日本語版 1 第 3 回 国際地域ベンチマーク協議会 年次総会 ~国際知識経済都市会議~ プログラム 2010 年 7 月 6 日~9 日 福岡(日本) ナレッジ・リージョン 産学官連携によるイノベーションの事業化と社会の結束の強化 ナレッジ・リージョンとは、知識・技術・人材などの「ナレッジ」が集積する仕組みや魅力を持つ とともに、新たな「ナレッジ」の創出・創発をもたらし、集積が集積を呼ぶかたちで、人材・資本・ 企業の参入を呼び込む好循環を実現した地域と考える。 世界同時不況などの現在の情勢の中では、今後の持続可能な地域振興を支える産業として、ナレ ッジ産業、ナレッジ経済(知識経済)などが、協議会加盟地域をはじめ世界中から求められてい る。一方、協議会加盟地域は、東京やロンドンなどの「世界地域」や、上海やドバイなどの「勃 興地域」とは異なる機会と課題に直面している。 今回の福岡会議では、知識経済のエンジンとして、人と人が交わり、触発し・刺激しあうなかで新 たなナレッジが創造・創発される化学反応の場の役割にフォーカスをあてたい。また、当会議の プログラムは、産学官連携モデルである「三重らせん(triple helix: トリプル・へリックス)」と いう考え方を取り入れつつ、それに加え、「イノベーションの事業化」と「社会の結束の強化」 という成果を、産官学連携が生み出す仕組みに特に注目したものとなっている。 福岡会議を一つの「場」として、加盟地域の皆さんと共に、21 世紀にふさわしいアイデアや戦略 について実践的な議論や対話を行い、目指すべき都市像や戦略を共有することによって、加盟地 域のまちづくりに活かすとともに、国際競争力の向上を目指していきたい。 program100704J 後藤[1] 日本語版 2 DAY 0 7月6 日(火) 13:00-18:00 受付 備考:会議参加者は、Day 1の午前中に、アクロス福岡国際会議場受付でもお手続 きできます。それ以降に福岡入りされる方々はIRBC福岡事務局にご連絡ください。 15:00 オプショナル・ツアー(都心部) 17:45 バスでレセプション会場へ出発 ―車窓に広がる博多湾の眺めを楽しむ― 18:30 キックオフ・レセプション 会場: 福岡タワー(シーサイドももち地区) 20:00 バスでホテルへ出発 DAY 1 7月7日(水) 7:00 7:50 ホテルで朝食 バスで会場に出発 8:30-12:30 公開プログラム 会場: アクロス福岡 国際会議場 8:30 歓迎の辞: スピーカー: - 吉田 宏 氏 福岡市長、国際知識経済都市会議 実行委員会 顧問、 福岡都市圏広域行政推進協議会会長 - Prof. Lee Huntsman, Ph.D. 国際地域ベンチマーク協議会会長、ワシントン大学名誉学長 IRBC 調査研究 基調プレゼンテーション 「研究大学(リサーチ・ユニバーシティ)とナレッジ・リージョン」 研究大学(およびその他の研究機関)は、ナレッジ・リージョンの中心的存在である。しかし、 研究大学を擁する地域全てにおいて、知識経済が十分に発達しているというわけではない。地域 が、研究大学を最大限に活用し経済的利益をあげるためには、研究大学以外の要素が必要なのは 明らかである。 今回の調査研究では、おなじみの「三重らせん(triple helix: トリプル・へリックス)モデルに、 らせんの三要素の連携を促進する仲介要素である「コア(core: 核)」という新しい概念を加えた モデルを提案する。 次に、質問票への IRBC 会員地域からの回答を基にこの新モデルを会員地域にあてはめて論じる。 最後に 、リサーチ・ユニバーシティをその地域の知識経済振興に一層結び付けるために、地域の 指導者はどのような行動をとればよいか、提言する。 2010 年 7 月 7 日(水) 9:00– 10:20 (80 分) 会場: アクロス福岡 国際会議場 スピーカー: • シアトル Mr. Michael Luis 10:20 Luis & Associates 代表 休憩 program100704J 後藤[1] 日本語版 基調講演 3 「九州から起こす日本大転換」 世界的に著名なビジネスコンサルタントとして活躍中であり、以前ソニーグループ代表取締役会 長兼 CEO を務めた出井氏が、知識経済とイノベーションに関する深い理解と信念を語る。 出井氏は、ビジネス界のリーダー、指導的立場の政治家、トップレベルの研究者、マスメディア 界のリーダー等、アジアのキーパーソン達を一堂に集め、「イノベーション」「イニシアティ ブ」「新時代のパートナーシップ」をテーマにしたフォーラムを、2007 年より毎年 1 回主催して いる。 イノベーションには、様々な要素を「掛け合わせる」ことが必要であり、それにより相乗効果や 「化学反応」の場が創出されると、出井氏は確信している。 2010 年 7 月 7 日(水) 10:30 – 11:15(45 分) 会場: アクロス福岡 国際会議場 スピーカー: • 出井 伸之 氏 クオンタムリープ株式会社 創業者兼代表取締役 出井伸之氏は、2006 年 9 月設立の経営 コンサルティング会社、クオンタムリ ープ社の創業者兼代表取締役である。 クオンタムリープ社は、21 世紀におけ る日本の国際競争力強化のため、企業 の変革や技術系ベンチャー企業の育成 を支援している。 また、出井氏は、ソニー株式会社アド バイザリーボード議長を務めている。 出井氏は、1995 年から 1999 年までソ ニーグループの代表取締役社長であり、 その後 1999 年から 2000 年まで代表取 締役社長兼 CEO、2000 年から 2005 年 まで代表取締役会長兼 CEO として、同 グループ最高幹部として経営を担った。 また、2006 年 2 月よりアクセンチュア 株式会社取締役、2007 年 6 月より百度 (バイドゥー)取締役、同じく 2007 年 6 月よりフリービット株式会社取締役を 務めている。 出井氏は、早稲田大学で政治経済学士号を取得後、1960 年にソニー株式会社に入社。 2 年間のスイス派遣を経て、ソニー・フランス社設立のためフランスに赴任した。 その後日本帰国と共にソニー株式会社ビデオ事業本部の副本部長(deputy senior general manager)に就任した。1989 年の取締役就任および 1994 年の常務取締役就任 前には、ホームビデオ事業本部の本部長(senior general manager)を務めた。 program100704J 後藤[1] 日本語版 地域リーダーズ・フォーラム 4 「各地域における知の強化活用戦略」 現在の世界経済は、激動かつ先行きが不透明な時代を迎えている。世界的な経済危機により経済 構造の変化が続いており、アジア諸国の経済は躍進し、世界市場に大きな影響を及ぼすようにな っている。 このような変化と不透明の時機において、地域はそれぞれ、他との差別化を行う必要がある。そ のために最も重要なのは、独自の特性や魅力、例えば、その地域の高度人材や、新しいアイデア を創出し製品化する能力を活かす戦略の策定である。 参加地域の代表者が、それぞれの地域特性を活かした取り組みを、具体的な事例を交えながら語 る。その後自由に率直な意見交換を行う。 各スピーカーは、特に、以下のトピックについて語る。 • 貴方の地域がナレッジ・リージョンとして発展しているのは、どのような要素、または 戦略によるものなのか。 • 知識経済の更なる振興のために現在行っている地域戦略 • 知識経済において、社会的に持続可能な成長をしていくための課題 2010 年 7 月 7 日(水) 11:15 – 12:30 (75 分) 会場: アクロス福岡 国際会議場 モデレーター • 福岡 松田 美幸 氏 学校法人麻生塾 法人本部ディレクター スピーカー: • シアトル • • • Mr. Bill Stafford 元シアトル副市長、シアトル地区貿易開発協議会 事務総長 ストックホルム Ms. Ingela Nyland Watz ストックホルムマーラー地域広域協議会 会長 メトロ・バンクーバー Ms. Delia Laglagaron メトロ・バンクーバー副代表 福岡 吉田 宏 氏 福岡市長 、福岡都市圏広域行政推進協議会会長 コメンテーター: • 出井 伸之 氏 クオンタムリープ株式会社 12:30 公開プログラム終了 12:45 バスで九州大学箱崎キャンパスへ出発 13:15 昼食 14:00 バスでキャンパスツアー 創業者兼代表取締役 (基調講演者) program100704J 後藤[1] 日本語版 パネルディスカッション 1 5 「知識マネージャーとしての大学」 地域の発展には、知識経済振興が重要な鍵となっている。21世紀に入り、社会や地域における大 学の役割は非常に大きく変化している。当代の大学は、研究や教育活動を通じて社会に貢献する だけでなく、知識(ナレッジ)の管理(マネジメント)や活用により経済的効果を生み出すこと でも社会に貢献する存在である。このパネルディスカッションでは、実践的な事例を共有しなが ら、各地域の大学や研究機関が置かれた状況の違いを明確にした上で、大学がどのように変化で きるか、また変化すべきかについて、以下の論点について議論する。 • 大学の活動と地域知識経済の相互関係 • 地域の知識マネージャーとしての大学の役割 • 企業(「産」)、大学(「学」)、その地域の行政府(「官」)の関係 • 地域イノベーション戦略における大学の将来の役割 2010 年 7 月 7 日(水) 14:30 – 16:00 (90 分) 会場: 九州大学 箱崎キャンパス 3階 モデレーター: • 福岡 安浦 寛人 氏 スピーカー: • ヘルシンキ • • シアトル メルボルン • 福岡 16:00 大会議室 九州大学 理事、副学長 Prof. Heikki Mäkipää, Ph.D. 明治大学 特別招聘教授、フィンランドセン ター 所長 Mr. Panu Kuosmanen Aalto 大学 OIIC(Otaniemi 国際イノベーション センター)技術移転担当ディレクター Prof. Lee Huntsman, Ph.D. ワシントン大学名誉学長 Prof. Bruce Wilson, Ph. D. RMIT University 教授、RMIT 大学 EU セン ター代表、PASCAL 共同ディレクター 安浦 寛人 氏 九州大学理事、副学長 休憩 対話セッション 1 「都市空間をナレッジハブとして活性化する−事例検証−」 九州大学は、10 年後に、現在の箱崎キャンパスから福岡市西端の伊都新キャンパスへ、主なキャ ンパス機能を移転する予定である。移転後の箱崎キャンパス跡地の利用法はまだ決定していない。 当セッションでは、まず、箱崎キャンパス跡地利用案のプレゼンテーションが行われる。その後、 箱崎キャンパスの建物や施設の再活用を視野に、ナレッジの創造を進めるための空間のあり方を 会議参加者全員で意見交換する。会員地域から参加するパネリストは、その地域での事例をプレ ゼンテーションする。それを受け、会議参加者全員で、各地域が経験した類似事例から得た経験 やそこから生まれたアイデアについて、意見交換する。当日、参加者同士の対話が活発なものに なるよう、箱崎キャンパスに関する情報を事前に送付する。 2010 年 7 月 7 日 16:15 – 17:30 (75 分) 会場: 九州大学 箱崎キャンパス 大会議室 モデレーター: • 福岡 岡田 昌治 氏 九州大学 知的財産本部 国際法務室長 program100704J 後藤[1] 日本語版 6 スピーカー: • 福岡 • ストックホルム • 土居 義岳 氏 九州大学大学院 芸術工学府 教授 Dr. Brita Lundström ストックホルム・アカデミック・フォーラム 戦略的情報収集分析担当 シニアアナリスト Mr. Joseiquel Piqué 22@ Barcelona Innovation District CEO バルセロナ コメンテーター: • 福岡 外尾 悦郎 氏 九州大学 感性融合デザインセンター 客員教授 サグラダ・ファミリア贖罪聖堂建設委員会彫刻家 17:30 バスでホテルへ出発 18:00 休憩 19:00 レセプション 会場: ホテルオークラ4階「平安」の間 備考: 博多祇園山笠の紹介あり 20:30 各自で夕食 DAY 2 7月8日(木) 7:00 ホテルで朝食 8:05 バスで会場に出発 会場: 大濠公園 能楽堂 8:45 能楽堂着 能楽堂の説明 program100704J 後藤[1] 日本語版 パネルディスカッション 2 7 「ナレッジ・リージョン構築のための行政府の役割」 都市圏および地方の行政府は、地元経済を成長させ、生活の質を高めるため、戦略的に行動する 責任を担っている。具体的には、インフラへの投資、都市計画、効果的な法整備、助成金等の手 段がしばしば使われる。「ナレッジ・リージョン」という考え方は、重要分野のニーズを把握し それを満たすよう行動しながら、同時に、「地域」を単位とする、分野を超えた幅広い視点を維 持していく、というものである。このセッションでは、上記の目的を達成するために IRBC 会員 地域で実施されている、経済振興戦略、都市計画、教育、その他の施策等の、様々な成功事例に ついて詳しく学ぶ。 2010 年 7 月 8 日(木) 9:00 – 10:30 (90 分) 会場: 大濠公園 能楽堂 モデレーター: • 福岡 高島 収 氏 福岡市 港湾局 港湾振興部 振興課長 スピーカー: • バルセロナ • • • Ms. Angels Santigosa バルセロナ市 経済振興部 調査研究担当 ディレクター メトロ・バンクーバー Mr. Darrell Mussatto ノース・バンクーバ市長、メトロ・バ ンクーバー理事会理事、メトロ・バンクーバー港湾都市委員会委員 長、地域計画委員会委員長 シアトル Ms. Clare Petrich タコマ港 コミッショナー、セントラル・ピュー ジェット・サウンド経済振興地区(EDD) プレジデント ヘルシンキ Ms. Astanninen ヘルシンキ市 アーバンファクツ ディレクター 10:30-10:45 休憩 パネルディスカッション 3 「グローバル経済の中で、ナレッジ・リージョンを活性化するためのビジネ スの役割」 グローバル経済が進展する中、企業は、人材やビジネス・シーズの場として「都市圏」の価値を 認識するようになっている。従って、IRBC 会員地域は各地域の特性や状況を重視した独自の経済 振興戦略を考案すべきである。たとえば、産業クラスター、多国籍企業の存在、その地域の大学 が持つ強み等、地域の独自性を活かす必要がある。IRBC 会員地域の戦略は「世界的巨大地域」の 戦略と異なるものでなければならない。このパネルディスカッションでは、ビジネスセクターが 潜在能力を高め、そのビジネスシーズを活用して我々の地域が持続可能で競争力のあるナレッ ジ・リージョンとなるための革新的な方法を議論する。 2010 年 7 月 8 日(木) 10:45 – 12:15 (90 分) 会場: 大濠公園 能楽堂 モデレーター: • 福岡 松鵜 太佳良 氏 合同会社福岡アーバンラボラトリー 研究員 program100704J 後藤[1] 日本語版 8 スピーカー: • ストックホルム • • (スコットランド) シアトル 12:15-13:15 Mr. Emil Görnerup スウェーデン経営者団体連盟 イノベーション および調査研究政策担当 シニアアナリスト Dr. Stephen Baker スコットランド投資庁 日本代表 Mr. Chris Mefford Community Attributes International 社 社長 昼食 会場: 大濠公園 パネルディスカッション 4 「成果を出す仕組み−イノベーションの事業化と社会の結束の強化のため に」 セクター間の連携、あるいは「三重らせん(triple-helix)」という概念は、世界のどの地域にお いても普及していると考えられる。しかしながら、その概念を実際に機能させるための普遍的な やり方は存在しない。地域固有の文脈の上で知識経済を強化するために、イノベーションの事業 化と社会の結束の強化に向けて、様々なリーダーが重要な役割を果たしている。このパネルディ スカッションでは、実践事例のプレゼンテーションを踏まえて、ナレッジ・リージョンを実現す るための普遍的な、そして地域毎に固有の、成功の鍵を議論する。特に、連携の仕組み、言い換 えれば都市圏統治に焦点を当てる。 2010 年 7 月 8 日(木) 13:15 – 14:45 (90 分) 会場: 大濠公園 能楽堂 モデレーター: • 福岡 スピーカー: • ヘルシンキ • バルセロナ • 福岡 • シアトル 14:45-15:15 後藤太一 氏 合同会社福岡アーバンラボラトリー 代表社員 Mr. Kimmo Heinonen ヘルシンキ市 経済振興局 経済振興アドバイザー Mr. Joseiquel Piqué 22@ Barcelona Innovation District CEO 水口 啓 氏 九州ベンチャーパートナーズ 代表取締役社長 Mr. Michael Luis Luis & Associates 社 代表 (IRBC 調査研究 基調プ レゼンテーション 発表者) 休憩 対話セッション 2 「私達は、ナレッジ・リージョンにおいて、イノベーションを生み出し促進 する環境をどのように創っていくか」 「ふりかえること」で「学び」は一層深いものとなる。参加者は、いくつかのグループに分かれ、 この2日間で学んだことや自分達の地域に何を持ち帰るかについて、自由に意見交換し、考えを 深めていく。このセッションは、「オープン・スペース・テクノロジー」を使って行う。「オー プンス・スペース・テクノロジー」とは、打ち合わせや会議、企業の修養会やコミュニティでの 会議等を主催する際に使われる手法のひとつである。特定の重要な目的もしくは課題に焦点をあ て、全体としての目的やテーマはあるが、正式なアジェンダ(議題や議事の進め方)を設定する program100704J 後藤[1] 日本語版 9 ことなく開始する形式をとる。セッションの冒頭に、オープン・スペース・テクノロジーの紹介 と説明を行う。 2010 年 7 月 8 日(木) 15:15 – 16:45 (90 分) 会場: 大濠公園 能楽堂 ロビー モデレーター: • 福岡 備考: • 松田 美幸 氏 西岡 和弘 氏 学校法人 麻生塾 法人部 ディレクター 株式会社 九電工 経営企画部 経営戦略室長 オープンス・スペース・テクノロジー(OST)とは、打ち合わせや会議、企業の研修会 やコミュニティでの会議等を主催する際に使われる手法のひとつである。特定の重要な 目的もしくはタスクに的をしぼったもので、全体としての目的やテーマはあるが、正式 なアジェンダ(議題や議事の進め方)を設定することなく開始する形式をとる <4 つの原則 > • ここにやってきた人は、誰でも適任者である。 • 何が起ころうと、起こるべきことが起こる。 • それがいつ始まろうと、始まるときが適切な時である。 • それが終わったときは、本当に終わったのである。 <1 つの法則> • 主体的移動の法則: もしあなたが、学ぶものがない、もしくは貢献することがない と思ったときはいつでも、もっとあなたの気持ちにあった場所に、あなたの 2 本 の足を使って移動しなさい。 16:50-17:00 能の鑑賞 17:10 バスでホテルへ出発 18:20 バスでレストランへ出発 19:00 夕食 会場: 桜坂 観山荘 備考: 「福岡アンサンブル・アジア」の演奏あり 20:30 バスでホテルへ出発 program100704J 後藤[1] 日本語版 10 DAY 3 7月9 日(金) 8:00 地域代表者会議 会場: ホテルオークラ 議長: Prof. Lee Huntsman, Ph.D. ワシントン大学名誉学長 備考: この会議は指定された代表のみが参加。その他のIRBC福岡会議参加者はオプショナル・ツアー あり。 8:00 オプショナル・ツアー システムLSI関連産業集積地区視察(シーサイドももち地区ビジネスパーク) 独立系のゲームソフト企画開発制作販売会社、株式会社レベルファイブ視察 (福岡市中心部クリエイティブ地区) 9:50 バスでホテルから会場へ移動 会場: ザ・ルイガンズ 海の中道リゾートホテル 対話セッション 3 「まとめ—これまでに学んだこと、これから何をしていくか」 IRBC 福岡会議をしめくくる当セッションは、「ワールド・カフェ」方式で行う。「ワールド・カ フェ」方式とは、問いかけられている事柄について対話を導き出すための、革新的かつシンプル な方法である。参加者は、セッション中および前後の意見交換や対話、視察等で共有した学びの プロセスや「場」を振り返る。 このセッションの目的は、全員が、複数のテーブルに分かれて同時に行われる対話に参加し、福 岡会議で学んだことをまとめ、学んだことや得たものを持ち帰ることで、ナレッジの更なる創造 や活用をすすめ、それぞれの地域や IRBC ネットワークの今後の戦略策定に活かすことである。 当セッションは、ホールシステム・アプローチ手法のひとつ、「ワールド・カフェ」方式で行う。 まずモデレーターが質問を投げかけ、セッションが始まる。各テーブルでは、参加者が自由に対 話する。その後、参加者は会場の別テーブルに移動していき、他のテーブルでは異なる視点でど のような議論が行われているかを体験する。 2010 年 7 月 9 日(金) 10:30 – 12:20 (110 分) 会場: ザ・ルイガンズ 海の中道リゾートホテル「グランド・ガーデン」ルーム モデレーター: • 福岡 田坂 逸朗 氏 特定非営利活動法人 日本ファシリテーション協会九州支部 備考: • 対話セッションの一手法である「ワールド・カフェ」は、問いかけられている事について 対話を導き出すための、革新的かつシンプルな方法である。参加者がひとつのグループか ら別のグループに移動することにより、各グループで行われた話し合いがつながり、蓄積 され、アイデアが相互反応する。そうすることで、問いかけられていることや、生活・仕 事・コミュニティにとって最も重要な問題への新たな洞察が生まれる。その過程として、 ワールド・カフェは、いかなるグループであれ、その集団の知性を喚起し目に見えるもの にすることにより、共通目的の達成に向け効果的な行動をとる能力を向上させるのである。 • ホールシステム・アプローチとは、組織や分野を越えた多くの人々が集まり、課題や目指 したい未来について話し合う大規模な対話の手法である。ホールシステム・アプローチの 例としては、ワールド・カフェ、オープン・スペース・テクノロジー、アプリシャティ program100704J 後藤[1] 日本語版 11 ブ・インクワイアリー(appreciative inquiry)、フューチャー・サーチ(future search)など がある。 12:30 お別れ昼食会 博多湾を眺めながら立食ビュッフェ形式で。 13:30 閉会 13:50 船でホテルへ出発(ベイサイドプレイス経由) 15:00 茶道体験(オプショナル・プログラム) 17:00 山笠見物(各自で) program100704J 後藤[1]
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