GTSTRUDL バッチプロセッサー バッチプロセッサー "GTBatchRun"

GTSTRUDL バッチプロセッサー "GTBatch
"GTBatchRun"
atchRun"
このプログラムは、GTSTRUDL を指定時刻(たとえば夜間)に実行させたい、または複数の入フ
ァイルを連続して実行させたい時に役立ちます。
バッチ操作でジョブを実行させるために、以下2つのコマンドの記述の有無を確認してください。
1.すべての入力データの末尾に FINISH コマンドの記述が必要です。
記述が無い場合は追加してください。このコマンドが無いと、1つの GTSTRUDL ジョブが終了す
るたびにユーザは FINISH ボタンを押さなければなりません(従って、自動的に複数 JOB の連続
処理ができません)。
2.入力データに CINPUT コマンドの記述は不要です。
記述が有る場合は削除してください。ただし、CINPUT "ファイル名"は OK です。
ファイル名のない CINPUT コマンドは、ユーザが対話的にジョブを管理することを意味します。
したがって、ユーザからのアクション待ち状態になってしまい、自動的に JOB を実行することが
できなくなってしまいます。
Starting time:
"Starting Time"に"NOW"が表示されている場合は、OK ボタンを押すと直ちにジョブが実行され
ます。後でジョブを実行したい(開始時刻を指定したい)場合は、"NOW"ボタンを押し、生成さ
れる'Enter Time'ダイアログ(下図)でジョブの開始時刻をセットします。
'Starting Time' ブロックでジョブの実行時刻を指定することが出来ます。(例えば午後 6:00)。
'Time Left Until Running'ブロックでは、現在から何時間後にジョブを開始するかを指定する
ことができます(例えば 4 時間後)。
"Set Time"ボタンを押すと、'Enter Time'ダイアログは消え、"Starting Time"に新しいジョブ
開始時刻が表示されます。
'Run when OK is pressed' をチェックすると、"Starting Time"が"NOW"に再設定されます。
Select version:
GTSTRUDL の任意のバージョン(ただし PC にインストールされていることが必要)を選択する
ことができます。すべてのジョブは選択されたバージョンで実行されます。
Input File Names(必要に応じてこのオプションを使ってください)
Names(必要に応じてこのオプションを使ってください)
オプションとして、バッチモードで動かしたい GTSTRUDL 入力ファイルのリストを読み込む機能
があります。
リストファイルには、実行したいジョブの順に GTSTRUDL 入力ファイル名を記述しておきます。
ファイル名はフルパスで記述されていることが必要です(注:ただし、リストファイルとインプッ
トファイルの格納フォルダ、GTSTRUDL のワーキングフォルダがすべて同一の場合は、フルパス
の記述は必要ありません。ファイル名だけで OK です)。
利用法を以下に記します。
①'Read Input Files Names...' チェックボックスをチェックします。
②ファイル選択ボタンを押すと、ファイル選択ダイアログが表示されます。
③リストが記述されているテキストファイルを選択し、"開く"ボタンを押してください。
"File Name"ボックスにリストファイルのパスが表示されます。
④Yes ボタンをクリックします。入力ファイルのリストが読み込まれ、下のウインドウにリストが
表示されます。
①
②
④
YES を押すと、
ジョブリストが読
み込まれます。
③
List of GTSTRUDL Input Files to Run
この欄に、実行したい GTSTRUDL 入力データのリストを記述します。記述方法は以下の3通りあ
ります。
方法 1)前ページで示した、Input
Input File Names オプションによってリストを読み込む。
方法2)入力データをこの欄にドラック&ドロップする。
方法3)"Browse for Files..."ボタンを押すと、ウインドウズファイルダイアログ表示されるので、
それを使用して、インプットファイルを選択する。
方法 2)ドラック&ドロップ
方法 3) このボタンを押す
さらに、以下のオプションを利用して削除、変更を行います。
Delete Selected Files
インプットファイルを選択的に削除します。削除したい入力ファイルを選択(複数ファイルを選
択可能)し、このボタンを押します。
Clear List
リストボックスの全てを削除します。
Save List
入力ファイルリストボックス内の現在の内容を、指定したテキストファイルに書き出します。
Output
出力ファイルのフォルダを指定します。以下の二つのオプションを選択できます。
・それぞれの入力ファイルと同一のフォルダに出力するか(デフォルト)
・入力ファイルのフォルダにかかわらずユーザが指定した一つのフォルダに出力する
出力ファイルの拡張子はデフォルトで「.gto」ですが、ユーザで変更可能です。
OK ボタン
Starting Time が『NOW』ならば、OK ボタンを押すと同時にリストボックス内の入力ファイルが
順次実行されます。
Starting Time が指定されているなら、指定された時間まで待機してからジョブを実行します。
指定内容を変更したい場合は、Cancel ボタンを押してから、再度設定をやり直してください。