信号発生器 取扱説明書 SIGNAL GENERATOR 出力周波数 2664MHz・3206MHz 保証書付 ESG32 本器は、BS左旋帯域(2664MHz) とCS左旋帯域(3206MHz)の伝送確認を行う ※ ための無変調信号発生器です。 ※ 2664MHzは、BS左旋放送ch.24の中心周波数、3206MHzは、CS左旋放送ch.23の中心周波数です。 75Ω用(F型端子) 簡単操作 出力周波数(2664MHz・3206MHz)と出力レベル(100dBμV・ 80dBμV)は、それぞれのボタンで切換えができます。 小型ハンディー信号発生器 電池駆動の小型ハンディー信号発生器ですから、どこにでも持って 行けます。 電池残量確認機能 目次 生産の覇者 MASter of PROduction 信号出力表示灯の点灯・点滅で、電池残量を確認できます。 ESG32 ペ ージ 付属品 ……………………………………………………… 1 安全上のご注意 …………………………………………… 1 使用上のご注意 …………………………………………… 2 各部の名称と機能 ………………………………………… 2 使用手順例 ………………………………………………… 3 接続方法 …………………………………………………… 3 付属品 プッシングアダプター ………………… 1個 ストラップ取付金具 …………………… 1個 ストラップ ……………………………… 1本 測定方法 …………………………………………………… 3 電池残量の確認方法 ……………………………………… 3 ● 正しく安全にお使いいただくために、 電源供給方法 ……………………………………………… 4 ご使 用 の 前に、この「取扱説明書」を よくお読みください。 規格表 ……………………………………………………… 4 ● この 「取扱説明書」 は、 いつでも見ること 保証書 ……………………………………………………… 4 ができる場所に保管してください。 安全上のご注意 ご使用の前に、この「安全上のご注意」(p.1、2)をよくお読みください。 絵表示について この「取扱説明書」 には、製品を安全に正しくご使用いただき、ご使用になる方や他の人への危害、財産への 損害を未然に防止するために、いろいろな表示がしてあります。その表示と意味は次のとおりです。 警告 この表示を無視して、誤った取扱いをすると、人が死亡または重傷を負う可能性が想定される内容 を示しています。 注意 この表示を無視して、誤った取扱いをすると、人が傷害を負う可能性が想定される内容、および、 物的損害のみの発生が想定される内容を示しています。 絵表示の例 記号は、注意(警告を含む)が必要 な内容があることを示しています。 記号は、禁止の行為を示して います。 ●記号は、行為を強制したり、指示 したりする内容を示しています。 1 警告 ● ストラップを持って信号発生器を振回さないでください。ストラップが切れたり、他の人にぶつかったりして、けがの原因となります。 ● ストラップのひもが工作機械・シュレッダーなどに巻込まれたり、建造物の突起部分に引っ掛かったりしないように注意してください。 死亡・けがの原因となります。 ● 万一、煙が出ている、いやな臭いや音がするなどの異常状態のまま使用すると、火災の原因となります。すぐに使用を中止し、電池 を取出し、煙が出なくなるのを確認して販売店へ修理をご依頼ください。お客様による修理は危険ですから絶対におやめください。 ● 雷が鳴出したら、信号発生器やケーブルなどには触れないでください。感電の原因となります。 ● 信号発生器の内部に、金属類や燃えやすいものを入れたり、水などをかけたりしないでください。火災・感電・故障などの原因となります。 ● 電池は、加熱したり、分解したり、火や水の中に入れないでください。電池の破裂・液もれにより、火災・けがの原因となります。 注意 ● 高所で測定するときは、ストラップを身体または固定物に取付けてください。信号発生器が落下して、けがの原因となることがあります。 ● 信号発生器の分解や改造をしないでください。けがや故障の原因となることがあります。内部の点検・修理は販売店にご相談ください。 ● 電池を入れるとき、極性表示 (プラス⊕とマイナス⊖の向き) に注意して、指定表示どおりに入れてください。間違えると、電池の破裂・ 液もれにより、火災・けがや周囲を汚損する原因となることがあります。 ● 指定以外の電池は使用しないでください。また、新しい電池と古い電池や種類の異なる電池をいっしょに使用しないでください。 電池の破裂・液もれにより、火災・けがや周囲を汚損する原因となることがあります。 ● 信号発生器を長期間使用しない場合、必ず電池を取出してください。電池を入れたまま放置すると、液もれにより、火災・けがや周囲を 汚損する原因となることがあります。 ● 万一、電池の液もれが起こったら、販売店にご相談ください。また、液が目に入ったり身体についたりしたときは、こすらずにきれいな 水で洗い流して、すぐ医師にご相談ください。 使用上のご注意 ● 使用温度範囲 (⊖10 〜⊕40℃) で使用・保管してください。使用温度範囲外では正常に作動しないことがあります。 ● 車内に放置しないでください。変形や故障の原因となります。 ● 本器を雨などで濡らさないでください。故障の原因となります。 ● ● 本器を落下させるなど、強い衝撃を与えないでください。故障の原因となります。 過度な力でボタンを押さないでください。故障の原因となります。 各部の名称と機能 RF出力端子 DC5V入力端子(USB MicroBタイプ) 信号が出力されます。 ● 衛星ミキサーなどのBS・CS入力端子に接続して ください。 p.3「使用手順例」をご覧ください。 上部のUSB端子に、市販のモバイルバッテリーから のUSBケーブルを接続し、電源を供給することが できます。 ストラップ取付金具装着部 信号出力表示灯 ● 付属のストラップ取付金具を装着します。 ● ストラップ取付金具に取付けたストラップに、 10kg以上の力を加えないでください。 ストラップ取付金具装着部が破損します。 ● レベル切換表示灯 出力される信号のレベルをLEDの色で表します。 LEDの色 出力レベル 緑 100dBμV 赤 80dBμV 本器の電源がONのとき点灯します。 信号出力表示灯が点灯しているとき、本器から 信号が出力されます。 ● 信号出力表示灯の点灯・点滅により、電池残量を 確認できます。p.3「電池残量の確認方法」をご覧 ください。 ● ● 電源ボタン ボタンを約2秒間長押しすることで、本器の電源 をON・OFFできます。 ● 電源投入時は、出力レベル100dBμV、周波数 3206MHzの信号が出力されます。 ● レベル切換ボタン 周波数切換表示灯 出力される信号のレベルを切換えます。 出力される信号の周波数をLEDの色で表します。 LEDの色 2 出力周波数 チャンネル 周波数切換ボタン 緑 3206MHz CS-L ch.23 出力される信号の周波数を切換えます。 赤 2664MHz BS-L ch.24 BS・110°CS放送の信号の代わりに、本器からの2664MHz・3206MHzの信号を、衛星ミキサー などのBS・CS入力端子から入力してください。 使用手順例 1. 本器とデジタルレベルチェッカー LCT5を直接接続し、レベルを測定します。 信号発生器 ESG32 ( ( 2664MHz 3206MHz 信号発生器ESG32で設定したレベル値より、 デジタルレベルチェッカー LCT5の表示値は 高く表示されます。 デジタル レベルチェッカー※1 LCT5 2. テレビ端子などのレベルを測定し、本器を直接接続したとき (1.の測定値) とのレベル差を確認します。 UHF ① デジタルレベルチェッカーに接続されている75Ω 信号発生器 BS・CS入力端子 ESG32 ケーブルを抜き、衛星ミキサーなどのBS・CS入力 衛星ミキサー 端子を接続します。 デジタル レベルチェッカー※1 ② デジタルレベルチェッカーをテレビ端子などに接続し、 LCT5 2 レベルを測定します。 2664MHz 3206MHz 1 2664MHz 3206MHz ③ テレビ端子などの測定値と、本器を直接接続したとき の測定値のレベル差を確認します。そのレベル差が ①から②の伝送路の減衰量になります。 テレビ端子 (電源挿入型) 2分配器 (全端子電流通過型) 接続方法 ※1 デジタルレベルチェッカーからの給電をOFFにしてください。 測定に使用する75Ωケーブルには、必ず付属のプッシングアダプターを取付けてください。 RF出力端子の故障の原因となります。 1. 測定に使用する75Ωケーブルに、付属の プッシングアダプターを取付けます。 75Ωケーブル 2. プッシングアダプターを、本器の RF出力端子に接続します。 プッシングアダプター ※2 (付属品) プッシングアダプター (付属品)※2 RF出力端子 ※2 付属のプッシングアダプターが破損した場合、別売の変換アダプタ―ESG32F-PUをご使用ください。 ご注意 ● 測定に使用する75Ωケーブルには、必ず付属のプッシングアダプターを取付けてください。RF出力端子の故障の 原因となります。 RF出力端子が故障した場合、有料修理となります。 測定に使用する75Ωケーブルに取付けるコネクターは、必ずコンタクトピン付のC15形をご使用ください。 コンクトピン無しのコネクターを使用すると、プッシングアダプターの故障の原因となります。 ● プッシングアダプターに取付ける75Ωケーブルのコンタクトピンが曲がっていないか確認してください。 ● 測定方法 1. 電源ボタンを約2秒間長押しします。(信号出力表示灯が点灯します) 2. 周波数切換ボタンを押し、出力する周波数を決定します。 3. レベル切換ボタンを押し、出力する信号レベルを決定します。 4. 接続したデジタルレベルチェッカー LCT5や、スペクトラムアナライザー などでレベルを測定します。 レベル切換表示灯 周波数切換表示灯 電源投入時は、出力レベル100dBμV、周波数3206MHzの信号が出力されます。 (ラストステート機能はありません) ● 測定中に、レベル切換ボタン、周波数切換ボタンを押すことで、いつでも出力レベルと 出力周波数を切換えることができます。 レベル切換表示灯と周波数切換表示灯の色で、現在の出力状態がわかります。 ● 出力レベル 100dBμV 80dBμV 出力周波数 チャンネル 3206MHz CS-L ch.23 2664MHz BS-L ch.24 3206MHz CS-L ch.23 2664MHz BS-L ch.24 レベル切換表示灯 電池残量の確認方法 電源投入時に、信号出力表示灯が点灯・ 点滅し、電池残量を確認することができます。 表示方法は、右図を参照してください。 緑 赤 周波数切換表示灯 緑 3 2 1 赤 信号出力 表示灯 緑 赤 使用中に電池残量がなくなり、正常に作動し なくなると、信号出力表示灯が、4回点滅し、 電源がOFFになります。 電池の交換を行なってください。 ● 一度使用し、電池残量が少なくなった電池を 使用すると、電源投入時、信号出力表示灯が 点灯することがありますが、すぐに電源が OFFになります。 ● 3 電源供給方法 電池を使用する場合 モバイルバッテリーを使用する場合 本器背面の電池ボックスに、アルカリ乾電池、またはニッケル 水素電池 (単4形、4本) を入れます。 本器上部のDC5V入力端子に、市販のモバイルバッテリーを USBケーブル(MicroBタイプ)で接続します。 1. 本器からシリコンカバーを取外します。 2. ふたを取外して、市販の新しい乾電池を、電池ボックス ※1 に入れます。 3. 電池ボックスにふたを取付け、本器にシリコンカバーを 取付けます。 DC5V入力端子 (本器上部) DC5V ※1 極性(プラス⊕とマイナス⊖の向き) を間違えないように入れてください。 電池ボックス (本器背面) DC5V USBケーブル ご注意 本器に電池は付属していません。 電池は、市販の単4形アルカリ乾電池、またはニッケル水素電池 を使用してください。 ● マンガン乾電池でも使用できますが、作動時間が短くなります。 ● 電池は、4本とも新しい同じ種類のものを使用してください。 ● USBケーブルを使用しての電池充電機能はありません。 ● ● モバイルバッテリー (市販品) 規格表 項目 80dBμV・100dBμV (切換式) 出力インピーダンス 75Ω (F型端子) VSWR 2.5以下 電源電圧 DC6V※2、DC5V※3 消費電力 0.7W※2、0.8W※3 外観寸法 質量 (重量) 10 〜 USBケーブルは、端子の向きを確認して、まっすぐに挿入して ください。 斜めに差したり、 向きを逆にしたり、 過 度 の 力を加えたり すると、 D C 5 V 入 力 端 子 の故障の原因となります。 ● USBケーブルはコネクターを持って接続・取外しをしてください。 ケーブルを持って接続・取外しをすると、故障の原因となります。 40 C 141 (H) ×81 (W) ×35 (D) mm (シリコンカバー含む) 約220g (乾電池含まず) 信号発生器保証書 生産の覇者 定格出力レベル ● MASter of PROduction 2664MHz・3206MHz(切換式) 使用温度範囲 ご注意 規格 出力周波数 ※2 単4形乾電池4本を使用時 ※3 モバイルバッテリーを使用時 見本 ESG32 MODEL 無料修理規定 2K57-006 ○ 取扱説明書などの注意にしたがった正常なご使用状態で、保証期間中に故障した場合、 お買上げの販売店に本製品と本書をご持参、 ご提示のうえ、修理をご依頼ください。 無料修理させていただきます。 ○ 次のような場合、保証期間中でも有料修理になりますから、 ご注意ください。 ・ 本書のご提示がない場合。 ・ 不当な修理や改造による故障および損傷。 ・ 本書に、 お客様お名前、 お買上げ日、販売店名の記入 ・ お買上げ後の輸送、落下などによる故障および のない場合、 または、販売店の発行した、販売店名 損傷。 を確認できる証明書(領収書など) のない場合。 ・ 他の機器などにより誘発する故障および損傷。 ・ 本書の字句を書換えられた場合。 ・ 車両・船舶へ搭載して使用されたときの故障 ・ 火災、地震、風水害、落雷、 その他の天災地変、公害、 および損傷。 塩害、 ガス害、異常電圧などによる故障および損傷。 ・ 設置工事、 施工の不備によって生じた故障および ・ご使用上の誤りによる故障および損傷。 損傷。 ○ 本書は日本国内に限り有効です。 (This warranty is valid only in Japan.) 本書に明示した期間および条件で、 無料修理をお約束します。 保証期間経過後の修理については、 お買上げの 販売店にお問合わせください。 修理によって機能が維持できるときは、 お客様のご要望により、 有料修理いたします。 SU(TK)・67-6006-1T 4 製品向上のため 仕様・外観は変更することがあります。 JUL., 2016
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