体験版:WEBコンテンツ利用マニュアル 中小企業への財務・総務の情報提供のためのコンテンツの利用マニュアルです。 約1か月間の無料体験版です。この期間に、新規開拓、保全、提案にお役立てください。 1:【助成金診断サービス】 体験版は、お一人3件までの利用が可能です。 (1)助成金の概要 助成金とは、国がその時々の施策を少しでも実現に繋げるように行う事業で、各省庁か ら様々な助成金制度が準備されています。各省庁によって助成金の特徴はありますが、厚 生労働省の労働関係の助成金が、業種による制限が少ない、要件に該当すれば貰える(受 給企業の数に制限が無い)というのが特徴です。 【助成金診断サービス】では、厚生労働省 の助成金のみご紹介させていただきます。 (2)助成金の特徴 厚生労働省の助成金の財源は、その殆どが雇用保険料となっています。雇用保険料の一 部が助成金の財源として確保されています。そして、貰ったら返済の必要が無い、使い道 は自由というのが特徴です。また、助成金として受給したお金は、雑収入として計上され ますので、課税されます。また、受給しようとする企業の赤字・黒字は関係ありません。 (3)助成金を貰うには 助成金を貰うには、一番大事なのは情報です。現在どのような助成金があるのか。また、 それを貰うためにはどのような準備が必要か。そのような情報を少しでも早く仕入れるこ とが必要です。また、普段からの準備として、以下のような準備が必要です。 ①労働保険料の滞納をしない ②労働者名簿、賃金台帳、タイムカード、雇用契約書等の書類を準備しておく ③雇用保険の手続きを適正に行う ④現行の法律に基づいた就業規則等を整備する ⑤なるべく会社都合の解雇者を出さない ⑥残業時間をしっかり管理し、残業代を法定通り支払う 以上のような準備が必要です。 (4)アンケート回収 『助成金はご存じですか?人を新たに雇い入れる時や既存の従業員の雇用改善や雇用環 境の改善を行う際に国からお金が貰える制度です。様々な条件がありますので、確実に貰 えるものではありませんが、該当になりそうな助成金の確認として、またどのようなもの があるかの確認として、診断書をお持ちします。こちらのアンケートをご回答ください』 などと、企業へPRしてみてください。 回収されたアンケートは、協会へメール又はFAXでお送りください。 (5)診断結果持参 お送り頂きましたアンケートを協会で入力し、10日前後で該当の可能性があるものに ついてチェックされた診断書をメールで送らせていただきます。あくまでも可能性ですの で、受給を約束されたものではありません。ご興味がある助成金につきましては、企業か ら各助成金の窓口へお問い合わせくださいますようお伝えください。 2:【リスク関連】各種規程・帳票類ひな形提供サービス 体験版では、不明な点等の専門家問い合わせは出来ませんのでご了承ください。 (目的) 中小企業は、従業員との雇用契約、その他就業のルールについて未整備のところが非常 に多くあります。会社にどのような条件で就業するかの雇用契約書、また就業する上での ルールに対する誓約書等、作成していなければ問題があった場合に大変な思いをされてし まいます。ここでは、数ある規程や帳票類の中から、最低限必要になりそうなものをピッ クアップしております。それぞれの目的については、研修会でご説明いたします。 企業へのアプローチは、規程リクエストシートをご覧いただき、サンプルとして欲しいも のにチェックをつけて頂くようにしてります、各自ダウンロード後にお客様へご持参くだ さい。きっと企業に喜んでもらえます。 3:【経営計画関連】 体験版では、不明な点等の専門家問い合わせは出来ませんのでご了承ください。 経営計画の作成は、会社を経営していく上で、内部留保をどのくらいまで引き上げるか、 どのような規模にしたいかの目標や、最低限このくらいの利益を上げなければ会社は廻ら ない!という指標を示し出し、その計画を追いかけていくものです。 最近では、銀行から資金を借りようとする時に提出を求められることも多くなっています。 この指標を作成するに当たり、エクセルでフォーマットを準備しております。経営者と一 緒に作成したり、ファイルごと経営者に渡してあげたりとご活用ください。出来るだけ解 りやすいものとしてフォーマットを作成しました。経営計画のフォーマットの項目は、一 般的な表記になっています。 ※企業によって、項目が違います。 (例:家賃があるのか否か、業種特性の費用があるのか 否か等) 人間関係の出来ている経営者には、 『こちらでベースを作成しますか?』とお話頂き、決算 書を預かって、決算書の項目を入力してベースを持参するのも有効的です。 入力の仕方がわからない時は、協会へお問い合わせください。 4:【お役立ちシミュレーション】 体験版では、不明な点等の専門家問い合わせは出来ませんのでご了承ください。 ここでは、簡易版として様々な数字の目安を計算できるツールを提供しています。 特に、経営者の退職金の準備のための簡易計算や保険の必要保証額の算出、キャッシュフ ローの簡易予測、既に加入済みの長期定期保険の見直しなどに有効なものになっておりま す。お客様との話の中で、是非お役立てください。 (1) 役員報酬シミュレーション 中小企業の場合、役員報酬は代表者自身で金額決定していくのが一般的です。簡単に言い ますと、決算後2か月以内に当期の役員報酬を決定し、報酬額の決定を取締役会議事録に 残しておくのが一般的で、基本的に期の途中での変更は出来ません。 この役員報酬は会社の資金繰りが悪いと、未払いになったり、或いは社会保険や各税金が 控除された可処分所得の中から、代表者個人から会社に貸付を行ってしまうことも多くあ ります。また、個人での生命保険その他の財務支出が多いため、役員報酬を高くしている ケーズもあります。オーナー代表者は、会社が元気であれば、個人の将来の所得への不安 は軽減されると思います。必要な手取り額から報酬額を算出し、なるべく役員報酬は押さ える。ここで浮いてきた収支で、会社から将来支給される退職金の積み立てをしていく。 万が一の場合は、その積立金の中から資金を融通する。 このような財務戦略も、企業・個人とも有効的な手段とも考えられます。 このようなプランの際、報酬額による手取り分の簡易計算と、この報酬による会社の社会 保険の負担金額を簡易計算出来るシミュレーションとなっておりますので、お客様と前述 しましたプランを考える際に、是非ご活用ください。 (2) 役員退職慰労金シミュレーション 役員退職金の計算をするシミュレーションとなっております。 計算の根拠としては、 会社が退職金として支給する金額 役員報酬×在任年数×功績倍率×(特別功労加算1.3) 功績倍率は、その取締役の責任によって変えるのが一般的であり、代表者の場合は 2ないし2.5倍などが一般的かと思われます。 特別功労加算とは、在任中に特別会社に功労を残した方であり、創業者やその他 在任中の功績が非常に良かった場合に加算されます。 個人が受け取る場合の税額シミュレーション 上記計算によって支払われた金額の、税負担のシミュレーションです。 退職所得は、 ① 支給額-{(勤続20年までの期間×40万)+(勤続20年超の期間×70万)} ② ①の金額×1/2 上記②の金額が退職所得になり、税額が決定するシミュレーションになっております。 この退職所得は、社会保険もかかりませんし、上記のように税率も優遇されております。 プランニングに是非お役立てください。 現在の法律ですので、将来変わる可能性もあります。 (3) 必要保証額算出シミュレーション(事業廃業) 人が不幸になるのは、『選択肢が無い』ことだと思います。万が一経営者の方がお亡くなり になられた場合、継がれる方が継続するのか廃業するのか選択出来るようにしなければな りません。廃業は、創業の何百倍のエネルギーと場合によっては大きな資金が必要になり ます。廃業を考える選択肢では、会社の資産を全て現金化して、負債を払った場合にお金 は残るのか?或いはマイナスで手持ち資金を出さなければ負債を精算出来ないのか?とい う事になってしまいます。決算書のバランスシートから、またお客様からのヒアリングに よって必要な保証額を算出します。簡易版ですが、お客様を必要な保証額を決定する場合 の目安としてご活用ください。 (4) 必要保証額算出シミュレーション(事業継続) 自分に万が一があった場合、事業を継続するにも、殆どの経営者は、後継者には、負債を 楽にしたいと考えることが多いようです。(3)と同じく、事業を継続する場合の必要保証 額として、見舞金や死亡退職金の有効活用を踏まえた金額設計にご活用ください。 (5) 資産運用型財務活動原資ツール 保険商品の選択では、出来るだけ掛け捨ての少ない商品を選択したいものです。しかしな がら、この場合は保険料が大きくなることが一般的です。<キャッシュフロー上、掛け金 に負担が無いのか?>を判断するシミュレーションとして、直近の決算内容及び銀行借り 入れや既存の金融商品(定期積み金や投資性商品、保険の資産計上部分)の資金流出から 負担の大きさを判断し決定するツールとしてご活用ください。 (6) 長期定期シミュレーション 既に加入済みである長期定期保険を、現在の解約返戻金とこれから満期まで支払う保険料 を計算し、満期までの正味の保険料負担額を計算するツールです。<今、解約によるキャ ッシュインを優先させるのか?また、この解約の代替案としてこれから加入する掛け捨て の保険のほうが実際は安いのではないか?>等、お客様の経営状況に合わせて提案を考え るツールとしてご活用ください。 (7) 逓増定期シミュレーション 逓増定期保険で、解約返戻金のピークが近づいている。或いは解約返戻金のピークが既 に過ぎている等、お客様の解約返戻金対策を考えるツールです。一括で解約した場合はど うなるのか?あるいは数年に分けて部分解約した場合はどうなるのか?その逓増定期の加 入した時期でその保険料は全額損金計上なのか、また返戻金によって考える対策は変わり ますので、全てが手入力計算になります。解約返戻金のピーク対策を考える際に、ご活用 ください。 5:【セミナーレジュメ】 体験版では、不明な点等の専門家問い合わせは出来ませんのでご了承ください。 協会で過去に行ったセミナーのレジュメを掲載しております。気になる点や不明なあり ましたら、協会までお問い合わせください。 6:【お役立ち通信】 体験版では、不明な点等の専門家問い合わせは出来ませんのでご了承ください。 中小企業へのお役立ちレポートを作成しております。お客様と一緒に、ご確認いただい たり、募文の問題が無ければ、配布されても結構です。(配布する場合は、自己の責任にお いて募分承認等、会社への確認、承諾を得てください。 7:【Q&A】 体験版では、不明な点等の専門家問い合わせは出来ませんのでご了承ください。 過去、協会へお問い合わせ頂きました内容を掲載しております。ご確認ください。 以上がマニュアルになります。 お客様と一緒に考えるツールとして、どんどんご活用ください。 一般社団法人 中小企業財務・総務コンサルタント協会
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