春吉っ子 7号 - 福岡市教育センター

平成 28 年 5 月 27 日発行
Haruyoshi Elementary school 2016
は
る
よ
し
こ
春吉っ子だより
No.
7
福岡市立 春吉小 学校
福岡市中央区春吉 1-17-38
TEL(092)751-6386
文責:校長 大城 友記
げんきですかっ!!
24・25日に東京に
行ってきました。
全国,2 万人の小学校長
でつくる校長会の会議に
行ってきました。
日本の教育を考え,計
画をつくり,学校の先生
たちといっしょに,これ
からの日本をつくりあげていく子どもたちをそだてる文部科学省(もんぶかがくしょう)
のトップ,馳 浩(はせ ひろし)文部科学相のお話をきくことができました。
馳大臣は,もとは高校の先生であり,なんとプロレスラーという経験(けいけん)をもたれています。
だから?か,とてもわかりやすいお話でした。
ゆとり教育には,もどりません。
「つめこみ」
「ゆとり」なんて考えに振り回されず,しっかり物事を
知り,できることを多くし,その知っていることや,できることを,世の中を支えていくことに,ちゃ
んとつかえるものにしていきましょう。
学力テスト前に,前の問題を何度も何度もすることが,
「教育」ではありません。どこの県が学力テ
ストで何番だとか,子どもの教育には関係ありません。どこどこの県ではなく,子どもをのばすことが
わたしたちの役目です。いつもの授業の中で,しっかり学び,たくさんのことを身につけ,じっくり考
え,いろいろな考えをだしあい,じっさいに話し合い,多くの人の考えをいかせる勉強をすることが大
切です。先生方,いっしょにがんばりましょう!げんきですかー!
と,アントニオ猪木(いのき)をおもいだすことばに,元気づけられました。がんばるぞー!!
きけん! 「木の芽時(きのめどき)」
「木の芽時(きのめどき)」ということばに出会ったのが,わたしが先生になったころ。
先輩(せんぱい)の先生が,5 月すぎに「
『木の芽時』は,気をつけなきゃいけないぞ!とくに女の子
の安全を考えるんだ!」と教えていただきました。
そう,ちょうど春から夏にかけて,木々の緑があざやかになるころ,洋服(ようふく)も長袖(なが
そで)から半袖(はんそで)にかわり,女の子をねらった犯罪(はんざい)が多くなるころのことを言
うんだそうです。 たしかにこのころになると,チカンや変質者(へんしつしゃ)のニュースが目立ち
始めます。
春吉でも,今週の月曜日,下校中の二人の女の子の後ろから,軽トラックがじわりとよってきて,こ
つんとぶつかって,運転手(うんてんしゅ)は,赤ら顔でにやりとわらって,じっとしてうごかない。
2 人が分かれて,帰りだすと,もう一人の女の子にも,おなじように軽トラごと,こつんとぶつかって
きたのです。今度も運転手は,にやりと笑い,手をふ
って車でとおりすごしていったというのです。
女の子は,家に帰り,家の人に車のナンバーをしら
せ,すぐに警察(けいさつ)に連絡(れんらく)
。
学校からも先生たちが様子をきいてあたりをまわ
りました。
女の子が,おちついて車のナンバーをおぼえていた
のがすばらしい。でも,こわかったでしょうねえ。ニュースにでるのは,遠いところのことばかりでは
ありません。なるべく多くの子といっしょにすごすように,そして人通りが少ないところや,暗い時間
の外出は,しないように気を付けてください。