日本植物分類学会ニュースレター Nov. 2014 日本植物分類学会 ニュースレター **************************** No. 55 Nov. 2014 今号のトピックス 2015 年 1 月から幹事が交代します。 問合せ先にご注意ください。 → 2 ページ 12/13 (土) 大阪学院大学にて学会講演会が開催されます。 → 8 ページ 来年 3/5 ~ 3/8 開催の福島大会の詳細 ・ 申込情報が掲載されています。 → 10 ページ 2015 年度の会費納入は 12 月末が期限です。 → 20 ページ ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 目 次 次期 (2015-2016 年度 ) の幹事について ∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙ 2 諸報告 2014 年度野外研修会実施報告 ∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙ 3 八甲田山 ・ 花の彷徨 ~ 2014 年度野外研修会の参加報告~ ∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙ 5 お知らせ 2014 年度日本植物分類学会講演会のお知らせ ∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙8 日本植物分類学会第 14 回大会 (福島大会) および 2015 年度総会のご案内 ∙∙∙10 第 30 回国際生物学賞記念シンポジウム開催のお知らせ ∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙19 会員消息 ∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙∙20 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 1 The Japanese Society for Plant Systematics No. 55 次期 (2015-2016 年度) の幹事について 庶務幹事 志賀 隆 次 期 の 会 計 幹 事 を 岡 山 大 学 の 池 田 さ ん, 図 書 幹 事 を 兵 庫 県 立 人 と 自 然 の 博 物 館 の 高 野 さ ん, ニ ュ ー ス レ タ ー 担 当 幹 事 を 国 立 科 学 博 物 館 の 堤 さ ん, ホ ー ム ペ ー ジ 担 当 幹 事 を 岡 山 理 科 大 学 の 矢 野 さ ん に お 引 き 受 け い た だ き ま し た。 こ れ に 伴 い, 2015 年 1 月 1 日 か ら 学 会 の 連 絡 先 が 次 の と お りに 変 更 さ れ ま す。 お 間 違 え の な い ようご 注 意 くだ さ い。 な お, 庶 務 幹 事 は 新 潟 大 学 の 志 賀 が 引 き 続 き 担 当 す る こと に な りま し た。 会 務 全 般 へ の 問 合 せ は 従 来 と 変 更 あ りま せ ん の で, 何 か あ りま し た ら 志 賀 ま で ご 連 絡 下 さ い。 会 計 幹 事 ( 入 会 申 込 み, 住 所 変 更 , 退 会 , 会 費 納 入 , 購 読 申 込 み な ど) 池 田 啓 (い け だ は じ め) 〒 710-0046 岡 山 県 倉 敷 市 中 央 2-20-1 岡 山 大 学 資 源 植 物 科 学 研 究 所 電 話 & ファック ス : 086-434-1240 電 子 メ ー ル : [email protected] 図 書 幹 事 (バ ック ナ ン バ ー ・ 文 献 閲 覧 の 問 合 せ) 高 野 温 子 (た か の あ つ こ) 〒 669-1546 兵 庫 県 三 田 市 弥 生 が 丘 6 丁 目 兵 庫 県 立 人 と 自 然 の 博 物 館 自 然 ・ 環 境 評 価 研 究 部 電 話 / ファック ス : 079-559-2011/079-559-2019 電 子 メ ー ル : [email protected] ニュ ー ス レ タ ー 担 当 幹 事 (ニュ ー ス レ タ ー 原 稿 送 付 先 ) 堤 千 絵 (つ つ み ち え) 〒 305-0005 茨 城 県 つくば 市 天 久 保 4-1-1 国 立 科 学 博 物 館 植 物 研 究 部 電 話 / ファック ス : 029-853-8428/029-853-8998 電 子 メ ー ル : [email protected] ホ ー ム ペ ー ジ 担 当 幹 事 (ホ ー ム ペ ー ジ ・ メ ーリン グリス ト に 関 す る 問 合 せ) 矢 野 興 一 (や の お き ひ と) 〒 700-0005 岡 山 県 岡 山 市 北 区 理 大 町 1-1 岡 山 理 科 大 学 生 物 地 球 学 部 生 物 地 球 学 科 電 話 & ファック ス : 086-256-9612 電 子 メ ー ル : [email protected] 2 Nov. 2014 日本植物分類学会ニュースレター 諸報告 2014 年 度 野 外 研 修 会 実 施 報 告 米 倉 浩 司 (東 北 大 学 植 物 園) 2014 年 度 の 野 外 研 修 会 は, 「 八 甲 田 山 系 ブ ナ 帯 の 植 物 」 と 題 し て, 7 月 11 日 ( 金 ) ~ 13 日 ( 日 ) の 3 日 間 , 青 森 県 の 八 甲 田 山 の 南 西 側 中 腹 に 位 置 す る 東 北 大 学 植 物 園 八 甲 田 山 分 園 を 拠 点 とし て 行 わ れ た。 参 加 者 は, 受 け 入 れ ス タッフ の 米 倉 を 含 め て 17 名 で あ っ た。 折 悪 し く 直 前 に 季 節 外 れ の 台 風 11 号 が 西 日 本 か ら 東 日 本 に か け て 襲 来 し た た め, 2 日 前 の 時 点 で は 開 催 す ら 危 ぶ ま れ た が, 幸 い に も 台 風 が 予 定 よ り も 1 日 早 く 去 っ て く れ た お か げ で, 参 加 者 も キ ャ ン セ ル な し に 無 事 に 到 着 で き, 当 日 は 天 候 に も 恵 ま れ て 成 功 裏 に 研 修 会 を 終 わ ら せ る こ と が で き た。 関 西 や 関 東 方 面 か ら の 参 加 が 多 か っ た が, 九 州 の 福 岡 県 か ら の 参 加 も あ っ た。 北 日 本 か ら の 参 加 者 1 名 の み と 少 な か っ た の が 少 々 意 外 で あ った。 第 一 日 目 (7 月 11 日 ), 15 時 酸 ヶ 湯 温 泉 着 の バ ス で 参 加 者 が 八 甲 田 山 分 園 ( 標 高 900m) に 到 着 す る の を 待 っ て, 簡 単 な ガ イ ダ ン ス の 後 に 園 内 の 散 策 路 を 一 周 し た。 園 内 に は 古 い 爆 裂 火 口 の 跡 に 発 達 し た 湿 原 が あ り, そ こ で は ツ ル コ ケ モ モ が ち ょう ど 満 開 で あ っ た。 ま た, 湿 原 周 辺 の 林 で は, ハ ク サ ン シ ャ ク ナ ゲ が 盛 り を 過 ぎ て い た も の の ま だ 花 が 残 っ て お り, ハ ナ ヒ リ ノ キ, ウ ラ ジ ロ ヨ ウ ラ ク, ア カ モ ノ, シ ラ タ マ ノ キ な ど 火 山 地 帯 に 特 徴 的 な ツ ツ ジ 科 の 花 を 多 く 見 る こと が で き た。 園 内 に 1 本 だ け あ る 珍 し い 雑 種 の ウ ラ ジ ロコヨウ ラク(ウ ラ ジ ロヨウ ラク × コヨウ ラク ツ ツ ジ) は,残 念 な が ら 花 は 2 輪 ほ ど を 残 し て 散 って し まって い た が, 参 加 者 は 何 と か 残 っ た 花 を カ メ ラ に 収 め て い た。 ま た, ア リ ド オ シ ラ ン や ジ ガ バ チ ソ ウ な ど の ラ ン が 開 花 中 で あ っ た。 5 時 に 八 甲 田 山 分 園 に 隣 接 す る 酸 ヶ 湯 温 泉 に 入 浴 に 行 き, そ の 後 酸 ヶ 湯 か ら の 食 事 で 夕 食 を 済 ま せ た 後 , 夜 に 園 内 の 実 験 棟 に 移 動 し, 八 甲 田 山 の 植 物 に 関 す る 簡 単 な 解 説 を 行 っ た。 解 説 後 は, 実 験 棟 内 の 植 物 標 本 室 で, 八 甲 田 山 の 植 物 標 本 を 見 な が ら サ サ や ス ゲ の 仲 間 な ど に つ い て 意 見 交 換 が 行 わ れ た。 第 二 日 目 (7 月 12 日 ), 酸 ヶ 湯 温 泉 で の 朝 食 後 , 手 配 し て お い た 同 温 泉 の バ ス に 8 時 半 に 乗 り 込 み, 八 甲 田 山 系 の 北 東 側 ( し た が っ て 酸 ヶ 湯 と は 反 対 側 に 当 た る ) 田 代 平 ( た し ろ た い ; 標 高 550m) へ と 観 察 に 向 か っ た。 ブ ナ 林 の 中 を 抜 け て 30 分 程 度 の ド ライブの後, 旧いカルデラの底に位 置する田 代 平の北 側 半 分を占めている十 和 田 市 営 牧 場 の 入 口 で バ ス を 降 り, ま ず 牧 場 の 入 口 付 近 の 湿 草 原 を 散 策 し て, ヤ マ ト キ ソ ウ, ミ ズ ギ ク ( 蕾 ),ト キ ン ソ ウ 属 の 1 種 ( 蕾 な が ら お そ らく 未 記 載 分 類 群 ),オ ニ シ モ ツ ケ な ど を 見 た 後 , 図 1. 田 代 平 の 駒 込 川 沿 い を 散 策 中 の 光 景 。 左 下 の 大 きな 葉 はアキタブキ。 図 2. 駒 込 川 沿 い の 昼 食 風 景 。 3 The Japanese Society for Plant Systematics No. 55 牧 場 内 を し ば らく 歩 い て, 牧 場 南 縁 を 通 る 送 電 線 の 管 理 用 道 路 へ と 歩 み を 進 め た。 こ の 管 理 用 道 路 は 田 代 平 の 盆 地 中 央 を 南 東 か ら 北 西 に 流 れ る 駒 込 川 の 北 岸 に 沿 って 続 い て お り, こ の 辺 り の 本 来 の 植 生 で あ る ブ ナ - ミズ ナ ラ 林 , ハ ンノ キ - ヤ チ ダ モ 湿 地 林 , 伐 採 さ れ て 光 が 十 分 に 差 し 込 む 場 所 が モ ザ イ ク 状 に 入 り 交 じり, こ の 地 域 の 植 物 観 察 に は 適 し た 場 所 で あ る。 明 る く 湿 っ た 伐 採 地 で は, カ ラ フ ト ド ジ ョ ウ ツ ナ ギ, オ オ カ サ ス ゲ, グ レ ー ン ス ゲ, フッキ ソ ウ, オ オ マ ル バ ノ ホ ロ シ, シ ロ バ ナ カ モ メ ヅ ル, ヒメ ゴヨウ イ チ ゴ, シ オ デ, イ ケ マ, ミヤ マ カラ マ ツ な ど の 花 や, エ ゾ ノク ロ ウ メ モ ド キ や カ ン ボ ク の 実 を 観 察 で き, や が て ハ ンノ キ ヤ チ ダ モ 湿 性 林 に 入 る と 林 床 に は ミ ズ バ シ ョ ウ, ツ ル キ ツ ネ ノ ボ タ ン, ネ コ ノ メ ソ ウ, オ ニ シ モ ツ ケ, エ ゾ メ シ ダ, ツ ク バ ネ ソ ウ な ど が 生 育 し て い た。 管 理 用 道 路 の 終 点 付 近 で は, 八 甲 田 山 系 で は こ の 付 近 に し か な い カラフト ダ イコ ン ソ ウ ( 青 森 県 で は 他 に 下 北 半 島 で 知 ら れ て い る) が, 花 は 終 わ って い た も の の 道 沿 い に 小 群 落 を な し て い る の を 見 る こと が で き た。 牧 場 に 吸 い 込 ま れ る 管 理 用 道 路 の 終 点 で 記 念 撮 影 を し た 後 , 同 じ 道 を 引 き 返 し, 途 中 に あ る 駒 込 川 沿 い の 木 陰 の 路 傍 で 昼 食 の 弁 当 を 食 べ た。 川 の 中 に は バ イ カ モ が 生 育 し て い た が, 残 念 な が ら 時 期 が 少 し 早 く, 高 枝 切 り を 用 い て 採 集 を 試 み た も の の 蕾 し か 採 れ な か った。 昼 食 後 は 植 物 の 観 察 を 続 け な が ら 牧 場 入 口 に 戻 り, そ こ か ら 徒 歩 で 駒 込 川 の 南 岸 に 位 置 す る 田 代 湿 原 へ と 移 動 し た が, 昼 過 ぎ の 炎 天 下 で 日 蔭 が な い た め 思 い の ほ か 体 力 を 消 耗 し, 湿 原 入 口 の 八 甲 田 温 泉 に 着 く や 自 動 販 売 機 で 冷 た い ジ ュ ー ス を 買 い 求 め る 人 が 続 出 し た。 田 代 湿 原 は 盆 地 に 点 在 す る 湿 原 の 中 で は 最 大 で か つ 最 も 自 然 度 が 高 い も の で 市 の 天 然 記 念 物 に 指 定 さ れ て お り, 木 道が整備されて八甲田の湿原植物の観察 に は 便 利 な 所 で あ る。 散 策 時 に 満 開 に な っ ていると期 待されたキンコウカはまだ満 開には 早 す ぎ た が, ト キ ソ ウ は 当 た り 年 で 多 く の 花 を 見 る こ と が で き た。 オ ゼ ニ ガ ナ は 花 が 終 わ っ て い た。 他 に 湿 原 植 物 で 目 ぼ し い も の と し て は, ヤ チ ヤ ナ ギ, モ ウ セ ン ゴ ケ, ハ イ イ ヌ ツ ゲ, イ ソノ キ,ヒメ シ ャク ナ ゲ,ウ ラ ジ ロ レ ン ゲ ツ ツ ジ, ホ ソ バ ノ シ バ ナ, ゼ ン テ イ カ な ど を 見 る こ と が で き た。 15 時 半 過 ぎ に 田 代 湿 原 入 口 に 手 配 し て 図 3. 田 代 湿 原 。 遠 景 の 山 は 八 甲 田 山 系 の 雛 岳 ( 左 ) と 高 田 大 岳 ( 中 )。 お い た 酸 ヶ 湯 温 泉 の バ ス に 乗 り 込 み, 八 甲 田 山 分 園 へ 帰 る 途 中 , 1ヶ 所 参 加 者 か ら の リクエストに応えてシウリザクラの 枝を採 集 す る た め に 寄 り 道 し, そ の 後 分 園 へ と 戻 っ た。 若 干 到 着 は 予 定 よ り も 遅 れ た が, 入 浴 時 間 の 17 時 に は 間 に 合 っ た。 そ の 夜 は 酸 ヶ 湯 温 泉 へ の 入 浴 , 夕 食 の 後 は, 各 自 標 本 の 作 製 や 情 報 の 交 換, 懇 談 な ど 思 い 思 い に 過 ご し た。 第 三 日 目 (7 月 13 日 ) は 八 甲 田 山 主 峰 の 大 岳 へ の 登 山 ( 参 加 者 10 名 ) を 行 っ た。 登 山 ル ー ト は 八 甲 田 山 分 園 か ら 仙 人 図 4. 八 甲 田 山 大 岳 中 腹 で ヒ ロ ハ テ ン ナ ン シ ョ ウ を 観 察 中 の 岱 ル ー ト で 南 側 か ら 大 岳 山 頂 を 極 め, そ こ メ ン バ ー 。 手 前 が 橋 本 光 政 氏 。 4 Nov. 2014 日本植物分類学会ニュースレター で 昼 食 の 後 に 北 側 へ 回 っ て 毛 無 岱 を ま わ っ て 酸 ヶ 湯 温 泉 へ と 下 り る 一 般 的 な も の で, 観 察 し な が ら で 5 時 間 半 ほ ど の 周 遊 コ ー ス で あ っ た。 仙 人 岱 上 側 の 薬 谷 雪 渓 に は ま だ か な り の 雪 が 残 っ て お り, 周 辺 に は ヒ ナ ザ ク ラ や イ ワ イ チ ョウ な ど の 雪 田 植 生 を 特 徴 づ け る 花 が ち ょ う ど 満 開 で あ っ た。 そ の 他 高 山 帯 で 見 ら れ た 代 表 的 な 花 と し て は, タ カ ネ ザ ク ラ, マ ル バ シ モ ツ ケ, ゴ ゼ ン タ チ バ ナ, イ ワ カ ガミ, ア オ ノツ ガ ザ クラ, コ ケ モ モ, カラフト イ チ ヤ ク ソ ウ, ミヤ マ リ ン ド ウ, キ タ ヨ ツ バ シ オ ガ マ, ウ サ ギ ギ ク, ク モ マ ニ ガ ナ, マ イ ヅ ル ソ ウ, コ メ ス ス キ, ハ ク サ ン チ ド リ な ど が あ り, ま た ミ ヤ ケ ス ゲ, キ イ ト ス ゲ, コ ハ リ ス ゲ, イ ト キ ン ス ゲ, ハ ガ ク レ ス ゲ な ど の ス ゲ 類 も 観 察 で き た。 山 頂 は 風 が 強 く, 曇 っ て い て 眺 望 が あ ま り き か な か っ た の は 少 し 残 念 で あ った。 帰 り が け の 毛 無 岱 湿 原 で は, 休 憩 所 で オ ゼ ニ ガ ナ の 花 を 見 る 事 が で き た。 参 加 者は以 下の通り (五 十 音 順, 敬 称 略) : 飯 田 順 子, 石 渡 友 梨, 宇 那 木 隆, 大 森 鉄 雄, 織 田 二 郎, 川 辺 龍 太 郎, 久 米 修, 古 賀 佳 孝, 権 藤 敬 子, 中 村 健 爾, 中 村 直 樹, 西 野 貴 子, 西 野 友 子, 橋 本 光 政, 支 倉 千 賀 子, 山 脇 和 也, 米 倉 浩 司。 最 後 に, 今 回 の 観 察 会 を 成 功 裏 に 終 わ ら せ る こ と に ご 助 力 下 さ っ た 酸 ヶ 湯 温 泉 株 式 会 社 と 十 和 田 市 営 牧 場 の 関 係 者 の 皆 様 に お 礼 を 申 し 上 げ ま す。 八甲田 山 ・ 花 の 彷 徨 ~ 2014 年 度 野 外 研 修 会 の 参 加 報 告 ~ 橋本 光政 研修会の予定日の 1 週間前は超大型台 風の襲来予報で毎日のテレビの天気予報 は 欠 か せ な か っ た。 参 加 者 全 員 が 出 発 し よ うか す ま い か と 迷 い に 迷 った。 私は姫路から二人で車で出発し研修日 程の行きと帰りを利 用して早 池 峰 山と白 神 山 地 に 特 別 研 修 の 計 画 だ っ た が, 台 風 の 進 路と車の走 行 予 定が合 致してとても出 発 で き そうに な か った。 10 日 の 朝 東 北 大 学 の 米 倉 博 士 か ら の メ ー ル が 入 っ て い た。 11 日 か ら は 台 風 も 去 り 計 画 通 り の 実 施 予 定 と わ か っ た。 早 速 準 備 を し て 昼 過 ぎ 姫 路 を 発 っ た。 上 越 市 の 手 軽 で 便 利 な 「ホ テ ル 門 前 の 湯 」 で 前 泊 し 、 翌日の集合時刻前には東北大学植物園 八 甲 田 山 分 園 に 着 い た。 約 1200km の 走 行 だ っ た。 花 を 求 め た 彷 徨 の 前 に 日 本 の 約 半 分 を 彷 徨 し た。 1 週 間 前 の 予 報 に 反 し て 小 雨 が 時 々 あ っ た 程 度 の 好 条 件 で, 黒 石 IC を 出 る 頃 に は 青 空 す ら 見 え て き て い た。 すでに数名が集合時刻前の自由散策を 楽 し ん で お ら れ た。 全 員 そ ろって の 研 修 は 八 甲田山分園の管理棟を中心に園内を案内 い た だ い た。 米 倉 浩 司 博 士 の 解 説 は 微 に 入 り 細 に 入 っ て 初 め て 聞 く 内 容 が 多 い。 ま ず 管 理 棟を出たところの 雑 草 風にはびこっ たコウリンタンポポ (戦 前に樺 太から移 入 し た も の と い う)。 園 内 で は ウ ラ ジ ロ コ ヨ ウ ラ ク (ウラジロヨウラクとコヨウラクツツジの 雑 種 で Menziesia × kamadae Mochizuki だ と 聞 い た )。 解 説 は 早 く 園 内 を 回 る 足 も 速 い。 管 理 棟 に 帰 っ て 見 る と 三 つ の 班 に 分 か れ て 回 っ て い た。 ミ ズ バ シ ョ ウ や ツ ル コ ケ モモの自 生する池や湿 地 (極 楽 沼) には 案 内 後の空いた時 間を利 用しての出 会い と な った が, そ れ だ け 余 裕 の あ る 時 間 配 分 に 助 け ら れ た。 九 州 の 古 賀 さ ん や 、 四 国 の久 米さんは前 日からのお泊まりで 、 すで に 植 物 園 内 は 丹 念 に 探 索 さ れ て い て RDB 筆 頭 級 の ア リ ド オ シ ラ ン, ミ ヤ マ フ タ バ ラ ン, ジガバチソウなどの自生株なども教えてい た だ き 感 動 の 観 察 記 録 か ら 始 まった。 夕 食 前 に は そ ろ っ て, 歩 い て 数 分 ば か り のホテル酸ヶ湯温泉に一風呂浴びに出か け た。 ホ テ ル と 八 甲 田 山 分 園 は す ば ら し い 関 係が維 持され 、 研 修に来る学 生 等 (今 回 の 我 々 を 含 め て) は 研 修 に 汗 を 流 す 一 方 朝 夕 のエネルギーをしっかりと蓄 えること が で き る。 仙 人 風 呂 の 混 浴 で 有 名 と い う 温 泉 は 今までに経 験したことのないすばら 5 The Japanese Society for Plant Systematics し い 泉 質 だ っ た。 夕 食 は 同 温 泉 で 作 ら れ た 料 理 を 管 理 棟 に 持 ち 帰 り, 自 炊 で 炊 い たご飯とお菜の配 膳は参 加 者 全 員で行っ た。 料 理 と ア ル コ ー ル を 楽 し み な が ら 和 や か な 雰 囲 気 で 歓 談 で き た。 夜の研修会は実験棟に移っての標本 作 製 , 標 本 検 討 , ス ラ イ ド 会 で あ っ た。 実験棟は古い建物ではあったがその中に は酸ヶ湯温泉の開発者の郡場 直世を父 に持つ後の京都大学植物生理学の教授 郡 場 寛 や, そ の 母 の 郡 場 フ ミ の 薬 草 標 本 が 残 さ れ て お り, ま た, そ れ 以 降 の 東 北大の重鎮教授の写真や遺稿などが最 新の標本と共に保管されるなど東北のフ ロラ解 明の発 展を理 解する上で意 義 深い 研 究 施 設 で あ っ た。 続 い た 米 倉 博 士 の ス ライドは八 甲 田 山のみならず東 北 地 方の 植物生態や分類地理の特長をわかりや す く 図 式 化 さ れ た も の で, 植 物 園 見 学 や 明 日 以 降 の 野 外 研 修 の 理 解 を 深 め, 意 欲 を 誘 発 す る 内 容 で 有 難 か った。 二 日 目 ・ チャーターした酸ヶ湯 温 泉のバ スで酸ヶ湯とは八甲田山をはさんで反対 側 ・ 北東側にある田代平の牧場前まで 行 っ た。 途 中 の バ ス の 中 か ら 道 路 周 辺 の 見 事 な ブ ナ 林 に 見 と れ, ま た 映 画 に も な り新 田 次 郎 作 『八 甲 田 山 死の彷 徨』 で 著 名 な 雪 中 行 軍 遭 難 者 銅 像 が 見 え た。 美 林 は 終 わ り, 下 車 し た 前 の 草 原 内 で は ヤ チ ダ モ, オ ノ エ ヤ ナ ギ が 散 在 し, ハ リ イ, ウ ラ ジ ロ レ ン ゲ ツ ツ ジ, オ ク ヤ マ ザ サ, ヤ マ ト キ ソ ウ, ミ ズ ギ ク 等 を 観 察 。 八 甲 田 山 を 正 面 に 見 な が ら 次 の 駒 込 川 へ, 牧 場 2014 年 7 月 11 日 東 北 大 植 物 園 分 園 実 験 棟 6 No. 55 の 棘 状 鉄 線 柵 をくぐり な が ら の 観 察 で あ っ た。 米倉博士の誘導がなければ到底入れない 観 察 ル ー ト で あ る。 真 っ 赤 な 果 実 を い っ ぱ い つ け た キ ン ギ ン ボ ク, 関 西 で は 見 ら れ な い シ ロ ヤ ナ ギ, カ ラ フ ト ド ジョウ ツ ナ ギ, シ ロ バ ナ カ モ メ ヅ ル, ト ウ ゴ ク サ イ シ ン 等 々 と 続 く。 き れ い な 清 流 に は バ イ カ モ も 一 役 を 演 じ てく れ た。 花 に は 少 し 早 く, す く い 上 げ て み る と 小 さ な つ ぼ み を つ け て い た。 川 沿 い の 送 電 線 の 管 理 道 は ブ ナ や ミ ズ ナ ラ, ア カ イ タ ヤ 等 の 落 葉 樹 が 続 き 快 適 な 観 察 道 で ミ ズ バ シ ョ ウ, ウ メ ガ サ ソ ウ, オ オ バ キ ス ミ レ, テ イ ネ ニ ガ ク サ, ヒ メ ゴ ヨ ウ イ チ ゴ, ベ ニ バ ナ イ チ ヤ ク ソ ウ, ヒ メ ザ ゼ ン ソ ウ, ヒ ョ ウ ノ セ ン カ タ バ ミ, ギ ョ ウ ジ ャ ニ ン ニ ク, チ シ マ ネ コ ノ メ, オ ニ ノ ヤ ガ ラ, エ ゾ ボ ウ フ ウ, エ ゾ メ シ ダ 等 々 昨 夜 の 東 北 の フ ロラ の 特 色 全 開 で あ る。 清流を前にして酸ヶ湯特製の弁当の食 後, 元 に 戻 り 八 甲 田 温 泉 ま で 舗 装 道 路 を 歩 い た。 雲 が 無 い と 青 森 と は い え 炎 天 下 の 行 軍 は 水 分 補 給 を 要 求 し て い た。 八 甲 田 温 泉 前 で 小 休 止 後, 目 の 前 の 八 甲 田 山 の 火 山 活 動 に よ っ て 生 ま れ た カ ル デ ラ 湖 が, 長い年月をかけ湿地と化したという青森県 指 定 天 然 記 念 物 の 田 代 平 湿 原 に 入 っ た。 メ イ ン の ワ タ ス ゲ や ウ ラ ジ ロ レ ン ゲ ツ ツ ジ, ニ ッ コ ウ キ ス ゲ の 花 は 終 わ り, ヤ チ ヤ ナ ギ, キ ン コ ウ カ, ナ ガ ボ ノ シ ロ ワ レ モ コ ウ の 葉 が 目 立 つ。 池 塘 に は 真 っ 赤 な モ ウ セ ン ゴ ケ, そ の 間 に ト キ ソ ウ の 薄 紅 色 の 花 が 点 在, 真 紅 の 花 の サワランも自 生するらしいがその株には出 会 え な か っ た が, 貴 重 な 湿 原 を 満 喫 し て, 皆 満 足 顔 で あ った。 迎えに来てくれた酸ヶ湯 温 泉のバスに乗 車, 分 園 へ の 帰 途 シ ウリザ クラ の 自 生 株 の ある萱 野 茶 屋の手 前でその観 察と採 集をさ せ て い た だ い た。 果 実 を た く さ ん 着 け た 枝 に 米倉博士の高枝切りが届きほぼ全員が初 め て の 体 験 を 喜 ん だ 締 めくくり で あ った。 三 日 目 ・ 朝 食 は 前 日 同 様そろってホテル で 泊まり客に混じってのバイキング形 式 : 温 泉 自 家 製 の 特 産 物 から和 食, 洋 食 を 含 め て 1 日 の エ ネ ル ギ ー を しっ か り い た だ い た。 食 後 第 一 次 研 修 会 は 解 散 し, 学 会 野 外 研 Nov. 2014 修担当の西野 貴子さん他若干名は帰途 に 就 か れ, 希 望 者 だ け の 八 甲 田 山 の 最 高 峰 ・ 大 岳 登 山 と な っ た。 青 森 市 主 催 の 開 山 日とあってターミナルには バスや 人 がたくさ ん 待 ち 構 え て い た。 出 発 は 重 な っ た が 学 会 チームは米倉ルートに入って途中まで単独 観 察 の 後, 合 流 した が 要 所 要 所 で 植 相 の 解 説 を 受 け な が ら 登 る こ と が で き た。 ダ ケ カ ン バ と オ オ シ ラ ビ ソ 混 生 林 が 続 き, 硫 気 孔 からの硫化水素ガスの噴出で一面が枯れ 山 腹 に な っ て い る と こ ろ も あ っ た。 す ば ら し い 酸ヶ湯の温 泉 源もこのような厳しい自 然 下 で 集 水 利 用 され ていることを 思うと尚 いっそう 泉 質 の 尊 厳 さ を 感 じ た。 林 床 の サ サ に わ ず か に 花 が あ っ た。 葉 の 裏 に 毛 の あ る オ ク ヤ マ ザ サ と い う。 湯 ノ 沢 ル ー ト を 登 り 視 界 も 開 け た 森 林 限 界 の 近 く, 仙 人 岱 の 表 示 が あ り, 避 難 小 屋 も あ っ た。 周 辺 の 草 原 に は ヒ ナ ザ ク ラ が い っ ぱ い 白 い 花 を つ け, チ ン グ ル マ や, ミヤ マ キ ン ポ ウ ゲ,イ ワ イ チョウ,イ ワ カ ガミ 等 々 が お 花 畑 を 展 開 し て く れ て い た。 変 わ り 者 に は キ タヨツ バ シ オ ガ マ Pedicularis chamissonis Steven var. hokkaidoensis T.Shimizu ( 花 の 段 数 が 多く花 冠 は 萼 近くで 鋭 角 的に曲 がり草 丈 も 70cm), ジ ン ボ ソ ウ Luzula jimboi Miyabe et Kudô subsp. jimboi ( 地 質 学 者 の 神 保 子 虎 に よ る)。 ミヤ マ ヤ ナ ギ が 満 開 で あ った が 低 山 の も の と 種 は 同 じ で Salix reinii Franch. et Sav. で あ ると 教 わ った。 ハイマツ 帯 の 中 の 鏡 池 にはクロサンショウウ オ の 卵 塊 が 浮 き, タ マミクリの 沈 水 葉 が 繁 茂 し て い た。 山 頂 (1585m) に 着 く と 風 は い っ そ う 強 く, 石積みされたケルンの傍にできるだけからだ を寄 せるようにして風を避 けておにぎりを開 い た。 早 々 に 下 り 始 め る と 登 り に な か っ た ウ サ ギギクやミヤマオダマキが気の毒なほど強 風 に 耐 え て い た。 大 き く 植 生 破 壊 が お き, そ の 改 善 に 多くの 垂 木 が 各 所 に 積 まれた 痛 々 し い 場 面 を 縫 う よ う に し て 下 っ た。 井 戸 岳 と の 鞍 部 に 作 られ た 大 岳 避 難 小 屋 に 着くとさ す が に 風 は 収 まり 、 ふ た た び 観 察 を 続 行 し な が ら の 下 り と な っ た。 ミ ズ バ シ ョ ウ が わ ず か で はあるが雪融け直後の小さな雪田の周囲に 日本植物分類学会ニュースレター 2014 年 7 月 13 日 八 甲 田 大 岳 山 頂 花 を 残 し て い た。 そ の 頃 か ら 小 雨 が 落 ち て き た。 急 な 階 段 が 目 の 前 に 迫 り, 両 側 に は ミ ヤ マ ナ ラ の 潅 木 林 が 広 が りそ の 前 方 に は 広 い 草 原 ( 毛 無 岱 ) が 広 が っ て い た。 階 段を下って延 々と続く木 製の桟 道の両 側 にはワタスゲが白 綿をなびかせて見 事な風 景 を 作 り 出 し て い た。 小 さ な 池 塘 の 傍 に は マ ル バ マ ン サ ク が て か て か 光 る 葉 を 広 げ, その株元には初対面のオゼニガナが小さな 白 い 花 を 揺 ら せ, 次 の 池 塘 の 傍 に は ホ ロ ムイソウが茶 色の果 実を点 頭して群がって い た。 こ の ホ ロ ム イ ソ ウ は 岐 阜 県 の 天 生 峠 で 見 て 以 来 40 数 年 ぶ り で 感 激 も ひ と し お で あ っ た。 ま た, 展 望 台 が 作 ら れ そ の そ ば の 池 にはミズバショウやミツガシワの 大 型 草 本 が 目 立 ち, 雪 田 の 周 囲 は ア オ モ リ ト ド マ ツ の 低 木 か ら 中 高 木 が 取 り 囲 ん で い た。 登りも下りも今 回 は 球 果を見ることはなか っ た。 裏 年 ら し い。 深 田 久 弥 の 『 日 本 百名山』 の一節 「豪華な絨毯を敷いた よ う な そ の 原 に は, 可 憐 な 沼 が 幾 つ も 点 在 し, そ の 脇 に は 形 の 良 い ハ イ マ ツ が 枝 を 広 げ て い る。 周 囲 に は 背 の 低 い ア オ モ リ ト ドマツが風 情を添え 、 その結 構な配 置とい い 、 背 景 の 効 果といい 、 まことに 神 の 巧 み を尽くした 名 園 のおもむきがある」 その 実 体 験 そ の も の で あ っ た。 後 は, ブ ナ を 主 と する林床の道を傘を差したままどんどん下 っ て 酸 ヶ 湯 温 泉 の 真 上 に 出 た。 見 事 な ブ ナ の 純 林 に 再 び カ メ ラ を 出 し て 2, 3 枚 撮 っ た 後, 急 坂 を 下 っ て ホ テ ル 前 の 駐 車 場 7 The Japanese Society for Plant Systematics No. 55 に 着 い た。 長 い 下 り で 足 も 疲 れ て い た が 全 話 に な っ た 参 加 者 に お 礼 を 告 げ て お 別 れ を 員 無 事 に 多 様 な 景 色 と 植 物 に 満 足 し た 顔 し た。 一 生 の 記 憶 に 残 る す ば ら し い 野 外 研 で 管 理 棟 ま で 帰 る こ と が で き た。 野 外 研 修 修 会 で し た。 再度の解散で米倉浩司博士や互いにお世 お知らせ 2014 年 度日本 植 物 分 類 学 会 講 演 会 の お 知らせ 講演会担当委員 岡崎 純子 2014 年 度 の 日 本 植 物 分 類 学 会 講 演 会 を 次 の と お り 開 催 し ま す。 な お, 会 場 は 大 阪 学 院 大 学 の 林 一 彦 先 生 に お 世 話 い た だ き ま す。 ま た 今 回 は 林 一 彦 先 生 に は 特 別 講 演 も お 願 い し て お りま す。 【 日 時 】 2014 年 12 月 13 日 ( 土 ) 午 前 10 時 ~ 午 後 5 時 【 講 演 会 場 】 大 阪 学 院 大 学 2 号 館 地 下 1 階 2 号 教 室 (02-B1-02 教 室 ) 〒 564-8511 大 阪 府 吹 田 市 岸 部 南 2 丁 目 36 番 1 号 ( 電 話 : 06-6381-8434) 【プ ロ グ ラ ム】 10:00 - 10:05 10:05 - 11:05 (11:05 - 11:15 11:15 - 12:15 ご挨 拶 角 野 康 郎 (学 会 長) 矢 野 興 一 「ア ジ ア 産 ス ゲ 属 植 物 の 多 様 性 とそ の 進 化 」 休 憩) 小 林 禧 樹 「淡 路 島の植 物 相の特 徴と注 目される植 物 - 改 訂 増 補 版を 出 版 し て」 (12:15 - 13:15 昼 食 ) 13:15 - 13:40 掛 澤 明 弘 「 屋 久 島 高 地 に お け る 植 物 の 小 型 化 現 象 - ヒ メ コ ナ ス ビ を 例 にして-」 13:40 - 14:40 菅 原 敬 「 日 本 産 カ ン ア オ イ 属 植 物 , 特 に 常 緑 性 カ ン ア オ イ 類 に つ い て の 分 類 学 的 研 究の現 状と課 題」 (14:40 - 15:00 休 憩 ) 15:00 - 16:00 長 谷 部 光 泰 「 陸 上 植 物 の 面 白 さ」 16:00 - 16:25 末 次 健 司 「 従 属 栄 養 植 物 の 奇 妙 な 生 活 - 植 物 が 光 合 成 を や め る 際 , 必 要になる適 応とは?」 16:25-16:50 特 別 講 演 林 一 彦 「 高 貴 な ユ リ カ サ ブ ラ ン カ の 交 配 親 で も あ る 絶 滅 危 惧 種 タ モ ト ユリの 現 状 」 【そ の 他 】 参 加 費 と し て お 茶 代 (100 円 ) を 徴 収 い た し ま す。 ま た 講 演 会 終 了 後 , 大 阪 学 院 大 学 職 員 食 堂 (17 号 館 1 階 ) で 懇 親 会 を 行 い ま す ( 当 日 申 し 込 み,学 生 割 引 も あ りま す)。 【 会 場 ま で の ア ク セ ス】 JR 東 海 道 本 線 岸 辺 駅 あ る い は 阪 急 京 都 線 正 雀 駅 か ら 大 阪 学 院 大 学 ま で と も に 徒 歩 5 分。 8 Nov. 2014 日本植物分類学会ニュースレター http://www.osaka-gu.ac.jp/p_student/index.html の 「 交 通 ア ク セ ス 」 と 「 キ ャ ン パ ス マ ッ プ 」 を ご 覧 下 さ い。 【 講 演 内 容 ( 執 筆 は 各 演 者 )】 「ア ジ ア 産 ス ゲ 属 植 物 の 多 様 性 とそ の 進 化 」 矢 野 興 一 (岡 山 理 科 大 学 生 物 地 球 学 部) ス ゲ 属 植 物 (カ ヤ ツリグ サ 科 ) は 被 子 植 物 の な か で 多 様 に 分 化 し た 分 類 群 の 1 つ で あ る。 特 に 東 ア ジ ア で の 多 様 性 が 高 く, 様 々 な 環 境 に 生 育 し て い る。 し か し な が ら, 互 い に よ く 似 た 種 が 多 く, 分 類 が 難 し い 分 類 群 で も あ り, 研 究 者 に よって 分 類 体 系 も 異 な る。 近 年 , DNA に よ る 系 統 解 析 か ら ス ゲ 属 の 系 統 関 係 や 進 化 に つ い て 多 く の 新 し い 知 見 が 得 ら れ て き て お り, そ の 研 究 成 果 や 研 究 課 題 な ど に つ い て 紹 介 す る。 「 屋 久 島 高 地 に お け る 植 物 の 小 型 化 現 象 - ヒメコ ナ ス ビ を 例 に し て - 」 掛 澤 明 弘 (京 都 大 学 大 学 院 理 学 研 究 科) 屋 久 島 の 高 地 で は 植 物 体 が 近 縁 種 の 1/2 ~ 1/10 程 度 の 大 き さ で 成 熟 す る 小 型 化 現 象 が 多 く の 分 類 群 で 報 告 さ れ て い る。 そ れ ら の 一 つ で あ る ヒ メ コ ナ ス ビ で は, そ の 祖 先 種 で 低 地 に 生 育 し て い る コ ナ ス ビ に 比 べ て 特 に 葉 に お け る 小 型 化 が 顕 著 で あ り, そ の 要 因 は 細 胞 数 と 細 胞 サ イ ズ 両 方 の 減 少 で あ る こ と が わ か っ て い る。 こ の よ う な 形 態 形 質 の 差 異 に 遺 伝 的 な バ ック グ ラ ウ ン ド が 存 在 す る の か, ま た, そ れ が 適 応 進 化 の 結 果 で あ る の か を 明 ら か に す る こ と を 目 的 と し て お こ な っ た, 共 通 圃 場 実 験 と 集 団 遺 伝 学 的 解 析 に よ る 研 究 の 成 果 を 紹 介 し た い。 「 淡 路 島 の 植 物 相 の 特 徴 と 注 目 さ れ る 植 物 - 改 訂 増 補 版 を 出 版 し て」 小 林 禧 樹 (兵 庫 県 植 物 誌 研 究 会) 2 年 前 に 「 淡 路 島 の 植 物 誌 」 の 改 訂 増 補 版 を 出 し た。 旧 版 発 行 後 の 調 査 お よ び 頌 栄 短 期 大 学 所 蔵 標 本 の 同 定 作 業 の 進 展 に よっ て, 新 し い 植 物 が 見 出 さ れ た ほ か, 最 近 の 調 査 で イ ズ ハ ハ コ や タ シ ロ ラ ン な ど も 発 見 さ れ た。 淡 路 島 は こ う し た 希 少 種 や ミミ ガ タ テ ン ナ ン シ ョウ の よ う な 隔 離 分 布 種 が み ら れ る 一 方 で, 他 地 域 で は ごく 普 通 の ク ロ モ ジ, ハ ナ イ カ ダ, タ カノツ メ が 分 布 し な い と い う 「 分 布 の 謎 」 を 秘 め た 島 で も あ る。 こ れ ら に つ い て, 肩 の こら な い 楽 し い 話 を 紹 介 し た い。 「日 本 産 カンアオイ 属 植 物, 特 に 常 緑 性 カンアオイ 類 につ い て の 分 類 学 的 研 究 の 現 状 と 課 題」 菅 原 敬 (首 都 大 学 東 京 ・ 牧 野 標 本 館) 日 本 列 島 で 多 様 な 種 へ と 分 化 し た 植 物 の 一 つ に カ ン ア オ イ 属 が あ る。 そ の 中 で も 常 緑 性 の カ ン ア オ イ 類 の 分 化 は 著 し く, 狭 い 地 域 の な か で 多 く の 種 が 認 識 ・ 記 載 さ れ て き た が, 一 方 で 現 在 も 未 記 載 の ま ま 残 る 分 類 群 が 存 在 す る。 こ れ は 地 理 的 変 異 や 形 態 的 特 徴 の 把 握 が 難 し い た め で あ る が, こ の よ う な 植 物 を 対 象 に し た 分 類 学 的 研 究 の 一 端 を 紹 介 す るととも に, 今 後 の 課 題 に つ い て 触 れ て み た い。 「 陸 上 植 物 の 面 白 さ」 長 谷 部 光 泰 (基 礎 生 物 学 研 究 所) 野 外 で 植 物 を 見 つ け て 名 前 を 調 べ る の は 面 白 い。 で も, さ ら に, 個 々 の 植 物 の 形 を よ く 見 て み る と さ ら に 面 白 い こ と が た くさ ん あ り ま す。 そ し て, 世 界 中 で 行 わ れ て い る 最 新 の 研 9 The Japanese Society for Plant Systematics No. 55 究 成 果や生 物 学のいろいろな分 野の知 見を統 合してあらためて形を見 直すとますます面 白 い こ と が 出 て き ま す。 私 が 大 学 で 行 っ て い る 植 物 進 化 学 の 講 義 (http://www.nibb.ac.jp/ plantdic/blog/) か ら, 食 虫 植 物 , 動 く 植 物 , 陸 上 植 物 の 祖 先 , コ ケ の 受 精 方 法 , 植 物 の 生 活 史 , コ ケ シ ノブ, コ ハ コ ベ の 葉 序 な ど を 時 間 の 許 す 限 りオ ム ニ バ ス で 紹 介 し ま す。 「従 属 栄 養 植 物の奇 妙な生 活 - 植 物が光 合 成をやめる際, 必 要になる適 応とは?」 末 次 健 司 (京 都 大 学 大 学 院 人 間 ・ 環 境 学 研 究 科) 皆 さ ん は 「 植 物 の 特 徴 を 挙 げ よ」 と 言 わ れ た 場 合 ,ど の ように 答 え る だ ろうか。 多 くの 人 が, 葉 緑 素 を 持 ち, 光 合 成 を 行 うこと を 挙 げ る に 違 い な い。 し か し な が ら, 植 物 の 中 に も 光 合 成 能 力 を 失 っ た 従 属 栄 養 植 物 が 存 在 す る。 本 講 演 で は, (1) 様 々 な 従 属 栄 養 植 物 を 紹 介 し, (2) そ れ ら の 従 属 栄 養 植 物 が 特 異 な 生 活 史 を 全 う す る た め, ど の よう な 適 応 を 遂 げ た の か 紹 介 し た い。 「 高 貴 な ユリ カ サ ブ ラ ン カ の 交 配 親 で も あ る 絶 滅 危 惧 種 タ モ ト ユリの 現 状 」 林 一 彦 (大 阪 学 院 大 学 経 済 学 部) タ モ ト ユ リ は, 江 戸 時 代 に 毎 年 薩 摩 藩 よ り 将 軍 家 に 12 本 献 上 さ れ, 自 生 地 は 藩 の 政 策 で 秘 密 に さ れ て い た。 そ た め 自 生 地 は 保 護 さ れ, そ の 後 第 二 次 大 戦 後 は, 米 国 の 占 領 地 内 に お か れ た。 昭 和 27 年 の 日 本 返 還 時 に は, 鱗 茎 は 占 領 時 に 島 民 が 欧 米 諸 国 へ 密 輸 出 し た た め 激 減 し て い た。 園 芸 的 価 値 が 高 い の で 幾 つ か の 調 査 が 試 み ら れ た が, こ こ 10 年 自 生 が 確 認 さ れ て い な か っ た。 こ の 度 自 生 を 確 認 し た の で 自 生 地 の 模 様 を 報 告 す る。 日本 植 物 分 類 学 会 第 14 回 大会 (福 島 大 会) および 2015 年 度 総 会 のご 案 内 第 14 回 大 会 会 長 黒 沢 高 秀 日 本 植 物 分 類 学 会 第 14 回 大 会 及 び 2015 年 度 総 会 を, 2015 年 3 月 5 日 か ら 8 日 の 日 程 で, 福 島 大 学 で 開 催 い た し ま す。 小 規 模 な 地 方 大 学 の 会 場 で の 開 催 で す の で, 例 年 の よ う な 立 派 な 大 会 と は い き ま せ ん が, 小 規 模 な ら で は の オ リ ジ ナ リ テ ィ と イ ン パ ク ト の あ る 大 会 と な る よ う 努 力 し た い と 思 っ て お り ま す。 多 く の 会 員 の 皆 様 の ご 参 加 と, 日 頃 の 研 究 成 果 の ご 発 表 を 心 か ら お 待 ち 申 し 上 げ ま す。 本 大 会 の ペ ー ジ を 以 下 の ア ド レ ス で 公 開 中 で す。 大 会 に 関 す る 案 内 や 最 新 情 報 ・ 周 辺 情 報 が ご 覧 に な れ ま す。 是 非 ご 覧 下 さ い。 http://www.sss.fukushima-u.ac.jp/~kurosawa/JSPS_fukushima2015/home.html 大 会 ロ ゴ マ ー ク (ビャッコ イ) 10 Nov. 2014 日本植物分類学会ニュースレター [ 本 会 場 ] 福 島 大 学 ( 福 島 県 福 島 市 金 谷 川 1) 共通講義棟 : 口頭発表 ・ 総会 ・ 授賞式 ・ 授賞記念講演 ・ 公開シンポジウム 大 学 会 館 : ポスター発 表 ・ 懇 親 会 詳 し い ア ク セ ス は 下 記 リン ク を ご 参 照 くだ さ い。 http://www.fukushima-u.ac.jp/new/18-koutu/index.html [ 各 種 委 員 会 会 場 ] 福 島 大 学 生 協 レ ス トラ ン グリー ン ( 編 集 委 員 会 , 評 議 員 会 ) [ 日 程 ] 2015 年 3 月 5 日 ( 木 ) ~ 3 月 8 日 ( 日 ) 3 月 5 日 ( 木 ) 午 後 編 集 委 員 会 , 評 議 員 会 3 月 6 日 ( 金 ) 午 前 口 頭 発 表 ( 大 会 発 表 賞 エ ン トリー 者 ) 午 後 口 頭 発 表 ・ ポ ス タ ー セッション 3 月 7 日 ( 土 ) 午 前 口 頭 発 表 ・ ポ ス タ ー セッション 午 後 総 会 , 授 賞 式 , 授 賞 記 念 講 演 夜 懇 親 会 ( 場 所 : 大 学 会 館 内 福 島 大 学 生 協 ) 3 月 8 日 ( 日 ) 午 前 口 頭 発 表 午 後 公 開 シ ン ポ ジ ウ ム : 標 本 お よ び 標 本 室 に 関 す る 講 演 を 予 定 し て い ま す。 3 月 9 日 ( 月 ) に 希 望 者 向 け に 福 島 大 学 共 生 シ ス テ ム 理 工 学 類 生 物 標 本 室 FKSE 見 学 会 を 行 い ま す。 見 学 お よ び 標 本 調 査 希 望 者 は 参 加 申 込 の 際 に お 申 し 込 み 下 さ い。 当 日 参 加 も 歓 迎 で す。 [ 第 14 回 大 会 ホ ー ム ペ ー ジ ] 大 会 準 備 の 進 捗 状 況 や プ ロ グ ラ ム な ど, 情 報 を 随 時 ア ッ プ ロ ー ド し ま す。 [ お問い合わせ先 ] 大会会長 : 黒沢 高秀 連 絡 先 : 日 本 植 物 分 類 学 会 第 14 回 大 会 準 備 委 員 会 〒 960-1296 福 島 市 金 谷 川 1 福 島 大 学 共 生 シ ス テ ム 理 工 学 類 黒 沢 高 秀 Tel & Fax : 024-548-8201 E-mail : [email protected] ( 大 会 専 用 ) (お 問 い 合 わ せ の 場 合 に は, で き る だ け 専 用 電 子 メ ー ル を お 使 いくだ さ い) [ 発表の要領 ] ● 口 頭 発 表 (一 般 講 演) 発 表 時 間 は, 講 演 12 分 , 質 疑 応 答 3 分 の 計 15 分 で す。 口 頭 発 表 の 際 に は 液 晶 プ ロ ジ ェクタ ー を 使 用 し ま す が, 発 表 用 パ ソ コ ン は 各 自 ご 用 意 くだ さ い。 Apple 製 品 等 , 特 殊 な 接 続 ケ ー ブ ル が 必 要 な 場 合 は, 各 自 ご 持 参 くだ さ い。 ス ラ イ ド の 作 成 に 当 た っ て は, 色 覚 バ リ ア フリ ー プ レ ゼ ン テ ー シ ョン 法 に 関 す る サ イ ト http:// www.nig.ac.jp/color を ぜ ひ ご 一 読 くだ さ い。 ●ポスター ポ ス タ ー 用 ボ ー ド の サ イ ズ は, 横 90cm × 縦 180cm で す。 貼 付 用 テ ー プ 等 は 大 会 準 備 委 員 会 で 用 意 い た し ま す。 6 日 13 時 ま で に 貼 り 付 け を 終 え てくだ さ い。 会 場 の 都 合 上 , 8 日 13 時 ま で に ポ ス タ ー の 撤 去 を お 願 い し ま す。 11 The Japanese Society for Plant Systematics No. 55 [ 発表 ・ 参加申込方法 ] 大 会 に は 日 本 植 物 分 類 学 会 会 員 ・ 非 会 員 を 問 わ ず ご 参 加 い た だ け ま す が, 口 頭 お よ び ポ ス タ ー で 実 際 に 発 表 す る 方 は, 特 に 依 頼 し た 場 合 を 除 き 会 員 に 限 り ま す。 非 会 員 の 演 者 は, 申 込 と 共 に 日 本 植 物 分 類 学 会 へ の 入 会 手 続 き を お 願 い し ま す。 第 14 回 大 会 HP (http://www.sss.fukushima-u.ac.jp/~kurosawa/JSPS_fukushima2015/ home.html) か ら 発 表 ・ 参 加 申 込 書 へリン ク が 張 ら れ て い ま す の で, 用 紙 を ダ ウ ン ロ ー ド し て 必 要 事 項 を 記 入 ま た は 選 択 の 上 , ファイ ル 名 を 参 加 者 本 人 の 氏 名 とし てくだ さ い。 記 入 し た 発 表 ・ 参 加 申 込 書 は, 件 名 を 「 学 会 申 込 」 とし た メ ー ル に 添 付 し て, jsps2015sanka@ gmail.com 宛 に 送 信 し てくだ さ い。 送 信 し て か ら 3 日 経 っ て も ( 土 日 ・ 祝 日 を 除 く) 大 会 準 備 委 員 会 か ら 受 信 の 返 事 が な い 場 合 は, メ ー ル の 件 名 を 「 学 会 申 込 再 送 信 ( 発 表 者 氏 名 )」 に 変 更 し た 上 で, 同 じ メ ー ル を 送 信 し て く だ さ い。 電 子 メ ー ル を 利 用 で き な い 方 は, 本 ニ ュ ー ス レ タ ー 案 内 の 16 ページに 掲 載されている 「発 表 ・ 参 加 申 込 書」 に 必 要 事 項 を 記 入 の 上, 大 会 準 備 委 員 会 宛 に 郵 送 で お 送 り 下 さ い。 そ の 際 に は, 締 め 切 り 日 に ご 注 意 く だ さ い。 発 表 ・ 参 加 申 込 の ファック ス に よ る 送 付 は 受 け 付 け ま せ ん。 [ 大 会 発 表 賞 へ の エ ン トリー ] 大 会 発 表 賞 ( 口 頭 発 表 賞 ま た は ポ ス タ ー 発 表 賞 ) に エ ン トリ ー さ れ る 方 は, 発 表 ・ 参 加 申 込 書 「8. 口 頭 発 表 賞 ・ ポ ス タ ー 発 表 賞 へ の エ ン ト リ ー」 の 項 目 で, 「(1) す る 」 を 選 択 し て く だ さ い。 な お, 大 会 発 表 賞 へ の エ ン ト リ ー 資 格 の あ る 方 は, 日 本 植 物 分 類 学 会 の 会 員 で, パ ー マ ネ ン ト ・ ポ ス ト に 就 い て い な い 研 究 者 ( 年 齢 制 限 は あ り ま せ ん ) で, 筆 頭 発 表 者 か つ 演 者 で あ る 方 本 人 で す。 [ 発表要旨 ] 発 表 要 旨 の 原 稿 を 以 下 の 書 式 で 作 成 し, MS ( マ イ ク ロ ソ フ ト ) Word 2007 (Windows) ま た は MS Word 2008 (Mac) で 読 み 込 み 可 能 な 形 式 で 保 存 し て 下 さ い。 大 会 ホ ー ム ペ ー ジ に 雛 形 が あ りま す。 発 表 題 目 , 1 行 空 白 , 発 表 者 氏 名 ( か っ こ 内 に 所 属 ), 1 行 空 白 , 要 旨 本 文 の 順 に 記 入 し, 実 際 に 発 表 す る 演 者 の 右 肩 に 「* ( 半 角 )」 を 入 れ て く だ さ い。 1 行 の 文 字 数 は 全 角 で 41 字 , 発 表 題 目 を 含 め て 22 行 以 内 に し て く だ さ い。 発 表 要 旨 に 図 表 は 使 用 で き ま せ ん。 パ ソ コ ン の 機 種 に 依 存 す る 特 殊 文 字 は, フ ォ ン ト の 文 字 化 け な ど を お こ す の で 使 え ま せ ん。 原 稿 の フ ァ イ ル 名 は, 発 表 代 表 者 の フ ル ネ ー ム と し て く だ さ い。 原 稿 フ ァ イ ル は, 件 名 を 「 発 表 要 旨 ( 発 表 代 表 者 氏 名 )」 と し た 電 子 メ ー ル に 添 付 し て, [email protected] (メ ー ル ア ド レ ス が 参 加 ・ 発 表 申 込 と 異 な りま す の で ご 注 意 くだ さ い) 宛 に 送 信 し てくだ さ い。 あ る い は ファイ ル の 入 った CD-R を 下 記 住 所 ま で 郵 送 し てくだ さ い。 送 信 し て か ら 3 日 経 っ て も ( 土 日 ・ 祝 日 を 除 く) 大 会 準 備 委 員 会 か ら 受 信 の 返 事 が な い 場 合 は,メ ー ル の 件 名 を 「 発 表 要 旨 再 送 信 ( 発 表 代 表 者 氏 名 )」 と 変 更 し た 上 で, 同 じメ ー ル を 送 信 し てくだ さ い。 な お, 印 刷 の 都 合 で 体 裁 を 変 更 す る 場 合 が あ り ま す の で ご 了 承 くだ さ い。 MS Word を 使 っ て 要 旨 原 稿 フ ァ イ ル を 作 成 す る こ と が 困 難 な 発 表 者 の 方 は, 大 会 準 備 委 員 会 ま で ご 連 絡 く だ さ い。 要 旨 の 作 成 方 法 を ご 相 談 さ せ て い た だ き ま す。 要 旨 の フ ァッ ク ス に よ る 送 付 は 受 け 付 け ま せ ん。 12 Nov. 2014 日本植物分類学会ニュースレター [ 大 会 参 加 ・ 発 表 申 込 の 送 付 先 ・ 締 め 切 り 担 当 兼 子 伸 吾 ] 送 付 先 : 〒 960-1296 福 島 市 金 谷 川 1 福 島 大 学 共 生システム理 工 学 類 兼 子 伸 吾 E-mail : [email protected] 発 表 者 : 発 表 ・ 参 加 申 込 / 大 会 ・ 懇 親 会 参 加 費 , 弁 当 代 等 振 込 1 月 23 日 ( 金 ) 必 着 発 表 者 以 外 : 参 加 申 込 / 大 会 ・ 懇 親 会 参 加 費, 弁 当 代 等 振 込 2 月 6 日 (金) 必 着 本 大 会 で は 参 加 費 割 引 を 事 前 申 込 全 体 に 広 げ ま し た。 2 月 6 日 を 過 ぎ た 振 込 は, 大 会 ・ 懇 親 会 参 加 費 が 増 額 さ れ ま す の で, な る べくお 早 め に お 申 込 くだ さ い。 ま た 2 月 7 日 以 降 は 振 り 込 ま ず, 当 日 参 加 を ご 利 用 くだ さ い。 [ 要 旨 原 稿 の 送 付 先 ・ 締 め 切 り 担 当 兼 子 伸 吾 ] 送付先 : 同上 E-mail : [email protected] ( 参 加 ・ 発 表 申 込 先 と は 異 な りま す) E-mail, CD-R 郵 送 共 に 2 月 6 日 ( 金 ) 必 着 。 [ 参加費送金先 ] 郵 便 振 替 口 座 番 号 : 02250-1-114665 口座名義 : 分類学会福島大会準備委 送 金 に は 同 封 ( ま た は 郵 便 局 備 え 付 け ) の 振 込 用 紙 を 使 用 し, 必 ず 振 込 金 額 の 内 訳 ( 大 会 参 加 費 , 懇 親 会 参 加 費 , 弁 当 代 等 ) を 通 信 欄 に 記 入 し て く だ さ い。 ま た 振 込 者 と 参 加 者 は 同 一 に し て く だ さ い。 参 加 申 込 の 際 に, 振 込 の 日 付 と 振 込 郵 便 局 名 が 必 要 に な り ま す の で, 必 ず, 参 加 申 込 前 に 振 込 を 終 え てくだ さ い。 振 込 手 数 料 は ご 自 身 で ご 負 担 くだ さ い。 [ 懇親会 ] 福 島 大 学 生 協 で 行 い ま す。 酒 類 の 持 ち 込 み が 可 能 で す。 各 地 の 日 本 酒 等 , 皆 様 か ら の 差 し 入 れ を 歓 迎 い た し ま す。 [ 参加費 ] 大 会 参 加 費 ( 発 表 要 旨 集 1 冊 代 金 を 含 む) : 学 部 学 生, 高 校 生 等は参 加 費 ・ 要 旨 集 一 冊 無 料 事 前 申 込 (2 月 6 日 ま で の 振 込 ) 一 般 3,000 円 学 生 ( 院 生 以 上 ) 1,000 円 当 日 参 加 申 込 一 般 4,000 円 学 生 ( 院 生 以 上 ) 2,000 円 追 加 発 表 要 旨 集 : 一 冊 1,000 円 懇親会参加費 : 2 月 6 日 ま で の 振 込 一 般 4,000 円 学 生 2,000 円 当 日 参 加 申 込 の 場 合 一 般 5,000 円 学 生 3,000 円 3 月 8 日 昼 食 弁 当 800 円 3 月 8 日 の 昼 食 弁 当 は 予 約 制 で す。 参 加 申 込 の 際 に 一 緒 に お 申 込 くだ さ い。 13 The Japanese Society for Plant Systematics No. 55 [ 昼食 ] 大 会 期 間 の う ち, 5 ~ 7 日 は 大 学 生 協 食 堂 が 営 業 し て い ま す ( 予 定 営 業 時 間 平 日 ・ 土 曜 日 11 : 00 ~ 14 : 00)。 日 曜 日 の 8 日 は 休 み で す の で, お 弁 当 を 準 備 し ま す。 予 約 個 数 の み を 用 意 し ま す の で, 参 加 申 込 時 に あ わ せ て お 申 込 くだ さ い。 な お, 大 学 周 辺 に は コ ン ビ ニ エ ン ス ス ト ア 1 軒 と 小 さ な 飲 食 店 4 軒 が あ る の み で す。 [ 託児室について ] 本 大 会 で は 託 児 室 の 開 設 は 行 い ま せ ん が, 子 ど も が 遊 べ る 小 規 模 な ス ペ ー ス を 確 保 す る 予 定 で す。 [ ネット ワ ー ク ] 本 大 会 で は 大 会 専 用 の ネット ワ ー ク を 準 備 致 し ま せ ん。 [ マ イ バ ッグ, マ イ マ グ カップ ] マ イ バ ッ グ お よ び マ イ マ グ カ ッ プ 持 参 の 方 に, も れ な く 福 島 銘 菓 1 個 を 差 し 上 げ ま す。 参 加 申 込 と 共 に お 申 し 込 み 下 さ い。 ゴミの 減 量 に ご 協 力 を お 願 い し ま す。 [ 植 物 分 類 学 関 連 学 会, 研 究 会, 同 好 会 展 示コーナー ] 3 月 6 日 ( 金 ) か ら 8 日 ( 日 ) 午 前 中 に, 植 物 分 類 学 関 連 学 会 , 研 究 会 , 同 好 会 の 活 動 を 紹 介 す る た め の 展 示 コ ー ナ ー を 設 け ま す。 出 展 者 の た め に 長 机 と イ ス を 準 備 し ま す。 個 人 で の 出 展 も 可 能 で す。 出 展 は 無 料 で す。 出 展 を 希 望 す る 方 は 参 加 申 込 と 共 に お 申 し 込 み 下 さ い。 参 加 申 込 以 降 の 申 込 も 受 け 付 け ま す の で, ご 相 談 下 さ い。 [ 標本展 ] 本 大 会 で は, 新 た な 試 み と し て 標 本 展 を 行 い ま す。 展 示 ご 希 望 の 標 本 が あ り ま し た ら, 発 表 ・ 参 加 申 込 の 際 に 「発 表 ・ 参 加 申 込 書」 ファイルの 標 本 展 の 欄 に 標 本 枚 数 をご 記 入 の 上 , メ ー ル で 送 信 し てくだ さ い。 電 子 メ ー ル を 利 用 で き な い 方 は, 「 発 表 ・ 参 加 申 込 書 」 に 標 本 枚 数 を ご 記 入 の 上 , 大 会 準 備 委 員 会 宛 に 郵 送 で お 送 りくだ さ い。 展 示 す る 標 本 は 基 本 的 に 一 人 5 枚 ま で と さ せ て い た だ き ま す。 こ れ 以 上 の 枚 数 の 出 展 を 希 望 さ れ る 場 合 は, 担 当 ま で ご 相 談 くだ さ い。 な お, 展 示 後 , お 送 り い た だ い た 標 本 は 返 却 せ ず, 福 島 大 学 共 生 シ ス テ ム 理 工 学 類 生 物 標 本 室 (FKSE) に 収 蔵 さ せ て い た だ き ま す が, 研 究 の 都 合 な ど 特 に 希 望 が あ る 場 合 は, 北 海 道 大 学 SAPT, 東 北 大 学 TUS, 国 立 科 学 博 物 館 TNS, 東 京 大 学 TI, ま た は 京 都 大 学 KYO に 収 め ま す。 標 本 展 示 ご 希 望 の 場 合 は, 大 会 HP か ら 標 本 展 ラ ベ ル デ ー タ フ ァ イ ル を ダ ウ ン ロ ー ド し, 採 集 地, 採 集 者 などをご 記 入 の 上, ファイル 名 を 参 加 者 の 氏 名 + 標 本 データ (例 「安 藤 真 弓 標 本 デ ー タ」) と し て く だ さ い。 記 入 し た フ ァ イ ル を メ ー ル に 添 付 し て, 2 月 6 日 ま で に [email protected] 宛 に 送 信 し て く だ さ い。 電 子 メ ー ル を 利 用 で き な い 方 は, 本 ニ ュ ー ス レ タ ー 案 内 の 18 ペ ー ジ に 掲 載 さ れ て い る 「 標 本 展 ラ ベ ル デ ー タ 用 紙 」 に 必 要 事 項 を 記 入 の 上 , 2 月 6 日 ま で に 大 会 準 備 委 員 会 宛 に 郵 送 で お 送 りくだ さ い。 標 本 は, 2 月 6 日 ま で に, 新 聞 紙 に 挟 ん だ 状 態 で 以 下 ま で ご 送 付 くだ さ い。 ラ ベ ル の 作 成 と 台 紙 へ の 貼 り 付 け は 福 島 大 学 で 行 い ま す。 送 料 は ご 負 担 い た だ き ま す よ う, お 願 い 致 し ま す。 ご 質 問 な ど が あ りま し た ら, 標 本 展 担 当 ま で ご 連 絡 くだ さ い。 14 Nov. 2014 日本植物分類学会ニュースレター [ 標本展の標本送付 ・ 連絡先 担当 首藤光太郎 ] 標 本 送 付 先 : 〒 960-1296 福 島 県 福 島 市 金 谷 川 1 共 生 シ ス テ ム 理 工 学 類 黒 沢 研 究室 首藤光太郎 E-mail : [email protected] 送 付 締 め 切 り 2 月 6 日 ( 金 ) 必 着 。 [ 公開シンポジウム ] 日 時 : 3 月 8 日 (日) 午 後 標 本 お よ び 標 本 室 に 関 す る 講 演 を 予 定 し て い ま す。 詳 細 は 大 会 ホ ー ム ペ ー ジ や 次 号 ニ ュ ー ス レ タ ー で お 知 ら せ し ま す。 参 加 は 無 料 で す。 [ 標本室見学 ・ 標本調査 ] 日 時 : 3 月 9 日 (月) 希 望 者 向 け に 福 島 大 学 共 生 シ ス テ ム 理 工 学 類 生 物 標 本 室 FKSE 見 学 会 を 行 い ま す。 お お ま か な 希 望 者 数 を 把 握 す る た め に, 見 学 お よ び 標 本 調 査 を 希 望 す る 方 は 参 加 申 込 と 共 に お 申 し 込 み 下 さ い。 当 日 参 加 も 歓 迎 で す。 参 加 は 無 料 で す。 [ 宿泊施設 ] 宿 泊 に 関 し て は 各 自 で ご 予 約 く だ さ い。 会 場 か ら は 福 島 駅 周 辺 が 公 共 交 通 機 関 で の 移 動 に 便 利 で す。 ま た, 福 島 交 通 飯 坂 線 飯 坂 温 泉 駅 周 辺 ま で 移 動 可 能 圏 で す。 震 災 復 旧 事 業 等 で 宿 が 取 り に く い 状 況 が 続 い て い ま す の で, 予 約 は お 早 め に お 願 い し ま す。 宿 泊 予 約 サ イ ト で 予 約 が 取 り に く い 場 合 は, 福 島 市 旅 館 ホ テ ル 協 同 組 合 (http:// www.fukushima-yado.com/), 福 島 県 旅 館 ホ テ ル 生 活 衛 生 同 業 組 合 (http://www. fukushimaryokan.com/),飯 坂 温 泉 観 光 協 会 (http://www.iizaka.com/) な ど を ご 利 用 下 さ い。 [ 大 会 会 場へのアクセス ] 会 場 で あ る 福 島 大 学 へ の 公 共 交 通 機 関 は 以 下 の 通 り で す。 大 学 構 内 へ の 自 家 用 車 の 乗 り 入 れ は 可 能 で す が, で き る だ け 公 共 交 通 機 関 を ご 利 用 下 さ い。 JR 福 島 駅 か ら: 東 北 本 線 上 り 郡 山 方 面 行 き に 乗 り「 金 谷 川 」 駅 で 下 車 。 徒 歩 約 10 分 。 電 車 の 本 数 が 少 な い の で, 時 刻 表 を ご 確 認 くだ さ い。 会 場 へ の ア ク セ ス の 詳 細 は 下 記 リン ク を ご 参 照 くだ さ い。 http://www.fukushima-u.ac.jp/new/18-koutu/index.html [ コ ン ベ ン ション 開 催 支 援 事 業 助 成 に 関 す る お 願 い ] 大 会 会 費 を 安 く 抑 え つ つ, 充 実 し た 大 会 に す る た め に 福 島 県 コ ン ベ ン シ ョン 開 催 支 援 事 業 助 成 に 応 募 し て い ま す。 福 島 県 以 外 の 方 は, 住 所 の あ る 都 道 府 県 名 お よ び 大 会 会 期 中 (5, 6, 7 日 泊 の み。 4 日 と 8 日 泊 は 含 ま ず ) の 福 島 県 内 で の 宿 泊 予 定 数 を 申 込 時 に お 知 ら せ 下 さ い。 ま た, 氏 名 と 都 道 府 県 名 お よ び 宿 泊 数 を 福 島 県 観 光 物 産 交 流 協 会 に 報 告 す る ことを ご 了 承 下 さ い。 15 The Japanese Society for Plant Systematics No. 55 日 本 植 物 分 類 学 会 第 14 回 大 会 (福 島 大 会) 「発 表 ・ 参 加 申 込 書」 必 要 事 項 を 記 入 ま た は 選 択 の 上 , ファイ ル 名 を 申 込 者 氏 名 に し て [email protected] 宛 に 送 付 。 発 表 の 申 込 締 め 切 り は 1/23 で す。 1. 名 前 (ふ り が な, ま た は ロ ー マ 字 ) : 2. 所 属 : 3. 所 属 の 短 縮 表 記 : 4. 連 絡 先 住 所 : 〒 5. Tel & Fax: 6. E-mail ア ド レ ス : 7. 研 究 発 表 す る : (1) 口 頭 発 表 (2) ポ ス タ ー 発 表 (3) ど ち ら で も 良 い し な い : (3) 発 表 し な い (4) 共 同 研 究 者 が 発 表 す る ( 発 表 者 氏 名 ) 8. 口 頭 発 表 賞 ・ ポ ス タ ー 発 表 賞 へ の エ ン トリー (1) す る (2) し な い 9. 発 表 タ イ ト ル : 10. 全 発 表 者 氏 名 ・ 所 属 ( 演 者 の 右 肩 に * 印 ) : 11. 全 発 表 者 氏 名 の ロ ー マ 字 表 記 : 12. 現 在 求 職 中 の 表 示 の 希 望 (1) 希 望 す る (2) 希 望 し な い 13. 大 会 参 加 費 ( 振 込 は 2 月 6 日 ま で に 行 っ てくだ さ い。 そ れ 以 降 は 当 日 参 加 扱 い と な り ま す ) 円 一 般 3,000 円 学 生 ( 院 生 以 上 ) 1,000 円 学 部 学 生 ・ 高 校 生 等 無 料 14. 懇 親 会 (1) 参 加 す る (2) 参 加 し な い 15. 懇 親 会 費 ( 振 込 は 2 月 6 日 ま で に 行 っ て く だ さ い。 そ れ 以 降 は 当 日 参 加 扱 い と な り ま す ) : 円 一 般 4,000 円 学 生 2,000 円 16. 3 月 8 日 ( 日 ) 昼 食 弁 当 代 800 円 : 円 17. 13, 15, 16 の 合 計 金 額 : 円 18. 振 込 郵 便 局 名 : 郵 便 局 19. 振 込 日 : 月 日 郵 便 振 替 口 座 番 号 : 02250-1-114665 口座名義 : 分類学会福島大会準備委 20. マ イ バ ッグ お よ び マ イ マ グ カップ (1) 持 参 し な い (2) 持 参 す る 21. 植 物 分 類 学 関 連 学 会 , 研 究 会 , 同 好 会 展 示 コ ー ナ ー (1) 出 展 す る (2) 出 展 し な い 団 体 名 (個 人の場 合は展 示 名) : 22. 標 本 展 へ の 標 本 出 展 (1) 出 展 す る ( 標 本 枚 数 枚 : 5 枚 以 下 ) (2) 出 展 し な い 23. 3 月 9 日 ( 月 ) の 福 島 大 学 共 生 シ ス テ ム 理 工 学 類 生 物 標 本 室 見 学 会 ・ 標 本 調 査 (1) 参 加 す る (2) 参 加 し な い 24. 福 島 県 コ ン ベ ン シ ョン 開 催 支 援 事 業 助 成 を 受 け る た め に 以 下 の 情 報 収 集 に ご 協 力 下 さ い。 福 島 県 に 住 所 の あ る 方 の ご 記 入 は 不 要 で す。 住所のある都道府県 : 大 会 会 期 中 (5,6,7日泊のみ。 4 日と 8 日泊は含まず) の 福 島 県 内 で の 宿 泊 予 定 数 : 16 日本植物分類学会ニュースレター Nov. 2014 標 本 展ラベルデータ用 紙 ・ 以 下 の 記 入 例 を ご 参 考 に, 次 ペ ー ジ に ご 記 入 下 さ い。 ・ 出 展 数 は 一 人 5 枚 ま で で す。 5 枚 以 上 の 出 展 を 希 望 さ れ る 場 合 は, 担 当 ま で ご 相 談 くだ さ い。 ・ 緯 度 経 度 , 標 本 番 号 な ど, 不 明 な 点 が あ れ ば, 空 欄 の ま ま で 構 い ま せ ん。 ・ 詳 細 な 住 所 が 不 明 な 場 合 は, お お よ そ で 構 い ま せ ん。 ・ 欄 が 不 足 す る 場 合 は, 拡 大 コ ピ ー し て い た だ い て 構 い ま せ ん。 ・ 盗 掘 の 恐 れ が あ る 種 類 に つ い て は, 採 集 地 を 隠 す こと が 可 能 で す。 担 当 ま で ご 連 絡 くだ さ い。 ・ ご 質 問 や 不 明 な 点 が あ れ ば, 担 当 ま で お 気 軽 に ご 連 絡 くだ さ い。 例 : 和 名 ヒ ト ツ バ イ チ ヤ ク ソ ウ 採 集 日 2013 年 7 月 22 日 学 名 Pyrola japonica Klenze ex Alefeld var. subaphylla (Maxim.) Andres 採 集 者 ( 日 本 語 ) 首 藤 光 太 郎 ・ 兼 子 伸 吾 ・ 黒 沢 高 秀 標 本 番 号 380[ あ れ ば 記 入 ] 採 集 者 ( 英 語 ) Kohtaroh Shutoh, Shingo Kaneko, & Takahide Kurosawa 採 集 地 福 島 県 耶 麻 郡 北 塩 原 村 桧 原 剣 ヶ 峯 [ 県 名 か ら 住 所 を 順 に 記 入 ] 緯 度 37° 40′ 36″ N 経 度 140° 04′ 16″ E [60 進 法 で 記 入 ] ノート [ 具 体 的な採 集 地, 環 境, 形 質など ] 桧 原 湖 畔 探 勝 路, アカマツ林, 花の色 : 白, 花 茎の色 : 赤 例 : 和 名 モ ミ ジ イ チ ゴ 採 集 日 2014 年 8 月 4 日 学 名 Rubus palmatus Thunb. var. coptophyllus (A.Gray) Kuntze ex Koidz. 採 集 者 ( 日 本 語 ) 首 藤 光 太 郎 標 本 番 号 720 採 集 者 ( 英 語 ) Kohtaroh Shutoh 採 集 地 福 島 県 福 島 市 渡 利 愛 宕 下 ~ 大 波 八 才 子 緯 度 37° 43′ 12 ~ 51″ N 経 度 140° 30′ 16″ ~ 31′ 17″ E ノ ー ト 愛 宕 神 社 -- 大 波 の 遊 歩 道 沿 い 。 高 さ 1m の 低 木 , 花 は 白 。 希 望 す る 収 蔵 先 (も し あ れ ば ) 北 海 道 大 学 SAPT, 東 北 大 学 TUS, 国 立 科 学 博 物 館 TNS, 東 京 大 学 TI, 京 都 大 学 KYO 17 The Japanese Society for Plant Systematics No. 55 標 本 展ラベルデータ用 紙 (記 入 用) 1. 和 名 採集日 学名 採 集 者 ( 日 本 語 ) 標 本 番 号 採 集 者 ( 英 語 ) 採 集 地 緯 度 経 度 ノート 2. 和 名 採集日 学名 採 集 者 (日 本 語) 標本番号 採 集 者 ( 英 語 ) 採 集 地 緯 度 経 度 ノート 3. 和 名 採集日 学名 採 集 者 (日 本 語) 標本番号 採 集 者 ( 英 語 ) 採 集 地 緯 度 経 度 ノート 4. 和 名 採集日 学名 採 集 者 (日 本 語) 標本番号 採 集 者 ( 英 語 ) 採 集 地 緯 度 経 度 ノート 5. 和 名 採集日 学名 採 集 者 (日 本 語) 標本番号 採 集 者 ( 英 語 ) 採 集 地 緯 度 経 度 ノート 希 望 す る 収 蔵 先 (も し あ れ ば ) 北 海 道 大 学 SAPT, 東 北 大 学 TUS, 国 立 科 学 博 物 館 TNS, 東 京 大 学 TI, 京 都 大 学 KYO 18 Nov. 2014 日本植物分類学会ニュースレター 第 30 回 国 際 生 物 学 賞 記 念シンポジウム開 催 の お 知らせ 細 矢 剛 (国 立 科 学 博 物 館) 国 際 生 物 学 賞 は, 昭 和 天 皇 の 御 在 位 60 年 と 長 年 に わ た る 生 物 学 の 御 研 究 を 記 念 す る と と も に 生 物 学 の 奨 励 を 図 る た め 昭 和 60 年 (1985 年 ) に 設 け ら れ ま し た。 こ の た び 第 30 回 ( 平 成 26 年 度 ) の 受 賞 者 と し て, ピ ー タ ー ・ ク レ イ ン 博 士 ( イ ェ ー ル 大 学 ) が 決 定 し ま し た。 博 士 は, 世 界 に 先 駆 け て 古 生 物 学 と 現 生 植 物 の 情 報 を 統 合 し て, 植 物 の 系 統 ・ 進 化 史 を 研 究 し, 植 物 の 系 統 解 析 研 究 を リ ー ド さ れ て き た 方 で, 今 回 の 受 賞 を 記 念 し て, 以 下 の シ ン ポ ジ ウ ム を 開 催 い た し ま す。 ● 平 成 26 年 12 月 2 日 ( 火 ) 10:00 ~ 17:30 【 研 究 者 , 大 学 生 ・ 大 学 院 生 等 対 象 】 日 本 学 士 院 ( 東 京 ・ 上 野 ) に て, ク レ イ ン 博 士 の 特 別 講 演 や, 動 物 ・ 植 物 ・ 菌 類 ・ 古植物の分類と進化に関わる世界の先端的研究者による生物の多様性と系統 ・ 進化 に 関 す る 講 演 会 ( 言 語 : 英 語 , 特 別 講 演 の み 同 時 通 訳 ) を 行 い ま す。 Session I. Zoology Reconstructing the animal tree of life in the era of genomics / Gonzalo Giribet (Harvard University) The tree of life in the light of the discoveries of the three new phyla, Loricifera, Cycliophora and Micrognathozoa / Reinhardt M. Kristensen (University of Copenhagen) Session II. Mycology Phylogenomics of wood decay fungi and the "End of the Carboniferous" / David S. Hibbett (Clark University) A parasitic root on the fungal tree of life inferred using phylogenomics / Timothy Y. James (University of Michigan) Session III. Botany Genome duplication and angiosperm diversification / Pamela S. Soltis (University of Florida) Ancestral traits and specializations in the flowers of the basal grade of extant angiosperms / Peter K. Endress (University of Zurich) Session IV. Paleobotany Late Mesozoic pre-angiosperm vegetation / Patrick S. Herendeen (Chicago Botanic Garden) Fossil flowers: New insights in angiosperm evolution / Kaj R. Pedersen (University of Aarhus) and Else Marie Friis (Swedish Museum of Natural History) Special Lecture by the prize winner Paleobotanical data and the origin of flowering plants / Peter Crane (Yale University) ※ こ の 他 12 月 3 日(水)に は 一 般 の 方 対 象 の 講 演 会 ( 言 語 : 日 本 語 )も 予 定 さ れ て い ま す。 本 シ ン ポ ジ ウ ム へ の 参 加 は 申 し 込 み 制 ( 先 着 順 ) で, 11 月 20 日 ( 木 ) が 〆 切 と な っ て い ま す。 申 し 込 み フォ ー ム 及 び 詳 細 情 報 は 下 記 の web サ イ ト に あ りま す。 http://www.kahaku.go.jp/event/2014/12sympoBio30/ 19 The Japanese Society for Plant Systematics No. 55 会費納入の季節です! ・ 会費は 前 納 制 で す。 (金 額, 振 込 先はこの ページ 左下をご 覧 下さい) ・来年度 (2015 年 1 ~ 12 月) の 会費は 2014 年 12 月末 まで に 納 付しなけ れば なりま せん。 ・ 同封 さ れ た 郵 便 振 替用 紙 をご 利 用ください。 そ の 際, 大 会 参加費と年会費の郵便 振 替用紙を取り違えないようご注意ください (全く別の口座 で す)。 ・ 本号 封 筒 の 宛 名ラ ベ ル に 「自動引落」 と 表 示さ れてい る方 は, 振 替 で 納 付 する 必 要 はありま せん。 ・ 適 正な学 会 運 営のた め に, 皆 様 のご 協力をよろしくお 願いします。 ・な お, 長 期 滞 納 者 に 対して は, 規 約 第 10 条 (2) に 基づ き, 除 名を 行 って お り ま す。 ・ ご 不 明 の点 が あ れ ば, 会 計 幹 事 ま でご 連 絡 ください。 編 集 室 より 早 い も の で, 私 が ニ ュース レ タ ー の 編 集 を 担 当 す る の も 今 号 で 最 後 と な り ま し た 。 様 々 な 層 の 会 員 の 皆 様 の お 役 に 立 つ よ う な 記 事づ くり を目指 して き まし た が, 限 ら れ た 紙 面 の 中 で は 十 分で な い ところ も あ っ た か もし れ ま せ ん。 本 ニ ュース レ タ ー が, 英 文 誌 (APG) や 和 文 誌 『分 類 』 で は 提 供 で き な い よ う な, 「即 効 性 が あ って, か つ 親 し みや す い 情 報 」 を 提 供 す る 手 段 として こ れ か ら も 発 展して い くこ と を 願 って,次 の 担 当 に 引 き 継 ぎ た い と 思 い ま す。2 年 間 あ り が と う ご ざ い まし た 。 ( ニ ュ ース レ タ ー 幹 事 海 老 原 淳 ) ⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩ 入会申込, 住所変更, 退会届, 会費納入, 購読 申込などは下記へご連絡ください。 〒 305-0005 茨城県つくば市天久保 4-1-1 国立科学博物館 植物研究部 日本植物分類学会 保坂 健太郎 (会計幹事) Phone: 029-853-8967, Fax: 029-853-8401 E-mail: [email protected] 会 費 : 一般会員 5,000 円, 学生会員 3,000 円, 団体会員 8,000 円 郵便振替口座番号 : 00120-9-41247 加入者名 : 日本植物分類学会 ⇧⇧⇧⇧⇧⇧⇧⇧⇧⇧⇧⇧⇧⇧⇧⇧⇧⇧⇧⇧⇧⇧⇧⇧⇧⇧⇧⇧⇧ 平成 26 (2014) 年 11 月 10 日印刷 平成 26 (2014) 年 11 月 14 日発行 編集兼 茨城県つくば市天久保 4-1-1 発行人 国立科学博物館 植物研究部 海老原 淳 発行所 新潟市西区五十嵐2の町 8050 新潟大学教育学部 自然情報講座 日本植物分類学会 *ニュースレターに掲載された記事の著作権は日本植物分類学会が管理いたします。 20
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