イレブンエクシード通信 11月号

イレブンエクシード通信
11月号
経営理念
「私たちは安全で安心して生活でき豊かな社会を創造します。」
当社は、「安全」な環境であれば「安心」な生活ができると考えます。
豊かな社会とは「安全」で「安心」して生活すること、すなわち安全で安心して生きることで
感じることであります。豊かな社会を渇望することで新たな社会を創造していくことができます。
誰でも楽しく生活することのできる豊かな社会を皆でつくりあげましょう。
だんだんと朝晩は肌寒くなってきましたね。今年はインフルエンザが早くも流行っているそうです。
皆さんも早めの予防をおススメします。
編集担当 岡本 知子
今月のイレブン通信は、
私がお答えします!
『住宅リフォームにおける質問あるある』
と題して、『内装工事編』をテーマにQ&A式でお伝えします。
永田
淳一
内装工事
Q,壁紙の貼替工事をお願いする際、家具などは全て移動する必要がありますか?
A,作業スペースを確保するために家具などは移動しながら工事を進めていきます。
大きな家具など、移動に人手が必要な場合は別途、費用のご負担をお願いする場合があります。
家具などの中に入っているものは、事前にお客様の方で出しておいていただくよう、
お願いをしております。
工事が終わりましたら、元の位置に戻していただいても大丈夫ですが、貼替直後は壁紙が
水分を含んで柔らかいので、壁紙に触れないように注意が必要です。翌日には水分も抜けて
いきます。
また、貼替の際に、糊の臭いがしますが、人体への影響はありませんので、ご安心ください。
洋間6帖のお部屋の貼替ですと、1日で工事は完了します。
リビングなどの広いお部屋は、工事に数日かかりますが、お客様の生活に支障をきたさないよう
工事前に十分お打合せさせていただきます。
Q,壁紙は、自分で貼替できますか?
A.できます。しかし…材料と道具、そして貼替の技術が必要です。
壁紙や専門の道具・材料は、ホームセンターで販売されていますので、調達は可能です。
問題は貼替の技術です。
壁紙を貼替る工程は、
「古い壁紙をめくる」→「下地を補修する」→「新しい壁紙を貼る」
という具合です。
『古い壁紙をめくる』
カッターナイフなどを使用しますが、壁や天井に刃先を深く入れてしまうと、それが原因で
貼替後に壁紙が裂けてくることがあります。
『下地を補修する』
古い壁紙をめくった後、壁紙を貼る下地の凹凸をなくすために補修をします。下地の状態が
悪いときは、パテ処理という工程が追加されます。
『新しい壁紙を貼る』
壁には窓・カーテンレール、コンセント・スイッチ類やエアコン、天井には照明器具もあります。
特に器具類の部分は施工が難しいです。
冒頭で「できます」とお答えしましたが、相当な技術が必要になりますので、内装工事の
専門家に依頼されることをおすすめします。
「でも、自分でやってみたい!」という方は、最初、専門家に依頼して、職人さんの仕事を
みてからチャレンジされてもいいかもしれませんね(笑)
Q,子供部屋を増やしたいが、どこでも仕切ることはできますか?
A,どこでも仕切ることはできます。
工事の方法としては、木材、プラスターボード等で壁を造り、壁紙等で仕上げます。
壁の造作のほかに照明スイッチ類・コンセント、エアコンの増設に伴う電気工事や
火災報知器の設置が必要です。新しく扉の設置工事等も発生します。
また、工事の際、材料を加工するための作業スペースの提供をお願い致します。
2メートル近い材料を加工します。
お部屋を仕切った際、想像していたより狭く感じたり、圧迫感をおぼえる場合がありますので、
お客様とは事前に十分なお打合せをさせていただいております。
Q.畳や襖、障子を貼替る目安はありますか?
A.畳は使用年数や劣化の状態によって、メンテナンス方法が変わってきます。
一般的に「裏返し」
「表替え」
「新畳」と3通りのメンテナンスがあります。
『裏返し』
新しい畳を使用してから2~3年以内で畳表が日に焼けた程度であれば、畳表を裏返して
新しい畳縁で貼り直します。これだけでもだいぶリフレッシュします。
『表替え』
畳の表面のゴザ部分が擦り切れてイ草の細かいものが座布団や衣服に付着するように
なったら、畳表と畳縁を新品に交換する目安です。これが畳の「表替え」です。
『新畳』
畳の上を歩いた時に凹みを感じるようになったら、「畳床」の劣化が原因だと思われます。
この状態になると、新品の畳への交換時期です。
畳はお部屋の模様替えをするときにメンテナンスされることもおすすめします。
家具の位置が変わることで、畳の変色により、色合いに違いが出てしまいます。
襖や障子ですが、破れてしまったり、変色が進んできたら、貼替をおすすめします。
お客様からご相談をいただきましたら、傷みの状態を確認したうえで、最適なメンテナンス方法
をご提案致します。
また、作業は専門工場で行いますので、畳や襖、障子は一旦、お預かりをさせていただきます。
当日、納品ができない場合もありますので、事前にお客様とお打合せをさせていただいて
おります。
今回、私達が、普段生活をしていく中で、気になる住宅リフォーム
の疑問を聞いてみましたが、壁紙を貼替する時の注意点や、子供部
屋などを増やす際にコンセント、エアコン、火災報知器などの設置
が必要になることを知り、今後の参考になりました。
私達が思っている以上に、リフォームは奥が深いと知ることが出来
ました。
専門家しか分からない事や注意しておきたいことを詳しく聞くこと
ができたと思います。
今月のニュース
建物管理会社として取り組み
~台風接近に備えて~
今年の台風シーズンは発生が遅かった 1 号、その後はスピード発生、
Uターン台風 10 号など、異例ずくめでした。
9/21 には台風 18 号がこの地方にも接近しました。
弊社では台風の接近に備えて、建物管理業務をさせていただいている建物の巡回点検を実施しました。
屋上の排水口にゴミが溜まっていないか、点検します。
屋上は普段あまり人が立ち入ることがないため、大雨時に排水口の詰まりによるトラブルの恐れがあります。
掃除実施
事前に出来る対策を行っていると、大きな被害が避けられます。
これからの季節、落葉も多くなりますので気をつけたいですね。
塔屋(エレベーター機械室)の上にも
排水口があります。
なかなか普段、目が届かない所にも
風で飛んできた落葉や、カラスが咥えて
きたゴミが溜まっている恐れがありま
す。
看板やのぼり旗を出しているテナント様には強風で飛ばされてしまう危険があるため、台風が通過するま
で、撤収していただくなど、お声をかけさせていただきます。
今年の台風シーズンは終わりを迎えましたが、皆様の会社でも屋上など、普段あまり人が立ち入ることが
ないところの定期的な点検をおすすめいたします。
「イレブンエクシード通信」は、弊社とお取引させていただいた方に送付させていただいております。
ご不要の場合は、恐れ入りますが、ご一報ください。