ユーティリティ [SYSTEM]↓[UTILS] Finx CHK ユーティリティには、いざという時の為のヘルプ・コマンドや、トラブル を起こさない為の、システム・チェックに関するコマンドがあります。 [SELECT]することにより、DEPに接続された複数台のトラックパックの中 に、同じFINXナンバーを持つ異なったクリップがないか、チェックするこ とができます。 では、[SYSTEM]↓[UTILS]を開けてみましょう。 Dir CHK Finx IMP Finxとは、録音された音です。通常、クリップと呼んでいるものは、録音 した音に対して任意の名前を付けたものであり、実際の音のデータはFinx と呼ばれ、録音された時に自動的に登録されるIDナンバーで管理されてい ます。 もし、間違ってクリップをデリートしてしまい、UNDOで戻せなくなって しまった場合は、このFinx IMP機能を使うことにより、音を戻すことがで きます。 操作手順 1. トラックを選択し、音を貼り付けたい時間軸にロケートします。 2. [SYSTEM]↓[UTILS]↓[Finx IMP]を[SELECT]します。 3. 切り替わった画面の右側に、現在使用しているトラックパックの中に あるFINXが表示されるので、 [↑]と[↓]でカーソルを移動し、 [→]でオー ディションをします。([←]でオーディションを中止します。) 4. 必要な音が見つかったら[SELECT]を押します。 ここでインポートした音は、クリップとして扱うことが可能です。また、イ ンポートしたクリップは、FINXナンバーがクリップ・ネームになっている ので、クリップ・ネームを設定し直して下さい。 DIRFATのチェックを行うコマンドで、現在使用しているDEPのデバイス のAUDIOSディレクトリーとファイル・アロケーション・テーブルのチェッ クをします。もし、何かエラーが起きた場合はDir FIXによって修正して下 さい。 Dir FIX [Dir CHK]を行ってエラーが見つかった場合に、エラーを修正することがで きます。 Safe RST 間違ってプロジェクトを[REMOVE]してしまった場合、このコマンドを使 用することで10回前までの分の[SAVE]されたプロジェクトを[SAFETY.0] から[SAFETY.9]のプロジェクト名で取り戻すことができます。 Prof GEN レコーディングやリストアを行ったときに、何らかの理由によりクリップ の波形がうまく書き込まれないことがまれにあります。そのような場合、 [SYSTEM]↓[UTILS]↓[ProfGEN]によって波形の書き直しを行ってくださ い。ここでは、プロジェクト中の全てのクリップを書き直すか、波形情報 のないクリップを探して書き直すかを選択することができます。
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