23-A-25 新しい革新的な診断法の開発のための研究

(総合研究報告書)
23-A-25 新しい革新的な診断法の開発のための研究
楠本 昌彦
国立がん研究センター
中央病院 放射線科副科長
研究の分類・属性
後期開発
研究の概要
画像診断に対する多施設共同臨床試験にむけた体制確立、ならびに多施設共同研究における画像中央判定支援システム
の構築の研究。フルデジタル消化管三次元診断による大腸スクリーニングに関する研究、肺野限局性すりガラス様陰影
の前向き研究に加え、がん診療における PET の有用性および至適撮影条件の標準化に関する研究と機能画像診断のトラ
ンスレーション研究の最適化の研究を行う。
研究経費
年 度
研究経費
平成 23 年度
平成 24 年度
平成 25 年度
37,870 千円
6,000 千円
29,430 千円
総 計
90,762 千円
*平成 23 年度 返金
330(千円)
*平成 24 年度 返金
68(千円)
*平成 25 年度 返金 12,036(千円)
研究班の組織
楠本 昌彦
国立がん研究センター中央病院 画像診断に対する多施設共同臨床試験の体
放射線診断科副科長
制確立に関する研究
荒井 保明
国立がん研究センター中央病院 画像診断に対する多施設共同臨床試験の体
院長・放射線診断科長
制確立に関する研究
角谷 眞澄
信州大学医学部教授
画像診断に対する多施設共同臨床試験の体
制確立に関する研究
-1-
江原 茂
岩手医科大学教授
画像診断に対する多施設共同臨床試験の体
制確立に関する研究
南 学
筑波大学臨床医学系教授
画像診断に対する多施設共同臨床試験の体
制確立に関する研究
飯沼 元
国立がん研究センター中央病院 消化管三次元診断におけるコンピューター
放射線診断科医長
診断支援システムの開発
(H23.4~H25.3)
柿沼 龍太郎
(H23.4~H25.3)
寺内 隆司
(H23.4~H25.3)
藤井 博史
(H23.4~H25.3)
栗原 宏明
(H23.4~H25.3)
国立がん研究センター検診開発 肺野限局性すりガラス様陰影の自然史解明
研究部 室長
のための前向き研究
国立がん研究センター検診開発 がん診療におけるPETの有用性に関する研究
部 室長
国立がん研究センター機能診断 機能画像診断のトランスレーション研究の
開発部部長
最適化に関する研究
国立がん研究センター中央病院 画像診断に対する多施設共同臨床試験の体
医員
制確立に関する研究
渡辺 裕一
国立がん研究センター中央病院 画像診断に対する多施設共同臨床試験の体
医長
制確立に関する研究
小林 達伺
国立がん研究センター東病院医 画像診断に対する多施設共同臨床試験の体
長
制確立に関する研究
遠藤 正浩
静岡県立静岡がんセンター画像 画像診断に対する多施設共同臨床試験の体
診断科部長
制確立に関する研究
藤本 公則
久留米大学医学部付属病院 画 画像診断に対する多施設共同臨床試験の体
像診断センター 准教授
制確立に関する研究
(H24.4~H25.3)
富山 憲幸
(H25.4~
)
大阪大学大学院医学系研究科
放射線医学 教授
-2-
画像診断に対する多施設共同臨床試験の体
制確立に関する研究
野口 雅之
(H25.4~
)
古泉 直也
(H25.4~
)
粟井 和夫
(H25.4~
聖マリアンナ医科大学教授
画像診断に対する多施設共同臨床試験の体
制確立に関する研究
)
曽根 美雪
(H25.4~
画像診断に対する多施設共同臨床試験の体
制確立に関する研究
)
中島 康雄
(H25.4~
筑波大学基礎医学系教授
)
国立がん研究センター中央病院 画像診断に対する多施設共同臨床試験の体
放射線診断科医長
制確立に関する研究
新形県立がんセンター新潟病院 画像診断に対する多施設共同臨床試験の体
部長
制確立に関する研究
広島大学大学院医歯薬保健学研 画像診断に対する多施設共同臨床試験の体
究院応用生命科学部門 教授
制確立に関する研究
研究の目的と到達目標及び実績要点
全期間(目的と到達目標)
:
1.画像診断に対する多施設共同臨床試験の体制確立に関する研究
画像診断に対する多施設共同研究による臨床試験を通じて、画像診断能を向上させるとともに、その活用方法の標準
化・最適化を探索し、診断法を適切に評価する研究の方法論を確立することを目的とする。画像診断に対する多施設共
同臨床試験の支援体制構築と実運用が到達目標である。
2.多施設共同研究における画像中央判定支援システムの構築の研究
治療効果判定システムの開発を進め、デジタル画像対応システムを有機的に癒合させた画像中央判定支援システムの
基盤整備をすることが目的である。多施設共同研究の画像中央判定に対する支援するシステムを構築し、システムの運
用が到達目標である。
3.フルデジタル消化管三次元診断におけるコンピューター診断支援システムの開発
CT colonography を用いた新しい大腸スクリーニングの構築が目的で、デジタル前処置と CAD を応用したフルデジタ
ル大腸 CT 三次元診断を構築し,大腸がんスクリーニングに応用可能な診断システムの構築を国レベルにおいて達成す
ることが到達目標である。
4.肺野限局性すりガラス様陰影の自然史解明のための前向き研究
肺野限局性すりガラス様陰影(ground-glass opacity: GGO)の自然史解明のための前向き研究を多施設共同研究とし
て進め、GGO の自然史を明らかにし、その成果を踏まえた GGO の経過観察のガイドライン作成が到達目標である。
5.がん診療における PET の有用性および至適撮影条件の標準化に関する研究
PET 撮像法の標準化を目的としては、がん FDG-PET/CT 撮像法ガイドラインの普及と改定で、さらに世界標準の撮像
法ガイドラインの作成が到達目標である。PET がん検診については、読影基準案の妥当性の検証と、がん検診の有効
性評価につながる実行可能な研究計画の立案と実施を図る。新規薬剤については C-11 Choline などの薬剤の臨床的有
用性のさらなる検討および PET 用 RDG 製剤の合成を目標とする。
-3-
6.機能画像診断のトランスレーション研究の最適化
PET 検査を含めた核医学検査や拡散強調 MRI 等の機能画像の役割が増し、新たな機能診断技術の開発のための基礎研
究が実施されているが、現状では、その成果が効率的に臨床応用されていない。このため、小動物イメージング研究の
成果を効果的に臨床応用するための研究体系の確立を目指す。
(研究終了時点の実績要点)
1.画像診断に対する多施設共同臨床試験の体制確立に関する研究
画像診断のおける多施設共同臨床試験として、新しい肺腺癌の IASLC 国際新分類に準じた画像評価に関する研究を御
行い、国内6施設から 668 例の小型肺癌の高分解能 CT 画像の ICOM データ集積を行い画像の中央定を行った。
2.多施設共同研究における画像中央判定支援システムの構築の研究
RECIST guideline に沿った効果判定を効率的に支援する画像中央判定支援ソフトウエアの設計を行い、新しいプロト
タイプを作成し使用した。
3.フルデジタル消化管三次元診断におけるコンピューター診断支援システムの開発
消化管三次元診断におけるコンピューター診断支援システムの開発を行い、便潜血反応陽性者などに対して CTC(CT
colonograghpy)を用いた2次スクリーニングを行い大腸癌ハイリスク・グループに対する有用性を示した。
4.肺野限局性すりガラス様陰影の自然史解明のための前向き研究
1299 結節を登録し、経過観察の 5 年後での進展の割合は pure GGO に比べて mixed GGO が増大しやすい傾向にあるこ
とを示し、また CT 画像上の充実成分が大きいほど、より進行した癌であることが示唆され、すりガラス様陰影を示す
肺癌の自然史解明に寄与した。
5.がん診療における PET の有用性および至適撮影条件の標準化に関する研究
新規 PET 製剤に関する研究では、111In-DOTA-c(RGDfK)は 18F-FDG に比べて顕著に低く、偽陽性の少ないイメージング
剤であることを示した。また乳がんに対する研究において、Choline-PET は FDG-PET よりも病変を正確に描出すること
を示した。
6.機能画像診断のトランスレーション研究の最適化
小動物用 SPECT 装置を用いた腫瘍内性状評価のための機能画像検査では、低酸素誘導因子 HIF-1α と同様の安定性を
示す 111In 標識プローブを 3 種類の合成に成功し、小動物 SPECT/CT 装置で腫瘍内低酸素領域の不均一な分布を観察可能に
した。
研究方法
(1)画像診断の多施設共同臨床研究
本年度は、がん診療における画像診断の診療指針作成および新規治療法開発に寄与する画像診断の研究として、3つ
の多施設共同臨床研究を行う。
①手術治療後の画像診断スケジュールの最適化についての多施設共同研究
根治手術後の再発の有無の観察には、身体診察、腫瘍マーカー、画像診断が用いられている。再発診断を目的とする
CT 検査は、がんの画像診断において最も検査数の多い領域であるが、国内および ASCO のガイドラインへの検査スケジ
ュールや観察期間の記載は、大腸がん、乳がんなど一部のがん種を除き認められない。総じて過剰な検査となっている
可能性が指摘されており、CT 検査数増加の一因とも考えられているが、これらの科学的な根拠はみられない。各がん種
において、病期や根治度、リスク因子を鑑みた適正な検査スケジュールを明らかにすることは、患者の X 線被ばくや検
査に伴う負担を最小化するとともに、年々増加を続ける CT 検査数の適正化にも寄与すると考えられる。そこで、頻度
の多いがん種について、根治切除術後の CT 検査スケジュールについてのランダム化比較試験を行う。がん種と病期お
よび試験デザインは、各領域の専門家の意見を集約して決定するが、想定される試験内容は以下の通りである。対象は
I 期がんの根治手術後患者、CT 検査 6 ヶ月毎と 12 ヶ月毎の 2 群にランダム化し、一次エンドポイントを全生存期間、
副次エンドポイントを無増悪生存期間、費用対効果(Quality-adjusted life year: QALY)として比較する。
-4-
②分子標的治療薬の臨床試験における効果判定規準の多施設共同研究
固形がんの第 II 相臨床試験における効果判定規準として、Response Evaluation Criteria in Solid Tumors (RECIST)
が用いられている。しかし、近年、新規の薬剤開発の中心となっている分子標的治療薬は、腫瘍の壊死を起こすものの
腫瘍径縮小は著明ではないことが多く、RECIST による奏功割合はエンドポイントとして適切ではない可能性がある。
RECIST で評価が困難な腫瘍については、三次元画像による腫瘍容積測定(volumetry)、CT, MRI における造影増強効果(消
化管間質腫瘍における Choi criteria、肝細胞癌における modified RECIST など)、PET 等の機能画像が検討されている
が、各がん種における信頼性および妥当性の検討は十分になされていない。そこで、分子標的治療薬の第 II 相試験に
おける適切な代替エンドポイントを明らかにするために、効果判定規準の信頼性および妥当性を評価する研究を行う。
進行・再発癌の患者を対象として、造影 CT にて①腫瘍の最大長径(RECIST)、②腫瘍の容積(volumetry)、③腫瘍の最大
長径とその断面での CT 値(Choi criteria)、④腫瘍の容積と腫瘍全体の CT 値(3D-Choi criteria)を比較検討する。信
頼性のエンドポイントは異なる評価者間の評価一致度、妥当性のエンドポイントは各規準における奏功群と非奏功群の
生存期間のハザード比とする。対象疾患として、分子標的治療薬が標準的治療となっている進行・再発腎癌を予定して
いる。第 II 相試験における適切な効果判定規準を明らかにすることは、臨床試験の効率化に寄与するとともに、日常
診療においても分子標的治療薬の早期の効果予測を可能にし、個別化治療の実現に貢献する意義があると考えられる。
③ 新国際病理分類に準じた小型肺腺癌の画像評価に関する多施設共同研究
24 年度より開始した高分解能 CT 画像と病理所見の後方視的検討のための症例集積について、国立がん研究センター
中央病院、大阪大学、筑波大学、広島大学、静岡県立静岡がんセンター、新潟県立がんセンター国内6施設で引き続き
症例集積を重ねる。画像収集は匿名化された CT 画像を DICOM データで抽出し、株式会社マイクロン社に集積保管業務
を委託し、参加施設病院からオンラインあるいは CD-ROM のどちらかで送付する。病理標本の収集については、筑波大
学大学院人間総合科学研究科診断病理研究室に委託し、匿名化した病理標本として郵送し、各施設より借用した病理組
織プレパラートは virtual slide 化してデジタルデータとして筑波大学で保管する。新しい病理分類によって再評価さ
れた肺腺癌を高分化能 CT 所見と 25 年度中に対比検討する。
(2)画像診断の多施設共同臨床研究を遂行するための基盤整備
研究で用いる画像は、科学的信頼性を担保するため、データセンターに集約して中央評価を行う。このため、以下の
ようにシステム構築を行う。
① 画像データ転送:研究に参加する各施設にて、その施設の手順に則って匿名化した DICOM 形式の画像データを、
CD-R への焼き付けまたはインターネットを介して転送する。
② サーバへの保管:送られた画像は、プロトコールとの整合性チェックおよび画質の評価を行い、画像以外の情報
とともにサーバに保管する。サーバの管理、データのバリデーション、および進捗管理は、外部に委託する。
③ 画像解析、効果判定:画像の解析や抗がん治療の効果判定には、国立がん研究センターが所有する画像診断装置
ならびにワークステーションを用いる。また、効果判定には、前年度より本研究にて開発中の効果判定支援ソフ
トウエアを使用する。
④ 判定結果のデータベース化:解析および判定結果は、サーバに保管しデータベース化し、研究結果の検討に用い
る。
-5-
研究成果と考察
全期間(研究終了時)
1.画像診断に対する多施設共同臨床試験の体制確立に関する研究
画像診断のおける多施設共同臨床試験として、2011 年に提案された新しい肺腺癌の IASLC 国際新分類に準じた画像評
価に関する研究を取り上げた。高分解能 CT 画像と病理所見の後方視的検討のための症例集積の方法について検討し、
国立がん研究センター中央病院、大阪大学、筑波大学、広島大学、静岡県立静岡がんセンター、新潟県立がんセンター
国内6施設で症例集積を行った。
画像情報の収集については、CT 画像を匿名化された DICOM データで抽出し、株式会社マイクロン社にその業務を委託
し、参加施設病院からオンラインあるいは CD-ROM のどちらでも集積できる方法を採用した。平成 26 年 1 月末までに 668
例の小型肺腺癌の高分解能 CT 画像の DICOM データを集積することができた。分担研究者で2グループに分けて中央判
定を行った。
病理標本の収集については、上記 CT 画像に対応する手術標本の HE 染色標本ならびに EV 染色標本を、筑波大学大学
院人間総合科学研究科診断病理研究室に匿名化した病理標本として郵送し、各施設より借用した病理組織プレパラート
は virtual slide 化してデジタルデータとして筑波大学内で保管した。
2.多施設共同研究における画像中央判定支援システムの構築の研究
臨床試験グループが開催する画像中央判定会議の支援を行うことで問題点を拾い上げながら、画像データの収集・保
存・展開・解析を標準化して行うシステム構築を進めた。
画像データの収集に関しては、 現行の画像中央判定は DICOM(Digital Imaging and Communication in Medicine)
データを使用する。構築システムでは、研究事務局から画像中央判定の開催が画像データセンターに通知されると、画
像データセンターから各試験事務局に収集専用ソフトを発行し、施設の手順に則って匿名化した CD-R などに焼き付け
た DICOM 形式の画像データを収集専用ソフトに各施設で取りこむ。画像データの収集方法を一元化することにより、プ
ロトコールとの整合性チェックおよび画質の評価を円滑に行うことが可能となる。
画像データの保存・展開に関しては、収集された画像は画像以外の臨床情報や試験情報とともにサーバーに保管する
に際して、データのバリデーション、および進捗管理を、効果判定支援ソフト上で行う。この際、施設により規格の異
なる DICOM データや JPEG の取り込みを自動化することや、取り込んだ data の選別を自動化することに取り組んだ。
支援ソフトとしては RECIST guideline に沿った効果判定を効率的に支援することで中央判定に要する人員・経費の
削減、などを可能とした画像中央判定支援ソフトウエアの設計を行い、プロトタイプを作成した。
3.フルデジタル消化管三次元診断におけるコンピューター診断支援システムの開発
消化管三次元診断におけるコンピューター診断支援システムの開発を行った。多施設共同研究を目指した技術移転の
試行として、複数の施設で当院で開発されたコンピューター診断支援システムを用いて、主に便潜血反応陽性者などに
対して CTC(CT colonograghpy)を用いた2次スクリーニングを開始した。その結果、初期の CTC 受診者から大腸癌 6.0%
診断された。便潜血反応陽性者などの大腸癌ハイリスク・グループに対する CTC を用いた2次スクリーニングの有用性
が示された。
-6-
4.肺野限局性すりガラス様陰影の自然史解明のための前向き研究
2011 年 12 月末までに 833 人 1299 結節を登録した。経過観察の 5 年後での進展の割合は pure GGO で 10%、mixed GGO
で 23%と、pure GGO に比べて mixed GGO が増大しやすい傾向にあった。また CT 画像上の充実成分が大きいほど、より
進行した癌であることが示唆された。
5.がん診療における PET の有用性および至適撮影条件の標準化に関する研究
新規 PET 製剤に関する研究では、ARG 及び HE 画像より 18F-FDG は炎症部位に高集積を示したが、111In-DOTA-c(RGDfK)
の炎症部位への明らかな集積は認められなかった。111In-DOTA-c(RGDfK)の炎症筋肉比は 18F-FDG に比べて顕著に低く、
111
In-DOTA-c(RGDfK)は偽陽性の少ないイメージング剤であることが示された。FLT 合成に成功し、健常人のボランティ
ア検査を実施した。
FDG-PET がん検診のアンケート調査結果を集計し、データベース化を行った。また、Choline-PET の乳がんに対する
研究において、Choline-PET は FDG-PET よりもがん病変を正確に描出することが確認され、Choline の集積度合いは腫
瘍の悪性度と相関することが判明した。
6.機能画像診断のトランスレーション研究の最適化
小動物用 SPECT 装置を用いた腫瘍内性状評価のための機能画像検査では、低酸素誘導因子 HIF-1α と同様の安定性を
示す 111In 標識プローブを 3 種類の合成に成功した。
これらを用いて、
小動物 SPECT/CT 装置で撮像した in vivo 画像では、
腫瘍内低酸素領域の不均一な分布を観察できた。
高磁場 MRI 装置を用いた小動物の MRI および MRS のための最適撮像条件を確立するための研究では、超常磁性酸化鉄
造影剤を用いた高磁場 MRI で炎症性腫大リンパ節においても、リンパ節転移と誤診しやすい高信号が生じやすいことを
確認した。
倫理面への配慮
すべての研究は臨床に関するヘルシンキ宣言等の国際的倫理原則、倫理指針または疫学研究に関する倫理指針に従う。
また、すべての研究はそれぞれの研究機関の倫理委員会の承認を取得し、すべての研究対象者に対して、受診者の個人
識別情報は完全に保護される。研究用データは個人を識別できない方法で利用し、研究対象者の不利益に決してならな
いように配慮する。研究成果を発表する場合にも個人が特定できない方法で行う。また全ての研究データは研究以外に
使用しないことを研究者全員に徹底し,本研究に従事する研究者や大学院の学生にもこれらを厳守することを確認する。
データの二次流出(第三者への流出)についても十分配慮し,データの管理体制を徹底する。また動物を対象とした実験
的研究は、国立がんセンター動物実験倫理委員会の承認を受けて実施する。
本研究に関連する、本研究期間中の主な発表論文等
第 1 年次
(雑誌論文)
(1) Arakawa H, Johkoh T, Sakai F, Kusumoto M, Hataji O, Taguchi O. : Exacerbation of radiation fibrosis with
erlotinib: another pattern of radiation recall phenomenon.Jpn J Radiol. 2011 Oct;29(8):587-9.
(2) Sinsuat M, Saita S, Kawata Y, Niki N, Ohmatsu H, Tsuchida T, Kakinuma R, Kusumoto M, Eguchi K, Kaneko M,
Morikubo H, Moriyama N. :influence of slice thickness on diagnoses of pulmonary nodules using low-dose CT:
potential dependence of detection and diagnostic agreement on features and location of nodule.Acad Radiol.
2011 May;18(5):594-604.
(3)Suzuki K, Koike T, Asakawa T, Kusumoto M, Asamura H, Nagai K, Tada H, Mitsudomi T, Tsuboi M, Shibata T,
Fukuda H, Kato H: A prospective radiological study of thin-section computed tomography to predict pathological
noninvasiveness in peripheral clinical IA lung cancer (Japan Clinical Oncology Group 0201).Japan Lung Cancer
-7-
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(4)Shiba N, Kusumoto M, Tsuta K, Watanabe H, Watanabe S, Tochigi N, Arai Y. :A case of malignant pleural
mesothelioma with osseous and cartilaginousdifferentiation.J Thorac Imaging. 2011; 26: W30-2.
(5) Fujinaga Y, Ohya A, Matsushita T, Kurozumi M, Ueda K, Kitou Y, Ueda H, Kadoya M. : Effect of hepatobiliary
uptake of Gd-EOB-DTPA on the hepatic venous phase of dynamic magnetic resonance imaging on a 3.0-T apparatus:
comparison between Gd-EOB-DTPA and Gd-DTPA.Jpn J Radiol. 2011 Dec;29(10):695-700.
(6)Yamada A, Hara T, Li F, Fujinaga Y, Ueda K, Kadoya M, Doi K. :Quantitative evaluation of liver function
with use of gadoxetate disodium-enhanced MR imaging.Radiology. 2011 Sep;260(3):727-33.
(7)Takatsu A, Shiozawa T, Miyamoto T, Kurosawa K, Kashima H, Yamada T, Kaku T, Mikami Y, Kiyokawa T, Tsuda
H, Ishii K, Togashi K, Koyama T, Fujinaga Y, Kadoya M, Hashi A, Susumu N, Konishi I.
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diagnosis of minimal deviation adenocarcinoma and lobular endocervical glandular hyperplasia of the uterine
cervix: a multicenter study of clinicopathology and magnetic resonance imaging findings. Int J Gynecol Cancer.
2011 Oct;21(7):1287-96.
(8) Watanabe T, Fujinaga Y, Kawakami S, Hatta T, Hamano H, Kawa S, Kadoya M. :Infraorbital nerve swelling
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(9)Akahane A, Sone M, Ehara S, Kato K, Tanaka R, Nakasato T. : Erratum to: Subclavian Vein Versus Arm Vein
for Totally Implantable Central Venous Port for Patients with Head and Neck Cancer: A Retrospective Comparative
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Cardiovasc Intervent Radiol. 2011 May 26
(10) Saida T, Mori K, Sato F, Shindo M, Takahashi H, Takahashi N, Sakakibara Y, Minami M. : Prospective
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for the planning of endovascular abdominal aortic aneurysm repair. J Vasc Surg. 2011 Nov 18.
(11) Okamoto Y, Mori S, Kujiraoka Y, Nasu K, Hirano Y, Minami M. :Diffusion property differences of the lower
leg musculature between athletes and non-athletes using 1.5T MRI. MAGMA. 2011 Nov 16.
(12) Kobayashi A, Oda T, Fukunaga K, Sasaki R, Minami M, Ohkohchi N. : MR imaging of reactive lymphoid
hyperplasia of the liver. J Gastrointest Surg. 2011 Jul;15(7):1282-5. Epub 2011 Feb 18.
(13)Tanaka YO, Okada S, Satoh T, Matsumoto K, Oki A, Nishida M, Yoshikawa H, Saida T, Minami M. : Ovarian
serous surface papillary borderline tumors form sea anemone-like masses.
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Mar;33(3):633-40. doi: 10.1002/jmri.22430. Epub 2011 Feb 1.
(14) 飯沼元,三宅基隆,荒井保明,村松幸雄,森山紀之:
【最新分類に基づく画像による悪性腫瘍の病期診断 2010】 胃.
臨床画像 2010;26:212-227.
(15) 飯沼元:
【CT の変遷と将来への期待】 現状での CT の役割と限界 CT colonography.クリニシアン 2010;57:
1056-1064.
(16) 飯沼元:【大腸疾患の臨床 ガイドラインに基づいた最新の実地診療の実際】 トピックス/最近の研究 CT
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(17) 飯沼元:CT colonography による大腸検査.日本医事新報 2010;:65-68.
(18) 飯沼元:ここまで身近になった CT-Colonography
クリニックにおける大腸スクリーニング検査の実際.
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INNERVISION 2010;26:76-79.
(19) 飯沼元:実践 CTC シリーズ CT Colonography による大腸がん診断クリニカルリポート シリーズ開始にあたって
CT Colonography の開発経過、現状と将来展望.INNERVISION 2010;25:89-93.
(20) 飯沼元,荒井保明,村松幸雄,森山紀之:
【外科医のための大腸癌の診断と治療】 大腸癌の診断 CT colonography.
臨床外科 2010;65:71-82.
(21) 飯沼元,三宅基隆,荒井保明,村松幸雄,森山紀之:
【消化器疾患の画像診断[放射線・MRI・超音波] スタンダ
ードから新しい診断技術】胃の画像診断 CT gastrographyを用いた胃癌術前診断.
臨床消化器内科 2010;25:807-819.
(22)Ryutaro Kakinuma, Kazuto Ashizawa, Takeshi Kobayashi,Aya Fukushima, Hideyuki Hayashi, Tetsuro Kondo,
Masaru Machida,Masaki Matsusako, Kazunori Minami, Katsunori Oikado, Miho Okuda,Shigeyuki Takamatsu, Makoto
Sugawara, Shiho Gomi, Yoshihisa Muramatsu, Kouzou Hanai, Yukio Muramatsu, Masahiro Kaneko, Ryosuke
Tsuchiya,Noriyuki Moriyama: Comparison of sensitivity of lung nodule detection between radiologists and
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(35) 高橋進一郎,小西大,木下敬弘,後藤田直人,加藤祐一郎,小林達伺,池田公史,仲地耕平,光永修一,大野泉,
木下平:特集:Borderline Resectable 膵癌をめぐって 予後,再発部位,術後補助化学療法の効果-Borderline
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Kondo H, Nakajima T, Yamamoto N. :Expression of 4F2hc(CD98) in pulmonary neuroendocrine tumors. Oncol Rep.
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(44)Kaira K, Serizawa M, Koh Y, Miura S, Kaira R, Abe M, Nakagawa K, Ohde Y, Okumura T, Murakami H, Tsuya
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(45)Kaira K, Okumura T, Ohde Y, Takahashi T, Murakami H, Oriuchi N, Endo M, Kondo H, Nakajima T, Yamamoto
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(51) 永松将吾(国立がん研究センター東病院 形成外科), 中川雅裕, 茅野修史, 小泉拓也, 松井貴浩, 桂木容子, 遠
藤正浩, 中屋良宏, 瓜倉厚志 : 320 列 MDCT 血管造影による遊離皮弁移植床血管の術前評価
形成外科
(0021-5228)54 巻 5 号 Page521-531(2011.05)
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(54) 飯沼元,三宅基隆:CT colonography を用いた早期大腸癌の治療前リンパ節転移診断について.大腸癌 FRONTIER
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(学会発表)
(1)Kakinuma R, Kaneko M, Tsuchida T, Kusumoto M, Asamura H, Moriyama N:Ground-glass nodules detected by
CT lung cancer screening: results of an evaluation of progression during a 5-year follow-up period. 14th World
Conference on Lung Cancer, Amsterdam, the Netherlands.
(2)Daisuke Suzuki, Masayuki Yamaguchi, Toshihiro Furuta, Kohki Yoshikawa, Hirofumi Fujii: High-Resolution
Interstitial MR Lymphography for the Diagnosis of Sentinel Lymph Nodes: Inhomogeneous Distribution of SPIO
within Non-Malignant Lymph Nodes. ISMRM 2011 Annual Meeting, Montreal, Quebec, Canada, 2011/05/09
(3)Toshihiro Furuta, Masayuki Yamaguchi, Ryutaro Nakagami, Masaaki Akahane, Manabu Minami, Kuni Ohtomo,
Hirofumi Fujii. : A New Technique for the Detection of Liver Damage by Evaluation of Impaired Exocytotic
Activity of Kupffer Cells; an Experimental Study of Gadolinium Chloride-Induced Liver Injury in Rats. ISMRM
2011 Annual Meeting, Montreal, Quebec, Canada, 2011/05/10
-11-
(4) Kazumasa Inoue, Summer L. Gibbs-Strauss, Fangbing Liu, Jeong Heon Lee, Hak Soo Choi, Hirofumi Fujii, John
V. Frangioni: Multifunctional Imaging with Two-Color Near-Infrared Fluorescence, Autoradiography, and H&E
Staining. Morrison Research Day 2011, Boston, MA, USA, 2011/05/23
(5) 早川拓也、吉本光喜、武藤倫弘、梅田泉、藤井博史、谷中昭典、若林敬二、中釜斉 : 111In-DOTA-c(RGDfK)による早
期膵がんイメージング-ハムスター化学発がんモデルを用いた検討-. 第 6 回日本分子イメージング学会, 神戸,
2011/05/26
(6) 木村禎亮、梅田泉、藤井博史: 腫瘍内低酸素領域における還元代謝の可視化を目指した新規 99mTc 標識プローブの開
発. 第 6 回日本分子イメージング学会, 神戸, 2011/05/26
(7) Shigeru Kosuda, Akihiko Shiotani, Koji Araki, Masayuki Tomifuji, Naoto Kitamura, Hirofumi Fujii, Daisuke
Mizogami: Comparison of sentinel node mapping between radiocolloid SPECT/CT and interstitial magnetic resonance
lymphography using superparamagnetic iron oxides and gadoxetate sodium in the head and neck region - A
preliminary animal study. SNM 2011 Annual Meeting, San Antonio, TX, USA, 2011/06/07
(8) Mitsuyoshi Yoshimoto, Takuya Hayakawa, Michihiro Muto, Toshio Imai, Keisuke Tsuda, Izumi Umeda, Hirofumi
Fujii: Early detection of pancreatic cancer using 111In-DOTA-c(RGDfK) in a hamster pancreatic carcinogenesis
model. SNM 2011 Annual Meeting
San Antonio, TX, USA, 2011/06/07
(9) Izumi Umeda, Yuu Kakishima, Sadaaki Kimura, Masayuki Yamaguchi, Takahiro Kuchimaru, Shinae Kizaka-Kondoh,
Akinori Yanaka, Hirofumi Fujii: SPECT and optical multimodality imaging of HIF-active tumors by using an
oxygen-dependent degradation protein probe with interchangeable labeling system. SNM 2011 Annual Meeting, San
Antonio, TX, USA, 2011/06/07
(10) Ryota Yamazaki, Kosuke Tsuji, Kanako Yasuda, Hiroshi Hyodo, Izumi Umeda, Kohei Soga, Hirofumi Fujii :
in vivo NIR fluoroscence/SPECT hybrid imaging by using Er-doped yttrium phosphate nanoparticles. International
symposium on technologies against cancer 2011, 東京, 2011/09/01
(11) Fujii H, Umeda IO, Kimura S, Yoshimoto M: in vivo visualization of tumor heterogeneity using SPECT.
International symposium on technologies against cancer 2011, 東京, 2011/09/02
(12) Sadaaki Kimura, Izumi O. Umeda, Hirofumi Fujii: Development of novel 99mTc-labeled bioreductive probes
for tumor hypoxia imaging. 2011 World Molecular Imaging Congress, San Diego, CA, USA, 2011/09/07
(13) Izumi O. Umeda, Takahiro Kuchimaru, Yuu Kakishima, Sadaaki Kimura, Akinori Yanaka, Shinae Kizaka-Kondoh,
Hirofumi Fujii: Multimodal in vivo imaging of hypoxia-inducible factor-1 (HIF-1) active tumors by HIF-1α
-mimic oxygen-dependent degradation protein probes with interchangeable labeling system. 2011 World Molecular
Imaging Congress, San Diego, CA, USA, 2011/09/09
(14) 古田寿宏、山口雅之、中神龍太朗、赤羽正章、南学、大友邦、藤井博史: クッパー細胞の鉄分解機能に着目した
SPIO-MRI による新しい肝障害評価法:ラット肝での実験的検討. 第 39 回日本磁気共鳴医学会大会, 北九州, 2011/09/28
(15) 三津田実、山口雅之、古田寿宏、平山昭、奈部谷章、中神龍太朗、鈴木大介、野崎敦、関根紀夫、新津守、藤井
博史: 3T 全身用装置とマルチアレイコイルを用いた多数動物 MRI における信号感度補正法の開発. 第 39 回日本磁気共
鳴医学会大会, 北九州, 2011/09/30
(16) 鈴木大介、山口雅之、古田寿宏、吉川宏起、奥山康男、藤井博史: SPIO 造影間質性 MR lymphography における炎
症性リンパ節内の信号変化に関する実験的検討. 第 39 回日本磁気共鳴医学会大会, 北九州, 2011/09/30
(17) 早川拓也、吉本光喜、武藤倫弘、梅田泉、藤井博史、谷中昭典、若林敬二、中釜斉 : ハムスター発がんモデルに
-12-
おける 111In-DTPA-c(RGDfK)を用いた早期膵癌イメージング. 第 70 回日本癌学会学術総会, 名古屋, 2011/10/03
(18) 梅田泉、柿島祐、木村禎亮、口丸高弘、谷中昭典、近藤科江、藤井博史: マルチモダリティイメージングを利用
した HIF-1α可視化プローブのトランスレーション研究. 第 70 回日本癌学会学術総会, 名古屋, 2011/10/04
(19) 柿島祐、梅田泉、木村禎亮、口丸高弘、近藤科江、谷中昭典、藤井博史: 酸素依存的分解ドメインを含む融合タ
ンパク質を利用した HIF-1αy 陽性領域可視化 SPECT プローブの開発. 第 51 回日本核医学会学術総会, つくば,
2011/10/28
(20) 栗山拓也、小島良紀、木村禎亮、梅田泉、西谷潔、小島周二、藤井博史: 新規低酸素イメージング剤 分子内に
アミノ基を含む 2-nitroimidazole 誘導体の合成と評価. 第 51 回日本核医学会学術総会, つくば, 2011/10/28
(21) 小池悠介、梅田泉、木村禎亮、東顕二郎、上原知也、森部久仁一、荒野泰、山本恵司、藤井博史: 網内系集積の
低減と腫瘍特異性向上を目指した 99mTc 及び 111In 封入リポソームの開発. 第 51 回日本核医学会学術総会, つくば,
2011/10/28
(22) 木村禎亮、梅田泉、藤井博史: 腫瘍内低酸素領域の可視化を目指した新規メタボリックトラッピング型 99mTc 標識
プローブの開発. 第 51 回日本核医学会学術総会, つくば, 2011/10/28
(23) 吉本光喜、津田啓介、梅田泉、藤井博史: ハムスター化学発癌モデルにおける 111In-DOTA-c(RGDfK)の早期膵がん
イメージング. 第 51 回日本核医学会学術総会, つくば, 2011/10/28
(24) 木下亮、富田浩子、小須田茂、藤井博史、梅田泉、河野正志 : 頭頚部における SPIO とガドキセト酸を用いた組
織MRIリンパ造影と放射性コロイドを用いたリンパ節描出の比較. 第51回日本核医学会学術総会, つくば, 2011/10/28
(25) Hiroaki Kurihara, Kenta Hiroi, Tomoka Kitao, Yuzuru Kono, Hideaki Kitamura, Kiyoyuki Kodama, Yusuke
Miyamoto, Yasuaki Arai. Quantification of
F-18 FDG uptake rate in the lung cancer using dynamic PET study. SNM 2011 Annual Meeting, June 4-8, 2011, San
Antonio, Texas
(26) Tomoka Kitao, Hiroaki Kurihara, Akira Hirayama, Kenta Hiroi, Yuzuru Kono, Hideaki Kitamura, Kiyoyuki
Kodama, Yusuke Miyamoto, Yasuaki Arai.
Visualization of the trends of F-18 FDG uptake. SNM 2011 Annual Meeting, June 4-8, 2011, San Antonio, Texas
(27) Hideaki Kitamura, Yuzuru Kono, Kiyoyuki Kodama, Yusuke Miyamoto, Hiroaki Kurihara, Tomohiko Aso, Toshirou
Kajitani. Controlling emission scan duration according to predicted statistical noise in 18F-FDG-PET-CT
examination. SNM 2011 Annual Meeting, June 4-8, 2011, San Antonio, Texas
(28)小林達伺,塚越伸介他:腫瘍の呼吸性移動を基にした肺癌局所浸潤に関する 320 列 ADCT の診断能評価(第 1 報),
第 70 回日本医学放射線学会総会,横浜,2011 年 4 月 9 日
(29 )小林達伺,嶋田善久他:腫瘍の呼吸性移動を基にした肺癌局所浸潤に関する 320 列 ADCT の診断能評価(第 2 報),
第 70 回日本医学放射線学会総会,横浜,2011 年 4 月 9 日
(30)松元祐司,小林達伺他:320 列 ADCT を用いた肺腫瘍の呼吸性移動量数値化の試み,第 70 回日本医学放射線学会総
会,横浜,2011 年 4 月 9 日
(31) 松元祐司,林孝行,小林達伺他:J 型ガイディングカテーテルを用いて胆管空腸の内外瘻化に成功した 1 例,第 6
回日本 IVR 学会関東地方会,品川,2011 年 7 月 9 日
(32) 津田啓介、對間博之、鹿野直人、小倉正人、鈴木天之、戸矢和仁、平山昭、福士政広、藤井博史: FDG PET 検査に
おける短時間収集での至適画像再構成法の検討. 第 51 回日本核医学会学術総会, 2011/10/29, つくば
-13-
(33) 仁保誠治、藤井博史、梅村茂樹、葉清隆、後藤功一、大松広伸、佐竹光夫、大江裕一郎:限局型小細胞癌に対する
化学放射線治療の FDG-PET による効果判定と予後の関連. 第 52 回日本肺癌学会総会, 2011/11/04, 大阪
(34) 木村禎亮、梅田泉、藤井博史: 99mTc を用いた低酸素領域可視化 SPECT プローブの開発.第 9 回がんとハイポキシ
ア研究会, 2011/11/27, 東京
(35) 矢口義久、辻本広紀、藤井博史、梅田泉、松本佑介、堀口寛之、吉田一路、高畑りさ、熊野勲、平木修一、藤野
啓一、
小野聡、
市倉隆、
小須田茂、
山本順司、
長谷和生: 胃癌のセンチネルリンパ節領域術前同定のためのCT lymphography
の有用性に関する検討 -造影剤選定に関する動物実験を含めて-. 第 13 回 SNNS 研究会学術集会, 2011/12/03, 東京
(36) 鈴木大介、山口雅之、古田寿宏、奥山康男、吉川宏起、藤井博史: MR lymphography における炎症性リンパ節内の
偽転移病変に関する実験的検討. 第 13 回 SNNS 研究会学術集会, 2011/12/03, 東京
(37) 木村禎亮、梅田泉、藤井博史: 低酸素還元を利用した新規メタボリックトラップ型 99mTc 標識プローブの合成と
評価. 第 11 回放射性医薬品・画像診断薬研究会, 2011/12/03, 京都
(38) 吉本光善、早川拓也、津田啓介、梅田泉、藤井博史、谷中昭典、若林敬二: 化学発癌モデルを用いた 111In
-DOTA-c(RGDfK)による膵がんイメージング. 第 11 回放射性医薬品・画像診断薬研究会, 2011/12/03, 京都
(39) 藤井博史: 臨床機を用いた動物イメージング研究の現状. 第 6 回小動物インビボイメージング研究会,
2012/01/21, 吹田
32) 梅田泉、藤井博史: からだの中を診る薬 -核医学画像診断薬の開発-. 第 3 回バイオメディカルインターフェイ
スワークショップ, 2012/02/26, 宮古島
(40) 栗山拓也、小島良紀、木村禎亮、梅田泉、西谷潔、藤井博史: 腫瘍選択性の向上を目指した新規低酸素 PET プロ
ーブの合成と評価. 日本薬学会第 132 年会, 2012/3/29, 札幌
(41) 柿島祐, 梅田泉,木村禎亮,口丸高弘,近藤科江,谷中昭典,藤井博史: 腫瘍内 HIF-1α陽性領域可視化を目指し
た SPECT プローブの開発 -組織分布の経時的変化と腫瘍内分布の検討-. 日本薬学会第 132 年会
,
2012/3/30, 札幌
(42) 早川拓也, 吉本光喜, 梅田泉, 武藤倫弘, 谷中昭典, 中釜斉, 藤井博史: MRI による微小膵癌検出を目指した RGD
修飾リポソームの開発. 日本薬学会第 132 年会, 2012/3/30, 札幌
(知的財産権)
発明者:藤井博史、梅田泉、小池悠介、森部久仁一
出願人 独立行政法人 国立がん研究センター
: 111In封入リポソーム (特願 2011-209657)
(2011/09/26)
第 2 年次
(雑誌論文)
① がん研究開発費」による支援を受けたことを明記している論文
(1) 飯沼元,三宅基隆.CT colonography 大腸癌スクリーニングへの応用を目指した画像処理法の開発.胃と腸 2012;
47: 12-24.
(2) 三宅基隆,飯沼元,荒井保明.癌取扱い規約からみた悪性腫瘍の病期診断と画像診断 2012 年版 臨床放射線 2012;
57: 1463-1484.
-14-
(3)柿沼龍太郎、前島亜希子、淺村尚生、森山紀之 肺腺癌の診断と治療−新しい分類と臨床治療の変化− 【肺腺癌の画
像と治療】 肺腺癌放射線画像診断の進歩 病理と臨床 30(5):520-524, 2012
(4) Tateishi U, Terauchi T, Akashi-Tanaka S et al. Comparative study of the value of dual tracer PET/CT in
evaluating breast cancer. Cancer Sci. 2012; 103: 1701-7.
(5) Minamimoto R, Michio Senda M, Terauchi T, Inoue T et al. The current status of FDG-PET cancer screening program
in Japan, based on four years (2006-2009) of a nationwide survey. Ann Nucl Med. 2012 (in press).
(6)小林達伺:肝細胞癌のCT Perfusion –Aquilion ONEによる進歩と問題点-. 映像情報メディカル増刊号 2012,
44(8):102-109.
② 明記はしていないが、関連している論文
(7) Kawata Y, Niki N, Ohmatsu H, Kusumoto M, Tsuchida T, Eguchi K, Kaneko M, Moriyama N: Quantitative
classification based on CT histogram analysis of non-small cell lung cancer: correlation with histopathological
characteristics and recurrence-free survival. Med Phys. 2012 Feb;39(2):988-1000.
(8) 楠本昌彦:すりガラス状結節(GGN)の診断と取扱い. 医学のあゆみ 240(13):1087-1091, 2012.
(9) 楠本昌彦:肺がんを疑う末梢孤立性病変への対応―画像診断の立場から見た手術適応―日本外科学会雑誌
113(5):458-462, 2012.
(10) 楠本昌彦、渡辺裕一、荒井保明:肺癌の画像における臨床病期分類の注意点. 臨床画像 28(10):1182-1191, 2012.
(11) 三宅基隆,飯沼元,荒井保明.その検査本当にそこまで必要ですか? 消化管悪性腫瘍における経過観察のストラ
テジー:大腸癌・胃癌 臨床画像 2012; 28: 1372-1378
(12) 三宅基隆, 飯沼元.
【腸管三次元CT診断の現状】
CTCにおけるコンピュータ支援検出(CAD) 胃と腸 2012; 47: 77-86
(13) 三宅基隆, 飯沼 元.
【CT コロノグラフィ 2012】 ザイオソフト社のワークステーション ziostation2(ver2.1)を用
いた大腸 CT 診断 Rad Fan 2012; 10: 31-34
(14) 三宅基隆, 飯沼 元.画像診断における重要サイン【第 6 回】大腸病変における重要サイン 臨床画像 2012;28:
866-872
(15) 三宅基隆, 飯沼 元.
【腸管三次元 CT 診断の現状】
主題 CTC におけるコンピュータ支援検出(CAD) 胃と腸 2012; 47:
77-86
(16) Kakinuma R, Ashizawa K, Kuriyama K, et al. Measurement of focal ground-glass opacity diameters on CT Images:
interobserver agreement in regard to identifying increases in the size of ground-glass opacities, Academic
Radiology, 19(4):389-394, 2012
(17) Mitsuda M, Yamaguchi M, Furuta T, Nabetani A, Hirayama A, Nozaki A, Niitsu M, Fujii H: Multiple-animal MR
Imaging using a 3T Clinical Scanner and Multi-channel Coil for Volumetric Analysis in a Mouse Tumor Model. Magn
Reson Med Sci10(4): 229-37, 2011
(18) Umeda IO, Tani K, Tsuda K, Kobayashi M, Ogata M, Kimura S, Yoshimoto M, Kojima S, Moribe K, Yamamoto K,
Moriyama N, Fujii H: High resolution SPECT imaging for visualization of intratumoral heterogeneity using a
SPECT/CT scanner dedicated for small animal imaging. Ann Nucl Med 26(1): 67-76, 2012
-15-
(19) Suzuki D, Yamaguchi M, Furuta T, Okuyama Y, Yoshikawa K, Fujii H: Central High Signal in Inflammatory
Swollen Lymph Nodes on SPIO-enhanced Interstitial MR Lymphograms: A Mimic of Lymph Node Metastasis. Magn Reson
Med Sci 11(1): 61-3, 2012.
(20) Fujii H, Idoine JD, Gioux S, Accorsi R, Slochower DR, Lanza RC, Frangioni JV: Optimization of coded aperture
radioscintigraphy for sentinel lymph node mapping. Mol Imaging Biol 14(2): 173-82, 2012
(21)Kitamura N, Kosuda S, Araki K, Tomifuji M, Mizokami D, Shiotani A, Shinmoto H, Fujii H, Ichihara K: Comparison
of animal studies between interstitial magnetic resonance lymphography and radiocolloid SPECT/CT
lymphoscintigraphy in the head and neck region. Ann Nucl Med 26(3): 281-5, 2012
(22) Yoshimoto M, Hayakawa T, Mutoh M, Imai T, Tsuda K, Kimura S, Umeda IO, Fujii H, Wakabayashi K: In Vivo SPECT
Imaging with 111In-DOTA-c(RGDfK) to Detect Early Pancreatic Cancer in a Hamster Pancreatic Carcinogenesis Model.
J Nucl Med 53(5): 765-771, 2012
(23)Fujii H, Yamaguchi M, Inoue K, Mutou Y, Ueda M, Saji H, Kizaka-Kondoh S, Moriyama N, Umeda IO: In Vivo
Visualization of Heterogeneous Intratumoral Distribution of Hypoxia-Inducible Factor-1alpha Activity by the
Fusion of High-Resolution SPECT and Morphological Imaging Tests. J Biomed Biotechnol 2012(262741): 1-6, 2012
(24) Furuta T, Yamaguchi M, Nakagami R, Akahane M, Minami M, Ohtomo K, Moriyama N, Fujii H: Delayed hepatic
signal recovery on ferucarbotran-enhanced magnetic resonance images: an experimental study in rat livers with
gadolinium chloride-induced Kupffer cell damage. Magn Reson Mater Phy (in press)
(25) Yamaguchi M, Mitsuda M, Ezawa K, Nakagami R, Furuta T, Sekine N, Niitsu M, Fujii H: Artifact-Reduced
Simultaneous MR Imaging of Multiple Rats with Liver Cancer using PROPELLER. J Magn Reson Imaging (in press)
(26) Kurihara H, Honda N, Kono Y, Arai Y. Radiolabelled agents for PET imaging of tumor hypoxia. Curr Med
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(27) Y. SATO, H. WATANABE, M. SONE, H. ONAYA,N. SAKAMOTO, K. OSUGA, M. TAKAHASHI, Y. ARAI Tumor response
evaluation criteria for HCC (hepatocellular carcinoma) treated using TACE (transcatheter arterial
chemoembolization): RECIST (response evaluation criteria in solid tumors) version 1.1 and mRECIST (modified
RECIST): JIVROSG-0602 2012 Nov 20. [Epub ahead of print] Ups J Med Sci.
(28) 渡辺裕一、楠本昌彦、荒井保明
『臨床画像』 メジカルビュー社
臨床試験の治療効果判定基準 RECIST ver.1.1 28(7) 854-858 2012
③ そのほか、間接的ではあるが関連している論文
(29) Sakai F, Johkoh T, Kusumoto M, Arakawa H, Takahashi M: Drug-induced interstitial lung disease in molecular
targeted therapies: high-resolution CT findings.
Int J Clin Oncol. 2012 Nov;10.
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radiologists and technologists on low-dose CT lung cancer screening images, The British Journal of Radiology,
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(32) Ejiri K, Minami K, Toyama H, Kudo G, Hattori H, Kobayashi N, Kato M, Ishiguro M, Fujii H, Kuroda M, Utsumi
T, Iwase K, Katada K: Sentinel node navigation surgery with 99mTc-tin colloid in breast cancer: radiation safety
-16-
considerations. Open Med Imaging J 6: 89-96, 2012
(33)Inoue K, Kurosawa H, Tanaka T, Fukushi M, Moriyama N, Fujii H: Optimization of injection dose based on
noise-equivalent count rate with use of an anthropomorphic pelvis phantom in three-dimensional 18F-FDG PET/CT.
Radiol Phys Technol 5(2): 115-22, 2012
(34)Kutsuna N, Higaki T, Matsunaga S, Otsuki T, Yamaguchi M, Fujii H, Hasezawa S: Active learning framework with
iterative clustering for bioimage classification. Nat Commun, 2012. 3(1032): 1-10.
(35)Kaburagi T, Takeuchi H, Fujii H, Saikawa Y, Murakami K, Fukada J, Shigematsu N, Ozawa S, Ando N, Kitagawa
Y: Initial experience of individualized chemoradiotherapy for superficial esophageal cancers based on the
sentinel lymph node concept. Esophagus 9(3): 147-152, 2012
(36)Iimoto T, Fujii H, Oda S, Nakamura T, Hayashi R, Kuroda R, Furusawa M, Umekage T, Ohkubo Y: MEASURES AGAINST
INCREASED ENVIRONMENTAL RADIATION DOSE BY THE TEPCO FUKUSHIMA DAI-ICHI NPP ACCIDENT IN SOME LOCAL GOVERNMENTS
IN THE TOKYO METROPOLITAN AREA: FOCUSING ON EXAMPLES OF BOTH KASHIWA AND NAGAREYAMA CITIES IN CHIBA PREFECTURE.
Radiat Prot Dosimetry (in press)
(37)Suzuki C, Blomqvist L, Hatschek T, Carlsson L, Einbeigi Z, Linderholm B, Lindh B, Loman N, Malmberg M,
Rotstein S, Söderberg M, Sundqvist M, Walz TM, Åström G, Fujii H, Jacobsson H, Glimelius B: Impact of early
response on overall survival in metastatic breast cancer patients treated with combination chemotherapy within
a randomized phase III trial. Med Oncol (in press)
(38)Takeda A, Kunieda E, Fujii H, Yokosuka N, Aoki Y, Oooka Y, Oku Y, Ohashi T, Sanuki N, Mizuno T, Ozawa Y:
Evaluation for local failure by 18F-FDG PET/CT in comparison with CT findings after stereotactic body
radiotherapy (SBRT) for localized non-small-cell lung cancer. Lung Cancer (in press)
(39)Fujii H, Iimoto T, Oda S, Someya S, Iiizumi S: Increased radiation dose issues in Tokatsu Area in Chiba
Prefecture, Japan –How the situation and measures were explained to the local residents–. Rad Emerg Med (in
press)
(40) Nagao T, Kinoshita T, Hojo T, Kurihara H, Tsuda H. Sentinel lymph node biopsy using indigo carmine blue
dye and the validity of '10% rule' and '4 nodes rule'. Breast. 2012 21:455-8.
(41) Kaira K, Okumura T, Nakagawa K, Ohde Y, Takahashi T, Murakami H, Naito T,
Endo M, Kondo H, Nakajima T, Yamamoto N. MUC1 expression in pulmonary metastatic
tumors: a comparison of primary lung cancer. Pathol Oncol Res. 2012
Apr;18(2):439-47. Epub 2011 Oct 2.
(42) Nakamura Y, Takahashi T, Tsuya A, Naito T, Kenmotsu H, Ono A, Shukuya T,
Murakami H, Harada H, Watanabe R, Endo M, Mitsuya K, Nakajima T, Yamamoto N.
Prognostic factors and clinical outcome of patients with lung adenocarcinoma with
carcinomatous meningitis. Anticancer Res. 2012 May;32(5):1811-6.
(43) Kaira K, Serizawa M, Koh Y, Takahashi T, Hanaoka H, Oriuchi N, Endo M, Kondo
H, Nakajima T, Yamamoto N. Relationship between 18F-FDG uptake on positron
emission tomography and molecular biology in malignant pleural mesothelioma. Eur
J Cancer. 2012 May;48(8):1244-54. Epub 2012 Feb 11.
(44) Ono A, Naito T, Ito I, Watanabe R, Shukuya T, Kenmotsu H, Tsuya A, Nakamura Y,
Murakami H, Kaira K, Takahashi T, Kameya T, Nakajima T, Endo M, Yamamoto N.
Correlations between serial pro-gastrin-releasing peptide and neuron-specific
-17-
enolase levels, and the radiological response to treatment and survival of
patients with small-cell lung cancer. Lung Cancer. 2012 Jun;76(3):439-44. Epub
2012 Jan 31.
(45) Kaira K, Nakagawa K, Ohde Y, Okumura T, Takahashi T, Murakami H, Endo M, Kondo
H, Nakajima T, Yamamoto N. Depolarized MUC1 expression is closely associated with
hypoxic markers and poor outcome in resected non-small cell lung cancer. Int J
Surg Pathol. 2012 Jun;20(3):223-32. Epub 2011 Nov 21.
(46) Kaira K, Abe M, Nakagawa K, Ohde Y, Okumura T, Takahashi T, Murakami H,
Shukuya T, Kenmotsu H, Naito T, Hayashi I, Oriuchi N, Endo M, Kondo H, Nakajima
T, Yamamoto N. 18F-FDG uptake on PET in primary mediastinal non-thymic neoplasm:
a clinicopathological study. Eur J Radiol. 2012 Sep;81(9):2423-9. Epub 2011 Nov4.
(47) Kaira K, Ohde Y, Nakagawa K, Okumura T, Murakami H, Takahashi T, Kondo H,
Nakajima T, Endo M, Yamamoto N. Thymidylate synthase expression is closely
associated with outcome in patients with pulmonary adenocarcinoma. Med Oncol.
2012 Sep;29(3):1663-72. doi: 10.1007/s12032-011-0069-8. Epub 2011 Sep 24.
(48) 肝癌治療戦略 当院において肝細胞癌に肺転移を認めた 53 例の検討
Author:親川 拓也(静岡県立静岡がんセンター), 森口 理久, 朝倉 弘郁, 澤田 明宏, 新槇 剛, 遠藤 正浩
Source:肝臓(0451-4203)53 巻 Suppl.1 PageA200(2012.04)
論文種類:会議録
(49) 静岡がんセンターにおいて化学放射線療法を行った限局型小細胞肺癌(LD-SCLC)67 例の検討
Author:親川 拓也(静岡県立静岡がんセンター 呼吸器内科), 高橋 利明, 小野 哲, 宿谷 威仁, 中村 有希子, 津谷
あす香, 釼持 広知, 内藤 立暁, 村上 晴泰, 山本 信之, 原田 英幸, 遠藤 正浩
Source:肺癌(0386-9628)52 巻 2 号 Page270(2012.04)
論文種類:会議録
(50) AMR 治療抵抗性 SCLC に対する CPT-11 療法
Author:坂口 才(静岡県立静岡がんセンター 呼吸器内科), 村上 晴泰, 宿谷 威仁, 小野 哲, 津谷 あす香, 中村 有
希子, 釼持 広知, 内藤 立暁, 高橋 利明, 遠藤 正浩, 山本 信之
Source:肺癌(0386-9628)52 巻 2 号 Page270(2012.04)
論文種類:会議録
(51) 藤本公則:縦隔・胸膜の CT 診断.
放射線医学、肺・縦隔 画像診断(
「編者」村田喜代史)
、金芳堂,東京,p. 57-67, 2012
(52) Yanagawa M, Honda O, Kikuyama A, Gyobu T, Sumikawa H, Koyama M, Tomiyama N. Pulmonary nodules: Effect
of adaptive statistical iterative reconstruction (ASIR) technique on performance of a computer-aided detection
(CAD) system-Comparison of performance between different-dose CT scans. Eur J Radiol in press.
(学会発表)
① がん研究開発費」による支援を受けたことを明記している発表
(1) Fujimoto K, Hara M, Tomiyama N, Kusumoto M, Sakai F, Fujii Y:
A Proposal of a New Method for Mediastinal Compartment of Transverse Plane Image based on the Japanese Association
for Research on the Thymus (JART) General Rules for Study of Mediastinal Tumors
3rd International Thymic Malignancy Interest Group (ITMIG) Annual Meeting, Fukuoka, November 25-26, 2012
-18-
② 明記はしていないが、関連している発表
(2) Keisuke Tsuda, Kazuya Koyama, Yuto Iwabuchi, Takayuki Suzuki, Kazuhito Toya, Akira Hirayama, HIroyuki
Tsushima, Masahiro Fukushi, Noriyuki Moriyama, Hirofumi Fujii: Usefulness of the segmental acquisition method
in FDG PET/CT of rectal cancer patients. WMIC 2012, 2012/9/5, Dublin, Ireland
4
(3) Koichi Ogawa, Shuko Abe, Yusuke Koike, Izumi O. Umeda, Hirofumi Fujii: Quantitative Estimation of Activity
with an Artificial Neural Network for Multi-isotope SPECT Study. WMIC 2012, 2012/9/5, Dublin, Ireland
(4) Izumi O. Umeda, Yusuke Koike, Sadaaki Kimura, Kenjirou Higashi, Kunikazu Moribe, Keiji Yamamoto, Hirofumi
Fujii: Radionulclide-carrying liposomes with excellent clearance from reticuloendothelial system for
diagnostic tumor imaging and radionuclide therapy. WMIC 2012, 2012/9/6, Dublin, Ireland
(5) H. Daga, H. Murakami, N. Yamamoto, T. Shibata, M. Endo, H. Watanabe, Y. Ichinose, N. Yamamoto, Y. Ohe,
T. Tamura Phase II study of amrubicin in patients with refractory or resistant relapsed small-cell lung cancer:
Japan Clinical Oncology Group study (JCOG0901) European Society for Medical Oncology, Vienna, Austria 2012
(6) Fujimoto K, Hara M, Tomiyama N, Kusumoto M, Sakai F, Fujii Y:
The Japanese Association for Research on the Thymus (JART) General Rules for Study of Mediastinal Tumors: A
Proposal of a New Method for Mediastinal Compartment of Transverse Plane Image.
Annual Meeting of American Roentgen Ray Society (ARRS 2012), Vancouver, April 29-May 4, 2012
第 3 年次
(雑誌論文)
①
がん研究開発費」による支援を受けたことを明記している論文
(1)Ehara S, Takahashi K, Nishida J, et al. Radiographic patterns of hand osteolysis in patients with adult
T-cell leukemia-lymphma. 投稿中
② 明記はしていないが、関連している論文
(2)Radiographically determined noninvasive adenocarcinoma of the lung: Survival outcomes of Japan Clinical
Oncology Group 0201.
Asamura H, Hishida T, Suzuki K, Koike T, Nakamura K, Kusumoto M, Nagai K, Tada H,
J Thorac Cardiovasc Surg. 2013 Jul;146(1):24-30.
(3)Drug-induced interstitial lung disease in molecular targeted therapies: high-resolution CT findings.
Sakai F, Johkoh T, Kusumoto M, Arakawa H, Takahashi M.
Int J Clin Oncol. 2012 Dec;17(6):542-50.
(4)楠本昌彦:肺がんの早期診断の現状 日本医師会雑誌 142(1):24-27, 2013.
(5)角谷眞澄:進行肝癌の診断:画像診断 一般的な診断の手順.肝胆膵 65:1077-1084,2012
(6)角谷眞澄:肝画像診断における MRI の基本的知識.工藤正俊、國分茂博編:EOB-MRI/ Sonazoid 超音波による肝癌の
-19-
診断と治療 pp2-10、医学書院、東京、2013
(7)角谷眞澄,上田和彦,藤永康成,黒住昌弘,柳澤 新,大彌 歩,塚原嘉典,高橋正明,藤田 顕,田中榮司,宮
川眞一:VP2 は最新の画像診断で何処まで解析できるか.肝胆膵 66:927-933,2013
(8)Fujinaga Y, Lall C, Patel A, Matsushita T, Sanyal R, Kadoya M: MR features of primary and secondary malignant
lymphoma of the pancreas: a pictorial review. Insights imaging 4:321-329, 2013
(9)Fujinaga Y, Kadoya M, Kozaka K, Shinmura R, Matsui O, Takayama T, Yamamoto M, Kokudo N, Kawasaki S, Arii
S: Prediction of macroscopic findings of hepatocellular carcinoma on hepatobiliary phase of
gadolinium-ethoxybenzyl-diethylenetriamine pentaacetic acid-enhanced magnetic resonance imaging: Correlation
with pathology. Hepatology Research 43: 488-494, 2013
(10) Ueda K, Matsui O, Kitao A, Kobayashi S, Nakayama J, Miyagawa S, Kadoya M: Tumor hemodynamics and
hepatocarcinogenesis: Radio-pathological correlations and outcomes of carcinogenic hepatocyte nodules. ISRN
Hepatology 2014, 11pages
(11)渡辺舟貴、江原茂、ほか.Dysplasia epiphysealis hemimelica の画像所見.臨床放射線発表予定(2015 年 5 月号)
(12)平野仙太郎、江原茂、ほか.脊椎発生の monostotic fibrous dysplasia.臨床放射線投稿中
(13)Suzuki M, Ehara S, et al. Pseudotumor of the shoulder secondary to spontaneous muscle rupture. Magnetic
Resonance in Medical Science に投稿中
(14) Furuta T, Yamaguchi M, Nakagami R, Akahane M, Minami M, Ohtomo K, Moriyama N, Fujii H. Delayed hepatic
signal recovery on ferucarbotran-enhanced magnetic resonance images: an experimental study in rat livers with
gadolinium chloride-induced Kupffer cell damage. MAGMA 2013;26:313-24.
(15) 2.Hoshiai S, Mori K, Shiigai M, Uchikawa Y, Watanebe A, Shiotani S, Atake S, Minami M. Reduction en masse
of inguinal hernia: MDCT findings of two cases. Hernia. 2014 Jan 12. [Epub ahead of print]
(16) Yokosawa M, Tsuboi H, Nasu K, Hagiya C, Hagiwara S, Ogishima H, Hirota T, Horikoshi M, Kondo Y, Sugihara
M, Suzuki T, Minami M, Bukawa H, Matsumoto I, Sumida T. Usefulness of MR imaging of the parotid glands in
patients with Sjogren's syndrome. Rheumatology 2013 (in press).
(17) Saida T, Mori K, Yabe H, Shindo M, Nasu K, Shiigai M, Takahashi H, Minami M. Noninvasive visualization
of endoleaks after endovascular aortic aneurysm repair through unenhanced MRI with motion-sensitized driven
equilibrium preparation: Phantom experiments. J Magn Reson Imaging. 2013;38:714-721.
(18) Tanaka YO, Okada S, Satoh T, Matsumoto K, Oki A, Saida T, Yoshikawa H, Minami M: Diversity in size and
signal intensity in multilocular cystic ovarian masses: new parameters for distinguishing metastatic from
primary mucinous ovarian neoplasms. J Magn Reson Imaging 38(4):794-801, 2013
(19) Kawamura R, Seo Y, Ishizu T, Atsumi A, Yamamoto M, Machino-Ohtsuka T, Nakajima H, Sakai S, Tanaka YO,
Minami M, Aonuma K: Feasibility of left ventricular volume measurements by three-dimensional speckle tracking
echocardiography depends on image quality and degree of left ventricular enlargement: Validation study with
cardiac magnetic resonance imaging. J Cardiol 63(3):230-8, 2014
(20)渡辺裕一: 免疫療法の抗腫瘍効果の評価「腫瘍内科」, 2013 : 12(2) 168-174. 科学評論社.
(21)Nakazato Y, Maeshima MA, Ishikawa Y, Yatabe Y, Fukuoka J, Yokose T, Tomita Y, Minami Y, Asamura Y, Tachibana
K, Goya T, Noguchi M. Inter observer agreement in the nuclear grading of primary pulmonary adenocarcinoma.
-20-
J Thorac Oncol 8(6):736-743,2013 June
(22)Usui S, Minami Y, Shiosawa T, Iyama S, Sato Y, and Noguchi M. Differences in the prognostic implications
of vascular invasion between lung adenocarcinoma and squamous cell carcinoma. Lung Cancer 82;407-12,2013
(23) Thunnissen E, Beliën JA, Kerr KM, Chung JH, Flieder DB, Noguchi M, Yatabe Y, Hwang DM, Lely RJ, Hartemink
KJ, Meijer-Jorna LB, Ysao MS. In compressed lung tissue microscopic sections of adenocarcinoma in situ may
mimic papillary adenocarcinoma. Arch Pathol Lab Med 137:1792-7,2013
(24) Yoshihiko Murata, Yuko Minami, Reika Iwakawa, Jun Yokota, Shingo Usui, Koji Tsuta, Kouya Shiraishi, Shingo
Sakashita, Kaishi Satomi, Tatsuo Iijima, and Noguchi M.ECT2 amplification and overexpression as a new prognostic
biomarker for early-stage lung adenocarcinoma.Cancer Science[in press]
(25)Sato Y, Watanabe H, Sone M, et al: Tumor response evaluation criteria for HCC (hepatocellular carcinoma)
treated using TACE (transcatheter arterial chemoembolization): RECIST (response evaluation criteria in solid
tumors) version 1.1 and mRECIST (modified RECIST): JIVROSG-0602. Ups J Med Sci 118:16-22, 2013
③ そのほか、間接的ではあるが関連している論文
(26)楠本昌彦:胸部単純X線・CTの代表的サイン―その成り立ちと関連する解剖 臨床放射線 58(1):1-10,2013.
(27)楠本昌彦:本音で語る画像による鑑別診断のコツ―肺癌 vs.良性結節 日本胸部臨床
72(6):639-647, 2013.
(28)角谷眞澄:Paradoxical negative enhancement −肝ダイナミックMRIにおけるピットフォール−.肝胆膵画像 14:
555-565,2012
(29)山田 哲,角谷眞澄:MRI 造影剤の薬物動態と臨床応用.画像診断 33:242-254,2013
(30)藤田 顕,藤永康成,高橋正明,深澤 歩,杉山由紀子,藤田幸恵,上田和彦,角谷眞澄:慢性膵炎—自己免疫性
膵炎を中心に.画像診断 33:844-856,2013
(31)山田 哲,藤永康成,上田 仁,丸山克也,上田和彦,角谷眞澄:テクニカルタームから読み解く MRI の動向 3
D Radial VIBE.INNERVISION 9:33-35,2013
(32)Matsushita M, Kawakami S, Matsushita T, Sugiyama Y, Endo M, Shimojo H, Toishi M, Kadoya M: Changes in CT
density of solitary capillary hemangioma of the lung upon varying patient position. Jpn J Radiology 30: 772-776,
2012
(33)Fujinaga Y, Ueda H, Kitou Y, Tsukahara Y, Sugiyama Y, Kadoya M: Time-intensity curve in the abdominal aorta
on dynamic contrast-enhanced MRI with high temporal and spatial resolution: Gd-EOB-DTPA versus Gd-DTPA in vivo.
Jpn J Radiol 31: 166-171, 2013
(34) 深松史聡,山田 哲,浅香志穂,清水 明,角谷眞澄:胆管内乳頭状腫瘍(肝 MCN との画像的鑑別点)
.The Liver
Cancer Journal 5: 228-233, 2013
(35) 杉山由紀子,藤永康成,伊奈廣信,岡島幸紀,吉澤恵理子,藤田 顕,黒住昌弘,上田和彦,浜野英明,川 茂
幸,角谷眞澄:腹部病変の画像診断 膵・胆道病変を中心に.臨床画像 30:18-19,2014
(36)Ehara S. Potentially symptomatic fabella. Jpn J Radiol 32: 1-5, 2014
(37)Suzuki T, Ehara S ,et al. Medial extended zygapophyseal osteophytes that may simulate other pathology.
Jpn J Diagn Imagingh 発表予定
-21-
(38)Nasu K, Kuroki Y, Minami M. Diffusion-weighted imaging findings of mucinous carcinoma arising in the
ano-rectal region: comparison of apparent diffusion coefficient with that of tubular adenocarcinoma. Jpn J
Radiol 30(2):120-127, 2012
(39)Okura N, Mori K, Morishita Y, Oda T, Tanoi T, Minami M. Inflammatory pseudotumor of the intrapancreatic
accessory spleen: computed tomography and magnetic resonance imaging findings. Jpn J Radiol 30(2):171-175,
2012
(40)Furuta T, Yamaguchi M, Nakagami R, Akahane M, Minami M, Ohtomo K, Moriyama N, Fujii H. Delayed hepatic
signal recovery on ferucarbotran-enhanced magnetic resonance images: an experimental study in rat livers with
gadolinium chloride-induced Kupffer cell damage. MAGMA 2013;26:313-24.
(41)Tanaka YO, Okada S, Satoh T, Matsumoto K, Oki A, Saida T, Yoshikawa H, Minami M. Diversity in size and
signal intensity in multilocular cystic ovarian masses: New parameters for distinguishing metastatic from
primary mucinous ovarian neoplasms. J Magn Reson Imaging (EPub: 2013/02/25)
(42)高橋進一郎、小西大、小林達伺、他:Q. Borderline resectable の膵癌とは何か詳しく教えてください.膵・胆道
癌 FRONTIER 3(1):34-36, 2013.
(43)Gyobu T, Honda O, Kawata Y, Kikuyama A, Miki H, Yanagawa M, Sumikawa H, Koyama M, Tomiyama N. The effect
of the virtual monochromatic spectral imaging for the metallic artifact and the pulmonary nodule detection.
J Comput Assist Tomogr. 37: 707-711, 2013.
(44)Coenen A, Honda O, van der Jagt EJ, Tomiyama N. Computer-assisted solid lung nodule 3D volumetry on CT:
influence of scan mode and iterative
reconstruction: a CT phantom study. Jpn J Radiol. 31:677-684, 2013.
(45)Kawamura T, Usui J, Kaseda K, Takeda K, Ebihara I, Ishizu T, Iitsuka T, Sakai K, Takemura K, Kobayashi
M, Koyama A, Kanemoto K, Sumazaki R, Uesugi N, Noguchi M, Nagata M, Suka M, Yamagata K. Primary
membranoproliferative glomerulonephritis on the decline: decreased rate from the 1970s to the 2000s Japan.
Clin Exp Nephrol. 17 : 248-254, 2013
(46)Satomi K, Morishita Y, Murata Y, Shiba-Ishii A, Sugano M, Noguchi M. Epidermal growth factor receptor
abnormalities in atypical teratoid/rhabdoid tumors and an unusual case with gene amplification. Pathol Res
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Obliterans After living-Donor Lung Transplantation:A Unique Manifestation of Chronic Allograft Rejection.
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(48)Tanaka R, Yoshioka K, Takeda M, et al: Usefulness of dynamic volume scanning with 320-row CT in detecting
recanalization of pulmonary arteriovenous fistula after coil embolization. SpringerPlus 2, 2013
(49)Sone M, Mizunuma K, Nakajima Y, et al: Job satisfaction, income, workload, workplace, and demographics
of Japanese radiologists in the 2008 survey. Jpn J Radiol, 2013
(50)加藤健一,曽根美雪,鈴木美知子, 他: デンバーシャントの術前の注意点、手技、術後管理. IVR: Interventional
Radiology 27:181-186, 2012
(51)Akahane A, Sone M, Ehara S, et al: Central venous port-related infection in patients with malignant tumors:
an observational study. Ups J Med Sci 117:300-8, 2012
-22-
(52)GGO 進展の数理モデルの検討:古泉直也、田崎晃一郎、小川 玲、佐藤辰彦、塩谷 基、大井博之、尾崎利郎、関
裕史、田中洋史、横山 晶、吉谷克雄、小池輝明: CT 検診学会誌 第二〇巻 二号 二〇一三年七月 100-107 ページ
The Journal of the Japanese Society of CT Screening 2013; 20: 100-107
(学会発表)
② 明記はしていないが、関連している発表
(1)角谷眞澄:非侵襲的肝画像検査:装置・撮像法の進歩と造影剤の開発.第 39 回日本肝臓学会東部会(東京)
,2012.12.7
(2)角谷眞澄:ポストグラデュエイトコース:肝細胞癌の画像診断(講師)
,第 99 回日本消化器病学会総会(鹿児島)
,
2013.3.23
(3)Fujita A, Fujinaga Y, Fujita S, Sugiyama Y, Ueda K, Hamano H, Kawa S, Kadoya M: Typical and atypical CT
findings of autoimmune pancreatitis in 145 cases. ESGAR 2013 (Barcelona, Spain), 2013. 6.4 (Certificate of
Merit)
(4)Kadoya M: MRI of hepatocellular carcinoma (ASAR Honorary Lecture). ESGAR 2013 (Barcelona, Spain), 2013.6.7
(5)Yamada A, Yanagisawa S, Kurozumi M, Fujinaga Y, Ueda K, Kadoya M, Miyagawa S, Maruyama K: Quantitative
evaluation of hepatocellular uptake function with use of gadolinium disodium-enhanced MR imaging: comparison
of dynamic pharmacokinetic analysis and static signal intensity analysis. ESGAR 2013 (Barcelona, Spain),
2013.6.7
(6)Fujinaga Y, Ohya A, Tokoro H, Ueda H, Kitou Y, Adachi Y, Maruyama K, Kadoya M: Impact of radial volumetric
imaging breath-hold examination for dynamic contrast-enhanced MRI of the liver. ESGAR 2013 (Barcelona, Spain),
2013.6.7
(7)糸口直江、中川智貴、佐藤泰樹、中村優子、薄井真悟、南優子、野口雅之.気管支洗浄液の液状化検体細胞診を用
いた免疫染色による肺癌診断の試み.第 54 回日本臨床細胞学会総会(春期大会)
、2013 年 6 月 2 日、グランドプリンス
新高輪
(8)村田佳彦、南優子、野口雅之.肺癌における 3q26 領域の遺伝子増幅の意義、第 102 回日本病理学会総会、2013 年、
6 月 8 日、ロイトン札幌
(9)糸口直江、佐藤泰樹、永田千草、南優子、野口雅之.肺腺癌の悪性度因子としての OCIAD2 の臨床病理学的意義、第
102 回日本病理学会総会、2013 年、6 月 8 日、ロイトン札幌
(10)佐藤泰樹、坂下信悟、南優子、野口雅之.進行肺腺癌における IGBP1 の異常発現の解析、第 102 回日本病理学会総
会、2013 年、6 月 7 日、ロイトン札幌
(11)村田佳彦、南優子、岩川麗香、横田淳、野口雅之.ECT2 の遺伝子異常は早期肺腺癌における新規予後マーカーであ
る、第 72 回日本癌学会学術総会、2013 年 10 月 3 日、パシフィコ横浜
(12)Sone M, Arai Y, Sugawara S, Tomimatsu H, Morita S, Okamoto D, Ishii H. Angio-CT System: Reasons Why It
is Useful in Non-vascular Interventions. RSNA 2013 (Dec 1-6, 2013, Chicago, U.S.A.) LL-VIE-MO6A
(13) Fujinaga Y, Ohya A, Yamada A, Kurozumi M, Ueda K, Kitou Y, Ueda H, Maruyama K, Kadoya M: Hemodynamic
evaluation of hepatocellular carcinoma using dynamic contrast-enhanced MRI with high temporal resolution:
comparison with dynamic CT during hepatic arteriography. ECR 2014(Vienna/Austria), 2014.3.6-10
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(書籍)
(1)楠本昌彦(分担執筆)
:日本呼吸器学会薬剤性肺障害の診断・治療の手引き作成委員会編:薬剤性肺障害の診断・治
療の手引き.メディカルレビュー社, 東京, 2012.
(2)南 学, 椎貝真成, 森 健作. 第 2 章.消化器癌。 胃; "癌取扱い規約から見た悪性腫瘍の病期診断と画像診断 臨床
放射線 (2012 年版)” (臨床放射線編集委員会編), 金原出版 (東京) 2012; pp1445-1461
(3)南 学:マンモグラフィ読影アトラス(翻訳)
、メディカル・サイエンス・インターナショナル、東京。2014/03、pp1-300
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