ベーチェット病の病型と HLA-B*5101 ハイレゾアリル

「ベーチェット病の病型と HLA-B*5101 ハイレゾアリルタイプの関連」
のお知らせとお願い
ベーチェット病はいまだに発症の原因や機序が不明です。本研究は、現時点でベーチェ
ット病と最も深く関係しているとされる遺伝的素因、HLA-B51 抗原について、詳細な遺伝
子型を調べることで早期の診断、病型の鑑別に寄与することを目的とした研究です。
本研究は、防衛医科大学校病院で保存されている以下を対象とした試料をのみを用いる
後方視的研究です。
研究対象
1) 平成 13 年 2 月から平成 23 年 12 月の間に、防衛医科大学校病院においてベーチェ
ット病診断のための HLA 抗原検査を受けられた患者さんのうち、HLA-B51 抗原の
陽性であった血液検体で保存されている 28 例の方を対象とします。
2) 昭和 53 年 10 月から平成 23 年 12 月までの間に、防衛医科大学校病院において病
理解剖をされた患者さんのうち、血管型ベーチェット、腸管型ベーチェットと診断
され、剖検標本として組織が保存されている方を対象とします。
本研究では標本等の試料についての個人情報は匿名化され、個人が特定されることはあ
りません。また個人が特定されるような情報は一切公表しません。
過去に当院でベーチェット病の診断のため HLA 抗原検査を受けられた方、病理解剖をされ
たご家族の方で、ご自身、ご家族の血液・保存組織を本研究に使わないで欲しいというご
希望があれば以下の連絡先までご連絡いただけますようお願いします。
防衛医科大学校病院検査部研究室
阿藤みや子
☎
04-2995-1511(内)3721