2011年8月期グループ別事業内容

2011年8月期グループ別事業内容
ファーストリテイリング:売上高と店舗数の推移
8,203(億円)
8,000(億円)
売上高
店舗数
(フランチャイズ店を含む)
7,000
6,000
5,000
2,258
4,000
1,828
1,632
1,958
3,000
2,000
1,000
0
7
8
11
13
15
22
25
29
62
276 336
176 229
90 118
368
433 519
585 622
2,088(店)
2,203
655
1,232
(年度)
1984 1985 1986 1987 1988 1989 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011
国内ユニクロ事業
2011年8月期
実 績
売上高
6,001億円
△ 2.4%
営業利益
1,062 億円
△ 16.8%
売上
構成比
店舗数 ※
73.2%
843 店
前期比
商品別売上構成比
キッズ・ベビー・
その他
9.9%
メンズ
43.3%
+35 店
ウィメンズ
46.8%
※フランチャイズ店を含む
海外ユニクロ事業
店舗数の推移
200(店)
2011年8月期
11.4%
売上
構成比
売上高
実 績
前期比
150
937 億円
+28.7%
100
89 億円
+40.6%
50
181 店
+45 店
0
営業利益
店舗数
’02’03’04’05’06’07’08’09 ’10 ’11(年度)
グローバルブランド事業
事業別売上構成比
15.1%
売上
構成比
2011年8月期
実 績
売上高
1,240 億円
△ 0.9%
営業利益
87 億円
+12.0%
店舗数 ※
1,064 店
△ 105 店
※フランチャイズ店を含む
8
前期比
その他※
セオリー
事業
ジーユー
事業
※コントワー・デ・コトニエ事業、
プリンセス タム・タム事業等
■ ファーストリテイリングの中核を担うユニクロ事業は、商品企画・生産・物流・販売までを一貫して行うSPA
(アパレル製造小売企業)
のビジネスモデルを確立し、高品質なカジュアルウエアを手頃な価格で提供することで飛躍的な成長を続けています。
■ 1984年にユニクロ第1号店がオープン。1998年のフリースキャンペーンでは、
日本中にユニクロブームが起こりました。
その後は減収
減益の時期を経て、
ウィメンズ商品の拡大をテコに業績を回復。2001年から海外進出をスタートし、英国、中国・香港、韓国、米国、
フランス、
シンガポール、
ロシア、台湾、
マレーシアと、世界各地に出店しています。2011年秋には、台北、
ニューヨーク5番街、
ソウルに
グローバル旗艦店をオープンし、世界市場での事業基盤を築いています。2011年8月末現在の店舗数は、
国内843店舗、
海外181
店舗です。
■ 事業の多角化に向けて2005年からM&Aを開始し、
フランスのコントワー・デ・コトニエ事業
(婦人服)
、
プリンセス タム・タム事業
(ランジェ
リー)
、
セオリー事業
(婦人服)
を買収し、
グループ化を進めています。
国内ユニクロは、
日本のアパレル市場10.7兆円のシェア5.5%を占め、店舗数843店舗(2011年8月期末)
を
全国で展開する国内最大規模のアパレル小売ビジネスです。
2011年8月期は、秋冬商品の立ち上がりの遅れ、暖冬によるシーズンピーク時
(11∼12月)
の減収、人気の
コア商品の欠品、東日本大震災などの影響で減収減益となりました。2011年8月期の出店は、2010年10月に
オープンした日本初のグローバル旗艦店「ユニクロ心斎橋店」の成功をはじめ、百貨店立地へも大型店の
出店を行っています。2011年8月期末における大型店の店舗数は129店舗、大型店での売上高は全体
の約2割を占めています。2012年春には、東京の銀座に、秋には新宿にグローバル旗艦店のオープンを予定
しています。
2011年8月期の海外ユニクロ事業の売上高は前年比28.7%増の937億円、営業利益は前年比40.6%増
の89億円と大幅な増収増益となりました。売上高の規模は、国内ユニクロ事業の6,001億円に比べてまだ小
さいですが、アジア地域での成長率は高く、
また収益性が高い事業に成長しています。海外ユニクロ事業の
2011年度末の店舗数は181店舗。2012年度末には107店舗増加し、288店舗に達する見込みです。
2011年9月の台北グローバル旗艦店オープンに続き、10月にはニューヨーク5番街に、11月にはソウルへ
と、次々にグローバル旗艦店をオープンしたことにより、世界市場におけるユニクロブランドの確立に弾みがつき
ました。
2012年度の海外ユニクロ事業の売上高は前期比70.7%増の1,600億円、営業利益は前期比89.9%
増の170億円を見込んでいます。
セオリー事業
ジーユー事業
主力のTheoryブランドはシンプル&ベーシックなデザ
超低価格とファッション性を強みとするジーユーは、
インと素材への評価が高く、2011年度の業績は、
2011年度に旗艦店を2店舗オープンし、飛躍期を
好調な米国事業に支えられ、
大幅な増収増益を達成。
迎えています。2012年春には銀座にも旗艦店をオー
371店舗、売上高500億円規模の事業です。
プン予定で、年間売上高500億円突破が目標です。
コントワー・デ・コトニエ事業
プリンセス タム・タム事業
カジュアル&シックなフレンチファッションブランド。
独創的なプリント柄と鮮やかな色彩が特色のブランドで、
フランスを中心とした欧州諸国と日本、米国へと店舗
ランジェリー、
ホームウエア、
水着の3つのラインを展開。
網が広がっています。2011年度の業績は欧州景気悪
欧州の有力百貨店を含め、世界40カ国、合計1,000
化の影響で減益、
2012年度は横ばいを予想しています。
店舗にネットワークが広がっています。
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