McAfee Data Loss Prevention Endpoint 9.3.300 リリース ノート

リリース ノート
改訂 A
McAfee Data Loss Prevention Endpoint
9.3.300
ePolicy Orchestrator 4.6, 5.0.1, 5.1 ソフトウェア用
目次
このリリースについて
機能強化
解決された問題点
インストール手順
既知の問題
製品マニュアルの検索
このリリースについて
この資料には、このリリースに関する重要な情報が含まれていますので、ぜひご一読いただくようお願いいたします。
プレリリース版のソフトウェアは自動アップグレードの対象外です。リリースされたソフトウェア製品にアップグレ
ードするには、既存のバージョンを削除する必要があります。
ビルド番号 -
•
McAfee Data Loss Prevention Endpoint (McAfee DLP Endpoint) 拡張ファイル 9.3.300.16
®
サポートされる McAfee ePO のバージョンは、4.6、5.0.1、5.1 のみです。
•
McAfee DLP Endpoint クライアント (Microsoft Windows 用) ビルド 9.3.300.31
•
McAfee DLP Endpoint 診断ツール ビルド 9.3.300.28
このリリースでは、OS X 用の新しいクライアントは含まれていません。Mac ユーザーは、引き続き McAfee DLP
Endpoint クライアント 9.3.150 を使用できます。
サポートされるオペレーティング システム
このリリースの McAfee DLP Endpoint クライアント (Microsoft Windows 用) は、次の Microsoft OS に対応し
ています。
•
Microsoft Windows XP Professional SP3 以降、32 ビット(64 ビットはサポートされていません)
Microsoft は、2014 年 4 月 8 日に Windows XP SP3 のサポートを終了しています。マカフィー では、McAfee
DLP Endpoint 9.3.x での Windows XP の標準サポートを 2015 年 3 月 31 日まで継続します。
•
Windows Vista Enterprise、Business Edition SP1 以降 (32 ビット)
•
Windows 7 Enterprise、Business Edition SP1 以降 (32 ビット/64 ビット)
1
•
Windows 8/8.1 Enterprise、Professional Edition (32 ビット/64 ビット)
•
Windows Server 2003 R2 SP2 以降 (32 ビット/64 ビット)
•
Windows Server 2008 SP2 以降 (32 ビット/64 ビット)
•
Windows Server 2012/2012 R2 以降 (64 ビット)
ファイル システム検出ルールとネットワーク保護ルールはサーバーで使用できません。
互換性のある マカフィー 管理対象製品
このリリースは、マカフィー 管理対象製品の次のバージョンとの互換性が確認されています。
•
McAfee Agent 4.6 パッチ 3、4.8
•
McAfee Application Control (旧 Solidcore) 6.1.3
•
McAfee File and Removable Media Protection (FRP) (旧 McAfee Endpoint Encryption for Files and
Folders) 4.0.1、4.2、4.3
•
McAfee Drive Encryption (旧 McAfee Endpoint Encryption for PC) 6.2、7.0
•
McAfee Host Intrusion Prevention System 8.0 パッチ 4
•
McAfee Policy Auditor 6.0 パッチ 1、6.2
•
McAfee Risk Advisor 2.7 パッチ 2
•
McAfee Rogue System Detection (RSD) 4.7.0.312
•
McAfee SiteAdvisor Enterprise 3.5 パッチ 2
•
マカフィー Virtual Technician 1.1.0
•
McAfee VirusScan Enterprise 8.7 パッチ 5、8.8 パッチ 4
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サポートされているソフトウェア
このリリースは、次のサードパーティ ソフトウェア バージョンとの互換性が確認されています。
2
•
Adobe Acrobat Pro、X、XI
•
Adobe LiveCycle ES 2
•
Adobe Reader 7 から 11
•
Box Sync 3.4.25–4.0.4057
•
Citrix XenApp 6.0、6.5 FP2、7.5
•
Citrix XenDesktop 5.5、5.6、7.0、7.1、7.5
•
Dropbox 2.4.6–2.8.4
•
Google Drive 1.12.5329.1187 から 1.3.24.15
•
Lotus Notes クライアント ソフトウェア 7.0、8.0、8.5.2、8.5.3、9.0
•
Microsoft Active Directory Rights Management サービス (AD RMS) 2003、2008
•
Microsoft Internet Explorer 6–11
•
Microsoft .NET 3.5 SP 1、4.0、4.5
•
Microsoft Office 2003、2007、2010、2013 SP1
•
Microsoft OneDrive 17.0.2015.0811 から 17.0.4041.512
•
Microsoft Outlook 2003、2007、2010、2013 SP1
電子メール ストレージ検出ルール (ESDR) は、Microsoft Outlook 2013 に対応していません。
•
Microsoft Sharepoint 2007、2010
•
Mozilla Firefox 3.6 から 30.0
•
Seclore FileSecure Policy Server 2.29 以降
•
Seclore Desktop Client 2.29 以降
•
Syncplicity 3.4.5.6 から 3.4.11.21
•
Titus Message Classification
•
Titus Classification for Desktop
•
TrueCrypt 7.1
•
VMware View 4.6、5.0、5.1、5.2、5.3
重大度
推奨 - すべての環境に推奨されるリリースです。この更新は可能な限り早急に適用してください。
パッチの重大度については、McAfee KnowledgeBase の記事 KB51560 を参照してください。
機能強化
このリリースには、以下の機能強化が含まれています。
診断ツールの機能強化
トラブルシューティングの目的で、Web 送信ファイルのコピーを作成できます ([ツール] タブ)。
システム ツリーの権限
McAfee DLP の管理者は、レビューアーの権限に [システム ツリー] の権限を追加できます。たとえば、ネットワー
クで名前が変更されり、ネットワークから削除されたコンピューターのインシデントをレビューアーが確認する場合
に、このオプションを使用します。
このオプションは、McAfee ePO で [権限セット] の [Data Loss Prevention] 権限にある [インシデント アクセ
ス] セクションで設定します。
インシデント マネージャーがサイズの大きいデータベースを操作する場合のパフォーマンスを向上させるため、デフ
ォルトでは、このオプションは選択されていません。
テキスト パターンとディクショナリの改善
事前定義のカテゴリに新しいテンプレートが追加されました。定義が改善され、古いポリシーの同期が可能になりま
した。この操作を行うには、[ファイル] 、 [テンプレート同期化] の順に選択します。
3
テキスト抽出の向上
テキスト抽出で、メモリーにファイルのコンテンツ全体を読み込めるようになりました。ネットワーク接続経由でサ
イズの大きいファイルを抽出する場合の処理速度が改善されています。
解決された問題点
このリリースでは、次の問題が解決されています。以前のリリースで解決された問題点については、該当するリリー
スのリリース ノートを参照してください。
インストール、ログオン、再起動に関する問題
•
以前のリリースでは、コンピューターの再起動時に誤ってエラー メッセージが表示される場合がありました。こ
の問題を解決するため、DLL が更新されました。(924599)
•
以前のリリースでは、ユーザーがコンピューターからデバイスを取り外してログオフし、再度ログオンすると、
デバイス ルールが誤って余分なアラートを送信する場合がありました。この問題は解決されています。
(934215)
•
Microsoft Visual C++ パッケージのインストールに失敗すると、McAfee DLP Endpoint クライアント インス
トーラーがインストールを停止します。(934893、950364)
•
現在ログオンしているユーザーに応じてルールが適用されるようになりました。(937280)
•
どのケースでも、Web 送信保護ルールで正しい宛先フィールドが作成されるようになりました。(943974)
•
Citrix セッションを制御するレジストリー キーが変更されました。これにより、McAfee DLP Endpoint クライ
アント (fcag.exe) とテキスト抽出 (fcagte.exe) の実行中に Citrix セッションを終了できます。(945620)
操作上の問題
4
•
PDF プラグインが印刷を正しくブロックするようになりました。このプラグインは、Adobe プラグイン フォル
ダーから削除されなくなりました。(916175)
•
リムーバブル ストレージ保護ルールが File and Removable Media Protection (旧 McAfee Endpoint
Encryption for Files and Folders) 4.2 のすべてのオプション (コピー後に両方のファイルを維持するオプシ
ョンも含む) で正常に動作するようになりました。(943650)
•
コンテンツ検査の手順が変更されました。コンテンツ保護が有効な場合でも、ネットワーク経由でのファイル転
送速度が速くなりました。(946251)
•
リムーバブル ストレージ保護ルールの [暗号化] アクションに指定するファイル名で大文字と小文字が区別され
ます。(954524)
•
Microsoft Internet Explorer から HP LaserJet M9040 プリンターで印刷する場合、すべてのフォントが正常
に印刷されます。(952618)
•
デバイスのブロックが無効な場合でも、ハードディスクのアクセス保護パーティションでごみ箱が正常に機能し
ます。(955533)
•
Lotus Notes のタグ付きメールで単一タグを使用できます。(961082)
•
McAfee ePO DLP クエリーのエージェント ステータスが正常に更新されます。(962691)
•
以前のリリースでは、CSV 形式の REGEX データを 2 バイト文字として抽出すると問題が発生しました。この問
題は、ユーザー定義の文字セットを使用することで解決されました。この設定を行うには、[エージェント設定]
、 [ファイル追跡] の順に移動します。(893096)
•
デュアル モニター システムで、スクリーン キャプチャ防止ルールを使用して両方の画面のエビデンスを取得で
きるようになりました。(973314)
•
ページ要求が長い場合でも (長い aspx ページの VIEWSTATE など)、Mozilla Firefox プラグインが正常に機能
するようになりました。(973491)
管理上の問題
•
エージェントがエージェント ステータスを正しく報告するようになりました。McAfee DLP Endpoint クライア
ントをアップグレードまたは再インストールするときに、「DLP MA プロパティ レポート」タスクがオフライン
のエージェントをすべて挿入します。(924413)
•
変更が発生した場合にのみ保存を確認するように、McAfee DLP Endpoint ポリシー コンソールのファイル サー
バー定義が変更されました。(941892)
• 「DLP マネージャーによるインポートで重大度高または重大の DLP インシデントをマークする」サーバー タスク
で、[UserChooseCancel] 条件が正常に機能するようになりました。(952206)
•
McAfee DLP イベントが正常に処理されるようになりました。すべてのイベントが McAfee ePO DB\Events
フォルダーにコピーされます。(954313)
•
エージェント プロパティ タスクを実行しても、主キー エラーが発生しなくなりました。(906623、931675、
941819、941872)
•
インシデント マネージャーがサイズの大きいデータベースを処理する場合のパフォーマンスが改善されました。
(956736)
•
Web 送信インシデントの報告時に宛先フィールドにエラーが表示されなくなりました。(969733)
•
以前のリリースでは、サイズの大きいデータベースでデータをフィルタリングすると、DLP インシデント マネー
ジャーで空のポップアップが表示されました。この問題は解決されています。ポップアップに表示される結果が
50 件以下に制限されています。(958104)
•
[ステータス: 新規] で DLP インシデント マネージャーの結果をフィルタリングすると、新規のイベントがすべ
て表示されます。McAfee DLP Endpoint 9.3 パッチ 2 では、デフォルトのステータスが [なし] から [新規] に
変更されたため、一部のイベントが正しく報告されませんでした。(960888)
インストール手順
McAfee DLP Endpoint ポリシー コンソールを McAfee ePO にインストールします。McAfee DLP Endpoint クラ
イアントは、Microsoft Windows 用と OS X 用の 2 つのバージョンがあります。
ポリシー コンソールには、次の 2 つのインストール オプションがあります。
•
HDLP_extension_9_3_300.xx - McAfee DLP Endpoint のみ。
•
DLPE_Package_9_3_300.xx - HDLP_extension_9_3_300.xx に マカフィー Help Desk 2.0.0 がバ
ンドルされています。また、両方の製品の McAfee ePO ヘルプが含まれています。
®
クライアント ソフトウェアは、McAfee ePO のインフラからエンドポイント コンピューターに配備することをお勧
めします。McAfee DLP Endpoint のインストールまたはアップグレードの詳細については、バージョン 9.3.300
の『McAfee Data Loss Prevention Endpoint 製品ガイド』を参照してください。
Microsoft Windows 用の Microsoft Systems Management Server (SMS) など、他社製のエンタープライズ配
備ツールを使用して、ネットワークに McAfee DLP Endpoint クライアント ソフトウェアを配備することもできま
す。SMS でインストールまたはアップグレードする方法については、KB59769 を参照してください。
5
既知の問題
この製品リリースの既知の問題については、McAfee KnowledgeBase の次の記事を参照してください。 KB81545
製品マニュアルの検索
製品のリリース後は、マカフィー のオンライン ナレッジセンターに製品情報が掲載されます。
タスク
1
マカフィー ServicePortal (http://support.mcafee.com) に移動して、[ナレッジセンター] をクリックしま
す。
2
製品名を入力してバージョンを選択し、[検索] をクリックしてマニュアルのリストを表示します。
製品マニュアル
McAfee 製品には、総合的なドキュメント セットが用意されています。
ご使用の製品バージョンの次のドキュメントを参照してください。
• 『McAfee Data Loss Prevention Endpoint リリース ノート』
• 『McAfee Data Loss Prevention Endpoint 製品ガイド 』
製品をインストールすると、ヘルプ モジュールが自動的にインストールされます。
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