第 28 回日韓経済経営国際学術会議 28th International Conference on Japanese-Korean Economy and Management ✧共通論題テーマ✧ 日韓中企業とアジア新興市場 - 脱中国か汎アジアか - 開催期日:2013 年 8 月 20 日(火) ~ 8 月 22 日(木) 開催会場:東京経済大学 主催:東アジア経済経営学会・ (社)韓日経商学会 協賛:東京経済大学 御挨拶 やっと日本で日韓経済経営国際学術大会を無事開催できてほっとしています。歴史ある大会を25回 で中断させて以降、緊張の糸の切れた状態が学会内に蔓延したのは事実です。なんとか元に戻そうと努 力を重ねてまいりました。今回、開催を引き受けてくださった東京経済大学には心よりお礼を述べさせ ていただきます。 中断の原因となった東日本大震災からの復興は、残念ながら期待どおり進んでいるとはいえません。 被災地支援の名目で非被災地自治体に割り当てられた予算を、支援と関係ない分野へ流用する事件が相 次ぐ体たらくです。風評被害も依然、目立ちます。東北地方の産品は、あまり店頭に並べてもらえず、 並んでもほとんど売れません。 復興事業の足踏み以外でも日本は現在、国内外で未曽有の困難に直面しています。暗いニュースに気 落ちするなか、いわゆるアベノミクス効果でしょうか、少し経済に活気が生まれつつあるようです。ま ずは日銀による金融のテコ入れ、ついで大型の公共支出と規制緩和が、円安と株高の後押しもあって関 係者に思考の転換を促します。 肝心の成果を生み出すはずの成長戦略は、すでに始動した金融戦略と財政戦略とくらべて歯切れがよ くありません。内需主導への切り換えには抜本的な構造改革が不可欠です。多少の時間を要するのは止 むを得ないでしょう。しかし、金融はもとより財政に至っては、タイミンングを誤ると即破綻となりま す。許される時間は、1年あるかないかです。 そこで、次善の策として円安に乗じて外需でひと稼ぎする道が選ばれます。アメリカ経済の復調が当 面、なににもまさるチャンスを提供してくれそうです。より長期の視点に立つと、世界の注目を浴びる 新興アジア市場が、最優先で働きかけの対象となります。だからこそ、安倍首相の就任初の外遊先に、 アセアン諸国が選ばれたのでしょう。 こうした背景の下、今大会のテーマは、 「日韓中企業とアジア新興市場:脱中国か汎アジアか」と決 まりました。世界の工場の地位から落ちつつあるかにみえる中国を見限り、台頭著しいタイ・ベトナム・ インドネシアなどに接近するのが、日本と韓国の経済成長にもっとも相応しい道といえるのか否か。そ れを中国の立場も含めて論じようと考えたのです。 アカデミックな視点からすると、乱暴なアプローチかもしれません。現実味溢れるディスカッション を期待し、実際ご活躍の方々にも協力いただきました。開催校の学術フォーラムとの共同企画となった 関係上、関心のある一般市民のみなさんが自由に参加できる形式です。終了後の懇親会と合わせて、忌 憚ない交流をしてください。 2013 年 8 月 東アジア経済経営学会会長 影山喜一 ご挨拶 第 28 回韓日·日韓経済経営国際学術大会の日本での開催を心よりお慶び申し上げます。特に今度の大会 は、2011 年に予定された茨城県常磐大学での学術大会が東日本の沿岸地域を襲った東日本大地震により中 止になってから、ほぼ 4 年ぶりに日本での開催でありますので、その意義はなおさら大きいと思います。 近年、東アジアの各国、特に韓国と日本を取り巻く経済環境または企業環境は 必ずしもよいとは言えませ ん。 韓国の場合、新しい成長動力の未出現、青年層の失業、地域間および階層間の両極化の深化などにより、 低成長が長期化するのではないかとの憂慮があります。企業に関連しても大企業と下請企業の関係定立、技 術開発の要求、海外市場での競争の激化への対応など、企業体質の変化への圧力を受けております。 反面、 日本はその間進められた構造改革、そして安倍政権での円安を含めた果敢な金融緩和などにより、少なくと も短期のマクロの側面での経済環境は相対的に良いと思われます。しかしながら国際的な側面では、経済統 合への対応、投資国における要素価格上昇による海外進出企業の投資戦略の見直しなどに直面していると言 われています。 このような背景により今大会の共通論題のテーマ、“日韓中企業とアジア新興市場:脱中国か 汎アジアか”は非常に重要であり、経済学者および経営学者の関心を集める主題であると思います。また、個 別の発表でも、両国の学者を含め多くの研究者からすばらしい研究成果が発表され、討論が繰り広げられる と期待します。 最近の韓国と日本の両国関係は、様々な要因などにより、以前に比べるとむしろ冷却化していると言えるで しょう。このような状況において、両国が友好関係の確立を目標に努力するためには政治面での関係改善も 重要ですが、民間次元での学術交流を進めることも何より必要であります。この側面だけを見ても、 第 28 回 韓日·日韓経済経営国際学術大会の開催はとても意義のある行事であると思います。最後に、この学術大会 を開催するために多くの努力を惜しまなかった 影山喜一 東アジア経済経営学会会長、開催場所である東 京経済大学の関係者及び日本の学会の方々に 深い敬意を表します。 2013年8月 韓日経商学会会長 李基東 第 28 回 日韓経済経営国際学術会議の概要 ✰ 共通論題 「日韓中企業とアジア新興市場 - 脱中国か汎アジアか -」 ✰ 自由論題分科会 分科会Ⅰ(午前の部) 第 1 会場「経営分野」 第 2 会場「経営分野」 第 3 会場「経営分野」 第 4 会場「経済分野」 第 5 会場「経済分野」 分科会Ⅱ(午後の部) 第 1 会場「経営分野」 第 2 会場「経営分野」 第 3 会場「院生セッション」 ✰ 日 程 ◇8月20日(火) 日韓合同役員会 17:30 ~ 20:00 ◇8月21日(水) 国際学術会議 受付 09:30 ~ 10:00 自由論題分科会Ⅰ 10:00 ~ 11:30 昼食 12:00 ~ 13:00 自由論題分科会Ⅱ 13:00 ~ 14:00 共通論題:国際シンポジウム 14:30 ~ 18:00 懇親会 18:00 ~ 20:00 ◇8月22日(木) 産業視察 ✰ 大会参加費 ◇10,000円(懇親会費を含む) ✰ 会 場 東京経済大学 国分寺キャンパス2号館 〒185-8502 東京都国分寺市南町 1-7-34 TEL.042-328-7711(代表) ✰ 大会準備委員会 委員長 影山喜一(静岡県立大学 名誉教授) 副委員長 笠井信幸(アジア経済文化研究所) 金弘錫(高崎商科大学) 関口和代(東京経済大学) 委員 李 精(常磐短期大学) 委員 小玉敏彦(千葉商科大学) 委員 李相和(埼玉学園大学) 委員 鳥居伸好(中央大学) 委員 尹大栄(静岡県立大学) 自由論題分科会Ⅰ 10:00 ~ 11:30 報告時間:発表 20 分、討論等 10 分 第 1 会場 「経営分野」 場所:2号館 B102 室 座長:小玉敏彦(千葉商科大学) 発表者 論文題目 発表言語 討論者 日本語 井村進哉 (中央大学) 韓国TVホームショッピング市場の現状と課題 日本語 金弘錫 (高崎商科大学) 食品卸売業におけるロジスティクスの現状と課題 日本語 金光熙 (協成大) 稲葉和也 戦後日本における住宅産業の変遷 (山口大学) ―プレハブ住宅産業を中心にー 韓光熙 (韓信大) 金弘錫 (高崎商科大学) 第 2 会場「経営分野」 場所:2号館 B103 室 座長:尹 大栄(静岡県立大学) 発表者 임재창 (한국외대) 任上爀(檀國大)・ 李瓊球(東義大) 李相和(埼玉学園大学)・ 崔鍾允(江原大) 第 3 会場「経営分野」 論文題目 発表言語 討論者 Exploring the Relation between Managerial Ethics and Reporting Quality 英語 李相和 (埼玉学園大学) 社会的企業の現況と問題点 ―韓日比較中心にー 日本語 丁圏鎭 (青森公立大学) 日韓の非営利組織会計に関する比較研究 日本語 鄭德珠 (西海大) 場所:2号館 B202 室 座長: 伊東和久(県立広島大学) 発表者 論文題目 発表言語 討論者 洪聖協 (東京未来大学) 日本企業におけるグローバル人的資源管理の「統合 ―現地適応」に関する研究 日本語 李瓊球 (東義大) 李明湖 (韓国外国語大) 事例から見た韓日、日韓両国企業の社会的責任の成 功類型―環境的側面を中心にー 韓国語 李友炯 (啓明大) 허철부 (명지대) The Korean Management from the Historical Perspectives 英語 稲葉和也 (山口大学) 第 4 会場「経済分野」 場所:2号館 B203 室 座長:笠井信幸 (アジア経済文化研究所) 発表者 論文題目 発表言語 討論者 李鴻培 (東義大) 韓日間部品素材産業の競争力の変化と貿易不均衡の 要因分析 日本語 金昌男 (東亜大) 鉄鋼産業における韓日 FTA 論争の再検討 日本語 為替変動分析に見る日韓中間財貿易の動向 ―為替政策・自由貿易協定の効果と展望― 日本語 韓基早 (東義大) 内橋賢悟 (横浜国立大学) 第 5 会場「経済分野」 石田賢 (エムアイ総研) 李鴻培 (東義大) 場所:2号館 B206 室 座長:任千錫(建國大) 発表者 論文題目 発表言語 討論者 李友炯 (啓明大) Partial Privatization, Subsidization and Social Optimum 日本語 (東京都立科学技 術大学) 李基東 (啓明大) Export vs Export-Platform FDI with Endogenous Wage Determination 英語 강기천 (嶺南大) 島田達巳 (東京都立科学技術 大学) 電子政府・自治体の日韓比較について 日本語 李佑光 (韓日産業技術 協力財団) 自由論題分科会Ⅱ 13:00 ~ 14:00 島田達巳 報告時間:発表 20 分、討論等 10 分 第 1 会場「経営分野」 場所:2号館 B102 室 座長:韓光熙(韓信大) 発表者 論文題目 発表言語 討論者 丁圏鎭 (青森公立大学) 組織における場(Ba)の基本的機能 日本語 任上爀 (檀國大) 김명수 (啓明大) 재조일본인기업가 賀田直治의 기업활동과 조선경제인식 韓国語 임재열 (강원대) 第 2 会場「経営分野」 場所:2号館 B103 室 座長: 金昌男(東亜大) 発表者 論文題目 発表言語 討論者 강기천 The Import Demand Equation with the Extensive Margin and an Empirical Analysis 韓国語 李基東 (啓明大) 일중마찰 이후 일본의 대외경제정책 방향과 향후 전망 韓国語 (嶺南大) 任千錫 (建國大) 第 3 会場「院生セッション」 曺圭哃 (亜細亜大学大学院) (韓国外国語大) 場所:2号館 B202 室 座長: 高橋宏幸(中央大学) 発表者 王猛 (亜細亜大学大学院) 李明湖 論文題目 発表言語 大企業におけるイノベーション戦略 日本語 事業ドメイン定義における全社的整合性:実証への 試み 日本語 共通論題:学術フォーラム 討論者 李精 (常磐短期大学) 金弘錫 (高崎商科大学) 14:30 ~ 18:00 テーマ:日韓中企業とアジア新興市場 - 脱中国か汎アジアか - 場所:2号館 B301 室 基調報告 渡辺 昇(武蔵野学院大学) 「経営品質視点からの日中韓経営の考察」 特別講演 李 佑光(韓日産業技術協力財団,KJCF) 「韓国企業のアセアン進出戦略と示唆点」 討論 モデレータ 討論者 柴田 高(東京経済大学) 石田 賢(エムアイ総研)、押山 隆(キャノン) 笠井信幸 (アジア経済文化研究所) 関 権(中国人民大学)、任千錫(建國大) 通訳 尹大栄(静岡県立大学) 懇親会 18:00 ~ 20:00 会 場: 学生厚生会館 ❖大学までのアクセス❖ <国分寺駅からのアクセス> ■JR 中央線「新宿駅」から「特別快速」電車で、「国分寺駅」まで約 21 分、「快速」電車で 31 分です。 ■JR 中央線、西武国分寺線・多摩湖線「国分寺駅」南口より徒歩 12 分です。 ※タクシー・車利用の場合は、東北門へお回りください。 東京経済大学 国分寺キャンパス 〒185-8502 東京都国分寺市南町 1-7-34 TEL.042-328-7711(代表)
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