「信頼・感謝、そして未来へ」 平成 26 年 2 月 16 日 京都府立医科大学 図書館ホール及び看護学舎 主催: 公益社団法人日本診療放射線技師会、公益社団法人京都府放射線技師会 開催: 近畿地域放射線技師会 後援: 京都府、京都市、京都新聞社、京都新聞 COM 、一般社団法人京都府医師会、 一般社団法人京都私立病院協会、公益社団法人京都府看護協会、 京都軟式野球連盟、京都医療科学大学、公益社団法人日本放射線技術学会 平成 25 年度 近畿地域放射線技師会学術大会 プログラム・抄録集 平成 25 年度 近畿地域放射線技師会学術大会 1 平成 25 年度 近畿地域放射線技師会 学術大会開催にあたって 公益社団法人 京都府放射線技師会 会長 轟 英彦 平成 25 年度近畿地域放射線技師会学術大会が、公益社団法人京都 府放射線技師会と公益社団法人日本診療放射線技師会の主催、近畿 地域放射線技師会の協力のもと、京都市上京区の京都府立医科大学 附属図書館ホールおよび看護学学舎で開催されます。 学術大会のテーマは「信頼・感謝 そして未来へ」といたしまし た。我々診療放射線技師は、現代医療の一端を担い、日々研鑽する とともに、国民、会員、そしてそれぞれの仲間から信頼され、感謝 され、また、互いに信頼・感謝し合うことで未来は開けていくと確 信しています。この学術大会が変革の一歩を踏み出し、皆様のこれ から歩まれる道しるべになれば幸いです。 教育講演として公益社団法人日本診療放射線技師会中澤靖夫会長をお招きして、「今後の 診療放射線技師の役割」について講演を頂きます。また、分科会講演として昨年同様、読影 分科会と放射線管理士・機器管理士分科会を行います。放射線管理士・機器管理士分科会の 講師は岐阜大学の岡田富貴夫氏と九州大学の中村泰彦氏に講演を行って頂きます。府民公開 講座(特別講演)は「iPS 細胞から見える未来に向けて」と題して、京都大学 iPS 細胞研究 所臨床応用研究部門教授高橋淳先生に、「未来ある子供たちのために~野球ひじ検診の重要 性を中心に~」と題して、京都府立医科大学附属北部医療センター整形外科吉岡直樹先生に それぞれ講演頂きます。 シンポジウムは「故障時対策-リスクマネージメント、疑義報告も含め-」として近畿地 域の各技師会から講師をお招きしてモダリティー別(一般撮影、血管撮影、MRI、CT、超 音波)に話題提供して頂き、患者さんに出来るだけリスクを少なくする方法などについて討 論して頂きたいと思います。 一般演題は 24 演題でそれぞれ 4 セッションに分かれて発表していただきます。活発な質 疑応答となりますよう会員の皆様のご協力をお願いいたします。 昼休みを利用してのランチョンセミナー(3 会場)も開催しますので、楽しみにしてくだ さい。 さらに、今回は会場に機器展示もする予定でいます。ワークステーションなども用意する予 定ですので是非お立ち寄りください。 多くの方が興味を持って参加して盛大に開催できることを期待いたします。学術大会が会 員は勿論のこと、府民の皆様にも有意義な内容でありますことを願っています。 寒い時期の開催であり、6 年前に京都で開催した豪雪を思い出します。また、今回は京都 マラソンも同日に開催されますので、皆様お早めに会場にお越しいただきますようお願いい たします。 最後になりましたが、この学術大会の開催にあたり、後援を頂きました京都府、京都市、 京都新聞社ならびに関係機関、また、ご尽力いただきました近畿各府県技師会の皆様、実行 委員の皆様、ご指導・ご支援を頂きました関係各位に心より感謝申し上げます。 2 平成 25 年度 近畿地域放射線技師会学術大会 平成 25 年度 近畿地域放射線技師会 学術大会開催にあたって 公益社団法人 京都府放射線技師会 副会長 河本 勲則 平成 25 年度近畿放射線技師会学術大会が、(公社)京都府放射線技師会の担当で平成 26 年 2 月 16 日に京都府立医科大学図書館ホール、京都府立看護大学に於いて開催されます。 実行委員会の開催へ準備も整い、本日を迎えることとなりました。開催にあたり近畿地域放 射線技師会の皆様のご支援、ご協力をいただき誠にありがとうございました。 今年度の学術大会は「信頼、感謝、そして未来へ」をテーマにいたしました。 本年度も公益社団法人日本診療放射線技師会 中澤靖夫会長をお招きし、教育講演「今後の 診療放射線技師の役割」についてご講演をお願いしています。 府民公開講座は、先進医療で注目されています、iPS 細胞の医療への導入と開発展望につ いて、この分野の一人者であります、京都大学 iPS 細胞研究所臨床応用研究部門教授 高橋 淳先生に「iPS 細胞から見える未来に向けて」の特別講演をお願いしました。また、多くの 青少年が未来のプロ野球選手をめざして、毎日練習に励んでいますが、その悩みの中に成長 期の野球肘の問題が取りざたされています。そこで野球肘のメカニズムと予防について京都 府立医科大学附属北部医療センター 吉岡 直樹先生に「未来ある子供たちのために」のご 講演をお願いしました。どちらの講演も府民市民、我々医療従事者にとっても必要な話題提 供ができると思います。府立看護学舎では、昨年学術大会同様に読影分科会、放射線管理士 会基調講演、シンポジウムは「故障時対策-リスクマメージメントも含め-」、そして一般 演題発表を行う予定です。 この学術大会において、我々診療放射線技師がめざす道、そして未来像を追求し、医療従 事者として求められる技術や知識を学び、心のこもった医療の提供を実践しましょう。また、 府民市民の健康増進と安全、安心な医療の提供にすぐに役立てられる内容で企画を させていただきました。 1200 年の歴史の都、京都。最近では街並みの雪景色もあまり見られませんが、まだまた 底冷えのする寒さ厳しい時期での開催でございます。当日は、京都マラソンが開催され、交 通の便でご迷惑お掛けし大変申し訳ありません。皆様しっかり寒さ対策をお願い致します。 美しい自然と共に歴史ある京都の社寺を巡り、椿や梅の花の匂いに癒され、安らぐ温もりを 感じて下さい。 1 日、長時間の学術大会ですが、実行委員会メンバー一同プログラムの進行に精一杯がん ばりますので、最後までご参加よろしくお願い致します。 平成 25 年度 近畿地域放射線技師会学術大会 3 平成 25 年度 近畿地域放射線技師会 学術大会 大会テーマ 信頼・感謝、そして未来へ 大演題プログラム 09:30 ~ 09:40 開会宣言 公益社団法人 京都府放射線技師会 副会長 開会の辞 公益社団法人 京都府放射線技師会 会長 図書館ホール 河本 勲則 轟 英彦 09:40 ~ 10:30 教育講演「今後の診療放射線技師の役割」 座長:公益社団法人 京都府放射線技師会 会長 講師:公益社団法人 日本診療放射線技師会 会長 図書館ホール 轟 英彦 中澤 靖夫 10:40 ~ 10:45 図書館ホール 第 30 回日本診療放射線技師学術大会のご案内 公益社団法人大分県放射線技師会(第 30 回 JCRT 副大会長) 吉田 幸人 10:50 ~ 12:00 府民公開講座・特別講演「iPS 細胞から見える未来に向けて」 図書館ホール 座長:公益社団法人 京都府放射線技師会 副会長 河本 勲則 講師:京都大学 iPS 細胞研究所臨床応用研究部門 高橋 淳 教授 12:10 ~ 13:10 ランチョンセミナー ① 看護学学舎大講義室 「乳がん検診 -MR マンモグラフィを中心に-」 講師:バイエル薬品株式会社 R&I 事業部 MRI マーケティング 水内 宣夫 「当社における最新技術」 講師:東芝メディカルシステムズ株式会社 CT 営業技術 兼 臨床アプリ開発担当 津島 総 12:10 ~ 13:10 ランチョンセミナー ② 看護学学舎第 5 講義室 「大腸 CT 検査(CT コロノグラフィー)について ~具体的な操作方法も含めて~」 講師:エーディア株式会社 営業本部企画室 市川 篤 「シーメンス CT における最近の進歩と近未来」 講師:シーメンスジャパン株式会社 CT ビジネスマネージメント部 12:10 ~ 13:10 ランチョンセミナー ③ 「後発造影剤の品質と安全性について」 講師:富士製薬工業株式会社 「ziostation2 ~up-to-date~」 講師:アミン株式会社 4 平成 25 年度 近畿地域放射線技師会学術大会 谷川 光 看護学学舎第 6 講義室 草塩 英治 帆足 正勝 13:15 ~ 14:20 府民公開講座・特別講演 図書館ホール 「未来ある子どもたちのために」〜野球ひじ検診の重要性を中心に〜 座長:公益社団法人 京都府放射線技師会 常務理事 城下 克明 講師:京都府立医科大学運動器再生外科学(整形外科) 吉岡 直樹 助教 14:30 ~ 16:30 座長: 講師: シンポジウム「故障時対策」 京都第一赤十字病院 京都大学医学部附属病院 一般撮影 CT MRI Angio IVR 超音波 長浜赤十字病院 中井記念病院 日本赤十字社和歌山医療センター 兵庫医科大学病院 市立池田病院 図書館ホール 平川 益三 村上 雅之 藤原 松岡 堂内 前田 関 将洋 孝明 一雄 勝彦 康 16:40 ~ 16:50 次期開催県挨拶 特例民法法人 奈良県放射線技師会 会長 図書館ホール 髙嶋 敏光 16:50 ~ 17:00 閉会の辞 公益社団法人 京都府放射線技師会 副会長 図書館ホール 北村 真 平成 25 年度 近畿地域放射線技師会学術大会 5 一般演題プログラム 09:50 ~ 10:55 一般演題 ① 看護学学舎第 1 講義室 CT・アンギオ部門 座長:大阪府三島救命救急センター 渡部 敬次 1.「冠動脈 CT におけるランジオロール塩酸塩の投与量についての検討」 2. 「IMADA スイッチの使用経験」 京都府立医科大学附属病院 肥後谷 瞬 京都府立医科大学附属病院 肥後谷 瞬 3. 「造影剤自動注入器における簡易的な精度管理についての検討」 医療法人財団 済美会昭和病院 4. 「臨床における CT-like-image の有用性」 洛和会音羽病院 須賀 龍也 村山 真志蕗 5. 「新型血管造影装置の使用経験と肝臓 TAE 時の IVR-CT システム による CTAP,CTHA の実施経験から考える最適条件」 6. 「IVR 支援システムの構築」 11:00 ~ 12:00 一般演題 ② 宇治徳洲会病院 奈良県立医科大学付属病院 山口 恵亮 西崎 翔 MRI・放射線治療部門 MRI 部門座長:神戸大学医学部附属病院 京谷 勉輔 放射線治療部門座長:加古川西市民病院 川村 哲朗 7. 「Time of flight MRA にて硬膜動静脈瘻が疑われる症例に対して行う Time resolved MRA の有用性」 兵庫県立淡路医療センター 藤田 達也 8. 「3D TOF MRA を 3D cine PC MRI にレジストレーションすることによる WSS の改善」 京都第一赤十字病院 吉永 昭夫 市立長浜病院 木村 拓美 9. 「RESOLVE 画像が与える有用性の検討」 10. 「画像誘導放射線治療における Cone-Beam Computed-Tomography の独自のフィルタ関数組み合わせによる画質評価」 京都第一赤十字病院 高坂 静佳 11. 「当院の通常照射における呼吸性移動対策息止め照射の有用性」市立長浜病院 辻 雅之 13:20 ~ 14:20 一般演題 ③ 一般撮影部門 座長:天理よろづ相談所病院 黒田 大悟 12. 「無線 LAN 対応型 FPD システムを用いた災害時のポータブル撮影の運用について」 13. 「FPD を用いた腹部ノングリッド撮影について」 兵庫医科大学病院 駒居 柚哉 兵庫医科大学病院 真鍋 綾夕奈 14. 「手術室ポータブル撮影における無線型 FPD 搭載移動型デジタルX線装置 導入による画像提供時間の検討」 和歌山県立医科大学附属病院 斉木 善之 15. 「無線環境下における wireless FPD を用いた回診撮影システム構築について」 京都府立医科大学附属病院 16. 「当院におけるトモシンセシス(T-smart)の使用経験」 水田 正芳 三菱京都病院 内田 昌宏 奈良県立医科大学附属病院 小川 哲也 17. 「トモシンセシスにおける測定精度に関する基礎的検討」 6 平成 25 年度 近畿地域放射線技師会学術大会 14:20 ~ 15:20 一般演題 ④ 医療安全・管理部門 座長:市立長浜病院 古山 忠宏 18. 「男性の診療放射線技師による検診 MMG 撮影についてのアンケート」 医療法人善正会上田病院 本田 健二 19. 「診療放射線技師による読影レポート記載法の検討-対策型胃がん検診について-」 大阪府保健医療財団 大阪がん循環器病予防センター 山本 兼右 20. 「医療安全対策への取り組み-診療放射線技師として出来ること-」 滋賀県立成人病センター 草野 邦典 21. 「造影剤アレルギー既往歴のチェックシステム-Excel を用いた簡易システム-」 岸和田徳洲会病院 22. 「当院の勤務体制の検討について」 谷川原 竜乙 公立南丹病院 山根 稔教 済生会京都府病院 大澤 啓次 23. 「京都府を中心とした医療施設が保有する サーベイメーターの現状と性能評価及び校正の試み」 分科会プログラム 10:20 ~ 11:35 管理士・機器管理士分科会講演 看護学学舎第 3 講義室 座長:公益社団法人京都府放射線技師会管理士会理事 山根 稔教 「放射線機器管理士の活動と更新のポイントについて」 講師:九州大学病院 医療技術部放射線部門 (日本診療放射線技師会 放射線機器管理士分科会長) 中村 泰彦 「放射線管理士分科会の組織再編と今後」 講師:岐阜大学医学部附属病院 放射線部 (日本診療放射線技師会 放射線管理士分科会長) 13:20 ~ 15:00 読影分科会講演 座長:りんくう総合医療センター :大阪市立大学附属病院 基調講演「読影の補助に関する教育システム構築の現状」 講師:昭和大学藤ヶ丘病院 パネルディスカッション「IVR における読影補助の実際」 「脳血管領域 IVR における読影の実際」 講師:先端医療センター 「腹部血管領域 IVR における読影の実際」 講師:和歌山県立医科大学 岡田 富貴夫 看護学学舎大講義室 坂下 惠治 市田 隆雄 加藤 京一 栗山 巧 細川 聖記 平成 25 年度 近畿地域放射線技師会学術大会 7 学術大会タイムテーブル 図書館ホール 9:00 10:00 11:00 大講義室 9:00 開場 9:30 ~ 9:40 開会宣言 公益社団法人 京都府放射線技師会副会長 河本 勲則 開会の辞 公益社団法人 京都府放射線技師会会長 轟 英彦 9:40 ~ 10:30 教育講演「今後の診療放射線技師の役割」 公益社団法人 日本診療放射線技師会会長 中澤 靖夫 第 1 講義室 9:55 ~ 10:55 一般演題 ① 10:40 ~ 10:45 次回日本診療放射線技師学術大会案内 公益社団法人 大分県放射線技師会副会長 吉田 幸人 10:50 ~ 12:00 府民公開講座 「iPS 細胞から見える未来に向けて」 京都大学 iPS 細胞研究所 臨床応用研究部門 高橋 淳 教授 11:00 ~ 12:00 一般演題 ② 12:00 12:10 ~ 13:10 ランチョンセミナー ① 13:00 14:00 13:15 ~ 14:20 府民公開講座 13:20 ~ 15:00 13:20 ~ 14:20 「未来ある子どもたちのために」 読影分科会講演 一般演題 ③ 〜野球ひじ検診の重要性を中心に〜 「読影の補助に関する 京都府立医科大学運動器再生外科学(整形外科) 教育システム構築の現状」 吉岡 直樹 助教 昭和大学大学院 保健医療学研究科 加藤 京一 14:30 ~ 16:30 シンポジウム「故障時対策」 長浜赤十字病院 中井記念病院 診療技術部 15:00 日本赤十字社和歌山医療センター 兵庫医科大学病院 放射線技術部 市立池田病院 放射線科 藤原 将洋 松岡 孝明 堂内 一雄 前田 勝彦 関 康 16:00 16:40 ~ 16:50 次回近畿地区放射線技師会学術大会開催案内 特例民法法人 奈良県放射線技師会会長 髙嶋 敏光 16:50 ~ 17:00 閉会の辞 公益社団法人 京都府放射線技師会副会長 北村 真 8 平成 25 年度 近畿地域放射線技師会学術大会 パネルディスカッション 「脳血管領域 IVR における読影の実際」 先端医療センター 栗山 巧 「腹部血管領域 IVR における読影の実際」 和歌山県立医科大学細川 聖記 14:20 ~ 15:20 一般演題 ④ 第 2 講義室 11:00 ~ 11:50 シンポジウム 打ち合わせ会 12:10 ~ 13:00 会長・教育委員会会議 第 3 講義室 第 5 講義室 第 6 講義室 12:10 ~ 13:10 ランチョンセミナー ② 12:10 ~ 13:10 ランチョンセミナー ③ 10:20 ~ 11:35 管理士会分科会講演 「放射線機器管理士の活動と認定 更新のポイントについて」 九州大学病院 中村 泰彦 「放射線管理士分科会の組織再編 と今度」 岐阜大学医学部附属病院 岡田 富貴夫 13:30 ~ 14:20 近畿管理士会連絡会 平成 25 年度 近畿地域放射線技師会学術大会 9 周辺見取り図 「JR 京都駅」から 「JR 奈良線」に乗 り換え、 「東福寺駅」 で京阪電鉄の出町 柳行き(大阪と反対 方向)に乗車 「神宮丸太町駅」で 下車 阪急京都線の終点 「河原町駅」で下車 地上に上がり東に ある四条大橋を渡 り、京阪電鉄「祇園 四条駅」にて出町柳 行き(大阪と反対方 向)に乗車。「神宮 丸太町駅」にて下車。 キャンパス周辺図 地下鉄東西線の「京 都市役所前駅」から は徒歩 20 分と距離 があります。 京阪電鉄「神宮丸太 町駅」より鴨川を西 に渡る。 河原町通を北へ進 み、ラーメン店「新 福菜館」の裏側に会 場があります。 10 平成 25 年度 近畿地域放射線技師会学術大会 キャンパス内図 平成 25 年度 近畿地域放射線技師会学術大会 11 参加者の皆様へ 会場は京都府立医科大学図書館ホールです。京都府立医科大学病院ではなく、河原町通り の西側に看護学舎横となっておりますのでご注意ください。 事前参加登録済みの方は、そのまま所属する府県技師会の「各府県受付け」にて御氏名及 び日放技会員番号をお申し出後、参加登録費をお支払ください。 参加登録費: 会員・賛助会員 1,000 円 会員以外の技師 学生・一般 2,000 円 無料 ランチョンセミナー交換券は参加登録後、隣にあるランチョン券受付にてお渡しいたしま す。その場合、午前 10 時までに受付けをお願いいたします。10 時以降については、ランチ ョンセミナー交換券を配布されない場合があります。 ランチョンセミナーにご参加の皆様は、11 時 45 分より看護学舎入口付近で弁当をお受け 取り、各セミナーの入口にてランチョンセミナー交換券を提示し、入室ください。 ランチョンセミナー開始後 10 分経過しても会場に入場されない場合はランチョンセミナ ー券の権利放棄とみなしますのでくれぐれもご注意ください。 当日参加登録の方は、記帳台にて登録受付用紙に必要事項を記入後、「各府県受付」にお 進みください。不明な項目については、各府県の担当者にお問い合わせ願います。 演者の皆様へ 本大会の一般演題は、すべて口述発表です。 1.発表時間 1 演題 9 分(発表時間 7 分+討論時間 2 分)となっています。発表時間は厳守してくださ い。 特に発表の際にタイムキーパーからの指示がありませんので、発表時間を超過した場合 には座長の権限において途中で発表終了することもございますので、ご注意願います。 12 平成 25 年度 近畿地域放射線技師会学術大会 2.発表スライドについて スライドは、ウインドウズ版のマイクロソフト社パワーポイント 2010 形式で行います。 また、音声での出力はいたしませんのでご了承願います。 原則として動画は使用しないでください。やむを得ず動画や外部ファイル(Excel ファイ ル等)を使用希望の場合には、事前にご相談下さい。 発表ファイルは USB メモリのみ受け付けさせていただきます。ただし、バックアップと して CD-R にて data をご持参願います。 3.発表者の受付及びスライド確認について 分科会講演者・座長の方、ならびにシンポジストの演者・座長、一般演題者は下記の時 刻までに「各府県受付」にて参加登録をして頂いた後、 「演者受付」までお越しください。 一般演題発表会場は、第 1 講義室です。 発表者は発表スライドの動作確認のため、演者受付に下記の時間までに必ずお越しくだ さい。 一般演題① 午前 9 時 10 分から午前 9 時 40 分まで 一般演題②、③ 午前 10 時から午前 10 時 45 分まで 一般演題④ 午前 11 時から午後 11 時 55 分まで 発表者受付後、試写していただき確認いたします。 4.発表について 発表の 15 分前までに会場入りし、左の次演者席までお越しください。本大会の一般演題 発表では特にアナウンスをせず、座長が進めてまいりますので、くれぐれもご注意くだ さい。座長が演題を申し上げる際には発表者席までお進みください。 発表時には座長の指示に従ってください。操作はご自身でお願い致します。登録された 演題名・発表者の変更は特別な理由がない限り認めません。 5.その他 担当座長から発表内容についての問い合わせがあった場合にはご協力をお願い致します。 *尚、発表に使用したデーターは本学術大会のみでの使用として、その目的以外で使用 することなく、消去いたしますことをお約束いたします。 平成 25 年度 近畿地域放射線技師会学術大会 13 教育講演 図書館ホール 9:40 ~ 10:30 座長 公益社団法人京都府放射線技師会会長 轟 英彦 今後の診療放射線技師の役割 公益社団法人 日本診療放射線技師会 会長 中澤 靖夫 我が国における医療科学技術の発展と普及は多くの国民に安全と 安心の医療を提供し、誰でもがその恩恵に浴することが出来るように なってきた。各医療機関の情報公開が進むなか、国民はさらに今まで 以上に安全で安心な医療環境の提供、今まで以上に質の高い医療技術 の提供、今まで以上に質の高い患者サービスの提供、医療水準に基づ いた診断・治療・検査を求めるようになってきている。このような医 療社会の中で私達診療放射線技師は各種学会のガイドラインの導入 と普及を計り、常に最先端医療技術に眼を向け、日常医療の進化に向けた行動目標を設定して おく必要がある。 平成 22 年 4 月 30 日厚生労働省医政局長から「医療スタッフの協働・連携によるチーム医療 の推進について」(医政発 0430 第 1 号)の通知が発せられた。主旨は、多種多様な医療スタッ フが、各々の高い専門性を前提とし、目的と情報を共有し、業務を分担するとともに互いに連 携・補完し合い、患者の状況に的確に対応した医療を提供するチーム医療の実践を求めている。 診療放射線技師のところでは「放射線治療・検査・管理や画像検査等に関する業務が増大する 中、当該業務の専門家として医療現場において果たし得る役割は大きなものとなっている。以 下に掲げる業務については、現行制度の下において診療放射線技師が実施することができるこ とから、診療放射線技師を積極的に活用することが望まれている。①画像診断における読影の 補助を行うこと②放射線検査等に関する説明・相談を行うこと」と通知されている。私達は今 まで以上に画像診断における読影の補助をしっかり行い、記録を残す必要がある。放射線検査等 に関する説明・相談に対しても EBM に基づいて、患者の目線を重視し、しっかりインフォーム ドコンセントを行い、記録を残す必要がある。 医薬業務安全管理の一つとしてとして「処方箋の疑義照会業務」がある。これは薬剤師法「第 24 条 薬剤師は、処方せん中に疑わしい点があるときは、その処方せんを交付した医師、歯科 医師又は獣医師に問い合わせて、その疑わしい点を確かめた後でなければ、これによって調剤 してはならない。」と規定されおり、実施しなければ薬剤師法第 32 条に基づき罰金が処せられ ることとなっている。しかしながら診療放射線技師法の中には「放射線検査・治療依頼による 疑義照会業務」の規定がない。実際の診療現場では各診療科医師の指示に基づき放射線検査・ 治療を実施するに当たって、患者さんとの問診の中で医師の指示に基づき検査部位・検査回数・ 治療部位・治療回数の確認業務を行っている。その業務の中で検査部位の間違い・検査回数の 間違い・治療部位の間違い・治療回数の間違いに気付き、依頼された診療科の先生に問い合わ せる疑義照会を行っているのが実情である。放射線検査・治療依頼が当日のものであり当日診 療科の医師がいる中での疑義紹介業務は迅速かつ的確に行うことができる。しかしながら前日 に依頼された放射線検査で検査日に依頼医師がいないことがある。そのようなときは時間をか けて担当診療放射線技師が依頼医師を探すこととなるが、一番困るのが患者さんである。私達 診療放射線技師は医師法第 17 条に規定されている「医師でなければ医業をなしてはならない。 」 という絶対的医行為を診療放射線技師法に基づき業務として実施している。従って、依頼医師 による放射線検査・治療内容の確認は絶対的確認業務となり、ヒアリ・ハットが発生したとき は報告書を提出する必要である。放射線検査・治療の実施にあたって、問診情報・診療録情報 に基づき疑義を確認したときは、患者安全・医療安全の視点から依頼した診療科の医師に対し て、疑義照会を実施すべきである。 14 平成 25 年度 近畿地域放射線技師会学術大会 府民公開講座 図書館ホール 10:50 ~ 12:00 座長 公益社団法人京都府放射線技師会副会長 河本 勲則 iPS 細胞から見える未来に向けて 京都大学 iPS 細胞研究所 臨床応用研究部門 高橋 淳 教授 神経難病に対する再生医療の方法として幹細胞を用いた細胞移植治療に期待が寄せられ ている。なかでもすでに胎児細胞移植の臨床例が豊富で病態メカニズムも比較的よく解明さ れているパーキンソン病は有力な対象疾患のひとつと考えられている。その戦略は iPS 細胞 からの神経誘導、さらにはドパミン神経細胞の誘導を行い、これらを脳内に移植するという ことになる。すでにヒト iPS 細胞からのドパミン神経誘導は効率的に行われるようになって おり、世界中で臨床応用を目指した研究が精力的に進められている。現在は、このドパミン 神経誘導を動物由来のフィーダー細胞やマトリクスを用いずに行うこと、さらには腫瘍形成 や合併症の原因となる未分化細胞や非神経系細胞の混入を取り除く方法の技術開発が焦点 となっている。 また、こうして作製した細胞の有効性と安全性を評価することも重要である。これまでの 研究では、ヒト ES 細胞から誘導した神経前駆細胞をパーキンソン病モデルカニクイザルの 両側線条体に移植したところ、12 か月の経過観察で腫瘍形成はみられず、行動改善が明ら かとなった。PET 検査では移植部位での 18F-DOPA 取り込み上昇が観察され、12 か月後の 脳切片の組織学的解析では多数のドパミン神経細胞が生着していた。ヒト iPS 細胞でも同様 にカニクイザルモデル脳へのドパミン神経細胞の生着が確認されている。 iPS 細胞技術によって自分の細胞を用いた移植、すなわち自家移植が可能となった。自家 移植では免疫反応がおこらず、免疫抑制剤を飲む必要がない。このことを検証するために 我々はカニクイザルから iPS 細胞を樹立し、自家移植と他家移植の直接比較をおこなった。 ドパミン神経細胞を誘導して脳に移植し免疫抑制剤の投与を行わずに 3 か月間の観察を行 ったところ、自家移植では免疫反応がおこらずにドパミン神経細胞の良好な生着がみられた。 他家移植では免疫反応がみられたものの、皮膚など他の臓器のような強い拒絶はおこらず、 自家移植より少ないもののある程度のドパミン神経細胞生着が観察された。このことから iPS 細胞を用いた自家移植では免疫抑制を行わずに効率的な移植ができると考えられる。た だし、現実的にはコストや時間の問題がある。一方、他家移植でも免疫抑制を工夫したり、 HLA 型を合わせたりすることによって良好な細胞生着が期待できる。 今回の講演ではこれらの研究成果の現状と展望を紹介する。 1986 年 京都大学医学部卒業 1986 年 京都大学医学部脳神経外科研修医 1989 年 京都大学大学院医学研究科博士課程入学 1993 年 京都大学大学院医学研究科博士課程修了。博士(医学)。 1993 年 京都大学医学部脳神経外科助手 1995 年 米国ソーク研究所(Dr. Fred Gage)ポスドク研究員 1997 年 京都大学医学研究科 脳神経外科 助手(復職) 2003 年 京都大学医学研究科 脳神経外科 講師 2007 年 京都大学再生医科学研究所 生体修復応用分野 准教授 2012 年 京都大学 iPS 細胞研究所 臨床応用研究分野 教授 (現在に至る) 平成 25 年度 近畿地域放射線技師会学術大会 15 府民公開講座 図書館ホール 13:15 ~ 14:20 座長 公益社団法人京都府放射線技師会常務理事 城下 克明 未来ある子どもたちのために ~野球ひじ検診の重要性を中心に~ 京都府立医科大学 運動器再生外科学(整形外科) 吉岡 直樹 助教 子どもの野球ひじは、おもに内側型(約 30%)、後方型(約 1%)、外側型(約 3%)に分 けられますが、野球ひじ検診の主なターゲットは外側型である上腕骨小頭の離断性骨軟骨炎 (りだんせいこつなんこつえん)です。 離断性骨軟骨炎の病期(病状の進行程度)は、初期・進行期・終末期の 3 期に分けること ができます。治療方法は、初期と進行期は保存療法、終末期は手術療法となります。しかし、 保存療法において、初期は 90%以上が治りますが、進行期になると 50%程度しか治らずに 手術が必要となることがあります。したがって、できるだけ初期の段階で発見をしないとい けないのですが、初期でひじ痛を自覚する子どもは半数にも満たず、そのひじ痛も軽いこと が多いため病院受診をすることは極めてまれであると言われています。ひじ痛が強くなって から病院受診をするとその多くはすでに終末期になっていることがあり、われわれ医療サイ ドが病院で待っているだけではなくて、現場に出向いて検診をすることが現状では大切では ないかと考えています。将来的には人間ドッグのような野球ドッグができれば良いのですが、 現時点ではまだまだ困難な状況です。 野球ひじ検診は、1981 年に徳島県で開始され、近年全国に広がりつつあります。子ども に笑顔を−野球傷害を防ごうプロジェクト(文部科学省の連携融合事業)の一環として、京 都府では 2008 年から京都市内を中心に野球ひじ検診を開始し、私が京都府北部に赴任した 2010 年からは丹後エリアを中心に小中学生の野球検診を行っております。野球をする子ど も達が年々減少するにも関わらず、野球検診を受診してくれる子どもの数は増加しており、 その重要性が認識されつつあります。 北部の検診では、ひじや肩だけでなく足の検診も行っています。検診で離断性骨軟骨炎が 疑われた子どもさんには病院での二次検診をお願いしていますが、病院でのレントゲンの撮 影方法なども具体的に紹介状に記載させて頂いております。その理由は、上腕骨小頭の離断 性骨軟骨炎はその発生部位から通常の肘関節正面像と側面像のみでは見逃される確率がか なり高く、肘関節 45°屈曲位正面像が非常に大切な撮影法になるためです。さらに、30〜 40°外旋位斜位像も有用な撮影方法です。 16 平成 25 年度 近畿地域放射線技師会学術大会 放射線機器管理士・放射線管理士合同分科会講演 看護学学舎 第 3 講義室 10:20 ~ 11:35 座長 公益社団法人京都府放射線技師会常務理事 山根 稔教 放射線機器管理士の活動と更新のポイントについて 日本診療放射線技師会 放射線機器管理士分科会長 (九州大学病院 医療技術部放射線部門) 中村 泰彦 1)管理についての基本的な考え方 放射線という両刃の剣を使用する立場にある者は、その有効利用について常に考慮しな ければならない。 したがって、日常の臨床業務において効果的な診療を行うためには、患者さんに対する 電気的・機械的安全性を確保し、かつ最少の放射線被ばく線量で常に正確な診断情報の提 供と精度の良い治療を行なうことが非常に重要である。そのためには、装置の保守点検を 含めた放射線機器の管理、すなわち放射線機器の基本仕様は如何にあるべきか、またそれ らの機器を選定する手順なども含めて系統的な管理の方法を明確にする必要がある。 2)法的な位置づけについて 医療機器は、設置環境や使用条件を含めて、その機能が有効で安全な状態を保持できる よう、多くの法律、政(省)令、規則及び通知などによって守られている。厚生省健康政策 局長より都道府県知事への通知(平成 8 年健政発第 263 号)により、医療用 X 線装置の保 守点検の実施主体として医療機関自ら適切に実施すべきものであるとうたわれ、さらに平 成 19 年の医療法改正により保守点検の実施、記録の保存、安全使用のための研修が義務 付けられた。 3)放射線機器管理士とは (公社)日本診療放射線技師会では、医療機器について十分な知識と技術のみならず、医 療全般にわたる幅ひろい知識を有する専門家の養成を目指し、放射線機器管理士の認定を 行ってきた。 放射線機器管理士の役割は、医療法における医療機器安全管理責任者の業務 と等しいものである。 以上のことから放射線機器の保守管理の重要性と義務はご理解頂けると思うが、残念なこ とにすべての施設で十分に行なわれているかどうかは疑問である。 是非、この機会にもう一度見直して機器の保守による安全管理に目を向けていただきた い。 平成 25 年度 近畿地域放射線技師会学術大会 17 放射線機器管理士・放射線管理士合同分科会講演 看護学学舎 第 3 講義室 10:20 ~ 11:35 座長 公益社団法人京都府放射線技師会管理士会理事 山根 稔教 放射線管理士分科会の組織再編と今後 日本診療放射線技師会 放射線管理士分科会長 (岐阜大学医学部附属病院 放射線部) 岡田 富貴夫 放射線管理士分科会の講演にあたり 京都府放射線技師会管理士会理事 山根稔教 今回、京都で近畿地域放射線技師会学術大会が開催されるにあたり、この学術集会のなか で機器管理、線管理士の分科会的なことが行えないかと考えこのセクションを企画しました。 主旨は、「放射線機器管理、放射線管理活動についての有効な活動のポイントをつかむ」とい うことです。 現在、機器管理士、線管理士の資格を持っていても役立てていない、どういったことを行 っていけば有効なのか、ポイント取得や更新についての疑問などの声があり、更新申請をさ れない方も多くおられると聞いています。これらの問題解決に向けて放射線機器管理分科会 から中村泰彦先生、放射線管理士分科会から岡田富貴夫先生にご講演いただく予定です。各 分科会での活動報告や各資格取得者への活動のアドバイス、今後の展望などの内容で講演し ていただき、参加された皆様が何かヒントをつかみ今後の活躍に行かしていただけることを 目標としています。 また、地方の技師会としての関わりですが、現在、私ども京都府放射線技師会の担当部署 としては、どのように対応していくか四苦八苦しているところです。ここ数年間、近畿地区 各技師会の管理士部門の方々と連絡会議を行なってきましたがあまり具体的な進展はあり ません。従いましてこの分科会で各地方技師会の管理士会でどのようなことに取り組んでい くか、放射線機器管理士分科会、放射線管理士分とタイアップした活動が出来るか、各個人 の資格取得者への活動の働きかけとしてどのようなことが出来るかなどのことを探ってみ たいと考えています。最後に少し時間を設けディスカッションの場を設けられればと考えて います。資格取得者に限らず多くの皆様のご参加をお待ちしています。 18 平成 25 年度 近畿地域放射線技師会学術大会 読影分科会講演 看護学学舎 大講義室 13:20 ~ 15:00 座長:りんくう総合医療センター 坂下 惠治 大阪市立大学附属病院 市田 隆雄 読影の補助に関する教育システム構築の現状 昭和大学大学院保健医療学研究科 加藤 京一 厚生労働省医政局の「チーム医療の推進に関する検討会」の報告書資料(平成 22 年 4 月 30 日付け)によると、診療放射線技師については、(1) 画像診断における読影の補助を行う こと,(2) 放射線検査等に関する説明・相談を行うこと、が具体例として挙げられ、診療放 射線技師を積極的に活用することが望まれるとされている。 我々が必要とされる一例を挙げると、MDCT や MRI の断層画像は客観的データーを提供 でき、臨床医が利用することで、鑑別診断を絞り、診断の信頼度を高めることに貢献してい る。しかし、夜間診療の場では、専門性の高い臨床医が揃うことはまれで、放射線科医も同 様である。日本に比べはるかに放射線科医数の多い米国放射線専門医会でも夜間体制が問題 となっている事実からも、単に人数の補強では埋め切れない問題もあると考えられる。 画像所見の見落としは主に 3 つのエラーに分けられる。① Perception error(異常所見を 認識できない)② Cognitive error(認識される、解釈を間違える)、③ Alliterative error (先に読影した人の所見に引きずられる)。このうち、① によるミスが診断ミスの 80%を 占める。すなわち、見落としを防ぐには、異常所見のピックアップが最も効率のよい診断ミ ス防御策である。異常所見に気づくには、正常画像に慣れ、かつ、画像の見方の基本事項を 知っていることが重要であると同時に、ダブルチェックも重要な要素である。 そこで重要なことは、撮影を担当した診療放射線技師とのダブルチェックであり、それは 異常所見の見落とし減少につながる。人手の少ない夜間の緊急画像検査において読影ミスを 少なくするためには、診療放射線技師の積極的活用が医療現場で工夫できる対策であると思 われる。 このことを踏まえ「読影の補助に関する教育」について、どのような方向性で、またどの ような取り組みが行われているか、事例を示し皆さんと共に考えていきたい。 平成 25 年度 近畿地域放射線技師会学術大会 19 シンポジウム「故障時対策」 図書館ホール 14:30 ~ 16:30 座長:京都第一赤十字病院 平川 益三 京都大学医学部附属病院 村上 雅之 一般撮影における機器の日常点検とリスクマネージメントについて 長浜赤十字病院 藤原 将洋 当院において日常点検を始めた経緯となったのは、MRI 検査において起動後、点検しな いまま検査を開始したもののスキャンする事が出来ず、患者さんにご迷惑を掛けることが散 見されたため、2005 年 5 月より機器の日常点検(特に始業点検)をおこなってきました。 滋賀県放射線技師会でも日常点検について検討し、ホームページから一般撮影装置と透視撮 影装置の点検表がダウンロード出来るようになっています。当院でもそれを参考にしてそれ ぞれの機器に適合した点検項目に変更して活用しています。 当院における現在の一般撮影装置の始業点検は、患者撮影時と同様の流れが正常におこな われることを目的とした点検で、機器を手動または電動動作させ、目視、異音等にて機械的 動作の確認。フィルタまたはアクリル板を使用して適正なX線出力とフォトタイマの動作の 等を確認する放射線の安全確認。その際に画像読取りの確認と画像の検像端末への転送確認 までをおこなっています。 点検記録は紙記録から 2007 年 7 月より Access シートによる電子記録にしており、点検 項目のチェック、異常内容、対応を入力し、月報を紙出力しています。 リスクマネージメントとしてはヒアリ・ハット報告について部内リスクマネージャーが主 なり改善策を検討し、周知する方法をとっております。 部位・左右間違い、マーク添付間違いなどの不良画像配信防止のため一般撮影画像はすべ て撮影者以外の者が検像をおこない配信しています。撮影者の思い込みによる左右間違い防 止のため四肢撮影時では患者本人から左右を聞き指示票と照合し、疑義がある場合は主治医 に確認をして撮影をおこなうようにしています。また、ポータブル撮影時には、患者氏名と 撮影部位及び体位を介助の看護師に共に確認するなどリスクを回避するようおこなってお ります。 略歴 昭和 61 年 同年 4 月 20 岐阜医療技術短期大学 卒業 長浜赤十字病院 勤務 平成 25 年度 近畿地域放射線技師会学術大会 シンポジウム「故障時対策」 図書館ホール 14:30 ~ 16:30 座長:京都第一赤十字病院 平川 益三 京都大学医学部附属病院 村上 雅之 CT 装置の故障時の対応について ‐安定した機能維持と迅速な機能回復のために‐ 中井記念病院 診療技術部 松岡 孝明 近年の医療機器の進化に伴い、短時間でより広範囲の検査が可能になったのが X 線 CT 検査である。多くの医療施設で一般撮影に次いで画像診断領域においては欠かせない検査で もある。特に短時間でより広範囲の検査が行えるようなったことで救急分野の診断において もその役割は重要なものになっている。 我々診療放射線技師は、これら X 線 CT 検査機器の性能・特徴を理解しより臨床に有用な 画像情報の提供を行っている。このように日々の臨床で重要な役割を担う CT 装置だからこ そ、その故障等機器のトラブルによる検査の中止などは避けなければならない。 そのためには、日々の点検や定期的な点検を行い安定した稼働を目指さなくてはならない。 今回は、日常的に実施されている始業点検および終業点検、定期点検などについて考える 機会になればと思いそれらについてまとめた。 このように日常の臨床において装置の安定稼働を目指し取り組んでいたとしても、機械を 使用している以上やはり故障はつきものである。 それらを早い時期に発見し早期に改善を行うことで X 線 CT 検査を止めない施設を目指し て取り組みを行ってきた。当施設においては、X 線 CT 装置を更新して 6 年が過ぎようとし ているがメンテナンスや事前に計画した修理・改善作業のための検査室の一時的な使用の中 断はあるものの、機器メーカーの協力もあって現在まで予約検査については中止することな く実施できている。医療情勢が益々厳しくなる時代だからこそ、患者サービスの一環として、 安定した X 線画像診断機器の稼働は今後更に求められてくるものと考えているからである。 この機会に日常使用している X 線 CT 検査装置の管理について「安定した機能維持と迅速な 機能回復」を行うためのポイントについて皆様と共に考える機会になるようシンポジウムで はお話をさせて頂きます。宜しくお願い致します。 略歴 平成 7 年 3 月 学校法人物療学園大阪物療専門学校専門学校 卒業 平成 7 年 4 月 医療法人桂会平尾病院放射線科勤務 平成 13 年 4 月 中井記念病院診療技術部放射線科主任 勤務 平成 22 年 8 月 同院診療技術部放射線科科長 平成 23 年 4 月 同院診療技術部部長代理 所属団体 日本診療放射線技師会、奈良県放射線技師会理事(学術委員・組織委員) 、NPO 法人日本消化器がん検診精度 管理評価機構基準撮影法指導員、注腸 X 線検査全国統一講習会地域講師、JSGI 日本消化管画像研究会レポー ト班員、日本救急撮影技師認定機構(地区教育委員) 、近畿救急撮影セミナー(世話人) 所属学会 日本放射線技術学会、日本大腸検査学会 所属研究会 奈良 CT カンファレンス(代表世話人)、奈良県消化管撮影技術研究会(世話人)、奈良大腸疾患研究会(世話 人) 、奈良県中南和地域医療連絡会(世話人) 、インサイトセミナー-気づき-(代表世話人) 、奈良県 CTC 勉強 会(世話人) 平成 25 年度 近畿地域放射線技師会学術大会 21 シンポジウム「故障時対策」 図書館ホール 14:30 ~ 16:30 座長:京都第一赤十字病院 平川 益三 京都大学医学部附属病院 村上 雅之 当医療センターMRI 装置の故障状況・対策、 及び検査疑義に関する対応について 日本赤十字社和歌山医療センター 堂内 一雄 当医療センターでは、平成 23 年 5 月新病棟完成に伴い、MRI 装置 3 台が導入された(更 新 2 台、新設 1 台)。導入当初は、装置メーカーが変わり、戸惑うこともあったが、導入か ら 2 年半が過ぎ、まだまだ改善すべき点はあるが、軌道に乗ってきた感がある。現在、1 日 平均約 60 件の検査を行っている。この間に経験した MRI 装置の故障及び検査疑義の内容 について述べる。 故障が生じたときには、ランダウン時間をできるだけ短縮し、検査の中止・延期は避けな ければならない。そのためには、技師サイドで対応できる故障か、サービスマンに依頼しな ければならない故障かの判断が必要になる。 当医療センターでの故障時初期対応としては、エラーログの確認を行い、エラーログの内 容により、MR スキャナー、イメージプロセッサ、ホストコンピューターのリセットを実施 しているが、これで復帰しないときは、装置電源 OFF / ON を行っている。故障の大半はこ れで復帰しているが、大きな故障の前兆でないことの確認のためカスタマーコールセンター に連絡を入れている。 装置電源 OFF / ON で復帰しないときは、直ちにサービスマンにコンタクトをとり指示を 仰いでいる。停電時にマニュアル通りに実施しても復帰しなかった事例を除いては、サービ スマンに来院してもらい修理をお願いしている。距離的にサービスマンの来院は修理依頼か ら最低でも 2 時間はかかり、装置電源 OFF / ON で復帰しないときは、半日以上の装置ラン ダウンが発生している。現在のところ装置 1 台が使用不可になっても、検査予約時間の遅れ は生じるが、残りの 2 台で対応できている。故障の詳細については、学術大会時に報告させ ていただく。 検査疑義に関しては、体内インプラント、造影剤使用、検査依頼部位(四肢の左右違いを 含む)、患者さんの搬送方法(徒歩、車いす、ストレッチャー)によるものであった。MRI 検 査室は、常時、磁場が存在する特殊な環境にあり、専用の車いす、ストレッチャーでなけれ ば検査室に入れないため、疑義に挙げた。なかでも重大な医療過誤に繋がるものとして、ペ ースメーカー挿入患者さんの検査依頼が 3 件あり、そのうちの 1 件は条件付き MRI 対応ペ ースメーカーで、条件付きの周知がなされていなかった。検査疑義の詳細及び対応について は、学術大会時に発表する。 略歴 昭和 62 年 3 月 昭和 62 年 6 月 平成 19 年 4 月 平成 21 年 4 月 22 清恵会第二医療専門学院卒 日本赤十字社和歌山医療センター前身の和歌山赤十字病院入職 放射線科部放射線技術第二課第 2 係長(アンギオ) 放射線科部放射線技術第二課第 3 係長(MRI) 平成 25 年度 近畿地域放射線技師会学術大会 シンポジウム「故障時対策」 図書館ホール 14:30 ~ 16:30 座長:京都第一赤十字病院 平川 益三 京都大学医学部附属病院 村上 雅之 血管撮影装置における故障時の対策 兵庫医科大学病院 放射線技術部 前田 勝彦 血管撮影検査は他のモダリティーに比べ、検査時間が長く、特殊検査も多いことから装置 の故障による弊害は大きい。特に IVR 中に発生した故障では患者の生命に危険を及ぼすこ とも考えられる。 当院には 4 台の血管撮影装置があるが、各々が特定の撮影部位専用の機種であり、さらに 曜日毎に施行科を振り分け予約している。そのため故障により装置が使用不可能となった場 合、他の装置で検査を代用することは困難である。また最近の装置では安全性の確保に専門 技術を要することから、ユーザー単独で修理可能なケースも少なくなってきている。そこで 重要になるのは故障が起こらないようにする事、未然に故障を防ぐ事である。患者が安心し て検査・治療を受けるためには、機器の性能・安全性を確保する日常点検と定期的な保守点 検は必須となる。 それでも故障が起きた際には迅速にメーカーに連絡し対応策を講じる必要があるが、再発 した故障では過去の経験を生かすことで、ユーザーが対応できる事例も見受けられる。この 場合、スタッフ全員が以前の故障の原因と対応策を認識していることが必要となる。当院で は日常点検表に故障内容と修理内容、今後の対応策を入力し、RIS が起動できるすべての PC で閲覧できるようにしている。さらに各装置に担当者を割り当てることで故障時の対応 を強化している。また月 1 回実施している業務ミーティングでは各装置担当者は故障報告を し、情報をスタッフ全員で共有できるように取り組んでいる。 今回のシンポジウムでは前半に当院で実施している日常点検や定期点検の概要と工夫を 紹介し、後半に実際に経験した故障の事例を挙げ、対応策や改善点を述べたいと考えている。 略歴 1995 年 同 年 1996 年 2008 年 2012 年 川崎医療短期大学放射線技術科卒業 アキタケ外科勤務 兵庫医科大学病院勤務 血管撮影・インターベンション専門診療放射線技師取得 救急撮影認定技師取得 所属学会 日本診療放射線技師会、日本放射線技術学会、日本 IVR 学会 平成 25 年度 近畿地域放射線技師会学術大会 23 シンポジウム「故障時対策」 図書館ホール 14:30 ~ 16:30 座長:京都第一赤十字病院 平川 益三 京都大学医学部附属病院 村上 雅之 腹部超音波検査における故障時対策とリスクマネージメント 市立池田病院 放射線科 技師次長兼超音波診断治療センター長 関 康 超音波診断装置は病気を探し出す検査への用途と、治療を行うインターベンショナルな用 途がありますが、診療放射線技師としては多くが検査における使用に携っている事と思いま す。超音波検査に限らずいずれのモダリティーにも共通する問題点ですが、装置への患者登 録間違いは、RIS 等の部門システムを介してオーダー情報から MWM による患者登録を行 うことで防ぐ事が可能ですが、患者さんの選び間違いは防ぐ事ができず、運用によって防ぐ 必要があります。 超音波検査特有のトラブルとしては、直接人体にプローブを当てて観察を行うため、肌の 露出が多く、接触も多いため患者さんが不快に感じたり、プローブでの圧迫による痛みの訴 えなどが挙げられます。これは、検査中にも「次は少し強く押さえますよ」というように常 に声掛けを行い、ご理解いただく事が重要と思われます。また肌の露出が多い事や、時間が 経つにつれて、ゼリーが冷えて来ることからより寒さを感じ得る状況ですので、ホットカー ペットによる体の保温なども有効と考えています。 最後にシンポジウムの本質的な論点である装置管理ですが、クオリティコントロール(QC) について述べます。QC は Daily / Weekly / Monthly で目的が異なります。Daily は日々装 置が通常通り使えるか、使えるが多少の不備を伴っているか、まるで使えないかの判断を行 い、Weekly や Monthly では装置性能の恒常性を確認するものと考えます。装置性能の恒 常性を確認するためには恒常的なファントムを用いての評価が必要ですが、QC ツールとし てのファントムはあまり普及しておらず、ユーザーレベルでは行われにくいのが現状で、結 局装置メーカーの点検時に委ねているというのが現実です。 当院での Daily check はプローブ感度、素子落ちを調べる為に行っており最も根幹となる イメージングできるかどうかを確認しています。その他、患者に接する特殊性から衛生面で の注意も必要となります。プローブは患者ごとに清拭を行い、同時にプローブの素子面での 異常発熱や、プローブにつながるコードの根元など装置の構造上ストレスを受けやすい部分 などにも、気を配ることで装置の状態を把握し、装置トラブルを未然に防ぐことに繋がって いくと考えています。 略歴 平成 2 年 3 月 近畿医療技術専門学校 卒業 同年 診療放射線技師免許取得 平成 2 年 4 月 医療法人愛仁会高槻病院放射線科入職 平成 10 年 4 月 市立池田病院 放射線科入職 入職より H14 年 4 月まで MRI 担当 平成 14 年 4 月より 腹部超音波 担当 平成 20 年 10 月より 超音波診断治療センター長 就任、現在に至る。 平成 3 年 第 1 種放射線取扱主任免許 取得 平成 18 年 超音波検査士 消化器領域 取得 24 平成 25 年度 近畿地域放射線技師会学術大会 座長:大阪府三島救命救急センター 渡部 敬次 1.冠動脈 CT におけるランジオロール塩酸塩の投与量についての検討 京都府 京都府立医科大学附属病院 ◎肥後谷 瞬、丹後 賢二、轟 英彦、大澤 透、美藤 茂樹 当院では PHILIPS Brilliance 64 列 MDCT を使用し冠動脈 CT を行っている。撮像時 に高心拍数の患者を撮像する場合ランジオロール塩酸塩(商品名コアベータ)を使用し 目標とする心拍数に下げて検査を施行している。しかし心拍数 75bpm 以上の患者に規定 の体重当たりの量(通常量)を投与しても目標とする心拍数まで到達できない場合が多 くみられた。そこで循環器内科の先生立会いのもとランジオロール塩酸塩の投与量を撮 像直前の心拍数に応じて 0.5 倍、1 倍(通常量)、1.5 倍、2 倍量と使い分けを行った。 その結果心拍数が下がる幅に各投与量に応じてある程度の関係性が見られた。そこから 投与量と心拍数の関係を数式化する事が出来た。その式を用いてランジオロール塩酸塩 の投与量を決定し目標とする心拍数に到達するか検討を行ったので報告する。 2.IMADA スイッチの使用経験 京都府 京都府立医科大学附属病院 ◎肥後谷 瞬、轟 英彦、大澤 透、丹後 賢二 IMADA スイッチを使用することにより、血流が早い人、遅い人でも任意のタイミング で生食後押しすることができる。それにより、造影剤量を最適化でき目的とする CT 値が 得られた。実際に、当院での IMADA スイッチの使用経験を発表する。 3.造影剤自動注入器における簡易的な精度管理についての検討 大阪府 医療法人財団済美会 昭和病院 ◎須賀 龍也、田澤 義且 平成 24 年度診療報酬改定の「医療機器の保守管理に関する評価」に、CT 及び MRI 撮影に係る施設基準の届出において、使用する造影剤自動注入器の保守管理計画が厚労 省により、義務付けられている。しかし、コストの問題によりメーカーとの保守契約が 大半結ばれていないのが現状であり、精度管理として必要な、注入量、注入速度、注入 圧についての評価方法が明確でない為、点検方法については、目視点検に留まっている 現状も否めない。 造影剤自動注入器は業務的に救急領域、通常業務と幅広く用いられており、今日の画 像診断では必要不可欠であると同時に、診療放射線技師はその装置の性能が発揮されて いるかを把握する責務がある。そこで、容易性も含め多くの施設で、精度管理の実践が できないかを検討し、一定の効果が得られたので報告する。 平成 25 年度 近畿地域放射線技師会学術大会 25 4.臨床における CT-like-image の有用性 ◎村山 京都府 洛和会 音羽病院 真志蕗、井上 翔太、岡 優治、前田 弘明、磯部 真実 【背景・目的】 当院では、2012 年に血管造影装置が新たに導入された。この装置には CT-like-image が備わっており、血管内治療終了時の確認に CT-like-image を利用している。今回、診 断用の CT と CT-like-image の比較を行い、併せて臨床的有用性についても検証を行っ た。 【方法】 CAT-phantom を利用して、低コントラスト分解能、高コントラスト分解能及び均一性 を測定し、比較した。また、自作の金属製ファントムをそれぞれ撮影、3D 画像を作成し 目視により画像を比較した。 【結果・考察】 診断用 CT と比較して、CT-like-image では低コントラスト分解能は低下したが、高コ ントラスト分解能では有意差はなかった。CT-like-image では治療経過中や終了時に、迅 速に CT 画像が取得でき、臨床的に有用であると証明された。 5.新型血管造影装置の使用経験と肝臓 TAE 時の IVR-CT システムによる CTAP、CTHA の実施経験から考える最適条件 京都府 宇治徳洲会病院 ◎山口 恵亮 当院で 2013 年 5 月より新しく導入した siemens 社製 Artis zee BA Twin とワークス テーション syngo による現在の血管造影検査の紹介。また今回、肝細胞癌に対する TAE 時に C アームの回転により撮像できる IVR-CT システム(CT-like image)の機能を駆使 して CTAP(1phase)、CTHA(2phase)の撮影を数例経験した。その上で見えてきた現 段階での撮影タイミング、造影剤注入量を考える。 6.IVR 支援システムの構築 奈良県 奈良県立医科大学付属病院 ◎西崎 翔、水野 吉将、西村 努、薮内 安成、中野 知己、松浦 修平、菊池 達也 【目的】 当院では、IVR を行う際、過去画像と WS(Work Station)で作成した 3D 画像を検査の 手段として利用している。今回、検査室内で操作室と同様の操作が、清潔下で行えるよ うなシステムを構築したので報告する。 【使用機器】 ・AG-CT システム CT:Aquirion 16 列 血管撮影装置:Infinix Celeve (東芝) ・ワークステーション: ZIOSTASION (Amin) ・検査室内操作システム:モニター切り替え器(ELECOM)、ワイヤレスマウス(バッ ファーロー) 【方法】 1)WS、電子カルテを同一のモニターに表示し、単一のマウスで操作できるようにした。 2)無線マウスを用い検査室内でも使用可能にした。 【結果および考察】 術者と技師との視点や応答の相違が原因となり、IVR 検査時間のロスやストレスが生 じていた。そこで、WS で作成した CT-HA の MIP 画像を検査室内に表示し、術者が検 査室内おいて無線マウスを清潔下で使用し、画像操作できることにより、検査時間の短 縮・ストレスの軽減が示唆された。 26 平成 25 年度 近畿地域放射線技師会学術大会 座長 MRI: 神戸大学医学部附属病院 放射線治療: 加古川西市民病院 京谷 勉輔 川村 哲朗 7.Time of flight MRA にて硬膜動静脈瘻が疑われる症例に対して行う Time resolved MRA の有用性 兵庫県 兵庫県立淡路医療センター ◎藤田 達也、兼岡 慶豪、上谷 寛子、阿部 大佑、今井 文人、阿萬 光、栃尾 誠也 【目的】 Time of flight 法を利用した頭部 MRA にて海綿静脈洞や S 状・横静脈洞が描出される ことがある。多くは静脈血流によるアーチファクトであるが、硬膜動静脈瘻か否かの鑑 別のためには CTA や血管造影が必須である。そこで血行動態を評価できる Time resolved MRA を撮影し、MR 検査単独での硬膜動静脈瘻の存在診断の可能性を調査した。 【方法】 Time of flight 法を利用した頭部 MRA で、静脈洞が描出された患者に対し、追加で Time resolved MRA の撮影を行った。今回、Time resolved MRA は CINEMA-STAR を 採用した。 今回 TR-MRA で静脈洞が描出された 3 例の内、2 例は血管造影検査が行われた。血管 造影の結果、1 例は左海綿動静脈瘻であった。1 例は DSA にて動脈相後期にて AV シャ ントを疑う所見が見られたが、臨床症状から dAVF は否定された。 TOF-MRA で dAVF を疑う 5 症例の内、TR-MRA を追加撮影することで 4 例の存在診 断を行うことができた。 8.3D TOF MRA を 3D cine PC MRI にレジストレーションすることによる WSS の改善 京都府 京都第一赤十字病院 ◎吉永 昭夫 【はじめに】 血管病変の発生に血流動態、特に血管壁せん断応力(WSS)は重要である。WSS を求 めるには、血流動態と血管壁の位置を求める必要がある。血流動態を求める方法に 3D cine PC MRI があり、血管壁の位置を求める方法に 3D TOF MRA がある。しかし、撮 像法の違いにより両者に空間的位置ずれが生じるため両者をレジストレーションする必 要がある。本研究の目的は、3D TOF MRA の位置ずれの修正が WSS 解析に及ぼす効果 を調べることである。 【方法】 ポンプで平均 30cm / sec の定常流をアクリル製内径 3mm の直管ファントムに流し、 3T MRI 装置を用いて 3D TOF MRA と 3D cine PC MRI を撮像した。また、解析ソフト MIPAV を用いて前者を後者にレジストレーションした。さらに血流解析ソフト Flova を 用いてオリジナル(レジストレーション前)MRA とレジストレーション後 MRA を WSS 解析した。 【結果】 内径 3mm 直管ファントムおける WSS の基準値 3.1Pa からの誤差はレジストレーショ ン前 30.6%からレジストレーション後 21.5%と改善された。 【結果と考察】 3D TOF MRA を 3D cine PC MRI にレジストレーションすることで MRA のずれが修 正され WSS の誤差が改善された。 平成 25 年度 近畿地域放射線技師会学術大会 27 9.RESOLVE 画像が与える有用性の検討 滋賀県 市立長浜病院 ◎木村 拓美、嶋津 美和子、宮川 孝史、村上 義和 【目的】 Readout Segmentation of Variable Echo-train(以下 RESOLVE)を用いた拡散強調 像(以下 DWI)における歪みおよび臨床上の有用性について、Single Shot EPI(以下 SSh-EPI)と比較し検討を行う。 【使用装置】 Siemens 社製 MAGNETOM Skyra 、20ch-Head coil 【方法】 Ⅰ)MRI 用ファントム(90-401 型)を用いて RESOLVE および SSh-EPI にて撮像を行 い、歪みについて比較検討を行う。 Ⅱ)RESOLVE および SSh-EPI にて健常ボランティアの頭部 DWI 撮像を行い、得られた 画像から視覚的に検討を行う。 【結果】 Ⅰ)RESOLVE は SSh-EPI と比較し、位相方向において歪みの低減がみられた。 Ⅱ)副鼻腔などの空気層と脳実質の境界において、歪みおよびアーチファクトの低減が見 られた。 【結語】 RESOLVE を用いた DWI は SSh-EPI に比べ磁化率による歪みが減少し、臨床上の有用 性は高いと考えられる。 10.画像誘導放射線治療における Cone-Beam Computed-Tomography の独自のフィルタ関数組み合わせによる画質評価 京都府 京都第一赤十字病院 ◎高坂 静佳、田中 義浩、河原 貴史、布施 俊明、井上 雄介、堂屋 瞳、平川 益三 【目的】 近年,Cone-Beam Computed-Tomography(CBCT)の普及に伴い、治療前の位置照 合を 3 次元的に行うことが可能となった.撮影方法としては Full Fan Scan および Half Fan Scan がある。Full Fan Scan は最大 FOV が 25cm 以下であり主に頭部用,Half Fan Scan は 25.6cm 以上の FOV が設定可能であり主に体幹部用として用いられる。しかし、 それぞれ撮影時間が異なり、特に Half Fan Scan ではスループット低下の影響が懸念さ れる。今回我々は、CBCT のプログラムに組み込まれているフィルタ関数について独自 の組み合わせを提案し、Full Fan Scan の画質向上および体幹部での使用の可能性を検討 した。 【方法】 Full Fan Scan および Half Fan Scan にてファントム撮影を行い、低コントラスト分 解能を評価するため Contrast-to-Noise Ratio(CNR)を算出し比較した。使用装置およ びファントムは、それぞれ Varian 社製 On-Board Imaging Ver.1.5.15 および The Phantom Laboratory 社製 Catphan である。 【結果】 提案したフィルタ関数の組み合わせを用いることにより Full Fan Scan の画質向上が 確認でき、低コントラスト分解能改善の可能性が示唆された。 28 平成 25 年度 近畿地域放射線技師会学術大会 11.当院の通常照射における呼吸性移動対策息止め照射の有用性 ◎辻 滋賀県 市立長浜病院 雅之 1)、田邉 啓太 1)、川上 正邦 1)、西村 正明 1)、加藤 一尚 1) 佐藤 清香 2)、小倉 健悟 2)、川端 秀雄 1)、伏木 雅人 1) 1) 市立長浜病院、2) 京都大学放射線治療科 【目的】 当院で呼吸性移動対策息止め照射にて通常照射を行った患者の標的の呼吸移動量を Retrospective に解析し、その有用性を検討したので報告する。 【方法】 当院で呼吸性移動対策息止め照射にて通常照射を行った患者を対象として、5 例 139 回の治療時における標的の呼吸性移動量を評価した。治療中に取得した Cine 画像を Retrospective に解析して呼吸性移動量を測定した。また、DRR 画像と Cine 画像を比較 して呼吸再現性を測定した。 【結果】 治療中の Cine 画像から測定した呼吸性移動量は X(左右 / 腹背)方向、Y(頭尾)方 向のそれぞれ 5mm 以内であった。また、DRR 画像と Cine 画像から測定した呼吸再現 性は X(左右 / 腹背)方向、Y(頭尾)方向のそれぞれ 5mm 以内であった。 【結語】 対象患者すべてにおいて、各方向それぞれ 5mm 以内の精度で呼吸性移動対策息止め照 射が可能であった。しかし対象患者数が少ないため、引き続き検討していく必要がある。 平成 25 年度 近畿地域放射線技師会学術大会 29 座長:天理よろづ相談所病院 黒田 大悟 12.無線 LAN 対応型 FPD システムを用いた災害時のポータブル撮影の運用について 兵庫県 兵庫医科大学病院 ◎駒居 柚哉、寺西 敏美、鎌倉 敏子、尾﨑 隆男、堀 眞規 源 貴裕、中村 憲治、真鍋 綾夕奈、坂本 清 【目的】 当院では今年度から無線 LAN 対応型 FPD システムが導入され、ポータブル撮影での 運用を行っている。FPD によるポータブル撮影は、携行するカセッテ数の制限を考慮す ることなく、バッテリーの範囲内で何度も撮影可能であり、災害時のように一度に多く の撮影を必要とする場合に有用であると考える。そこで災害時の FPD によるポータブル 撮影の有用性と問題点、さらにその対策について検討した。 【方法】 今年度に行われた院内災害訓練に参加した放射線技師から聞き取り調査を行い、災害 における FPD でのポータブル撮影の有用性と問題点をまとめた。さらに聞き取り調査に より得た問題点に関して、参加者と協議した上で改善策を検討した。 【結語】 今回検討したシステムは、操作性の良さ、画像の確認が瞬時に行える有用性がある一 方で、FPD と RIS のメーカーが異なる場合などは、情報の共有が難しく、ハード面でも 複雑な仕組みになっており、今後対策が必要である。 13.FPD を用いた腹部ノングリッド撮影について 兵庫県 兵庫医科大学病院 ◎真鍋 綾夕奈、駒居 柚哉、大出 寛、中村 賢治、尾崎 隆男 鎌倉 敏子、梅原 考好、寺西 敏美、坂本 清 【目的】 ポータブル撮影は重症患者にとって必要な手段であるが、救急病棟や ICU では頻回に 撮影することがあり、患者や撮影者の被ばく線量が多くなることが懸念される。 今回我々は、患者および撮影者の被ばく低減のために、腹部ノングリッド撮影を検討 したので報告する。 【方法】 1.ポータブルで腹部撮影を行う目的の統計 2.X 線管電圧、被写体厚を変化させたときの散乱線含有率の測定 3.現行運用条件で撮影した場合のグリッドの有無での画質評価 4.散乱線により低下した画像コントラストを改善するための画像処理条件の検討 【結果】 散乱線により画質が低下した画像に周波数処理や階調処理、ノイズ除去処理を組み合 わせることで、画像コントラストの改善が見られた。今回作成した処理パラメータを用 いた場合、留置カテーテルやチューブの位置確認であれば、ノングリッド撮影が可能で あった。 30 平成 25 年度 近畿地域放射線技師会学術大会 14.手術室ポータブル撮影における無線型 FPD 搭載移動型デジタルX線装置 導入による画像提供時間の検討 和歌山県 和歌山県立医科大学附属病院 ◎斉木 善之、細川 聖記、谷口 喜行、津田 佳則、池部 博、西奥 忠純 【目的】 当院では 2013 年 4 月より手術室において開胸開腹手術をされた全患者を対象に麻酔終 了前に体内残物検索目的でポータブル撮影が行われるようになった。そのため撮影が他 室と重なることがあった。そこで、新しく無線型 FPD 搭載の移動型デジタル X 線装置を 導入し、一人あたりの撮影時間短縮を図った。そこで、どれだけ医師へ画像を提供する 時間が短縮でき、有用であったか検討した。 【方法】 手術室ポータブル勤務専従の技師 4 人で、CR カセッテを使用した移動型X線装置と新 しく導入した無線型 FPD 搭載の移動型デジタル X 線装置での胸部撮影・胸腹部撮影にお いて撮影終了時間と画像が表示された時間を計測した。 【結果・結論】 無線型 FPD 搭載の移動型デジタル X 線装置は従来機に比べて、画像提供までの時間は 短縮でき、手術時間の短縮につながった。また、他室と撮影が重なっている時間も短縮 できた。 15.無線環境下における wireless FPD を用いた回診撮影システム構築について 京都府 京都府立医科大学附属病院 ◎水田 正芳、中川 稔章、武部 義行、美藤 茂樹 【背景・目的】 放射線技師の業務において CR による回診撮影は、ワークフローが煩雑であり、労力が かかる業務である。今回、業務改善を目的に無線環境下でカセッテ型 wireless FPD を回 診撮影に導入したので報告する。 【方法】 Wireless FPD にはコニカミノルタ社製 AeroDR を使用した。また院内の無線 LAN を 通じ、院内の RIS / PACS サーバへ DICOM 通信にてリアルタイムなオーダー連携 / 画 像転送を可能にした。無線接続に対するセキュリティ対策には RADIUS サーバによるク ライアント認証を用いた。 【結果・結論】 無線環境下で wireless FPD を使用し、回診撮影を行うことでワークフローの簡素化、 業務時間の短縮、PACS への画像転送時間の短縮が確認できた。また wireless FPD での 回診撮影では撮影直後に医師が画像確認できるため、患者への迅速な処置が可能となっ た。 平成 25 年度 近畿地域放射線技師会学術大会 31 16.当院におけるトモシンセシス(T-smart)の使用経験 京都府 三菱京都病院 昌宏、中田 博之 当施設は、2012 年 12 月に島津製作所製 SONIALVISION safire17 を導入し、合わせ てオプション機能である T-smart(トモシンセシス像を金属部分とそれ以外の部分に分 離し、それぞれ個別に逐次近似再構成し、最終的に加算する手法)の処理が可能となっ た。T-smart の逐次近似構成法(iterative reconstruction;IR)は従来の三次元フィル タ補正逆投影法(filtered back projection;FBP)よりもさらなる金属アーチファクトの 低減が図られている方法である。 今回、整形外科領域での臨床において FBP 法と IR 法とでの画像の比較検討を行った ◎内田 ので報告する。 17.トモシンセシスにおける測定精度に関する基礎的検討 奈良県 奈良県立医科大学附属病院 ◎小川 哲也、中前 光弘、菱田 裕一、中野 知己、村井 正二、安藤 英次 【目的】 トモシンセシスにおけるフィルタ補正逆投影法(以下、FBP 法)による再構成画像は、 CT より空間分解能に優れている。そのため膝関節の靭帯再建術で開通される骨孔の直径 を計測して欲しいとの要望があった。しかし、その直径は 3~5mm 程度であり計測値の 信頼性についての報告は少なく、測定精度について基礎的な検討をおこなった。 【方法】 測定精度に影響を及ぼす因子として、天板からの高さ、断層角度(8°、20°、30°、40°)、 X 線管の走査方向に対する角度、再構成フィルタ(Thickness++、Thickness+-、 Thickness--、etc)などがある。これらの因子を変化させバーガーファントムを撮影 した。評価する方法として各再構成画像のプロファイルから平均値と標準偏差を求めた。 【結果】 各因子の違いによってバーガーファントムの直径と平均値には大差がなかった。これ よりトモシンセシスにおける測定精度の信頼性が検証できた。 32 平成 25 年度 近畿地域放射線技師会学術大会 座長:市立長浜病院 古山 忠宏 18.男性の診療放射線技師による検診 MMG 撮影についてのアンケート 大阪府 医療法人善正会 上田病院 ◎本田 健二、伊藤 誠司、小出 隆志 【目的】 近年では女性の診療放射線技師(以下技師)も増え、乳癌検診の MMG 撮影は女性技 師が撮影されている施設が多くなってきたと思われます。しかし、当院では撮影技師が 男性しかいないため MMG 撮影は男性技師が行っています。 そこで、MMG 撮影を男性技師が撮影するにあたり、受診者はどのように感じておられ るのかを知るため検診受診者を対象にアンケートを作成した。 【方法】 年齢 30 歳代から 70 歳代。質問項目は以下の7項目とした。 ① MMG 撮影は初めてか、② MMG 撮影は女性技師が撮影するものと思っていたか、③ 撮影前、男性技師が MMG 撮影することをどう思われたか、④ 実際に撮影されてみてど うであったか、⑤ 撮影中、男性技師に身体を触れられることに不快を感じたか、⑥ 不 快であった場合、女性技師なら不快に感じなかったと思われるか、⑦ 検査予約時に MMG 撮影は男性技師が行うと伝えた方がよいか 【結果】 ほとんどの方が検査であるので男性技師でも気にならないという結果であった。 19.診療放射線技師による読影レポート記載法の検討-対策型胃がん検診について‐ 大阪府 日本消化管画像研究会レポート班 1) 2) 3) 4) 5) 6) ◎山本 兼右 、小川 利政 、高井 正史 、松岡 孝明 、細見 聡 、白波瀬 茜 1)大阪府保健医療財団大阪がん循環器病予防センター、2) 4) 大阪物療大学、3) 新泉南病院、 中井記念病院、5) 京都工場保健会、6) みどり健康管理センター 【目的】 対策型胃がん検診における一次読影の精度向上とレポート記載の普遍化をめざし、読 影レポート記載内容および記載項目を検討した。 【方法】 読影についての先行文献とアンケート結果を考慮して読影記載法を検討した。班員 6 名の判定がばらついた 10 症例を胃がん検診に携わっている診療放射線技師(以下技師) 55 名で評価した。また、読影レポート記載用紙の使いやすさと運用面について、技師に アンケートを行った。 【結果】 様式は、カテゴリー分類、その判定の根拠、病変の数、部位、壁在の5項目と、メモ 欄とシェーマと空欄を設けた。班員の評価がばらついた症例は、技師 55 名もばらついた。 また、読影レポート記載用紙のアンケート結果は、概ね使いやすい評価を得た。 【考察】 所見判定に迷う場合の対応策として、基準となる補足事項の作成・使用が必要不可欠 である。運用面でのアンケート結果を考慮し、よりよい記載用紙を作成したい。 平成 25 年度 近畿地域放射線技師会学術大会 33 20.医療安全対策への取り組み-診療放射線技師として出来ること滋賀県 滋賀県立成人病センター 草野 邦典 当院の医療安全対策において、診療放射線技師は兼務(セーフティーマネージャー) という形で活動を行っています。診療放射線技師が医療安全活動を行うにあたり、備え ておく必要のある内容と、各診療放射線技師への啓蒙と教育また、所属部署(放射線部) での医療安全活動や職場環境の改善を紹介いたします。 当院医療安全対策室の構成 医療安全対策室長 1 名(医師) 医療安全管理者 1 名(看護師) セーフティーマネージャー 所属部署で行った分析事例 27 名(うち兼務発令 8 名) P-mSHELL Medical-Safer 21.造影剤アレルギー既往歴のチェックシステム-Excel を用いた簡易システム- 大阪府 岸和田徳洲会病院 谷川原 竜乙 【目的】 近年、造影検査の増加に伴い、副作用のチェックに時間を要するようになった。そこ で、造影剤アレルギー既往歴を、Excel を用いてチェックするようにした。 【方法】 ・予約患者様に対しては、予約リストを Excel に貼り付けることにより、アレルギー等 のチェックをし、看護師用のチェックシートとしてプリントする。 ・飛び入りの患者様に対しては、バーコードリーダーを用いてチェックする。 【結果】 電子カルテを開くよりも早く、事前にチェックすることが出来た。 造影を担当する看護師も、チェックシートがプリント出来、事前にチェック出来るの で、有効であった。 【結語】 リストに入れておけば、造影剤アレルギーだけでなく、ルート困難だった人、軽度の アレルギー、プロトコールを使用した人等、様々な患者様を容易にチェック出来る。 22.当院の勤務体制の検討について 京都府 公立南丹病院 ◎山根 稔教、中川 雄介 当院では MRI、CTA 等の特殊検査の依頼が当直時でも出るようになり、当直で対応す るために新たな勤務体制を検討することになった。近隣の医療施設等にアンケート調査 を行いその結果を踏まえて検討し当院での勤務体制を構築したので報告する。 34 平成 25 年度 近畿地域放射線技師会学術大会 23.京都府を中心とした医療施設が保有するサーベイメーターの現状と 性能評価及び校正の試み 京都府 済生会京都府病院 1) 2) 3) 4) ◎大澤 啓次 、西谷 源展 、山根 稔教 、田中 亮 朝野 聡明 5)、大北 哲也 5)、楠 聡介 5) 1) 済生会京都府病院、2) 京都医療科学大学、3) 公立南丹病院、4) 亀岡シミズ病院、5) 京都医療科学大学学生 【目的】 アンケート調査の結果多くの医療施設でサーベイメーターの定期的な校正が行われて いないことが分かった。そこで京都府放射線技師会と京都医療科学大学はデーターを集 め評価することによりメーカーやモデルによる特徴、標準的な値を把握し今後の活動の 参考にするとともに多くの施設で定期的な校正が行われていない現状を改善するためサ ーベイメーターの性能評価と校正を行うことにした。 【方法】 京都府放射線技師会会員が勤務する医療施設 136 施設に対して今回の試みに参加を希 望するか郵送で問い合わせた(一部近隣の府県からも参加希望有)。対象は電離箱式サ ーベイメーターで原則各施設持ち込みとした。京都医療科学大学所有の高精度 X 線装置 を用い、70kV(実効エネルギー33keV)120kV(実効エネルギー42keV)の 2 点を JIS-Z4511 に基づいて評価した。 【結果】 合計 54 台のサーベイメーターの性能評価を行い、比較試験(校正)証明書を発行した。 また同時に購入時期や最終校正時期、特徴等も把握することができた。 平成 25 年度 近畿地域放射線技師会学術大会 35 看護学学舎 大講義室 12:10 ~ 13:10 ランチョンセミナー ① 乳がん検診 -MR マンモグラフィを中心に- R&I 事業部 バイエル薬品株式会社 MRI マーケティング 水内 宣夫 近年、MR マンモグラフィは乳がん診療において、MMG および超音波検査と並び欠かせ ない画像診断となっている。術前検査における存在診断・識別診断・広がり診断は日本乳癌 学会が発行している「乳癌診療ガイドライン」においても推奨されている。これは MRI の 高い感度が病変の描出に優れている証である。しかしながら、高い感度を正しく生かし偽陽 性を減らす(特異度を上げる)ためには、適切な検査プロトコールと撮像パラメータの最適 化が必要である。これらは ACR(American College of Radiology) BI-RADS(Brest Imaging recording and Data System)MRI により推奨されている。特に重要なことは両側 乳房の比較と、正しいタイミングの造影 Dynamic 撮像による Kinetic curve による評価で ある。BI-RADS MRI はカテゴリー分類を定義しており、EUSOBI(European Society of Breast Imaging)においても BI-RADS MRI 参照するよう勧められている。したがって欧 米では BI-RADS MRI が乳がん画像診断の中心として活用されている。 国内外において MR マンモグラフィの高い感度を検診に利用する動きが進んでいる。特 に乳がん発症リスクが高く対策型検診では早期診断が困難と考えられる、家族集積性乳がん や BRCA1,2 陽性者への MR マンモグラフィの適応が検討されている。遺伝性乳がんにおけ る若年発症例においても他のモダリティーに比べ感度が高い MR マンモグラフィによる検 診が期待されている。本邦においては日本乳癌検診学会が 2015 年 5 月に策定した「乳がん MRI スクリーニングに関するガイドライン」が参考になる。ACS(American Cancer Society) のガイドラインを参考にし、BRCA1,2 陽性者に限らず生涯発症リスクが 20%を超える場合 にも勧められるとしている。MR マンモグラフィを検診目的に用いる場合においても BI-RADS MRI が推奨している両側同時撮影や、MR マンモグラフィのみで描出された場合 に MRI ガイド下生検に対応するよう求められている。 本セミナーでは、これらの背景を踏まえて、MR マンモグラフィの目的と特徴、検査プロ トコール、MR ガイド下生検、治療の効果判定、乳癌診断および検診ガイドライン、BI-RADS カテゴリー分類、非切除治療の可能性について解説する。 36 平成 25 年度 近畿地域放射線技師会学術大会 当社における最新技術 東芝メディカルシステムズ株式会社 CT 営業技術 兼 臨床アプリ開発担当 津島 総 はじめに Area Detector CT Aquilion ONETM は 2007 年北米放射線学会でのデビュー以降、改良 を加えながら臨床実績を増やし、世界で 700 台以上導入されている。本日は新ソフトウェ ア Ver.6.0“Frontier Suite”に搭載される SEMAR、生データーベース Dual Energy と現在 開発中の Full Iterative Reconstruction について紹介する。 SEMAR SEMAR(Single Energy Metal Artifact Reduction)は通常の Single Energy 撮影によ って得られた Volume データーに対し、逐次近似再構成で用いられる Forward Projection と繰り返し処理を応用し、効果的に金属アーチファクトを除去する技術である。対象部位 に制限は無く、脊椎固定術や人工骨頭、脳動脈瘤コイル塞栓術や、義歯周辺のアーチファ クト低減についても効果が得られる。特殊撮影は不要なので患者負担を増やさず臨床適用 が可能である。 生データーベース Dual Energy Dual Energy 撮影によって得られたデーターに対し 2 種の基準物質を設定することで、 仮想単色 X 線画像の作成、実効原子番号、電子密度の算出が可能となる。ADCT を用いた Dual Energy 撮影は一定電圧をかけ続ける安定した 2 種のデーターを収集することができ、 実効原子番号や電子密度の算出を高い精度で行うことができる。ファントム実験ではこれ ら解析値と真値とで、誤差が数%程度に収まる良好な精度が得られた。 Full Iterative Reconstruction AIDR 3D の適用により胸部検査では従来よりも 64.2%の被ばく低減、心臓撮影では平均 0.93mSv の撮影が可能となった実績が報告されている。Full IR は AIDR 3D が不得意と した低線量データーにおける“ローコントラスト分解能の維持”と“ハイコントラスト分解 能の向上”に着目し開発を進めている。 おわりに 2013 年、Aquilion ONETM ViSION Edition が世界最大の登録者数を誇る放射線科医 師・技師向けウェブサイト“Aunt Minnie.com”にて“Best New Radiology Device”(世界最 高の画像診断装置)に選ばれた。日本のユーザーと東芝が力を合わせ、患者のためのより 良い技術開発について世界をリードし進めていきたい。 平成 25 年度 近畿地域放射線技師会学術大会 37 ランチョンセミナー ② 看護学学舎 2 階 第 5 講義室 12:10 ~ 13:10 大腸 CT 検査(CT コロノグラフィー)について ~具体的な操作方法も含めて~ エーディア(株) 営業本部企画室 市川 篤 大腸 CT 検査(CT Colonography:CTC)は 1990 年頃から欧米で始められた CT を用い た大腸の三次元画像の総称です。 マルチスライス CT の普及や画像処理技術の進歩に伴い実施可能となった大腸 CT 検査は、 従来の大腸検査法(大腸内視鏡:Colonoscopy、注腸:BariumEnema など)と比較して低 侵襲的な診断法であり、新たな大腸検査の選択肢としてその地位を確立しつつあります。 厚生労働省の発表によると大腸がんは男性において肺がん、胃がんに次いで第三位の死亡者 数となっており、女性では大腸がんは第一位の死亡者数です。 ただし、大腸がんは乳がんと同様に早期発見で助かる癌です。 リンパ節転移のない進行癌で手術による救命率が 8~9 割と言われています。このため、 大腸がんは早期発見が重要となります。 大腸 CT 検査の精度向上には十分な腸管拡張が必要であり、これを実現する炭酸ガス自動 送気装置「プロト CO2L」を紹介し、具体的な操作方法も紹介します。 2012 年 4 月の診療報酬改定により、他の検査で大腸の悪性腫瘍が疑われ、16 列以上の MDCT で三次元画像を用いて、炭酸ガス注入機および大腸CT専用カテーテルセットを使 用した際には大腸 CT 撮影加算として 600 点が加算できることになり、炭酸ガス自動送気装 置の普及が進んでいます。 大腸がんは早期発見により救命することが可能ながんです。 大腸 CT 検査という新しい検査法の導入により、患者様の選択肢が増えることで検査受診 率向上が望まれます。 エーディア(株)と販売提携会社であるエーザイ(株)は「プロト CO2L」を通して、大 腸がん死亡率減少に貢献していきたいと考えています。 38 平成 25 年度 近畿地域放射線技師会学術大会 シーメンス CT における最近の進歩と近未来 シーメンスジャパン株式会社 CT ビジネスマネージメント部 谷川 光 2000 年前後に各社からマルチスライス CT が登場して以来、スライス数の増加にともな う撮影速度の向上、心臓をはじめとする新たな領域への適応など、目覚ましい進化を果たし てきている。 これらを背景に急速な普及と、CT が画像診断における First Choice となるなど診療にお いて必須の地位を得るに至っている。 一方、近年の被ばくに関する国民的関心の高まりは、逐次近似画像再構成法に代表される 低被ばく 化技術の開発・普及をはじめ、より被験者にやさしい医療機器を求める大きなムーブメン トを引き起こしている。 これらはもはやトレードオフの関係にとどめてはおけず、医療機器メーカーにとって新た なる技術的挑戦への強いモチベーションとなっている。 最近のシーメンス CT に投入された新たな技術の一例をあげれば、Photo Diode と A/D Converter を一体化した専用チップによりアナログ伝送に由来するノイズ、クロストークを 排除した動作を可能とした検出器システムである Stellar Detector は、まさに被ばく低減と 分解能向上を両立させている。この開発には膨大な基礎技術の検討から始まり、専用 ASIC の開発、生産設備など大きな投資を必要とした。 まさしく強いモチベーションなくしては実現しえなかった理想の具現化であると言える。 また、登場から 10 年を経た Direct Cooling による高容量と電磁偏向方式による体軸方向 倍密度オーバーサンプリングを可能とした Straton Tube においても、その革新性は色あせ ず、さらなる技術的ブレークスルーを目指した開発が進められている。 今回はシーメンス社の CT に搭載されている様々な技術と、今後の方向性について最新の 情報をお伝えし、第一線の臨床を担う診療放射線技師の方々とディスカッションさせていた だき「医療機器はかくあるべき」という理想をあらためて一緒に考えさせていただく機会に したいと考えます。 平成 25 年度 近畿地域放射線技師会学術大会 39 ランチョンセミナー ③ 看護学学舎 2 階 第 6 講義室 12:10 ~ 13:10 後発造影剤の品質と安全性について 富士製薬工業株式会社 草塩 英治 後発医薬品は,先発医薬品と治療学的に同等であるものとして製造販売が承認され、一般 的に、開発費用が安く抑えられることから、先発医薬品に比べて薬価が安くなっています。 このため、後発医薬品の普及は、患者負担の軽減、医療保険財政の改善に資するものと考え られ、普及が求められてきました。このような背景から、様々な取り組みにより、後発医薬 品の需要は年々増加し続け、数量シェアは 22.8%(平成 23 年 9 月の薬価調査に基づく集計 値)にまで増加しました。 一方、造影剤に関しては非イオン性ヨード造影剤の登場による高い安全性と CT 装置の進 歩から、より質の高い診療を行う上で CT 検査の必要性はますます高くなっており、検査で 使用する造影剤の需要も増加し続けています。加えて 2003 年 4 月から施行された DPC (Diagnosis Procedure Combination;診断群分類)に基づいて評価される入院 1 日あたり の定額支払い制度の普及に伴い、薬価の高い造影剤は色々な意味で注目されています。 弊社においては、国内初となる非イオン性尿路・血管造影剤オイパロミンを 1996 年 7 月 よりバイアル製剤、2001 年 7 月からはシリンジ製剤を開発・販売し、現在ではイオパミド ール製剤としての国内シェアは先発医薬品に次ぐ製剤となりました。 造影剤という特殊な製剤の後発品であることから、これまでも医療機関より品質、安全性 や供給面など様々な意見が挙げられております。このような背景から、今回は造影剤に対す る弊社の取り組みや、現状の製剤品質や安全性について報告させていただきます。 40 平成 25 年度 近畿地域放射線技師会学術大会 ziostation2 ~up-to-date~ アミン株式会社 帆足正勝 はじめに ziostation2 には、様々な分野を対象としたアプリケーションが搭載されている。今回は、 「ziostation2 ~up-to-date~」として、独自の基幹技術である PhyZiodynamics を中心に、 冠動脈解析等機能追加及びアルゴリズム改善によりさらに精度と操作性を高めた各種アプ リケーションについて紹介する。 PhyZiodynamics PhyZiodynamics は、ザイオソフトが独自に開発したボクセルトラッキング技術である。 ボクセルトラッキングによって、任意のボクセルの移動量、速度を算出することが可能と なっており、同一範囲で複数フェーズ撮影されたデーターから任意のタイミングでの位置 を正確に予測することが可能となっている。例えば、10 フェーズのオリジナルデーターか ら 50 フェーズのマルチフェーズデーターを生成することもでき、生体の動きを忠実に再 現することができる。PhyZiodynamics は、フェーズ間の動きを追従して補完した Dynamic 画像の観察や計測を行う機能や MRI でのストレイン解析など ziostation2 の様々なアプリ ケーションや機能に既に応用されている。 また、ボクセルトラッキングの特性上、追従されない不定期に生じるノイズなどが除去 されることにより、画像の SD 値の向上という副次的効果も得られる。CT のボリューム データー化が進み、低被ばく・低線量がメーカーとしての一つの大きな課題であるが、こ の技術がノイズ除去に新たな方向性を示してくれることに期待している。 おわりに PhyZiodynamics による画像ノイズ低減は、全く別のアプローチで低線量化・低被ばく 化をより進める事ができる大きな可能性を秘めていると期待できる。医療の発展に貢献す るため、今後もこのような新技術をはじめ実用的なアプリケーションを開発し、医療現場 へ提供し続けていきたい。 平成 25 年度 近畿地域放射線技師会学術大会 41 平成 26 年度 近畿地域放射線技師会 次回開催挨拶 特例民法法人 奈良県放射線技師会 会長 髙嶋 敏光 近畿地域放射線技師会の申し合わせにより、来たる平成 27 年 2 月 15 日(日)、6 年ぶり に万葉の都、奈良におきまして「平成 26 年度近畿地域放射線技師会学術大会 in NARA」を 開催させて戴くことになりました。この年の 11 月 21 日~23 日には、京都で第 31 回日本 診療放射線技師会学術大会・レントゲン発見 120 年記念大会が開催されますが、その直前 でのイベントでもあり近畿地域放射線技師会の結束力の真価が問われるプレ学術大会の場 であると捉えています。 近畿 2 府 4 県の診療放射線技師の皆さんと共に多くの市民も集って戴けるような大会にす るべく英知を結集して取り組んでまいりたいと考えています。 現在、本会学術委員会を中心に開催要項についての計画を進めておりますが、大会のメイ ンテーマを『新時代への潮流~医療 innovation に応えるために~』とさせて戴きました。 少子超高齢化やがん罹患率の増加が進む社会構造の中で、様々な分野の innovation が拡 大し、医療や放射線分野においても日夜発展を遂げています。 CT、MRI、デジタルトモシンセシスやフルデジタル最新鋭の診断装置のみならず、次世代 のがん治療装置であるホウ素中性子捕捉療法(BNCT)も臨床に導入されようとしており、 今までにも増して医療 innovation による患者さんへの貢献度は高くなっていると感じてお ります。 一方で、私たち診療放射線技師にとっては撮影技術の向上はもとより、読影の補助への対 応や新たな技術革新に伴う高度な知識の習得も不可欠となっています。私たち診療放射線技 師が、新時代への潮流に乗り遅れることなく、着実な対応と成長を遂げ更なる創造力をもっ て患者さんの応えられる人材となることが社会のニーズにマッチするものと確信します。 来年の事を言うと鬼が笑うと言いますが、各県から多くの診療放射線技師が集い合い、新 時代の福来る有意義な学術大会の開催を目指して参りたいと思います。奈良の地で皆様を心 からお待ちしておりますのでどうぞよろしくお願い致します。 42 平成 25 年度 近畿地域放射線技師会学術大会 広告掲載会社一覧 敬称略 キヤノンライフケアソリューションズ株式会社 石黒メディカルシステム株式会社 カイゲンファーマ株式会社 マリンクロットジャパン株式会社 コニカミノルタヘルスケア株式会社 株式会社 AZE バイエル薬品株式会社 ケアストリームヘルス株式会社 富士製薬工業株式会社 富士フィルム RI ファーマ株式会社 株式会社千代田テクノル 株式会社根本杏林堂 富士フィルムメディカル株式会社 堀井薬品工業株式会社 エーザイ株式会社 第一三共株式会社 以下広告 平成 25 年度 近畿地域放射線技師会学術大会 43 平成 25 年度近畿放射線技師会学術大会実行委員 大 会 長 実行委員長 実行副委員長 学術大会総括 轟 河本 北村 原口 実 行 委 員 後藤 正 林 浩二 委 員 武部 義行 楡 隆之 山根 俊教 英彦 勲則 真 隆志 (京都府放射線技師会会長・日本診療放射線技師会近畿地域理事) (京都府放射線技師会副会長) (京都府放射線技師会副会長) (京都府放射線技師会学術常務理事) 森永 泉 渡里 弘 久保田 裕一 中島 智也 丸山 久樹 中川 俊章 松元 誠 城下 克明 古谷 充 新井 喬 四丸 真俊 大西 孝志 山添 三知生 平川 益三 前田 富美恵 皿谷 弘樹 中田 博之
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