BusinessObjects Data Integrator リリース ノート

BusinessObjects Data Integrator リリー
ス ノート
Data Integrator 11.7.3
October 31, 2007
著作権
(C) 2007 Business Objects. All rights reserved.Business Objects は、米国特許
5,555,403、 6,247,008、6,289,352、6,490,593、6,578,027、6,768,986、6,772,409、
6,831,668、6,882,998、および 7,139,766 を所有します。これらにより、Business
Objects が提供およびライセンス供与する製品は保護されます。Business Objects
および Business Objects のロゴ、BusinessObjects、Crystal Reports、Crystal
Xcelsius、Crystal Decisions、Intelligent Question、Desktop Intelligence、Crystal
Enterprise、Crystal Analysis、Web Intelligence、RapidMarts、および BusinessQuery
は、米国やその他の国における Business Objects の商標または登録商標です。記
載されているその他すべての会社名および製品名は各社の商標です。
サード パー
ティ協力企業
このリリースの Business Objects 製品には、サード パーティ協力企業が使用を許諾
しているソフトウェアの再配布が含まれている場合があります。これらのコンポーネン
トには、代替ライセンスに基づいて使用できるものも含まれます。使用の承認を要求
している協力企業や許可している企業、また通知を要求している企業の一部をまと
めたリストは、http://www.businessobjects.com/thirdparty で確認できます。
目次
第1章
このリリース ノートについて
7
第2章
サポートされるプラットフォームとバージョン
9
最新の互換性情報...............................................................................10
サポートされる製品..........................................................................10
サポートされない製品......................................................................15
制限の最新情報 .................................................................................15
第3章
移行に関する考慮事項
23
Designer へのログイン...........................................................................24
データ フローのキャッシュ タイプ............................................................24
大量のメモリを使用するデータ フローのページング可能なキャッシュ............24
埋め込みデータ フロー.........................................................................25
Oracle リポジトリのアップグレード............................................................25
Solaris および AIX プラットフォーム.........................................................26
Data Quality........................................................................................26
データ フローを移行して、新しい Data Quality トランスフォームを使用する....27
分散化データ フロー............................................................................28
XML スキーマの拡張............................................................................29
パスワード管理....................................................................................29
Web アプリケーション............................................................................30
Web サービス......................................................................................30
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
3
目次
第4章
UNIX でのデプロイメント
31
第5章
アダプタ インターフェイス
33
JMS アダプタ インターフェイス................................................................34
Salesforce.com Adapter インターフェイス..................................................34
第6章
マニュアルの更新
35
バージョン 11.7.3 の新機能...................................................................36
HP Neoview データベースのサポート .................................................36
非構造化テキストの読み取りのための Inxight の統合 ...........................36
Job Server の機能強化....................................................................39
スタートアップ ガイド.............................................................................39
Citrix Presentation Server バージョン 4.0 ...........................................39
AIX ユーザー リソース制限...............................................................39
Designer ガイド....................................................................................40
Microsoft SQL Server 2005 の変更されたデータの取り込み ..................40
Microsoft SQL Server 2005 CDC 用のパブリケーションを設定する..........40
UNIX プラットフォームでの Microsoft Excel ワークブック ファイル形式の作成
....................................................................................................41
Microsoft Excel ワークブック ファイル形式を UNIX で作成する ..............42
リファレンス ガイド.................................................................................43
ローダの最大数..............................................................................43
予約語..........................................................................................43
UNIX 用 Microsoft Excel ワークブック形式..........................................44
Salesforce.com 用の Adapter Interface ガイド(英語のみ)...........................44
4
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
目次
第7章
解決した問題
47
第8章
既知の問題
81
第9章
著作権情報
87
SNMP 著作権情報...............................................................................88
IBM ICU 著作権情報...........................................................................89
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
5
このリリース ノートについて
1
1
このリリース ノートについて
BusinessObjects Data Integrator XI Release 2 (XI R2) Accelerated バージョン 11.7.3.0
へようこそ。このバージョンは、以下の新機能を含む機能リリースです。
•
•
•
HP Neoview データベースのサポート
非構造化テキストの読み取りのための Inxight の統合
Job Server は、応答時間を劣化させることなく最大 50 個の Designer クライア
ントをサポートできるように機能拡張されました。
これらの新機能の使用方法については、35 ページの 「マニュアルの更新」 を参照し
てください。
Business Objects ソフトウェアをインストールする前に、本ドキュメントをすべて熟読し
てください。インストールの概要、最新の解決済みおよび既知の問題の詳細、既存の
顧客向けの重要な情報など、この製品リリースに関する重要な情報が含まれていま
す。
最新バージョンのリリース ノートを含む、BusinessObjects Data Integrator マニュアル
の最新バージョンは、カスタマー サポートのドキュメント ダウンロード サイト
(http://support.businessobjects.com/documentation/)で、該当の製品ガイドのリンク
から入手できます。
8
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
サポートされるプラットフォームと
バージョン
2
2
サポートされるプラットフォームとバージョン
最新の互換性情報
このセクションでは、Data Integrator とその他のアプリケーションとの互換性に関する
変更点を説明しています。また、本バージョンの Data Integrator における制限をまと
めています。
互換性および可用性の詳細については、次の URL にある Business Objects カスタ
マー保証 Web サイトで「Business Objects Supported Platforms」のドキュメントを参照
してください。
http://support.businessobjects.com/documentation/
最新の互換性情報
このセクションでは以下の項目について説明します。
•
10 ページの 「サポートされる製品」
•
15 ページの 「サポートされない製品」
互換性および可用性の詳細については、次の URL にある Business Objects カスタ
マー保証 Web サイトで「Business Objects Supported Platforms」のドキュメントを参照
してください。
http://support.businessobjects.com/documentation/
サポートされる製品
Data Integrator は、このリリースで次の製品をサポートするようになりました。
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
10
SAP ビジネス インテリジェンス 7
Data Quality 11.7 と 11.7.1
Microsoft Internet Explorer 7
Solaris および AIX 上の Sybase ASE 12.5
Windows および Linux 上での HP Neoview 2.2 ネイティブ サポート
IBM DB2 9.1
Netezza 3.1.4
Oracle E-Business Suite Release 12
Sybase IQ 12.7 ( ソースとターゲット)
Windows および Linux 上での Treadata V2R6.2
インパクト分析は、BusinessObjects XI Release 2 SP3 ユニバース、Web
Intelligence ドキュメント、Desktop Intelligence ドキュメント、ビジネス ビューと
相互動作します。
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
サポートされるプラットフォームとバージョン
最新の互換性情報
•
•
Citrix Presentation Server バージョン 4.0。詳細については、Business Objects
デベロッパ コミュニティの Web サイト http://diamond.businessob
jects.com/EIM/DataIntegrator の Citrix サポートのドキュメンテーションを参
照してください。
BusinessObjects Text Analysis for Data Integrator バージョン 11.5。
BusinessObjects Text Analysis for Data Integrator バージョン 11.5 の入手可
能性については、Business Objects のカスタマ保証 Web サイトt http://sup
port.businessobjects.com/documentation// を参照してください。
Data Integrator はまた、バージョン 11.7 で次の製品をサポートしています。
•
次のプラットフォームおよび設定に対するサポートが利用できます。
• DataDirect ODBC Driver バージョン 5.2
• Data Federator XI R2 バージョン 11.5
• Data Federator XI R2 Accelerated バージョン 11.6.2 および 11.7.0
• Salesforce.com AppExchange API for Enterprise バージョン 7.0
• Web サービスの .Net サポート
• SAP ECC 6.0、ABAP、BAPI および IDOC 経由
このサポートは BusinessObjects Rapid Marts の最新バージョンでのみ利用で
きます。Rapid Marts の最新のサポート情報については、Rapid Marts のマニュ
アルを参照してください。
•
ソースとしての Excel バージョン 97、XP、2000 および 2003(UNIX 上の
Excel のサポートについては、「制限」のセクションを参照してください)
•
インパクト分析は、次の製品と相互動作します。
• BusinessObjects ユニバース バージョン 6.5.1、XI、XI R2 SP2
• Web Intelligence ドキュメント バージョン 6.5.1、XI、XI R2 SP2
• Desktop Intelligence ドキュメント バージョン 6.5.1、XI、XI R2 SP2
• ビジネス ビュー XI、XI R2 SP2
•
スケジュール機能は、BusinessObjects Enterprise スケジューラの
BusinessObjects バージョン XI R2 以上のバージョンでサポートされます。
次の Universe Builder バージョンは、Data Integrator 11.7 と互換可能です。
• Data Integrator 11.7 にバンドルされているスタンドアロン Universe Builder
バージョン 11.5。このユニバース ビルダのスタンドアロン バージョンは、
Business Objects バージョン 6.5.1 および XI と相互動作します。 『Universe
Designer ガイド 』の「Data Integrator メタデータ ソースからのユニバースの
作成」の章の Universe Builder に関する説明を参照してください。このマ
ニュアルは、Business Objects カスタマー 保証 Web サイト http://sup
port.businessobjects.com/documentation/からダウンロードできます。製品
は BusinessObjects Enterprise、マニュアルは『Universe Designer ガイド』
を選択してください。
•
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2
2
サポートされるプラットフォームとバージョン
最新の互換性情報
•
•
BusinessObjects Enterprise XI R2、XI R2 SP1、XI R2 SP2、XI R2 SP3 に
バンドルされている Universe Builder のバージョン(ADAPT00534412 につ
いては、このドキュメントの「解決した問題」で、必要な BusinessObjects
Enterprise XI R1 CHF-13 パッチ情報を参照してください)。
汎用データベースに対する ODBC サポートは次のデータベース サーバーお
よび ODBC ドライバで確認されています。互換性の詳細については、次の
URL にある Business Objects カスタマー保証 Web サイト(http://support.busi
nessobjects.com/documentation/)で「Business Objects のサポートされている
プラットフォーム」のドキュメントを参照してください。
• Microsoft SQL Server 2000、DataDirect Connect for ODBC 5.2 経由
• MySQL バージョン 5.0、Windows の ODBC ドライバ バージョン 3.51.12
経由および MySQL バージョン 4.1、Windows と UNIX の ODBC ドライバ
バージョン 3.51.10 経由
注 マルチバイト環境では、ドライバ バージョン 3.51.12 が必要です。
•
•
•
•
Red Brick バージョン 6.3、ODBC ドライバ バージョン IBM 6.3 経由
SQLAnywhere バージョン 9.0.1、ODBC ドライバ バージョン Adaptive Server
Anywhere 9.0 経由
Sybase IQ バージョン 12.6 では ESD 4 が必要です。
ログベースの変更データ キャプチャ(CDC)は次のデータベース バージョンで
動作します。
• 同期 CDC の場合は Oracle バージョン 9.2 およびそれ以降の互換バー
ジョン、非同期 CDC の場合は Oracle バージョン 10G およびそれ以降の
バージョン
注 Oracle 10G R2 の変更されたデータの取り込みでは、Oracle の制限に
より、マルチバイトのテーブル名と列名はサポートされません。
•
•
•
•
•
12
Microsoft SQL Server 2000 および 2005
DB2 Information Integrator for Replication Edition バージョン 8.2(DB2 II
Replication)および IBM WebSphere Message Queue バージョン 5.3 を使
用する IBM DB2 UDB for Windows バージョン 8.2
DB2 Information Integrator Event Publisher for DB2 for z/OS および IBM
WebSphere Message Queue バージョン 5.3.1 を使用する IBM DB2 UDB
for z/OS
DB2 Information Integrator Classic Event Publisher for IMS および IBM
WebSphere Message Queue バージョン 5.3.1 を使用する IBM IMS/DB
DB2 Information Integrator Classic Event Publisher for VSAM および IBM
WebSphere Message Queue バージョン 5.3.1 を使用する CICS 下の IBM
VSAM
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
サポートされるプラットフォームとバージョン
最新の互換性情報
•
•
Attunity Connect バージョン 4.6.1 を使用するメインフレーム ソース用
Attunity
NCR Treadata と次のサーバー バージョン、クライアント バージョン、および
ODBC ドライバ
Teradata サーバーのバージョ
クライアントのバージョン
ン
ODBC ドライバ
V2R6.2
TTU 8.2
03.06.00
V2R6.1
TTU 8.1
03.05.00
V2R6
TTU 8.0
03.04.00
V2R5.1
TTU 7.1
03.03.00
このサポートには、次の TTU パッチが必要です。
•
Windows プラットフォーム
• cliv2.04.08.00.01.exe
• tbld5000.05.00.00.01.exe
• psel5000.05.00.00.01.exe
• pdtc5000.05.00.00.01.exe
• npaxsmod.01.03.01.00.exe
• npaxsmod.01.03.00.02.exe
• npaxsmod.01.03.00.01.exe
•
Linux プラットフォーム
• cliv2.04.08.00.01.exe
• mqaxsmod.01.03.00.00.exe
• npaxsmod.01.03.01.00.exe
• npaxsmod.01.03.00.01.exe
Teradata V2R6 では、Teradata バルク ローダの名前付きパイプ メカニズムがサ
ポートされるようになりました。
注 Teradata は、TTU 7.0 および 7.1 での Teradata Parallel Transporter の
使用を推奨していません。
•
Data Integrator では、Web サービスのサポートに Apache Axis バージョン 1.1
を使用します。Axis バージョン 1.1 は WSDL バージョン 1.1 と SOAP バージョ
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
13
2
2
サポートされるプラットフォームとバージョン
最新の互換性情報
•
•
ン 1.1 をサポートしています。Axis サーブレット エンジンはサポートしていませ
ん。
Data Integrator から Informix サーバーへの接続は、現在 Informix ODBC ネ
イティブ ドライバ経由でのみサポートされています。Informix クライアント SDK
のバージョン 2.90 以上の互換バージョンが必要です。
日本語版の Windows コンピュータの Job Server と共に稼動している日本語
版オペレーティング上の Designer
日本語版のオペレーティング システムの Designer を、UNIX 上の英語版の Job
Server または日本語版以外のオペレーティング システムの Windows 上の Job
Server と共に使用している場合は、次の点に注意してください。
•
•
•
バック エンドからのメッセージは英語で表示されます。
Business Objectsでは、メタデータ レポートとインパクト分析でオブジェクト
の説明が日本語で正しく表示されるよう、日本語版の Administrator を
Windows で使用することを推奨します。UNIX で日本語版の Administrator
を使用する場合、オブジェクトの説明に日本語文字が含まれていると、そ
の文字が正しく表示されません。
Java 仮想マシン - Data Federator および Data Integrator と互換可能なバー
ジョン
Data Integrator で Data Federator のデータ ソースにアクセスするには、
OpenAccess 環境を変更して、Data Integrator に付属している Java 仮想マシンを
使用する必要があります。Data Federator は、これらの変更を必要とする
「OpenAccess ODBC to JDBC Bridge」という名前のコンポーネントをインストール
します。
次の変更を行ってください(Federator は D:\Program Files\DataFederatorXIR2
にインストールされ、Data Integrator は D:\Program Files\DataIntegrator にイン
ストールされ、OpenAccess は D:\Program Files\OaJdbcBridge にインストールさ
れています)。
1 OpenAccess 構成ファイル(D:\Program
Files\OaJdbcBridge\bin\iwinnt\openrda.ini)で、JVM のパスを
JVM_DLL_NAME=D:\Program Files\DataFederatorXIR2\jre\bin\client\jvm.dll
から下記に変更する必要があります。
JVM_DLL_NAME=D:\Program Files\DataIntegrator\ext\Jre\Bin\client\jvm.dll
2 次の OpenAccess jar ファイルを CLASSPATH 環境変数に追加します。
D:\ProgramFiles\OaJdbcBridge\jdbc\thindriver.jar
D:\ProgramFiles\OaJdbcBridge\oajava\oasql.jar
14
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
サポートされるプラットフォームとバージョン
制限の最新情報
サポートされない製品
Data Integrator は、このリリースで次の製品のサポートを廃止しました。
•
•
•
サービスパックのない Microsoft Windows 2003
Teradata V2R5.0
BusinessObjects Data Quality 11.6
Data Integrator のバージョン 11.7 では、次の製品はサポートされません。
•
•
•
AIX 32 ビット、Solaris 32 ビット
DataDirect ODBC Driver バージョン 5.1
次を含む Firstlogic データ クレンジング製品
• International ACE バージョン 7.25c、7.50c、7.60 および 7.70
• DataRight IQ バージョン 7.10c、7.50c、7.60 および 7.70
•
•
•
BusinessObjects Data Quality 11.5.1
メインフレームの IBM Connector
Citrix MetaFrame XP はサポートされません。サポートされる最新バージョンを
確認するには、Business Objects カスタマー サポート Web サイト(http://sup
port.businessobjects.com/documentation/)で「サポートされるプラットフォー
ム」のドキュメントを参照してください。
Informix (リポジトリとして)
Data Integrator のコンテキスト依存のヘルプ
Data Mart Accelerator for Crystal Reports のサポートは廃止されましたが、
Business Objects 開発者コミュニティ Web サイト http://diamond.businessob
jects.com/EIM/DataIntegrator ではまだ利用できます。
•
•
•
制限の最新情報
BusinessObjects Data Integrator バージョン 11.7.3 に以下の制限が適用されます。
•
•
アダプタによって読み込まれるファイルは、UTF-8 またはアダプタを実行して
いる JVM のデフォルト ロケールのデフォルト エンコード方式でエンコードす
る必要があります。
以下を除くすべての Data Integrator 機能は、Attunity コネクタ データストア
の使用時に利用可能です。
• バルク ロード
• インポートした関数(テーブルのメタデータのみインポートします)。
• テンプレート テーブル(テーブルの作成)。
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2
2
サポートされるプラットフォームとバージョン
制限の最新情報
•
•
datetime データ型のサポートは 2 サブセカンド(100 分の 1 秒単位)まで。
Data Integrator はテーブルの使用時間列には使用時間データをロードで
きません。これは、Attunity は varchar データを 8 文字で切り捨てるため、
文字数が不足して使用時間の値を正しく表せないからです。
•
アダプタ SDK は Native SQL や Partial SQL はサポートしなくなりました。
•
サポートされていないデータ型
•
•
•
サポートされていないデータ型は、SQL Server、Oracle、Teradata、ODBC、
DB2、Sybase ASE、Sybase IQ、Oracle Applications、PeopleSoft、および
Siebel についてのみ実装されています。
Data Integrator では、SQL Server、Oracle、Teradata、ODBC、DB2、
Informaix、Sybase ASE、および Sybase IQ について、これらのデータベー
ス サーバーが VARCHAR からネイティブ(不明)データ型およびネイティ
ブ(不明)データ型から VARCHAR に変換できると仮定して、不明データ
型を含むストアド プロシージャの読み込み、ロード、および呼び出しが可
能です。
Data Integrator では VARCHAR を CLOB 物理列にロードする際に問題
が発生する場合があります。たとえば、バルク ロードや自動修正ロードが
失敗する可能性があります。
注 ロードには物理スキーマの VARCHAR 列を使用してください。
•
PeopleSoft 8 のサポートは Oracle についてのみ実装されています。
PeopleSoft の以前のバージョンに対して実行した Data Integrator ジョブが、
PeopleSoft 8 で動作する保証はありません。PeopleSoft8 と以前のバージョン間で
のメタデータまたはスキーマの違いを反映するためにジョブを更新する必要があり
ます。
•
•
•
•
•
16
ストアド プロシージャのサポートは DB2、Oracle、Microsoft SQL Server、Sybase
ASE、Sybase IQ、および ODBC についてのみ実装されています。
Treadata のサポートは、Windows および Linux についてのみ実装されていま
す。
Teradata では Teradata Parallel Transporter の名前付きパイプの実装は、
Teradata Tools and Utilities バージョン 8 またはそれ以降の互換バージョン
でサポートされます。Teradata Tools and Utilities バージョン 7.0 および 7.1
は名前付きパイプではサポートされません。
AS/400 または MVS システム上で実行中の DB2 データベースに対するデー
タのバルク ロードはサポートされません。
Data Integrator 管理コンソールは、Microsoft Internet Explorer バージョン 6.0
SP1、6.0 SP2、または 7.0 でだけ使用できます。古いブラウザ バージョンでは
Administrator のすべての機能をサポートしない場合があります。
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
サポートされるプラットフォームとバージョン
制限の最新情報
•
•
Data Integrator のデータ ビュー機能は SAP R/3 IDocs ではサポートされて
いません。SAP R/3 および PeopleSoft の場合、[テーブルのプロファイル]お
よび[列のプロファイル]タブ オプションは階層にはサポートされていません。
Data Integrator は、テーブル名、列名、ファイル名、およびファイル パスにつ
いてマルチバイトのメタデータをサポートするようになりました。次の表に、マル
チバイトおよびシングルバイトのメタデータをサポートする製品と、シングルバ
イトのみをサポートする製品を示します。
マルチバイトとシングルバイトのメタデー
シングルバイトのメタデータをサポート
タをサポート*
BusinessObjects Enterprise
Data Federator
メインフレーム データベースの Attunity
コネクタ
DB2
データ品質
Informix
HP Neoview
MySQL
JD Edwards
ODBC
Netezza
Oracle
Oracle Applications
Siebel
PeopleTools
Microsoft SQL Server
SAP R/3
Sybase ASE
SAP BW Server
Sybase IQ
Teradata
XML
*マルチバイト メタデータのサポートは、Data Integrator と相互運用するアプリケー
ション、データベース、およびテクノロジでどの程度サポートされるかによって異な
ります。
•
データ プロファイラのサポートは次のようなソースに対して提供されます。
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2
2
サポートされるプラットフォームとバージョン
制限の最新情報
サポートされる
サポートされない
メインフレーム データベースの Attunity COBOL コピーブック
コネクタ
Excel
DB2
IDOC
Data Federator
JDE
フラット ファイル
メモリ データストア
HP Neoview
SAP BW
Informix
XML
Microsoft SQL Server
MySQL
Netezza
ODBC
Oracle
Oracle Applications
PeopleSoft
SAP R/3
Siebel
Sybase ASE
Sybase IQ
Teradata
•
18
LOOKUP_EXT 関数のサポートは次のようなソースに対して提供されます。
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
サポートされるプラットフォームとバージョン
制限の最新情報
サポートされる
サポートされない
DB2
COBOL コピーブック
Data Federator
Excel
フラット ファイル
IDOC
JDE
SAP BW
HP Neoview
SAP R/3
メモリ データストア
XML
Microsoft SQL Server
MySQL
Netezza
ODBC
Oracle
Oracle Applications
PeopleSoft
Siebel
Sybase ASE
Sybase IQ
Teradata
•
DB2 Java ライブラリの制限
管理コンソールのすべての Web アプリケーションは、次の条件のいずれかに該当
する場合、DB2 リポジトリを使用できません。
•
•
•
•
db2java ライブラリが DB2 クライアントと互換性がない場合。たとえば、DB2
クライアントがバージョン 8.1 で db2java ライブラリがバージョン 8.2 である
場合など
db2java ライブラリが JDBC 2 ドライバ用に生成されていない場合
Java クラス パス変数が、対応する Java ライブラリに正しく設定されていな
い場合
DB2 JDBC 共有ライブラリ(たとえば、AIX 上の libdb2jdbc.so)が Java JDBC
2 ドライバとの互換性を持たない場合
これらの条件下では、次の動作が確認されることがあります。
•
DB2 リポジトリを設定すると、アドミニストレータが停止するか、クラッシュし
ます。ログ ファイルで DB2 リポジトリ設定に関連したエラー メッセージや警
告メッセージを確認してください。
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
19
2
2
サポートされるプラットフォームとバージョン
制限の最新情報
•
アドミニストレータから DB2 接続をテストすると、アドミニストレータのログに
次のエラーが表示されます。
• BODI-3016409:リポジトリに接続できません。
• BODI-3013014:DB2 データベース ドライバをロードできませんでした。
このリリースでは、DB2 8.1 および DB2 8.2 の db2java JDBC ドライバ バージョン
が提供されています。Windows では、これらのライブラリの別のバージョンを
LINK_DIR/ext/lib で見つけてください。
•
•
db2java.zip(デフォルト)DB2 8.2 バージョン
db2java_8.1.zip DB2 8.1 バージョン
デフォルトでは、バージョン 8.2 の db2java.zip が使用されます。DB2 8.1 クライア
ントで実行する場合、次の操作を実行する必要があります。
•
•
•
db2java.zip のバージョン 8.1 に置き換える
互換性のある DB2 JDBC 共有ライブラリが共有ライブラリ パスに存在する
ようにする
Windows の Web サーバー サービスまたは UNIX のジョブ サービスを再
起動する
その他の DB2 クライアント バージョンで実行する場合は、JDBC 2 ドライバに対応
する Java ライブラリを取得する必要があります。適切な Java ライブラリの取得方法
については、IBM DB2 のマニュアルを参照してください。
•
UNIX 上の Informix ネイティブ ドライバのサポートでは、IBM バグ番号 167964
に対して Informix Client SDK での修正が必要です。このバグ修正を含むパッ
チについては IBM にお問い合わせください。
注 IBM では Client SDK バージョン 2.90 にこのバグの修正を含むことを予定
しています。
•
Data Integrator は次の場合にのみ 2 GB を超えるファイルをサポートしていま
す。
• 種類が限定され位置付けされた大きなデータ ファイルを読み取りおよび
ロードする場合
• SQL Loader のようなネイティブ バルク ローダ ユーティリティによって後続
するバルク ロード用のバルク ローダ ステージング ファイルの大きなファイ
ルを生成する場合
• 大きなファイルが UNIX Job Server にあり、Designer のファイル フォーマッ
ト ページからデータ ファイルをプレビューする場合
• COBOL copybook データ ファイルを読み取る場合
ログ ファイルや設定ファイルなどの Data Integrator によって生成されるその他の
すべてのファイルが 2 GB までに制限されている場合
20
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
サポートされるプラットフォームとバージョン
制限の最新情報
•
データ ソース機能として Microsoft Excel を使用する場合は、次の制限が適
用されます。
• 同じ Excel ファイルに同時にアクセスすることはできません。たとえば、ファ
イルが現在 Excel で開いている場合、[データ表示]は表示されない場合
があります。
• Excel 列には複数のデータ型を混在させることができるため、日付型を整
数型に変換するなど、一部のデータ型の変換を行うと、予期しない結果に
なる場合があります。
• 論理式はサポートされません。
• オートフィルタが適用されているワークブックはサポートされません。ワーク
ブックをインポートする前にフィルタを削除します。
• 非表示の行または列があるワークブックはサポートされません。
• MySQL のストアド プロシージャは、MySQL ODBC ライブラリの制限により
サポートされません。
•
Data Integrator Salesforce.com アダプタは、Salesforce.com バージョン 7 API
に接続できます。しかし、API バージョン 7 以上で追加された新しい機能はサ
ポートされていません。 カスタム参照フィールドは唯一の例外(API バージョン
7 の新機能)で、Salesforce.com アダプタでサポートされています。 既存の
Salesforce.com アダプタを正しく機能させるためには、データストアの URL を
更新して、Salesforce.com 7.0 API を示すようにする必要があります。新しい
URL は https://www.salesforce.com/services/Soap/u/7.0 になります。
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
21
2
移行に関する考慮事項
3
3
移行に関する考慮事項
Designer へのログイン
注 BusinessObjects Data Integrator のこのバージョンを使用するには、すべての
既存の BusinessObjects Data Integrator リポジトリをバージョン 11.7.0.0 にアップ
グレードします。
このセクションでは、このバージョンの Data Integrator に関連するすべての移行固有
の動作の変更を示し、その内容を簡単に説明します。Data Integrator の以前のリリー
ス間の移行に固有動作の変更を見るには、 『BusinessObjects Data Integrator 移行
』ガイドを参照してください。このガイドは Business Objects SA カスタマー サポート
Web サイト (http://support.businessobjects.com/documentation/)から入手できます。
Designer へのログイン
Data Integrator 11.7.3 では、Designer から開始したジョブのログ(トレース、エラー、モ
ニタ)だけが表示されます。他の方法(コマンド ライン、リアルタイム、スケジュールされ
ていたジョブ、または Web サービス)を通じて開始したジョブのログは表示されません。
他のログ ファイルにアクセスするには、Data Integrator 管理コンソールのアドミニスト
レータを使用します。
データ フローのキャッシュ タイプ
リポジトリを 11.7 より前のバージョンから、バージョン 11.7.3.0 を使用する 11.7 のリポ
ジトリにアップグレードするとき、すべてのデータ フローにデフォルトの[キャッシュ タイ
プ]の値として[ページング可能]が割り当てられます。これは 11.7.2.0 での動作と異
なります(11.7.2.0 では、アップグレードされたデータ フローのデフォルトの[キャッシュ
タイプ]の値は[メモリ上]です)。
大量のメモリを使用するデータ フローのページング可
能なキャッシュ
Data Integrator はメガバイトのメタデータをサポートするため、ジョブを処理および実
行するときに、より多くのメモリを消費する可能性があります。以前のバージョンでいず
れかのジョブのメモリ消費が 2 ギガバイトの仮想メモリの制限に近いレベルに達してい
た場合、同じジョブで仮想メモリの不足が起きる可能性があります。ジョブで仮想メモリ
の不足が起きた場合、次の作業を実行してください。
24
•
データ フローの[キャッシュ タイプ]の値を[ページング可能]に設定します。
•
次の条件にあてはまるページング可能なキャッシュ ディレクトリを指定します。
• データに対して十分なディスク領域を持つ。ページング可能キャッシュに
必要なディスク領域を予測するには、以下の要因を考慮します。
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
移行に関する考慮事項
埋め込みデータ フロー
•
•
•
同時に実行されるジョブまたはデータ フローの数
同時に実行される各データ フローに必要なページング可能キャッシュ
の量
Data Integrator システムおよびオペレーティング システム(Windows の C:
ドライブや UNIX のルート ファイル システムなど)とは別のディスクまたは
ファイル システムである。
埋め込みデータ フロー
BusinessObjects Data Integrator のこのバージョンでは、入力ポートと出力ポートの両
方を持つ埋め込みデータフローを作成できません。新しい埋め込みデータ フローは、
データ フローの開始時または終了時にだけ最大 1 つのポートで作成できます。この
ポートは入力ポートと出力ポートのどちらでもかまいません。
しかし、BusinessObjects Data Integrator バージョン 11.7.2 以降にアップグレードした
後、以前のバージョンで作成した埋め込みデータ フローは引き続き実行します。
Oracle リポジトリのアップグレード
以前にレポジトリを BusinessObjects Data Integrator 11.7.0.0 へアップグレードして、
アドミニストレータからセントラル リポジトリで[オブジェクトの状態に関するレポート]を
開くと、ORA04063 ビュー ALVW_OBJ_CINOUT にエラーがありますというエラーが表示
される場合があります。バージョン 11.7.0.0 より前の Oracle セントラル リポジトリがあ
り、セントラル リポジトリを 11.7.0.0 にアップグレードした場合に、この問題が発生しま
す。
注 BusinessObjects Data Integrator の以前のバージョンから 11.7.0.0 にアップ
グレードした後、バージョン 11.7.3 (このリリース)にアップグレードした場合に、こ
の問題が発生する可能性があります。この場合は、以下の手順に従う必要があり
ます。代わりに、バージョン 11.7.0.0 にアップグレードしないで、11.7.0.0 以前の
バージョンから 11.7.3 にアップグレードする場合は、この問題は発生しません
(11.7.2.0 で修正済みです)。
このエラーを修正するには、Oracle SQL エディタ(SQLPlus など)を使用してビュー
ALVW_OBJ_CINOUT を手動で削除して再作成する必要があります。
次の SQL ステートメントを使用してアップグレードを実行します。
DROP VIEW ALVW_OBJ_CINOUT;
CREATE VIEW ALVW_OBJ_CINOUT (OBJECT_TYPE, NAME, TYPE, NORMNAME,
VERSION, DATASTORE, OWNER,STATE, CHECKOUT_DT, CHECKOUT_REPO,
CHECKIN_DT,
CHECKIN_REPO, LABEL, LABEL_DT,COMMENTS,SEC_USER,SEC_USER_COUT) AS
(
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
25
3
3
移行に関する考慮事項
Solaris および AIX プラットフォーム
select OBJECT_TYPE*1000+TYPE,NAME, N'AL_LANG' , NORMNAME,VERSION,DATA
STORE, OWNER, STATE, CHECKOUT_DT, CHECKOUT_REPO, CHECKIN_DT,
CHECKIN_REPO, LABEL, LABEL_DT,COMMENTS,SEC_USER ,SEC_USER_COUT
from AL_LANG L1 where NORMNAME NOT IN ( N'CD_DS_D0CAFAE2' , N'XML_TEM
PLATE_FORMAT' , N'CD_JOB_D0CAFAE2' , N'CD_DF_D0CAFAE2' ,
N'DI_JOB_AL_MACH_INFO' , N'DI_DF_AL_MACH_INFO' , N'DI_FF_AL_MACH_INFO' )
union
select 20001, NAME,FUNC_TYPE ,NORMNAME, VERSION, DATASTORE, OWNER,
STATE, CHECKOUT_DT, CHECKOUT_REPO, CHECKIN_DT,
CHECKIN_REPO, LABEL, LABEL_DT,COMMENTS,SEC_USER ,SEC_USER_COUT
from AL_FUNCINFO F1 where FUNC_TYPE = N'User_Script_Function' OR OWNER <>
N'acta_owner'
union
select 30001, NAME, N'PROJECT' , NORMNAME, VERSION, N'' , N'' , STATE,
CHECKOUT_DT, CHECKOUT_REPO, CHECKIN_DT,
CHECKIN_REPO, LABEL, LABEL_DT,COMMENTS,SEC_USER ,SEC_USER_COUT
from AL_PROJECTS P1
union
select 40001, NAME,TABLE_TYPE, NORMNAME, VERSION, DATASTORE, OWNER,
STATE, CHECKOUT_DT, CHECKOUT_REPO, CHECKIN_DT,
CHECKIN_REPO, LABEL, LABEL_DT,COMMENTS,SEC_USER ,SEC_USER_COUT
from AL_SCHEMA DS1 where DATASTORE <> N'CD_DS_d0cafae2'
union
select 50001, NAME, N'DOMAIN' , NORMNAME, VERSION, DATASTORE, N'' , STATE,
CHECKOUT_DT, CHECKOUT_REPO, CHECKIN_DT,
CHECKIN_REPO, N'' ,to_date( N'01/01/1970' , N'MM/DD/YYYY' ), N'' ,SEC_USER
,SEC_USER_COUT
from AL_DOMAIN_INFO D1
);
Solaris および AIX プラットフォーム
Solaris プラットフォームと AIX プラットフォーム上の BusinessObjects Data Integrator
11.7.3 は、64 ビットのアプリケーションで、有効な接続を行うためには、64 ビット バー
ジョンのミドルウェア クライアント ソフトウェア(Oracle や SAP など)が必要です。前の
バージョンから BusinessObjects Data Integrator 11.7.3 にアップグレードしている場
合、関連付けられているすべてのミドルウェア クライアント ソフトウェアをそのクライア
ントの 64 ビット バージョンにアップグレードする必要もあります。すべてのライブラリ
パスを更新して、BusinessObjects Data Integrator が正しい 64 ビット ライブラリ パス
を使用できるようにする必要があります。
Data Quality
BusinessObjects Data Integrator は、データ品質の必要性に対応した Data Quality
XI (以前は、 データ クレンジングと呼ばれていました)アプリケーションを統合してい
ます。これは Firstlogic の RAPID テクノロジに代わるものです。
26
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
移行に関する考慮事項
データ フローを移行して、新しい Data Quality トランスフォームを使用する
Data Integrator のデータ クレンジングには、次の変更が行われています。
•
以前は、所有している Firstlogic 製品に応じて、データ品質機能を表す最大 3 つ
の個別のトランスフォーム(Address_Enhancement、Match_Merge、および
Name_Parsing)がありました。
データ品質プロセスは、Data Quality プロジェクトを通じて行われるようになりまし
た。データ品質プロセスは、Data Quality プロジェクトを通じて行われるようになり
ました。
データ クレンジング トランスフォームを含むすべてのデータ フローを識別し、それ
らを、Data Quality の青写真やカスタム プロジェクトに関連する新しい Data Quality
プロジェクトに置き換える必要があります。
•
Data Quality には、独自にカスタマイズしたプロジェクトを作成するときの開始点と
して使用できる多くのサンプルの青写真が含まれています(インストールに対応す
るように青写真を変更する必要がある場合があります。青写真情報の更新につい
ては、「リリース ノート」を含む BusinessObjects Data Quality のマニュアルを参照
してください)。 これらのいずれの青写真もニーズを満たさない場合は、これらの青
写真をプロジェクトとして保存して編集するか、新しいプロジェクトを作成できます。
•
プロジェクト アーキテクト(Data Quality のグラフィカル ユーザー インターフェイス)
を使用して、プロジェクトを編集するか新しいプロジェクトを作成できます。プロジェ
クトまたは青写真の XML を手動で編集しないようにしてください。
•
Data Integrator にインポートされた各 Data Quality プロジェクトは、Data Quality
サーバー上のプロジェクトまたは青写真への参照を表します。Data Integrator Data
Quality プロジェクトは、フィールド マッピングを許可します。
データ フローを移行して、新しい Data Quality トラン
スフォームを使用する
1 Data Quality XI をインストールし、サーバーを設定して、Data Integrator で使
用する前に Data Quality XI が起動するか確認します。インストール手順につ
いては、Data Quality XI のマニュアルを参照してください。
2 Data Integrator Designer で、Business Objects Data Quality タイプの新しい
データストアを作成し、Data Quality サーバーに接続します。
3 使用するデータ品質変換を表す Data Quality プロジェクトをインポートします。
各プロジェクトは、データベース内の Data Quality プロジェクトとして表示され
ます。最も一般的なデータ品質変換の場合、Data Quality リポジトリで既存の
青写真(サンプル プロジェクト)を使用できます。
4 データ フロー内の古い各データ クレンジング トランスフォームを、インポート
された Data Quality トランスフォームの 1 つに置き換えます。また、入力スキー
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
27
3
3
移行に関する考慮事項
分散化データ フロー
マと出力スキーマを、データ フロー内で使用されるソースとターゲットに再接
続する必要もあります。
このリリースでも、古いデータ クレンジング トランスフォーム(address_enhancement、
name_parsing、match_merge)の 1 つを含むデータ フローを開くときに、古いトランス
フォームを参照できます(ただし、それらのトランスフォームはオブジェクト ライブラリで
は使用できません)。プロパティを開き、各トランスフォームの詳細を確認できます。
古いデータ クレンジング トランスフォームのいずれかを使用するデータ フローを検証
するときに、次のようなエラーが表示される場合があります。
[Custom Transform:Address_Enhancement] BODI-1116074: First Logic support is obsolete.
Please use the new Data Quality feature.
古いデータ クレンジング トランスフォームを使用するデータ フローを含むジョブを実
行することはできません(同じエラーが表示されます)。
データ クレンジング データ フローの新しい Data Quality トランスフォームへの移行に
ついて支援が必要な場合は、Business Objects カスタマー サポート(http://support.busi
nessobjects.com/)に問い合わせてください。
注 BusinessObjects Data Integrator 11.7.3 では、Data Quality データストアのメ
タデータをリコンサイルできます。
分散化データ フロー
このバージョンの Data Integrator をアップグレードした後に、既存のジョブには次の
デフォルトの値と動作が設定されます。
•
ジョブの[配布レベル]:[ジョブ]
ジョブ内のデータ フローはすべて同じ Job Server で実行されます。
•
[最適化目的の統計の収集]および[監視目的の統計の収集]のデフォルトはオフ
です。
•
[収集された統計の使用]のデフォルトはオンです。
統計は最初に収集されないため、Data Integrator は最初に統計を使用しません。
•
すべてのデータ フローは、サブ データ フロー プロセスではなく、プロセスとして
実行されます。
このバージョンの Data Integrator を使用して作成する新しいジョブとデータ フローの、
デフォルト値と動作は次のとおりです。
28
•
ジョブの[配布レベル]:[ジョブ]
•
すべてのデータ フローの[キャッシュ タイプ]:[ページング可能]
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
移行に関する考慮事項
XML スキーマの拡張
•
[最適化目的の統計の収集]および[監視目的の統計の収集]のデフォルトはオフ
です。
•
[収集された統計の使用]のデフォルトはオンです。
Data Integrator で統計を使用する場合は、最初に最適化用の統計を収集する必
要があります。
•
すべてのデータ フローは単一のプロセスとして実行されます。データ フローを複
数のサブ データ フロー プロセスとして実行するには、Data_Transfer トランスフォー
ムを使用するか、トランスフォームまたは関数の[別のプロセスとして実行]をオンに
します。
•
すべての一時キャッシュ ファイルは、LINK_DIR/log/PCache ディレクトリの下に作
成されます。このオプションは、サーバー マネージャから変更できます。
XML スキーマの拡張
Data Integrator 11.7 には、XML ターゲット オブジェクトに対する新しい[スキーマの
場所を含める]オプションが追加されました。このオプションは、デフォルトで選択され
ています。
Designer のオプション [ツール] > [オプション] > [Job Server] > [一般]で、Data
Integrator 11.5.2 はセクション AL_Engine のキー XML_Namespace_No_SchemaLocation
を提供していました。デフォルト値[FALSE]は、スキーマの場所が含まれることを表し
ます。11.5.2 からアップグレードし、[XML_Namespace_No_SchemaLocation]を[TRUE]
に設定する(スキーマの場所を含めない)場合、XML ターゲット オブジェクトに対して
古い動作を維持するために、すべてのデータ フローで XML ターゲットを開いて、[ス
キーマの場所を含める]オプションをオフにする必要があります。
パスワード管理
•
このリリースの Data Integrator から、すべてのパスワード フィールドは、2 フィッシュ
アルゴリズムを使用して暗号化されます。
•
リポジトリ データベースの新しいパスワードを更新するプロセスを簡略化するため
に、Data Integrator には新しいパスワード ファイル機能が導入されています。リポ
ジトリをホストしているデータベースに対するパスワードを変更する必要がない場合
は、このオプション機能を使用する必要はありません。
ただし、パスワードを変更する必要がある場合(たとえば、90 日ごとにパスワードを
変更するというセキュリティ要件が規定されている場合)は、スケジュールされたジョ
ブまたは外部ジョブのコマンド ファイルを移行して、この機能を使用することをお
勧めします。
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
29
3
3
移行に関する考慮事項
Web アプリケーション
移行するには、パスワード ファイルを使用するすべてのジョブ コマンド ファイルを
再生成する必要があります。移行の後、リポジトリのパスワードを更新するときに、
パスワード ファイルのみを再生成する必要があります。パスワード ファイル機能を
使用して移行しない場合は、関連するパスワードを変更するたびに、すべてのジョ
ブ コマンド ファイルを再作成する必要があります。
Web アプリケーション
•
Data Integrator アドミニストレータ(従来は「ウェブ アドミニストレータ」と呼んでいま
した)および metadata Reports インタフェースが BusinessObjects Data Integrator
11.7 では新しい管理コンソールに統合されました。それによって管理コンソールの
起動パッド(ホーム ページ)からすべての BusinessObjects Data Integrator Web
アプリケーションを起動できるようになりました。 前のアドミニストレータの URL を
示すブックマークやお気に入りを作成している場合は、http://computer
name:port/diAdmin を示すようにブックマークを更新する必要があります。
•
以前のバージョンの Data Integrator で Web サービスの呼び出しのために WSDL
を生成している場合は、Data Integrator 11.7 でアドミニストレータへの URL が変
更されているため、WSDL を再生成する必要があります。
Web サービス
Data Integrator は現在 Xerces2 ライブラリを使用しています。11.7 以上にアップグ
レードし、Web サービス設定ファイルで xsdPath パラメータを使用するように Web サー
ビス アダプタを設定するときに、古い Web サービス アダプタを削除し、新しい Web
サービス アダプタを作成します。xsdPath パラメータの設定は必要なくなりました。
30
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
UNIX でのデプロイメント
4
4
UNIX でのデプロイメント
UNIX システムの次の要件を確認してください。
•
JDK バージョン 1.4.2 をベンダーのマニュアルの説明に従ってインストールします
(夏時間設定の更新が影響する場合は、JDK パッチ、バージョン 1.4.2_13 以上、
1.4.x 互換バージョンをインストールします)。
•
AIX メンテナンス レベルは、5200-05 以上にする必要があります。AIX のすべて
のバージョンについて、次のファイル セットをインストールする必要があります。
ファイル セット
レベル
状態
説明
xlC.aix50.rte
6.0.0.13
COMMITTED
C Set ++ Runtime
for AIX 5.0
xlC.rte
6.0.0.0
COMMITTED
C Set ++ ランタイム
xlC.msg.en_US.rte 6.0.0.0
COMMITTED
C Set ++ ランタイム
メッセージ、
U.S.English
これらの xlC ファイルセットおよびそのレベルを AIX システムで調べるには、lslpp
-l xlC* コマンドを使用します。
ブラウザ関連のエラーについては、$LINK_DIR/log/DITC.log ファイルを参照して
ください。
•
•
Red Hat Linux 4 の場合は、次のパッチをインストールしてください。
•
glibc-2.3.4-2
•
libgcc-3.4.3-9.EL4
•
compat-libstdc++-296-2.96-132.7.2
•
compat-libstdc++-33-3.2.3-47.3
Solaris 9 の場合は、適切なパッチをインストールしてください。
•
•
Solaris 10 SPARC の場合は、次のパッチをインストールします。
•
32
111721-04 をインストールします(32 ビットおよび 64 ビット SPARC の両方、ベ
ンダーの最新のパッチの更新を参照してください)。
120470-01
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
アダプタ インターフェイス
5
5
アダプタ インターフェイス
JMS アダプタ インターフェイス
ここでは、このリリースで提供されているアダプタ インターフェイスのインストール、設
定、および使用に関連するリリース ノートを示します。
インストールの詳細は、 『BusinessObjects Data Integrator スタートアップ ガイド 』
(JMS) の Salesforce.com インターフェイスの統合のサブセクションを参照してくださ
い。
JMS アダプタ インターフェイス
他の Data Integrator マニュアルと同じディレクトリにある 『Data Integrator Adapter for
JMS 』の詳細な技術マニュアルを参照してください。
•
JMS アダプタは汎用であり、どの JMS プロバイダの JMS ライブラリとでも共に機能
します。
•
このバージョンの JMS アダプタは、BEA システムの Weblogic JMS ライブラリを使
用して、JMS プロバイダとしてテスト済みです。
•
JMS アダプタを他の JMS プロバイダと共に実行している場合は、特定の JMS プロ
バイダに関連付けられているサード パーティの jar ファイルの場所を含める必要
があります。
•
[Adapter インスタンスの設定]ページの[クラスパス]フィールドには、Data Integrator
が提供している jar ファイルのリストが含まれます。JMS jar ファイルの場所を、[ク
ラスパス]フィールドに追加してください。
Salesforce.com Adapter インターフェイス
他の Data Integrator マニュアルと同じディレクトリにある 『Data IntegratorSalesforce.com
Adapter Interface 』の詳細な技術マニュアルを参照してください。
Salesforce.com アダプタ インターフェイスは、Data Integrator バージョン 11.6 以上と
互換します。
34
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
マニュアルの更新
6
6
マニュアルの更新
バージョン 11.7.3 の新機能
Data Integrator 11.7.3.0 の技術マニュアルでは、以下の内容が更新されているので
注意してください。これらの変更はマニュアル セットの次のリリースに含まれる予定で
す。
注 番号は ADAPT システムの問題報告追跡番号です。
バージョン 11.7.3 の新機能
HP Neoview データベースのサポート
このバージョンでは、HP Neoview データベースを Designer 内の新しいデータストア
オプションを通じて、ソースまたはターゲットとしてサポートします。 HP Neoview ODBC
ドライバ が(Data Integrator Designer と Job Serverが置かれている)クライアント コン
ピュータ上にインストールされ設定されていることを確認します。
『BusinessObjects Data Integrator Designer ガイド 』の「データストア」セクションと
『BusinessObjects Data Integrator リファレンス ガイド 』の「BusinessObjects Data
Integrator オブジェクト」セクションの「データストア」サブセクションを参照してください。
HP Neoview で利用可能な ODBC オプションの詳細については、 『BusinessObjects
Data Integrator リファレンス ガイド 』の「BusinessObjects Data Integrator オブジェク
ト」の「データストア」サブセクションの「ODBC」サブセクションを参照してください。
非構造化テキストの読み取りのための Inxight の統合
BusinessObjects Data Integrator バージョン 11.7.3 は、Web サービスを介して Inxight
SDX(SmartDiscovery Extraction Server)を呼び出すことによって非構造化テキストか
らのコンテンツの抽出と変換をサポートします。BusinessObjects Data Integrator 2 つ
の新しい機能が追加されました。それによって必要な base64 エンコードを使用して
データを Inxight に渡すことができます。
以下の手順は、BusinessObjects Data Integrator を SDX Web サービスで使用する方
法を示しています。
1 Designer で、Inxight SDX Web サービスに接続するアダプタ データストアを作
成します。
2 Inxight アダプタ データストアから処理をインポートします。これがアダプタ Web
サービス機能になります。
3 アダプタ機能を開き、必要に応じてスキーマを編集します。例えば base64 テ
キスト列の列の長さを大きくします。
36
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
マニュアルの更新
バージョン 11.7.3 の新機能
4 データ フロー クエリーで、base64_encode 関数を使用して入力テキストを base64
にエンコードします。
5 他の Query トランスフォームを使用して Inxight Web サービス機能を呼び出
し、エンコードされたテキストを入力として渡します。
6 base64_decode 関数を使用して、返された結果をプレーン テキストとして再度
デコードします。
関連項目
•
•
37 ページの 「base64_encode」
38 ページの 「base64_decode」
base64_encode
base64 でエンコードしたデータをエンジンのロケール文字セットで戻します。
構文
base64_encode(input data, 'UTF-8')
戻り値
varchar
base64 でエンコードしたデータを戻します。入力データが NULL か、サイズが 0 の場
合、Data Integrator は NULL を戻します。 そうでない場合は、RFC 2045 に適合する
base64 でデコードしたデータを戻します。
input data
base64 にエンコードする入力データ。 long または BLOB データ型を
サポートしません。
UTF-8
入力データのコード ページUTF-8 は、BusinessObjects Data Integrator
バージョン 11.7.3 には必須です。
例
Inxight SDX Web サービスを使用して電子メールのコンテンツから住所および郵便
番号を抽出できます。 Inxight SDX Web サービスの要件の 1 つは、コンテンツを
base64 エンコード形式で送信し、コンテンツの文字セットを指定することです。 Inxight
SDX Web サービスは、base64 エンコード形式で抽出タイプおよび名前を戻します。
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
37
6
6
マニュアルの更新
バージョン 11.7.3 の新機能
例えば、データを含むフラット ファイル ソースによってデータ フローを作成します。
コンテンツ データの列名は、CONTENT です。
次のように、 Query トランスフォーム内のソースをマッピングします。 CONTENT 列
の列マッピング エディタで次のように指定します。
base64_encode(CONTENT, 'UTF-8')
このクエリーを Inxight SDX Web サービスを呼び出す他のクエリーにマッピングしま
す。応答は Extract Entities Response という名前の NRDM スキーマで取得されま
す。 抽出フィールドの値は、base64 でエンコードされます。
他の Query トランスフォームにマッピングし、次の例のように base64 でエンコードし
たデータをデコードします。
base64_decode(extract_name, 'UTF-8')
関連項目
•
38 ページの 「base64_decode」
base64_decode
base64 でエンコードした入力をデコードした後でソース データを戻します。
構文
base64_decode(base64-encoded input, 'UTF-8')
戻り値
varchar
base64 でエンコードした入力をデコードした後でソース データを戻します。.入力が
NULL か、データ サイズが 0 の場合、Data Integrator は NULL を戻します。 そうで
ない場合は、RFC 2045 に適合する base64 でデコードしたデータを戻します。
38
base64-encoded input
base64 でエンコードした入力データlong または BLOB デー
タ型をサポートしません。
UTF-8
出力データのコード ページUTF-8 は、BusinessObjects
Data Integrator バージョン 11.7.3 には必須です。
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
マニュアルの更新
スタートアップ ガイド
関連項目
•
37 ページの 「base64_encode」
Job Server の機能強化
着信要求にマルチスレッド処理を使用するとき、各 BusinessObjects Data Integrator
Job Server は、応答時間を劣化させることなく最大 50 個の Designer クライアントを同
時にサポートできるようになりました (一度に 50 個以上の Designers をサポートできる
ようにするには、より多くの Job Server を作成します)。
また、Job Server は毎日 1 つの Job Server ログ ファイルを作成するようになりました。
アドミニストレータの[ログの保存期間]ページで新しい設定を使用して、Job Server ロ
グを一定の日数の間保持できます。
最後に、各 Designer クライアントは、その Designer から実行されたジョブのログだけ
を表示します。管理コンソール、コマンド ライン、または Web サービスを使って実行さ
れたジョブのログは表示しません。
スタートアップ ガイド
Citrix Presentation Server バージョン 4.0
Citrix について説明しているドキュメンテーションは『Data Integrator スタートアップ ガ
イド』の以前のバージョンで削除されました。 Data Integrator は Citrix Presentation
Server バージョン 4.0 をサポートします。詳細については、Business Objects デベロッ
パ コミュニティの Web サイト http://diamond.businessobjects.com/EIM/DataIntegrator
の Citrix サポートのドキュメンテーションを参照してください。
AIX ユーザー リソース制限
ADAPT00871860
「UNIX システムへの BusinessObjects Data Integrator のインストール」のセクション
(章)の「AIX ユーザー リソース制限」のサブセクションで、ユーザー リソース制限テー
ブルの次の行を変更します。
変更前
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
39
6
6
マニュアルの更新
Designer ガイド
ユーザー リソース制限
値
備考
データ(KB)
2097151
最低 2GB 必要
ユーザー リソース制限
値
備考
データ(KB)
制限なし
(空白)
変更後
Designer ガイド
Microsoft SQL Server 2005 の変更されたデータの取り込み
Data Integrator では、Microsoft SQL Server 2005 に対して変更されたデータの取り
込み(CDC)がサポートされるようになりました。
「第 19 章 変更されたデータを取り込む方法」の「CDC 用 SQL Replication Server の
セットアップ」は、Microsoft SQL Server 2000 に対応する内容です。
次の手順が、Microsoft SQL Server 2005 に適用されます。
Microsoft SQL Server 2005 CDC 用のパブリケーションを設定する
1 Microsoft SQL Server Management Studio を起動します。
2 SQL Server を選択し、[レプリケーション]メニューを右クリックして、新規作成
> パブリケーションを選択します。パブリケーションの新規作成ウィザードが開
きます。
3 パブリケーションの新規作成ウィザードで[次へ]をクリックします
4 公開するデータベースを選択し、[次へ]をクリックします。
5 [パブリケーションの種類]で、[トランザクション パブリケーション]を選択し、
[次へ]をクリックして続行します。
6 アーティクルとして公開するテーブルおよび列をクリックして選択します。次に、
[アーティクルのプロパティ]をクリックして開きます。
40
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
マニュアルの更新
Designer ガイド
7 [クラスタ化インデックスのコピー]、[INSERT、UPDATE、DELETE ストアド プ
ロシージャのコピー]、[サブスクライバでスキーマを作成]を False に設定しま
す。
8 [名前が使用中である場合のアクション]を[既存のテーブルを変更せずに保
持します]に設定します。
9 [UPDATE 配信形式]および[DELETE 配信形式]を XCALL <ストアド プロ
シージャ> に設定します。[OK] をクリックして、アーティクルのプロパティを保
存します。
10 [エージェント セキュリティ]を設定し、アカウントの接続設定を指定します。[セ
キュリティ設定]をクリックして、[スナップショット エージェント]を設定します。
11 システム管理権限でエージェント セキュリティのアカウントを設定し、[OK]をク
リックします。
12 [セキュリティ設定]をクリックして、[ログ リーダー エージェント]にログイン パ
スワードを入力します。これは、システム管理権限が付与されたログインになる
必要があります。
13 [ログ リーダー エージェントのセキュリティ]ウィンドウで、パスワード情報を入
力し、確認します。
14 [パブリケーションを作成する]をクリックして選択し、[完了]をクリックして新し
いパブリケーションを作成します。
15 ウィザードを終了するには、パブリケーション名を入力し、[完了]をクリックして
パブリケーションを作成します。
UNIX プラットフォームでの Microsoft Excel ワークブック ファイル形
式の作成
注 『BusinessObjects Data Integrator Designer ガイド 』の「第 6 章:ファイル形
式」に、次の新しいセクションが追加されました。
このセクションでは、Microsoft Excel ワークブックを UNIX プラットフォーム上の Job
Server でソースとして使用する方法を説明します。
Windows で Microsoft Excel ワークブック ファイル形式を作成する場合は、 『Data
Integrator リファレンス ガイド 』の「Excel ワークブック形式」を参照してください。
ワークブックにアクセスするには、アドミニストレータでアダプタ インスタンスを作成およ
び設定する必要があります。設定プロセスの概要を以下の手順に示します。アダプタ
作成の詳細については、 『Data Integrator 管理コンソール:アドミニストレータ ガイド
』の「アダプタ」を参照してください。
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
41
6
6
マニュアルの更新
Designer ガイド
Microsoft Excel ワークブック ファイル形式を UNIX で作成する
1 サーバー マネージャ($LINK_DIR/bin/svrcfg)を使用して、UNIX Job Server
がアダプタをサポートできるか確認します。 『BusinessObjects Data Integrator
スタートアップ ガイド 』の「Job Server の設定」を参照してください。
2 Job Server に関連付けられているリポジトリがアドミニストレータに追加されて
いるか確認します。リポジトリをアドミニストレータに追加する方法については、
『Data Integrator 管理コンソール:アドミニストレータ ガイド 』の「リポジトリの追
加」を参照してください。
3 アドミニストレータで、アダプタを追加して Excel ワークブックにアクセスします。
『Data Integrator 管理コンソール:アドミニストレータ ガイド 』の「アダプタ イン
スタンスの追加と設定」を参照してください。
Job Server ごとに 1 つの Excel アダプタのみ設定できます。次のオプションを
使用します。
• [インストールされているアダプタ]タブで、[MSExcelAdapter]を選択しま
す。
• [アダプタ インスタンス名]の[アダプタ設定]タブで、BOExcelAdapterと入力
します(必須、大文字と小文字を区別します)。
1 MB を超えるファイルを処理する場合を除き、他のすべてのオプションをデ
フォルト値のままにできます。その場合は、[追加の Java ランチャー オプショ
ン]の値を“-Xms64m -Xmx512”または“-Xms128m -Xmx1024m”(デフォルト
は -Xms64m -Xmx256m)に変更します。Java メモリ管理によって、非常に大き
いファイル(または大量の小さいファイル)の処理が禁止される場合があります。
4 アダプタを起動します。
5 Designer のオブジェクト ライブラリの[形式]タブで、Excel ワークブックをイン
ポートしてファイル形式を作成します。詳細については 『BusinessObjects Data
Integrator リファレンス ガイド 』の「Excel 形式」を参照してください。
注
•
•
•
42
ワークブックをインポートするには、Windows ファイル システムでワークブック
を使用可能にする必要があります。あとで実際のファイルの場所を変更して、
形式ソース エディタで処理する際に使用できます。 『BusinessObjects Data
Integrator リファレンス ガイド 』の「Excel ワークブック ソース」を参照してくださ
い。
Designer でデータを再インポートまたは表示するには、ファイルを Windows
上で使用可能にする必要があります。
エラー ログ ファイルのエントリは、日付および時刻フィールドで数値として表
すことができます。
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
マニュアルの更新
リファレンス ガイド
また、Data Integrator はエラーを含むレコードを出力に書き込みます(Windows で
は、これらのレコードは無視されます)。
リファレンス ガイド
次の更新は、 『BusinessObjects Data Integrator リファレンス ガイド 』に適用されます。
ローダの最大数
ADAPT00667119
Data Integrator は、最大で 10 個のローダをサポートするようになりました。
以下のセクションで、[ローダ数]オプションについて説明しています。
•
第 2 章「Data Integrator オブジェクト」の表 2-30「すべてのデータベースで利用
できるターゲット テーブルのオプション」の「ターゲット」のセクション
•
第 5 章「トランスフォーム」の「ターゲット テーブル オプション」の項の「Data_Transfer」
のセクション
これらの[ローダ数]に関する説明の最初の段落を、次の段落に置き換えてください。
ローダが 1 つのロードは“シングル ローダ ロード”とも呼ばれます。ローダが複数ある
ときのロードは“パラレル ロード”とも呼ばれます。ローダ数のデフォルトは 1 で、ロー
ダの最大数は 10 です。この最大値を超える数を指定すると、Data Integrator は 10
個のローダを使用します。
予約語
ADAPT00621691
Data Integrator リポジトリを作成するときに、ユーザー名として予約語を使用すること
はできません。
第 10 章「予約語」の「予約語の概要」のセクションには、デザイン要素の名前として使
用できない予約語がリストされています。この最初の段落を、次の段落に置き換えてく
ださい。
以下に示す語は、Data Integrator で特別な意味があります。そのためワーク フロー、
データ フロー、トランスフォーム、またはユーザーが作成するその他の設計要素の名
前に使用しないでください。これらの予約語は、Data Integrator リポジトリを作成する
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
43
6
6
マニュアルの更新
Salesforce.com 用の Adapter Interface ガイド(英語のみ)
ときに、ユーザー名として使用することもできません。これらの予約語は、大文字と小
文字のいずれかの組み合わせで予約されています。
UNIX 用 Microsoft Excel ワークブック形式
第 2 章「オブジェクト」の「オブジェクトの説明」および 「Excel ワークブック形式」の説
明にある「注」の 5 つ目の箇条書きを次の内容に置き換えてください。
•
ワークブック固有(グローバル)の名前の範囲の場合、Data Integrator は range と
いう名前の範囲に range という名前を付けます。ただし、ワークシート固有(ローカ
ル)の名前の範囲の場合、Data Integrator はワークシート Sheet1 に属している
range という名前の範囲に range!Sheet1 という名前を付けます。
UNIX では、ワークブック固有(グローバル)の名前付き範囲を定義するときに、ワー
クシート名も含める必要があります。
Salesforce.com 用の Adapter Interface ガイド(英語
のみ)
Salesforce.com の新しいカスタム テーブルを作成し、Data Integrator Designer からそ
のテーブルの CDC データをフェッチしようとすると、CDC テーブルで開始日付を指
定していない場合は、Data Integrator で次の内容のエラーがスローされます。
Error reading from <custom table name>: <There was an unexpected error. Salesforce.com
message is startDate before or replication enabled date>.
したがって、Salesforce.com 用の Adapter Interface ガイドの、CDC テーブル ソース
のデフォルトの開始日の使用に関するセクションは、次のような内容になります。
開始日の値を指定しない場合
•
(最初の実行で)チェックポイントが利用できない場合、Data Integrator は
Salesforce.com 保持期間の開始を開始日として使用します。
•
チェックポイントが利用でき、Salesforce.com 保持期間内である場合、Data Integrator
はチェックポイントを開始日として使用します。保持期間の前にチェックポイントが
発生する場合、Data Integrator は保持期間の開始を開始日として使用します。
•
Data Integrator はエラー メッセージを発行することがあります。Business Objects
は、CDC テーブルのデフォルトの開始日を指定することを推奨します。
Salesforce.com 用の Adapter Interface ガイド(英語のみ)のバージョン 11.7.0.0 で次
の変更が行われています。これらの変更はマニュアル セットの将来のリリースに組み
込まれます。
44
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
マニュアルの更新
Salesforce.com 用の Adapter Interface ガイド(英語のみ)
第 3 章の 29 ページ、「CDC テーブル ソースのデフォルトの開始日の使用」に関する
セクションの説明が次のように変更されます。
開始日の値を指定しない場合
•
(最初の実行で)チェックポイントが利用できない場合、Data Integrator は
Salesforce.com 保持期間の開始を開始日として使用します。しかし、テーブルが
Salesforce.com 保持期間内に作成され、チェックポイントが利用できない場合、実
行時にエラー メッセージが返されます。ソース オブジェクトを絞り込み、[CDC テー
ブル ソースのデフォルト開始日]の値を入力します。この問題を回避するために、
この値はテーブルが作成された日より後でなければなりません。
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
45
6
解決した問題
7
7
解決した問題
これらのリリース ノートの最新バージョンについては、http://support.businessob
jects.com/documentation/を参照してください。ここには、バージョン 11.7.3 特有の修
正についても説明されています。
次のテーブルの番号は、昇順でソートされており、Business Objects ADAPT システム
の問題レポート追跡番号を参照します。
ADAPT00534412
Microsoft SQL Server または Sybase データストアのいずれか
を使用して Data Integrator から BusinessObject ユニバースを
作成している場合、BusinessObjects ユニバースでテーブル名
は正しいデータベース名および所有者名で修飾されません。こ
の問題は解決されています。Universe Builder を使用している
顧客は、この修正を有効にするために BusinessObjects Enter
prise CHF-13 以上のパッチ レベルを適用する必要があります。
CHF パッチのダウンロード方法については、カスタマー サポー
トに問い合わせてください。
この修正の詳細については、CHF-13 ドキュメントの
「ADAPT00534412」も参照してください。
ADAPT00613822
DTD スキーマに標準の XML ヘッダーが含まれる場合、アダプ
タはスキーマをインポートできません。この問題は解決されてい
ます。
ADAPT00619275
このリリースでは、BusinessObjects Data Integrator は、Busines
sObjects Data Integrator Web サービスを使用するとき、Xerce2
ライブラリの新しいバージョンを使用します。それによって WSDL
ファイルをインポートできるようになります(以前には、「XML 解
析処理に失敗しました : エラー <例外が発生しました。Type:NetAc
cessorException>」というエラーが発生していました)。
この問題は解決されています。
48
ADAPT00619336
データストア内の列およびテーブルの説明を編集しているとき
に、説明が失われる場合があります。この問題は解決されてい
ます。
ADAPT00619350
Data Integrator は常に Table Comparison トランスフォームのバ
イナリ照合で機能します。比較テーブルの並べ替え順序がバイ
ナリではない場合、Data Integrator では、キャッシュ比較、行単
位比較、およびソース済み比較でそれぞれ異なる結果が生成
されます。
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
解決した問題
ADAPT00619352
Microsoft SQL Server ターゲットで標準のロードとバルク ロード
を使用している場合、2 つのロード方法で小数点の切り上げが
異なります。この問題は解決されています。
ADAPT00619355
メタデータ レポートでは、データ フローの開始タイムスタンプが
正しく表示されません。この問題は修正されています。
ADAPT00619357
ネストされたクエリーとの結合を含む XML ソースを使用するデー
タ フローでは、WHERE 句と ORDER BY 句は正しくコンパイル
され、「不明なタイプ」エラーは表示されなくなりました。
ADAPT00619387
Informix ソースのプッシュダウン機能が改善されました。 Busines
sObjects Data Integrator は、評価の際、Informix データベース
により多くのクエリーをプッシュダウンできるようになり、これらの
シナリオではより高いパフォーマンスを期待できます。
ADAPT00619393
メタデータ レポートには、列のマッピングに関する情報が表示さ
れません。この問題は解決されました。
ADAPT00619403
Designer から Microsoft SQL Server テーブルをインポートして
いるときに、SQL Server の tempdb データベース上のロックが
解放されません。この問題は解決されています。
ADAPT00619413
Data Integrator Designer で Query トランスフォームを使用して
いる場合、Query トランスフォームの他の部分を変更すると、外
部結合エントリが Query トランスフォームから消えてしまうことが
あります。この問題は修正されています。
ADAPT00619414
プロファイルは、NT 認証を使用する Microsoft SQL Server デー
タベース テーブルをプロファイルできるようになりました。
ADAPT00619421
インデックス名のサイズが 64 を超えるインデックスを含む SQL
Server テーブルをインポートすると、テーブルのインポート操作
が失敗します。この問題は解決されています。
ADAPT00619427
Microsoft SQL Server データストアでは、テーブルの所有者の
名前が DBO で、CMS 接続が sa というログイン ユーザー名を
使用する Microsoft SQL Server でもある場合、DBO は所有者
名としての sa と比較されるため、更新されたユニバースでは新
しいテーブル スキーマが新規と判断されます。
したがって Microsoft SQL Server を、ログイン名が sa の CMS
接続として使用しないでください。
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
49
7
7
解決した問題
ADAPT00619438
AS/400 上の DB2 にアクセスしているときに、Data Integrator
は不正な外部結合構文を生成します。この問題は解決されて
います。
ADAPT00619479
Informix の既知の問題により、IBM(R) Informix(R) Dynamic
Server の 2 フェーズ コミット(XA)トランザクションで Data Inte
grator が IBM Informix Dynamic Server へのデータのロードや、
Informix によるデータのプロファイリングに失敗することがありま
した。通常の Informix エラーは次のとおりです。
Could not position within a table
および
Could not do a physical-order read to fetch next row
IBM サイトの参照番号は、Reference# 1172548 です。
http://www-1.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21172548
50
ADAPT00619756
テーブル ローダ内のロード後コマンドが破損する問題は、修正
されました。
ADAPT00619781
Data Integrator を 11.0 から 11.5 または 11.7 にアップグレー
ドすると、メタデータ レポートは Java エラーで失敗します。この
問題は解決されています。
ADAPT00619824
プロファイラを使用してテキスト データ型の列を含む Microsoft
SQL Server テーブルに関する情報を表示するとき、プロファイ
リング サーバが適切に機能するようになりました。
ADAPT00619835
クラスタ化された CMS 環境でメタデータ Integrator を実行する
とき、メタデータを収集する際に CMS コンピュータ名が使用さ
れていました。 そのために影響およびリネージ レポートでは
CMS コンピュータが別のシステムとして表示されていました。こ
のリリースでは、メタデータ インテグレータはクラスタの名前を収
集します。 この動作の変更により、クラスタ化された環境を使用
していて、すでに CMS システムに対して メタデータ インテグ
レータを実行している場合、前に収集されたデータを削除する
必要があります。 この作業の実行方法の詳細は Business Objects SA カスタマー サポートに問い合わせてください。
ADAPT00619871
Informix バージョン 7.3 とクライアント ソフトウェア 2.90 を使用
しているとき、Informix データストアはテーブルを BusinessObjects Data Integrator に正しくインポートできるようになりました。
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
解決した問題
ADAPT00619893
UTF-8 エンコード リポジトリの中で NLS_LENGTH_SEMANTICS
フラグが char に設定されていた場合、プロファイラーが Oracle
データベースを適切に処理できませんでした。 この問題は修正
されています。
ADAPT00619934
Data Integrator の関数 is_valid_datetime() 関数は、時間に 24
を超える値が含まれている場合でも true を返します。この問題
は修正されています。
ADAPT00619969
条件の一覧に日時列を持つ Oracle データベースを lookup_ext
関数で呼び出すと、Data Integrator ジョブは Linux プラットフォー
ムで異常終了する場合があります。この修正は、すべての UNIX
プラットフォームに適用されます。
ADAPT00620002
Windows XP オペレーティング システムで、クエリー エディタの
列が正しく強調表示されるようになりました。
ADAPT00620025
アドミニストレータでは、スケジュールをジョブ名別に並べ替える
ことができるようになりました。
ADAPT00620158
テーブルの所有者を変更した後に列のデータ型と Null 値を使
用できない属性が変更されたことが、差分ビューアに示されなく
なりました。
ADAPT00620250
Data Integrator はメタデータの 8 番目のビットが使用されてい
る非 ASCII 文字(例、ドイツ語のウムラウト)をサポートしていま
せんでした。 この問題は解決されました。
ADAPT00620297
固定幅のファイル形式は、既存のフラット ファイルから正しく作
成されません。この問題は修正されています。
ADAPT00620308
Data Integrator がインポートしたテーブル スキーマに、データ
ベース内の関連付けられたデータ型と一致しない長い列が含
まれている場合、Data Integrator エンジンでアクセス違反エラー
が発生する場合があります。この問題は解決されています。
ADAPT00620314
リアルタイム ジョブが終了すると、さらに 2 つのジョブ インスタン
スが開始します。この問題は修正されています。リアルタイム ジョ
ブは、異常終了した場合 1 回だけ開始されるようになりました。
ADAPT00620336
Catch エラー タイプおよびグループに関する説明が不明確で
す。『リファレンス ガイド』と『Designer ガイド』は修正されて、
Try/Catch ブロックにおける個々のエラー数ではなく、例外の
グループを指定する点が明確に示されるようになりました。
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
51
7
7
解決した問題
ADAPT00620338
Designer は、Oracle 10g データベースで表示されているビュー
をインポートできません。この問題は解決されています。
ADAPT00620345
大きいジョブを検証している場合、Designer はシステム上の使
用可能な古いメモリが原因で異常終了することがあります。この
問題は修正されています。
ADAPT00620352
ジョブの実行を監視しているときに、[モニタ]タブの[行数]と[経
過時間]列は昇順に並べ替えられません。この問題は修正され
ています。
ADAPT00620375
Data Integrator のライセンス キーは、デュアル Ethernet カード
では機能しません。この問題は解決されています。
ADAPT00620377
DTD スキーマに標準の XML ヘッダーが含まれる場合、アダプ
タはスキーマをインポートできません。この問題は解決されてい
ます。
ADAPT00620665
クエリー マッピングでデータ型の変換が必要な場合(varchar
列を integer 列にマッピングする場合など)、検証中に Designer
に警告が表示されますが、実行時にはエラーが発生します。こ
の問題は解決されています。
ADAPT00620689
Data Integrator の index() 関数は、Oracle にプッシュ ダウンさ
れません。修正によってこの問題は解決しました。Oracle で index
関数を実行するのと、Data Integrator 内で index 関数を実行す
るのでは若干の違いがあることに注意してください。詳細につい
ては、Oracle マニュアルの instr() 関数に関する説明を参照し
てください。
ADAPT00620882
関数 lpad および rpad を使用すると、アクセス違反などのクラッ
シュが発生する場合があります。この問題は修正されています。
ADAPT00620958
ログの保持期間に到達した場合、実行中のジョブは、アドミニス
トレータに表示されません。この問題は修正されています。
ADAPT00621069
ABAP プログラムを使用しているときに、次のエラーが発生しま
す。
ABAP SYNTAX ERROR Without the addition "CLIENT SPECI
FIED", you cannot specify...
この問題は解決されています。
52
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
解決した問題
ADAPT00621143
ピボット軸で Reverse_Pivot トランスフォームに datetime 型の変
数を使用している場合、「予期しない軸の値 <2003-08-15> が
トランスフォームで見つかりました」という警告はスローされなくな
りました。この問題は、このリリースで解決されています。Re
verse_Pivot トランスフォームでは変数がサポートされます。
ADAPT00621184
アドミニストレータの一部のページのパスワードは正しく暗号化
されるようになりました。パスワードのテキストは、どのような状況
でも表示できません。
ADAPT00621198
SAP データストアで複数のデータストア設定を使用している場
合、設定間でフォルダ名が切り替えられるようになりました。
ADAPT00621229
Data Integrator で生成された WSDL は、.NET 環境にインポー
トできます。
ADAPT00621278
このリリースでは、Data Integrator が拡張され、複数の行を処理
できる DTD を生成できるようになりました。
ADAPT00621334
Data Integrator は、XML ファイルを大きい varchar 列としてイ
ンポートできるようになりました。このデータをターゲット データ
ベースにロードする場合は、多くのデータベースに、文字デー
タ列の最大サイズ制限があることに注意してください。ターゲッ
ト データベースの制限に注意し、その制限に従って Data Inte
grator ジョブをデザインしてください。
ADAPT00621340
ジョブに複数の検証トランスフォームがあるとき、DI_ERRORCOLUMN ターゲット テーブルに正しいラベルが表示されるようにな
りました。
ADAPT00621996
Case トランスフォームのラベルに日本語の文字を入力しても、
データフローを印刷するときに、「内部アプリケーション エラー」
は表示されなくなりました。
ADAPT00622074
無効なユーザー名やパスワードをアドミニストレータに入力する
と、値がフィールドに残りました。パスワード フィールドが消去さ
れるようになりました。
ADAPT00622121
フラット ファイル エディタの[エラー ファイル名]フィールドで変
数を使用すると、ジョブの実行中にランタイム エラーが発生しま
す。この問題は解決されています。
ADAPT00622137
LONG および TEXT データ型の列はプロファイルされません。
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
53
7
7
解決した問題
ADAPT00622188
フラット ファイル形式にテキスト区切り文字を入力できるようにな
りました。テキスト区切り文字の形式に関する規則と制限は、
フィールドおよび列区切り文字の場合と同じです。
ADAPT00622190
テーブル ローダにロード トリガが設定されている場合、Data Integrator は通常のロードを実行しない場合があります。この問題
は解決されています。
ADAPT00625180
データ型 char を使用している場合に、Data Integrator は不正
なデータをターゲットのローダ オーバーフローに書き込む場合
があります。この問題は解決されています。
ADAPT00627739
Data Integrator で複雑なネストした COBOL コピーブックを処
理すると、「フィールドのシーケンス番号が間違っています ... 」
というエラーが発生する場合がありました。
この問題は解決されています。
54
ADAPT00629178
Case トランスフォームでは、式フィールドにタブ文字を入力し、
データ フローを保存すると、タブ文字の後ろのテキストが消えて
しまいます。この問題は解決されています。
ADAPT00631055
Oracle データベースをリポジトリとして使用している場合、ソー
ス データベースからターゲット データベースにデータを読み込
んでいるときに、Data Integrator で ORA-01461 エラーが発生
します。Oracle データベースの NLS_CHARACTERSET は、
AL32UTF8 です。この問題は修正されています。
ADAPT00632204
データストアのエクスポート中は、テーブルまたはデータベース
のストアド プロシージャの所有者を変更できません。この問題は
修正されています。
ADAPT00633094
SQL トランスフォームをデータ フローで使用し、トランスフォー
ムで出力スキーマを定義しない場合、データ フローは破損しま
す。この問題は解決されています。
ADAPT00633774
JMS インターフェイスは、IBM MQ Series 6.0 ではサポートされ
ません。
ADAPT00633872
Data Integrator ジョブは、容量の大きい COBOL コピーブック
スキーマが含まれていると失敗します。この問題は、内部の Data
Integrator 言語の生成を変更して不要なフィールドや属性を削
除することで解決します。
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
解決した問題
ADAPT00633885
COBOL コピーブックのようなファイル形式でフィルタ条件を指
定してデータの表示を実行すると、Designer がクラッシュします。
この問題は解決されています。
ADAPT00633919
COBOL コピーブックに REDEFINES 句が含まれている場合、
OCCURS 句と共に使用すると、Data Integrator はデータを正
しく解釈しません。
ADAPT00634484
サードパーティの WSDL に
xmlns:xsd=\"http://www.w3.org/2001/XMLSchema\" が含ま
れている場合、Data Integrator Web サービスはそれをインポー
トできません。この問題は、メッセージの XSD を取得中に Data
Integrator が自動的に文字列を追加することが原因で発生しま
す。この問題は解決されています。
ADAPT00635201
BusinessObjects Data Integrator Designer で、列見出し[日付]
をクリックしたときにトレース ログが日付を基準に正しくソートさ
れるようになりました。
ADAPT00635698
DB2 テーブル ローダで、[入力キーを使用]オプションを選択
したり、生成された UPDATE ステートメントで複数の行を更新
すると、ロードに失敗します。この問題は修正されています。
ADAPT00635475
Sybase IQ バルク ローダに、Data Integrator で生成されたデー
タ ファイルの行区切り文字を指定できる新しいオプションが追
加されました。
ADAPT00637736
リアルタイム ジョブで、同じデータ フローを複数回使用すると、
不正な SQL INSERT ステートメントが生成されます。この問題は
解決されています。
ADAPT00638268
SAP R/3 バージョン 3.x で Data Integrator を実行中に、次の
エラーが発生する場合があります。
BODI-1112339:Error:Cannot import the metadata table <name=*CCSS-KOSTL>. R/3CallReceive error <function Z_AW_TREE_IM
PORT40: Call (PERFORM) to a non-existent routine.
この問題は修正されています。
ADAPT00641650
フラット ファイル形式で[この文字を含む行を無視]オプションを
使用すると、データの切り捨てが発生する場合があります。この
問題は修正されています。
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
55
7
7
解決した問題
56
ADAPT00642513
Microsoft SQL Server 2005 で作成されたデータベース リンク
をインポートすると、Designer はそのデータベース リンクを有効
なリンクとして認識しません。この問題は解決されています。
ADAPT00642531
COBOL コピーブックに REDEFINES セクションが含まれている
場合、それらのフィールドのデータは Data Integrator で正しく
処理されません。この問題は解決されています。
ADAPT00642556
データ フローまたはワーク フローが無限ループで実行されて
いる場合、Data Integrator エンジン プロセス(al_engine)がメモ
リ リークします。この問題は修正されています。Data Integrator
は、SQL Server の複製サーバー配布データベースから変更さ
れたデータを取得するときのパフォーマンスを向上させるため
に、Microsoft SQL Server とは若干異なる SQL ステートメントを
サブミットするようになりました。
ADAPT00644740
Designer でカスタム関数を定義している場合、関数の入力パラ
メータの順序が逆になります。この問題は修正されています。
ADAPT00645348
[自動ドキュメンテーション]には、Case トランスフォームは正しく
表示されません。この問題は修正されています。
ADAPT00645757
Desginer のみの Data Integrator がインストールされているコン
ピュータからリポジトリをアップグレードした場合、リポジトリ マ
ネージャが失敗します。この問題は修正されています。
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
解決した問題
ADAPT00646862
Microsoft SQLServer CDC リーダーに対して、ソース エディタ
に[読み取った後に行を自動的に削除する]という新しいオプ
ションが追加されました。 このオプションを利用すると、読み取っ
た後に行を複製サーバーから削除することによってサーバーの
容量を管理することができます。 たとえば、特定の保持期間中
に複製サーバー上の多くの行が収集されると、パフォーマンス
が低下する可能性があります。
このオプションを選択すると、Data Integrator はすべての Data
Integrator CDC リーダーおよびその他の名前付きサブスクリプ
ションで既に読み取られた行だけを削除します。また、保持期
間の設定も確認します。ただし、追加の匿名サブスクライバが存
在する場合、Data Integrator はそれらのサブスクライバを特定
できず、それらのサブスクライバが読み取っているかどうかに関
係なく行を削除します。
CDC リーダー サブスクリプションは、そのようなサブスクリプショ
ンを含むジョブが初めて正しく実行されるまでは確立されませ
ん。CDC リーダーで、[読み取った後に行を自動的に削除す
る]オプションを選択し、このサブスクリプションを持つこのリー
ダーが他のデータ フローよりも前に実行されなかった場合、
Data Integrator は、存在するサブスクリプションが 1 つだけで
あると見なし、データは読み取り後に削除されます。この動作
は、ジョブが 1 回以上実行された後に停止します。この動作が
目的の動作ではない場合、以下の回避策を試みてください。
• すべてのサブスクリプションを確立する場合は、Data Integra
tor ジョブの最初の実行について[読み取った後に行を自動
的に削除する]を有効にしないでください。
•
CDC テーブルに複数のサブスクリプションが含まれている
場合、1 つの CDC ソースに対してのみ[読み取った後に行
を自動的に削除する]をオンにして、該当するジョブを最後
に実行します。
ADAPT00647533
関数 get_domain_description() は、PeopleSoft 8.9 ドメインで使
用すると、値を返しません。この問題は修正されています。
ADAPT00647923
パフォーマンスの最適化ガイドには、データ フローが有効また
は保存されていない場合、データ フローに対して最適化された
SQL を表示しようとすると、Data Integrator には警告が示される
という説明が記載されていますが、これは誤りです。このガイド
は修正されて、「データ フローが有効ではない場合、Data Integrator に警告が示されます。」という記述になりました。
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
57
7
7
解決した問題
ADAPT00648523
データ ファイルがリモート サーバー上にある場合、固定幅の
ファイル形式は正しく生成されません。この問題は修正されてい
ます。
ADAPT00648631
Job Server が実行されている Windows からログオフしても、この
Job Server で開始された Data Integrator ジョブは継続して実
行されます。
ADAPT00652463
Designer を使用して XML ファイルを読み取る際に、「
Unknown exception in rdr::open()
」というエラーが発生していました。この問題は修正されていま
す。
58
ADAPT00655407
UTF8 エンジン コード ページと MAP_CDC トランスフォームを
組み合わせたときに「行操作列に無効な値 <> が検出されまし
た」という警告が表示されることがなくなりました。従来は UNIX
プラットフォームでのみこの問題が発生しました。
ADAPT00655691
Data Integrator で varchar 列を持つ Oracle ソースを含むジョ
ブを実行中に、仮想メモリ エラーが発生することがあります。こ
の問題は解決されています。
ADAPT00655863
BusinessObjects Data Integrator Web サービスは UTF-8 コー
ド ページのみをサポートします。
ADAPT00656102
REDEFINES 句を含む COBOL コピーブックを読み取るときに、
Designer からデータを表示すると、データは正しく整列しませ
ん。この問題は解決されています。
ADAPT00656803
[トランスフォームをマップ]の中の列が「任意」となっていて、そ
の列がマップされていない場合に、データフローが正常に機能
するようになりました。
ADAPT00657456
検証条件は、[自動ドキュメンテーション]に表示されません。こ
の問題は解決されています。
ADAPT00658163
Data Integrator のインスタンスに多数のログがあるとき、デザイ
ナが起動時にフリーズするように見えることがありました。 このイ
ンスタンスにリアルタイム サービスが構成されている場合には、
そのサービスが遅延のために失敗することがありました。このリ
リースでこの問題は解決されています。
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
解決した問題
ADAPT00658378
Data Quality トランスフォームは、リアルタイム ジョブでサポート
されませんでした。
ADAPT00658811
IBM DB2 に Data Integrator リポジトリを作成する場合、UTF-8
コード ページのみがサポートされます。
ADAPT00659178
History_Preserving トランスフォームと共に行単位モードで Table_Comparison トランスフォームを実行すると、特定の種類の入
力行がある場合、Data Integrator は余分な現在の行を出力に
追加します。この状況は、プライマリ キー データと比較列デー
タが比較対象の現在の行と同一である行が、Table_Comparison
の入力に含まれている場合に発生します。この問題は解決され
ています。
ADAPT00659451
[自動ドキュメンテーション]では、データ フローに While ルー
プが含まれている場合、While 条件とデータ フローが正しく表
示されません。この問題は解決されています。
ADAPT00660212
このリリースでは、新しいユーティリティである FixupDIMapText
が導入され、データ フローのマッピングが破損されている可能
性のあるリポジトリをクリーンアップできるようになりました。マッピ
ングの値を変更し、データ フローが保存された後に変更が反映
されていないことに気づいた場合、このユーティリティを実行す
る必要がある場合があります。このユーティリティは、次のように
使用します。
fixupUIMapText.exe -U<user> -P<passwd> -S<server> N<database_type> -Q<database_name> -g<Windows Authentication
(Microsoft SQL Server only)
有効なデータベースの種類は、次の通りです: <Informix>、
<DB2>、<Oracle>、<Microsoft SQL Server>.
ADAPT00661720
Salesforce.com アダプタでは、OutofMemory という Java エラー
が発生することがあります。この問題は修正されています。
ADAPT00667007
Netezza ターゲット テーブルでバルク ローダ オプションを使用
するときに、Data Integrator は、文字の列でスペースを Null に
切り捨てることはなくなりました。
ADAPT00668842
Business Objects SA 6.5 で影響およびリネージ分析を実行す
るとき、ユニバース インパクトは WEBI ドキュメント情報を含みま
せん。
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
59
7
7
解決した問題
60
ADAPT00671056
Metadata Integrator では、設定インスタンス名がデフォルト以外
の値に設定されると、エラーが発生します。この問題は修正され
ています。
ADAPT00672346
smpt_to 関数を使用して電子メールを送信する場合、送信時間
と受信時間が同期しません。この問題は修正されています。
ADAPT00673438
Data Quality プロジェクトの説明は Data Integrator オブジェク
ト ライブラリにインポートされません。
ADAPT00673927
Data Integrator は、Job Server および破損したシステム リソー
スへの接続を解放しないことがあります。この問題は解決されて
います。
ADAPT00674212
SQL Server 2005 CDC テーブルでデータの表示機能を使用し
ている場合、テーブル内の最後の列が数値型の場合でも、「デー
タ <0> を型 <DECIMAL> に変換できません。コンテキスト」のエ
ラーは発生しなくなりました。
ADAPT00674474
サーバー マネージャを使用して Job Server 情報を編集すると
き、サーバー グループの中のすべての Job Server が表示され
ます。
ADAPT00675249
Linux では、exec() 関数プロセスはジョブが停止状態で完了し
ます。この問題は解決されています。
ADAPT00674212
SQL Server 2005 CDC テーブルでデータの表示機能を使用し
ている場合、テーブル内の最後の列が数値型の場合でも、「デー
タ <0> を型 <DECIMAL> のコンテキスト列に変換できません。」
のエラーは発生しなくなりました。
ADAPT00678466
Oracle char サイズ セマンティックを使用して列のデータ型を
char または varchar として定義している場合、列のバインディン
グ プロセスを実行すると、Data Integrator で実行時に Oracle
エラーが発生しなくなりました。
ADAPT00681355
Salesforce.com アダプタで、CDC テーブルが 2000 以上のレ
コードを処理できるようになりました。
ADAPT00682563
既存の Data Quality プロジェクトをインポートしてもデータ フ
ローは無効になりません。
ADAPT00682686
空白文字の文字列を Oracle のデータ型 char または nchar の
列に挿入すると、空白が挿入されます。
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
解決した問題
ADAPT00683039
ジョブが lookup 関数呼び出しを評価するために数百の DB2
接続を作成したとき、BusinessObjects Data Integrator が不必
要な複製を作成することがなくなりました。
ADAPT00683167
持続キャッシュを使用しているデータストアからテーブルのソー
スまたはターゲットを作成している場合でも、データの表示操作
が実行できるようになりました。
ADAPT00685077
Data Quality のデータストア プロパティへの変更が Data Quality
のプロパティ ページに反映されませんでした。 この問題は解決
されています。
ADAPT00685406
lookup_ext 関数を含むデータ フローをフラット ファイルにエクス
ポートする場合、データ フローを Designer にインポートして戻
すときにデータ フローの検証が失敗する場合があります。この
問題は修正されています。
ADAPT00685442
Salesforce.com で米国以外の時間帯を使用する場合に、レコー
ドの挿入/更新で問題が発生することがなくなりました。
ADAPT00686674
Windows 環境で Data Integrator Web サービスはユーザーが
ログオフしてもシャットダウンしなくなりました。
ADAPT00687185
自動ドキュメンテーションで印刷機能を使用しているとき、Java
エラーが発生しなくなりました。
ADAPT00687873
CHAR 型の列でデータの表示を実行しているときに、データに
二重引用符を付けて列全体を埋めることはなくなりました。この
リリースでは、CHAR データを表示するときに二重引用符は表
示されません。
ADAPT00688040
アドミニストレータでログをモニターしているとき、ジョブ サーバー
プロセスのメモリ使用量が増えることがなくなりました。
ADAPT00688861
Job Server が予期せず停止した場合でも、すべてのアダプタは
そのまま実行し続けます。この問題は解決されています。この状
況が発生した場合、アダプタは正しく終了するようなりました。
ADAPT00688976
キーストア パスが間違っているために Web サーバーが機能し
ない場合、正しいキーストア パスを指定してから Tomcat Web
サーバーを再起動します。
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
61
7
7
解決した問題
62
ADAPT00689618
データ転送トランスフォームを自動オプションと共に使用できる
ようにするには、MYSQL データストア ユーザー名と同じスキー
マ名を使用する必要があります。
ADAPT00689651
decode 関数内で関数を使用しても、ネストされた関数のパラメー
タ リストは正しく表示されるようになりました。パラメータの順序は
逆になりません。
ADAPT00691549
クエリー トランスフォームの WHERE 句で Data Integrator の関
数が使用されている場合に、外部結合が正しく評価されるように
なりました。
ADAPT00691896
Data Integrator から SQL Server 2000 ストアド プロシージャを
呼び出すときに、varchar パラメータ値が正しく渡されるようにな
りました。
ADAPT00692414
自動ドキュメンテーションで複雑なジョブを表示するとき、印刷
機能が失敗することがなくなりました。
ADAPT00694262
Data Quality トランスフォームの[自動ドキュメンテーション]に
は、Data Integrator 入力フィールドの説明が表示されるようにな
りました。Data Quality の未使用の出力フィールドは、データ型
なしでは表示されません。
ADAPT00695487
WIndows および UNIX の両方のサーバー構成で、セントラル
リポジトリを Job Server に関連付けられるようになりました。
ADAPT00695492
ユーザーがセントラル リポジトリ内でログインしようしても、警告
メッセージはスローされません。
ADAPT00695837
ソースとしての XML メッセージ形式と、トランスフォームの XML
形式を含むリアルタイム ジョブを実行しているときに、リアルタイ
ム ジョブを Web アドミニストレータ経由で公開したときに、WSDL
生成でエラーが発生することがありました。この問題は今回のリ
リースで解決されています。デザイナでジョブを開き、それを再
保存することによってこの修正を有効にします。
ADAPT00696321
ドイツ語地域の設定で、Treadata バルクロードは正しい 10 進
数データをターゲットにロードします。
ADAPT00696333
Data Integrator は、ドイツ語の地域設定のオペレーティング シ
ステムを使用する COBOL コピーブックからデータを正しく読み
取ることができます。
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
解決した問題
ADAPT00696434
Solaris 上で検証トランスフォームを使用しているとき、ジョブが
誤って終了することがなくなりました。
ADAPT00700221
lookup_ext 関数を、非ピボット列としてピボット トランスフォーム
に対する入力スキーマの一部として使用できるようになりました。
ADAPT00700254
Table_Comparison では、入力行またはターゲット テーブル行
(あるいはその両方)に NULL 値が含まれている場合でも、正し
い結果が示されるようになりました。
ADAPT00700991
BusinessObjects Data Integrator のこのリリースには、米国の新
しい夏時間設定規則の変更に対応するための修正が含まれて
います。 この修正を有効にするためには、オペレーティング シ
ステムのベンダーが提供する DST パッチを、Data Integrator コ
ンポーネントをホストするコンピュータに適用します。
ADAPT00701078
Data Integrator は、メタデータ エクスチェンジの機能を使用し
て XML ファイルを正しくインポートします。
ADAPT00702076
Data Integrator は、Salesforce.com バージョン 7.0 API と互換
可能になりました。この API のアップグレードにより、Data Integrator はカスタムの検索機能をサポートできるようになりました。
Salesforce.com 7.0 に固有の他の新しい機能はサポートされて
いません。 既存の Salesforce.com アダプタが適切に機能する
ようにするために、データストア内の URL をアップデートし、
Salesforce.com 7.0 API をポイントするようにします。 新しい URL
は、https://www.salesforce.com/services/Soap/u/7.0 です。
ADAPT00702312
Data Integrator は SQL Server を使用して、データベース内で
使用されている所有者名とは別の所有者名でテーブルをロー
ドできるようになりました。
ADAPT00702353
メタデータ Integrator がサブフォルダに保存されたユニバース
を収集するときに失敗することがなくなりました。
ADAPT00702817
自動ドキュメンテーションを使用して PDF ファイルを生成すると
きに NullPointer 例外を示す java エラーが発生することがなり
ました。
ADAPT00704503
フラット ファイルで行区切り文字 '/10'(改行文字)を指定したと
き Data Integrator がこの文字を Windows プラットフォームと
UNIX プラットフォームで異なる方法で解釈することがなくなりま
した。
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
63
7
7
解決した問題
64
ADAPT00706671
ファイル フォーマットのスキーマと一致しない varchar データを
含むフラット ファイルを読み取るとき、ジョブが異常終了すること
がなくなりました。
ADAPT00709026
マルチユーザー環境でローカル リポジトリ オブジェクトとセント
ラル リポジトリ オブジェクトを比較するとき、列マッピングでカス
タム SQL を使用した場合に Designer が異常終了することがな
くなりました。
ADAPT00709500
Data Integrator は 1 つのレコードについて複数のカウンタで
Occurs Depending On 句を含む項目を読み取るとき、最初のカ
ウンタ項目のみを認識します。 Data Integrator のこのリリースで
は、COBOL Copybooks を読み取るときに複数の Occur Depending On 句を処理できます。
ADAPT00711853
『リファレンス ガイド』の第 4 章に記載されている、varchar デー
タ型に関する説明が修正されました。
ADAPT00712157
Web アドミニストレータの[末尾からのビュー]機能が再び使用
できるようになりました。
ADAPT00712275
Data Integrator バージョン 11.0 で作成した Microsoft SQL
Server リポジトリで、テーブル AL_CMS_REPORTS が空白でな
い場合、11.6.0 または 11.7.0.0 へのアップグレードが失敗しま
した。この問題は修正されています。
ADAPT00713935
Oracle リポジトリのアップグレードは、11.5.1.5. から 11.7.0.0 へ
アップグレードするときに、SQL で機能しなくなりました。
ADAPT00716264
MySQL バージョン 5.0 が Data Integrator のリポジトリとして使
用できるようになりました。 リポジトリの作成がサポートされるよう
になりました。
ADAPT00716293
管理コンソールの[インパクトおよびリネージ]の下に、 ユニバー
スとユーザーに属しているレポートが自動的に[分析するオブ
ジェクト ]ウィンドウに表示されるようになりました。
ADAPT00716886
Oracle CDC subscriber ユーザーを Oracle CDC データストア
のログイン ユーザーとして使用しているとき、CDC データにア
クセスできるようになりました。内部ビューの所有者名が正しく生
成されるようになりました。
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
解決した問題
ADAPT00717175
Data Integrator が DB2 システム カタログ テーブルで[cursors
with hold]を発行します。 この問題は、読み込みアクセスの後
に COMMIT ステートメントを送信することによって解決されまし
た。
ADAPT00717659
メタデータ Integrator は、Desktop Intelligence レポートを収集
するときに失敗しなくなりました。
ADAPT00718127
Sybase のサーバー バージョンとクライアント バージョンが一致
しない場合(たとえば Sybase ASE サーバーが 12.5.3 で Sybase
クライアントが 12.0.0)、Data Integrator のジョブが失敗する場
合があります。この問題は、Sybase から Data Integrator に送信
される誤ったエラー メッセージ処理によるものでした。この問題
は解決されています。
ADAPT00720453
lookup_ext 関数でファイルを使用している場合、Data Integrator
はファイル ハンドルを適切にクリーンアップするようになったた
め、ファイルは正しくロックされるようになりました。
ADAPT00720989
Designer でデータを表示していて、Designer が日本語ロケー
ルで実行しているとき、データの表示モジュールからのエラー
メッセージが判読できませんでした。この問題は解決されていま
す。
ADAPT00721616
リポジトリに、ms874 コード ページを使用するデータストアが含
まれている場合、リポジトリ バージョン 6.1 から 11.x へのアップ
グレードを開始してもリポジトリのアップグレードは機能するよう
になりました。
ADAPT00722498
to_date 関数が Oracle データベースにプッシュダウンされませ
んでした。 この問題は、to_date 関数のフォーマット文字列で
100 分の 1 秒を指定するために ff の代わりに FF を使用した
場合に発生しました。この問題は解決されています。
ADAPT00723254
Oracle の 11.7.0 よりも前のセントラル リポジトリを 11.7.0 にアッ
プグレードすると、Data Integrator 管理コンソール経由でオブ
ジェクトのステータスに関するレポートにアクセスできるようにな
りました。
ADAPT00724995
Windows 2003 で、Data Integrator エンジンを Designer および
管理コンソールから起動したときに失敗することがなくなりまし
た。
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
65
7
7
解決した問題
ADAPT00726764
入力行の複製オプションと入力の並べ替えオプションと共に
Table_Comparison トランスフォームを使用している場合でも、
UPDATE 行は検出されるようになりました。
ADAPT00729550
[コミットする行数]オプションを 1 に設定したときに次のメッセー
ジが表示されることがなくなりました。
Warning: Rows per commit for table loader has been reset to 1 be
cause table <T_LONG_TEST> contains a LONG column
この問題は解決されています。
ADAPT00729957
Web サービスは、メッセージ名が参照されている要素名と同じ
である場合に、送信呼び出しを正しく処理するようになりました。
ADAPT00730595
Data Integrator が UTF-8 モードで実行しているとき、Lookup
関数が 10 進数と UTF-8 モードのデータベースを比較する際
に正しい結果を返すようになりました。
ADAPT00730703
関数 raise_exception() で日本語の文字が使用されているとき、
関数が呼び出されたときに表示されるメッセージが正しくなりま
した。
ADAPT00731785
テーブルに大量の固有行がある場合に Data Integrator が固有
行を正しく検出するようになりました。
ADAPT00733805
Data Quality トランスフォームへの入力がマップされず、トランス
フォームの出力がマップされる場合、Data Integrator はジョブを
実行したときにフリーズします。ジョブを実行する前に、トランス
フォームが正しくマップされていることを確認してください。
ADAPT00736500
次の状況の下で、プロファイラが無期限に保留状態になること
がありました。
• リポジトリが Job Server に接続されていない。
•
ADAPT00738912
66
関連付けられている Job Server が実行していない。
WHERE 句の中のキーワード"IN"との外部結合を実行するとき
に、Data Integrator はデータベースにプッシュダウンする正し
い SQL を生成するようになりました。
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
解決した問題
ADAPT00738936
フィールド名にピリオドを含む Data Quality プロジェクトに既知
の問題があります。 Data Quality サーバーからプロジェクトをイ
ンポートできますが、Data Integrator はそれらのフィールドを正
しくマップすることができません。 ピリオドを含むフィールドを使
用しない限り、プロジェクトをデータ フローの中で使用すること
は可能です。この問題を回避するには、Data Quality プロジェ
クトのフィールドの名前を変更して、ピリオドの代わりに他の文字
を使用します。 ビジネスオブジェクツ社では、下線文字(_)の使
用を推奨します。
ADAPT00740642
Sybase IQ バルク ローダでソース テーブル スキーマと列の数
が異なるターゲット テーブル スキーマを使用すると、Data Integrator のジョブがアクセス違反エラーによって失敗する可能性が
ある。この問題は解決されています。
ADAPT00741303
AccessServer ディレクトリにあるメッセージ クライアントのサンプ
ル プログラム(client_sample)は、このリリース向けに更新されて
いません。アップデートについては Business Objects のナレッ
ジ ベースで確認してください。
ADAPT00741570
ローカル リポジトリでワーク フローなどのオブジェクトの名前が
変更された場合、Data Integrator は依存オブジェクトが存在し
ないことを知らせるエラーを生成します。 この問題は解決されて
います。
ADAPT00742231
クエリー トランスフォームの中の列の順序が Microsoft SQL
Server のバルク ローダの入力列と異なる場合でも、ロード操作
が適切に実行されるようになりました。
ADAPT00742242
ターゲットでバルク ローダが指定されていて、クエリーの中の列
の順序を変更し、トレースを有効にせずにジョブを実行した場合
に、ジョブの実行が失敗することがなくなりました。
ADAPT00743816
テーブル比較トランスフォームの行ごとの比較オプションで、プ
ライマリ キーと比較対象の列 SQL SERVER NCHAR 列が使用
されているとき、正しい SELECT ステートメントが選択されます。
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
67
7
7
解決した問題
ADAPT00743879
テーブル比較トランスフォームの行ごとの比較オプションを使用
しているとき、Data Integrator が正しく動作しないことがありまし
た。 これは比較対象のテーブルが Oracle UTF-8 データベー
スの中にあり、NCHAR 列がプライマリ キーまたは比較対象の
列として使用されている場合に起こっていました。その場合、
Data Integrator は誤った SQL SELECT ステートメントを生成し
ました。この問題は解決されています。
ADAPT00746019
ジョブを Web サービスとして公開するとき、[ジョブの属性を有
効にする]オプションを設定していた場合、WSDL をインポート
するときに次のエラーが発生することがありました。
DIBODI-1112015: adapter metadata import failed: error parsing
この問題は解決されています。
68
ADAPT00749771
フラット ファイルの中のエスケープ文字がデータの一部のように
見える場合に、Data Integrator は文字を適切にエスケープでき
るようになりました。
ADAPT00750372
Informix データストアに read-uncommitted 機能を提供する新
しいフラグが導入されました。Informix のデータストアに readuncommitted データを使用するには、デザイナから ツール > オ
プション > Job Server > 一般を選択します。セクション フィール
ドに「al_engine」と入力し、キーには「InformixReadUncommitted」、
値には「 TRUE」を入力します。
ADAPT00751136
データ フローを別のリポジトリにエクスポートし、処理中にデー
タストアの所有者が変更されたとき、新しい所有者名がエクス
ポートされたデータ フローの検索機能には反映されませんでし
た。 この問題は解決されています。
ADAPT00751141
埋め込まれたデータ フローを作成するとき、その内容に確認ト
ランスフォームが含まれる場合、作成が失敗しました。この問題
は解決されています。
ADAPT00751731
書式 #,##0.0 が有効な DECIMAL(12,0) または DECIMAL(15,0)
として定義されているフラット ファイル フィールドをロードすると、
小数点の左側の数字が切り捨てられました。この問題は解決さ
れています。
ADAPT00752299
列名が引用符で囲まれている場合に、Data Integrator が Oracle
ローダー用に生成する PL/SQL が正しくありませんでした。この
問題は解決されています。
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
解決した問題
ADAPT00755702
Validation トランスフォーム エディタで、データストアから列をエ
ディタにドラッグし、条件を追加すると BODI-1112468 エラーが
発生しました。 この問題は解決されています。
ADAPT00755958
自動ドキュメンテーション機能を使用して Key_Generation 関数
を含む列のマッピングを表示しようとすると、マッピング テキスト
が HTML 形式で正しく表示されませんでした。この問題は解決
されています。
ADAPT00755960
同時に複数のジョブを起動すると、一部のジョブは実行せず、
「GUID が見つかりませんでした」というエラーが生成されていまし
た。この問題は解決されています。
ADAPT00761033
Data Integrator のクエリー トランスフォームの WHERE 句で
SFDC ブール データを使用するとき、Data Integrator はブール
値を正しく解釈しませんでした。このリリースでこの問題は解決
されています。
ADAPT00761605
Cobol コピーブックをエクスポートするとき、atl ファイルが出力ス
キーマを表示しませんでした。この問題は解決されています。
ADAPT00763665
Data Integrator が to_char 関数を含むクエリーを DB2 にプッ
シュしたときに、誤った DB2 構文が生成されました。この問題は
解決されています。
ADAPT00764861
このリリースで、Data Integrator はソースおよびターゲットに
Sybase IQ 12.7 をサポートするようになりました。このプラット
フォームはすべてのプラットフォームで利用できます。11.7.2.2
では、Sybase IQ のこのバージョンは Windows でのみサポート
されていました。
ADAPT00765394
このリリースで、Data Integrator は SAP BI 7.0(旧 SAP BW)を
サポートするようになりました。この接続はすべてのプラットフォー
ムで利用できます。それは Data Integrator の以前のリリースで、
一部のプラットフォームに対してはすでにサポートされていまし
た。
ADAPT00765441
このリリースで、Oracle E-Business Suite Release 12 のサポート
がすべてのプラットフォームに追加されました。11.7.2.3では、こ
れはすでに Windows および Linux に対してはサポートされて
いました。
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
69
7
7
解決した問題
ADAPT00765502
デザイナからローダのトレースをオンにしたとき、行レベルのデー
タが表示されませんでした。 この問題は解決されています。
ADAPT00767564
メタデータ エクスチェンジ機能を使ってメタデータを XML ERWin
4.x 形式にエクスポートすると、列のNULL オプションの値が元
に戻りました。この問題は解決されています。
ADAPT00770720
Data Integrator では、列名と ! 文字の間にスペースを使用でき
ませんでした。このリリースでこの問題は解決されています。
ADAPT00770958
ストアド プロシージャの入力または出力パラメータを変更した
後、Data Integrator はデザイナを再起動した後にその変更を保
持しませんでした。 この問題は解決されています。
ADAPT00773839
Query トランスフォームで DB2 データストアまたは ODBC デー
タストアからのテーブル ソースと WHERE 句を合わせて使用す
ると、そのソースに対する WHERE 句がデータベースにプッシュ
されない場合がありました。この問題は、WHERE 句に連結演算
子が含まれているときに発生することがありました。この WHERE
句は Data Integrator 内で評価されます。Data Integrator では、
NULL オペランドを持つ連結演算子の評価は、DB2 または
ODBC データ ソースの評価ルールと異なる場合があるので注
意してください。Data Integrator では、NULL 値と連結する値が
値そのものになります。DB2 または汎用 ODBC ソースではこの
ようにならない場合があります。
このリリースには、可能なときに Query トランスフォーム内の
WHERE 句を DB2 または ODBC にプッシュダウンすることを許
可するフラグが含まれます。 データ フローの構造によって、
Data Integrator では WHERE 句がプッシュされる場合とされな
い場合があるので注意してください。このフラグがオンになって
いる場合、Data Integrator が式を評価するしないによって、
WHERE 句の NULL 値の連結はデータ フローの部分ごとに異
なる動作を行う可能性があります。評価における不一致を避け
るために、Business Objects では、リポジトリ内の DB2ソースお
よび ODBC ソースで連結演算子が使用されていない場合の
み、このフラグを使用することを推奨します。
DB2 および ODBC ソースの連結演算子を含む WHERE 句を
プッシュダウンできるようにするには、デザイナでツール > オプ
ション > Job Server > 一般を選択します。セクション フィールド
に「al_engine」と入力し、キーには「PushdownODBCDB2Concat」、
値には「 TRUE」を入力します。
70
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
解決した問題
ADAPT00774266
[列のマッピング計算]オプションを有効にした状態でデザイナ
にデータフローを保存しようとすると、デザイナのメモリー使用量
が増えて使用可能なすべての仮想メモリーが消費され、デザイ
ナが異常終了する可能性がありました。 この問題は、不要なメ
モリをコピーしないようにすることで解決されています。
ADAPT00774804
このリリースでは、Data Integrator が Microsoft Internet Explorer
バージョン 7 で機能することが確証されています。この認証は、
Windows のみで取得可能です。
ADAPT00774812
このリリースでは、Data Integrator は、Solaris 64 ビットおよび
AIX 64 ビットのプラットフォーム上で Sybase ASE バージョンを
ソース、ターゲット、およびリポジトリとしてサポートしています。
他のプラットフォーム上では Sybase ASE バージョン 12.5 は、
Data Integrator の以前のバージョンですでにサポートされてい
ました。
ADAPT00774892
このリリースで、Data Integrator は DB2 バージョン 9.1 のソー
ス、ターゲット、リポジトリをサポートしています。このサポートは
すべてのプラットフォームで利用できます。11.7.2.3では、この
認証は、すでに Windows および Linux プラットフォームで取得
可能でした。
ADAPT00774914
このリリースでは、Data Integrator は、BusinessObjects Enterprise
バージョン XI R2 SP3 と互換性を持つことが確証されています。
ADAPT00774940
このリリースでは、Data Integrator は Microsoft Windows Server
2003 R2 SP2 で認証されました。
ADAPT00777105
メタデータ エクスチェンジを使って ERwin 4.x 形式で XML メタ
データを生成するとき、CHAR データ型の列のサイズが実際の
列定義の長さを示しませんでした。この問題は解決されていま
す。
ADAPT00777107
XML ファイル リーダーで、ファイル名にネットワーク パスを指定
できませんでした。この問題は解決されています。
ADAPT00777109
ネストされたスキーマを含む Data Integrator ジョブを実行する
と、利用可能な全メモリが使用され、異常が発生してジョブが停
止する場合がありました。この問題は解決されています。
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
71
7
7
解決した問題
72
ADAPT00779045
Data Integrator リポジトリを圧縮するとき、データベースから 「一
意な制約」エラーが返される場合がありました。 この問題は解決
されています。
ADAPT00784324
自動ドキュメンテーションを使用して行マーカに出力不可能な
文字を含んでいるファイル形式を表示すると、ava.lang.NullPoint
erException エラーが発生していました。この問題は、出力不可
能な文字の場所にスペースを出力することによって解決されま
した。
ADAPT00786004
このリリースでは、Data Integrator は、Treadata V2R6.2 を
TTU8.2 クライアントを通じてサポートします。 このサポートは、
Windows および Linux プラットフォームのみで提供されていま
す。
ADAPT00788762
Data Integrator データベースのエイリアスを使用して Data Integrator メタデータを持つBusiness Objects ユニバースを作成す
ると、Data Integrator オブジェクトの情報が Business Objects
Designer で正しく表示されませんでした。この問題は解決され
ています。
ADAPT00793560
浮動小数データ型を使用するとき、Data Integrator は約10分の
1精度でデータを四捨五入しました。この問題は今回のリリース
で解決されています。浮動小数データ型は不正確なデータ型
であり、値の桁数が大きい場合にデータの四捨五入が行われ
ます。アプリケーションで一貫した数値結果が必要とされる場合
には、別のデータ型(10 進数など)を使用することをお勧めしま
す。
ADAPT00796163
このリリースから、Data Integrator Metadata Integratorは、CMS
システムから SSL モードでメタデータを取得できるようになりまし
た。
ADAPT00797003
複数の CLOB 列を含む Oracle テーブルにロードする際に、サ
イズが 4,000 バイト以上のデータを含む列にデータがロードさ
れ、別の CLOB 列に NULL が含まれる場合、「文字列が長すぎ
ます」というエラー メッセージが表示されました。この問題は解
決されています。
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
解決した問題
ADAPT00799347
テーブル比較トランスフォームを並べ替え入力モードで使用す
るとき、入力データ セットが比較テーブル データ セットと比べ
てかなり小さい場合、すべての入力行が処理された後でトラン
スフォームが処理を完了するために余分な時間がかかる場合
がありました。この問題は解決されています。
ADAPT00802253
XML ファイル ソースのレベル 3 を読み取っているとき、「アクセ
ス違反」エラーが発生しました。この問題は解決されています。
ADAPT00804492
[最適化された SQL の表示]機能を使用したときにデザイナが
クラッシュすることがありました。このバグは、非列参照に変換を
適用するときに Query トランスフォームの WHERE 句で暗黙の
データ型変換が行われるために起こりました。WHERE 句の順
序が原因である場合もありました。 このシナリオでジョブを実行
したとき、エラー <170101> によってジョブが終了することがあり
ました。 このリリースでこの問題は解決されています。
ADAPT00804532
複数の R/3 データ フローを結合するデータ フローで、ジョブ
が失敗することがありました。この問題は解決されています。
ADAPT00806765
Salesforce.com アダプタを使用するとき、DI_PICKLIST_VALUE
仮想テーブルを使用し、ピック リリストのサイズが 100 以上であ
る場合、ジョブは失敗し、「<AIView1> からの読み取り中にエラー
が発生しました : <不明なオブジェクト タイプ。Salesforce.com メッ
セージのオブジェクト タイプは null にできません>」というエラー
メッセージが返されていました。 この問題は解決され、Data Integrator は任意のサイズのバッチを処理できるようになりました。
ADAPT00816263
データベース リーダーに varchar 列が含まれ、その列のネイ
ティブ データ タイプが非 varchar(nvarchar、nchar、graphicな
ど)である場合、データベース リーダーでメモリ リークが発生し
ました。この問題は解決されています。
ADAPT00816382
Data Integrator が Cobol コンパイラの計算フィールド値を正し
く認識しませんでした。この問題は解決されています。
ADAPT00818697
Solaris プラットフォームで Data Integrator ジョブを実行すると
き、一部の環境で親エンジンが断続的にフリーズしました。 この
問題は、オペレーティング システムからのプロセス フォーク メ
カニズムの不具合が原因でした。この問題は、Solaris プラット
フォームで異なるプロセス フォーク メカニズムを使用することで
解決されています。
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
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解決した問題
74
ADAPT00819587
着信要求にマルチスレッド処理を使用すると、各 Data Integrator
Job Server は、応答時間を劣化させることなく最大 50 個の Designer クライアントを同時にサポートできるようになりました この
機能の詳細については、39 ページの 「Job Server の機能強
化」を参照してください。
ADAPT00820475
SAP 関数を呼び出すとき、Data Integrator エンジンがUTF-8
モードで実行している場合にAL_RFC_RETCODE パラメータが
正しい値を戻しませんでした。 この問題は解決されています。
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
解決した問題
ADAPT00820896
Data Integrator 11.7.2.3 から、以下の 2 つの動作が変更にな
りました。
•
•
11.7.0.0 以前のバージョンからリポジトリのアップグレードを
実行する場合、すべてのデータ フローは[ページング可能]
なキャッシュ タイプになります。従来は、キャッシュタイプは
「メモリ上」でした。
[最適化目的の統計の収集]モードでジョブを実行するとき、
データ フローのキャッシュ タイプは常に[ページング可能]
でした。 従来、Data Integrator は個別のデータ フロー レベ
ルのキャッシュ タイプ設定を維持していました。この動作変
更は、処理するデータの量に関係なく、ジョブが確実に完了
まで実行されるために追加されました。
運用環境でジョブを実行する際、Data Integrator が最善のキャッ
シュ タイプを使用できるようにするために、Business Objects で
は、ユーザーが運用環境に近いデータ量を使用し、少なくとも
1 回は[最適化目的の統計の収集]オプションに設定してジョブ
を実行することを強く推奨します。いったんジョブのメモリ使用量
に関する統計を入手すると、Data Integrator は収集した情報を
使用して、最善のキャッシュ タイプ(「ページング可能」または「メ
モリ上」)を判断します。
統計を収集するために、個別のジョブを実行しているとき、[最
適化目的の統計の収集]オプションを有効にできます。代わり
に、グローバル フラグを有効にして、ジョブ レベル設定に関わ
りなくすべてのジョブに対して[最適化目的の統計を収集]を有
効にできます。これは、11.7.2.3 の新しい機能です。すべての
ジョブの統計が収集された後、同じグローバル フラグを無効に
すると、ジョブ レベルの設定が再び有効になります。
このグローバル フラグを有効にするには、デザイナで、 ツール
> オプション > Job Server > 一般を選択します。 セクション フィー
ルドに「engine」と入力し、キーには「collect_statistics_for_optimiza
tion」と入力し、値には「 TRUE」を入力します。
グローバル フラグを無効にして個別のジョブ レベル設定を有
効にするには、[collect_statistics_for_optimization]の値を「FALSE」
に設定します。
ジョブを適切に保持するために、Business Objects ではデータ
ボリュームに大きな変更があるときに必ずジョブの統計を収集
し、Data Integrator が引き続きジョブ実行中に正しいキャッシュ
を選択することを確認することを推奨します。
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
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7
7
解決した問題
ADAPT00823175
Data Quality トランスフォームを Data Integrator Designer へド
ラッグするときに、Job Server が HP-UX プラットフォーム上にあ
る場合、エラー BODI-1112436 が生成されることがありました。
この問題は解決されています。
ADAPT00823263
Data Integrator がスペイン語コード ページにインストールされ
ていて、Windows の地域設定がスペインであるときに Job Server
を開始できませんでした。 この問題は解決されています。
ADAPT00823272
DB2 データストア sql() 関数呼び出しを使用したときに、少量の
メモリ リークが発生しました。関数呼び出しが使用される場所に
よってはメモリ リークが拡大し、ジョブのメモリ使用量が大きくな
ることがありました。この問題は解決されています。
ADAPT00823545
注釈で日本語文字が使用されていて、データ フローが XML
モードでエクスポートおよびインポートされた場合、日本語文字
が正しく表示されませんでした。 この問題は解決されています。
ADAPT00823899
MySQL データベースに Data Integrator リポジトリを作成する
と、構文エラーが発生する場合がありました。この問題は解決さ
れています。
ADAPT00823904
ネストされた lookup_ext 関数で $ 文字を含むテーブル名が使
用されているとき、Designer の起動後に Data Integrator が関
数を確認できませんでした。 この問題は解決されています。
ADAPT00823958
特定の条件の下で、サーバー マネージャにリポジトリが 2 回表
示されました。この問題は解決されています。
ADAPT00824010
Data Integrator のこのリリースでは、Netezza ODBC ドライバ
3.1.4 がすべてのプラットフォームでサポートされます。 この機
能は 11.7.2.3 では Windows および Linux プラットフォームで
利用可能でした。
Netezza の ODBC ドライバが変更されたため、Netezza のバル
ク ロード用の内部ログ ファイルがデフォルトで Data Integrator
のルート ディレクトリに書き込まれるようになりました。ジョブの完
了後にこれらの一時ログ ファイルを削除できます。管理を簡素
化するために一時 Netezza ログ ファイルを別の場所に保存す
るには、Netezza ODBC ドライバに希望するログ ファイル ディ
レクトリの場所を指定します。
さらに、Netezza ユーザーに CREATE EXTERNAL TABLE 権
限を付与します。この権限は Netezza テーブル ローダを使用
するために必要です。
76
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
解決した問題
ADAPT00829000
リーダの[R/3 NULL を NULL に変換する]オプションで NULL
またはスペースが正しく処理されませんでした。この問題は解決
されています。
ADAPT00829117
管理コンソールからリポジトリ パスワードを変更した場合に、「ジョ
ブ サーバーがサーバー グループに属していません」というエラー
が表示されていました。この問題は解決されています。
ADAPT00829859
このリリースで MySQL テーブルのロード パフォーマンスが改善
されています。 MySQL ローダの挿入/更新/削除ステートメント
がパラメータ化されたことにより、Data Integrator がデータのバッ
チをデータベースへ送信でき、データベース側で高速処理が
できるようになりました。 この機能強化は、MySQL ターゲット
テーブルに行を直接挿入、更新、削除する場合に適用されま
す。
ADAPT00832129
インポートする Sybase ASE テーブルに日付または時刻データ
型の列が含まれる場合、これらの列は Data Integrator にイン
ポートされませんでした。 この問題は解決されています。
ADAPT00843602
Data Integrator のこのリリースに base64_encode と base64_decode の 2 つの関数が追加されました。 これらの関数の詳細に
ついては、36 ページの 「非構造化テキストの読み取りのための
Inxight の統合 」を参照してください。
ADAPT00847284
2 つの異なるデータ ソースを結合していて、Query トランスフォー
ムで関数 gen_row_num を使用しているとき、行の生成で正しい
結果が生成されないことがありました。この問題は解決されてい
ます。
ADAPT00847565
パーティショニングを有効にし、API モードで Oracle バルク ロー
ダを使用して Oracle の区分化されたテーブルをロードしたとき、
テーブルのインデックスがデフォルトのロード処理内で自動的に
維持されるようになりました。OracleBlkldrAPIParallelLoadEnableIn
dexMaint パラメータによってインデックスを維持しないことを指
定した場合、インデックスの維持の設定が引き続き有効になりま
す。 しかし、このオプションを設定していない場合、このリリース
では、インデックスが自動的に維持されるようになりました。 この
新しい動作はパフォーマンスに影響を及ぼす可能性がありま
す。しかし、この新しい動作は Oracle テーブル インデックスを
損傷から保護します。
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
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7
解決した問題
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ADAPT00852830
このリリースには新しいデータベースの種類 HP Neoview バー
ジョン 2.2 が含まれます。このサポートは、Windows および Linux
プラットフォームのみで利用可能です。 将来のリリースでは、HP
Itanium 64-bit のサポートが追加されます。
ADAPT00853579
複数のリポジトリに接続していて、各リポジトリが異なるセントラル
リポジトリに関連付けられている Data Integrator のインスタンス
にログインするとき、ローカル リポジトリにログインしてもセントラ
ル リポジトリが自動的には起動されませんでした。 この問題は
解決されています。
ADAPT00853583
Data Integrator をインストールするとき、管理コンソールが Data
Integrator Designer コンポーネントなしでインストールされた場
合に、自動ドキュメンテーションが正しく機能しませんでした。 こ
の問題は解決されています。
ADAPT00853591
このリリースで、Data Integrator は Data Quality 11.7 と合わせ
て使用できることが認証されています。この認証はすべてのプ
ラットフォームで利用可能です。
ADAPT00855478
Data Integrator が Oracle CDC データストア テーブルから誤っ
た順序でデータを抽出することがあります。 この問題は解決さ
れています。
ADAPT00855856
1 つのジョブ サーバーに 2 つのリポジトリが関連付けられてい
るとき、サーバー マネージャからデフォルトのリポジトリ オプショ
ンを編集することができませんでした。この問題は解決されてい
ます。
ADAPT00856745
Query トランスフォームで LIKE 演算子と %MONDAY% のような
定数を合わせて使用して WHERE 句を定義するとき、空白文字
のみを含む行が誤って一致とみなされます。この問題は解決さ
れています。
ADAPT00858554
テキスト データ型の列を含む Microsoft SQLServer テーブルに
ロードするとき、Data Integrator ジョブが失敗します。 この問題
は解決されています。
ADAPT00866776
XML パイプライン トランスフォームで、UNC パス名を使用でき
るようになりました。
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
解決した問題
ADAPT00867379
The Data Integrator Web メッセージでバッチ ジョブの応答
SOAP メッセージに /localtypes: タグが欠落していました。 この
問題は解決されています。
ADAPT00868134
UNIX または Linux プラットフォームで Netezza バルク ロード
オプションを使用しているとき、ターゲット テーブルのスキーマ
が大きい場合に SQL 構文エラーによってバルク ローダが失敗
することがありました。 Data Integrator はバルク ロード処理の
中で INSERT...SELECT SQL ステートメントを生成します。この
ステートメントの長さが 1024 バイトを超える場合、生成される
SQL が破損し、1024 バイトごとに余分のスペースが挿入される
ことがあります。 この問題は解決されています。
ADAPT00871130
ワイルドカード文字を使用して同じファイル リーダから複数の
ファイルを読み取るとき、Data Integrator はヘッダ行のみのファ
イルを読み取りませんでした。 この問題は解決されています。
ADAPT00871857
セントラル リポジトリからのデータ フローなどのオブジェクトを
チェックアウトし、その従属オブジェクトのいずれかがすでに他
のユーザーによって異なるローカル ディレクトリにチェックアウト
されている場合、オブジェクトのチェックアウト操作が失敗しまし
た。 この問題は解決されています。
ADAPT00874472
Table Comparison で[ソート済み入力]オプションを使用してい
るとき、Data Integrator が UTF-16 文字のソート順を不適切に
比較し、その結果不適切な出力が生成されることがありました。
この問題は解決されています。
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
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既知の問題
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8
既知の問題
このセクションでは、既知の問題点を Business Objects ADAPT システム問題レポー
ト トラッキング番号の昇順に示します。
ADAPT00619350 Data Integrator は常に Table Comparison トランスフォームのバ
イナリ照合で機能します。比較テーブルの並べ替え順序がバイ
ナリではない場合、Data Integrator では、キャッシュ比較、行単
位比較、およびソース済み比較でそれぞれ異なる結果が生成さ
れます。
ADAPT00619427 Microsoft SQL Server データストアでは、テーブルの所有者の
名前が DBO で、CMS 接続が sa というログイン ユーザー名を
使用する Microsoft SQL Server でもある場合、DBO は所有者
名としての sa と比較されるため、更新されたユニバースでは新
しいテーブル スキーマが新規と判断されます。
Microsoft SQL Server を、ログイン名が sa の CMS 接続として使
用しないでください。
ADAPT00619479 Informix の既知の問題により、IBM(R) Informix(R) Dynamic
Server の 2 フェーズ コミット(XA)トランザクションで Data Integra
tor が IBM Informix Dynamic Server へのデータのロードや、In
formix によるデータのプロファイリングに失敗することがありまし
た。通常の Informix エラーは次のとおりです。
Could not position within a table
と
Could not do a physical-order read to fetch next row
IBM サイトの参照番号は、Reference# 1172548 です。
http://www-1.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21172548
ADAPT00619744 Data Integrator と同じコンピュータ上にない BusinessObjects
Enterprise XI Release 2 CMS インスタンスの Metadata Integrator
を正しく設定する方法については、Business Objects のカスタ
マー サポート Web サイトで、ナレッジ ベース記事 c2019073 を
参照してください。
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BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
既知の問題
ADAPT00620063 比較テーブルが Microsoft SQL Server 上にある場合に、テーブ
ル比較トランスフォームの[並べ替え入力]オプションが不正な結
果を生成します。Data Integrator エンジンは、Microsoft SQL
Server データベースがラテン 1 の照合順序で実行している間、
バイナリ照合で実行します。その結果、Microsoft SQL Server は
異なるソート順序でデータを生成します。この問題は今後のリリー
スで解決されます。
テーブル比較トランスフォームの[行単位で選択]または[キャッ
シュ比較テーブル]オプションを使用してください。
ADAPT00620112 名前でテーブルをインポートし、このテーブルが Table_Compari
son トランスフォームのターゲット テーブルである場合、テーブル
比較によってデータベースの変更は更新されません。
Table_Comparison トランスフォームを開いて、出力スキーマを更
新してください。
ADAPT00620168 非常に大きなプロジェクトをセントラル リポジトリに追加すると、大
量のメモリ リークが発生します。大きなプロジェクトをセントラル
リポジトリに追加した後に、Designer を再起動してください。
ADAPT00620210 Attunity ソフトウェアの不具合により、varchar 列数が 255 を超
える MVS 上の DB2 テーブルに Attunity Connect を使ってロー
ドすると、実際に挿入したデータ内容にかかわらず、挿入列の
データが空になります。
ADAPT00620227 Attunity CDC を使用するとき、ブラウザからのインポートと名前
によるインポートでは、結果が異なります。たとえば、所有者名と
して「CDC_DSNX4612:PUBLIC」または「CDC_DSNX4612」と入力
すると、同じテーブルがリポジトリにインポートされます。
名前を指定してテーブルをインポートする場合は、常に
CDC_DSNX4612:PUBLIC などのような完全な所有者名を使用し、
この完全な名前のエイリアスも定義してください。
ADAPT00620654 Web サービス アダプタの[名前を指定してインポート]機能が機
能しません。この問題を解決するには、Metadata Explorer(ブラ
ウザ)を使用して Web サービス アダプタからメタデータをイン
ポートします。
ADAPT00620815 Oracle 10g R2 の変更データ キャプチャでは、Oracle の制限に
より、マルチバイトのテーブル名または列名はサポートされませ
ん。
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
83
8
8
既知の問題
ADAPT00620821 Microsoft SQL Server の Windows NT 認証は、アドミニストレー
タおよびメタデータ レポートで機能しません。代わりに Microsoft
SQL Server 認証を使用してください。
ADAPT00621063 存在しないラベルを持つマルチユーザー開発インターフェイス
の[レベルを指定して取得]オプションを使用すると、Data Inte
grator からオブジェクトの最新バージョンが返されます。
ADAPT00644390 varchar データの末尾に NULL 終了文字が含まれている場合、
Microsoft SQL Server、ODBC、DB2、Informix、Sybase IQ、また
は Teradata データベースの自動修正ロードが失敗する場合が
あります。自動修正 SQL は正しく生成されません。この問題を
解決するには、NULL 終了文字が含まれている列で
rtrim_blanks_ext 関数を使用して、空白を削除します。
この問題は、標準ロード モードの Sybase および Sybase IQ ター
ゲットでも発生します。これらのデータベースで問題を解決する
場合にも、rtrim_blanks_ext を使用してください。
ADAPT00655863 BusinessObjects Data Integrator Web サービスは UTF-8 コー
ド ページのみをサポートします。
ADAPT00658811 IBM DB2 に Data Integrator リポジトリを作成する場合、UTF-8
コード ページのみがサポートされます。
ADAPT00661876 プロジェクトのパス名が 230 文字を超えると、Data Quality プロ
ジェクトはインポートできません。
ADAPT00673438 Data Quality プロジェクトの説明は Data Integrator オブジェクト
ライブラリにインポートされません。
ADAPT00688056 Data Integrator ジョブを終了しても、Data Quality のプロセスは
終了しません。
ADAPT00688210 Data Integrator は、複数のソケット ライターを持つプロジェクトを
インポートしません。
ADAPT00688976 キーストア パスが間違っているために Web サービス アダプタが
機能しない場合、正しいキーストア パスを指定した後で Tomcat
サーバーを再起動しなければなりません。
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BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
既知の問題
ADAPT00695056 アダプタ SDK にはアダプタ ソースまたはターゲットとして使用す
るためにインポート可能な DTD に対する次の構文上の制限が
あります。
条件付き構文は DTD ファイルに含むことはできません。以下は
失敗する構文の一例です。
<!-- Common ebXML header--><!ENTITY % INCLUDE_EBHEADER
"INCLUDE"><![ %INCLUDE_EBHEADER;[<!ENTITY % eb:Message
Header SYSTEM "ebHeader.dtd"> %eb:MessageHeader; ]]
次の構文がサポートされており、同様の結果が生成されます。
<!ENTITY % eb:MessageHeader SYSTEM "ebHeader.dtd">
%eb:MessageHeader;
この制限はアダプタによって読み込まれる DTD ファイルにのみ
適用され、Designer によって読み込まれる DTD ファイルには適
用されません。アダプタが読み込むファイルだけがアダプタ操作
で設定されるファイルであることに注意してください。アダプタは
埋め込まれた DTD ファイルを読み込みません。
ADAPT00733805 Data Quality トランスフォームへの入力がマップされず、トランス
フォームの出力がマップされる場合、Data Integrator はジョブを
実行したときにハングします。ジョブを実行する前に、適切な入
力マッピングが行われていることを確認してください。
ADAPT00736500 次の状況の下で、プロファイラが無期限に保留状態になることが
あります。
• リポジトリが Job Server に接続されていない。
• 関連付けられている Job Server が実行していない。 プロファ
イラをもう一度実行する前に、上記のことを確認してください。
ADAPT00738936 フィールド名にピリオド(".")を含む Data Quality プロジェクトに
既知の問題があります。 Data Quality サーバーからプロジェクト
をインポートできますが、Data Integrator はそれらのフィールド
を正しくマップすることができません。 ピリオドを含むフィールド
を使用しない限り、プロジェクトをデータ フローの中で使用する
ことは可能です。この問題を回避するには、Data Quality プロ
ジェクトのフィールドの名前を変更して、ピリオドの代わりに他の
文字を使用します。 ビジネスオブジェクツ社では、下線文字("_")
の使用を推奨します。
ADAPT00741303 AccessServer ディレクトリにあるメッセージ クライアントのサンプ
ル プログラム(client_sample)は、このリリース向けに更新されてい
ません。アップデートについては Business Objects のナレッジ
ベースでお調べください。
BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
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既知の問題
ADAPT00743879 Data Integrator は、Oracle UTF8 データベースの NCHAR デー
タ型の列が row-by-row select オプションで、プライマリ キーま
たは比較対象の列で使用されている場合、その列を正しく処理
できません。 そのような場合、Data Integrator は誤った SQL
SELECT ステートメントを生成します。その結果、テーブル比較
の結果が正しくありません。
ADAPT00794024 Data Integrator を使用して ODBC ドライバを通じて Treadata
V2R6.2 ターゲット テーブルにロードするとき、次のようなエラー
が返されます。
error message for operation <SQLExecute>: <[NCR][ODBC
Teradata][Teradata Database] The source parcel length does not
match data that was defined.
この問題は、Treadata ODBC ドライバのバグによるものです。 こ
の問題を回避するには、ターゲット テーブルのコミット サイズを
1 に設定するか、またはいずれかのバルク ローダ メソッドを使用
してデータをロードします。
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BusinessObjects Data Integrator リリース ノート
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