平成 25 年度 事 公益財団法人 業 報 遠山記念館 告 1. 遠山記念館の維持運営 ・遠山記念館の維持運営については、従来の方針を踏襲した。 2.美術品、その他資料の収集、保管並びに一般公開 (1) 美術品、その他資料の収集、保管 寄贈者および寄贈資料の内容 (2) 1 石井荘男 様(さいたま市) 張子人形ほか 2 小林桂子 様(東京都世田谷区) 世界の染織品ほか 3 清水 様(神奈川県横浜市) 清水比庵画賛 3点 4 山下知伸 様(東京都品川区) 御所人形ほか 9点 期 観 の 日 程 間 展 観 9 月 1 日(日) 1 秋風の色 ~ ~10 月 20 日(日) 2 10 月 26 日(土) 3 2013 年 1 月 9 日(木) ~2 月 2 日(日) ことほぎ 2 月 8 日(土) 雛の世界 4 796 点 美術品、その他資料の一般公開 (イ)展 回 固 95 点 名 展 観 内 容 きびしい暑さがいく分納まるころ、歌や絵の中に、ま た塗りものや着物の模様に、秋風を感じさせてくれる 作品を選んで展観した。 また、邸宅には昨年より再開した、夏建具を室礼して、 普段の時期とは大きく趣をことにする御簾ごしの光と 風を楽しんでもらった。 石井荘男コレクション 平成 24 年に、さいたま市在住の郷土人形研究家 受贈記念 石井荘男氏より寄贈された土人形のコレクションの ~12 月 20 日(金) 土 人 形 全貌をお披露目する展観を行った。 素朴な造形に見る美しさや庶民ならではの自由な発 想の面白さを楽しんでもらった。 ~3 月 9 日(日) (注) 休館日 ・定例休館日 午年にちなむ書画工芸、正月の吉祥を象徴する 美術品を展示した。 江戸時代の享保雛、古今雛をはじめとする雛人形や、 御所人形、嵯峨人形、明治時代の抱き人形などを展覧 した。 本館大広間には、遠山家の雛壇飾りを飾った。 毎週月曜日(当日が祝祭日の場合は翌日) ・展示替期間 ・年末年始 12 月 21 日~1 月 8 日 (ロ)開 館 状 況 ① 開館日数 136 日 ② 入館者数 4,538 人 ③ 入館料収入 2,672,461 円 3. 展示等に関連する講演会、教育普及関連の催事の開催 (1)展示関連の催物、ワークショップ、ギャラリートーク等 2013 年 10 月半ば 「中学生のための体験茶会Ⅱ」 10 月末 手廻し蓄音機によるSPレコード鑑賞会Ⅱ 2014 年 2月8日 親子で楽しむギャラリートーク&ワークショップ「投扇興遊びと展示解説」 (共催 川島町教育委員会「地域子ども教室」) 2 月 22 日 ふるさと歴史講座(共催 川島町教育委員会) 「川越の町並み散策と遠山記念館見学」 2 月 26 日~3 月 3 日 雛祭りの日として 毎日 2 回開催 「雛の世界」展と遠山邸の解説案内 3月1日 遠山邸 2 階公開と郷土料理「呉汁」を堪能する会 (2) 投扇興を楽しむ会 「遠山連」(投扇興愛好会)毎月第 2 日曜日開催 (3) 遠山邸 2 階の特別公開 9 月 28 日,10 月 12 日,11 月 9 日 計12 回開催 以上 3 回 4. その他目的を達成するために必要な事業 (1) 博物館実習の受託 期間 10 月 14 日から 10 月 23 日までの 7 日間 実習生 大東文化大学、帝京大学、共立女子大学の学生3名を受入れる。 (2)美術品の貸出協力 貸出先(展覧会名) 1 2 RKB毎日放送株式会社・早 稲田大学エジプト学研究所 青森県立美術館 吉村作治の古代7つの文明展 田原市博物館 「渡辺崋山・椿椿山が描く花・ 鳥・動物の美」 貸出期間 貸出作品 2013.8/20~ 12/3 2013.9/1 ~ 10/30 1.供養碑浮彫 2.戦車図浮彫 3.王座像 白鵞游魚図 渡辺崋山 3 国立科学博物館 「日本のアザミの秘密」 5 町田市立国際版画美術館 「縁起もの 版画と絵画で楽 しむ吉祥図像」展 埼玉県立歴史と民俗の博物館 「狩野派と橋本雅邦」 6 大和文華館 「宮川長春」 4 7 東京都美術館 日本美術院再興 100 年 展「世紀の日本画」 (3) 特別 2013.9/12~ 11/14 薊に蝶模様小袖(縮緬地 絞り染・刺繍) 2013.9/13~ 12/1 1.芭蕉鶏図 岸駒 2.花鳥図 谷文晁(双幅) 3.鍾馗図 鈴木其一 4.黄初平図 円山応挙 2013.9/19~ 12/12 1.源氏物語子の日図(八曲一双)狩野晴川院養信 2.狩野惟信添状 4.美人琴棋書画図 橋本雅邦 5.雪中金閣寺図 橋本雅邦 2013.10/6~ 11/23 社頭春遊図 宮川長春 2014.1/17~ 3/27 風神雷神図 安田靫彦 遠山記念館文化・芸術助成金の支払い 公募申請の結果、2 名(埼玉大学 伊藤博明氏、尚美学園大学 金原由紀子氏)に各 50 万円を 支払った。 ※ 「事業報告の内容を補足する重要な事項」(一般社団法人及び一般財団法人に関する法律施行規則 第 34 条第 3 項)がないため、事業報告附属明細書は作成しなかった
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