2012 年 8 月 10 日 報道関係者各位 大和リース株式会社 代表取締役社長 森田 俊作 は さ ど しゅうへい 左官職人・挾土 秀 平氏とのコラボレーションによる スペシャルメッセージムービー 「日本に生きる想い。」を公開しました 大和ハウスグループの大和リース株式会社(本社:大阪市中央区、社長:森田俊作)は、 は さ ど しゅうへい 左官職人・挾土 秀 平氏(※後述)とのコラボレーションにより、「人・街・暮らしの価値共創 グループ」としての想いを形にした映像を作成し、ウェブ上に公開しました。 1. コンセプト(映像にこめた想い) 大和リースは「人・街・暮らしの価値共創グループ」である大和ハウスグループの一員として、環境と社会が必 要とする商品・サービスを提供することを軸に幅広い事業を展開しています。このたび飛騨高山を拠点に活動 されている左官・挾土秀平氏の提案に共感し、挾土氏とコラボレートして一つの映像を創りあげました。フォーカ スしたのは「共生」という知です。美しい四季の移ろいの一方で、時に厳しい顔を見せる自然に寄り添いながら生 きてきた日本人。いま未曾有の大災害を経験し、この先もこの土地に生きるために、自然といかに「共生」して いくのかが問われています。この映像をご覧いただいて、あらためて人間と自然のかかわりかたを感じていただ き、より良い未来を共に考えることにつながっていけば幸いに思います。 2. 公開ウェブサイトについて 映像はスペシャルサイト、動画投稿サイト YouTube でご覧いただけます。 ・スペシャルサイト http://www.daiwalease.co.jp/omoi/ ・YouTube 大和リース チャンネル http://www.youtube.com/user/DaiwaLease?feature=watch ・公式 facebook ページ http://www.facebook.com/nipponniikiruomoi 1 3. 映像の構成について 2012 年 3 月。岐阜県・飛騨高山。乗鞍岳を望む厳かで豊かな自然。まだ冷たい吹雪のな か春の訪れを待つ丘の上、畑の土や藁、地域でとれた天然の色土を使い、挾土氏と職人 社秀平組が、水田の土手の斜面を巨大な塗り壁にしていきます。塗り壁には、「縄文に つながる飛騨高山の文化と呼応する」と挾土氏が思いを寄せる、アイヌの紋様が織り込 まれました。やがて春がやってくると、さまざまな雑草が力強くその斜面の紋様からも 芽吹いてきます。自然の土のなかで春を待っていた命の目覚めです。塗り壁のあった斜 面は、少しづずつこれまでと同じような土手に還っていきます。あの鮮やかな紋様は、 自然のなかに溶け込んでいきました。挾土氏は言います。「あの壁は、つくっているけ れど、つくっていないものなのです。こういうものづくりは古来日本人の得意としたと ころ、いかに自然と折り合って暮らしてきたかを表すものだと思います。」人間の営み は自然から生まれ、自然に添って、自然に還っていく。その時間の推移を映した映像と、 挾土氏のインタビュー映像を交えて、日本人と自然の共生を表現し、視聴者の方々それ ぞれが、これからの暮らしの方向を考えるきっかけとなるような構成にしています。 全編 : 10 分 48 秒 ショートムービー : 2 分 31 秒 撮影現場 : 岐阜県飛騨高山市 某所 2012 年 3 月 2012 年 4 月 2012 年 6 月 2012 年 5 月 2 4. 挾土 秀平氏について ※ 左官・挾土 秀平【さかん・はさど・しゅうへい】 左官技能士。 1962年、岐阜県高山市生まれ。 1983年 技能五輪全国大会左官部門で優勝。 1984年 同世界大会出場。 2001年 現在、14人を率いる「職人社 秀平組」を設立。 普段は、近代的な建設物や個人住宅の壁塗りを行う傍ら、 日本の伝統な土蔵、茶室等から東京の一流ホテルのロビーまで、 天然の土と素材を使った独自の世界の塗り壁づくりは、 モダンかつ斬新で、他に類がなく日本全国に活躍の場を広げている。 また、左官職人にこだわらない新しい手法を試み、自然に還るものだけ を使った空間や作品を数多く発表し、画廊、ギャラリーによる個展活動も含め、 幅広い活動を展開している。 主な仕事に、 〔八ヶ岳マツボックリの野菜蔵〕〔金沢黄金の蔵〕 〔ザ・ペニンシュラ東京〕 〔洞爺湖サミット〕 〔アースメイク〕 〔氷雪の壁〕 など多数。 挾土秀平オフィシャルサイト http://www.syuhei.jp/ ■本件に関するお問い合わせ 大和リース株式会社 広報販促室 tel:06-6942-8068 e-mail : [email protected] 3
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