今日はここを観てみよう! 今日はここを観てみよう!

各々の見所の位置は、自然共生情報館に設置のガイドマップをご参照ください。
今日はここを観てみよう!
今日はここを観てみよう!
■色づく木の実
ハシバミ
■秋の小鳥
モズ
カバノキ科の低木で、クッキーやチョコレ
ートに使われるヘーゼルナッツの仲間で
す。やや湿った場所に生え、共生園では小
川沿いや湿地に見られます。
秋になると高鳴きをするので、よく目立つ
ようになります。
「もずのはやにえ」と呼ば
れる、バッタやカエル等の獲物を串ざしに
する習性があります。
ガマズミ
ヒヨドリ
雑木林などで普通にみられるスイカズラ科
の低木です。初夏に白い小さな花を咲かせ
ます。実は甘酸っぱく、ジュースや果実酒
に用いられます。
この時期、集団で訪れ、ピーヨ、ピーヨ、
と甲高く鳴きます。一年中見られますが、
夏にいた集団は南へ渡り、この時期の集団
は、北から移動してきたものだそうです。
クロウメモドキ
ヤマガラ
クロウメモドキ科の低木で、赤い実がなる
モチノキ科のウメモドキとは別の科です。
湿地ややや湿った林内に生えます。実を食
べると吐き気を催すので注意しましょう。
おなかのオレンジ色と顔の黒とクリーム色
が特徴です。この時期はあまり人を恐れな
いので、エゴノキ等の硬い実をよく食べて
いる姿を観察できます。
今日はここを観てみよう!
今日はここを観てみよう!
■秋の野菊
アワコガネギク
■秋の名残
ワレモコウ
秋の最後を彩る野菊です。黄金色の花がび
っしりと咲く様子から名付けられました。
近年、緑化材料とともに外国産の同種が侵
入して問題となっています。
バラ科の多年草です。小さな暗紅色の花序
をつけます。花弁ではなくガクの集まりな
ので、長く花の色を保っています。
■冬眠間近のいきもの
ニホンアカガエル
里地に多く、普段は草地や樹林地に生息し、
産卵時に水辺に集まります。他のカエルが冬
眠している早春に産卵します。共生園では、
産卵場所となる池や湿地をつくったことで、
たくさん見られるようになりました。
リンドウ
ノコンギク
里地でもっとも普通に見られる野菊です。
よく似たユウガギクやカントウヨメナと
は、葉がざらつくこと、タネに冠毛がある
ことで見分けられます。
明るい雑木林や草原に生えます。根は大変
苦く胃薬に用いられました。花屋で売られ
ているリンドウは、別種のエゾリンドウを
改良したもので、花が完全に開きません。
アマガエル
普段は葉や樹の上で生息しています。繁殖期
は、水辺に集まり、水田などで大合唱となり
ます。枯草が多いこの時期は、体の色が緑か
ら茶色に変った個体が増えます。皮膚に毒を
持つため、触れた後の手は洗いましょう。
草紅葉
カントウヨメナ
関東以北の本州に分布し、やや湿った草地
に生えます。本州中部地方以西に分布する
ヨメナは山菜に利用されましたが、本種は
あまり美味しくないようです。
湿地や草原の草も、秋になると紅葉します。
湿性花園では、ヌマトラノオ、サワギキョ
ウ、オオニガナ、アカバナ、コマツカサス
スキ、ヤマアワ、アブラガヤ等が、赤や黄
色、黄緑色に色付きます。
ケバエの幼虫
森の地面では、集団で越冬している幼虫が見
られます。人が近づくと一斉に動き出し、ま
るで、地面が波打っているように見えます。