第 12 回食育鮮魚士検定試験 問題と解答(食生活の基本と鮮魚の基礎知識) 問題1:この数年、個食化への対応が必要と言われています。 何故、今、個食化への対応が必要なのか、その理由について2つ述べなさい。 (各 70 字以内) 【解答】 ①未婚者の増加、少子化・核家族化・高齢化・単身赴任の増加などにより単身世帯、2人世帯が全世帯の半数 を占める上になったこと。 ②生活の多様化、食事の多様化により家族の中でも食事の時間帯は別、食べる物も別・・といったシーンが増 えていること。 問題2:鮮魚の漁獲後の経時変化を示す下の図の( ① 生 【解答】①死 ( ① ) ②完全硬直 硬直開始 ③解硬 )~( ⑤ ( ② ) ④軟化 )に適切な語句を入れなさい。 ( ③ ) ( ④ ) ( ⑤ ) ⑤腐敗 問題3:次の文章の空欄( ① )~( ⑩ )を適切な語句で埋めなさい。 1.ぶりの旬は、( ① )といわれるように 12 月~2 月の厳寒期が旬です。 2.秋にかけて南下するかつおを( ② )、或いは下りかつおといいます。 3.( ③ )は、潮汐の影響のある河口にすみ、ましじみと異なり雌雄異体で胎生。「土用しじみ」とよば れるのは本種である。 4.( ④ )の身は、かまぼこ原料となることが多く、卵巣は「塩たらこ」「辛子明太子」として珍重され ている。 5.( ⑤ )は、英語名ではキングサーモン。全長 160 ㎝。市場に入荷するのは1mを超える 10~12・ 13kg のものが多い。 6.( ⑥ )はツツイカ目ジンドウイカ科。胴長は雄で 40 ㎝、雌で 30 ㎝程度。触腕は短く弱く、吸盤も 極めて小さい。身が軟らかく、味も上品な味で良い。分布域は北海道以南で出回り期は 12 月~3 月。 7.( ⑦ )は九州北部から山陰で漁獲されるかつおであり、歯が大きくて背に数本の帯状の筋がある。出 回り期は 11 月~2 月。 8.生かきの日本での主な食用種としては、マガキ属とイタボガキ属があり、マガキ属には真ガキ、 ( ⑧ )、 スミノエガキがある。 9.( ⑨ )は、中型はチュウボウ、ヨコワ、小型はメジなどと呼ばれる。冬季に漁獲される大間産は最高 級品と言われる。 10.( ⑩ )は、ずわいがにと同じくエビ目クモガ二科ズワイガ二属に属する。 【解答】 ①寒ぶり ②戻りかつお ③大和しじみ ④スケトウタラ ⑧岩ガキ ⑨本まぐろ(黒まぐろ) ⑩紅ズワイガニ ⑤マスノスケ ⑥ヤリイカ ⑦ハガツオ 問題4:次の文章の( ① )~( ⑩ )の空欄部分に適切な語句を入れなさい。 1.( ① )の料理方法には、塩焼(串焼)、田楽、甘露煮、揚げ物、干物や塩辛の一種「うるか」などが ある。 2.( ② )は、くせのない淡白な白身であり、名前が味のよさに由来すると言われるくらいおいしい。 鮮度のよいものは、刺身やたたき、寿司がおいしく、他に天ぷら・フライ、塩焼き、小さいものは南蛮漬 けもおすすめだ。 3.( ③ )は、高たんぱく、低脂肪。エネルギーが低く、ミネラルやビタミンもバランス良く含み、消化 吸収も早いので子供からお年寄り、病人用の食材として最適。小サイズは、刺身以外にも唐揚げ、バター 焼き、煮付けでもおいしい。 4.( ④ )は、夏は刺身や酢の物でさっぱりと、冬はおでんや煮物でおいしい。唐揚げなどもおいしい。 5.( ⑤ )は、鉄分、亜鉛が多く貧血に効果があります。ただし陳列の場合は、冷ケース温度は 5 度位 が最適です。 6.( ⑥ )の殻に含まれるキチン、キトサンは第6の栄養素といわれる植物繊維の一種です。血圧降下、 コレステロール降下、アルコール代謝促進、生理機能を調整する働きがあります。 7.おいしい( ⑦ )を売る為には、「におい」「皮のかたさ」「小骨」「脂度」「うま味」「たれの味」 の6項目で判断する必要があります。 8.( ⑧ )の販売には、大根、カボス、ポン酢といった商品の関連販売を充実させましょう。「不飽和脂 肪酸(DHA・EPA)が多く、コレステロールを下げ、高血圧を予防します」といったPOPを付けて 訴求しましょう。 9.( ⑨ )は、高たんぱく・低脂肪のダイエット食品であり、タウリンが豊富で牛・豚肉の 6 倍も含まれ ています。 10.( ⑩ )の栄養価は、豚肩ロース肉と比較するとたんぱく質は同じで、カルシゥムは2倍、脂肪分は 16分の1であり、高たんぱく、低カロリー、低脂肪の代表的な魚です。 【解答】 ①あゆ ②真あじ(あじ) ③平目 ④たこ ⑧さんま ⑨えび ⑩するめいか ⑤あさり ⑥かに(類) ⑦うなぎ蒲焼 問題5:次の文章の( ① )~( ⑤ )の空欄部分に適切な語句を入れなさい。 1.魚肉の旨み成分は(①)とイノシン酸です。 2.魚介類は栄養特性に優れているだけでなく、(②)、認知症、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候 群)といった病気の予防と老化防止の観点からも注目されています。 3.(③)は、血圧の調整、コレステロールの排出、肝機能の改善、視力の維持などの効能があります。 4.魚介類のエキス分には、大きく分けてアミノ酸とヌクレオチド関連物があり、そのアミノ酸には、味の素 の原料となった昆布や骨のない魚介類に多く含まれる(④)がある。 5.魚や海藻類は、日本人に不足しがちな(⑤)、鉄分なども豊富に含まれています。 【解答】 ①グルタミン酸 ②動脈硬化 ③タウリン ④グルタミン酸 ⑤カルシウム 問題6:次の文章の( ① )~( ⑤ )の空欄部分に適切な語句を入れなさい。 1.( ① )は、下処理の済んだ魚を 2~3 尾分くらいずつ、細かく刻みます。 ねぎと生姜のみじん切りを 用意し、包丁で混ぜながら、タンタンとたたき切るように混ぜ、最後に刻み生姜や刻みネギを飾って出来上 がり。 2.( ② )の作り方は、先ず魚体の卵を残したまま、えらと腹わたを除去します。昆布をいれて沸騰させ た鍋に魚醤を入れ、調理済みの魚、豆腐、糸こんにゃく、えのき、しめじ、ながねぎを入れて煮ます。こ の料理の名は、この魚醤の名前からきています。 3.( ③ )の作り方は、鍋に水と昆布、輪切りの大根を入れて火にかけ、沸騰したら昆布を取りだし、ブ ツ切りにした頭やカマを入れます。煮たってきたらアクを取り除き、醤油と酒と砂糖とみりんで味をとと のえます。汁けがなくなるまで煮つめて完成。 4.( ④ )は、肝以外の部分を、熱湯で湯通しした後、水に浸し、ぬめりをよく取ります。身・アラに酒 少々をふり約 15 分強火で蒸します。蒸し終わったら、少し冷まして身を食べやすいようにほぐします。 肝を鍋でからいりします。味噌を入れ、酒と蒸した出汁でのばします。身を入れて味を整えます。ねぎを 入れ、よくあえて完成です。 5.( ⑤ )の作り方は、先ず頭・内臓を除去した後、3 枚卸し、腹骨取り、皮むきをした魚体を細かく切 ります。次に生姜と長ねぎと青しそをみじん切りにし、これに先ほどの魚に味噌を混ぜ合わせながら叩き、 形を整えて皿に盛りつけ完成です。 【解答】 ①あじのタタキ ②はたはたのしょっつる鍋 ③ぶり大根 ④あんこうの共あえ 問題7:食品スーパー水産部門だから出来る「食育」の具体例を 5 つあげなさい。 ① ② ③ ⑤あじのなめろう ④ ⑤ 【解答】 ①売る側と買う側で鮮度・品質が共有された旬商材=ブランド商品を育成する ②近海地魚の拡販、地産地消商品と料理法の発掘 ③気楽に調理講習 ④道具・グッズの紹介をするのも「食育」 ⑤旬魚・地魚に最適な料理方法の提案 ⑥産地・漁港・市場・加工場からの情報発信 ⑦魚売場から魚料理売場への転換 の内5つ解答 問題8:次の文章の( ① )~( ⑤ )に適切な語句を入れなさい。 1.( ① )とは、ATP からヒポキサンチン(Hx)に至る分解物総量中に占めるイノシン(HxR)とヒポ キサンチン(Hx)の合計量の百分率から鮮度を判定するもの。 2.鮮度の基準を示す物差しとして「K 値」といわれる科学的数値が用いられますが、この K 値が( ② ) ほど鮮度が良いことを示します。 3.畜肉に比べて、( ③ )をはじめ、死後における肉質の変化が速いのが水産物の特徴である。 4.魚介類の体の表面は、( ④ )で覆われ微生物が付着するのを防いでいる為、鮮度劣化が進みにくい。 5.外因性酵素作用による分解とは( ⑤ )さまざまな経路で筋肉へ侵入し魚肉の分解を促進することです。 【解答】 ①K値 ②低い ③自己消化 ④ウロコ ⑤細菌 問題9:次の文章の(①)~(⑩)に適切な語句を入れなさい。 1.食中毒には( ① )、ウィルス性食中毒、( ② )、科学性食中毒がある。 2.まな板の除菌については洗剤で洗浄した後、( ③ )などに浸したペーパータオルで覆う方法がある。 3.( ④ )とは、衛生的な清潔さ、殺菌・減菌を行うことです。 4.( ⑤ )は、人または動物の腸管内に常在し、糞便と関連する菌である。 5.ノロウィルスなどウィルス性食中毒の原因として考えられるウィルスは、いずれも( ⑥ )であり、 糞口感染により伝搬します。 6.細菌発育ための3要素としては、( ⑦ )、( ⑧ )、( ⑨ )が関係する。 7.細菌性食中毒には、( ⑩ )、毒素型、中間型がある。 【解答】 ①細菌性食中毒 ②自然毒素中毒 ③次亜塩素酸ソーダ ⑥腸管系ウィルス ⑦栄養 ⑧水分 ⑨温度 ⑩感染型 *①②、⑦⑧⑨は順序入れ替わっても正解。 ④サニテ-ション ⑤病原大腸菌 問題 10:5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)について述べた次の文章の( ① )~( ⑤ )に適切な 語句を入れなさい。 1.( ① )とは、「見た目」のきれいさだけでなく微生物(細菌やカビなど)で汚染されていない状態の こと。 2.( ② )とは、決められたことをいつも正しく守る習慣をつけること。マニュアルに沿った洗浄・消毒、 正しい服装や手洗いの励行など。 3.( ③ )とは要るものを決められた場所に置くこと(定位置管理)、誰がみてもすぐわかるようにする。 4.( ④ )とは、要るものと要らないものを区別して、要らないものを捨てること。 5.( ⑤ )とは、必要なものや場所をきれいに掃除してごみを無くし、汚れがないようにすること。 【解答】 ①清潔 ②躾(しつけ) ③整頓 ④整理 ⑤清掃 問題11:次の文章の( ① )~( ⑤ )に適切な語句を入れなさい。 1.( ① )とは、アメリカで生まれた運動で「低脂肪・( ② )として、1 日に5~9サービングの野 菜と果 物を食べよう」という運動です。 2.「食育月間」は、毎年( ③ )月と決められている。 3.朝食の欠食者の割合は、男女とも( ④ )歳代で最も高く、年代が進むに従って低くなっています。 4.「食育の日」は、毎月( ⑤ )日である。 【解答】①ファイブ・ア・ディ ②高食物繊維 ③6 ④20 ⑤19 第 12 回食育鮮魚士検定試験 問題と解答(鮮魚部門の基礎知識と基本技術) 問題1:次の調理に関する基礎用語①~⑤について各 50 字以内で説明しなさい。 ①水洗い ②飾り包丁 ③血合い骨 ④湯引き ⑤中落ち 【解答】 ①魚の下処理をすること。エラを取り、魚の腹を切り開き内臓を除去してから魚体をきれいに洗うこと。 ②食べやすくしたり仕上がりが美しくなるように、あらかじめ表面の皮目に切り込みをいれること。 ③魚を三枚卸しにした時、背身と腹身の境目にある血合い部分にある骨を指します。 ④身を熱湯に瞬間的に通したり、身に熱湯をかけた後、冷水で冷す造り方。 ⑤魚を三枚卸しにした時に、中骨に残った身のことをいいます。 問題2:次の文章の(①)~(⑩)に適切な語句を入れなさい。 1.マイナス1℃~マイナス5℃の温度帯を( ① )といいます。 2.( ② )とは、当日の品切れ防止と作業の平準化の為に行う作業であり、当日の販売予測にしたがって作 業される必要があります。 3.包丁を研ぐ時は包丁の持つ( ③ )の角度に従って砥石に包丁をあてがって研ぎます。( ③ )を無視し て研ぐと丸刃になることがあるので注意します。 4.( ④ )砥石は、刃こぼれ修理、刃の根本的改造の時のみに使用。普段はほとんど使わない。 5.魚の丸(原体)の状態をラウンドと言い、エラ・内臓を除去した形態を( ⑤ )、頭・内臓を除去した形 態を( ⑥ )、3枚卸しにした形態を( ⑦ )という。 6.切れない包丁で魚を調理すると、魚の( ⑧ )を破壊してしまい、魚の味が悪くなり、ドリップの要因に もなる。 7.包丁の種類には、大きく分けて( ⑨ )、柳(刺身)包丁、それに先端が蛸引き包丁平らななどがある。 8.砥石の種類には、荒砥石、中砥石、( ⑩ )砥石などがある。 【解答】 ①最大氷結晶生成帯②仕置き③鎬(しのぎ)④荒⑤セミドレス⑥ドレス⑦フィレ ⑧細胞(繊維) ⑨出刃包丁 ⑩仕上 問題3:次の文章の( ① )~( ⑩ )に適切な語句を入れなさい。 1.コーナー分類の切口は、大きく分けて「( ① )」「品種・品群別」「形態別」「温度帯管理別」などが ある。 2.品揃えを決める際には、「( ② )」を明確にしながら1品1品、慎重に決定する必要がある。 3.品揃えの拡大には、魚種の拡大と( ③ )の拡大の2つの方法がある。 4.売場は、お客様にとって見やすく、選びやすく、商品を取りやすく、( ④ )ことが重要。 5.( ⑤ )とはアイテムともいい、いくつかの単品(SKU)をグループ化したもの。鮭でいえばチリ産銀 さけ、アラスカ産紅さけなど。 6.コーナー割りで決まった各コーナーを、どのような商品・規格で、どの位置に、何フェース、何パック、 陳列するのかを具体的に表にしたものを( ⑥ )といいます。 7.冷平ケースの場合、ケース内に引いてある( ⑦ )ラインを越えて商品を積み上げる冷却効果が落ちる 為、しないようにします。 8.ショーケースの吹き出し口から吸い込み口までの空気の流れを( ⑧ )といいます。 9.容量別規格の持ち方としては「( ⑨ )の原則」が基本ですが、最近では単身世帯、2 人世帯の増加に伴い、より小さい1・2規格も重要になりつつあります。 10. 一般的に棚割表と品揃えをまとめて表したものを( ⑩ )と言います。 【解答】 ①料理用途別 ②品揃え理由 ③SKU ④買いやすい ⑤品目 ⑥棚割表 ⑦ロード ⑧エアーカーテン ⑨2・3 ⑩陳列台帳 問題4:次の文章の空欄( ① )~( ⑤ )に適切な語句を入れなさい。 1.( ① )漁業とは日本近海の沖合いがほとんどですが、港から数時間の近海もあればロシア水域の一部までと範 囲は広くなります。 2.( ② )とは第3種漁港の内、水産振興上特に重要な漁港である。 3.( ③ )とは長い期間、同じ場所に設置しておく網。回遊してきた魚が網の中に入るよう誘導する為、魚の通り 道に網を張る方法。 4.さんま( ④ )とは、光でさんまの群れを集めて大きな網ですくい上げて獲る漁法。 5.( ⑤ )とは、魚群を 1 枚の大きな帯状の網で包囲し、網の口を引き締めてから次第に網を絞り込み獲る方法。 【解答】 ①沖合い ②特定第3種漁港 ③定置網 ④棒受け網 ⑤巻き網 問題5:次の文章の( ① )~( ⑤ )に適切な語句を、下の語群から選び答えなさい。 1.( ① )とは、水産物が水揚げされる漁港の近くにあり、水産物が水揚げされると鮮度が落ちないよう素早く食 用にするもの、加工品の原料にするもの、養殖の餌にするものなどに分けて売り買いする場所をいいます。 2.( ② )には中央卸売市場、地方卸売市場、その他の市場があり、所在地や施設の規模などにより区 分されています。 3.中央卸売市場の果たしている主な役割には、公正な( ③ )( ④ )( ⑤ )などがあります。 ( ④ )とは国内外から大量、多種類の品物を集める機能をいい、( ⑤ )とは多数の小売業者等へ迅速に販売し、 荷をさばく機能をいいます。 【解答】 ①産地市場 ②消費地市場 ③価格形成 ④集荷 ⑤分荷 問題6:次の文章の( ① )~( ⑤ )に適切な語句を入れなさい。 1.アレルギー物質として必ず表示すべき品目は( ① )品目がある。 2.( ② )とは漁獲可能量のことであり、特定の魚種ごとに捕獲できる総量を定めたもの。 3.養殖されたものを販売する場合は「養殖」と記載する。表示対象となる養殖とは、( ③ )をともなうも のを意味する。 4.「( ④ )」とは、外食と過程での料理の中間にあり、惣菜や弁当などを買って帰り、家で食べること、 あるいはその食品のことをいい「( ⑤ )」とは、家で素材から調理したものを食べることをいいます。 【解答】 ①7 ②TAC ③給餌 ④中食 ⑤内食 問題7:次の文章及び数式の空欄( ① )~( ⑩ )に適切な語句を選び、答えなさい。 ( ① ) 1.坪効率 = 売場面積(坪) 1品単価 ( ② ) 2.売上高 × × 1人当り( ③ ) 客数 売上高 3.商品回転率(回)= (期首売価在庫高+期末売価在庫高)÷( ④ ) 荒利益高 4.( ⑤ ) = 総労働時間 人件費 5.労働分配率 = ×100 ( ⑥ ) ( ⑦ ) 6.予想販売数量 = 数量 PI 値 × 1000 7.商品構成グラフの中で単品ごとのそれぞれの価格を( ⑧ )といい、その中で最も力を 入れている(或いは量販する)価格を( ⑨ )といいます。 8.ABC 分析は、( ⑩ )ともいわれる。 【解答】 ①売上高 ②客単価 ③買上点数 ④2 ⑤人時生産性 ⑥荒利益高 ⑦予想客数 ⑧プライスライン ⑨プライスポイント ⑩パレート分析 問題8:A 店・B 店・C 店で原価 250 円のある商品を 380 円の売価で 50 個、売場に陳列しました。 A 店では、42P を正価で販売し、残り5P を半額で売り、3P を廃棄しました。 B 店では、34P を正価で販売し、残り10P を 2 割引き、6P を半額で完売しました。 C 店では、30P を正価で販売し、残り14P を2割引き、6P を 3 割引きで完売しました。 A 店・B 店・C 店、それぞれの売上高・荒利益高・荒利益率を求めなさい。 ただし解答が割り切れない場合は、小数点第 2 位を四捨五入して第 1 位まで求めなさい。 【解答】 売上高(円) 荒利益高(円) 荒利益率(%) A店 ①16,910 ②4,410 ③26.1 B店 ④17,100 ⑤4,600 ⑥26.9 C店 ⑦17,252 ⑧4,752 ⑨27.5 問題9:下の表は7月の棚卸し結果です。空欄( ① )~( ⑤ )に当てはまる数値を計算し入れなさい。 ただし解答が割り切れない場合は、小数点第 2 位を四捨五入して第 1 位まで求めなさい。 6 月 31 日 閉店後の棚卸在庫高 1,350 千円 7 月 1日~31日 累計売上高 ( ① )千円 7 月 1日~31日 累計仕入高 16,850 千円 7 月 1日~31日 差益高 7,700 千円 7 月 1日~31日 差益率 ( ② ) % 7 月31日 閉店後の棚卸在庫高 935 千円 7 月 1日~31日 売上原価 ( ③ )千円 7 月 1日~31日 荒利益高 ( ④ )千円 7 月 1日~31日 荒利益率 ( ⑤ ) % 【解答】 ①24,550 ②31.4 ③17,265 ④7,285 ⑤29.7 問題 10:写真の刺身盛合せ(4点盛り)の商品原価を算出します。 1.具材原価計算表の空欄( ① )~( ⑨ )に適切な数値を入れなさい。 計算時は、小数点第一位を四捨五入し整数で求めよ。(すべて本体価格で計算。) 材料名 原価 養殖真鯛 湯引き(フィレ) 歩留率 歩留後原価 1 山重量 1 山原価 Kg 3,400 円 90% Kg ( ① )円 40 g めばちまぐろ赤身(サク) Kg 2,500 円 95% Kg ( ③ )円 72 g ( ④ )円 Kg 3,200 円 90% Kg ( ⑤ )円 60 g ( ⑥ )円 解凍トラウト(トリムE) Kg 2,100 円 85% Kg ( ⑦ )円 48 g ( ⑧ )円 養殖真鯛(フィレ) ( 具材原価 合計 ) ( ② )円 ( ⑨ )円 2.次に消耗品・包材原価表の空欄( ⑩ )~( ⑮ )に適切な数値を入れなさい。 計算時は、小数点第一位を四捨五入し整数で求めよ。 材料名 原価 量 1P 当り原価 大葉 枚 5円 4枚 20 円 大根ツマ Kg 350 円 80g ( ⑩ )円 人参ツマ Kg 600 円 5g ( ⑪ )円 海藻 個 1500 円 2g ( ⑫ )円 パセリ ― ― ― 5円 レモン ― ― ― 3円 わさび 個 トレイ(蓋込み) ― 4円 ― 2個 8円 ― 40 円 (消耗品・包材原価 合計) ( ⑬ )円 この刺身の原価合計(具材原価と消耗品・包材原価の合計)はいくらになりますか。 ( ⑭ )円 売価 1280 円で販売した時の値入率はいくらになりますか。 小数点第 2 位を四捨五入し第 1 位まで求めなさい。 ( ⑮ )% 【解答】 ①3,778 ②151 ③2,778 ④200 ⑤3,556 ⑥213 ⑦2,471 ⑧119 ⑨683 ⑩28 ⑪3 ⑫3 ⑬110 ⑭793 ⑮38.0 ⑯1181 ⑰34.4 問題11:下記表は「生秋さけ」の商品化(SKU 作り)の一例です。 表の空欄(①)~(⑩)に当てはまる数値を計算して答えなさい。 値入率・販売構成比は小数点第1位を四捨五入し、整数で答えなさい。 相乗積は小数点第2位を四捨五入し、小数点第1位まで求めなさい。 商品規格 値入率 販売構成比 相乗積 生秋さけ(フィレ) ( ① ) 10 1.5 生秋さけ(ブロック) ( ② ) 10 ( ③ ) 生秋さけ(切身) 32 30 ( ④ ) 生秋さけ(骨なし・皮なし切身) 40 ( ⑤ ) 8.0 ( ⑥ ) 5 2.5 生秋さけ唐揚げ・フライ用小切れ 40 ( ⑦ ) 2.0 鍋物用小切れ 45 10 ( ⑧ ) 生秋さけ西京漬・塩麹漬切身 50 ( ⑨ ) ( ⑩ ) ― 100 35.6 生秋チャンチャン焼セット (合計) 【解答】 ①15 ②25 ③2.5 ④9.6 ⑤20 ⑥50 ⑦5 ⑧4.5 ⑨10 ⑩5.0
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