====================================================================== ESET NOD32 アンチウイルス V4.0 リリースノート キヤノンITソリューションズ株式会社 ====================================================================== ■はじめに キヤノンITソリューションズ製品をご愛顧いただき誠にありがとうございま す。 このリリース ノートには、ESET NOD32 アンチウイルスを正しく利用頂くため の情報が記載されています。本製品をインストールする前に必ずお読みくださ い。 ■インストール前の注意事項 ESET NOD32 アンチウイルス (以後、本製品と記載)をインストールする前に、 以下の項目を確認してください。 ・本製品をインストールする前に、必ず、すべてのプロクラムを終了して ください。 ・本製品以外のウイルス対策ソフトウェアがインストールされていないこと を確認してください。本製品以外のウイルス対策ソフトウェアが インストールされている場合は、必ずアンインストールしてください。 ・本製品をインストールするコンピュータに、次のプログラムが インストールされていることを確認してください。 - Microsoft Internet Explorer 6.0(Service Pack 1)以降※ ※ 本製品の利用および弊社ホームページにてユーザー登録を行う際、 上記以外のバージョンがインストールされているコンピュータでは 正しく処理が行われない場合があります。 また、可能な限りセキュリティ修正が行われた最新のプログラムを ご使用ください。 ■製品マニュアルについて 本製品のマニュアルは、以下の場所に格納されています。 □CD-ROM 版をご使用の場合 ・インストールガイド CD-ROM ドライブ\doc\インストールガイド.pdf ・基本操作ガイド CD-ROM ドライブ\doc\基本操作ガイド.pdf ・設定ガイド CD-ROM ドライブ\doc\設定ガイド.pdf □ダウンロード版をご使用の場合 ・インストールガイド インストーラを展開したフォルダ\doc\インストールガイド.pdf ・基本操作ガイド インストーラを展開したフォルダ\doc\基本操作ガイド.pdf ・設定ガイド インストーラを展開したフォルダ\doc\設定ガイド.pdf ※マニュアルを参照するには、Adobe Acrobat(R) Reader(TM) Version 4.0 以降が必要です ■Windows Vista から Windows 7 へアップグレードされる場合の注意事項 本製品がインストールされた Windows Vista 環境から、Windows 7 へアップグレ ードされる場合、アップグレードする前に必ず本製品をアンインストールして ください。本製品がインストールされた状態で、Windows 7 へアップグレード を行った場合、ファイアウォール機能などの一部機能が正常に動作しない場合 があります。 ■使用上の注意事項について 本製品を使用する前に、以下の内容をご確認ください。 □SysRescue(レスキューCD)作成の注意事項 SysRescue(レスキューCD)を作成するには、Windows 自動インストール キット(Windows AIK) バージョン 6001 以降が必要です。 ご使用のコンピュータに Windows AIK がインストールされていない場合は、 マイクロソフト株式会社ホームページよりダウンロードし、ご使用のコンピ ュータにインストールしてください。 ダウンロード先 URL(マイクロソフト株式会社): ・Windows Vista SP1 および Windows Server 2008 用 http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=94BB6E34D890-4932-81A5-5B50C657DE08&displaylang=ja ・Windows 7 用 http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=696dd6659f76-4177-a811-39c26d3b3b34&DisplayLang=ja □Windows XP 環境で直接 CD-ROM に SysRescue(レスキューCD)を作成する場合 の注意事項 Windows XP 環境下で、本製品から直接 CD-ROM に SysRescue を作成するには、 Windows 自動インストールキット(Windows AIK) の他に、Windows XP 用 Image Mastering API v2.0(IMAPI2.0)が必要です。 ご使用のコンピュータに IMAPI2.0 がインストールされていない場合は、 マイクロソフト株式会社ホームページよりダウンロードし、ご使用のコンピ ュータにインストールしてください。 ダウンロード先 URL(マイクロソフト株式会社): http://support.microsoft.com/?kbid=932716 □プロトコルフィルタリングについて 製品仕様上、Windows Vista Service Pack 1 以降の OS では、プロトコルフィ ルタリングの[フィルタリングのための通信リダイレクト]設定(詳細設定 画面-[ウイルス・スパイウェア対策]-[プロトコルフィルタリング]-[フィル タリングのための通信リダイレクト])を行うことができません。 ■既知の問題について 本製品には、以下の問題と制約があります。これらの問題については、 将来のリリースで修正される可能性があります。 詳しくは、弊社製品ホームページの Q&A(http://canon-its.jp/supp/eset/ind ex.html)をご確認ください。 □感染メールの件名について 感染メールの件名に追加される文字列(ウイルス名 等)に日本語が含まれ ている場合、文字が正しくエンコードされない場合があります。 文字列の内容を確認したい場合は、「ツール」→「ログファイル」にて、 電子メールのウイルス検出ログをご確認ください。 □警告メールのエンコード方式について 警告メール送信時のエンコード方式は、Windows-932 形式で送信されます。 (ヘッダ記述例) Content-Type: text/plain; charset="Windows-932" 一般的に使用されているメールクライアントでは、日本語で処理されます が、正しく表示されない場合はメールクライアントの開発元もしくは サポートセンターへお問い合わせください。 □ネットワーク共有上からプログラム等を直接実行することができない場合 の対処について 一例として、サーバー上に共有された実行ファイルを利用する際、本製品を クライアントおよびサーバーに導入されており、かつどちらもリアルタイム ファイルシステム保護にてネットワークドライブを監視する状態にすると、 双方による重複監視により実行することができない場合があります。この場 合の対処として、クライアント側のネットワークドライブの検査を無効にし てください。 □VPN クライアントをご使用の際の注意点 各ネットワーク機器メーカーより提供されている VPN クライアントがインス トールされている環境に本製品をインストールする場合は、VPN クライアン トのインストールで導入される「Deterministic Network Enhancer」 ミニポートドライバが最新のものであることをご確認の上導入してくださ い。古いバージョンのドライバが入ったまま本製品を導入することにより、 互換性問題を生じる可能性があります。 □本製品でインストールされるデバイスドライバによって Windows ロゴ認証 に関する警告が表示されインストールに失敗する現象について Windows XP にて本製品をインストールする際、Windows ロゴ認証に関する 警告画面が表示され、インストールに失敗する場合があります。 1.「スタート」→「コントロールパネル」→「プログラムの追加と削除」 にて「プログラムの追加と削除」を開きます。 2.画面左側の「Windows コンポーネントの追加と削除」をクリックします。 3.リスト内の「ルート証明書の更新」にチェックを入れて「次へ」をクリッ クします。 4.インストールが完了しましたら「完了」ボタンをクリックします。 5.「プログラムの追加と削除」を閉じます。 6.「スタート」→「コントロールパネル」→「システム」にて「システムの プロパティ」を開きます。 7.「ハードウェア」タブをクリックし、「ドライバの署名」ボタンをクリッ クします。 8.「ドライバ署名オプション」画面にて、 「どのように処理しますか?」項 目で「無視」にチェックを入れて、 「OK」ボタンをクリックします。 9.「システムのプロパティ」を閉じます。 上記操作後、本製品のインストールを行います。インストールが成功しまし たら、ドライバ署名オプションを元に戻します。 □インストール後ブラウザのアクセスが不安定な場合 本製品をインストールしてから、ご使用のブラウザによるインターネットの アクセスが不安定になる場合は、次の手順により状況に変化があるかを確認 します。 「Web アクセス保護」の設定を無効にする 1.システムトレイ(デスクトップ画面右下)内の本製品のアイコンを ダブルクリックして「基本画面」を開きます。 2.画面上部のメニューバーにある「設定」をクリックし、 「詳細設定」を 選択します。 ※メニューバーが表示されない場合は、画面左下の「表示」をクリック し、 「詳細モードに切り替え」を選択します。 3.「Web アクセス保護」 「プロトコルフィルタリング」を選択します。 4.[□ Web アクセス保護を有効する]のチェックをはずします。 5.OK」ボタンをクリックします。 6.状況に変化があるかを確認します。 7.確認後、設定を戻します。 この作業により改善された場合は、設定を有効に戻してから、次の設定を 行います。 1.システムトレイ(デスクトップ画面右下)内の本製品のアイコンを ダブルクリックして「基本画面」を開きます。 2.画面上部のメニューバーにある「設定」をクリックし、 「詳細設定」を 選択します。 ※メニューバーが表示されない場合は、画面左下の「表示」をクリック し、 「詳細モードに切り替え」を選択します。 3.「ウイルス・スパイウェア対策」→「Web アクセス保護」→「HTTP」→ 「Web ブラウザ」を選択します。 4.「インターネットブラウザ」の一覧にあるお問い合わせのアプリケーショ ンが表示されているかを確認します。表示されている場合は、□部分を クリックしてチェックなしの状態にします。 ※□部分をクリックしますと チェックなし → チェックあり → × と 変更されます。 ※お問い合わせのアプリケーションをチェックなしにした場合でも、 指定されたポート(80,8080,3128)の検査は行なわれる仕様です。 5.「OK」ボタンをクリックします。 6.Windows を再起動します。 プロトコルフィルタリングによる検査は、主にインターネットによる通信中 のデータを検査するためのものです。本製品は、あるデータを検査する場合 は、通信中と通信後の 2 回にわたって検査が行われます。通信後(すなわち 通信によって取得したものがファイルとして保存された直後)に対しては リアルタイムファイルシステム保護により検査されます。 この場合、ブラウザに対しては、基本的には通信後各ブラウザが持つキャッ シュ機能によりファイルとしてキャッシュされるため、最終的にリアルタイ ムファイルシステム保護機能により、脅威を検出することができます。 したがって、ご使用のブラウザによる通信上の互換性を優先にしたい場合 は、キャッシュ機能を持たないソフトウェアを除いては、インターネット ブラウザのチェックを変更してご利用ください。 □ライセンス有効期限表示について プロキシを経由してインターネット接続している場合、ライセンス有効期限 (設定画面-[保護の状態]画面に表示)が表示されないことがあります。 □SysRescue(レスキューCD)の一時フォルダに一部の日本語文字を含むパス を指定した場合エラーメッセージが表示される現象について SysRescue(レスキューCD)の一時フォルダに一部の日本語文字を含むパス を指定した場合、 「ファンクションが間違っています。 」というエラーメッ セージが表示されることがあります。 上記現象が発生した場合は、一時フォルダのパスを日本語文字を含まない パスに変更することにより、現象を回避することができます。 □Windows 7 環境で SysRescue(レスキューCD)を作成する場合の注意事項 Windows 7 環境にて SysRescue(レスキューCD)を作成する場合、インストー ルされている Windows 7 用 Windows 自動インストールキット(Windows AIK)を 正しく認識しない場合があります。 □エラーメッセージ「パーソナルファイアウォールの初期化に失敗しました」 が表示される現象について コンピュータを再起動後、設定画面(設定画面-[保護の状態])に、 「パー ソナルファイアウォールの初期化に失敗しました」というエラーメッセージ が表示され、パーソナルファイアウォールが正常に動作しない場合がありま す。上記、エラーメッセージが表示された場合、コンピュータを再起動して ください。 ■製品情報 本製品に関する情報は、以下の URL から参照することができます。 ESET 製品ページ URL:http://canon-its.jp/product/eset/index.html
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