事業報告書の手続き - あいちNPO交流プラザ

 1 事業報告書等の提出について
事業報告書の手続き
◆ 事業報告書の提出についての一般的な流れになります。
※ 特定非営利活動法人は、事業年度終了後3ヶ月以内に事業報告書等の書類を所轄庁へ提出する義
務があります。義務を怠った場合には20万円以下の過料に処せられますのでご注意ください。
なお、所轄庁は、上記の事業報告書等について、特定非営利活動法人から3年以上にわたって提出が
行われないときは、特定非営利活動法人の設立の認証を取り消すことができます。
社員総会
社員総会開催通知
事業報告書の提出
閲覧
・ 事業年度終了後の
・ 社員総会において
・ 事業報告書等の書
・ 提出された事業報
社員総会で、事業
事業報告書、活動
類をあいちNPO
告書等はあいちN
報告書、活動計算
計算書等の承認を
交流プラザに提出
PO交流プラザで
書等の承認を得る
得ます。
します。
公開、下記2~5
ため、社員総会を
招集します。
※ 事業報告書、活動
計算書等は、社員
※ 事業年度終了後
は、あいちNPO
3ヶ月以内に提
交流プラザホーム
出する必要があ
ページにて一般に
ります。
公開されます。
総会までに監事の
※ 特定非営利活動法
監査を受ける必要
人の主たる事務所
があります。
及び従たる事務所
にも備え置く必要
があります。
提 出 書 類
提出部数
参照ページ
1 事業報告書等提出書
1部
45
2 事業報告書
2部
46
3 活動計算書又は収支計算書
2部
50
4 貸借対照表
2部
52
5 財産目録
2部
53
2部
56
2部
57
6 年間役員名簿(前事業年度において役員であったこと
がある者全員の氏名及び住所又は居所並びに各役員につ
いての報酬の有無を記載した名簿)
7 社員名簿(前事業年度の末日における社員のうち10人
以上の者の氏名(法人にあっては、その名称及び代表者の
氏名)及び住所又は居所を記載した書面)
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作成例
様式第8(特定非営利活動促進法施行細則第5条関係)
事業報告書等提出書
平成
年
月
日
愛知県知事殿
愛知県○○市○○町5番17号
特定非営利活動法人○○○○○
代 表 者
○○○○ 印
代 表 電 話 ○○○-○○○-○○○○
書類の不備、不足等により、ご連絡す
る場合がございますので、連絡のとれ
る電話番号を記載ください。
担 当 者
○○○○
担 当 電 話 ○○○-○○○-○○○○
設立の初年度の場合には、登記簿上の成立日(登記した日)
になります。認証日や申請日ではありません。
前事業年度(
年
月
日から
年
月
日まで)の事業報告書等について、特定非営
利活動促進法第29条(同法第52条第1項(同法第62条において準用する場合を含む。)の規定に
より読み替えて適用する場合を含む。)の規定に基づき、下記のとおり提出します。
記
1 事業報告書
2 活動計算書又は収支計算書
3 貸借対照表
4 財産目録
5 年間役員名簿
6 社員名簿
※ 提出部数 各2部
事業報告書、活動計算書(又は収支計算書)、貸借対照表、財産目録は、あいちNPO交流
プラザのホームページにて一般に公開されます。個人情報の記載等にご注意ください。
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(作 成 例 )
平 成 ○○年 度 事 業 報 告 書
特 定 非 営 利 活 動 法 人 ○○○○
1 事 業 実 施 の概 略
特 定 非 営 利 活 動 法 人 ○○○○は、愛 知 県 内 の○○市 を始 めとする5市 5町 よりなる○○地
域 を中 心 に、○○を○○して、○○に係 る問 題 (注 )の改 善 、解 決 を図 り、○○の向 上 と○○の
増 進 に資 するとともに、併 せて○○に寄 与 することを目 的 とし、次 の事 業 を実 施 した。具 体 的 に
は、本 法 人 の定 款 第 5条 第 1項 第 1号 ①○○○○○○○事 業 として、○○講 演 会 事 業 、○○
ボランティア講 座 事 業 、・・・・・・・・を実 施 するとともに、第 1号 ②○○○○○○○事 業 として、○
○無 料 相 談 ダイヤル事 業 、・・・・・・・・、を実 施 した。
また、定 款 第 5条 第 1項 第 2号 のその他 の事 業 として、○○販 売 事 業 を行 い、その収 益 を特
定 非 営 利 活 動 事 業 に充 当 した。
(注 ):「○○問 題 」とは、○○を○○することによって発 生 する○○であり、わが国 においては、19
80年 代 後 半 から、全 国 各 地 域 において顕 在 化 し、社 会 問 題 化 している。
2 事 業 の実 施 に関 する事 項
(1)特 定 非 営 利 活 動 に係 る事 業
①○○○○○○○事 業
ア ○○講 演 会 事 業
(ア)事 業 内 容
○○問 題 に対 する社 会 一 般 の理 解 ・知 識 を深 めるため、市 民 活 動 家 、大 学 教 授 等 の
有 識 者 を講 師 に招 き、○○問 題 の現 況 、解 決 に向 けた先 進 的 取 組 事 例 等 を紹 介 する
講 演 会 (計 3回 )を、一 般 市 民 を対 象 に有 料 で開 催 した。
(イ)開 催 日 時 及 び講 師 等
日時
場所
テーマ
講師
従事者
参加者
H○.○.○
13:00~16:00
全 国 各 地 域 における○
○○市 民 会 館
○○の会
○問 題 への市 民 の取
研修室
○○○○会 長
組 みについて
事務局職員1
名
正 会 員 3名
一般市民
205名
H○.○.○
18:00~21:00
○○の視 点 から見 た○
○○大 学
○○ホール講 堂 ○ 問 題 に 関 す る 国 際
○○学 部
比較
○○○○教 授
同上
一般市民
181名
H○.○.○
14:00~17:00
○○問 題 解 決 のための
○○市 民 会 館
○○センター
○○制 度 法 制 化 への
大講堂
○○○研 究 員
展 望 について
事務局職員1
名
正 会 員 5名
一般市民
202名
(ウ)費 用
活 動 計 算 書 の「事 業 費 計 」と事 業 報 告 書
294,500円
全 体 の「費 用 」の合 計 額 を一 致 させる。
(内 訳 )
講 師 謝 金 ・旅 費 (3名 分 )80,000円
正 会 員 従 事 者 日 当 ・旅 費 (延 べ11名 )55,000円
会 場 借 上 料 (3回 分 )135,000円
会 場 看 板 代 等 24,500円
計 算 書 類 の注 記 に事 業 別 損 益 の状 況 を
記 載 する場 合 は、内 訳 の記 載 を要 しない。
- 46 -
活 動 計 算 書 の事 業 収 益 における該 当 事
業 の金 額 と一 致 させる。
(エ)収 益
294,000円 (内 訳 )講 演 会 参 加 料 (平 均 単 価 500円 、延 べ588名 )294,000円
イ ○○ボランティア講 座 事 業
(ア)事 業 内 容
○○問 題 の解 決 、発 生 防 止 に○○○地 域 で取 り組 むボランティアを育 成 するため、○
○○○を講 師 として、○○問 題 の基 礎 知 識 の学 習 を中 心 にしながら、具 体 的 な事 例 を
織 り交 ぜて、『明 日 から実 践 できる○○○ボランティア』を目 的 に、○○○ボランティア育
成 連 続 講 座 を○○○○市 民 会 館 において有 料 で開 催 した。
(イ)開 催 日 時
平 成 ○年 ○月 ○日 ~平 成 ○年 ○月 ○日 の内 、20日 間 (毎 週 月 ・木 曜 日 毎 回 18:0
0~20:00)
(ウ)会 場
○○○○市 民 会 館 (6階 視 聴 覚 室 他 )
(エ)講 師 及 び従 事 者
講 師 ○○○○(本 法 人 の理 事 )、会 場 設 営 ・受 付 要 員 1名 (事 務 局 職 員 )
(オ)受 講 者
45名 (○○問 題 に関 心 を持 ちボランティアとして活 動 する意 欲 のある一 般 市 民 )
(カ)費 用
1 4 7 , 5 0 0 円 ( 内 訳 ) 講 師 日 当 ・ 旅 費 (20 回 分 )80,000 円 、 会 場 借 上 料 (20 回
分 )60,000円 、テキスト代 等 7,500円
(キ)収 益 135,000円 (内 訳 )連 続 講 座 受 講 料 (3,000円 、45名 )135,000円
(中 略 )
②○○○○○○○事 業
ア ○○無 料 相 談 ダイヤル事 業
(ア)事 業 内 容
○○問 題 に苦 しむ児 童 、青 少 年 を救 済 するため、○○無 料 相 談 ダイヤルを本 法 人 の
事 務 所 に開 設 し、本 法 人 の正 会 員 (ボランティア相 談 員 )及 び事 務 局 職 員 が、交 替 で
相 談 に応 じ、適 宜 仲 裁 、関 係 機 関 (○○○○等 )への紹 介 、斡 旋 を行 った。
(イ)実 施 時 期
通 年 (毎 月 第 2・第 4火 曜 日 を除 く平 日 16:00~21:00土 ・日 曜 日 10:00~18:00)
(ウ)従 事 者
正 会 員 (ボランティア相 談 員 )5名 、事 務 職 員 1名
(エ)対 象 者 及 び相 談 件 数 等
○○問 題 に苦 しむ児 童 、青 少 年 172名 延 べ442件 (内 訳 等 、詳 細 については、事 業
報 告 書 末 尾 の別 表 1を参 照 )
(オ)費 用
239,400円 (内 訳 )電 話 料 (通 年 )111,400円 、ボランティア相 談 員 交 通 費 400円 /人
・日 ×312日 =124,800円 、事 務 消 耗 品 等 3,200円
(カ)収 益
0円
(中 略 )
- 47 -
(2)その他 の事 業 に係 る事 業
ア ○○販 売 事 業
(ア)事 業 内 容
○○問 題 に関 する物 品 を、一 般 を対 象 に有 料 で販 売 した。
(イ)実 施 日 時
平 成 ○年 ○月 より随 時
(ウ)実 施 場 所
本 法 人 の事 務 所 内
(エ)従 事 者 の人 数
2人
(オ)収 益
982,900円
(カ)費 用
その他の事業を当該事業年度
438,880円
実施しなかった場合には、この
ような記載になります。
(2)その他 の事 業 に係 る事 業
本 年 度 は実 施 せず。
定 款 上 「その他 の事 業 」に関 する事 項 を定 めている場 合 には、「(2)その
他 の事 業 」として、事 業 毎 に、事 業 名 、事 業 内 容 、実 施 日 時 、実 施 場
所 、従 事 者 の人 数 、収 益 及 び費 用 をそれぞれ記 載 してください(受 益 対
象 者 は必 要 ありません)。事 業 の実 施 がなかった場 合 には「本 年 度 は実
施 せず」と必 ず記 載 してください。
- 48 -
設 立 の翌 年 度 以 降 は、次 のような議 題 になります。
①平 成 ○○年 度 事 業 報 告 の承 認 について
②平 成 ○○年 度 決 算 の承 認 について
③平 成 ○○年 度 事 業 計 画 の承 認 について
④平 成 ○○年 度 予 算 の承 認 について
⑤平 成 ○○年 度 の一 時 借 入 金 限 度 額 の承 認 について
⑥役 員 の改 選 について
3 会 議 の開 催 に関 する事 項
(1)総 会
ア 通常総会
(ア)開 催 日 時 及 び場 所
平 成 ○年 ○月 ○日 13:00~16:00○○○○ホール講 堂
(イ)議 題
①特 定 非 営 利 活 動 法 人 の設 立 の認 証 及 び登 記 に係 る報 告
②事 務 規 則 の制 定 について
③経 理 規 程 の制 定 について
④職 員 給 与 支 給 規 程 の制 定 について
⑤旅 費 規 程 の制 定 について
⑥慶 弔 見 舞 金 支 給 規 程 の制 定 について
イ 第 1回 臨 時 総 会
(ア)開 催 日 時 及 び場 所
平 成 ○年 ○月 ○日 13:00~16:00○○○○ホール講 堂
(イ)議 題
①平 成 ○年 度 事 業 計 画 の変 更 の承 認 について
②平 成 ○年 度 予 算 の変 更 の承 認 について
③役 員 の任 期 途 中 の辞 任 に伴 う後 任 役 員 の選 任 について
ウ 第 2回 臨 時 総 会
通 常 総 会 を年 1回 と定 款 に規
定 している法 人 が、新 事 業 年
(ア)開 催 日 時 及 び場 所
度 が始 まる前 に、事 業 計 画 と
平 成 ○年 ○月 ○日 13:00~16:00○○○○ホール講 堂
予 算 を決 定 するために臨 時 総
(イ)議 題
会 を開 催 する場 合 を想 定 して
①平 成 ○年 度 事 業 計 画 の承 認 について
います。
②平 成 ○年 度 予 算 の承 認 について
③平 成 ○年 度 の一 時 借 入 金 限 度 額 の承 認 について
(2)理 事 会
ア 第 1回 理 事 会
(ア)開 催 日 時 及 び場 所
平 成 ○年 ○月 ○日 13:00~16:00当 法 人 事 務 所 会 議 室
(イ)議 題
①平 成 ○年 度 通 常 総 会 提 出 議 案 について
②事 務 局 の組 織 について
イ 第 2回 理 事 会
(ア)開 催 日 時 及 び場 所
平 成 ○年 ○月 ○日 13:00~16:00当 法 人 事 務 所 会 議 室
(イ)議 題
①平 成 ○年 度 上 半 期 事 業 の報 告 及 び下 半 期 の事 業 予 定 について
②平 成 ○年 度 事 業 計 画 及 び予 算 の変 更 (案 )について
③顧 問 の委 嘱 について
ウ 第 3回 理 事 会
(ア)開 催 日 時 及 び場 所
平 成 ○年 ○月 ○日 13:00~16:00当 法 人 事 務 所 会 議 室
(イ)議 題
①平 成 ○年 度 事 業 計 画 (案 )及 び予 算 (案 )について
②平 成 ○年 度 の一 時 借 入 金 限 度 額 (案 )について
- 49 -
(作成例) その他の事業なし
法人名: 特定非営利活動法人○○○○
当該事業年度の自至年月日を記載
活動計算書
平成 年
月
日 ~
平成 年
日 まで
月
(単位:円)
科 目
金 額
Ⅰ 経常収益
1. 受取会費
正会員受取入会金 会費の性格に応じ
54,000
て分けて記載
正会員受取会費
1,040,000
賛助会員受取会費
201,000
2. 受取寄附金
受取寄附金
732,400
3. 受取助成金等
受取助成金
1,810,000
4. 事業収益
A事業収益
1,718,000
B事業収益
2,199,000
5. その他収益
受取利息
150
雑収益
428
経常収益計
Ⅱ 経常費用
人件費とその他経費
1. 事業費
に分けた上で、支出の
(1)人件費
形態別に内訳を記載
給料手当
3,982,196
法定福利費
289,821
人件費計
4,272,017
(2)その他経費
諸謝金
335,000
印刷製本費
66,000
会議費
24,000
旅費交通費
148,000
通信運搬費
136,950
消耗品費
139,190
水道光熱費
49,698
賃借料
875,400
減価償却費
13,160
雑費
210
その他経費計
1,787,608
事業費計
2. 管理費
人件費とその他経費
に分けた上で、支出の
(1)人件費
形態別に内訳を記載
役員報酬
0
給料手当
318,727
法定福利費
37,233
人件費計
355,960
(2)その他経費
諸謝金
160,000
印刷製本費
52,734
12,000
会議費
51,500
旅費交通費
151,200
通信運搬費
88,300
消耗品費
水道光熱費
33,132
賃借料
453,600
93,960
減価償却費
保険料
120,000
雑費
13,535
その他経費計
1,229,961
管理費計
経常費用計
当期経常増減額
Ⅲ 経常外収益
1. 過年度損益修正益
経常外収益・費用
は、該当ない場合は
経常外収益計
記載不要
Ⅳ 経常外費用
1. 過年度損益修正損
経常外費用計
税引前当期正味財産増減額
法人税、住民税及び事業税
当期正味財産増減額
前期繰越正味財産額
次期繰越正味財産額
※この活動計算書の作成例は愛知県が示す一例です。
- 50 -
1,295,000
732,400
1,810,000
事業報告書の該当事業の
収益額と一致することを確認
3,917,000
578
7,754,978
事業別の内訳は注記に記載
事業報告書の事業費の
合計額と一致することを確認
6,059,625
固定資産の取得時は、活
動計算書には、購入支出
額ではなく減価償却費の
み計上
1,585,921
7,645,546
109,432
0
0
0
0
109,432
103,450
5,982
301,498
307,480
前事業年度の活動計算書の
次期繰越正味財産額と一致
貸借対照表の正味財産額と一致
(作成例) その他の事業あり
法人名: 特定非営利活動法人○○○○
当該事業年度の自至年月日を記載
活動計算書
平成 年
月
日 ~
平成 年
月
日 まで
(単位:円)
科 目
特定非営利活
動に係る事業
Ⅰ 経常収益
1. 受取会費
正会員受取入会金
正会員受取会費
会費の性格に応
賛助会員受取会費
じて分けて記載
2. 受取寄付金
受取寄付金
3. 受取助成金等
受取助成金
4. 事業収益
A事業収益
B事業収益
C事業収益
5. その他収益
受取利息
雑収入 人件費とその他経費
経常収益計
に分けた上で、支出の
Ⅱ 経常費用
形態別に内訳を記載
1. 事業費
(1)人件費
給料手当
法定福利費
人件費計
事業別の事業
(2)その他経費
費のまとめは注
記に記載
諸謝金
印刷製本費
会議費
旅費交通費
通信運搬費
消耗品費
水道光熱費
賃借料
減価償却費
租税公課
雑費
その他経費計
事業費計
人件費とその他経費
2. 管理費
に分けた上で、支出の
(1)人件費
形態別に内訳を記載
役員報酬
給料手当
法定福利費
人件費計
(2)その他経費
諸謝金
印刷製本費
会議費
旅費交通費
固定資産の取得時
通信運搬費
は、活動計算書に
消耗品費
は、購入支出額では
水道光熱費
なく減価償却費のみ
賃借料
計上
減価償却費
保険料
租税公課
雑費
その他経費計
管理費計
経常費用計
当期経常増減額
Ⅲ 経常外収益
1. 過年度損益修正益
経常外収益計
Ⅳ 経常外費用
1. 過年度損益修正損 その他の事業で得
た利益の振替額
経常外費用計
経理区分振替額
当期正味財産増減額
前期繰越正味財産額
次期繰越正味財産額
その他の事業
合 計
54,000
1,040,000
201,000
54,000
1,040,000
201,000
732,400
732,400
1,810,000
1,810,000
1,718,000
2,199,000
982,900
1,718,000
2,199,000
982,900
982,900
150
428
8,737,878
150
428
7,754,978
3,982,196
289,821
4,272,017
335,000
66,000
24,000
148,000
136,950
139,190
49,698
875,400
13,160
0
210
1,787,608
6,059,625
180,000
180,000
4,162,196
289,821
4,452,017
258,880
438,880
335,000
66,000
24,000
148,000
165,600
139,190
49,698
875,400
13,160
230,230
210
2,046,488
6,498,505
0
0
318,727
37,233
355,960
160,000
52,734
12,000
51,500
151,200
88,300
33,132
453,600
93,960
120,000
103,450
13,535
1,333,411
1,689,371
7,748,996
5,982
0
0
438,880
544,020
160,000
52,734
12,000
51,500
151,200
88,300
33,132
453,600
93,960
120,000
103,450
13,535
1,333,411
1,689,371
8,187,876
550,002
0
0
0
0
0
544,020
550,002
0
△ 544,020
0
0
318,727
37,233
355,960
28,650
230,230
0
0
0
550,002
301,498
851,500
定款で、特定非営利活動事業とその他の事業の資産を区分する規定を設けた場合
は、正味財産額の内訳を記載
※その他の事業を実施していない場合は、その他の事業欄の数字をすべてゼロとします。あるいは、
「その他の事業なし」の様式例を使い、脚注に「※今年度はその他の事業を実施していません」と明記します。
※この活動計算書の作成例は愛知県が示す一例です。
- 51 -
事業報告書の該当事業の
収益額と一致することを確認
事業報告書の事業費の
合計額と一致することを確認
前事業年度の活動計算書の
次期繰越正味財産額と一致
貸借対照表の正味財産額と一致
(作成例)
貸借対照表
平成○○年○月○日現在
特定非営利活動法人○○○○
事業年度の最終日を記入してください。
単位:円
科目・摘要
金額
I資産の部
1流動資産
現金預金
未収金
前払金
流動資産合計
784,622
60,000
94,500
939,122
2固定資産
車両運搬具
什器備品
固定資産合計
294,652
35,634
財産目録の資産合計と一致
330,286
資産合計
Ⅱ負債の部
1流動負債
未払金
前受金
預り金
流動負債合計
1,269,408
未使用額の返還義務
が規定されている補助金
や助成金については、事
業年度末における未使
用額を負債の部に計上
します。
2固定負債
長期借入金
固定負債合計
49,428
190,000
7,500
246,928
財産目録の負債合計と一致
715,000
715,000
負債合計
Ⅲ正味財産の部
前期繰越正味財産
当期正味財産増減額
正味財産合計
961,928
前事業年度の正味財産合計と一致
301,498
5,982
活動計算書の次期繰越正味財産額と一致
負債及び正味財産合計
307,480
1,269,408
注)固定資産に関する減価償却計算の方法は、以下のとおり
1.車両運搬具定率法
2.什器備品定率法
※ 設立初年度は、「前期繰越正味財産額」の項目は、「設立時正味財産額」となります。
- 52 -
資産合計と一致
(作成例)
財産目録
平成○○年○月○日現在
特定非営利活動法人○○○○
事業年度の最終日を記入してください。
単位:円
科目・摘要
I資産の部
1流動資産
現金預金
現金 現金手許有高
当座預金 ○○銀行○○支店
普通預金 ○○信用金庫○○支店
未収金
講座参加料(○人分)
前払金
事務所賃借料(4月分)
流動資産合計
金額
732
152,780
631,110
60,000
94,500
939,122
2固定資産
車両運搬具
什器備品
ファクシミリ1台
固定資産合計
294,652
35,634
貸借対照表の資産合計と一致
330,286
資産合計
1,269,408
Ⅱ負債の部
1流動負債
未払金
管理費-団体要覧(500部)印刷代
管理費-3月分電話料
管理費-3月分水道料
管理費-3月分電気料
管理費-3月分ガソリン代
前受金 ○○財団助成金
預り金 職員に対する源泉所得税
流動負債合計
30,000
5,328
2,800
4,100
7,200
190,000
7,500
246,928
貸借対照表の負債合計と一致
2固定負債
長期借入金 役員1名
固定負債合計
負債合計
正味財産
715,000
715,000
961,928
資産-負債=正味財産
※個人情報にあたる、口座番号、電話番号及び車両ナンバー等は記載しないでください。
- 53 -
307,480
(作成例)
以下に示すものは、想定される注記を例示したものです。該当事項がない場合は記載不要です。
なお、認定特定非営利活動法人においては、詳細に記載されることが望まれます。
計算書類の注記
1. 重要な会計方針
計算書類の作成は、NPO法人会計基準(2010年7月20日 2011年11月20日一部改正 NPO法人会計基準協議
会)によっています。
(1) 固定資産の減価償却の方法
有形固定資産は、法人税法の規定に基づいて定率法で償却をしています。
(2) 消費税等の会計処理
消費税等の会計処理は、税込方式によっています。
事業費のみの内訳を表示する場合は、例2のとおり記載。
また、事業を区分していない法人については記載不要。
2. 事業別損益の状況
事業別損益の状況は以下の通りです。
(単位:円)
科 目
A事業
B事業
事業部門計 管理部門
合計
Ⅰ 経常収益
1. 受取会費
0 1,295,000 1,295,000
2. 受取寄附金
300,000
300,000
432,400
732,400
3. 受取助成金等
1,810,000 1,810,000
1,810,000
4. 事業収益
1,718,000 2,199,000 3,917,000
3,917,000
5. その他収益
0
578
578
経常収益計
2,018,000 4,009,000 6,027,000 1,727,978 7,754,978
Ⅱ 経常費用
(1) 人件費
給料手当
1,093,696 2,888,500 3,982,196
318,727 4,300,923
法定福利費
86,877
202,944
289,821
37,233
327,054
人件費計
1,180,573 3,091,444 4,272,017
355,960 4,627,977
(2) その他経費
諸謝金
335,000
335,000
160,000
495,000
印刷製本費
35,000
31,000
66,000
52,734
118,734
会議費
24,000
24,000
12,000
36,000
旅費交通費
23,000
125,000
148,000
51,500
199,500
通信運搬費
25,550
111,400
136,950
151,200
288,150
消耗品費
27,000
112,190
139,190
88,300
227,490
水道光熱費
8,283
41,415
49,698
33,132
82,830
賃借料
308,400
567,000
875,400
453,600 1,329,000
減価償却費
13,160
13,160
93,960
107,120
保険料
0
120,000
120,000
雑費
210
210
13,535
13,745
その他経費計
786,443 1,001,165 1,787,608 1,229,961 3,017,569
1,967,016 4,092,609 6,059,625 1,585,921 7,645,546
事業費計
50,984 △ 83,609 △ 32,625
142,057
109,432
当期経常増減額
2. 事業費の内訳
事業費の区分は以下の通りです。
科 目
(1) 人件費
給料手当
法定福利費
人件費計
(2) その他経費
諸謝金
印刷製本費
会議費
旅費交通費
通信運搬費
消耗品費
水道光熱費
賃借料
減価償却費
雑費
その他経費計
事業費計
例2: 事業費のみの内訳を事業別に表示するパターン
A事業
1,093,696
86,877
1,180,573
335,000
35,000
24,000
23,000
25,550
27,000
8,283
308,400
210
786,443
1,967,016
B事業
2,888,500
202,944
3,091,444
31,000
125,000
111,400
112,190
41,415
567,000
13,160
1,001,165
4,092,609
(単位:円)
事業費計
3,982,196
289,821
4,272,017
335,000
66,000
24,000
148,000
136,950
139,190
49,698
875,400
13,160
210
1,787,608
6,059,625
- 54 -
3. 使途等が制約された寄付金等の内訳
使途等が制約された寄付金等の内訳は以下の通りです。当法人の正味財産は307,480円ですが、そのうち50,000
円は、下記のように使途が特定されています。したがって使途が制約されていない正味財産は257,480円です。
内 容
○○被災者援助事業
期首残高
(単位:円)
備 考
期末残高
50,000 翌期に使用予定の支援用資金
当期増加額 当期減少額
0
300,000
250,000
0 助成金の総額は2,000,000
円です。活動計算書に計
上した額1,810,000円との
未使用額の返還義務が規定されている助成金等で、実施期間の途中で事業年
差額190,000円は前受助
度末が到来した場合、活動計算書に収益計上した当期使用額を記載。
成金として貸借対照表に
負債計上しています。
合 計
0 2,110,000 2,060,000
50,000
○○財団助成××××事業
0
前期繰越正味財産額に含まれる使途
等が制約された寄附金等の金額
1,810,000
1,810,000
活動計算書に計上した収益・費用
の額
次期繰越正味財産額に含まれる使途
等が制約された寄附金等の金額
4. 固定資産の増減内訳
固定資産の増減は以下の通りです。
(単位:円)
科 目
有形固定資産
車両運搬費
什器備品
合 計
期首に所有している
固定資産の取得価額
取得
期首取得価額
1,370,000
225,000
1,595,000
減少
0
0
0
今期に取得、売却・除
却等をした固定資産の
取得価額
期末取得価額 減価償却累計額 期末帳簿価額
0
0
0
1,370,000 △ 1,075,348
225,000 △ 189,366
1,595,000 △ 1,264,714
当期までの減価償却
費の累計額を記載
294,652
35,634
330,286
貸借対照表の「固定
資産合計」と一致
5. 借入金の増減内訳
借入金の増減は以下の通りです。
科 目
長期借入金
期首残高
600,000
当期借入
115,000
当期返済
(単位:円)
期末残高
0
715,000
6. 役員及びその近親者との取引の内容
役員及びその近親者との取引は以下の通りです。
(単位:円)
計算書類に計
上された金額
内役員及び近
親者との取引
(活動計算書)
受取寄附金
賃借料
活動計算書計
732,400
1,329,000
2,061,400
20,000
1,134,000
1,154,000
(貸借対照表)
長期借入金
貸借対照表計
715,000
715,000
715,000
715,000
科 目
役員及び近親者(2親等以内の親族)及び
これらの者が支配している法人との取引
がある場合には、勘定科目ごとに注記を
します。ただし、金額的に重要性が乏しい
場合には注記の必要はありません。
7. 事業費と管理費の按分方法
各事業の経費及び事業費と管理費に共通する経費のうち、給料手当及び旅費交通費については従事割合に基づ
き按分し、賃借料及び水道光熱費については使用割合に基づき按分しています。
- 55 -
(作成例)
特定非営利活動法人○○○○
前年度において役員であったことがある全員の名簿及びそのうち前年度
において報酬を受けたことがある全員の名簿
事業年度内の就
事業年度と同
任期間を記載し
じ期間を記載し
平成○○年○月○○日 から 平成○○年○月○○日まで てください。
てください。
フ リ カ ゙ ナ
役 名
理事
住所又は居所
氏 名
就任期間
報酬を受けた
期 間
アイ
チ
サブ
ロウ
愛 知 三 郎
愛知県○○市○○町○丁目○番地
平成○年4月 1日 平成○年○月○日
~
~
平成○年3月31日 平成○年○月○日
ト ヨ
ハシ
シ ゙
ロウ
平成○年4月 1日
~
平成○年3月31日
なし
理事
豊 橋 次 郎
愛知県○○市○○町○丁目○番地
理事
岡 崎 花 子
オカ
ザキ
ハナ
コ
愛知県○○市○○町○丁目○番地
平成○年4月 1日
~
平成○年5月31日
なし
ト ヨ
タ
タ
ロウ
豊 田 太 郎
愛知県○○市○○町○丁目○番地
平成○年5月31日
~
平成○年3月31日
なし
○ ○ ○ ○
岐阜県○○市○○町○丁目○番地
平成○年○月○日
~
平成○年○月○日
なし
理事
監事
「理事」又は「監事」の
別を記入してください。
(理事長等の役職名は
不要です)
事業年度内の途中で、就任、辞任
された理事及び監事についても記
載して下さい。
役員全員が報酬を
受けていない場合
であっても省略しな
いでください。
※ 最新の役員名簿ではなく、前事業年度に就任していたすべての理事及び監事
の報酬の有無について記載してください。
- 56 -
(作成例)
特定非営利活動法人○○○○ 社員名簿
平成○○年○○月○○日現在
氏 名
住所又は居所
○ ○ ○ ○
愛知県○○市○○町○丁目○番地
○ ○ ○ ○
岐阜県○○市○○町○丁目○番地
○ ○ ○ ○
愛知県○○市○○町○丁目○番地
○ ○ ○ ○
愛知県○○市○○町○丁目○番地
○ ○ ○ ○
三重県○○市○○町○丁目○番地
○ ○ ○ ○
愛知県○○市○○町○丁目○番地
○ ○ ○ ○
愛知県○○市○○町○丁目○番地
○ ○ ○ ○
愛知県○○市○○町○丁目○番地
○ ○ ○ ○
愛知県○○市○○町○丁目○番地
○ ○ ○ ○
愛知県○○市○○町○丁目○番地
※ 社員のうち10人以上の者について記載してください。
- 57 -
事業年度の最終日
を記載してください。
2 役員変更の届出について
役員の変更(選任)手続き
◆ 役員変更(選任)の一般的な流れになります。
※ 特定非営利活動法人は、役員の氏名又は住所若しくは居所に変更があった場合には、所轄庁へ届け出
なければなりません。
上記の役員の氏名又は住所若しくは居所に変更があった場合とは、①新任 ②任期満了 ③辞任
④解任 ⑤死亡 ⑥改姓又は改名 ⑦住所又は居所の移転 等が該当します。
社員総会
社員総会開催通知
・ 役員の選任を社員
閲覧
・ 役員の変更等届出
・ 提出された最新の
書等をあいちNP
役員名簿はあいち
している場合は、
O交流プラザに提
NPO交流プラザ
社員総会を招集し
出します。
で一般に公開され
総会の議決事項と
・ 社員総会において
役員変更の届出
役員を選任します。
ます。
※ 役員のうち代表権の
社員総会において、役員を選任する場
合を想定しています。定款で、役員の選
任権を理事会の権能としている場合に
は、「社員総会」の部分を「理事会」と読
み替えてください。
ます。
ある理事は登記事項
・ 特定非営利活動法
ですので、変更があ
人の主たる事務所
った場合(再任の場
及び従たる事務所
合を含む)は法務局
に定款及び最新の
で変更登記を行う必
役員名簿を備え置
要があります。
く必要があります。
提出部数
参照ページ
1 役員の変更等届出書
1部
59
2 変更後の役員名簿
2部
61
各1部
60
各1部
26
提 出 書 類
3 就任承諾及び誓約書のコピー
※役員が新たに就任した場合に限り提出する。
4 役員の住所又は居所を証する書面
※役員が新たに就任した場合に限り提出する。
※届出前6ヶ月以内に作成されたもの
※ 役員の解任についてもほぼ同様の流れになります(定款の規定に従って下さい)。
※ 役員の変更事由が、選任・解任以外(任期満了、辞任、氏名改正、死亡、住所移転)の場合には、社員
総会の手続きは不要ですので、変更が生じた時点で速やかに役員の変更等届出書をご提出ください。
その場合、辞任届、氏名改正及び住所移転を証する書面等の添付は必要ありません。
※ 代表権のある理事に変更が生じた場合は、主たる事務所の所在地においては二週間以内に、従たる事
務所の所在地においては三週間以内に、法務局にて変更登記を行う必要があります。
※ 認定NPO法人及び仮認定NPO法人が、代表者を変更した場合には、上記にくわえて代表者変更届
(認定NPO法人の手引きを参照)が必要です。
- 58 -
(記入例)
様式第4(特定非営利活動促進法施行細則第3条関係)
役員の変更等届出書
提出する日を記載してください。
法務局で登記した法
人代表者印を押印し
てください
愛 知 県 知 事 殿
平成○年○月○日
愛知県○○市○○町5番17号
特定非営利活動法人○○○○
代表者 ○○○○ 印
任期の始期、終期、転居日を記載してください。
役員の変更等があったので、特定非営利活動促進法第23条第1項(同法第52条第1項(同法第62条において
準用する場合を含む。)の規定により読み替えて適用する場合を含む。)の規定により、次のとおり届け出ます。
変更年月日
変更理由
役員の
種 別
平成○年○月○日
任期満了
理事
○○ ○○
平成○年○月○日
新任
(増員)
理事
変更前の氏名・住所は( )内に記入してください。
○○ ○○ 愛知県○○市○○町○丁目○番地
平成○年○月○日
改姓及び
理事
住所移転
フリガナ
住所又は居所
氏名
愛知県○○市○○町○丁目○番地
○○ ○○
愛知県○○市○○町1丁目○番地
(○○ ○)
(岐阜県○○市○○町○丁目○番地)
平成○年○月○日
任期満了
監事
○○ ○○
愛知県○○市○○町○丁目○番地
平成○年○月○日
新任
監事
○○ ○○
岐阜県○○市○○町○丁目○番地
新任・任期満了・辞任・
解任・死亡・改姓又は改
名・住所又は居所の移
転等 の 別を 記 載して く
ださい。新任の場合は
住民票、就任承諾及び
誓約書の写しが必要と
なります。
理事、監事の別を
記載してください。
(理事長等の役職
名は不要です)
氏名のフリガナを
記載してください。
- 59 -
住民票等に記載され
たものと完全に一致
させて下さい。
(作成例)
日付は原則として、役員を選任した社員総会の日と
してください。
特定非営利活動法人○○○○御中
平成○○年○月○日
「住所又は居所」「氏名」の欄には、
住民票等に記載されたものと完全に
一致させてください。原則、役員の方
の自筆で記入してください。
就任承諾及び誓約書
住所又は居所
○○県○○市○○区××丁目△△番地の◎
氏名
愛知 三郎
印
監事用の就任承諾及び誓約
書については下線の部分を
「監事」としてください
自筆で署名してください。
私は、特定非営利活動法人○○○○の 理事 に就任することを承諾するとともに、特定非営利活動
促進法第20条各号に該当しないこと及び同法第21条の規定に違反しないことを誓約します。
特定非営利活動促進法第20条の要件
一 成年被後見人又は被保佐人
二 破産者で復権を得ないもの
三 禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わった日又はその執行を受けることがなくなった日から二年を経過しない者
四 以下の理由で罰金の刑に処せられ、その執行を終わった日又はその執行を受けることがなくなった日から二年を経過
しない者
・ 特定非営利活動促進法の規定に違反した場合
・ 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律の規定に違反した場合
・ 刑法第204条(傷害)、第206条(傷害及び傷害致死の現場助勢)、第208条(暴行)、第208条の3(凶器準備集
合及び結集)、第222条(脅迫)、第247条(背任)の罪を犯した場合
・ 暴力行為等処罰に関する法律の罪を犯した場合
五 暴力団の構成員(暴力団の構成団体の構成員を含む。)若しくは暴力団の構成員でなくなった日から五年を経過しな
い者
六 設立の認証を取り消された特定非営利活動法人の解散当時の役員で、設立の認証を取り消された日から二年を経過
しない者
特定非営利活動促進法第21条の要件
役員のうちには、それぞれの役員について、その配偶者若しくは三親等以内の親族が一人を超えて含まれ、又は当該
役員並びにその配偶者及び三親等以内の親族が役員の総数の三分の一を超えて含まれることになってはならない。
※具体的には、理事・監事が六人以上の場合に限り、配偶者もしくは三親等以内の親族を1人だけ役員に加えることがで
きる。
※ 「就任承諾及び誓約書」は、団体あてに提出されたものなので、原本は団体が保管し、
所轄庁へはコピーを提出してください。(原本証明は、必要ありません)
- 60 -
(作成例)
役 員 名 簿
(平成○○年○○月○○日現在)
特定非営利活動法人○○○○
フリガナ
役名
氏名
住所又は居所
報酬の有無
理事
愛知三郎
○○県○○市○○区××丁目△△番地の◎
無
理事
大阪次郎
○○県○○市○○通××番△△号
無
理事
○○○○
○○県○○市○○町××番地の×
無
理事
○○○○
○○県○○郡○○町○○番地の◎
無
監事
○○○○
◎◎県○○市○○町××番△号
無
ア イ チ サブロウ
オ オ サ カ シ ゙ ロ ウ
理事、監事の別を
記載してください。
(理事長等の役職
名は不要です)
住民票等に記載されたもの
と完全に一致させて下さい。
- 61 -
「報酬の有無」の欄には、役
員としての職務に対する報
酬を受ける役員には「有」、
報酬を受けない役員には
「 無」 と 必ず記入し てくだ さ
い。又役員総数に対する報
酬を受ける役員数の割合
は、3分の1以下でなければ
なりません(法第2条第2項
第1号ロ)。
3 定款変更に係る書類の提出について
定款変更認証申請の手続き
※定款変更届出の手続きは64ページ参照
◆ 定款変更(認証申請)の一般的な流れになります。
※ 特定非営利活動法人は、定款変更認証が必要な事項に関する定款の変更を行う場合には、所轄庁の
認証を受ける必要があります。認証を受けなければその効力を発しませんのでご注意ください。
社員総会の通知
社員総会
公告・縦覧
定款変更認証申請
<申請後2ヶ月間>
・ 定款の変更は社員
・ 社員総会で、定款
・ 定款変更認証申請
・ 定款変更認証申請
総会の議決事項で
の変更について議
書等をあいちNP
のあった法人の名
あるので、社員総
決します。
O交流プラザに提
称等が愛知県公報
出します。
で公告されます。
会を招集します。
※ 活動の種類及び事
業の変更を伴う場
※ 定款の変更は、社
※ 定款変更認証申請
合は、事業計画、
員総会の議決だけ
に関する書面があ
活動予算について
では効力は生じま
いちNPO交流プ
の議決も必要です。
せん。愛知県知事
ラザで一般に縦覧
※ 所轄庁の変更を伴
の認証を受けて初
されます(2ヶ月
う場合は、確認書
めて効力が生じま
間)。
の議決も必要です。
す。
提 出 書 類
提出部数
参照ページ
1 定款変更認証申請書
1部
65
2 定款の変更を議決した社員総会の議事録のコ
ピー
1部
67
3 変更後の定款
2部
-
各2部
-
各2部
-
2部
-
1部
-
各1部
-
4 定款変更日の事業年度及び翌事業年度の事業計画書
※活動の種類及び事業の変更を伴う定款変更の場合のみ
5 定款変更日の事業年度及び翌事業年度の活動予算書
又は収支予算書
※活動の種類及び事業の変更を伴う定款変更の場合のみ
6 役員名簿(役員の氏名及び住所又は居所並びに各役員
についての報酬の有無を記載した名簿)
※所轄庁の変更を伴う定款の変更である場合にのみ
7 確認書
※所轄庁の変更を伴う定款の変更である場合にのみ
8 前事業年度の事業報告書、財産目録、貸借対照表及び
活動計算書または収支計算書(設立後これらの書類が作成
されるまでの間は設立時の財産目録、事業計画書、活動予
算書又は収支予算書)、年間役員名簿、社員名簿
※所轄庁の変更を伴う定款の変更である場合にのみ
※上記の提出書類に補正が必要な場合の提出書類は、37ページを参照ください。
- 62 -
定款変更をする際に認証が必要な事項とは、①目的 ②名称 ③活動の種類及び事業
④事務所の所在地(所轄庁の変更を伴うものに限る) ⑤社員の資格の得喪に関する事項
⑥役員に関する事項(定数に係るものを除く) ⑦会議に関する事項 ⑧解散に関する事項
(残余財産の帰属すべき者に係るものに限る) ⑨定款の変更に関する事項 が該当します。
決定通知
登記変更
閲覧
<申請後4ヶ月以内>
<認証後2週間以内>
・ 審査の後、認証
・ 定款変更によって
・ 提出された定款や
・不認証の決定
登記事項に変更が
登記事項証明書等
が通知されます。
生じた場合には、
は、あいちNPO
法務局で登記の変
交流プラザで公開
更が必要です。
されます。
※ 法人の主たる事務
※ 登記変更後、あい
所及び従たる事務
ちNPO交流プラ
所に定款、登記事
ザへ登記事項証明
項証明書の写し及
書等を提出します。
び認証書の写しを
備え置きます。
登記事項に変更があった場合に提出する書類
提出書類
提出部数
参照ページ
1 定款変更登記完了提出書
1部
68
2 定款の変更に係る登記事項証明書
1部
-
3 定款の変更に係る登記事項証明書のコピー
1部
-
- 63 -
定款変更届出の手続き
◆ 定款変更(届出)の一般的な流れになります。
※ 特定非営利活動法人は、定款変更届出が必要な事項のみに係る定款の変更を行う場合には、所轄庁の
認証は不要であり、所轄庁に対する届出のみが必要となります。
※ 定款変更届出事項(認証を受ける必要がない場合)とは、①事務所の所在地の変更(所轄庁の変更を
伴わないものに限る) ②役員の定数の変更 ③資産及び会計に関する事項 ④事業年度の変更 ⑤解散
に関する変更(残余財産の帰属すべき者に係るものを除く) ⑥公告の変更 ⑦法第11条第1項各号にない
事項(合併に関する事項、職員に関する事項、賛助会員、顧問等に関する事項)が該当します。
社員総会の通知
登記変更
定款変更の届出
社員総会
閲覧
・ 定款の変更は社
・ 社員総会で定款
・ 定款変更届出書
・ 提出された定款
員総会の議決事
の変更について
登記事項証明書
や登記事項証明
項であるので、
議決します。
等をあいちNP
書等はあいちN
社員総会を招集
O交流プラザに
PO交流プラザ
します。
提出します。
で公開されます
・ 定款変更によっ
※ 法人の主たる事
て登記事項に変
務所及び従たる
更が生じた場合
事務所に定款、
には、法務局で
登記事項証明書
登記の変更が必
の写しを備え置
要です。
きます。
提出部数
参照ページ
1 定款変更届出書
1部
66
2 定款の変更を議決した社員総会の議事録のコピー
1部
67
3 変更後の定款
2部
-
4 定款変更登記完了提出書
※登記事項に変更があった場合に限り提出する。
1部
68
5 定款の変更に係る登記事項証明書
※登記事項に変更があった場合に限り提出する。
1部
-
6 定款の変更に係る登記事項証明書のコピー
※登記事項に変更があった場合に限り提出する。
1部
-
提 出 書 類
(注1) 定款変更届出事項の場合には愛知県知事の認証は必要ありません。よって公告縦覧等の手続きも
ありません。
(注2) 登記事項に変更が生じた場合は、主たる事務所の所在地においては二週間以内に、従たる事務所
の所在地においては三週間以内に、法務局にて変更の手続きを行う必要があります。
- 64 -
(記入例)
様式第5(特定非営利活動促進法施行細則第4条関係)
定款変更認証申請書
提出する日を記載してください。
平成○年○月○日
愛 知 県 知 事 殿
愛知県○○市○○町5番17号
特定非営利活動法人○○○○
代表者 ○○○○ 印
下記のとおり定款を変更することについて認証を受けたいので、特定非営利活動促進法第25条第3項の規
定により申請します。
記
法務局で登記した法
1 変更の内容
人代表者印を押印し
(1)定款を変更しようとする日
てください
定款の変更の認証を受けた日
(2)定款変更箇所の新旧対照表
ア 事業の変更について
変更前
(事業)
第5条 この法人は、第3条の目的を達成するた
め、次の事業を行う。
(1)特定非営利活動に係る事業
①障害者自立支援法に基づく地域生活支援事業
変更後
(事業)
第5条 この法人は、第3条の目的を達成するため、
次の事業を行う。
(1)特定非営利活動に係る事業
①障害者自立支援法に基づく地域生活支援事業
②福祉に関する啓発事業
イ 委員会の設置について
第 20 条の次に以下の条文を設けて第 21 条とし、以降1条ずつ繰り下げる。
変更前
変更後
(委員会)
第21条 この法人は、円滑な事業実施を図るた
め、総会の議決を経て、特定の事業に関する委
員会を設置することができる。
2
委員会は、その定められた事業について、総会
変更箇所に下線を引いてください。
の議決に基づき、事業を遂行しなければならな
い。
3 委員会の組織及び運営に関して必要な事項
は、理事長が総会の議決を経て別に定める。
第5章 総会
第5章 総会
(種別)
(種別)
第21条 この法人の総会は、通常総会及び臨時 第22条 この法人の総会は、通常総会及び臨時
総会の2種とする。
総会の2種とする。
ウ 附則について
変更前
変更後
附則
この定款は、愛知県知事の認証を受けた日(○年
○月○日)から施行する。
2 変更の理由
(1)事業の変更について
法人の目的を達成するために、地域において福祉に関する啓発事業を行う必要があるため。
(2)委員会の設置について
業務量の増大に伴い、一層効率的な事業実施を図る必要があるため。
- 65 -
(記入例)
様式第6(特定非営利活動促進法施行細則第 4 条関係)
定款変更届出書
提出する日を記載してください。
平成○年○月○日
変更後の事務所所在地を記載して
ください。
愛 知 県 知 事 殿
愛知県○○市○○町5番17号
特定非営利活動法人○○○○
代表者 ○○○○ 印
下記のとおり定款の変更をしたので、特定非営利活動促進法第25条第6項(同法第52条第1項(同法第62条に
おいて準用する場合を含む。)の規定により読み替えて適用する場合を含む。)の規定により届け出ます。
法務局で登記した法人
代表者印を押印してく
ださい
記
1 変更の内容
(1)定款を変更した日
平成○年○月○日
(2)定款変更箇所の新旧対照表
ア 事務所の所在地の変更について
変更前
変更後
(事務所)
第2条 この法人は、主たる事務所を愛知県○○
(事務所)
第2条 この法人は、主たる事務所を愛知県○○市
市○町1丁目4番6号に置く。
○町5丁目5番17号に置く。
イ 役員の定数の変更について
変更前
(種別及び定数)
第13条 この法人に次の役員を置く。
(1)理事5人
(2)監事2人
変更後
(種別及び定数)
第13条 この法人に次の役員を置く。
(1)理事7人
(2)監事2人
ウ 附則について
変更前
変更後
附則
この定款は、○年○月○日から施行する。
2 変更の理由
(1)事務所の所在地の変更について
当法人の主たる事務所を移転したため。
(2)役員の定数の変更について
各理事の責任を明確にする上で、その所掌する職務内容を細分化する必要があるため。
- 66 -
(作成例)
特定非営利活動法人○○○○第××回臨時総会議事録
1
2
3
4
書面表決者又は表決
委任者がある場合
は 、 そ の 数 を 付 記し
てください。
日 時
場 所
出席者数 社員総数○人のうち○人出席(うち書面表決者○人、表決委任者○人)
審議事項
第 1 号議案 定款第○○条の変更について
※事業・活動の種類の変更を伴う場合は、事業計画及び活動予算に関する事項の
議決が必要となります。
※所轄庁の変更を伴う場合は次の議決が必要となります。
特定非営利活動促進法第 2 条第 2 項第 2 号及び第 12 条第 1 項第 3 号に該当す
ることの確認についての議決
5
議事の経過の概要及び議決の結果
(1)開会
定刻に至り、司会者の東京太郎が開会を宣し、本日の第××回社員総会は、本人出席70名と本人の
委任状による代理出席30名の計100名であり、有効に成立した旨を告げた後、社員を代表して愛知三郎
が開会の辞を述べた。
(2)議長選出
司会者が議長の選出について諮ったところ、司会者一任の発言があり、司会者が一任の可否を求めた
ところ、全員異議なくこれに賛成した。このため、司会者が、愛知三郎を指名し、議場に諮ったところ、全員
異議なくこれを承認し、愛知三郎はこれを了承し議長に就任した。
(3)議事録署名人の選任
議長は議案の審議に先立ち、本日の議事の経過をまとめるにあたり、議事録署名人2名を選出してもら
いたい旨諮ったところ、議長一任の発言があり、議長が一任の可否を求めたところ、全員異議なくこれに賛
成した。このため、議長が広島一郎と宮城太助を指名し議場に諮ったところ、全員異議なくこれを承認し、
両名もこれを承諾した。
(4)第 1 号議案 定款第○○条の変更について
議長は、第1号議案について、大坂次郎に説明を求めた。大阪次郎は、定款第○○条について、定款
変更(案)等の資料を配付し、変更理由、変更後の新たな条文について説明した。議長が以上の趣旨によ
り、定款第○○条を定款変更(案)のとおり定款変更認証申請することについて議場に諮ったところ、全会
一致でこれを可決した。
届出事項の場合は、「定款変更届出書を
提出する」と記載してください。
以上、この議事録が正確であることを証します。
年
月
日
議
長
議事録署名人
同
愛 知 三 郎
広 島 一 郎
宮 城 太 助
印
印
印
定款で署名と定めている場合は、
自筆で記入してください。
※ 議事録の原本は、団体で大切に保管する必要がありますので、コピーを提出してください。
(原本証明は必要ありません)
- 67 -
(記入例)
様式第7(特定非営利活動促進法施行細則第4条関係)
定款変更登記完了提出書
提出する日を記載してください。
平成○○年○月○日
愛
知
県
知
事
殿
愛知県○○市○○町○丁目○番○号
特定非営利活動法人○○○○
理事長 ○ ○ ○ ○ 印
定款の変更に係る登記をしたので、特定非営利活動促進法第25条第7項(同法第52条第1項(同法第62条
)の規定により、登記事項
において準用する場合を含む。)の規定により読み替えて適用する場合を含む。
証明書を提出します。
- 68 -
4 合併の手続きについて
特定非営利活動法人が他の特定非営利活動法人と合併する場合は、定款で定めるところにより、総会の議決を
経て、所轄庁(愛知県)の認証を受けなければなりません。認証に必要な書類は下記のとおりです。
(1)合併認証申請に必要な書類
提出書類
提出部数
参照ページ
1 合併認証申請書
1部
133
2 合併の議決をした社員総会のそれぞれの議事録のコピー
1部
-
3 定款
2部
-
4 役員名簿(役員の氏名及び住所又は居所並びに各役員についての報
酬の有無を記載した名簿)
2部
24
5 各役員の就任承諾及び誓約書のコピー
各1部
25
6 各役員の住所又は居所を証する書面(住民票等)
各1部
26
7 社員のうち10名以上の名簿
1部
27
8 確認書
1部
28
9 合併趣旨書
10 合併の初年度及び翌年度の事業計画書
11 合併の初年度及び翌年度の活動予算書又は収支予算書
※上記の提出書類に補正が必要な場合の提出書類は 37 ページ参照
2部
-
各2部
-
各2部
-
(2)合併の場合の貸借対照表等の備置き
合併の認証通知到着後 2 週間以内に、合併するそれぞれの法人の貸借対照表及び財産目録を作成し、各々
の事務所に備置かなければなりません。
(3)合併に伴う登記等
合併を認証された法人は、法務局で登記が必要となります。詳しくは 73 ページの「(3)合併の登記の方法等」を
参考にしてください。なお、合併登記完了届出書を所轄庁に提出してください。
提出部数
参照ページ
1 合併登記完了届出書
提出書類
1部
134
2 合併に係る登記事項証明書
1部
-
3 合併に係る登記事項証明書のコピー
1部
-
4 財産目録
2部
-
- 69 -
5 解散及び清算の手続きについて
解散及び清算手続き
◆ 社員総会によって解散する場合の一般的な流れになります(注1)。
【 法務局 】
社員総会招集通知
社員総会
解散・清算人登記
・ 法人の解散に関す
・ 社員総会で法人の
・ 法人の解散登記及
る議決は、社員総
解散決議を行い、
び清算人の登記を
会の決議事項にな
あわせて清算人の
法務局にて行いま
りますので、社員
選任を行うのが一
す。
総会を招集します。
般です。
※ 定款に特段の定め
を置かない場合に
は、社員総数の4
分の3以上の承諾
をもって決議しま
す。
※一般的には、理事が清算人に就任します(解散時の社員総会にお
いて、他の者を清算人に選任することもできます)。
※解散後、法人は清算に入ります。
※清算人は、清算中の法人に関する一切の行為を行います。
※清算人は、就任の日から、遅滞なく1回以上、「官報」で、債権者に
対し、2ヶ月以上の一定期間内に、債権の申し出をするよう催告をする
必要があります。また、債権者として把握している者に対しては、個別
に催告する必要があります。
表1
提 出 書 類
提出部数
参照ページ
1 解散届出書
1部
129
2 清算人就任届出書
1部
130
3 解散及び清算人の登記をしたことを証する登記
事項証明書
1部
-
(注1)解散事由は以下のとおり
(1) 社員総会の決議
(2) 定款で定める解散事由の発生
(3) 目的とする特定非営利活動に係る事業の成功の不能(注2)
(4) 社員の欠亡
(5) 合併
(6) 破産手続開始の決定
(7) 法第43条の規定による設立認証の取消し
(注2)
(注1)の(3)の理由によって法人を解散する場合には、その事由を証する書面(社員総会の議事録の
コピー)を添付して解散認定申請書を所轄庁に提出し、解散の認定を受けなければなりません。
- 70 -
【 愛知県(所轄庁) 】
【 法務局 】
【 愛知県(所轄庁) 】
解散の届出
清算結了登記
清算結了の届出
※ 表1参照
※ 表2参照
・ 解散届出書等をあ
・ 新たに清算人が就
・ 清算結了後、清算
・ 清算結了届出書等
いちNPO交流プ
任した場合は、清算
結了の登記を法務
をあいちNPO交
ラザに提出しま
人を登記し、あいち
局にて行います。
流プラザに提出し
す。
NPO交流プラザにも
ます。
清算人就任届を提出
します。(表1参照)
※清算の後、残余財産がある場合には、定款の規定に
従って、処分します(注3)。残余財産の帰属先につい
て、定款に特段の規定がない場合は、所轄庁の認証を得
て、国又は地方公共団体に譲渡することができます。
※債権者に対しての債務が完済できない場合には、破産
手続きに入ります。
表2
提 出 書 類
提出部数
参照ページ
1 清算結了届出書
1部
132
2 清算結了の登記をしたことを証する登記事項証明
書
1部
-
(注3)残余財産の帰属先は以下のとおり
(1) 他の特定非営利活動法人
(2) 国又は地方公共団体
(3) 公益財団法人・公益社団法人
(4) 学校法人
(5) 社会福祉法人
(6) 更生保護法人
(1)~(6)以外の者に残余財産を処分することはできません。
- 71 -
「この議事録作成例は、社員総会の決議による解散で、法人に資産が無い場合のものです。法人の実
態により適宜修正してお使いください。」
特定非営利活動法人○○○○第○○回臨時総会議事録
1 日
2 場
時
所
3 出席者数
平成○○年○○月○○日
開会 午後 時
分
閉会 午後 時
分
○○○○事務所
○○名 (うち表決委任者
解散に必要な議決数を上回る出席者が
必要です。 ※1)
名)
4 審議事項
(1)第1号議案 特定非営利活動法人○○○○の解散について
(2)第2号議案 特定非営利活動法人○○○○の解散に係る清算人の選出について
5 議事の経過の概要及び議決の結果
(1)開会
定刻に至り、司会者の東京太郎が開会を宣し、本日の第○○回臨時総会は本人出席 名と本人の委任状に
よる代理出席 名の計
名であり有効に成立した旨を告げた後、社員を代表して愛知三郎が開会の辞を述べ
た。
(2)議長選出
司会者が議長の選出について諮ったところ、司会者一任の発言があり、司会者が一任の可否を求めたところ、
全員異議なくこれに賛成した。このため、司会者が愛知三郎を指名し議場に諮ったところ、全員異議なくこれを承
認し、愛知三郎はこれを了承し議長に就任した。
(3)議事録署名人の選任
議長は議案の審議に先立ち、本日の議事の経過をまとめるにあたり議事録署名人2名を選出してもらいたい旨
諮ったところ、議長一任の発言があり、議長が一任の可否を求めたところ、全員異議なくこれに賛成した。このた
め、議長が広島一郎と宮城太助を指名し議場に諮ったところ、全員異議なくこれを承認し、両名もこれを承諾し
た。
(4)議案の審議及び結果
ア 第1号議案 特定非営利活動法人○○○○の解散について
議長は、第1号議案について、大坂次郎に説明を求めた。大坂次郎は、活動の継続が困難であるため、本
法人を解散したい旨、説明した。議長が本法人を解散することについて議場に諮ったところ、全会一致でこれ
を可決した。
イ 第2号議案 第2号議案 特定非営利活動法人○○○○の解散に係る清算人の選出について
議長は、第2号議案について、大坂次郎に説明を求めた。大坂次郎は、本法人の解散にあたり清算人の選
出が必要である旨、説明した。続いて、議長が清算人の選出方法を諮ったところ、議場から愛知三郎に引き受
けていただきたい旨の発言があり、議長がこれを議場に諮ったところ、全会一致でこれを可決した。
愛知三郎も清算人への就任を承諾した。
(5)議長解任
以上をもって、第○○回臨時総会の議事をすべて終了したため、議長は、今までの特定非営利活動法人○○
○○の活動への協力について謝辞を述べ、降壇した。
(6)閉会
司会者が午後 時 分閉会を宣し解散した。
以上、この議事録が正確であることを証します。
平成○○年○○月○○日
議
長
議事録署名人
同
愛 知 三 郎
広 島 一 郎
宮 城 太 助
印
印
印
*1) 出席者数については、定款で定められた、解散に必要な議決数を上回る出席者が必要。
- 72 -
6 法人設立後の管理・運営に伴う登記について
(1)変更の登記(資産の総額の変更登記を除く)
定款、役員等の変更により、登記事項に変更があった場合(資産の総額の変更登記を除く)は、主たる事務
所の所在地においては 2 週間以内に、従たる事務所の所在地においては 3 週間以内に変更の登記をしなけ
ればなりません。(組合等登記令第3条第 1 項)
定款の変更については、設立や合併と異なり登記が成立要件とされていませんが、登記事項に関する変更
があった場合は、変更登記を行わなければ、その変更は第三者に対抗(主張)できません。(法第 7 条第 2 項)
(2)資産の総額の変更登記
資産の総額については、毎事業年度末日現在の額を、事業年度終了後 2 か月以内に変更登記する必要が
あります。(組合等登記令第3条第 3 項)
(3)合併の登記の方法等
合併については、吸収合併、新設合併の別を問わず、登記が成立要件とされており、合併の認証を得ただ
けでは、効力は生じません。(法第39条第1項)
合併の登記は、所轄庁の認証を得た後に法第35条と第36条に定められている債権者保護手続が完了した
日から、主たる事務所の所在地においては2週間以内に、従たる事務所の所在地においては3週間以内に、
合併後存続する特定非営利活動法人については変更の登記、合併により消滅する特定非営利活動法人に
ついては解散の登記、合併によって設立した特定非営利活動法人については設立の登記をしなければなりま
せん。(組合等登記令第8条)
(4)その他
設立、合併、変更以外に登記を要する場合としては、解散、清算結了等が挙げられますが、登記を怠ると、
理事、監事、清算人は20万円以下の過料に処せられるので注意してください。(法第80条第1項第1号)
7 特定非営利活動法人の税務及び運営に伴う諸手続き
ここでは、特定非営利活動法人の税制等主なものについて、ごく簡略に触れます。なお、詳細については、税
務署、県税事務所、市町村の税務担当課、労働基準監督署、年金事務所等の関係機関及び税理士、社会保険
労務士等の専門家に相談してください。
給与支払事務所等の開設届出書(税務署あて)等、設立後直ちに提出を要する書類も多いので、設立の認証
を申請する以前に、必ず確認してください。
(1)特定非営利活動法人に対する税制
ア 法人税(国税)
法人税法上の収益事業は、〈販売業、製造業、その他の政令で定める事業で〉〈継続して〉〈事業場を設け
て営まれるもの〉で、法人税法施行令第5条第1項に掲げられている下記の34業種に該当するものをいい
ます。したがって、特定非営利活動法人の特定非営利活動事業であっても、法人税法上の収益事業に該
当する場合には課税対象となりますので注意を要します。
なお、法人税法上の収益事業を行っていない特定非営利活動法人であっても、年間収入金額が8,000
万円を超える場合には、事業年度終了の日の翌日から4か月以内に、その事業年度の収支計算書を、主
たる事務所の所在地の所轄税務署長に提出する必要があります。
- 73 -
<34業種>
物品販売業、不動産販売業、金銭貸付業、物品貸付業、不動産貸付業、製造業、通
信業、運送業、倉庫業、請負業、印刷業、出版業、写真業、席貸業、旅館業、料理
店業その他の飲食店業、周旋業、代理業、仲立業、問屋業、鉱業、土石採取業、浴
場業、理容業、美容業、興行業、遊技所業、遊覧所業、医療保健業、一定の技芸教
授業等、駐車場業、信用保証業、無体財産権の提供等を行う事業、労働者派遣業
イ 法人事業税(県税)
法人事業税は、法人税法上の収益事業から生じた所得に対して課税されます。
ウ 法人県民税(県税)
①均等割 2.1万円(但し、一定の場合には減免措置が講じられますので、事前に主たる事務所所在地を
管轄する県税事務所に相談してください。)
②法人税割 法人税額×5.8%(5.0%)
※()内の税率は、法人税額が年1,500万円以下の場合に適用されます。
エ 法人市町村民税(市町村税)
①均等割 5万円(但し、標準税率。市町村によって異なります。また、一定の場合に減免措置を講じることと
している場合がありますので、主たる事務所所在地の市町村窓口に相談してください。)
②法人税割 法人税額×12.3%(但し、標準税率。市町村によって異なります。)
オ その他の税
上記の他に課せられる主な税は、国税として消費税、印紙税等、県税として不動産取得税、自動車税、自
動車取得税等、市町村税として軽自動車税、固定資産税、都市計画税等が挙げられます。
(2)源泉徴収について
役員や従業員に対する給与、報酬等、また、講演会の講師や原稿執筆者に謝礼を支払う場合は、源泉徴収
義務者として、所得税を徴収し、その徴収の日の属する月の翌月10日までに納付する必要があります。
源泉徴収に際しては、給与支払事務所等の開設届出書、給与所得者の扶養控除等申告書等の諸手続きを
行う必要があります。
(3)労働保険・社会保険について
職員等を雇用する場合、労災保険、雇用保険、健康保険、介護保険、厚生年金保険といった労働保険や社
会保険について、労働基準監督署、公共職業安定所、年金事務所等に対して、所定の手続きをとり、雇用主
負担分を支払う必要があります。
- 74 -
県内税務署一覧
税務署名
所在地
管轄区域
電話番号
464-8555
名古屋市千種区振甫町3丁目32番地
千種区、名東区
052-721-4181
名古屋東
461-8621
名古屋市東区主税町3丁目18番地
東区
052-931-2511
名古屋北
462-8543
名古屋市北区清水5丁目6番16号
北区、守山区
052-911-2471
名古屋西
451-8503
名古屋市西区押切2丁目7番21号
西区、清須市、北名古屋市、西春日
井郡
052-521-8251
名古屋中村
453-8686
名古屋市中村区太閤3丁目4番1号
中村区
052-451-1441
名古屋中
460-8522
名古屋市中区三の丸3丁目3番2号
名古屋国税総合庁舎
中区
052-962-3131
昭和
467-8510
名古屋市瑞穂区瑞穂町字西藤塚1番地の4
昭和区、瑞穂区、天白区、日進市、
愛知郡、長久手市
052-881-8171
熱田
456-8711
名古屋市熱田区花表町7番17号
熱田区、南区、緑区、豊明市
052-881-1541
中川
454-8511
名古屋市中川区尾頭橋1丁目7番19号
中川区、港区
052-321-1511
豊橋
440-8504
豊橋市大国町111番地
豊橋地方合同庁舎
豊橋市、豊川市、蒲郡市、田原市
0532-52-6201
岡崎
444-8552
岡崎市羽根町字北乾地50番地1
岡崎合同庁舎
岡崎市、額田郡
0564-58-6511
一宮
491-8502
一宮市栄4丁目5番7号
一宮市、稲沢市
0586-72-4331
尾張瀬戸
489-8520
瀬戸市熊野町76番地1
瀬戸市、尾張旭市
0561-82-4111
半田
475-8686
半田市宮路町50番地の5
半田市、常滑市、東海市、大府市、
知多市、知多郡
0569-21-3141
津島
496-8720
津島市良王町2丁目31番地の1
津島市、愛西市、弥富市、あま市、
海部郡
0567-26-2161
碧南市、刈谷市、安城市、知立市、
高浜市
0566-21-6211
豊田市、みよし市
0565-35-7777
千種
刈谷
豊田
448-8523
刈谷市若松町1丁目46番地1
刈谷合同庁舎
471-8521
豊田市常盤町1丁目105番地3
豊田合同庁舎
西尾
445-8602
西尾市熊味町南十五夜41番地の1
西尾市
0563-57-3111
小牧
485-8651
小牧市中央1丁目424番地
春日井市、犬山市、江南市、小牧
市、岩倉市、丹羽郡
0568-72-2111
新城
441-1372
新城市字裏野1番地1
新城市、北設楽郡
0536-22-2141
- 75 -
県内県税事務所一覧
名 称
所 在 地
管 轄 区 域
電 話 番 号
名古屋東部県税事務所
460-8483
名古屋市のうち千種区・東
名古屋市中区新栄町2-9
区・中区・名東区
スカイオアシス栄内
県民税事業税
052-953-7816
名古屋北部県税事務所
名古屋市のうち北区・西
451-8555
区・守山区、清須市、北名
名古屋市西区城西1-9-2
古屋市、西春日井郡
県民税事業税
052-531-6304
名古屋西部県税事務所
454-8503
名古屋市のうち中村区・中
名古屋市中川区中郷1-3 川区・港区
県民税事業税
052-362-3214
名古屋南部県税事務所
名古屋市のうち昭和区・瑞
456-8558
穂区・熱田区・南区・緑区・
名古屋市熱田区森後町8天白区、豊明市、日進市、
22
愛知郡、長久手市
県民税事業税
052-682-8923
東尾張県税事務所
486-8515
春日井市鳥居松町3-65
瀬戸市、春日井市、犬山
市、江南市、小牧市、尾張
旭市、岩倉市、丹羽郡
県民税事業税
0568-81-3197
西尾張県税事務所
491-8506
一宮市新生2-21-12
一宮市、津島市、稲沢市、
愛西市、弥富市、あま市、
海部郡
県民税事業税
0586-45-3169
知多県税事務所
475-8505
半田市出口町1-36
知多総合庁舎内
半田市、常滑市、東海市、
大府市、知多市、知多郡
県民税事業税
0569-89-8174
西三河県税事務所
444-8503
岡崎市明大寺本町1-4
西三河総合庁舎内
岡崎市、碧南市、刈谷市、
安城市、西尾市、知立市、
高浜市、額田郡
県民税事業税
0564-27-2713
豊田加茂県税事務所
471-8537
豊田市元城町4-45
豊田加茂総合庁舎内
豊田市、みよし市
県民税事業税
0565-32-7482
東三河県税事務所
440-8528
豊橋市八町通5-4
東三河総合庁舎内
豊橋市、豊川市、蒲郡市、
新城市、田原市、北設楽
郡
-76-
0532-54-5111(代)