取 扱 説 明 書 測定信号変換器 温度センサー用 704899 / 00 12 / 2014 TP323x 本社〔〒261-7118〕 千葉県千葉市美浜区中瀬2-6-1 WBG マリブウエスト 18F サービスセンター 0120-78-2070 E-Mail:[email protected] website:www.ifm.com/jp 営業所 東京 ・ 名古屋 ・ 大阪 ・ 広島 ・ 九州 JP 目次 1 はじめに(注意)....................................................................................................2 1.1 標記の説明 .....................................................................................................2 2 安全の為の注意....................................................................................................2 3 機能と特徴 ...........................................................................................................3 4 機能......................................................................................................................3 5 取付方法 ..............................................................................................................4 6 接続方法 ..............................................................................................................4 7 パラメータの設定 .................................................................................................5 7.1 IO-Link ...........................................................................................................5 7.1.1 一般情報 ...............................................................................................5 7.1.2 センサー仕様情報 .................................................................................5 7.1.3 パラメータ設定ツール ...........................................................................5 7.2 設定可能なパラメータ....................................................................................6 8 操作方法 ..............................................................................................................6 9 技術データ、外形寸法図........................................................................................6 10 工場出荷時の設定 ..............................................................................................7 1 はじめに (注意) 1.1 標記の説明 ▶ 操作指示 > 操作による反応、結果 → 参照 重要注意事項 誤動作や障害の原因になりますので、ご注意ください。 2 2 安全の為の注意 • 製品を動作させる前に製品説明をよく読み、製品がアプリケーションに問題なく適 していることを確認してください。 • 使用上の注意や技術的な説明を無視した場合、物的および人的損害をもたらす恐 れがあります。 • 不適当な使用や意図しない用途は、センサーの誤作動や望ましくない影響を与え る可能性があります。センサーの設置、電気的接続、設定、操作およびメンテナン スは知識を持った専門の方が行ってください。 • 当社製品がお客様でのご使用期間中に正しい動作状態を保証するために、接液す JP る製品の材質に対して十分に耐性のある媒体のみご使用ください。 (→ 技術データ) • 当社製品をご使用する際、お客様のアプリケーションへの適合性についてはお客 様ご自身に判断頂き、当社はいかなる場合でも責任は負いません。当社製品をお 客様にて本来の使い方以外のご使用による場合は、当社は責任を負いません。当 社製品の取付けとその取付けによるご使用が不適切であった場合は、保証の対象 外となります。 • この製品は人体の保護を目的とした安全回路に組み込むことはできません。 • 日本国内では、計量法によりSI単位以外使用できません。 3 機能と特徴 この変換器は測温抵抗体を使って、プラントやマシンの温度を監視することができま す。 接続可能な温度センサー: • 温度センサー TM、TS、TT • 測温抵抗体 RTD (Pt 100 または Pt 1000) 変換器は接続したセンサーを検出して出力を構成します。 4 機能 • 変換器は測定信号をアナログ信号に変換します。 [OU2]=[I]の時 4~20 mA [OU2]=[Ineg]の時 20~4 mA • アナログ信号はスケーリングすることができます。工場出荷時の設定 → 10 ASPとAEP間の最小距離 = 5 ° C • センサーはIO-Linkをサポートしています。 3 5 取付方法 ► 変換器に温度センサーを接続してください。 1: 電源供給と出力信号用接続 2: 温度センサー用接続 1 2 6 接続方法 配線の接続は、電気的な知識を持っている人が行ってください。 電子機器の取付けは、国内または海外の規格に従ってください。 供給電源:EN 50178、SELV、PELV ► 取付けおよび配線は、必ず電源を切ってから行ってください。 ► 配線は下記を参照してください。 1 2 1 1 3 2 4 1 L+ 2 2 4 L 3 3 2 4 1 4 3 LED1 4 LED2 1 2 3 4 1 2 3 4 L+ L IO-Link L 1 / 2: 電源供給と出力信号用の接続 ピン1 電源電圧 + ピン3 電源電圧 - ピン 4(OUT1) IO-Link ピン 2(OUT2) 温度のアナログ信号 3: 2線式温度センサーの接続 1/2と3/4はリンクしてください。メニューCOFでゼロ点調整することができます。 4: 4線式センサーの接続 LED 1: 電源と3線式で接続された時に点灯し、IO-Linkコミュニケーションを使用することがで きます。 LED 2: アナログ出力として接続された場合に点灯します。 JP 7 パラメータの設定 IO-Link対応パラメータ設定ツールを使用することで、次の機能が利用できます。 - 現在の測定値の読み込み - 現在のパラメータ設定の読込み、変更、保存、および同タイプのセンサーに転送 7.1 IO-Link 7.1.1 一般情報 このセンサーには、操作のためのIO-Link対応モジュール(IO-Link マスター)を要求す るIO-Link通信インターフェースが付いています。 IO-Link インターフェースは、プロセスおよび診断データに直接アクセスが可能で、動 作中にセンサーのパラメータ設定をできるようにします。 また、USBケーブルによるpoint-to-point接続を通して通信が可能です。 IO-Linkの詳細については、下記のホームページで確認できます。 www.ifm.com/gb/io-link 7.1.2 センサー仕様情報 IO-Linkセンサーの設定に必要なIODD、およびプロセスデータ構成、診断情報、パラメ ータアドレスについての詳細は、下記のホームページで確認できます。 www.ifm.com/gb/io-link 7.1.3 パラメータ設定ツール 必要なIO-Linkハードウェア、およびソフトウェアについての必要な情報は、下記のホ ームページで確認できます。 www.ifm.com/gb/io-link 5 7.2 設定可能なパラメータ OU2 OUT2の出力機能: アナログ信号:4~20 mA [I] または 20~4 mA [Ineg] ASP 温度のアナログスタート値 4 mAでの測定値([OU2] = [InEG] の時は 20 mA) AEP 温度のアナログエンド値 20 mAでの測定値([OU2] = [InEG] の時は 4 mA) ASPとAEP間の最小距離 = 5 ° C COF ゼロ点のキャリブレーション 設定範囲:± 10 ° C(0.1 ° C ステップ) 内部測定値”0”は、この値によって移動します。 FOU2 内部異常発生時の出力2の応答 - [On] = 異常発生時、アナログ出力は上限値を超えます。 (21.0 mA) - [OFF] = 異常発生時、アナログ出力は下限値を下回ります。 (3.5m A) Uni 測定単位の設定:[° C] 日本国内では、計量法により SI単位以外使用できません。 8 操作方法 電源を投入すると動作モードになります。 (通常の状態) エラーの場合に出力されるアナログ出力 温度が設定された測定範囲以下の場合 - 出力は3.8mAの最小値を出力します。 ([OU2]= [I]) - 出力は20.5mAの最大値を出力します。 ([OU2]= [Ineg]) 温度が設定された測定範囲以上の場合 - 出力は20.5mAの最大値を出力します。 ([OU2]= [I]) - 出力は3.8mAの最小値を出力します。 ([OU2]= [Ineg]) 温度がセンサーの検知域を下回った / 上回った場合 9 技術データ、外形寸法図 [FOU2]の設定に従って、アナログ信号を出力しま す。 技術データ、外形寸法図については、下記をご参照ください。 www.ifm.com 6 10 工場出荷時の設定 工場出荷時の値 ユーザー設定 TP3231 TP3232 TP3233 TP3237 OU2 I I I I ASP -50 -50 0 0 AEP 150 300 300 100 COF 0.0 0.0 0.0 0.0 FOU2 OFF OFF OFF OFF ° C ° C ° F ° C Uni 技術データ、その他の情報については下記も併せてご参照ください。 www.ifm.com → Data sheet direct: お断りなく仕様等記載事項を変更することがありますのでご了承ください。 JP 7
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