第1条 この規則は社会福 - 社会福祉法人 神奈川県匡済会

社会福祉法人 神奈川県匡済会
職員就業規則
昭和42年 4月 1日
施 行
平成11年 4月 1日
改 正
平成20年 4月 1日
改 正
昭和53年 2月 1日
改 正
平成13年 4月 1日
〃
平成22年 4月 1日
〃
昭和57年 7月 1日
〃
平成14年 3月22日
〃
平成22年 5月26日
〃
昭和59年 1月 1日
〃
平成14年 4月 1日
〃
平成23年 4月 1日
〃
昭和59年 4月 1日
〃
平成15年 4月 1日
〃
平成24年 6月 1日
〃
昭和61年 4月 1日
〃
平成15年 6月 1日
〃
平成25年 4月 1日
〃
平成 元年 4月 1日
〃
平成16年 4月 1日
〃
平成26年 4月 1日
〃
平成 5年 5月 8日
〃
平成16年11月 1日
〃
平成26年 6月 1日
〃
平成 6年 4月 1日
〃
平成17年 4月 1日
〃
平成27年 4月 1日
〃
平成 7年
4月
1日
〃
平成18年 4月 1日
〃
平成 8年
4月
1日
平成19年
〃
4月 1日
第1章 総 則
(目的)
第1条 この規則は社会福祉法人神奈川県匡済会(以下「本会」という。
)職員の就業に関
し必要な事項を定めるものとする。
2
この規則に定めるもののほか、職員の就業に関する事項は、労働基準法その他の法令
の定めるところによる。
(適用範囲)
第2条 この規則において職員とは、第 2 章で定める手続により採用され、本会の業務に
常時従事する役員以外のすべてのものをいう。
2
嘱託員、準職員及び臨時職員については、別に定めるもののほか、この規則を準用す
る。
(規則・規程の遵守)
第3条
職員は法令に定められたもののほか、すべての規程を遵守し、互いに協力して本
会業務の発展に努めなければならない。
第2章 人 事
(採用)
第4条
職員に採用されようとする者は、履歴書、健康診断書、その他必要な書類を提出
しなければならない。
1
2 職員の採用は、書類審査、面接等によるものとする。
(提出書類)
第5条 職員として採用された者は、次に掲げる書類を採用された日から 2 週間以内に提
出しなければならない。
(1)履歴書
(2)住民票記載事項証明書
(3)身元保証書
(4)誓約書
(5)その他理事長が必要と認めるもの
2 前項の提出書類の記載事項に変更があったときは、その都度届け出なければならない。
3 本会は、提出書類について、第三者への情報漏洩や目的外使用をしてはならない。
(試用期間)
第6条 新たに職員として採用された者は、
採用された日から 3 箇月間を試用期間とする。
ただし、試用期間は状況により短縮し、又は、設けないことができる。
2
試用期間中又は試用期間満了の際、引き続き職員として勤務させることが不適当と認
められる場合には、採用を取り消すことができる。ただし、入社後 14 日を経過した者に
ついては、第 44 条第 2 項に定める手続きによって行う。
3 試用期間は勤務年数に通算する。
(労働条件の明示)
第7条
本会は、従業員の採用に際しては、賃金、就業場所、従事する業務、労働時間、
休日、退職に関する事項その他の労働条件を明らかにするための書面及びこの規則を交付
して労働条件を明示するものとする。
(人事異動)
第8条
法人の経営、業務上の必要がある場合、職員に配置転換、転勤、出向、派遣及び
役職の登用又は降職などの人事異動を命ずる。業務上必要のある場合とは、次に掲げる事
項をいう。
(1)組織の変更、施設の新設、廃止または縮小その他これに準ずる事由がある場合
(2)人材育成の必要がある場合
(3)職員が配置換えを希望し、法人が認めた場合
(4)欠員を補充する場合
(5)職員の適性を勘案し、適材適所の配置を行う場合
(6)その他、法人が必要と認めた場合
2 前項の命令を受けた職員は、正当な理由がない限り、これに従わなければならない。
3 育児・介護を行う職員について人事異動を命じる場合には、これを配慮して行う。
2
第3章 服 務
(服務)
第9条
職員は、職務上の責任を自覚し、誠実に職務を遂行するとともに、本会の指示命
令に従い、職務能率の向上及び職場秩序の維持に努めなければならない。
(遵守事項)
第 10 条 職員は、次に掲げる事項を守らなければならない。
(1)諸規程を守り、業務上の指示、命令に従って互いに協力し、その職責を自覚し、
誠実に職務を遂行すること。
(2)事業所の内外、勤務時間の内外を問わず、本会の信用を傷つけ、又は名誉を損な
うような行為をしないこと。
(3)在職中及び退職後においても、職務上知ることができた秘密事項及び本会の不利
益となる事項を他に漏らさないこと。
(4)許可なくして他に就職し、又は事業を営むこと。
(5)円滑な業務遂行を妨げ、職場の環境を悪化させるような相手方の望まない性的言
動を慎み、また、その性的言動に対する相手方の対応によって一定の不利益を与えるよう
な行為を行わないこと。
(6)勤務中は職務に専念し、正当な理由なく勤務場所を離れないこと。
(7)許可なく職務以外の目的で本会の施設、物品等を使用しないこと。
(8)職務に関連して自己の利益を図り、又は、他より不当な金品を借用し、若しくは
贈与を受ける等不正な行為は行わないこと。
(9)酒気を帯びて就業しないこと。
(10)許可なく他の会社等の業務に従事しないこと。
(11)その他従業員としてふさわしくない行為をしないこと。
(職務専念義務等)
第 11 条 職員は、勤務時間中は定められた業務に専念しなければならない。
2
前項の規定にかかわらず職員は、次の各号の何れかに該当する場合において、あらか
じめ、所属長の承認を得て、その職務専念の義務を免除されることができる。
(1)職務に関連する研修を受ける場合
(2)選挙権その他公民権を行使する場合
(3)その他理事長が定める場合
(セクシャルハラスメントの禁止)
第 12 条 性的言動により、他の職員に不利益や不快感を与え、就業環境を害するようなこ
とをしてはならない。
3
(パワーハラスメントの禁止)
第 13 条 職務上の権限や上下関係、職場における人間関係等に伴う権力を使い、業務や指
導などの適切な範囲を超えて行われる強制や嫌がらせなどの迷惑行為を行ってはならな
い。
(個人情報保護)
第 14 条 職員は、本会及び利用者等に関する情報の管理に十分注意を払うとともに、自ら
の業務に関係のない情報を不要に取得してはならない。
2
従業員は、職場又は職種を異動あるいは退職するに際して、自らが管理していた本会
及び利用者等に関するデータ・情報書類等を速やかに返却しなければならない。
(身分証明書)
第 15 条 職員には、身分証明書を交付する。
2
身分証明書を損傷又は紛失したときは、すみやかに届け出て再交付を受けなければな
らない。
(出勤)
第 16 条
2
職員は、始業時刻から終業時刻まで勤務し、出勤簿に押印しなければならない。
残業等を行う場合には、別途、本会の定める残業申請書を提出し所属長の承認を得な
ければならない。
(遅刻・早退・欠勤等)
第 17 条 職員は、やむを得ない理由で、遅刻、早退、外出又は欠勤をしようとするときは、
あらかじめ所属長に届け出て、その許可を受けなければならない。
2 前項の場合は、原則として不就労分に対応する賃金は控除する。
3
傷病のため継続して、7 日以上欠勤する時には、医師の診断書を提出しなければなら
ない。
(事務引き継ぎ)
第 18 条 職員が退職又は休職のときは、すみやかに担当業務及び書類、物品等を後任者又
はこれに代わる者に引き継ぎ、所属長に報告しなければならない。
第 4 章 勤務時間及びその他の勤務条件
(勤務時間の範囲)
第 19 条 職員の勤務時間は、休憩時間を除き、1 週 40 時間とする。
(勤務時間)
第 20 条 職員の勤務別、勤務時間及び休憩時間は別表のとおりとする。
(休憩時間)
第 21 条 休憩時間は、60 分間とする。
4
(勤務時間及び休憩時間の特例)
第 22 条 所属長は、業務の都合その他やむを得ない事情により、始業及び終業の時刻並び
に休憩時間を繰り上げ、又は繰り下げることがある。この場合、所属長が前日までに職
員に通知する。
2 次のいずれかに該当する職員の勤務時間は、毎月 1 日を起算日とする 1 箇月単位の変
形労働時間制とし、1 箇月を平均して 1 週間 40 時間以内とする。始業と終業の時刻及び
休憩時間は別表の通りとし、具体的な勤務については、当該勤務月の開始前に示す月単位
の勤務表によることとする。
(1)養護老人ホーム白寿荘の看護師及び介護員
(2)特別養護老人ホーム白寿荘の看護師及び介護員
(3)救護施設横浜市浦舟園の看護師及び介護員
(休日)
第 23 条 休日は原則として、次のとおりとする。
(1)土曜日及び日曜日
(2)国民の祝日に関する法律に規定する休日
(3)1 月 2 日、3 日、12 月 29 日、30 日、31 日(前号に掲げる日を除く。
)
2
勤務条件の特殊性により、前項の規定により難いときは、所属長は、勤務を要しない
日を定めることができる。
(時間外勤務等)
第 24 条 業務の都合により、時間外勤務又は休日勤務を命ずることがある。法定労働時間
を超える労働又は法定休日における労働については、あらかじめ本会は職員の過半数を代
表する者と書面による労使協定を締結するとともに、これを所轄の労働基準監督署長に届
け出るものとする。
2
災害その他避けることのできない事由によって臨時に必要がある場合には、前項の制
限を超えて、所定労働時間又は休日に労働させることがある。
(振替休日)
第 25 条 業務の都合により、休日勤務を命ずる場合において、1 箇月以内の他の日に当該
休日を振り替えることができる。
(宿日直等)
第 26 条 所属長は所属職員に対し、宿日直及び夜勤を命ずることができる。
第 5 章 休暇等
(休暇)
第 27 条 休暇の種類は、年次有給休暇、慶弔休暇、療養休暇、代替休暇、子の看護休暇、
介護休暇とする。
5
2 休暇とは、給与の支給を受けて勤務時間中に勤務しない期間をいう。
(年次有給休暇)
第 28 条 年次有給休暇は、勤務年数に応じて、所定労働日の 8 割以上出勤した職員に対し
て、次の区分により与える。
2
勤務年数
2年目
3年目
4年目
5年目
6年目以降
休暇日数
14日
15日
16日
18日
20日
年の途中において新たに採用され、試用期間が満了した職員の年次休暇は、次のとお
りとする。
(試用期間満了後の翌日の属する月を基準とする)
採用月
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
休暇日数
10
10
10
10
10
10
5
4
3
2
2
1
3 休暇年度は、毎年 1 月 1 日から 12 月 31 までとする。
4 年次有給休暇は 1 日を単位とする。ただし、必要がある場合は半日を単位とすること
ができる。
5 第 1 項の年次有給休暇は、職員があらかじめ請求する時季に取得させる。ただし、職
員が請求した時季に年次有給休暇を取得させることが事業の正常な運営を妨げる場合は、
他の時季に取得させることがある。
6 第 5 項の規定にもかかわらず、
職員の過半数を代表する者との書面による協定により、
各職員の有する年次有給休暇日数のうち 5 日を超える部分について、あらかじめ時季を指
定して取得させることがある。
7 第 1 項の出勤率の算定に当たっては、下記の期間については、出勤したものとして取
扱う。
(1)年次有給休暇を取得した期間、代替休暇
(2)産前産後の休業期間
(3)育児・介護休業法に基づく育児休業及び介護休業期間
(4)業務上の負傷又は疾病により療養のために休業した期間
8 付与日から 1 年以内に取得しなかった年次有給休暇は、付与日から 2 年以内に限り繰
り越しして取得することができる。
9
前項について、繰り越された年次有給休暇とその後付与された年次有給休暇のいずれ
も取得できる場合には、繰り越された年次有給休暇から取得させる。
(慶弔休暇)
第 29 条
職員が次の表に掲げるいずれかの事由に該当する場合は、その期間内において
慶弔休暇を与える。
6
事
由
期
間
結婚のとき
5日
配偶者が出産したとき
3日
生理日の終業が著しく困難なとき
2日
配偶者
親
族
が
死
亡
し
た
と
き
血
族
姻
族
10日
父母
7日
子
5日
祖父母
3日
孫
1日
兄弟姉妹
3日
伯叔父母
1日
父母
3日
子
1日
祖父母
1日
兄弟姉妹
1日
(療養休暇)
第 30 条 職員が、私傷病により年次有給休暇をとり、その年次有給休暇を消化してもなお
治癒しなかった場合、以降 90 日間の療養休暇を与える。
2
特例として、手持ち休暇を全く消化せず、次表の区分により年次有給休暇を保有して
療養休暇に入ることができる。
休むことになった
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
最初の属する月
月
月
月
月
月
月
月
月
月
月
月
月
保有を認める
10
10
10
9
8
7
6
5
4
4
3
3
年次休暇
日
日
日
日
日
日
日
日
日
日
日
日
(代替休暇)
第 31 条 月 60 時間を超えて時間外勤務をした場合、労使協定に基づき、60 時間を超える
部分について割増賃金の支払に代えて、代替休暇を取得することができる。
2
代替休暇の取得の適用を受けることができる職員の範囲その他必要な事項については、
別に定める。
(子の看護休暇)
第 32 条 職員は、小学校就学始期に達するまでの子を養育し、当該子が負傷し、又は疾病
にかかり世話をする必要があるときは、申し出により、就業規則第 28 条に規定する年次
有給休暇とは別に、看護休暇を取得することができる。
2
看護休暇を取得することができる職員の範囲その他必要な事項については、別に定め
る。
7
(介護休暇)
第 33 条 要介護状態にある家族の介護その他の世話をする職員は、申し出により、就業規
則第 28 条に規定する年次有給休暇とは別に、介護休暇を取得することができる。
2 介護休暇を取得することができる職員の範囲その他必要な事項は別に定める。
(休暇の取り扱い)
第 34 条 休暇を受けようとする職員は、あらかじめ所属長に届け出なければならない。
2
年次有給休暇は、その間に休日があるときはこれを除き、慶弔休暇及び療養休暇につ
いては、その間に休日があるときはこれを通算する。
(産前産後休業)
第 35 条 8 週間(多胎妊娠の場合は 14 週間)以内に出産予定の女性職員から請求があった
ときは、休業させる。
2 産後 8 週間を経過していない女性職員は、就業させない。
3 前項の規定にかかわらず、
産後 6 週間を経過した女性従業員から請求があった場合は、
その者について医師が支障なしと認めた業務に就かせることがある。
4 前項の休業の内、産前 8 週間から産前 6 週間までは、有給とする。
(母性健康管理のための休暇等)
第 36 条 妊娠中又は出産後 1 年を経過しない女性職員から、所定労働時間内に母子保健法
(昭和 40 年法律 141 号)に基づく保健指導又は健康診査を受けるために、申出があった
ときは次の範囲で時間内通院を認める。
(1)産前の場合
○妊娠 23 週まで 4 週に 1 回
○妊娠 36 週から出産まで 1 週に 1 回
○妊娠 24 週から 35 週まで 2 週に 1 回
ただし、医師又は助産師(以下「医師等」という。
)がこれと異なる指示をした
ときには、その指示により必要な時間
(2)産後(1 年以内)の場合
○医師等の指示により必要な時間
2 妊娠中又は出産後 1 年を経過しない女性職員から保健指導又は健康診査に基づき勤務
時間等について医師等の指導を受けた旨の申出があった場合、次の措置を講ずる。
(1)妊娠中の通勤緩和
通勤時の混雑を避けるよう指導された場合は、原則として 1 時間の勤務時間の短
縮又は 1 時間以内の時差出勤
(2)妊娠中の休憩の特例
休憩時間について指導された場合は、適宜休憩時間の延長、休憩の回数の増加
(3)妊娠中又は出産後の諸症状に対応する措置
妊娠中又は出産後の女性従業員が、その症状等に関して指導された場合は、医師
等の指導を遵守するための作業の軽減、勤務時間の短縮、休業等
8
(育児休業等)
第 37 条 育児のために休業することを希望する職員であって、1 歳に満たない子と同居し
養育する者は、申し出により育児休業をし、又は小学校就学の始期までにある子を養育す
るために育児短時間勤務制度の適用を受けることができる。
2
育児休業をし、又は育児短時間勤務制度の適用を受けることができる職員の範囲その
他必要な事項については、別に定める。
(介護休業等)
第 38 条 職員は、要介護状態にある家族を介護する必要があるときは、申し出により、介
護休業をし、又は介護短時間勤務制度の適用を受けることができる。
2
介護休業をし、又は介護短時間勤務制度の適用を受けることができる職員の範囲その
他必要な事項については、別に定める。
(出張)
第 39 条 職員には、業務の都合により出張を命ずることができる。
2
職員が前項の規定による出張をしたときは、帰着後直ちに口頭又は文書によって復命
しなければならない。
3 第 1 項により出張を命ぜられた職員には、別に定めるところにより、旅費を支給する。
第 6 章 賃金
(賃金)
第 40 条 職員の給与、賞与、退職金については別に定める。
第 7 章 休職及び退職
(休職及び休職期間)
第 41 条 職員が次の各号のいずれかに該当する場合は、それぞれ各号に定める期間、休職
を命ずることができる。
(1)業務上の傷病により 3 ヶ月以上の休養を要する場合、以降 3 年間
(2)私傷病により長期に渡り休養を要する場合、療養休暇経過後 21 箇月以内
(3)刑事事件に関係し、起訴された場合、当該刑事事件が裁判所に係属する期間
2 休職その他職務に従事しない期間は、これを勤務期間に算入しない。
(復職)
第 42 条 休職期間満了前に休職事由が消滅したと認められるときは、復職させることがで
きる。
2 前項の場合、復職後 3 箇月以内に同一事由により再び欠勤したときは、復職を取り消
し、復職前の休職期間に通算する
9
(退職)
第 43 条 職員が次のいずれかに該当するときは退職とし、職員としての身分を失う。
(1)退職を願い出て承認されたとき。
(2)死亡したとき。
(3)定年に達したとき。
(4)雇用期間が満了したとき。
(5)休職期間満了までに休職事由が消滅せず復職することができないとき。
(6)労働基準法第 81 条の規定によって打切り補償をしたとき。
2 職員が退職しようとするときは、その 14 日前までに退職届けを提出し、承認があるま
では従前の業務を継続しなければならない。
3
職員が退職し、又は解雇された場合、その請求に基づき、使用期間、業務の種類、地
位、賃金又は退職の事由を記載した証明書を遅滞なく交付する。
(解雇)
第 44 条
職員が次のいずれかに該当するときは、その意に反して解雇することができる。
(1)心身の故障により業務の遂行に支障があり又はこれに耐えられないとき。
(2)勤務成績、業務能率が著しく劣り、向上の見込みがなく、他の職務にも転換でき
ない等、業務に適しないとき。
(3)前 2 項に規定する場合のほか、その職に必要な適正を欠くとき。
(4)定款の改廃又は予算の減少、事業の縮小により過剰員を生じたとき。
(5)勤務状況が著しく不良で、改善の見込みがなく、職員としての職責を果たし得な
いとき。
(6)業務上の負傷又は疾病による療養の開始後 3 年を経過しても当該負傷又は疾病が
治らない場合であって、職員が傷病補償年金を受けているとき又は受けることとなったと
き(会社が打ち切り補償を支払ったときを含む。)
。
(7)精神又は身体の障害について、適正な雇用管理を行い、雇用の継続に配慮しても
なおその障害により業務に耐えられないと認められたとき。
(8)試用期間における作業能率又は勤務態度が著しく不良で、職員として不適格であ
ると認められたとき。
(9)7 日間以上正当な理由なく無断欠勤し、出勤の督促に応じないとき。
(10)第 53 条に定める懲戒解雇事由に該当する事実が認められたとき。
(11)事業の運営上又は天災事変その他これに準ずるやむを得ない事由により、事業の
縮小又は部署の閉鎖等を行う必要が生じ、かつ他の職務への転換が困難なとき。
(12)その他前各号に準ずるやむを得ない事由があったとき。
2 前項の規定により職員を解雇する場合は、少なくとも 30 日前に予告する。予告しない
ときは、平均賃金の 30 日分以上の手当を解雇予告手当として支払う。ただし、予告の日
数については、解雇予告手当を支払った日数だけ短縮することができる。
10
3
前項の規定は、労働基準監督署長の認定を受けて職員を即時解雇する場合又は次の各
号のいずれかに該当する職員を解雇する場合は、この限りではない。
(1)日々雇い入れられる職員(1 箇月を超えて引き続き使用されるに至った者を除く)
(2)2 箇月以内の期間を定めて使用する職員(その期間を超えて引き続き使用されるに至
った者を除く)
(3)試用期間中の従業員(14 日を超えて引き続き使用されるに至った者を除く。)
4 第 1 項の規定による職員の解雇に際して、職員から請求のあった場合は、解雇の理由
を記載した証明書を交付する。
第 8 章 定年制
(定年)
第 45 条 職員の定年は 65 歳とし、満年齢に達した日の属する月の末日をもって定年退職
とする。
2
前項の規定にかかわらず、理事長が業務上の都合により、特に必要と認めた者につい
ては、条件を付して延長することができる。
第 9 章 安全衛生及び災害補償
(安全衛生の確保)
第 46 条 職員は常に災害予防に留意し、職場の安全保持と環境整備に努めなければならな
い。
(災害時の措置)
第 47 条 職員は災害の発生又はその危険を知った場合は、その状況に応じ、臨機の措置を
とるとともに所属長に報告し、その指示に従わなければならない。
(就業禁止)
第 48 条 他人に伝染するおそれのある疾病にかかっている者、又は就業により本人の病状
が増悪するおそれのある者、その他医師が就業不適当と認めた者は就業を禁止する。
2
職員は家族等の同居人が他人に伝染するおそれのある疾病にかかり、又はその疑いの
ある場合には、直ちに所属長に届け出て必要な指示を受けなければならない。
(健康診断)
第 49 条 職員に対しては、毎年 1 回(深夜労働に従事する者は 6 箇月ごとに 1 回)定期に
健康診断を行う。
2
長時間の労働により疲労の蓄積が認められる職員に対し、その者の申出により医師に
よる面接指導を行う。
11
3 第 1 項の健康診断並びに前項の面接指導の結果必要と認める時は、一定期間の就業禁
止、労働時間の短縮、配置転換その他健康保持上必要な措置を命ずることがある。
(災害補償)
第 50 条 職員が業務上の傷病にかかったときは、労働基準法及び労働者災害補償保険法の
定めるところにより災害補償を行う。
第 10 章 表彰及び懲戒
(表彰)
第 51 条 職員が、次の各号のいずれかに該当する場合は、表彰する。
(1)勤続満 20 年を超える期間を優良な成績で勤務したとき。
(2)勤続満 30 年を超える期間を優良な成績で勤務したとき。
(3)その他表彰に値する功績又は善行があったとき。
2 前項の表彰は、賞状及び記念品の授与もって行う。
(懲戒の種類)
第 52 条 懲戒は、その情状によって、次の各号のいずれかの方法によって行う。
(1)けん責 始末書を提出させ、将来を戒める。
(2)減給 始末書を提出させ、給料を減額し、将来を戒める。減給は 1 回の額が平均
賃金の 1 日分の 5 割を超えることなく、また総額が1賃金支払期における賃金の 1
割を超えることはない。
(3)出勤停止 始末書を提出させ、かつ1箇月以下の範囲内で出勤を停止し、将来を
戒め、その期間は如何なる賃金も支給しない。
(4)降職・降格
始末書を提出させ、かつ職務上の地位を免じ、又は下位等級へ降格
する。
(5)論旨解雇 論旨により退職願を出させるが、これに応じない時は懲戒解雇する。
(6)懲戒解雇
退職手当を支給しないで、予告期間を設けることなく即時解雇する。
所轄労働基準監督署長の認定を受けたときは、解雇予告手当を支給しない。
2 前項第 1 号から第 4 号までの処分を受けた者には、一定期間昇給の停止を行うことが
できる。
(懲戒の事由)
第 53 条 職員が、次の各号のいずれかに該当する場合、けん責、減給、出勤停止又は降職・
降格にする。
(1)正当な理由無くして上司の指示に従わなかったとき。
(2)自己の職責を怠り、職務怠慢であったとき。
(3)頻繁に無断欠勤、遅刻、早退、又は外出を行う等、職場の秩序を乱すような身勝
手な行為があったとき。
12
(4)業務上の権限を超え、又はこれに濫用して専断的な行為があったとき。
(5)けんか等職場の秩序を乱す行為があったとき。
(6)素行不良で秩序風紀を乱したとき。
(7)性的な関心を示し、又は、性的な行為をしかけることにより、他の職員の業務に
支障を与えたとき。
(8)監督不行届により、部下が法人に損害を与えたとき。
(9)職員たる体面を汚し、又は信用を失う行為があったとき。
(10)第 9 条から第 14 条に違反したとき。
(11)前各号に準ずる程度の不都合な行為があったとき。
2 職員が、次の各号のいずれかに該当する場合、論旨解雇又は懲戒解雇にする。
(1)極めて軽微なものを除き、事業場内外における盗取、横領、傷害等刑法犯に該当
する行為があったとき。
(2)賭博、風紀素乱等により職場規律を乱し、他の職員に悪影響を及ぼしたとき。
(3)雇入れの際の採用条件の重要な要素となるような経歴を詐欺したとき。
(4)法人の承認を得ないで、他の事業へ転職したとき。
(5)7 日以上正当な理由なく無断欠勤し、出勤の督促に応じないとき。
(6)業務に関する重大な秘密を他に漏らしたとき。
(7)故意又は重大な過失により、本会に有形無形の損害を与えたとき。
(8)職務に関し、不当に金品その他を受け取り、又は与えたとき。
(9)職責を利用して交際を強要し、あるいは、性的な関係を強要したとき。
(10)刑法上の処罰を受けたとき。
(11)前項、前各号に該当する行為を反復し、改しゅんの情が認められないとき。
(12)前各号に準ずる程度の不都合な行為があったとき。
(損害賠償)
第 54 条 職員が、故意又は重大な過失により、本会に損害を与えたときは、その損害の全
部又は一部を賠償させることができる。
第 11 章 教育訓練
(教育訓練)
第 55 条 本会は、職員に対し、業務に必要な知識、技能を高め、資質の向上を図るため、
必要な教育訓練を行う。
2
職員は、本会から教育訓練を受講するよう指示された場合には、特段の事由がない限
り指示された教育訓練を受けなければならない。
3 前項の指示は、教育訓練開始日の少なくとも 1 週間前までに当該職員に対し文書等で
通知する。
13
第 12 章 補 則
(委任)
第 56 条 この規則の施行に関し、必要な事項は理事長が定める。
附 則
この規則は、昭和42年4月1日から施行する。
附 則
この規則は、昭和53年2月1日から施行する。
附 則
この規則は、昭和57年7月1日から施行する。
附 則
この規則は、昭和59年1月1日から施行する。
附 則
1.この規則は、昭和59年4月1日から施行する。
2.この規則施行の際、現になされている職員の勤務時間、休憩等に関する取り扱いは、
この規則に基づいてなされたものとみなす。
附 則
この規則は、昭和61年4月1日から施行する。
附 則
この規則は、平成元年11月1日から施行する。
附 則
この規則は、平成5年5月8日から施行し、平成5年5月1日から適用する。
附 則
この規則は、平成6年4月1日から施行する。但し、第14条別表については、平成5
年12月1日から適用する。
附 則
この規則は、平成7年4月1日から施行し、平成6年4月1日から適用する。
附 則
この規則は、平成8年4月1日から施行する。
附 則
この規則は、平成11年4月1日から施行する。
附 則
この規則は、平成13年4月1日から施行する。
14
附 則
この規則は、平成14年3月22日から施行し、第23条については平成14年1月
1日から、第14条については平成14年4月1日から適用する。
附 則
この規則は、平成14年4月1日から施行する。
附 則
この規則は、平成15年4月1日から施行する。
附 則
この規則は、平成15年6月1日から施行する。
附 則
この規則は、平成16年4月1日から施行する。
附 則
この規則は、平成16年11月1日から施行する。
附 則
この規則は、平成17年4月1日から施行する。
附 則
この規則は、平成18年4月1日から施行する。
附 則
この規則は、平成19年4月1日から施行する。
附 則
この規則は、平成20年4月1日から施行する。
附 則
この規則は、平成22年4月1日から施行する。
附 則
この規則は、平成22年5月26日から施行する。
附 則
この規則は、平成23年4月1日から施行する。
附 則
この規則は、平成24年6月1日から施行する。
附 則
この規則は、平成25年4月1日から施行する。
附 則
この規則は、平成26年4月1日から施行する。
附 則
この規則は、平成26年6月1日から施行する。
15
附 則
この規則は、平成27年4月1日から施行する。
16
(第20条関係)
別 表
法人本部
職種
勤務
始業
休憩
終業
午後 0 時 30
職員
日勤
8:30
分から 60 分
間を与える。
17
17:30
備考
別表
寿福祉センター保育所
職種
勤務
始業
日勤
8:30
早番
7:15
遅番
9:30
休憩
勤務時間の途
中に60分間
保育士
土曜日
その他の
職員
を与える。
8:30
日勤
8:30
早番
7:15
遅番
10:15
土曜日
8:30
-
勤務時間の途
中に60分間
を与える。
-
18
終業
17:30
16:15
18:30
12:30
17:30
16:15
19:15
12:30
備考
別 表
養護老人ホーム白寿荘
職種
勤務
日勤
始業
8:45
休憩
終業
勤務時間の途
17:45
中に60分間
遅番
9:45
介護員
を与える。
18:45
勤務時間の途
夜勤
16:00
中に120分
10:00
間を与える。
勤務時間の途
看護師
日勤
8:30
中に60分間
17:30
を与える。
管理栄養士
その他の職員
日勤
8:45
遅番
9:15
日勤
8:15
〃
〃
19
17:45
18:15
17:15
備考
別 表
特別養護老人ホーム白寿荘
職種
介護員
勤務
始業
日勤
9:00
早番
6:30
準早番
8:00
遅番
休憩
勤務時間の途
中に60分間
を与える。
10:00
終業
18:00
15:30
17:00
19:00
勤務時間の途
夜勤
16:00
中に120分
10:00
間を与える。
日勤
8:30
看護師
管理栄養士
その他の職員
勤務時間の途
17:30
中に60分間
遅番
9:15
日勤
8:45
遅番
9:15
日勤
8:30
を与える。
〃
〃
20
18:15
17:45
18:15
17:30
備考
別 表
十日市場地域ケアプラザ・横浜市緑ほのぼの荘
職種
勤務
始業
早番
8:15
日勤
8:30
中番
9:00
遅番
12:00
その他の
日勤
8:30
職員
遅番
介護員
休憩
勤務時間の途
中に60分間
を与える。
終業
17:15
17:30
18:00
21:00
17:30
〃
12:00
21:00
21
備考
別 表
踊場地域ケアプラザ
職種
勤務
始業
休憩
終業
早番
8:15
勤務時間の途
17:15
日勤
8:45
遅番
12:15
21:15
その他の
日勤
8:30
17:30
職員
遅番
12:15
中に60分間
介護員
を与える。
17:45
〃
21:15
22
備考
別 表
横浜市ホームレス自立支援施設はまかぜ
職種
職員
勤務
始業
日勤
8:30
宿直翌日
6:00
宿直
17:30
休憩
勤務時間の
途中に60
分間を与え
る。
~
23
終業
17:30
15:00
6:00
備考
別 表
新山下二丁目保育所
職種
勤務
平日
保育士
土曜
休憩
終業
日勤
8:15
17:15
早番
6:45
15:45
早番補助
7:30
中番
9:00
遅番補助
9:30
勤務時間の途
中に60分間
を与える。
16:30
18:00
18:30
遅番
11:00
日勤
8:00
17:00
早番
6:45
15:45
日勤
その他
始業
8:30
平日
20:00
17:30
〃
遅番
11:15
日勤
8:30
20:15
の職員
土曜
24
-
12:30
備考
別 表
救護施設横浜市浦舟園
職種
介護員
勤務
始業
休憩
終業
日勤
8:30
勤務時間の途
17:30
早番
7:00
中に60分間
16:00
遅番
10:15
を与える。
19:15
勤務時間の途
夜勤
16:15
中に120分
10:15
間を与える。
早番
8:00
看護師
その他の
職員
勤務時間の途
17:00
中に60分間
日勤
8:45
日勤
8:15
宿直翌日
宿直
を与える。
17:45
17:15
〃
6:00
17:15
~
25
15:00
6:00
備考
別 表
大倉山保育園
職種
勤務
平日
保育士
土曜
栄養士
土曜
の職員
休憩
平日
土曜
終業
日勤
8:15
早番
6:45
勤務時間の途
15:45
早番補助
7:45
中に60分間
16:45
遅番補助
9:00
を与える。
18:00
17:15
遅番
11:00
日勤
8:30
-
早番
7:00
勤務時間の途
20:00
12:30
11:00
中に60分間
遅番
9:30
日勤
8:15
を与える。
勤務時間の途
18:30
17:15
中に60分間
平日
調理員
その他
始業
遅番
9:45
を与える。
日勤
8:30
-
日勤
8:15
勤務時間の途
17:15
遅番
11:00
中に60分間
20:00
日勤
9:45
26
を与える。
18:45
12:30
18:45
備考