樹脂ネオジム磁石の機械的強度の改善

樹脂ネオジム磁石の機械的強度の改善
機械的強度
圧環強度
• 連続的に増加する荷重を加える
• リング磁石が破損した時点の荷重を測定
• 組立作業時や磁石の取り扱い時の耐荷重の検
討に有効
クリープ破断強度
• 一定の荷重を加える
• リング磁石が破損するまでの時間を測定
• 磁石回転時の耐荷重の検討に有効
圧環強度
(MPa)
98.7
117.8
120.4
142.1
146.2
エポキシ量
(wt%)
1.6
2.0
2.7
3.1
3.5
室温時の圧環強度の改善
使用するエポキシ量を増やすと、交差結合が更
に促進され空孔の減少に繋がる。それによって
圧環強度は向上する。
特記事項:
圧観強度は潤滑剤無しで測定。
磁石密度はOD20.8ｘID18.6ｘH5mmのリング磁石で測定。
高温時の機械的強度の改善
ノボラック型エポキシ樹脂は、DGEBA型エポキシ樹脂と比較して高温環境下での圧観強度と応力破断強度を改善でき
る。
圧環強度 (MPa)
60
50
40
30
20
10
0
RT
DGEBA
DGEBA型エポキシ樹脂
Novolac
ノボラック型エポキシ樹脂
温度
クリープ破断強度 (MPa)
80
80
(oC)
応力破断強度 (MPa)
70
60
50
40
30
20
10
0
150
1
DGEBA
DGEBA型エポキシ樹脂
Novolac
ノボラック型エポキシ樹脂
100
時間 (分)
10000
@1000分
60
50
40
30
20
10
0
0
DGEBA
DGEBA型エポキシ樹脂
Novolac
ノボラック型エポキシ樹脂
50
100
温度 (oC)
@80oC
70
60
50
クリープ破断強度は、磁粉の表面処理（AA4
コーティング）によって更に改善できる。
40
30
20
No
powder treatment
表面処理（コーティング）無し
AA4
treatment
AA4powder
表面処理（コーティング）有り
10
0
70
@80oC
応力破断強度 (MPa)
70
0
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www.mqitechnology.com
500
時間 (分)
1000
150

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