熱機械分析装置(TMA)講習会 日時:平成 26 年 9 月 11 日(木)13 時より 会場:専攻科棟1F 視聴覚室および地域連携テクノセンター 「熱物性の基本的なデータを得られる分析法」 熱機械分析装置 今回のテクノセミナーで紹介する熱機械分析装置(TMA)は、 試料を加熱または冷却した際に、非振動的な荷重を加えて、その 形状変化を温度の関数として測定する装置です。TMA の荷重条件 は、対象となる試料の形状に応じて、圧縮荷重、引張荷重、ペネ トレーション、曲げの 4 種類の測定モードがあります。圧縮荷重 モード、引張荷重モードでは、膨張量から膨張率・膨張係数を ペ ネトレーションでは、ガラス転移温度を求めることができます。 本校では、これまで熱重量測定 TG、示差熱分析 DTA および示差 走査熱量 DSC といった熱分析装置を活用しておりましたが、昨 年度、初めて TMA( (株) リガク TMA8310)を導入いたしました。本装置には、液体窒素自動供給アタ ッチメントを付属しており、-150℃~600℃までの測定が可能です。TMA8310 では圧縮荷重法により、棒 状、板状試料の熱膨張を計測することができ、引張荷重法により繊維、フィルム状試料の測定を行うこ とができるため、幅広い分野での利用が期待されます。 今回は本装置(TMA)の利用拡大を目的として,会員企業のみなさまに装置の説明と,利用方法の概要 を知っていただく講習会を開催いたします。関心をお持ちの方はぜひご参加ください。 主催:群嶺テクノ懇話会・群馬工業高等専門学校地域連携テクノセンター
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