平成24年度 日本下水道協会事業計画 公益社団法人 日本下水道協会 目 平成24年度の重点施策 次 ---------------------------------- Ⅰ 東日本大震災に係る課題への積極的な対応 Ⅱ 協会改革の着実な推進と公益事業の積極的な実施 Ⅲ 下水道の経営問題や質的向上等、今後に向けての課題等の調査検討 Ⅳ 施策の実現に向けた提言と広報活動の積極的展開 Ⅴ 国際技術交流活動の積極的な展開 公益目的事業 1 - - - - - - - - - - - - - - - -- 1 1 ------- 2 ----------------- 2 --------------------------- 3 ---------------------------- 4 -------------------------------------- 4 平成24年度事業計画の主要事項 Ⅰ --------------------- 1 下水道の経営及び技術に関する調査研究(公益目的事業 -------- 4 ----------------------- 4 ① 経営委員会関連 ---------------------------------- 4 ② 技術委員会関連 ---------------------------------- 4 (1) 経営及び技術等に関する調査研究 ③ 下水道用歩掛検討委員会等 ④ その他の委員会関連 --------------------------- 4 ------------------------------- 5 ⑤ 市町村の下水道事業を考える首長懇談会 ⑥ 各種の調査 1) -- - - - - - - - - - - - - - - - - - - 8 ------------------------------------- 8 ⑦ 排水設備工事責任技術者共通試験問題の供給 ---------------- 8 ------------------- 8 ---------------------- 9 ------------------------------- 10 ⑧ 災害時支援の連絡調整及び災害支援活動 ⑨ 調査研究成果の調査報告書等の発刊 (2) 下水道協会誌等の発行 ① 「下水道協会誌」の編集・発行並びに論文の審査等を行うための委員会 の開催 --------------------------------------- ② 「再生と利用」の発行と編集委員会の開催 ------------------ 2 下水道の安全かつ持続的な運営に関する普及活動(公益目的事業 i 2) --- 10 10 11 (1) 下水道用器材・用品の規格研究 ------------------------- 11 ------------------------ 11 -------------------------------- 11 ① 下水道用資器材規格調査委員会 ② 製品規格書の発刊 (2) 下水道用器材・用品の検査及び品質認証並びにJIS認証 ① 下水道用器材・用品の検査 --------- 11 --------------------------- 11 -------------------------- 11 イ 認定工場制度の適正運営等 ロ 認定工場数、工場調査回数、及び認定・検査重量(新規申請含む) ハ 排水設備用器材(仮称)を対象とした認証登録品の審査等 ニ 下水道用資器材製造工場の認定等の調査審議等のための委員会の開催 - 14 ホ 排水設備品の製品認証及び認証登録関連の委員会の開催 ヘ 認証工場制度に係る研修会等の実施 ② JIS登録認証業務 14 14 -------------------- 15 ------------------------------- 15 認証を行う範囲及び区域 ロ 認証に関する運営や審査に関する関係委員会 研修 ------- ------- イ (3) - - 12 --------------------------- 15 --------------- 16 ----------------------------------------- 16 ① 研究発表会の開催 ② 講習会、説明会等の開催 ----------------------------------------------------------- 17 --------------------------- 17 イ 講習会、説明会等の開催 ロ 研修のあり方について調査審議を行うための委員会等の開催 ハ 下水道技術検定・下水道管理技術認定試験受験講習の開催 ----- 19 ------- 19 3 下水道に理解を深める促進活動及び国際技術交流活動(公益目的事業 (1) 促進活動 16 3) - 20 --------------------------------------- ① 下水道事業推進のための施策の実現等に向けての提言活動 ② 広報活動 20 -------- 20 -------------------------------------- 20 イ 下水道広報プラットホームの活動支援 ------------------- 20 ロ 下水道情報プラットホームの構築 - - - - - - - - - - - - -- - - - - - - - 20 ハ ホームページの拡充 ------------------------------ 20 ニ 下水道行政情報ホットライン及び情報メールマガジンの配信 ホ パブリシティ、PR、行事等の活動 ヘ いろいろコンクール表彰式の開催 ト エコプロダクツ 2012 への出展への参画 - ii - ----- 21 -------------------- 21 --------------------- 21 -- - - - - - - - - - - - - - - - - - 21 チ 広報資料の貸出し ------------------------------- 23 --------------------------------- 23 ---------------------------------- 23 (2) 国際技術交流活動 Ⅱ ① 国際活動の実施 ② 国際活動計画等について調査審議等を行うための委員会の開催 収益事業 ----- 25 ---------------------------------------- 26 1 世界に誇る技術の祭典「下水道展’12神戸」の開催等(収益事業 - 26 --------------- 26 ----------------------------------- 27 2 余剰床を活用した賃貸事業の実施(収益事業 Ⅲ 相互扶助等事業 1 下水道事業功労者の表彰(その他の事業 1) 2) 1) ------------------ 2 下水道賠償責任保険及び会員の資質向上事業(その他の事業 ----- 27 (1) 下水道賠償責任保険 ------------------------------- 27 (2) 会員の資質向上事業 ------------------------------- 27 ① 管路資器材に係る研修会の開催 ② 下水道事業に係る政府予算の概要に関する説明会の開催 2) 27 ------------------------ 27 ---------- 27 ---------------------------------- 28 1 総会・役員会等の開催 -------------------------------- 28 2 協会改革の着実な推進 -------------------------------- 28 3 公益社団法人への移行 -------------------------------- 29 Ⅳ その他管理部門 4 協会財政問題検討委員会による検討 ------------------------ 29 5 下水道協会創立50周年記念誌(仮称)の編纂及び下水道法施行50周年記念 誌の編纂 ---------------------------------------- 6 下水道環境フォーラムの開催の支援 7 問い合わせ対応 29 ------------------------ 29 ------------------------------------ 30 8 下水道関係団体の活動の支援 ---------------------------- ① 流域下水道都道府県協議会等関係団体の提言等の活動の支援 - iii - -------- 30 30 ② 下水道高度処理促進全国協議会の提言等の活動の支援 ------------ 30 ----------------- 30 --------------------------------------- 30 9 公益信託下水道振興基金に係る信託事務の支援 10 外部監査 11 賛助会員関係(再掲) 12 役職員予算定数 ------------------------------- 30 ----------------------------------- 31 - iv - 平成 24 年度の重点施策 公益社団法人日本下水道協会として、新たなスタートの年となる今年度は、新法人と して、公益事業の積極的な推進を図っていくことはもとより、昭和 39 年に社団法人日 本下水道協会として設立された趣旨を改めて認識し直し、会員並びに社会にとって、必 要不可欠な組織として、その果たすべき役割を担い、国民生活の向上、地球環境の保全 等に寄与していくこととする。 その観点からも、本会が果たすべき使命の実現に向けた改革の取り組みを一層、加速 することとし、緊急性・重要性も含めた事業の効果を検証の上、必要な事業への重点化 を図りつつ、会員サービスの一層の向上に向けた事業展開を目指す。 これらの観点から、次に掲げる施策を重点的に推進していくこととする。 Ⅰ 東日本大震災に係る課題への積極的な対応 一刻も早い本格的な復旧・復興と、再度災害の防止、広域災害への対応強化の観点 から、必要な技術指針類の整備、見直し、災害時の支援ルールの改訂等、迅速に行っ ていくとともに、引き続き、放射性物質に係る課題に関する検討、情報の発信を行っ ていく。 なお、原子力災害対策特別措置法による警戒区域内の市町村の他、東日本大震災に より下水道施設に激甚な被害が生じ、現在においても、下水道施設の機能が著しく低 下した状況にある市町村に対して、本会会費の減免措置を継続する。 Ⅱ 協会改革の着実な推進と公益事業の積極的な実施 下水道事業のフェーズ変化や課題の多様化、下水道事業の枠組みの変化、地方公共 団体を取り巻く状況の変化、公益法人を取り巻く情勢の変化、国土交通省における水 行政の一元化等、本会を取り巻く社会情勢は大きく変化を遂げてきている。これから も、本会が、会員各位にとって必要不可欠な役割を担い、国民生活の向上に寄与して いくためには、そうした社会情勢の変化に即応していくための改革が不可欠である。 そのため、本会では、平成 22 年 1 月に理事長を委員長とする協会改革プロジェクト チームを設置し、地方公共団体へのアンケート調査、地方公共団体との協会改革プロ ジェクト意見交換会議における審議等も通じて、本会の改革を進め、一昨年 11 月に は、同プロジェクトチームの検討報告をとりまとめ、改革を推進してきているところ である。 改革には、本会が果たすべき使命(3つのミッション)、本会の行動指針(4つの ポリシー)を掲げ、業務の革新、業務の再構築、意識の改革、組織の改編、経営の改 -1- 善の「5つの柱」からなる改革に向けた取り組みを推進しており、今年度も、昨年度 に引き続き、協会改革の方向性に沿って、具体的な個別事業・取り組みへの反映、具 体化を進め、役職員が一丸となって、改革の取り組みを推進していく。 また、今年度は、公益社団法人としてスタートの年であり、新法人として公益目的 事業の積極的な推進をはかり、公益社団法人として本会が果たすべき社会的な役割を 果たしていくこととする。 Ⅲ 下水道の経営問題や質的向上等、今後に向けての課題等の調査検討 我が国の下水道整備は、依然整備の遅れている中小都市の整備促進とともに、大都 市等については、合流式下水道の緊急改善、都市における緊急的な雨水対策や施設の 改築・更新等の課題を抱えている。 さらに、下水道の普及とともにより本格的な維持管理の時代を迎える中、現下の厳 しい財政状況の下で、経営の視点を取り入れたより効率的な下水道の整備推進や管理 運営が求められている。 このため、経営委員会では、これらの状況に対応するため、下水道経営の改善を図 るための諸課題について調査検討を行うとともに、排水設備全般にかかる諸課題の調 査検討を行う。また、「市町村の下水道事業を考える首長懇談会」については市町村 の行財政とともに下水道事業経営を担う市町村長の意見交換等を行う。懇談会におい て出された意見は、これまで以上に積極的に本会の取り組みに反映させるとともに、 提言活動へも結びつけていくこととする。 また、東日本大震災後に設置した「下水道地震・津波対策技術検討委員会」の提言 等を踏まえて、「下水道施設の耐震対策指針と解説」や「下水道施設耐震計算例」等 の耐震対策に係わる各種の検討を迅速に行っていくことに加え、「下水試験方法」や 「下水道維持管理指針」等の改定、管路施設の更生工法に関する課題の検討等、下水 道事業を実施するうえでの技術的諸問題について技術委員会をはじめとする各委員会 において、調査研究を行う。なお、下水汚泥有効利用に関し、中小都市への技術支援 を強化する。 経営委員会、技術委員会等においては、中長期的なスパンでの業務スケジュールを 想定の上、各種課題への対応の優先順位を明確にしながら、その解決に向けた提言を 行うこととする。 Ⅳ 施策の実現に向けた提言と広報活動の積極的展開 平成24年度政府予算においては、公共事業関係費が前年度比で若干の増となったも のの、これまでの急激な予算削減の影響は大きく、各地方公共団体において、地域が 抱える課題の解決に向けた取り組みの推進に、支障を来している状況は改善されてい -2- ない。また、今年度より、社会資本整備総合交付金のうち、都道府県分の一部に加え て、政令指定都市分の一部が「地域自主戦略交付金」へと振り替えられることとなる など、予算制度も大きく変化してきている。 予算の編成、制度設計等において、下水道事業の特性が理解されるとともに、下水 道事業の抱える課題や多様な役割が確実に反映され、下水道事業の着実な推進が図ら れるよう、広範な活動を積極的に展開することが求められている。 このため、平成 24 年度は、地方公共団体が抱える課題の解決のため、整備促進、 更新対策、浸水対策、耐震対策、耐津波対策、経営改善など、多様なニーズに対応し た調査研究を行い、これらの研究成果を提言としてまとめ、平成 25 年度予算編成の 動きに合わせて、夏の概算要求前から年末の予算決定に至るまでの年間を通じての強 力かつ機動的な提言活動を行う。 一方で、下水道の役割が多様化しているにもかかわらず、下水道の広報活動は、普 及促進に重点を置き行われてきたことから、下水道事業の多様な役割等が国民に十分 理解されてこなかった面は否めない。 なおかつ、下水道事業の予算制度については、補助金から地方公共団体が使い道を 選択する交付金制度に変わり、住民の意向が事業を選択する重要な要素となり、広報 はこれまで以上に重要な役割が求められることとなっている。 平成 24 年度は、広範かつ効果的な広報活動を展開するための手段として、下水道 広報プラットホーム(人の集まり)や下水道情報プラットホーム(ホームページ)を 活用することとする。 Ⅴ 国際技術交流活動の積極的な展開 現在、海外水ビジネス支援は国策となっており、複数の地方公共団体も取り組みを 強化している。国内の下水道関連投資が縮小傾向にある中、海外進出により、自らの 活性化を追求する企業を支援することは、国内の下水道事業の健全な発展に不可欠で あり、各国の下水道関連団体とも連携を強化しつつ、情報交換、技術交流を進めてい く。 また、今年度は、本会、EWA(欧州水協会)、WEF(米国水環境連盟)の主催 による、EWA/WEF/JSWA 特別会議を神戸で開催する。会議では、「21 世紀の世界を牽 引する下水道の最新技術と成功事例」をテーマに、世界各国の取り組み事例を報告し てもらうとともに、我が国の最新技術についても、積極的にPRをしていく。 -3- 平成 24 年度事業計画 Ⅰ 公益目的事業 1 下水道の経営及び技術に関する調査研究(公益目的事業 1) (1)経営及び技術等に関する調査研究 ① 経営委員会関連 経営委員会関連では、広く下水道事業の経営的課題について調査検討を進め ている。「排水設備等制度調査専門委員会」では、排水設備に係る諸問題及び 排水設備工事責任技術者試験制度について調査検討を進める。「企業会計導入 調査専門委員会」では、法改正、会計基準の見直し内容を反映するとともに、 実態調査をもとに、「下水道事業における企業会計導入の手引き」の改定を行 う。「処理場の包括的民間委託の課題等調査専門委員会」では、処理場の包括 的民間委託における課題等について調査を行う。「汚水処理に関する連携等調 査専門委員会」では、下水道と他の汚水処理施設との連携や広域化・共同化に ついて調査を行う。 ② 技術委員会関連 技術委員会関連では、国土交通省と共同で設置した「下水道地震・津波対策 技術検討委員会」の提言を踏まえ、今後の耐震対策のあり方等を検討し、「下 水道施設の耐震対策指針と解説」や「下水道施設耐震計算例」の充実を図る。 また、災害時支援全国代表者連絡会議や災害時の支援に関する検討委員会等 において、広域的な災害の発生時における対応方策等を災害時の支援ルールに 反映する。 その他、下水道事業を推進するうえで重要となる技術的課題について前年度 に引き続き調査検討を進め、管路施設の更生工法に関する課題の検討や、「下 水道維持管理指針」の改定作業を進める。 ③ 下水道用歩掛検討委員会等 下水道用標準設計歩掛表は、管渠、処理場等の建設、設計委託に関する標準 的な歩掛として、地方公共団体において予定価格を積算する際に不可欠なもの -4- であることから、下水道用標準設計歩掛表の発刊及び設計積算要領の改定を行 う。なお、下水道用設計標準歩掛表は、平成 24 年度も、希望する正会員に一 部の無償提供を実施する。 ④ その他の委員会関連 都道府県委員会及び町村委員会では、前年度に引き続きそれぞれの課題につ いて検討を行う。 また、平成 24 年度は新たに国土交通省と共同で下水道事業の執行体制など 事業運営のあり方や水環境へ寄与する下水道の流域管理のあり方について委員 会を設置し検討を行うとともに、平成 23 年度に国土交通省と共同で設置した 「下水道における放射性物質対策に関する検討会」を引き続き運営する。 なお、委員会の運営について、インターネットの活用等により効率的運用に 努める。 (注)①無印 継続 委員会等名 経 営 委 員 (S54. 7~常設) 調査専門委員会等名 会 排水設備等制度調査専門委員 会(S61.11~継続) ②※印 24 年度新規 小委員会等名 排水設備工事責任技術者試験 制度等検討委員会(16.8~継 続) 排水設備工事責任技術者試験 共通試験問題検討委員会 (20.5~継続) 中小市町村下水道経営調査専 門委員会(14.3~継続,24休止 ) 企業会計導入調査専門委員会 (23.9~継続) 処理場の包括的民間委託の課 題等調査専門委員会(23.12 ~継続) ※汚水処理に関する連携等調 査専門委員会(仮称) (H24年度新規) ※下水道事業の経営改善に関 する検討会(仮称) (H24年度新規) -5- 委員会等名 技 調査専門委員会等名 小委員会等名 術 委 員 会 幹 事 会 土 木 分 科 会 (S39. 6~常設) (S61. 3~常設) 幹 事 会 設 備 分 科 会 (S61. 3~常設) 幹 事 会 水 質 分 科 会 (S61. 3~常設) 下水汚泥建設資材利用調査専 門委員会 ( 9. 2~継続) 下水汚泥建設資材利用促進連 絡会(9.2~継続) 下水汚泥由来肥料の利用促進 連絡会(22.5~継続) 下水汚泥エネルギー利用調査 委員会(19.3~継続) 下水試験方法改定調査専門委 員会 (21.6~継続) 共 通 事 項 小 委 員 会 (21.6~継続) 水質試験(一般・有機物)小 委員会(21.6~継続) 水質試験(重金属)小委員会 (21.6~継続) 汚 泥 試 験 小 委 員 会 (21.6~継続) 生 物 試 験 小 委 員 会 (21.6~継続) ※下水道維持管理指針改定調 査専門委員会(H24年度新規) ※ 計 画 等 小 委 員 会 (H24年度新規) ※ 管 路 小 委 (H24年度新規) -6- 員 会 委員会等名 調査専門委員会等名 小委員会等名 ※処理場・ポンプ場小委員会 (H24年度新規) ※ 水 質 管 理 小 委 員 会 (H24年度新規) ※下水道施設の耐震対策指針 等改定調査専門委員会 (H24年度新規) 処理場・ポンプ場施設小委員 会(23.12~継続) 管 き ょ 施 設 小 委 員 会 (H24年度新規) ※管路更生工法検討調査専門 委員会(H24年度新規) マニュアル・計画小委員会 (H24年度新規) ※管路更生工法耐薬品性試験 検討小委員会(H24年度新規) ※管路更生工法耐震性能検討 小委員会(H24年度新規) ※管路更生工法施工管理検討 小委員会(H24年度新規) 下水道における放射性 物質対策に関する検討 会(H23.6~継続) ※下水道事業マネジメ ント検討会(仮称) (H24年度新規) 災害時支援に関する検 討委員会(17.7~継続) 都 道 府 県 委 員 会 幹事会(17.4~常設) (S54. 4~常設) 都道府県下水道施策調査専門 委員会(4.4~継続,H24休止) 町 村 委 員 (S62. 5~常設) 会 幹事会 (61. 5~常設) -7- 編 集 委 員 会 名 下 水 道 用 歩 掛 検 討 作 業 委 員 会 等 委 員 会 検 討 小 委 員 会 下 水 道 用 設 計 積 算 要 領 検 討 作 業 委 員 会 ― 管 路 施 設 編 ― 編 集 委 員 会 下 水 道 用 設 計 積 算 要 領 ― 設 計 委 託 編 ― 編 集 委 員 会 下 水 道 用 設 計 積 算 要 領 ―ポンプ場処理場施設(機械・電気設備)編― 検 討 作 業 委 員 会 編 集 委 員 会 ⑤ 市町村の下水道事業を考える首長懇談会 下水道事業のあるべき方向性について、自治体経営を担う市町村長を主メン バーとした懇談会の開催を予定する。懇談会における意見を積極的に本会の活 動や提言へ反映させていくこととする。 委 員 会 名 市町村の下水道事業を考える首長懇談会 ⑥ 各種の調査 下水道統計作成のため、各種実態調査の集計等を行う。また、下水道統計を より使い勝手の良いものとすべく、必要な付加機能を検討していく。 特に、下水汚泥有効利用に関し、中小都市の現状を調査し、技術支援を強化 する。 ⑦ 排水設備工事責任技術者共通試験問題の供給 平成 20 年度から共通試験問題を作成しており、本年度も本会と協定を締結 している 44 都道府県の試験実施機関に対して有償で供給する。 ⑧ 災害時支援の連絡調整及び災害支援活動 東日本大震災における対応等を踏まえ、災害時の緊急支援の今後のあり方に ついて連絡調整を行う連絡会議の開催を予定する。 -8- 連 絡 会 議 名 下水道事業における災害時支援全国代表者連絡会議 ⑨ 図 【新 調査研究成果の調査報告書等の発刊 書 等 名 部(冊)数 備 刊】 下水道用設計標準歩掛表 第1巻 管路 5,100 下水道用設計標準歩掛表 理場 第2巻 ポンプ場・処 下水道用設計標準歩掛表 第3巻 設計委託 下水道用設計標準歩掛表 別冊 参考資料 5,000 4,500 4,100 下水道用設計積算要領管路施設(推進工法)編 1,000 下水道用設計積算要領-設計委託編- 1,000 下水道用設計積算要領-ポンプ場・処理場施設 (機械・電気設備)編- 1,000 下水道統計(67号・平成22年度版) 200 (CD-ROM付) 第49回下水道研究発表会講演集 800 (CD-ROM付) 日本の下水道(平成24年版) 1,000 ディスポーザ排水処理システム性能基準(仮称) 1,000 下水道事業における企業会計導入の手引き(2012 年度版) 1,000 【改定版】 下水試験方法(上・下巻) 【増 1,000 (CD-ROM付) 版】 下水道施設計画・設計指針と解説(前編)他4点 -9- 4,500 考 (2)下水道協会誌等の発行 ① 「下水道協会誌」の編集・発行並びに論文の審査等を行うための委員会の開 催を予定する。 図 書 等 名 部(冊)数 下水道協会誌 備 考 82,800 月 6,900部(論文集を含む。) 委 員 会 名 下水道協会誌編集委員会 下水道協会誌文献委員会 下水道協会誌論文審査委員会 ② 「再生と利用」の発行と編集委員会の開催 下水汚泥資源利用にかかわる季刊誌「再生と利用」を発刊することとし、そ の編集を行うため、次のとおり委員会の開催を予定する。 委 員 会 名 再生と利用編集委員会 - 10 - 2 下水道の安全かつ持続的な運営に関する普及活動(公益目的事業 (1)下水道用器材・用品の規格研究 ① 2) 下水道用資器材規格調査委員会 下水道用資器材の規格に関する調査を行うための委員会を開催する。 ※印 委員会等名 調査専門委員会等名 下水道用資器材規格調 査委員会 (18.10~常設) 平成 24 年度新規 小委員会等名 コンクリート製二次製品小委 員会 (23. 3~継続) ※プラスチック系製品小委員 会 〔JSWAS K-15 改正〕 〔JSWAS K-2、K-16 改正〕 (規格書 24年度発刊) ② 製品規格書の発刊 図 【新 書 等 名 部(冊)数 刊】 ディスポーザ排水処理システム関連規格(仮称 )(JSWAS K-18) 下水道用鉄筋コンクリート製ボックスカルバー ト(仮称)(JSWAS A-12) 下水道用プレストレストコンクリート製ボック スカルバート(仮称)(JSWAS A-13) 1,000 1,000 1,000 【改正版】 下水道用強化プラスチック複合管(JSWAS K-2) 1,000 下水道用リブ付ポリエチレン管(JSWAS K-15) 1,000 下水道内挿用強化プラスチック複合管(JSWAS K-16) 1,000 (2)下水道用器材・用品の検査及び品質認証並びにJIS認証 ① 下水道用器材・用品の検査 イ 認定工場制度の適正運営等 - 11 - 備 考 認定工場制度のあり方、新規認定適用資器材の指定(登録)、認定申請工 場の認定等の調査審議を行うため、関係委員会を開催する。 また、認定工場制度について認定適用資器材に関係する製造者団体の協賛 を得て幅広くPRを行い、理解を深め、その活用方を促進するとともに、認 定適用資器材の正しい使い方等その認識を深めるため研修会等を開催する。 平成 24 年度は、31 の認定適用資器材を製造する各認定工場の基本調査及び 製品検査を実施する。 ロ 認定適用資器材ごとの認定工場数、工場調査回数及び認定・検査重量を新 規申請によるものを含め、次の表のとおり予定する。 工場調査回数 (回) 類 別 認 定 資 器 適 材 用 名 延べ認 定工場 基本 製品 合計 数 ( 工場 ) 調査 検査 〔A〕 平成23年度実績 認定・検 延べ認定工 実認定 〔B〕 工場数 認定・検査重量 査 重 量 場数 ( t・組 ) ( t・組・個 ) ( 工場 ) A / B 鉄筋コンクリート管 87 22 276 298 205,522 89 - 232,633 0.88 硬質塩化ビニル管 27 4 71 75 49,015 27 - 53,761 0.91 強化プラスチック複合管 2 3 6 9 4,828 2 - 5,704 0.85 鋼 製 セ ク ゙ メ ン ト 17 4 52 56 16,879 18 - 18,754 0.90 Ⅰ コンクリート系セ グメント 35 7 60 67 26,230 35 - 39,268 0.67 ダクタイル鋳鉄管 20 9 42 51 12,757 20 - 14,497 0.88 プラスチック製ます 10 7 31 38 266,995組 10 - 301,689組 0.89 プラスチック製マンホール 7 4 21 25 20,977組 7 - 32,442組 0.65 鋳 鉄 製 ふ た 42 16 89 105 387,167組 46 - 422,169組 0.92 コンクリート製マンホール 156 37 329 366 214,170 158 - 247,595 0.87 レジンコンクリート製マンホール 5 3 12 15 2,329 5 - 2,756 0.85 レ ジンコンクリート管 3 1 8 9 2,743 3 - 3,864 0.71 ホ ゚ リ エ チ レ ン 管 4 1 10 11 462 4 - 453 1.02 類 - 12 - 類 別 認 定 資 器 適 材 用 名 工場調査回数 (回) 延べ認 定工場 基本 製品 数 ( 工場 ) 調査 検査 〔A〕 平成23年度実績 認定・検 延べ認定工 実認定 〔B〕 工場数 認定・検査重量 合計 査 重 量 場数 ( t・組 ) ( t・組 ) ( 工場 ) A / B 組立マンホール側塊 88 27 176 203 29,373 89 - 33,378 0.88 鉄筋コンクリート複合管 4 1 2 3 288 4 - 298 0.97 ボッ ク ス カ ル ハ ゙ート 138 39 239 278 66,049 142 - 68,445 0.96 可とう性鉄筋コンクリート管 14 4 23 27 554 13 - 525 1.06 ハ イ セ ラ ミ ッ ク 管 1 0 0 0 550 1 - 866 0.64 曲線推進工法用鉄筋コンクリート管 4 0 8 8 800 4 - 734 1.09 リサイクル硬質塩化ビニル管 4 2 9 11 1,211 4 - 973 1.24 Ⅱ 耐食性コンクリート製品 リサイクル硬質塩化ビニル 製ます・継手 24 7 49 56 2,385 23 - 1,237 1.93 1 1 3 4 10,175組 55 1 - 11,369組 0.89 55 1.00 硬質塩化ビニル製管更生材 4 1 8 9 1,879 4 - 1,708 1.10 類 鉄筋コンクリート製複合マンホール 14 3 26 29 580 14 - 545 1.06 鉄筋コンクリート製複合マンホール 用内面樹脂材 1 1 2 3 2,215組 1 - 2,140組 1.04 サルファーコンクリート管 1 0 2 2 736 1 - 93 7.91 サルファーコンクリート製 マンホール 1 0 2 2 486 1 - 252 1.93 インバート付二次覆工一体型セグメント 1 1 2 3 104 1 - 外殻鋼管付コンクリート管 5 0 10 10 1,767 2 - 1,767 1.00 鋳鉄製機能強化 ふ た 5 0 10 10 22,483 2 - 12,371 1.82 熱・光硬化樹脂製管更生材 2 2 2 4 522 - - - 207 1,580 1,787 664,757t 687,529 組 731 423 合 計 727 - 13 - 0 - - 742,532t 0.90 769,809 0.89 組 ハ 下記の排水設備品を対象に製品認証申請品及び認証登録品の審査を行う 予定。 1)宅地ます(仮称) 6回 2)宅内排水管(仮称) 8回 3)ディスポーザ排水処理システム(仮称) 4回 なお、ディスポーザ排水処理システムについては、初回審査を2回、製品 試験を2回行う予定。 ニ 下水道用資器材製造工場の認定等の調査審議等のため、次のとおり委員会 の開催を予定する。 委 員 会 等 名 認 定 工 場 制 度 運 営 委 員 会 ( 18.7~ 常 設 ) 下水道用資器材性能確認等審査委員会 (15.6~常設) 認 定 工 場 対 策 委 員 会 ( ホ 4. 4~ 常 設 ) 排水設備品の製品認証及び認証登録等に関連して、次のとおり委員会の設 置を予定する。 委 員 会 等 名 排水設備における認証制度に関する検討会(仮称)(24.6~新規) 排水設備等認証運営委員会(仮称)(24.7~新規) 排水設備等認証判定委員会(仮称)(24.7~新規) 排水設備等認証苦情処理委員会(仮称)(24.7~新規) 排水設備等認証異議申立処理委員会(仮称)(24.7~新規) 排水設備関連規格適合性評価委員会(仮称)(24.7~新規) - 14 - ヘ 認定工場制度に係る研修会等の開催 認定工場制度の適正な運営と理解を深めるため次のとおり研修等を実施する。 なお、認定工場の責任技術者を対象とした認定工場責任技術者研修会につい ては、平成 15 年度より材質別に3年に1回とし、平成 24 年度は、コンクリー ト系に係るものを東京で開催する。 地 参加予 定人員 (名) 24年5月 ~ 7月 1 全国 7会場 210 25年2月 1 全国 1会場 24年12月 1 本会会議室 研 修 会 等 名 実 施 予定時期 製品検査立会研修会 認定工場責任技術者 研修会 製造者団体事務連絡 会 ② 期 間 (日) 開 催 備 考 正 会 員 準 会 員 認定工場の責任技 340 術者 50 JIS登録認証業務 JISマーク制度は、品質などの内容をJISで具体的に規定して、そのJ ISに適合する製品にはJIS適合品であることを示す特別の表示(JISマ ーク)を付すことができる制度であり、企業間の取引や公共調達での購入の際 の指標や、消費者が安心して製品を購入するための指標などに用いられ、現在、 様々な鉱工業製品に表示されている。 本制度は、工業標準化法の一部を改正する法律により、平成 17 年 10 月 1 日 から、従来の国によるJIS表示認定制度から、国に登録された認証機関によ る製品認証制度に変更となった。 本会は、国よりJIS登録認証機関としての登録を受け、平成 18 年 1 月よ り認証業務を開始しており、本年度は次のとおり予定する。 イ 認証を行う範囲及び区域 製品認証を行う対象のJISは次のとおりで、認証申請者の範囲は、国内 の製造業者、販売業者及び輸入業者としている。 1) JIS A 5371 プレキャスト無筋コンクリート製品 2) JIS A 5372 プレキャスト鉄筋コンクリート製品 3) JIS A 5373 プレキャストプレストレストコンクリート製品 4) JIS G 3443-1 水輸送用塗覆装鋼管 5) JIS G 5526 ダクタイル鋳鉄管 - 15 - JIS K 6739 排水用硬質ポリ塩化ビニル管継手 7) JIS K 6741 硬質ポリ塩化ビニル管 8) JIS K 9797 リサイクル硬質ポリ塩化ビニル三層管 9) JIS K 9798 リサイクル硬質ポリ塩化ビニル発泡三層管 ロ 6) 認証業務の運営方針の策定に関することや、認証に関する審査結果の判定 に関することなどを審議し、認証の中立・公正を期すため次の委員会の開催 を予定する。 委 員 会 名 JIS認証運営委員会 JIS認証判定委員会 JIS認証苦情処理委員会 JIS認証異議申立処理委員会 (3)研修 ① 研究発表会の開催 下水道研究発表会は、昭和 39 年本会設立以来、毎年開催しており、下水道 の経営及び技術に関する日頃の研究成果を発表する下水道界で最大の発表会で ある。この間、各分野における発表は、下水道の普及促進や公共用水域の水質 改善、近年では地球環境の保全等、安全・安心、環境、経営改善等、その時々 の課題解決や情報収集・交換に大いに活用されてきた。49 回目を迎える今年 の発表会は、大震災に係る経験・教訓を、関係者間で共有していくことを目的 に、大震災に関連する特定課題セッションを設けるとともに、当該セッション に関しては、非会員を除き、発表料を無料とする特例措置を実施する。また、 今回から、新たに、座長、発表者、聴講者等の情報交換の場として、「下水道 研究発表会交流会」を開催する。昨年に引き続き募集ポスターを作成し、従来 は配布していなかった工業高等専門学校等へも配布するなどPRの強化を図り、 産・学・官の研究者や実務者、学生等から約 1,200 名の参加を予定し、次のと おり開催する。 - 16 - 〔第 49 回下水道研究発表会 開催概要〕 1)期 日: 平成 24 年 7 月 24 日(火)~7 月 26 日(木) 2)場 所: 神戸国際会議場 3日間 神戸市中央区港島中町6-9-1 3)参加者 : 正会員、準会員、特別会員、賛助会員、学生、一般 4)発表内容(予定): ① 特別講演 関西大学社会安全学部教授 河田 惠昭 氏 「大震 災と どう向 かうか~ 阪神 ・淡路 、東日本 大震 災 から の教訓 (仮)」 ② パネルディスカッション 「持続可能な社会に向けて~下水道とエネルギー(仮)」 ③ 口頭発表セッション 発表予定編数 約 360 編 ④ ポスター発表セッション 発表予定編数 約 20 編 5)参加者数: 6)併催行事 約1,200名 下水道展’12 神戸 研究発表会の企画運営等について調査審議を行うため、次のとおり委員会等 の開催を予定する。 委 員 会 名 下水道研究発表会企画運営委員会 ② 講習会、説明会等の開催 イ 講 習 講習会、説明会等の開催を、次のとおり予定する。 会 等 名 第47回下水道技術職員養成 講習会(地方下水道協会との共催) 第41回下水道事務職員養成 講習会(地方下水道協会との共催) 実 施 期間 予定時期 (日) 24年5月 ~ 7月 24年5月 ~ 7 月 開 催 地 参加予定 人員(名) 備 考 2 全国7会場 400 会員・非会員 2 全国7会場 400 会員・非会員 - 17 - 講 習 会 等 名 第11回下水道施工技術者講 習会 実 施 予定時期 24年 5 月 第22回下水道排水設備講習 24年 9 月 ~10月 会 第27回下水道都道府県セミ ナー 第25回下水汚泥の有効利用 に関するセミナー 期間 参加予定 開 催 地 (日) 人員(名) 1 1 東 京 都、大 阪 市 24年 7月 2 神戸市 24年11月 2 広島市 合 計 員 60 都 道 府 会員・非会員 大阪市 130 会員・非会員 0.5 仙台市 、東 京 都、 大阪市 300 会員・非会員 1 東 京 都、大阪市、 福岡市 250 会員・非会員 東京都 100 会員・非会員 2 下水道用設計積算要領説明 会「管路施設(更生工法編 )」2011年版 下水道用設計積算要領説明 会「ポンプ場・処理場施設 (機械・電気設備編)」 2012年版 下水道用設計積算要領説明 会「管路施設(推進工法編 )」2012年版 会 300 24年10月 ~11月 会 準 東 京 都、大 阪 市 、福岡市 高度処理セミナー 下水試験方法2012年版説明 員 会員・非会員 0.5 に関する講演会 会 150 24年11月~ 12月 下水汚泥のリサイクル推進 正 0.5 東 京 都、大 阪 市 第22回下水道技術セミナー 第5回下水道管路施設維持管 24年11月 ~24年12月 理講習会 240 会員・非会員 会員・非会員 (未定) 24年10月 100 考 200 第11回特 別 セ ミ ナ ー 第13回下水道事務セミナー 東京都 備 25年1月 0.5 24年12月 1 東京都、 大阪市 300 会員・非会員 24年6月 0.5 東京都、 大阪市 300 会員・非会員 0.5 東京都、 大阪市 300 会員・非会員 0.5 東京都、 大阪市 300 会員・非会員 25年2月 ~3月 25年1月 3,830 (16) - 18 - 県 ロ 研修のあり方について調査審議を行うため、次のとおり委員会等の開催を 予定する。 委 研 教 員 修 会 検 材 討 幹 等 委 名 員 事 会 会 ハ 下水道技術検定・下水道管理技術認定試験受験講習の開催を、次のとおり 予定する。 講 習 名 第38回下水道技術検定( 第3種)・第26回下水道管 実 施 期間 予定時期 (日) 24年8月~ 3.5 東京都、名古屋市 ※ 大 阪 市、福 岡 市 9月 理技術認定試験受験講習 - 19 - 開催地 参加予定 人員(名) 備 考 400 ※ 技術検定 2.0 認定試験 1.5 3 下水道の理解を深めるため促進活動及び国際技術交流活動(公益目的事業 3) (1)促進活動 ① 下水道事業推進のための施策の実現等に向けての提言活動 国民の強い要望に応えて下水道整備を促進していく観点から、諸課題の解決 に向けての施策の実現を図るため、年間を通じて政府・与党に対して積極的な 提言活動等を、次のように実施する。 ・ 本部総会において、平成 25 年度下水道事業の推進のための諸施策の実現等 について総会提言を決議し、提言活動を行う。 ・ (6 月下旬~9 月下旬) 政府予算の概算要求期及び年末の予算編成期に向け、流域下水道都道府県協 議会及び全国流域下水道促進協議会連合会並びに全国町村下水道推進協議会等 の提言活動について支援する。 (8 月~12 月上旬)〔本会における活動の支援〕 ・ 本会賛助会員参与会による要望活動を行う。 (11 月予定) 〔本会における活動の支援〕 ・ 予算編成期に向け、拡大理事会等において、平成 25 年度下水道事業の推進 について提言を決議し、提言活動を行う。 (11 月予定) ② 広報活動 イ 下水道広報プラットホームの活動支援 国、自治体、関係法人、民間企業等が連携をとりつつ、下水道界として実 効のある広報活動を展開し、下水道関係広報者間の相互交流を行う「下水道 広報プラットホーム」の活動の支援を行う。具体的には、本会内に事務局を 置くほか、イベント等の活動を支援する。 ロ 下水道情報プラットホームの構築 下水道界内外の方々に下水道情報を提供し、下水道界以外の方々には下水 道の理解が深められるよう、全国の下水道情報を網羅する情報のベース基地 「下水道情報プラットホーム」の構築を行う。 ハ ホームページの拡充 本会では、会員への情報提供はもとより、広く国民に「下水道に対する理 解と協力」を得るため、平成 9 年度末にホームページを開設しており、約 14 年間に約 344 万件を超えるアクセスがあった。 平成 24 年度は、下水道事業の必要性や課題等を国民各層、国会議員及び - 20 - マスコミ等によりわかりやすく理解していただくために、一層充実を図ると ともに、その効果的な活用を図ることとしている。 また、本会の調査研究の各種成果や、下水道協会誌及び再生と利用を会員 専用サイトにアップさせており、今年度も、会員向けの情報を質、量ともに 充実させていく。 ニ 下水道行政情報ホットライン及び下水道協会情報メールマガジンの配信 下水道行政に関する関係機関の迅速な情報共有と円滑な意思疎通の実現を 目的として、平成 19 年度より国土交通省と共同で、電子メールを利用した 「下水道行政情報ホットライン~情報のみち~」を配信している。また、本 会も独自に「下水道協会情報メールマガジン」を配信し、本会の取り組み等、 必要な情報を速やかに提供し、協会活動の「見える化」を推進する。 ホ パブリシティ、PR、行事等の活動 平成 24 年度におけるパブリシティ、PR、行事等(「下水道の日」に係 るものを含む。)の活動については、次のとおり予定する。 また、(財)日本宝くじ協会へ助成申請し、主に小学校高学年向けに下水 道の役割や必要性等を解説した冊子(リーフレット)を作成し、事業実施中 の地方公共団体に無償配布する予定である。 ヘ 第 51 回下水道の日の行事として実施している「下水道いろいろコンクー ル」大臣賞受賞者を、下水道展’12 神戸の開会式で表彰する予定である。 ト エコプロダクツ 2012 への出展への参画(平成 24 年 12 月 13 日~15 日) 下水道関係法人で構成する「21 世紀の下水道を考える会協議会」として 出展が予定されており、同展は、一般市民、とりわけ小中学生が多く来場し、 下水道の大切さをアピールする最適な場となるため、本会は構成員の一員と して主体的に出展に参画する。 広 報 意 図 1.下水道事業促 進に向けて 項目(手段 、媒体等) 対 象 備 考 1.PRリーフレット 行 政 を 通 じ A5版、4色刷、12頁、620,000 (スイスイ)配布 小 学 生 部(日本宝くじ協会助成事業) 2.PRパンフレット 行 政 を 通 じ A4版、4色刷、12頁 「一般促進用」・頒布 一 般 住 民 - 21 - 3.下水道PR用チラ 行 政 を 通 じ A4版、4色刷 シ・頒布 一 般 住 民 広 報 意 図 項目(手段、媒体等) 対 象 備 考 4.PRビデオ・DV 行 政 を 通 じ 下水道の役割・効果・仕組み D・頒布 一 般 住 民 、 ・有効利用 小 学 生 5.PRパンフレット 会 「協会の活動」・配布 2.第52回「下水 道の日」の実施 員 A4版、4色刷、24頁 5,000部 6.「~協会の活動に 正 ご理解をいただくため に~」・配布 会 員 A4版(1,800部) 7.「入会のメリット 正 について」配布 会 員 A4版(1,600部) 1.ポスターの配布 行 政 、 賛 助 B2版、4色刷 会員を通じ 一 般 住 民 55,000部 2.壁新聞(下水道の 行 政 、 賛 助 B2版、1色刷 役割と下水道普及状況 会 員 を 通 じ )の配布 一 般 住 民 40,000部 3.「下水道の日」 中央行事の開催 行政、賛助 会員、一般 住 民 4.パネル等の展示 行政、一般 住 民 3.「下水道の日 1.応募案内の配布と 行 政 を 通 じ 「下水道の日」の一環行事( 」いろいろコンク 学校新聞及びホームペ 小 ・ 中 学 生 部門:絵画・ポスター、作文 ールの実施 ージによる案内 一 般 住 民 、書道、標語及び新聞) 2.審査会の実施 2月 3.入賞者の表彰 入 賞 者 大臣賞受賞者を下水道展会場で表彰 4.入賞作品のPR 会 員 業界紙、ホームページ、 一 般 住 民 下水道展パブリックゾーン 5.入賞作品集の作成 会 員 通常総会で配付( 2,000部) 、配付 一 般 住 民 下水道展で配付(20,000部) 6.小・中学生新聞へ 小 ・ 中 学 生 入賞作品掲載(カラー版) の掲載 4.会員交流等 1.ホームページの拡 会 員 随時 充、更新 一 般 住 民 - 22 - 2.下水道協会誌、再 会 生と利用 員 会員専用サイトへの掲載 チ 広報資料の貸出し 「下水道の日」をはじめ、会員が実施するイベント等で活用されることを 目的とした各種下水道広報展示ディスプレイ等を製作し、無償貸出している が、平成 24 年度も引き続き無償貸出しする。 貸出し用展示ディスプレイ等は、次のとおりとする。 ディスプレイ等名 内 容 ス イ ス イ 人 形 3mのバルーンのスイスイがおじぎをして挨拶する。 スイスイの着ぐるみ 下水道マスコットキャラクター「スイスイ」の着ぐるみ。 よごれた水がきれい になるまで テクナメーション (2連式) スイスイのテクナメ ーション 水 パ 処 理 ネ 模 汚水が下水処理場で浄化され、公共用水域に放流されるまでを テレビモニターと処理過程のサンプル水で訴えている。 水の循環と下水道の仕組みを視聴覚によってわかりやすく訴え ている。 スイスイが水の環境と下水道の仕組みを視聴覚によってわかり やすく訴えている。 下水処理場のミニチュア版の模型により、汚れた水がきれいな 型 水に変わる仕組みを理解してもらう。 ル 内 容 なるほど!納得!私 浸水対策、地震対策など10の課題について、写真やグラフを たちの下水道Q&A 用いてわかりやすく説明している。 (2)国際技術交流活動 現在、海外民間水ビジネス支援は国策となっており、国のみならず複数の自治 体も鋭意取り組んでいる。国内の下水道関連投資が縮小傾向にある中で海外進出 により自らの活性化を追求する企業を支援することは、国内の下水道事業の健全 な発展に不可欠である。本会では従来より、各国の下水道関連団体を通じ、情報 交換や技術交流を進めている。今後も、国際交流に関し、本会が果たす役割は大 きくなるものと予測され、平成 24 年度においても、以下の活動を通じ、下水道 事業の発展に貢献していく。 ① 国際活動の実施 イ EWA/WEF/JSWA 特別会議の開催 東日本大震災の発災により、当初、平成 23 年度に開催を予定していた本 - 23 - 特別会議を、平成 24 年 7 月の下水道展’12 にあわせて開催する。 ロ WEF(米国水環境連盟)年次総会におけるテクニカルカンファレンス(研 究発表会)等への論文発表者の派遣(米国・ルイジアナ州ニューオリンズ市) ハ ISO/TC224(飲料水の供給及び下水に関するサービス事業の標準化)への対 応 「飲料水及び下水サービスに関する活動」の国際規格は、平成 19 年 11 月 に我が国で開催された ISO/TC224 総会で承認され、同月 29 日に文書として 発行された。本規格に準拠した日本工業規格(JIS)が平成 24 年 3 月に 制定された。引き続き、「アセットマネージメント」及び「危機管理」など のワーキンググループの情報を収集し、適切な対応を図る。 ニ 外国人研修生の受入れ ・韓 国 技術研修(下水処理・汚泥処理) 約 20 名 期間 1 週間、 平成 24 年春頃 技術研修(管きょ施工及び維持管理) 約 15 名 ホ 期間 1 週間、 平成 24 年秋頃 日韓交流 ・韓国上下水道協会研究発表会での日本側発表者の派遣及び技術交流等 ・Water Korea への参加者公募 ヘ 日中交流 ・中国全国排水委員会年会への参加 ト ベトナム・モンゴルとの下水道技術交流 ・ビジネスセミナー等の開催 ・視察団の受け入れ チ 外国下水道関係者来訪時の意見交換会の開催 ・随時スモールセミナーの開催等 リ WEFにおける会員への投稿及び口頭発表支援 ヌ アジアセッション 平成 24 年 7 月の下水道展’12 にあわせて本セッションを開催する。 ル アジア・太平洋水サミットの支援 ・日本水フォーラムが主体となり 2013 年(平成 25 年)初旬頃にタイのバ ンコクで開催予定の第 2 回アジア・太平洋水サミットを支援する。 ヲ 下水道グローバルセンターへの参画 ・下水道グローバルセンター(GCUS)の活動の事務業務について人的 - 24 - 支援を行う。 ワ 地方公共団体の国際交流の支援及び情報提供 ・GCUSの活動と連携して、国際水ビジネス支援を進める地方公共団体 への情報提供等の支援を行う。 カ ② 下水道用語集の改定(改訂版の発行は平成 24 年度以降) 国際活動計画等について調査審議等を行うため、次のとおり委員会の開催を 予定する。 委 員 会 等 名 国 際 委 員 会 企 画 小 委 員 ISO/ TC224下 水 道 国 内 対 策 委 員 会 - 25 - 会 Ⅱ 収益事業 1 世界に誇る技術の祭典「下水道展 ’12 神戸」の開催等(収益事業 1) 本会が主催者となり、ソフトとハードの相乗効果による研究開発の充実を目指す とともに、地方公共団体等の下水道事業者及び下水道関連業者並びにその他下水道 関係者の情報交換の場として、また、下水道について広く一般に知ってもらう場と して、毎年、下水道展を開催している。 平成 24 年度は、神戸市の「神戸国際展示場」において開催し、併せて「第 49 回 下水道研究発表会」及び「第 27 回下水道都道府県セミナー」等を同時開催するほ か、各地方下水道協会・各県下水道協会等による研修会を支援する。 下水道展では、特別講演のほか、出展企業(団体)によるプレゼンテーション、 展示品目とセールスポイントについて下水道展ホームページでの紹介、開催地との 提携によるテクニカルツアー、学生ツアー、出展者表彰等の企画を実施する。 なお、下水道展の開催について、新聞折り込み等による広告及び公式ホームペー ジにおいて紹介するとともに、リーフレット、ポスター、招待状等を作成して配布 するなど、積極的に参観を呼びかけるPR活動を展開するとともに、下水道展での 参観利便の向上及びパブリックゾーンにおけるクイズラリー等の行事を行うなど、 より充実を図ることとしている。 また、「こども下水道新聞」の第 2 号(下水道展版及び施設見学者等への活用版 の 2 種類)を発刊し、下水道展版を神戸市内の小学校に、施設見学者等への活用版 を処理場数に応じた部数を各自治体へ配布する。 下水道展の開催方法、次年度以降の開催地の選定、開催計画、開催結果等につい て調査審議するため、次のとおり、委員会の開催を予定するとともに、今後の下水 道展のあり方等について検討を行うワーキンググループを開催する。 委 員 会 名 下 水 道 展 協 議 委 員 会 ワ ー キ ン グ グ ル ー プ 2 余剰床を活用した賃貸事業の実施(収益事業 2) 平成 23 年 1 月東京都千代田区内神田 2 丁目に取得した内神田すいすいビルの余 - 26 - 剰床を活用することによる賃貸事業を開始した。平成 24 年度は、未入居の 1 階及 び 2 階の賃貸室の貸し出しを実現し、賃貸事業収益の確保を目指す。 Ⅲ 相互扶助事業 1 下水道事業功労者の表彰(その他事業 1) 例年どおり、下水道関係功労者を総会の席上で表彰する。 なお、表彰候補者を審査するため、次のとおり委員会の開催を予定する。 委 表 員 彰 会 審 査 委 名 員 会 2 下水道賠償責任保険及び会員の資質向上事業(その他事業 2) (1)下水道賠償責任保険関係 下水道賠償責任保険は、下水道施設の管理に起因する賠償責任事故に対する財 政上の負担を保険金で肩代わりするとともに、事故処理を円滑に行うため、昭和 58 年度から実施しているもので、平成 24 年度も引き続き実施し、900 団体程度 の加入を予定する。 (2)会員の資質向上事業 ① 管路資器材に係る研修会の開催 下水道用資器材の適切な選定、施工等について知識を習得することを目的と した研修会を次のとおり予定する。 研 修 会 等 名 実 施 予定時期 下水道用管路資器材 研修会 24年8月 ~11月 ② 期 間 (日) 開 催 地 1 全国12会場 参加予定 人員(名) 備 考 正会員、準会員、 960 賛助会員(設計及 び施工) 下水道事業に係る政府予算の概要に関する説明会の開催 政府予算について、下水道事業関連予算等説明会を開催し、会員に対して情 報の提供を行う。なお、平成 24 年度については、会員サービスの向上の観点 - 27 - から、会場へお越しいただけない方のために、インターネット経由での説明会 の模様を同時中継する。 講 習 会 等 名 平成24年度下水道事業関連 予算等説明会 Ⅳ 実 施 期間 予定時期 (日) 24年 4 月 0.5 開 催 地 参加予定 人員(名) 東京都 備 考 正会員、準会員、 200 賛助会員、特別 会員 その他の管理部門 1 総会・役員会等の開催 総会・役員会等の開催を、次のとおり予定する。 (1)総会 1 回 (2)役員会等 ① 理事会 5 回 ② 協会運営会議 4 回 協会財政問題検討委員会 2 回 同ワーキンググループ 2 回 ③ 監事監査 3 回 ④ 賛助会員参与会 1 回 ⑤ 賛助会員常任参与会 1 回 ⑥ 賛助会員常任参与会幹事会 1 回 (3)諸会議 ① 地方下水道協会会長都市 下水道局長会議 2 回 ② 地方下水道協会会長都市 事務担当課長会議 1 回 ③ 地方下水道協会会長都市 事務担当者会議 2 回 ④ 地方下水道協会会長都市・都道府県下水道協会会長都市 意見交換会 1 回 ⑤ 名誉会員懇談会 1 回 2 協会改革の着実な推進 本会では、平成 22 年 1 月に理事長を委員長とする協会改革プロジェクトチーム - 28 - を設置し、地方公共団体へのアンケート調査、地方公共団体との協会改革プロジェ クト意見交換会議における審議等も通じて、本会の改革を進め、一昨年 11 月には、 同プロジェクトチームの検討報告をとりまとめ、改革を推進してきているところで ある。 平成 24 年度は、協会改革の方向性に沿って、引き続き、個別事業・取り組みへ 反映、具体化をすることにより、改革を着実に推進する。 具体的には、改革の推進状況のフォローアップを適宜、行っていくとともに、そ の都度、理事会等において報告を行いつつ、改革の方向性の評価を行っていくこと で、PDCAサイクルの実践により、改革の推進を図っていく。 3 公益社団法人への移行 いわゆる公益法人制度改革関連三法の施行を踏まえ、本会ではワーキングを設置 し、対応方針を検討してきた。平成 23 年 10 月 21 日、内閣府へ申請書を提出した。 平成 24 年 3 月 22 日に認定書の交付を受け、平成 24 年 4 月 1 日に登記を行い、公 益社団法人としてスタートする。 4 協会財政問題検討委員会による検討 平成 21 年度から会費改定を行い、会費総額は 15%程度縮減され、また、平成 22 年度からは正会員及び賛助会員会費の 10%値下げを行っている。好転しない景気 の状況から、本会の主要な事業収入も減収になっており、今後もこの傾向が続くも のと見込まれるが、会員自治体の厳しい財政状況のなか、更なる会費軽減の要望も 強い。本会の財政規模が縮小する中、会員サービスの低下を招かず会員要望に応え ていくため、協会改革を一層、推進するとともに、引き続き、「協会財政問題検討 委員会」及び同ワーキンググループにおいて、会費のあり方等、今後の本会の財政 運営について検討を行う。 5 下水道協会創立 50 年記念誌(仮称)及び下水道法施行 50 周年記念誌の編纂 本会は、昭和 39 年に設立され、平成 26 年に創立 50 年を迎える。そのため、本 協会の 50 年の歩みを「下水道協会創立 50 年記念誌(仮称)」として編纂すること とし、編纂作業に着手する。また、現行下水道法は、昭和 33 年に制定され、平成 21 年には法施行 50 周年を迎えた。同法施行後の下水道行政の変遷等の記録につい ても、記念誌とは別に編纂する。 6 下水道環境フォーラムの開催の支援 - 29 - 幅広い一般市民の参加と地元マスコミ等の協力を得て、潤いのある良好な水環境 の維持・回復等に果たす下水道の役割、効果や、循環型社会の形成に向けた取り組 み等について、市民や社会の理解を深めるため、地方下水道協会等の主催により、 自然や下水道施設の見学等の体験や学習などを主体とした「下水道環境フォーラ ム」が開催されているが、平成 24 年度も、地方下水道協会等の主催する同フォー ラムの支援を行う。 7 問い合わせ対応 本会ホームページより、「会員サービスの向上」に向けたご意見・ご要望及び「技 術」、「経営」に関する質問を常時受け付け、迅速に対応するとともに、会員のニー ズを集約し、新たな企画・事業に繋げ、会員サービスの向上を図ることとしている。 また、一種正会員を対象に、公認会計士による「会計相談」を行うこととしている。 8 下水道関係団体の活動の支援 次のとおり、下水道関係団体の活動の支援を行う。 ① 流域下水道都道府県協議会、全国流域下水道促進協議会連合会、全国町村下 水道推進協議会及び下水道研究会議等の提言活動等の支援を行う ② 下水道高度処理促進全国協議会の促進活動等の支援を行う。 9 公益信託下水道振興基金に係る信託事務の支援 「公益信託下水道振興基金」の受託者(みずほ信託銀行)が行う信託事務のうち、 運営委員会の運営等に係る事務処理の支援を行う。 10 外部監査 これまで、「公益法人の指導監督体制の充実等について」(平成 13 年 2 月 9 日 公益法人等の指導監督等に関する関係閣僚会議幹事会申合せ)申合せ事項「3 そ の他(2)外部監査の要請」に基づき外部監査を受けてきているが、公益社団法人 移行後も、公益認定ガイドラインに定める情報開示の適正性を担保するため、任意 監査として外部監査を継続する。 11 賛助会員関係(再掲) (1) 平成 24 年度事業、下水道展の開催計画等の審議のため、賛助会員参与会、賛助 会員常任参与会幹事会等の開催を予定する。 (2) 関係省及び地方公共団体職員(下水道用資器材の規格の制定等にあたっては、業 - 30 - 界団体職員を含む。)により構成された各種委員会において、対象によっては長期 にわたる調査審議の結果に基づきとりまとめられた調査報告書等を、原価で購入で き、また、代金後納制を適用している。 (3) 政府予算の概算要求又は編成期に向けて、提言活動(本会賛助会員参与会と共 催)の実施を予定する。 (4) 世界に誇る技術の祭典「下水道展 ’12 神戸」を、下水道研究発表会等と併せて 開催し、これに出展できるとともに、研究発表会にも参加できる。 (5) 認定工場制度を適用する資器材を 31、認定工場を延べ 726 と予定し、これらに ついての所定の基本調査及び製品検査の実施を予定する。また、資器材製造者団体 の要請に基づき、実物による下水道用管路資器材研修会を全国 12 会場で開催する。 (6) 賛助会員参加のための研究発表会のほか、一般の講習会、説明会等を 15 種程度 予定する。 (7) 国際交流関係行事やビジネスセミナーへの参加募集を行うとともに、GCUS活 動の情報提供を行う。 (8) 下水道技術検定(第 3 種)・下水道管理技術認定試験(日本下水道事業団実施) に係る受験講習を実施する。 (9) 平成 23 年度に実施した賛助会員への会員サービスの向上に向けたアンケート調 査の結果を踏まえ、事業の見直し等を通じて、サービスの向上に図っていく。 12 役職員予算定数 区 役 職 分 定 数 員 91名 うち検査員 38名 - 31 - 備 考
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