宮内直哉の『1分で読める 観光施設 仕事のヒント』 Vol.128 ■□■━━━━━━━━━━━● □■ 観光施設 仕事のヒント ■━━━━━━━━━━━━━● 『ランクダウン(順位下落)につながる被リンクには注意する』 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■観光施設の WEB マスターの皆さんへ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このメルマガの読者の皆さんは、だんだんと SEO(検索エンジン最適化)についてわかってきて いただけていると思います。今日も観光施設のインターネット・マーケティングで大切な、SEO による検索エンジン対策の話です。 Google という検索エンジンが、被リンク(自施設サイトに向けられたリンク)を重要視している ということは紛れも無く事実です。皆さんのホームページを、特定のキーワードで上位表示した いと考えるなら、 『被リンク』についての知識を持つことは欠かせません。 そこで今日は、被リンクについて、 “いつもと違う視点”でお伝えしたいと思います。今日のテー マは、 『順位ダウンの評価(マイナス評価)になる被リンクとは』ということで解説します。 Google は、被リンクをホームページの評価ポイントにしています。これは、 『プラス評価』と『マ イナス評価』の両面の意味です。被リンクが『マイナス評価』を受けてしまい、その結果、検索 順位が下がってしまう場合とは、いったいどのような事例なのでしょうか? 1.アンカーテキストが過剰に同一である あなたの施設のホームページに向けられたリンクに使われているキーワード (アンカーテキスト) があまりにも同一の記述である場合、作為的なものと判断される可能性があります。例えば、 「軽 井沢 観光スポット」というキーワードで、検索エンジンで上位表示をしたい場合、昔は、 「軽井 沢 観光スポット」とテキスト文字で書かれたリンクをたくさん自施設サイトに向けて貼ると、 大きな SEO 効果がありました。今は、やり過ぎると逆効果となって、順位下落の要因になりま す。つまり、自施設に向けられるテキストリンクは、 「軽井沢 観光スポット」もあれば、 「軽井 沢の人気スポット」もあれば、 「軽井沢町のおすすめ観光情報」もあるという感じであれば良いの です。これを『ゆらぎ』と言います。適度にゆらいでいることは『自然であることの証』なので す。 2.リンクが貼られた時期が集中している ある一時期にだけ大量のリンクが貼られていると、人工的に行った SEO 対策であると判別され る可能性があります。過去1年間に、100リンクしか無かったサイトに、ある日、1000リ ンクが貼られ、翌日も1000リンクが貼られたら・・・おかしいですね。通常は起こりにくい 状況です。Google は、リンクの歴史(リンクが貼られた経過)をチェックします。時間軸におい てもやはり『ゆらぎ』が必要なのです。 3.海外からの大量リンク 一般的な国内サイトは、海外から大量にリンクが集まるケースは稀です。怪しいと思われる要因 のひとつです。民間の SEO 専門会社の中に、そのような手法で SEO 対策をする会社も、残念が ら存在します。そこは気をつけたいところです。私のクライアントサイトは、過去に中国から数 千リンクが貼られていました。これは民間の SEO 専門会社が行った施策です。明らかに不正リ ンクとして危険な状態であったため、私がコンサルティングに着任してからすぐに全てのリンク を外す作業を行いました。相手が中国サイトですから、かなりの時間を要したという、苦い記憶 があります。 今日は、ランクダウン(順位下落・マイナス評価)につながる可能性のある被リンクについて、 一番わかりやすいポイントを3つお伝えしました。実際は、まだまだたくさんの考察結果が存在 します。でもだんだんと難しい話になるので。 。 。 まずは、今日の内容だけ知っておいていただければと思います。 ~集客と販促で業績アップを実現する~ 観光施設コンサルティング業務のご案内 http://www.tourism-biz.com/kanko/ ブログ http://kankoshisetsu.com/ E-MAIL [email protected] 株式会社 観光ビジネスコンサルタンツ 〒532-0011 宮内 直哉 大阪府大阪市淀川区西中島 1-14-17 アルバート新大阪ビル 503 号 TEL06-6885-6335 FAX06-6885-6336
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