路線価図の説明 12345

路線価図の説明
路線価は、路線(道路)に面する標準的な宅地の1平方メートル当たりの価額(千円単位で表示してい
ます。)のことであり、路線価が定められている地域の土地等を評価する場合に用います。
なお、路線価が定められていない地域については、その市区町村の「評価倍率表」をご覧ください。
路線価図の年分及びページ
を表示しています。
各路線価の右隣に表示している
A~G の記号に対応する借地権
割合を示します。
地区及び地区と借地権割合の
適用範囲を示す記号です。
XX
12345
A町 5丁 目
A町 2丁 目
1平方メートル当たりの価額を千円単位で表示
しています。
この場合は、1平方メートル当たりの路線価が
215,000 円で、借地権割合が 60%であることを
示しています。
町丁名及び街区番号を表示してい
ます。
この場合は、A町2丁目 12 番である
ことを示しています。
相続税又は贈与税の申告に際し、路線価の設定されていない道路のみに接している宅地の評価をするために、
特定路線価の設定の申出が必要となる場合があります。
詳しくは、「 [手続名] 特定路線価設定申出書 」 をご覧ください。
計 算 例
(1) 一路線に面する宅地
(普通商業・併用住宅地区)
① 自用地の価額
(路線価)
300,000 円
奥行距離 35mに応ずる
奥行価格補正率
×
0.98
(1㎡当たりの価額)
294,000 円
(1㎡当たりの価額)
=
294,000 円
(地 積)
× 700 ㎡
=
(自用地の価額)
205,800,000 円
(借地権割合)
70%
=
(借地権の価額)
144,060,000 円
② 借地権の価額
(自用地の価額)
205,800,000 円
×
(2) 二路線に面する宅地
(普通商業・併用住宅地区)
① 自用地の価額
(正面路線価)
300,000 円
奥行距離 35mに応ずる
奥行価格補正率
×
0.98
(普通商業・併用住宅地区)
(A)
(側方路線価)
294,000 円 + ( 200,000 円 ×
=
(A)
294,000 円
奥行距離 20m
に 応 ず る奥 行
価格補正率
1.00
側方路線
影響加算率
×
0.08 )
(1㎡当たりの価額)
=
310,000 円
(1㎡当たりの価額)
310,000 円
×
(地 積)
700 ㎡
=
(自用地の価額)
217,000,000 円
=
(借地権の価額)
151,900,000 円
② 借地権の価額
(自用地の価額)
217,000,000 円
(借地権割合)
×
70%
(注)平成 19 年分以降用の奥行価格補正率等により計算しています。