平成28年4月1日 平成28年度都市建設部の運営方針・組織目標 都市建設部長 大澤康雄 都市計画担当部長 中村秀雄 標記について、平成28年3月24日付にて市長から示された、「平成28年度市政運営の基本方針」 に基づいて、下記のとおり部の運営方針・組織目標を示しますので、都市建設部各課において適 切な組織目標を設定すること。 市政運営の基本方針 ① 1 施政方針を踏まえた対応 平成28年2月19日に表明した「平成28年度施政方針」に沿って,平成28年度の各部の運営 方針を定めること。 ② 特に,国の経済対策及び国や都の平成28年度予算措置については,情報収集に努め補助事 業や支援事業等への迅速な対応を図ること。 【 部 の 方 針 】 *だれもが安心して暮らせる地域社会づくりの推進の視点を持ち、住み続けたいまちとして の環境を整え、魅力あるまちづくりの実現を図ることを基本に、平成26年度及び平成27年 度の機構改革を踏まえた行政の継続性に配慮するとともに業務改善を図りつつ効率的な建 設行政を進め、長期総合計画に掲げる「市民が安全・快適に暮らせるまち」 ・ 「市民の生命 と財産を守るまち」 ・ 「活気のあるまち」の実現を目指すものとする。 *施政方針に掲げる下記の事業については、確実にその実施を図ること。 ・史跡周辺のまちづくりの展開 ・生産緑地地区の追加指定の推進 ・都市計画マスタープランに基づく施策の展開 ・都市計画道路国3・4・11号線周辺まちづくりの推進 ・西国分寺駅北口地区のまちづくりの検討 ・道路・交通についての課題の早期解決を計画的かつ効果的に推進するための検討 1 ・国分寺駅北口交通広場周辺街区まちづくりの推進 ・都市計画道路国3・4・12号線の事業推進 (道路予備設計及び関係機関調整・周辺のまちづくりの具体的な方向性の検討) ・国分寺駅北口地下自転車駐車場の設置(設計・工事発注準備) ・特定緊急輸送道路の沿道建築物の耐震化の推進 ・木造住宅の耐震診断費用無料化などの住宅の耐震化に関する取り組み強化 ・街路・道路照明灯のLED化事業の促進 ・ぶんバス万葉ルートの運行実施及びけやきルートのルート確定 ・空き家対策の推進,定住化の促進等,今後の住宅政策を総合的に推進するための「国 分寺市住宅マスタープラン」の改訂 ・国分寺市緑の基本計画2011実施計画に基づく施策の実施及び平成29年度からの実施計 画の見直しの実施 ・姿見の池緑地・恋ヶ窪緑地・恋ヶ窪用水周辺緑地の公有化と緑地整備の推進 ・野川の早期整備実現に向けた取り組み(市民懇談会の開催と都との連携要請) ・水路の現況調査の継続的な実施 ・道路ストック総点検を踏まえた計画的な改修(設計作業の実施) *進行管理については、各課において事業内容に適した取り組みを図るとともに、適時の部 長又は担当部長との「調整の場」及び副市長との月一回の「調整の場」において行うことと する。 *平成26年度及び平成27年度の機構改革の検証を行うとともに市民サービス向上や新たな行 政需要に対応することや「総合ビジョン」を確実に実現する組織体制を構築する。 市政運営の基本方針 ① 2 第四次長期総合計画・後期基本計画を踏まえた方針 今年度は第四次長期総合計画の最終年度であるため,目標達成に向けた具体的な取組を着 実に推進すること。 ② 平成28年度当初予算に計上した事業については,確実に実現できるよう厳格な進行管理を 行うこと。 ③ 現下の扶助費増加等を踏まえ,引き続き既存の制度及び事務事業について,効果の検証と 執行方法の再検討を進め,制度・事業の改編,再構築・存廃や他市との広域連携などを視野 に入れつつ,財政の健全化に資する対応を図ること。 2 【 部 の 方 針 】 *長期総合計画・実施計画事業及び平成28年度予算に計上した事業を着実かつ適切に執行す る。スケジュールの遅延による計画変更等が生じないよう事業の進行管理を徹底する。 *実施計画事業及び平成28年度予算に掲げる下記事業は次にあげるところである。 ・別紙1による。 *下記に掲げる継続的な課題事項については、解決に向けて、取り組む。 ・別紙2による。 *進行管理については、各課において事業内容に適した取り組みを行うとともに、適時の部 長又は担当部長との「調整の場」及び副市長との月一回の「調整の場」において行うこと とする。 市政運営の基本方針 3 国分寺市総合ビジョン策定に関する方針 ① 今年度に策定する国分寺市総合ビジョンについて将来の国分寺市のあるべき姿をとらえ, 各部においては,まちのにぎわいを創出するような,従来の枠にとらわれない新しい先駆的 な施策を検討すること。 ② 公共施設等の老朽化に伴う修繕・更新費用の増加,急速な少子高齢化・人口減少の進展に 伴う扶助費の増加,担税力低下による市税収入の減少など,今後ますます厳しい財政運営が 想定されるため,将来の税収増に繋げる取組みや,スクラップ&ビルドによる事業の「選択 と集中」の徹底等,歳入増・歳出減を図る財政改善に貢献できるあらゆる方策を検討するこ と。 【 部 の 方 針 】 *「市民が安全・快適に暮らせるまち」 ・ 「市民の生命と財産を守るまち」 ・ 「活気のあるまち」 の実現を目指した事務事業の実施を図るとともに、新たな総合計画である国分寺市総合ビ ジョン策定に向けた施策の検討を行うこと。 *事務事業の実施において、税収増の効果を意識して取り組むとともに、財政改善に繋がる 施策の検討を行う。 3 市政運営の基本方針 ① 4 事務の適正化に向けた方針 事務執行においては,職員一人ひとりが改めて各業務の原点に立ち返り,その目的を確認し ながら仕事を進めること。また,各業務のアウトカムを意識するとともに,仕事を先取りし, スピード感を持って仕事を進めること。 ② 議会等において不適切な事務執行について指摘されていることを真摯に受け止め,根拠とな る法律,条例,規則等のルールに則した事務執行を行うとともに,仕事を先取りし,スピード 感を持って正確,誠実に仕事を進めること。 ③ 常に市民目線を意識し,市民に寄り添う現場主義を徹底すること。 庁内における情報共有を徹底するとともに,市民への説明責任を十分に果たすことにより市政 運営の透明性を確保し,縦割りの弊害を排除するよう努めること。 ④庁内における情報共有を徹底するとともに,市民への説明責任を十分に果たすことにより市政 運営の透明性を確保し,縦割りの弊害を排除するよう努めること。 ⑤ 職員一人ひとりの能力が最大限に発揮できるチームワークの良い組織,全庁一丸となった強 固な組織,風通しの良い職場環境の構築に努めること。 ⑥ 法規・職員倫理等に反する行為には厳正に対処し,信賞必罰を徹底すること。また,不適切 な事務執行等についても厳格に対処すること。 【 部 の 方 針 】 *事務執行について、基本に立ち返り「正確性」 「迅速性」等の向上の視点から業務を見直し 事務執行マニュアルの整備やOJTの充実を図る等、適切な事務執行を徹底すること。 *参加・協働・情報の共有等の仕組みなどの市政運営の基本ルールが示された国分寺市自治 基本条例に基づき事務執行を図ること。 *情報を整理し、必要な情報について庁内関係部署で情報共有を図り、説明責任を十分果た すこと。 *事務執行において、効果的で適切な方法により市民への積極的な情報提供を図るとともに、 市民意見の収集・反映を図ること。 市政運営の基本方針 5 職員の人材育成を図るための方針 ① 「国分寺市職員」として, 「使命感」 , 「誇り」, 「情熱」, 「実行力」を持った職員の育成を行う 4 こと。 ② 「国分寺市民」であることを自覚し,積極的に地域行事やイベント等,地域づくりにかかわ る場に参加する職員の育成を行うこと。 ③ 具体的な目標を掲げ,仕事を先取りし,スピード感を持って仕事を進める職員の育成を行う こと。 ④ 議会における答弁能力,庁内会議,市民説明会等におけるプレゼンテーション能力を持つ職 員の育成を行うこと。 【 部 の 方 針 】 *上記事項を達成するために、各課の組織目標にその具体の取り組みを設けること。 *人材育成基本方針では、 「市民の立場に立って考える職員」 「経営感覚を備えた職員」 「創造 性にあふれた職員」 「人間性豊かな職員」をめざす職員像としていることを踏まえた人材育 成を図ること。 *自分で考え、自分で解決し、自分で具体的な策をとり、実行していく自立性を育むことに より、積極性、創造性、多様性、個性を備えた人材の育成に努める。 *人事考課制度を積極的に活用した取り組みを図ること。 市政運営の基本方針 6 各部の目標設定に当たって この基本方針に基づいた「各部の運営方針」と「目標設定」については,4月初旬に実施する 正副市長の面談時に提出すること。 なお, 「各部の運営方針」と「目標設定」については,上記の方針に基づき各部長が,現在まで の取組状況を検証分析するとともに,広く情報収集に努め先駆的な取組についても盛り込み,設 定すること。 【 部 の 方 針 】 *市政運営の基本方針の5項目の趣旨は、従来より継続的に示されてきたところあるが、そ れが全職員に浸透していない状況にあり、不適切な事象の発生や様々な懸案・課題が解決 されていない現状にあると考えます。 ついては、平成28年度は、改めて基本に立ち返り、上記の方針を基本に各課の目標設定を 行うこととする。 5 別 紙 実施計画事業及び平成28年度予算に掲げる事業 ■ まちのデザイン③ 市民が安全・快適に暮らせるまち ・市民活動団体公園サポート事業 ・姿見の池周辺等保全事業 (施政方針事業) ・恋ヶ窪用水路周辺緑地整備保全事業 (施政方針事業) ・水路現況調査事業(施政方針事業) ・地域バス本運行事業 (施政方針事業) ・道路反射鏡新設事業 ・道路新設改良事業 ・路面カラー舗装修繕事業 ・街灯・照明灯のLED化事業(施政方針事業) ・住宅マスタープラン改定事業(施政方針事業) ・道路ストック調査結果に伴う修繕事業 ・地籍調査事業 ・国分寺駅北口地下自転車駐車場整備事業(施政方針事業) ・西国分寺駅北口地区周辺まちづくり推進事業(施政方針事業) ・街路用地整備事業(施政方針事業) (道路予備設計及び関係機関調整・周辺のまちづくりの具体的な方向性の検討) ) ・国3・4・11号線周辺まちづくり推進事業 (施政方針事業) ・都市計画マスタープランに掲げる土地利用計画見直し推進事業(施政方針) ・下水道事業特別会計繰出金事業 ■ まちのデザイン④ 市民の生命と財産を守るまち ・住宅建築物の耐震診断・耐震改修等補助事業 ・緊急輸送道路沿道建築物耐震化助成事業 (施政方針事業) 6 1 別 紙 2 継続的な課題事項 ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ 地域バスの運行 ・料金の見直し ・現路線(西町ルート)の運行の見直し ・広域連携 自転車対策事業 ・国分寺駅北口周辺の自転車利用の利便性の向上への対応 ・使用料、撤去料、保管料の見直し ・アウトソーシング実施計画の検討 ・西国分寺駅東側自転車駐車場の整備(有料化) ・鉄道事業者の協力 使用料の見直し (公園使用料・占用料、道路占用料、下水道使用料、自転車駐車場使用料) 都施工の道路事業の調整(3・4・6号線、3・2・8号線、恋ヶ窪交差点) 空き地・空き家条例の運用 応急危険度判定員の確保及び連絡体制の整備 交通量調査を踏まえた道路改修計画の検討 道路維持補修の効率的運営 道路管理行政の効率的運営 特定財産処分の計画的実施 境界確定事務の効率化 橋りょうの落下防止対策の計画的実施 公園等の計画的な維持管理計画の検討及び整備方針の検討 用地事務の効率・適正化 下水道施設の更新・更正計画の検討 下水道事業の公営企業会計の適用の検討 まちづくり条例の安定した運用 建築営繕業務の適切な執行 平成26年度及び平成27年度の機構改革の検証を行うとともに市民サービス向上や新た な行政需要に対応することや「総合ビジョン」を確実に実現する組織体制の検討 広域的建築基準行政のあり方に係る調査検討 7
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