回_しj唾迄は2-4jy1Z麺2上二と力憧腱丁か`一一

会では、2校で実験を開始した。
1.パソコン通信と教育について
コンピュータを教育現場で利用するにあたっては、「なぜコンピュータを使うのか?」という疑問が常
に投げかけられる。いままでの方法で特に問題のないことを、なぜ、わざわざコンピュータでやらなけれ
ばならないのか、という疑問である。このことは、何を子どもたちに教えるのか、どんな力を身につけて
ほしいのか、という教育の基本的な問題に立ち返ることを意味している。CAI的なものや、ドリル的なもの
を導入するにあたっては、この議論抜きに多くの先生方の理解を得ることは難しいと思われる。
ハソコン通信やインターネットといった通信に関しては、こうしたⅡW題とは少しちがったコンピュータ
の利用形態であると考えられる.つまり、これらは今までの小学校教育で行われてきた活動に代わるもの
ではなく、全く新しい方法と言えるからである、したがって、通信に関してはコンピュータの利用は必然
になり、「通信でできることがどのように小学校では役立つのか?」という、その教育活動の目標そのも
のの議論になるわけで、このことは堂埣巡りを繰り返しがちな「なぜコンピュータを使うのか?」という
疑問とは異なる次元の話となることを意味する.
2.本年度の取り組み
本年度は伊勢原小学校と大田'1,学校の2校を、すでに設置されている研修用コンピュータ(Macintosh
SE/30)を使ったパソコン通信の実験校に指定し、小学校教育現場における可能性を検討していくこととし
た。通信環境は次の通りである.
学. 交名
モデム
伊勢原'1,学校
PanasonicT()708-B
大田小学校
利用回線
利用ネットワーク
可『務用FAX回線(パルス)
教育ネット神奈川
Sun電子MN144F2I41F務HjFAX回線(パルス)
教育ネット神奈川
当初の利用ネットワークは、K-NET(現在のコペルニクス)を予定していたが、伊勢原小学校の飯塚先生
が教育ネット神奈川の調査研究協力員を受けており、学校関係機関は無料で利用できることから変更にな
った.本年度は2校間のみの通信を考えにおいて計画を進めた“ID取得に閲しては所属長名(学校長鍋)
で県教育センターへ申し込みをおこなったⅧ
実際のところ、県教育センターのホストコンピュータシステムの入れ替えなどがあり、教育ネット神奈
川を利用した2校間の通信は、今年度は実現することができなかった。4ノ1より新システムで再開すると
いうことなので、新しいIDとパスワードが発行されしだい利用したいと考えている。
来年度にむけて
学校での利用はできなかったが、今回の取り組みは大きな実績を残している、このコンピュータ利(]検
討委貝の中にパソコン通信やインターネットを楓極的に利用する者がでてきて、委員以外の先生にもその
輪が広がり始めていることである。電子メールで簡単な事務連絡やそれぞれの学校での取り組みについて
の情報交換が頻繁におこなわれたり、自発的に1t1分の学校のホームページ作りを試みたり(伊勢原小学校
と成瀬小学校)といった活動がみられることであるこの原稿も担当者が委員長に電子メールで送ったも
のである。
これは愈要なことで、それぞれの学校の先生方が蔵の根的に始めている活動が、来年度以降の通信ネッ
トワークの利用にあたって大きな推進力となることが間違いないからである.こうした取り組みを核とし
てさらに利用のありかたを考えていけるとよいと思う。
(6)アンケート結果の考察について
パソコンがさまざまな場面で活)I)されているなか、伊勢原TIiの教職員のパソコンについての率1尚な考
えを調査するため、平成7年3)Iに「コンピュータに関するアンケート綱森」を実施したハその集;卜結果
を検討委員会で考察し、昨年の11ノI27p(ノ])の研究委員中間報告会で報('『させていただいたここ
では、ページ数の関係でグラフとデータは褐減できないが、下記はその時の考察の資料である
(1)調査年」lVZ成7年3月②調査人数小学校教HiHi員227人(83.5%)※'1,学校教職員総数272人
③各項目への考察
番号
質問内容
|-回_しj唾迄は2-4jy1Z麺2上二と力憧腱丁か’一一 ---------」
-195-
、62%の教職員が、これまでにパソコンを使用したことがあると答えている。これは、家庭
にあるパソコンの利用のほかに、子ども科学館での研修会や職場でのNEC事務用パソコンや
マツキントッシュでの体験が主であるようだ。平成11年度にパソコンが導入されることが予
想される現在では、さらに、研修会等によるパソコン使用経験者を増やしていくことが大切で
あるようだ。主た、使用法習得については、「身近な人から」学ぶ場合が多い。マニュアル等
よりも「身近にいるわかる人」が頼りにされているようだ。解らないことがあった時には気軽
に聞け、すぐに教えてもらえる体制づくりも必要である。
14】_し雄{上I主_自分p、/12.塑侍grL嵯鋤2------------
・パソコンを使用したことがある人は62%と半数を大きく超えているが、持っている人は、
27%とかなり低い。研修会等で体験しても家庭や職場に戻ったときにパソコンが無ければパ
ソコン利用が広がるわけがない。この二とから、職場には研修会等で使用したパソコンと同等
以」二の職員研修専用パソコンの設綴が望まれろ。事務用パソコンや保健室のパソコンではデー
ター破壊の危険を考えると研修用としては利月]できない。
.【3】でわかるように、わからないことは「身近なわかる人に聞くJという人が87%を
示している。同じ職場ですでに自分のパソコンを持っている人の機種が、ある特定のものに集
中している場合、新しく始める人が購入する機種選びに大きく影響することは否めない。特に
学校に導入する機種の影響は、互換性にまだ問題のある現状ではたいへん大きいといえる。
ローLibp1上陸_自分Qワーゴロ報l錘j鑓r畦弛1,--------
.所有率は5()呪)を越えている。ワープロとしての機能を必要としている人が多いようだ。
・メーカーは、シャープ、NECがやや多いもののいろいろなものが使用されている。
'三」三璽撫匿寧ヅピヨ空?二王空きi…雪l竺逹三
・ワープロの機翻にばらつきが多いこともあって、他のパソコンやワープロと文書の交換がで
きれば便利だと考えている人は、79%と高い数値を示している。
T7rJT75F5王匡万Z覇亟、痙口云蚕こてUT毒5K=========
・ワープロや表計算のソフトを使用している人の割合が多い。このことから、パソコンを所有
していても、その活用の仕方はワープロ専用機を所有している人の活用の仕方と大差ないよう
だ。研修会では、ワープロや表計算以外の活用方法を取り入れることも必要である。
三面rF歴E囮亘TF7亘哀麺ドビr7宝EEUIz息J爾五======
・ワープロと表計算についてはどちらも80%と高率を示している。その他のソフトについて
は、割合はぐんと低くなっているものの、40~5(〕%のものが多い。将来的には、ワープロ
や表計算としての使い方だけではなく、教育利用の方法を探りやすくするためにも、その他の
活用が増えていくことを期待したい。通偏分野では教育での利用価値が高くなってきている。
面T7扉王F豆顕i壷ZI7EJF蚕囿室云画憲五Z==========
・事務処理においては活用されていても、教育活動においてはほとんど活用されていない。児
童用のパソコンが各校1台しか導入されていない現状では仕方ないことである。
_【10】_Ljfpミ鞭ミー鞭」§i面TZ(i2コ蕊僅L生し)上層L)宝rbl9--------
・学級や学校の説務処理の軽減化のために、パソコンを活用したいと考えている人が多い。こ
の点においてパソコンの校内導入へのニーズは高いと言える。
.【9】では、あまり活用されていない現状が浮かび上がっているが、今後については多方面
への活用を望んでいる。パソコンの活用方法がわかる研修会の実施や、職員研修用のパソコン
の導入が望まれる。
_【11】_し」瞳笙佳蝿果脚蘋圃姫昌型蝿擁責登蝿面鑓匹_〈重曹し12---
・児童の習熟度の差が顕著に現れる算数科・数学科においてのみ、効果的に活用できることを
期待している人がアンケートの有効回答数の半数を超えていろ。調べ学習などを行う社会科で
も、40%の教師が効果的に活川することが期待できるとしている。このことを考えあわせて
-196-
攻帥の望
みると、今回のアンケートに回答した教師の多くが、習熟度別学習のような、個別学習の手段
(たとえばティーチングマシーン的なものや資料検索のための道具)としてのコンピューター
の利用に、可能性があるとみていると思われる。このことは、【15】で「従来の指導法を変え
ElI-bb
る必要がでてくる。」という項目に66〔%)の人が「強く思う゛そう
う」と答えていることか
らも読みとれる。従来の一斉指導中心の授業・学習では対応することが難しいことがよくある
ことや、自己教育力を養っていく方法の1つとして個別学習を取り入れていくことも考えてい
<と、そこにコンピューターの利用が有効な一選択しとして考えられてくるのではないだろう
か。
_【12】__しj聴産は2-2ツヨー翻修金!こ誓如LL迄二当極り壼丈力h----------
・パソコン研修会の参加率は全体で46%である.パソコン導入が間近となっている現在、微
極的に研修会に参加することが望まれろ。
_【13】_し!§j、ミ上は2-児動く掌曲童歓育PPPで/i四三[こ蝉jr5L三と幽募挫思L)霊か2-・約75%もの先生方が「児童が学校のLl1でパソコンに触れること」が必要であると感じてい
る。しかし、否定的な人が25%いるということi】見逃せない,「今、なぜ学校教育にコンピ
ューターが必要か。」という議論や社会におけるコンピューター利用の現状把握等が各職場に
必要ではないだろうか曇
【14】
あなたは、あなたの学校へのパソコンの導入で、児童に次のような変化があると思
いますか。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄---- ̄ ̄---- ̄---- ̄。= ̄ ̄ ̄ ̄--- ̄---------- ̄ ̄ ̄ ̄。 ̄ ̄------- ̄ ̄ ̄ ̄ロ----------■ ̄ ̄ ̄------
・パソコンの児童への弊害については、「健康を,ilj:するJ等のマイナス面への指摘は3()%
ほどあるが、これは、ファミコンを夢中になって夜遅く上でやっている姿とコンピューターに
取り組む姿とを同一視している可能性もあるのではないか“
・パソコンの導入によって「習熟度に応じた学習ができる.」や「興味'1M心が蝋し、調べ学習
が盛んになる`」、「より広い視野を持つようになるJなどのプラスiIliの指摘が多い。特に
「習熟度に応じた学習ができるJという項目については74%キ)の人が肯定している
_【15】_LiT1E鞭2-難nDLツユ型蕊Azi自挑迦圭う_樫化拠ると墨L監麺,_
・パソコンの導入によって、「仕21Fが能率的になるJという捉え方のほかに、「従来の指導
法を変える必鰹がでてくるJというふうに感じている人も多い,しかし、児童とのふれあい
への効果を期待している人は少ない}
⑦研究授業の実施について
検i付委員会では、今年度初めてコンピュータを利11]した研究授堆を実施してみた.5年生の算数で
「円の面積」を求める方法を試行錨I渓する場面でIlj版されているソフトを使用した.今年度は大山小学
校の5年生と担任の柴田先生にお願いして「ども科学節のコンピュータルームで行った“以下は、その
授業についての検討委員によるまとめである
・使用したソフトの内容について
便1111l的に#)よるが、まとめの段|勝で便ハIする(ノ)であオしば、こ(/)ソフトのま史で}一分イI効なのではな
いかⅡ児童が、自分で公式を導き出そうとする段階で使川]するとリマれぱ、このソフトのlIjには公式の説
明が出てきてしまうので、使用目的に添っていないと判断されろⅡその段|階で使用するのならば、公式
の説Iリ1がなされない〃がより有効であると思われる』児童が、自分で11を、由に切り張りできるような
ソフトがあると、目111か発想のもとに円の1m積を導き|Ⅱ寸下助けになるのではないか。
・子どもたちの学習活動を参観して
円をタマネギの中味のように切り、それをll9いて三角形になっていく概卜をイ111匹も兄て楽しんでいる
児童が見られた「やはり、コンピュータならではのシュミレーシ副ンは『どもたちの興味を喚起するの
ではないか。また、馴形に切って、12行ロリ辺形に愛形する操作を分滞りの数を変えながら{ⅡI度も試してい
る児童も見られた。「次はどうなるだろう」という]P側をしながら何度も試し、ド1分のたてた-f側が」li
しかったかどうかを自分で検i疵するのにも役立つように感じられた。
・今回の学習にパソコンを活用したことについて
-】97-
結論からいえば、今回の活用は必ずしも十分とは言い切れないものの一定の成果があったと考える。
成果としてあげられる点は、児童が円を変形して別の形にするということを何度も体験できたというこ
と。(紙を切って、変形してノートにはるという作業では、一人1時間の中で1~2回が限度であろう)タ
マネギ型に切り、変形するということを体験できたこと。(紙の切りはりでは不可能)不十分な点は、
児童の思考が、“説明”によって展開しきれなかったこと。児童の自分なりの思考を試すには適してい
なかった部分があったこと。(円の切り方が3菰類に決まっていたため)ただし、この不十分な点は、こ
のソフトを使う段階によって、不十分とは言えないこともあり得る。
・その他
今まで授業場面での活用については具体的に考えられていなかったので、今回の授業による研究はと
ても有効な検討材料になった。そこで考えたことは、これまでのように、パソコンの特徴をつかんでい
く研修・研究もとても大切でかかせないのだが、これからは、“教育”そのものについてのとらえを明
確にする中で、パソコンの役割などを考えていくことも必要なのではないかという事である。
つまり、「パソコンを教育の中にどう入れていくか」というパソコン中心の進み方だけではなく、
「教育にはこういう面があるのだから、パソコンだってここで使える」という教育中心の進み方にも力
をいれる必要があるのではないだろうか。
EPO】
委員会で体験中の市販コンピュータソフト
販売元
ソフト名
123456789m
1
1
1111111122
2345678901
日本空想紀行
ASCII
マルチメディア野鳥観察
ASCIl
マルチメディア昆虫図鑑
ASCII
マルチメディア天体観察
ASCII
遠近術
ASCII
CD-ROMとBOOK
ASCII
ハイパーリブ
ASCII
算数の天才
学漫
漢字の天才
学漫
数ヤ君
メデイアアート
もじもじワープロ1
ジャストシステム
かぞえてボン
ジャストシステム
サンリオたのしいせいかつか
サンリオ
算数戦士プラスター
SSIトリスター
マジックシアター
スズキ教育ソフト
Cube
スズキ教育ソフト
forwindows
自然の中へ出かけよう
アテイン
教育クイズタイトルマッチ
CAI教育システム
わりわりワールド
テイチク
小学算数完全制覇
富士通
マツキントッシュデモゾフト
リクルート
4.1年間の活動で学んだこと
1年間の活動で学んだこと
伊勢原小学校橋ロ龍郎
コンピュータ利用検討委員会が発足して2年間が過ぎ、その活動に運よく参加することができました.
初年度は手探りの状態で、アンケートをとってまとめるまでで精一杯だったのですが、2年目ともなると、
小学校現場においてどのような利用方法があるか、具体的な検討を進めていくことができたと思います。
例えば、大山小学校の柴田先生による、市内ではおそらく初めてのコンピュータを授業でどのようにい
かしていくかを検i,,する研究授業がその-つです。今までには、コンピュータに関心があって授業にとり
-198-
いれてきた先生はいましたが、市内各学校の先生方に)Biをかけて多くの先生が参観するといったことは、
あまりなかったと思います。よた、柴田先生が用意された算数の円の面積を求める公式を理解するために
開発されたソフトをめぐって、どのようなものがよいのか、もっと二うしたら授業で使いやすいのではな
いかというように、机上の話ではなく、コンピュータを使う子どもたちの実際の様子を見ながら利用方法
を検討することができたことに大きな意義があったと思います。この研究授業は来年度以降も引き続き行
うことができるとよいと思い史す。
-9
今年度、2'1、学校にパソコン通信実験校を設定して、コンピュータの持つ通信機能をどのような形で利
用することができるかを検討しはじめました。詳しくは別頁を参照していただきますが、私の所属する伊
勢原小学校がその一つになりました。実際には大田小学校との通信を今年庇おこなうことはできませんで
したが、担当者としてパソコン通信について理解を深めることができただけでなく、自分のクラスの児童
については、社会の調べ学習においてニフテイサーブのフォーラムを使って中国について質問をして返事
をもらったり、インターネットで検索してみたりと、いままでの学習形態では考えられないような活動を
させることができました.これは本委員会での公式な取り組みではありませんが、実験校の指定を受けた
からこそできた二とだと考えてい主す。来年度は各校でモデムなどの通信環境が整う予定なので、こうし
た実績をいかして発展できるとよいと考えます。
校内コンピュータ研修会では、ほとんどの先生方がコンピュータについて詳しい知識を持ち合わせてい
ないという実情を考えて、難しい話や特定のソフトや機種に偏らず、いろいろなものを用意し、とにかく
コンピュータを体験するという内容の企画で行いました。出席された先生方がコンピュータに向かい、あ
れこれマウスをクリックしながら笑顔で体験していました。よくわからないものを受け容れるのはなかな
か難しい二とだと思いますが、本校の先生方にはとても意欲的に参加していただき、コンピュータに対し
て理解を深めていただくことができました。ある先生はワープロを職人する予定を変更して、最新型のWi
ndowsマシンを臓入され、ただいまコンピュータと悪戦苦闘中です。またある先生は「新潮文庫の100冊」
というCD-ROMが気に入って購入され、この春休みにご主人のコンピュータで読むのを心待ちにされていま
す。ニのように少しずつ関心を持つ人が増え、理解者が多くなれば小学校でコンピュータが有効に活用さ
れることにつながると考えます。
まだまだ課題は山積していますが、伊勢原市のコンピュータを利用した教育は着実に一歩一歩前進して
いることを肌で感じています。
コンピュータって有効?
比々多小学校伊野真司
現在、「パソコン教室」がたくさん開校されている□これは、錘使いやすい”といううたい文句で発売
されたウインドウズ95でさえも、やはり初心者にとっては使いづらいという現実を表している。コンピュ
ータは初心者にとって、まだまだ使いづらい道具なのだ。なかなか思うように操れないと、「どうしてこ
んな苦労をしてまでコンピュータを使えるようにならなくてはならないのだろう」という疑問が頭をかす
めたりする。中級者には、この疑問はない。また、初心者の中にもこういう疑問を持たずに苦労している
人もいる。どうしてこの違いが出てくるのだろうか。
この違いは、一言でいうと「コンピュータの有効性を信じているかいないか」という点にある゜苦労し
てでも使えるようになろうとするのは、使えるようになったときの何かしらの有効性を信じているからだ。
しかし、その有効性が信じられないと、先の疑問が頭をかすめる。「本当に使えるようになると、事務処
理の時間が短縮されるのだろうか?(今のままで十分だ。それほど変わらないのではないか。)」「イン
ターネットができるとたくさんの情報がすぐ平にはいるというけれど、本当だろうか?(電話で十分なの
ではないか。)」といったような疑いを持っている時、苦労して使えるようになろうとは思えないのが自
然だ。ところで、子どもたちはどうであろう。「どうして漢字なんかあるんだろう。」「どうして九九が
できるようにならなくちぺ,いけないの?」とたずねられたことはないだろうか。子供たちも、“初心者”
と同じ状態だ。そのことが霞覚えづらい(使いづらい),,事であればあろばど、その有効性を信じられな
くなるのだ。私たちは、その時、そういう子どもたちに漢字や九九の有効性を傭じさせることができれば、
教職員としての役割を-つはたしたと言える。
-199-
コンピュータ検討委員会は、どれだけコンピュータの有効`性を信じさせることができるだろうか?
-年を振り返って
桜台小学校東山範子
このところパソコンの値段が20万円を切った二ともあって、パソコンの売れ行きが急速に伸びています。
家庭での普及率が高まる中で、学校現場でも一日も早いコンピュータの導入が待たれる昨今になってきま
した。
元来、日本の教育の特徴は、Teaching&Learning型で、知識をしっかり蓄菰させるため、物知りで模倣
の上手な子どもが育つ反面、既成の枠にとらわれて発想が貧弱になりやすいという欠点がありました。し
かし、これからの時代は、あふれる情報の中から自分に必要な情報を取捨選択して生かす能力が求められ
てきます。文部省でも基礎.基本を重視しつつ、創造性や国際性などがある子どもの育成をめざして、学
習指導要領を改訂しています。このような状況の中で、学習者が主体的に学習を進めるための手だてとし
て、コンピュータは大変有用であると、私は思います。なぜなら、様々なアプリケーションを使って、今
までは専門家の領域と思われていた仕事を素人の手で行うことも可能になりましたし、想像力を根本から
サポートすることも出来るようになってきたからです。しかも操作はとてもiii単で、柔軟な力を示す小学
生ならばすぐに上達するでしょう。私としては、パソコンの持つビジュアルな面を大いに活用し、教育活
動の中に取り入れていきたいと考えていますが、この検討委員会に参加していて感じたことは、一人ひと
りの先生方のやりたいことが、それぞれ皆違うということでした。それだけコンピュータは様々なニーズ
に応えられる可能性を持っているからでしょう。
今後は、インターネットなども含めて教育現場での有効な活用方法をさらに研究したいと思っています。
-年間の活動で学んだこと
大山小学校柴田尚
「こんな授業をやってみたい。」という願望と、「そのためにはこのソフトが利用できそうだ」という
知識が自分自身の中で絡み合わなかった1年間だった。そもそも、子どもが利用することを考える「利用
検討委員会」だから、本当は授業や、伸ばしたい力・能力に閲して展望を持たなくてはいけなかったのだ
が、及ばなかった。
途中、ラ.ミラダ研修に出させてもらってコンピューターが授業でどう利用されているかを垣間見る機
会があったが、それでもまだ混沌としている。あちらの小学校はコア・カリキュラムを持っていて、あま
り一斉の授業を見ることはできなかった。日本の教師の目にはグループごとでバラバラなことをやってい
るという印象を受ける。だから、教室に3,4台のパソコンがあれば、必要なグループだけがそれを利用す
るので十分なのだろう。
日本でも、個性化教育の試みとして、こうした形態の授業が各地で実践されつつあり、コンピューター
も活躍していると聞く。利用検討委員会が目標の個性化、学習スタイルの個性化を睨みながら道具として
のコンピューターでどんな学習ができるのかを考えていくことが大きな課題になるような気がする。
1年間の活動で学んだこと
竹園小学校佐々木典久
《研究活動の感想》
実技研修会や先進校視察や授業を通して、コンピュータ教育に一歩前に進んだような気がします。導入
に当たって準備段階が重要であるということや、使用方法によっては集中配置や分散配置にすることによ
り効果があることもわかりました。業者のバックアップがあるのは、いろいろなトラブルに対応できたり、
新しい情報も入りやすくなると思います。実技研修会に参加しCDをいただいてきたが、使えるコンピュー
タがないため再び見ることなく眠っている状態です。コンピュータ担当が付ききりで時間をかけて整備を
するのでは長続きがしない原因になります。テレビとかビデオなみに簡単に操作できることが必要です。
《今後の課題》
コンピュータを使い、触れ.慣れ.親しむという観点から、どのように学校でコンピュータを扱ってい
くのか。活用面では、どの時間にどんなソフトを使用するのか、児童の発達段階や必要性にも大きく影響
を受けます。教師間でも個々によって必要なソフトの食い違いが当然考えられてきます。各学年教科など
-200-
で何がしたいのかをはっきりさせておく必要があります。そのためには、事前に必要ソフトの洗い出しを
して慎重に決定していかなければならないでしょう。
また、導入後の校内での職員の研修会をどうもっていくのか,さまざまな問題が出てきますが、導入ま
でに十分検討し準備をしておかなければならないことが考えられます。
コンピュータ利用先進枝の視察
成瀬小学校後藤和仁
二の委員会は、各小学校から1名ずつとi1丁の教育センターからは永山先生にも参加していただき、計10
名で二れからのコンピュータの教育利用を探る活動をしています。
本年度、二の委員会では、コンピュータの教育利用先進佼の視察を、これまでに2回実施してきました。
綾瀬市立天台小学校と横浜市立本町小学校の2校です。両者の学校とも、子供たちは、コンピュータをテ
ィーチングマシンとしてだけではなく、どちらかというと主に鉛筆や消しゴムと同じ文房具として活用し
ていました。本町小学校は、NHKのテレビ放送やパソコンの雑誌の記事などにもよく登場している学校
なので、すでにご存知の方も多くいらっしゃるかもしれません。
この本町小学校のコンピュータ利用でたいへん参考になるのは、パソコン通信の積極的な活用にありま
す。平成2年度から利用を始めたそうですが、国語の方言の学習や社会の雪国の学習を進める過程で、全
国の人々から生の資料をたくさんいただくことができたそうです。さらに、現在では、インターネットに
も接続して、文章だけでなく、映像や音声の交換も利用しています。昨年末にNHKで放送教育全国大会
の番組が放映されましたが、愛知県豊橋市の羽根丼小学校の児童の「水についての調べ学習」の成果をイ
ンターネット上で受信して意見交換をしていました。この様子を番組の中で見ていた俵万智さんが、「パ
ソコンは、冷たいコンピュータというような印象を持つ人も多いが、使い方によっては人と人とのコミュ
ニケーションを広げてくれる媒体ともなる。」と指摘していたことが今でも印象に残っています。
家庭で使用しているパソコンにおいても、ワープロや表計算等によるデータ処理機械としてのスタンド
アローン的な利用だけでなく、電話回線等で他のコンピュータと繋ぐことにより、情報の相互交換をする
コミュニケーション・ツールとしての利用が急速に進んでいます。
本町小学校をはじめとする各地の先進校の実践は、これからの伊勢原市のコンピュータ利用学習に大き
な示唆を与えてくれるのではないでしょうか。
大田小学校関澤嶋子
コンピュータ検討委員の多くの方はパソコンを所持し、日常的にパソコンを利用し、慣れ親しみながら
パソコンの学校導入にむけて検討を重ねてきていたように思います.しかし、私はどうかというと、パソ
コンはワープロ機能や表計算を使う程度であり、勉強不足ながら、私の参加できた内容について感想を書
かせて頂きます。
「コンピュータ教育利用先進枝の視察」
視察した学校は、コンピュータを集中配置せず、誰でも自由に使用できるように配極されていた。児童、
教師ともにワープロ、学習、ゲームづくり、表計算など、コンピュータを効果的に利用し、コンピュータ
使用の有効性を実感し、楽しんでいるようであった。
「アンケート結果の考察」
アンケートでは、パソコン利用者では、事務処理などの場面でワープロや表計算を利用している人が多
く、利用していない人では同様なケースでパソコンを利用してみたいという人が多かった。また、利用の
際には、使用方法の説明がすぐに受けることができるようなバックアップ体制が必要であると考えた。
「パソコン通信実験枝の設定」
パソコン通信加入にあたり、料金の支払いの問題、電話回線を使用するため設置場所が限定されてしま
うという問題があった。加入はしたものの実際には使用できない時期にあたり、利用できなかった。
「今後の課題」
今後もパソコンの利用方法にはどんなものがあるのか探るために先進校視察や市販コンピュータソフト
の体験が必要であると考える。また、パソコンを導入し、何をしたいのかを具体的に明確にしていく時期
でもあると考える。
-201-
コンピュータ導入まであと3年、そろそろ、どんな利用をするのか、誰が利用するのか、児童なのか教師
なのか等具体化し、導入の仕方や時期、バックアップの体制、配置など様々なことを検討していく必要が
あると考える。
コンピュータ導入に向けての検肘課題
縁台小学校佐藤幸也
今年度初めて検討委員会に加わりました。伊勢原市の'1、学校にコンピュータを導入するとしたら、どの
ような形で導入するのが望ましいのか、どのような活用ができるのか、どうすれば多くの先生に活用され
るのか等、自分なりに考えながら研究活動に参加するよう心がけてきました〃
そして、いくつかの課題が見えてきました。
①基本的な考え方
.なぜコンピュータを導入するのか。・コンピュータを導入し活用することで育てたい子どもの姿
②コンピュータの配置
Aオープンスペースを活用しそこへ配置する,B各学級に数台ずつ分散配置する。C1ケ所に集中配置する。
③活用増面
A模造紙やOHPのかわりに、プレゼンテーションの道具として活用する。
B通信を利用し、情報収集・情報発信の道具として活用する。
c算数や理科や社会などの授業の場面で具体物を使って説明が難しいときに、シュミレーションのた
めの機器として活用する。
D算数などの授業の場面で個人差に対応したプログラム学習のために活用する。
-④活用されるために
.わからない時、困った時にすぐに来て解決してくれるサポート体制の確立。
・ソフトを購入するための予算や、通信をするための予算の確保。
検肘委員会研究報告書
高部屋小学校小永井穀
今年度初めてこの委員会に参加する二とになりましたが、最初は研究の内容がよく分からず、戸惑うこ
とが何回かありました。また、自分自身コンピュータを操作したこともあまりなく、知識もほとんどあり
ませんでした。しかし、先進校の実践の様子を視察したり、研修会に参加したりするうちに、小学校にお
けるコンピュータの利用の仕方や問題点について、なんとなく分かってきたような感じがします。残念な
がら、コンピュータに関する技能はあまり高まりませんでしたが、これから小学校でコンピュータを活用
する上で、私のようにあまり知識や技能の高くない者の考えを尊霞することも大切になってくるのではな
いかと思います。以下は、今年の研究を通じて、私なりに感じたことです。
まず、今までは、コンピュータの利用というと算数やお絵描きのソフトを使って、コンピュータに親し
むという程度のものと思っていました。しかし、先進校の視察を通じて、新しいコンピュータの活用の仕
方を知りました。それは、学習における自分たちの疑問をコンピュータを通して、学校以外のところから
も調べられるということです.この方法は、社会の調べ学習などでは大変有効だと思いました。また、児
童が自由にコンピュータを活用している姿を見て、これからコンピュータを導入するにあたって留意しな
ければいけないことを二つ感じました。一つ目は、児童がコンピュータを利用する際に、コンピュータを
こわしてしまうのではないか(電気的に)という恐怖を与えてはいけないということです。そこで、大事
になってくるのは、教師自身が児童に自由に使わさせてあげるという気持ちと、児童が間違った操作をし
てコンピュータに何か不都合が生じても、それを元に戻せることの技能を持った教師が必要になるという
ことです。二つ目は、児童がコンピュータを活用するようになればなるほど、周りの自然や人に実際に触
れ合うことが大切になってくるということです.
このまとめは、検討委員全員の原稿を集めて作成したものです。作成にあたり、インターネットや
国内のパソコン通信の電子メール、印刷された活字を読みとるOCRソフトを最大限活用し、かなり
の時間を短縮できたことをここに記しておきたいと思います。
-202-
個人研究レポート
フ壱〔谷欠髻T雪、白つる崖I言吾言雪些?CDコープ三
一三堂ヨピ見了筐;鐘かを仁PJD、とし‐て-
国語科1研究委員伊勢原中学校田中泰子
1テーマ社会の変化に主体的に対応できる言語能力を育てるために、主に表現活動を通して、国語科
授業のあり方を探りたい。
今後の日本の社会の激しい変化に対応するためにも、「生きていく力としての言語表現能力
の育成」を国語科の中心的課題とすべきである。授業を通して本来子どもたちがもっている表
現の意欲に、目的を与え、方法をエ夫させ、表現する能力をより高めさせたい。
2
授業実践
①「詩の朗読」
(「野原はうたう」H7.4)
ア初発の感想意見交換イ朗読の準備メモの作成と練習
ウ朗読発表
エ評価(自己友達)オ評価票の交換力講評
@評価の観点朗読:評価票の観点及び全体の印象
感想、評価票の記入と感想
②「自己紹介文の発表会」(「どうぞよろしく」H7.6)
ア材料さがし(互いに心を開き、わかりあうために)イTとのお話
ウ文章化(原稿用紙五、六百字段落構成下書き)エTの添削オ清醤
力プログラムの作成キ朗読発表(保護者参観小学校T参観)
ク評価票の記入(自己友達)ケ評価票の交換
@評価の観点朗読:評価票の観点及び全体の印象
自己紹介文の書き方
評価票の記入と感想
1作文衝きの楽しさ
③「二分間スピーチ上(「伝える」H7.9)
ア材料さがし(夏休みの体験を発表しあい、伝え方のエ夫をするために)
イスピーチメモの作成ウTとのお話エ評価票の提示オ評価の観点
力発表キVTR録画ク評価票の記入(自己相互)ケ評価票の交換
@評価の観点スピーチメモの作成(話の組立方考え、感動)
スピーチ評価票の観点及び全体の印象
評価票の記入と感想
1生徒の人間観
④「紙芝居づくり」(「木琴」H7.10)
ア金井直作「木琴」を読み味わうイ
資料として図薔室の戦争コーナーを利用する
ウグループごとの話し合い(行間を読む
詩をふまえて、自分たちの紙芝居のためのあ
えて、自分たちの紙芝居のためのあらす
じづくり)エ分担して絵と裏の文章を書く
上演する
-203-
オ教室で発表する力秋鰹察下
教室で発表する力秋桜祭で展示、
@評価の観点話し合い活動への参加
紙芝居としてのおもしろさ
⑤「新聞づくり」(「わたしの○大ニュース」H8.3)
ア新聞づくりの意義構成記事の内容の理解
イ記事の指定(入学の頃中学校生活世の中の出来事2年生を迎える今のわたし)
ウ自分自身の1年を振り返り、主な出来事のメモ化
エ書き出した出来事についての、リードや本文、見出しの取り組み
オテーマについての意見文力割り付けと下書きク清酋.展示
@評価の観点自分の考えをとうしたら相手に正しく伝えられるかのエ夫
題材の選び方(指示に従い自分の身近な生活から選んでいるか)
意見・主張と事実の明快な区別化、表現化
新聞としての全体構成
新聞の形を借りて自分の考えを相手に伝えることへの興味づけ
⑥「条件作文・短作文」など
要約文主題文定期テストの設問など
@評価の観点キーワード条件を満たしているか
視点の的確性、独自性、文字表記、段落構成など
3
考察と今後の課題
①1年生の4,6、9月に行った音声言語の学習では、回を重ねるごとに子どもたちの「話すこと」
への意欲、技術が高まって行くの感じた。例えば、4月、自分の番がきても立ち上がることもでき
ず、声を発することもできなかった男子生徒は(その時は教師が代わりに読んだ)、9月にはあっ
と言う間に立ち上がり、以前より大きな声でスピーチできたし、また、ある生徒は半ばあきれられ
ながらも級友の声援を受け、4回もスピーチに挑戦した。もっとも彼のスピーチは次第にスマート
さを増すにつれ、彼本来の持ち味が薄れはしたけれど。
このことから、「話すこと」に関してはまさに「習うより慣れろ」ということがいかに大切であ
るか、改めて認識させられた。今後、おっくうがらずに音声言語の学習の時間を設定しなければな
らない。
更に大切な琴は、子どもたち同士の励ましあい、勇気づけが何よりの意欲喚起につながること
である。発表の際に自己評価と友達への評価を観点別に行うが、友達の長所を見つけ相手に知らせ
ることができるようにお互いに評価票を交換させている。友達からの思いがけない励ましの一言が、
自信となり、次の学習への前向きな取り組みの姿勢を育てているのだ。
②3月の「新聞づくり」は総合的な「書くこと」の学習であるが、全体を通して生徒の個別的な
作業、教師の個人的指導に傾きがちなので、生徒同士の情報交換・情報収集や話し合いの時間を
もう少し増やすべきだった。そうすれば、更に自分の考えや新たな観点を得易かっただろう。
当然のことながら、「醤くこと」の取り組み方には非常に個人差がある。肥事を4つまで指定し
ても、何を書いていいか決まらない子には個人的に指導を重ねたが、それでもすぐに行き詰まって
しまうケースが少なくない。これは、国語としての取り組み以前に、その子が毎日をどのように過
ごしているのか、今までどのように生きてきたのかということに、深く関わっているのであろう。
教師には、少なくとも生徒1人1人がいきいきと充実した時間を過ごせるような学校づくりが根
本的に求められていると強く実感した。
-20M1-
龍箭誹鴎鵬U
薙与留卿二打皀抜
五四一工罰西田駆弓
おbJK咀則ご万へk小
酸顧乙⑪f⑤Y凶か
A日函C
ABC
AB》C
A・BC
内劃◆球Jくの▲・火か
朋可ト孔争寸帥△吾●AlA宜噌C
呑口J1川。-kか一A8。』
■吠己■▽何MJろ凸
篝摩
錨8号印竺沁鳳殴也
守一:』an..・入うい
&ミブ■●トb■』●」一戸乱し『吉}、C〃」
鯉や.王呈2月二・・.
p、
側狐色』症Lz叩巧伍尽
出ば馨⑪f冊瓜珍些②BC
〔しBC
〔oBC
西切、し瓜や寸叩△吾礒AlnDBC
内琵牛球Jく匂い。八少
化@て凸と両面ワケ印伍仏
古か丈SofEP。とり0ヤペヮ140小
・当1口g⑪■杁鈩ばぃロイq勺疋
う足り#年3名ひざに尿z9承■
坐Vぽう3唾し勺ワレ八9が役
殴庶悪?旬Y凶些gBC
顔、ろ一刺しげ石
、工面▲只処子
巴(…訂・子私防。『て又『
如飛けい打豆山舛d酢とNF撒塒
だた・ワrLhやn㎡L戯叩肚い
仇託甲叺飢卍&》くJくh凶⑥
AB(し
A信鳴C
A宜曄C
内謡今与91”今八P
土琵伯岱江かu壹廿1万〈
麺『も一雨’し要子
I
鼻
名ロ町伯が合・仏ロ毎億
A(⑫c
A頁》C
仙存一。・6..・・・・ちり’00・
PDB■
。』』】●Pの・し■。■C・●』①F■■・Sc二万●・枳・か■’j■
ーPCくけか10.1鼬.
対しい戒に虹火凸可う仇しげ
八聿閃咄於。く旱のL△く色▽、▽?■い」几のマ
hTdL
L1r6角卜襲いしよく丁.』角
、ザし艶▲婚5,t向くしど§
内正写凸くの堵八二A芦垣c
#何乞食回鈷IカニA⑥c
八
C
:I
、大《で.c一一戸”》町内、4℃し『水fI07△⑬》?〈鵬一ご・・CIL
二分■スピーチ■白白
巳巴Cよかったところfたく8A且つ
弁旺究〃’r昨私w0L1‘・イイザ、・・稻
けてあげよう
かI寸印J勺色
強鄙報鈩鐡」。〃4征
げ
…廃JMA山
【ヨムEu7G月
生多‐守か
二分■スピⅡテ兜史白
205
態
'1
、
n
'1
囚:
、
Ml
’、
+たり逃げ-だ。
に
n
●
さ
?
⑭トニとlC
と萱・LTh一日川がき、と何とかし7
r‐
206
(4)
し
醜1純
ノ、
/
L’
木琴謹篝露〃よう…轤総蕊
i1d
ご’八呵油れ盛丁多点嘔Zし小川ⅦⅥⅧ創馴Ⅱ刮蜘糾引
蘆
化昨卵祁#い,笹のヴーレくり。膠の杉叺筋
I
hN
9●
い
ニトMTsIc
5く弧卜偽仏庚陶トbに騨岼nFに臆吟陛
H
-ぬ
亡川)山川室J二vLh心允Gh砦にコピヘノ
0
&“
i
舵」6知岳(')
bi
'(。!
J、
灯
(「)
磯十網
(6)
ゴnWwW3
④、…且
諭隷灘
ij
~
寛永1鮒P】
(”
旧ャ便一軒
薑襄
色
饗已8節シ、』⑧A8kキロ
…
函
戸、
i1rF,1反百M弓
毒ミ
pJ冊
鑿i蕊
』燕H牢
M1M,;#i;‐艶11鯛sK、-1
蕊蕊
凰鰄111葱
q、
|鴛繍
Eh鳰石…jQ“u麹二
円『'F百$l珊二型。
冨哩腫幽埋其・蝿智》J
 ̄
ご幻(<-.暮二PjQ
短′軸導呰1s⑮ぱい
-冬や、。'岬凶慰.u
<舐稲C可l<鶚
乱
言舗ミョiii::蕊 ‐鰯窺{雪i:iiiビィ
’ノc蕊冠詞塁…型免
以塾ごKエヤ逗剰.ミー⑧
倒理e襖鱒Q磐勾g春 ニe辺K、・パwje型ニ .+u・‘栂ら丙汽←山
画鱒e己唱轌冥囚堅『 エ型v「」2s<尽剰A 砦や'い】●ユニ」鏑§゛ユ
型竺」gユ別=K」頚零J《 ~.K割ムト')長ら・哩璽 r-f八h$(△“-LL・
=P一流.」J,)△到当 L』鍾灘雫)やい→w、婆・
')e]厨謹トユ型繩辮)祇
。」L/・宣巴で式空廼,=
A-はムム`へc型1
一蔓Ⅱむら壁。e製、ノャ)<
IYK、,,'C軽いWトニ
群JOP錘らムムトムーー
ノノCl塞垈AK旬RPf±蛍型
A志Kk」ゴム、ト,ノヨ割 .、白墨猫K一旦企卑R、悪一 ご浜ムム,ノンj重食’ニ
ーャラ哩揮SI-QiトK1榊奴‐狸型セリへ
-.騒辮U国斗瓠ヤノ冨
適宰鐙斜寒増璽や剣
u綿14.'jEASc些辿奄
銀彊咄ト+□≦旨い直
撫時哩凹和ゴュ廻掲
、リラ冬再己゛jubZ軸g
悪….播軋⑭異母二週
、be型マャ'ごG謁鵡串
>へ型漏IdIoe-u二。
cせ」i辿七・圭<ぼく
、蝉号甸コゼヨ・G1r
rc嬉可に掴+u<冥判
臼いい堂テユト錘③
ゴー句幻異鴇。’〃'=
凹嵐筆it・lkftkjW
t6手軽冨心冨望ぜ゛哩
、くい--
:恕鰡鰹AI`’
<、ww鶏。。塾ゴャ樗
轟報・廓ZSQほ十W fol8午…&゜Iwu…19丹…GoIg¥…゜18斗…。。,0斗…。,
拙埠、。G巳ミー齢や
宕些部.「己辿.→≦
→・寸這製いりC喜一
里当辿2選G罫‐Q昨
辿瀧竜一qw、OL`←u垣
=wQ41Wtll-<'1<型
要斌t-C、'四・
瑞地さ‐、'rKut6
=ボー揖
紬増「)AJJP無二・
倒亜≦企Cl昌巨上△
-1Ms傘.四(葎奇Q
蝋Ir 棒st-snヘハや八〒全
割出t-・墨燭一割←今
-207-
。r客心卜耳尋宕迎耳」辿
彼
割|
(&川幻〉や年Cl
や
フト判租侘→項洵封(
廿云租C・彬型介歎
鬘1
<蛾-1-.t<琳繋馬ごくい巴・ヨト選窒C鎖
ゴヤ」キーftR揮辿$長や。。「ルJGKSヤノ暉幻.
一》》(》』熱誕》》》(
糯
怜二⑲1
毛.格や
繊繍|議蝋壼
鞠肌鱸ご-脚一
醜百冊cc・幹ドゼ釧辣篤
醗騨
弧鐵定莚心、、と坐勾含 輪'ら1GKコⅨ単。響埠言 ユ菊一理らユ塵Lへ。±
v-辿恋ノ&C則IAF噂.阜奎 巴ヤノミc44鱒辿、戦企 <鋒蓮量ご品へ乱ムト
Nu・特c砦や等堅:。 望:ミミや回葎ムヨ哩.ド 尽愈幹ユ徴.L4-vrルノ
(鐸。」簿.ドム⑩Q 百田や全竺野1A!`uPA= 埒食mQ啓呂辿型哩妖
垈鴇、OAやⅨヨムト碑 KC〈呵彗薦急判型〃
議雷輸豐.G二,
-1F)△⑭。
巻き<」・
鐸鞠や魎把挫奏埋纈深辨
’
騨繍 凶、E雪
隣藤灘
cコョャェ、Q・坦弍ipI
ECI七h画、-,、Uj-巴
‐…守辺T耳石~層三V夏一両~己子霊:宅可FF~再一
<函・等'卜勢いe艮
喫一割宕“F特磐弓型:尋Ceいい葛<卿二ゼ 盛QL ̄Sa垣国樺麓ィ
竜…
 ̄
贄
曲&1.曇luBiCdqHK_)
}ね沁亟基六月一一宇目燭
で ̄
第一学年国語料第「蓉湖期禾ご〒
□汝幕!…ごtitK橡への問い眼塔えな3
汽とjみえら机らしの七一つ及び.Yの品号で牙身愈すい.
m彼山★・ん口旧乙紹介のXごI4T・弘の虫吻・と-丁何丁あげてい且-k危沢の中八G週切
3毎斗共生BKb51オルゴール.4汲初紙J5つパォルゴーレ
l今外の鍵生BKUらっパオルゴール.2人魚のとき〆6Gつバォルゴー山
~ ̄
㈹狄山ざん回誕吻りすルゴールヤピのよう陀蝿ってⅢ剴寸公・沢の中から垣切パヒガえら汎るゎ
アー
、歪順濡し鍋牌燕鰯鍼・~鵡弧広り‐八一匂総て了い負
 ̄
I
・0
白沢上げ垣恂tLt〃.・・ゾヵグの覗繰が
合ィに漣入よう3“磁爆賎鞭
△八A向いh仇猴ワヅ牙がZ
針、中t収:八円爪一年匂
双卯‐
欄些曇
o-
〃■?、
クヮ
?}恐叺KいつTいるオルゴールパ〃何回血ⅢM了い畳
4一つ一つK足いょぱあn斗の崎爪起一」勺八百とで足い出lご鯨局朋口了い自
自旅戒,てとててうハムか湾』
L--
ウソ⑭|③
.■●。IⅡ■・■■夕■
」些二
ア
3撒榊成人勺ハオルゴールロりう肌八、皿
攻明
/~
円乞雫デー「一▲だワ笘?』と
/
登菱,雲蕊繊霧炉樒
■旱
~も
ロゼ凶?」z`2.②
し
鰍
〈煩怨やより◇ずDb侶垈典への、の一氏氷1曲帝の7u帥入圦
唯呼埋,形
208
C
-ニニーーニ
---Jし,.
--
/
-゛
グヴ
グンーーーー
-0ウ
グー宍
I風!厚’
1Yj③ク…氷。ごL釧翻レ
ゴリ?z、’6二/2
ら過切庶と方えら川らしの古二つ超凹斗のみ号で好き唖寺い、
杁且え7.
爪鈩の巧打
え、さい
/9”し
/N
-人ん凶爪JくⅢ一一えるようK犬。hnつ号リーバァで鍔I了いハ
?みん画爪xご’十内内な減よく”がるようKゆっくりゆっくり謎17ぃ八
Jみん“Kスピー+の何忽〆よくわかるよう眼途中,朋子瓜小靭賦一ワ。Ⅲご比さて鉢I了い八
4小う画γTlか6坪C戎ワハのT孔でっ呵丁飴Ikuう疎いいt処フハ.
天の食工宇aへん了下、問いK塔えご『、い,
1辮震 I
F新い、諭風'、たう課IIb門逸」ぶり311f1
i雛!
3字期 期禾
3.21
 ̄
S記剖】■面ザロヨロ0ヨゥロvザ■0】
=、
M1
励スピーキセすらt宍仁狄山さん図どの占う風ごと脈乳でつけて飴I了いヨーハか.潔の中か
ロ
回誇熱酬趣zil滝
希望研究:個人の部
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
創作活動へつなぐ読書指導
☆☆☆☆☆☆伊勢原小学校原康☆☆☆☆☆☆
1.研究のテーマ
「倉Uf乍i臣;雲lJ-~一つフロミ ぐ゛冒売彊豐才旨雪夢」
2.テーマ設定の理由
読書をする目的は、その時その人によってさまざまであるが、その目的を満たすことに意味があ
る。読書は、自ら主体的に営まれる活動である。調査のための読書、知識や教養を積むための読瞥、
楽しむための読轡などいろいろな読書がある。そこに、「創作するための読書」が付け加えられな
いか、と考えた。
ここでは読書の対象ジャンルを文学的作品に限って考えている。文学作品は、読むこと目体に目
的があり、そこから読者が何を読み取り、何を感じ、何を学か、他人がロを出すことではない。少
なくても、読者は、読む喜びや楽しみを感じ、心が満たされるから読むのである。
しかし、この研究のテーマは、他人が書いた作品を受身的に読んで楽しむだけでなく、それを超
えて自ら創作する喜びを体験させられるような読書指導ができないか、という課題に迫ろうとする
ものである。他人の作品を読んで学ぶことや感動することがあったにしても、自らの内面に抱えて
いる全ての問題や疑問に回答を与えてくれるような作品が存在しているとは限らない。また、自分
の内面に抱える苦悩や問題・課題は、本質的には自らの内面の葛藤の中で解決・昇華それていく性
格のものである。所詮、他人には助けられないものであることが多い。創作が、その解決の-手段
になることは言うまでもない。また、創作が、内面の叫びとして-つの表現の形となった時、書き
手の課題は、解決しないまでも自己の内面では納得され、落ち着きを得ていく。
そこで、「子どもと創作」の問題について考えてみたい。子ども達は、内面に問題や苦悩を抱え
ていないだろうか。勿論、子ども達にもそれなりに心に抱える問題があることを否定する人は多く
ないはずである。小学生でも学年が進むにつれさまざまな悩象が増えていくのが現状である。子ど
も達の問題ですくわれるのは、負の問題よりも、「こうしたいのに」・「こうなればいいのに」と
いった、前向きの生き方や成長の過程から希望や夢が叶えられないことに対する不満や無理解に対
する問題が多いことである。多くの子ども達は、自らの力では解決できない無力感や大人たちに分
かってもらえない疎外感を漠然と感じている。
一方、子ども達には、大人と違う内面の世界があることを忘れてはならない。それは、子ども述
が、「世界を芝型する」ことである。子ども達が、カブトムシに語りかけたり、人形にしゃべらせ
たりすることは、正に子どもの内面の世界を謡っているのである。子どもが、人間の社会に近ずく
こうとする行為であるし、言語を含め自分の外の世界を認識しようとする行為である。子どもの内
面の世界に立ち向かわせることの方に、「§I作する」価値は大きいし、6U作も取り組みやすい。
子ども達にとっても、創作することは自己の内面の開放と自己の願いの実現につながるはずであ
る。同時に、創作の過程自体を楽し鍬ながら取り組めるのは子ども達の特質であるように思う。創
作によって子ども達の読書が完結するような指導を目指してこのテーマを設定した。
-209-
3.研究の方法
読瞥指導の対象は2年生で、週1時間の学習時間である。読書の時間は、子どもが気に入った本
を自由に選び好きなように読むことを基本にした。しかし、時間が限られているので途中からテー
マを絞りこんだ本の中から選んで読めるようにした。
本をどれだけ子ども達の身近に揃えておいてあげるかということが、、読書指導の前提になる。
週1時間の読書指導では、十分な読諸活動はjU1待できない。朝とか帰りとか、休み時|H1などにも自
分から読書ができるように読書環境を整えることが豊かな読諸活動につながっていく。そのために
は、学校の図書室の本だけでは十分ではない。本はたくさんあっても2年生の子ども達の中には、
読書経験の少ない子ども達もいて、いきなり本を選ぶことが難しい場合もある。
そこで、図書室で読瞥をするときは、本を選ぶ時に子ども達の相談にのることを心がけた。また、
教室に市立の図書館から約50冊ずつテーマを決めて、二回2年4組専用に本を借りておいておい
た。教室での読書は、この本を中心に進めた。
4.研究の経過
※綱かけしてある活動が、各学期の主テーマになっている。
主な活動と内容
帯単元
・図瞥室の利用の仕方
・読書記録カード「こんなに読んだ」の轡き方
・韮jぼID薩妻:蘭Kも墓]歩好きな鬼さがしをしよう・鬼てなんだろう
・読嘗紹介「夏休みにこんなに本を読んだよ」(読書記録カード)
||学期
.!{三[ぼうけん物語を=よ言もう]
・読瞥紹介「この本がおもしろかったよ」(口頭発表)
・友だちが紹介してくれた本を読もう」
.一番気に入った本を-冊選ぼう。
・鉦蕊しH2iJl1U語:潅轡iZg簿f張
|||学期
・気に入った本の登場人物・場所・出来事.どうなったかを調べよう。
・自分の物語の骨組j;Aを考えよう。
・自分の物語を響こう。
・友達の作品を読み合おう。
■本を読んだらカードに書こう
・読轡紹介カード「この本おもしろかったよ」の書き方・紹介の仕方
■毎日読書をしよう
|学期
・本の選び方と借り方・返し方
5.作品のまとめ
子ども達は,それぞれ自分の思いを巡らしながら作品を書き上げることができた。自分の好きな
作品の櫛成や登場人物、話題や事件を調べることから始めて作品を書き上げるのに3学期いっぱい
かかってしまった。週1時間では終わりそうもないので、2月から3月にかけては、週2時間の時
間を設定した。
子ども達には、絵と文章の両方を用いて作品の表現をするように支援した。登場人物の姿や情景
など2年生では言語表現し切れない難しさが予想されたからである。子ども達は、絵を書きながら
構想を発展させたり、文章を書きながら絵がより具体的になっていく様子が認められた。絵の表現
-210-
と文章表現との相乗効果により、予想していた以上の作品を書き上げた。
子ども達の作品のモチーフとして次のようなものがあった。
①月の世界や不思議な世界に行く話
②不思議な草やおじいさんに出会って救われる話
③人と動物の愛情についての話
④悪魔や悪人をやっつける話
⑤結婚式や誕生会を主にした話
⑥冒険や戦いを主にした話など
登場人物は、人間の子ども・動物・小人・怪獣などが主役として登場する作品がが多かった。
子ども達の作品の中で、話の筋さえどうなっているのか分からない作品が1点、狙筋しかなく具
体的な出来甑が表現できなかった作品が5点、その他の作品はそれなりにお話になっていた。-番
心配していたことは、テレビゲームに見られるようなロールプレイン的な話が多くなることであっ
たが、そのような作品は1点しかなかった。
6.作品例
次に紹介するM君は、友達の最後に何を書くか決まった子である。学級の中で特に本が好きな子
でもないし、目立つ成績の子でもない。作品は、短く幼い表現の作品であるが、作品として訴える
ものを感じることができる。
「C●-0-`.□。。~00-,●-●。-ロ●■●0 ̄0・ ̄ ̄ロ。■●ロー・・~。。 ̄●0-・-゜--。● ̄00 ̄・・ ̄、●■●、一・. ̄0・■.。 ̄●O ̄0。■0, ̄・・●・・-.-。。 ̄o-OO■OU-0o■。● ̄DC~●。 ̄0・~。。 ̄。。 ̄ ̄●0 ̄00 ̄0● ̄・・ ̄●0 ̄・・ ̄.■. ̄P9-.・ ̄00~・` ̄。=●B ̄。● ̄、。■●0-00-・●-●一・・一。●一・・ ̄。. ̄●、-●、一・・一・・、
ブーaゴロ雲cD0まう (ナハー,
IVI蛋弓
森の中にたぬきがすんでいました。
おなかがすいているからみずをのみに行きました。
●
森の中にちっちゃなあながあって
みずがながれてれいました。
たぬきがその中に□をいれて水をのみました。
森がこうじされていました。
たぬきは、とめにいきました。
ばけてでもとめられませんでした。
こうじはずうっとつづきました。
たぬきは、ひつしにとめようとしました。
※4ページの作品で、プルドザー
で木が倒される絵が描かれてい
る。プルドザーの前に狸の化け
みんなでばけてもだめでした。
たひとだまのようなものが飛ん
なかまがしんでしまいました。
でいる。
(。↑し二■△▲勺
ついに4人になってしまいました。
●;‐』①
Dr。▲PSウニP4。▲▽←r』■0⑪(▽
なかまがはしってきました。
0
くやしいです。
-211-
二P?。▲勺
にげてちがうへんそうにかわりました。
とんでいきました。
「オラッー」
おわり
L,.L---------.‐=-‐=.、-..ヶ-----.---.-.,-..-..-,....-..-.-..--.--,.---.-.-..-.-..-..-.-..-..-.■。,-,.■・・-,.-..-.-..一・・つ.。-.…-.-..-.-.-..--..-..-.-..-.'-.-.゜-..-..=・・-..-,.-.. ̄
A子の作品は、会話体を活かして話を響き進め、書き出しも終わりもうまく、お話としてのま
とまりもある。二年生としては、言葉の使い方も豊かである。本人が気づいているかどうか分か
らないが、ここに描かれた作品の世界は、金のみに重きをおく大人と動物との愛情に結ばれた子
どもとの対比が鮮明に書かれている。
「. ̄..●. ̄△-.0-0,-.0-..-..-..-..-0・‐。。■・ロー・・-.,-0.-..-,.-.-.,-..■・0-..-..一・・一・■・・-..-..●。.~。。~..~・…・ロ-.-..--,. ̄・ ̄.。~。。 ̄0.■。。 ̄ロー・・■.・ ̄.。 ̄ロ・‐・ロー・・~.。~.。■・・ ̄0.~。。~。。~・・~,。 ̄・・-,-,. ̄・'-..●、. ̄.。~。,~。。~、。 ̄・勺一・・ ̄.。 ̄、
-s■しきごう包冒、フニー
〆△L二子
0
「ワシさん、きみの名iiiはなににしようかな.・・・
0
●
なにがいい。」
ときくと
「クゥオーン」
と答えました。なので
「よし、いい名前を考えついたよ、クオールさ。」
と言ったら、ワシがよろこんでとびついてきました。
「それで、ぼくの名前は、ファーラさ。はやくあそぼうよ。よし、おにごっこし
とあそんでいる二人のiiiに黒いかげがあらわれて、ワシをねらっていました。
▲c‐。▲C‐’二℃
ょうね。ジャンケンポン。ぼくがさいしょにおにさ゜」
●
ハンターは、じゅうをにぎりしめて、
●
(よし、あいつはいいねだんで高く売れるぞ。なんとしてもつかまえてやる。)
020.●
と思い、じゅうでうとうとすると、
二人のすがたが、きえていました。
ふりむくと、ふたりがうしろでおにごっこをしていました。
ワシがうしろむいて、ファーラはにこにこしながらこっちへ来ました。
(しめしめ、このちょうしでなら、うたないでもつかまえることができる。)
◆
と思うと、「バツ」とワシの口をしばりつけて、気づかれないようにつれていっ
てしまいました。
ワシがいないことに、3分かかつて気づきました。すると、ファーラは地めん
にぽたぽたと、なみだがこぼれているのに気がつきました。
「これはクオールのなみだかも。」
なみだをたどって山をかけのぼり川をこえてたにをくだってさがしました。たき
のうしろを見ると、ハンターがよくきたりするときのためにテントがはってあり
-212-
△
ました。その近くにおりがあって。その中にクオールがいました。
「クオール、今すぐたすけてあげるよ。」
と言って、おりから出してスカーフをロからはずしてあげました。
それからというもの、ハンターは来なくなりました。おわり
7.実践のまとめ
この実践は、級外として二年生を週1時'111読轡指導したものである.全体的な印象としては、十
分なことができなかったし、指導条件の難しさを感じた。
まず、低学年では週1時間という指導の持時間では、学習課題の意識が断続的になり、効率が悪
かった。また、読書の生活化や継続を図るためには、週1時間ではきめ細かな指導をすることがで
きなかった。学級担任との連携を十分に保つ必要があったが、担任の負担にならないような配慮も
しなくてはならず級外として指導することの困難さがあった。
それにしても、まず市立図瞥館からテーマを決めて本を借りたことは、その後の指導がやりやす
く学級全体の課題を設定するのに都合が良かった。また、木をli2jMに波って借りておくことができ
るので、長い取り組みをするにはありがたかった。
1学期の「好きな鬼さがしをしよう」の学習で印象深いことがあった。子ども達がそれぞれ自分
の気に入った鬼を探し、発表し合った時のことである。子ども達が、物語の中に登場してくる鬼は
強くて恐ろしい鬼ばかりでないことを発見した。そこで、「おには、どこに住んでいるんだろう」
という、質'111をしてみた。子ども達は、鬼が島だとか、山奥だとか、さまざまな意見を言い合って
いるうちに、「鬼は人間の心の中に住んでいるんだ」と気づいた子がいた。子ども達が、「鬼は強
くて恐ろしい」と漠然抱いていた概念が崩れ、鬼を人間の心の変化したものと捉え直したとき、物
語の読歌方が1歩進んだなと実感できた。そして、「僕の心の中には、泣き虫鬼がいるなあ」とか、
「お母さんには、怒り鬼がすんでいる」などと、話が発展し、人間を理解する一助になった。
2学期は、ファンタジーの作品に焦点を当てて読書指導を進めた。低学年の児童は、自分にない
力を持った者に憧れ、現実を超えた不思議な世界に引かれやすい。現実でない世界は、子どもを束
脚することがない。何でもありの世界である。自由で好きなことができる。だから楽しく読めるの
である。「そんなをことしてはだめ」と言うお母さんも、「そんなことはない」という先生もいな
いのである。2学期の半ばを過ぎた頃から、読書の時間にはどの子も本当によく本を銃み進めた。
2学期までの読書経験が、3学期の物語の別作に大きな力となった。
3学期の「楽しい物語を書こう」の学習では、本当によく集中して取り組むことができた。子ど
も達が作業に夢中になり、担任に続けて読響の時間にしてもらったこともあったし、2時間続きの
6I作活llillでも飽きずに書き続けていた。物誰を劃き終えた子ども達は、教師が読み終えない内から
「先生、いつ返してくれるの」とか「早く家にもって帰りたいの」とか、催促してきた。それだけ、
書き上げたことに満足し、家族に読んでもらいたいという思いがあったからではないかと思われる。
子ども達の書いた作品は、けっして大人が書くような完成された作品ではない。しかし、作品の
中に書いた子の人間性や人柄、考え方や感性が惨み出ている。子どもの別作は、作品として他人に
読ませることに価値を置くのではなく、その子なりに書くこと.書き上げることに価値があると思
っている。
不十分であったが、指導者としても楽しい読書指導の時1111であった。
-213-
希望研究個人の部
孝文;F蔦HWう乞〔御二三舂禾:1-)イWラ琶幸腿f些子
、I勢原中学校教諭中村行利
1,テーマ
『社会科における小学校中学校の迎拠』
2、研究活、M1
小学校中学校の辿挑は以Iiilから111}ばれていることではあったが、特に教科学習においてはそれ
ほどの成果は得られなかったように思える。1994年度の研究で山王中学校の渡辺正美氏が指
摘しているように小IlIの教貝イI1互が「これまで何を学んで来たのか」「これから何を学んで行く
のか」を知らずに学習を進めているのが現状の婆であると思われる。
そのようなことを考えると、渡辺氏の報告にある小中相互の公開授業による連携は、大きな一
歩と言えるだろう。そして、その鐇臘を参考にしながら本年度は3つの柱を立て研究を進めるこ
ととした。
①小学校と中学校の社会科教科書の関係を調べる。
②中学校から小学校の社会科授業に望むことを調べる。
③共通の話題を設けるため、身近な地域教材を使った授業を多く取れ入れる。
3,研究発表
6月21日に教育センターのお計らいにより発表の場を得ることができた。
参llIl者の皆さんからよい感想、アドバイスをいただくことができた。
[社会科描導帳研修■団】
目次
『身近な地域教材を使った授業』
1.小字位中手校俄科已の関係一地理的分■-
2,’19上位中手佼肢科召の関係一田史的分野-
3、小字位中手佼放科谷の関係一公IzHh分野一
O’1学校と中手技の社会科敏科召の関係
6.アンケート姑果「小字位の授只に五ヒニと」
7、アンケート紬nM身近な地城敬材をBBT允授東」
◇中手核から小字位の杜全科技量に■心二と
◇身近I、地域牡材を使った授黛
9.事例(3)地形図で見る伊勢瓜の変容(断しい地図)
10、卒倒(4)「太田辺氾を知ってい逢寸かJ
鍍繍::…
lii議辮,):趣
-214-
17、事例(14)錦2京名・245バイパスⅢ股予定図
,,/)堂浅§坑学fZ鯵l稗臺zもの灘Z;?『
[資科1]
l、世界の国々
・国名を蕊し<花えよう
世界
.近い、と迎い囚を男べてみよう
・北の囚とHIの凶を■ぺてみよう
・国の面価を罰ぺてみよう
.jifに剛まオUている、や海に面して
い江い囚を深してみよう
・IHIの形を岡べてみよう
゜11t界の地図をえがいてみよう
2.人々の生活と瑚塊
・4下5-5「海に囲まれた国土」
。虹。。
.知っている隅をあげてみよう
。1日の名llllをロべてみよう
咄艤壺癬
l、いろいろな国々、いろいろな生活
●
-4「5-51Yb(球EO(j・Il5-l「l山IHI」日本」・4T5-汀川にそってrM
-4U5-JI「トンネルをぬけると」・4V5-5「四季のあるくらしj
-1下5-21人水にそ芯えて」
-5t1-5「これからの食料生魔」・5下3-2「世界と銘ぷ .’
・アラスカ・イラン・インド
・オランダ・ペルー・トンガ
の人々のくらし
・11t界の庄届・衣Bl・食JH
2、さまざまな地域
I、アメリカ合衆国
2・ロシア連邦とまわりの国々-ロソョー
3、EC蘭田
3.日本の甜地城
←5下5-3「曲ft雨」
4.西アフリカ
←5下5-3「砂浜化」
5、東南アジア
←5下5-3「鶴帯林、破壊」
'1鑿I識
←5下3-2「世界と結ぶ」
6、中刷
-4上:11.メキシコからの手紙」
-5下3-口松「世界一皿Iごり(」
国瞭社会と日本
・O1IlHIll地や日本海IIIC地域おこし -4下4-2「鮒しい地域づくり」・5J5-1「人工が減少した村」
[中央日本]
5下3-3「交通の発迎とわたしたちの生活」
匂
←5上2-紐
「11t界と鰭びっ<工誼止嵌l
←5下80-3
「面88と辺Oa」
3,経済協力を通した結びつき
2.日本と、阿扮会
本
H、逝坦地方
・中央低地に広がる大HMi回
・丙11本のOIO心とL大阪
.上肌OHtPO90マ6奈良・原価DAO
・囚臨画HICのある神ノヨ・
・阪神エ粟地帯の廊皿と地嘘聞知。
・悶圃湖・淀川水系の水朋上頃塊似全
・近畿地方の北郎や091邸の電化.
4,0101MB地方
・jlqaBの台地と11〔地のくらし
・瓜海に広がる兀革地肝
・OIO央冊地の日然をいかした産顛
.『10央妬地の盆地の函期
・団Iqのくらし
・北随の艦鯉派麺
RI11IルOSの、塊|M1皿
■□□
*中学校故科寄
「社会科中学生のjUL画一q8DAOLB4nH1-」
(帝旧啓院)
小学校敬科杏
「新しい社会4上・4下」
「新しい社会5上・5下」
(京京百脳)
(東京杏厩)
*中学校敬科宮を藩地に、小学校敏科密の
IHI連取ZUIを←で示しました.
中地城が趣句ても、内容によって問速笛砺
を示しました。
(例)促成栽埼小学校は宮崎平野で
中学校は両知平野で
↓
高知平,fに←印
-4下5-3「あたたかい土地にくらし-沖縄四一」
・河知平野のHf製づくり・ 5下:l-II1k蛮地と笛ぶ」
l、航空交通や通佃による結びつき
2,人やしのの移動による結びつき
4、ロ本と大的腿国
5上2-3「工粟生函と工粟地城」
2.0181N
・010m地方の中心BBiIi広Llのあゆみ
・弧F1内工顛地域と水ムコンピナー》・ -5上2-3「工箪坐麹上T麺地域」
・U1inllnHo明LULlDIHQH
・瀬戸IAUのみかんづくり
1、日本と世界の結びつき
I、ロ本とオーストラリア
2,n本とサウジアラビア
3、日本とブラジル
ヨ糺上3-1'向麟と…。!',」
面iii
。n本の面GB、班点
.!u爪のロID七郎の変化
・虫附〔大抓ili田の住宅・皿効1mm。
・断しいlniliづくりの卵Rn・
・HnR同脚地峨の変化。
.〕;、iエ案地榊と北1,収の工典地城
・大柧iii■と紬びつく田顛と皿光
画VIu水の人lmiliとIHliIi問四.
-5下3-3「世界と結ぶ神戸」
-5上2-3「工顛生産と工戴地域」
・5下5-2.5-3「胴塊を守る廓林のはたらき」
・4下5-2「岻地の人々のくらし-洩厄平野西部-1
.512-2IFldblUをつくるエ粟北512-3リエ案生亜と工業地城」
-4「5-1「比較-Hf辺山nHHJMHf菜ヴ(ウ」・511-1「野菜づくりOOO4qLu」
・4下5-2「宙Iqのくらし-長岡市付近一」
-5上2-1「伝If的な技励を生かした工粟」
512-4「工麺生田と公轡j5「5-3「限りある地LJIと日本の烟土」
l「人口のかたより」
I工麺牛砺と工粟地域」
[東」 n本】
4下5-5「祥を処つけよう」
6,,K」k地方
・回付の候醜文化と束北地力の茶り
.、作地喰の変化。
・瓜北地方のエ粟化と回付の変化。
・果樹栽培地域の変化・
ヨ澗堕蹴臓蝋`…」
・収北断幹槻・東北自助DII週とMn1t. ・J1上3-1「自然と交通の広がり」
両ピ 迦地〃
゜lhU1MI気IMIと人々のくらし
・閲発の歴史と北海inの風:L
・ゆれ助<北海inの隅牧、!・ -4.F5-3「比使~寒さのきびしい十四平野1
・200海1M時代の北洋血或・ .511-4「水産斑nQMO地域」・413-2「凱仙沼O6b84060EO」
・札幌の犯風とこれからの北海、
-215-
、i料2]
,‘/)掌戎ドザ抜学>白鰺鯛(薑のAZグノ;Fr-腫竺」硴妨リ乎一
庇敗駐
I
旧石墨時代氷河時代沖縄姻文式土間士墨土偶0,文時化貝沮弥生式土濁弥生町代為床式食広稲作臼旬底俵畉逼圃因石濁
8,志恨人伝邪鳰合国(卑弥6F)俵吉野孑旦近跡
胡肋
/古域円俎方埴酋方後円墳大山古俎地伯漣来人峡圏仏教因歓大和望魁太雲.厘唾遅峰劃摩雪』鞭fE2鍵息頁璽11コ皿駈圧任耶
銃鼠耐i6群;論駁iE.i懸溺iid重砿gR3麺遜~閥('1(離子)週1日瞳鷺蝉三堕璽壷夢堕画像中雷一噸堂瀞
大化改鋳(中大兄金子・天1F天虫・中臣劔足)白材江団圃氏壬ⅢIの乱(天武夫血)大宝lR令良民咀興制度栗師寺ヘレニズム文化
奈良
平hn京朱雀大路律令国司郡司里艮班田収授の睦公地公民ロ分!Ⅱ-噸璽裏土壷型ム興欝麺L璽騨埋幽A慰鰹蝉炉輿鐘
仏鞍(行基)■瓦迦鐘蝦夷蛾人EM0i天平文化吉祥天固但田週庖使励尚Ⅲ渤海使興福寺IW招輿寺「古事里Ⅱ日本害促」「Ba土星1万藁第」
堅田永年私財法防人忌原氏
平安
長岡京平安京(柾武天、)抑令公地公民国司征典大将皿(坂上lⅡ村麻呂)健児蝦夷蛮族武士(平将門・nH風純友)iilノL年の役俊二年の役
仏敏伯兵比飯山天台宗(岐極)延暦寺商肝111.面蘭宗(空海)会期峰手近店便高田Ui厩
摂田政治(■原遭長・加通)■原氏摂政閲白太政大臣宜麟寝殴迭末法思俎閂弥陀個仰平等院皿巳堂荘固荘官不0,の梠不入の相宋宋践
蝕通約か雌文字「DK氏物朋」(紫式飼)「CbgU子」(碕少納曾)大和栓紀目之倹三条天、院政(白河天皇)保元の乱平治の乱平氏(平WU盛)、、氏
磁倉
磁危幕府(極9,期.、家・典Ul)沮氏(図風圧〕武士公家政所侍所間柱所守蜜地頭ul司征夷大将頑封建制度(社会〕御H1奉公御家人
OA枢(北条時政・密時)回成敗式目貞氷式目評定奴承久の乱(H1鳥羽上田)六波厩保皿Gンゴル帝国・元(チンギスハン)元迎(フピライハン)
弘安の役文水の役高田石墨仏敏念仏浄土宗(怯然)禅宗百祠宗(迦元)亜IHI宗(栄Fi)Hb士氏宗(馴箕)時崇(一■)日蓮宗(ロヨU)
東方見聞卸(マルコポーロ)新古今和歌集(藤原定叙)「徒然草」(吉田兼、f)皿妃物「平家物殴」「万丈凪」(田長明)束大寺ln大PD似松露宅作
室町
l健武の新政(楠木正成・後阻曲天皇・斬田邑回)室町江府(足利卯氏・mUO・盆政・鉛昭)征夷大将軍守嚢守臣大名公家Hb合貿易明迫明no倭竃
祉帥
南蛮人Wl蜜貿易キリシタン大名キリ:スニト教(プリンシスミコザビエル)宜放圏ローマ敏且少年使節
安土(歯田個艮)栖狭同(今Ⅱ15日元)楽市楽座鉄砲三河一向一損(翅如)Hg府寺本随嘩明打光丹長篠の田い
、l北朝の内乱北朗爾朗李氏WI群(李成桂)仲周母[f煩王国百m虫山文化連歌書院迎水品目(固舟)
町衆座城下町櫓町門前町土政栖風間九足flI問所惣村寄合金肥足利学校祇園会独楽田楽BG(田阿弥・世円弥)IE言打ちこわし
応仁の乱下〕Z上磯国大名(上杉厳イロ・武田個玄・斎秘道三・北条早震・毛利元飢)足軽囲党地時分国法家法一向一投i,土真宗土一摂山醜国営掴
太政大臣(且臣秀吉)太囲検地検地大阪刀狩兵貝升陣関白文禄の役座長の役
桃山文化茶の渦(千利休)
三味線谷院造浄瑠璃
障壁回狩野水他・山楽長谷111導伯
江戸列■府(徳j11庫囚・家光)関ヶ原の戦い(石田三皮)封阻制jR毎Ng体制征曳大将取藩組HlmHt外l笠大名老中着年寄奴本御家人足0己石商
江戸
氏ごpH蜜Bk1函⑬Hb交代UU所公司【天田年固澗
朱印⑪マカオ日本町斑211王国朝6M通働使(iW森芳IHI)オランダキリス卜扱キリスト敬錆止令島原の乱畝田江教師姑描出島平戸寺鋳制肛
生類悔みの令(徳ⅡI飼育)享保の改革(他jII古家)公事方伽定白目安箱」:げ米の制天qllの大肌伍寛政の改革(松平定侭)興国船打払令田沼意次
大臣天保の大飢伍大垣の乱(大垣平八、B)天保の改革(水野忠邦)落札筋政改革関所
』リ分割度±・艮工n日えた.ひにん良安の御触谷五公五民小作人名主庄屋五人鉦lu四百姓代本百姓水悉百姓結束侍、人材役人地主
助HB役何中ぐわ千歯こぎ百姓~=掴打ちごわLj検8通一観世血し畑奥地アイヌ
潅町宿俎町111m町城下町間困両66両璽元政凪丘五秒f過菱1m【廻側商品作物間凪制家内工頻マニユフアクチユアエ墹観手工璽
完叡適ビ弗鬮薗圃Bi唖APBi堂爾門・蔓lil鰯江・厄形光J#・松尼芭願人形押瑠期9髄_歓勾Uim蟻[蝋史余箪」(新鉾白石1歩王劉毬屋山)凰乎1回掌皿駈
化政文化小林一茶.+返舎一ブL「東海、中膝栗毛」・滝沢ロB界「、Ⅱa型馳1大伝」浮世松的絵敏lⅡ広、.■鱒北斎・喜多j11歌底・良冗浮世卒子迂敏寄席
心学(石田梅岩)古学(山血素行・伊画に百・荻生、棟)国学(塙保己一)古事肥伝(本居肛艮)大日本史阻明学(中江邸樹)寺子屋NU校
囲学(緒方洪庵・シーポルト)エレキテル(平賀函内)解体新谷(杉田玄白・的野良沢)111抑(関孝和)安座日益伊QB忠敬同官林蓮宮崎安貞「日藁全宙」
日米和圏条約(ペサ塗)捕賛日米修好通商条的(ハリス)下田不平等条的治外法枢閲悦自主相肺海舟蛮社の鰍(高野基英・越辺蝋111)
廊主掴愈■団(坂本、u』8・吉田松駐)アヘン戦争安政の大欧(井伊通面)災リfI笛下問戦争薩英nk歌薩摩Hg大政靭辺(砲111皮喜)
明治大
明治雄新(明治天皇)王政椥古の大号令五箇筆の御ロ8文五椀の掲示戊股戦争藩閥政jW(大久保利通・木戸孝允)掛危典担江藤新平伐摩NB魔刀令
版簡単週魔笛伍鰯北鱒近関拓使Ou田兵アイヌ学制四足平等身分解放令身分制度文明閲化日本銀行市旧強兵殖廠興粟地租改正微兵令
欧化政頭HE喝銃不平導灸9m条約改正(曲奥宋光・'1、村野太、B)伯外法枢間脱自主枢低簡扮面191戦争(西野隣盛)仲OUBqH修好条規
自由民抱題助(板垣遡助)民選錘日独血の冠兄啓立志壮健I、壮自由党’[窟改進党(大隅、傭)国会期成1,1盟秩父申件
大日本帝国正決(伊圃博文)ワイマール忠法内、H制12【帝国匹金立憲HMfl宙族院束岻院政党内閣
正
日澗戟争捕下関条約遼東半島三国干渉日英同盟日■職や(内II屋三・与測肝JIWも)ボーツマス袋的日」12谷坑lTrOi件or国併合
節一次it界大Uh(ウィルソン)三m協商三国Iiil盟パリ鋼111余凶ベルサイユ条約サラエボロシアロ[命シペリア1M兵米、⑰三民主磯(孫文〕
三・二面7種m~五・四迎助国際連盟平和に1Wする14か灸ワシントン会砥。ンドン鑓約=成金三t÷を条興爽避日翼助
百本主麓廠或革命財閥(披択栄一〕足jB飼山鉱矼公啓(111中正避)八mN畉所社会主麓労lb迩助労働争鴎小作争出小作人地主
大正デモクラシー日本共歯覚全国水平社水平社迎動大逆順件(幸徳仕水)le本主磯(吉野作造)治安密察法立恵政友会(原敬)遼敏擁屡辺助
メーデー何輪社(平坂らぃてう)教有勅甜キリスト教国定敬科符小学校唱歌硬研敬向学校令神遊民法閲東大鍵Zn綜通辺畢治H副但持法
「学問のすずM、」(描択酌吉)I社会契約笛」(DII江兆民)I11ⅡI梅'12写典王。B坪IAl泣通二葉卒I阿迷「浮翼」ロマン主義樋ロー簸
目然主鐘凸崎画材森田外夏目漱石正岡子規石ⅡI啄木フエノロサ岡倉天心伯11大凶lmmiWm滝頤太郎
傷田圃J1本多光太郎臼柤派志iT直哉武荷小路翼箆芥111伽之介プロレタリア文学(小判【多百二)「赤い島」北蝋白状
昭
昭和天劇11t界恐髄五・一五耶件(犬捉職)満州田W】潮111鉄Ⅲ満H1巾盟、騏主磯Ⅲ【ロ主狙(東栄健樋)Ⅲ閥
学亜疎開学徒助貝皿申敬練国家随助日快大日本産業肥旧会大東亜共栄四拾窪紬lUf法大政翼賀会枢伯0,
銃二Mk世界大qh太平洋戦争ミヲドウエー海職中炳民国囚民政Hf(何介石)中田共麗党(毛沢IU〔)東京大空89
111閥ファシズム関OII制庇日中敏験
典渡部達古Uソ中立条約二・二六IJI付
日独伊三国同盟日独伊防共巴定
堀平成
$ドッダム宜河鳳乎H1弾連合H1駆勉W】令部(マ子カーサー)[1本囮恵法純可鵡本法民法貝地改革間作■紐Bi教育行通選挙mIn上且国翠玉風
労Fomnh藷働葱、k渡労圃、答渋iMii安全保障理車会桟位敗防止条約非践皇鳳ⅡU堕竺1噸九町【lキ国連印堕笠剛傅全
冷たい戦1lb、IDV城や、迎軍特禰景気宮察予倒隊自衛隊、解民主主碗共和周大⑧民田サンフランシスコ平和条約日ソ共同通言国膝連合
中田共産党中華人民共和国北大西IF条約樋ロ、ワルシャワ条約楓檎ヨーロヲパ共IHI体平和10風ロリパレスチナ分剖窺
日米安全保陣§津l日米喪全紙係印鮭的安保四やジュネーブ協定ベトナム戦争ペトナム社金玉紅共和国日韓垂本祭的日中平和友好錐杓
仲側高j、【促済成是石iuI沙油ツタ公VP水I凡蜘部nW故辺db住民迎助質風摩繊
主璽先如田甘践会殴、i興工栗nEiソf地域ペレスト。イカ(ゴルバチ③フ)戦略屈錫刑譲交渉天安f1事件
非同盟蹄、前筋合四国連平和胞持括助専樫力法湖岸戦争現塊破壊人悶現境矼而地球サミヲト
*l「日本の腿史と世界(in水害院〕」の「さくいん」にある[ロイリを列iピル生した。
「新しい社会6上(東京啓価)」にある囲イリ及びlXi句として配戦されていなくても内存としてIdlしと思われるものを汁で示しました。
上の両方に妃q&されていても、「日本の歴史とl吐界(柵水谷院)」のIさくいん」に広いものは除きました。(例北条時宗Efp英世〕
*2「日本の歴史と1仕界(iUi水密院)」には他にI世界史に岡する111元があります
(例アウストラロピテクス四大楜文明ギリシャ・ローマ、1.Mヅイスラム帝、
-216-
ルネサンス大航榔時代市民欣命・・・)
/,/);誉密≠学Z鯵iシi;Z鬘Zn鼻クリZ;《『一望(上で;〃ノウ野一
現代社会を学ぶために
1,現代の社会と生活
1,私連の生きる社会
l、愉報とドヒ会
2,現代の文化と生活
2、わたしたちと社会生旙
l、現ICの家族生活
2,jlhjhR社会とわたしたち
学習を深めよう
-ltllOhhKうI`t戦〔4Aう-
新しい社会5年生下
たのしい正月(宅配Uロ、年宜状、その他のNWlI手段)
1,宅配便の
働き
宅庇便の秘密(畑えた理由、荷札とコンピュクー)
情Oqを生かす(コンピューター、天気子OK)
2、放送局で
閲《人々
学校のテレビ放送(放送英日会の仕事、テレビ放送の企画珂営)
傭98を伝える(メディア、伝迫相手の価額、伝迫方法(、Q・腿・ロコミ))
ニュースの取材(三原山喰火を取材した島田胆者のI8L)
ニュースの放迫(三原山噴火のニュースを狙当したディレクターの賭し)
テレビ故inをささえる(彼斯の逸歩、NllKと民故の迎い)
閃08の役胡(マスコミの働き、危険性)
「ぼくは、ニュースキャスター」脚本(Pり
l、人椛の卯、と日本国憲法
2,民主政治と政治参加
新しい社会5年生上
I、国民の意志を代表する国会
2、わたしたちの生活と丁童生理
2,識院内Im制と内lMl
3、人Miを守る栽判所
4、住民の意志にもとづく政治
5,nM民の政治参加と政党
(東京寄殉)
4、わたしたちの生活とIWOH
2,現IIL社会と民主政治
I、務本的人梱とわたしたち
2,平矛Ⅱ主義と囚民主栃
[資科3]
(東京谷硲)
 ̄
3,工鋼生函
刑戸内・ゴlR鰯・大平逆
工黛のさかんな地域(四大工餌地仔・京嚢・東海・淑戸内・北幽、太平洋ペルト)
と工粟地域
世界と結びつくエ典生産(原料の0h入・製品の輸出)
さかん肛槻櫨工典(工粛の租姻~樋hQ・金属・科学・食品・gI紬・その他)
学習を深めよう
大エ禍と中小工渦(エ渦敗・生産収・エ虞の■頚の比牧)
-AHD0HI:ついて戦てBjう-
3,国民生活の向上と経済
l、わたしたちのくらしと経済
l、わたしたちの家計
2,経済活動のイn号機
3,消費者の権利と責任
新しい社会6千(束厳醗)
わたしたちの生活と政治
4,鞄緊の砿保と労働者のMi利
凪窄主麟の政治(IHI民の固い)
5,現代企業のしくみ
2、国民生活と禍祉
1,日本線済の成長
2,iri間化活のlibI上
3,社会保陳に充実
4,環境と資源
5,樹祉の向上と財政
学習を深めよう
-HHFUUにウト'〔戦[みよう-
出一人一人を みんはが向山で'ド寺に(iI:戸蹄 Cと今のくらしや伯ギリ、水久の枢利、政抽の目的)
公肥的が作られたわけ
公lq館の、0段(公民、のギリ川)
大切にする
放治
災Wから命を守る(111陰の水轡 JIi町村や111の対簸、災害復1日と防災活動)
毘凹湖のlロ塊Ⅱ0四
賂本的人仙の叩、(処Iロ保険吐 、の不EI山砥人など陣容をむつ人の枢利)
廻別のぱい仕会へ(仲1mはずれ 四凪平等、イE日灼m団、v人還別)
2、みんなで
する政治
4,国際理解を深めるために
3,LIL和を願う 長く腿いた戦⑪(UI治以inの戦争)
戦9Wb放量と平4Ⅱへのらかい(廠法帥文・9条、非核平和部市,MljII江普、非接三hF(Ⅱリ〕
政治
、F1Ⅱ学F1のlliヒロシマをたずねて
通帳をくらしIこ生かす(uIl且の批U、これからの興皿)
2,回際社会と平1Ⅱ
l、国際政治の現状と日本
2,国際Au織の活動とロ本
学習を漣めよう
-鴎lBMDlUI[うI、(靴I4jう-
日本1コ憲法(全文)
大日本帝国恵法(抜枠)
民怯(抜粋)
教育基本法(抜粋)
労働鰭池法(抜枠)
労liMu合法(抜枠)
独占禁止法(抜枠)
男女風用均等法(抜枠)
消費者保頌基本法(抜枠)
公轡対簸基本法(抜枠)
同1Ⅱ対簸審醗会答111(抜枠)
心身陣智者対筑基本法(抜枠)
Ii1際迎合竃轍(抜枠)
utyIL人梅極言(抜粋)
lAlIw(役別・鞄理大臣、【刊研大臣、省庁・干卯)
蛾1」I研(役1,1.個20.銭判f(の独立・三宮制)
恵法と、12主把(天息主抽から飲伍天皇へ天皿の仕Alp
m腿の卿!と圏厨(さまざまな柚J1I、三人鐘、!)
1,経済生活と国際M1力
1,1]本11t界の貿易
2,今Uの1k界維済
政ifIはInlqが主人公(1回凪王仙)、選挙(2()虫・迅鐇の犠母l・地方座金・粂例)
IiO会(Iq会H1碩宜・二院制・定致・国会の役加・法律ができるまで)
11t界の中の0本
心のuIoIこ'124Ⅱのとりでを(各地の子供迫、世界に占めるロ本の位匠~Aロ・ビルnBO)
1,,本と
1W係の願い
Ig々
外【、産にたよる食11品(天ぷらそばのDCi科、曲物自給暇3U%)
日本とlItlVの結びつき(H卒の百勘扣手凹、外国の人から日本人に対しての閃)
アメリカと11本、アメリカの人々と日本rIi、アメリカの貝粟と日本
l」本に近い中田〔dij位・人1コ・貝架・爬族)中国の文化と日本、日中の歴史
サウジアラビアについてpHべろ(さばくと石油の旧)
1日のらがいをこえて(オリンピヲクル【gmlと国歌、結び合う国々,(IHI入国巷)
世界旅↑「鍵をつくろう
2,Ut界の
平イロと
日本の役加
旧魂を趣えた災野(テコ.リノプイリ瓶故)
世界のさまざまtKIlOm(食料間皿、地戦紛争、核保有1口)
地球のjUI塊を守る(nA冊林の伐採・砂浜化・曲性i即沮輯化・オゾン層破壊)
桟兵爵をなくす顧い
1,脚迎合の働き(H1織・安全保障理lE会・ユニセフ・WIIO)
日本の役わり(、迎分lq会.非核三風ロリ・丘か2K経済力と1回肋・NGO)
111学校教科座1011学生の社会l:}呪119のキヒ会」('10牡111版)
-217-
[資料4]
小学校の先生に望むこと
(市内社会科の先生方へのアンケート結果)
1、「21寺0二主うり幸-上2Fパー,」が、圧倒的多数でした。
2,でも、どうしてもというなら
「在1二二雪窄Iわく華派しwご目三二を魂!〔<し ̄てし、フ角ニフビ0ナオーL
Oま=こし、-で-す-」との回答でした。
3、次のような意見もありました。
地理的分野に関して
ア、世界の主な国の国名や首都、位置をつかませて欲しい。
イ、都道府県名(や、主要都市名)をつかませて欲しい。
ウ、地図学習の中で、神奈川県の位置や地勢、伊勢原市の歴史的変化と現状を実地踏査や
見学などを交えて行って欲しい。
ただし、各県の名称、県庁所在地名など、単なる暗記では社会科嫌いを増幅させる
ので、やめて欲しい
歴史的分野に関して
エ、日本の歴史の大まかな時代の流れをつかませて欲しい。
オ、通史はしない方がいい。それより好きな所をじっくりやって、 歴史的興1床を持たせて
やって欲しい。
力、年代、事柄や人名の暗記学習ではなく、歴史の流れと しての人物学習や自分がその時
代・人物になったら何を考えて行動するかを話し合う ような学習であって欲しい。
暗記が多いことで、社会科嫌いを多くしている。
公民的分野に関して
キ、伊勢原市の概略をつかませておいて欲しい。
ク、行政組織の見学や現状など、自分たちの身の回りにある教材を取り上げ、 話し合う基
礎を作って欲しい。
また、集団生活の大切さや自分の取るべき行動など、 社会規範に関する話し合いを
十分にして来て欲しい。
社会科全般に関して
ケ、話し合い(会議)がきちんとできるように時間の確保と指導をお願いしたい。
サ、グループ学習を大いにやって欲しい。但し、グループに埋没している生徒もいるので
注意したい。
シ、小学校の社会で何を教えているのか、 中学校の社会科で何を教えているのかを相互に
知り合うことが大切だと思う。
ス、できるだけ身近な話題を授業に取り入れ、子どもたちの生活が社会と密着しているこ
とを気づかせて欲しい。また、できるだけ教室から出て、実物に触れる機会を多くし
て欲しい。.、
セ、暗記による点数痩得競争は絶対に取るべきではないと考える。
考え方.考える姿勢、公衆道徳(規範)など、点数にならないが社会生活の中での
基本的事項を身につけさせたい。点数として評価する形態を排除して行く必要はない
だろうか。
-218-
‘
身近な地域教材を使った授業
[資料5]
(市内社会科の先生方へのアンケート結果)
地理的分野に関すること
、、、、、、、、、、
123456789m
毘沙門池の見学
屋上から扇状地地形を望む
鈴川の流れを見る
地形図を見ながら学校の周りを歩く
5r伽1,2J5粉の1地形図の利川
土地利用図の作成(5万分の1)
新|日地形図の比較(地域の変化)
古老の話の紹介(井戸の話)
伊勢原の雨温図を書く
県や市の気候
11、近郊腱業としての花やいちご栽培
12、観光腱業としての果樹栽培
13、腱作物・果樹の作付け割合
14,U1Jおこしの実状
15、大山こま、とうふ、鋒、狂言
16、バナナとわたしたち
歴史的分野に関すること
繊子棚
の政人
山・歌漕
動
運
権
民
由
橋朝流道山り札市自
箪顕塗畑麩趣囎郵朏
実師師と氏ののとり七
義薬薬祭尊原藤原参佐
崎向向漕利勢加勢山口
岡日日道足伊茶伊大山
lllll1lll2
l234567890
、、、、、、、、、、
123456789m
市内にある古墳群(小金塚、日向)
旧石器~古墳時代の遺跡
最近の発掘の様子
渡来人と日向白髭神社
壬申の乱と日向大友皇子の墓
東大寺と良弁
東大寺と行基と日向薬mi
鎌倉時代の伊勢原(日向薬Bilj周辺)
糟屋館と荘園
石田次郎と石田城、平家物語
公民的分野に関すること
、、
、
、
、情報公開
、条例(子ども科学館条例)
、、
123456789川
伊勢原市平和都市宣言
戦争体験の聞き取り
、横浜地方裁判所
、、伊勢原市の行政組織
、伊勢原市の予算
市役所の仕事(ゴミ収集など)
婚姻届
11、選挙と投票率、開票所
12、銀行の仕事(パンフレット)
13、住民自治(第2東名問題)
14、環境問題(大山と酸性雨)
15、社会保障と学校の予防接種-いくら'''’6#
その他、随時「広報いせはら」
「議会だより」
外国人労働者
-219-
地形図で見る伊勢原の変容(新しい地図)
地形図で見る伊勢原の変容(古い地図)
-220-
[資科6]
[資料7]
》』
れが大仏ダ11
ゴミモムど=ブごu」
大山寺を鴎いた人を星デヂという.
ぴろし●芯ぶつ
大仏の本名は・・・「(呂已)唾舎調Bf△」
艮弁伯正は東大寺⑨第1世の別当(最高箕任奄)で、その生まれば
近江か相模の国と8、われます.「大山寺抵遍』には次のように谷かれ
どんな仏岱か・・・万物を照らす宇宙的な仏犠.
てし、蚕す
仏敬を始めた「お用醤ヨさ崖」は、この仏繊が婆を
「且弁は錘企由弁の出身で、弥勒罫因から法華経を授けられた夢を
かえたものといわれる.
見て田生した。しかし、5.0日目に金色の大珪にさらわれて行方不明
に2K-た.一方、奈良の春日山で修行していた宇明上人膣、弥勒菩衙H
いつ、這れが造ったか(遣らせた血)
が繁篭すら夢を見た.翌朝大木の雷の巣;二赤子署発見する.赤子は麺
・・・743年(天平15)回武天且が、大仏建立の繭
により上人の手に届Iブられ゛弟子と猛って成憂、舎鷲正子(金■三子)
752年(天平盈宝4)大仏完成(開眼供墾)
とよばれろ。金冠工子の庵から五色の光が出、二れそ見た璽鼠天皇は
Z子に会い、丘舍那仏の逼工を勧められる. やがて東大寺が建立され、
良弁と名②‐た金丑Z子が第1世の馴当と荘 ろ゜
五に手をさらわれた父母l匙、子モヰね旅に 出る.奥州・伯州魅ど型
し回りついに漣の鐘 で良美のうわさ老聞く.京大寺宅尋ねた2人は.
、巴
函⑬目
5,0●
薦
.b■
左の厳の下の3つのホクロという轄世をの
.〒である二と老毎浬す
る.その後領棋'二渇己定良弁が、大山に大
寺を開く。」
窺窪、東大零二月堂に『具弁杉jが残っ
いる.
0.3■
15口
日向窕飼そ開いた人を爺デーsとい 7■
1.2■
1.5回
ブごイム≧已疽]二Hz目HIT
、、
現在の大仏のサイズ
蟻
灘
 ̄
行遷は病人に姿を衰えた璽師如来の郡 倉で伊勢、H二豪、日向襲鹿署作己
=
だといわれる゜
三三三参I
|ミミコノフ)ノ
行基は当時近蛍篭方で活路したお坊 さんで、貧しい人のために病院
のようなものそ鐘つたい人々のため に槽を架けたりした人です.
2.2m
この行基が大仏を造るとき寄付そ集め たり、人々とともに手伝ったり
する江ど大活躍しました.行基は行善 萱亘と呼ばれています。
3口
2.5■
*
寸淫処・センチ且T七四拾五八LTL・AT
〈鰹
篭
灘
三三二二塁
鹸撚鮒錨鼬
で△び00の4L句
天平時ltOE囲
頤の弼呂的362センチ
 ̄
[資料
jWWV汐第574号
広報
美しい郷土を守り、豊かなくらしを子や孫へ伝えることは、私たちの責務
である。
私たち神奈川県民は、国是である「核兵鵠を持たず.つくらず.持ち込ま
平和への願いを込めて
い。
「平和都市」を實一一一一目
核兵器を廃絶し、恒久平和を実現することは、世界蝋一の核tiu3I国日本の
国民共通の恋miiであり、神奈川県民の心からの希求である。
核兵器の増強による国際緊弧の高まりが、世界の平和と人類の生存に脅威
を与えつつある今日、私たちは核兵器の廃絶と軍縮を世界に賑えざるを得な
222
巾では。耐叩全土一円適例
神奈川非核兵器県宣言
明がちぎれてい掌十C
伊野凧でも。平和部、瓦曰
の則逗を求める戸が広範率市
民から寄せら札平和局江
凪竃より明碗にしていこうと
いう気四も両虫りました・こ
継いでいかなけれIZなりません.
伊勢原市民は、全世界の人々との相互理解と協
国のもと、個久平和の実現に努めることを随囲
し、,文明社会の壊滅をもたらす全ての核兵圏の廃
絶を求め、ここに「平和都市」を五百します.
昭和59年7月5日神奈川県
会に『伊吟凧市平和都市立
■」皀挺案し、晩決を峰て。
士一月八日に平和都市を攻■
人頭の烟久平和を求める戸
うしたme藍甦け.咋午十一
凡市民各界の代洩十八人で
編成する平和如巾立曰岨工委
且会《要只長大谷箕泊自伯全
浬合金会邑を皿丘し、分か
りやすぎを碁蜘とL撹櫨岳
如の堀把とⅢ久平和喧叩う江
回文がで8あがりまし毎
今彼も。巾民のぬぷである
←】の五■の四面を生ず』人
への思いやりを錨本に.平和
社会の実現や地球項塊の地雄
船露?蠕鰯h噸:鋤ご鑓
せず」の非核三原則を県是とすることを宣言する。
しまし塩
がある一方で民族や宗放の
追いを理由にした局地的な四
在してい*な。
余が世界各地で起巳て酌ま
す。ま穐全人知の生存や地
叩、塊に卯術な初奴となる。
多くの抜央肥も侭鯰として存
平成四年十一月には.抜兵
知の泥始と世界平和の灘呪を
目鵬寸郎六回国師卯抜目伯体
金川が抗嫉巾で閥伍されまし
など。平和の駆導が明り船か
れるとう.平扣皿瓜啓発卒黛
などの充実に好めてい含ま
す。
と協田に苫づく世JPP和実現のために、地球的視
野で考え.行BiすることbI強く求められています。
私たちは、過去の戦禍による尊い楓牲と枚えを
無にすることなく、平和の正味とその尊さを胴ワ
再会、腔丁時にはミカナ
ガワ立曰」が揮択され.「値
側叩切加杷と地牢的平和実現
のた拘嗅自治体が市民とと
人が人の銃を大切にし、生曾ることを写1瓦し
あうことは、人間社会の基本であり、人としての
尊厳が保たれることがNz和社会の基礎であります。
わが国は、辿惨な戦争体q典をふまえ、憲法に打
いて恒久平和を希求し、この崇高な理想の逮成に
努力することを誓い虫した。
しかし、国と国、民族と民族の紛争を武力によ
り解決しようとする風潮は依然として絶えること
なく、人碩の英知は、末泄恒久平和を日日立するま
でに至っていません。
平和を享受し、mかな社会を築色あげて色たわ
力8国には、国際社会での瓦の名甘ある地位の砿立
せはらdwwwUvr平成6年(1904年)1月15日(2)jww”
い
しに平化への取り阻みを行っ
ていくこと汀不可欠』との表
伊勢原市平和都市宣富
8]
伊勢原市教育センター個人希望研究音楽科
研究テーマ
「一人び三万;垂E1が苛答唱指鬘励方]
山王中学校浦野英文
1.ラニーミー言受ご天童@つ玉里由
現代社会における音楽文化は、実に多彩で多様な展開を見せている。情報化社会の中で音楽文化もご
多分に漏れず急速に変化してきている。クラシックからカラオケまでさまざまな形で個人の生活の中に
入り込んでいる。好きな音楽を好きなときに好きな方法で手軽に楽しめるようになりました”
このように、現在の一般社会における音楽文化は多様を極め、そこに生きる子供達もさまざまな音楽
的価値観をもっていると考えられます。つまり、現代の子供達は一般的な意味では、音楽的にかなり{IHI
‘性的であると言えます。
学校教育においても個性重視の教育が叫ばれています.今回の指導要領の改訂における「改善の基本
方針」を見ると、次の4点が掲げられています.
の②③④
音楽に対する豊かな感性を培うことに重点を置くこと。
個性的、創造的な学習活動が活発に行われるようにすること。
生徒の音楽性の伸長と主体的な学習態度の育成を図ること。
幅広い豊かな音楽感を育成すること。
この「改善の基本方針」をみると主体的・個性的・感性と音楽性の伸長が重視されているようです。
多様な音楽活動の中で合唱活動はともするとハーモニー・バランス等、全体的な和や協力性ばかりが重
視されがちです。合唱は個の集まりで成り立っています。主体的で音楽性と感性豊かな合唱を目指し、
生徒の持ち味や良さとしてとらえた個性の観点から、学習の成果を自己評価・相互評価させることで、
一人ひとりを生かした合唱指導を研究しようと考えました。
2.生徒の実態
個性把握のアンケート(生徒数39名)
。()△▲x
l--l-l--l-l
・音楽に対する興味関心はどれくらいですか。
lO人20人4人3人2人
OU△▲、
トートーl-I-l
・あなたは歌を歌うことが好きですか。
20人8人5人1人4人
。。△▲
+
・歌を歌うことが得意ですか。
×
3人13人14人6人3人
-223-
・合唱活動は好きですか。
×『
。○△▲
5人8人22人3人1人
】ト
。○△▲
・指揮者として活動することに興味関心はありますか。
3人7人11人13人5人
。○△▲
×
I
・パートリーダーなどリーダーとして活動することに
興味関心はありますか。
2人8人13人12人4人
。()△▲×
・ピアノ伴奏者として活動することに興味関心はありますか。
'一十+-トー’
1人1人3人23人11人
。○△▲
・合唱活動で自分の持ち味を生かせたり伸ばせたりしたと
感じる度合いはどれくらいですか。
×
2人12人14人6人3人
。○△▲
×
・合唱活動で感動したことはありますか。
10人8人14人4人3人
3.生徒が主体的に活動できるように自己評価カードを作り、互いを評価することにより高め合い、相手
の気持ちになって協力して活動するための相互評価カードの作成
自己霄平イ函iカーF
。.△
。、.○・△・×
凡
△ロ
一牙α日舵
心意献態宴
匿
一琿司の工土〈
音
し
叩肱画叩凸心零元立曰
し
リスム
鴫
Ⅱ
し
コエ
Ⅱし
止●しいp眠し
Uし0期吸甚
1J
Ⅱ・しI沖三部宛
Iモニー
|ヨ
ハーフンス
〃
、
u知己睡萌
フレー呵ンンゲグ
(鍋噸リ1m'べき鯛)
翻詣
課題
釉一宰額α変(釦化
日nTnE
(月,朗噸Ombvくき鯛
算中士
月日
反省・ 今後の
量的態賞
国人説&題l全体課匪
個人課題
全体課題
積
磁土随態度
曲目
|ィlllllllⅢlllll
-224-
木目=言平イ五iフウード
年
言(助言として)
氏名
--と------ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄---▲凸
①~⑥の観点と総合はABCの3段階で記入させる。自己評価とのずれを考えさせる。
4.今後の課題・その他
心に響き合う合唱づくりを生徒一人ひとりの主体的取り組みから進めようとの発想から出発したので
すが、合唱活動は時間数がかなり必要なので年間何曲も取り組むことが現実的にはできていない。継続
的な学習にならないのは大変残念なことである。
また、1年から3年までの3年間を通しての合唱活動の計画的な運用が最も必要なのは前記のことから
も言えよう。生徒の心に感動を与えるためにも今後も研究が必要である。市内以外の他の市町村の情報
もこの情報化時代なのだから色々な手段を利用し互いに交換したいものです。
-225-
イ医Iノ、石刑Fラ宅幸振ビゼ二言
縁台小学校畠中治知
研究テーマ「図工指導のポイント」
絵画表現における鑑賞・色彩・構成の指導を通して
2. テーマ設定の理由図工指導とりわけ絵画指導の内容と方法を自分なりにまとめな
がら、図工指導における絵画指導の今日的な意味を考察し、指導者自身の造形に
対する認識を深め日常の実践に役立つようにすることを目的として本テーマを設
定した。
3. 研究内容
A .「子供の絵の見方と考え方」
□子供の絵の見方・考え方
○子どもの絵・・・子どもの心象の表現(表現の動機・表現内容・表現方法)
・表現内容としての価値子どものつぶやき、子供の体験により得た慨念を通して
の対話・・個の理解
・表現方法としての価値手作業として極めて能動的、主体的な行為
目と手と心・・本来的に子どもたちは大好き
・表現することの価値
主体的に生きる力の基鑑としての自己表現
子ども自身の他者と自分との対話による人間理解
自己実現を図り、自己認識刀を育てる
○子どもの絵をどのように見るのか、どのように考えるのか
現場での指導の意欲「望ましい作品をどの子にも」
教室から生まれる作品
うまい絵、よい絵・下手な絵、わるい絵・・・話題に乗りやすい
普通の絵・・・話題に乗りにくい
上手い絵、下手な絵はあるのか。
造形要素としての質的な高まり技術的なものの確かさ
良い絵、悪い絵はあるのか。
素直さ、新鮮さ、追求〃、
ストレートな感動表現
主題の明確な表現概念的な表現表現=概念
占い擬念から新しい概念への脱却
く今までの反省にたって〉
・表現の方法と内容を与え規制し教え過ぎた反省
表現のさせ方
1.
技術的なことを指導として教える=発展的・系統的指導指導要領の方向
技法の押しつけから体験による発見へ・・・色遊びとして
着想・構想.まとめとしての指導過程における教えることの吟味
発想のおしつけによる画一化された表現・・・一見すると没個性的
同じような作品が生まれる・・・・指導過剰
・全体として従来の考え方
しっかりした描き込みをしているか(ていねいさ)技術的な巧徴性の重視
《児童画にたし、する考え方の再構築》
.どう見てどう考えるのが良いのだろう
個性の表出材料・用具の利用と活用・選択
こうしたい、こんなふうにしたい、子供なりの表現意欲にもとづく工夫
指導要領の各学年の目標
うまい絵、下手な絵として見るのではなく表現としてまるごと認めたい。
(技術・技法指導を否定する立場ではない。)
興味・関心のありかを捜す手がかりがある表現として
心の在り様の表現として児童理解の資料としての絵の見方をもっとしたい。
「絵が苦手という概念を作らない」指導が大切
過去の経験の中での抑圧体験親の教師の友達のかかわる人
うまい、下手、だめ、苦手、などの言葉をさけよう。教育のとらえ方の転換
.うまく、上手に描きたいという子供の願いに対して
自己教育力を活用しよう。工夫・追求の価値を教えよう。
自信を持たせる助言教師の作品への理解・観察力・知識・技能
大人が作る「うまい下手」の擬念・・・幅広い児童・生徒作品の見方・考え
方を持ちしっかり見取り、認め、意欲的に取り組む姿を見れるようにした
い。
表現の結果としての作品を見るよりもそこに行き着くまでの表現の過程での子供
のかかわりの姿をつぶやきを十分みとることが本来的に大切ではないか。
B・「絵画表現における色彩」
・色、形、構成バルールが絵画の要素
色の配色による価値、形の配置、配分などの調和
・色造形遊び色遊び・・・色の発見、生活の中での色彩
きれい、すてき、気持ち惑い、明るい、輝き、暗い、おっとり、静か、元気
色彩感情
・色に対する感性の育成素材としてさまざまな材料
教育の中でなかなか話題に乗らない
その子の好み生活感情、性格、文化
・色から受ける感性を感受性の豊かな時に。色彩感動体験自然の色の変化
服の色
・色彩表現における問題点
上手に色がぬれない子
手がうまく動かない色感・視覚との連動が取れない。
混色が上手にできない。
こうしたいという意図がない。
このような児童に対してどのよのような指導をするのが望ましいのか。
色彩は訓練によりある程度上達する。
色彩の原理を知る
(色彩理論)
配色について感覚として知る。
水彩の扱い方。筆の使い方。
段階的な技法指導の必要性
色彩感情としての自由な表出子供の生活
文化としての色彩感情
実技
色の原理
色の感情
トーンによる違い
配色の基本
王調色とアクセントカラー
面積
対比(色相、明度、彩度)
水彩絵の具の特徴
水による変化
無彩色による変化
混色による変化
総合的な色彩の扱い作品としての表現はほとんどがこれ。
紙と水彩絵の具
筆と水といろいろな技法
C・「絵画における構成」
構図作品を構成面から分析的に見て規則性を発見する
構成作品を作る場合の計画的な配置、組み立て、土台
パルール造形要素の調和(色彩・構成・形・空間感・配置・筆勢などの調和)
感動の率直な表現のために
主と従視覚的な強調、変形
構成からうける感情
平凡、退屈、安定、変化、統一、動的、静寂
子供の表現の中にどのように現れるか。
4.まとめ
絵画領域にしぼって研究をまとめてみました。幼児の「なぐり描き」からはじまり
「趣味として絵を描く」など、発達段階を通して王体的な極めて能動的に熱中して取り
組む表現行為としての絵画の教育的な意味を考えさせて頂きました。
子供にとって造形することとは何か、その意味を深く考えたならば、現在に、また未
来に生きる子供達に「生きてはたらく欠かせてはならない大切な力」を与えていると考
えます。このような研究考察の機会を与えてくださったことに感謝致します.
-227-
個人研究レポート
名見月恵濤莚桟蕊暑号壱=了乏;用しプーォ旨孟藝@つエブミ
視聴覚ソフトの活用/新しい教材の開発と実践の記録
縁台小学校吉田覚
エ.石刑Fラ宅CD霞か桟践=自白勺
今年度の研究は、昨年度に引き続き、視聴覚(AV)機器及びそのソフトの活用というテーマで研究す
るのと平行して、音楽室を中心とした学習空間の中で、合奏教材を中心に新作教材の開発を進め、録
音によって実践を記録し、指導法の改善を図ることをめざした。
視聴各教材のソフトは、学習用に開発されたもの以外にも有効なものが多くあるが、教育現場への
宣伝があまり積極的になされていないので、店頭やオーディオ雑誌などで情報を集めるように心がけ
る必要がある。ここに紹介したものの他にもすぐれた教材があるかもしれない。情報の交換を密にした
いものである。
昨年度、合奏教材を業者に委託して録音記録したが、合葵のように音量が大きく音色の多彩なもの
は、専門家用の録音機材で録音してみるて、あらためてその音の違いに驚かされた。合奏は子供たちも
大好きなので、できるだけ新しい教材を開発し、積極的に記録していくことにした。
今年度の研究の柱
1.視聴覚ソフトの活用と教材開拓
2.新しい教材の開発と実践の記録
ロ.石岡ドヲ篭CDP]老手
1.視聴覚ソフトの活用と開拓
今年度新たに活用した視聴覚ソフトには次のようなものがある。
(1)「木星」(6年)の鑑賞と関連して
LD/「展覧会の絵・惑星・海」フイリツブスPHLP-9045
このLDは、組曲「惑星」の全曲版としては、現在手に入る唯一演奏の映像をとらえたソフトであ
る。演奏はユージン・オーマンディー指揮、フィラデルフィア管弦楽団。指揮者オーマンディーは、
42年間もフィラデルフィア管弦楽団の音楽監督を務め、このオーケストラを完全に自分自身の楽器
としてコントロールし、その華麗な響きはオーマンディー・フィラデルフィアサウンドとよばれ、-
世を風廓した。ここに納められた3曲は、その豊麗で多彩な響きを堪能するのにうってつけの曲ばか
りで、いずれも近代管弦楽の名曲中の名曲。
特に「惑星」は生演奏ではめったに聴くことのできない大編成の曲なので、聴衆も入った会場での
ライブ録画の画面を見ていると、演奏会の会場にいるような気分になってうれしい。また、正面から
指揮者をとらえたシーンも随時織り込まれ、今では伝説の指揮者の仲間入りをしているオーマンディ
ーの指揮姿をじっくり見ることのできるのも、クラシックファンにはこたえられない。それにしても
オーマンディーはこのオーケストラをすみのすみまで掌握しているだけあって、実に悠々とした物腰
で、これらの大作を楽々と指揮している。さすがといえばさすがだが、いささか職人的な淡泊さを感
じる人もあるかもしれない。卜といえる。いずれにせよ「木星」の映像教材としては非常に貴重なも
ので、小学校に必携のLDといえる。
-228-
(2)5年:日本の民謡と子守歌に関連して
LD/圏伊玖磨作曲、歌劇「夕翻」コロムビアCOLO-3134
日本人の作曲した歌劇としては異例の600回という上演回数を誇る名作。今から40年以上も前
の作品だが、作曲者の若々しい感性と情熱が見事に結実した、文字通りの出世作にして代表作。この
ソフトは600回の記念公演を収録したライブ版で、原作者の木下順二は、この公演に初めて録画収
録を許可したという。演奏は作曲者自身の指揮、主役のつうを歌うのは、容姿歌唱共に現在望み得る
最高のつうともいうべき鮫島有美子。開幕直後の子供たちの合唱は、鹿児島市立少年合唱隊が素直な
歌声でわらべ歌を聴かせてくれる。
日本民話に題材をとった小林順この名作戯曲をそっくりそのまま完全にオペラ化した作品で、日本
ではもはや古典といえる。子供たちにとってもなじみの深い「鶴の恩返し」の物語なので、日本の音
楽の学習に合わせて鑑賞させてやりたい作品である。
(3)5年:歌劇「カノレメン」に関連して
LD/歌劇「カルメン」ポリグラムPHLP-4820~1
ヘルペノレト・フォン・カラヤンが、1967年ザルツプルグ音楽祭で上演したプロを映画収録した
もの。映画用のセットを組み入念に作られた映像は、舞台上演のライブとはまた一味違った味を持っ
ている。特にこの作品ではカラヤン自身が映像監督も務め、まさにカラヤンの美学をすみずみまで徹
底させた貴重なソフトといえる。注意深く見ていると、あのヒッチコックさながらにカラヤン自身が
指揮姿とは別似謎の人物として画面に登場するので、捜してみるのも良いだろう。カルメンを歌うの
グレース・バンブリー。ドン・ホセはジョン・ヴィッカースという当時最高のキャスト。また若き日
のミレッラ・フレーニがミカエラそのものになりきったような美しさで登場するのも特筆に値する。
第2幕の「ジプシーの歌」に続いて、原曲にはない「美しきペルトの娘」の「ジプシーの踊り」と
「アルルの女」の「ファランドール」が追加され、スペイン舞踏団によって踊られているのも楽しい。
2.新しい教材の開発と実践の記録
昨年度の録音の成果をふまえ、今年度は6年生各クラスに新作の教材を設定して合奏指導に取り組
んだ。できるだけ多彩な曲種になるようにと考え、子供たちの希望も参考に選んだのは次の3曲であ
る。
1)アフリカンシンフォニー
ラテン打楽器が活躍する曲で、オリジナルは吹奏楽の曲。このクラスは障害児学級の児童の交
流学級で、その児童が4拍子に敏感に反応する子なので、曲の初めから終わりまで4拍子の力強
いリズムが支配するこの曲を選んだ。
ジャングルの奥から瀞いてくるような太鼓の音によって開始し、暗く重々しい前奏に導かれて
主旋律が現れ、2回間奏をはさみながら次第に盛り上がって力強いクライマックスを作る構成。
楽器編成は以下のとおり。
リコーダー:2部
鍵盤ハーモニカ:3部
アコーディオン:(アルト・テノール各2)計4
グロッケン:1,鉄琴:2計3
木琴(アルト・テノール・パス各1)計3
ボンゴ、コンガ、トムトム、ティンパニ
スタンドシンパル、大太鼓、アゴゴペル
ピアノ、低音楽器(電子低音キーボード)
-229-
2)越天楽による交響的断章
タイトルはいかめしいが、雅楽越天楽の旋律をもとにした幻想曲である。6年の共通教材である、
越天楽今様の学習の発展として栂想した。このクラスは雅楽の雰囲気を大変よくとらえて歌ったり
笛を吹くことができたので、日本の伝統音楽をふまえた合奏曲として新作を書くことにした。
全体は3部櫛成・第1部は雅楽越天楽の忠実な再現で、器楽合奏の楽器編成で可能な限り雅楽の
響きを模倣する。第2部は、6/8拍子と3/4拍子が1小節ごとに交代して組み合わされる、モダンな
リズム感のアレグロ。ここではハーモニーも機能和声をはずれたモダンなものになる。第3部は前
の2つの音楽のいわば統合で、リズム感は雅楽のリズム、ハーモニーはモダンなハーモニーを用い、
全体の曲想としては交響曲のフィナーレを思わせる壮大なクライマックスを作る。
リコーダー:2部
鍵盤ハーモニカ:3部
アコーディオン:(アルト・テノール各2)計4
グロッケン:1,鉄琴:2計3
木琴(アルト・テノール・バス各1)計3
あたりがね(鉦鼓として)、スタンドシンバル、合わせシンバル、持ち替え:各1
ボンゴ(綱鼓として):1
大太鼓(楽太鼓として)、どら、持ち替え:各1
ティンパニ:1
十三絃箏:1
ピアノ、コントラバス(ピチカートル電子低音キーボード:各1
楽器編成の特色としては十三絃箏とコントラバスが用いられていることがあげられる。これらは
いずれも学校備品で、演奏者も全くの初心者であるが、開放絃を中心に編曲したので難なく演奏で
きた。実際に指導して驚いたことは、第1部の雅楽の部分が、もっとも自然に自分たちの表現とし
て演奏できたことである。雅楽の特色の-つである、縦のそろわない微妙なリズムの粘りや旋律の
ずり上がりの感じなどが、感覚的に自発的に表現できているのであった。これこそ日本人の中にあ
る血脈といってもよいものなのかもしれないと思ってしまった。
3)剣の鋒
昨年の「バラの乙女の踊り」に続き、ハチャトリアンの「ガイーヌ」組曲の第2弾。とはいって
も、器楽合奏のレパートリーとしてはずいぶん古くからの定番の一つ。弦楽器のえんえんと続く後
打ちの伴奏や、金管楽器の強烈な響きが、器楽合奏の楽器には大変な難題となるのだが、一度は挑
戦してみたかった曲なので編曲してみた。30人前後という児童の人数を考えると少し音を抜いて
響きを整理してもよかったのかもしれないが、今回は原曲の音を一切変えずに編曲した。指導して
みて、やはり後打ちや響きのバランスの面で不満も残ったが、全体のスピード感や中間部の曲想の
変化、拍子の切替などはなかなかうまくできたように思う。更に手を加えてすっきりした編曲に練
り上げたいと考えている。楽器編成は以下のとおり。
リコーダー:2部
鍵盤ハーモニカ:3部
アコーディオン:(アルト・テノール各2.パス1)計5
鉄琴:2
木琴(ソプラノ・アルト・テノール・パス各1)計4
テインパニ、小太鼓、スタンドシンパルウッドプロック各1:計4
ピアノl、電子低音キーボード2(チェロ、コントラバス):計3
-230-
ⅡIⅡ.
百列F=己cつ厄迄身塾些今7雲ECD言果是冨
1.視聴覚ソフト選択の必要性について
来年度から教科書が新版に代わり、それに伴って鑑賞教材も新しいものがいくつか加わる。しかし、
教科書の補助教材として設定されているソフトだけでは、質・量共に十分ではないことは再三述べて
いることで、教師間の連絡をもっと密にして悩報交換をする必要があると思う。しかし、実際には、
与えられた教材ソフトを使うだけで満足している場合が多いのではないだろうか(それすら使いこな
していない場合もあるかもしれない)。教師が自ら積極的に情報を集め、それぞれが情報を発信する
ようになることが望まれているように思う。私自身のささやかな積み重ねも、そうした情報の収集と
発信の足跡である。
2.新しい教材の開発と実践の記録
音楽は形が残らない芸術であり、どんな価値ある表現も形としてとどめることはできない。せめて
音の記録として子供たちの表現を保存し、新たに表現に取り組む子供たちへの資料など、様々な形で
活用したいと考え、今まで自作した教材は楽譜や録音を残してきたが、これは自分自身のライフワー
クの一つとして続けて行きたいと思っている。今までは西洋古典や軽音楽の名曲を中心にレパートリ
ーを考えてきたが、今後は日本の伝統音楽や世界の民族音楽にも広く目を向けて行きたい。また、小
学校器楽合奏の楽器の響きを最もよく引き出せる、オリジナル創作曲を書かなければならないという
必要を強くを感じた。今回の越天楽による交響的断章をその第一歩にしたい。
-231
繍門雲雪竺坪の部「言語発達遅滞児の指導」
弓宣F芦了三隻匙}帛二6つさぎ
I――て-
伊勢原市立桜台小学校石井やす子
ユー(主1->みつ6二
1年生に入学したころは、音声をほとんど出さずに済ませてきたA児であった。当初、母親からは
「何か職したいことがいっぱいあり口先まで出ているのに、音声がないのは見ていて辛い」との訴え
が出された。1.2年日は、いかにして音了町やことばの狼イリをせていくか、ことばのプロセスを探りな
がら文献研究及び、症例研ツビを進めてきた。ことばを分解し、111音.111語での音声表出学習をj皿しいくつ
かの音声表出が見られるようになってきた。今年度は、文献研究やいくつかの研ツビ会に参力Ⅱし症例Iijトツピ
することで、本児菰のことばの教室での1週1111に一皮の指期の中で、音声表出を促し活きたたせ、よりよく
育つための手助けを考え、試行錯誤を続けている。
己
I[チチラ筵(塞云埋立
・文献研究によりA児の指導実践にあたる。校内でのケース会
・言iMi学習会に参加.5/13(土)症例li1f究
(自己研修)7/1(土)言語の評価法を研修
7/26.27言iiG療法の実際を研修
9/23.24リズムと発音.実技荊習
10/14(土)症例研究
S-1I刃ニラ種cつ舅芝I鴇遷
今までの本児の指導を通して、声が出なくても、まなざしや身ぶり、行mlでわかりあえると言
うことを学ぶことができた。本児のペースを大切にし迎合しながら、指導場面の中で枕極的に
働きかけることで楽しさを共有することが1Wえたきた。
ヴェルポトナル論における身体リズム迎助を一部、指導のEljに盛り込んできた。母音や子音、
濁音など37音が表出するに至った。言語音を身ぶりや手ぶりをつかって発声し、音声を出し
やすくしたり、音の使い方を練習し、声が出ることに喜びと自信をもたせるようこころがけて
きた。例えば短いア.ア.ア、びっくりしたアー、ゆったりした長いアーーー、など音声的対
話指導を進めてきたのである。発音できる言ilEi音も増え2.3語音節の」uii5の発音も出てきた。
5月13日の言諮学習会で本児の症例について検討した。音声が出てきているが、気になるこ
ととして、頑狼ろうとしている婆が全面に出ている。本児が肩や胸で荒い呼吸をしているような
のでもっと、学習のLljで首や肩、全身の緊張をほぐしていくことが大切であろうということが出
された。自信をつけさせることで、全体的な力をつけることが大切であることを砿鯉した。
本児にとって学習内容が難し過ぎないかを考えながら1学」111は、出せる音声を大切に活川す
るようにした。写真を見ながらパパ、ママ、姉妹やお友逮の名i1ilがいえるよう、また、絵や文
字のマッチングを通し、ネーミングの機会を多くして自然に声が出せるようにした。学習に力
が入ってややむりに音声表出を要求すると、心を閉ざしてしまう傾向がみられました。じっく
り繰り返しなじむことで「パパアイスあ-ん。あ-みちゃんイエーイ。こうちゃんえ-ん」
などことばをつなげて身ぶりとあわせて表現することに目が向いてきた。写真や絵カードを使っ
ての聴覚露知の促進、言語音の表出促進が見られ始めてきた。
-232-
2学期は、始めは学習が受け身的で遮圃がちであったが、出せる言語音を大切にし、単語と文
字のマッチングをl音節の発音から進め、2.3語音節単語で「いぬ、うま、えび…めがね、は
さみ、つくえ、…」50組もいえるように練習を続けた。杭極的に学習しようとする意欲がつ
いてきようです。特に2学期はパズルやドミノ遊びや絵本読みなど自分でやりたいことを行』IMIで
示すようになってきた。遊びや発音学習な目的をもってできることが増え積極的なかかわりがみ
られるようになってきた。
3学期には、出せる言語音を大切にしながら今までの学習を大切にしながら、さらに簡単な受
け答えができるように進めてきた。絵本をみてたとえば「ワンワン」といっていたが「いぬ」と
自分で言い換えたり、また、文字カードの文をみて「いぬがいた、いぬがなく」など音読にも関
心を示すようになってきた。以iiiは人形や縫いぐるみの指人形などを拒否して逃げていたが遊び
や学習の中で握手をしたり頭をなでて喜んだり、指人形縫いぐるみと輪投げをしたりして、輪が
入ると「オーッ」と全身で喜びを表現したり、「トラちゃん」と声かけも出てきた。生活のLIUで
自然な受け答えができることをさらに期待をしている。ことばの教室では、本児の意欲をリ|き出
しながら達成感、充実感をつけ自信を一層つけ音声表出るつけて行きたい。
学習習効采をあげるために、下記の働きかけに留意した。
◎イロロレミー
助ミーカ、0プ@つズラ注三
一「罪Iきつ=ご」…教師の考え方に本児を従わせるのではなく、本児が主導的である
ようにしむける。なにかを一生懸命話しかけてやらねばいけないような気持ちになること
が多いのだが静かに見守る。
-「菰見雲髪」…本児をよく見ること。顔つきから、その日の体調を読み取ったり、表
情からそのときの気持ちを推測したりする。
-「玉里画率」…観察したことがらをこれまでの本児に関する情報と照らし合わせて理
解する。
-「、MEI<二と=」…今本児が言っていることも、今まさに言わんとしていること
も、まだ全然言えていないことも、ぜんぶ聞こうとするような聞き方をする。
以上の四つは、本児とかかわる態度の基本、本児と共に歩むための大切な「こころ」と言
える。
。「黙って」「よく見て」「理解して」「よく聞く」ことをやって本児をつかむことができたら、
つぎに少し働きかけをしてコミュニケーションを円滑にすすめることも取り入れて来た。
①本児がしていることをまねする。(ミラリング)
②自分がしていることを話す。
③本児がしていることを話す。本児の言いたいことばで言う。本児の気持ちを言う。
④声やことばをまねて返す。そのまままねて返す。正しく言い直してかえす。
⑤ことばや内容を広げて返す。(エクスパンション)
⑥理解や話に即した自然な会話、あいづちやうなずきをする。
以上のような配咽をしながら進めてきた。
今年度の学習で大きな成果としてめざましいのは、パパいない、パパおさんぽ、のりちゃん
イエーイ…などとことばをつなげて表現するようになってきたことである。身近な友迷や家族
の名前を使って2語文での表現にチャレンジ`,写真や絵をみて進んでお話しができたのは今後も
大切にしていたい。
-233-
絵本にも関心を示すようになって、絵を見ながら「けいちゃんプン、」「いぬがいる。わん
わん」などの、文章をポインティングをしながら読むまでに至ったが、かなりことばのよき
指導、「子どもこそが主体者」という而では-歩一歩粉実に歩めたように思われる。
・発音指導の絵本「リズムでおはなし」
五十音の発音雌習の絵本
小圷博子・向木Jq理著
上智大学聴覚官胴陣客
絵も引爪
けいちゃんぷん。ぷん。
ワンワンいる
---
やんエエーン
ミーンミーン
一一
j0-AH
蕊
かめがいた
 ̄
、
へ■
ゲ
●CBO
●旦夕・
lA
麺
夢1
あ-みちゃんがいる
,6,
'0
0●
.~
●、U
●、
b
錘蝿
イク
が
一
蕊
I’
8
|鱸I
学習の場面でも肩の力も抜けゆったりと対面して学習できるようになってきた。子どもののびゆ
く力を信頼し、音声表出の手助けをしてながら、新たなことにチャレンジしていきたい。
参考文献:ヴェルポトナル法入門ことばへのアプローチ.クロード・ロベルジュ監修 第三書房
中川信子箸
ぶどう社
「ことば」のおくれと指導プログラム橋爪郁治編
ぶどう社
,、をことばにのせて
榊音障害の指導技法音の出し方とそのプログラム酒井登箸 学殖社
-234-
部門:希望研究個人の部
国語科3
比々多小学校伊野真司
ユテーマ
「読書好きの子どもを育てる国語学習をめざして~物語世界の認識を中心に~」
ユラテーマ
現在私は、“競密好き”という言葉を、「たくさんの本を目の前にしたとき、面白そうな本を何の抵抗
も感じないで選び、読むことができる」と解釈したい。ある子どもが鏡昏をあまり好きでない理由は様々
あるであろう。その中の一つとして、書いてある文章の意味がわからないという理由が考えられる。その
ため、本の題名を見て「面白そうだな」と思っても、本の厚さを見るとちょっと長そうで、ばらばらっと
見て字が小さかったりすると、それが抵抗となって選べないということが起こる。だから、国語学習を
通して、書いてある文章の意味をすんなり受け入れられるようになれば、“読書好き”の第1歩を踏み出
したと言えるのではないだろうかと考えた。しかし、ただすんなり受けいるだけでは“読霞好き”になる
とは言い切れなさそうである。やはり、「本を読むことは面白い」という体験をたくさんすることがとて
も大切になってきそうである.そう考えると、文章の面白さを体験するためには、文章の意味を受け入れ
ることができなければならない。つまり、物語などの面白さを体験すること自体に、文章の意味をすんな
り受け入れる訓練が含まれるように思われる。そこで、楽しい国語学習を子どもたちに経験させたいと考
え、以下の3つの考え方で研究を進めることとした。
①登場人物によりそって物語を読み進めることができれば、楽しく学習できる。
②おもしろい文章表現に触れることができれば、言葉のおもしろさを味わうことができ、楽しく学習でき
る。
③自分なりのこだわりを持って物語を読むことができれば、楽しく学習できる。
==テーミア0二-t±ヨミそら-て六三‐て
①登場人物によりそって物語を読み進めることができれば、楽しく学習できる。
この点については、登鰯人物によりそえるような働きかけにはどんな働きかけがあるかを探っていくこ
ととした。
②おもしろい文章表現に触れることができれば、言葉のおもしろさを味わうことができ、楽しく学習でき
る。
この点についても、面白い文章表現に触れさせるような働きかけにはどんな働きかけがあるかを探って
いくこととした。しかし、-人ひとりが感じる面白さはそれぞれ違う。それを同じテーブルにのせるため
にはどうすればいいか、そもそも同じテーブルにのせることができるのかという疑問もある。その物語な
りの方法が考えられるのかもしれない。
③自分なりのこだわりを持って物語を読むことができれば、楽しく学習できる。
この点については、こだわりを持たせられるような働きかけにはどんな働きかけがあるかを探ってい
くこととした。これも一人一人の持つこだわりというのはそれぞれ違う。違うこだわりを持つ子どもたち
の気持ちを満足させることができるのだろうか。やはりその物語なりの方法が考えられるかもしれない。
S窒文ネオ@二一つし、-てr-EチニEテロつうに」
①主な登場人物について
豆太;
この物語の主人公。とても1圃編で、夜一人で「せつらん」に行けず、いつもじさまについてきてもらっ
ている。自分の値l痛さを知っており、そのことを残念に思っている。反面、じさまが腹痛を起こしたとき、
夜中に-人で医者棟を呼びに行けるほどの強さも持っている。自分のためでなくじさまのために必死に恐
さ、寒さ、痛さをこらえて半道を走り通した。じさまを大切に思う気持ちがとても強く、やさしさを持ち
合わせている。しかし、その経験の後も、夜は一人でせつちんに行くことはできない。
-235-
じさま;
豆太を大切に育てているたった-人の人。豆太をいつもやさしく見守っている。豆太のことを「かわい
そうで、かわいく」思っている。64歳。とても元気で、今も宵じしを追いかけて岩から岩へとびうつる
ことができる「きもすけ」。いつも夜中に豆太がせつちんに行くとき一緒にいってしょんぺんをさせてあ
げる。豆太にモチモチの木の話をして、豆太にも是非見せたいと願う。豆太がそれを見たと知ったとき、
豆太の強さを感じ、とてもうれしく思う。
モチモチの木;
豆太力液せつちんに行けない原因の一つとなっている。豆太にとって、昼はなんともない木でも夜にな
るととてもこわい木。とちの木で「モチモチの木」とは豆太がつけた名前。霜月二十日の晩には山の神様
のお祭りで、モチモチの木には灯がともるという伝脱がある。この物語の題名にもなっている。
医者棟;
やはりやさしいじさま。真夜中に、豆太の頼みを聞いて半道の上り道を豆太と薬箱をおぶっていやな顔
せずに治療に来てくれた。とても冷静で、モチモチの木に灯がともるわけを科学的に説明している。
②面白いと思われる文章表現
■おくびょう豆太
「表には大きなモチモチの木がつっ立っていて、空いっぱいのかみの毛をパサパサとふるって、両手を
「わあっ。」とあげるからって、…」
「1まいしかないふとんを、ぬらされちまうよりいいからなぁ。」
■やい、木い
「やい木い、モチモチの木い、実ぃ藩とせぇ。」
「木がおこって、両手で、「お化けえ。」って、上からおどかすんだ。」
そっちを見ただけで、もう、しょんぺんなんか出なくなっちまう。
「ああ、いい夜だ。星に手がとどきそうだ。おく山じゃあ、しかやくまめらが、鼻ぢようちん出して、ね
っこけてやがるぺ。・・・」
■霜月二十日のばん
「こんな冬の真夜中に、モチモチの木を、それも、たった一人で見に出るなんて、とんでもれえ話だ。ぶ
るぶるだ。」
「そっと思ったんだが、ぶるぶる、夜なんて考えただけでも、おしっこをもらしちまいそうだ。」
「豆太は、はじめっからあきらめて、ふとんにもぐりこむと、じさまのたばこくさいむねん中に鼻をおし
つけて、よいのロからねてしまった。」
■豆太は見た
「豆太は、小犬みたいに体を丸めて、表戸を体でふっとばして走り出した。」
「霜が足にかみついた。足からは血が出た。豆太は、なぎなき走った。」
団弱虫でも、やさしけりや
「人間やさしささえあれば、やらなきゃならねえことは、きっとやるもんだ。それを見て、他人がびっく
らするわけよ。は、lま、は゜」
③こだわりを持つと思われる内容
.もう5つの豆太が夜になると一人ではせつちんにも行けないということ。
・豆太の昼と夜のモチモチの木に対する対応のギャップ
・モチモチの木の神橡の祭りを見ることができるのは、勇気のある子だけだということ。物語の後半で医
者様も見ているのでおかしい。
・豆太がモチモチの木に灯がともることを見たい気持ちを持っているがすぐにあきらめてしまったという
こと。そしてさっさと寝てしまったこと。
・いつもは恐がりの豆太がじさまを助けたい一心でとってもこわい夜の中へ-人でかけ出すこと。豆太の
-236--
走っている梯子
・豆太は勇気のある子といわれたけれど、その晩からまた、じさまをしょんべんに起こしたこと。
ユミー輩?崖遵屑圓0二一つし、-て
①登場人物によりそう働きかけ
この物語の主な登場人物は前述したように、豆太、じさ
ま、モチモチの木、医者様である。子どもたちは、そのキ/
ヤラクターから豆太に共感を覚えるのではIこかと考えた。
また、その豆太といわばライバル関係のようなモチモチの
木にも興味を持つのではないかと考え、この二つによりそ
うような働きかけをしようと考えた。
豆太については、どの場面でも話題の中心にし、必ず、
「豆太のことをどう思う?」と投げかけ続けた。そして、
、豆太は見たの場面で、図1のような用紙を用意し、「豆
太になりきって、このときの気持ちを表してみよう。」と
鰯
図1
 ̄
働きかけた。また、モチモチの木については、図やい、木
いの場面で「モチモチの木はほんとうにおこってるのかな?」
という働きかけをして考えあい、ロロ豆太は見たの場面で、
図2のような用紙を用意し、「モチモチの木になりきって、
豆太に一言声かけをしよう」と働きかけようと考えた。
②文章表現の面白さにふれさせる働きかけ
前述した文章表現を面白いと感じるような読み聞かせに
図Z
なるように練習し、全員への読み聞かせの時、特に注意し
て音読した。また、1単位時間の始めや終わりに児童の音読の時間をもうけ、 自分が面白いと感じた部分
を音読するように働きかけようと考えた。
③こだわりを持たせる働きかけ
前述の内容について、自分なりの考えを持たせるように働きかけ、話し合いをする中でこだわりを強化
したり、また、自分のこだわりへの疑問をもたせるようにしたりしたいと考えた。具体的な働きかけは以
下の通りである。
.もう5つの豆太が夜になると一人ではせつちんにも行けないということ。
「こんな豆大のことをどう思う。」
論点:おくびょうだと思うxそうなっても仕方がない
・豆太の昼と夜のモチモチの木に対する対応のギャップ
「豆太はおくびょうなのかな。いばりんぼうなのかな。」
論点:おくびょうxいばりんぼう
・モチモチの木の神様の祭りを見ることができるのは、勇気のある子だけだということ。物語の後半で医
者様も見ているのでおかしい。
「どうしてじさまはこの話を豆太にしたのだろう。」
論点:じさまの意図
・豆太がモチモチの木に灯がともることを見たい気持ちを持っているがすぐにあきらめてしまったという
こと。そしてさっさと寝てしまったこと。
「豆太がいつもより早く寝たのはどうしてかな。」
論点:豆太は見たいx見たくない
・いつもは恐がりの豆太がじさまを助けたい一心でとってもこわい夜の中へ-人でかけ出すこと。豆太の
走っている様子。
-237-
「豆太はだれのためにこわい思いを我慢したのだろう。」
論点:自分のためxじさまのため
・豆太は勇気のある子といわれたけれど、その晩からまた、じさまをしょんべんに起こしたこと。
「豆太は結局おくびょうのままなのかな。」
論点:変わっていない。x変わった。
らぎ三とさわ≧今-種量cつ冒果是夏
①登場人物によりそう働きかけについて
当初の予想通り、豆太に共感を持って物語を読む子どもが多数いたように感じる。従って、図1への書
き込みについては、ペンのすすみもよかった子どもたちがとても多かった様子である。しかし、モチモチ
の木については、あまり興味を持って読みすすめることができなかったようで、結局、学習の流れから図
2を使う場面ははじき出されてしまった。私が「子どもたちには、書けない」と感じてしまったのである。
②文章表現の面白さにふれさせる働きかけについて
教師の読み聞かせは、とても大切に思う。文章に書いてある表現を音声にして十分に伝えられれば、内
容の理解も深まっていくのではないかと感じた。従って、もっともっと表現音読の練習を重ねる必要があ
る。子どもたちに音読させることについては十分に実行できず、今回評価はできないが、子どもたちの一
部には「この部分は読みたかったんだ。」という反応が見られ、気に入った部分を読みたい気持ちを持っ
ている子供はいることがわかった。また、音読だけでなく、視写するなどの方法も今後は使ってみたい。
③こだわりを持たせる働きかけ
それぞれの場面での働きかけは全て『発問』という形をとった。発問した直後は
いつも二つの対立した意見が出されるが、話し合いをすすめて行くに従って、二つだけの対立にはならず、
三つになったり四つになったりすることもある。それはそれでいいのではないかと思うが、発問によって
は全く楽しくなさそうにしている子どもたちが出てくる事実がある。
例えば、「豆太がいつもより早く寝たのはどうしてかな。」という発問については、最初は二つの対立だ
ったのが、すぐに、自分とじさまのためにという三つめの意見側された。しかし、このときの話し合いは
非常に低調であった。逆に、「どうしてじさまはこの話を豆太にしたのだろう。」という発問の時は子ど
もたちはとても活発に意見を言い、なかなか声に出して発言できない子どももノートに自分の考えを密き
ながら学習に参加できた。この差は何にあるのかを考える必要がありそうである。
今後の課題としてあげられるのは、働きかけの種類を増やしていくという事。教材となる文章の読みを
一つではなく多種多様に持っておくという事。教材となる文章の表現読みが自分なりの読みでできる事。
何よりも、「楽しく学習すること」についての意味をもっと深く研究していくという事である。
238-
個人研究体育2
「生涯スポーツを見通した、サッカーの授業の進め方」
比々多小学校桑原昌之
◇研究の目的
5.6年生のサッカーを見ていると、経験のある児童ばかりが目立ち、経験の少な
い、普段もあまり運動しない児童はコートの中をただ行ったり来たりしている。
バスケットボールでも、同じような現象が起こるが、サッカーは足を使ってのポール操
作が必要になるので、余計にこの傾向が強いのではないのかと考えた。これでは、生涯楽
しめるスポーツにはならないと考え、サッカーをみんなが楽しみ、生涯つき合えうるスポ
ーツにできるか、「ゲーム」領域との関連から研究してみた。
②研究内容
(1)学習指導要領の研究
文部省(指導書)
・ゲーム領域の性格
「生涯スポーツを思考する新しい体育の考え方の元で、『適切な運動経験を通
して運動に親しませる』ということが大切である。ただ、低、中学年の子ども
たちは発達段階から見ても一般的な運動種目は必ずしも適切な運動とはいえな
い。そこで、すでに身につけている動きや簡単な技能で楽しむことのできる、
『運動遊び』を中心に運動領域を榊成することが望ましい。」
・サッカーの一般的特性
①2つのチームが入り交じって、互いに相手の防御を交わしながら味方同士
が協力してポールをゴール近くに運び、ゴールにシュートして得点を競い合
うことが楽しいゴール競争型形スポーツである。
②ゲームの仕方や反則などのルール面の工夫、ポール操作の技術や攻め方、
守り方などの戦術の工夫、及びチームワークやマナーなどの人間関係などの
配慮によりゲームの楽しさをより深めることができる。
(2)「ゲーム」領域で育てたい力
・将来のポール運動の学習の基礎となる運動技能、戦術能が結果として十分養わ
れるようにする。
(3)「ゲーム」領域で取り上げたい運動
・攻守入り乱れ系
バスケットボール、サッカー、ポートポール、タッチフットボールなど
・攻守分離系
バレーボール、ドッジボールなど
・攻守一体プレイ系
テニス、卓球など
・攻守交代系
ソフトボール、フットペースポール、ハンドベースボールなど
(4)「ゲーム」の教材づくり
・課題ゲームの工夫
みんなができる楽しさや喜びを保障していくためには、基本的な技術や
-239-
戦術が確実に、意欲的に学習できるような教材を作り出す必要がある。
(5)「ゲーム」と「サッカー」の系統について
5.6年
3.4年
1.2年
ポール運動
ゲーム領域
ポール蹴りゲーム
ラインサッカー
バスケットボール
など
③実践報告
研究をもとに「5年生のサッカー」を実践してみた。
動きの理解に「運動遊び」を取り入れ(2学期に実践)結果としてみんなが楽しめるサ
ッカーになるように工夫し実践した。
(1)指導計画12時間扱い
123
4
567
8
リーグ戦
反省
強化
練習
リーグ戦
反省
強化
練習
glo11
リーグ戦
12
学習の
まとめ
(2)児童について
サッカーの経験者は、7人(男子5人・女子2人)おり、全体的に
関心が高い。2学期にバスケットボールの学習をしており、その中で、
シュートゲームなどを行い、戦術能を高める遊びは経験済みである。
(3)学習経過
チーム構成:1チーム6名、6チーム
ゲーム方法:試合時間10分(3試合)
1.2.3時間目:リーグ戦、反省
各チームが他の5チームと総当たりで対戦。
チームごとの課題を見つけることを目的とした。
ここでは、団子サッカーの状態で、サッカー経験者が時折見せるドリブルで
やや広がりができる程度という傾向が強い。その経験者も強引なドリブル突破
をするので攻撃が詰まってきてしまう。
4時間目:強化練習
リーグ戦の反省をもとに、強化練習。
パス練習をするチームが多かった。
ここでは、共通学習でポールの蹴り方を学習した。
-240-
5.6.7時間目:リーグ戦、反省
再びリーグ戦を行う。シュートやドリブルなど技能面に注目するよりも自分た
ちの動きに注目するようになってきた。
具体的には相手のマークをはずすための動きやポジショニングに気を配って
いた。しかし、バスケットボールのようにはいかず、ポールコントロールに
苦労する場面が目に付いた。
8時間目:強化練習
戦術については、かなり意識が高まっていたが、基本となる技術が未熟なので
パス、シュートなどの練習がここでも多く見られた。
9.10.11時間目:リーグ戦、反省
鰻終のリーグ戦のため各チームとも、かなり激しくプレーしていた。
マークがきついので素早い動きが必要で、パス交換も早くしなければいけない
ため、かなりスピーディーなゲームとなった。また、パスの精度が低いために
余計な動きをしなければならず、体力だけが消耗した。
12時間目:学習のまとめ
動き方は少しずつ理解でき、以前よりもよく動けるようになった。しかし、
技能がままならないという点は改善されず、もっと技術練習の練習時間があっ
た方がよかったという感想が出た。
◇今後の課題
今回の研究と実践から、サッカーを楽しむにはバスケット同様、それなりの戦術能を養
う必要があり、シュートゲームのような簡単な運動遊びを取り入れることが有効な手段に
なることがわかった。
しかし、技能面のレベルアップをする時間を十分作れなかったという問題が残ってしま
った。
学校の中で一貫した指導形態を構築できればよいが、現実には問題もあるであろう。
各学年でサッカーならサッカーだけを行うのではなく、より楽しくするための運動遊び
を取り入れてはどうだろうかと思う。また、基礎技術の向上は、低学年のうちに手だてを
し、長い期間をかけて行うことが重要だと考える。
今後、さらに他種目についても研究し実践していきたいと考えている。
-241-
希望研究・個人の部
教科研究(社会科)研究報告
山王中学校教諭渡辺正美
11[[''1学校教諭岩、利jm
l、テーマ
学校丘l]制の導入にともない、教科の指導では、授業時数の面からも、指導内容
の桁選・工夫が必要になっています。その際、小中の述携も図りつつ、社会科の指
導内容の充実をすすめる。
2.研究活動
(1).⑪、PPoD云雲鍔慧
学習指導要領が改訂され、各小学校・'11学校では新しい教育課程を編成してい
ます。改訂の趣旨のI1jには、「各学校IIUの関迎を緊密にして各教科の内容の一興
性を図る」必要も指摘されています。
しかし、小学校と中学校間の学習内容に関する連携はあまりなく、小中の教師
同志で、「これから何を学んでいくのか」と「これまで何を学んできたのか」の
H1Ⅱ理解は不足がちです。そこで、小学校とllj学校を相互にiMjlIllして授業公uH、
研究討議の機会を設け、互いの教育内容の理解を深めあい、授業や児童・生徒指
導の教育活動の充実を図ろうとしました。
①、研究会(平成7年12月1日実施)
《会場》伊勢原小学校
《公開授業》宮下佳子先生1年生活科「おしょうがつたのしみね」
・ねんがじようをかいてみよう
《授業資料》宮下佳子先生1年生活科年間指導計画
光崎絵里子先生2年生活科年間指導計画
《研究討議)山王中学校(渡辺、岩田、柳下)
伊勢原小学校(橋口、宮下、光崎、宮坂、川島)
・公DII授業についての研究討議
・生活科の授業の年間計画について
・小学校の現状
・中学校の社会科の現状について
-242-
②、研究会
(平成8年2月16日実施)
《会場》
山王中学校
《研究討議》
山王中学校(渡辺、岩田、柳下)
伊勢原小学校(宮下、光崎、川島)
・''1学校の現状
・小学校のLIA状
・111学校の生徒指導
・中学校の進路指導
.I'1学校の社会科(地理歴史の授業すすめかた)
(2).年雁罰寸旨鵡漢冨汁画
平成4年度から週1回の学校五日制が導入されました。山王中学校は神奈川県
から「学校迎営のあり方等研究」の委託を受け、月2回の実施を目指した学校五
[l制の研究に取り組んできました。平成7年度から全国の学校で月2回の学校五
日制に移行しています。
その際、月2回の学校五日制のもとで、現行の学習指導要領に基づく教科指導
の内容では、指導内容の精選や指導の重点化をすすめて年間授業時数を削減した
年間指導計画を作成するとともに、指導方法の改善・工夫を図り、現実の進路指
導にも対応できるように配脳していくことも大切です。
そのため、地理的分野・歴史的分野・公民的分野のそれぞれで、現状に即した
年間指導計画を作成する必要があります。
【年間指導計画の作成】
・年間35週は変更なく、授業時数を年間1割り程度精選して作成する。
第1年
旧の年間授業時数
時数
(内訳)
(内訳)
4
140
lSO
(授業130
地理
第2年
4
公民
、
テスト等10)
S
(授業120、テスト等10)
lSO
140
(授業130、テスト等10)
1縦史
第3年
研究年間授業時数
1週
10s
(授業95、テスト等10)
-243-
(授業120、テスト等10)
100
(授業90、テスト等10)
平成7年度山王中学校
社会科《地理的分野》年間措き寡計画
単
九3
授業時数
名(指導内容)
【46】
貴菖F工吉FB-t且=房2」= 莞二こつL、タラし、’らフミJ=士tLL士夢匡
し、タラし、ニラフヒェニ国今、し、-し、昇らフミJ二竺主ニマき「
22
第1章
1.知っている国をあげてみよう5.国の面積を調べてみよう
2.国の名前を調べてみよう6.海に囲まれた国や海に面して
《資料》国名を楽しく覚えよういない国をさがしてみよう
3.近い国と遠い国を調べてみよう7.国の形を調べてみよう
4.北の国と南の国.を調べてみよう
蝿?灘溌撒饗}馨簿鴛琴鍵盤ii蝉WW蝉|」21
1.アラスカの人々のくらし7..世界のさまざまな住居
2.トンガの人々のくらし《資料)写真を注意深く観察する
3.ペルーの人々のくらし8.いろいろな衣服
4.オランダの人々のくらし《資料)表にまとめる
5.イランの人々のくらし9.世界のさまざまな食事
6.インドの人々のくらし〈資料》分布を調べる
=垂さぎ三3ニフヒュニ士u』士或
24
1.どのような国か〈資料)さまざまな大規模農業
2.広大な国土と自然5.世界の先端をゆく工業
第2章
3.個性ゆたかな大都市6.多民族から成り立つ国
4.世界の食糧倉庫
第2節ロニンテ云室Lブ訓百と=美オつりこつ国--Bソl1-
■I■I■・■■I■I■I■I■ ̄I■I■■I■●■ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄。 ̄●●●CCC ̄ ̄ ̄ ̄--●。● ̄● ̄ ̄●●I■ ̄I■■U ̄・■●I■●I■。'■.■ ̄■ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄⑥C●CCC●● ̄ ̄ ̄ ̄● ̄CCC●●CCC ̄cCCCC-1■---二--1■-■--■I■-1■---←--
1.どのようなところか5.豊富な地下資源をいかした工業開発
2.広大な土地と多様な民族6.シベリア開発とその課題
3.モスクワ市民のくらしの変化《資料)シペリアの冬のくらし
4.集団で行われる農業生潅
第:3節
EI:M:。:|:言者:;国j:|:|:|:i:I:|:|:M:|:M:l:::I:l;|:(M:|:I:M:|:I:|:M:I:I:M:|:M1|:i:I:;:M:|:W:剛蝋MiI:|:M:M:I:IHI:|:i:}:|:M:i:l:l:|:I:M:M:M:
 ̄■■ ̄●■ ̄■ ̄ ̄。●●●の■。 ̄・■ ̄ ̄ ̄■1■■.⑤■ ̄ ̄ ̄ ̄’■ ̄ ̄ ̄ ̄■ ̄■ ̄●■●。● ̄ ̄ ̄。 ̄● ̄I■● ̄・● ̄1■1■■■ ̄=■ ̄ ̄I■I■●I■ ̄■ ̄■■ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄■I■ ̄ ̄ ̄■■■ ̄ ̄ ̄ ̄炉三二■●=■- ̄■■_■■.-宍汀=q
」
6
1.ヨーロッパはどのようなところか4.行き来する資源・製品・労働者
2.ヨーロッパiMi区|に共j、する文化5.EC内を自由に移動する腱産物
3.国境をこえてまとまるEC諸国6.国境をこえて行き来する観光客
《資料》ヨーロッパの交i、
-244-
単
〕U
名(指導内容)
授業時数
第4節西アーフリズフ
アフリカはどのようなところか5.いまも強いヨーロッパの影響
2 西アフリカの自然と人々のくらし6.農産物ヤ鉱産物0輸出にtよ‘経済
3 広がる砂漠(資料》南アフリカ共和国の
1
節2章
4
発腿をめざす新しい独立lIilアパルトヘイト
;:?:節:5節;:I
2
東南アジアはどのようなところか5.工業化の進展と農村の変化
稲作がさかんな束ifiアジア6.近代化にともなう伝統的社会
3
輸出用の農産物の栽嬬の変化
4
熱帯林の伐採と環境保護(資料》生活のなかの宗教
1
1中風とはどのような国か4.大きく変化した農村のくらし
2.巨大な人口をかかえるIl1lIil5.大都iIjに住む人々のくらし
3.地域によって異なる食栂生産6.近代化の進む工業と
《資料》中国と日本の文化交流沿岸地域の変化
舞言、音『;
曰ゴーと二三二こつ言者士uユゴョビ
【66】
-t辻昴ユカ、ら夛包六二曰ゴー
:|:::!:節|:1:節|:I
鋪1章
1
2
14
|團襲聾露iii璽蝉騨竺樗憐#1W蝉蝋l9j--
日本の位世と範1113.世界の気候と日本の気候
世界の地形と日本の地形4.災害の多い日本列島
鍵2鍵蝉溌密挫撒勢望薄鍵盤蝉Wl鞭竺化j--
1.世界から見た日本人の生活3.和服の特色と洋服の普及
2.窓の大きな日本の住居4.和食ID特色と多様化す‘日本0食生活
i:;:W:|:|:I:I:|:!:聖譲I3u壷:けui膚,Iabtl』|埆顔ii:M:M:MllliW:M:M:M:MlW:|:附搬1:|:|:|:M:;:M:|:|:|:I:1:M:1:|:Mlil1M:M:|:|:11M:l:|:l蝋W:M;:リ:i:11M:M:|:M:M|:
10
第2章
1.地域の調査に役立つ地図4.佐鳴湖の自然
2.地形図の読み方5.文化財と祭り
3.野外調査の準備とまとめ6.楽器工業の発展
曰ゴーこつ言者士u』土団こ
42
第1節西「F震『曰=オニ
節3章
 ̄●●●・● ̄■■色■■. ̄■ ̄■・■ ̄。■'■ ̄ ̄'■● ̄。■ ̄■●● ̄● ̄Cb-CのCCC ̄ ̄■ ̄ ̄● ̄●● ̄ ̄ご ̄ ̄・■1■ ̄■.■ ̄ ̄● ̄。●●。-●●●● ̄■・'■'■--'■■■■-。●◆C●-むご●--■1■-■,■-,■■■
獅柵’ ;:|:111:|:鋳世!:鋼やI§fuユi画G識'111M;M:!:I:|:|:M:M:M:Ml1:M:|:;:IlWl:I:;:|:|;|:M:|:|:総M(W:ljlM:;:|:::I:W:I1WIIlIiI:;:M):|I:M鰯1M:1;17
.■ ̄。●●。。●●●●● ̄ ̄1■■■1■●■ ̄U■■'■ ̄ ̄■'■'■■ ̄ ̄● ̄● ̄ ̄ ̄ ̄CCCCCC ̄CCCCC--- ̄ ̄●●● ̄ ̄ ̄ ̄。●● ̄●CCC●CC-1■Cl■-■・-■'■-C ̄・●。●C●-℃⑰,■■.■.■--■,■,■■-
1.九州地力の位inと地域の発展
12
6
4.シラス台地の州発と人々のくらし
2.有明海周辺の低地の開発5.暖かい沖縄の人々のくらし
3.火山地域に住む人々のくらし6.離島のくらし
-245-
単
フU
授業時数
名(指導内容)
鑓lL2LLil鍵鍵i璽灘璽壜糟密WIWiWi蝉11蝉墜[且j--
1.中国地方の中心都市、広島のあゆみとし4.瀬戸内のみかんづくり
2.瀬戸内工業地域と水島コンビナート5.高知平野の野菜づくり
3.瀬戸内工業地域のiUMZiと新しい工業地域6.『11国111地や[1本海がわ
の地域おこし
憂囲I瀞鑓遜遜溌遜蕊遥遜遜憂遜遜|蓋二二
第2節庭Pダニ曰二本二
第3章
1.中央低地に広がる大都市圏5.阪神工業地帯の課題と地域開発
2.西日本の中心都市、大阪6.琵琶湖・淀川水系の水利用と
3.伝統的な文化や産業を守る環境保全
奈良・京都の人々7.近畿地方の北部や南部の変化
4.国際貿易港のある巾I'戸
蚤回墨鑓蕊ilij、iiiiiii憂璽I墾墾;蕊溌蕊墾溌l憂遜蓬[1i]二二
1.東海の台地と低地のくらし5.雪国のくらし
2.東海に広がる工業地帯6.北陸の伝統産業
3.中央高地の自然をいかした産業(資料》日本の環境問題
4.中央高地の盆地の産業
憂国蓬璽塞llli1曇iiii溌l溌溌蕊溌溌l憂憂憂遜[五
1.日本の首都、東京5.東京湾岸地域の変化
2.東京の中心部の変化6.京浜工業地帯と北関東の工業地域
3.来京大都市腿1の住宅・通勤問題7.大都市圏と結びつく農業と観光
4.新しい都市づくりの課題〈資料》日本の大都市と都市問題
第3節夢寝[=I上曰ゴー
10
■ ̄ ̄■。。●Ce● ̄◇ ̄● ̄。 ̄ ̄■■■ ̄ ̄●■I■I■ ̄U■ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄■I■。 ̄I■■I■ ̄ ̄■ ̄ ̄■I■●。 ̄。----- ̄●。● ̄ ̄---の● ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄■1■ ̄ ̄ ̄1■ ̄I■ ̄■■ ̄ ̄I■T-m一--■--力●
0OII
十0ケ●0
000
F●⑧□●
回(l:!:!:M:舞董|剣:瞳:flf2:釣G誌M:'1M:|:|:I:M:〔|:|:|:|:;:;:;:W:i:|:|:|:|:|:M:|:|:I:|:|:Mil:|:'1|:|:|:MIM:|:|:M:|:|:|:U:|:|雌!:'1W:i:|:M:|:|:|:|:|:;:1:(|:
5
1.農村の伝統文化と東北の祭り4.果樹栽培地域の変化
2.稲作地域の変化5.東北新幹線・東北自動車道と
3.東北地方の工業化と農村の変化地域の変化
翌1回憂韮雲曇t錘L菱}遜遜I遜遥麺遜憂憂璽菱憂[豆j二二
1.冷涼な気候と人々のくらし4.200海里時代の北洋漁業
2.UN発の歴史と北ilij道の風土5.札幌の発展とこれからの北海道
3.ゆれ動く北海道の農牧業
-246-
単
舞喜IⅡ吾祁
刀2
名(指導内容)
指導時数
国陰震主士奎諄0二コそう0ナ乙曰二仁二
;:(ISI:):!:I:i:;:i:!:臼:I:Ij室I掌:|/塗|:I牡G2±I量雪:IK2E。:|闘捨儲|塑号l鴬営。:I:違曽
【8】
OMOUOnoUOOOIO,O'UUODDpp1I1pUo
4
勺守■■●■●■巴■、いら■■。⑧■。?.。S■B,-P,ED
IMo1OOIUO0I9O1lⅡ00,,..909.
DqBds-■・い。①。。■①・十.ご■■,。甘の.....?.
節1節航空交jmや通信による結びつき
1
 ̄●● ̄●■ ̄■■='■。。 ̄■ ̄CCC=ご'■.■■’■■ ̄●CCC'■寺'■■■ ̄'■■■ ̄ ̄中●CCC ̄= ̄ ̄ ̄■寺'■■■。 ̄■ ̄ ̄--CC----l■-。■C--C-●●--'■○一一 ̄●。-●⑤.■,■●■のCOマー■■■,■■--P□C---丘■■●
節1章
1.航狸交jmによってせばまる地球2.交jmの発述
第2節人やものの移動による結びつき
 ̄ゥ.■ ̄I■■ ̄■.■ ̄ ̄ ̄●。● ̄ ̄ ̄■■I■。■●● ̄ ̄●■ ̄ ̄I■I■ ̄▲●● ̄の ̄。 ̄ ̄=・■I■I■ ̄I■■ ̄■---つ---■D ̄・■■u■■I■ ̄・■ ̄ ̄CCC ̄・■■11■■。 ̄ ̄CCC ̄ご■I■I■。■ ̄- ̄C● ̄ ̄I■■■ ̄ ̄● ̄-1■●□_●汀_丘_
2
1.急増する海外渡航者と外国人労働者2.貿易による結びつき
第3節経済Mi力をj、した結びつき
 ̄。 ̄●CCC ̄ご ̄ ̄I■●■。'■の。●■ ̄ ̄■●I■■ ̄ ̄●。←一■1■ ̄■.。'■ ̄ ̄ ̄。 ̄ ̄ ̄■ ̄■ ̄I■■I■ ̄ ̄●・■---◇ ̄ ̄ ̄ ̄■・■I■ ̄。 ̄-C ̄ ̄ ̄■I■。 ̄●。 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄■ ̄ ̄。●●。 ̄ ̄⑰.■I■ ̄C●ウー■■ ̄●■缶=ローーュ_
1.年々増大する経済協力
1
2.人による経済協力
」:':くり:V:I:I:if:臼i漢'零:!:'塗!;|:塵I:'陰屠:>i誉ttl曽當誉:|:(:!:;:|:|:;::::;:i:|)))::I:M:|:|:W:;:;:(
O00fIoIpoロリワUOOOIIいlOOOuDIOIOo↓O0uOIod
4
Gけ00。巴孕●■巴●seePQQbB■005■●■0066。U● ̄⑤□0■●■
oリI0IF0IOIOIl0IIIIllIiIpUl0001
BP勺。。●。■●●十●pUC□000US□●■。⑪?00LCU● ̄=。P■。 ̄台
第1節日本とオーストラリア
●■.■I■■ ̄。●。●●●●● ̄I■■I■ ̄。● ̄・ ̄ ̄ ̄●■ ̄ ̄。● ̄● ̄ ̄ ̄ ̄●I■ ̄I■■●●--- ̄-- ̄ ̄ ̄ ̄ ̄●I■■■I■ ̄。■●--- ̄ ̄■I■ ̄●■ ̄ ̄CCC甲。'■■。●-C●● ̄● ̄■。■。 ̄ ̄●←-■□でニロ●勺に_■-し-『--
1
第2瀬
1.行ってみたい国、オーストラリア3.文化交流からみた日本と
2.貿易からみた日本とオーストラリアオーストラリア
第2節日本とサウジアラビア
I■I■●。■ ̄▲ ̄ ̄C ̄●。●.■I■■●▲●。 ̄ ̄■ ̄I■■●■・・● ̄ ̄=Cl■’■’■・■。●の ̄●。 ̄ ̄ ̄■=■■I■I■●■▲--。 ̄ ̄ ̄●。●■I■。 ̄● ̄CC- ̄■■■●.■● ̄▲中● ̄ ̄⑤.■I■I■●。●Coo ̄ご●■。● ̄追=●.■。。□-つ
1
1.石iiiIを通した結びつき2.サウジアラビアの国づくりと日本の技術協力
節3節.[1本とプラジル
ーー…----…-----------」lj-
1.移民をilnした結びつき2.経済MルカをjIDした結びつき
節4節[1本と大稗民国
 ̄中。 ̄。■●I■.■.■ ̄●■CCC●ご⑤I■・■。■。●● ̄ ̄■■ ̄I■●I■ ̄○中。 ̄ ̄。 ̄ ̄ ̄■■I■I■ ̄■ ̄ ̄ ̄--- ̄⑤P ̄●■I■I■■。-一宇一一●■●。●- ̄-- ̄●●■● ̄ ̄----ご■.■ ̄ ̄●●● ̄I■●● ̄ ̄□- ̄●-●●●■←ョ●処_
1.日本との深いつながり
2.韓国の工業化のあゆみ
1
3.}]本との貿易からみた結びつき
(地理的分野》年間授業時数合計
120
【教育課程編成上の翻意点】
《節I部)①、節1竃の節2節人々の生活と環境で、「南アフリカ共『Ⅱ1N」も取り扱う。
②.第2章さまざまな地域では、第1節「アメリカ合衆国」・節2節「EC
諸国」・第5節「東南アジア」・第6節「中国」を取り扱う。
《第Ⅱ部》①、第1章の第1節国土の成り立ちと自然で、学習を深めるため、9時間の
授業を設定した。
②、節2章身近な地域では、伊勢原市の地形図を利川して取り扱う。
③、節3章ロ本の諸地域では、妓初に「00束地方」を扱い、その後、「九州
地方」から「北海道地方」を順次取り扱う。
《第Ⅲ部》①、第1章lu:界と日本の結びつき、第2章日本と国際社会では、授業内容を
梢選し全ての節を取り扱う。
-247-
社会科(歴史的分野)年間指導計画
平成7年度伊勢原市立山王中学校
真二テ丘二=(指導内容)
liL第韮章鰯 藁明;繭iおi鑿り:護白 本の原始社会;}蕊繊鍵鍵
●学習のはじめに・・・過去に学び未来を考える
■-g■。--■■■B凸●巴■■40
11指導時数
。勺■B■■■■BBB。。」●●40
蕊述識熟
第1節文lリ]のはじまり
人類のおこり、文明のおこり、ヨーロッパ文化のみなもと、インド。
中国の文明、秦・漢の成立と朝鮮、<世界をみる1>2世紀の世界
9
第2節日本のはじまりと東アジア
日本の原始文化、弥生時代の生活と邪馬台国、<深める歴史1>吉野
ケ里遺跡と邪馬台国、古墳文化と大和王権、5世紀ころの東アジア
5
と日本
if第 21章震 藤本勉着代図'家蓬棄議熟 誘世錦圃 1溌遷誉
■■■。●--●、■●00P●●①Up●---■■-■-■■■凸凸□■らむ●00
-■BB●--。●0BOOO●⑧●5けい-P■■■--■■■■■B凸●。-SCO
誕護
第1節律令国家の成立
中国の銃一と朝鮮、〈世界をみる2>、8世紀の世界、聖徳太子と飛
鳥文化、律令政治の成立、奈良の都と東大寺、〈深める歴史2>木簡
の語る貴族の生活、律令制度下の農民、遣唐使と天平文化
7
第2節貴族の政治と文化の国風化
平安京へ都を移す、摂関政治と武士のおこり、国風文化、荘園制の
4
成立と武士の成長
11'第ii3i章溌 封建jai窒迩jdi鐘潅瀧繋議 迩犠露 豊灘騨蕊蕊蕊繊議蕊霧溌騨熱 灘遮5藤
7
第2節室町時代の政治と民衆
建武の新政と室町幕府、日明貿易と朝鮮・琉球、産業の発達と都市
惣村の成立と土一摸、応仁の乱と社会の変動、〈深める歴史3>
応仁の乱と京都、戦国時代、室町時代の文化
iii第難議鍵菖蕊働蝋il;111澱鰯溌鱗鍵溌議蕊鍵鍵蕊鍵鍵蕊蕊蝋懸議篇
8
■■□△凸●■■▲
OSdBB
-●口
勺⑪P「P■■■■
gPPけP■勺干
寸●PけP●勺9U
UO●●●の。。
第1節イスラム世界と中世ヨーロッパ
イスラム教の成立とイスラム帝国、ヨーロッパの封建制度とキリス
ト教の発展、<深める歴史4>国際都市イスタンブール
2
第2節近代社会へのうごきとアジアへの道
ヨーロッパでの新しいうごき、新しい航海路、く世界をみる4>16世
紀の世界、ヨーロッパ人の海外進出
3
-248-
月
耳土ラ壱二名(指導内容)
1''第:51章鑿幕藩体制の成立遷推移霧蕊熱鑑灘'''11鐘錘識蝋llii難:
旨導時数
月
霧2{O蕊
第1節信長・秀吉の全国統一
ヨーロッパ人の来航、全国の統一、秀吉の政策、桃山文化
第2節江戸幕府の成立と進展
4
9
江戸幕府と大名統制、鎖国への道、鎖国体制下の対外関係、
身分制度、農民と町人の統制
6
第3節産業の発達と町人文化
産業の発展、都市と商業の発達、元禄文化と学問の進歩
4
第4節ゆらぐ幕藩体制
幕府政治の改革、田沼の政治と寛政の改革、貨幣経済のひろがり
と農村の変化、<深める歴史5>天保の甲州騒動、新しい学問
化政文化、大塩の乱と天保の改革
第十6;章融近代世界の成立蕊l1Ii:J3ili
6
蕊蕊裁蕊繼蕊ミ鰯鍵と蕊;
10
蕊lj9霊
第1節市民革命
イギリスの革命、アメリカの独立、フランス革命
4
第2節産業革命とアジアへの侵略
産業革命、資本主義社会の成立、民主主義の進展と独立後のアメリ
力、欧米諸国のアジア侵略、<深める歴史6>イギリス領ホンコン
近代文化、<世界をみる5>19世紀の世界
第7i華董ロ本の近代イヒ
5
..、...~...~:1:
■■■①。0-。。Ob
lhj雛?
第1節間国と江戸幕府の倒壊
ペリーの来航と開国、尊王撞夷運動と薩摩・長州藩、
江戸幕府が倒れる
4
11
第2節明治維新と文明開化
明治政府の成立、身分制度の廃止、地租改正と殖産興業、
文明開化、明治初期の外交
5
第3節立憲政治のはじまり
民選議院の主張と士族の反乱、自由民権運動と国会開設の公約
<深める歴史7>自由民権運動のひろがり、内閣制度と大日本帝国感
法の制定、立憲政治の定着
12
4
-249-
耳垂テ己二名(指導内容)
B①■けP-●●●qG■勺凸。巳●■0。■凸●■▲■0●□■●Sの巳
f第18章灘近代日i泰通遡違遷東
■句勺UPF--q⑪●勺Pら--の■46■0-■■■凸■●GB-■■。
⑧句UPP ̄q■キー■■PP ̄■ ̄の0●QU■ ̄■■凸■巴一一■■■
■■■。■P ̄句□ ̄■U⑧PC■■。。UOU ̄ ̄■◆甲●■ら■ ̄■■■
の。UP■PCpC。■■U■●●■SgU■■■□◆◆●やご●。■■■
■。●00●●。□■の■0、●s●●ウけいP■■$。■■●■●●勺qq
①①。■●●の○日■の00●●■可■寸0●pO寸守●●■■●■■①q
己■巳●●巳□■①●4□●●巳●■句00■OLO□の■■r●0句日。。
指導時劃
月
8蝋
第1節帝国主義と中国・朝鮮侵略
条約改正の歩み、朝鮮のうごきと日清戦争、帝国主義と中国の民衆
日露戦争、韓国併合と辛亥革命
12
5
鉱2節資本主義の発達と日本社会
日本の産業革命、社会の変化、<深める歴史8>産業革命と東京下
町・良瀬川流域、明治時代の生活と文化
:第怒1章灘鐘鐵iibi世界畿戦鐘1蝋箇溌溌蕊総霧蕊蕊蕊蕊識蕊識蕊蕊蕊蕊蕊
3
18
霊8蕊
第1節第一次世界大戦と民族解放運動
1
第一次世界大戦と日本、く世界をみる6>20世紀はじめの世界
第一次世界大戦後の世界、民族解放運動、ソ連の成立
6
第2節大正デモクラシー
政党の発展と民衆の騒動、社会運動と治安維持法
社会生活の変化と大正時代の文化
3
第3節ファシズムのうごきと戦争への道
世界恐慌とファシズムの台頭、日本の恐慌と政党内閣への不満
15年におよぶ戦争のはじまり、日中戦争のはじまり
5
第4節第二次世界大戦と日本
第二次世界大戦、太平洋戦争、占領地域のひとぴとと国民の生活
2
△
日本の敗戦、<深める歴史9>空襲にさらされた日本の都市
::第遜O自議護劃iIfl§繭1世罪
4
●●。 ̄ ̄ ̄●。■■+B ̄ ̄■ ̄~十●もE0■ee■け可●。●巴巴●■GB■巴■-■●の●O●+■●-B口●■■-⑤⑤-●--
Csee■■■●の●CO●。●可①●巳一●■●OS+●■■B■●。巴■。。---●■
●●◆■ ̄ ̄ ̄~● ̄⑨■B ̄ ̄■。■←■ ̄ ̄● ̄ ̄ ̄。⑤P。● ̄ ̄● ̄B●+■■。●■ ̄◆ ̄●Pも七●●ee ̄●■■。。●■●■■巳■。■巳■■■■己■■■---■b--Bo--■■-
。⑤● ̄■■■。●。●。。●●句■のら●●■■●巴凸●■■B■①やb■-B。■■■■
 ̄●守eP ̄ ̄ ̄。~巳。◆ ̄■■。勺Pや ̄ ̄← ̄ ̄ ̄●●。。←●● ̄● ̄午PSL ̄ ̄■■ ̄■■+、PS●●s⑧ザロ■。小●①■■⑤■■●の巳●●■■■い●■⑤■。●●S-●-■B■●-
 ̄ ̄●■。 ̄ ̄ ̄●● ̄●●P ̄ ̄●■■●午 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄。⑤P。●●●- ̄ ̄B。●● ̄● ̄■■■■。⑪やⅡ+CPeb■。●△●。●■●。■の巴□巴■■■■●■凸一●B●凸■□■●-●⑤●●。
■Bp◆P ̄ ̄ ̄●■●~。P ̄ ̄●□■凸一一伊⑤ ̄ ̄■。。■⑪。 ̄ ̄。⑤⑪~午= ̄。■■。。。??■①● ̄ ̄⑧⑧Ⅵ■0け●。①「①●句●■■巴■■の0UP●●-●be孕己S-■■■■+
凸●。■ ̄■ ̄ ̄。● ̄B■◆ ̄■■凸●。 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄。。■□⑪ ̄● ̄ ̄ ̄■+午。 ̄ ̄■■。。■●P+●B ̄ ̄ ̄●⑧E■T□●●■●■■○$●。■■●の0。。●●■らOSU■巴の●⑤●巴●
第1節新しい日本と戦後の世界
民主化をめざして、日本国憲法の制定と教育の民主化、国際連合と
植民地の独立、国際社会への復帰、戦後の平和運動
4
第2節日本の経済成長と世界のうごき
高度経済成長と公害、<深める歴史10>高度経済成長と地域の変化
朝鮮・中国との関係、沖縄の復帰、世界のなかの日本
2
3
第3節平和と民主主義をもとめて
地球を守る、現代の世界の新しいうごき
●学習の終わりに・・・平和で民主的な社会を
才旨二寧日寺a陰hE年二『浬団弓合一言卜
-250-
1
1=0
個人研究
〕璽璽功○つ琶雪事熱云邑禾呈。>イ反言党壱二コ□Z-てる
福山義則
1
「習熟過程」を解明する方法を次のように考えた。
L習熟過程の仮説を立てる。
2.豊富なデータによって、検証する。
この方法によって、かなりの習熟過程が解明できると考える。
もちろん、完全にはできない。
80パーセントで良いと思う。
仮説は、文献、実践などをもとにして、立てることができる。
今年度の研究は、
習熟過程の仮説を立てる
ことに終始した。
2
跳び箱運動から始める。
始めは、「開脚跳び」である。
運動
開脚跳び
基礎技能
イス跳び(タイヤ跳び)、馬跳び、二人馬跳び
基礎感覚
高さ、平行、腕支持
続いて、「かかえ込み跳び」である。
運動
かかえ込み跳び
基礎技能
うさぎとぴ、ラインとびこしうさぎとぴ、跳び箱にとびあがり
基礎感覚
高さ、平衡、腕支持
3
このように、習熟過程の仮説を立てていると、一つ.問題点が出てきた。
基礎感覚が身についているかどうかということを、どうやって確かめるか。
運動は、できるかできないか、一目瞭然である。
基礎技能も、できるか、できないか、一目瞭然である。
-251-
基礎技能については感覚が身についているのか、身についていないのかを確かめるすべが確立してい
ないのである。
例えば、「逆さ感覚」が身についているということは、ブリッジがそれなりにできる、足打ち跳びが3
回できるなどという基準がない。
基礎感覚の基準をつくることは、必要である。
ここらへんは、暖昧にしてはいけないところである。
習熟過程の根底とも言えるところであるからである。
一つの問題提起として、その基準をつくってみた。
逆さ感覚
足打ち跳びが3回できる
こうもりができる
高さ感覚
跳び箱に登り、跳びおりることができる
ジャングルジムに登り、跳びおりる
回転感覚
前転、後転ができる
前方回転おりができる
振り感覚
鎚垂振りができる
こうもり振りができる
平衡感覚
片足立ちが1分できる
平均台で片足跳びができる
腕支持感覚
壁倒立ができる
腕立て伏臥腕屈伸が5回できる
持久懸垂が10秒できる
以上である。
しかし、これが正しいのか、どうかは分からない。
また、全く視点を変えれば、基礎感覚に基準を設けること自体がおかしいのかもしれない。
基礎感覚に基準を設けることなどできないのかもしれない。
このようにして考えると、次のように考えることもできる。
その運動の基礎技能ができれば、その運動の基礎感覚が身についていると考えてよい。
このように考えると基礎感覚についての問題点がなくなる。
しかしこの考え方がいいのか、間違っているのかは分からない。
4
習熟過程の続きである。
一つの問題提起である。
「台上前転」である。
運動
台上前転
基礎技能
前転
-252-
、、
基礎感覚
逆さ高さ、回転
「頭はね跳び」
運動
頭はね跳び
基礎技能
台上前転、首はね跳び
基礎感覚
逆さ、高さ、回転、腕支持
主な跳び箱運動の技で仮説を立ててみた。
5
マット運動では、次の二つの技の習熟過程を紹介する。
「側方倒立回転」
運動
側方倒立回転
基礎技能
足打ちとび、壁倒立、三点倒立、補助倒立.倒立、片手補助倒立
基礎感覚
逆さ.腕支持、平衡、回転
「前方倒立回転とび」
運動
前方倒立回転とび
基礎技能
壁倒立、立ちブリッジ、倒立ブリッジ、側方倒立回転、台上ヘッドスプリング(
台上前転、ネックスプリング)
基礎感覚
逆さ.回転、体を反らす感覚
6
今年度は、習熟過程の仮説を立てるのみに終始した。
来年度は、この仮説をデータを数多く集めることによって、検証していきたい。
-253-
自鐘ミ種見勇二〕蓼震」鍔曇孝文育としてCD白鐘覧穫見堯喜弓二どう云隻凸つる力、
村井純子
テーマ設定の理由
昨年は、自然観察の方法やまとめ方を勉強したので、全体から考えてみようということで、環境教育に
ついて考えをまとめてみることにしました。そしてもう一度、自然観察のあり方をふり返ってみようと
思いました。
1.環境教育の目的
「人類が自然(環境・地球)と共存し豊かに暮らしていけること」
「自然と人間との共生をめざす新たな社会システムの実現につながる意識や価値観の変革をうながす
大鬮生産大風消費大量廃棄働きすぎという社会システムによって、環境問題が生じてきた。
経済優先の社会システムによって、人間疎外が起きた。
我々は「未来の分」を無定見に浪費している。地球を進歩という名のもとに破壊しているのではないか
進歩しないという進歩別の文明の模索が必要なのでは?
環境問題に対して、意見を持ち貿任ある行動がとれる人々が多くならなければ変革は難しい。
2.環境教育の目標
第1段階;身近な環境や環境問題に80心を持つ。
第2段階;環境についての理解や認識を深める。
第3段階;環境に配嵐した行動をとる。
第4段階;環境に配、Iした行動を持続し、環境倫理として定着させる。
3.1n.about・forの環境教育埼玉大学阿部治氏の理議
低学年の児童は自然に親しむ(innature)
子供たちは豊かな自然に接し遊ぶことによって感性を豊かにしていく。この感性こそが環境問題を
真剣に考えるベースになるものである。
中学年の児童は自然のしくみを調べる(aboutnature)
中学年になると、自然に親しむ活動からさらに、自然のしくみや環境問題について調べる学習が入っ
てくる。教えこむのではなく、子供たちが調べた結果を報告しあうような活動を通して自然や環境問題
生汪宇目と■■放汀
〃Tu咀凹引訶士姐堵ゴロ】弓F1、ノf、■戸土工
の情報を麹得していくのである。
高……"。……。)|
高学年になるにしたがって自然に親しむ、■
自然を調べる活動から、さらに…護るために:
行動を起こすことが課題になっ冠いく.8
■1--_Ⅱ_-▲-▲-U-Q-
0■~~--h.0
-254-
面■二1
==-1
4.環境教育の視点の整理
ア、多様性
生物がそれぞれの環境に応じた体の作りや生活をしていること、多くの種がいればいるほど
自然が豊かであるということをとらえさせるo
イ、生命の連続性
植物、動物、人は雌雄のかかわりによって、生命が誕生し、その生命が持続し、また、受け
継がれていることをとらえさせる。
ウ、システム
食物連鎖、循環、平衡、階層性などをさす。自然の要素は、掴としては存在せず、他の要素
と深くかかわっていることを相互関連的に、また$過合的にとらえさせる。システムを轍成して
いる循環要素(日光、水、空気、土など)もこの視点に含む。
エ、有限性
物質および資源には、使うとなくなるものがあることを、エネルギー等の学習を通してとら
えさせる。
5,自然観察のすすめ方
O子たちに豊かな自然体験を持たせるには
五感を使おう
見るばかりでなく、音にこだわる、さわってみる、においをかぐ、食べてみる
例)虫あみをつかわない、かごに入れない
O「つながり」にこだわろう
自然界のつながり
人と自然とのつながりは、地域文化のフィルターを通して
ログ
生活体験地域とのふれあいわかちあいをしよう
Oネイチャーゲームをとりいれ自然にふれる感性を養う
6,実践報告
ネイチャーゲーム(3年生A6月昆虫B2月耳)
Aミクロハイクー-虫ネガネと糸を使った、足もとに広がるミクロの世界への探検です。
ミ・ク・ロブとんけんしたよ
学校の裏の野原へ行って、1メートルくらいの糸を用意し、顔を近づけて糸に沿って、2,3セ
ンチずつたどっていくと………
Bサイレントマップーーまわりから聞こえてくる音を地図で表現してみます。
聞こえてきた音を文字ではなく、イメージした記号やサインでカードに描いて下さい。
----
 ̄
〆.
/二
---~-~
】□
〆
〆
rし
l)塾MLd
〆
等言莉
』《DJ、歪
mXFい
-255-
6実践報告つプさ
自然観察のすすめ方(自然観察からはじまる環塊教育)
A野の草花に名前をつけよう。
3年生と4年生理科を持っているので、校庭うらの雑草に、まず3年生に名前をつけてもらって
4年生に何の花かあててもらいます。
う1zflfのう'ブに危前I
し℃ンら?A・ノ
Uヘまわ'j草
なかよし草
_正ンF草’ブウ草
パブプ草(:猟陽)
’
FlUMd
植物允(総)
4年生のうIブに〉b前
しLばり
"うばら鼎
とう燈い草
j}しバノ鉢ク
くう蒜革と6億.巧亭
コーヒーカ'ソ7.単
<、るぐ蝉ツルツ'蝉
おとん(M(L,
B自然観察しんぷん(個人でグループで)
カイポウケンピキョウや虫メガネを使って観察する。本で調べる。スケッチする。
葉や実をセロテープではる。
蝿→花々は」zれぱ見ろ,ツビ抹がβ,かい
…'…………鑪鰯蝋灘瀧;繍鞠;鱈博嶢
’鯛鰯鰯辮編獺熟………
…Ⅲ。…<………鯛;蝋鰯皐鵬熟鯛認餅
圓'二つぎささって<3み鱈い催みえ,ろ.
伝iフ世.
C-年間を通して、調べたいものを決め、月に2時間くらい調べ学習の時間をもうける。
調べていた花が咲かなくなってしまったり、興味が続かなかったり、3学期は実験で時間がたりなく
なってしまったが、図鑑のしらべかたなども分かり、子どもたちはこの時間を楽しみにしていました
Dフィールドビンゴで自然観察
E川が凍る???今年の冬は寒かったので、学校の裏の川に氷ができた時、観察に行きました.
F雪が降った後、ツグミのあしあと、ホッピングを見にいきました。
G4年理科水の旅の学習のあと、渋田川ぞいのゴミ拾いをしました。
P
・ノー
・・一つ◇0。
5,‐》一一
“・・・」.、
藤に鷲
ii曇jilli篝:
FHFLi
O●
「
「
-256-
7考察と今後の課題
理科の中に、藻境教育の視点をいれて行こうといろいろな試みをしてみました。
自然観察からはじまる環境教育ということで、親しむ、調べる、護る活動を取り入れました。
親しむ---ミクロハイク、サイレントマップ、野の草花に名前をつけよう。
調べる---自然観察新聞を作ろう。調べ学習をしよう。
護る----川沿いのゴミ拾い。
自然観察をしていると、こんな場面に出くわします。子供の作文から、
私はきのう、りかでがつこうのうらやままで、むしをみにいきました。せんせいがこどものころ、
いっぱいいたイトトンポというトンボが、いっぱいいました。でも、虫は、弱肉強食といって、
つよいものがよわいものを食べているので、よわいものがかわいそうだなと思いました。
わたしは、ほんとうに入げんで、よかったと思います。(3年女子)
自然のなかに人間がいるわけで、自然をきたないもの、こわいものとして、切り鍵して良いものであ
ろうか。それには、小さいときから子供時代くらいまでの原体験が、自然との共生を考える時のパロ
メイターになると思われます。そして、それが環境を護る力となっていくと思われます。
学校としての現境教育は、身近な自然や地域の中から、ふれあいをとおして問題を見つめ直すことが
大切です。環境教育は、大人になるまでの生涯教育ですから、できることから息なが〈続けることです
今後の私の課題として、学区のことを良く知らないこともあるので、地域探検や学校のマップづく
りから始めています。伊勢原地区の自然観察会に参加したり、湧水や水源について調べてみたいと思っ
ています。
ています。ネイチヤーゲームを授業に取り入れるには、どのようにすればよいのか実践していきたいと
思います。
参考文献
学校における環境教育
かながわ環境学習プラン
環境学習チャレンジブック
学校にホタルが飛んだ
図解ネイチャーゲーム
日本自然保講迩会
/北村文治日本教育新聞社
野の植物
257-
1画ノL石肝ヲ電:クつ薔旧
ラニーーマ「胡、言全オ交レニオう0ナるオミランラニイ云彗全遷罫
クフーす--す~とコフプア」
成瀬小学校石井尚子
1
.、之3iri刊、河ざ言ラニーラニィテクラブ・クフマ舌璽、
。=蓋ノヒオミー二弐とクフヨ巨万虚
大山にある「伊勢原老人ホーム」に出かけて、児jR【がご老人に出し物を披露したり一緒に会話した
りして面会するというやり方で交流をしているが、こういう形で8年目を経た。いずれも期末の短縮
中の午後で年3回。
7月…ホームの方とデイケアの方と合わせて50名ほどの方々が迎えてくださった。デイケアの方々
は地域の方で、身体的にも元気な方々が多く、出し物をすると反応もす早く感想をはっきりと
言ってくださった。
12月…入所者の方だけで、こじんまりとしたムードの中で、なるべくご老人とふれあう機会を多くす
るように内容を考えた。あやとり、お手玉、けん玉、手遊び等をして見せたり、ご老人にして
もらったりして、参加型の出し物を多くするようにした。
3月…デイケアの方も一緒で、大勢の方に見ていただいた。3学期は短いので、練習時間も短く、内
容的には変わったことがなかったが、iii回と同じくご老人の参加を多くした出し物にして、な
るべくふれあう橡なものにした。6年生は最後の機会なので演技にも迫力があった.
出し物が終わると、部屋にもどる方を少し手伝うのが上手になってきた.111椅子の方をjIFしてあげ
部屋に連れて行く。児童は、次第に車椅子を操作するのが上手になってきている。部屋に行くと、お
話をして短いひとときを榮しんでいた。20名のクラブ員を老人ホームに送迎するために、ホームの
マイクロバスをお借りして、職員の車1台と合計で2台で、引率者はクラブ担当者3名の他、数名自
主的についてきてくださって、とても助かった。
このホームには、3回訪問しているが、そのほか、9月の敬老の日や1月の寒中のころには、手紙
を醤いて送ることもしている。
一手言舌クつ言全窪?
昨年にひき続き、手話サークルの方が調師として来て、手話を教えてくださった。5,6,10,
11,12,1,2,3月と8回程、手話学習をすることができた。基礎的な手話を中心にして学習
したが、児童は、上達が早く、けつこう上手にできる櫛になった。自己紹介、挨拶、簡単な会話を中
心にして、手話ソングもいくつかやった。「赤鼻のトナカイ」「LOVELOVELOVE」を
習った。時にはろうあの方もいらっしゃったので、手話で会話することもできたが、それが一番上
達の近道となっている棟である。
◎逸力禾俸囮託U實方雁珂
大山の老人ホームには3回でかけるが、遠い所なので、大変である.近くでも交流できる所がない
かと考えた所、学校の近くに成瀬幼稚園があった。そこで、幼児との交流も試してみようと前々か
ら考えていたが、7月に実現するに至った。老人ホームと同じ槻に、出し物を見せて、幼児と一緒に
遊んだりするもの。幼児は、ご老人とは違って、反応がはきはきとしているし行動もす早い。そして、
とてもかわいい。小学生と幼児との交流は、ごく自然で、楽しくできた徹子である.なるべく固くな
らない標にして、身体をたくさん動かしたり、遊びを多くとり入れる標に工夫した。今年初めての取
り組みであったが、7月,12月,3月と3回行くことができた。ここは、近いのでクラブの時間に
-258-
行ってくることができた
=‐オミラニーラニィラア彬窃フかオ交割江蔓縫とし-てつコマ舌璽b
平成7年度より、本校がボランティア協力枝に指定されたので、学校としての事業を考え、実施でき
る橡になった.そこで、現在取り組んでいることを挙げ、それが、どの綴に、ボランティア学習とつな
がっているのかを考えてみた.先述の老人ホーム肋IHL幼稚園訪問,手話学習,ご老人や幼児との文通
はもちろん、この中心となる大切な活動であるが、他にもいろいろとあることがわかった.たとえば、
全校で取り組んでいる自然体験活動,児童会のあいさつ運動や感謝の集い,募金活動もそうだし、生活
科での父母や老人とのふれあい活動等が挙げられる。協力枝として予算がもらえたので、その予算を生
かして本年度、新しい取り組みとして次の犠なことを実践してみた。
。=7tごし、つ6まし、到璽童b
学校には花があるが、それを学校だけでなく地域にそれを飾ろうという目的で6年生児壷が、秋に
チューリップの球根をプランターに植えて育てた。そして、芽が伸びてきた3月の卒業前に地域の公
共の湯にプレゼントした。例えば、成1M農協,成瀬公民館,成瀬派出所,高森郵便局,成瀬幼稚園,
林台保育園,愛甲石、駅,老人ホーム等である。春には、花が咲いてくれるとよいのだが、芽の育ち
が、少し心配な感じもする.このプレゼントから地域と学校(児童)との交流ができればよいが…
oEi4j2p寺《本厩食をF雁驫】< ̄旨
6年生社会科の学習で、歴史学習の中の戦時体験を聞くものである.体験を聞くだけでなく、地域
の古老とのふれあいも目指したものであったが、時間や場の設定を考えると学習の域から出れずふれ
あいまではつながらなかったと思われる。また本校では、初めての取り組みだったので、これから続
けていくことにより、次第に定着し、古老とのふれあいにまで発展していくかもしれない。
。才畠ネ止罰簿Y寅会:
去る3月7日、福祉講演会をした。調師は、厚木市の車椅子に乗りながら働いている内海光雄さん
で、ご自身のプロフィールを含めた、体験や日頃考えていること等について、6年生全員を前に話し
ていただいた.子どもたちにとって、この橡を障害者の方にじかに会うのは初めてであり、驚きや感
動が多かった標である。また講演会に前後して、市社協より車椅子を2台お借りした。そして、これ
を6年の児童を中心にして体験してもらった。初めて車椅子に乗った子がほとんどで、休み時間には
外で乗る姿も見られた。また、体育の時間に全員が少しずつ乗ったり押したりするクラスもあった。
尚、講演会が始まる前に、市社協のボランティアコーディネーターの方が来校し車椅子の使い方につ
いての説明をしていただいた。
その他、生活科での活動や各学級での実践等、今やっていることを掘り起こせばボランティア学習
につながるものがいろいろとあるだろう.本校では、難聴の子がいるクラスでの助け合い、ゴミ拾い
を続けているクラスの実践等、ささやかでもたくさんの事例があるはずである。
ヨー言全翻蒐とし~てつつ耳又D糸且6尾A
C2i虫ワヨまし毫言ノLどつつ三直読i:
さる7月、市社協の事業で、ひとり暮らしの老人に暑中見舞いを出す活動があり、それに参加した
我が6年5組の児童は、文通から面会へ発展し交流を続けている。たまたまひとり暮らしの方は老人
ホームだったこともあって、「会いに行きたい」子が1人から2人.…と輪が広がり、団体でクリス
マス会をしに行く標になった.実は、ある子の文通相手が急死という驚いた体験をした子もいて、生
-259-
と死について、少しでも考える機会にもなった櫟である。担任の私も何回か同行したが、ホームに入
所しているご老人の1MWに触れる機会もできた。ホームのご老人は、とても喜んでくださって、「よ
く来てくれたね」「待っていたのよ」とか、その気持ちをあらわに表して、子供たちを迎えてくださっ
た。ある日、そこのご老人のひとりが子どもたちに会いに学校に来られたこともあった.これからも
交流が続いていくものと思われる。
◎酉琶訂クフヨニ&ども少とクフョ這読E
去る2月、阪神大震災の被災地、西宮にボランティアとして出かけた私は、その後、知り合った女
の子が今の6年生と同じ学年なので、何とか交流させたいと考え、手紙やプレゼントを送っていた。
6年生になってからは、日光旅行のおみやげを送ったり、平成8年の1月17日には、1周年たった
からということで、励ましの手紙を、文通相手の子のいるクラスに送った。すると、そのクラスから
先生も一緒に、手紙が送られて来た。ちょっとしたことであるが励ますことの大切さをつくづく感じ
た。卒業後は、個々に、文通をしてくれるものと1111侍している。
4.琴ど反>と今-7夢をクフプヲ1句
ボランティア活動の目的としていつも私が提唱している
・困っている人を助けること
・入づきあいや人との出逢いをすること
・自己を高め椅神的な満足を得ること
について、そのことを念頭において実顕していけば、たくさん事例が挙げられる。私自身の活動の中に
も、そしてこれは、あらゆる方が毎日の教育活動の中で、行われていることだと思う。取り立てて特別
なことでなくても、ささいな実践の中にも、ボランティア学習につながることがたくさんあるはずであ
る。身近なことで、ボランティア活動の目的になることがあったら、実行に移せれば幸いであるし、そ
のことを教師や大人が意識していくことが大切だと考える。
私自身としては、老人ホームのおじいちゃんおばあちゃんに個人的に面会にいくことは続けようと思っ
ている。また、ろうあの方との交流、内海さんをはじめとする障害者との交流も続けるつもりだ。身の
回りで、何かできそうなことがあったら、惜しみなく手をさし仲ぺたい。
さて、この当センターの研究も3年目を終わろうとしている。個人研究の域から未だ出れず、大きな
前進がない。ひとりの手からみんなの手に広げて協力し合い、知恵を出し合って研究を進めていきたい
と考えている。いっしょに手を取り合ってやってみようではありませんかⅡ
-260-
li i ji jili1ilIi ili li
lilil l
261
7/18老人ホーム訪問
組み体そうをヤク葦支払はカス,1拳ソ掌すの
、
。
U
孔■。こ
jI
武
らi
ZI
入
J”叙位、呵靴卜〃閂、‐院いぃ川〃胴・物!……
〈y~$
ilIi‐!「liIliiii
。■●
●
■■■□■△00●△q00■■I。●■・■qq0;
孑9.
:IiIi矯叫…イ嬬I
洲
■●■■■0●●ロ■、■甘■Ⅱ09▲■■■□■■■■□凸■d6g0dIq0-lo0q0しc-qC
iil1
7.八、
)bp凸しおばが
○
’…1111.i1Iiii…:
蕊
汀Ⅱ凡弼釧抓川噸川瞬赫浮し1
訓
P-1
060■■ロ■■■05|■U00800b0BIl-00l0■■Uq0q▲Ⅱ■■■■■9ID090‐・0.F。トロロh■■■■■■0IBD●
l(、『一じゃ■■■DIp608■■Q01UL■.■7600C60
’△DGp0■■05’05■r:巳』0●●09,。▽■●●OI
……I…‐ii…ii…!i‐‐‐‐‐11‐〉永』』一一》.Ⅲ●加(淵.M1
「iiliII叺一》「,掌一一(一一》‐》一一〉’一一一一一三一》一:、!!‐11軌‐li11il!!‐IilIi
:.!…l4ly】『1.う只辺【ん!
00・GbBP0●▲□■|■■0.00066■●■:■い●。。。。。100■‐■’6911△
窯
r-lL
262
敬老9日の
菫ii
01.05‐‐blQ0■■■●05■Ⅱ90.b,IC・ワ■■dq90凸0『。■0.口dpP19F・9SBd■■■L6I
'1
9月老人ホームのおじいさんおぱあさ
蕊騒
ー ̄ ̄--
0△ID-CC0bP1C■。:■△■■q■■U066U0Ⅱ▲■■■■P3■l0QcC『000■00
〃
豫
--------
か.
邸おばあさ,cMX,ぱ
躯ぱ診て長生きして〈jtツ
11
畠亨さざエリ
些籔二二==」≦>
敬老のヨお杓てこうござい翠一ハ泡,
私憾五年生なので乙詳うそウ上きばせんと
参一誓域怠旦と偽運動会の練野です.
て
6
由
勾掲さし今日吋者童なお託をあV敵とう
辿
な屡父
(皇
l’
》罎遊
鱸
EIL
耳
刈判細則利uH11---ll1--l-------1--l
危邑父
秋.村人油いすす・そん力人梶ち毛汁&は
元気に勢しんていす寸・こ孔から唾.
-IIII---IlII-III--IIlI-I---IIII-l--I
鯉脚
ぺんな方だ←フ:坊に.歩道一已注竜しにリ
vろんが人爬巧にヤさしく
馨瘤跡組在阿俳乢
て
‐IlIllll-llIIll-llI
の人達は世欽瞥してく肌5人と
友達に廿肌ろという前《画J廷ロ
伯Ⅳ川竹Ⅲ肱同じ脂脳咽イイ心臓叩上
下す.ま托鱒囲劉封旬逃鼬
‘-通
!。
0
l’
膳Ⅸ憶阿イいづし←に紗
②Lj
ムダ
。 い 月!」
右
グーーーミ
グーグヘ
3/7福祉調漬会「内海さんの話」を聞いて
内海さんへの手紙
マト剛炮ポラン一丁アヮーズフイ差人ホー臼已ほうもん
! |MH ilI
ji1Li ) ljl
・_iz,
‘-通
Pびへ-弓
グー ̄、
-263-
ヘ卍
.uと
」と
伊勢原Th教育センター希望研究
{IHI人の部.(科)心理学
ヱヶーーエヨペFローアーフ ̄て.
伊勢原小2詞交橋口龍郎
稲牙「多蒄を?-す-=ずヨヌつる0二戎ら六二つ~て
教育現場において、心理学的見地から対処していかなければならないと考えられる多くの問題が横たわ
っていることは周知のことである。不登校やいじめといった、子どもたちのCの中に潜む難しい問題に教
師は向かい合っていかなければiならない。しかし、こうした問題については、それまでの経験に基づいた
手探りの対処がなされている場合が多く、相談機関の充実も図られてきてはいるが、を力むか尊椚的な立
場から対応を考えていく機会が限られているのが実情である。近年では、スクールカウンセラーの配置を
試みるなど、いくつかの新しい取り組みもみられるが、やはり現場にいる教師自身が専門的なタH職を身に
つけていく努力も忘れてはならないだろう。
今年度の研究については、こうした臨床'C理豐i輔《】を立場に加え、広く皇討交教育現場での活動に関わると
考えられる分野にまで対象を広げて、進めていくこととした。
今豈年雇乏ク>可f三毛糸至韮aO二一つし、‐て
今年度はDJ理学研究会という形式をとり.市外の皇i数に勤務する先生方に助言をうけツロぞがら、そこでの
活動を中心として研究に取り組むこととした。
心理学研究会の概要
構成員教員33職経験者など4名
定例会3,8,12月を除き各月毎週1回(年間約36回)
会場おもに公民館などの公共施設
心理学に関わる様々な課題について研究を進めた。
句干ラモ'六l琴
[不登校児への取り#Hみ]
今年度は担任するクラスで不登校(不登校傾向)児を2名受け持った。そのうち一人は昨年度の研究紀
要で報告した児童である。
今年度のA児について特筆すべき点は、友だちや担任である私と不登校について話題をオープンにして
話すことができるようになったことである。
「どうして学校こないんだ?」「なんとなく学校にいく気がしないんだよなあ。」
「家で恋にやってんの?」「ごろごろしてる。」
というように、今までどちらかというとタブーになってきたことが話題にでき、本人も自分の言葉で素直
に表現できるようになったのである。年間の欠席日数は増えてしまったものの、A児のJLの中に成長と変
-264-
化がみられるようになったわけである。こうした変容がみられた理由の一つに、A児の行動についてクラ
スの子どもたち
してきたことがあげられる。そうした関係を作る大切さを改
めて感じた。こ
めて感じた。このことは次のテーマと大きく関わってくる。
B児については、教育センターで教育相談をしている石川先生に担当していただき、連絡を取り合うよ
うにして対応していった。この件で1よ、家族療法的な考え方、すなわち本人だけてnはなく家族全体の関わ
りを対象とし、対処していくという考え方の大切さを改めて知った。特に父親と子、母親と子といった関
係だけでなく父親と母親の夫婦関係にも着目しなければ解決の糸口はつかめないということである。この
ことはc児のように父親のアルコール依存が原因で家庭環境カギ悪化したことから入院にいたったケース
にも言える。子どもたちの問題を解決していくために家族を対象としていくことは避けて通れないところ
であるが、教師が家庭の問題に介入するのには限界があり、現状で1よな力む力難しい・学校にそうした役
割を担うカウンセラーのようなものを置く方向がよいのか、相談機関を拡充して連絡を取り合っていく方
がよいのかq9rど、いくつか方法を考えていかなければならないだろう。
[教師にとって望ましい、子どもに対する態度について]
私たちは教師と子どもとの関係のあり方について、それぞれに考えを持って子どもたちと接している。
C、ロジャーズ{よそれについていくつかの考察を加えているが、ここでは学習促進者(つまり認M師i)にと
って望ましい態度、あり方について触れたい。
・学習者(子ども)を、様々〕gc感傭と知性をそなえた全人としてあるがままを尊重するということ。
・批判や評価で'よなく理解されている感じ、すなわち49謀11<理解を示すこと。
この二つは私たち教0,Fの子どもたちに接する態度に厳しい指摘を行っている。どうしても相対的にみて
劣っていたり、絶対的にみて力が足りないことをマイナスに評価することが先になり、その子自身を尊重
する前にあれこれと要求をすることになりがちである。自己教育力の育成という点から考えても、「自分
は認めてもらえている。が(,ばるぞ。」といった子どもの意欲を引き出すために、私たち教師が心力;I泣
ければ?bどらない教師としての態度ではないだろうか。
[言語について]
人間の表現手段の一つである言語について、重要性を理解していてもその木質について考えることは今
まであまりなかったが.今年度はF・ソシュールの講義録「一般言語学講義」などの内容に}剥けしる機会を
得た。かなり難解な内容であるが、その中でも注目したのが講義Hにおける、ランガージュ、ラング、パ
ロールという考え方である。ランガージュを人間特有のシンボル化能力ととらえ、人間の社会生活の下に
おいてのみ顕在化するもので、その顕在化したものがラングであり、そこで個人がおこなう発話行為がパ
ロールであるという言語の見方である。社会生活が人間の内面と深く結び付き、自分を表現する手段の言
語の獲得に大きな影響を与えるということは、まだ十分に言語を獲得できていない子どもたちだけでなく、
児童の表現力や言語謹覚を育てる面からも重要bなことで、今後も理解を深めていきたい点である。
二童どち'>
今年度は実践的な内容よりも、理論面て学in親場での取り組みについて考えを深めることが多くなった。
幅広い観点から私たち教師の活動を見つめ直し、実践の中でいかせるような研究を今後も続けたい。
参考文献
「登校拒否の子どもの指導24の誤り」北林正1111協LiF71書
「ソシュールを読む」丸山圭三郎岩波書店
「人間尊重のJCJ理学」Oロジャーズ‘Ⅲ元社
-265-
個人の部・理科T・T
T・Tをいかした理科指導
比々多小学校録下和代
1.テーマ設定の理由
本年度理科の授業をT・Tで行うことになった。そこで、T・Tという新しい指導法がどのような指
導方法か研究するとともに、理科の授業の中でより効果的なT・Tの組み方の研究を深めたいと思って
本テーマを設定した。
2.研究の経過
(1)T・Tの指導方法の研究
(2)理科の授業でのT・Tのあり方の研究
(3)理科の年間計画の見直し
(4)より効果的なT・Tを考えた単元計画作成と授業実践
(5)研究のまとめ
3.研究内容
(1)T・Tの指導方法と理科でのT・Tのあり方
T・Tの指導方法としては、色々な方法が考えられる。
○学習集団を一斉指導を基にしながら、他の教師がクループ又は個人指導をする。
O学習集団を初めからグループ分けをして分担指導する。(習熟度別)
○学習コースを複数設定して分担する。
○授業の過程を分担する。
○学習空間を分担する。(数学級、数教師、チームリーダー)生活科、遠足、修学旅行、校外学習など
に活用する。
このように、教科や課題、教材等に応じて柔軟に編成することが可能であり、さまざまな指導形態が考
えられる。
理科の授業の中で、どのようなT・Tの指導方法が可能なのか、より効果的なT・Tの指導のあり方等
考えると、教材教具の不足や一人一人に基本的実験観察技能を身につけさせるために、授業の過程を教
室と理科室に分けて分担したり、一人一人の児童がたてた課題を大切にして二人の教師で個人指導をし
たり色々な方法が考えられる。そこで、年間計画の見直しと単元計画の作成をした。そして授業実践を
積み重ねた。いくつかの実践の中で授業の過程を分担した実践を報告したい。
(2)授業実践
単元名花のつくり(5時間)
単元について
今までに児童はあさがお・チューリップ・ホーセンカ・へちま・さつまいもなど色々なものを育ててい
る。ここでは、4年の時にまいたアブラナを観察しながら、花のつくりや機能に目をむけて、実のもと
になっているものについて関心を深めたい。またアブラナの開花の様子や花が散った様子や実の育ちの
様子から、花のどの部分が実になるのかを問題にもち、適切な観察用具を活用して目的に沿った観察を
して、それを基に推論したり確かめたりし、問題解決していく能力を高めたい。
T・Tの指導体制としては、一斉指導を中心にしながら授業過程を途中から二通りにして、理科室と教
室に別れて指導する。二通りに分けることにより、台数の少ない解剖顕微鏡も二人に一台使え、より一
層基本的観察技能も身についてくると思われる。また半分の人数の指導となり、よりきめ細やかな指導
が可能になると考えた。
単元目標
○アブラナの花のつくりを調べ、が<・花びら・雄しべ・雌しべがあることをとらえ、雄しべ・雌しの
特徴がとらえられるようにする。
O花びらが散った後、雌しべの子房が育って実になり、中に穂子ができることが調べられるようにする。
-266-
○花には、アブラナの花のように、雌しべや雄しべがあって、実ができることを、身近に見られる花で
調べることができるようにする。
単元計画(5時間)
第1次アブラナの全体を観察しよう。(1時間)T1
花のつくりを調べ
第2次アブラナの花のつくりを調べ
第2次解剖顕微鏡を
第2次解剖顕微鏡を使って調べよう。
(1時間)
(1時間)T2理科室
時間)T1教室
よう。(1時間)T1教室
花のつくりを調べ
第3次アブラナの花のつくりを調べ
第3次解剖顕微鏡を使って調べよう。
第3次解剖顕微鏡を
(1時間)T2理科室
(1時間)
時間)T1教室
よう。(1時間)T1教室
第4次色々な花のつくりについて調べよ
第4次色々な花のつ‘
王うについて調べ
第4次みどりのほうについて調べ
う。(1時間)T2理科室
う。(1時間)
よう。(1時間)T1教室
1時間)T1教室
第5次色々な花のつくりについて調べよ
第5次みどりのぼうについて調べよ
う。(1時間)T2理科室
う。(1時間)T1教室
実施クラス5年1組・5年2組・5年3組・5年4組合計129人
実施後の児童のアンケート(T・Tの授業ではどんなところが良かったですか?どのようなところが悪か
ったですか?)結果
○学習内容がとても楽しかった。73人
・解剖顕微鏡を使うのが楽しかった。35人
・花のつくりを詳しく調べられて楽しかった。18人
・教科書でなく実物を調べたり、解剖顕微鏡で見たりして良かった。8人
・色々な勉強ができて楽しかった。7人
・解剖顕微鏡が二人に一台使えて、またたくさん使えて良かった。5人
○二人の先生が分かれたことが良かった。60人
・内容が良くわかった、わかりやすい、説明が良かった。38人
・二人の先生が分かれてやってくれたところが良かった。8人
・解剖顕微鏡の使いかたが良くわかった。5人
・花のつくりが良くわかった。5人
・相談にのってくれたり、質問に答えてくれた。2人
・先生がいないということがなくて良かった.1人
-267-
.きびしいところが良かった。1人
○教室と理科室に分かれ人数が半分になって良かった。9人
・36人が教室と理科室に分かれて半分で勉強できて良かった。8人
・半分だと静かで良い。1人
○悪かったところ。3人
・移動が大変だった。1人
・アブラナの花の絵を描くのがいやだった。1人
・二人だとわからないところがある。1人
○特になし。8人
4.研究のまとめ
授業の過程を教室と理科室に分けて二人の教師が分担して行った実践は、実践後のアンケートをみる
と大変有意義だったことが良くわかる。教師の方も何を教えるのか明確になっておりお互いに良かった
と思う。また、児童のアンケートにもあったが、児童の人数が半分になり丁寧に説明ができたり、一人
一人の疑問を大切に扱えたり、実物で調べたり、児童中心の楽しい授業ができたと思う。また、解剖顕
微鏡の台数が少なかったので、人数が半分になったことにより二人に一台となり、思う存分に解剖顕微
鏡が汲え児童なりに満足できたようだ。
一人一人の児童がたてた課題を大切にして、二人の教師が個人指導をした実践では、児童一人一人の
考えを大切にできたり、安全面の配慮ができた反面、二人の教師が必ずしも必要というより一人の教師
でも対応できる場面もあり、また、どのように支援していくのか共通理解を充分図らないと難しい面も
あり、更に効果的なT・Tの組み方を研究していく必要性を感じた。T・Tをどのように組むことが、
より児童の問題解決学習につながるのか、今後更に色々な実践を積み重ねながら、児童にとつてよりよ
いT・Tの授業のあり方の研究をしていくことが大切だと思う。
-268-
温雅
1研究テーマ
回謬過信を生かした国謬科指導のあり方
(興味・関,uを高めるために)
2研究目的
国謬を正確にかつ分かりやすく表現する能力を育成することは、国際化や情報化などの社会の変化に
主体的に対応して生きるためにも重視されなければならない。また正確さとは、文字やき紫通い、大法
強と.を正しく理解し使用できることであろうし、分かりやすさとは内容の配列のエ夫や相手に応じたさ
紫や丈章を使い分けるができる能力であろう。また、「表現」の領塚においても、自分の考えを大切に
して、え章に響いたり諾したりする力を高めることが甦婆となってくる。現在の国謬教室の塊状は、
①生徒の国謬に対する関`趣が薄く、これを尊重する態度に迄しいこと。
②読むこと、響くことの能力が十分とはいえ稚いこと。
③話すこと(誌し合い)や作丈の能力が十分とはいえないこと。
従どが指摘できろ。
これまでにも、表現の能力を高め、関`ご・意欲を高めるために繰り返し鎌り返し指導をしてきたが、
さらに新たな発想、大胆な試みが求められていろ。
そこで、今年度は従米行ってきた短作文指導を発展させ、国誇通信といった形でまとめることで表現
する力をつけることができると考えた。
3研究内容
国謬教室の本衡的な課題と今日的な課題を匙据え、それにとりくんでいく柱として、
①「短作犬」指導のエ犬
②「国籍通信」の発行
の二つを考えた。検索に限らず、生活のあらゆる機会や場面を通して、身近鞍情報や問題意識に論
目させる。生徒一人一人の柔軟な発想を大物にし鞍がら、筋道正し《表現する能力を育てながら指
導していく。そのためには、書くことが顎し〈なければならないし、人のえ章を読むことの楽しさも
朱わうことも大切である。そのために意欲が溺土れぱなおよい。「国籍通信」を発行することで生徒
一人一人の多様強興朱・脚毬を引きだし、学習意欲を搦めろ。そして、個の読みの達成度を輝り、互
いの意見を交流する。
4まとめと今後の課題
国語通信『国語大好き』を発行し活用を因った鰭釆、生徒の閃一・遂欲が高まり烟の読みを側面か
ら補強できた効釆は大きかった。国鍔通信は蹟初は補助的癬料として出発したが、活用次第では授業
の柱として十分利用できた。
今後も親しみやすい鰔面と回篝教室の課題を踏まえた内容で生徒と共に歩んでいきたい。
-269-
国語大好き
を鑑んで
●いん‐腓ユハリnV胆lh7TLhl③u
明日からゴールデンウイークですね。みなさんの
予定はどうですか。日本鍬でいうと.『衡企週間』
派か、なかなか企戦の使い方は難しいですわ。
わたしたらば部法効の大会があって、uとんど
鰯作者の「の等くみ方こ」さんが、『のぎく』の花になって書いた詩でとても
おもしろいと思います。この詩は、『のぎく』が見たものを上手に讃わしTい
し壬可』小川w夘小U
ちょっと無理。よく読んで、自分の感想と比べてみましょう。。
つを中心に紹介していきます。本当は全員の感想を減せてあげたいのですが、
四号に引き続き、みんなの感想を特集します。
四編の詩の中から、自分の好きな詩をひとつ選んで感想を鶴いてもらいました。
|番多かつたのは『いのち』、そして『あきのひ』でした。今日は、この一一
おヤすみ↑-.(かhい7う!)先生士らは
かわいい生徒の人駒に日夜、そして穫倹を
『賛金週間』-でも、世の中には上ったく
息れてがんば⑰ているのです。
休みの取れない人や一生懸命働いていろ
人もたくさんいるんですね。
、『「■Ⅱ
孵壁騨騨⑰
蓬
えらそうにしてして
いるけど、本当はや
すいいのだと思う。
それはことりたちを
心ぞうのように大切
にしているからだ。(四組側納)
■▼{『詩』というのは、短い{
の中にも作者の富いたいことが
たくざんつまっていて。何でも
ない女や言葉がとても意味深く
聞こえてます。詩はとてもおも
しろいです。その中でも、私は
『いの方』が大好きです。
この詩はいかにもお年寄りで
静かで、でも堂々としている詩
|おそらくとても幸せ者ではないでしよ
・うか。拳せ者ばけや孝だけでなく、小
ある時だなあ。(五組吉田)’―たかい。うらやましいなあ。(墨粟田〉
■■とってもどっしりした感じで、何一
一圏たちだってそうでしょう。やすし¥
だがおじいちゃんのような温かきが。》うなけやきにだかれていつだってあた
(五組代田)
みなもとである。
ように考えて生きていく。この
だと思います。
けやきの生き方がすばらしいと
けやきというのは’当たり前
思いました。
(五組岸)
剰訓刊が 勤寺きせん。助けないという→
日切小腸たちのあたたかさのよって、
とは、きっとつまらないと思います。
厳しい寒さも生きていくことが出来る けれど、たくさんのかわいらしい小鬮
小陶たちを守って
たちの囲まれていつもいつもふところ
は、あったかい・・・そんなけやきは
いることが生きる力
ろにだいてあたたかい。このけや
きの気持ちが分かりました。たく
さんのことりたちを自分の心瞬の
且■けやきはことりたちがいてくれ
るから生きていけるんだな、と
思いました。ことりたちをふとこ
のかな、と思った。(五組江上)
いったけど、僕は葉っぱが鰯だと
思う。それか、蝿の思い出がある
てなくてはならない存在で、けやきだ
いつくの命がなくなるということは、
小島の命がなくなるということ、だか
らいつまでも生きていてよいのだ、と
思いました。
(五組片山)
Br先生はけやきの上に鳥の巣があると
日胃『けやきだいつく』は,小陶にとっ
なの感想PADnlI
集『のはらのうた』よりb●
釦
るし、最後の『ゆうひがくるくるとしずむところでした』というところも、た
とえの表現がとてもおもしろい。しずかでさみしい感じがするのに、最後だけ
おもしろくて、人間が考えそうじゃないことを書いている。(四組那須)
赤この詩を読んだとぎ、こののぎくが立っている野
赤この詩を読んだとぎ、こののぎくが立っている好感の風景が目に浮かびまし
た。茶色くなりかけた草が辺りにたくざん生えてい
その中に点々とのぎくが嘆いているのです。
秋の日の夕方.夕日に照らされて、赤っぽく
その野原には秋の冷たい風がきあ-と攻いて来て
トンボがあちらこちらに飛んでいます。
なったのぎぐが.秋の風に吹かれて静かにゆれてい
そんなところに立っているのぎくさんを
わたしも見てみたいです。(四組山崎)
■のぎくは輿が吹くと花をゆするなんて、U
自分では出来ないのに、自分の意志で勘かしてo
 ̄
八)ji
ll
いるみたいです。『だれかに・・』のだれかって、 近くにいるのぎくなのか、
〈四組大貫)
岾樗応、崎いい伝臓帷、Ⅲぱいトレー‐‐し》》》辨醐調『‐
270
灘
、F1卸成
成jWf瀬
Liln1l1
イliIFザ
レリ佼
川
主鮒イド
|・几lノリ
螺
11
IO旅鮒?
鑿
ル
国語大好き
liljk
靴
Il
ルルルュハⅦⅢUblⅡ7fLbl9M
阪神・淡路大震災では多くの子供たちも犠牲に
なりました。また、避難所となった学校では長い
一一一一■えないご苦労があったことと思います。
間授業ができない状態が続きました。’一一一己では
省みて私たちの地震への備えはどうでしょう。
昼間、大地震が発生したとき、どう行動した
らよいのでしょう。家族の避難場所は話し合
っていますか。昔の人は言いました。
っていますか。昔の人は
『備えあれば憂いなし』
△△▼上川円導粗机尤巴伴スフレL
7T川、肌しん坐り
~立ち上がる神戸の子供たち~
阪神・淡路大震災は、多くの人々に大きな打撃を与えよした.》
比渡の二日彼の初迅時噸、塾に螂靴
押し上げている嫌子でした.世かつ人だ
乢八の町は、棡知山市立日紡中学校
に通ってい上す.九日埒がたくふん
柚もり、学校に行くのに大通Ⅲりl
した辨鉦j、向紘平で一一一十分柾かから
のでとても苦〃してい上す。
さて、本山十篭,伏の佼今が伎え従い
とⅢきよし人が、いつに伍如たら打け
るようにとろのでしょうか⑩鮒しい
(神〆市立本山中学校に午〃f)
体灯館はどうなるのでししうか”
千く杵〆に鰯りたいてず。
0」15上耐る
子供たち
はっきり←竈、って避い出したく在い。
ろうなと過うと、本当に悔しかったです。 ロでは「あんな比一旗」とかって侠う
私が濃ばけていた二十秒柾の川に、何 こといあるけど.狐で皿潔く;えよう
十人という人の今,が緑われた平が億Uら としていないのが本舟だ⑫遥げている
だけ彼のは分かるし、これからのため
れよせん.(神虎士口中一一一年夫子)
に前向きに暗…へ、行効しようと鯉う.|
より先に何か火のことを争えたい“
今は上だ、あの側のことuどら》へく
考えないようにしている鯉掘り返る
の中ては1人整岨がっか彼い。だから
0疎開した子供たち だけどあ上りにも大きすぎて、何分
二月一日、
でしょうか.クラスのみんなは焦蛎で
比一旗なんかにnけた・しあかん
しょうか“
こんにちは、先生もご家族・もご黛誰可
でこわされたらあかん
よけへんで。
(神供市立大中小学校四年,粥子)
味閲してい上す。
「・】④瓶災から蛤’ぷ」、そう鐙”え抜
俄仙、福知山市 ければやっていけない。本当に学ぶ
(京椰府の北部)に .』と、身にしみて分かづたことか多か
った.(北淡町立北決収中一一一千kf)
ばくは⑭九歳やけど、比一旗なんかに
戦凹時代から鮠いた神社を地震なんか
なんか●十つだわなあかん
ばくの、神社は神様がすんどろんや
かたづけでもええから、
とんか・十つだわな、あかん
そやないと索や、神社がなおあへん
どんか。十つだわ⑪あかん
ならへん
》河にも句てきていて、よるでkいしのも
レヱ枅哩几耗針坪呵
十体位がも布にくるム
にしと6
11人&ら
わたしのたちの仲間である小学生・中学生もこの地点によって、たくさんの一
が鵜りょした.内容は、「おじさんの
鳥1ズキ
瀞立な命が経あれよした.
でした。
、‘'適い
東がつぶれているが、半んでも返雅〃
ない⑭澗悠がわからない〕というもの
遺凡のに
伴っ日伎
窪か、if
・ケ
で次ぐ
とく在った児童・生徒・・・一一へ一一一名
阿帆を失った〃・・・二八も
彌・
Miif-i
そう巡った
●
今、ばくがしっかりしなどうにうも
低△.⑨
珠閲した〃・・ニガと十名
今日は、沖・Pの子供たらが醤いた地震の恐怖の体験を灘介しよしよう.一
三一住一二
作文集子供たちと阪神大震災
川
X第イド
1.lPLl
地震の後、ぼくの索が全壊した
供の察はおい京だ、神社だ
今、ぼくがしっかりしなあかん
公△▼虫か.毘巳ルーハ(JLL7T叫慨印LL十り
「牙跡」
地戒がおこった⑩
ダラダラ、ドヅシーン。びっくり
ていた.辺りの世界は、いつも凡て
した.起きて凡らと体が斜めになっ
いる尤紫とは別世界になっていた.
ばくは2階で寝ていた。余渡が
収よる1で布団のなかでじっとして
いた.しばらくして、外へ出ようと
したら。ベランダが、ちょうど亀伍
城迦のように往っていた。
それを降りて、一階についた.一
階はつぶれてし上い、二階が一階に
倣っていた.東の前に率があって、
その平が支えにとって東は倒れずに
すんだ.二階で寝ていた必父さんも
碑で寝ていたお母さんも弟も、みん
な鰐率だった。これは、牙跡だあ、
と巡った〆四宵市,立瓜川小丘午珊f)
-271-
、FlI1成
成バハ瀬
八jlnill
イドイii.?:
校
希望研究・グループの部
二季翁変糸墨菊誉1
ユーモヲf夛乞テーーマ
孝丈倉市ワフイ園↑生を全主力、Lナご
二季鐸し糸至邉÷つつ劃らリラゥデ(二一つ、、-て
2-毎テラE雪辱蛋劃
杉山悦子・高部屋小学校
'1、早川洋子・比々多'1、学校
石渡識一・桜台小学校
佐藤幸也
代司宏
貴真正
飯塚貞夫・大山小学校
斎藤実・高部屋小学校
柴野科子・大田小学校
相ケ瀬美鈴江・縁台小学校
山野山
井伊杉
伊勢原'1,学校
高部屋小学校
成瀬小学校
桜台小学校
S_巧「夛這テーマI=一つ、、 ̄て
私たちのグループは、活動を開始して、7年目が終わろうとしている。様々なI1i報交換
や研修を気軽に取り組んできた。その際、各自が持ち寄った指導案や授業記録や学級だよ
り等を見せ合ったり、各分野で活躍されている講師を呼んだりして。
誕たち学級担任にとって、「学IBU匿菅」は大変重要である。そこで、メンバー一人一人
の得意分野が違い、それぞれの個性を生かした学級経菅をしていることから、一人一人の
学級経営を紹介し合うことで、お互いの力量を高め合うことができると考えて、本年度は
このテーマで取り組んだ。
4.刃ヲf夛這踊墨玉動
月日
内容
場所
第1回
4月12日
・研究テーマの設定
・研究の予定について
中央公民館
第2回
5月24日
.読替指導について
中央公民館
第3回
6月28日
・学級における出会いについて
高部屋公民館
第4回
7月26日
・児童の問題行動について
中央公民館
第5回
8月23日
・運動会に向けて
中央公民館
第6回
9月27日
・児童の問題行動について
中央公民館
第7回
10月25日
・最近の遡足事情について
中央公民館
-273-
DIO
・教師の得意分野の生かし方について
中央公民館
第8回
11月15日
第9回
12月5日
・研倦「新しい学力観による問題解決学
晋の進め方」講師(大滑'1・I、学校
校長田中幾朗)
第10回
1月24日
・同和教育と学jJu堅管との関係について
中央公民館
第11回
2月29日
.「プリントごっこ」講習会
教育センター
南公民館
講師(理想科学振興財団)
第12回
3月13日
・視聴覚機器の利用について
.まとめと来年度の方向性について
中央公民館
S_毎f多乞F勺宅戻
(1)子供たちが、よりよくなるために、学i3u匿誉は、学習指導も含めて、根幹を為すものだと
考える。最も行った研究は、各先生方の実践のNi報交換である。その情報を持ち帰り、各自
の教室で役立てることができるように話し合った。
(2)研修「新しい学力観による問題解決学習の進め方」では、田中先生から「発想の転換」が
大切だということを学んだ。
(3)今日的課題である「いこめ」について、その発生プロセスや解決方法についても同和教育
とからめて話し合われた。
(4)学級開きや遠足や運動会やキャンプなど、各場面ごとのタイムリーな1W報交換も行った。
(5)子供たちをより良く育てる為には、各教室で取り組むこと以外に、家庭との逮檎も大切な
要衆である。家庭と意志が疎通してこそ、良い教育ができるものと思われる。それには、「
学I風通信」が大きな役割を果たす。その「学級通信」にも個性が現われるので、大切な情報
交換源となった。
e・今一念糞っつ讓廣是運
☆情報交換したことを一年の終わりに冊子にまとめてはいるが、内容を体系化するところ迄で
きていない。少しでも体系化して、誰でもが参考にできるようになればと考えている。
☆今日的課題として、「いじめ」がある。今年度もテレビや新聞で「いじめ」による自殺者の
報道が多くなされた。「いこめ」は、教師や大人の目に付かないように起こることが多い。
それらのサインをどう見付けだすか、そして、どう解決していくかは、継続的に研究してい
きたい。もちろん、「いこめ」の起こらない学級づくり(優しさにあふれる学級づくり)が
できることが大切だ。
-Z74--
希望研究・グループの部
孝文禾斗才旨旦零K
1-1乞汗麦Eラニーーア
FAOとリカ《螂鯏|;鮴慥絨》て」
ニーイョ干言自己妻三匠弐
伊勢原小学校宮下佳子伊勢原小学校橋口魂郎伊勢原小学杖福山義則
大山小学校室井一恵大山小学校長塚正江高部屋小学校高橋懸秋
竹園小学校石渡直美高部屋小学校本多由佳理成瀬小学校山田芳之
大田小学校梅林明央桜台小学校渡辺良典桜台小学校白崎ゆり
3-1己干彗究:ラーーーァ6二一つし、-て
一人ひとりの子どもの目が輝く授業、一人ひとりの子どもの能力を配慮した授業づくり、を
めざすことによって、教師として大切な教科指導の力量をお互いに高め合うことができると考
えて、本年度はこのテーマで取り組んだ。
4-記H昌究糸茎五i団
月日
内容
場所
第1回
4月12日
・研究テーマの設定
・研究の計画について
中央公民館
第2回
5月24日
・国語の単元学習から読書}旨導への進め方について
実践紹介比々多小学校伊野先生
中央公民館
第3回
6月28日
・生活科における教師の指導と支援について
実践紹介緑台小学校佐藤先生
高部屋公民館
第4回
7月26日
・情報交換『21世紀の教育を考える』
中央公民館
第5回
8月23日
・国語の説明文の学習に単元学習の考え方を
実践紹介比々多小学校伊野先生
中央公民館
第6回
9月27日
・社会科における地域素材の教材化について
-6年『太田道潅について考える』-
実践紹介IMI躯111麺f雛|禅石黒先生
中央公民館
第7回
10月25日
・社会科における統計資料の与え方について
-5年『わたしたちの生活と工業生産」の実践より‐ -中央公民館
実践紹介高部屋小学校高橋先生
-275--
第8回
11月15日
・生活科における年間活動計画作成について
実践例の紹介
実践紹介伊勢原小学校飯塚先生
中央公民館
第9回
12月5日
・研修会
『新しい学力観による問題解決学習の進め方」
南公民館
中央公民館
講師藤沢市立大清水小学校長田中義朗先生
第10回
1月24日
・同和教育の推進について
実践紹介大山小学校長塚先生
第11回
2月29日
・講習会
「多機能を備えた簡易印刷器の実習』
講師理想科学振興財団
教育センター
第12回
3月13日
。まとめと来年度の方向性について
中央公民館
S_、千夛茗CD〆ミI容匡
(1)毎月メインとなる実践例を年間計画作成の段階で決め、計画に沿って研究を進めた。
メインとなる実践は、偏りがないように配慮した。実践例は、口頭でもよいが、原則して
資料を提出とした。
(2)研究会の持ち方は、最初に提案者からの実践発表とし、続いて提案に基づいて質疑応答と
し、その後意見交換とした。毎回、特別なテーマは設けず、自由な雰囲気の中で気軽に話
し合えるように努めた。
(3)新しい学力観を意識した実践が数多く紹介され、話し合いも活発に行われ、時間が不足す
ることが多かった。
(4)実践例の多くは、今日叫ばれている「-人ひとりに応じた指導のありかた」i問題解決学
習型の学習形態の工夫、r地域素材の教材化」等といった内容が多かった。
(5)子どもたちの目が光り脚く時、その授業は教師にとって満足するものとなるであろう。
私たち教師は、日々そのような子どもたちの目を願って悪戦苦闘している。
子どもたちの目を輝かせるには、よい授業づくりにかかっている。そんな授業をするため
には教材研究を大切にしなければならないという結論が毎回出される。
教材研究をどのように進めればよいのか、という視点での話し合いが少なかったので是
非、来年度はそのような方向で話し合っていきたい。
e_今で麦cロ言果是直
(1)教材研究の進め方について探っていきたい。
(2)関心・意欲・態度といった情意面の評価方法についての研究も深めていきたい。
-276-
ヨid二会昏S
石汗夛ごラニーーマ
ー土也」或舅繕才オCD叢文1愚オイヒ6二1輩'す一二石汀ラモ
(イ本鰯灸雪講二忍罫老苣久匪』し可ご土山13爽壱ご夢包進ヨニゴー)
石刃ニラ自己言雲躍豆[毛=
LUIlI奇工匡ラ長
11幾音B
i]篦〕卜支
コニ、率力砲可二
EIIll奇
レ0コ、
液蔓曰ヨイ芽ミ
オク凹芝jZユ」責と少uL
刀口糸内房尋?エ
’
一一
1-
‐冨員自天ECD〕E里'三回
地域素材を教材化することで、子どもたちが、地域を見直し郷土を愛する心lilを育てる
ことがで、きるとともに、身近な素材での学習は、直接見たりHilいたりして調べること
で、実生活に生きてはたらく力を身につけることができると考えられるため、本テーマを
設定した.
己‐石チ「デピCD糸至an塾
o露頭さがしO水1111槻のいわれo四部川水の出口C
O地域の気象にまつわる言い伝えojIl域にのこる古いもの
S_石汗ラモF勺宅亭(授業実線例)
-277-
枚1人I自然観察
(
l)6年理ドト「大juのつくり」
①.」il元名『大地のできかた』TVK番lIl[6年〕、科「大地のつくり」を利)Ⅱして
②、単元目標
○地面の下の様子に,u味・IHI心を持ち、見いだした1111題を意欲的に追究することが
できる。
○地層を櫛成する物の特徴や地臓の搬子などから、その土地の出来プアを時lfI1や空旧I
とBU係づけながら1k論することができる。
○腿や切り通し、ボーリング資料などで地屑を碓成するものを調べたり、モデル実
験を工夫したりして、その$ili采をljillや絵などで表わすことができる。
○地屑は述統して広がっていること、また優い11寸lMlをかけて、流れる水の1,1きや火
山の'11N火などによっててきたことを皿解する。
⑧、単元について
自分たちが毎日ふみしめている大地、そこにあって当たりiiijの大地。それだけに、
たとえ切り通しや宅地F}1発の現場など地面の下を見る機会があったとしても、児童が
大地のつくりについて意識するということは希なことではないかと思われる。普段意
識していなかった、当たりiiiiに受けlこめていたヨJの中から、遥かな11ケの流れと雄大な
自然の営みを発見していくということが、このjiL元の魅力と言えるのではないだろう
か。そうすることで、単に「土地の変化のlMllI性」を追究するだけでなく、そこに蹄
きや感、11が生まれるのではないかと考えている。
○
TVK番組『大地のつくり』について
◎同じTlJ内の学校(伊勢原小学校)、吋近な先生(飯塚先生)の実践であること
から、興味を侍って祝1Mjすることができるだろう。
◎番組では、ボーリングサンプルについて、それがどういう意味を持つものであ
るのか視覚に訴えわかりやすく教えてくれる。初めて]1.にする児童でも111仇なく
その意味をつかみ、これから学んでいく事に見通しを立てることができるだろう。
また、鰯頭に恵まれない本校の児童にとって、ボーリングサンプルを手がかりに
することは有効な手段になると考える。
◎番inでは、実践枚(01勢原小学校)と他校(大111小学校)のボーリングサンプ
ルを比較する形で授業が進められているが、本校は、両校と隣接しており、児童
の興味も高まるだろう。
◎番紐の中では、同じ学校内の地面の下が似ていることから同じ地層をつなぎ、
地層の広がりについてjl1lえているが、他校との比較については詳しく言及してい
ない。|可じ市Iノリでも、大m小学校のボーリングサンプルからは貝が出るというこ
とに大きな特徴がある。しかし、あえてその迎いについて|H1いかけたり、1t諭し
たり、説llHしたりしていないところがこの番組の値打ちのあるところだと思う。
その迎いに児童自身が気づき、疑|:1を持つことから追究する意欲が生まれるので
はないかと考える。
◎番組の最後に、県内外の鴎順を紹介しており、今まで意識して地層を見たこと
がなかった児葹も何か気づいたり、疑'111に思ったりすることができるだろう。
-278-
④、学習展Ⅲ
く-つわ、zi二F>
第一次TVK『大地のつくり』をIMI惚し、筆談、i話し合いにより疑191や感想を出し合
い、学習への意欲を間める。
第二次
く確かめてみたいこと、試してみたいこと>
桜台小のボーリングサンプルを見てみたい。
魚の骨を±に埋めてなくなるかどうか確かめたい。
砂(±)を顕微鏡で見てみたい。
地下水について調べてみたい。
(大田小の)ボーリングサンプルの中の貝を調べてみたい。
・大田小の近くの川の貝と比べてみる。
・貝の入っていた地層の砂を海の砂(平塚の海)と比べて歌る゜
.(大田小の近くで)他の場所のボーリングサンプルからも貝が出た
ら、その辺りは海だったと言える。
Lb、その辺りは極たったと言える。
「・-.~.~□ ̄・ ̄・ ̄・ ̄。~・-.-.~-.-..◇-.-.-.-・CO-.-.口・--.-.-0--.~・-.-. ̄◆●・~・-.-. ̄・~・ ̄ ̄・ ̄・-.一・一・ ̄・ ̄・ ̄ ̄・ ̄・~・--.-ロー・ ̄・ ̄.-句
i桜台小と大田小のボーリングサンプノレを観察してJ;(よう。i
L、-.-.-.-.-ローー.-.-.-.-.-.-.-.-.-.--.--。-0-.-.-ロー・-.--.-.-0-...--.-.--゜-.-...-,..-.--.-.-..0-.-.-.-.-.-。…-q-.-
一くる己力室とわる>-
第三次
「・--.-●-口~・ ̄ ̄・ ̄…◇ ̄. ̄。 ̄・~・ ̄・ ̄◇ ̄oCO-o-・ロ・‐゛‐゛-.-.-.-, ̄-0 ̄・ ̄.●、-.-.=・-.-.-・cO---p-.-.-.■・一・一・一・-.-0-.--.-■、-.-・可
L撰創』点太914M璽二」LH-乳辻ZZQlkZ観憲上エ生よ鰯
桜台小.。
貝などの化石はない。
●●
伊小と同様厚くロームの層がある。
ロームの中に白い位がある。何だろう。化石のかけらか?
大田小・16~17mくらいのところに巻貝、二枚貝のかけらが見られる。
(海のものか、川や沼のものかは、はっきり分からない。)
。貝が入っているのは、細砂、シルト混じり細砂の層。
(海の砂かどうか分からない。)
.砂混じりシルト、粘土質シルトなどの層があるが、ロームの層
はない。
』
シルトは、大田小にあって、桜台小や伊小にはほとんどない。
ロームは、桜台小や伊小にあって、大田小にない。
「・ ̄。=・ ̄ ̄● ̄●一・一・・■● ̄● ̄●-0 ̄-.-● ̄◆ ̄・ ̄。 ̄. ̄・ ̄・ ̄・●■・ ̄● ̄◆-0~. ̄.~・ ̄● ̄● ̄●・■● ̄● ̄。 ̄・・・◆・ ̄・・■・ ̄・ ̄O ̄O ̄-巳-●O
L弧上上ヱエロ重負_カー鵲…只云ムユエ鯲皇ゑゑ恩_』
第四汰
rす=蝿葡茎まう-1
L===ニーニー三一=一三二一二二二=z-」
学校近くの露頭に出かけ、ロームを採集し、観察する。
→赤茶の土の中に白い位がある。(軽石)
洗い出しをして、中に含まれている鉱物を顕微鏡で観察。
「わあ、きれい!」「これだから理科はやめられない。」
「こっちの±もやってみていい?」
(ロームの上にあった表土の黒土も採集してあったので、これも
洗いだし比べる。その遠いに、鷲きの声。)
--後に、TVK『落ち葉のそうじゃさん』という番
組の視聴につなげる。
-279-
活動によってロームの観察をした後、ローム、シルトについて説明。
○ローム・・・火山灰
富士山-8万年前から活動が始まる。
1707年宝永の大噴火
箱根一約50万年前から活動が始まる。
火山灰の降り積もった範囲等、OHP資料で提示。
学校付近の農家の方の話を紹介
「あっちの家で畑を宅地に帰るので掘ったら、白いガラガラした
土が、ザラザラ、ザラザラいくらでも出てきた・・・」
当時の噴火の様子を想像。
○シルト・・・粒の大きさの種類の一種
粘土より祖<、砂より細かい
水たまりの土の沈み方、たまり方を思い出す。
流れる水の働き(4年)を思い出す。
‐L
P、--.--.------◇-.-.-.--.…-.----.-.--.-.-.--.-..0--.0-.--0..---◇---c--.-.-・ ̄C-C ̄。‐・ ̄・ ̄・ ̄・-.----.0
i桜台小や伊小にロームがあるのに、大田小にロームがなI1i
lのはなぜだろう?
---._…_--…----.---…--------------!
第五次
「●--0-p--C-o---●・●-----●-●■DDI■●-●--●■・-●-●-.-0-0-0-.-C-D-C-DI■●一・一・一・一、 ̄O-p-●-O-C---Cq■■-● ̄● ̄ ̄。■■-0 ̄① ̄● ̄● ̄● ̄● ̄● ̄--0
i桜台小や伊小にローームがあるのに、大田小にロームがないI
lのはなぜだろう?
箪談により意見交換をした後、全体の場で意見交換。
-O--O--の--●●一・一■。・一・一一●-●-■●●-.--◆-■--.-C-c-S-B-●--.-●-.-■■■・■●-.--■-.-■-℃-.-.-.-.--●--。 ̄・ ̄D-C-● ̄c ̄● ̄◆ ̄● ̄ ̄c ̄●●--CO
・土地の高さと関係があるのではないか?
(大田小のほうに行くときには、坂をずっと下っていくから...)
.大田小には、火山灰が降らなかった。とどかなかった。
←それはおかしい1OHPの資料では、あんなに広い範囲にた
くさんの火山灰が降ったといっていた。
、何か、防ぐものがあった。大きな建物とか、山とか・・・
←大きな建物というのはおかしい1ロームが降り積もったよう
な昔に、そんな建物はない。
・昔の人が、全部退けてしまった。
(宝永の大噴火の時には、田畑に積もった火山灰を退けるのがとて
も大変だったと聞いた。)
←宝永の大噴火の時積もったのは、10cm~20cm・桜台や、伊小
に積もっているロームは、10m以上もある。そんなに退けてど
こへやるのか?
・大田小は、昔海で、火山灰は流れてしまったのではないか?
←海だったとしても、底に積もるはずではないか?
、大田小には、ロームはないが、別のもの(粘土、シルト、砂礫など)
がある。分厚くたまらないで、少しずつ変わっている。どこから来
たのだろう?
、桜台にロームがあって、大田にないと言うことは、ロームがなくな
るのはどの辺りからなのだろう。
』
OHPにより、約6000年前の海岸線を示す資料を提示。
、神奈川県の掛図、中地区の掛図と重ねて、約6000年前大田付近ま
で海であったことを確認。
、大田の地層の柱状図を見直す。位の大きさの違いによって層ができ
ていることを確認。-280-
『海であったこと以外に、大掻の火山灰をどこかへ皿び、砂や土を運んでくる
ような働きが考えられないだろうか?』
「流れる水の働き!?」「川?」「わかった。相模ノ111」
‐L
『~…箱震7il轄溌薩苫まあ゛衝蒼~Iごま.ごモー己=・ZYj:ii『苦賦~、愛沿.Uだ#
!運ばれてきた別の土が位の大きさの通いで層になって、大田の!
;地層ができたのだろう。
L--_…_._---------.---------------._._----------J
--・上流からロームが流れて来てロームが横もることはないのだろうか?
・海の中には、たくさんのロームが流されて来て積もっているのか?
くまとみつ>
第六次
○「石ころ、地球のかけら』(たくさんのふしき)腕み聞かせ
○VTR日本列島。動く大地の物語「海に出来た大平原(関東平野)」
(NHK)より,-部視聴
○VTR『大地と地層』(TVK)より、「ひみつのとびら」地下水に
ついて視聴
○伊勢原中学校の屋上から地形を眺め、当時(海岸線がすぐそばまで迫って
いた頃や、大噴火による火山灰がどんどん降り槙もっていた頃など)を想像
する。考えたこと、感じたことを文に表わす。
地図だけじゃあまり想像できないけど、来てみると以外に近くまで海だった。富
±山や箱根のロームが伊勢原一面にあったとは信じられない。自然の力ってすごい
と思う。他にも、大田小は、川の力でロームがないんだ「びっくり」自然の力って
恐いけどすごい。・・・
YT
この屋上から見える範囲全てに火山灰が降ったのかと思うと「ゾブ」としてくる。
きっとものすごい量だったと思う。そんなすごい量の灰や軽石をも流す水の力はす
ごいと思う。水の力(自然の力)は、わたし運には及ばないものすごい力だったこ
とがよくわかった。今は住宅がいっぱいあってよく分からないけど、菅はもっと自
然が多いとってもいいところにたくさん灰や石が積もったのだから、動物たちもびっ
くりしたんだろうと思う。火山灰や石が積もったとき、生き物は助かるためにどん
な苦労をしたのだろう。MY
<多き壜>
第七次
○火成岩と堆積岩の観察比較。
「花崗岩って、シャケ入りおむすびふたいだ。」
色の遼いは、それぞれの鉱物の種類の速い。シャケ入りおむすびの様に
見えるのは、それぞれの鉱物の結晶が大きいから。マグマがゆっくり冷え
ると、このような大きな結晶になる。
「ミョウバンもそうだった!」・・・
○「落ち葉のそうじゃさん』(TVK)視聴
筆談による意見交換
全休で意見交換
一匹
黒土とロームでは、どのくらい養分の適いがあるのだろうか?
-281-
(自由課題)
⑤
三考美室とごニテイ麦@つ浸果是逼
■単元を通して
この単元では、児童に、鑓かなときの流れと雄大な自然の営みを感じさせたいと
願っていた。「何万年も前には、富士や箱根の大噴火が繰り返され'0mも20mもの火
山灰が降り積もったんだ。」「自分たちの足下には、その火山灰が厚く存在してい
るんだ。」「6000年程前までは自分たちの住んでいるすぐ近くまで海が来ていたん
だ。」「当時の人々は、そんな景色を見ていたんだ。」そんな、「疎き」というか、
「なんだかすごいな」というような感動を味わってほしいという願いのもとに取り
組んだ授業だったが、始めてみると、自分の見通しの甘さ、単元計画の甘さがはっ
きりしてきた。
授業を進めるにしたがって、この単元を通しての大きな問題がく「桜台小学校や
伊勢原小学校の地層(ボーリングサンプル)と、大田小学校の地層(ボーリングサ
ンプル)が違うのは、なぜか」というところにある、ということを改めてかみしめ
ることになった。桜台小や伊小にあるロームが大田小にはなく、大田小には、桜台
小や伊小にない貝の化石がある。このことについての疑問は、まさにこちらの期待
していたものであり、まとめの段階では、それを明らかにするような方向で持って
いきたいと思っていたが、それを中心に据えた問題解決の形までは、想定していな
かった。さらに、実際にボーリングサンプルを観察することを通して、その問題に
ついて予想をし、討論し、仮説を立ててそれを検証していくという学習の流れは理
想的かも知れないが、このような問題についての「検証』が容易でないということ
に改めて気づかされたのである。
そこで、平塚博物鰻で見つけた資料の中にあった、6000年前(111文海進時)の神
奈川県の海岸線を示したものを資料として提示することにした。OHPで中地区の
地図に重ねて投影すると、大田付近はちょうど陸と海との境目辺りになっているこ
とがわかる。しかも、現在水田になっている辺りがほぼ海と璽なっている。ただ、
この海は、広々、青々と波のうねる海ではなく、どうやら有明海のように、潮が満
ちてくると海らしくなるが、潮が引いてしまうと沼のような状態のところであった
らしい。(博物館の方、伊勢原市文化財保甑係の方の話より)それでもなんでも、
自分たちの住んでいる地域の目の前まで海であったということは、やはり大変なこ
とには速いない。そういうわけで、『検証」の部分で子供たちの活動を十分に保証
することは出来なかったが、当時の様子を思い描いて何か感じてほしいという願い
には、どうにかたどり着いたというところである
また、時間的にかなり厳しかったということも考えなければならないところであ
る。子供たちは、第五次に、単元の流れの中でメインとなる大きな問題『桜台小や
伊小にロームがあるのに、大田小にロームがないのはなぜだろう。」と、はっきり
向かい合うことになるが、ここに至るまでにすでに8時間以上かけてしまっている。
子供同志で考えを練りあい、検証するための自由な活動と、試行錯誤を保証するた
めには、まとめ.発展まで入れて14時間の計画では厳しいと感じた。上に述べた
ように『検証』すること自体難しい問題であったが、せめて、大田小の地層の出来
方を流水の働きとつなげて考え、それを確かめるための実験方法を検討し、試行錯
誤しながら結論を導くという活動をさせてあげたかった、ということが悔やまれる。
この段階を経ることで、より実感をともなった問題の解決が出来たのではないかと
思われる。(この実験は、容易に思ったような結果が得られず、工夫が必要である
ことを予備実験の段階で悟り、十分な時間の確保が出来ないことから断念した。)
年間計画を立てる際に、重点単元への時間配分というようなことも考えていくべき
力、と思う。
-282-
(2)3年社会『かわってきたひとびとのくらし」「らいきのふるいものさがし」
①、単元名『かわってきたひとびとのくらし」「ちいきのふるいものさがし」
②、単元目標
○地域にある古いものや年中行耶に11M心をもち、人々の願いや喜びについて考えるこ
とができるようにする.
o11u域にある古いものを探したり、そのいわれを古老からの1111き取りや地図、図瞥.
映像資料などで、iiMlべたI)することによって、|ヨらlH1muを解決する力を身につけるこ
とができる.
○調べたことや考えたことを地図や枕31.などの藏科によって効果的に表現することが
できる.
③、単元について
本単元は、大単元「かわってきた人々のくらし」の中の吸後の小単元で、子どもたち
はiiii単元の『道具からむかしを調べる』『くらしのうつりかわり』の学習を皿して、む
かしの人々が生活をより良くするために知思と工夫を凝らしてきたことをjUlり、そうし
た人〃の継続的な営みのうえに今[|の生iiEが成り立っていることに気付くことができて
いる.そして、本単元では、地域にある古いものを探すことによって、昔の人勿が不仙
な生沿の[I]でもlリ]るく生きてきたことをl1lUWとてほしいと思っている.
桜台小学校区は、昔は腿イil地|Hfで、イ:i落共l后|体がiiB苑に機能していた.そのため、ド
ンド焼き、灰[lj;ルニー'一三夜ilM不111)鮒などの行J1Iが行われ、jl1l域によっては、今なお
受け継がれている.行H1「がなくなっノこものでも、記念1111としての石造物があちこちに奴
っておl)、地域の古老に1}ilけば、そういった行J1lの槻子を|}ilき収ることかできる.それ
らの行31「は、倣々な願い(ルリえば、延命、川1iii忠災)が成就するために行われた宗教、(j
な行IIJではあったが.民衆にとっては楽しみのひとつであった.
子どもたちは.そういった行111にli1Ilれる磯会は少なく、石造物が意Ukすることも良く
知らないことが多い.しかし、111Ⅱjiiにおかれた石造物は、子どもたちのE1印であっノこ1)
遊び道具であったりし、寺やlIll社は遊び場jリrであったりする.また、秋祭りや春祭I)に
出かけたり、太披ITちとしてそういった行111に参ljllしている子もいる.そんな日分たち
の馴染み深いものに、人々のいろいろなmiiいが込められているということは.子どもた
ちにとって、興味深いことだと思う.
そこで、指導に当っては、次のことに配MHする.
o映像資料を利)l1することによって、漠然とした「古いもの」を具体的につかみ、桜
台学区にある古いものを探していこうとする愈欲を喚起する.
o子どもたちの自主的な調べ学習を'|ル“こ学習を進め、パネルディスカッションや兇
学によって、見解を深め肱げていけるようにする.
このような学習をj、して、子どもたちに枇々のill先が、轍にlリ1るくiiij向きに生きてき
たことに共感して欲しいと願っている.
-283-
肥
時
2
つかむ
つ
1
資料
学習内容
調べ学習の意欲をも
古いものマップをつ
くる
』は資料名
「
4.学習計画(3年1組)全10時11Ⅱ
ビデオ「こうし
地域にある古いものを探してみよう.
゜地域にある古い石造物やFII社に目をltilけ、そ
れらをi1Mくる愈欲を持つ.
んさまの話」
地域にある古い行11Jを調べてみよう.
゜地域に伝わる行11Jに目を向けそれを調べる意
欲を持つ.
やき」TVK
古いものマップを作ろう.
゜資料作り(マップ作り)の手llljiの例を知ると
ともに、資料を作る意欲を持つ.
深める
1
学習計画をたてる
調べ方を考えよう.
。何が、どこで、いつ、何のために作られたの
か、の調べファの31.画を立て、調べる.
1
岩船地蔵について話
し合う
岩船地蔵ってなあに?
゜岩1M)地蔵を見学し、岩船llu蔵のことにつ
いて話し合い自分の説|べ学習の手lWiを者
IVK
ビデオ『ドンド
ビデオ「古いも
のマップ』TVK
ビデオ『岩船Iul蔵
」JibbIil
えるきっかけにする.
。ビデオ、IlHきjlXりiiIHl査の結果から岩船jl1l
蔵のことをi1Mくる.
2‘
調べたことを発表し
話し合う
鯛べたことを発表しよう.
。調べたことを発表し話し合い、更に新しい1111
題をつかむ.
●-の鳥居・八坂iIll社・東大竹111区(
光lリ1院、八WHUIl社、自徳院、道lll1lIなど)
・原の宿・御岳iIlI社・蔵福寺
まとめる
3
御岳iI1I社を見学する
御岳11'1社を見学し、関心を拡げる。
。路傍の石造物や神社の様子を資料を基に調べ
る
。
。地域の古老からのⅡⅡき取りを行う.
資料「ちいきの
ふるいものさが
し』
※見学場所設定の理由
□この地域の子どもたちにとっては非附に馴染み深い.
1月14日にはドンド焼きをしているし、4月9日には春祭りを催している.子とい'|'輿や子ども
太妓もある.春祭りには、他地域の子も出かけている.
□人々の廟いがわかりやすい.
不』リリ明王像、庚申塔、箇源大illl、iililii大椥11,ガil病大iIll(願いについては別添資料参照)
刻まれた文字も克IソIで、「村内安全」などは3年生のソi1重にも十分理解でできる.
□昔の梯子が見える.
境内のI1l1道は、元の大山街道で.大山もよく見える.
-284-
三雲甕茎
子ども達は、古い物から昔を調べるという小単元で、身の回りにある古い道具から今と
昔の道具を比較し、昔の人々の知恵と工夫を学習した。そして、その発展の上に今の道具
が、つくられていることも認識した。また、道具の進歩に伴い暮らしも移り変わり、生活
が便利になってきたこと等も理解してきた。
昔の古い道具調べ、食事調べ、着る物調べなどの一連の学習から自然と子どもたちの目
は、地域に伝わる昔からの行事へと'6]けられ、本単元の「地域の古いものさがし」に学習
は、発展していった.
l・学習問題作りに教育放送番組を活用した。
TVKの「こうしんさまの話」「ドンドン焼き」を視聴させ、地域にある石造物や
昔から伝わる伝統行事を知らせた。さいわい、秦野市と大磯町の行事で、子ども達は
身近に感じとり調べようという学習意欲が湧き、放送番組を活用して効果的だったへ
2.地域の古いものマップ.作りをした。
学校のすぐ近くの岩船地蔵と道illllqlIを見学し、何が、どこに、いつごろ、何のため
に(どんないわれ)等、調べ学習の方法を話し合い決めた‐
そして、一つの地図にまとめ、地域の古いものマップを作ることになった.家の近い
人同士のグループで地域の古いもの探検に行き、絵にかいたり、写真にしたり、文字
を書き写したりして発表した。またTVK「古いものマップ.」を視聴したことも子ど
も達の学習意欲をさらに増したものと思われる。
この学習は、実際に自分達で歩いて調査することができるので、非常に喜んで学習
する児童が多く、子ども達に根ざした学習となり地域の昔のものを知るのに効果的で
あった。
3.資料づくり(教師用・児童用)
子ども達は、何が、どこに、いつごろは、見て調べられるが、何のために、(いわ
れ)を調べるのは、困難である。そこで、桜台小学校区の石造物、寺院、iU1I社を全て
調査し、児童用の読み物、教師Ⅱ)の解説書を作)此した。
-285-
それを読み、子ども達は、「なるほど、おもしろい。」という声が多く、他の地域
も調べたてみたいという子ども達が増えた。
学習以前は、ただの石だったのが、道租神、庚伸塔、二十三夜諦、道しるべ等と言
えるようになっていることは、地域素材を教材に取り入れたことによりそれらのもの
に心がふきこまれ、子ども達が、人々の願いやたのしみなどにも迫ることができ、大
いに資料づくりが役立ったと思われる。
以上のように子ども達は、地域の石造物、神社、寺院、を自分達の足で、目で、手で、
調べることにより、自分達の周りにも多くの古いものがあったことに驚いていた。
この学習が.昔を知る一つの糸口となり、郷土を愛ね牙ども達が増えていくことを願って
やまない。そして、心豊かな子どもたちに育ってほしいものである。
資料別添
ちいもの②.,フー(3のl)
--ニニーニ==---口--.------瘤
Eiiと)ロ
ji:jiiiiiii鍵
篭
義
-286-
クループ研究〈情報1〉学校保健統計
テーマPCを利用した健康診断の効果的な統計および事後処理
研究委員
比々多小学校
桜台小学校
大田小学校
成瀬小学校
成瀬小学校
杉浦恵子
小池順子
石川尚美
山田百合子
相原由美
中沢中学校
伊勢原中学校
成瀬中学校
山王中学校
小林路子
小泉佐和子
佐藤亜久里
山田仁子
指導助言者伊勢原市教育センター永山満夫先生
テーマ設定の理由
養護部会では、表計算ソフト「Lotusl-2-3」の研修をしながらローレル指数や身体
測定の平均値算出などの処理をしてきたところである。本年度は保健室用のパソコンが
導入されたことにより、保健統計の処理および治療勧告書の作成など幅広く活用したい
と考え、教育センターの永山先生に、桐ソフトを使って一括処理できる[学校保健統計
Ver:1.0]を作成していただき、保健統計の効果的な処理と活用の方法について取り組
むことにした。
研究の経過
7/6
7/11
7/25
8/1
10/23
10/30
12/20
2/28
3/18
データ入力、身体測定(身長、体重、座高)平均算出
一太郎で作成した文章の中lこへ゜イントブラシファイル「保健イラスト」の絵を入れる
歯の統計処理および歯の治療勧告書印刷
ローレル指数分布算出
桐を利用して表作成するには
桐を利用してグラフを作成するには
桐ソフトのデータをロータス1-2-3に入れる
H、7年度のデータを保存し、新年度の組み替えをするには
ロータスを利用してグラフを作成する
研究のまとめ
研究内容
データ入力年組番号氏名をはじめ
11全項目一覧12全項目個票13身体測定視力聴力1411K,耳鼻
15内科皮膚科………………18結核19歯科
一覧票個票21学級別一覧表印刷22学級別個票印刷………
24視力検査通知25歯科検診通知
統計処理31身体計測平均表32歯の検査33視力統計34ローレル指数
………………………40全国平均
-287-
言=杉Z仏果伍雲糸充言十一才芒ヤタュ玉里1ニヱタート
処理
1234567
8
*-------一一一一一一一一一一一一一一一一一*
*学校保健統計*
*制作伊勢原市教育センター永山滴夫*
*1995.2.Ver、1.00*
*------------------一一一一一一一一一一一*
変数宣言共jm,整数{&答,&処理},文字列(&学校名,&名簿男女}
表示制御行数=25,空白文字表示=しない,処理中表示=する,亀表示=する,図形表示=しな
い,機能名表示こしない,固定=する,比較式入力=標準
*----------一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一*
①
長評1本巴言十調U =平±ミJイ蘆
体重 座高
年母集団身1
性 年
母集団
1
20.9 64.9
1組 115.7
2116320
116 3 20 2 65 1
2組
114 7 20 9 64 3
3組114720
3組
7 20 7 63 8
4112720
112
4組
1
8
5組 115
20 9
ローレル
134.6
128 3
138 4
143 1
64 9 134 7
UIu ̄ゲーロ・・...
馥丁CD杉ご套王
63213性田口匠HmE画届五m底豆印庁Tm展印UFT。
③
LlI
■田麗呂鵠呂呂響■口■
■田閉居■■=四■■'■□■
Ⅱ=-1?L△塾
宅見ブコ杉ご墨呈
豈這趨圭Ei1
正鵠二轤歸
協力 された先生
ノレ才旨姿文
mmm■■■Ⅱ■ ̄
田口■■■■■回■-
m■、■■■■■回■■DB■■
■、ロ■■■■■、■-
面-- ̄--
山下登先生(伊勢原中学校)杉崎直信先生(伊勢原中学校)
後藤和仁先生(成瀬小学校)坂井勝先生(成瀬小学校)
おわりに
保健室にパソコンが設鼠されたことにより、保健統計処理や治擦勧告など迅速な処理
ができ、養護教諭の活動の幅を大きく広げると共に深まりのある仕事ができると言えよ
う。また、今年度から男女混合名簿となった学校も多く、パソコンのお陰で保健関係も
混合名簿で作成でき、子ども達に混乱を来すことなく担任からも感謝されている。桐ソ
フトは使い始めたばかりなので、データを入力しても消えてしまったり四苦八苦してい
るが研修を重ね、「保健室利用状況」「保健指導」等にも活用できるよう研究を進めて
いきたい。
-288-
パソコン(:jる'ず杖イチ'6重統計肌ユパ 濃護部会
④アラブ
①
鼻吾-イ奉言+調リコヰニ±gEJf画
65.21135.5
65.21135.1
65.4'135.5
67.61131.8
-
65.81134.3
含苫
〒。巴
ロ
句
■CG
S●-巾
01ウロ
q、、
巴I
」
・i
n
P
OC中
⑩
壽震焉零照
釣し口悪
JJmTL
 ̄= ̄=11s
男
①学…リローレルヂ旨藝
}考数
19
99)
み
鋤|素:誉|鞭'1
jI10
6
OI1117
0
性
’2
1
雑婚(- やせき
糧一
鞄|受験
験散
受者
年
」一宇
0-
ワ』
20
①』
0
3
18
010117
!
0
4
18
0
1
12
P。
0
戸。
19
0
1
13
51
0
6
20
010
17
21
1
014
86213
r1
hl
髄轌(- やせ言 J汚(11 太り言 エラ猪(’
み
5-1饗)
み
60-)
99)
女
『罪伽
200
帥Ⅱ}
400
ぎみいみ害
600
一
すぎ』つ)ごす
せせつりり
鵠
630
ややふ太太
男女別ローレル指数
國邑鰯画翻
800
639
+E
霞
③
。、
両T55両
6二
』』・』。。■】。
②現
鍵
1
②③
」I
擢一薬一蕊|罐|穗一鐘一雫一県一霊一躍一蕊|罐
。、
65.4曲39.8
65.6.131.8
66.61134.7
64.51136.5
65.21133.8
⑦
歯
3
6
2
0
2
5
9
2
0
0
0
1
3
1
0
0
0
3
3
0
4
2
0
0
10
2
6
17
17
3
1-6
lll;11↑
37
217
5
47
、
Ⅱ
22
27
11
21
n‐ⅢⅡ■函RⅢⅡ■■【ⅡⅢ‐u
7
50
3
0
6
1
4
3
0
0
0
3
2
0
7
4
24
3
1
10
0
0
0
0
0
33
164
垢
’2
2
0
0
0
0
3
0
1
1
4
0
0
0
11
0
-噂,聖
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
I〃00親」」ユュ△uLuuUU
-
-c--
---●I■■-■■---◆-----
I
14
lJl
0
2
l2
0
87
75
28 18
22 111
34
3
14
0
52
32
7
5’7
ZIO
5
11M
24
]6
11
108
69
0
480
2
765
137
66
46
78
4
0
111
72
0
2
166
370
156
0
陰
』勺■
496
Ⅱ
/r
1
34
5》6-7
一一一一一
6-6-6
35
240
lU
3
21
U
L可
lO
6
1
14
21
6
19
20
142
2
4
20
3
11
0
0
1
0
129
42
224
20
137
0
210
10
0
18
霞
Ca
囚一m一m
い【
|、『
一卜○【
。。
qロ
【、》
Gピコ
ヒー
ヨ
■Oq
nJひ
召
 ̄
 ̄
司
Ⅱ》
[山
E’
。◆
ヨ
u、
 ̄
叶
叶国
百
」
 ̄
⑭》垣
~
『『【
 ̄
[。
如面eR報
口一つ一旬
r-
~
。p一心。寸○同つ『。[
「一画一旬
 ̄
一m「
副一m|ロ
C刀
1
【|「|つ
c甸
雪
。」
ぐ下
。、
uつ
●
[句
万国
[霊ピョ
○つ【
●。
(側)喋禦則蝉R唾
0.
 ̄
0J。
←、⑬ 卜戸一画酉
[-
●
唖。C守
 ̄
●
●刀
⑯一
-0
uつ
…
■、』
uつ
両一つ一m
一四[
 ̄
一「
C
|口
|ね
|》
一m
|“
|「
討つ「一
←【
⑭【
②[
m「
垣【
ト【
怨脇一期
□、
。。
釣。、、
1-
マ
「・[》
●
t=
萱「
卜・唖甸
、。繭【
己。雨型
曰副詞。Ⅷj 「一m一一
l「
。{劇
●
●
『。
一『垣
》一m
○・○【一N
』夕もdqdB■.■■
【~
や引
C一四
卜|②
一画【
Cl鄙
【
ClC
Cl副
一「【
の
函
一寸【
【
|》【
←|□
色lUlローペ
○一[
『|旬
E
国。qm-C》
、。則叩一口
CoCmlの
劃。[m一m
吋・N副一寸
、。閏「|刺
ト。》垣一【『
氷、w帥一m”畔
: :l;I
UI
lti
MU
Kp
:b論
《□ 6-
Ⅲ一理
。
EFriliri「}
I
炉3
。■
m・口、
 ̄
uT
■
可o
Cq
。、
●
。q
[、」
 ̄
Gマカ
 ̄
 ̄ロE、
 ̄IC
●
副
C
『
[
。
【
甘
。
「N
COUC、81-0
C、』
守一qU-0
-0Udb
‐
l画
一C
一『
一副
-軒
一画
-「『
一国唖
CMuTU勺炉
-◆
可旧□◎
ぜ
一、
lm
一【
一副
一m
一N
|》『
一【α
|m[
一旬「
|卜【
一寸「
|副【
一○【
|⑪、
一面ロマ
⑭【
、【
○吋
『[
m【
四【
|⑪
|劇
一寸
一口
一℃
|ト
叩悶『’
←、屯一
こ]
〔=)
『□
。。IF、
<:
雪l貝1国 二 翼1コ
。}震
◎御
KUT
②「
C、8
里寺
囚[
画「
-q
M⑰
 ̄
ヨI
〆~
仙再eR蝿
 ̄l ̄、 ̄
即)畉埋剛蝉枳唾
ヨ
●
。。[・の』四つトー』○咽C》色甸っぺC【
L「つ
B
刃剛幽副舸幽
q8つ
-0
E、』
Eu
■l
〔、」
■、O
■
0口
寸心「
隔層一
卜.卜引
肩:
q◆『【
←。←国
、。。「一m
同。四甸一叩
←□函[一m
CD嘘、一←
⑭G叫ぶ|マ
鋲叩蝿岬一m辨岼
胤惚R職
 ̄
画o画面
ii
塾
0’0
0
里#[
×
C(木)
0》
2
36
ツ 歯
」
⑪イム【】
l- 20
永久歯
【~)(水)
Z
1-5
6(I 計
1.1 かけ
智歯
10
10
悪空H日
2*ご牡JL
y
肌翻仙
染
締
蜜
歯 人) CO(人)
う歯なし 永久
●-------
検
の
 ̄
④
1
-290-
叶
司
出、
◎
 ̄
11+UI
nl
Ul
[刀■か
bの
〔○
:1J瑠少
③⑥
1995年11月09日
1年1組女3醤いいじま裕美保設者殿
 ̄弓う
㈲
②
1995年11房O9E
1年1組女3番いいじ衰害藁保璽者殿
伊勢IiiiiIT立蟻瀬小学校
伊勢原證立威潔 小字佼
学校長池田征
=校長鐘ヨ
謬Zブフオ糞雪白糸吉昇蓬五m失口
(エ
主見ブコ検二王糸吉皐のお矢ロゥゼ
定期健殿診断における視力俄迩の給果は、下記のとおりです
定期健康診断における撹力検査の結果は、下寵のとおりです
眼科医に受診の上、〆打ネ及び治鎌の必要性について相醸されるようお勧めします。
メガネ
一
顔料医に受診の上、メガネ及び治鋸の必要瞳について相談されるようお勧めし童す。
メガネ
ODCcC■~ウロ■■●~●ニーニニ●q●の一●●■。■■-~●●゛cc■-■■■-CCC。。 ̄。――c■U
右C()ijk:1.0~C:0.6~0.3::
左C()is:0.9~0.7,:0.2以下:
左C()!B:0.9~0.7,:0.2以下
CCC◆●‐-■■■ご-■■■■--■■の●●●●-ローーロロロcCロローーロー■■。●-●●●●●-■の
眼科医殿
■。●◇ ̄-=■■■■つむ--●・-■■---- ̄●-■-ロ■。B●■■--s■■■■■。。■-巳c-C-中
右C()iA:1.0~C:0.6~0.3:
患科医殿
定期健康診断における視力検五の結果は上妃のとおりです。ご診察の上、適切な措腫.
ご指導をお願いいたし崖す。
検遼終了後は、ご面倒ですが、下肥の検査報告書にご記入の上、受診者にお渡し下さい
定期健康診爵におげる視力検査の結果は上配のとおりです。ご診察の上、適切な措鉦.
ご指導をお願いいたし崇す。
震ずようお願いします.
岬垣』
...‐……・・・・…・・・‐・・・・・・・寺・・・リ・・・卜・・・リ・・・鐘・・・・....・・・・・・・・‐・・・・..‐・・….
B■CCC●。‐● ̄●■=CO■ ̄●■ ̄■トー ̄◆+の●申一■申一一●。● ̄● ̄■わ● ̄■■Ⅲ■■ロー●CCC+ ̄。◆ウーゥ■.■U■■ ̄ ̄ ̄■・●⑤の■● ̄●CCC●●●●1■白●U■■二○ ̄CCCCC ̄っゥ●■■ ̄f
毛見ニルニ7犠筐呈墨鐸了舞と幸艮竺テ篭P
[操鰻容記入]
串擾f菫「君害
成瀬小学校1年1組女3番いいじ震裕美
左
jj
lI
*視力右
成瀬小学校1年1組女3番いいじ崇護美
*屈折異常近視・迫視.乱視
次のとおり報告します.
*餓当廻所にO印及び必要事項を龍入してください.
*その他(
)
1.現在のメガネにL)で良い
2.新しいメガネにL)を処方
3.経過観察4.メガネ不用
5.その他()
L醒科医の診断を受けたと二ろ、次のような緒架でした.
1.現在の〆芳*(CL)で良;,、2‐新しい〆壼ネにL)を塾だ
3.経過観察4.〆芳*不篇5.その億()
平成年肩曰
2学校生祷で蝿慮が必要な事喧
医療機関名
印
早天
『二
医師名
月日
⑦⑲
1995年05月24日
j=5纏男5番石田智志保護者殿
伊勢原市立成瀬小学挨
ラ③
1995年05月24曰
l隼5組男5審石田智志保趨者殿
伊勢原市立成瀬小学校
孚校長池田征
中
学校長池田征
違邑こつ朽亘至塞糸吉要罹量璽矢口
適薗cQ-1黄玉塞糸吉罫甦量壷矢口
先日実施し意した歯の検査結果は、下肥のとおりです。
むし當は早いうちに治錬すれば簡単に治り表すが、故遇すると治醸に長jUi間かかり、学習
や生活に支障をきたし農す。
竃お、受鯵されましたら難告書に必饗事壇を妃入のうえ、学佼に礎出してください.
さっそく歯科医に受診し、捨擦を受けるようおすすめし意す。
歯列(
O乳歯むし歯
歯漏(
要注恵乳歯
歯肉(
その他(
年組・氏名
jjjj
永久歯むし歯
先に翼施しました歯科健康診断の結果、あ葱たのお子織は次の疑い(・印)があり窪し
たので、歯科医に相麟等なさるようお勧めし虫す.
永久歯のう歯(むし歯)
歯科医殿
』⑤凹
震ことにご函倒ですが、下寵の受診籔告香にご配入の上、本人にお捜し下さい。
+●つウロウロ■ ̄ウーー ̄■■■■ ̄ロロロ⑤C ̄ ̄■ ̄■ら■■■ ̄■。■の●●C+ ̄ ̄ ̄。。●の-つ● ̄。● ̄ ̄■ ̄■u ̄■ロー■ ̄■ ̄■.■■■トー ̄ ̄■■ ̄ ̄■U■●■■ ̄ロp-S-ウーゥ■P ̄■U■ ̄ ̄ ̄■■
乳歯のう歯(むし歯)
聾注意乳歯・
歯列不正・不正皎合
顎関節症
歯肉炎・歯石沈着・歯宿醸翻
婆観察歯(CO)
その他(過剰歯)
饗観察歯(CO)は、う歯(むし歯)ではありません.ただし、そのまま放置してお
くと、う歯に進展する可能性が語い歯です。食後の歯みがきなど已常的宅注竃をするよ
う心がけてください.
…・…・…………・・・・・・・・キ…リ・・・ト…リ・・・鐘・…・………・……‐・…・…
官固衆ミト二詮百参幸B2信曽一
或瀬小学校1年5組男5番石田智志
[傑趙者肥入]
宰蟹
*治療部位
信雪宕啓
戚瀬小学校1年5組男5番石田智志
次のとちり難告し崖す.
*該当個所にO印及び必要事衷を寵入してくだきい・
*その他
L酋科医の診断を受けたと二ろ、次のような轄染でした。
。歯科医の処巴完了②歯科医に相扶潅
③豊過観察中④その他(
上妃のとおり処蟹しましたので報告し震す。
2学佼生活で鴎竃が必繋な亭璽
平取年月日
平成年月白
医師名
印
)
希望研究・グループの部
児童理解
「児童理解の手だてについて」
橋口庭
高橋大
高部屋小学校
伊勢原小学校
伊勢原小学校
憲秋
龍郎
秀始
1.テーマ設定の理由
子どもたちが今何を考え、また何を求めているかなど児童理解は難しい問題であるが、子ども
たちを前にして私たちが取り組まなければならない問題である。そして、その方法はいろいろあ
り、どの方法がよいというわけでもない。それぞれの方法によさがあるわけである。日記指導を
通して子どもたちの生活を見、そこから子どもの気持ちや行動を考えていこうというのも1つの
手だてであるし、また遊びを通して子どもたちの人間関係を見ていこうというのも有効な手だて
であると思われる。しかし、性々にしてそれを見る目は大人の目であり、大人の世界から子ども
の世界を見るということになり、時に大きな間違いを起こすこともあるようである。子どもには
子どもの世界があり、大人の目からは見えないものもあるようである。また.人間の行動は意識
のレペルだけでなく、無意識の世界によるところも大きいので、子どもの発する言葉だけでは十
分でないところもあるようである。
そこで、本研究においては「子どもの本」に着目し、それを通して「子どもの世界」を見てい
こうということで研究を進めることにした。これは心理療法家の河合隼雄氏が解説をしているも
ので、子どもを主人公にしたお話の中にまさに「子どもの世界」があるというものである。「子
どもの本」をじっくり読む中で、今までとは違った子どもの理解ができたらと思い、研究を進め
てきた。
2.研究内容
子どもには子どもの世界があり、大人の目からすると不可解としか思えないような場面に出会
うことがある。こういう時にはこうすればいいのにと大人が思っても、子どもは意に反して別の
行動をとることがある。なぜそうするのか、あらためて子どもに聞いてみても、納得のいくよう
な答えが返ってくるとは限らない。もしかしたら、子ども自身にも分からないところがあるので
はないかと思えてくる。まさに内側からの力によって動かされた、または「たましい」と言われ
るようなものによって動かされたと思えるものもあるのではないかと考えられる。今回何冊かの
「子どもの本」に接していき、大人の目からすれば「不思議だ」「愚かだ」と思えるような場面
に何度か出会った。そして、そこに「子どもの世界」があり、私たちが理解しなければならない
世界があることが分かってきた。
本の内容や、そこから分かる子どもの世界について具体的に挙げることはできないが、読んで
みて手ごろと思えるようなものを次に挙げておきたい。
エーリヒ・ケストナー『飛ぶ教室』
ジョージ・ロビンソン『思い出のマーニー』
ペーター・へルトリング『ヒンペルという子がいた』
アストリッド・リンドグレーン『長ぐつ下のビッビ』
ミヒャエル・エンデ『モモ』
フィリパ・ピアス『まぼろしの小さい犬』
阪田寛夫『桃次郎』
-293-
3.まとめと今後の課題
「子どもの本」は子どものために書かれた本ではなく、子どもを主人公にした子どもの世界を扱
った本である。子どもの本は大人が読むに値しないとつい考えてしまいがちだが、それは大きな
誤りであることが分かる。読んで「楽しい」と思い、そして子どもについて「なるほど」と納得
できるようなものがある、それがまさに児童文学、「子どもの本」であると言えよう。今後とも
「子どもの本」を全力を入れて読み、そして「子どもの目」を通して異次元の現実を垣間見てい
きたいものだと思っている。
《参考文献》
河合
隼雄著
990年)
『〈うさぎ穴〉からの発信』(マガジンハウス19【
『大人への児童文化の招待上』(エイデル研究所]1992年)
『書物との対話』(潮出版社1993年)
『ブックガイド心理療法』(日本評論社1993年)
『子どもの本を読む』(講談社1996年)
『物語とふしぎ』(岩波書店
-294-
1996年)
希望研究・グループの部伊勢原市立成iiii中学校高橘達也・川口久雄
福原幹宇・和田勝久
1,分野
栽培
2,テーマ
中学校における栽培活動のすすめ方に
ついて
8,テーマ設定の理由
学校5日制についての教育内容が検討され、
;:『露雲菫露
活動が改善される中で体験的学習のひとつとし
て菊の栽培を行い、その計画、準備、実施につ
いての実践的研究を行う。
4,体験学習のねらい
自然とふれあう「菊づくりを」通して、生き
物を育てることを体談し、言葉を発しない生き
物にどう関わるかを考える中から、育てること
の難しさ、自然の不思翻さ、生命の尊さに気づ
き、美しさに感動する心、自然とふれあいと通
して協力する心を学ぶ。
5、指導目標
①作業を通して、生徒教師のふれあい、勤労の尊さ、働くことの喜びを知る。
②共同作業や分担作業を通して、生徒どうしのふれあいを深め、思いやりの心や責任感を養う。
③土と親しむことを通して、生き物にどう関わ易か若気占特zwtI★、A白銃Lの…土し、尤錘串
③土と親しむことを通して、生き物にどう関わるか考えさせる中から自然とのふれあいを深めさせる。
6、活動内容
ア、菊づくり開始
菊づくりの良さの一つは、春に押し芽を行い、夏に育て、秋にその成果が見れることにある。年度の始
めの4月にそれぞれの学年で菊の栽培の意義を確認し、学年ごとに生徒個々の活動内容を決定した。たく
さんある品種の中からどんな花を咲かせるかは、生徒個々の意志が発揮できる大切な選択となる。厚もの
・管もの、白・赤・黄の中から自分の好みのものを選べるようにした。
初めての体験となる1年生は、中学校の生活に慣れた6月から始められる大菊の福助づくりを一人二鉢
つくることとした。2度目になる2年生は、個人で福助づくりを行い、来年の練習として班で大菊のだる
まづくりを行うこととした。昨年の経験から今年は違った色のものを育てようとする子もいれば、昨年の
ものをもう一度育てたいという子もいた。8度目となる8年生は、2年間やってきた経験を生かして今年
こそ見事な菊を育てようとだるまづくりに&Willする子もいれば、今年は丁字菊を育てることを選んだ子も
いる。3年生では、自分達だけで育て文化祭で展示するだけでなくできあがった菊を喜んでくださる方に
プレゼントする目標を持った。
1年生福助づくり1人2鉢
2年生福助づくり1人1鉢
だるまづくり1班2鉢
3年生福助づくり1人1~2鉢
だるまづくりまたは丁字菊1人1鉢
-295