障がい福祉のしおり

障がい福祉のしおり
−平成25年度版−
東温市イメージキャラクター いのとん
東 温 市
0
∼はじめに∼
このしおりは、平成25年4月時点において、障
がいのある方もしくはご家族の方が利用できる主
な制度をまとめたものです。
記載している内容は、最小限にとどめていますの
で、詳しい内容を知りたい場合には、それぞれの担
当窓口にお問い合わせください。
今後、制度の内容等が変更となる場合もあります
ので確認の上、ご利用をお願いいたします。
東温市 社会福祉課
1
∼もくじ∼
1.障害者手帳について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
身体障害者手帳/療育手帳/精神障害者保健福祉手帳
2.福祉サービスなどについて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5
障害福祉サービス/障害児通所支援/地域生活支援事業
3.相談窓口について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13
障害者相談支援/市・県関係/障害者相談員/就労関係
4.医療費の助成について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14
重度心身障害者(児)医療費助成/自立支援医療(更生医療)/自立支援医療
(精神通院)/自立支援医療(育成医療)
5.各種年金などについて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17
障害基礎年金/特別障害給付金/障害厚生年金/心身障害者扶養共済制度
6.各種手当などについて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19
特別障害者手当/障害児福祉手当/特別児童扶養手当
7.税金の控除・減免について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22
所得税・住民税の控除/自動車税・軽自動車税・自動車取得税の減免
8.運賃などの割引・公共料金の減免について・・・・・・・・・・・・・・・25
タクシーの利用助成/JR運賃の割引/航空運賃の割引/高速道路料金の割引
NHK放送受信料の減免
9.日常生活用具・補装具などの給付について・・・・・・・・・・・・・・・29
補装具の交付と修理/日常生活用具の給付/住宅改修費の給付/
障害者自動車運転免許取得助成/身体障害者用自動車改造費助成
2
1.障害者手帳について
1 身体障害者手帳
身体障がいのある人が、各種サービスや支援を受けやすくするために必要な手帳
です。法律に定められた一定の障がいに該当すると認定された場合に交付されます。
<申請に必要なもの>
① 申請書
② 診断書・意見書(指定医療機関で作成したもの)
③ 顔写真(たて4㎝×よこ3㎝)1枚
④ 印かん
<問い合わせ先>
東温市役所 社会福祉課 障害福祉係(℡089-964-4406)
2 療育手帳
知的障がいのある人が、各種サービスや支援を受けやすくするために必要な手帳
です。専門機関において、知能検査や社会性・生活能力などを総合的に勘案して判
定が行われ、一定の障がいに該当すると認定された場合に交付されます。
<手続きの流れ>
① 市に申請書などを提出します。
② 児童相談所(18 歳未満)もしくは更生相談所(18 歳以上)で判定を受けます。
③ 市から手帳交付のお知らせが届いたら、窓口で手帳を受け取ります。
<申請に必要なもの>
① 申請書
② 交付(確認)申請調書
③ 顔写真(たて4㎝×よこ3㎝)1枚
④ 印かん
<問い合わせ先>
東温市役所 社会福祉課 障害福祉係(℡089-964-4406)
3
3 精神障害者保健福祉手帳
精神障がいのある人が、各種サービスや支援を受けやすくするために必要な手帳
です。精神障がいにより長期にわたって日常生活または社会生活に制約があると認
定された場合に交付されます。
<申請に必要なもの>
① 申請書
② 診断書(または年金証書の写し)
③ 顔写真(たて4㎝×よこ3㎝)1枚
④ 日本年金機構等へ照会するための同意書(年金証書で申請する場合)
⑤ 印かん
<問い合わせ先>
東温市役所 社会福祉課 障害福祉係(℡089-964-4406)
4
2.福祉サービスなどについて
1 障害福祉サービス
障害者総合支援法に基づき、障がいのある人が住み慣れた地域で安心した生活が
できるようにサポートする制度です。
自宅でヘルパーなどの支援を受けたりなどする「訪問系サービス」
、施設などで昼
間の活動を支援する「日中活動系サービス」
、入所施設などで住まいの場としてのサ
ービスを行う「居住系サービス」などがあります。
<サービスの種類>
① 訪問系サービス
給付の種類
サービスの名称
居宅介護
(ホームヘルプ)
介護給付
サービスの内容
自宅で入浴や排せつ、食事などの介助をし
ます。
重度の障がいがあり、常に介護が必要な人
重度訪問介護
に、自宅で入浴や排せつ、食事などの介助
や外出時の移動の補助をします。
知的障がいや精神障がいにより行動が困
行動援護
難で介護が必要な人に、行動するとき必要
な介助や外出時の移動支援などをします。
重度の視覚障がいにより移動が困難な人
同行援護
に、外出時に同行して移動の支援を行いま
す。
短期入所
家で介護を行う人が病気などの場合、短期
(ショートステイ) 間、施設へ入所できます。
介護が必要な程度が非常に高いと認めら
重度障害者等
れた人に、居宅介護などの障害福祉サービ
包括支援
スを包括的に提供します。
② 日中活動系サービス
給付の種類
サービスの名称
療養介護
介護給付
生活介護
サービスの内容
医療の必要な障がい者で常に介護が必要
な人に、医療機関で機能訓練や療養上の管
理、看護、介護の世話をします。
常に介護が必要な人に、施設で入浴や排せ
つ、食事の介護や創作的活動などの機会を
提供します。
5
給付の種類
サービスの名称
自立訓練
訓練等給付
就労移行支援
就労継続支援
サービスの内容
自立した日常生活や社会生活ができるよ
う、一定の期間における身体機能や生活能
力向上のために必要な訓練を行います。
就労を希望する人に、一定の期間における
生産活動やその他の活動の機会の提供、知
識や能力の向上のための訓練を行います。
通常の事業所で働くことが困難な人に、就
労の機会の提供や生産活動その他の活動
の機会の提供、知識や能力の向上のための
訓練を行います。
③ 居住系サービス
給付の種類
サービスの名称
共同生活介護
(ケアホーム)
介護給付
施設入所支援
訓練等給付
サービスの内容
共同生活の場所で入浴や排せつ、食事の介
護などが受けられます。
施設に入所する人に、入浴や排せつ、食事
の介護などをします。
地域で共同生活を営む人に、住居における
共同生活援助
(グループホーム) 相談や日常生活上の援助をします。
<利用できる方>
① 身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方
② 厚生労働省が定める難病等により障がいがあると認められた方 など
<申請に必要なもの>
① 申請書
② 世帯状況・収入申告書
③ 同意書または課税(非課税)証明書
④ 各種証書または振込通知書(障害年金や遺族年金などを受給されている方)
⑤ 障害者手帳
⑥ 訪問調査連絡票
⑦ 印かん
6
<申請から利用までの流れ(介護給付の場合)>
※ 申請から利用までは、
「2か月程度」かかります。
1 制度の利用に関する相談
相談支援事業所に「制度のこと知りたい」「どんなサービスが受
けられるの」「事業者はどこがあるの」などの相談をします。
2 利用申請
相談の結果、障害福祉サービスの利用を希望する場合には、市に
申請書などを提出し、利用申請を行います。
3 聴き取り調査
調査員が自宅などに訪問し、心身の状況に関する項目(106項
目)などの聴き取りを行います。
4 市町村において障害程度区分の一次判定
調査の結果をコンピューターで判定します。
5 障害程度区分認定審査会において障害程度区分の二次判定
有識者などで構成された審査会において、一次判定の結果や医師
の意見書などを参考に障害程度区分を認定します。
6 サービス等利用計画案の提出
指定特定相談支援事業所が作成した「サービス等利用計画案」を
市に提出します。サービス等利用計画とは、本人や家族等の置かれ
ている環境などを勘案して、その方に必要なサービスの種類・内
容・量などを記載したものです。
7 支給決定
調査の際に聴き取りをした勘案事項やサービス等利用計画など
を考慮し、市が支給決定を行います。支給決定後、申請者には、
「福
祉サービス受給者証」を交付します。
8 事業者と契約
市から支給決定を受けた方は、利用したい事業者を選び、「福祉
サービス受給者証」を提示して、利用契約を行います。
9 サービスの利用
利用契約に基づき、希望するサービスを利用します。なお、サー
ビスを利用した際には、利用料の一部を事業者に支払います。
7
<利用者負担額の上限>
サービスを利用した場合は、負担能力に応じた利用者負担額を支払います。
ただし、負担能力に応じた上限額が決められていますので、負担が重すぎることの
ないようになっています。
所得区分
生活保護
低所得
一般1
負担上限月額
0円
低所得1
低所得2
居宅で生活する障害児
居宅で生活する障害者および20歳未
満の施設入所者
一般2
0円
4,600円
9,300円
37,200円
<お問い合わせ先>
東温市役所 社会福祉課 障害福祉係(℡089-964-4406)
2 障害児通所支援
児童福祉法に基づき、障がいのある児童や療育の必要性のある児童を対象に、年
齢に応じて専門的な支援を行います。
<サービスの種類>
サービスの名称
児童発達支援
医療型児童発達支援
放課後等デイサービス
保育所等訪問支援
サービスの内容
未就学の障がい児などに日常生活における基本的な動
作の指導、知識技能の付与、集団生活への適応訓練を
行います。
肢体不自由児に児童発達支援および治療を行います。
就学中の障がい児などに、授業終了後または夏休みな
どの休業日中に、生活能力の向上のために必要な訓練、
社会との交流の促進などを行います。
保育所などを訪問し、集団生活への適応のための専門
的な支援などを行います。
<利用できる方>
① 身体障がいのある児童
② 知的障がいのある児童
③ 精神障がいのある児童
④ 厚生労働省が定める難病等により障がいがある児童 など
8
<申請に必要なもの>
① 申請書
② 世帯状況・収入申告書
③ 同意書または課税(非課税)証明書
④ 各種証書または振込通知書(各種手当などを受給されている方)
⑤ 障害者手帳
⑥ 印かん
<申請から利用までの流れ>
※ 申請から利用までは、
「1か月程度」かかります。
1 制度の利用に関する相談
相談支援事業所に「制度のことが知りたい」「どんなサービスが
受けられるの」「事業者はどこがあるの」などの相談をします。
2 利用申請
相談の結果、障害児通所支援の利用を申請する方は、市に申請書
などを提出し、利用申請を行います。
3 聴き取り調査
申請時に、市の職員が、現在の生活状況や障害の状況などについ
て、聴き取りをします。
4 障害児支援利用計画案の提出
指定障害児相談支援事業所が作成した「障害児支援利用計画案」
を市に提出します。障害児支援利用計画とは、本人や家族等の置か
れている環境などを勘案して、その児童に必要なサービスの種類・
内容・量などを記載したものです。
5 支給決定
調査の際に聴き取りをした勘案事項や障害児支援利用計画案な
どを考慮し、市が支給決定を行います。支給決定後、保護者には、
「通所受給者証」を交付します。
6 事業者と契約
市から支給決定を受けた方は、利用したい事業者を選び、事業者
に「通所受給者証」を提示して、利用契約を行います。
7 サービスの利用
利用契約に基づき、希望するサービスを利用します。なお、サー
ビスを利用した際には、利用料の一部を事業者に支払います。
9
<利用者負担額の上限>
サービスを利用した場合は、負担能力に応じた利用者負担額を支払います。
ただし、負担能力に応じた上限額が決められていますので、負担が重すぎることの
ないようになっています。
所得区分
生活保護
負担上限月額
0円
低所得1
低所得2
低所得
一般1
一般2
0円
4,600円
37,200円
<お問い合わせ先>
東温市役所 社会福祉課 障害福祉係(℡089-964-4406)
3 地域生活支援事業
障がいのある方が地域生活を円滑におくるため、市町村によって実施されている
事業です。サービスの内容については、以下のとおりとなっています。
<サービスの種類>
① コミュニケーション支援事業
手話や要約筆記をコミュニケーション手段とする聴覚障がい者および音声また
は言語機能障がい者の意思の疎通を容易にするため、要約筆記奉仕員や手話通訳
者を派遣します。ただし、県外への派遣や、派遣内容が以下に該当する場合には、
依頼をお受けできません。
(1) 営利を目的としている場合
(2) 政治団体や宗教団体の行う活動
(3) 個人の遊興娯楽に関する場合
② 日中一時支援事業、タイムケア事業
(1) 日中一時支援
在宅の障がい児(者)を施設で預かることによって、日中活動の場を提供す
るとともに、家族の就労支援や一時的な休息を図ります。
対象者
東温市に住んでいる障がい者(児)で一定の要件を満たす方
※詳しくは、お問い合わせください。
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(2) タイムケア事業
特別支援学校などに通う障がい児を施設で預かることにより、放課後などの
活動の場を提供するとともに、保護者の就労支援や家族の一時的な休息を図り
ます。
対象者
東温市に住んでいる在宅の障がい児で東温市内の特別支援学校または特別支援学
級に通学している児童
③ 訪問入浴事業
在宅の身体障がい者に対して、訪問入浴費を給付することにより、身体の清潔
保持及び心身機能の維持を図ります。
対象者
東温市に住んでいる障がい者(児)で一定の要件を満たす方。ただし、介護保険法
など他の制度により同様のサービスを受給できる方は除きます。
※詳しくは、お問い合わせください。
④ 移動支援事業
屋外での移動が困難な障がい者(児)に対し、介護保険や自立支援給付の対象
とならないケースにおいて、外出時の円滑な移動を支援し、自立生活や社会参加
を促します。
対象者
東温市に住んでいる障がい者(児)で一定の要件を満たす方
※詳しくは、お問い合わせください。
⑤ 障害者生活サポート事業
要件に該当しないなどにより、障害福祉サービスの介護給付支援の支給決定が
受けられなかった方で、かつ日常生活において支援が必要な障がい者に対し、生
活支援(相談、見守りなど)や家事援助を行うことにより、地域での自立した生
活の推進を図ります。
対象者
東温市に住んでいる障がい者(児)で一定の要件を満たす方
※詳しくは、お問い合わせください。
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⑥ 重度障害者入院時コミュニケーション支援事業
意思疎通が困難な単身世帯の重度障がい者などが、入院時に医療従事者との意
思疎通が十分に図れない場合に、当該障がい者との意思疎通に熟達した者を医療
機関に派遣することにより、診療行為などの円滑化を図ります。
対象者
東温市に住んでいる介護者がいない障がい者(児)で、一定の要件を満た
す方
<申請から利用までの流れ>
サービスによって必要書類が異なりますので、詳しい内容は、以下の問い合わせ先
までご連絡ください。
<利用者負担額の上限>
サービスを利用した場合は、負担能力に応じた利用者負担額を支払います。
ただし、負担能力に応じた上限額が決められていますので、負担が重過ぎることの
ないようになっています。
所得区分
生活保護
負担上限月額
0円
低所得1
低所得2
低所得
一般1
一般2
0円
9,300円
37,200円
<問い合わせ先>
東温市役所 社会福祉課 障害福祉係(℡089-964-4406)
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3.相談窓口について
1 障害者相談支援
障がいのある人が、地域で生活するのを支援するため、障がい者などからの様々
な相談に応じ、必要な情報の提供や権利擁護のために必要な援助を行います。
なお、相談などは、当市が委託している以下の事業所で行っています。
名称
住所
電話
東温市社会福祉協議会
東温市田窪 300 番地 2
955-5535
宗友福祉会
松山市中野町甲 640 番地
963-3772
あゆみ学園
松山市余戸南 6 丁目 6 番 9 号
972-0999
2 市・県関係
名称
東温市 社会福祉課
愛媛県 障害福祉課
住所
東温市見奈良 530-1
松山市一番町 4 丁目 4-2
身体障害者更生相談所
知的障害者更生相談所
中央児童相談所
心と体の健康センター
子ども療育センター
発達障害者支援センター
松山市本町 7-2
〃
〃
〃
東温市田窪 2135
〃
電話
964-4406
912-2420
924-1216
923-4471
922-5040
911-3880
955-5533
955-5532
3 障害者相談員
障がいのある方やその家族の方の日常生活などにおける様々な相談に応じ、必要
な助言や指導などを行っています。相談は無料で、内容については秘密を守ります。
氏名
住所
電話
障害種別
伊賀 功
東温市西岡 206
964-6374
身体
田部 広明
東温市南方 272-5
966-2053
身体
大谷 厳子
東温市見奈良 1398-8
964-1151
知的
4 就労関係
名称
住所
ハローワーク松山
松山市六軒家町 3-27
愛媛障害者職業センター
松山市若草町 7-2
えひめ障害者就業・生活支援センター 松山市道後町 2-12-11
13
電話
917-8609
921-1213
917-8516
4.医療費の助成について
1 重度心身障害者(児)医療費助成
重度の心身障がい者(児)が、医療機関を受診した場合に、医療費(保険診療分)
の自己負担金分を助成します。
<対象者>
次のいずれかに該当する方が対象となります。
① 身体障害者手帳1級または2級の方
② 療育手帳 A の方
③ 療育手帳 B および身体障害者手帳を持っている方
<申請に必要なもの>
① 申請書
② 身体障害者手帳または療育手帳
③ 健康保険証
④ 印かん
<問い合わせ先>
東温市役所 社会福祉課 障害福祉係(℡089-964-4406)
2 自立支援医療(更生医療)
身体障がい者が、障がいを軽減するために必要な治療を受ける場合、医療費自己
負担額の一部を助成します。
<対象者>
身体障害者手帳の交付を受けた18歳以上で、障がいを軽減するために必要な治療
や手術(保険診療内)などをする方
<申請に必要なもの>
① 申請書
② 要否意見書(指定医療機関で作成したもの)
③ 同意書
④ 健康保険証(本人および同一の健康保険に加入している家族の分)
⑤ 年金証書など(障害年金や遺族年金などを受給されている方のみ)
⑥ 特定疾病療養受療者証(人工透析を受けられている方のみ)
⑦ 身体障害者手帳
⑧ 印かん
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<具体的な給付の例>
① じん臓機能障がい
血液透析、じん移植術、腹膜透析など
② 心臓機能障がい
ペ−スメ−カ−埋め込み手術、弁口・心室心房中隔欠損に対する手術など
③ 肢体不自由
関節の授動術、関節形成術、人工関節置換術など
<問い合わせ先>
東温市役所 社会福祉課 障害福祉係(℡089-964-4406)
3
自立支援医療(精神通院)
精神疾患の治療のため、通院に要した医療費の自己負担額の一部を助成します。
<対象者>
精神疾患のため継続して通院治療が必要な人。
(入院は対象外)
<対象となる疾患>
① 病状性を含む器質性精神障害
② 精神作用物質使用による精神及び行動の障害
③ 統合失調症、統合失調症型障害及び妄想性障害
④ 気分障害
⑤ てんかん
⑥ 神経症性障害、ストレス関連障害及び身体表現性障害
⑦ 生理的障害及び身体的要因に関連した行動症候群
⑧ 成人の人格及び行動の障害
⑨ 精神遅滞
⑩ 心理的発達の障害
⑪ 小児期及び青年期に通常発症する行動及び情緒の障害 など
<申請に必要なもの>
① 申請書
② 診断書(医療機関で作成したもの)
③ 同意書
④ 健康保険証(本人及び同一の健康保険に加入している家族の分)
⑤ 年金証書など(障害年金や遺族年金を受給されている方は必要です。
)
⑥ 印かん
<問い合わせ先>
東温市役所 社会福祉課 障害福祉係(℡089-964-4406)
15
4
自立支援医療(育成医療)
身体に障がいがある 18 歳未満の児童で、該当する疾病に対して指定医療機関に
おける医療などにより確実な治療効果が期待できる場合、医療費の自己負担額の一
部を助成します。
<申請に必要なもの>
① 申請書
② 意見書(指定医療機関で作成したもの)
③ 同意書
④ 健康保険証(本人及び同一の健康保険に加入している家族の分)
⑤ 年金証書など(障害年金や遺族年金を受給されている方は必要です。
)
⑥ 印かん
<対象となる障害と標準的な治療の例>
① 視覚障がい
白内障、先天性緑内障
② 聴覚障がい
先天性耳奇形 → 形成術
口蓋裂など→形成術唇顎口蓋裂に起因した音声・言語
③ 言語障がい
機能障がいを伴う者であって、鼻咽腔閉鎖機能不全に
対する手術以外に歯科矯正が必要な者→歯科矯正
先天性股関節脱臼、脊椎側彎症、くる病(骨軟化症)
④ 肢体不自由
などに対する関節形成術、関節置換術および義肢装着
のための切断端形成術など
先天性心疾患→弁口、心室心房中隔に対する手術
心臓
後天性心疾患→ペースメーカー埋込み手術
じん臓
人工透析療法、腎臓移植術(抗免疫療法を含む)
⑤ 内部障がい
肝臓
肝臓移植術(抗免疫療法を含む)
小腸
中心静脈栄養法
抗HIV療法、免疫調節療法、
免疫
その他HIV感染症に対する治療
先天性食道閉鎖症、先天性腸閉鎖症、鎖肛、巨大結腸
症、尿道下裂
⑥ その他
停留精巣(睾丸)など → 尿道形成、人工肛門の造設
などの外科手術
<問い合わせ先>
東温市役所 社会福祉課 障害福祉係(℡089-964-4406)
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5.各種年金などについて
1 障害基礎年金
20歳前(年金加入前)
、国民年金加入中、60歳以上65歳未満で日本国内在住
中に初診日がある病気やけがにより、障害認定日(初診日より1年6か月経過した
とき、またはその間に症状が固定したとき)に障害基礎年金に該当する程度の障害
の状態にある場合に、障害基礎年金が支給されます。
ただし、納付要件、所得制限など一定の要件を満たしていることが必要です。
※ 請求するケースにより、要件が異なります。
<問い合わせ先>
東温市役所 保険年金課(℡089-964-4408)
松山東年金事務所(℡089-946-2146)
2 特別障害給付金
国民年金に任意加入していなかったことにより、障害基礎年金などの受給ができ
ない方について、国民年金制度の発展過程において生じた特別な事情を考慮し、福
祉的措置として給付されるものです。障害基礎年金や障害厚生年金、障害共済年金
などを受給できる方は対象になりません。
(所得などによる一定の制限があります。
)
<問い合わせ先>
東温市役所 保険年金課(℡089-964-4408)
松山東年金事務所(℡089-946-2146)
3 障害厚生年金
厚生年金加入中に初診日がある病気やけがにより、障害認定日(初診日より1年
6か月経過したとき、またはその間に症状が固定したとき)に障害厚生年金に該当
する程度の障害の状態にある場合に、障害厚生年金が支給されます。
また、障害の状態が障害厚生年金を受けるよりも軽い障害が残ったときには、障
害手当金が支給される場合があります。
ただし、保険料納付要件など一定の要件を満たしていることが必要です。
<問い合わせ先>
松山東年金事務所(℡089-946-2146)
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4 心身障害者扶養共済制度
心身に障がいがあるため、独立して生活することが困難な方を扶養している人が、
毎月一定の掛金を納めることにより、扶養者に万一のことがあった場合、後に残さ
れた心身障がい者に終身一定額の年金を給付する制度です。
<加入資格>
障がいのある方を現に扶養している保護者(父母、配偶者、兄弟姉妹、祖父母、そ
の他の親族)であって、次のすべての要件を満たしている方です。
【要件】
① 愛媛県内に住所があること
② 加入時の年度の4月1日時点の年齢が満65歳未満であること
③ 特別の疾病又は障がいがなく生命保険契約の対象となる健康状態であること
④ 障がいのある方1人に対して、加入できる保護者は1人であること
<申請に必要なもの>
① 加入等申込書
② 申込者告知書
③ 障害証明書
④ 年金管理者指定届出書
⑤ 住民票の謄本1通
⑥ 身体障害者手帳または療育手帳
⑦ 印かん
<問い合わせ先>
東温市役所 社会福祉課 障害福祉係(℡089-964-4406)
愛媛県 保険福祉部 障害福祉課(℡089-912-2423)
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6.各種手当などについて
1 特別障害者手当
精神または身体に著しく重度の障がいを有するために、日常生活において常時特
別の介護を必要とする20歳以上の在宅の障がい者に支給する手当です。
<受給できない方>
次のいずれかに該当するときは、受給できません。
① 施設等に入所した場合
② 病院などに3か月以上入院した場合
③ 本人または配偶者、扶養義務者の所得が限度額を超える場合
<支給額>
26,260円/月 (経過的福祉手当の場合は14,280円/月)
※ 平成25年4月現在の金額です。今後、改定となる場合もあります。
<支給月>
5月(2・3・4月分)
8月(5・6・7月分)
11月(8・9・10月分)
2月(11・12・1月分)
<申請に必要なもの>
① 認定申請書
② 所得状況届
③ 預金口座振込依頼書
④ 診断書
⑤ 請求者、その配偶者、扶養義務者の所得証明書
⑥ 世帯全員の住民票(続柄、本籍を省略していないもの)
⑦ 請求者の戸籍謄本(抄本)
⑧ 身体障害者手帳、療育手帳または精神障害者保健福祉手帳の写し
⑨ 銀行の通帳
⑩ 年金証書など(年金受給者)
⑪ 印かん
<問い合わせ先>
東温市役所 社会福祉課 障害福祉係(℡089-964-4406)
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2 障害児福祉手当
精神または身体に重度の障がいを有するために、日常生活において常時介護を必
要とする20歳未満の在宅の障がい児に支給する手当です。
<受給できない方>
次のいずれかに該当するときは、受給できません。
① 施設等に入所した場合
② 障がいを事由とする公的年金の給付を受けるようになった場合
③ 本人または配偶者、扶養義務者の所得が限度額を超える場合
<支給額>
14,280円/月
※ 平成25年4月現在の金額です。今後、改定となる場合もあります。
<支給月>
5月(2・3・4月分)
8月(5・6・7月分)
11月(8・9・10月分)
2月(11・12・1月分)
<申請に必要なもの>
① 認定申請書
② 所得状況届
③ 預金口座振込依頼書
④ 診断書
⑤ 請求者、その配偶者、扶養義務者の所得証明書
⑥ 世帯全員の住民票(続柄、本籍を省略していないもの)
⑦ 請求者の戸籍謄本(抄本)
⑧ 身体障害者手帳、療育手帳または精神障害者保健福祉手帳の写し
⑨ 銀行の通帳
⑩ 印かん
<問い合わせ先>
東温市役所 社会福祉課 障害福祉係(℡089-964-4406)
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3 特別児童扶養手当
精神または身体に重度または中度の障がいを有するため、日常生活において介護
を必要とする20歳未満の児童を育てている家庭に支給する手当です。手当は、そ
の児童の父母もしくはその養育者に支給されます。
<受給できない方>
次のいずれかに該当するときは、受給できません。
① 児童が児童福祉施設等に入所している場合
② 児童や、父もしくは母、または養育者が日本国内に住んでいない場合
③ 児童が障がいを支給事由とする公的年金を受けることができる場合。
④ 本人または配偶者もしくは扶養義務者の所得が限度額を超える場合
<支給内容>
① 重度の障がい児(1級) 50,400円/月
② 中度の障がい児(2級) 33,570円/月
※ 平成25年4月現在の金額です。今後、改定となる場合もあります。
<支給月>
4月(12・1・2・3月分)
8月(4・5・6・7月分)
12月(8・9・10・11月分)
<申請に必要なもの>
① 認定請求書
② 診断書
③ 請求者および児童の戸籍謄本(抄本)
④ 請求者、その配偶者、扶養義務者の所得証明書
⑤ 特別児童扶養手当振込先口座申出書
⑥ 印かん
<問い合わせ先>
東温市役所 社会福祉課 障害福祉係(℡089-964-4406)
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7.税金の控除・減免について
1 所得税・住民税の控除
(1) 特別障害者控除
本人または控除対象配偶者若しくは扶養親族が、以下のいずれかに該当する場
合に一定の金額の所得控除を受けることができます。
<要件>
① 身体障害者手帳の1級または2級
② 療育手帳A
③ 精神障害者保健福祉手帳 1 級
<控除額>
① 所得税・・・・・ 控除額40万円(同居を常況としている場合75万円)
② 住民税・・・・・ 控除額30万円(同居を常況としている場合53万円)
(2) 障害者控除
本人または配偶者若もしくは扶養親族が、以下のいずれかに該当する場合に一
定の金額の所得控除を受けることができます。
<要件>
① 身体障害者手帳の3級、4級、5級または6級
② 療育手帳B
③ 精神障害者保健福祉手帳2級または3級
<控除額>
① 所得税・・・・・ 控除額 27万円
② 住民税・・・・・ 控除額 26万円
<問い合わせ先>
松山税務署(℡089-941-9121)
東温市役所 税務課 市民税第1係(℡089-964-4403)
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2 自動車税・軽自動車税・自動車取得税の減免
心身障がい者本人または生計をともにする者などが運転し、心身障がい者のため
に使用する自動車について、一定の条件に該当する場合に、心身障がい者1人につ
き 1 台の自動車が減免の対象となります。
<対象者>
① 身体障害者手帳の所持者
本人が
生計同一者等
運転する場合
の運転の場合
視覚障害
1級から4級
聴覚障害
2級及び3級
平衡機能障害
3級
3級(喉頭摘出に
音声機能、言語障害またはそしゃく機
―
よる音声機能障害
能の障害
がある場合のみ)
上肢不自由
1級及び2級
下肢不自由
1級から6級
1級から3級
1級から3級
体幹不自由
1級から3級
及び5級
乳幼児期以前の非
上肢機能
1級及び2級
進行性脳病変によ
移動機能
1級から6級
1級から3級
る運動機能障害
障害区分
心臓機能障害
じん臓機能障害
呼吸器機能障害
ぼうこうまたは直腸の機能障害
1級及び3級
小腸の機能障害
ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能
障害
肝臓機能障害
② 療育手帳の所持者
手帳に記載された障害の程度が「A」の方
③ 精神障害者保健福祉手帳所持者
手帳に記載された障害の程度が「1級」の方
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1級から3級
<申請に必要なもの>
① 申請書
② 障害者手帳
③ 運転免許証(運転をされる方)
④ 自動車税納税通知書
⑤ 印鑑
⑥ 自動車検査証
⑦ 生計同一証明書または常時介護証明書
⑧ 通学・通園・通所証明書、通院証明書または通勤・生業証明書
※ 自動車税と軽自動車税では、申請に必要なものや申請期間などが異なります
ので、詳しくは下記にお問い合わせください。
<お問い合わせ先>
◇自動車税・自動車取得税に関すること
中予地方局 課税課(℡089-909-8754)
◇軽自動車税に関すること
東温市役所 税務課(℡089-964-4403)
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8.運賃などの割引・公共料金の減免について
1 タクシ−の利用助成
在宅の障がい者の移動手段の確保と付添介護に伴う負担の軽減を図るため、タク
シ−利用料金の一部を助成します。
<対象者>
① 身体障害者手帳1級、2級、3級
② 療育手帳 A、B
③ 精神障害者保健福祉手帳の1級、2級
<助成金額>
小型初乗り基本料金(年間24回まで)
<利用方法>
① 市に申請を行い、利用助成券の交付を受けます。
② タクシーに乗車した際、運転手に障害者手帳及び助成券を提示します。
③ 料金から初乗り基本料金を引いた金額を支払ってください。
<申請に必要なもの>
① 障害者手帳
② 印かん
<利用上の注意>
① 助成券は、年度ごとに1人につき1冊の発行となります。
② 助成券をなくした場合、再発行はできません。
③ 助成が受けられるのは、本市と提携しているタクシ−会社に限ります。
<問い合わせ先>
東温市役所 社会福祉課 障害福祉係(℡089-964-4406)
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2 JR運賃の割引
身体障害者手帳または療育手帳(旅客鉄道株式会社旅客運賃減額欄に「第1種」
または「第2種」のあるもの)を提示すると、運賃の割引が受けられます。
<割引の内容>
対象
本人
単独
普通回数券
−
−
5割引
5割引(通学定期の
場合は、大学用通学
定期券の5割引)
5割引
5割引
5割引
(通勤定期)
5割引
5割引(片道100
キロメートルを超
える場合)
−
−
介護者
本人
単独
第2種
定期乗車券
本人
介護者つき
第1種身
普通乗車券
5割引(片道100
キロメートルを超
える場合)
<お問い合わせ先>
JR四国電話案内センター(℡0570-00-4592)
なお、詳しくは、最寄のJR駅へお問い合わせください。
3 航空運賃の割引
身体障害者手帳または療育手帳(旅客鉄道株式会社旅客運賃減額欄に「第1種」
または「第2種」のあるもの)を提示すると、運賃の割引が受けられます。
<対象者>
① 身体障害者手帳(1種)または療育手帳(1種)の所持者及びその介護者1名
② 身体障害者手帳(2種)または療育手帳(2種)の所持者
<問い合わせ先>
各航空会社で割引率などが異なります。
詳しくは、利用される航空会社へお問い合わせください。
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4 高速道路料金の割引
高速道路などを利用する場合、料金の割引が受けられます。
<対象者>
① 障がい者本人が運転する場合
身体障害者手帳の交付を受けているすべての方が対象になります。
② 障がい者本人以外の人が運転し、障がい者本人が同乗する場合
身体障害者手帳または療育手帳の交付を受けている方のうち、重度の障がいの
人(1種)が対象になります。
<所有者の要件>
① 障がい者本人が運転する場合
本人、配偶者、直系血族およびその配偶者、兄弟姉妹およびその配偶者並びに
同居の親族など
② 障がい者本人以外の人が運転し、障がい者本人が同乗する場合
本人、配偶者、直系血族およびその配偶者、兄弟姉妹およびその配偶者ならび
に同居の親族など(いずれの方もが自動車を所有していないときは、障がい者本
人を継続して日常的に介護している人)
<割引内容>
通常料金の半額 (端数が生じる場合は、10 円単位又は 50 円単位で切り上げ)
<割引有効期間>
① 新規・変更
申請をした日から、その後の2回目の誕生日まで
② 更新
申請をした日から、その後の3回目の誕生日まで
<申請に必要なもの>
① 申請書
② 身体障害者手帳または療育手帳
③ 運転免許証(障がい者ご本人が運転される場合)
④ 自動車検査証
⑤ ETCカード(障がい者ご本人名義のもの)※ETC利用者のみ
⑥ ETC車載器の管理番号が確認できるもの ※ETC利用者のみ
<問い合わせ先>
NEXCO 西日本 お客さまセンター(℡0120-924863)年中無休・24時間
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5 NHK放送受信料の減免
障がい者のいる家庭のNHK放送受信料について、一定の要件に該当する場合に
は、減免が受けられます。
<対象者及び割引内容>
① 全額免除
手帳を所持する身体障がい者、知的障がい者、精神障がい者が世帯構成員であ
り、世帯全員が市町村民税非課税の場合
② 半額免除
(1) 世帯主が身体障害者手帳を所持する視覚障がい者または聴覚障がい者の場合
(2) 世帯主が身体障害者手帳1または2級を所持している場合
(3) 世帯主が療育手帳Aを所持している場合
(4) 世帯主が精神障害者保健福祉手帳1級を所持している場合
<申請に必要なもの>
① 申請書
② 身体障害者手帳または療育手帳もしくは精神保健福祉手帳
③ 印かん
<問い合わせ先>
NHKふれあいセンター(℡0570-077077)
受付時間:午前9時∼午後10時(土・日・祝日は午後8時まで)
※ お持ちの電話からつながらない場合には、℡050-3786-5003 にかけ
てください。
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9.日常生活用具・補装具費などの給付について
1 補装具の交付と修理
身体障がい者(児)の日常生活の能率向上を図るため、補装具の交付と修理に係
る費用を負担します。
<対象者>
① 身体障がい者
② 難病患者等で必要性が認められる方
※ 対象用具により、給付対象者が異なります。また、一定の所得を
超える場合には給付の対象となりません。
<申請に必要なもの>
① 支給申請書
② 身体障害者手帳の写し
③ 医師の意見書(必要に応じて)
④ 印かん
<補装具の種類>
① 肢体不自由
義肢・装具・車いす・電動車いす・座位保持装置など
② 視覚障がい
義眼・眼鏡・盲人安全つえなど
③ 聴覚障がい
補聴器など
④ 身体障がい児
座位保持いす・起立保持具・頭部保持具・排便補助具など
※
※
手帳に記載のある障がいに対応するもの以外は給付対象外です。
種 類 に よ っ て は 、身 体 状 況 及 び 家 庭 状 況 の 調 査 及 び 更 生 相 談 所 等 で
の判定が必要な場合があります。
<問い合わせ先>
東温市役所 社会福祉課 障害福祉係(℡089-964-4406)
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2 日常生活用具の給付
障 が い 者 (児 )に 対 し 、 日 常 生 活 用 具 を 給 付 し ま す 。
<対象者>
① 身体障がい者
② 知的障がい者
③ 難病患者等で必要性が認められる方
※ 対 象 用 具 に よ り 、給 付 対 象 者 が 異 な り ま す 。ま た 、一 定 所 得 を 超
える場合は給付の対象となりません。
<申請に必要なもの>
① 給付申請書
② 障害者手帳の写し
③ 印かん
※ 紙おむつ等、定めのあるものについては、別途「医師の意見書」
が必要となります。
<対象用具>
① 介護・訓練用支援用具
特 殊 寝 台 、特 殊 マ ッ ト 、エ ア ー マ ッ ト 、特 殊 尿 器 、入 浴 担 架 、体 位
変換器、移動用リフト、訓練いす、訓練用ベッド
② 自立生活支援用具
入浴補助用具、便器、T字状・棒状のつえ、移動・移乗支援用具、
頭 部 保 護 帽 、特 殊 便 器 、火 災 警 報 器 、自 動 消 火 器 、電 磁 調 理 器 、歩 行
時間延長信号機用小型送信機、聴覚障害者用屋内信号装置
③ 在宅療養等支援用具
透 析 液 加 湿 器 、 ネブライザー(吸入器)、 電気式たん吸引器、
酸素ボンベ運搬車、音声式体温計、音声式体重計、音声式血圧計
パルスオキシメーター
④ 情報・意思疎通支援用具
携 帯 用 会 話 補 助 装 置 、情 報 ・ 通 信 支 援 用 具 、点 字 デ ィ ス プ レ イ 、点
字器、点字 タイプ ライター、視覚障 害者用ポータブ ル レコーダー 、視
覚障害者用活字文書読上げ装置、 音 声 IC タ グ レ コ ー ダ ー 、 視覚障害者用拡
大読書器、視覚障害者用時計、聴 覚 障 害 者 用 通 信 装 置 、聴 覚 障 害 者 用 情 報
受信装置、人工喉頭、点字図書、人工内耳用電池
⑤ 排泄管理支援用具
蓄便袋、蓄尿袋、紙おむつ等、収尿器など
<問い合わせ先>
東温市役所 社会福祉課 障害福祉係(℡089-964-4406)
30
3 住宅改修費の給付
日常生活を営むのに著しく支障のある障がい者などが、段差解消など住環境の改
善を行う場合、居宅生活動作補助用具の購入費及び改修工事費の一部を給付します。
既に改造に着手または完了したもの、新築(増築含む)の場合は、対象になりま
せん。また、該当にならない改造・改修がありますので、事前にご相談ください。
<対象者>
下肢、体幹又は乳幼児期以前の非進行性の脳病変による運動機能障害(移動機能障
害に限る)を有する者であって障害の等級が3級以上で学齢児以上の方。厚生労働省
が定める疾患により障がいがあると認められた方については、下肢または体幹機能に
障がいのある方。
(原則、対象者1人につき1回に限ります。
)
<対象箇所>
① 手すりの取付け
② 段差の解消
③ 滑り防止及び移動の円滑化等のための床又は通路面の材料の変更
④ 引き戸等への扉の取替え
⑤ 洋式便器等への便器の取替え など
<助成額>
限 度 額 2 0 万 円 。( 1 割 の 負 担 ( 10 円 未 満 切 捨 て ) あ り 。)
<申請に必要なもの>
① 給付申請書
② 障害者手帳の写し
③ 印かん
<問い合わせ先>
東温市役所 社会福祉課 障害福祉係(℡089-964-4406)
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4 障害者自動車運転免許取得助成
障がい者に対して自動車運転免許の取得に要する費用の一部を助成します。
ただし、免許の交付日から、6か月以内に申請したものに限ります。
<対象者>
身体障害者手帳1∼6級の方、療育手帳の交付を受けている方もしくは精神障害者
保健福祉手帳の交付を受けている方で、次のいずれかに該当する方
① 障がい者が自ら行う事業の経営に自動車運転免許が必要と認められる方
② 自らの障がいのため、交通機関を利用して、通勤又は通学することが困難な方
で、自動車運転免許が必要と認められる方
③ 施設などに入所中の方で、将来の自立のために、自動車運転免許が必要と認め
られる方
④ 社会参加、あるいは自立のため自動車運転免許の取得が必要と認められる方
<対象となる経費>
免許取得に直接要した費用(入所料、教材費、適性検査料、教習料、検定料、仮免
許取得料、その他必要な経費など)
ただし、免許取得に要した交通費については、助成対象外となります。
<助成額>
免許取得に直接要した費用の2/3以内。限度額10万円。
<申請に必要なもの>
① 助成申請書
② 身体障害者手帳または療育手帳の写し
③ 運転免許取得にかかった費用を証明する書類
<問い合わせ先>
東温市役所 社会福祉課 障害福祉係(℡089-964-4406)
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5 身体障害者用自動車改造費助成
重度の身体障がい者が、自ら運転する車の駆動・走行装置等を改造する場合、そ
の費用の一部を助成します。
<対象者>
次のいずれにも該当する方が対象となります。
① 身体障害者手帳1級または2級の方
② 重度の上肢、下肢なたは体幹機能障がいがある方
③ 就労等に伴い自らが所有し、運転する自動車の改造を必要とする方
④ 改造を行う月の属する年の所得税課税所得金額(各種所得控除後の額)が当該
年の特別障害者手当の所得制限限度額を超えない人
<対象となる経費>
操向装置及び駆動装置等の一部を改造するのに要する経費
<助成額>
限度額10万円
<申請に必要なもの>
① 助成申請書
② 身体障害者手帳
③ 自動車検査証
④ 自動車運転免許証
⑤ 改造を行う業者の見積書(改造箇所と改造経費を明らかにしたもの)
⑥ 印かん
<問い合わせ先>
東温市役所 社会福祉課 障害福祉係(℡089-964-4406)
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障害福祉のしおり(平成25年度版)
【発行・編集】
東温市 市民福祉部 社会福祉課 障害福祉係
〒791-0292 東温市見奈良 530 番地 1
TEL:089-964-4406
FAX:089-964-4446
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