「六波羅蜜」∼精進∼ 2010 - Rissho Kosei-kai

Buddha's Wisdom Changes Your Life
2010
7
Volume 58
Rissho Kosei-kai
「六波羅蜜」∼精進∼
今月は「六波羅蜜」の中の4番目の修行である
「精進」
は壁にぶつかったり、思い通りにいかないことが起こっ
について紹介します。
たりもします。
経典の「無量義経十功徳品第三」の中の一節に、
「懈
私は今、毎週日曜日に、教会の青年部の仲間と駅や
怠を生ずる者には精進の心を起さしめ」
とあります。こ
お寺の前に立ち、
ARMS
こでいう
「懈怠」とは自分のやるべきことを怠けること
ています。見ず知らずの通行人に声をかけ、署名をもら
であり、
「 精進」とは自分のやるべきことに一心に励む
うのです。当然、
声をかけても無視されたり、
「じゃまだ!」
ことです。例えば、
「学生」だったら遊びに夢中になるの
と怒鳴られたりすることがあります。私はそうした場面
ではなく、勉強に励むこと、
働いている人だったら、
自分
にあうと、心がひるんでしまって、途中で投げ出したく
の仕事にうちこむこと、習い事をしている人だったら、
なってしまいます。
その練習に励むことです。
でも、そうした状況に陥ってもあきらめずに、一度決
自分の使命を果たすことは、実は自分自身の価値を
めた目標に向かって努力し続けることが本物の「精進」
生かすことであり、
すべての人がそうすることができれ
であると教えられています。それは逆境こそ自分が成
ば、
すべてのものが調和した理想の世界、
つまり仏の世
長できるよいチャンスだからです。
界が実現すると法華経では教えられています。
この街頭署名は今年の9月まで毎週続けられます。
ところが、一生懸命に勉強や仕事に励んでも、必ずし
少しでも自分を成長させることができるよう、最後まで
も満足できるような結果が出るとは限りません。時に
あきらめずに活動に参加し続けようと思います。
DOWN!の街頭署名を行っ
家庭教育公開講座 in スリランカ
2010年5月19日、スリランカのコロンボ市にあるイシワタ
ダー教育、
アヌラーダプラで公開講座、そしてキャンディ法座所
高校にて家庭教育公開講座が開催されました。こちらはスリラ
にて研修が催されました。
ンカ教会教務部長のエドワード・チャンドラセケナ・ガミニ氏の母
スリランカでは、今後はこれまで家庭教育を学ばれたリーダー
校で、子供たちの鼓笛隊による盛大な歓迎を受け、約300名の
さん方を中心に自主的な学習活動を活発に展開していく予定だ
聴衆が見守る中、講演会がスタートしました。講師の話に耳を傾
そうです。家庭教育の教えがスリランカの地でも根を下ろし、枝
け、質問をする、皆さんの熱心な姿が印象的でした。
葉を伸ばし、親子の本当の幸せを実らせるよい機会となりつつ
公開講座の前後には、スリランカ教会道場にて家庭教育リー
あります。皆さんのますますのご活躍が期待されます。
竹村欣三氏 ご逝去のお知らせ
本会理事(責任役員)であった竹村欣三氏
布教伝道、宗教協力、平和実現など庭野日敬
が6月17日都内の病院で亡くなられました。83
開祖の国内外での活動をそばで支えられ、
その
歳でした。22日に行われた告別式では、親交の
後海外布教区長、佼成出版社社長を務められ
深かった南アジア伝道区長兼バンコク教会の ました。長年開祖に仕えた経験から、その徳望
長谷川泰弘教会長が導師を務め、多くの参列
や人柄を多くの人へ伝えることを使命とされ、機
者とともに読経供養をあげました。
関紙誌等へ多くの記事を寄稿し、著書も多く残
竹村氏は1951年に入会、1958年に教団
されました。
本部へ入職されました。会長秘書室長として、
素直に「ありがとう」のひとことを
立正佼成会 会長 庭 野日鑛
自分を愛し、先祖を敬す
7月といえば盂蘭盆会の時期ですが、
そのころにお
墓参りをするご家庭も多いのではないでしょうか。
「こうして、
いまあるのは、先祖のおかげさま」
との思
いからお墓に参り、感謝のまことを捧げる、
日本に古く
からある習わしです。
江戸時代末期の篤農家・二宮尊徳翁は、
先祖から
伝わる生命の連続性をとらえて、
「父母も そのちち
ははも わが身なり 我を愛せよ われを敬せよ」
と
いう道歌を残されています。すなわち、亡き父母や先
祖へ感謝を表わすいちばんの方法は、
自らを敬愛す
ることだと。
確かに、
生命をつないでくださったことへの感謝とし
て、
その先端に連なる自分を愛し、敬すること以上の
表わし方はないかもしれません。
そのように考えると、
先祖を思うひとときは、
自らの生命を見つめ直す機会
でもあります。
さて、墓参などの、
目に見えない存在に対する感謝
は、習慣や文化も手伝って比較的できやすいもので
すが、
目の前にいる家族などに対してとなると、
「あり
がとう」のひとことさえ、
なかなか口に出せない人が多
いのではないでしょうか。
まず自分から
「ありがとう」を
人は、
何かこだわりやとらわれがあると、
たとえ好意
う」の語源は、
「あり得ないこと、
存在し得ないことを起
や善意を受けても、
素直に「ありがとう」
といえないこと
こしてくださった!」
と、
神仏を讃歎して発した
「有り難し」
があります。
自己中心性や自己顕示欲、
あるいは猜疑
からきているといわれます。外国語の「サンキュー」や
心や不信感などを取り去れば、
感謝の言葉が自然に
「メルシー」が、人と人が交わす感謝の言葉だとすれ
出てきて、
そこに調和が生まれます。
ば、
それより大きな意味あいをもつのが日本語の「あり
また、
それは相手を敬うこと、肯定することであり、
がとう」
なのだといえます。
他を合掌する心と一つのものです。
ですから、人から
縁起の法によって成り立っているこの世界には、
何かしてもらったとき、
すぐに「ありがとう」のひとことを
未知なることや不思議なことがたくさんあります。
まさ
口にすることが、
とても大事だと思うのです。
に「有り難し」の連続です。
そのうえ「仏向上」
という
好意や善意をそのまま有り難く受けとるのが、
仏・菩
教えからすれば、私たち人間は、悟りの知見への無
薩の心といわれますが、感謝の言葉によってその場
限の向上という謙虚さと感謝の気持ちを忘れてはな
が和むのは、
いわば神仏が「善哉、善哉」
とほめてく
らないようです。
ださっているからなのかもしれません。
ですから、
自分
釈尊は「尊敬と謙遜と満足と感謝と、時に教えを
の思いや都合はさておいて、
「ありがとう」
と口に出し
聞くことが、
こよなき幸せである」
と説かれています。
自
ていうことが大切で、
それは、人に喜んでもらえること
他の生命を尊び、
向上をめざして謙虚さを忘れず、
ど
にもつながります。
のような現象も笑顔で「ありがとう」
と受けとるとき、
そこ
さらにいえば、
たとえ不愉快な言葉や怒りをぶつけ
に最上の幸福がある──そういわれるのです。
られても、怒り返すのではなく
「教えてくださってありが
家庭においても、組織においても、人間関係が何
とう」
といえたならば、雰囲気はまた大きく変わってきま
かとギスギスし、
閉塞感の漂う昨今ですが、
「ありがと
す。
自分自身の気持ちも楽になり、
ゆとりをもって受けと
う」の言葉は、
必ずそこにあたたかさと和やかさをもた
れます。
らしてくれます。
それには、
まず自分から先に実践して
その意味で、
「ありがとう」のひとことはほんとうに不
いきましょう。
思議な力をもっているといえますが、
そもそも
「ありがと
『佼成』2010年7月号より
開 祖 さま に 倣 い て
立正佼成会 次代会長 庭野光祥
2008年3月5日に発刊された庭野光祥次代会長の著書、
『 開祖さまに倣いて』
から一部を抜粋して連
載します。尚、
太字の文章は、
『 開祖さまに倣いて』の中で、
開祖さまのご著書もしくはご法話から引用
されている文章です。
仏性を発見する……懺悔
最も根源的な懺悔は、仏さまに生かされていることをしっかりと思い出すことであり、
「仏
さまに生かされていながら、それにふさわしい行動をしているかどうか」を反省するこ
とである。
(『法選』別 P158)
開祖さまは、
「素直な懺悔ほど、尊いものはない。素直に懺悔のできる人は、すぐに
救われるんだよ」と、
おっしゃっていました。
懺悔とは、単に過去の行ないをふり返り、後悔することではありません。
「ありのまま」
を見ることができなかったこと、仏さまの願いに気づかなかったことを懺悔するのです。
それが仏になる道を歩む私たちの「懺悔」です。
本当の懺悔ができたとき、
その問題の起きた本当の理由が見えてきます。その理由
は、
「そのことが起きた原因」ではなく、
「そのことが起きた目的」なのです。
最高の懺悔はすべてのものごとのほんとうのあり方をとらえる
〈諸法実相を観る〉
こと
にあるのだということを、
ここでハッキリと教えられています。
(『新釈』10 P172)
私たちが仏さまに近づけないとき、
それはものごとを善悪で見ているときです。
もっと
幸せになりたいと願い、同じ過ちをくり返さないようにすることも大事です。
けれども、法華経の世界は、
ものごとを善悪で見て、
自分の悪いところを直して変わる
世界ではありません。善悪を超えた仏さまの願いに気づくことで、心が苦から離れ、
「あ
あ、
そうだった。私の生きている目的はここにあったのだ」と、
いまいるその場、
自分の住む
世界がそのままで、泥沼に花が咲いたような世界に一変する。それが法華経の世界
です。
仏教でいう懺悔とは、
自分の本質の尊さと、現実の自分の不完全さの両方を、つねに
凝視することをいうのです。
(『法選』別 P156)
若い女性がいました。彼女は体が弱く、
よく体調を崩しては入院し、点滴の注射を受
けていました。
ところが、血管が細く、点滴の針がうまく入りません。血管を探しながら何
度も針を刺し、痛い思いをして、
ようやく入るということが続きました。
この女性は、点滴
のたびに担当医師に対して腹を立てていました。
「いつもこんな目に遭わされて、なんて腕が悪い先生でしょう。
もっと上手な先生はい
ないのかしら」
そんな思いをつい口に出した女性に、開祖さまがこう言葉をかけました。 「あなたに
点滴をするために、先生はいつも苦労しているんだよ。
こんなに自分のためを思ってく
れる人がいるなんて、幸せなことじゃないか。先生の責任にして病気が治るならば、
そ
れでいい。でも、信仰はそうじゃない」
ハッとしました。自分の見方が間違っていたと、心から思いました。すべての人を拝め
る自分になるために、
この出会いがあったのだ、
と思えたからです。それ以来、彼女は
「先生、いつもお世話になります」と、
ていねいに頭を下げ、診療を受けるようになりまし
た。
開祖さまのお言葉で、すぐに懺悔ができ、不満を感謝に切り替えることができたこの
女性は、問題を宝物とし、喜びにすることができました。
宝物に目を向ける回数を増やすことで、私たちは喜びの多い、豊かな人生を送るこ
とができます。懺悔というのは、
どのような心で生きればいいのかが分かることです。仏
性から出る言葉でふれ合えばよかったのだと分かることです。だから「懺悔は喜び」な
のです。
私どもの心が懺悔をして清浄の気持ちになると、
たちまちに仏さまの心と感応するわ
けであります。
(S48・9・23 普門館)
庭野光祥 にわの・こうしょう
庭野日鑛会長の長女として東京都に生まれる。
学習院大学法学部を卒業し、
立正佼成会の幹部養成機関である
学林本科に学ぶ。
現在、
法華経の研鑽につとめるなか、
教団主行事における参拝者
への講話や国内外での宗教協力活動に取り組み、
次代会長として
の修行を続けている。
統弘氏と結婚。一男三女の母。
仏さまの願いは「仏性に気づくこと」です。ですから、問題を解決するためではなく、
自分の仏性に気づくためにこそ、懺悔するのです。仏性に気づき、
自分の見方が救わ
れの世界を見る「仏の見方」に変わったとき、苦しみすら、仏になるための縁だったこと
が分かり、喜びになるのです。
問題そのものが、仏さまの救いなのですから、気づけば卒業です。私たちが仏さまの
願いに気づき、仏性を開けば、
オセロゲームの駒がパタパタと裏返っていくように、問
題は消えていきます。法華経の懺悔は、人さまと一緒に、仏になることです。
『開祖さまに倣いて』
(佼成出版社)
P.168∼173より
心と言葉のかけ方で、変わる世界 3
S
piritual
Journey
武生教会長 川本貢市
※この説法は、2010年4月4日に大聖堂にて執り行われた 開祖さまご命日式典でのものです。3回にわたって連載します。
支部長さんはAさんに、
「ご本尊はご主人にご本部で行って
もらいなさい」
と言われました。佼成会に反対の主人にどう言お
うか悩みました。
Aさんは言いました。
「娘のとも子に好きな人が
できたんや。
とも子のためにご本部へいってくれんか」
と言うと、
「わかった」
とご主人は言われました。
ご主人は、
その言葉通りご本尊をいただきに本部に行かれ、
家にご本尊を頂いて帰ってきました。
そして、
その翌日から、11
年間引きこもっていた息子さんが仕事に行くようになりました。
不思議なことでした。
Aさんは、
「ご本尊をいただきたい」
と決心し、父親とご主人
に下がっていく中で、
振り返り、
自分自身の心に気づかれました。
そして、
今までの見方を懺悔され、
変わっていかれました。見方
が変わった時、
息子さんがAさんへの不足を言ってくれるように
なりました。不足を言ってもらえるAさんに変わっていました。
ご
主人が子供を大事に思っていたことも分かりました。
Aさんは
周りが変わる体験をしました。
支部長さんと共に関わらせて頂く中で、手取りの素晴らしさ
を感じました。手取りや人さまに関わらせて頂き、
振り返ることが
でき、
見方が変わりました。
ご本尊を頂くことによって、
ものごとが
整っていきました。
なんとか幸せになってほしいと誠実に関わっ
た支部長さんの姿と変わっていこうとするAさんの素直な姿を
脳梗塞を患ったお父さんに、
「ごはん、
これでいいか?」
と聞く
と、
「ありがとう」
と思ってもない言葉が返ってきました。父親はケ
チで、
「ありがとう」の言えない人だと思っていました。
しかし、
そ
見た時、
自分は純粋に人に接していたのだろうか、人さまの苦
しみを誠実に感じていたのだろうか反省させられました。
Aさんは今、
ありがたく、
喜びでいっぱいです。組長さん方は、
うではなく、
家のリフォームにもお金を出し、
「ありがとう」の言える
その喜びの姿に引きずられるように、
手取りやお導きをされてい
人だったことに気づきました。
Aさんは申し訳なく思いました。
ます。
Aさんは、
組長さん方に、ぜひご本尊様を頂いて、
幸せに
さらに、
手取りの中で、
Aさんは息子さんとの会話を思い出し、
息子さんの気持ちを聞いていないことに気づきました。
その頃、
なってほしいと願っています。
皆さん、
素晴らしい方々です。
相手の方のお話を聞かせていただき、
心と言葉のかけ方で、
息子さんからこう言われました。
「お母さんは、
じいさんと一緒で、
変わる世界を聞かせていただいています。私たちの縁のなり方
人の話を最後まで聞かんし、
自分勝手や。」息子の言葉に「ホ
で、
仏さまの世界が現れることを見させていただいています。
ヤ」、
そうだなと心に思いました。
「ごめんな」
「これからのお母さ
ん見てな」
というと、
「わかった」
と息子さんは応えました。
そして、
手取りの中であるご夫婦の喧嘩をみたとき、
「私の主人はいい
会員さん方のお役に立てるよう、
修行・精進をお誓いして、
開
祖さまご命日式典の説法のお役とさせていただきます。
皆様、
ご清聴ありがとうございました。
人やな」
と思えました。
ᴿ
shanzaiでは、皆さまから信仰体験をお寄せいただいております。あなたの信仰体験を、
shanzaiで世界中の皆さんに
お分けしてくださいませんか? ご投稿、
お問い合わせは、
[email protected]まで。
(終)
開祖庭野日敬の教え
ご守護をいただける心
ただ無我夢中でやってきただけなのに、大した間違いも
ものがまるでない。
まったくの無私の奉仕で、
自分のことなど
なく、
よくここまでこれたものだと思うことがあります。
考える暇もなく、
ただただ相手になんとか教えを分かってもら
会を始めた当時、
私は牛乳配達、
法座、
お導き、
お祀り込み
いたい、
幸せになってもらいたいという一心で、
自分が感じた
と、
もう夢中で一日一日を過ごしてきました。
たまに予定が何
とおりに信者さんに申し上げると、
それがズバリと的中する。
もなくて、
今夜はゆっくりできそうだと思っていると、
やれ急病
そのとおりにみなさんが実行して幸せになっていかれるので
人が出たとか、夫婦げんかをしているからすぐにきてくれ、
す。
といった呼び出しがかかるのです。そうすると、
なにもかも
そうした長いあいだの自分自身の経験で、
「ご守護をいた
放りだしてかけつけなくてはなりません。家のことはすべて
だける心構えとは、無私に徹することだ」
と私は体に刻み込
後回しなのですから、
妻がおもしろくないのは当然です。
ませてもらってきたのでした。
しかし、
ともかく夢中でやっているのですから、
自分という
『開祖随感4』
(佼成出版社)
P.190∼191より
慈済会訪問使節団の一員として、6月12日から台湾を
華経で強調されている菩薩思想なのだ。
とりわけ、開祖
訪れた。慈済会の創始者であり、会員の精神的指導者
さまが説かれているように「自らが観世音菩薩になる」
である證厳法師は一昨年第24回の庭野平和賞を受賞
ことが、彼らの願いなのである。慈済会の会員は、
ボラ
されている。法師は法華経の精神で会員を指導育成さ
ンティア活動によって、自らが観世音菩薩になろうとし
れているが、慈済会の会員の行動力には目をみはるも
ているのである。法華経にはいろいろなタイプの菩薩
のがある。特に、迅速かつ徹底した国際救済活動は内
が登場するが、はたして、あなたはどのタイプの菩薩と
外から高い評価を得ている。こうした活動の源泉は、法
して活躍しようとしているのだろうか。
(鈴木孝太郎)
立正佼成会は1938年に開祖庭野日敬、脇祖長沼妙佼によって創立された、法華三部経を所依の経典とする在
家仏教教団です。家庭や職場、地域社会の中で釈尊の教えを生かし、平和な世界を築いていきたいと願う人々の集
まりです。現在は庭野日鑛会長とともに、私たち会員は仏教徒として布教伝道に励みながら、宗教界をはじめ各界
の人々と手をたずさえ、国内外でさまざまな平和活動に取り組んでいます。
立正佼成会について
Vancouver, Canada
Seattle
London, The United Kingdom
Geneva, Switzerland
Ulaanbaatar, Mongolia
Sukhbaatar
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Kathmandu, Nepal
Paris, France
Lumbini
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Sakhalin, Russia
Klamath Falls
Seoul, Korea
Hong kong
☆
San Francisco
Los Angeles
RKI of North America (Irvine)
Tokyo, Headquarters
Pusan
Masan
Shanghai
Hawaii
Taichung
Jilung
Kolkata
Colombo, Sri Lanka
Dhaka
Mayani
Patiya
Domdama
Cox’
s Bazar
Satbaria
Laksham
Raozan
Oklahoma
New York
Tampa Bay
Dallas
San Antonio
Kona
Maui
Tainan
Pingtung
Kandy-Wattegama
Polonnaruwa
Habarana
Galle
Denver
Chicago
Dayton
San Mateo
Taipei
Chittagong, Bangladesh
Sacramento
San Jose
Colorado
San Diego
Las Vegas
Arizona
Singapore
Bangkok, Thailand
RKI of South Asia
Sao Paulo, Brazil
Sydney, Australia
Mogi das Cruzes
Sao Miguel
Rissho Kosei-kai International Branches
SHAN-ZAI 2010年7月号(Vol.58)
【発行】 立正佼成会 国際伝道本部
〒166-8537 東京都杉並区和田2-6-1 普門館5F Tel; 03-5341-1124 Fax; 03-5341-1224 E-mail; [email protected]
編集責任者:鈴木孝太郎 編集チーフ:松岡志帆 編集スタッフ:池淵千佳・今藤亜希子・工藤友紀乃・斎藤華央留
※このニュースレターは、
「日本語版」
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「中国語版」
「ポルトガル語」
「タイ語版」
がございます。
また、号によってはその他の言語版が発行されることがあります。 ※ご意見・ご感想・ご不明な点などがございましたら、
ご遠
慮なく上記の連絡先までお寄せください。 ※二次使用をされる際には、
国際伝道本部までご連絡ください。
Rissho Kosei-kai
Oversea’s Dharma Centers
Rissho Kosei-kai International
5F Fumon Hall, 2-6-1 Wada, Suginami-ku, Tokyo, Japan
Tel: 81-3-5341-1124
Fax: 81-3-5341-1224
Rissho Kosei-kai International of North America (RKINA)
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CA 92612, U.S.A.
Tel : 1-949-336-4430 Fax: 1-949-336-4432
e-mail: [email protected] http://www.buddhistcenter-rkina.org
2010
Rissho Kosei-kai of Chicago
1 West Euclid Ave., Mt. Prospect, IL 60056, U.S.A.
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Rissho Kosei-kai of Dharma Center of Oklahoma
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Rissho Kosei-kai Buddhist Center of Dallas
Branch under RKINA
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Fax: 886-6-289-1488
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Tel: 1-650-359-6951 Fax: 1-650-359-5569
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Rissho Kosei-kai of Seattle’s Buddhist Learning Center
28621 Pacific Highway South, Federal Way, WA 98003, U.S.A.
Tel: 1-253-945-0024 Fax: 1-253-945-0261
e-mail: [email protected]
Rissho Kosei-kai of Sacramento
Rissho Kosei-kai of Pingtung
No.4, Lane 60, Minquan Road, Pingtung City,
Pingtung County 900
Tel: 886-8-732-1241
Fax: 886-8-733-8037
Korean Rissho Kosei-kai
423, Han-nam-dong, Young-San-ku, Seoul, Republic of Korea
Tel: 82-2-796-5571
Fax: 82-2-796-1696
e-mail: [email protected]
Korean Rissho Kosei-kai of Pusan
1258-13, Dae-Hyun-2-dong, Nam-ku, Kwang-yok-shi, Pusan,
Republic of Korea
Tel: 82-51-643-5571
Fax: 82-51-643-5572
Korean Rissho Kosei-kai of Masan
Branches under the Headquarters
Rissho Kosei-kai of San Jose
Rissho Kosei-kai of Hong Kong
Rissho Kosei-kai of Vancouver
Flat D, 5/F, Kiu Hing Mansion, 14 King’s Road, North Point,
Hong Kong, Special Administrative Region of the People’s Republic
of China
Tel: 852-2-369-1836
Fax: 852-2-368-3730
Lotus Buddhist Circle
851 N San mateo Dr, San Mateo, CA 94401, U.S.A.
Rissho Kosei-kai of New York
320 East 39th Street, New York, NY 10016, U.S.A.
Tel: 1-212-867-5677 Fax: 1-212-697-6499
e-mail: [email protected]
Rissho Kosei-kai of Ulaanbaatar
39A Apartment, room number 13, Olympic street, Khanuul district,
Ulaanbaatar, Mongolia
Tel & Fax: 976-11-318667
e-mail: [email protected]
Rissho Kosei-kai of Sukhbaatar
Rissho Kosei-kai of Sri Lanka
18 Toot, 6 Orts, 7 Bair, 7 Khoroo, Sukhbaatar district, Ulaanbaatar,
382/17, N.A.S. Silva Mawatha, Pepiliyana, Boralesgamuwa, Sri Lanka
Tel: 94-11-2826367
Fax: 94-11-4205632
Mongolia
Rissho Kosei-kai of Sakhalin
Rissho Kosei-kai of Polonnaruwa
1-72 Amyrskaya Street, Yuzhno-Sakhalinsk
693000, the Russian Federation
Tel & Fax: 7-4242-43-78-56
No. 29 Menik Place, Kaduruwela, Polonnaruwa,
Sri Lanka
Rissho Kosei-kai (Geneva)
151, Damulla Road, Habarana, Sri Lanka
1-5 route des Morillons P.O Box 2100 CH-1211 Geneva 2 Switzerland
Tel: 41-22-791-6261
Fax: 41-22-710-2053
e-mail: [email protected]
Rissho Kosei-kai of the UK
Rissho Kosei-kai of Habarana
Rissho Kosei-kai of Galle
“Suwisal” Bataganwila, Imaduwa, Sri Lanka
Rissho Kosei-kai of Kandy-wattegama
12 Station Road, Kapugastota, Sri Lanka
Rissho Kosei-kai of Venezia
Castello-2229 30122-Venezia Ve Italy
Tel: Contact to Rissho Kosei-kai (Geneva)
Rissho Kosei-kai of Paris
86 AV Jean Jaures 93500 Tentin Paris, France
Tel: Contact to Rissho Kosei-kai (Geneva)
Rissho Kosei-kai of Sydney
Rissho Kosei-kai of Singapore
International Buddhist Congregation (IBC)
5F Fumon Hall, 2-6-1 Wada, Suginami-ku, Tokyo, Japan
Tel: 81-3-5341-1230
Fax: 81-3-5341-1224
e-mail: [email protected] http://www.ibc-rk.org/
Rissho Kosei-kai of South Asia Division
201 Soi 15/1, Praram 9 Road, Bangkapi, Huaykhwang
Bangkok 10310, Thailand
Tel: 66-2-716-8141
Fax: 66-2-716-8218
Branches under the South Asia Division
Delhi Dharma Center
B-117 (Basement Floors), Kalkaji,
New Delhi-110019, India
Tel: 91-11-2623-5060
Fax: 91-11-2685-5713
e-mail: [email protected]
Rissho Kosei-kai of Kolkata
E-243 B. P. Township, P. O. Panchasayar,
KOLKATA 700094, India
Rissho Kosei-kai of Kathmandu
Ward No. 3, Jhamsilhel, Sancepa-1, Lalitpur,
Kathmandu, Nepal
Tel: 977-1-552-9464
Fax: 977-1-553-9832
e-mail: [email protected]
Rissho Kosei-kai of Lumbini
Shantiban, Lumbini, Nepal
Other Groups
Thai Rissho Friendship Foundation
Rissho Kosei-kai Friends in Shanghai
201 Soi 15/1, Praram 9 Road, Bangkapi, Huaykhwang
Bangkok 10310, Thailand
Tel: 66-2-716-8141
Fax: 66-2-716-8218
e-mail: [email protected]
114, Nanshi Si Road, Zenruzhen, Putuo-qu, Shanghai, China
Rissho Kosei-kai of Bangladesh
85/A Chanmari Road, Lalkhan Bazar, Chittagong, Bangladesh
Tel/Fax: 880-31-2850238
Rissho Kosei-kai of Dhaka
House No.465, Road No-8, D.O.H.S Baridhera,
Dahka Cand.-1206, Bangladesh
Tel: 880-2-8316887
Rissho Kosei-kai of Mayani
Mayani Barua Paya, Mirsarai, Chittagong,
Bangladesh
Rissho Kosei-kai of Patiya
Patiya, Post office road, Patiya, Chittagong, Bangladesh
Rissho Kosei-kai of Domdama
Domdama, Mirsarai, Chittagong, Bangladesh
Rissho Kosei-kai of Cox’s Bazar
Phertali Barua Para, Cox’s Bazar, Bangladesh
Rissho Kosei-kai of Satbaria
Satbaria, Hajirpara, Chandanish, Chittagong, Bangladesh
Rissho Kosei-kai of Laksham
Dupchar (West Para), Bhora Jatgat pur, Laksham, Comilla,
Bangladesh
Rissho Kosei-ka i of Raozan
West Raozan, Ramjan Ali Hat, Raozan, Chittagong, Bangladesh