みんなで選ぶレコード大賞 2006 http://www.h7.dion.ne.jp/~ayu-rina/v_k/minna.html *この賞は「日本レコード大賞」とは何の関係もありません。 *各賞の発表に関してそれぞれ掲載の承認を得ていますが、無断での転載は固く禁止します。 *趣旨:年末賞レースとかってそろそろ飽き飽きしてきた人いませんか? 辞退者がいたり、有力レコード会社ばかりだったり。 どの音楽がいいかって、感性人それぞれですが、みんなそれぞれでレコード 大賞を選んでみよう!という企画です。 *対象作品:2006 年 1 月 1 日~2006 年 12 月 31 日の間に CD で発売された邦楽作品全て。メジャー・インディーズは問いませ ん。来年発売で年内に出荷される作品は含みません。 エントリーNo1 権々 審査員 URL http://blog.livedoor.jp/gonnnakayama/ 優秀作品賞 Ring Ring a ding/GARNET CROW まぼろし/GARNET CROW Anywhere/GARNET CROW Never free/上原あずみ 生きたくはない僕等/上原あずみ Maze/上原あずみ 桜色/竹井詩織里 I miss you/岸本早未 PRECIOUS PLACE/愛内里菜 True Kiss/宇徳敬子 Tonight be my love~待ちきれない~/滴草由実 衝動/B'z メランコリニスタ/YUKI 三日月/絢香 夢路/伴都美子 最優秀作品賞 生きたくはない僕等/上原あずみ 最優秀歌唱賞 春待つ花のように/GARNET CROW 作詞賞 生きたくはない僕等/上原あずみ 作曲賞 傷ついても/滴草由実/Yoko Blaqstone 編曲賞 Maze/上原あずみ/三好誠 最優秀アルバム賞 小松未歩ベスト ~once more~/小松未歩 生きたくはない僕等/上原あずみ THE TWILIGHT VALLEY/GARNET CROW 最優秀新人賞 三日月/絢香 -3- 特別賞 或る日の朝に/竹井詩織里 総評・感想 初めての参加です。 女性ばっかりで、しかも Being 系ばっかりですいません・・・(苦笑 今年の Being 系の曲は良い曲が多かったと思います。 特に GARNET CROW と上原あずみ。 GARNET CROW は去年、無駄なアニメタイアップのオンパレードにより、独特の音楽性が生かされていない曲ばかりだったの ですが、今年は少なかったような気がします。元来の独自性に加え、新たしいジャンルも加わ り、5thAL は素晴らしい出来でした。 上原あずみは詩が凄まじい。独特な詩が好きです。あまりよくない歌唱力を十分過ぎるほどカバーできるほ どの詩だったと思います。今後の詩に期待出来るのではないかと思います。 Being 系以外では、絢香が特によかったと思います。独特の歌唱にマッチした曲が提供されているようなので、今後の活動 に十分期待出来ると思います。 最優秀ビデオクリップ賞 もしも生まれ変わったら もう一度 愛してくれますか?/北原愛子 最優秀ジャケット写真賞 THE TWILIGHT VALLEY/GARNET CROW -4- エントリーNo.2 Ash 審査員 URL http://rvlog.net/ 優秀作品賞 Anywhere/GARNET CROW 今宵エデンの片隅で/GARNET CROW もうちょっとサガシテみましょう/GARNET CROW 春待つ花のように/GARNET CROW Weekend/GARNET CROW Rising Core/COPTER4016882 Rockin' My Way/COPTER4016882 Deep Deep Night/COPTER4016882 Progress/kokua parasite/polyABC Wimpy/polyABC 最優秀作品賞 今宵エデンの片隅で/GARNET CROW 最優秀歌唱賞 春待つ花のように/GARNET CROW 作詞賞 春待つ花のように/GARNET CROW/AZUKI 七 作曲賞 Progress/kokua/スガシカオ 編曲賞 Rising Core/COPTER4016882/ウカイ 最優秀アルバム賞 THE TWILIGHT VALLEY/GARNET CROW 2D2D/COPTER4016882 Imprint****/polyABC 最優秀新人賞 該当なし 特別賞 該当なし -5- 総評・感想 --総評 --GARNET CROW と polyABC 普及のため今年も参加します。 相変わらず、その年リリースものはほとんど聞いてませんが。 以下、昨年同様、「リリース年に関わらず、その年自分が聞いたアルバム」のアワードを挙げます。 --ブログの頃から恒例となっている、年間最優秀アルバム、シングル、楽曲アワードを行おう。 ルールは去年と同じである。 http://rvlog.net/2005/11/16-052833.php その年個人的に購入したアルバムなどから、最も最強だと思えるものを表彰する。 飽くまで、その年に購入した・聞いたものなどが対象であり、「その年リリースされたものかどうか」は問題ではない。 無論、 その年のリリース製品も聞いている場合は対象になる。 ただ今年は金も時間もなく、6 月以降購入したアルバムは 2 枚で、年間通してもシングルは多分 1 枚しか買ってな い。 かなり偏重な審査になるが、そこはご了承いただきたい。 5 月まではレビューをブログにつけていたので参考用に挙げておく。 2006 年 1 月 2006 年 2 月 2006 年 3 月 2006 年 4 月 2006 年 5 月 http://rvlog.net/2006/01/ http://rvlog.net/2006/02/ http://rvlog.net/2006/03/ http://rvlog.net/2006/04/ http://rvlog.net/2006/05/ -------------------------アワード候補アルバム一覧 -------------------------以下は何れも平均をかなり上回る内容で強烈な印象を残したアルバムになる。 COPTER4016882 「perfect joke」 COPTER4016882 「2D2D」 the AUTOMATICS 「Quietude!」 the AUTOMATICS 「Good Melodies[赤盤]」 Ivy 「Realistic」 Overrocket 「Mariner’s Valley」 ELEKTEL 「Bit Stream Lounge」 polyABC 「Imprint****」 GARNET CROW 「THE TWILIGHT VALLEY」 ◎寸評 COPTER4016882 の「perfect joke」は Bridge の幻想を垣間見るような音楽性と柔らかな女性ヴォーカル、CPTR の お遊び感が渾然一体となった傑作。 同じく「2D2D」は上記とは 180 度うって変わり、クラブチューン中心で従来の CPTR 路線からは大きく逸脱した意 欲作。 今年最も驚いた作品でもある。 -6- 前半部のヴォーカルが男性のみ、後半部が女性のみという珍しい構成になっている。 ウカイくんの音楽性の変遷が感じ取れる作品。 オートマ(the AUTOMATICS)は今年前半部最もはまったアーティストヨシノモモコのユニットで、Quietude!は全体のバランスが、 Good Melodies[赤盤]はカヴァー集ながらそのバカテクと作品への愛が素晴らしい傑作。 オートマを未聴の人は絶対に聞くことをお奨めする。 Ivy は洋楽の典型的なギタポでヴォーカルが垣間見せる独特の雰囲気が素晴らしい。 ヴォーカルの雰囲気だけで持っていくところは、GARNET CROW の中村由利に匹敵する。 曲も疾走感に溢れたものや遊び心溢れるものから独特の寂寥感に溢れたものまでバラエティに富み、アルバム通して聞 いても素晴らしい。 Overrocket と ELEKTEL はオザケンの「毎日の環境学」リリース用の予習にコーネリアスを聞く→他の環境系、イ ンテリア系ミュージックと比べたくなり購入したが、本家のポイントすら上回っている何れも甲乙付け難い傑作。 Mariner’s Valley は深い海底を思わせる効果やミニマルなダブサウンドが得も知れぬ音世界を演出する。まさに Mariner’s Valley というタイトルに相応しい作品と呼べる。 ELEKTEL「Bit Stream Lounge」は複数のヴォーカルを使い分けながらも独自の電子系音楽の世界を確立してお り、エレクトロ・ポップ・ラウンジの一つの到達点を示したといってよい内容である。 polyABC の「Imprint****」はインディーズでありながら 3 作目。まずはリリースされた事自体がうれしい。 作品は polyABC 以外では再現できない独特の変化あるリズムと、強烈な唸りや歪み溢れるオルタナ。 メインは女性 Vo.、一部曲でツインヴォーカルであるが、女性 Vo.のコバヤシノリコは土岐麻子に匹敵するク リアな透明感で、オルタナ・ロックにも関わらず圧倒的な浮遊感に溢れている。 Imprint****はまだ聞き込み中で咀嚼出来てないが、傑作の 1st に匹敵する完成度。 これからじっくり聞き込みたい 1 作である。 トリの GARNET CROW はインディーズを含めると 6 作目となる大作「THE TWILIGHT VALLEY」。 爽やかに駆け抜けるポップから重厚なバラード、更にプログレに傾倒しつつも分類不可能な曲など、これまでの 活動の集大成とも呼べるものであり、ヴォーカル、アレンジとも最も素晴らしい内容。作品の詩世界も相変わら ず深遠であり、その世界は底知れない深さに満ちている。 これらを丁寧に歌い分ける中村由利のヴォーカル技量も大幅に向上。 JPOP の覇王が最高峰のクオリティで送り出してきた最強のアルバムである。 以上 9 枚が今年聞いたアルバムで最も評価の高いものになる。 -------------------------2006 年間最優秀シングル -------------------------アルバムアワードに移る前に、シングル、曲レベルの表彰をしておこう。 kokua「Progress」 NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」のテーマ曲。 スガシカオの乾いた声ともがきながら前に進もうとする作詞が心を打つ不朽の名作に仕上がった。 番組のテーマにもぴったり添っており、これをオーダーで作ってしまうスガシカオの神業的楽曲だ。 --------------------------7- 2006 年間最優秀楽曲 -------------------------GARNET CROW「今宵エデンの片隅で」 次点 GARNET CROW「春待つ花のように」 kokua「Progress」 kokua の「Progress」もかなり良かったが、GARNET CROW「THE TWILIGHT VALLEY」の収録曲「今宵エデンの片隅で」「春待つ花 のように」がやはり図抜けている印象。 「今宵エデンの片隅で」 は「fill away」などのように GARNET CROW・ポップロックとしか呼べないような独自の領域の曲で聞き 込む毎に発見がありヘヴィ・ローテとなっている最も好きな曲。 俺はこういうまともな感じで実はバカポップ的歌曲というのが壷にはまる趣向の持ち主らしい。 「春待つ花のように」 はアルバムを締める大作バラードで聞く毎に心に染み渡る名曲中の名曲。 傑作「君連れ去る時の訪れを」を超える作品に仕上がっている。 聞き込んだ結果、ほとんど拮抗しているとは思うが、GARNET CROW「今宵エデンの片隅で」とする。 今年はこれしかない気がするくらい聞きまくった。 多分製作者本人たちよりも聞いた回数は多いと思う(w。 -------------------------2006 年間最優秀アルバム -------------------------GARNET CROW「THE TWILIGHT VALLEY」 2006 年間最優秀アルバムは GARNET CROW の「THE TWILIGHT VALLEY」を選出したい。 ここまで読んだ人には説明は不要だろう。 どの曲も全く抜かりなく、彼らが現在持て得る力の全てを注ぎ込んだ魂の結晶。 作曲、編曲、ギターアレンジ、作詞、ヴォーカルなど、作品を構成する全てにおいてこれまでの作品を抜きん出 た内容で何度聞いても味わい深く、曲個々で聴いても発見があり楽しめる。 点数的には 100 点 MAX でいうと、俺の中では 95 点くらいであり、今まで最も評価の高かった 2ND より上回る印象すらある。 やはりガーネットがリリースした年は全て GARNET CROW が掻っ攫う展開になっている。 (去年はガーネットのリリースがベスト版のみだったため、pitcher56「a direction of the ball she hit」であった。) --ガーネット、強し。強すぎる。 作曲とヴォーカルを担う傑出した天才・中村由利と、それを支える 3 人の完全な分業体制が、アートワークとして極めて効 果的な相乗効果を挙げているといえるだろう。 俺個人としては 21 世紀を代表するアーティストだと断言できる。 いつも思うが、このユニットは一体どこにいってしまうのか。 圧倒的な実力のみならず、全く音楽性がぶれず一貫して世界観を透徹するそのストイックとも呼べる姿勢には本 当に感心する。 -8- そして、その真価が凝縮されたトワイライト・バレー。 彼らに対する僅かな不安もこのアルバムで完全に払拭された。 あとは今の実力を出来るだけ維持しつつ、出来るだけ長く活動してくれれば何も言う事はない。 最優秀ビデオクリップ賞 該当なし 最優秀ジャケット写真賞 Imprint****/polyABC 最優秀コラボレーション 該当なし -9- エントリーNo.3 aki 審査員 優秀作品賞 BLUE BIRD/浜崎あゆみ Kiss o'kill/浜崎あゆみ Secret/浜崎あゆみ GLORIOUS/愛内里菜 MIRACLE/愛内里菜 DELIGHT/愛内里菜 Especial thanks/愛内里菜 LOVE OR BE LOVED/愛内里菜 I'll be delighted/愛内里菜 フレンジャー/大塚愛 alice/竹仲絵里 話そうよ/竹仲絵里 二人の明日/竹仲絵里 恋に落ちて/藤田麻衣子 最優秀作品賞 フレンジャー/大塚愛 最優秀歌唱賞 Secret/浜崎あゆみ 作詞賞 alice/竹仲絵里 作曲賞 サヨナラ サヨナラ/竹仲絵里/小渕健太郎・竹仲絵里 編曲賞 MIRACRE/愛内里菜/葉山たけし 最優秀アルバム賞 DELIGHT/愛内里菜 ペルソナ/竹仲絵里 Secret/浜崎あゆみ 最優秀新人賞 恋に落ちて/藤田麻衣子 特別賞 君がくれた場所/川崎萌 総評・感想 - 10 - 【最優秀作品賞】最近個人で聴くにはいい歌が多いけれど、みんなで唄える歌が少ない。そんな中で「フレンジャー」はに ぎやかに唄えてノリがよくて、しかも一見意味のない詞のようでありながら、ちゃんと意味があってわざとらしくない詞がよい (^o^) 【最優秀歌唱賞】きれいな声や音の作品ではないが、一発取りの緊張感、詞に込めた切迫感がよく伝わってくる、個人 的には気に入っている作品(^-^) 【作詞賞】この詞からチャレンジを恐れない勇気をもらいました(^o^)v http://music.yahoo.co.jp/shop/p/53/310856/Y033448 【作曲賞】今勢いのあるコブクロの小渕さんとえりつぃんの共同作業で面白い展開のメロディーができたと思います! 【編曲賞】訳もなく楽しい感じに仕上がっているのがいいんじゃない? 【最優秀アルバム賞】普通の CD 屋で手に入るアルバムはこれくらいしか買ってないなぁ...里菜りんとあゆは昔のよさが戻っ てきたアルバムになったと思います。自身もスタッフもファンも彼女たちが持つ天性のよさに気付いた作品たちでは?それ を今後どう生かしていくかが課題ですね。 絵里つぃんは記念すべきメジャーフル一作目で見事にまとまりある作品ができたのが素晴らしいと思います。 【最優秀新人賞】誰?って思うかもしれませんが、とにかくいいので、ぜひライブで生の歌を体感してほしいです!!06 年 9 月全国流通 CD デビュー(^o^) http://fujitamaiko.com/ 【特別賞】引き続き誰??って思うアーティストさんだと思いますが、そしてアルバム作品名でごめんなさいですが、彼女の 声は何かとても惹きつけるものを持っています!!! http://www.kawasakimoe.com/ 【最優秀ビデオクリップ賞】A☆RINA SHOW でさわりしか見てないけれどいい感じ。ぜひプレミアショット 4 の 中に入れてほしいなぁ...(-o-) 【最優秀ジャケット賞】振り向いた顔がギザ☆カワユス(^O^) 【最優秀コラボ】やはりみゆき姉さんの作る歌はすごい!!そして SMAP や V6 じゃなく TOKIO に唄わせたのも正解(^-^) 勝手な賞:【良さ再確認賞】Can you feel the POWER OF WORDS?/愛内里菜 誰かに大切なひと言を言う前に聴くととても勇気がもらえますよ!もう5年前の曲になるけれど、自分にとって永遠のテーマ 曲だとあらためて実感しました。そしてやはり「POWER OF WORDS」自体もいい作品だと思います(^-^) - 11 - 【総評の総評】 あゆ・里菜りんにとって、昔のスタイルに回帰していい作品を残せた年だと思う。本来持っているいい才能を生かして伸ば す方が、変に背伸びしたり変えようとしたりするよりもよいということかな...。でも後退や安泰を求めたとも言えなくもないので、 2007 年の作品の展開がどうなるかが、それらの良さがゆるぎない本物になるかどうかの鍵を握っていると言えるかもしれな いと考えます。今年もお二人にはぜひぜひがんばってほしいです!! 最優秀ビデオクリップ賞 DELIGHT/愛内里菜 最優秀ジャケット写真賞 恋に落ちて/藤田麻衣子 最優秀コラボレーション ※ 宙船/TOKIO・中島みゆき ※主催者注:パフォーマンス上コラボしたというわけではないが、楽曲・作詞提供という意味合いで広義のコラボと捉えればよ いと思われる。 - 12 - エントリーNo.4 カルナック URL http://blog.livedoor.jp/karnak/ 優秀作品賞 kiss o'kill/浜崎あゆみ 三日月/絢香 Possession/JYONGRI 籟・来・也/GARNET CROW 荒野流転/FictionJunction YUUKA 御手紙/シド みんなひとり/松たか子 君がいるから/SunSet Swish Cherry Girl/倖田來未 TOKYO 通信~Urbs Communication~/SOUL'd OUT プライド オブ プレイス/上木彩矢 DELIGHT/愛内里菜 BRAVE PHONIX/水樹奈々 NAKED FEELS/水樹奈々 Destiny-太陽の花-/島谷ひとみ 最優秀作品賞 BRAVE PHONIX/水樹奈々 最優秀歌唱賞 BRAVE PHONIX/水樹奈々 作詞賞 kiss o'kill/浜崎あゆみ 作曲賞 みんなひとり/松たか子/竹内まりや 編曲賞 kiss o'kill/浜崎あゆみ/田辺慶二 最優秀アルバム賞 HYBRID UNIVERSE/水樹奈々 GRID/m.o.v.e (miss)understood/浜崎あゆみ 最優秀新人賞 Possession/JYONGRI - 13 - 特別賞 Lovin'you/土屋アンナ 総評・感想 レンタルショップの半額クーポンを駆使して 2006 年もいろんな音楽を楽しむことができた。 2005 年の年末には入荷していたが、2006 年は元旦発売のあゆのアルバムから始まった感じ。11 月にもフルアルバムが 発売されたが、個人的には「kiss o'kill」が突出していたが(編曲賞・作詞賞)、全体的に「(miss)understood」の方が重厚なサウ ンドと重々しい詞と相まって聴き応えがあったように思う。 優秀作品の個々の感想は http://blog.livedoor.jp/karnak/archives/50889833.html で取り上げたとおり。 自分の好みでもあり、秀作と感じるのは、心の琴線に触れる叙情的な楽曲とリズムその他の音楽的クオリテ ィの高いもの。 前者としては籟・来・也/GARNET CROW、荒野流転/FictionJunction YUUKA、御手紙/シド、みんなひとり /松たか子、君がいるから/SunSet Swish などである。これらはメディアを通じてピンと来たものがほとんどだ。竹内まりや作 曲の「みんなひとり」はスタンダードで優しいメロディーがよくて作曲賞。 後者は Cherry Girl/倖田來未、TOKYO 通信~Urbs Communication~/SOUL'd OUT、プライド オブ プレイス/上木彩矢、 Possession/JYONGRI など。Lovin'you/土屋アンナもこれに該当するが、全英語詞という特異性から特別賞とした。 双方を兼ね備えているのが、浜崎あゆみ・愛内里菜・島谷ひとみ・水樹奈々だったが、奈々な 1 年って感じで (爆)疾走感溢れる曲も穏やかなバラードも独特の表現力で歌い上げる力にハマってしまいました。 島谷ひとみは cross over 路線を引き継いでいてよかったですね。愛内里菜はそれはそれで悪くはないのだろうけど、どこか 稚拙さと音楽的クオリティの低さ(mix 等技術的側面)で不安を抱えていて、手放しで賞賛できないのがつらい。 新人賞は大ブレイクした絢香でもよさそうだったが、JYONGRI にポテンシャルの高さを感じてしまったのでこちらに決定。今後の 作品が期待される(最近 2,3 作品目で方向性をガラリと変えて失敗している人が多いので要注意だけど)。 PV は芸術的か、そうでなければ楽しいほうがいいです。大塚愛はとても楽しい(笑)。 ジャケットはアーティスティックな感じとザクッと大胆な縁取りをしていた岸本早未で。 コラボはまぁこれで決まりかな。くぅちゃんと EXCILE のもインパクトはあったけど、思ったほどではなかった気がします。 その他、惜しくも圏外になったのは「雪塵―ダイヤモンドダスト―/川嶋あい」「星月夜/清田まなみ」「NAMIDA3000/ m.o.v.e」「kiss me Good-bye/アンジェラ・アキ」「Seasons/北原愛子」と水樹奈々作品すべて(ぇ)。 あゆ・愛内らは 5 年以上やってきてだんだんとマンネリ化し、人気も落ちてきたが、水樹奈々はくぅちゃんと同じく、5 年を過ぎ てから急伸しているようで、今後とも注目したい。 最優秀ビデオクリップ賞 フレンジャー/大塚愛 最優秀ジャケット写真賞 LOVE DROPS/岸本早未 最優秀コラボレーション 君はボクの青空/渚のオールスターズ - 14 -
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