
るよう、
ご準備をおすすめします。
本書は平成26年7月31日
時点での情報を元に作成し
ております。各事業・制度は
本書発行の後に変更にな
る場合もございます。
また、掲載内容につきまして
は十分なチェックをしており
ますが、各制度ご活用の際
は、
それぞれのお問い合わ
せ窓口まで、
ご確認いただき
ますようお願いいたします。
2
家 づ く り 優 遇 制 度 ガ イ ド
優遇制度情報の徹底活用のすすめ
優 遇 制 度 情 報 の 活 かし方
優遇制度情報はお客様への強力な提案ツールとなります。
優遇制度を知って、
お客様に的確に情報提供することで、
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本書はそんな優遇制度情報収集のためのガイドブックです。
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お 客 様 が 求 め る の は 、何 を 利 用 で き 、い くら ぐら
い お 得 に な る の か 、と い う 具 体 的 な 提 案 で す
優遇制度情報を営業ツールとして使う場合、制度概要を
お客様に紹介するだけでは十分とはいえません。お客様
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•入居希望日
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優 遇 制 度 に は 国 の 住 宅 施 策 が 詰 まっ て い ま す
自 社 の 方 針 決 定 に お 役 立 てくだ さ い
優遇制度は、国がこれから普及させたい住宅の促進のた
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報であると同時に、
ビルダー様が今後、自社の家づくりの
例を掲載しています。
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4
平成27年の消費税再増税と
改正省エネの猶予期間の終了に備える年
平成27年
10月1日
消費税がさらに2%アップし10%に
8% 増 税 時 よりも 駆 け 込 み 需 要 と そ の 反 動 が
大 きく出 る と 予 想 さ れ て い る
平成27年10月には消費税がさらに2%アップし、10%になる予定です。2000万円の住宅
(土地は
非課税)
であれば、消費税は160万円だったものが200万円。国の住宅取得のための10%消費税対
策は、いまのところ
「すまい給付金」
のみと小規模です。
<税率8%が適用される注文住宅>
平成25年10月1日から平成27年3月31日の間に請負契約を締結した住宅、
もしくは平成27年9月30日までに引渡しを受け
た住宅となります。
10%の税負担の心理的影響は大きい
増 税 後 は「 そ れ で も 建 て た い 」魅 力 が 求 め ら れ る
自社の住まいの魅力を徹底的に追求する年
10%への増税対策は
「すまい給付金」
のみ
給付額
=
給付基礎額
×
持分割合
収入額の目安(都道府県民税の所得割額)
によって決定。課税証明書で確認
消費税
10%
収入の目安
425万円以下
425万円超475万円以下
475万円超510万円以下
都道府県民税の所得割額
6.89万円以下
6.89万円超8.39万円以下
8.39万円超9.38万円以下
給付基礎額
30万円
20万円
10万円
収入の目安
450万円以下
450万円超525万円以下
525万円超600万円以下
600万円超675万円以下
675万円超775万円以下
都道府県民税の所得割額
7.6万円以下
7.6万円超9.79万円以下
9.79万円超11.9万円以下
11.9万円超14.06万円以下
14.06万円超17.26万円以下
給付基礎額
50万円
40万円
30万円
20万円
10万円
※神奈川県の場合、住民税率が違うため所得割額が異なりますが、収入の目安は他の都道府県と同じです。
※収入の目安は扶養対象となる家族が1人(専業主婦、16歳以上の子など)の場合のモデルケースです。
5
平成27年3月で改正省エネ基準の猶予期間が終了し、
さまざまな申請において一次エネルギー消費量による基準適合を証明し
ていかなければならなくなります。基準法改正のときの確認審査業務の停滞、
市場の大混乱は記憶に新しいところ。今回はそのよ
うなことがないように、
ビルダー様もしっかり準備しておく必要があります。
平成27年
4月1日
改正省エネ基準適用の猶予期間が終了
改正省エネ基準に対応できないと、
優 遇 制 度 を お 客 様 に 提 案 で き なくな る
平成25年に施行された改正省エネルギー基準。施行から1年半の経過措置により、平成26年度
いっぱいは次世代省エネルギー基準でも、補助金や優遇税制等の申請ができました。
しかし、平成
27年4月1日からは、改正省エネルギー基準に完全移行され、次世代基準による申請等はできなく
なります。
<さらに5年後には義務化>
平成32年には改正省エネルギー基準がすべての建築物に義務化されることが予定されています。
省エネ基準適合は優遇制度基準の主流
自 社 対 応 ま た は 外 部 サ ポ ート に よ る 対 応 を
今 年 か ら しっ か り 準 備 す る
改正省エネルギー基準の概要と適合が必要な優遇制度
不動産登記事項証明書(権利部)
で確認
消費税
8%
平成27年10月に予定される消費税の再増税。住宅市場はこれまで以上に影響を受けそうです。
その駆け込みが予想される中、
改正省エネ基準に対応できないと
利用できなくなる優遇制度
(平成26年度の場合)
外皮の熱性能基準
・外皮平均熱貫流率
(UA値)
・冷房期の平均日射熱取得率
(ηA値)
+
【減税】
一次エネルギー消費量
・空調・暖冷房設備
・換気設備
・照明設備
・給湯設備
・住宅ローン減税 長期優良住宅の特例
・長期優良住宅の特別税額控除
・住宅取得等資金の贈与非課税の特例
【ローン】
・フラット35S
【補助】
・地域型住宅ブランド化事業
・住宅のゼロ・エネルギー化推進事業
外皮平均熱貫流率による基準
単位温度差当たり
外皮平均
の総熱損失量
熱貫流率 =
(UA値)
外皮表面積
※換気・漏気によって失われる熱量は含まない
冷房期の平均日射熱取得率による基準
・ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業
【リフォーム】
・省エネ改修減税(ローン型)
・省エネ改修減税(投資型)
単位日射強度当たり
冷房期の平均
日射熱取得率 = の総日射熱取得量 × 100
(ηA値)
外皮表面積
6
家づくりに関する税制優遇タイムスケジュール
減税制度
住宅の新築、
リフォームには税制優遇がたくさんありますが、 そのほとんどは、
お客様が手続きをしなければ優遇措置は受けられません。事前にご提案して差し上げましょう。
対象
平成26年4月1日〜
住宅取得等資金の贈与非課税 省エネ性または耐震性を満たす住宅
の特例
※リフォームにも適用できます 上記以外の住宅
15
非課税枠1000万円
15
非課税枠500万円
相続時精算課税選択の特例
16
特別控除2500万円
17
対象借入金限度額5000万円
(控除率1.0%)
上記以外の住宅
17
対象借入金限度額4000万円
(控除率1.0%)
認定低炭素住宅
18
住宅ローン減税
新築の税制優遇
長期優良住宅新築等
特別税額控除
(投資型減税)
所有権保存登記の税率の軽減
所有権移転登記の税率の軽減
すべての住宅
認定住宅
(低炭素住宅、長期優良住宅)
認定長期優良住宅
認定低炭素住宅
本則2% → 0.1%
19
認定長期優良住宅
19
買取再販住宅
不動産取得税の軽減
認定長期優良住宅
一般の住宅
住宅取得
19
19
19
19
19
19
19
平成27年
平成28年
本則0.4% → 0.15%
(平成27年3月31日まで)
本則2% → 0.2%
本則2% → 0.1%
本則2% → 0.3%
本則0.4% → 0.1%
本則全額 → 控除額 1300万円
本則全額 → 控除額 1200万円
本則4% → 3%
(平成28年3月31日まで)
(平成28年3月31日まで)
(平成28年3月31日まで)
(平成27年3月31日まで)
(平成27年3月31日まで)
(平成27年3月31日まで)
(平成28年3月31日まで)
(平成28年3月31日まで)
(平成27年3月31日まで)
認定長期優良住宅
19
5年間1/2
(戸建て)
(120m2まで)
(平成28年3月31日まで)
上記以外の住宅
19
3年間1/2
(戸建て)
(120m2まで)
(平成28年3月31日まで)
居住用財産の買換え特例
買換え
19
譲渡所得について課税の100%繰延べ
譲渡損失繰越控除
買換え
19
譲渡損失を翌年以降3年間の繰越控除
住宅ローン減税
ローンを利用したリフォーム
31
対象借入金限度額4000万円
(控除率1.0%)
省エネ改修所得税特別控除
投資型
(自己資金、
ローン利用共)
38
250万円までの省エネ改修費の10%を控 除
(太陽光発電をつける場合350万円)
新築住宅の固定資産税の減額
リフォームの税制優遇
省エネ改修促進税制
ローン型
(ローンを利用)
省エネ改修の固定資産税の減額 所定の省エネリフォーム
耐震改修促進税制
投資型
(自己資金、
ローン利用共)
37
38
43
耐震改修の固定資産税の減額 所定の耐震リフォーム
43
バリアフリー改修促進税制
45
バリアフリー改修所得税特別控除
ローン型
(ローンを利用)
投資型
(自己資金、
ローン利用共)
バリアフリー改修の固定資産税の減額 所定のバリアフリーリフォーム
減税制度
対象
被災した方
住宅ローン減税
被災により再取得する住宅
所有権移転登記の税の免除
被災による建替え、取得等
所有権保存登記の税の免除
ローンの抵当権設定登記の税の免除
契約書に係る印紙税非課税措置
被災による建替え、取得等
上記登記と同時に受けるもの
不動産譲渡、工事請負契約書
住宅取得資金の贈与非課税の 省エネ性または耐震性を満たす住宅
特例
上記以外の住宅
46
46
頁数
1000万円までの省エネ改修ローン残高の 1%控除、内特定省エネ改修250万円までは2%控除(5年間)
翌年度分の1/3を減額
(120m2まで)
250万円までの耐震改修費の10%を控除
1000万円までのバリアフリー改修ローン残高 の1%控除、内一定のバリアフリー改修250万円までは2%控除(5年間)
200万円までのバリアフリー改修費の10 %を控除
翌年度分の1/3を減額
(100m2まで)
平成26年4月1日〜
対象借入金限度額5000万円
(控除率1.2%)
56
平成33年まで免除
56
56
(平成28年3月31日まで)
1年間1/2を減額
(120m2まで)
(特に重要な 避難路として自治体が指定する道路の
(平成27年12月31日まで)
沿道にある住宅は1/2を2年間)
56
56
平成29年
控除対象限度額650万円
(控除率10%)
本則0.4% → 0.1%
上記以外の住宅
ローンの抵当権設定登記の税率の軽減 すべての住宅
不動産取得の課税標準の控除
18
認定住宅
(低炭素住宅、長期優良住宅) 19
上記以外の住宅
7
頁数
税制優遇のみ
記載しています
(平成28年3月31日まで)
平成27年
平成28年
平成29年
平成33年まで免除
平成33年まで免除
平成33年まで印紙不要
56
非課税枠1500万円
56
非課税枠1000万円
8
補 助 金・優 遇 税 制・優 遇 ロ ー ン を 使 い こ な そ う
優遇制度の併用でお客様に
「もっとお得」
を提案する
新
住宅の新築を予定する
Aさんご夫婦
築
予算:
3500万円
(内500万円は贈与)
ローン:
2500万円(30年返済)
土地評価額: 1700万円
建物評価額: 1300万円
住宅編
優遇制度はさまざまな組み合せで併用することができま
補助金どうしの組み合わせでは、
「国の助成を二重に受益
す。お客様の要望する住宅に対し、利用可能なすべての優
できない」
という原則がありますが、
補助要件に同じ工事が含
遇制度を紹介し、
いくらお得になるかを具体的に提示できるよ
まれていない場合は併用が可能です。
れます。
宅関係(地域型住宅ブランド化事業)
は、
両方とも現行省エネ
②対象地域材を内外装に使用
(上限30万ポイント)
③薪ストーブを購入(製品価格の10%)
基準に適合する断熱強化工事をしなければいけないので、
本体50万円の製品なら5万ポイント
併用できません。
化事業、
省エネ設備補助、
木材利用ポイント
一方、
すまい給付金、
木材利用ポイントは断熱強化の要件
がないので、
他の補助制度と併用できます。
補助金
ネット
・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業、地域型住宅ブランド
併用のルールは、
まず【補助金】
と
【税制】、
【 補助金】
と
両方とも
「断熱強化」が要件にありますが、
前者は、
現行省エ
【ローン】
といった優遇制度の種類を超えた組み合わせであ
ネ基準以上の差額が補助対象という考え方、後者は現行省
れば、
原則として併用可能ということ。減税と補助金を組み合
エネ基準への適合を求めているため、
補助要件が重なってい
わせる場合には、
住宅取得費用から、
補助金を差し引いて計
ないと判断され、
併用が可能です。
算しなければならないので注意しましょう。
具体例として右ページのAさんのケースをご参照ください。
3 【民生用燃料電池導入支援補助金】
補助金対象となるエネファームを設置
【住宅取得等資金の贈与非課税の特例】
2
平成26年の省エネ住宅の暦年課税は
○
○
○
○
※3
○
○
○
○
○
×
△
※4
○
○
○
○
×
×
○
○
○
×
○
○
○
○
×
○
※5
○
○
△
※4
○
○
○
平成26年
12/31
まで
2
【住宅ローン減税 長期優良住宅の特例】
平成26年は残高4000万円まで
平成29年
12/31
まで
(長期優良住宅は5000万円まで)
、
控除率1%
○
○
P25-26参照
エネファームへの補助金は
…………………………………………
親からの贈与資金の非課税の特例は
…………………………………………
P51参照
P15参照
減税=▲約53万円
35
住宅ローン減税の特例は
…………………………………………
P17参照
減税=▲約214万円
【登録免許税等の特例】
2
登録免許税、
不動産取得税の控除、
平成28年
3/31
まで
登録免許税等の特例は
…………………………………………
固定資産税の特例
P19参照
減税=▲約24万円
ローン
×
まで
…………………………………
(通常の500万円の贈与税53万円→0円)
税制
○
※3
1/30
地域型住宅ブランド化事業の補助金は
1110万円まで非課税
フラット S
○
○
○
その他減税
○
民生用燃料電池な
○
○
※1 非木造の場合は、
内外装の木質化のみ木材利用ポイントを利用できる。
※2 減税にあたっては、住宅取得費用から補助金分を除く必要がある。
※3 「掛かり増し費用」方式で申請する場合は、補助対象工事が明確に分けられるため併用できる。
※4 補助対象工事が重複しないものは併用できる。
※5 機器ごとに補助金を利用できる。
9
○
○
○
住宅ローン減税
長期優良住宅・認定低
炭素住宅の特例
民生用燃料電池など
○
ネット・ゼ ロ・エ ネ ル
F 設備機器指定
F
ど
地域型住宅ブランド
C 長期優良住宅関係
化事業
住 宅 の ゼロ・エ ネ ル
D 中小工務店が対象
ギー化推進事業
断熱強化+機器に ネット・ゼ ロ・エ ネ ル
E
よるシステム
ギー・ハウス支援事業
○
E
ギー・ハウス支援事業
木材利用ポイント
○
D
平成27年
補助金=38万円
ローン
住宅のゼロ・エネル
ギー化推進事業
B 地域材の使用
C
税制※2
地域型住宅ブラン
ド化事業
木造住宅
※1
省エネ基準
適合が必須
一次消費エ
ネルギーが
ネット で ゼ
ロ
建物の基準
はなし
すまい給付金
B
木材利用ポイント
消費税対策 A 収入要件
小分類
A
すまい給付金
中分類
補助金
3/31
までに着工
補助金=100万円
【表1】新築の優遇制度の併用の可否
大分類
平成27年
【地域型住宅ブランド化事業の補助】
2
また少しわかりにくいのが、
ネット
・ゼロ・エネルギー・ハウス支
P23-24参照
ポイント=最大65万ポイント
援事業と地域型住宅ブランド化事業との併用についてです。
種類
カテゴリ
4 フラット35Sを利用
9/30
その判断のポイントは、
【 断熱強化】が条件になっているか
【ローン】
フラット35S
3 太陽光発電(4kW)とエネファームのW発電
までに着手
新築の木材利用ポイントは
【木材利用ポイント】
1
…………………………………
①対象地域材を主要構造材等に使用
(30万ポイント)
どうか。
たとえば、
ゼロ・エネルギー化推進事業と長期優良住
贈与の非課税枠拡大、
登録免許税の軽減等
2 長期優良住宅
(地域材を活用)
平成26年
平成26年度の新築の主な優遇制度は下記の通り分類さ
【税制】住宅ローン減税、
長期優良住宅等の特例、
住宅資金
1 地域材を構造・内外装に使用した木造住宅
Aさんの新築で併用できる優遇制度
うにしましょう。
【補助金】
すまい給付金、
住宅のゼロ・エネルギー化推進事業、
■計画している住宅
4
【フラット35S(金利Aプラン)】
当初10年間が▲0.3%
平成27年
3/31
まで
フラット35S(金利Aプラン)は
…………………………………………
P20参照
(基準金利2.0%として)総返済額=▲約74万円
Aさんのメリット合計は568万円
※上記の税額控除の計算は、Aさんのケースの最大控除額を表示しています。実際は工事費から補助金分を差し引いて計算する必要があります。
10
補 助 金・優 遇 税 制・優 遇 ロ ー ン を 使 い こ な そ う
優遇制度の併用でお客様に
「もっとお得」
を提案する
リフォーム
せについては、
原則併用可能なのは新築と同じです。
になります。
たとえば高性能建材導入促進事業と家庭用燃料電池
(エネ
事業、
既築住宅における高性能建材導入促進事業、
住宅の
定の設備の採用のため併用できます。
一方、
住宅のゼロ・エネル
ギー化推進事業は、
「一次エネルギー消費量の計算に含まれる
援事業、
耐震診断・改修補助事業、
介護保険住宅改修費、
エ
もの
(断熱性能の向上、
設備性能の向上、
太陽光発電設備の設
コ設備補助
置等)
は、
補助を受ける上で一体のものとして取り扱う」
ことが要
【税制】住宅ローン減税、
省エネ改修減税、
耐震改修減税、
バ
リアフリー改修減税
①内装を地域材を使い木質化
助要件に同じ工事が含まれていなければ併用が可能です。
【補助金】
と
【税制】
など優遇制度の種類を超えた組み合わ
用可能。
ローン型は耐震改修減税と併用できるほか、省エネ
とバリアフリーリフォームについては、
合算して限度額までの控
【既築住宅における高性能建材導入促進事業】
2
窓の全面断熱改修および天井の断熱強化
②120㎡を耐震改修
※自治体により異なります
【表2】
リフォーム補助金制度の併用の可否
A
B
C
D
E
F
G
H
○
○
○
○
○
○
○
×
×
×
×
○
○
×
×
○
○
○
×
○
○
△※1
○
○
○
○
○
長期優良住宅化リフォーム推進事業
B
○
既築住宅における高性能建材導入促進事業
C
○
×
住宅のゼロ・エネルギー化推進事業
D
○
×
×
ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業
E
○
×
×
×
耐震診断・改修補助事業
F
○
×
○
○
○
介護保険住宅改修費
G
○
○
○
○
○
○
創エネ設備機器導入支援事業
H
○
○
○
△※1
○
○
バリアフリー改修減税
耐震改修減税
11
A
B
C
D
E
F
G
H
I
×
×
○
×
×
○
○
○
×
○
○
×
○
○
○
○
×
△※1
○
○
○
○
○
○
○
×※2
×
○
○
○
○
○
○
○
×※2
投資型
B
×
ローン型
C
×
×
固定資産税
D
○
○
○
投資型
E
×
○
×
○
ローン型
F
×
×
△※1
○
×
固定資産税
G
○
○
○
○
○
○
投資型
H
○
○
○
○
○
○
○
固定資産税
I
○
○
○
×※2
○
○
×※2
※1 控除限度額を合算して計算する。
※2 同一年での併用はできない。
まで
補助金対象となるエネファームの設置 補助金=38万円
平成29年
【省エネ改修所得税特別控除】
(投資型)
2
窓の全面断熱改修(工事費180万円の10%)
○
○
P39-40参照
耐震診断・耐震改修補助は
……………………………………
P44参照
12/31
まで
エネファームへの補助金は
……………………………………
省エネ改修の減税は
……………………………………
P51参照
P38参照
減税=▲18万円
税制
省エネ改修減税
1/30
【バリアフリー改修所得税特別控除】
(投資型)
4
浴室をバリアフリーのユニットバスに交換
A
………………………………
補助金(改修)=110万円
△※2
【表3】
リフォーム減税の併用の可否
既築住宅における高性能建材導入促進事業は
補助金(診断)
=3万円
平成27年
※1 定置用リチウムイオン蓄電池の補助、HEMSの補助は受けられる。
※2 機器ごとに補助金を利用できる。
住宅ローン減税
期限
自治体
による
【民生用燃料電池導入支援補助金】
5
○
○
平成26年
10月下旬
まで
工事費の1/3以内(210万円÷3) 補助金=70万円
【耐震診断・耐震改修補助】
3
①120㎡を耐震診断
具体例として右ページのBさんのケースをご参照ください。
A
P35-36参照
木材利用ポイント=最大30万ポイント
(15万円分即時交換に使用)
除が受けられます。
木材利用ポイント
木材利用ポイント(リフォーム)は
………………………………
②外装を地域材を使い木質化
補助金
「国の助成を二重に受益できない」
という原則はそのまま。補
9/30
までに着手
件であるため、
高性能建材導入促進事業や長期優良住宅化リ
減税は表3のとおり、投資型減税どうしであればすべて併
これも新築と同じく併用の可否で分類してみましょう
(表2)。
1 内外装の木質化
2 すべての窓の改修、
天井の断熱強化
(4地域)
3 耐震リフォーム
4 バリアフリーリフォーム
5 燃料電池
「エネファーム」の導入
平成26年
1
【木材利用ポイント】
フォーム推進事業などと併用はできません。
【ローン】高齢者向け返済特例制度
■計画しているリフォーム工事
Bさんのリフォームで併用できる優遇制度
ファーム)
の場合、
前者の要件が指定の建材の採用、
後者は指
ゼロ・エネルギー化推進事業、
ネット
・ゼロ・エネルギー・ハウス支
終の棲家のために
安全で暖かい家にしたい
予算:
900万円
資金:
全額自己資金
建物評価額: 400万円
編
リフォームで利用できる優遇制度は、
大きく分けると次のよう
【補助金】木材利用ポイント、長期優良住宅化リフォーム推進
自宅のリフォームを予定する
Bさんご夫婦
(工事費90万円の10%)
平成29年
12/31
まで
バリアフリー改修の減税は
……………………………………
P46参照
減税=▲9万円
3
【耐震改修促進税制】
平成29年
耐震改修(工事費160万円の10%)
12/31
まで
減税=▲約16万円
3
【耐震改修の固定資産税の減額】
120㎡まで1年間1/2
400万円×1.4%(固定資産税率)
×1/2=2.8万円
平成27年
12/31
まで
減税=▲約2.8万円
耐震改修の減税は
……………………………………
耐震改修の固定資産税の減税は
……………………………………
P43参照
P43参照
Bさんのメリット合計は296.8万円
※上記の税額控除の計算は、Bさんのケースの最大控除額を表示しています。実際は工事費から対象となる補助金分を差し引いて計算する必要があります。
12
国と地方自治体の優遇制度のW活用でさらにお得
家づくりのための優遇制度を実施している地方自治体は数多くあります。国の補助金と重複して補助
が受けられたり、国にはない独自の補助制度などバラエティに富んでいます。調べていくと耐震シェル
ターへの補助であったり、
小水力発電の補助等、
思いもかけない分野の補助制度があったりもします。
自社の営業エリアの自治体の補助制度を調べてリスト化し、
お客様に積極的に提案していきましょう。
地域の補助制度は多種多様
防災
・防火工事に対する補助
・火災報知器に対する補助
住宅リフォームにおける支援制度検索サイト
運営:一般社団法人 住宅リフォーム推進協議会
http://www.j-reform.com/reform-support/
・防犯工事に対する補助
地域産業振興
・地域の木材の使用に対する補助
環境施策
・太陽光発電設置に対する補助
・ソーラーシステム
(太陽熱利用システム)
に対する補助
・高効率給湯器に対する補助
・雨水利用に対する補助
・合併浄化槽に対する補助
・薪/ペレットストーブに対する補助
■ 住宅取得等資金の贈与非課税の特例
★★★★★税
■ 相続時精算課税選択の特例
★★★★★税
■ 住宅ローン減税
(一般・認定住宅)
★★★★★税
■ 長期優良住宅、低炭素住宅の特別税額控除 ★★★
防災対策、
その他の6分野
税
について、地方自治体の支
■ その他税制
★★★★★税
援制度を検索できます。国
■ フラット35S
★★★★ ローン
土交通省による中古住宅・
リフォームトータルプランに
基づく調査をベースとした情
報提供のため、
リフォームの
支援制度がほぼ網羅されて
います。
※平成26年度版は7月に公開予定
です。
総合・木材
■ すまい給付金
P21
★★★★★ 補助
NEW
■ 木材利用ポイント
★★★★★ 補助
長期優良住宅
P25
■ 地域型住宅ブランド化事業
★★★
補助
長期優良住宅
・断熱リフォームに対する補助
エネルギー化、環境対策、
P15
総合・木材
・地域の特産品の使用に対する補助(瓦、
畳など)
耐震化、バリアフリー化、省
税制・ローン
税制・ローン
・耐震診断・改修に対する補助
新築のための
優遇制度
・ごみ処理設備に対する補助
・LED照明に対する補助
・緑化/生垣に対する補助
若者安住
・子育て世帯の家づくりに対する補助
省エネ
P27
■ 住宅のゼロ・エネルギー化推進事業
★★★
補助
■ ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業
★★
補助
■ 住宅・建築物省CO2先導事業
★
補助
・Uターン、
Iターンなどに対する補助
地域福祉
・高齢者/障害者向け住宅改修に対する補助
・低所得者の住宅改修に対する補助
上記は自治体が実施している補助の分類です。
ご参考にしてみて
ください。
13
★の数は利用のしやすさを表しています。
省エネ
景観
・まちなみ保全に対する補助
●新築のための優遇制度
(暦年課税)
住宅取得等資金の贈与非課税の特例
親等から住宅取得資金の贈与を受けた場合に一定額まで非課税となる制度です。一般住宅は
最大500万円、
一定基準を満たす省エネ住宅または耐震住宅を建てる場合は、
非課税枠が500
万円加算され、
1000万円までが非課税となります。
▶被災地はP56参照
★★★★★
最大非課税
(一般)
610万円
(省エネ等住宅)
1110万円
H26.12.31まで
相続時精算課税選択の特例
★★★★★
親から住宅取得資金の贈与を受けた場合に、2500万円までの贈与分を相続時まで先送りし、
相続財産と合算して課税する制度です。相続税は基礎控除が大きいため
(現行:
5000万円+
1000万円×法定相続人の数、平成27年1月より
:
3000万円+600万円×法定相続人の数)
、実
質非課税となるケースがほとんどとなります。
最大控除
(一般)
3000万円
(省エネ等住宅)
3500万円
H26.12.31まで
非課税枠は平成26年12月31日までの贈与に適用
平成26年12月31日までは親の年齢が65歳未満であっても適用
住宅取得等資金の贈与非課税の特例は平成26年12月31日までの時限優遇制度です。新築、
リフォームのいずれにも利用できま
平成26年12月31日までに住宅取得等資金の贈与を受けた場合、
特例として親の年齢が65歳未満であっても相続時精算課税を選
すが、
贈与を受けた年の翌年3月15日までに引き渡しが完了していることが条件となります。
択することができます。
省エネ性または耐震性を満たす住宅の贈与非課税の特例
一般住宅の贈与非課税の特例
20歳以上でその年の合計所得金額2000万円以下の人が、直
制度の概要 系尊属(親・祖父母)から新築もしくはリフォーム資金の贈与を受
同左
非課税枠
平成26年…1000万円(被災地は1500万円)
(最大非課
(基礎控除110万円を加え最大1110万円)
税額)
贈与者
直系尊属(親・祖父母)
・贈与を受けた年の翌年の3月15日までに居住すること、または
同日後遅滞なくその家屋に居住することが確実であると見込ま
れること
・贈与を受けた時に日本国内に住所を有すること
・贈与者の直系卑属
・贈与を受けた年の1月1日において20歳以上
・贈与を受けた年の合計所得金額が2000万円以下
同左
同左
暦年課税にあっては基礎控除(110万円)
、
相続時精算課税にあっては特別控除(2,500万円)
が適用できます(16ページ参照)。
なお、
相続時精算課税の適用は、
原則として、
父母からの贈与の場合に限られます。
■問い合わせ先
国土交通省 住宅税制ホームページ http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/zeisei_index2.html
※贈与税の確定申告時に必要な
「住宅性能証明書」
「耐震基準適合証明書」
「増改築等工事証明書」等の様式が入手できます。
国土交通省住宅局住宅政策課企画係 TEL03-5253-8111
(代表)
15
贈与者
受贈者
親
・贈与を受けた年の翌年の3月15日までに新築または取得し、同日までに居住または同日後自己が居住することが確実である
と見込まれること
・贈与を受けた時に日本国内に住所を有すること
・贈与者の直系卑属
・贈与を受けた年の1月1日において20歳以上
■住宅取得の要件
・床面積50㎡以上
・中古住宅で耐火建築物の場合は築25年以内
・中古住宅で耐火建築物以外の場合は築20年以内
(ただし耐震基準に適合する場合は建築年数の制限はない)
対象となる住宅 ・床面積の2分の1以上専ら居住の用に供されるものであること
■増改築等の要件
・工事費用が100万円以上(居住用部分の工事費が全体の工事費の2分の1以上)
・増改築等後の家屋の床面積の2分の1以上が専ら居住の用に供されること
・増改築等後の床面積が50㎡以上
贈与非課税の特例と相続時精算課税は併用できる
15ページの贈与非課税の特例と相続時精算課税制度は組み合
わせて利用することができます。平成26年は一般住宅ならば最大
平成26年
平成26年
暦年課税を選択した場合
(基礎控除と併用できる)
3000万円まで、
省エネ等住宅ならば最大3500万円までの非課税贈
省エネ/耐震住宅
3,500万円
一般住宅
与が可能です。両制度を併用する場合は、
贈与非課税の特例に加
3,000万円
算できる暦年課税の基礎控除(110万円)
は適用されません。
非課税枠
500万円
【暦年課税】
所得税と同じように毎年1月1日から12月31日までを1課税期間
とし、
まとめて課税する課税方式。
【相続時精算課税】
親から子へ財産の移転がスムーズに行われるように、贈与時は
2500万円まで課税せず、相続のときに相続財産と贈与財産を
合算して精算する課税方式。父親・母親それぞれの贈与に適用
できるため、制度上は最大で5000万円まで控除を受けることが
できます。
相続時精算課税と併用した場合
非課税枠
1,000万円
省エネ/耐震住宅
1,110万円
一般住宅
610万円
非課税枠
500万円
基礎控除
110万円
非課税枠
1,000万円
精算課税
(一般枠)
2,500万円
精算課税
(一般枠)
2,500万円
基礎控除
110万円
■問い合わせ先
国土交通省 住宅税制ホームページ http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/zeisei_index2.html
※贈与税の確定申告時に必要な
「住宅性能証明書」
「耐震基準適合証明書」
「増改築等工事証明書」の様式が入手できます。
国土交通省住宅局住宅政策課企画係 TEL03-5253-8111
(代表)
16
省エネ
基礎控除と相続時精算課税のいずれかと併用できる
平成26年の
2500万円(特別控除額を超える贈与に対しては一律20%課税)
最大特別控除額
長期優良住宅
■住宅取得の要件
■住宅取得の要件
・
(省エネ住宅の場合)省エネルギー対策等級4相当
・床面積50m2以上、240m2以下(ただし被災地は上限なし)
・
(耐震住宅の場合)耐震等級(構造躯体の倒壊等防止)2以上、 ・中古住宅で耐火建築物の場合は築25年以内
または免震建築物
・中古住宅で耐火建築物以外の場合は築20年以内
・床面積50m2以上、240m2以下(ただし被災地は上限なし)
(ただし耐震基準に適合する場合は建築年数の制限はない)
・中古住宅で耐火建築物の場合は築25年以内
・床面積の2分の1以上専ら居住の用に供されるものであること
・中古住宅で耐火建築物以外の場合は築20年以内
(ただし耐震基準に適合する場合は建築年数の制限はない) ■増改築等の要件
・床面積の2分の1以上専ら居住の用に供されるものであること ・工事費用が100万円以上
・増改築等後の家屋の床面積の2分の1以上が専ら居住の用に
対象となる
■増改築等の要件
供されること
住宅
・
(省エネ性を満たす場合)省エネルギー対策等級4の住宅と同 ・増改築等後の床面積が50m2以上、240m2以下(ただし被災地
程度の省エネルギー性能を有すると認められるもの
は上限なし)
・
(耐震性を満たす場合)耐震等級(構造躯体の倒壊等防止) 2以
上もしくは免震建築物の住宅
・工事費用が100万円以上
・増改築等後の家屋の床面積の2分の1以上が専ら居住の用に
供されること
・増改築等後の床面積が50m2以上、240m2以下(ただし被災地
は上限なし)
2500万円までの贈与を相続財産に合算して課税する制度。住宅資金の特例として贈与者が65歳未満でも適用される。
総合・木材
受贈者
平成26年…500万円(被災地は1000万円)
(基礎控除110万円を加え最大610万円)
制度の概要
税制・ローン
けた場合に、贈与税の非課税枠が拡大される。
相続時精算課税選択の特例
●新築のための優遇制度
▶被災地はP56参照
住宅ローン減税(一般・認定住宅)
★★★★★
最大控除
(一般)
400万円
住宅ローン減税とは、年末のローン残高の1%を所得税から10年間控除できる制度です。認定
(認定住宅)
長期優良住宅および認定低炭素住宅は、一般の住宅に比べて借入金の年末残高限度額が
500万円
H29.12.31まで
1000万円多く設定されています。
長期優良住宅、低炭素住宅
の特別税額控除(投資型)
自己資金、ローン利用の
いずれでも適用できる
自己資金で家を建てる人にも、長期優良住宅、低炭素住宅を普及させようと設けられた減税制
度。長期優良住宅または低炭素住宅にするための性能強化費用(かかり増し費用)相当分の
10%がその年の所得税から控除されます。
★★★
最大控除
65万円
H29.12.31まで
大幅拡充した住宅ローン減税の適用期限は平成29年12月31日入居分まで
現行の制度は平成29年12月31日入居分まで
消費税率が8%になったことをうけ、
平成26年4月1日から平成29年12月31日までに入居した場合の住宅ローン減税の最大控除額
長期優良住宅または低炭素住宅のみに適用される減税制度で、
自己資金、
住宅ローンのいずれの場合でも利用できます。適用期
が大幅に拡充され、
一般住宅は200万円から400万円に、
認定住宅は300万円から500万円となりました。
間は平成29年の12月31日入居分まで。
一般住宅
認定長期優良住宅・認定低炭素住宅の特例
次の借入金等(償還期間10年以上)の年末残高
(1) 住宅の新築
(2) 新築住宅の取得
(3) 住宅の取得とともにする敷地の取得
右下表の「標準的な性能強化費用相当額※」に床面積を乗じ、
650万円を上限に、
その10%相当額が、
その年分の所得税額から
控除されます。控除しきれない場合は、
翌年分の所得税額から控除されます。
長期優良住宅・低炭素建築物の所得税特別控除
控除率
10%
所得要件
合計所得金額3000万円以下
最大控除額
65万円
適用居住年
控除期間
平成29年12月31日までに居住 10年間
適用期限
平成29年12月31日までに入居
対象住宅
控除額
借入金等の
年末残高
×
控除率
借入金の年末
残高限度額
控除率
最大控除
合計最大
控除
平成26年4月1日〜
4000万円
平成29年12月31日
1.0%
40万円
400万円
居住年
借入金の年末
残高限度額
控除率
最大控除
合計最大
控除
平成26年4月1日〜
5000万円
平成29年12月31日
1.0%
50万円
500万円
居住年
平成26年4月からの住宅ローン減
税は、借入金の年末残高の限度
年収570万円、
配偶者控除あり、
金利2.0%、
30年返済、
12月入居の場合
借入金
2500万円
3500万円
入居年
〜H26.3
H26.4〜
〜H26.3
H26.4〜
え、住民税の控除限度額が9.75
所得税からの総控除額
141.1万円
141.1万円
141.1万円
141.1万円
万円から13.65万円に増額された
住民税からの総控除額
57.5万円
79.1万円
58.9万円
135万円
ことがポイント。
これにより所得税
総控除額の合計
198.6万円
220.2万円
200万円
276.1万円
額が大幅に増額されたことに加
の少ない中低所得者にもメリット
が増えることとなりました。
差額
+21.6万円
■問い合わせ先
国土交通省 住宅税制ホームページ http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/zeisei_index2.html
※所得税の確定申告時に必要な
「耐震基準適合証明書」等の様式が入手できます。
17
+76.1万円
※その他の補助金等の交付がある場合はその金額を差し引く
住宅の新築
①認定長期優良住宅または認定低炭素住宅であること
②床面積50㎡以上
③床面積の2分の1以上が住居用であること
所得要件
合計所得金額が3000万円以下
控除対象費用
認定に必要な耐久性、耐震性、省エネ性能、可変性、更新の容易
性などの「性能強化費用相当額」
(かかり増し費用)
控除期間
1年(ただし、控除しきれない場合は翌年の所得税から控除)
長期優良住宅の戸建て住宅認定基準
劣化対策
・劣化対策 等級3
・床下・小屋裏に点検口
・床下空間の有効高さ330mm以上
省エネ
・省エネ対策 等級4
(次世代省エネ基準対応)
耐震性
・耐震等級
(倒壊等防止)等級2以上
維持管理・更新の容易性
・維持管理対策等級
(専用配管)等級3
住戸の面積
・75㎡以上
(1つの階は40㎡以上)
(所管行政庁により緩和あり)
居住環境
・地区計画、街並み計画等の順守など
(所管行政庁が定める)
維持保全計画
・構造耐力上主要な部分、雨水の浸
入を防止する部分、給排水設備の
点検の時期、内容を定める
・少なくとも10年ごとの点検の実施
木造
鉄骨鉄筋コンクリート造
鉄筋コンクリート造
43,800円
鉄骨造
その他構造
平成26年4月1日以降は構造区分に関わらず一律上記
金額を床面積に乗じて計算する。
120㎡の木造住宅
は120×4.38万円=
525.6万円の10%
が控除されるのね
低炭素住宅の認定基準
一次エネルギー消費量基準
改正省エネ基準の一次エネルギー消
費量より10%以上削減
以下より2つ以上の措置
①雨水対策
・節水に資する機器の設置
・雨水または雑排水利用のための設備
②エネルギーマネジメント
・HEMSの設置
・太陽光発電+蓄電池の設置
③ヒートアイランド対策
④駆体の低炭素化
・劣化の軽減措置
・木造住宅
■問い合わせ先
国土交通省 住宅税制ホームページ http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/zeisei_index2.html
※所得税の確定申告時に必要な
「認定長期優良住宅建築証明書」
「認定低炭素住宅建築証明書」等の様式が入手できます。
18
省エネ
住宅ローン減税の新旧を比較
対象となる住宅
650万円
長期優良住宅
控除対象限度額
総合・木材
(床面積の2分の1以上が居住用で、住宅の引渡し又は工 (床面積の2分の1以上が居住用で、住宅の引渡し又は工
事完了から6ヶ月以内に居住の用に供すること)
事完了から6ヶ月以内に居住の用に供すること)
(1) 住宅の新築 床面積50㎡以上
住宅の新築/新築住宅の取得
(2) 新築住宅の取得 床面積50㎡以上
①認定住宅であること
(3) 既存住宅の取得
・認定長期優良住宅
①床面積50㎡以上
・認定低炭素住宅
②築後20年以内(耐火建築物は25年以内)又は地 ②床面積50㎡以上
震に対する安全上必要な構造方法に関する技術 ③床面積の2分の1以上が居住用であること
的基準に適合すること
③既存住宅売買瑕疵保険に加入していること
(4) 増改築等
①床面積50㎡以上
②工事費が100万円超
※標準的な性能強化費用相当額(1㎡)
税制・ローン
次の借入金等(償還期間10年以上)の年末残高
控除対象
(1) 住宅の新築・取得
借入金等の額 (2) 住宅の取得とともにする敷地の取得
(3) 一定の増改築等
性能強化費用(投資金額)の10%を所得税控除
●新築のための優遇制度
▶被災地はP56参照
登録免許税、不動産取得税
固定資産税、譲渡に係る特例等
★★★★★
不動産評価額に
対する各割合
住宅や土地の取得時にかかる登録免許税や契約時にかかる印紙税、固定資産税についても
減税措置があります。長期優良住宅や低炭素住宅には下記のとおり、
さらに有利な減税措置が
設けられています。
(本文参照)
登録免許税の軽減措置
適用条件は①床面積50㎡以上、
②中古住宅は築25年以内の耐火建築物、
築20年以内の木造等、
あるいは耐震基準を満たすこ
本則
0.4%
2.0%
0.4%
所有権保存登記
所有権移転登記
ローンの抵当権設定登記
一般の住宅
0.15%
0.3%
認定長期優良住宅
0.2%(戸建て)
0.1%
0.1%
認定低炭素住宅
0.1%
平成27年3月31日までに、省エネルギー性、耐久性、可変性、耐震性、
バリアフリー性などの一定
の基準を満たす住宅の取得のためにフラット35を申し込んだ場合、
フラット35Sが適用され、
金利
が優遇されます。
〈金利Bプラン〉
5年間▲0.3%
H27.3.31まで
許税の税率を一般住宅特例より引き下げ。平成28年3月31日までが適用期間。
本則
2.0%
所有権移転登記
一般の住宅
0.3%
平成26年度のフラット35Sの金利優遇は、
平成26年度と同じ▲0.3%。優遇期間は金利Aプランが10年間、
金利Bプランは5年間で
フラット35S
(金利Aプラン)
金利優遇 ▲0.3%(当初10年間)
フラット35S
(金利Bプラン)
金利優遇 ▲0.3%(当初5年間)
税制・ローン
買取再販で扱われる住宅取得に係る登録免許税の軽減措置
フラット35Sの優遇金利を受けられる住宅
フラット35Sの優遇金利を受けるには、
フラット35の基準を満たしたうえで、
下記のいずれかの条件を満たす必要があります。
買取再販
0.1%
適用条件は①床面積50㎡以上240㎡以下、
②中古住宅は築25年以内の耐火建築物、
築20年以内の木造等、
あるいは昭和57年
1月1日以降に新築されたもの、
あるいは耐震基準を満たすことが証明されたもの。長期優良住宅の特例は平成28年3月31日まで。
ほかは平成27年3月31日までが適用期間。
※中古住宅は、新築時に地方税法で規定されていた控除額を住宅価格(評価額)から控除
固定資産税、都市計画税の軽減措置
新築住宅に係る固定資産税の減額は床面積50㎡以上280㎡以下のものに適用され、
平成28年3月31日までが適用期間。
居住用財産の買換え特例、譲渡損失繰越控除
マンション等を売って、
新たに住宅を取得する場合等に適用されるもので、
適用期間は平成27年12月31日まで。諸条件については
下記国土交通省ホームページを参照。
譲渡所得について課税の100%繰延べ
[課税対象譲渡所得]
=
[譲渡価格(A)]
−
[取得価格(B)]
−
[取得費・譲渡費]
×
[(A-B)/A]
買換えに伴い発生した譲渡損失を、その年の損益通算に加え、翌年以降3年間の繰越控除
※
耐震性
バリアフリー性
長期優良住宅
耐震等級3
高齢者等配慮対策等級4
以上
劣化対策等級3の住宅
省エネルギー対策等級4、または
耐 震 等 級2以 上 、また 高齢者等配慮対策等級3
で、かつ維持管理対策
断熱等性能等級4
は免震建築物
以上
等級2以上
●フラット35Sのお得度
(金利2.0%で計算)
借入金額
一般のフラット
35
フラット35S
金利Aプラン
フラット35S
金利Bプラン
総返済額
総返済額
お得額
総返済額
お得額
1,000万円
1,253万円
1,228万円
25万円
1,238万円
15万円
1,200万円
1,504万円
1,473万円
31万円
1,486万円
18万円
1,400万円
1,754万円
1,719万円
35万円
1,734万円
20万円
1,600万円
2,005万円
1,964万円
41万円
1,981万円
24万円
1,800万円
2,256万円
2,209万円
47万円
2,229万円
27万円
2,000万円
2,782万円
2,723万円
59万円
2,749万円
33万円
2,200万円
3,060万円
2,995万円
65万円
3,024万円
36万円
2,400万円
3,338万円
3,267万円
71万円
3,299万円
39万円
2,600万円
3,616万円
3,539万円
77万円
3,574万円
42万円
2,800万円
3,894万円
3,812万円
82万円
3,849万円
45万円
3,000万円
4,387万円
4,295万円
92万円
4,338万円
49万円
3,200万円
4,680万円
4,581万円
99万円
4,627万円
53万円
3,400万円
4,972万円
4,867万円
105万円
4,916万円
56万円
3,600万円
5,265万円
5,153万円
112万円
5,205万円
60万円
3,800万円
5,557万円
5,440万円
117万円
5,494万円
63万円
4,000万円
5,850万円
5,726万円
124万円
5,783万円
67万円
返済期間
20年返済
30年返済
フラット35Sに
するとお得
なのね!
省エネ
本則
一般の住宅
認定長期優良住宅
全額
当初3年間 120㎡相当を1/2に
当初5年間 120㎡相当を1/2に
住宅用地 :課税標準を1/3に減額
住宅用地の課税標準(固定資産税)
小規模住宅用地:課税標準を1/6(200㎡以下の部分)
住宅用地 :課税標準を2/3に減額
住宅用地の課税標準(都市計画税)
小規模住宅用地:課税標準を1/3(200㎡以下の部分)
新築住宅(固定資産税)の減額
フラット35S
(金利Bプラン)
耐久性・可変性
長期優良住宅
本則
一般の住宅
認定長期優良住宅
全額
1,200万円を控除
1,300万円を控除
4%
3%
4%
3%
次の多い額を控除。①150万円×税率、②住宅床面積の2倍(200㎡を限度)の土地価格×税率
省エネルギー性
トップランナー基準(住宅事業建
フラット35S
築主の判断の基準)、または認定
(金利Aプラン)
低炭素住宅
35年返済
※繰延べとは、買換え住宅を将来売却したときに発生する譲渡益との合計譲渡益が確定するまで課税を先送りすること
■問い合わせ先
国土交通省 住宅税制ホームページ http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/zeisei_index2.html
■問い合わせ先
【フラット35Sについて】
独立行政法人住宅金融支援機構
http://www.flat35.com/
19
総合・木材
不動産取得税の軽減措置
買換え等による譲渡損失繰越控除
〈金利Aプラン〉
10年間▲0.3%
す。
フラット35Sには予算金額があり、
予算に達する見込みとなった場合、
受付が終了しますので注意が必要です。
買取再販事業者により一定の質の向上を図るための改修工事が行われた中古住宅を取得する場合に、
買主に課される登録免
買換え特例
★★★★
フラット35S金利優遇は平成27年3月31日申し込み分まで
とが証明されたもの。認定住宅は平成28年3月31日まで、
一般の住宅は平成27年3月31日までが適用期間。
住宅取得に係る課税標準の控除
住宅取得に係る軽減税率
住宅用地取得に係る軽減税率
住宅用地取得に係る税額の軽減
フラット35S
20
●新築のための優遇制度
▶被災者向けはP55参照
すまい給付金
★★★★★
以下(消費税8%時は収入510万円以下が目安)
の人を対象に、
最高30万円まで
(消費税が10%
になった場合は最高50万円まで)国が現金を給付してくれます。
※収入の目安は、
扶養対象となる家族が1人(専業主婦、
16歳以上の子など)
の場合のモデルケースです。
消費税8%時
消費税は所得が少ない人の負担が相対的に大きくなる仕組みのため、
すまい給付金の対象は低中所得者に限られます。消費税
30万円
額は、
住宅取得者の収入及び不動産登記上の持分割合により決まります。
上限
消費税率引上げによる住宅取得者の負担を緩和するために創設された新制度。収入が一定
消費税8%時の目安は収入額510万円以下、持分割合に応じて給付される
H29.12.31入居分まで
8%時は収入目安が510万円以下、
平成27年10月から予定されている消費税10%時は、
収入目安が775万円以下となります。給付
=
給付額
給付基礎額
期限は平成29年12月31日までに入居した人
対象となるのは平成26年4月1日〜平成29年12月31日までに住宅の引き渡しを受け入居した人。消費税対策として創設された制度
のため、
消費税8%および消費税10%が適用される住宅取得者が対象となります。
平成26年
4月1日
平成27年
10月1日
この間に入居した場合(消費税8%が適用され
るものは除く)、給付基礎額は最高50万円
引き渡し
入居期限
第三者検査を受けた新築住宅と中古住宅が対象
すまい給付金は、
良質な住宅ストックの形成を促す目的もあるため、
施工中等に第三者の現場検査を受け、
一定の品質を担保す
ることが求められています。具体的には住宅瑕疵担保責任保険への加入または建設住宅性能表示を利用する住宅、
あるいは住
宅瑕疵担保責任保険法人により、
保険と同等の検査が実施された住宅であることが条件となります。
また、
住宅ローンを利用しな
の基準を満たす住宅であることが求められます。
新築住宅
持分は
20%
収入額の目安(都道府県民税の所得割額)によって決定。課税証明書で確認
収入の目安
425万円以下
消費税
425万円超475万円以下
8%
475万円超510万円以下
都道府県民税の所得割額
6.89万円以下
6.89万円超8.39万円以下
8.39万円超9.38万円以下
給付基礎額
30万円
20万円
10万円
収入の目安
都道府県民税の所得割額
給付基礎額
450万円以下
7.6万円以下
50万円
450万円超525万円以下
7.6万円超9.79万円以下
40万円
消費税
525万円超600万円以下
9.79万円超11.9万円以下
30万円
10%
600万円超675万円以下 11.9万円超14.06万円以下
20万円
675万円超775万円以下 14.06万円超17.26万円以下 10万円
※神奈川県の場合、住民税率が違うため所得割額が異なりますが、収入の目安は他の都道府県と同じです。
年収:450万円
所得割額:90,200円
給付基礎額:10万円
持分割合:80%
年収:250万円
所得割額:38,600円
給付基礎額:30万円
持分割合:20%
10万円×80%=
30万円×20%=
給付額:
80,000円
給付額:
60,000円
すまい給付金サイトでシミュレーション
できます! [http://sumai-kyufu.jp/]
※収入の目安は扶養対象となる家族が1人(専業主婦、16歳以上の子など)の場合のモデルケースです。
給付金の受領は本人受領と代理受領の2通り
給付金は本人が申請・受領する方法とビルダー様が代理で申請・受領する方法の2通り。代理受領は、すまい給付金を直接住
中古住宅
(1) 住宅の所有者:不動産登記上の持分保有者
(2) 住宅の居住者:住民票において、取得した住宅への居
同左、および
住が確認できる者
(4) 売主が宅地建物取引業者であること
(3) 収入が一定以下の者[8%時]収入額の目安が510万
円以下[10%時]収入額の目安が775万円以下※
〈住宅ローンを利用する場合〉
〈住宅ローンを利用する場合〉
※住宅ローンの償還期間は5年以上であること
※住宅ローンの償還期間は5年以上であること
(1) 床面積が50m2以上である住宅
(1) 床面積が50m2以上である住宅
(2) 施工中等に第三者の現場検査をうけ一定の品質が確 (2) 売買時等に第三者の現場検査をうけ現行の耐震基準
認される以下の1~3のいずれかに該当する住宅
及び一定の品質が確認された以下の1~3のいずれ
①住宅瑕疵担保責任保険(建設業許可を有さないも
かに該当する住宅
のが加入する住宅瑕疵担保責任任意保険を含む)
①既存住宅売買瑕疵保険へ加入した住宅
へ加入した住宅
②既存住宅性能表示制度を利用した住宅(耐震等級
②建設住宅性能表示を利用する住宅
1以上のものに限る)
③住宅瑕疵担保責任保険法人により保険と同等の
③建設後10年以内であって、住宅瑕疵担保責任保険
検査が実施された住宅
(人の居住の用に供したことのない住宅を目的と
する住宅瑕疵担保責任任意保険を含む)に加入し
〈住宅ローンを利用しない場合は上記(1)(2)に加え〉
ている住宅又は建設住宅性能表示を利用してい
(3) 年齢50才以上で収入額の目安が650万円以下(都
る住宅
道府県民税の所得割額が13.3万円以下)の者が取
得する住宅
〈住宅ローンを利用しない場合は上記(1)(2)に加え〉
(4) 住宅金融支援機構のフラット35Sと同等の基準を満 (3) 年齢50才以上で収入額の目安が650万円以下(都
たす住宅
道府県民税の所得割額が13.3万円以下)の者が取
得する住宅
※収入は給与所得者の「額面収入」ではなく、都道府県民税の所得割額に基づき決定されます。給付申請では、引越し前の住民票のある市区町村が発行した個人
住民税の課税証明書を入手し
「都道府県民税の所得割額」を確認する必要があります。
21
80%
宅取得資金に充当できるようにするための措置。
ビルダー様が申請手続きを代行し、給付金を直接受け取ります。
■本人受領の場合
■代理受領の場合
入居後に手続きをします。
申請方法は、
すまい給付金事務局
引き渡し後にビルダー様が手続きをしますが、
契約時に住宅
に必要書類を郵送するか、全国のすまい給付金申請窓口
の持分を決定し、
代理受領特約を締結することが必要です。
に書類を持参し申請します。
また、
個人住民税の課税証明書は契約締結時点のものを使
用します。
申請はすまい給付金申請窓口のみとなります。
【申請に必要な書類】
①給付申請書、②建物の登記事項証明書・謄本、③住民票の写
【申請に必要な書類】
し、④個人住民税の課税証明書、⑤工事請負契約書又は不動
①給付金代理受領申請書、②建物の登記事項証明書・謄本、
産売買契約書、⑥住宅ローンの金銭消費貸借契約書、⑦振込
③住民票の写し、④個人住民税の課税証明書、⑤工事請負契約
先口座が確認できる書類、⑧検査実施が確認できる書類、⑨
(現
書又は不動産売買契約書、⑥住宅ローンの金銭消費貸借契約書、
金取得の場合)
フラット35S基準への適合が確認できる書類
⑦振込先口座が確認できる書類、⑧検査実施が確認できる書類、
⑨
(現金取得の場合)
フラット35S基準への適合が確認できる書類
すまい給付金
事務局
郵送
すまい給付金事務局
住宅取得者
持参
すまい給付金
申請窓口
給付金振込(1.5〜2カ月後)
契約
住宅取得者
持参
住宅
事業者
すまい給付金
申請窓口
給付金振込(1.5〜2カ月後)
■問い合わせ先
【すまい給付金について】
すまい給付金事務局 http://sumai-kyufu.jp/
0570-064-186 ナビダイヤル
(9時00分〜17時00分/土・日・祝日含む)
(PHS、IP電話の場合:045-330-1904) 22
省エネ
対象住宅
持分は
不動産登記事項証明書(権利部)で確認
長期優良住宅
給付対象者
(未就学児2人、扶養家族なし)
総合・木材
い
(できない)50歳以上の中高齢層は、
収入額の目安が650万円以下に緩和される一方、
住宅金融支援機構のフラット35Sと同等
Aさんご夫婦共有名義の場合
持分割合
税制・ローン
この間に入居した場合(消費税5%が適用され
るものは除く)、給付基礎額は最高30万円
平成29年
12月31日
×
平成26年7月31日改訂 ・対象地域材の樹種の追加
▶被災地はP57参照
木材利用ポイント
★★★★★
60万
最大
対象地域材を主要構造材に用いる木造住宅の新築・購入に対して30万ポイント
(被災地は50万
ポイント
(60万円相当)
ポイント)、対象地域材による内装や外装の木質化に対して最大30万ポイント、木材製品および
木質ペレットストーブ等は製品ごとに定められたポイントを付与する制度です。
H26.9.30着手分まで
住宅が対象です。木材製品および木質ペレットストーブ等は平成25年7月1日〜平成26年9月30日までに購入したものが対象です (新規外壁材については平成26年3月31日まで)。
( )
平成26年
9月30日
新規外壁材につ
いては 平 成 2 6
年7月31日まで
平成27年
1月31日
60万
ポイント
(1)
(2)
においては、
ポイントの発行申請は住宅1棟につき1回かぎり。
たとえば、
木造住宅を
新築と内外装の木質化の両方のポイントを取得する場合は、
同時申請が条件となります。
認定・登録済みの住
宅 施 工 業 者による
工事が、ポイント取
得の要件です。
延べ床面積
※木材製品および木質ペレットストー
ブ等によるポイントは追加できます。
対象地域材の必要量とポイント数
80㎡未満
4㎥
80㎡以上 95㎡未満
5㎥
95㎡以上 110㎡未満
6㎥
110㎡以上 125㎡未満
④主要構造材等として使用する対象地域材の産地、樹種を広く表
示するもの
125㎡以上
300,000ポイント
(特定被災区域で全壊、大規
模半壊、半壊した者が、当該
区 域にお い て 新 築または購
入した 木 造 住 宅につ い て は
500,000ポイント)
8㎥
床
以降3㎡増えるごと
外壁
新規外
壁材
木材製品、
トーブ等
⑶ 木質ペレットス
要件
平成25年7月1日〜平成26年9月30日までに購入されたもの
②木材製品は家具等の建築材料以外のもの(工事が付随する建具等は
対象外)
①都道府県等により産地が証明される制度により認証される木材・
理委員会が指定した工法
木材製品
(都道府県等が実施する認証制度、
F
I
PCなど)
②森林経営の持続性や環境保全への配慮などについて、
第三者機関
②あらかじめ定める工法
により認証された森林から産出される木材・木材製品
(FSC、
PEFC、
•スギ、
ヒノキ、
カラマツ、
トドマツ、
アカマツ、
クロマツ、
リュウキュウマツまたはアスナロを主要構造材等とし
SGEC、
FIPCによる認証木材)
③林野庁「木材・木材製品の合法性、持続可能性の証明のため
のガイドライン」
(http://www.rinya.maff.go.jp/j/boutai/ihoubatu/
•スギ、
ヒノキ、
カラマツ、
トドマツを主要構造材等として
過半使用する丸太組構法
•スギ、
ヒノキ、
カラマツ、
トドマツを主要構造材等として
過半使用する枠組壁工法
pdf/gaido1.pdf)
に基づき合法性が証明される木材・木材製品
④あらかじめ定める樹種または基金管理委員会が指定したもの
スギ、
ヒノキ、
カラマツ、
トドマツ、
アカマツ、
クロマツ、
リュウキュウマ
•北海道において、
カラマツ又はトドマツを主要構造
材等として過半使用する木質プレハブ工法 他
ツ、
アスナロおよびベイマツ
(米国産)
、
オウシュウトウヒ
(オーストリ
ア産)
、
オウシュウトウヒ
(スウェーデン産)
、
オウシュウアカマツ
(ス
ウェーデン産)
及びラジアータパイン
(ニュージーランド産)
※主要構造材等とは、柱、梁、桁、土台及び間柱を指す
※対象地域材の量としてカウントできる構造用合板については、壁に使用する厚さ12mm以上のもの及び床に使用する厚さ24mm以上のものが対象
※構造用合板、構造用集成材の対象地域材の材積のカウントは、対象地域材のみで構成されるものは全材積、対象地域材が過半以上のものは全材積の1/2
木材利用ポイントは商品等または即時交換に使えます
木材利用ポイントは下に示す2つの使い方ができます。即時交換制度は、取得したポイントのうち50%を上限として、一緒に行う
できるというもの。
ポイント申請は住宅事業者様が受付窓口で行います。
■即時交換制度を利用の場合
■商品などに換える場合
同時に行う別の木材を利用した工事費用に、
取得したポイン
下記の商品や寄付に使えます。
ポイント発行申請は窓口また
トを充当することができます(上限50%)。
ポイント発行申請は
は郵送で、
原則、
お客様が行います。
窓口のみで受け付け、
住宅事業者様が代理申請をします。
5,000ポイント
無料工事
【交換商品】①農林水産品等、②体験型旅行、③商品券(全国商品券、プリペイドカー
ドはポイントの50%まで)、④森林づくり、木づかい運動への寄付、⑤被災地への寄付
15,000ポイント
10㎡
以降10㎡増えるごと
代理申請も可
住宅
事業者
15,000ポイント
10㎡
7,000ポイント
以降10㎡増えるごと
7,000ポイント
対象地域材の必要量とポイント
製品の価格帯ごとに、その下限の価格の10%相当
一製品の上限100,000ポイント
(ポイントの申請回数、取得制限なし)
住宅所有者
申請
ポイント相当の代金支払い
木材利用
ポイント
事務局
住宅所有者
住宅
事業者
申請
木材利用
ポイント
事務局
ポイント発行
■問い合わせ先
【木材利用ポイントについて】
木材利用ポイント事務局 http://mokuzai-points.jp/
0570-666-799 ナビダイヤル
(9時00分〜17時00分/土・日・祝日含む)
(PHS、IP電話の場合:03-6701-3270) 24
省エネ
以降3㎡増えるごと
木質系
外壁材
7,000ポイント
15,000ポイント
9㎡
新築
①事務局に登録された木材製品、木質ペレットストーブ、薪ストーブで、
21,000ポイント
9㎡
新築
■対象地域材
①樹種または地域を示して定める工法であり、
基金管
別の木材を使う工事費用(木製の扉や手すりの据付け工事、
ウッドデッキの設置工事、木製の作り付けの家具工事等)
に充当
部位ごとのポイント数(上限は30万ポイント)
①平成25年4月1日〜平成26年9月30日までに工事に着手(請
内壁・天井
⑵ 内装・外装の木質化の場合
要件
7㎥
■対象工法
長期優良住宅
⑴ 木造住宅の新築・購入の場合
要件
に認められた認証木材、③事務局に認定・登録された登録材料を使うことが条件となります。
総合・木材
同時申請をした場合は、
最大60万ポイント
(被災地は80万ポイント)
まで取得できます。
・供給業者が供給する対象地域材を使用した建築材料であって、
登録建築材料または対象地域材の無垢板類を使用するもの
道府県で工事を行う
「全国型」があります。登録されていない事業者が工事し
た住宅の場合、木材利用ポイントは申請できないので注意が必要です。
て過半使用する木造軸組工法等
最大
木材利用ポイントの対象となるのは、下の
(1)から
(3)
までに掲げる工事または製品です。
・供給業者が供給する対象地域材を使用した建築材料であって、
登録建築材料または対象地域材の無垢板類を使用するもの
【外装木質化工事】
・10㎡以上の外壁の工事を行うもの
必要があります。認定には一つの都道府県で工事を行う
「単県型」
と複数の都
税制・ローン
ポイント
交換期限
新築住宅+内外装の木質化で最大60万ポイント取得可能
23
未決定
ポイント
申請期限
この間に着手(工事請負契約の締結)
した工事が対象
負契約締結)
するもの
②登録工事業者が工事を行うもの
③次の条件を満たすもの
【内装木質化工事】
・9㎡以上の床または内壁・天井の工事を行うもの
・住宅の床または内壁・天井に木材を使用するもの
工事を行う事業者は、都道府県の協議会または有識者委員会で認定を受ける
木材利用ポイントは、下記の①管理委員会が認めた対象工法による木造住宅、②管理委員会が認めた対象樹種または公的
住宅に関する木材利用ポイントは、平成25年4月1日から平成26年9月30日までに工事に着手(工事請負契約の締結時点)
した
①平成25年4月1日〜平成26年9月30日までに工事に着手(請
負契約締結)
するもの
②対象工法であり、主要構造材および間柱(厚さ27mm以上)の
材積の過半に対象地域材を使用するもの(P24参照)
③事務局に届け出た供給業者が供給する対象地域材を使用した
建築材料を用いて登録工事業者等が工事を行うもの
住宅施工業者登録が必要です
木材利用ポイントの対象工法、対象地域材とは
対象は平成26年9月30日までに着手した住宅
平成25年
4月1日
●新築のための優遇制度
●新築のための優遇制度
地域型住宅ブランド化事業
▶被災地は57参照
★★★
上限
でを補助するという制度です。支援は、
グループ募集と補助金交付の二段階の手続きを経て行
われます。
H26.5.12(グループ募集締切)
原木供給者
製材事業者
建材流通事業者
プレカット工場
今年度のグループ募集も昨年同様1回のみ
事業に取り組むグループの募集は、今年度は1回のみ。5月12日が締め切りです。着工は、
グループに対する採択通知の発送日以
降で、
平成27年3月31日までとなります。
平成26年
5月12日
グループ募集
スタート
グループ募集
締め切り
平成27年
3月31日
採択結果
発表
着工
補助対象
住宅着工期限
地域の気候風土、街並み景観の特徴
地域材の特徴、供給体制の現状
地域型住宅の具体像
地域型住宅の規格・仕様に関するルール
建築士事務所
地域材の供給・加工・利用に関するルール
ビルダー様
積算、資材調達、施工に関するルール
・信頼性確保
・維持管理
・普及促進
・技術継承
・新技術導入
・資源循環利用
・災害時の対応
地域型住宅の維持管理に関するルール
地方自治体による協力
地域型住宅ブランド化事業における補助金取得の流れ
地域型住宅ブランド化事業の補助金を獲得するポイントは3つ。
まず「地域型住宅」の共通ルールをつくるグループに参加すること。
参加グループの提案が採択されてから着工すること。
そして、今年度から住宅の「省エネルギー技術者講習」の修了者が設計、
利用はビルダー様のグループ参加が条件
補助金を受けるには、
ビルダー様が下の表に示された要件を満たすグ
ループへの参加が条件です。
グループは使用する材料、設計方法など
は右の囲みのとおりです。
なお、今年度から対象住宅の要件に「省エネ
(1)地域の木材関連事業者、建材流通事業者、
中
小住宅生産者等の連携体制の構築及びグルー
プ毎の共通ルールに基づく
「地域型住宅」の供
・特徴あるブランド化の目標設定
■応募要件
・効率的な住宅生産体制の整備
⑥の施工は、
5事業者以上で構成し、かつ、個々の事業者
は原則として元請の年間新築住宅供給戸数が50戸程度
未満(直近3年間の年間平均新築住宅供給戸数が54戸以
下)の住宅生産者であること
主要構造部が木造のもの
対象住宅
産地証明等がなされている地域材を使用すること
長期優良住宅建築等計画の認定を受け、グループに対す
る採択通知発出日以降に着工する住宅であること
住宅の省エネルギー技術講習会の修了者がその設計、施
工、または工事監理に関わるもの
1戸あたり 上限100万円
補助金額
補助件数
1事業者あたり5戸まで(特定被災区域の事業者は10戸まで)
※過去に採択されたグループであっても改めて適用申請が必要
25
・長期にわたる住宅メンテナンス体制の整備
・グループの技術力の向上
地域材を使った長期優
良住宅の共通ルール化
長期優良住宅認定取得
採択通知受理
補助金交付申請書類作成
提出
申請書チェック
(2)長期優良住宅だけでなく、本補助事業以外の
取組として、住宅の省エネ基準、
フラット35、低炭
素住宅など、多岐にわたる住宅関連施策・制度
評価事務局
グループ提案応募
評価委員会
による評価
採択通知
国土交通省が
採択
着工
・地域産業の活性化 等
に資する取組であること
支援室
交付決定通知受理
通知
交付決定通知受理
一括申請
通知
申請書受理
応募内容の
公開
交付決定
へのグループとしての対応を通じた、
施策対応力
の向上に資する取組であること 等
(3)下記を優先的に取り扱う
完成
・東日本大震災の復興に資すると認められる取組
(被災者の生活再建に特に配慮したプランや
仕組みによる住宅供給、
被災地域において産出
された木材の活用等)
・長期優良住宅の未経験工務店による供給を促
完了実績報告書類作成
進捗状況報告等
提出
額の確定通知受理
報告書チェック
通知
申請予定・構成員の変更等
一括申請
受付・審査
変更承認
省エネ
採択されたグループ毎の地域型住宅の共通ルール等に則
して、グループの構成員である中小住宅生産者等により供
給されるもの
グループへの参加
グループ
参加
長期優良住宅
グループ
の要件
ビルダー様
給を通じ、
ルギー技術講習会」修了者による設計、
施工、
監理が加わりました。
地域材を活用した木造の長期優良住宅の供給に取り組み、
その構成員は、次の①〜⑥の業種ごとに1事業者以上に
よって構成されていること。①原木供給、②製材・集成材製
造・合板製造、③建材流通、④プレカット加工、⑤設計、⑥施
工、⑦木材を扱わない流通、⑧その他
施工、
監理することが要件となったので対応すること。
なお、
補助金申請、
完了実績報告はグループがとりまとめて一括申請します。
総合・木材
について共通ルールを定め、国の評価を受けます。評価の視点・ポイント
■応募提案評価の視点・ポイント
税制・ローン
平成26年
4月10日
具体的取組、
役割分担
地域型住宅の具体像、共通ルール
ブランド化
認証されたルールに則って地域材を活用した長期優良住宅を建設した場合に、
最大100万円ま
関連地域産業連携による
生産体制
住宅像の明確化
100万円
中小ビルダー様が、
他のビルダー様や木材、
建材流通等の関連事業者とともにグループを組み、
地域型住宅ブランド化事業のイメージ
受付・審査
補助額確定
進する取組
・地域の産業・住文化・景観に寄与する取組、
また
は和の住まいの推進に関する取組
・グループの取組の継続性が確実であり、
中長期
的な取組として原木供給から設計施工に至るま
での幅広い業種における総合的な需給計画の
策定やこれに基づく業種毎等の合理化に向け
た取組を行うなど特に重要な政策課題の実現
に資するもの
補助金受領
補助金支払い
【補助金をお客様へ】
■問い合わせ先
【地域型住宅ブランド化事業について】
地域型住宅ブランド化事業評価事務局 (一般社団法人 木を活かす建築推進協議会内)
http://www.chiiki-brd.jp TEL:03‐3560-2886
月~金曜日
(9:30~17:00/祝日、年末年始を除く)
FAX:03-3560-2878 ※原則として問い合わせはFAX
26
平成26年7月31日改訂 ・追加公募中止を明記
住宅のゼロ・エネルギー化推進事業
年間の新築住宅供給戸数が50戸未満の中小ビルダー様を対象に、
躯体と設備を一体化したゼ
ロ・エネルギー住宅の取り組みを公募によって募り、
予算の範囲内において、
整備費等の一部を
補助し支援する制度です。
●新築のための優遇制度
★★★
ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業
1戸あたり
2030年の住宅のネット
・ゼロ・エネルギー化を目指すために、
高断熱性能、
高性能設備機器と計
上限
165万円
H26.6.6公募締切
測装置等を組み合わせ、
住宅の年間の一次エネルギー消費量がネット
(正味)
で概ねゼロとなる
住宅(ZEH)
を最大350万円まで補助する制度です。住宅の建築主が対象です。
★★
上限
1戸あたり
350万円
H26.6.6公募締切
提案公募は平成26年6月6日まで
公募は平成26年6月6日まで
公募の受け付けは4月21日から6月6日まで。応募者は、
まずホームページ上で事業者登録をしてから、
期間内必着で応募書類を郵
公募の受け付けは4月21日から6月6日。7月下旬に予定されている交付決定通知受け取り後に着工し、
工事完了は平成26年12月
送します。7月中旬に予定される採択決定通知を受け取った後、
改めて平成26年12月末までに交付申請を行います。着工は平成
31日まで。
なお、
予算額に達しない場合に予定されていた追加公募は、
一次公募の応募多数により中止となりました。
27年3月31日までで、
平成28年1月31日までに完成させる必要があります。
公募期間
平成26年4月21日~6月6日
交付申請期限
平成26年
12月31日
採択決定
7月中旬
着手期限
平成27年
3月31日
事業完了期限
平成28年
1月31日
補助金は最大1戸あたり165万円で、1事業者3戸まで
直近の3年間の年平均新築住宅供給戸数が50戸未満の中小ビルダー様を対象とした制度
で、
補助を受けることができるのは1事業者あたり3戸まで。
モデルハウス等は対象外です。
(ゼロ・エネルギー住宅とするための掛かり増し費用相当額)、②審査委員会で認められた
調査設計計画に要する費用、③審査委員会で認められた効果の検証等に要する費用。補
助金額は、
①②③の合計の1/2以内で1戸あたり上限165万円。
なお、
新築に限り簡易な計算
方法として、
住宅の建設費用の10分の1
(上限165万円)
として申し込むこともできます。
応募要件は次の3つです。
①住宅の躯体・設備の省エネ性能の向上、
再生可能エネルギーの活用等によって、
年
間の一次エネルギー消費量が正味
(ネット)
で概ねゼロになること
(右囲み参照)
。
③平成26年12月末までに交付申請手続きを
行い、
平成27年3月までに着手するもの。
なお、
採択にあたっては、
平成24年度及び平
一次エネルギー消費量が正味ゼロとは
(1)改正省エネルギー基準における住宅の一次エネルギー消費量に関する基
応募要件は高断熱+先進システム+計測装置+太陽光によるゼロエネ
応募要件は、補助事業の公募後に契約し、補助事業に係る工事を交付決定通知が届いた後
に着手した物件で、
かつ以下の5つ全てに該当するもの。
②年間の一次エネルギー消費量(太陽光発電による創エネルギー分を除く)
が、H25年基準あ
るいは事業主基準における基準一次エネルギー消費量以下であること。
③一定の断熱性能等を有すること
(以下の基準以下)
A=B-
(C+D)
≦0
A
:提案する住宅の一次エネルギー消費量
※補助対象となる断熱材は、
熱伝導率(λ 値)=0.041[W/m・K]以下とする
年度においては平成25年度と同様に「住宅事業建築主の判断の基準」に
おける計算に準じた評価方法も認める。
B
:提案する住宅の基準エネルギー消費量
C
:断熱強化、
設備性能の向上等によるエネルギー消費削減量
D
:太陽光発電等の創エネルギーによる創エネルギー量
応募にあたっては、省エネ基準 WEB プログラムの計算結果(「様式出力(省
エネルギー基準一次エネルギー消費量計算結果(PDF))」及び「外皮性能の
計算結果」を提出する必要があります。
また、実効性が高い提案、省エネ性が高い
(2)学識者により構成される審査委員会が認めたもの。
■問い合わせ先
【住宅のゼロ・エネルギー化推進事業について】
ゼロ・エネルギー化推進室 http://www.zero-ene.jp/
TEL:03-6741-4544 (平日10:00〜17:00 1番を選択)
27
明等の購入費用および②それらの工事費で、補助対象経費の1/2以内で350万円が上限です。
ただし、太陽光発電システムや
燃料電池、
蓄電池、
エネルギー計測装置については補助対象外となります。
地域区分
断熱区分(UA値)
地域区分
冷房期の
平均日射熱取得率
準に準じた評価方法によっておおむねゼロとなるものが原則。
ただし平成26
合計が3 戸未満の事業者が優先されます。
削減率等が高い提案)
も優先されます。
お施主様が申請者となります。建売住宅、賃貸住宅は対象外です。補助対象となるのは①断熱材、
サッシ、空調、給湯、換気、照
①年間の一次エネルギー消費量が正味(ネット)
でゼロ以下であること。
成25年度における過去2年間の採択戸数の
提案(たとえば太陽光発電を除くエネルギー
補助金は最大で1戸あたり350万円
1・2・3地域
0.4以下
1・2・3・4地域
基準値なし
5地域
4・5・6・7地域
0.6以下
6地域
7地域
8地域
基準値なし
8地域
3.0以下
2.8以下
2.7以下
3.2以下
④一般社団法人環境共創イニシアチブ
(以下、
「SII」)
が「プラスワンシステム」
と認めるシステムを導入すること。
SIIが認めるプラスワンシステム
A.
省エネルギーに資する先進的な設計手法 (たとえば開口部通風利用システム、床下冷熱利用システム等)
B.
省エネルギーに資する先進的な制御機構を有する機器 (たとえば日射連動シャッター、照度センサー付き照明、屋内と屋外の温度差による換気制御システム等 )
※LIXILの通風・創風設計サポート
(P62)は平成26年度のプラスワンシステムとして認められています。
⑤SIIが定める基準を満たすエネルギー計測装置を導入すること。
また、
そのデータなどをもとに定期的なエネルギー使用状況の
報告ができること。
⑥太陽光発電システム等の再生可能エネルギーシステムを導入すること。
ただし、
売電を行う場合は余剰買取方式に限る。
■問い合わせ先
【ネット
・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業について】
ゼロ・エネルギー化推進室
http://www.zero-ene.jp/
TEL:03-6741-4544 (平日10:00〜17:00 2番を選択)
28
省エネ
②住宅の省エネ基準に適合するもの。
工事期間
4月11日~5月9日
新規システムの事前相談期間
長期優良住宅
高断熱+省エネ、創エネ設備で
ゼロエネ化
実績報告期限
平成27年
1月15日
総合・木材
補助対象となるのは①住宅の省エネ化に係る建築構造、建築設備等の整備に要する費用
工事完了期限
平成26年
12月31日
交付決定
7月下旬
税制・ローン
事業着手期間
公募期間
平成26年4月21日~6月6日
住宅・建築物省CO2先導事業
★
「ゼロ・エネルギー化推進事業」における省エネ対策を超えて、
より先導性の高い多様な省エ
ネ・省CO2に取り組むプロジェクトを対象に、300万円を上限に補助する事業です。新築およびリ
フォームが対象です。
上限
300万円
H26.6.16公募締切
第1回応募は平成26年6月16日まで
平成26年度の第1回提案募集は平成26年4月25日から平成26年6月16日まで。第2回提案募集は例年どおり予定されていますが、
スケジュールは公表されていません。
第1回公募:
平成26年4月25日~6月16日
審査結果の通知
8月下旬頃
募集する事業は次の4つ。
①住宅及び住宅以外のオフィスビル等の建築物の新築
②既存の住宅・建築物の改修
③省CO2のマネジメントシステムの整備
④省CO2に関する技術の検証(社会実験・展示等)
正省エネ法に基づく建築主等の判断の基準(トップラン
ナー基準)
を満たし、
プロジェクト総体として省CO2を実
現し、
先導性に優れていること。
加えて今年度は、
特定課題として右囲みの4つの課題う
ちのいずれか、
またはその組み合わせを選択し、
対応す
課題1 街区や複数建築物におけるエネルギー融通、まちづくりとし
ての取り組み
課題2 非常時のエネルギー自立にも対応した取り組み
課題4 上記の課題1〜3以外のその他先導的省CO2技術の導入・
普及の取り組み
なお、特定課題4については「省エネ改修技術の発展、省エネ改修の
普及促進に資する取り組み」
「中小建築物や地方都市において他の
プロジェクトにも波及、普及が期待される先導的な取り組み」
「パッシ
ブ設計・技術を積極的に取り入れた先導的な取り組み」が求められて
います。
■手続きの流れ
提案者
験者らによる評価委員会が提案内容を審査。提案が採
択されたのちに、
補助金申請を行い、
再度審査があって
補助金が交付されます。 案では、住宅を整備する場所が決まっていない場合で
事業提案
受理
受理
採択決定
採択通知
工事等の着手
に応募戸数を明記し、補助対象費用の総額を記載。複
交付申請
数棟の応募が必要である理由を先端性・先進性の観
す。
■ 長期優良住宅化リフォーム推進事業
NEW
★★★
補助
★★★
補助
事業完了
実績報告
受理
受領
■問い合わせ先
審査
交付決定
完了検査
額の決定
補助金支払
(独)
建築研究所等
(評価委員会)
評価
木材
P35
■ 木材利用ポイント
(リフォーム)
★★★★★補助
省エネ
P37
■ 省エネ改修促進税制
★★★
税
■ 省エネ改修所得税特別控除
★★★
税
■ 既築住宅における高性能建材導入促進事業
★★★
補助
■ 住宅のゼロ・エネルギー化推進事業(リフォーム) ★★★
補助
■ ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業(リフォーム) ★★
補助
耐震
P43
■ 耐震改修促進税制
★★★
税
■ 耐震診断・改修補助事業
★★★
補助
バリアフリー
P45
■ バリアフリー改修促進税制
★★★★
税
■ バリアフリー改修所得税特別控除
★★★★
税
■ 介護保険住宅改修費支給
★★★
補助
■ 高齢者向け返済特例制度
★★★★
ローン
【住宅・建築物省CO2先導事業について】
独立行政法人建築研究所 住宅・建築物省CO2先導事業評価室
http://www.kenken.go.jp/shouco2/ メール:[email protected]
FAX:03-3222-7882 質問・相談は、原則として、
ファックス又は電子メールで受付
29
★の数は利用のしやすさを表しています。
バリアフリー
すれば、
全棟に対して補助金を受けられる場合がありま
国土交通省
募集
もシステムとしての提案が可能です。
その場合、提案時
点、
当該技術の今後の波及性・普及性の観点から記載
★★★★★税
■ 民間住宅活用型
住宅セーフティネット整備推進事業
耐震
また、住宅の新築又は既存住宅等の改修に関する提
■ 住宅ローン減税
(リフォーム)
省エネ
住宅・建築物省CO2先導事業は、
第1段階として学識経
P31
課題3 被災地において省CO2の推進と震災復興に資する取り組み
るプロジェクトであることが求められています。
提案公募と補助金交付の2段階の手続き
総合
木材
応募の要件は、平成26年度に事業着手するもので改
■平成26年度提案で求められる4つの特定課題
総合
平成26年度の募集は4つの課題
審査結果の通知
未定
第2回公募:未定
リフォームのための
優遇制度
●リフォームのための優遇制度
▶被災地はP56参照
住宅ローン減税(リフォーム)
リフォームにおいても新築同様、年末のローン残高の1%を所得税から10年間控除できる住宅
ローン減税が利用できます。
また、
平成26年度税制改正により、
現行の耐震基準に適合しない中
古住宅を取得した場合であっても、
耐震リフォームをすることにより、
住宅ローン減税の適用が可
能と なりました。
★★★★★
民間住宅活用型住宅セーフティネット整備推進事業
400万円
民間の空家を高齢者世帯や子育て世帯、障がい者世帯などが入居する賃貸住宅にするプロ
ジェクトを支援する事業。戸建てまたは集合住宅が対象で、
耐震改修工事、
バリアフリー工事、
省
最大控除
(当初10年間)
H29.12.31まで
エネ工事のいずれかの実施を条件に、
費用の3分の1、
1戸あたり上限100万円が補助されます。
★★★
上限
1戸あたり
100万円
H26.12.26応募締切
適用期限は平成29年12月31日入居分まで
応募は平成26年12月26日まで
平成25年の税制改正により、
適用期間は平成29年12月31日入居分まで延長されました。
また、
中古住宅取引を促すため、
平成26
平成26年4月1日以降に契約を締結した物件で、
平成26年4月1日〜平成26年12月26日
(必着)
までに応募・申請を行ったものが対
年の税制改正により、
耐震基準を満たさない既存不適格住宅についても定められた手続きに則ることを条件に対象となりました。
象になります。交付決定通知を受け取り前に工事着手することはできません。
残高限度額
4000万円
リフォームローン減税の選び方
修減税〈ローン型〉
(P37参照)、③バリアフ
リー改修減税〈ローン型〉
(P45参照)
の3つ
の中から減税制度を選ぶことができます。
借
お客様の場合の控除額をシミュレーション
し、
提案するとよいでしょう。
1.0%
40万円
控除
400万円
応募・交付申請時点で入居者を募集していたにもかかわらず、
人が居住していない期間が3か月以上あり、
改修工事後に賃貸借
契約を締結して居住用として賃貸する住宅が対象となります。
戸建て住宅であってもよく、
そのまま一戸建て賃貸とするだけでなく、
グループホーム、
シェアハウスも対象となります。改修工事後の最初の入居者は住宅確保要配慮者(下記参照)
とすることが定め
られていますが、
募集を開始してから3ヶ月以上入居者を確保できない場合は、
そのほかの人を入居させることも可能です。
補助事業者
対象住宅
どのローン減税を選ぶか計算しよう 年収500万円、借入700万円、金利3.13%、10年返済、扶養家族なし
期間
住宅ローン減税
控除額
(ローン残高×1%)
1年 639.43万円
2年 576.94万円
3年 512.46万円
5.0万円
5.0万円
5.0万円
3.89万円
3.27万円
2.62万円
8.89万円
8.27万円
7.62万円
6.39万円
5.77万円
5.12万円
4年 445.94万円
5年 377.30万円
6年 306.48万円
5.0万円
5.0万円
1.96万円
1.27万円
6.96万円
6.27万円
4.46万円
3.77万円
3.06万円
7年 233.41万円
8年 158.02万円
9年
80.24万円
10年
国土交通省 住宅税制ホームページ http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/zeisei_index2.html
※所得税の確定申告時に必要な
「増改築等工事証明書」等の様式が入手できます。
改修後の管理
2.33万円
1.58万円
0.80万円
0.00万円
38.01万円
0.00万円
33.30万円
改修工事の発注者
※所有者でない場合は所有者の同意が必要
•改修工事後に、賃貸借契約を締結して居住用として賃貸する住宅(戸建て、共同住宅の別は問わない)
•応募・交付申請時点で1戸以上の空家(応募・交付申請時点で3か月以上居住していない住戸)がある住宅
•床面積25㎡以上(※居間、食堂、台所等、入居者が共同して利用するために十分な面積を有する場合は18㎡)
•台所、水洗便所、収納設備、洗面設備及び浴室を有する
(または共同利用できる)
もの
•都市計画施設の区域又は市街地開発事業の施行区域にある住宅でないこと
•建築基準法第27条、第61条及び第62条その他建築物の防火に関する法令に基づく建築物であること
耐震改修工事
改修工事
■問い合わせ先
31
戸建て空家も対象だが、賃貸住宅にすることが条件
ⓑ上記の③の申請をした場合:建設住宅性能評価書
ⓒ上記の④の申請をした場合:既存住宅売買瑕疵担保
責任保険契約の付保証明書
省エネ・バリアフリー改修促進税制
特定工事
その他残高(〈ローン残高−
ローン残高
合計控除額
(250万円×2%) 特定工事250万円〉
×1%)
完了実績報告期限
平成27年2月27日
昭和56年5月31日以前に着工された住宅を現行の耐震基準に適合させる改修工事
バリアフリー工事
「手すりの設置」
「段差の解消」
「廊下幅等の拡張」
「エレベーターの設置」のいずれ
かの工事
省エネルギー改修工事
「窓の断熱改修」
「外壁、屋根・天井または床の断熱改修」
「太陽熱利用システム設
置」
「節水型トイレ設置」
「高断熱浴槽設置」のいずれかの工事
•高齢者世帯
•障がい者世帯
最 初の入 居 者は住 宅 確
•子育て世帯
保要配慮者であること
•所得(月あたりの収入)が214,000円を超えない者
•被災者等、地方公共団体が地域住宅計画に定める者
管理期間
工事完了日から10年以上
家賃
都道府県ごとに定められた上限を超えないこと
(例:東京都111,000円、大阪府106,000円、愛知県94,000円)
バリアフリー
入金額、
返済期間によって、
どれがよりお得
になるのかは変わります。右の表を参考に、
最大控除
完了実績報告期限
平成27年1月30日
耐震
省エネリフォーム、
バリアフリーリフォームをし
た場合は、①住宅ローン減税、②省エネ改
控除率
完了実績報告期限
平成26年10月31日
省エネ
居住年
平成26年4月1日〜
平成29年12月31日
完了実績報告期限
平成26年7月31日
木材
借入金等の
年末残高
×
控除率
応募・申請期間
平成26年4月1日~12月26日
総合
住宅ローン減税
耐震基準を満たさない中
控除対象 一定の増改築等の借入金等(償還期間10年以上)の年末残高
古住宅であっても、耐震リ
借入金等の額(新築はP17参照)
フォームを行い下記手続
(1) 住宅の引渡しまたは工事完了から6カ月以内に居住の用に
きをすることで住宅ロー
供すること
ン減税が受けられます
(2) 増改築等 床面積50㎡以上(床面積の1/2以上が居住用)
(3) 工事費用の額が100万円超(その2分の1以上の額が自己
の居住用部分の工事費用であること)
既存不適格住宅で住宅ローン減税を受ける場合
(4) 次のいずれかの工事に該当するものであること
イ 増築、改築、建築基準法に規定する大規模な修繕又は大 【中古住宅引き渡し前】
規模の模様替えの工事
下記のいずれかにより申請を行う。
対象となる
ロ 家屋のうち居室、調理室、浴室、便所、洗面所、納戸、玄 ①耐震改修促進法に基づく耐震改修計画の認定申請
改修工事
関又は廊下の一室の床又は壁の全部について行う修 ②建築士、指定確認検査機関、登録住宅性能評価機関
繕・模様替えの工事(イに該当するものを除く)
又は住宅瑕疵担保責任保険法人に対する耐震基準
ハ 一定の耐震改修工事
適合証明の申請(工事業者未定の場合等は仮申請)
ニ 一定のバリアフリー改修工事
③建設住宅性能評価(耐震等級の評価に限る)の申請
ホ 一定の省エネ改修工事
(工事業者未定の場合等は仮申請)
(5)以下のいずれかを満たすもの
④既存住宅売買瑕疵担保責任保険契約の申込み
a 築後20年以内の木造住宅
b 一定の耐震基準を満たすことが証明されているもの
【耐震工事後で入居前】
c 既存住宅売買瑕疵保険に加入していること
下記のいずれかにより証明を受ける。
所得要件
合計所得金額3000万円以下
ⓐ上記の①または②の申請をした場合:建築士、指定
適用居住年、
平成29年12月31日までに居住 10年間
確認検査機関、登録住宅性能評価機関又は住宅瑕
控除期間
疵担保責任保険法人による耐震基準適合証明書
税額控除
借入金の年末
合計最大
補助率・限度額 補助対象費用の1/3、上限100万円×空家の戸数
■問い合わせ先
【民間住宅活用型住宅セーフティネット整備推進事業について】
民間住宅活用型住宅セーフティネット整備推進事業実施支援室 http://www.minkan-safety-net.jp/
TEL:03-6214-5690 月〜金曜日
(祝日、年末年始を除く)
9:30〜17:00(12:00〜13:00を除く)
32
平成26年7月31日改訂 ・「評価基準型(2)」の公募に伴い、応募期日、要件等を変更
●リフォームのための優遇制度
長期優良住宅化リフォーム推進事業
建築士のインスペクションや維持保全計画の作成、
性能向上リフォーム等を条件に、
リフォームの
先進的な取り組みに対して支援する制度です。
平成26年度事業からは、
評価基準では評価でき
ない先導性・汎用性・独自性等の高いリフォーム手法を対象に「提案型」の公募も加わりました。
★★
長期優良住宅化リフォーム「評価基準型(2)」として補助対象となる工事
評価基準型(2)
①特定性能向上リフォーム工事
上限200万円
基準を満たす性能向上工事
H26.8.20 登録・公募締切
a.構造躯体等の劣化対策
b.耐震性
②その他の性能向上リフォーム工事
①以外の性能向上工事
その他費用
インスペクションで指摘を受けた箇所
の改修工事
インスペクション費用
リフォーム履歴作成費用
外壁、屋根の改修工事
維持保全計画作成費用
平成26年度事業「評価基準型(2)」の公募締切は平成26年8月20日
c.省エネルギー対策
バリアフリー工事
リフォーム瑕疵保険料
平成26年度長期優良住宅化リフォーム推進事業「評価基準型(2)」の事業登録・提案応募の締め切りは、平成26年8月20日
(18
d.維持管理・更新の容易性
環境負荷の低い設備への改修
附帯事務費(2.2%以内)
時必着)。
なお、
評価基準型(1)
(補助限度額100万円)
および提案型の公募は、
平成26年5月30日をもって終了しています。
平成26年
4月25日
平成26年
5月30日
事業登録
公募開始
登録・公募
締切
平成26年
7月18日
平成27年
2月末まで
評価基準型(2)
登録・公募
締切
工事着手
平成27年
3月末
工事完了・実績報
告書提出期限
設計料、単なる設備交換、内装工事、増築工事、意匠上の改修工事
すべての性能評価項目でS基準が条件
「評価基準型(2)」の性能向上工事は、
すべての住宅性能の評
本補助事業におけるインスペクションとは、
規定のチェックシートに基づき、
建築士が行う現況検査のこと。
インスペクションを行った
建築士が設計・工事監理を行うことを条件に、
性能向上工事およびその他関連工事が補助対象となります
(右頁参照)
。
■「評価基準型(2)」の応募要件
優良住宅化リフォームの普及を目的とし、
多くの事業者・発注者が
本制度を利用 できるよう採択する、②確実に工事着手が見込ま
上限200万円
長期優良住宅化リフォーム工事(右頁参照)に要する費用の合計の3分の1以内の額
000万円程度
1提案あたり 【単独提案者】補助額5,
の合計補助額 【グループ提案者】補助額1億円程度 ※グループ構成者1者あたりの補助額は5,000万円程度
※平成26年度「評価基準型(1)」の公募で確定案件として採択された住宅(補助金交付申請書を提出済のものを除く)で、すべての住宅性
能の評価項目でS基準を満たすことを想定している住宅については、
「評価基準型(2)」の公募に追加で応募することが可能です。
33
S基準
耐震性
省エネルギー対策
次のいずれかに適合すること。
1.新築認定基準(=断熱等性能等級(省エネルギー対策等級)4)に適合し、一定の気密性が確保されて
いること。
2.一次エネルギー消費量等級4に適合し、一定の断熱措置が講じられ、一定の気密性が確保されている
こと。
★外壁上下の気流止めの施工状況や、断熱材の経年的劣化の影響を考慮する等の変更点があります。
維持管理・
更新の容易性
新築認定基準(=維持管理対策等級3)に適合すること。ただし、一部の基準については同等と認められる
場合、当該基準を代替可能。
住戸面積の確保
55m²以上、少なくとも1の階の床面積が40m²以上(階段部分を除く)
居住環境への配慮
新築時に新築認定基準(地区計画等の区域内にある場合、これらの内容と調和)に適合していること。な
お、既存建築物への遡及については当該地区計画等の規定 に準じる。
維持保全計画の策定
新築認定基準(点検の時期・内容を定めること等)に適合すること。かつ、インスペクションにより判明し
た劣化事象について、リフォーム時に補修を行わない場合は、当該部分の点検・補修等の時期・内容を記
載すること。また、点検の強化等が評価基準適合の条件となる場合は、その内容を記載すること。
■問い合わせ先
【長期優良住宅化リフォーム推進事業について】
独立行政法人建築研究所 長期優良住宅化リフォーム評価室
http://www.kenken.go.jp/chouki_r/ TEL:03-5805-0522 FAX:03-5805-0533 e-mail:(質疑専用)
[email protected] ※原則として問い合わせはメールまたはFAX
34
バリアフリー
1戸あたり
補助金額
※補助を受けるに当たっては、登録住宅性能評価機関(以下、評価機関)によって、リフォーム後の住宅がS基準に
適合していることの確認を得る必要がある
※補助事業完了実績報告書の提出時に、評価機関の適合確認通りに工事が実施されていることを建築士によっ
て確認することが必要
維持管理
更新容易性
耐震
S基準に適合
省エネ性
新築認定基準に適合すること。
又は、次のいずれかに適合すること。
1.新耐震基準による住宅(住宅の着工時期が昭和56年6月1日以降)であり、かつ木造住宅にあっては基
礎が鉄筋コンクリート造であることなど、一定の措置が講じられていること。
2.耐震改修促進法に基づく耐震診断により、木造は Iw≧1.0であること。
※既存住宅の建設住宅性能評価に係る現況検査をもって、建築士によるインスペクションに代えることも可能
リフォーム後の住宅性能のうち、全ての住宅性能の評価項目でS基準を満たすものであるこ
と
耐震性
省エネ
要件
劣化対策
新築認定基準(=劣化対策等級3に加え、構造の種類に応じて定められた基準)に適合すること。ただし、
一部の基準については同等と認められる代替基準による適合を可とする。
当該住宅について設計・工事監理ができる建築士免許を有する建築士が行う
【特定性能向上リフォーム工事】
①劣化対策、②耐震性、③省エネルギー対策、④維持管理・更新容易性
性能向上リフォーム
【その他性能向上リフォーム工事】
インスペクションで指摘された箇所等
既存
性能
構造躯体等の劣化対策
評価基準型(2)
インスペクションにおいて判明した劣化事象は、リフォーム時に補修を行うか、維持保全計画
に劣化事象の点検・補修等の対応方法とその実施時期を明記する
A基準
木材
・発注者(共同住宅等の管理組合を含む)
・工事施工業者
b)
グループ提案者 ・2者以上の工事施工業者からなるグループ
「評価基準型(2)」におけるS基準の概要/戸建住宅(木造)の場合
性能項目
a)単独提案者 維持保全計画
性能
向上
れる事業を優先的に採択する、③リフォームの工法や仕様につ
いて多様な事業者が採択されるよう配慮する、
としています。
・55㎡以上の既存の住宅(戸建て)で、
1の階の床面積が40㎡以上(階段部分を除く面積)
・一建物に非住宅が混在している場合は住宅部分の床面積が全体の過半(共同住宅の評価基準で評価)
対象住宅 ・補助対象事業費の合計が30万円超(特定性能向上工事及びその他性能向上工事)
(戸建の場合)・増築部分については補助対象外
・平成27年2月末までに工事着手、平成27年3月末までに工事完了し、かつ補助事業完了・実績報告書を提出でき
るもの
インスペクション
S基準
価項目で下記S基準を満たす必要があります。審査では①長期
インスペクションと性能向上リフォームが必須要件
提案者
補助対象外の工事
総合
評価基準型(2)
事業登録
公募開始
平成26年
8月20日
※①の工事費を限度とする
平成26年7月31日改訂 ・対象地域材の樹種の追加
▶被災地はP57参照
木材利用ポイント(リフォーム)
★★★★★
60万
最大
対象地域材を主要構造材に用いる木造住宅の増築工事に対して30万ポイント
(被災地は50万
ポイント
(60万円相当)
ポイント)、対象地域材による内装や外装の木質化に対して最大30万ポイント、木材製品および
木質ペレットストーブ等については製品ごとに定められたポイント
(一製品の上限10万ポイント)
を
H26.9.30着手分まで
付与する制度です。
住宅が対象です。木材製品および木質ペレットストーブ等は平成25年7月1日〜平成26年9月30日までに購入したものが対象です (新規外壁材については平成26年3月31日まで)。
( )
平成26年
9月30日
新規外壁材につ
いては 平 成 2 6
年7月31日まで
平成27年
1月31日
必要があります。認定には一つの都道府県で工事を行う
「単県型」
と複数の都
道府県で工事を行う
「全国型」があります。登録されていない事業者が工事し
た住宅の場合、木材利用ポイントは申請できないので注意が必要です。
認定・登録済みの住
宅 施 工 業 者による
工事が、ポイント取
得の要件です。
増築ならば取得できるポイントは最大60万ポイント
木材利用ポイントの下の
(1)
から
(3)
までに掲げる工事または製品です。基準を満たす増
築ならば発行ポイントは新築と同じ30万ポイント
(被災地は50万ポイント)。併せて内外装の
木質化(上限30万ポイント)
を行い同時申請すれば最大60万ポイント
(被災地は80万ポイン
ト)
まで取得可能です。
60万ポイント
※木材製品および木質ペレットストー
ブ等によるポイントは追加できます。
4㎥
負契約締結)
するもの
②対象工法であり、主要構造材および間柱(厚さ27mm以上)の 80㎡以上 95㎡未満
材積の過半に対象地域材を使用するもの(P36参照)
95㎡以上 110㎡未満
③事務局に届け出た供給業者が供給する対象地域材を使用した
6㎥
7㎥
300,000ポイント
(特定被災区域で全壊、大規
模半壊、半壊した者が、当該区
域において増築した木造住宅
については500,000ポイン
ト)
8㎥
①事務局に登録された木材製品、木質ペレットストーブ、薪ストーブで、
平成25年7月1日〜平成26年9月30日までに購入されたもの
②木材製品は家具等の建築材料以外のもの(工事が付随する建具等は
対象外)
30,000ポイント
10,000ポイント
21,000ポイント
木材製品
(都道府県等が実施する認証制度、
F
I
PCなど)
②森林経営の持続性や環境保全への配慮などについて、
第三者機関
②あらかじめ定める工法
により認証された森林から産出される木材・木材製品
(FSC、
PEFC、
•スギ、
ヒノキ、
カラマツ、
トドマツ、
アカマツ、
クロマツ、
リュウキュウマツまたはアスナロを主要構造材等とし
•スギ、
ヒノキ、
カラマツ、
トドマツを主要構造材等として
過半使用する丸太組構法
•スギ、
ヒノキ、
カラマツ、
トドマツを主要構造材等として
過半使用する枠組壁工法
SGEC、
FIPCによる認証木材)
③林野庁「木材・木材製品の合法性、持続可能性の証明のため
のガイドライン」
(http://www.rinya.maff.go.jp/j/boutai/ihoubatu/
pdf/gaido1.pdf)
に基づき合法性が証明される木材・木材製品
④あらかじめ定める樹種または基金管理委員会が指定したもの
スギ、
ヒノキ、
カラマツ、
トドマツ、
アカマツ、
クロマツ、
リュウキュウマ
•北海道において、
カラマツ又はトドマツを主要構造
材等として過半使用する木質プレハブ工法 他
ツ、
アスナロおよびベイマツ
(米国産)
、
オウシュウトウヒ
(オーストリ
ア産)
、
オウシュウトウヒ
(スウェーデン産)
、
オウシュウアカマツ
(ス
ウェーデン産)
及びラジアータパイン
(ニュージーランド産)
※主要構造材等とは、柱、梁、桁、土台及び間柱を指す
※対象地域材の量としてカウントできる構造用合板については、壁に使用する厚さ12mm以上のもの及び床に使用する厚さ24mm以上のものが対象
※構造用合板、構造用集成材の対象地域材の材積のカウントは、対象地域材のみで構成されるものは全材積、対象地域材が過半以上のものは全材積の1/2
木材利用ポイントは商品等または即時交換に使えます
木材利用ポイントは下に示す2つの使い方ができます。即時交換制度は、取得したポイントのうち50%を上限として、一緒に行う
別の木材を使う工事費用(木製の扉や手すりの据付け工事、
ウッドデッキの設置工事、木製の作り付けの家具工事等)
に充当
できるというもの。
ポイント申請は住宅事業者様が受付窓口で行います。
■即時交換制度を利用の場合
■商品などに換える場合
同時に行う別の木材を利用した工事費用に、
取得したポイン
下記の商品や寄付に使えます。
ポイント発行申請は窓口また
トを充当することができます(上限50%)。
ポイント発行申請は
は郵送で、
原則、
お客様が行います。
窓口のみで受け付け、
住宅事業者様が代理申請をします。
7,000ポイント
無料工事
【交換商品】①農林水産品等、②体験型旅行、③商品券(全国商品券、プリペイドカー
ドはポイントの50%まで)、④森林づくり、木づかい運動への寄付、⑤被災地への寄付
15,000ポイント
代理申請も可
住宅
事業者
15,000ポイント
7,000ポイント
住宅所有者
ポイント相当の代金支払い
7,000ポイント
対象地域材の必要量とポイント
製品の価格帯ごとに、その下限の価格の10%相当
一製品の上限100,000ポイント
(ポイントの申請回数、取得制限なし)
申請
木材利用
ポイント
事務局
住宅所有者
住宅
事業者
申請
木材利用
ポイント
事務局
バリアフリー
外壁
木材製品、
トーブ等
⑶ 木質ペレットス
要件
①都道府県等により産地が証明される制度により認証される木材・
理委員会が指定した工法
耐震
内壁・天井
⑵ 内装・外装の木質化の場合
部位ごとのポイント数(上限は30万ポイント)
①平成25年4月1日〜平成26年9月30日までに工事に着手(請
9㎡
負契約締結)
するもの(新規外壁材は平成26年3月31日まで) 床 リフォーム
以降3㎡増えるごと
②登録工事業者が工事を行うもの
③次の条件を満たすもの
9㎡
【内装木質化工事】
リフォーム
・9㎡以上の床または内壁・天井の工事を行うもの
以降3㎡増えるごと
・住宅の床または内壁・天井に木材を使用するもの
10㎡
・供給業者が供給する対象地域材を使用した建築材料であって、
木質系
登録建築材料または対象地域材の無垢板類を使用するもの
外壁材
以降10㎡増えるごと
【外装木質化工事】
・10㎡以上の外壁の工事を行うもの
10㎡
新規外
・供給業者が供給する対象地域材を使用した建築材料であって、
壁材
以降10㎡増えるごと
登録建築材料または対象地域材の無垢板類を使用するもの
①樹種または地域を示して定める工法であり、
基金管
省エネ
建築材料を用いて登録工事業者等が工事を行うもの
110㎡以上 125㎡未満
④主要構造材等として使用する対象地域材の産地、樹種を広く表
示するもの
125㎡以上
5㎥
■対象地域材
て過半使用する木造軸組工法等
最大
対象地域材の必要量とポイント数
①平成25年4月1日〜平成26年9月30日までに工事に着手(請 80㎡未満
要件
ポイント
交換期限
■対象工法
木材
⑴ 木造住宅の増築の場合
延べ床面積
未決定
に認められた認証木材、③事務局に認定・登録された登録材料を使うことが条件となります。
総合
ポイント
申請期限
この間に着手(工事請負契約の締結)
した工事が対象
35
工事を行う事業者は、都道府県の協議会または有識者委員会で認定を受ける
木材利用ポイントは、下記の①管理委員会が認めた対象工法による木造住宅、②管理委員会が認めた対象樹種または公的
住宅に関する木材利用ポイントは、平成25年4月1日から平成26年9月30日までに工事に着手(工事請負契約の締結時点)
した
要件
住宅施工業者登録が必要です
木材利用ポイントの対象工法、対象地域材とは
対象は平成26年9月30日までに着手したリフォーム
平成25年
4月1日
●リフォームのための優遇制度
ポイント発行
■問い合わせ先
【木材利用ポイントについて】
木材利用ポイント事務局 http://mokuzai-points.jp/
0570-666-799 ナビダイヤル
(9時00分〜17時00分/土・日・祝日含む)
(PHS、IP電話の場合:03-6701-3270) 36
●リフォームのための優遇制度
省エネ改修促進税制
(省エネ改修減税〈ローン型〉)
ローン利用の場合のみ
適用できる
省エネ改修所得税特別控除
★★★
最大控除
62.5万円
ローンを使って省エネリフォームをした場合に、
ローン残高の1.0~2.0%を5年間、
所得税額から控
除する制度です。固定資産税の減額(P38参照)
、
バリアフリー改修促進税制、
耐震改修促進
税制との併用もできます。
いずれか 選択
H29.12.31まで
(省エネ改修減税〈投資型〉)
自己資金、ローン利用の
いずれでも適用できる
★★★
最大控除
万円
自己資金またはローンを使って省エネリフォームをした場合に利用できる減税制度で、
P37の省エ
ネ改修促進税制との選択制になります。耐震改修促進税制、
バリアフリー改修所得税特別控除
と併用でき、
その場合は最大70万円まで控除することが可能です。
適用期限は平成29年12月31日居住分まで
適用期限は平成29年12月31日居住分まで
25
太陽光発電設置で
35万円まで控除
H29.12.31まで
省エネリフォームを行い、
平成26年4月1日から平成29年12月31日までに居住する住宅については、
消費税増税対策として特定省
省エネリフォームを行い、
平成26年4月1日から平成29年12月31日までに居住する住宅については、
消費税増税対策として最大控
エネ改修工事の限度額が250万円に拡充されました。
その結果、
5年間の最大控除額は62.5万円となりました。
除額が25万円
(併せて太陽光発電システムを導入する場合は35万円)
に拡充されました。
省エネ改修促進税制の概要
省エネ改修所得税特別控除および固定資産税減額の概要
省エネ改修促進税制で2.0%の所得税控除の対象となるのは、
住宅全体を平成25年省エネ基準以上にする特定断熱改修工事
省エネリフォーム工事における標準的な工事費用相当額(表1/限度額250万円/太陽光発電装置を設置する場合の限度額は
350万円)
の10%相当額が、
その年の所得税から控除されます。住宅全体の省エネ基準への適合を求めていませんが、
居室の窓
P38の固定資産税の減額も受けられます。
すべての断熱化が条件です。
また、
固定資産税の減額措置の併用ができます。
省エネ改修促進税制
省エネ改修工事の際に利用した住宅ローン(償還期
間5年以上)の年末残高(上限1000万円)の1%(特
定の省エネ改修工事※を行った場合は、そのうちの
250万円を上限として2%)を5年間にわたり所得税
額から控除する。
概 要
平成27年12月までの居住
なら、住宅全体の省エネ性
能の一段階以上引き上げ
要件を満たさなくても減
税対象となります。
最大控除額
改修後の住宅全体の省エネ性能
旧省エネ基準
50万円超(補助金等の額を差し引く)
住宅全体の省エネ性能を1段階上げること(平成28
年以降)
増改築等工事証明書
昭和55年
省エネ改修工事 省エネ改修工事
基準未満
(1%)
(1%)
(等級1)
昭和55年
省エネ改修工事 特定断熱改修工
基準相当
(1%)
事(2%)
(等級2)
平成4年
基準相当
(等級3)
平成11年
基準相当
(等級4)
省エネ改修促進税制によるローン控除額の求め方
年末残高
1年目
844万円
2年目
770万円
3年目
694万円
4年目
616万円
5年目
535万円
その他改修工事
控除率 所得税控除額
250万円
2%
594万円
1%
250万円
2%
520万円
1%
250万円
2%
444万円
1%
250万円
2%
366万円
1%
250万円
2%
285万円
1%
109,400円
102,000円
その他工事の
年末ローン残高
800
600
78,500円
控除期間5年の合計 470,900円
400
特定断熱
改修工事
200
0
1 年目
2 年目
3 年目
4 年目
減税に必要な主な書類
増改築等工事証明書
50万円超
問わない(窓一つでも適用)
熱損失防止改修工事証明書
(工事完了後3カ月以内に申告)
表1 標準的な工事費用相当額(国土交通省)
改修工事の内容に応じた、
下記の床面積の単位当たりの金額に、改修する家屋のうち、
居住用に供する部分の床面積の合計を乗じた金額となります。
改修工事の内容
新設・交換
内窓
新設
ガラス交換
地域区分
1〜3 地域
4〜7 地域
1〜4 地域
5〜7 地域
金額(円/㎡)
11,800円
7,700円
18,900円
15,500円
1〜8 地域
6,400円
改修工事の内容
天井等の断熱工事
壁の断熱工事
床の断熱工事
太陽光発電設備の設置等
地域区分
金額(円/㎡)
1〜8 地域
2,700円
1〜8 地域
19,300円
1〜3 地域
5,700円
4〜7 地域
4,700円
http://www.mlit.go.jp/
common/001002116.pdf
参照
【計算例】 4地域で内窓の新設および床等の断熱工事をした場合(リフォームした家屋の床面積=120㎡)
(7,700円×120㎡)+(4,700円×120㎡)=1,488,000円
5 年目
■問い合わせ先
国土交通省 住宅税制ホームページ http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/zeisei_index2.html
※所得税の確定申告時に必要な
「増改築等工事証明書」
および固定資産税の減額申告時に必要な
「熱損失防止改修工事証明書」の様
式が入手できます。
37
成25年省エネルギー基準(外皮)以上になるもの
工事費
50万円超(補助金等の額を差し引く)
住宅全体の省エネ性能 問わない(ただし居室すべての窓を改修)
サッシ及びガラスの交換
94,400円
86,600円
各部位の性能等
■問い合わせ先
国土交通省 住宅税制ホームページ http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/zeisei_index2.html
※所得税の確定申告時に必要な
「増改築等工事証明書」
および固定資産税の減額申告時に必要な
「熱損失防止改修工事証明書」の様
式が入手できます。
38
バリアフリー
工事費850万円
金利3.13%
10年返済
11月入居
年数
控除率の低い「その他改修工事」のローンから
返済していくと仮定し計算
省 エネ・
リフォー
ム工事
の要件
耐震
窓、床、天井、壁
を全面的に断熱
改修した場合
改正省エネ基準
※バリアフリーと併用の場合は2/3
次に掲げる省エネ改修工事(一般断熱改修工事)であること ①窓の改修工事
①全ての居室の窓全部の改修工事
または①の工事と併せて行う
または①の工事と併せて行う
②床の断熱工事
②床の断熱工事
③天井の断熱工事
③天井の断熱工事
④壁の断熱工事
④壁の断熱工事
※①~④について、改修部位の省
エネ性能がいずれも平成25年省エ
⑤太陽光発電設備設置工事
ネルギー基準(外皮)以上になるもの
⑥エネルギー使用合理化設備設置工事(高効率空調機設置
工事、高効率給湯器設置工事、太陽熱利用システムの設
置工事)
※①~④について、改修部位の省エネ性能がいずれも平
省エネ
※①~④について、改修部位の省エネ性能がいずれも平
成25年省エネルギー基準(外皮)以上になるもの
特定改修工事
新省エネ基準
昭和55年基準相当 平成4年基準相当 平成25年基準相当
(等級2)
(等級3)
(等級4)
改修前の住宅全体の
省エネ性能
省 エネ・ 対象部位
リフォー
ム工事
の要件
工事費
住宅全体の
省エネ性能
減税に必要な主な書類
5年間/62.5万円
①全ての居室の窓全部の改修工事
又は①の工事と合わせて行う
②床の断熱工事
③天井の断熱工事
④壁の断熱工事
最大控除額/減額率
木材
※特定の断熱改修工事:改修部位の省エネ性能が、平成
25年省エネ基準相当以上に上がると認められる工事
※省エネ補助金等の交付がある場合はその金額を差し引く
概 要
省エネ改修所得税特別控除
固定資産税の減額
一般断熱改修工事に係る標準的な工事費用(表1/上限: 平成28年3月31日までに省エネ改
250万円/併せて太陽光発電装置を設置する場合は350 修工事を行った場合、当該家屋に係
万円)の10%を、その年分の所得税額から控除する。
る翌年度分の固定資産税額(120
㎡相当分まで)を3分の1減額する。
※その他の省エネ補助金等の交付がある場合はその金額を差し引く
1/3(翌年度分)
1年/25万円(太陽光発電設置で35万円)
総合
です。
それ以外の省エネ改修工事、
および併せて行うリフォーム工事(1号〜5号工事)
については控除率は1.0%が適用されます。
平成26年7月31日改訂 ・二次募集の中止を明記
●リフォームのための優遇制度
既築住宅における高性能建材導入促進事業
民生部門の一層の省エネを図るため、既築の戸建住宅・集合住宅への、現行の省エネ基準を
上回る断熱性能を実現する断熱材や窓(高性能建材)
の導入を支援する制度。戸建て住宅の
補助率は補助対象経費の1/3以内で、
1戸あたりの上限は150万円です。
戸建住宅の改修におけるエネルギー計算の組合せ表と早見表
★★★
上限
【全体改修】高性能断熱材と高性能窓の各部位への導入組合せ表
【1〜3地域】
【4〜7地域】
1戸あたり
150万円
R値
U値
H26.6.30申請期限
平成26年の公募は6月30日まで
第一次公募・申請期間は平成26年5月14日〜平成26年6月30日まで。工事完了期限は平成26年12月19日まで。
なお、
8月上旬に予
定されていた二次募集は予算額に達したため中止となりました。
実績報告書期限
平成27年
1月19日
工事完了
平成26年
12月19日
一次公募申請期間:
平成26年5月14日~6月30日
その他部位・設備
SII登録建材
未登録建材
組合も可)
を対象とし、一般社団法人環境共創イニシアチ
ブ
(SII)
に登録された建材を使用し、住宅全体の一次エネ
ルギー消費量の15%以上を削減することが条件。
ただし、
OK
NO
地域区分ごとあらかじめ決められた改修部位の組合せ(40
ページの表参照)
に、指定の断熱材や窓を使用すれば、一
次エネルギー消費量を15%削減したとみなされ計算は不要
OK
となります。
これ以外の方法で申請する場合にはS
I
Iに認め
R値
U値
必要があります。
登録された高性能建材(ガラス・窓・断熱材)
の購入費用、
②
高性能建材の設置取付費用。補助金額の上限は1戸あた
り150万円までとなります。
OK
早見表による設計
一次エネルギー
消費量の削減率
一次エネルギー
消費量の削減率
15%以上
15%未満
NO
戸建て住宅の対象となる改修は住宅全体またはLDKを含む居室の改修
申請者
既築住宅
住宅の個人所有者
又は
転売後の個人所有者
全体改修
部分改修
補助対象製品の区別
内窓・外窓・断熱材
専有部改修
内窓
共用部改修
ガラス・外窓
集合住宅(分譲)
管理組合の代表者
集合住宅(分譲)
共用部改修※
ガラス・内窓・外窓・断熱材
賃貸、社宅等の所有者
集合住宅(賃貸)
・社宅
住居部の改修
非住居部の改修※
ガラス・内窓・外窓・断熱材
※管理組合等が集合住宅の改修を行う場合、原則全住戸の改修と共に非住居部の改修を行うことも可(非住居部のみの改修は不可)
39
地域区分
4
5
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
天井:
R値≧5.4
外壁・床:
R値≧2.7
窓:
U値≦2.33
組合せ番号
1 4部位
2
3
3部位
4
5
6
7
2部位
8
9
部位別組合せ
天井 外壁
5.4
2.7
5.4
2.7
5.4
2.7
2.7
5.4
5.4
2.7
5.4
5.4
2.7
床
2.7
2.7
2.7
2.7
2.7
2.7
【部分改修】
エネルギー計算結果早見表
部位別組合せ
組合せ番号 天井 外壁
床
窓
1 4部位 天井 外壁
床
窓
2
天井 外壁
窓
3
天井 外壁
床
3部位
4
外壁
床
窓
5
天井
床
窓
6
天井 外壁
7
天井
床
2部位
8
天井
窓
9
外壁
床
窓
2.33
2.33
2.33
2.33
2.33
1
○
○
○
○
○
○
○
○
○
R値
U値
組合せ番号
1 4部位
2
天井・外壁・床 3 3部位
4
:
R値≧2.7
5
窓:U値≦
6
2.33
7
2部位
8
9
2
○
○
○
○
○
○
○
○
○
3
○
○
○
○
○
○
○
○
●※
地域区分
4
5
○
○
○
○
○
○
●※
○
○
○
○
○
○
○
○
6
○
○
○
○
○
○
2.7
2.7
2.33
2.33
2.33
2.33
7
8
○
○
○
部位別組合せ
天井 外壁
2.7
2.7
2.7
2.7
2.7
2.7
2.7
2.7
2.7
2.7
2.7
2.7
2.7
6
○
○
○
○
○
【全体改修】
エネルギー計算結果
早見表の見方
・部位別組合せ番号、
1~10の
組合せで地域区分の○の組
合せは、
エネルギー削減率の
計算は不要。
・表中○以外の部分の組合せ
においては、個別に住宅全体
の一次エネルギー消費量の
15%以上を削減する計算式
を添付して申請する
(計算式
は所定のものを使用する)。エ
アコン等の改修を組み合わせ
ることも可能。導入するエアコ
ン等は、主たる居室:COP3.
7
以上 その他の居室:COP4.
8
以上又は省エネ基準達成率
121%以上(統一省エネラベ
ル5つ星)の機種であること。
ただし、導 入するエアコン等
は、
補助対象外。
床
2.7
2.7
2.7
2.7
2.7
2.7
窓
2.33
2.33
2.33
2.33
2.33
7
8
【部分改修】
エネルギー計算結果
早見表の見方
・部位別組合せ番号、
1~9の
組合せで地域区分の○及び
●の組合せは、
エネルギー削
減率の計算は不要。
・表中○及び●以外の部分の
組合せにおいては、個別に住
宅全体の一次エネルギー消費
量の15%以上を削減する計
算式を添付して申請する
(計
算 式は所 定のものを使 用す
る)。エアコン等の改修を組み
合わせることも可能。導入する
エアコン等は、主たる居室:CO
P3.
7以上 その他の居室:CO
P4.
8以上又は省エネ基準達
成率121%以上(統一省エネ
ラベル5つ星)
の機種。ただし、
導入するエアコン等は、補助
対象外。
※:●の組合せについては、住宅の床全部を改修
■問い合わせ先
【既築住宅における高性能建材導入促進事業について】
一般社団法人環境共創イニシアチブ 高性能建材担当
TEL:03-5565-4131 (平日10:00〜17:00)
http://www.zero-ene.jp/
40
バリアフリー
戸建て
対象となる改修
3
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
2.7
2.7
2.7
窓
2.33
2.33
個別計算により申請
■申請者と改修部位の区分
2
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
床
2.7
耐震
戸建住宅で補助対象となる改修には、
全体改修と部分改修があり、
いずれも天井、
外壁、
床、
窓の2〜4部位の組合せで改修する
必要があります
(40ページ早見表参照)。
マンションで個人が申請者の場合は、
内窓の設置のみで補助対象となります。
1
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
部位別組合せ
天井 外壁
2.7
2.7
2.7
2.7
2.7
2.7
2.7
2.7
2.7
2.7
2.7
2.7
2.7
2.7
省エネ
補助率は補助対象費用の1/3以内。補助対象費用は、①
【全体改修】
エネルギー計算結果早見表
部位別組合せ
組合せ番号 天井 外壁
床
窓
1 4部位 天井 外壁
床
窓
2
天井 外壁
窓
3
天井 外壁
床
3部位
4
外壁
床
窓
5
天井
床
窓
6
天井 外壁
7
天井
床
8 2部位 天井
窓
9
外壁
窓
10
外壁
床
【部分改修】高性能断熱材と高性能窓の各部位への導入組合せ表
【1〜3地域】
【4〜6地域】
NO
個別計算による設計
られた計算式に則った個別エネルギー計算書を提出する
2.7
2.33
2.33
組合せ番号
1 4部位
2
3
天井・外壁・床 4 3部位
:
R値≧2.7
5
6
窓:U値≦
7
2.33
8 2部位
9
10
木材
天井・外壁・床・窓
NO
2.7
2.33
2.33
R値
U値
総合
新築住宅
2.7
2.7
2.7
窓
2.33
2.33
個別計算により申請
既築住宅
OK
床
2.7
○
戸建住宅、集合住宅の所有者(集合住宅の場合は管理
■高性能建材導入促進事業への対応ルート(戸建て住宅)
部位別組合せ
天井 外壁
5.4
2.7
5.4
2.7
5.4
2.7
2.7
5.4
5.4
2.7
5.4
5.4
2.7
2.7
○○○
ポイントはSII指定の建材を使い、地域区分
別施工部位組合せ表に基づくこと
天井:
R値≧5.4
外壁・床:
R値≧2.7
窓:
U値≦2.33
組合せ番号
1 4部位
2
3
3部位
4
5
6
7
8 2部位
9
10
平成26年7月31日改訂 ・追加公募中止を明記
住宅のゼロ・エネルギー化推進事業(リフォーム)
年間の新築住宅供給戸数が50戸未満の中小ビルダー様を対象に、
躯体と設備を一体化したゼ
ロ・エネルギー住宅の取り組みを公募によって募り、
予算の範囲内において、
整備費等の一部を
補助し支援する制度です。
★★★
上限
1戸あたり
165万円
H26.6.6公募締切
●リフォームのための優遇制度
ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業(リフォーム)
2030年の住宅のネット
・ゼロ・エネルギー化を目指すために、
高断熱性能、
高性能設備機器と計
測装置等を組み合わせ、
住宅の年間の一次エネルギー消費量がネット
(正味)
で概ねゼロとなる
住宅(ZEH)
を最大350万円まで補助する制度です。住宅の所有者が対象です。
★★
上限
1戸あたり
350万円
H26.6.6公募締切
提案公募は平成26年6月6日まで
公募は平成26年6月6日まで
公募の受け付けは4月21日から6月6日まで。応募者は、
まずホームページ上で事業者登録をしてから、
期間内必着で応募書類を郵
公募の受け付けは4月21日から6月6日。7月下旬に予定されている交付決定通知受け取り後に着工し、
工事完了は平成26年12月
送します。7月中旬に予定される採択決定通知を受け取った後、
改めて平成26年12月末までに交付申請を行います。着工は平成
31日まで。
なお、
予算額に達しない場合に予定されていた追加公募は、
一次公募の応募多数により中止となりました。
27年3月31日までで、
平成28年1月31日までに完成させる必要があります。
公募期間
平成26年4月21日~6月6日
交付申請期限
平成26年
12月31日
採択決定
7月中旬
着手期限
平成27年
3月31日
事業完了期限
平成28年
1月31日
補助金は最大1戸あたり165万円で、1事業者3戸まで
直近の3年間の年平均新築住宅供給戸数が50戸未満の中小ビルダー様が対象で、
1事業
者あたり3戸まで。
モデルハウスおよび単一設備の改修・新設のみのリフォームは対象外です。
補助対象は①住宅の省エネ化に係る建築構造、
建築設備等の整備に要する費用
(既存住
定されたもの
〈募集要項参照〉
)
、
②審査委員会で認められた調査設計計画に要する費用、
③審査委員会で認められた効果の検証等に要する費用。補助金額は、①②③の合計の
1/2以内で1戸あたり上限165万円。
応募要件は次の3つです。
①住宅の躯体・設備の省エネ性能の向上、
再生可能エネルギーの活用等によって、
年
間の一次エネルギー消費量が正味
(ネット)
で概ねゼロになること
(右囲み参照)
。
③平成26年12月末までに交付申請手続きを
行い、
平成27年3月までに着手するもの。
なお、
採択にあたっては、
平成24年度及び平
一次エネルギー消費量が正味ゼロとは
(1)改正省エネルギー基準における住宅の一次エネルギー消費量に関する基
応募要件は高断熱+先進システム+計測装置+太陽光によるゼロエネ
応募要件は、補助事業の公募後に契約し、補助事業に係る工事を交付決定通知が届いた後
②年間の一次エネルギー消費量(太陽光発電による創エネルギー分を除く)
が、H25年基準あ
るいは事業主基準における基準一次エネルギー消費量以下であること。
③一定の断熱性能等を有すること
(以下の基準以下)
A=B-
(C+D)
≦0
地域区分
断熱区分(UA値)
地域区分
冷房期の
平均日射熱取得率
A
:提案する住宅の一次エネルギー消費量
※補助対象となる断熱材は、
熱伝導率(λ 値)=0.041[W/m・K]以下とする
準に準じた評価方法によっておおむねゼロとなるものが原則。
ただし平成26
年度においては平成25年度と同様に「住宅事業建築主の判断の基準」に
おける計算に準じた評価方法も認める。
B
:提案する住宅の基準エネルギー消費量
C
:断熱強化、
設備性能の向上等による省エネルギー量
D
:太陽光発電等の創エネルギーによる創エネルギー量
(2)学識者により構成される審査委員会が認めたもの。
■問い合わせ先
【住宅のゼロ・エネルギー化推進事業について】
ゼロ・エネルギー化推進室 http://www.zero-ene.jp/
TEL:03-6741-4544 (平日10:00〜17:00 1番を選択)
1・2・3地域
0.4以下
1・2・3・4地域
基準値なし
5地域
4・5・6・7地域
0.6以下
6地域
7地域
8地域
基準値なし
8地域
3.0以下
2.8以下
2.7以下
3.2以下
④一般社団法人環境共創イニシアチブ
(以下、
「SII」)
が「プラスワンシステム」
と認めるシステムを導入すること。
SIIが認めるプラスワンシステム
A.
省エネルギーに資する先進的な設計手法
(たとえば開口部通風利用システム、床下冷熱利用システム等)
B.
省エネルギーに資する先進的な制御機構を有する機器
(たとえば日射連動シャッター、照度センサー付き照明、屋内と屋外の温度差による換気制御システム等 )
⑤SIIが定める基準を満たすエネルギー計測装置を導入すること。
また、
そのデータなどをもとに定期的なエネルギー使用状況の
報告ができること。
⑥太陽光発電システム等の再生可能エネルギーシステムを導入すること。
ただし、
売電を行う場合は余剰買取方式に限る。
■問い合わせ先
【ネット
・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業について】
ゼロ・エネルギー化推進室
http://www.zero-ene.jp/
TEL:03-6741-4544 (平日10:00〜17:00 2番を選択)
42
バリアフリー
応募にあたっては、省エネ基準 WEB プログラムの計算結果(「様式出力(省
エネルギー基準一次エネルギー消費量計算結果(PDF))」及び「外皮性能の
計算結果」を提出する必要があります。
また、実効性が高い提案、省エネ性が高い
41
明等の購入費用および②それらの工事費で、補助対象経費の1/2以内で350万円が上限です。
ただし、太陽光発電システムや
燃料電池、
蓄電池、
エネルギー計測装置については補助対象外となります。
①年間の一次エネルギー消費量が正味(ネット)
でゼロ以下であること。
合計が3 戸未満の事業者が優先されます。
削減率等が高い提案)
も優先されます。
お施主様が申請者となります。建売住宅、賃貸住宅は対象外です。補助対象となるのは①断熱材、
サッシ、空調、給湯、換気、照
に着手した物件で、
かつ以下の5つ全てに該当するもの。
成25年度における過去2年間の採択戸数の
提案(たとえば太陽光発電を除くエネルギー
補助金は最大で1戸あたり350万円
耐震
②住宅の省エネ基準に適合するもの。
工事期間
4月11日~5月9日
新規システムの事前相談期間
省エネ
高断熱+省エネ、創エネ設備で
ゼロエネ化
実績報告期限
平成27年
1月15日
木材
宅の省エネ性能を向上させ、
ゼロ・エネルギー住宅とするために必要となる改修費用として指
工事完了期限
平成26年
12月31日
交付決定
7月下旬
総合
事業着手期間
公募期間
平成26年4月21日~6月6日
●リフォームのための優遇制度
耐震改修促進税制
(耐震改修減税〈投資型〉)
★★★
自己資金、ローン利用の
いずれでも適用できる
旧耐震基準(昭和56年5月31日以前の耐震基準)
により建築された住宅を、耐震改修した場合
に適用されます。省エネ改修減税(投資型・ローン型共)、
バリアフリー改修減税(投資型・ローン
型共)
との併用が可能で、
その場合は最大70万円までの控除が可能です。
最大控除
25万円
H29.12.31まで
耐震診断・改修補助事業
★★★
国の基本指針
耐震診断・改修の補助事業は、
国の基本方針に則り、
地方自治体が耐震改修促進計画を策定
して実施する補助制度です。平成25年4月1日の段階で、戸建住宅への補助を行っている市区
町村は、
診断補助が1422自治体(81.6%)
、
改修補助が1348自治体(77.4%)
です。
改修補助限度額
113.1万円
H27.3.31まで
現行制度は平成29年12月31日居住分まで
補助金額(率)は自治体によって異なる
平成26年4月1日から平成29年12月31日までに耐震改修を行った住宅については、消費税増税対策として最大控除額が25万円
耐震診断の補助金額(率)
は実施主体となる自治体によって異なります。国の「住宅・建築物安全ストック形成事業」で定める耐震
に拡充されました。
改修補助は、
平成24年度から1戸あたりの限度額が82.2万円となり、
さらに平成27年3月31日までは時限措置として30.9万円が上
乗せされ113.1万円までとなりました。補助を受ける手続きは、
①耐震診断を実施、
診断結果に基づいて②耐震改修計画を策定、
③耐震改修工事の実施、
という手順となります。
(昭和56年5月31日以前に着工された住宅が対象となります)
耐震改修促進税制および固定資産税減額の概要
自己資金またはローンを使って耐震改修工事をした場合に、
標準的な工事費用相当額(表1/上限250万円)
の10%を、
所得税か
ら控除できます。
概 要
耐震改修工事に係る標準的な工事費用(表
1/上限:250万円)の10%を、その年分の所
得税額から控除する。
※税額控除対象額は、
自治体等の耐震改修補助
金等を差し引くこと
固定資産税の減額
一定の耐震改修工事を行った場合、当該家屋
に係る固定資産税額(120㎡相当分まで)を
下記の通り2分の1減額する。
(通行障害既存耐震不適格建築物※の場合
は、翌年度から2年間2分の1に減額)
対象となる住宅
①その者が主として居住の用に供する家屋
であること
②昭和56年5月31日以前に着工されたもの
であること
③改修工事前は現行の耐震基準に適合しな
いものであること
①昭和57年1月1日以前から所在する住宅で
あること
②現行の耐震基準に適合する耐震改修であ
ること
工事費
─
住宅耐震改修証明書
※耐震診断補助および耐震改修補助は自治体によって制度内容が異なります。自治体によっては上記限度額以下に補助限度額を設定して
いるところや、逆に上乗せ補助を実施しているところがあります。
補助金を使った診断から改修工事までの流れ
50万円超
現行の耐震基準に適合すること
耐震診断
固定資産税減額証明書等
のが一般的。補助率100%の自治体も多くなっています。
(工事完了後3カ月以内に申告)
「木造住宅の耐震診断と補強方法」の一般診断法による判定
表1 耐震改修にかかる標準的な工事費用相当額(国土交通省)
改修工事の内容に応じた単位当たりの金額に、住宅耐震改修に係る工事を行った床面積等を乗じて計算した金額となります。
単位当たりの金額(円/㎡)
建築面積(㎡)
木造住宅の壁
23,400円
床面積(㎡)
木造住宅の屋根
20,200円
施工面積(㎡)
木造住宅の上記以外
34,700円
床面積(㎡)
木造住宅以外の住宅の壁
78,000円
床面積(㎡)
木造住宅以外の住宅の柱
2,552,000円
267,600円
診断
耐震改修設計(補強計画)
耐震改修工事
【計算例】 床面積120㎡の木造住宅の壁の耐震改修工事をした場合 23,400円×120㎡ =2,808,000円
■問い合わせ先
【国土交通省 住宅税制について】 http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/zeisei_index2.html
43
一応倒壊しない
耐震診断で1.0未満と判定された住宅を対象として、
評点を1.0以上にするよう計画し
ます。耐震診断士等が行った耐震改修設計に対してのみ補助を実施する自治体も
あります。
耐震改修の箇所数
床面積(㎡)
倒壊しない
耐震改修の補助対象
0.7 以上
0.7 未満
1.0 未満
倒壊する
倒壊する
可能性がある
可能性が高い
耐震改修設計どおりに工事を行い、写真の提出や監理報告などを条件に、工事費
の補助が実施されます。
■問い合わせ先
【耐震診断・改修補助事業について】
対象となる住宅が所在する自治体までお問い合わせください。
44
バリアフリー
15,900円
木造住宅以外の住宅の上記以外
評点
単位
木造住宅の基礎
耐震改修は不要
1.0 以上
1.5以上
1.5 未満
耐震
改修工事の内容
自治体によって補助条件は異なりますが、登録診断士(講習を受けた建築士等)
が
「木造住宅の耐震診断と補強方法」
(日本建築防災協会刊)
に基づいて判定する
省エネ
耐震改修工事の要件
減税に必要な主な書類
現行の耐震基準に適合すること
●戸建住宅の1戸あたりの補助率
民間事業者が耐震改修を行う場合
・33.500円/㎡
(限度額113.1万円〈国の上限:1/2〉
)
※密集市街地の延焼の危険が高い建物で防火改
修工事を併せて行う場合は限度額は1.5倍
・緊急輸送道路沿道または避難路沿道の住宅:
国と地方で2/3
木材
平成25年~27年12月31日までに工事完了:
1年間1/2
住宅全体の耐震性能
●補助率
地方自治体が耐震診断を行う場合
国1/2
民間事業者が耐震診断を行う場合
2/3
(国1/3、地方自治体1/3)
※特に重要な避難路として自治体が指定する道路
の沿道にある住宅
平成29年12月31日までに工事完了
1年/25万円
最大控除額/減額率
耐震改修工事補助(国の基本方針)
総合
耐震改修促進税制
耐震診断補助(国の基本方針)
●リフォームのための優遇制度
バリアフリー改修促進税制
(バリアフリー改修減税〈ローン型〉)
ローン利用の場合のみ
適用できる
バリアフリー改修所得税特別控除
★★★★
最大控除
62.5万円
ローンを使ってバリアフリーリフォームをした場合に、
ローン残高の1~2%を5年間、
所得税額から
控除するという制度です。固定資産税の減額、省エネ改修促進税制、耐震改修促進税制との
併用もできます。
H29.12.31まで
いずれか 選択
(バリアフリー改修減税〈投資型〉)
自己資金、ローン利用の
いずれでも適用できる
自己資金またはローンを使ってバリアフリーリフォームをした場合に利用できる減税制度で、
バリア
フリー改修促進税制(P45)
との選択制になります。耐震改修促進税制、
省エネ改修所得税特別
控除と併用でき、
その場合は最大70万円まで控除することが可能です。
現行制度は平成29年12月31日居住分まで
平成29年12月31日居住分まで
★★★★
最大控除
20万円
H29.12.31まで
バリアフリーリフォームを行い、
平成26年4月1日から平成29年12月31日までに居住する場合、
消費税増税対策として 一定のバリア
バリアフリーリフォームを行い、平成26年4月1日から平成29年12月31日までに居住した場合、投資型減税の最大控除額は最大20
フリー改修工事の限度額が250万円に拡充されました。
その結果、
5年間の最大控除額は62.5万円となりました。
万円となります。
バリアフリー改修促進税制および固定資産税減額の概要
バリアフリー改修所得税特別控除および固定資産税減額の概要
一定のバリアフリー改修工事250万円まではローン残高の2%を所得税から控除できます。
250万円を超える工事または同時に行うバリ
バリアフリーリフォーム工事における標準的な工事費用相当額
(表1/上限200万円)
の10%相当額が、
その年の所得税から控除され
アフリー改修工事以外の工事
(工事全体で1000万円まで)
はローン残高の1%が所得税控除となります。
ます。
また、
固定資産税の減額措置の併用ができます。
バリアフリー改修促進税制を利用したAさん
住宅ローン減税を利用したBさん
工事費350万円
12月に全額借入
金利3.13%
10年返済
年末残高
1年目 350万円
2年目 320万円
3年目 288万円
4年目 256万円
5年目 223万円
特定改修工事
その他改修工事
250万円
控除率 所得税控除額
2%
100万円
1%
250万円
2%
70万円
1%
250万円
2%
38万円
1%
250万円
2%
6万円
1%
223万円
2%
0円
1%
60,000円
57,000円
53,800円
50,600円
44,600円
控除期間5年の合計 266,000円
Bさん家族の場合(住宅ローン減税)
年数
1年目
2年目
3年目
4年目
5年目
6年目
7年目
8年目
9年目
10年目
年末残高 控除率 所得税控除額
350万円
320万円
288万円
256万円
223万円
189万円
153万円
117万円
79万円
40万円
1%
1%
1%
1%
1%
1%
1%
1%
1%
1%
35,000円
32,000円
28,800円
25,600円
22,300円
18,900円
15,300円
11,700円
7,900円
4,000円
控除期間10年の合計 201,500円
■問い合わせ先
国土交通省 住宅税制ホームページ http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/zeisei_index2.html
※所得税の確定申告時に必要な
「増改築等工事証明書」の様式が入手できます。
45
改修工事の内容
通路の幅拡張
出入り口の幅拡張
階段の設置または改良による勾配緩和
玄関等段差解消工事
段差解消
浴室段差解消等工事
その他段差解消工事
開戸の引戸・折戸への取り替え工事
ドアノブの取り替え
出入口改良工事
動力設置工事
吊り戸工事
動力設置、吊り戸工事以外のもの
床の材料をすべりにくいものに取り替える工事
単位あたりの金額
172,700円
189,900円
614,600円
単位
施工面積(㎡)
箇所数
箇所数
42,400円
箇所数
92,700円
35,900円
149,400円
14,000円
447,800円
136,100円
26,700円
20,500円
施工面積(㎡)
施工面積(㎡)
箇所数
箇所数
箇所数
箇所数
箇所数
施工面積(㎡)
■問い合わせ先
国土交通省 住宅税制ホームページ http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/zeisei_index2.html
※所得税の確定申告時に必要な
「増改築等工事証明書」の様式が入手できます。
46
バリアフリー
工事費350万円
12月に全額借入
金利3.13%
10年返済
年数
表1 標準的な工事費用相当額の一部抜粋(国土交通省)
改修工事の内容に応じた、右記の単位当たりの金額に、改修する家屋のうち、居住用に供する部分の床面積の合計を乗じた金額となります。
車いす移動
Aさん家族の場合(バリアフリー改修促進税制)
50万円超
平成19年1月1日以前から存している家屋
写真や領収書等(工事完了後3カ月以内に申告)
耐震
バリアフリー改修促進税制と住宅ローン減税の比較
同左
省エネ
50万円超
平成19年1月1日以前から存している家屋
写真や領収書等(工事完了後3カ月以内に申告)
木材
同左
固定資産税の減額
平成28年3月31日までにバリアフリー改修工事を行った
場合、当該家屋に係る翌年度分の固定資産税額(100㎡
相当分まで)
を3分の1減額する。
1/3(翌年度分)※省エネと併用の場合は2/3
次のいずれかに該当する者が居住していること
①65歳以上の者
②要介護または要支援の認定を受けている者
③障害者
バリアフリー改修工事の要件
1/3(翌年度分)※省エネと併用の場合は2/3
次のいずれかに該当する者が居住していること
①65歳以上の者
②要介護または要支援の認定を受けている者
③障害者
バリアフリー改修所得税特別控除
バリアフリー改修工事に係る標準的な工事費用相当額(表
概 要
1/上限:200万円)の10%を、その年分の所得税額から控除
する。
最大控除額/減額率
1年/20万円
次のいずれかに該当する者
①50歳以上の者
②要介護または要支援の認定を受けている者
対象
③障害者である者
④上記②もしくは③に該当する者または65歳以上の者の
いずれかと同居している者
※合計所得金額3000万円以下
①通路・出入り口の拡張工事
②階段の設置、改良工事
③浴室改良工事 ・床面積の増加工事
・浴槽のまたぎ高さの低いものに取り替え
・固定式移乗台、踏み台等の設置等
④便所改良工事 ・床面積の増加工事
工事内容
・洋式便器への取り替え
・座高を高くする工事
⑤手すり取り付け工事
⑥段差解消工事
⑦出入り口改良工事
⑧床等をすべりにくくする工事
工事費
50万円超(補助金等の額を差し引く)
家屋の要件
床面積が50㎡以上等
減税に必要な主な書類
増改築等工事証明書
総合
固定資産税の減額
平成28年3月31日までにバリアフリー改修工事を行った
場合、当該家屋に係る翌年度分の固定資産税額(100㎡
相当分まで)
を3分の1減額する。
バリアフリー改修工事の要件
バリアフリー改修促進税制
利 用した住 宅ローン( 償 還 期 間 5 年 以 上 )の 残 高( 上 限
1000万円)の1%(下記の一定のバリアフリー改修工事に
概 要
ついては250万円を上限として2%)
を5年間にわたり所得
税額から控除する。
最大控除額/減額率
5年間/62.5万円
次のいずれかに該当する者
①50歳以上の者
②要介護または要支援の認定を受けている者
対象
③障害者
④上記②もしくは③に該当する者または65歳以上の者の
いずれかと同居している者
※合計所得金額3000万円以下
①通路・出入り口の拡張工事
②階段の設置、改良工事
③浴室改良工事 ・床面積の増加工事
・浴槽のまたぎ高さの低いものに取り替え
・固定式移乗台、踏み台等の設置
・高齢者等の身体洗浄を容易にする水洗
器具の設置、取り替え
工事内容
④便所改良工事 ・床面積の増加工事
・洋式便器への取り替え
・座高を高くする工事
⑤手すり取り付け工事
⑥段差解消工事
⑦出入り口改良工事
⑧床等をすべりにくくする工事
工事費
50万円超(補助金等の額を差し引く)
家屋の要件
床面積が50㎡以上等
減税に必要な主な書類
増改築等工事証明書
●リフォームのための優遇制度
介護保険住宅改修費支給
介護保険で「要支援」
または「要介護」の認定を受けた高齢者等が居住する住宅で行う、
特定
のバリアフリーリフォームに対して補助する制度です。
自治体によっては介護保険に上乗せ補助
★★★
高齢者向け返済特例制度
最大
18万円
リー工事または耐震改修工事を行う場合に利用できる制度です。
ローン返済を、
申込者および
生存時は
利払いのみ
期限なし
連帯債務者(配偶者)
が死亡したときの一括返済とし、
毎月の返済は利息のみとなる制度です。
期限なし
をしているところや、
特定高齢者にまで対象を拡大しているところもあります。
住宅金融支援機構の直接融資として、満60歳以上の高齢者が自ら居住する住宅に、
バリアフ
介護保険による補助の利用は要支援・要介護から
月々の返済は金利分のみ
介護保険による住宅改修費の支給限度基準額は20万円。1割が自己負担のため、
18万円までの支給が受けられます。支給を受
高齢者向け返済特例制度は、満60歳以上の高齢
けるには、
介護保険を申請し、
介護認定の「要支援」
または「要介護」
と認定されることが必要です。要介護状態区分が重くなった
者を対象とした制度です。
自宅等を担保にリフォーム
とき
(3段階上昇時)
や転居した場合は、
ふたたび20万円
(自己負担1割)
までの支給を受けることができます。
資金を借り、元金の返済は申込本人および配偶者
の死亡時に、
建物・土地の処分等によって一括返済
介護保険によるリフォームの流れ
(介護認定を受けていない場合)
要支援・要介護認定
(ケアマネージャー)
住宅改修の理由書作成
(ケアマネージャー、住環境福祉コーディネーター等)
1.手摺りの取り付け
玄関・廊下・浴室・
トイレや上がり框への手摺りの
取り付けなど。
住宅改修費支給申請
大幅に軽くなります。高齢者にとっては、生活資金を
取り崩さずにリフォーム資金を獲得できるメリットがあ
ります。
1,300円
2,600円
3,900円
5,200円
6,500円
7,800円
9,100円
10,400円
11,700円
13,000円
(金利1.56%)
金利分だけなら
何とかなりそうだ
高齢者向け返済特例制度の条件
3.滑りの防止及び移動の円滑化等のための
床材の変更
める技術基準に適合していることを示す適合証明書を取得し、
提出する必要があります。
適合証明書は検査機関または適合証明
高齢者返済特例制度を利用できるリフォーム工事は、
バリアフリーリフォームまたは耐震改修です。
いずれも住宅金融支援機構が定
技術者
(登録された建築士)
が発行します。
畳やカーペットからフローリング等への変更など
ドアから折り戸や引き戸への変更、戸車の取り付
け、
レバーハンドルへの交換など
5.洋式便器等への便器の取替え
和式便器から洋式便器への変更、和式兼用便
器に腰掛便器の取り付けなど
6.1~5の住宅改修に付帯して必要となる
住宅改修工事
対象者
対象となる住宅
対象となる工事
連携することが大事
融資限度額
返済期間
多くの自治体で、
介護保険の住宅改修費の支給に加えて、
独自のバリアフリー補助を実施しています。収入要件などがありますが、
数十万円
~100万円程度の充実した支援をしているところもあります。地元役所の介護保険課などに確認しておきましょう。
■問い合わせ先
お住まいの市町村の窓口および厚生労働省介護・高齢者福祉ホームページ
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/index.html
金利
返済方法と返済額
保証
・工事完了後の住宅部分の面積が50㎡(共同建ての場合は40㎡)以上の住宅
・本人または配偶者等が所有または共有する住宅
・本人の親族または配偶者の親族が所有または共有する住宅
(1)バリアフリー工事
・床の段差解消
・廊下および居室の出入口の拡幅
・浴室および階段の手すり設置
(2)耐震改修工事
・都道府県や市区町村の認定を受けた耐震改修計画に従った工事(「認定通知書」が必要)
・機構の定める耐震性に関する基準に適合するよう行う耐震補強工事
次のいずれか低い額
・1,000万円(住宅部分の工事費が上限)
・
(一財)高齢者住宅財団が定める保証限度額
申込本人(連帯債務者も含む)の死亡時まで
全期間固定(耐震改修工事はバリアフリー工事の −0.2%)
バリアフリー
市区町村によっては独自の上乗せ補助をしているところもある
・借入申込時に満60歳以上の人で上限はなし
※借入申込時に満60歳以上の同居親族(主に配偶者)は連帯債務者となることができる
・自宅をリフォームする方
・総返済負担率が次の基準以下である方
年収が400万円未満の場合 30%以下
年収が400万円以上の場合 35%以下
耐震
ケアマネージャーと
47
9,006円
18,011円
27,017円
36,023円
45,028円
54,034円
63,039円
72,045円
81,051円
90,056円
(金利1.56%/10年返済)
玄関に踏み台の取り付け、廊下等の床のかさ上
げ・浴室をユニットバスへ交換するなど
住宅改修費の支給
対応の
ポイント
100万円
200万円
300万円
400万円
500万円
600万円
700万円
800万円
900万円
1,000万円
高齢者特例
月々の支払い
金利分のみ
省エネ
工事費の支払い
右の表のとおり、通常のローンに比べて月々負担は
2.床の段差解消
4.引き戸等への扉の取替え
施工
する仕組みです。
月々の返済は金利分だけでよく、
借入金額
一般ローン
月々の支払い
金利+元金
木材
図面・見積もり作成・申請・審査
介護保険が適用となる工事
月々の返済比較例 (H26年5月の耐震改修工事の
適用金利で計算)
総合
サービス計画の策定
★★★★
毎月の支払は利息のみ
(一財)高齢者住宅財団の保証が必要 (保証料及び事務手数料は本人負担)
■問い合わせ先
【高齢者向け返済特例制度について】
独立行政法人住宅金融支援機構 http://www.jhf.go.jp/customer/yushi/info/reform_older.html
48
中古住宅+リフォーム提案でもフラット35を利用できる
フラット35の融資基準を満たしていない中古住宅であっても、
基準に適合させるリフォームを行うことを前提に、
「中古住宅の購入」
と
「リフォーム工事」
に必要となる資金の全額を、
一体的に借り入れできる仕組みが「フラット35リフォームパック」です。
リフォームによって
フラット35Sの技術基準を満たせば、
優遇金利の適用
(P20)
を受けることも可能です。
■融資を受ける流れ
1. 借入申込(取扱金融機関は限定されています)
2. お客様が中古住宅を購入する前に検査機関(保険法人)
が物件検査を実施
3. 現況検査に関する通知書等及び
【フラット35】
中古住宅の住宅基準に関する確約書を金融機関に提出
4. 中古住宅購入(申込金融機関のつなぎ融資で代金を決済)
5. リフォーム瑕疵保険及びリフォーム工事計画審査を、
物件検査をした保険法人に申し込み
6. リフォーム工事の着手
エコ設備
8. 適合証明書およびリフォーム瑕疵保険の保険証の受け取り
■ 民生用燃料電池導入支援補助金
9. フラット35リフォームパックの融資の契約、
資金の受け取り、
つなぎ融資の完済、
抵当権設定
中古住宅+リフォームでフラット35の融資を受けるスキーム
物件購入決定
(売買契約)
借入申込
仲介業者等
物件検査
保険法人
つなぎ
融資
審査結果通知
物件検査
+適合証明
保険証受取
フラット35+
リフォームの融資実行
保険法人
住宅会社
現場検査申請
対応の
メリット
2000万円
2000万円
500万円
つなぎ融資返済
購入代金:2000万円
リフォーム代金:500万円
35
リフォーム
代金決済
リフォーム融資実行
金融機関
適合証明受け取り
保険証受け取り
フラット 融資実行
つなぎ融資実行
借入申込み
お客様
購入代金決済
2000万円
若い世代に浸透しつつある中古住宅リノベーション提案の切り札に
予算はないものの自分らしい暮らしのできる家が欲しい、
という若い世代の間で、
中古住宅を購入し、
リノベーション
をして住まう住宅取得が浸透しつつあります。
しかし、
課題となっていたのは、
低予算であるために十分なリノベーショ
ン資金が確保できないことでした。
そこで登場したのが上記の
「フラット35リフォームパック」
です。融資基準を満たしていない中古住宅であっても、
リフォームによって性能向上をはかり、
リフォーム瑕疵保険と適合検査によって性能を担保することで、
リフォーム
ローンをフラット35と一体的に貸し出す仕組みです。
お客様にとっても、
中古住宅購入時に保険法人の保証がつき、
かつ長期固定ローンが利用できるのは、
中古+リノ
ベーションを考えるうえで大きな魅力。
ビルダー様にとっても未開拓な中古住宅市場を取り込むうえで有力な提案手
段として活用できそうです。
49
★★★
補助
■ 定置用リチウムイオン蓄電池導入支援事業費補助金 ★★★
補助
■ 住宅・ビルの革新的省エネ技術導入促進事業費補助金 ★★★
補助
(HEMS機器導入支援事業)
リフォーム工事
売り主
P51
★の数は利用のしやすさを表しています。
新築・
リフォームとも利用できます。
エコ設備
7. 工事完了後、
検査機関に適合証明の現地調査の申請及びリフォーム瑕疵保険の現場検査を申請
エコ設備のための
優遇制度
平成26年7月31日改訂 ・予約申請の早期終了による変更
民生用燃料電池導入支援補助金
★★★
家庭用燃料電池システム
「エネファーム」の設置に対して、
その機器費用と
「従来給湯器」の差額の
1/2+設置工事費の1/2を国が補助します。
1台あたりの上限は固体高分子形
(PEFC)
が38万円、
固
体酸化物形
(SOFC)
が43万円です。
燃料電池普及促進協会
(FCA)
が指定した未使用・未設置の
●エコ設備のための優遇制度
定置用リチウムイオン蓄電池導入支援事業費補助金
上限
PEFC:38万円
SOFC:43万円
スマートハウスの登場によって住宅用として実用化が進むリチウムイオン蓄電システムの更なる
H27.1.30まで
電システム購入金額と、
機器毎に定められた目標価格との差額の2/3以内、
上限100万円です。
エネファームであればすべて補助金の対象となります。
募集は平成27年1月30日まで
普及拡大を目的に創設された補助制度。補助金額は個人が蓄電システムを設置する場合、蓄
★★★
上限
100万円
H26.6.23予約申請終了
予約申請は平成26年6月23日で終了
平成25年度予算による民生用燃料電池導入支援補助金の募集期間が延長され、
平成26年3月10日~平成27年1月30日
(必着)
平成25年度補正予算による定置用リチウムイオン蓄電池導入支援事業費補助金の予約申請は平成26年3月17日〜平成26年12
となりました。設置工事と補助金交付申請書の提出期限も平成27年2月27日までとなります。
月31日までの予定でしたが、
平成26年6月23日に予算に達したため予約申請の受付が終了しました。
募集スタート
平成26年3月10日
主な応募の要件と、補助金の対象となるシステムの要件は右
記のとおりです。各ガス会社・燃料電池メーカーが一般的に販
売しているエネファームはこれらの条件をクリアしているため、
未
使用・未設置品であれば補助金を受けることができます。
なお、
個人の場合は、CO2排出削減事業への参加を表明すること
が必要となります。
補助金額の算定方法
設置工事完了
補助事業完了期限
平成27年2月27日
●申請者はエネファームを購入し使用する方、
またはリース等
により提供する方であること
●設置予定のエネファームがFCA指定品であること
●補助金交付申請は機器費等の支払い後、
交付申請締切日
までに行うこと
●エネファームを6年以上継続使用すること
●エネファームを対象とした他の国の補助金を受けないこと
(エネファーム機器費(税抜)
-23万円)
×1/2
置工事費の1/2の合計で、
1台あたりの上限は固体高分子形
+
(PEFC)が38万円、固体酸化物形(SOFC)が43万円です。
する必要があります。
また、既存の給湯器の撤去や暖房の配
共創イニシアチブ
(S
I
I)
が認めたシステムであること。補助対象は
次の①〜⑤です。
交付申請終了
平成27年1月31日
補助金額の計算について
補助金額の算定方法は少し複雑です。
SIIに登録されたシステムには、機器毎に目標価格(B
①蓄電池部(リチウムイオン蓄電池)
値)と基準価格(A値)が公表されています。「補助
②電力変換装置(インバータ、
コンバータ、
パワーコンディショナ等)
③蓄電システム制御装置
ますが、補助額算出にあたっては、補助対象経費が
④計測・表示装置
⑤キュービクル
設置に係る工事費用、
及び諸経費等は補助の対象となりません。
補助金申請方法は以下のとおりです
(予約と交付の2段階)。
(2)
「予約決定通知書」受領後契約、
購入、
設置
●1台あたりの上限 : 固体高分子形
(PEFC)
が38万円
固体酸化物形
(SOFC)
が43万円
線・配管といった工事費用は補助金の対象外です。
対象となる蓄電システムは、
一体的に構成されているもので、
環境
(1)補助対象機器の契約または購入の前に予約申請を行う
設置工事費(税抜)
×1/2
なお、見積書・領収書は機器費と設置工事費を明確に区分
予約申請終了
平成26年6月23日
補助の対象となる蓄電システム
【主な応募要件】
補助金は、
従来型給湯器(23万円)」
との差額の1/2および設
予約および交付申請開始
平成26年3月17日
エコ設備
家庭用燃料電池支援事業の応募要件
募集期間終了
平成27年1月30日
対象経費」は実際の購入価格とB値との差額となり
A値を上回っている場合、下回る場合などによって
補助割合が変わります。
①上回る場合、補助対象経費の1/3を補助
②同等もしくは下回る場合、補助対象経費の2/3を補助
③下回り、かつ補助額が購入額の1/3を下回る場合
は、 購入額の1/3を上限として補助
(3)交付申請を行う
リチウムイオンバッテリーとは
エネファームのしくみ
●システム構成
燃料電池スタック
電気
熱
熱回収装置
インバータ
時にお湯をつくることができます。
燃料処理装置
発電すると考えればわかりやすいでしょう。発電すると同
水素
貯湯タンク
だすのがエネファームです。水の電気分解の逆の原理で
燃料電池ユニット
都市ガス・LPガス・灯油
出し、
空気中の酸素と化学反応させ、
電気と熱と水をつくり
酸素
現在実用化されている充電池(蓄電池)
の中でもっともエネル
ギー密度が高く、高い電圧が得られるのがリチウムイオンバッ
バックアップ熱源機
都市ガス・LPガス・灯油などのエネルギーから水素を取り
貯湯ユニット
テリー。
ノートパソコンや携帯電話などのバッテリーとしてよく使
われていますが、
住宅用は、
簡単にいえばそれをいくつも並べ
て大型化したもの。
お湯
給水
■問い合わせ先
【民生用燃料電池導入支援補助金について】
一般社団法人燃料電池普及促進協会
(FCA)
「補助金事業センター」 http://www.fca-enefarm.org/subsidy25/subsidy.html TEL:03-5472-1190
(土日、祝日、12/17、12/28~1/4を除く10時00分~12時00分、13時00分~17時00分)
51
夜間に充電して昼間の時間帯に利用するピークシフト用の電
源として活用したり、天候に左右されやすい太陽光発電シス
テムと組み合わせて、電気の安定供給を図る切り札と期待さ
れています。
■問い合わせ先
【定置用リチウムイオン蓄電池導入支援事業費補助金について】
一般社団法人環境共創イニシアチブ
(S
I
I)
審査第三グループ リチウムイオン蓄電池補助金申請担当
http://sii.or.jp/lithium_ion25r/ TEL:0570-783-161 IP電話からはTEL:03-6221-6703
(平日9:00~17:00)
52
住宅・ビルの革新的省エネ技術導入促進事業費補助金
(HEMS機器導入支援事業)
家庭内の電力需要を一元的に管理し、
調整することができるエネルギー管理システム
(ホーム・エネ
ルギーマネジメントシステム)
の導入費用の1/3、
上限7万円を支援する制度です。
★★★
上限
7万円
H26.9.30交付申請締切
平成26年3月17日から交付申請スタート
平成25年度補正予算によるHEMS機器導入支援事業の交付申請は平成26年3月17日〜平成26年9月30日。
また、
完了報告受付
は平成26年3月31日〜平成26年12月20日。
交付申請受付
平成26年3月17日
補助対象となるHEMS機器は、右の要件を満たしたもの
で、
なおかつ環境共創イニシアチブ
(S
I
I)
が認めたシステム
であることが条件です。
補助金申請方法は以下のとおりです。
(1)補助対象機器の契約または購入の前に交付申請を行う
(2)
「交付決定通知書」受領後契約、
設置、
支払い
(3)
補助事業の完了報告の提出
■申請は郵送のみ
〒100-8691 銀座郵便局 私書箱96号
一般社団法人 環境共創イニシアチブ
(SII)
住宅・ビルの革新的省エネ技術導入促進事業費補助金
申請受付係
(HEMS機器導入支援事業)
【補助対象のHEMS機器の基本要件】
①SIIが指定する補助対象機器を民生用住宅に設置すること。
②補助対象機器によりエネルギー使用量の計測結果のモニタ
リングを行い、
日常生活において制御機能を活用し、家庭内
のエネルギー使用量を抑制する省エネ化を図ること。
③SIIが計測・蓄積した電力使用量に関する実績データや使
用状況等について調査を行う場合、
SIIが定める様式におい
て回答し、
結果の開示に同意できること。
④補助対象機器を登録した機器製造事業者等またはクラウド
サーバを管理する事業者が、
クラウドサーバ上に蓄積した申
請者自らの電力使用量に関する実績データ等をSIIに提供
することについて同意できること。
※封筒表面に赤で「申請書在中」
と書くこと
HEMS(ヘムス)とは
HEMSとは、住宅のエアコンや給湯器、照明等の「エネ
ルギー消費機器」と、太陽光発電システムやガスコー
ジェネレーションシステム
(燃料電池等)
などの「創エネ
機器」
と、発電した電気等を備える蓄電池や電気自動車
(EV)
などの「蓄エネ機器」をネットワーク化し、管理する
『ホーム・エネルギーマネジメントシステム
(Home Energy
Management System)』
のこと。
いま話題のスマートハウ
スを建てるには不可欠な装置です。
■問い合わせ先
【住宅・ビルの革新的省エネ技術導入促進事業費補助金
(HEMS機器導入支援事業)】
一般社団法人環境共創イニシアチブ
(S
I
I) 審査第三グループ HEMS補助金申請担当
http://sii.or.jp/hems25r/ TEL:03-5565-4961 (平日10:00~12:00、13:00~17:00)
53
完了報告期限
平成26年12月20日
被災地・被災者
P55
■ 住まいの復興給付金
★★★★★補助
■ 住宅ローン減税
★★★★★税
■ 登録免許税等の免税措置
★★★★★税
■ 震災非課税制度
★★★★★税
■ 災害復興住宅融資
(建設)
★★★★★ローン
■ 木材利用ポイント
(新築・増築)
★★★★★補助
■ 地域型住宅ブランド化事業
★★★
補助
★の数は利用のしやすさを表しています。
被災地・被災者
HEMS機器の補助金申請の方法
交付申請期限
平成26年9月30日
被災地・被災者
のための優遇制度
●被災地・被災者のための優遇制度
住まいの復興給付金
★★★★★
東日本大震災で被災した方が住宅再取得(新築・購入)
や被災した住宅の補修をした場合の、
消費税の負担増加に対応するための措置です。住宅再取得の場所は問わず、
日本国内であれ
ばどこに建てても対象となります。
なお、
すまい給付金(P21)
との併用はできません。
消費税8%時
新築等・上限
897,750円
H29.12.31入居分まで
税
住宅ローン減税
最大控除600万円
「震災特例法」により、
東日本大震災の被災者が住宅を新築、
購入、
大規模改修する場合、
通常の住宅借入金等特別控除の適
用に代えて、下表の控除率等による住宅ローン減税の特例(住宅の再取得等に係る住宅借入金等特別控除の控除額の特例)
が受けられます。
なお、
すでに住宅ローン減税を利用している場合であっても、
重複して利用できます。
その場合の控除額はそれぞ
れの合計になります。
期限は平成29年12月31日までに入居した人
住宅ローン減税の特例
対象となるのは平成26年4月1日〜平成29年12月31日までに住宅の引き渡しを受け入居した人。消費税対策として創設された制度
のため、
消費税が10%に引き上げられた場合は、
給付単価も引き上げられます。
平成26年
4月1日
控除対象
平成27年
10月1日
平成29年
12月31日
適用居住年、控除期間
控除額等
借入金等の
年末残高
×
控除率
引き渡し
入居期限
この間に入居した場合(消費税8%が適用され
るものは除く)、新築の給付単価は8,550円
平成26年4月1日~平成29年12月31日居住分 10年間
居住年
控除対象限度額
控除率
最大控除
合計最大控除
平成26年4月〜平成29年12月
5000万円
1.2%
60万円
600万円
被災地・被災者
この間に入居した場合(消費税5%が適用され
るものは除く)、新築の給付単価は5,130円
次の借入金等(償還期間10年以上)の年末残高
(1) 東日本大震災によって居住できなくなり、初めて居住する住宅の新築
(2) 東日本大震災によって居住できなくなり、初めて取得する新築住宅
(3) 住宅の取得とともにする敷地の取得
(4)通常の修繕によっては原状回復が困難な損壊を受けたことにより行うリフォーム
被災住宅の所有者による住宅の新築・購入・リフォームが対象
含む)
・
リフォームに対し、
右記の給付金が支給されます。
被災住宅の所有者と再取得住宅の所有者が異なる
新築・購入
被災住宅の所有者が行う新築・購入(中古住宅購入も
場合や、
リフォーム工事発注者が異なる場合、
または
(最大175㎡まで)
住宅の
床面積
同申請により給付が受けられます。
×
消費税8%時 5,130円
消費税10%時 8,550円
再取得住宅
× の持分割合
給付単価
全壊または流出 1,680円
大規模半壊 1,650円
半壊または床上浸水
1,380円
一部損壊または床下浸水 840円
全壊または流出
大規模半壊
10 半壊または床上浸水
一部損壊または床下浸水
2,800円
2,750円
2,300円
1,400円
O
R
(少ない方)
フォームする場合も
「親孝行住宅再建支援」
として、共
8
被災
消費税 %時
を受けられます。親の住宅を子が資金を出して再建、
リ
消費税 %時
は、配偶者等が関係確認書等を提出することで給付
リフォーム
た、被災住宅の所有者が死亡または行方不明の場合
×
床面積
住宅の所有者が複数の場合は、
所有者と発注者による
「共同申請」
という方法により、給付を受けられます。
ま
給付単価
再取得住宅の
実際に支払っ
税
免税措置
費の消費税
所有権保存登記の税の免除
建物
所有権移転登記の税の免除
所有権保存登記の税の免除
住宅の新築・購入
給付対象者
(1) 被災住宅を所有していた者※
(2) 再取得住宅を所有している者
(3) 再取得住宅に居住している者
※被災時点に所有していた者で持分は問わない。所有者死
亡等の場合は被災住宅に居住していた者
※新築・購入時に被災住宅を取り壊していること
(すべて満たす方)
対象住宅
住宅のリフォーム
(1) 被災住宅を所有している者※
(2) 被災住宅の補修を発注した者
(3) 補修した被災住宅に居住している者
※被災時点に所有していた者で持分は問わない。所有者死
亡等の場合は所有者変更による新所有者
(1) 日本国内に建てられる下記住宅の再取得住宅(新築・ (1) 下記住宅の補修(実際に支払った補修工事費が100
購入、中古住宅の購入)
万円以上)
①り災証明書で「全壊または流出」
「大規模半壊」
「半
①り災証明書で「全壊または流出」
「大規模半壊」
「半
壊または床上浸水」
「一部損壊または床下浸水」の
壊または床上浸水」
「一部損壊または床下浸水」の
認定を受けた住宅
認定を受けた住宅
②原子力災害による「避難指示区域等」内にある住宅
②原子力災害による「避難指示区域等」内にある住宅
(2) 新築の場合:13㎡以上
(2) 東日本大震災により被害を受けた箇所の修繕
購入の場合:50㎡以上(地上3階以上の共同住宅の
※住宅と構造上一体となっていない設備、土地の造成の
みを目的とした工事は、補修工事に含まれない
場合は30㎡以上)
土地
所有権移転登記の税の免除
ローン ローンの抵当権設定登記の税の免除
契約
契約書に係る印紙税非課税措置
税
対象
必要書類
適用期間
①支援法適用区域内(p58参照)
・
・
・すべての
建物
②支援法適用区域外・
・
・登記簿の表題部の建
物の種類が居宅、寄宿舎又は共同住宅とさ
れているもの
り災証明書
平成33年まで免除
被災代替建物の敷地(取得見込み、既取得を
含む)で、滅失建物等の敷地面積または滅失
建物の床面積の2倍のいずれか大きい面積
が限度
り災証明書、土地面
積を明らかにする書
類等
平成33年まで免除
上記建物、土地の所有権の保存登記・移転登
記等又は所有権の新規登録・移転登録と同時
に受けるもの
上記土地、建物についての工事請負契約書、
不動産譲渡契約書
震災非課税制度
【住まいの復興給付金について】
住まいの復興給付金事務局 http://fukko-kyufu.jp/
(コールセンター)
TEL:0570-200-246 9:00~17:00
(土・日・祝日含む)
(IP電話等からの利用の場合)
TEL:022-745-0420
55
震災に係る住宅取得等
資金の贈与非課税
平成33年まで免除
り災証明書
平成33年まで非課
税
非課税枠据え置き
震災で滅失した住宅(回復困難な損壊含む)
に居住していた人が、平成23年3月11日から平成26年12月31日までの間に親や祖
父母から住宅資金の贈与を受けた場合、
下記のとおり非課税枠が据え置かれます。
非課税枠
■問い合わせ先
免税
「震災特例法」により、
平成23年3月11日から平成33年3月31日までの間に受ける下記の登記等について、
登録免許税が免除され
ます。
なお、
これらの措置を受けるには「り災証明書」の交付を受ける必要があります。
た補修工事
増税分
登録免許税等の免税措置
適用期間
省エネ性、耐震性を満たす住宅
1500万円
平成23年3月11日~平成26年12月31日まで
上記以外の住宅
1000万円
平成23年3月11日~平成26年12月31日まで
主な要件
P15参照
(一部異なるので詳しくは税務署まで)
P15参照
(一部異なるので詳しくは税務署まで)
※平成23年度以前に、旧非課税制度の適用を受けた人でも震災非課税制度の適用を受けることができます。
56
●被災地・被災者のための優遇制度
融資
災害復興住宅融資(建設)
住宅金融支援機構融資
税制優遇される支援法適用区域とは
被災者生活再建支援法により定められた
東日本大震災に被災し、
住宅が「全壊」、
「大規模半壊」
または「半壊」
した旨の「り災証明書」の交付を受けた人を対象とした融
資制度です。融資が受けられるのは、
原則として1戸当たりの住宅部分の床面積が13㎡以上175㎡以下の住宅。補修については
床面積および築年数の制限はありません。
また、融資対象となる住宅については、独立行政法人住宅金融支援機構の定める基
準を満たすことが必要です。被災住宅に居住している親(満60歳以上の父母・祖父母)
のために利用する
「親孝行ローン」につい
ても下記金利が適用されます。
融資限度額
金利
1,500万円
1.28%
東日本大震災金利
準耐火住宅
新築
木造住宅(耐久性)
補修
970万円
整地費
400万円
特例加算
460万円
基本融資
660万円
整地費
400万円
引方移転費用
400万円
特例加算
210万円
基準により①全壊、②大規模半壊、③半
1.28%
2.18%
・当初5年:1.0%
・6年目以降1.28%
1.28%
2.18%
2.18%
木材利用ポイント(新築・増築)
加須市のうち旧大利根町及び旧北川辺町・久喜市
新潟県
十日町市・中魚沼郡津南町
長野県
下水内郡栄村
東京都
板橋区
優遇補助の対象となる特定被災区域とは
25年
めの特別の財政援助及び助成に関する法律」により定められており、
具体的には以下の地域です。
東日本大震災の被災地に対しては、
優遇補助があります。
その対象となる特定被災区域とは「東日本大震災に対処するた
併せて利用する基本融資額
と同じ返済期間
2.18%
埼玉県
35年
20年
併せて利用する基本融資額
と同じ返済期間
(金利は平成26年4月17日現在の場合)
補助
実に基づき発行する証明書で、被害認定
適用される市町村
青森県・岩手県・宮城県・福島県・
全ての市町村
茨城県・栃木県・千葉県
被災地・被災者
・当初5年:0.0%
・10年目まで:0.75%
・11年目以降1.28%
木造住宅(一般)
土地取得費
災状況の現地調査等を行い、
確認した事
都 道 府 県
返済期間
耐火住宅
基本融資
りです。
また「り災証明書」は、
市町村が被
壊、
④一部損壊の別で発行されます。
(「一部損壊」等の場合は、
「補修」のみ対象)
構造等
税制優遇が受けられる地域は右表のとお
●支援法適用区域(平成23年8月18日時点)
[青森県]
(2市2町)
八戸市、
※三沢市、
上北郡おいらせ町、
※三戸郡階上町
[岩手県]
全域
[宮城県]
全域
[福島県]
全域
[茨城県]
(31市7町2村)
水戸市、
日立市、土浦市、※古河市、石岡市、※結城市、龍ヶ崎市、下妻市、常総市、常陸太田市、高萩市、北茨城市、笠
間市、
取手市、
牛久市、
つくば市、
ひたちなか市、
鹿嶋市、
潮来市、
常陸大宮市、
那珂市、
筑西市、
※坂東市、
稲敷市、
かす
50万ポイント
みがうら市、桜川市、神栖市、行方市、鉾田市、
つくばみらい市、小美玉市、東茨城郡茨城町、
同郡大洗町、
同郡城里町、
那珂郡東海村、
久慈郡大子町、
稲敷郡美浦村、
同郡阿見町、
同郡河内町、
北相馬郡利根町
[栃木県]
(10市7町)
東日本大震災に被災した地域(特定被災区域※P58)
の住宅であって、
「全壊」
「大規模半壊」
または「半壊」
した旨の「り災証明
書」
を取得した人が、
当該区域において木造住宅を新築、
増築、
または購入した場合は、
50万ポイントがもらえます。併せて内外装
の木質化を行えばさらに30万ポイント、
合計で80万ポイントがもらえます
木造住宅の新築・増築・購入
要件
延べ床面積
①平成25年4月1日〜平成26年9月30日までに工事に着手(請 80㎡未満
負契約締結)
するもの
②対象工法であり、主要構造材および間柱(厚さ27mm以上)の 80㎡以上 95㎡未満
材積の過半に対象地域材を使用するもの(P24参照)
95㎡以上 110㎡未満
③事務局に届け出た供給業者が供給する対象地域材を使用した
建築材料を用いて登録工事業者等が工事を行うもの
110㎡以上 125㎡未満
④主要構造材等として使用する対象地域材の産地、樹種を広く表
示するもの
125㎡以上
対象地域材の必要量とポイント数
4㎥
町、
同郡茂木町、
同郡市貝町、
同郡芳賀町、
塩谷郡高根沢町、
那須郡那須町、
同郡那珂川町
[埼玉県]
(1市)
※久喜市
[千葉県]
(20市9町)
5㎥
6㎥
宇都宮市、※足利市、※佐野市、小山市、真岡市、大田原市、矢板市、那須塩原市、
さくら市、那須烏山市、芳賀郡益子
千葉市、※銚子市、※市川市、※船橋市、※松戸市、※野田市、※成田市、※佐倉市、※東金市、旭市、
習志野市、※柏
500,000ポイント
7㎥
8㎥
市、※八千代市、我孫子市、浦安市、※印西市、※富里市、※匝瑳市、香取市、山武市、※印旛郡酒々井町、※同郡栄
町、※香取郡神崎町、※同郡多古町、※同郡東庄町、※山武郡大網白里町、
同郡九十九里町、※同郡横芝光町、※長
生郡白子町
[新潟県]
(2市1町)
十日町市、
上越市、
中魚沼郡津南町
補助
地域型住宅ブランド化事業
1社あたり10戸まで
[長野県]
(1村)
下水内郡栄村
※は災害救助法
(昭和22年法律第118号)
の適用市町村以外の市町村
1ビルダー様あたりの補助対象戸数は、
原則、
5戸が上限ですが、
主たる事業所(本社)
が東日本大震災により被災した地域(特定
被災区域※P58)
にあるビルダー様については、
10戸が上限となります。
57
(平成24年2月22日時点)
58
LIXILの設計・申請・適合サポート
MEMO
地震に強い設計や窓を活かしたデザインはもちろん、国の施策や住宅ローン減税
等に対応する適合証等の取得手続きを強力にサポートします。
■LIXILの設計・申請・適合サポートメニュー
ー
サポート商品名
ト
地震に強い住宅を
設計したい
スーパーストロング構造体バリュー
LIXILオリジナル
プレミアムバリュー
LIXILオリジナル
スマートスケルトン
LIXILオリジナル
高
付
加
価
値
設
計
サ
ポ
省エネ住宅を
設計したい
通風・創風設計サポート
LIXILオリジナル
認定低炭素住宅適合サポート
諸制度を活用したい
バリュータス
利
用
条
件
対応制度とLIXILの対応範囲
ト
リ
ク
シ
ル
の
耐
震
補
償
対象
工法
階数
在 2 2 3
来 × 階 階
軸 4 建 建
組 工 て て
工 法 以 以
法
下 下
※3
○
SS
加盟
※1
耐震等級3相当の設計検査
○
○
○
○
SS
加盟
※1
耐震等級3相当の設計検査
+制震工法における振動解析結果報告
○
○
○
○
SS
加盟
※1
地震への強さを維持しながら
開口部の新しいデザインを可能にした構造設計
併用可
※2
○
無
住宅事業建築主基準に係る適合証の取得
併用可
※2
○ ○
○
○ 無
外皮等面積計算、外皮性能の指標※を算出
※:UA値、
ηA値、
q値、mH値、mC値
併用可
※2
○ ○
○
○ 無
パッシブ設計における通風・創風設計の最適アドバイス
(シーン毎の窓の開け方アドバイス付)
併用可
※2
○ ○
○
低炭素建築物認定制度対応 適合証の取得
併用可
※2
○ ○
○
○
○
トップランナー基準適合サポート ○
外皮計算サポート
基本対応
ー
申
請
・
適
合
証
等
取
得
サ
ポ
○
○ ○
無
SS
加盟
※1
長期優良住宅認定制度対応(技術的審査の適合証取得)
住宅性能表示制度対応
(設計住宅性能評価書の取得)
○
○
フラット35S 申請サポート
○
無
住宅金融支援機構の技術基準に適合し
設計検査通知書の取得
(長期優良住宅等他制度との併用可)
併用可
※2
○ ○
○
住宅性能証明書サポート
○
無
評価機関が発行する建物の住宅性能証明書の取得
省エネルギー対策等級4コース、耐震等級3コース
併用可
※2
○ ○
○
※1 ご利用の際は、
研修会に参加していただき認定店になっていただく必要があります。
※2 LIXILの耐震補償を併用で利用する場合は、
SS構造体バリューの加盟およびSS構造体バリューの採用が条件となります。
※3 3階建ての場合は、
通常いただく費用以外に別途構造計算費用がかかる場合があります。
申請・適合証等取得サポートのフロー
ビルダー様から
依頼
ビルダー様
申請
LIXIL
適合証等の送付
評価機関
適合証等の取得
本サポートのLIXIL対応範囲は、評価機関への申請・適合証等の取得までです。役所への申請・確認申請・図面作成はビルダー様で実施していただきます。
販売価格やサポート詳細については、
(株)LIXIL担当者にご相談ください
59
60
LIXILの設計・申請・適合サポート
パッシブ住宅対応 窓設計の工夫で自然の
「風」
を活かす
耐震等級3相当
間取り自由で地震に強い家づくり
スーパーストロング構造体 バリュー
高付加価値設計サポート
◎2013年グッドデザイン賞受賞
スーパーストロング構造体 バリュー
(SSバリュー)
は、耐震性能の最高等級
「耐震等
級3相当」
を実現する設計サポートです。高い耐震性を保ちながら、自由な間取り
を全棟で実現できます。耐震等級3相当の設計検査報告書の提出と、万が一の場
合も耐震補償付きで安心です。
安心の
耐震性能の
SSバリューに、制震工法と振動解析をプラス
プレミアムバリュー
いまや住宅の高い耐震性は必然です。LIXILでは、
ビルダー様がより高い付加価値
の住宅をお施主様に提案いただくためにSSバリューに加え、最先端の制震工法と
振動解析結果報告書をセットにしたサポートをご用意しました。もちろん安心の耐
震補償付きです。
LIXIL独自の構造設計 高い耐震性のまま、
自由な開口部デザインを
クリア
トップランナー基準対応
先進のエコ住宅への対応で一歩先行く
トップランナー基準適合サポート
大手の住宅販売会社等では対応義務のあるトップランナー基準。お客様のお問合せ前に
しっかり準備しましょう。LIXILの専門スタッフが、登録建築物調査機関に「住宅事業建築主基
準に係る適合証」
の交付申請を代行いたします。
LIXILは自然の恵み
「風」
を活かしてエネルギーを節約する、快適な住まい方をご提案してい エアコンには
ます。自然の風を採り込む
「通風」
と温度差換気を利用して空気を採り込む
「創風」
を科学的に ない心地よさ
解析し、最適な
「窓」
の設計をアドバイスします。
※創風:LIXILのオリジナル用語
(温度差換気の意)
認定低炭素住宅対応 スピーディー対応で、
ライバルに差を
認定低炭素住宅適合サポート
高付加価値設計サポート
お施主様も
安心の報告書
付き
最先端の
制震工法
2012年12月に施行された認定低炭素住宅はローン控除の割増やフラット35S等のインセ
ンティブが用意されています。評価基準をクリアするために、仕様決めまで手戻りが多くなる
ことが予想されます。LIXILではスムーズに基準をクリアするために的確なアドバイスを含め
たサポートをご用意しています。
長期優良住宅対応
住宅性能表示対応
SSバリューに加え、2種類の制度に対応
バリュータス
高付加価値設計サポート
スマートスケルトン
開口部を耐力壁として評価できる新構造解析技術
「スマート構造解析テ
クノロジー」
と、新技術を採用した開口部壁体
「KABEMADOユニット」
の組み合わせで、高い耐震性を確保しながら自由な開口部デザインを
実現できる設計サポートです。
◎2012年エコプロダクツ
〈エコサービス部門〉
環境大臣賞受賞
◎2013年グッドデザイン賞受賞
サーモスで
広い開口でも
地震に
強くしたい
開口面積が
広くても
SSバリューをベースに長期優良住宅への申請サポートを付けたバリュータス長期優
良タイプをご用意しています。その他、住宅性能評価申請サポートを付けたバリュー
タス性能評価タイプもラインナップ。バリュータスは安心の耐震補償付きです。
※取得した以下の書類は地震保険料の割引適用を受ける際に利用することができます。
改正省エネ基準対応で他社との差別化を図る
外皮計算サポート
平成25年10月1日施行の省エネ基準改正により、正確な外皮等面積の計算が必要となりま
した。複雑化し、手間のかかる計算をLIXILがサポートします。また、計算結果の値は、一次エ
ネルギー消費量算出の際にもご利用できます。
※省エネ基準、認定低炭素基準を達成するためのアドバイスはサポートに含まれておりませんのでご注意ください。
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仕様決め
確定まで
サポート
専門スタッフが
的確に
アドバイス
高付加価値設計サポート
申請・適合証等取得サポート
適合する
設計住宅性能
評価申請も
仕様の確認から
おまかせ
取得まで
サポート
・住宅性能表示タイプ:設計住宅性能評価書
住宅省エネ
評価機関
対応は
申請・適合証等取得サポート
フラット35S申請サポート
長期固定金利の住宅ローンである低金利のフラット35Sを利用するために必要な設計検査
申請書の作成、および適合証明機関に申請を代行いたします。金利Aプラン・Bプランに対応
できる豊富な申請サポートコースをご用意しました。
※住宅金融支援機構の制度変更により、
対応プランが変更となる場合があります。
※取得した設計検査に関する通知書
(耐震等級3)
は地震保険料の割引適用を受ける際に利用することができます。
住宅資金を
より低金利で
豊富な
提案
サポートコース
から選べる
プロが代行!
住宅性能証明対応 お施主様の贈与税優遇のお手伝い
省エネ住宅対応
申請・適合証等取得サポート
高断熱
申請・適合証等取得サポート
使える
開け方を
アドバイス
・長期優良住宅対応タイプ:技術的審査 適合証
フラット35S対応 お施主様にオトクな家づくりを提案
ラベルが
効果的な窓の
耐震補償付き
最高等級を
※取得した耐震等級判定書は地震保険料の割引適用を受ける際に必要な
「住宅性能評価書」
等取得時の申請に利用することができます。
耐震等級3相当
+制震工法
通風・創風設計サポート
高付加価値設計サポート
高付加価値設計サポート
自社の
省エネ性能を
アピールしたい
申請・適合証等取得サポート
住宅性能証明書サポート
住宅取得等資金に係る贈与税の非課税措置「贈与税の非課税枠500万円UP」
を受けるため、 住宅資金捻出の
ご提案
省エネルギー対策等級4、又は耐震等級2以上の
「住宅性能証明書」
の取得をサポートします。
※設計段階までのサポートになります。現場審査等の申請はビルダー様にて対応をお願いします。
※耐震性コースへのお申込の場合
・スーパーストロング構造体バリューと同時に依頼していただくサポートです。
地震保険割引
適用のご提案
・取得した申請図書基準適合通知書は地震保険料の割引適用を受ける際に利用することができます。
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平成26年7月版
このガイドの記載内容は平成26年7月31日現在のものです。
家づくり
優遇制度ガイド
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平成26年度版
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〒100-6007 東京都千代田区霞が関3-2-5 霞が関ビルディング7階
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2014.7.31版