ベルギー:首都ブリュッセルの空港等における爆弾テロ事件の発生に伴う

情報種別:海外安全情報(スポット情報)
本情報は 2016 年 03 月 29 日現在有効です。
ベルギー:首都ブリュッセルの空港等における爆弾テロ事件の発生に伴う注意喚起
(再々更新)
2016 年 03 月 25 日
【主な変更点】
・テロの脅威度を「4」から「3」に引き下げ。
・事件に関与した他の犯人が存在する可能性。
1 3月22日朝(現地時間),首都ブリュッセル近郊のザベンテム(Zaventem)国際空港の出発ターミナル付近で2回の爆
発が発生しました。また,ブリュッセル中心部の地下鉄のマルベーク駅(Maelbeek/Maalbeek Station)においても爆発が発生し
ました。ベルギー政府の公式発表によれば,合わせて少なくとも31人が死亡,270人が負傷しました。
2 ベルギー政府は,本事件の発生を受けて,ベルギー全土のテロの脅威度を一時最高レベルの4に引き上げました。その後,3月
24日に,事件前と同じレベル3(テロの可能性があり,発生し得る)に引き下げましたが,引き続き高いレベルが維持されています。
3 本事件については,「ISILベルギー」と称する組織名で犯行声明が発出されました。ベルギー検察庁は,空港での2回の爆
発のうち1つは自爆テロであったと断定し,実行犯3人のうち2人が死亡したものの,残りの1人について現在も逃亡中であると発表
しました。また,地下鉄での自爆テロはもう1名の犯人が関与した可能性があるとも報じられており,捜査が続けられています。
4 ベルギーでの渡航・滞在については,これまでも安全について注意喚起をしてきていますが,引き続き十分な警戒が必要な状況で
す。つきましては,不測の事態に巻き込まれないようベルギー政府当局の情報など最新の関連情報の入手に努め,当面の間,不要
な外出は避け,特に閉鎖されている間は,空港周辺や地下鉄の駅には近づかないようにしてください。また,やむを得ず,政府施設,
公共交通機関,観光施設,デパートや市場など不特定多数が集まる場所等テロの標的となりやすい場所を訪れる際には周囲の状
況に注意を払い,不審な状況を察知したら,速やかにその場を離れるなど安全確保に十分注意してください。
5 海外渡航前には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。3か月以上滞
在する方は,緊急事態に備え必ず在留届を提出してください。
(http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html )
また,3か月未満の旅行や出張などの際には,海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう,「たびレジ」に登録してくださ
い。
(詳細は https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/# 参照)
6 なお,テロ・誘拐対策に関しては,以下も併せて御参照ください。
(1)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策 Q&A」
(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」
(パンフレットは,http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.html に掲載。)
(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関 2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903
(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)3047
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
○外務省 海外安全ホームページ:
http://www.anzen.mofa.go.jp/
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)
(現地大使館等連絡先)
○在ベルギー日本国大使館
住所:Rue Van Maerlant 1, 1040 Bruxelles, Belgique
電話:(市外局番 02)513-2340,500-0580(領事部)
国外からは(国番号 32)2-513-2340,2-500-0580(領事部)
Fax:(市外局番 02) 513-1556
国外からは(国番号 32)2-513-1556
ホームページ: http://www.be.emb-japan.go.jp/japanese/index.html
情報種別:海外安全情報(スポット情報)
本情報は 2016 年 02 月 29 日現在有効です。
トルコ:イスタンブール市内でのテロの脅威に関する
注意喚起
2016 年 02 月 24 日
1 2 月 24 日(現地時間),イスタンブール県警察が,メトロ(地下鉄)駅やメトロバス停留所など市内中心部の混雑した場所
での爆弾テロに対する警戒を強 化するよう呼びかける文書を県下の各地の警察本部に宛てて発出した旨報じられました。報道によれ
ば,同文書においては,具体的に以下の駅や停留所、及びエ センレル(Esenler)及びエセンユルト(Esenyurt)地区の広場等に対
する車両爆弾または自爆テロの可能性について言及されています。
(1)ウズンチャユル(Uzuncayir) メトロバス (カドキョイ(Kadikoy)-ウスキュダル(Uskudar)地区)
(2)アイルルク チェシュメシ(Ayrilik Cesmesi) メトロバス (カドキョイ(Kadikoy)地区)
(3)ウスキュダル(Uskudar) メトロ/マルマライ (ウスキュダル(Uskudar) 地区)
(4)ジンルジリクユ(Zincirlikuyu) メトロバス (ベシュキタシュ(Besiktas)-シシリ(Sisli)地区)
(5)メジディキョイ(Mecidiyekoy) メトロ (シシリ(Sisli)地区)
(6)オクメイダヌ(Okmeydani) メトロバス (シシリ(Sisli)地区)
(7)エディルネカプ(Edirnekapi) メトロ (エユップ(Eyup))地区)
(8)イェニボスナ(Yenibosna) メトロバス (バフチェリエブレリ(Bahcelievler)地区)
(9)インジルリ(Incirli) メトロバス (バクルキョイ(Bakurkyoi)-バフチェリエブレリ(Bahcelievler)地区)
(10)メルテル(Merter) メトロ (ギュンギョレン(Gungoren)地区)
2
イスタンブールでは,本年 1 月 12 日,同市中心部の観光地スルタンアフメト・ジャーミー(ブルーモスク)の近くの広場で,外国
人 11 人が死亡する自爆テ ロ事件が発生しました。また,首都アンカラでは,今月 17 日,市内空軍司令部付近にて,軍職員が
乗車する車両を狙ったとみられる自動車爆弾が爆発し,トル コ政府の発表では,少なくとも 29 人が死亡,61 人が負傷し,同自
爆テロの犯行声明を出したクルド解放の鷹(TAK)は,外国人を含む観光客への攻撃を示 唆しています(2016 年 1 月 12 日付
スポット情報「トルコ:イスタンブール中心部における爆発事案の発生に伴う注意喚起」,2016 年 2 月 24 日付トル コ:アンカラ市
内空軍司令部付近における爆発事案の発生に伴う注意喚起(更新)等参照)。
3 現在,イスタンブール県には,危険情報「レ ベル1:十分注意してください。」が発出されていますのでご留意ください。また,シリ
アとの国境付近及びイラクとの国境地帯の一部には危険情報「レベル 4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)」
が発出されていますので,いかなる目的であれ渡航しないでください。さらに,ハッカーリ, シュルナク,ハタイ,キリス,ガジアンテプ,シ
ャンルウルファ,マルディンの各県(シリア及びイラクとの国境地帯を除く)には,危険情報「レベル3:渡航 は止めてください。(渡航
中止勧告)」が発出されていますので,不要不急の渡航は控えてください。
4 イスタンブールを含むトルコに渡 航・滞在を予定している方は,上記情報を踏まえ,特に上記1に示される施設には不必要に近
づかないようにし,観光施設がテロの標的となる可能性があること に十分留意するとともに,下記の海外安全情報を確認の上,最新
の関連情報を入手するように努めてください。また,その他のテロの標的となりやすい場所 (軍・警察・政府関連施設,公共交通機
関,レストラン,ホテル,ショッピングモール,スーパーマーケット等人が多く集まる施設等)を訪れる際には,周囲の 状況に注意を払
い,不審な状況を察知したら速やかにその場を離れるなど,安全確保に十分注意を払ってください。
トルコ「海外安全情報」:
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.asp?id=052#ad-image-0
5 海外渡航前には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。3か月以上滞
在する方は,緊急事態に備え必ず在留届を提出してください。
(http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html )
また,3か月未満の旅行や出張などの際には,海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう,「たびレジ」に登録してくだ
さい。
(詳細は https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/#
参照)
6 爆弾事件に関しては,以下も併せてご参照ください。
(1)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策 Q&A」
(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」
(パンフレットは,http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.html に掲載。)
(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関 2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903
(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)3680
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2306
○外務省海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)
(現地大使館・総領事館連絡先)
○在トルコ日本国大使館
住所:Resit Galip Caddesi No. 81,06692,G.O.P., Ankara, Turkey
電話:(国番号 90)-312-446-0500
ホームページ:http://www.tr.emb-japan.go.jp/index_j.htm
○在イスタンブール日本国総領事館
住所:Tekfen Tower 10th Floor, Buyukdere Caddesi No. 209, 4.Levent, 34394,
Istanbul, Turkey
電話:(国番号 90)-212-317-4600
ホームページ:http://www.istanbul.tr.emb-japan.go.jp/index_j.html
本情報は 2016 年 02 月 29 日現在有効です。
感染症危険情報(中南米等におけるジカウイル
ス感染症の流行:妊婦及び妊娠予定の方は特に
ご注意ください。)(その5)
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo.asp?infocode=2016T054#ad-image-0
情報種別:海外安全情報(スポット情報)
本情報は 2016 年 02 月 29 日現在有効です。
フランス:テロの脅威に関する注意喚起(緊急
事態の延長)
2016 年 02 月 25 日
1.2015年11月13日,フランスのパリ及び同近郊で,多数が死傷する同時多発テロ事件が発生し,イスラム過激派組織
ISIL(イラク・レバントのイ スラム国)が犯行声明を発出しました。フランスは,緊急事態を2016年2月25日まで宣言し
警戒態勢を敷いていましたが,依然としてイスラム過激派組織 ISILやAQIM(イスラム・マグレブ諸国のアルカーイダ)が国内
外においても複数のテロ事件を計画ないし実行していることを受け,また,切迫した危険 性が減じたわけではなく引き続き実効的に警
備体制を維持するため特別な措置が引き続き不可欠として,2月20日,緊急事態を3か月間,すなわち5月25日 まで延長
しました。
2.つきましては,フランスへ渡航・滞在される方は,以上の状況を考慮し,テロ事件や不測の事態に巻き込まれることの ないよう,
最新の関連情報の入手に努めてください。政府・治安機関には不用意に近づかず,公共交通機関,観光施設,デパートや市場な
ど不特定多数が集まる 場所では,周囲の状況に注意を払い,不審な状況を察知したら,速やかにその場を離れるなど安全確保に
十分注意してください。また,現地当局の指示があれば それに従ってください。
3.海外渡航前には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。3か月以上滞
在する方は,緊急事態に備え必ず在留届を提出してください。
(http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html)
また,3か月未満の旅行や出張などの際には,海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう,「たびレジ」に登録してくださ
い。
(詳細は https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/# 参照)
4.なお,テロ・誘拐対策に関しては,以下も併せて御参照ください。
(1)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策 Q&A」
(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」
(パンフレットは,http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.html に掲載。)
5.また,下記の日本大使館及び総領事館は,休館日や時間外においても,事件や事故などの緊急事態に対応していますので,
必要な場合は電話し自動応答メッセージに従ってください。緊急対応の者が応答いたします。
(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関 2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903
(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)3678
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
○外務省 海外安全ホームページ:
http://www.anzen.mofa.go.jp/
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp(携帯版)
(現地大使館等連絡先)
○在フランス日本国大使館
住所:7, Avenue Hoche, 75008, Paris, France
電話: (市外局番 01) 4888-6200
国外からは(国番号 33)-1-4888-6200
FAX: (市外局番 01) 4227-5081
国外からは(国番号 33)-1-4227-5081
ホームページ:http://www.fr.emb-japan.go.jp/jp/
○在ストラスブール日本国総領事館
住所:"Tour Europe", 20, Place des Halles, 67000 Strasbourg, France
電話: (市外局番 03) 88-52-85-00
国外からは(国番号 33)-3-88-52-85-00
FAX: (市外局番 03) 88-22-62-39
国外からは(国番号 33)-3-88-22-62-39
ホームページ:http://www.strasbourg.fr.emb-japan.go.jp/
○在マルセイユ日本国総領事館
住所:70, Avenue de Hambourg, 13008 Marseille, France (B. P. 199,13268
電話: (市外局番 04) 91-16-81-81
国外からは(国番号 33)-4-91-16-81-81
FAX: (市外局番 04) 91-72-55-46
国外からは(国番号 33)-4-91-72-55-46
ホームページ:http://www.marseille.fr.emb-japan.go.jp/
○在リヨン領事事務所
住所:131, boulevard de Stalingrad, 69100 Villeurbanne, France
電話: (市外局番 04)37-47-55-00
Marseille Cedex 08, France)
国外からは(国番号 33)-4-37-47-55-00
FAX:(市外局番 04)78-93-84-41
国外からは(国番号 33)-4-78-93-84-41
ホームページ:http://www.lyon.fr.emb-japan.go.jp/jp/