【治安情報】ベロオリゾンテ ベロオリゾンテ市でも凶悪犯罪が多発しています。特に、ワールドカップ開催 中は、観光客を標的とした犯罪が増加するおそれがありますので、安全に留意 して、楽しい旅行にして下さい。 ベロオリゾンテの緊急連絡先 ・リオデジャネイロ総領事館 (夜間・休日も対応有) ・警察(英語可)190 +55-21-3461-9595 日本の 110 番と同様です。W杯開催期間前後は英語等の外国語の対応が準備されます。 市内各所に「KOBAN」と標記された交番もあります。 ★犯罪の傾向★ 【1】セントロ地区北部のバスターミナル付近及び 市立公園(Parque Municipal)周 辺の路上で週末・夜間を中心にひったくり、強盗事件が多発しています。 【2】日本で発行を受けたキャッシュカードを銀行のATMで使用した際にカードの磁気 情報が盗まれ、偽造カードによって口座の現金を引き出される事件が続発していま す。 防衛策 【1】日本で発行されたキャッシュカードはスキミングの対象として狙われています。空 港や観光地周辺など、旅行者が頻繁に使う場所の ATM は危険ですので、使用しな いようにしてください。 【2】現金、クレジットカード、キャッシュカード等はひとまとめにせず、分散保管してくだ さい。犯罪遭遇を想定して、その後の旅行を続けられるようにしておくことが重要で す。 【3】市内の移動はタクシーの利用をお勧めします。また徒歩で行動する場合はグル ープで歩き、周囲への警戒を怠らないで下さい。 【4】アクセサリー等は身に付けず、手荷物は最小限度にし、カメラ等はカバンの中に 入れて下さい。 【5】スタジアムへの移動はシャトルバスの利用をお勧めします。最寄りの発着所をよ く調べて利用ください。 【治安情報】ベロオリゾンテ 【6】万一強盗に遭ったら絶対に抵抗しないで下さい。 【7】以下の治安情報詳細に目を通して、犯罪者に襲われたときにどのように行動す るか想定してください。 治安情報詳細(ベロオリゾンテ) ベロオリゾンテ市はブラジル国内の他の大都市と比べて比較的治安が良好とされてい ますが、人口当たりの犯罪発生率を日本と比較した場合、殺人は30倍以上、強盗は10 0倍以上です。セントロ地区でも路上強盗、ひったくりが多発していますので、自分が被 害に遭うかもしれないという自覚と警戒心を持ってください。手持ちの金品強奪を目的と する犯罪がほとんどですので、冷静に対応し、相手に抵抗する素振りを見せないことが重 要です。以下の注意事項を参考にして、十分注意してください。 ■空港 ・ベロオリゾンテ国際空港では、置き引きが多発しています。空港チェックインカウンタ ーや、タクシーやバスを待ち中に、荷物から目を離した隙に足元のカバンが盗まれたり、 買い物中のキャリーの上からバッグを持ち去られる被害が発生しています。 ・空港内等で、見ず知らずの人から荷物等を預からないでください。麻薬密売人が麻薬を 国外に持ち出すために他人を利用することがあります。 ・空港に設置された銀行ATMでカードの磁気情報を盗まれる事例が頻発しています。空 港ではATMを使用せず、当面必要な現金はドル又はユーロを持参して両替することをお 薦めします。 ■ホテル ・フロントやロビーで、キャリーの上のバックを盗まれたり、レストランでバッグを 椅子の背もたれに掛けていて置き引きされる被害が発生しています。一流ホテルといえ ども安心はできませんので、荷物から目を離さないでください。 ・貴重品等(旅券を含む)は、室内のセーフティボックスを利用するか、フロントに預 ける等して管理してください。 ■外出時 ・ホテル等の周辺には観光客を狙った強盗やひったくり犯が徘徊していることがあるの で、出かける際に不審者がいないか周辺を観察してください。歩行中に時々背後を振り 返ることは、犯罪者に対して警戒心を持っていることを示すことにつながり、有効です。 不審者に気づいた場合には近くの商店などに一時的に身を寄せてください。 【治安情報】ベロオリゾンテ ・必要以上の現金や旅券等の貴重品は持ち歩かないでください(外出中は旅券のコピーを 持って歩くと安心です)。現金やカードは、被害に遭った場合を想定して、分散して所持 しましょう。 ・可能な限りグループで行動してください。 ・外出の際、カメラや携帯電話はなるべく人目に付かないように携帯してください。写真 撮影は周囲に不審者がいないことを確認した上で素早く行い、撮影後はカメラをしまって ください。ストラップを首に掛けたり手首に引っかけたりしていると、強引に引っぱられ て転倒する危険性があるので十分注意してください。ビデオ撮影は安全が確保された場所 以外では行わない方が無難です。スマートフォンの取扱いにも注意が必要です。 ・人通りの多い場所・時間帯でも常に注意が必要です。 被害に遭ってしまった場合 (1)抵抗しないことが大原則。 路上で強盗に遭ったり、ホテルの部屋に侵入されたりした場合には、相手が子供であっ ても絶対に抵抗しないでください。犯罪者は必ず銃かナイフを持っている、または他に仲 間がいることを想定して対応してください。 (2)犯人を刺激しない。凝視しない。 犯人は興奮しているので、大声を出したり、逃げる素振りを見せることは危険です。銃 器が氾濫しているブラジルでは、犯人も命がけであり、被害者も何らかの武器を持ってい る可能性があると考えるので、相手に無断で上着の内ポケットに手を入れたりすると、銃 を取り出そうとしていると勘違いされて発砲されることがあります。
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