市長公約プロジェクト検討結果概要 プロジェクト 検 討 の趣 旨 検 討 事 項 ごみ分別簡素化・市民負担軽減策 本年3月中旬以降のプラスチック製容器包装類のごみステーションにおける収集時 の分別点検強化により、市民や自治会役員の皆様には多大の御苦労をおかけすると 同時に、さまざまな貴重な御意見や御要望をいただいた。 これらの意見や要望を真摯に受け止めるとともに、限りある資源を有効に活用し、環 境に負荷の少ない事業展開をすることが行政の責務であるとの認識に立ち、新たな改 善策に対する自治会長や市民へのアンケートも実施する中で、ごみ分別の簡素化や 市民負担の軽減に向けた具体策を検討する必要がある。 Ⅰ 早期改善検討事項とその実施時期等 ①指定ごみ袋の改善 ②ごみステーションに残されたごみの対応 ③障害のある人や一人暮らしの高齢者への対応 ④市民啓発の強化 Ⅱ 中長期改善検討事項 Ⅰ 早期改善検討事項とその実施時期等 ①リサイクルの促進とプラスチック製容器包装類を資源として強く意識付けるための 指定ごみ袋の改善 ◇プラスチック製容器包装類専用の袋の創設 ・現在2種類(燃やすごみ・燃やさないごみ)の指定ごみ袋を3種類(プラ専用袋を追 加)とし、色で分ける ・資源として意識付けるためのプラ専用袋の名称変更 ・資源として意識付けるための新たな価格(例えば 300 円程度)の設定 ◇形状(レジ袋タイプへ)の変更(価格はそのままで) など ■ 実施時期等 ・自治会長やごみ端会議などのアンケート調査及び予算措置を経て、来年度早々の運 用開始に向けた準備を進める。 ②自治会長や集合住宅管理会社との調整により、自治会長や役員の方々の負担軽 減を図るためのステーションに残されたごみの対応 ◇市と自治会等の連携による市が出向いての分別不良なステーションの改善 ◇分別不良のステーションがある集合住宅への市によるチラシの配布 など ■ 実施時期等 検討結果概要 ・9 月以降順次、自治会等と調整し、分別不良ステーションの処理を進める。 ③老人会やケアマネージャー・ヘルパー事業所などへの分別協力依頼により、分別 困難な障害のある人や高齢者への負担軽減を図るための対応 ◇分別支援に関する福祉施設職員等との連携や老人会への協力依頼 ◇ごみ袋を結びやすく持ち運びに便利な形状(レジ袋タイプ)に変更 など ■ 実施時期等 ・福祉施設との連携及び老人会への協力依頼は、9 月以降順次、調整を進める。 ・袋の形状変更は、①での記載内容と同じ。 ④地域ごみカレンダーや詳細パンフレットの作製などにより、分別への理解を深め負 担軽減を図るための市民啓発の強化 ◇地域ごみカレンダーやごみの分別に関する詳細パンフレットの作製 ◇ごみの分別種類が分かるごみ辞典のホームページ掲載 など ■ 実施時期等 ・ごみ端会議での意見聴取と予算措置を経て、啓発資料の作製及び市民啓発を進める。 今 後 の方 針 Ⅱ 中長期改善検討事項 (今後の検討課題) ①独居老人や独居の障害のある人の戸別収集 ②地域分別支援制度の創設 ③発泡・食品トレーの分別収集 など 検討結果を基本に、自治会長及びごみ端会議を通じた市民アンケートも参考に、必要 に応じて内容の見直しを行い、改善策の具体化を進めていくものとする。 備 9 月末現在、ごみ袋の改善等に関するアンケートは、集約中。 考
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